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【センバツ】智弁学園の地元・五條市役所でPV「夏に向けて頑張って」

テレビの前で智弁学園を懸命に応援する人たち=五條市役所

智弁学園を応援しようと、地元の五條市は31日、市役所で決勝戦のパブリックビューイング(PV)を開催した。惜しくも優勝を逃したものの、駆け付けた市民らが懸命にエールを送った。
決勝進出を受けて急遽、市役所1階の大会議室を会場に設定。訪れた人にうちわやスティックバルーンなどの応援グッズを提供した。
集まった人たちはテレビの前でスティックバルーンを打ち鳴らして応援。先発の杉本投手が打者を打ち取ったり、得点したりすると歓声がわき起こった。
今大会で智弁学園は逆転勝ちが多く、五條市に実家があるという橿原市の会社員、岡本万由美さん(47)は「残念だけど、今大会であきらめないことを教えてもらった」と話した。五條市の会社員、高橋きよ子さん(54)は「夏に向けて頑張ってほしい」と期待を込めた。

4月1日から青切符制度 天理大と天理署、自転車マナー啓発ポスター

啓発ポスターのパネルを前にポーズを決めるモデルの天理大の学生ら=天理市

天理大(天理市)と天理署は、16歳以上の自転車運転者の交通違反に、警察が反則金納付を通告できる「青切符」制度が4月1日から適用されるのにあわせ、共同で啓発ポスターを制作した。ポスターは同署管内の商業施設や駅、駐輪場などに掲示し、自転車運転時の交通マナー向上を目指す。
天理大は令和2年にラグビー部員がモデルの特殊詐欺被害防止の啓発ポスターを制作したのを機に、天理署と包括連携協定を締結。飲酒運転ゼロなど運動部の選手らを起用したポスターを制作するなど、連携して啓発活動を行ってきた。
制作したポスターはA3判で、モデルとなった同大学生自治会の学生5人が並び、自転車の横でヘルメットをかぶり、こぶしを振り上げるポーズをとっている。また、「自転車にも反則金‼」の標語を前に警笛を吹く女性警官には同大卒業生で同署交通課に勤務する大畠由希主任(30)を起用。「ながらスマホ 1万2000円」「信号無視6000円」「無灯火5000円」など違反者に対する罰金例も掲載している。
学生自治会総務委員長で人間学部3年の米谷正汰さん(21)は「自転車は手軽で身近な乗り物だが、自動車と同じく事故と隣り合わせであることを知ってもらいたい」と話した。
県内でも出合い頭や一時不停止などによる自転車の交通事故が増加しているといい、同署の山本英二署長は「学生がモデルとなることで、若者や一般市民の啓発につなげるとともに、違反をしっかりと取り締まっていきたい」としている。

【センバツ】「逆転の智弁」10年ぶり決勝進出、2度目のVへ王手 

【智弁学園―中京大中京】六回、適時打を放つ智弁学園の馬場井律稀選手=甲子園球場(渡辺大樹撮影)

甲子園球場(兵庫県西宮市)での選抜高校野球大会第10日の29日、県勢で5年ぶり15回目出場の智弁学園は準決勝で中京大中京(愛知)と対戦。2-1と逆転勝ちし、平成28年以来10年ぶりの決勝進出を決め、全国制覇へあと1勝と王手をかけた。応援するアルプス席の観客から「次もいけるぞ」といった声があがった。10年ぶり2度目のセンバツ優勝をかけ、31日の決勝は同じ近畿勢の大阪桐蔭(大阪)と対戦する。
智弁学園と中京大中京による甲子園での対戦は、新型コロナウイルス禍で通常開催ができなかった令和2年夏の交流試合以来。この日の準決勝も智弁学園は相手に先制点を許したが、25日の2回戦・神村学園(鹿児島)戦、27日の準々決勝・花咲徳栄(埼玉)戦に続く3試合連続の逆転勝利。今大会での「逆転の智弁」らしい勝ち方だった。

智弁学園のアルプス応援席に浮かび上がる「C」の文字=甲子園球場(渡辺大樹撮影)

「甲子園はナインと同様、僕たちにとっても夢の場所」。応援団長で新3年の宮崎亮汰さん(17)は、アルプス席で声を張り上げ「智弁魂でスタンドが心ひとつになれるように」と応援を引っ張った。1点リードされた六回、「ジョック」という掛け声で、智弁名物の魔曲「ジョックロック」が演奏されると反撃開始。5番・馬場井律稀選手(新3年)‖田原本町出身‖の左前適時打で1-1の同点に追いついた。
八回、アルプス席で再びジョックロックが演奏され「逆転の智弁」の本領を発揮。4番の逢坂悠誠選手(新2年)‖上牧町出身‖の母、里佳さん(43)が「まだまだ頑張れる。チームのために打ってほしい」との願いが届き、1死二塁で逢坂選手が右翼線への適時二塁打。2-1と逆転し、4番の仕事をした。
先発は、今大会で「前評判をひっくり返す」との思いでのぞむエースの杉本真滉(まひろ)投手(新3年)。アルプス席で父、光永さん(47)は「みんなの力で準決勝まで上がってこれた。仲間を信じて投げてほしい」と応援した。杉本投手は七回を除いて毎回相手走者を出しながらも要所を締め、137球で8奪三振の完投勝利。10年ぶりのセンバツ優勝へあと1勝に迫った。

◇監督・主将談話

小坂将商監督「かなり研究されて杉本も苦しい投球だったが、バッテリー中心にしっかり守り切れた。決勝は引かずに向かっていく気持ちで戦いたい」
角谷哲人主将「粘り勝った試合だった。杉本の体力はすごい。アドレナリンが出たのか、後半になるほど球威が上がっていた」

18チームの熱戦開幕 奈良LC杯学童野球

第49回奈良ライオンズクラブ(LC)杯奈良市学童軟式野球大会(産経新聞社など後援)が29日に開幕し、同市の緑ヶ丘球場で開会式と1回戦2試合が行われた。決勝は4月5日に予定されている。
大会は、春の県大会(知事杯)の奈良支部予選を兼ねる。開会式では、エントリーした18チームの選手らが元気よく入場行進し、「かすみの」の永木蒼生(ながき・あお)主将(新6年)が選手宣誓した。各チームには同LCからメダルが贈られた。
29日の試合結果は次の通り。
【1回戦】都跡スポーツ少年団9-4登美ヶ丘フェニックス▽五条山レパード12-0かすみの

著作権法違反を摘発 県警に感謝状 デジタル著作物の権利保護で

パチンコ・パチスロ遊技機の演出映像をめぐる著作権法違反事件を摘発したとして、県警が24日、デジタル著作物の権利保護などを行う一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS、東京)から感謝状の贈呈を受けた。郡山署(大和郡山市)での贈呈式で増田朋美署長は「もらい慣れていないもので…」と恐縮しつつ、ACCSの中川文憲事務局長にお礼を述べた。

コンピュータソフトウェア著作権協会から感謝状を受ける郡山署の増田朋美署長(左)ら=大和郡山市の同署

県警によると、事件解決の協力者らに感謝状を贈る立場の警察側が感謝状を受けるのは珍しい。
この日は捜査に関わった同署や県警警備部外事課、生活安全部サイバー犯罪対策課の各幹部3人がそれぞれ感謝状を受け取った。
県警側は当初「警察として当たり前の仕事。感謝状をいただくのはおこがましい」(吉﨑隆哉・郡山署副署長)として辞退を検討。一方、ACCS側には、デジタル著作物に関して世間に警鐘を鳴らす極めて重要な事件との強い意向があったため、「捜査員らの励みになる」と考え、受け取ることにしたという。

大和郡山市の倉庫内に並ぶパチスロ機など(県警提供)

県警は2月18日、ゲームソフト大手のカプコンが著作権を持つパチスロ機「鬼武者3」の映像をインターネット上に無許可で配信したとして、著作権法違反容疑で名古屋市の60代会社役員の男と中国籍の20~30代男女ら計4人を逮捕した。奈良地検は3月10日付で賭博開帳図利罪に切り替え、4人を起訴した。

4500体ひな人形 高取・壷阪寺で大雛曼荼羅

ずらりと並んだひな人形=高取町の壷阪寺

高取町の壷阪寺で、保管している約4500体のひな人形を展示する「大雛曼荼羅(だいひなまんだら)」が開かれている。4月18日まで。
ひな人形が軒先を飾る町のイベント「高取城下 町家のひな祭り」(今月15日まで)に合わせ開催。約20年前からこの時期にひな人形の公開を始め、当初は30体ほどだったが、信徒や町民、さらに各地の人から奉納されるようになり、公開数が増加した。
礼堂(らいどう)、大講堂、灌頂堂(かんじょうどう)の3会場で展示。ひな人形の中には、あんぱんや天丼を持っていたり、キーボードやトランペットでオーケストラを構成したりするなどユニークな工夫も。2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪に合わせ、フィギュアスケートやスノーボードの競技場面も表現している。
担当者は「一工夫することで皆さんに楽しんでいただける。参拝者同士の会話のきっかけにもなる」と話している。

奈良女子大記念館の改修完了 「100年ピアノ」ミニコンサートで祝う

改修された奈良女子大学記念館=奈良市

 

奈良市の奈良女子大学記念館(旧本館、重要文化財)で進められてきた改修プロジェクトの竣工式典が行われた。学生らの記憶が刻まれた明治時代の建造物を守り伝えるため、寄付金を募るクラウドファンディング(CF)も実施して修理され、出席者らが完了を祝った。
記念館は明治42年に建てられた同大のシンボル。木造2階建てで、屋根には木の骨組みを露出させるハーフティンバーというヨーロッパ北中部に見られる様式を採用。1階は大小の部屋が並び、2階は講堂で中央部は天井が高い大きな空間となっている。
創建当初は前身の奈良女子高等師範学校本館で、現在は式典や講演会などで使用しているが、外壁の劣化や瓦の破損などがあったことから、壁のしっくい塗り替えなどの改修を行っていた。今後予定している守衛室の修復や教育資料・標本の保管環境整備を含めたプロジェクトの総事業費は1億5千万円を超える見込みで、CFなどで集まった寄付金約4300万円を活用する。

式典では「100年ピアノ」も奏でられた

式典ではプロジェクトの報告や、記念館の歴史、特徴についての解説があったほか、「100年ピアノ」によるミニコンサートもあり、出席者らは学生が奏でる音色に聞き入った。

出土資料で秀長の足跡たどる 郡山城跡で展覧会 来年1月31日まで

秀長の菩提寺である春岳院から寄贈された江戸時代の鬼瓦=大和郡山市

 

郡山城跡(奈良県大和郡山市)などから出土した資料を通じて城の実態と城主だった戦国武将・豊臣秀長の足跡をたどる展覧会「秀長と郡山のあゆみ」が、郡山城跡内の東多聞櫓(たもんやぐら)で開かれている。
郡山城天守台の整備の際に見つかった石垣の転用石や、秀長の菩提(ぼだい)寺である春岳院(同市)から寄贈された屋根瓦など300点以上の品々を展示。今回が初公開のものが多くを占めている。出土した数多くの転用石の中には石仏や五輪塔などがあり、秀長が大和一帯から石を集めて築城した様子がうかがえる。

郡山城跡の発掘調査で出土した豊臣政権期の天守の金箔瓦

市まちづくり戦略課の十文字健さんは「秀長がこの地に城を築いたのは、当時絶大な権力を持っていた興福寺などの寺社勢力を牽制(けんせい)する上でも重要だった。江戸時代も畿内統治の重要な拠点だったことも知ってもらえたら」と話している。
同市には博物館がなく、所蔵品をまとめて公開する機会がほとんどない。十文字さんは「秀長が主人公のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』をきっかけに、まちの歴史と魅力を発信し、市民や地域の方々にまちを誇りに思ってもらいたい」としている。
開催期間は来年1月31日まで(不定休。年末年始は休館)、開館時間は午前10時~午後5時、入館料は一般300円、中学生以下と市内在住、市内に通学する高校生は無料。

詳細は特設サイト=2次元コード=で。

奈良博仏像館が休館へ 改修工事で今年9月から1年半

改修工事のため今秋から休館する奈良国立博物館仏像館=奈良市

奈良市の奈良国立博物館は、数多くの仏像を展示している同館仏像館(旧本館、重要文化財)について、改修工事のため9月14日から令和10年春ごろまでの約1年半にわたり休館すると発表した。
築130年以上が経過した同館では、展示品の安全を確保し展示環境を守るために計画的な改修工事を実施している。今回は屋根の修繕や空調熱源などの改修を予定している。
これに伴い、現在行っている金峯山寺(奈良県吉野町)の仁王門の金剛力士立像(重文)の特別公開は9月13日までとなる。
また、同15日から青銅器館1階では従来通り名品展「中国古代青銅器(坂本コレクション)」を、2階では通常は仏像館で開いている名品展「珠玉の仏たち」をもとにした「珠玉の仏たちセレクション」を開催。こうした展示作業のため、青銅器館は9月1~14日は休館とする。
仏像館は明治27年に完成した奈良で最初の本格的西洋建築。飛鳥~鎌倉時代の仏像を中心に国宝・重文を含む100体近くを常時展示しており、国内を代表する仏像展示施設として広く知られている。

王寺町の「顔」輝き再び デゴイチ修復完了

化粧直しされた「D51形蒸気機関車(SL)」895号機=王寺町

王寺町のJR王寺駅東側にある舟戸児童公園で保存展示され、愛称「デゴイチ」で親しまれている「D51形蒸気機関車(SL)」895号機が塗装などの修復工事を終えた。リニューアル初日には多くの町民や鉄道ファンらが、ピカピカに輝く姿を見学に訪れた。
2月の町制施行100周年に合わせ、町が昭和48年から保存する「D51」を、県の補助金も使って約1千万円で刷新した。895号機は日立製作所が昭和19年に製造。山陰線や関西線で活躍し、同47年に引退した。令和6年には、貴重な鉄道遺産として町指定文化財になった。
同町では明治23(1890)年に王寺|奈良間で県内初の鉄道が走った歴史から「鉄道のまち」をPRしている。14日のお披露目式で平井康之町長は「王寺町のシンボルとして見守っていただけたら」と語った。
SL「D51」895号機は無料で見学可能。運転席には県立王寺工業高の協力で汽笛が鳴る装置も付けた。JR関西線(大和路線)や近鉄田原本線の車窓からも見物できる。

紀伊半島豪雨被災の十津川村 原木シイタケ食べて復興応援

十津川村産の原木シイタケをアピールする上垣隆幸さん=11日、大阪府八尾市

平成23年の紀伊半島豪雨で大きな被害を受けた十津川村を応援しようと、同村産の原木シイタケを使ったメニューを提供するフェアが、五條市や大阪府内の飲食店で行われた。大阪府八尾市の美容師、上垣隆幸さん(61)が村で仕入れたシイタケを各店舗に運んだ。
昭和28年の豪雨災害で十津川村に住んでいた祖父を失った上垣さんは、紀伊半島豪雨の発生後に救援物資の運搬や被災者の散髪支援などを行ってきた。平成年からは、顔なじみの飲食店に呼びかけ、原木シイタケを使ったフェアを実施。今年で8回目となる。
10日朝に十津川村を訪れて28㌔を仕入れ、五條市や大阪府内の11店舗に順次配達した。各店舗では、炭火焼きや天ぷら、煮物などの料理が並んだ。
大阪府八尾市の「焼鶏くだかけ久宝寺店」では6㌔を仕入れ、炭火焼きで提供。十津川村産の原木シイタケは香りが強く、肉厚なのが特徴で、同店は「シンプルに塩で香りと食感を楽しんで」と呼びかけていた。
今年は紀伊半島豪雨の発生から15年となる。上垣さんは「この時期になると『(シイタケを)楽しみにしている』と言ってくれる人がいるのがうれしい」と話し、「豪雨災害を忘れずに伝えていくことが大事。食べることを通じて十津川村に思いをはせてもらえたら」と期待を込めた。

春告げる「お花取り」 花会式前に造花運び 薬師寺 

薬師三尊像に供える造花を運ぶ僧侶ら=奈良市

薬師寺(奈良市西ノ京町)の金堂で天下泰平を祈る修二会(しゅにえ)「花会式(はなえしき)」が営まれるのを前に19日、僧侶らが薬師三尊像に供える造花(つくりばな)を旧家に取りにいく「お花取り」が行われた。花会式は、昨秋に就任した生駒基達管主を大導師に25日から31日まで営まれる。
花会式は平安時代に堀河天皇が皇后の病気平癒を薬師如来に祈願したところ回復したことから、感謝の念を込めて造花を供えたのが由来。造花はウメやツバキ、カキツバタなど10種計約1700本で毎年、奈良市の橋本、増田両家で和紙を使い製作している。
この日は僧侶や奉仕の青年衆が増田家を訪問。法要後、丹精して作られた華やかな「お花」を受け取ると、春の到来を告げるように西ノ京町の家々の間を練り歩き、寺まで運んだ。
製作に取り組んだ増田茂世さん(63)は「花はそれぞれの願いを込めて見られると思うのでそのお手伝いになるよう、さらに『きれいに咲いている』と言ってもらえるように作りました」と話した。
花会式は、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶10人が薬師如来を前に人々に代わって過ちを悔い改め、幸福を祈願する。今回、加持を行う咒師(しゅし)は高次喜勝録事、進行をとりしきる堂司(どうつかさ)は大谷徹奘(てつじょう)副住職が務める。
また今年は金堂復興50周年を迎え、新型コロナウイルス感染拡大前以来7年ぶりに金堂前に舞台を設置し奉納行事を行う。

公示地価 県内18年ぶりプラス 住宅、商業地とも南北で格差

国土交通省が公表した令和8年の県内の公示地価(1月1日時点)によると、398の調査地点(全用途)の平均変動率はプラス0・1%となり、18年ぶりにプラスに転じた。用途別平均で住宅地は18年連続のマイナスだが下げ幅を縮小、商業地は4年連続、工業地は11年連続の上昇となった。

 ◆住宅地

平均変動率はマイナス0・1%だが、前年(マイナス0・2%)より0・1㌽改善した。継続調査の303地点中、101地点で上昇し、41地点が横ばい、161地点で下落。北部の利便性の高い地域で上昇し、南北の二極化が進んでいる。
奈良市の近鉄奈良線沿線では駅前整備などで利便性が向上した大和西大寺駅、住環境に優れる学園前駅周辺で上昇が続いている。生駒市でも上昇地点が目立った。
一方、近鉄大和八木駅周辺など主要駅周辺で住宅需要が高い橿原市、大阪へのアクセスに優れる大和高田市、香芝市、王寺町も堅調。五條市や吉野町、下市町など南部や中山間地域では人口減少や高齢化を背景に下落が目立っている。
戸建ての最高額は「奈良市学園北1|5―12」の1平方㍍当たり34万7千円で、前年から5・8%上昇。マンションの最高額は「奈良市西大寺国見町1―7―20」の同41万3千円で8・4%上昇した。

◆商業地

平均変動率はプラス1・0%で、4年連続で上昇。継続調査74地点中、上昇は41地点、横ばい9地点、下落24地点。住宅地同様、南北の格差が広がっている。

商業地で最高額だったのは、近鉄奈良駅前の「奈良市中筋町1番4」

奈良市中心部では好調なインバウンド(訪日客)効果を背景に、店舗やホテルの用地争奪が強力に地価を押し上げている。生駒市も駅近くを中心に需要が高く、橿原市も近鉄大和八木駅、橿原神宮前駅に近い商業地の需要が堅調。香芝市や王寺町も主要駅周辺の需要が高い。
一方、五條市や吉野町など南部は駅前商店街の客離れや周辺の大型商業施設への顧客流出、人口減少で下落が目立った。
最高額は「奈良市中筋町1番4」の99万2千円で9・0%上昇した。

◆工業地

平均変動率はプラス2・0%で前年(プラス1・9%)より上昇。継続調査9地点のうち8地点で上昇、1地点は横ばい。京奈和自動車道による利便性向上、内陸で災害リスクが比較的小さいといった好条件で、需要に対する供給不足が生じている。
幹線道路に恵まれた奈良市、代表的な工業団地を抱える大和郡山市、大阪とのアクセス性が良好な生駒市で上昇傾向が続いている。
調査を担当した杉本忠樹・不動産鑑定士の話「物価高による建築費の高騰、金利の上昇懸念がマイナスの影響を与える可能性がある。南北の二極化については、世界遺産登録を目指す『飛鳥・藤原の宮都』が観光効果を県南部へ広げる好材料となる可能性に期待している」

県とミライズエネチェンジ協定 EV充電器普及へ

脱炭素社会の実現と電気自動車(EV)の普及に向け、県とEVの充電サービスなどを手掛ける「ミライズエネチェンジ」(東京)は、EV充電インフラの構築に関する連携協定を締結した。県有施設3カ所にそれぞれ4台分の充電器を設置する。4月に着工し、6月から順次サービスを始める予定。設置場所を持つ行政と技術や資金力を持つ民間との連携により、充電インフラの拡大を目指す。

協定書に調印したミライズエネチェンジの柘野善隆社長(左)と山下真知事=県庁

県は2030(令和12)年度までに13(平成25)年度比で温室効果ガス排出量を45・9%削減し、50(令和32)年度までに排出量ゼロの達成を掲げている。
登大路自動車駐車場(奈良市)、馬見丘陵公園(河合町)、うだ・アニマルパーク(宇陀市)の3カ所に、それぞれに4台分の普通充電器を置く。観光周遊や宿泊の時間に充電する使い方を想定し、急速充電器にしなかった。利用者はスマートフォンのアプリで利用者登録や支払いを行う。
県がEV充電サービス事業者と連携協定を結ぶのは初めて。初期投資での県の負担はなく、他の施設や民間宿泊施設への拡大も目指す。
協定書の調印後、山下真知事は「充電場所を増やし、ユーザーを掘り起こし、脱炭素や自動車産業を発展させるという好循環に期待している」と述べた。
ミライズエネチェンジの柘野善隆社長は「滞在時間が長い施設や民間宿泊施設の駐車場を活用させてもらい、EV充電インフラの整備を進めるという取り組みは大変画期的だ」と協定締結の意義を強調した。

城下町エリアの再生後押し 奈良信金などがファンド 大和郡山

奈良信用金庫(大和郡山市)は、一般財団法人「民間都市開発推進機構(MINTO機構)」と共同で、市内の城下町エリアの活性化を目的とした「ならしんまちづくりファンド」を設立した。ファンドの総額は6千万円で、空き家や空き店舗をリノベーションなどによって再生し、まちづくりを後押しする。MINTO機構によるファンドの設立は県内では初めて。

ファンド設立を記念する式典に出席した関係者=大和郡山市

ファンドには奈良信金とMINTO機構が3千万円ずつ出資した。投資期間はおおむね6年間で、運用期間は20年間。中心市街地や周辺エリアにある古民家や空き店舗を、商業、宿泊施設などに活用する事業に投資する。約6件の事業への投資を視野に入れている。
MINTO機構はこれまでに全国で地域金融機関と共同で37件のファンドを設立。大和郡山市は令和元年から古民家などをリノベーションしてまちづくりに活用する事業をスタートし、これまでに7軒を商業施設などに再生している。
2月に行われたセレモニーには奈良信金の菊沢竜一理事長や上田清市長、MINTO機構の渡辺浩司常務理事らが参加。菊沢理事長は「起業に際して資金調達というハードルを下げ、地域の金融機関として経済圏を作り、まちづくりの一助を担いたい」と話した。

近鉄ダイヤ変更 県内の特急停車駅増で利便性上がる

出発式に出席した天理市の並河健市長(右から2人目)ら=同市の近鉄天理駅

 

近畿日本鉄道はダイヤ変更に伴い、平日朝の天理発大阪難波行き特急電車の定期運行を開始した。運行初日の16日には始発の天理駅(天理市)で、ハンドル授与式や出発式などのセレモニーが開かれ、駅利用者に記念品が配布された。

天理-大阪難波 平日朝が快適に

大正4(1915)年開業の近鉄天理駅では天理教の大祭などで臨時特急を運行することもあったが、定期運行は初めて。大阪難波への直通急行は1日1本のみで、平端駅や大和西大寺駅で乗り換える必要があった。利用客の要望もあり、14日のダイヤ変更に合わせて、平日午前6時49分天理発~大阪難波7時43分着の特急電車の運行を始めた。
16日は22600系の6両の特急電車を一目見ようと、鉄道ファンや市民が近鉄天理駅に集まった。近鉄によると、この日は300席のうち天理発の予約は約100席に上り、全体で約250席の利用があった。利用するには乗車券以外に特急券(天理|大阪難波920円)が必要となる。
天理市の並河健市長は出発式で、「市民待望の特急。住んでよし、訪れてよしの市として、高めていきたい」とあいさつ。近鉄の高浦仁史執行役員は「朝の混み合う時間帯を快適に過ごしてもらいたい。市の魅力向上とにぎわいづくりに寄与できたら」と話した。
この日は天理発特急の停車駅となった近鉄郡山駅でもセレモニーが行われた。

五位堂は朝、夕・夜に

近鉄のダイヤ変更に伴い、大阪線五位堂駅(香芝市)が、新たに一部特急電車の停車駅に加わった。運行を開始した14日には関係者が同駅に集まり、セレモニーが行われた。
停車する特急電車は、朝の時間帯の大阪難波、大阪上本町行きの上り(平日7本、土日祝日8本)と、夕方から夜の時間帯の下り(平日10本、土日祝日9本)。変更前、同駅には快速急行や準急、普通などが停車していたが、特急は通過していた。
セレモニーには近鉄の福嶌博取締役常務執行役員、同駅を管轄する大和八木駅の池上儀一駅長、同市の三橋和史市長が出席し、テープカットや出発式が行われた。

 

心理学の知見で防犯対策 県警が有識者らと研究会発足 

県警は、有識者らの心理学などの知見を生かした防犯対策を検討する「奈良防犯心理研究会」を発足させた。4月以降に初会合を開き、近年被害が目立つ「特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺」を令和8年度のテーマとして数カ月に1回集まって議論し、新たな防犯対策を打ち出す。

県警本部で開かれた「奈良防犯心理研究会」の委員の委嘱式=奈良市

同研究会の委員には、奈良大や奈良女子大、帝塚山大、滋賀大、大阪教育大の3府県5大学の教授・准教授8人が委嘱された。
奈良市の県警本部で開かれた委嘱式で、県警の宮西健至(けんじ)本部長は、スマートフォンの普及などを背景にした犯罪情勢の変化を挙げ、「心理学に詳しい先生方と協働し、犯罪抑止の高度化を進めたい」と述べた。
同研究会の座長に就いた奈良大の村上史朗(ふみお)教授(社会心理学)は「特殊詐欺などの被害は心理的な要因が大きい。何らかのお役に立ちたい」と抱負を語った。
県警や委員らによると、警察本部と大学研究者らがチームを組み、防犯対策を考える定期的な集まりは、福岡や大阪、高知の各府県警でも実施されている。

大規模改装の奈良ホテル、「西館」は9月2日オープン

奈良ホテル西館のプレミアムテラスツインの完成イメージ(ジェイアール西日本ホテル開発 奈良ホテル提供)

JR西日本ホテルズは、大規模改装工事を行っている奈良ホテル(奈良市高畑町)の西館(旧新館)を9月2日にオープンすると発表した。予約はJRホテルメンバーズ会員とJR西のWESTERポイント会員が今月18日から、一般は4月1日から開始。改装工事に伴い休業中の本館客室、ホテルショップ、メインダイニングルーム、ティーラウンジ、バーは6月4日から営業を再開する予定。
昭和59年に増築され、老朽化が目立っていた旧新館を全面的に刷新。65室だった客室数を52室に見直し、ゆとりを持たせたラグジュアリーな空間を演出した。「スタンダード」の上のクラスとして「プレミアム」「スーペリア」を追加。本館を合わせた総客室数は114室となる。
館内の日本料理「花菊」は鉄板焼「花菊」としてオープン。奈良町を望むテーブルで地元食材を鉄板焼スタイルで提供する。予約開始は詳細が決まり次第、ホームページで発表する。
奈良ホテルは明治42年開業。皇族や政府首脳のほか、アインシュタイン、ヘレン・ケラーら海外の来賓をもてなした「関西の迎賓館」として知られる。大規模改装に合わせ、今年1月4日から全館休業中。

白橿旗野球大会、「YOSHINO ALL STARS 2025」が初優勝

県内の小学6年生球児のチームで争う「第36回白橿旗橿原卒業記念野球大会」(産経新聞社後援)は15日、広陵町の広陵運動公園健民グラウンドで準決勝と決勝、3位決定戦が行われ、「YOSHINO  ALL  STARS  2025」が初優勝を果たした。準優勝はオール奈良、3位はWMIスターズだった。
試合結果は次の通り。
【準決勝】オール奈良3-1WMIスターズ▽YOSHINO  ALL  STARS  2025 1-0奈良信貴REDS
【3位決定戦】WMIスターズ13-2奈良信貴REDS
【決勝】YOSHINO  ALL  STARS 2025 4-2オール奈良

近鉄とJR西、「秀長」ヘッドマークで大和郡山活性化をPR 

豊臣秀長をモチーフにしたヘッドマークを付けた近畿日本鉄道の列車=奈良市

 

近畿日本鉄道とJR西日本は、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公で戦国武将の豊臣秀長ゆかりの大和郡山市の活性化と観光誘致を図ろうと、共通のヘッドマークを付けた列車を運行している。

「秀長の輪 大和郡山」の文字などが描かれたヘッドマーク(大和郡山市提供)

ヘッドマークは市の「秀長さんプロジェクト」で作成したロゴマークを採用。中心部の円に「秀長の輪 大和郡山」の文字を、周囲に秀長の墓所の大納言塚、菩提(ぼだい)寺の春岳院、秀長が創建した源九郎稲荷神社、郡山城跡の桜や紅葉を配したデザインとなっている。
近鉄は9020系の列車で、奈良線、京都線、橿原線などを来年1月頃まで運行。JR西日本は221系の列車で、大和路線や大阪環状線、おおさか東線を来年2月頃まで走る予定。
近鉄創造本部の中川真吾さんは「ぜひ電車に乗って秀長ゆかりの地を巡ってもらいたい」と話している。

春の炎 東大寺・お水取りで「籠松明」

東大寺二月堂を赤く染めるお松明=12日夜、奈良市(多重露光、渡辺大樹撮影)

春を呼ぶ「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)は12日夜、「お松明(たいまつ)」の中でも最大の「籠(かご)松明」が登場し、華麗な炎が多くの参拝者らを魅了した。
修二会は奈良時代から途絶えることなく続き今回で1275回目。前行を経て今月1日に本行入りし、お松明は行を勤める練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶を毎夜二月堂へと導く。12日は午後7時半ごろ、童子(どうじ)という補佐役が担ぐ長さ約8㍍の籠松明が二月堂の舞台に現れ、舞い散る火の粉に参拝者らの歓声が上がった。
13日未明には十一面観音に供える香水(こうすい)を井戸からくむ儀式があり、「お水取り」の名はこれに由来する。15日未明に満行を迎える。

播磨国出先機関?の土器、瓦など展示 奈良市埋文センター

出土した瓦や土器を展示している速報展=奈良市埋蔵文化財調査センター

奈良市埋蔵文化財調査センター(奈良市大安寺西)で「令和7年度春季発掘調査速報展」が開かれている。播磨国(兵庫県南西部)の「平城京事務所」があった可能性がある土地と、平城京の大安寺内を横断した六条大路に関する調査成果を遺物を通じて紹介している。31日まで。
市教委はこれまで、播磨国から税として納めるために運ばれた物品を一時保管した施設「調邸(ちょうてい)」があった可能性がある同市大森西町の平城京跡を継続的に調査。今回は、中枢部とみられる遺構についてパネルで伝えるとともに播磨産の土器や瓦を展示している。
また、大安寺旧境内で行った調査で寺地内西側は六条大路が横切った一方、東側では同大路は施工されなかったとみられることが分かったとする成果を紹介。出土した築地塀の瓦の年代を手がかりに、西側は称徳天皇の寺への行幸に際し整備されたが、天皇が通らなかったと考えられる東側は施工されなかったと推測している。速報展では瓦などを展示している。
土曜日は休館。入場無料。問い合わせは奈良市埋蔵文化財調査センター(0742・33・1821)。

【東日本大震災15年】近鉄社員が研修 避難生活での配慮学ぶ

段ボールハウスを組み立てる参加者ら=奈良市

平成23年の東日本大震災の発生から15年となった11日、近鉄グループホールディングス(GHD)や近畿日本鉄道などは奈良市尼辻北町の近鉄スポーツセンターで避難生活を疑似体験する社員研修を行った。参加者は避難時に使用する段ボールハウスや簡易トイレを組み立て、避難生活で必要となる配慮について学んだ。
同GHD傘下のKNT|CTホールディングスが昨年発売した防災教育の体験プログラムを社員研修に初めて活用。同GHD、近鉄の社員ら43人が参加した。
NTT東日本防災研究所の笹倉聡所長が災害発生時の初動の重要性、避難所生活で受けるストレスなどについて講演。参加者は3班に分かれ、簡易トイレや段ボールハウスの組み立て、避難所の区画割りとルール作りを体験した。
近鉄本社(大阪市)に勤める森さやかさん(39)は「日頃、乗客の避難誘導訓練などに携わっているが、避難後についてはニュースでしか知らなかった。勉強になった」と述べ、本社勤務の大塚崇裕さん(53)も「1人当たり2平方㍍の区画は意外と狭かった。自分が避難することがあれば、積極的に避難所設営にかかわりたい」と話していた。
同GHDリスク管理室の藤巻恵部長は「近畿地方は南海トラフ地震などの災害リスクを抱えている。研修を通じ、災害に直面しても必要な行動をすぐに起こせるよう、社員の意識を高めたい」と話していた。

【東日本大震災15年】東大寺大仏殿で慰霊法要 復興祈る

大仏を前に東日本大震災の犠牲者を慰霊する法要を営む僧侶ら=奈良市の東大寺大仏殿

平成23年の東日本大震災の発生から15年となった11日、奈良市の東大寺大仏殿では慰霊法要が営まれ、僧侶らが震災で亡くなった人たちの冥福とともに被災地の復興を祈った。
この日は、二月堂修二会(しゅにえ、お水取り)の本行中のため参籠(さんろう)している練行衆以外の僧侶が大仏殿に集まった。橋村公英別当が法要の趣旨を盛り込んだ表白を読み上げた後、僧侶らが読経した。訪れた人らも静かに手を合わせていた。
地震が発生した午後2時46分には、大仏殿東側の大鐘がつき鳴らされた。
法要後、橋村別当は「お参りされた皆さんと一緒に、大仏様のおひざ元で亡くなった方々の冥福と、被災した人らの心の復興をお祈りすることができました」と語った。東大寺では震災の翌年から慰霊法要を営み、東北の被災地に思いを寄せている。

「広陵町のイチゴおいしいよ」 町観光大使に「キジトラ」就任 

吉村裕之町長から委嘱状を受け取った「キジトラ」(左)=広陵町役場

 広陵町は、エンターテインメント事業を展開するKADOKAWA(東京)と連携し、同社が版権を持つユーチューブ配信のアニメ「うごく!ねこむかしばなし」の主要キャラクター「キジトラ」に町観光大使を委嘱した。

ステッカーなどにあしらわれる「イチゴに抱きつく『キジトラ』」(広陵町提供)

アニメでかぐや姫ゆかりの同町が取り上げられたのを縁に、今回の連携が実現した。2日の就任式で、キジトラは「広陵町のイチゴはおいしく、魅力発信に努めたい」と語った。9月までの期間限定で町のPR役を務める。
町内の飲食店や直売所32カ所が参加するイベント「ストロベリータウン広陵」(31日まで)で、「古都華(ことか)」や「あすかルビー」などのイチゴ商品を購入した先着千人に、キジトラが描かれた限定ステッカーをプレゼントする。イベントの問い合わせは、町産業総合振興機構なりわい(0745・51・0567)。

「子供たちに」奈良ロータリークラブがフードバンクに食品寄贈

会員から集まった食料品をフードバンク奈良の平川理恵代表理事(右)に手渡す奈良ロータリークラブの福田一郎会長=奈良市

奈良ロータリークラブは社会奉仕活動の一環として、会員から寄せられた食料品を認定NPO法人「フードバンク奈良」に寄贈した。
同クラブは平成29年から家庭で余った食品を持ち寄るフードドライブを定期的に開催しており、今回はカップ麺20箱、米50㌔、レトルト食品などが集まった。
贈呈式で、同クラブの福田一郎会長は「子供たちに役立ててもらいたい」とあいさつし、フードバンク奈良の平川理恵代表理事に食料品などを手渡した。
食料品や飲料は給食が無くなる春休みに向けて今月中旬から、奈良市内の子育て中の非課税世帯やひとり親世帯計1050世帯を中心に提供されるという。

4強出そろう 白橿旗野球大会 県内の6年生球児たち熱戦

県内の小学6年生球児のチームで争う「第36回白橿旗橿原卒業記念野球大会」(産経新聞社後援)は8日、2回戦と準々決勝が葛城市と広陵町で行われ、4強が出そろった。準決勝と決勝、3位決定戦は15日に行う。8日の試合結果は次の通り。
【2回戦】ALL NK5-2葛城BBC A▽WMIスターズ13-0古都会BEARLIONS▽オール奈良4-0 1、2、サンズ▽オール磯城0-0 GKライオンズ(オール磯城抽選勝ち)▽奈良信貴REDS0-0橿原ドリームス(奈良信貴REDS抽選勝ち)▽八木ホワイトファイヤーズ3-1王寺河合スポーツ少年団レッド▽GT STARS3-0畝傍子供会▽YOSHINO ALL STARS 2025 5-1天理GREENS
【準々決勝】WMIスターズ18-4ALL NK▽オール奈良1-0オール磯城▽奈良信貴REDS4-4八木ホワイトファイヤーズ(奈良信貴REDS抽選勝ち)▽YOSHINO ALL STARS 2025 1-0GT STARS

児童ら力士にぶつかり稽古 生駒の浅香山部屋宿舎

力士を土俵外へ押し出す児童ら=生駒市高山町

大相撲春場所(8日初日、エディオンアリーナ大阪)を控え、浅香山部屋の力士らが、宿舎を構える生駒市高山町の観光旅館「くろんど荘」で「ちびっこ相撲体験会」を開いた。まわしを着けた児童ら約25人が、大きな力士にぶつかり稽古を挑んだ。
市や市教育委員会が主催し、浅香山部屋が協力。新型コロナウイルス禍で一時期は開催を自粛していたが、昨年再開した。
児童らは力士から四股(しこ)や股割りなどの動作を学んだ後、ぶつかり稽古で力士に体当たり。土俵内で力士を追いかけて押し出しをみせたり、力士のまわしを取って投げたりしていた。
元大関・魁皇(かいおう)の浅香山親方(53)は「大相撲に親しんで応援していただければ、昇進を目指す部屋の力士らの力になる」と話した。

智弁学園、花巻東と初戦 選抜高校野球 大会二日目

智弁学園の角谷哲人主将(右)と花巻東の古城大翔主将=大阪市北区(代表撮影)

第98回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で行われ、県勢の智弁学園は大会2日目の第3試合で花巻東(岩手)と対戦することが決まった。
五條市にある智弁学園は杉本真滉(まひろ)投手らの活躍で昨年秋の近畿大会で準優勝し、5年ぶり15回目の選抜出場を決めた。村上頌樹(しょうき)投手(阪神)らを擁した平成28年以来10年ぶりの優勝を狙う。大会は19日から兵庫県西宮市の甲子園球場で開かれる。

県 21年ぶりに渇水対策本部 節水協力呼びかけ、6日から減圧試験

深刻な渇水が続いていることを受け、県は5日、渇水対策本部(本部長・山下真知事)を設置し、第1回会議を開いた。今後3カ月の降水量は平年並みで、ダムの貯水量回復が見込めないため、県の施設で節水を継続するほか、県民や事業者らに広く節水を呼び掛けることを決めた。また26市町村に上水道を供給している県広域水道企業団は6日から水道の圧力を下げる試験的な減圧を順次実施し、不具合がないか確かめる。渇水対策本部の設置は平成17年以来、21年ぶり。

県庁で開かれた渇水対策本部会議

同企業団の主要水源となっている大滝ダム(川上村)の貯水率は5日午後6時時点で6・6%、室生ダム(宇陀市)は同45・4%と逼迫。吉野川(紀の川)水系の奈良県域では2月26日から10%の取水制限が行われている。
同企業団に加盟していない奈良市でも布目ダム(同市)の水位が下がり、2月6日から10%の取水制限を実施。御所市でもため池の水量が少なく取水量を減量中という。
この日の会議では、県営施設などで節水を強化するほか、学校や保育所、工業団地といった関係機関や施設、県民に渇水を周知し、節水への協力を求めることを決めた。山下氏は「このままでは3月下旬に取水制限が強化される可能性がある。県民に協力をお願いしていく」と述べた。
会議後、山下氏は報道陣の取材に応じ、取水制限が現状の10%から強化される段階で「本格的な給水制限に踏み切るかどうかを判断することになる」との考えを示した。

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