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eスポーツ通じ世代間交流を 県内4カ所で1、2月に体験会 参加者募集

 

奈良市内で昨年1月に開催されたシルバーeスポーツ交流会

eスポーツを通じて高齢者から子供までさまざまな世代の健康的な生活をサポートをしようと、「コミュニティゲーム体験会2026」(産経新聞奈良県専売会主催、eスタジアム株式会社運営)が今月から2月にかけて奈良市、橿原市、生駒市、王寺町の県内4カ所で開かれる。参加無料。
ゲーム機によるeスポーツは脳機能の活性化や認知機能低下の予防などが期待される。昨年1月にはシニア世代を対象に「シルバーeスポーツ交流会」として奈良市内で開催。今年は、世代間交流を促進するとともに、地域・社会的交流の確保を目指す。
会場は、八木地区公民館(橿原市北八木町)=1月21日、2月9日▽王寺町地域交流センター(リーベル王寺東館5階)=1月22日、2月12日▽北コミュニティセンターISTAはばたき(生駒市上町)=1月23日、2月13日▽奈良商工会議所5階ホール(奈良市西大寺南町)=2月21日。
いずれの会場も午前10時~正午(午前の部)と午後2時~4時(午後の部)。誰でも参加でき、定員は各回(午前・午後合わせて)60人(奈良商工会議所会場は100人)。申し込み・問い合わせは専売会事務局(0742・24・2214=平日午前10時~午後5時)。

ホテル日航奈良 奈良の伝統工芸紹介の展示コーナー開設 奈良晒をPR

ホテル日航奈良(奈良市)は開業20周年を記念し、伝統工芸や地場産業の魅力を発信する展示コーナー「奈良工芸の窓」を3階のフロント近くに設けた。

道具や反物などで伝統産業の奈良晒の魅力を展示=奈良市

「もっともっと奈良が好き」をキャッチコピーに、23日から始まった展示では、かつて将軍家や大名家にも献上され、全国に名をはせた麻織物「奈良晒(さらし)」を取り上げる。文久3(1863)年創業の岡井麻布商店が協力し、麻糸や道具のほか、手織りの工程をパネルで紹介。色鮮やかな麻布の反物やふきんも並ぶ。
営業企画副支配人の中村優佳さんは「奈良公園や大仏だけではない、奈良のよいものを訪れる人たちに知ってもらいたい」と話している。なら工芸館や市内の企業、職人の協力を得て2カ月ごとに展示替えを行い、奈良の地に根付いた伝統工芸を紹介する。

「ストリートファイター」キャラと「日本国はじまりの地」 デザイントラックで橿原をPR

ストリートファイターのキャラクターと橿原市をPRする文言があしらわたバス側面=五條市(橿原市提供)

人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターと橿原市をPRする文言をあしらった運送会社のデザイントラックが完成した。東京|福岡を中心に走り、キャラの知名度で藤原京があった「日本国はじまりの地 橿原」をアピールしている。
運送会社「ベストライン」(本社・五條市)が橿原市に提案し、自社の10㌧トラックを装飾。同市とストリートファイター製作会社「カプコン」(大阪市)が協力した。

トラックは左右後方3面に「リュウ」や「ケン」「春麗」など計23のキャラをデザイン。背景に藤原宮跡の写真や、藤原京を再現したCG(コンピューターグラフィックス)を配置し、「日本国はじまりの地 橿原」「日本建国の地 橿原」とPRしている。
「橿原」は全国的には読み方を知らない人もいることから、「かしはら」と振り仮名をつけた。
ベストライン本社でお披露目会が開かれ、亀田忠彦市長らが出席した。市企画政策課の担当者は「高速道路を中心に各地を走るので、多くの人に橿原を知ってほしい」と話している。

ノボテル奈良×ガトー・ド・ボワ 県産イチゴのスイーツ満喫を 4日から予約受付 

仏ホテル大手のアコーが運営するノボテル奈良(奈良市大宮町)は1月4日~2月28日の期間限定で、奈良を代表するパティスリー「ガトー・ド・ボワ」(同市西大寺南町)とコラボした「いちご香るプレミアムアフタヌーンティー」をカフェ・バー「ソーシャルラウンジ」で提供する。

県産イチゴなどを使ったアフタヌーンティー(ノボテル奈良提供)

世界大会で優勝経験がある林雅彦シェフが率いるガトー・ド・ボワが監修。県産ブランドイチゴの古都華や植村牧場のチーズを使用した特別なスイーツが実現した。
「フレーズ エ ピスターシュ」はイチゴのムースとピスタチオのババロアを重ね合わせた一品で、「ケーク オ フレーズ」は イチゴの砂糖菓子をぜいたくに混ぜ込んだパウンドケーキ。古都華と黒ゴマのタルト、イチゴのブラウニーなどのスイーツに加え、スモークサーモンとイチゴの竹炭ミニバーガーといった甘くない料理も提供する。
同アフタヌーンティーは正午から1時間おきの4部制(120分制、ラストオーダーまで90分)で、1人4500円。要予約で前日の午後3時まで受け付ける。詳細はノボテル奈良のウェブサイト。

県内の初詣スポット案内

県内には初詣で訪れたい魅力的な社寺が数多い。主な初詣スポットを紹介する。
春日大社(奈良市春日野町)1日午前0時、初太鼓を打ち鳴らし参拝者を迎える。2日午前10時から日供始式と興福寺貫首社参式、3日午前11時から神楽始式。12日午後1時からは舞楽始式が行われる。
石上神宮(天理市布留町)1日午前0時、新春初太鼓を打ち鳴らして楼門を開き、参道の大篝火に点火。同5時から歳旦祭。
大神神社(桜井市三輪)1日午前0時から御神火拝戴祭があり、同1時から繞道祭を行う。同祭は松明を担いで巡拝し、国家の安泰、国民の幸福を祈る勇壮な火の祭典。
橿原神宮(橿原市久米町)1日午前0時に初太鼓を打ち鳴らす。同6時から歳旦祭・延寿祭。1~7日は新春初神楽祈祷を行う。
東大寺(奈良市雑司町)1日午前0時から除夜の鐘で、31日午後10時半頃から整理券を配布する。1日午前0~8時には大仏殿無料拝観。
興福寺(奈良市登大路町)31日午後11時半から南円堂と菩提院大御堂で除夜の鐘。同11時から整理券を配布する。
薬師寺(奈良市西ノ京町)31日午後11時半頃から除夜の鐘で、同11時から整理券配布。1~3日は金堂で国宝・吉祥天女画像開扉。
唐招提寺(奈良市五条町)31日午後11時半頃から除夜の鐘の整理券を配布。1、3日は修正会。

郡山城天守台展望施設を開放し、初日の出を鑑賞するイベント開催

郡山城天守台からの今年の初日の出の様子(大和郡山市提供)

郡山城にぎわいづくり実行委員会は来年1月1日、郡山城天守台展望施設(大和郡山市)を開放し、初日の出を鑑賞する恒例イベントを開催する。
甘酒のふるまい(なくなり次第終了)や青丹雅楽会による雅楽演奏も行われる。
今年は約400人が参加した。開催時間は午前6時半~8時(初日の出の予想時刻は午前7時4分)。雨天・荒天中止。

年越し鐘つきイベント実施、聖徳太子ゆかりの王寺町・達磨寺

聖徳太子ゆかりの「達磨寺」(王寺町)は31日午後11時から来年1月1日午前1時までの間、一般の参拝者が鐘をつくことができる「年越し鐘つきイベント」を開く。温かいぜんざいもふるまわれる。
来年の干支「午」に合わせ、同町在住の作家が聖徳太子の愛馬「黒駒」などをモチーフに制作した2頭の馬の作品をライトアップする展示も行う。参加無料(物販は有料)。

昭和15年完成のJR畝傍駅舎、カフェレストランに 橿原市が活用案公表

JR畝傍駅駅舎のカフェレストランイメージ(橿原市のホームページから)

昭和15年に完成した社寺風建築のJR桜井線・畝傍駅(橿原市)の駅舎について同市は、活用方針案を初めて明らかにした。待合室を、カフェレストランを想定したにぎわいの場にする案が盛り込まれた。
無人駅の駅舎は木造平屋建て。老朽化しており、JR西日本が平成29年度、市に無償譲渡を提案。市は維持管理費の負担などからいったん断念したが、昨年に民間事業者から活用案を募集し、同県香芝市の建築会社が事業の交渉権者に決まった。
市は内容を詰めるため建築会社と協議。活用案を明らかにしていなかったが、今年12月8日にあった市議会建設常任委員会で活用方針案を示した。市ホームページでも公表した。
活用方針案では、待合室と一部屋外を「賑わい創出エリア」とし、カフェレストランを想定。建築会社が、運営する業者を選定する。希少な貴賓室は、まちづくりや地域活動に関する会議やイベントを行うワークショップルームとして活用する。このほかのスペースでは、地域産品のサンプルなどを展示する空間とする。これらの内容は変更される可能性もある。
市は来年3月までに建築会社と役割分担や事業スケジュールなどについて協定を締結する方針で、その時点で事業化が合意される。運営事業は民間側が進め、市が建物を改修する。市は令和10年10月ごろの利用開始を目指している。

スタントマンが交通事故再現 迫真の演技に「怖い」 二階堂高で安全教室

見通しの悪い交差点で歩行者と自転車との事故を再現=天理市の県立二階堂高校

交通安全の大切さを知ってもらおうと、天理署は、県立二階堂高校でスタントマンによる交通安全教室を開催した。迫真の演技を通して、生徒らに交通事故の危険性を訴えた。
体育館で開かれた教室には、全校生徒約330人と県立養護学校二階堂学舎の生徒約100人が参加。見通しの悪い交差点で自動車と自転車が衝突する事故や、視界の悪い雨の日に自転車と歩行者が接触する事故をスタントマンが再現した。生徒からは「怖い」という声が上がった。
教室では、令和5年4月に努力義務化された自転車のヘルメット着用も呼びかけた。山本英二署長は「近年、自転車に関係する事故は増加傾向にある。ヘルメットを着用することで助かった命も多い。自転車を日常的に利用する生徒には、着用することで自分の命を守ってほしい」と促した。
最寄り駅まで自転車を利用しているという3年の上田暁斗(あきと)さん(18)は「ヒヤッとする場面に遭遇することも多い。この機会にヘルメット着用を取り入れたい」と話した。

第44代女王卑弥呼の3人が大和郡山市長を訪問

女王卑弥呼に選ばれた寺島美佳さん、原田さくらさん、箸尾谷まりんさん(左から)=大和郡山市

大和郡山市の魅力発信を担う「第44代女王卑弥呼」に決まった3人が、上田清市長を表敬訪問した。任期は「第65回大和郡山お城まつり」が始まる来年3月24日から1年間。
3人は、同県広陵町の大阪医科薬科大4年、寺島美佳さん(22)▽同県安堵町の関西学院大1年、箸尾谷まりんさん(19)▽京都府和束町の奈良女子高3年、原田さくらさん(18)。市観光協会によると18~67歳の22人から応募があったという。
寺島さんは「市のことをよく学び、明るく笑顔でPRに努めたい」と抱負を語り、市内の中学、高校に通っていたという箸尾谷さんは「恩返しの気持ちで、市に貢献できるよう頑張る」。原田さんは「人と人の温かさが伝えられるように精いっぱい頑張りたい」と意欲を示した。
上田氏は「来年の大河ドラマの主役の豊臣秀長のことをたくさん勉強してほしい。人前で話すことが増える1年間になるので、今後の人生に役立ててもらいたい」と期待を寄せた。

大和郡山の観光を大河ドラマで盛り上げ 駅舎や城跡を整備

メンテナンス工事が行われた極楽橋=大和郡山市

 

来年1月に放送開始のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公、豊臣秀長ゆかりの大和郡山市では、駅舎や城跡を整備するなど、観光客らを出迎える準備を進めている。
秀長が城主を務めた郡山城跡では、市や公益財団法人「郡山城史跡・柳沢文庫保存会」が、城跡内の補修工事などを行っている。
同文庫保存会では、令和3年2月に完成した天守曲輪と毘沙門曲輪をつなぐ極楽橋の塗装が劣化しているため今月上旬、メンテナンス工事を実施。塗装を塗り直したほか、安全性を高めるためにボルトも締め直した。一方、市は未舗装の追手向櫓から城跡に入る坂道の舗装を行っており、いずれも24日に工事が終了した。石造りの遺構などの説明板を本丸など7カ所に追加し、計14カ所に設けた。

駅舎に「豊臣家」の家紋を染め抜いた装飾を施した近鉄郡山駅

一方、近畿日本鉄道は最寄り駅の近鉄郡山駅舎の外屋根部分に豊臣家の桐の家紋を藍色で染め抜いた装飾やのぼりなどを立てた。同社によると、平成28年の大河ドラマ「真田丸」放送に合わせて大阪上本町駅(大阪市天王寺区)でポスターを飾るなどしたが、駅舎の装飾は近鉄郡山駅が初めてという。今後は秀長ゆかりの史跡がある最寄り駅などの装飾も検討している。
同社創造本部観光開発・地域共創部の下田千晃課長は「菩提寺(ぼだいじ)や城跡などに近い近鉄郡山駅からスタートして、観光スポット巡りを楽しんでほしい」と話している。

唐招提寺、千手観音守護札を準備 正月の参拝者に授与

千手観音守護札をボテに差し、整える僧侶ら=奈良市

唐招提寺(奈良市)は25日、正月の参拝者に授与する「千手観音守護札」の準備作業を報道陣に公開した。正月三が日は、金堂の千手観音立像の前で午前8時半から1日2千体をめどに授与する。
千手観音守護札(縦8㌢、横2・5㌢)は開運や所願成就の御利益があるとされ、財布に入れたり玄関のかもいに差したりする。この日は、僧侶らが竹串に挟んだお札を「ボテ」と呼ばれるわらの束に丁寧に差し込んでいった。
石田太一執事長は「今年は戦争、災害など大変なことが多かった。新年は穏やかな雰囲気の中で迎えられるよう祈念している。参拝して元気で過ごしていただきたい」と話した。

今年の漢字は「賑」 知事「にぎわいがもたらされた年だった」

今年の漢字を発表する山下知事

山下真知事は定例会見で今年の漢字は「賑(にぎわい)」と発表した。
大阪・関西万博を訪れた訪日外国人客が会場以外で訪れた場所の1位を奈良公園が獲得した(ナビタイムジャパン発表)ほか、令和6年の県内延べ宿泊客数が過去最高の約330万人に達し、今年は上回るペースで推移していると述べ、「にぎわいがもたらされた年だった」と振り返った。

大和郡山ライオンズクラブ、秀長像を市に寄贈 大河ドラマ盛り上げ

豊臣秀長像を前にする大和郡山ライオンズクラブの堀口伸一会長(左)と大和郡山市の上田清市長=同市

大和郡山ライオンズクラブは結成60周年を記念し、豊臣秀長像を大和郡山市に寄贈した。来年1月に放送開始のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」をきっかけに同市に訪れる観光客や、市民に秀長をより身近に感じてもらうことが目的。
秀長像は全長174・8㌢、横幅68・4㌢の樹脂製。甲冑は、大分県日田市の国指定重要文化財「草野本家」に伝わる「金小札紫糸威二枚胴具足(きんこざねむらさきいとおどしにのいどうぐそく)」を参考にして、秀長の身長を約160㌢と割り出した。表情は菩提寺(ぼだいじ)の春岳院(大和郡山市)所蔵の肖像画をもとに制作され、優しさのなかの厳しさを表現。手には軍配を持つ勇ましい姿が特徴。制作期間はおよそ4カ月で、費用は約380万円。
堀口伸一会長(62)は「史実に沿って忠実に秀長像を再現した。町おこしや地域活性化に役立ててほしい」と期待を寄せる。
秀長像は「DMG MORI やまと郡山城ホール」内に来年3月2日にオープンする大河ドラマ館前にすでに設置されている。

「午」の大型絵馬奉納 郡山中美術部が奉納 大和郡山・郡山八幡神社

躍動感あふれる絵馬を奉納した生徒ら=大和郡山市

大和郡山市立郡山中学校の美術部の生徒らが23日、同市の郡山八幡神社に来年の干支「午」を描いた大型絵馬(縦約90㌢、横160㌢)を奉納した。来年1年間拝殿に飾られる。
同中学校は平成24年から絵馬を奉納。今年は2年生5人が中心となり、10月下旬から約1カ月半かけて制作。たてがみや尾が風を切るようになびき、駆ける馬を写実的に描いた。
部長の今井那奈実さん(14)は「毛並みは青や緑の絵の具を使って濃淡を出した。背景はあえて地色を生かして、絵馬から馬が飛び出すような躍動感をつけた」と説明した。
上本博之宮司は「とても迫力のある作品。お参りする人が毎年楽しみにしている。絵馬を通して、たくさんの人に幸を得ていただきたい」と笑顔を見せた。

県警、県内4金融機関と協定 特殊詐欺など防止へ連携強化

県警は23日、県内に本店を置く4つの金融機関との間で、金融犯罪の情報提供に関する協定を結んだ。近年犯罪が増え続けている特殊詐欺やSNSを使った投資詐欺、恋愛を偽ったロマンス詐欺などの金銭がらみの被害を防ごうと、各金融機関の協力を得て容疑者検挙につなげる。

協定を結んだ県警の宮西健至本部長(前列中央)と4金融機関の代表者ら=県警本部

この日、県警本部で協定を結んだ金融機関は、大和信用金庫(本店・桜井市)▽奈良信用金庫(同・大和郡山市)▽奈良中央信用金庫(同・田原本町)▽県農業協同組合(JAならけん、同・奈良市)。各金融機関の代表者らが出席し、県警本部長とともに協定書に署名した。
県警によると、こうした協定は3月、近畿の警察本部で初めて南都銀行(本店・奈良市)と締結しており、これまで犯罪抑止の効果も出ている。今回の協定で、提携先を拡大し「県内すべての金融機関と協力体制を築いた」(県警組織犯罪対策課)としている。
協定に基づき、県警は犯罪利用された口座情報を金融機関に提供。その口座に不審な振り込みが確認された場合は県警に通報があり、被害者に連絡して被害拡大を防ぐ仕組みだ。
県警の宮西健至本部長は「特殊詐欺をはじめとした金融犯罪の根絶につなげたい」と意義を強調。金融機関を代表し、県信用金庫協会長の中村正德・大和信金理事長は「いち早く被害を発見して防止し、資産を守る安心・安全な取り組みとして県警と連携を強化したい」と話した。

【やまと人巡り】薬師寺管主 生駒基達(きたつ)さん(63) 

薬師寺の生駒基達管主

「子供の頃は境内は遊び場で、庭に東塔(国宝)が建っているという環境だった」。薬師寺僧侶の長男として同寺で育ち、今年10月に管主(かんす=住職)に就任。伽藍(がらん)の復興前に親しんだ遊び場は今は再建された金堂や西塔、大講堂などが並ぶ壮麗な空間だ。
写経勧進(かんじん)による伽藍復興で知られるようになる高田好胤(こういん)師が境内で修学旅行生らに寺の説明をする姿にあこがれ、そのまね事をして楽しんだ。高校2年のときに高田師のもとで得度し大学卒業後に奉職して以降、執事や副住職などを務めてきた。
「若いときから修学旅行生らに話をすることが多かった。楽しいことも嫌なこともあったが、結局はそうしたことが良かった」
あるとき、寺を訪れた愛媛県の中学校からその後に学校での講演を依頼された。講演を終えて帰る際に校舎の窓から生徒らが長い間手を振って見送ってくれ、「人を見送るとはこういうことなのか…と勉強させてもらった」と振り返る。
管主になる前、改めて「お坊さんとはいったい何なのか?」と考えてみた。その結果、「根本的なこととして日々の心の持ち方をしっかりしないといけないと発心した」という。
奈良から離れた薬師寺の東関東別院・潮音寺(茨城県潮来市)で住職を務めたことがある。薬師寺にいるときと違って周辺に知った人もなく、思い悩んだ。
「お寺は仏さんがあるからというより、人によって来ると思った。人とのご縁を大切にしないといけないと教わった」
高田師も人を惹(ひ)きつける魅力があり、一度会った人を必ず覚えているような僧侶だった。自分も写経会に参加した人らと交流するなどして、多くの人と縁を結んでいきたいという。(岩口利一)

往馬大社で初の干支飾り、地元書家書き下ろし 火祭りの松明墨で「馬」

自ら揮毫した「馬」の干支飾りを披露する中川彩河さん(中央)と谷野智重さん(右)、長野睦さん=生駒市の往馬大社

生駒山を御神体とする生駒の氏神で知られる往馬(いこま)大社(生駒市)が、来年の干支で神社の名前にも関連する「馬」を揮毫(きごう)した干支飾りを初めて作成し、新年に向けた縁起物として授与している。毎年10月の火祭りで燃やされた松明(たいまつ)の麻殻を練りこんだ特製の墨を使い、同市在住の書家、中川彩河(さいか)さん(48)が金色の色紙に1枚ずつ毛筆で書き下ろした。
往馬大社の火祭りは、奈良県の無形民俗文化財に指定。古くから火の神様として崇敬されてきたという。
今回の干支飾りは、中川さんが地元貢献の一環として、火祭りで生じた松明の墨を書に使えないかと往馬大社側に提案。理解を得られたことから、知人で奈良墨工房「錦光園(きんこうかい)」(奈良市)の墨匠、長野睦さん(48)に特製の松明墨を作ってもらい、その墨で中川さんが揮毫する〝三位一体〟の形で実現させた。
干支飾り(縦18・2㌢、横16・7㌢)は、自宅やオフィスなどで「壁掛けや卓上に飾っていただきたい」(中川さん)とアクリルケースに額装し、初穂料1万7千円で限定100点を頒布。大きめの干支色紙(7万円)もある。
錦光園の長野さんは干支飾りについて「松明の燃えかすという異物を墨に練りこむ作業に試行錯誤した」と振り返り、中川さんも「火祭りの墨で書くと神聖な気持ちになる。作品を見て力が出るように躍動感ある馬を表現した」と話した。
往馬大社の権禰宜(ごんねぎ)、谷野智重さん(28)は「来年は午(うま)年で往馬大社の名前に『馬』の文字も入っている。往馬大社や火祭りを広く知っていただくきっかけになれば」と期待を寄せている。干支飾りなどの問い合わせは往馬大社(0743・77・8001)。

警察犬44頭 嘱託式 県警 捜査・捜索など協力

嘱託書交付式後に記念撮影におさまる来年の嘱託警察犬や警察犬指導者ら=奈良市の県警本部

県警は、奈良市の県警本部で来年1年間、県警の要請に応じ、民間の立場で事件捜査や行方不明者の捜索などに出動してもらう警察犬44頭や警察犬指導者21人に対する嘱託式を行った。式典には今回嘱託された警察犬も参加した。
県警によると、嘱託警察犬は民間の訓練施設などで飼育・訓練され、県警から嘱託を受けた訓練犬。来年の任務を嘱託された警察犬44頭は10月実施の審査会で選ばれた。県警の警察犬はすべて民間協力の嘱託警察犬で運用しているという。
嘱託式で、県警の植田和樹・刑事部参事官は「警察犬は悪いやつに恐れられ、警察官や善良な市民にはものすごく信頼がある」と賛辞を贈り、「昼夜を問わず出動要請があるかもしれませんが、よろしくお願いします」と協力を求めた。
嘱託警察犬のギブソン号(オス11歳)とともに出席した京奈和ドッグスクール(大和郡山市)の大森弘士代表(40)は、10年以上警察犬で協力しているといい、「警察のお役に立ち、要請に応えられれば」と気を引き締めた。

帝塚山大生が一日消防長 ならファミリーで「火の用心」

買い物客に火災予防を呼びかける花山優音さん=奈良市

奈良市の商業施設「ならファミリー」で19日、歳末火災予防運動の一環として、一日消防長の帝塚山大法学部3年の花山優音(まさね)さん(21)が買い物客らに火の用心を呼びかけた。
この日、奈良市消防局の木本英男次長から一日消防長に任命された花山さんは店内を巡回して非常灯や消火器、避難経路などを確認、ポケットティッシュを配って火災予防を呼びかけた。
中学生から消防官になるのが夢だという花山さんは「空気が乾燥するこの季節はひときわ火の元に気を付けてほしい」と話した。
同消防局によると、今年1月から今月19日までの奈良市内での火災発生は81件で、死者は4人に上る。建物火災が減少傾向にある一方で、林野火災が増えているという。上田祥司予防課長は「暖房器具の周りに燃えやすいものは置かないのはもちろん、不要なプラグを抜くなどして火災を予防してほしい」と述べた。

春の高校バレー いざ全国健闘誓う 県代表  男子・添上  女子・奈良文化

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として開催されるJVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)は来年1月5日に東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。奈良県代表の男子、添上は初戦の1回戦で県岐阜商(岐阜)と、女子の奈良文化は初戦の2回戦で旭川実(北海道)-敬愛学園(千葉)の勝者と対戦する。大会を前にチームの強みや意気込みを紹介する。

2年ぶりの全国大会出場となる添上高男子バレーボール部

2年ぶり36回目の出場となる添上は、拾ってつなぐ粘りのバレーを展開する。
チームの平均身長が低いため、田中快斗(かいと)選手(2年)とリベロの小林慧(けい)選手(2年)のレシーブで粘り、攻撃へ。主将でエースの堀結仁(ゆいと)選手(3年)は身長187㌢で、高さのあるスパイクでスピーディーな攻めを見せる。
梶屋賢太監督は「大会では1年間の取り組みを全て発揮することでベスト4を目指したい」と話している。

3年連続の全国大会出場となる奈良文化高バレーボール部

3年連続7回目の出場となる奈良文化は、高さを生かしたネット際のプレーが持ち味だ。
伊藤苺(いちご)選手、山本薫乃(ゆきの)選手、榎本海央(みお)選手(いずれも3年)が攻撃の中心で、力強さを見せる。守備は主将でリベロの橋本芽依(めい)選手(3年)が要となる。
山川真史監督は「テクニックよりも高さとパワー、それを上回る気持ちの強さを前面に出す攻めるバレーでベスト8を目指す」と話している。

奈良プロバスクラブ、鹿愛護会にどんぐり寄贈

社会奉仕事業を行う親睦団体「奈良プロバスクラブ」(久保田実雄会長)は18日、保護団体「奈良の鹿愛護会」にドングリと活動支援金を贈呈した。

奈良プロバスクラブの久保田実雄会長(右から2人目)と奈良の鹿愛護会の中西康博副会長(同3人目)=奈良市

同クラブは令和2年から毎年、愛護会にドングリを贈っている。今年は会員31人が家族や友人と出かけた際にドングリを拾い集め、昨年の倍以上となる415㌔を愛護会の中西康博副会長に贈呈。支援金として5万円を手渡した。
中西氏は「収容している鹿に与えたい」と感謝した。贈呈式の後、参加した会員約10人はドングリの一部をシカに与え、おいしそうに食べる様子をほほ笑みながら見つめていた。

師走の古都 華やかに 春日若宮おん祭 1000人練り歩く

 

大勢の市民や観光客らが見守る中、市街地を練り歩くお渡り式の行列=奈良市(渡辺大樹撮影)

春日大社(奈良市)の境内にある摂社、若宮神社の例祭「春日若宮おん祭」は17日、時代行列の「お渡り式」が行われ、古式装束に身を包んだ約千人が市街地を練り歩いた。その後は祭礼の中心となる「お旅所祭」があり、古典芸能が次々と奉納された。
おん祭は平安時代に関白、藤原忠通(ただみち)が天下太平を願って始め、今年で890回目。その神事芸能は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

参道では競馬も注目を集めた

この日は雨が心配されたが、お渡り式の行列は正午ごろに県庁前を出発。馬に乗った中心的な役の日使(ひのつかい)や巫女のほか、猿楽(さるがく)などの芸能集団が市街地を通って、若宮神社の祭神が移った大社参道そばのお旅所へと進んだ。観光客らは、平安から江戸時代にかけての風俗絵巻に見入っていた。
お旅所には、祭神のために建てられた黒木の柱に松葉葺きの仮殿。お旅所祭では神饌(しんせん)が供えられ、祝詞(のりと)が奏上された。その後、芝舞台で神楽や田楽、舞楽などの古典芸能が奉納され、「生きた芸能史」を感じさせた。
18日は午後1時からお旅所前で奉納相撲、同2時からお旅所で後宴能(今年の能は巴(ともえ)と猩々(しょうじょう)、狂言は長光(ながみつ))が予定されている。

「万葉日本画カレンダー」8年版で最後 スマホ普及で需要低迷

令和8年版の「万葉日本画カレンダー」=明日香村

県立万葉文化館(明日香村)は、「万葉日本画カレンダー」の発行を、現在販売している令和8年版で最後にすると決めた。カレンダー機能付きのスマートフォンが普及し需要が低迷しているためで、20年以上にわたる歴史に幕を下ろす。
同館は平成13年に開館し、14年版からカレンダーを発行してきた。同館は万葉集に収録された歌をモチーフにした日本画を所蔵しており、その中から選んだ作品を掲載してきた。
しかし、スマホの普及とともに販売数が減少。令和7年版は発行した600部のうち230部が在庫となり、採算が合わなくなっていた。
8年版は縦26㌢、横32㌢。6人の画家が描いた6作品を、2カ月ごとに1つずつ掲載している。広報担当者は「毎年、購入してくれる人もおり、残念だが、やむをえない」とし、「最後のカレンダーなので購入した人は大切にしてほしい」と話している。
8年版も600部を発行。1部千円。同館内のミュージアムショップで販売している。問い合わせはショップ(0744・54・1850)。

御所市に3億円寄付 サンダルメーカー社長の西辺さん

御所市のサンダル製造会社「ニシベケミカル」社長の西辺豊彦さん(88)=同市在住=が市に3億円を寄付した。同市への寄付額としては過去最高。西辺さんは米寿を迎え、恩返しをしたいという思いで寄付したという。

感謝状を手にする西辺豊彦さん(右)と山田秀士市長=御所市役所(同市提供)

西辺さんは昭和33年に創業。抗菌衛生サンダルなどを製造し、高品質のものづくり企業として成長してきた。
寄付は1日付。12日に市役所であった式典で、山田秀士市長が西辺さんに感謝状を贈呈した。
山田市長は「市民に喜んでいただけるような、そして御所市がますます発展できるような活用方法を考え、市民に還元したい。西辺さまの思いを受け止め、今後に生かしたい」と謝意を伝えた。西辺さんは「これまで市などから多くのご支援・ご指導をいただいた。米寿を迎えたこともかねて御所市に恩返ししたい。市の教育・福祉に活用いただければ」と話した。
市は西辺さんの名前を冠した用途限定の基金創設を検討している。

お水取りの練行衆 東大寺が11人発表

東大寺(奈良市)は16日、来年の二月堂修二会(しゅにえ=お水取り)で参籠(さんろう)する練行衆(れんぎょうしゅう)11人を発表した。役職者のうち戒を授ける和上(わじょう)は同寺執事長の上司永照さん、祈りの中心となる大導師は同寺執事の森本公穣さんが務める。
二月堂修二会は奈良時代に始まり、来年で1275回を数える。練行衆のうち初めて籠(こも)る新入(しんにゅう)は来年2月15日に、他は同20日に前行の別火(べっか)に入り、3月1日から二月堂で2週間にわたる本行を勤める。
練行衆は次の通り。(敬称略)
【四職】和上=上司永照(持宝院)▽大導師‖森本公穣(清凉院)▽咒師(しゅし)=上野周真(真言院)▽堂司‖池田圭誠(元興寺)
【平衆】北座衆之一=佐保山暁祥(宝珠院)▽南座衆之一=中田定慧(隔夜寺)▽北座衆之二=平岡慎紹(上之坊)▽南座衆之二=清水公仁(宝厳院)▽中灯(ちゅうどう)=望月大仙(普賢光明寺)▽権処世界(ごんしょせかい)=上司永観(総持院)▽処世界=鷲尾隆磨(地蔵院徒弟、新入)

「御湯立神事」で心身清め 春日若宮おん祭り始まる

ササの葉で湯を振りまいて清める加奥満紀子さん=奈良市

師走の古都を彩る春日大社摂社、若宮神社の例祭「春日若宮おん祭」が15日始まり、奉仕者らの心身を清める「御湯立(みゆたて)神事」が奈良市餅飯殿町の大社大宿所で行われた。好天に恵まれ多くの参拝者でにぎわった。
大宿所はかつておん祭に奉仕した大和士(ざむらい)が精進潔斎(しょうじんけっさい)したという参籠(さんろう)所。御湯立は大和郡山市の巫女(みこ)、加奥満紀子さん(67)が作法を継承している。
この日は大勢の市民らが見守る中、加奥さんが煮え立つ大釜の湯に酒や米などを入れ、「左右左(サヨーサ)」と唱えながらササの葉で湯を振りまいて清めた。神事後、加奥さんは「皆さんが来年も健康で元気に過ごせるようにという願いを込めました」と話した。
大宿所には魚などの懸物(かけもの)(供物)が並び、祭りらしい雰囲気に。名物料理「のっぺ汁」の振る舞いもあり、訪れた人らが味わっていた。
おん祭は平安時代に始まり、今年で890回目を迎えた。17日は時代行列の「お渡り式」や中心行事の「お旅所祭」が行われる。

奈良マラソン開催 冬の大和路を1万6316人駆ける 

朱雀門前の大宮通りを通過するランナーたち=奈良市

奈良マラソン2025(同実行委員会など主催)が13、14日、奈良市のロート奈良鴻ノ池パーク(鴻ノ池運動公園)を発着点に開かれ、県内外から参加した1万6316人のランナーが冬の大和路を駆け抜けた。
今年は13日に「ミニ奈良マラソン」(2㌔×2周など)、14日に「フルマラソン」(42・195㌔)と、2人で完走する「ペアリレーマラソン」(42・2㌔)、「世界遺産10K」(10㌔)が行われ、フルマラソンには1万1322人(男子9470人、女子1852人)が参加した。
フルマラソン男子は、北大輝さん(県陸上競技協会)が2時間20分秒で優勝。女子は山口遥さん(AC・KITA)が2時間46分58秒で7連覇を果たした。完走率はフルマラソンが92・2%、世界遺産10Kが98・6%だった。

境内彩る寒ボタン 石光寺で開花 来年1月中旬ごろまで楽しめる

開花した寒ボタン。保護のためわらで覆われている=葛城市の石光寺

葛城市染野の石光寺で、冬の訪れを告げる寒ボタンが開花し、参拝者の目を楽しませている。
同寺には36種類約250株が植えられている。開花するのはこのうちの30株強で、赤やピンク、紫の美しい花が境内を彩っている。株は霜や風などから守るため、わらで笠のように覆っている。
染井義孝住職(75)は「今年は夏が長く秋が短かったため、開花時期が2週間ほど遅れた」と話す。来年1月中旬ごろまで花を楽しめる。

年末の飲酒検問スタート 県警、20日まで取り締まり強化

飲酒検問を行う県警の警察官ら=奈良市

県警は、飲酒運転の根絶を目指して年末の県内一斉検問を始めた。初日の11日夜は県内6カ所で実施。奈良市右京のならやま大通りでは奈良や奈良西、生駒の3署と県警交通機動隊の各警察官約30人が参加し、道行く車に次々と停止を求め、運転手への呼気検査を行った。
現場を視察した宮西健至県警本部長は報道陣の取材に、「飲酒運転は重大な犯罪。酒を飲んだら運転しない意識を。まわりの方々も飲酒運転させない意識をお願いしたい」と述べた。
県警によると、年末年始は忘年会や新年会などで飲酒機会が増えることから、過去10年間の県内での飲酒運転事故は月別では12月が最多の41件、1月が36件と2番目に多い。県警は12月に対策を強化するのが効果的とみて、20日まで重点的に飲酒運転の取り締まりを行うとしている。

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