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【リオ五輪】「感動をありがとう」、世界の頂点に歓喜 高橋選手地元の橿原市


 リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)のペア。高橋選手の地元、橿原市の「かしはら万葉ホール」で行われたパブリックビューイング(PV)に詰めかけた約800人の市民らも、歓喜の渦に包まれた。

「タカマツ」ペアの金メダル獲得を祝ってくす玉を割る父、昭博さん(中央)ら

「タカマツ」ペアの金メダル獲得を祝ってくす玉を割る父、昭博さん(中央)ら

 決戦前、高橋選手から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、「最後の試合を力強く、精いっぱい悔いのないよう頑張ります」と送られたという父、昭博さん(53)。「結果を気にせず粘り強く頑張れ」と返し、かたずをのんで決戦を見守った。

 会場には、高橋選手が小学生時代に所属したジュニアチーム「橿原ジュニア」の関係者約200人の姿も。橿原ジュニアに所属する小学6年、古根川美桜さん(11)と鈴木彩加さん(12)は最前列で応援をリード。「ニッポン」コールや「ナイス、もう1本!」などと声をからし、「礼華」と書かれたうちわやバルーンスティックを打ち鳴らした。

 接戦を高橋選手が制すると、全員が総立ちに。古根川さんと鈴木さんは「かっこよくて、すごい。将来、高橋先輩のように世界の舞台で活躍できるように頑張りたい」と興奮した様子。橿原ジュニアOGで、インターハイ出場経験もある橿原市の大阪教育大1年、岩崎朱李さん(19)は「第3ゲームの終盤、3㌽リードされたときはちょっとだけ『だめかな』と思ったが、コンビネーションと粘り強さの勝利だと思う。私も刺激をもらいました」と話した。

 バドミントンクラブで活動している橿原市の小西克子さん(54)は、「自分のことのようにうれしい。本当に本当におめでとう」、高橋選手の伯母、高橋洋子さん(57)は「感無量で、夢みたい。今度会えるときは、メダルを見せてもらえるかな」と笑顔。「橿原ジュニア」でバドミントンを始めて4年という市立真菅小4年、磯田侑奈さん(9)は「バドミントンで〝世界一〟を取れるなんて、夢をみているみたいでどきどきする。タカマツペアを目標に、頑張って練習を続けたい」と話した。

決勝を制したタカマツペアを祝福するPVの参加者

決勝を制したタカマツペアを祝福するPVの参加者

 高橋選手を小学生時代に指導した橿原ジュニア総監督の松村宏則さん(57)は「苦しい試合だったが、2人はゲーム中、顔を見合わせて意思の疎通を図っていた。今後も高橋に続くような選手を育てていきたい」、橿原市ジュニアバドミントン連盟理事長の浦島申次さん(40)は「世界ランキング1位の意地を見せた金メダル。日本人、奈良県民として誇りに思います」と話した。

 試合後、昭博さんは「『信じられない』の一言。2人の勝ちたいという強い気持ちが、金メダルを勝ち取ったのだと思う。『おめでとう、感動をありがとう』と伝えたい」と目を潤ませていた。

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決勝を制したタカマツペアを祝福するPVの参加者

決勝を制したタカマツペアを祝福するPVの参加者

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