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【東日本大震災15年】近鉄社員が研修 避難生活での配慮学ぶ

段ボールハウスを組み立てる参加者ら=奈良市

平成23年の東日本大震災の発生から15年となった11日、近鉄グループホールディングス(GHD)や近畿日本鉄道などは奈良市尼辻北町の近鉄スポーツセンターで避難生活を疑似体験する社員研修を行った。参加者は避難時に使用する段ボールハウスや簡易トイレを組み立て、避難生活で必要となる配慮について学んだ。
同GHD傘下のKNT|CTホールディングスが昨年発売した防災教育の体験プログラムを社員研修に初めて活用。同GHD、近鉄の社員ら43人が参加した。
NTT東日本防災研究所の笹倉聡所長が災害発生時の初動の重要性、避難所生活で受けるストレスなどについて講演。参加者は3班に分かれ、簡易トイレや段ボールハウスの組み立て、避難所の区画割りとルール作りを体験した。
近鉄本社(大阪市)に勤める森さやかさん(39)は「日頃、乗客の避難誘導訓練などに携わっているが、避難後についてはニュースでしか知らなかった。勉強になった」と述べ、本社勤務の大塚崇裕さん(53)も「1人当たり2平方㍍の区画は意外と狭かった。自分が避難することがあれば、積極的に避難所設営にかかわりたい」と話していた。
同GHDリスク管理室の藤巻恵部長は「近畿地方は南海トラフ地震などの災害リスクを抱えている。研修を通じ、災害に直面しても必要な行動をすぐに起こせるよう、社員の意識を高めたい」と話していた。

【東日本大震災15年】東大寺大仏殿で慰霊法要 復興祈る

大仏を前に東日本大震災の犠牲者を慰霊する法要を営む僧侶ら=奈良市の東大寺大仏殿

平成23年の東日本大震災の発生から15年となった11日、奈良市の東大寺大仏殿では慰霊法要が営まれ、僧侶らが震災で亡くなった人たちの冥福とともに被災地の復興を祈った。
この日は、二月堂修二会(しゅにえ、お水取り)の本行中のため参籠(さんろう)している練行衆以外の僧侶が大仏殿に集まった。橋村公英別当が法要の趣旨を盛り込んだ表白を読み上げた後、僧侶らが読経した。訪れた人らも静かに手を合わせていた。
地震が発生した午後2時46分には、大仏殿東側の大鐘がつき鳴らされた。
法要後、橋村別当は「お参りされた皆さんと一緒に、大仏様のおひざ元で亡くなった方々の冥福と、被災した人らの心の復興をお祈りすることができました」と語った。東大寺では震災の翌年から慰霊法要を営み、東北の被災地に思いを寄せている。

「広陵町のイチゴおいしいよ」 町観光大使に「キジトラ」就任 

吉村裕之町長から委嘱状を受け取った「キジトラ」(左)=広陵町役場

 広陵町は、エンターテインメント事業を展開するKADOKAWA(東京)と連携し、同社が版権を持つユーチューブ配信のアニメ「うごく!ねこむかしばなし」の主要キャラクター「キジトラ」に町観光大使を委嘱した。

ステッカーなどにあしらわれる「イチゴに抱きつく『キジトラ』」(広陵町提供)

アニメでかぐや姫ゆかりの同町が取り上げられたのを縁に、今回の連携が実現した。2日の就任式で、キジトラは「広陵町のイチゴはおいしく、魅力発信に努めたい」と語った。9月までの期間限定で町のPR役を務める。
町内の飲食店や直売所32カ所が参加するイベント「ストロベリータウン広陵」(31日まで)で、「古都華(ことか)」や「あすかルビー」などのイチゴ商品を購入した先着千人に、キジトラが描かれた限定ステッカーをプレゼントする。イベントの問い合わせは、町産業総合振興機構なりわい(0745・51・0567)。

「子供たちに」奈良ロータリークラブがフードバンクに食品寄贈

会員から集まった食料品をフードバンク奈良の平川理恵代表理事(右)に手渡す奈良ロータリークラブの福田一郎会長=奈良市

奈良ロータリークラブは社会奉仕活動の一環として、会員から寄せられた食料品を認定NPO法人「フードバンク奈良」に寄贈した。
同クラブは平成29年から家庭で余った食品を持ち寄るフードドライブを定期的に開催しており、今回はカップ麺20箱、米50㌔、レトルト食品などが集まった。
贈呈式で、同クラブの福田一郎会長は「子供たちに役立ててもらいたい」とあいさつし、フードバンク奈良の平川理恵代表理事に食料品などを手渡した。
食料品や飲料は給食が無くなる春休みに向けて今月中旬から、奈良市内の子育て中の非課税世帯やひとり親世帯計1050世帯を中心に提供されるという。

4強出そろう 白橿旗野球大会 県内の6年生球児たち熱戦

県内の小学6年生球児のチームで争う「第36回白橿旗橿原卒業記念野球大会」(産経新聞社後援)は8日、2回戦と準々決勝が葛城市と広陵町で行われ、4強が出そろった。準決勝と決勝、3位決定戦は15日に行う。8日の試合結果は次の通り。
【2回戦】ALL NK5-2葛城BBC A▽WMIスターズ13-0古都会BEARLIONS▽オール奈良4-0 1、2、サンズ▽オール磯城0-0 GKライオンズ(オール磯城抽選勝ち)▽奈良信貴REDS0-0橿原ドリームス(奈良信貴REDS抽選勝ち)▽八木ホワイトファイヤーズ3-1王寺河合スポーツ少年団レッド▽GT STARS3-0畝傍子供会▽YOSHINO ALL STARS 2025 5-1天理GREENS
【準々決勝】WMIスターズ18-4ALL NK▽オール奈良1-0オール磯城▽奈良信貴REDS4-4八木ホワイトファイヤーズ(奈良信貴REDS抽選勝ち)▽YOSHINO ALL STARS 2025 1-0GT STARS

児童ら力士にぶつかり稽古 生駒の浅香山部屋宿舎

力士を土俵外へ押し出す児童ら=生駒市高山町

大相撲春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)を控え、浅香山部屋の力士らが、宿舎を構える生駒市高山町の観光旅館「くろんど荘」で「ちびっこ相撲体験会」を開いた。まわしを着けた児童ら約25人が、大きな力士にぶつかり稽古を挑んだ。
市や市教育委員会が主催し、浅香山部屋が協力。新型コロナウイルス禍で一時期は開催を自粛していたが、昨年再開した。
児童らは力士から四股(しこ)や股割りなどの動作を学んだ後、ぶつかり稽古で力士に体当たり。土俵内で力士を追いかけて押し出しをみせたり、力士のまわしを取って投げたりしていた。
元大関・魁皇(かいおう)の浅香山親方(53)は「大相撲に親しんで応援していただければ、昇進を目指す部屋の力士らの力になる」と話した。

智弁学園、花巻東と初戦 選抜高校野球 大会二日目

智弁学園の角谷哲人主将(右)と花巻東の古城大翔主将=大阪市北区(代表撮影)

第98回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われ、県勢の智弁学園は大会2日目の第3試合で花巻東(岩手)と対戦することが決まった。
五條市にある智弁学園は杉本真滉(まひろ)投手らの活躍で昨年秋の近畿大会で準優勝し、5年ぶり15回目の選抜出場を決めた。村上頌樹(しょうき)投手(阪神)らを擁した平成28年以来10年ぶりの優勝を狙う。大会は19日から兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれる。

県 21年ぶりに渇水対策本部 節水協力呼びかけ、6日から減圧試験

深刻な渇水が続いていることを受け、県は5日、渇水対策本部(本部長・山下真知事)を設置し、第1回会議を開いた。今後3カ月の降水量は平年並みで、ダムの貯水量回復が見込めないため、県の施設で節水を継続するほか、県民や事業者らに広く節水を呼び掛けることを決めた。また26市町村に上水道を供給している県広域水道企業団は6日から水道の圧力を下げる試験的な減圧を順次実施し、不具合がないか確かめる。渇水対策本部の設置は平成17年以来、21年ぶり。

県庁で開かれた渇水対策本部会議

同企業団の主要水源となっている大滝ダム(川上村)の貯水率は5日午後6時時点で6・6%、室生ダム(宇陀市)は同45・4%と逼迫。吉野川(紀の川)水系の奈良県域では2月26日から10%の取水制限が行われている。
同企業団に加盟していない奈良市でも布目ダム(同市)の水位が下がり、2月6日から10%の取水制限を実施。御所市でもため池の水量が少なく取水量を減量中という。
この日の会議では、県営施設などで節水を強化するほか、学校や保育所、工業団地といった関係機関や施設、県民に渇水を周知し、節水への協力を求めることを決めた。山下氏は「このままでは3月下旬に取水制限が強化される可能性がある。県民に協力をお願いしていく」と述べた。
会議後、山下氏は報道陣の取材に応じ、取水制限が現状の10%から強化される段階で「本格的な給水制限に踏み切るかどうかを判断することになる」との考えを示した。

橿原の12スポット巡ろう 15日までスタンプラリー 世界遺産へ盛り上げ

今井まちなみ交流センター「華甍」(橿原市提供)

 

「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録に向けて機運を盛り上げようと、橿原市などは、市内12カ所のスポットを巡るデジタルスタンプラリー「~さららちゃんと!日本国はじまりの地かしはらを巡る~」を開催している。今月15日まで。
スポットは、初の本格的な都の中心施設だった「藤原宮跡」▽江戸時代に旅籠(はたご)として利用された「八木札の辻交流館」▽謎の巨石「益田岩船(ますだのいわふね)」▽明治時代に高市郡教育博物館として建設された「今井まちなみ交流センター『華甍(はないらか)』」▽「本薬師寺(もとやくしじ)跡」▽「菖蒲池(しょうぶいけ)古墳」▽同市と明日香村にまたがる「大官大寺(だいかんじ)跡」▽「畝傍山」▽「香具山」▽「耳成山」▽「橿原神宮」▽「おふさ観音」-の12カ所。

畝傍山

スマートフォンに無料アプリ「Spot Tour」をダウンロードし、2次元コードを読み込んで参加する。スポットを訪れると、衛星利用測位システム(GPS)で自動的に記録され、市観光PRキャラクター「さららちゃん」のイラストが入ったスタンプを入手できる。
6カ所のスタンプを「かしはらナビプラザ」(同市内膳町)2階で見せると、先着170人にオリジナルトートバッグが贈られる。
市観光政策課の担当者は「この機会に観光スポットを巡り、橿原市のよさを体感してほしい」と呼びかけている。

「豊臣兄弟!」の世界満喫 大河ドラマ館オープン 大和郡山市

主演の仲野太賀さんが着用した衣装などが展示されている大河ドラマ館=大和郡山市

 

放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の登場人物や撮影に使用された小道具などで世界観を紹介する「豊臣兄弟! 大和郡山 大河ドラマ館」が大和郡山市の「DMG MORI やまと郡山城ホール」にオープンした。開催期間は来年1月22日までで、来場者数は約10万人を目標にしている。
会場では主人公の豊臣秀長を演じる俳優の仲野太賀さんによるウエルカムメッセージ映像や、ドラマで仲野さんが着用した衣装や小道具、登場人物のパネルや人物相関図を展示。市内にある秀長ゆかりの史跡などを動画で紹介するほか、郡山城天守台発掘調査で出土した金箔(きんぱく)瓦なども並ぶ。
ホールのエントランスに設けた物産館では、秀長をテーマにした御朱印帳やフィギュア、菓子など約180アイテムを販売する。
テープカットのセレモニーで上田清市長は「秀長の生きざまの集大成である大和郡山市を訪れていただき、まち歩きを楽しんでもらいたい」とあいさつした。
開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人600円、小中学生300円。詳細は特設サイト=2次元コード=で。

奈良高専ラグビー部が全国大会優勝 大和郡山市長に報告

全国大会優勝を報告する奈良高専ラグビー部員ら=大和郡山市

1月に開かれた「第56回全国高等専門学校ラグビーフットボール大会」で、奈良工業高等専門学校(奈良高専、大和郡山市)ラグビー部が優勝した。全国大会は20年連続25回目の出場で、昨年に続き3年連続8回目の優勝となった。
近畿大会では、神戸市立高専を137|0で破って圧勝。神戸総合運動公園で行われた全国大会では、2回戦で松江高専(島根県)に、準決勝では津山高専(岡山県)に大差で勝利。決勝では持ち味の守備を生かし、仙台高専・名取(宮城県)を39―5で下した。
部員らは大和郡山市役所を訪れ、上田清市長に結果を報告。5年の南崎壽伸主将(20)は「方向性を決めて部員とともに頑張ってきた。こうした結果につながったことがとてもうれしい」と話した。5年の宮川匠副主将(20)は「5年生が2人しかいない中、不安を感じていたが、チームとしてレベルアップできた」と笑顔を見せた。
上田氏は「選手一人一人が自分の役割を全うした勝利。この経験を社会に出たときに生かしてほしい」とねぎらった。

「阪神は日本一、WBCは世界一」トラのお寺で虎ファンら必勝祈願

「世界一福寅」の前でプロ野球阪神タイガースやWBC日本代表の必勝祈願を行う応援団やファンら=平群町の信貴山朝護孫子寺

聖徳太子ゆかりの「トラのお寺」で知られる平群町の信貴山朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)で、プロ野球・阪神タイガースの今季の必勝祈願が行われた。集まった阪神の応援団やファンら約300人が「阪神は日本一」「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は世界一」を願って、甲子園球場のような熱気で選手らを応援。あの虎党からも熱いメッセージが寄せられた。
こうした阪神ファンらの必勝祈願は「寅の月(2月)」最終日の2月28日に行われ、セ・リーグ最速優勝の御利益があった昨年に続く2回目の開催になる。
今年はチームスローガン「熱覇」で3年ぶりの日本一を目指すチームを支えようと実施。ファンらが「打倒、読売(巨人軍)」などを合言葉に、応援団「阪神伍虎会」の三橋匠団長らのトランペットや太鼓の演奏で選手応援歌や球団歌「六甲おろし」で応援した。山梨県や福岡県など遠方から駆け付けたファンもいた。
今回は阪神タイガースの主力選手が複数出場し、3月6日に初戦を迎えるWBCの日本代表に対する応援も実施。ファンらは昨季に連続無失点記録の活躍をみせた石井大智投手がけがで戦線を離脱したのを残念がる一方、昨季のセ・リーグ2冠王の佐藤輝明や森下翔太、坂本誠志郎の日本代表3選手の活躍を願った。
同寺の松井介澄・法務主任はファンらを前に、あの虎党からのメッセージを披露。「私も長年のファンの一人として、ご参集の皆さまとともに必勝を祈願いたします」などと高市早苗首相がメッセージを寄せた。
会場では御朱印帳が置かれ、ファンらが昨季は福岡ソフトバンクホークスに敗れて逃した「日本一を」などと応援メッセージを記した。必勝祈願に初めて参加したという平群町の会社員、谷典之さん(63)は「昨年のニュースで『地元でこんなイベントをしているのか』と知り、駆け付けた。想像以上の盛り上がりで、面白い」と話した。

マクドナルドで「火の用心」 奈良市南消防署、客に呼びかけ

マクドナルド阪奈宝来店で行われた啓発イベント=奈良市

1~7日の「春季全国火災予防運動」に合わせ、奈良市南消防署とマクドナルド阪奈宝来店(同市宝来)が共同で啓発イベントを行い、来店客に火の用心を呼びかけた。
同署は令和6年から毎年この時期にマクドナルドの店舗と共同でイベントを開催している。
消防車の見学会を開いたほか、消防服を着用できる撮影会も実施。県内に拠点を置くプロバスケットボールB2の「バンビシャス奈良」のチームキャラクターのシカッチェも参加した。
消防ホースを持って記念撮影した奈良市の幼稚園児(3)は「消防車がかっこいい。制服を着られて楽しかった」と笑顔をみせた。
昨年の奈良市内での火災発生件数は前年比3件増の83件。同署の岸本啓署長は「小さいころにこうしたイベントに触れることで、火災予防の大切さを知ってほしい」と話した。

「さすまた」使い方も体験 イオンモール高の原でテロ対策訓練

警察官からさすまたの使い方を学ぶ参加者ら=京都府木津川市のイオンモール高の原

無差別殺傷テロ事件に備えようと県警は、京都・奈良両府県境にまたがる大型商業施設「イオンモール高の原」(京都府木津川市)で対策訓練を実施した。刃物を持つ男が暴れて液体入りのペットボトルを投げつけたとの想定で、奈良署の警察官や施設関係者が初動に必要な対応などを確認した。
営業開始前に行われた訓練では、警察官らが容疑者を取り押さえるまでの動きを実演。施設関係者は不審者への対応を体験し、さすまたの使い方や来店客の避難誘導を学んだ。
県警外事課の柴田訓良(さとよし)課長は「110番から警察官が駆け付けるまでの間に容疑者を牽制(けんせい)する動きを、訓練で習得してほしい」と意義を強調。イオンモール高の原の竹内章ゼネラルマネージャーは「訓練はいざというときの財産になる。お客さまに安心・安全な施設でありたい」と話した。
五條署も和歌山県警と連携し、2月にテロ対策訓練を実施。JR五条駅(五條市)などで、鉄道やバスを使って逃走する容疑者への対応を確認した。

南都銀シンクタンク解散 南都コンサルティングへ 4月以降

南都銀行はシンクタンクの一般財団法人「南都経済研究所」=奈良市左京‖の調査事業を、傘下の「南都コンサルティング」‖同市大宮町‖が今月31日付で引き継ぐと発表した。南都コンサルティングは4月1日付で「南都リサーチ&コンサルティング」に社名変更し、南都経済研は4月以降に解散する。
両社の機能を融合させ、課題解決力や提案力の高度化を図るためとしている。
南都経済研は南都銀行創立50周年事業の一環として、昭和59年3月に「南都経済センター」として設立。地域の経済や産業の動向、企業経営、地域活性化などに関する調査研究や情報収集を担ってきた。

シカとの接し方学んで 愛護会が鹿苑見学通路をリニューアル 

見学通路では鹿苑で収容中のシカを見学できる=奈良市

 

一般財団法人・奈良の鹿愛護会は、けがや病気などの理由でシカを一時的に収容する「鹿苑」(奈良市春日野町)の見学通路を改修し、「鹿の道~1300年続く鹿と人の歩み~」として公開を始めた。鹿苑内の約50㍍の回廊から収容中のシカを観察したり、パネルで同会の活動を学んだりすることができる。
国の天然記念物に指定されている奈良のシカと人が千年先も共生できるよう、シカを取り巻く現状への理解を深め、人とシカとの適切な距離感や接し方などを伝えるのが目的。
回廊ではフェンス越しに収容中のシカの姿を見学できるほか、愛護会の保護活動や奈良のシカの歴史などを約10枚のパネルで紹介している。改修前は展示スペースが限られていたため、鹿苑内でシカを観察することはできなかった。

見学通路の意義を説明する奈良の鹿愛護会の中西康博副会長

鹿苑は、畑を荒らすなどしたシカを終生収容する「特別柵」の過密状態が令和5年に指摘され、一時収容への切り替えや環境改善が図られてきた。シカとの接し方や保護のあり方なども議論されており、愛護会の中西康博副会長(68)は「愛護会の活動や野生動物でもある奈良のシカについて理解してもらいたい」と見学通路のリニューアルについて話した。将来的には現場型の博物館「鹿ミュージアム(仮称)」の設立を目指すという。
公開は午前10時~午後4時で年中無休。無料だが1人100円の協力金を募っている。

天理教の中山みき教祖140年祭に合わせて「幕末明治の暮らし展」

意匠を凝らしたデザインが見どころの初出展の薬箱=天理市

 

天理大学付属天理参考館(天理市)は、天理教の教祖140年祭を記念した企画展「幕末明治の暮らし」を開催している。中山みき教祖(1798~1887年)の誕生から亡くなるまでの時代をクローズアップし、当時使われていた生活道具や版画、絵図などを紹介している。
会場には、幕末から明治にかけて流行した多色刷りの浮世絵版画の鮮やかな錦絵をはじめ、おもちゃ絵や銭札、花嫁用髪飾りや嫁入りかご、伝統工芸の大和絣(かすり)の見本帖や織り機も並ぶ。

幕末から明治時代に使われた暮らしの道具が並ぶ

初出展の医師が往診先に持っていく薬箱(江戸末~明治)は金唐革紙が貼られた意匠を凝らしたデザインが見どころだ。古文書や当時の水争いの記録などや、「おやさまと年祭」をテーマに、年祭の折に発行した特別な切符も展示する。
同館の幡鎌真理学芸員は「ドラマで見たことのある道具など時代にまつわる収蔵品から、当時の日常の暮らしに思いをはせてもらえたら」と話している。
期間は今月9日までで、火曜休館。6日には同館学芸員による天理教団体輸送の歴史を振り返る講演会も開催する。入館料は一般500円、小中高生300円。問い合わせは同館(0743・63・8414)。

白橿旗野球大会開幕 県内の6年生27チーム参加 葛城市などで1回戦

県内の小学6年生球児のチームで争う「第36回白橿旗橿原卒業記念野球大会」(橿原卒部野球実行委員会主催、産経新聞社後援)が1日開幕、葛城市などで1回戦が行われた。
6年生が引退したのち中学進学までの期間に「野球離れ」を防ぐことを目的にスタート。今回は27チームが参加し、8日に2回戦と準々決勝、15日に準決勝と決勝などが行われる。1日の結果は次の通り。
【1回戦】ALL NK-SS Fighters(ALL NK不戦勝)▽葛城BBC A1-1Bond boys(葛城BBC A抽選勝ち)▽古都会BEARLIONS0-0郡山ブラックスワローズ(古都会BEARLIONS抽選勝ち)▽オール奈良0-0葛城BBC B(オール奈良抽選勝ち)▽オール磯城3-3TNTYボンバーズ(オール磯城抽選勝ち)▽GKライオンズ2-1五平餅▽奈良信貴REDS4-0御所神▽王寺河合スポーツ少年団レッド8-0大宇陀ツインズ▽GT STARS23-1河合王寺スポーツ少年団ブラック▽YOSHINO ALL STARS 2025 7-0宇陀スラッガーズ▽天理GREENS6-3高田BBC

 

七条町除く修正案可決 奈良市、新ごみ処理施設調査

奈良市議会の3月定例会が27日開会し、継続審査となっていた新ごみ処理施設(クリーンセンター)の建設候補地3カ所の調査費を盛り込んだ一般会計補正予算案について、七条町分を除いた特別委員会の修正案を賛成多数で可決した。建設計画の見直しを求める請願についても賛成多数で採択を決めた。
修正案は候補地となっている七条町、北之庄町、大和田町の3カ所を比較検討するため地質調査などの費用8600万円を盛り込んだ補正予算案に対し、七条町の調査費を除き6100万円とする内容。請願は七条町を選定した過程などの検証を求めている。
同施設の検討特別委員会は今月に修正案を可決し、請願の採択を決めていた。
本会議後、仲川げん市長は「議会が候補地を絞り込む行為をしたのは大きな判断。市としても一日も早く決定に向けて取り組みたい」と話した。市は今後、北之庄町、大和田町の候補地について調査を始め、夏ごろまでに終えたいとしている。
この日は、令和8年度一般会計当初予算案などが提出された。会期は3月26日までで、5日は代表質問、6日は代表質問・一般質問、9日は一般質問が予定されている。

秀長の甲冑をリアルに制作 奈良商工高の生徒 大和郡山市に委託

豊臣秀長の甲冑を再現した県立奈良商工高校の生徒と上田清市長=大和郡山市

県立奈良商工高校(奈良市)の生徒が金属加工技術などを駆使して放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公、豊臣秀長の甲冑を再現した。甲冑は秀長ゆかりの大和郡山市に委託し、3月24日~4月7日に開催される「大和郡山お城まつり」に合わせて城址会館(同市城内町)で展示される予定。
甲冑は同校機械工学科の生徒9人が課題研究の一環として昨年4月から約8カ月かけて、大分県日田市の草野本家に伝わる秀長の鎧兜「金小札紫糸威二枚胴具足(きんこざねむらさきいとおどしにまいどうぐそく)」をもとに制作した。1月に開かれた同校の合同課題研究発表会で甲冑を披露し、大きな反響を得た。
目指したのは「現代人が着て、動ける甲冑」。生徒は自分たちの身長や体形に合わせて約175㌢の成人が着用できるよう設計図を作成。レーザー加工機を使い約0・5㍉の薄い鉄板から200にわたるパーツに切り出した。関節部分は当たっても痛くないようカーブを調整。細工の装飾、刀身や鞘(さや)なども当時の文献や職人のホームページなどを参考にリアルさにもこだわり、鈍く黒光りする約㌔の立派な甲冑を完成させた。
脛(すね)当て部分を担当した大谷悠さん(18)は「当時の甲冑に使われていた鉄の厚みはおよそ1㍉。着用したまま走ることも視野に入れて厚さを半分にした。脛当ては鉄板に曲線を作るのが難しく、切り込みを入れて曲げて溶接するなど工夫を凝らした」と話した。
日本刀や軍配などの小物制作を担当した田中佑さん(17)は「当時の職人の技法を今の技術で伝えていけたら。とても大変だったけど感慨もひとしお。多くの人たちに見てもらいたい」と笑顔をのぞかせた。
甲冑を見た上田清市長は「高校生が作ったとは思えないほどの完成度に感動した。ものづくりの大切さを胸に、大きな自信を持って高校生活のよい思い出にしてほしい」と喜んだ。

橿原特産の農産物PR 市が認定シール配布

橿原市特産の農産物を市内外に発信しようと、同市は「橿原市特産品認定」と記したシールの配布を始めた。市内産の農産物の認知度は高くなく、PRで販路拡大などを目指す。

橿原市特産品認定のシール

対象となるのは市の代表的な農産物のイチゴ、アスパラガス、鉢花、有機栽培米。市内産であることが条件で、認定を受けると、縦横3㌢の円形シールが無料で配布される。シールをつけることで付加価値を高めてもらう。
シールには、市と製作会社が協定を締結している人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクター「リュウ」と、市観光PRキャラクター「さららちゃん」が描かれている。
18万2千枚を作製。市農政課(同市東竹田町)に申請する。担当者は「『橿原市』と明示された農産物の公的なマークはこれまでなく、生産者から好評を得ている。反応をみて増刷も検討したい」と話している。
問い合わせは同課(0744・21・1213)。

和歌山と施設相互利用 県消防学校の中間報告案

五條市の県有地(南部中核拠点)への移転を進めている県消防学校の整備計画について、県は25日、有識者を交えた「災害応急対策(防災拠点)検討部会」で中間報告案を示した。収容人員を72人とし、和歌山県消防学校との施設相互利用といった具体的な運用方針を盛り込んだ。開校は令和17年度を予定している。
新消防学校の収容人員は各消防本部の定員維持や退職者補充の動向を踏まえて算出した。このうち女性は、13年度までに採用者に占める比率を10%以上とする消防庁の方針に沿い8人とした。
また、整備コストの抑制と機能充実の両立を図るため、和歌山県消防学校との連携の方針を盛り込んだ。奈良県にない「水難救助訓練施設」は和歌山県の施設を利用し、奈良県が新設する「実火災訓練施設」を和歌山県側に貸す相互利用方式で運用する方針。
この日の部会では、広域防災拠点運用計画案も提示され、おおむね了承された。大規模災害発生時に県外からの応援部隊や支援物資、医療支援を円滑に受け入れ、迅速に被災地へ展開するためのルールで、南部中核拠点は消防学校と一体で整備する。
三重、京都、大阪、和歌山の各方面からの応援部隊に対し、あらかじめ拠点とルートを設定し、救助活動拠点として活用できる面積や駐車可能台数を整理した。広域防災拠点の機能を補完するため県内34カ所の公共施設を「バックアップ拠点」に選定するとした。

「みむれぶれつ」「茶室金具」 大和さくらいブランドに2品認定

和菓子「みむろぶれつ」(割烹桝谷提供)

 

桜井市の地元産品をPRする「大和さくらいブランド」に、割烹(かっぽう)桝谷(同市金屋)の和菓子「みむろぶれつ」と、福井金属工芸(同市外山)の茶室金具が新たに認定された。

福井金属工芸の茶室金具(同社提供)

みむろぶれつは、あんことシナモンを包んで揚げた和菓子。茶室の壁などに取り付けられる茶室金具はさまざまな種類があり、一つずつ手作りで製造されている。
割烹桝谷の枡谷安男さんと福井金属工芸代表取締役の加道正人さんが市役所を訪れ、松井正剛市長から認定書を受け取った。
「大和さくらいブランド」の認定は平成27年度にスタート。認定品は31事業者の38品目となった。

ヒット曲は短縮傾向に 奈良大生、卒論で500曲を分析

ヒット曲の変化を卒業論文にまとめた早坂結音さん=奈良市

ヒット曲の長さがどのように変化したかを明らかにしようと、奈良大学(奈良市)の社会学部4年生、早坂結音(ゆいと)さん(22)が500曲を対象に分析した卒業論文をまとめた。タイムパフォーマンスが重視される中、曲は2010年代以降に短くなり、イントロも近年に短縮しているなどの傾向を確認したという。
早坂さんがヒット曲の変化を卒論のテーマに選んだのは、「最近の曲はイントロが短い」などと言われるのが本当かどうか調べたいと思ったのがきっかけ。
分析対象は、国内のヒットチャートをもとに1975年から2024年までの50年間の各年の上位10曲。曲全体と前奏の長さ、サビが始まるまでの時間を測定し、平均を比較した。この結果、曲は1990年代後半に293・7秒と最も長くなった後、2010年代以降に短縮傾向となり、2020年代前半は242・2秒となった。前奏は18秒程度が続いたが、2020年代前半は9・6秒に、サビの開始も以前より早くなったことが分かった。
こうした結果について、音楽配信の拡大など消費環境が変化する中、「短時間で消費されやすい構造が選択されやすい状況を反映した」と推測している。
早坂さんも「作業しながら聞くときにサビが早い方がいい」と話し、指導した尾上正人教授は卒論について「オリジナリティーがある。調べたいことをとことん調べ、論証もしっかりしている」と評価した。

【春へお水取り】練行衆、試別火入り

別火坊に入る練行衆=奈良市の東大寺

「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)で参籠(さんろう)する練行衆10人が20日、同寺戒壇院に設けられた別火坊(べっかぼう)で前行前半の「試(ころ)別火」に入った。
新入(しんにゅう)として初めて籠(こも)る1人は既に15日に試別火入りしていて、20日からは一段と厳しい総別火に入った。
夕闇に包まれた中、戒を授ける和上(わじょう)を務める同寺持宝院の上司永照さんや祈りの中心となる大導師を務める同寺清凉院の森本公穣さんらが別火坊の障子を開けて中へと入っていった。
別火では心身を清め、本尊の十一面観音に供えるツバキの造花を作ったり声明(しょうこみょう)の稽古をしたりし、3月1日から2週間にわたる本行に備える。
修二会は練行衆が人々に代わり過ちを悔い改め、風雨順時(気候が順調)で幸福であるよう祈願する。奈良時代以降一度も途切れることなく、1275回目。今年も二月堂に声明が響く祈りの日々がやってくる。

カフェのような女性専用の休憩室 運転士不足解消へ、奈良交通が設置

奈良交通総合センターに設置された女性専用休憩室=大和郡山市

奈良交通は女性運転士が働きやすい環境を整えようと、奈良交通総合センター(大和郡山市)に女性専用休憩室を設置した。休憩室はカフェのような雰囲気で木のぬくもりを感じられる空間になっており、「リラックスできる」と好評だ。
同社は平成28年に奈良市の平城営業所に女性専用休憩室を設置して以降、女性運転士が配属されている3つの営業所に設けている。これまで同センターでは施設内の一室を男女共用の休憩室として活用していたが、「男性が一緒だとくつろげない」「仮眠しにくい」といった声が上がっていたという。
新たな休憩室は旧社員食堂のスペース約100平方㍍を活用。更衣室やロッカー、カウンターテーブルなどのほか、4つの仮眠室と2つのシャワーブース、洗面台にトイレ、ミニキッチンを備える。大きめのソファも置かれ、くつろげるようになっている。子会社を含む人の女性運転士などが利用しているという。
運転士の平良里紗さん(29)は「仮眠ができることで身体の負担がなくなった。ソファでゴロゴロしたり、お弁当を食べたりと心身ともリラックスできるので、仕事のモチベーションも上がった」と喜ぶ。
バス業界で運転士不足が深刻化する中、同社では令和3年に19人だった女性運転士は4年間で約2倍の41人となった。現在は運転士の4%が女性だが、将来は10%に増やしたいという。総務人事部の中大路雪乃さんは「女性運転士が少しでも増えれば」と話している。

天理市産のイチゴ「古都華」を使ったリキュールが完成

イベントでお披露目されたリキュール「古都華の薫」=奈良市

天理市産のイチゴ「古都華(ことか)」を使ったリキュール「古都華の薫(かおり)」が完成し、奈良市で開かれたイベントでお披露目された。イチゴ農家の収益向上と、天理市産の「古都華」の知名度を高めるのが目的。
リキュールは、県内最大のイチゴの作付面積13・68㌶を誇る市産の古都華を100%使用。アルコール度数は4%と低めで、華やかな香りと、バランスの良い甘味と酸味が特徴だ。
市とJAならけん、生産者らが連携し、粒が小さい4~5月のイチゴを使った特産品の開発に着手。カタシモワインフード(大阪府柏原市)の協力で昨年11月にリキュールが完成した。
奈良県コンベンションセンター(奈良市)で今年2月に開催されたイベントで、県産イチゴやイチゴを使った加工品を集めたブースで披露した。
天理市の担当者によると、会場では「フルーティーな香り」「(ノンアルコール飲料や低アルコール飲料など)スマートドリンクが人気の現在の風潮に合う」といった声も聞かれ、手応えを感じたという。「ぜひ食前酒やギフトとして活用してもらいたい」と話す。
イベントでは1本(375㍉㍑入り)2千円で販売したが、本格販売時の価格は未定。今年中に、奈良市や橿原市のまほろばキッチンなどで販売予定。

日本新聞販売協会近畿、3月18日に県内3カ所で献血キャンペーン 

新聞販売店などでつくる日本新聞販売協会近畿の奈良・三重支部は3月18日に県内3カ所で献血キャンペーンを行う。会場・時間は次の通り。
近鉄奈良駅ビル6階献血ルーム(奈良市東向中町)=午前10時~午後5時(午後0時15分~1時15分は休憩)▽県赤十字血液センター(大和郡山市筒井町)=午前10時~午後5時(正午~午後1時は休憩)▽イオン桜井平面駐車場(桜井市上ノ庄)=午前10時~午後4時(正午~午後1時15分は休憩)。

ひな人形 華やか3000体 平城宮跡で「ひいな節」 21日~4月12日

朱雀門に飾られたひな壇飾り=奈良市の平城宮跡歴史公園

 

奈良市の平城宮跡歴史公園で21日、3千体以上のひな人形を展示する「平城京ひいな節(ひいなのせっく)」が始まる。初めての開催で、19日は同公園内の朱雀門にひな人形数百体が並ぶ華やかなひな壇飾りが登場し、見物客らで早くもにぎわいをみせた。
同公園の指定管理者などでつくる民間主体の実行委員会が主催。奈良時代の平城京では無病息災を願い、紙や木でつくられた人形を川へ流す風習があり、ひな祭り発祥の地という。
この日のオープニングセレモニーでは、県民らから寄贈されたひな人形の供養や鏡開きが行われた。山下真知事は、民間の力を活用して「平城宮跡も奈良公園のようなにぎわいをつくる」とあいさつ。高市早苗首相からの「友達の家で見た豪華なひな人形に憧れた思い出がある。(平城宮跡に)素晴らしい景色が広がるのだろう」などとするメッセージが紹介された。

オープニングセレモニーで鏡開きを行う山下真知事

ひな人形を寄贈したという桜井市の西田秀和さん(71)は「こうして多くの人に見ていただくのはありがたい」と話していた。
4月12日まで。各日午前9時~午後10時。流しびなの体験もできるほか、夜間はライトアップも行う。入場・観覧無料。問い合わせは実行委事務局(0742・35・8201)。

東院南方遺跡の発掘現場を常時公開 奈文研、25日ごろまで

出土した瓦などについて説明する担当者ら=奈良市の東院南方遺跡

奈良文化財研究所(奈良市)は、平城宮跡(同)の南東に位置する東院南方遺跡の発掘調査現場を常時公開している。調査について広く知ってもらうための新たな試みで、今月25日ごろまでの予定。
同遺跡は奈良時代の「平城京左京二条二坊三・四・五・六坪」という一等地で、令和6年度から調査を開始。7年度は12月から調査を始め、1月下旬から現場を公開して定時解説(午後2時~同2時半)も行っている。見つかったばかりの瓦を土から上げる作業も行われ、訪れた考古学ファンらが質問しながら興味深げに見入っていた。
東院南方遺跡は南東隅を欠いた平城宮の形の謎を解くカギとされる。奈良時代前半の藤原麻呂の邸宅があったとする説のほか、「梨原宮」が存在した可能性もあるとされる。
担当の芝康次郎主任研究員は「発掘調査の面白さを知ってもらい、遺跡保護の意識にもつながればいい」と話している。
公開は平日の午前9時半~正午と午後1時~4時。雨天は中止。

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