奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

【リオ五輪】「帰ったらメダル持たせてね」、LINEで祝福 バドミントン「金」高橋選手の妹


 バドミントン女子ダブルスの決勝に臨んだ高橋礼華(26)=橿原市出身=と松友美佐紀(24)のペアらが所属する日本ユニシス本社(東京都江東区)で19日未明、パブリックビューイングが行われ、バドミントン部の関係者ら社員約200人が日本からエールを送った。バドミントンでは日本初の「金」が決まると、会場は興奮と歓喜に包まれた。

金メダルを獲得した姉・高橋礼華に、携帯電話でお祝いのメッセージを送る沙也加さん=19日未明、東京都江東区

金メダルを獲得した姉の高橋礼華選手に、携帯電話でお祝いのメッセージを送る沙也加さん=19日未明、東京都江東区

 社員らは、〝タカマツ〟ペアらの似顔絵が入ったおそろいのTシャツで観戦。日本の攻撃やレシーブが決まる度に、金メダルをイメージした金色のスティックバルーンをたたきながら、「いいぞーっ」「もう一本!」と声をそろえた。

 会場には、高橋の妹でバドミントン部所属の沙也加さん(24)の姿も。チームメートとともに、食い入るように中継画面を見つめていた。

 姉妹は小学校低学年から母・智子さんがコーチを務めるクラブでバドミントンに打ち込み、中学からは別々の学校で「お互いに高め合ってきた」(沙也加さん)。ユニシスに入ってからは、松友も含め「3人でリオに行こう」と話していたが、昨年末、沙也加さんが五輪代表選考レースを目前に右膝を負傷。高橋も遠征の合間を縫って病院を見舞うなど妹を気遣ったが、姉妹の夢はかなわなかった。

 五輪での姉たちの活躍は「うれしいけど、悔しい気持ちもあった」という沙也加さん。それでもこの日は、ただただ姉たちの勝利を祈り続けていた。

バドミントン女子ダブルスの決勝を見守る高橋礼華選手の妹、沙也加さん(中央)=19日未明、東京都江東区

バドミントン女子ダブルスの決勝を見守る高橋礼華選手の妹、沙也加さん(中央)=19日未明、東京都江東区

 接戦の末の第3ゲーム、19―16の劣勢から日本が5連続ポイントで逆転勝利すると、大歓声の中で自然と目に熱いものがこみ上げていた。「勇気をもらった。4年後の東京では、私も五輪の舞台に立ちたい」。

 試合後、姉には携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」でこんなメッセージを送った。

 《金メダルおめでとう。帰ったらメダル持たせてね。お疲れさまでした》いつもと同じ、短いメッセージ。それでも十分、姉妹の心は通じ合っている。

【関連記事】

【リオ五輪】バドミントン「タカマツ」、ペア結成10年で大逆転の金メダル 「やっと一番になれた」

【リオ五輪】「自分たちは強い」信じて勝ち取った「金」 バドミントン「タカマツ」ペア

【リオ五輪】「タカマツ」ペアが日本勢初の「金」

【リオ五輪】「決勝も自分のプレーを」 バドミントンのタカ・マツペアに大声援 橿原

「一戦一戦悔いなく自分のプレー」 リオ五輪・バドの高橋選手が県庁訪問

先輩、リオ五輪で金メダルを バドミントン高橋・松友ペアに橿原の子供たちがエール

先輩、金メダルを! 橿原でリオ五輪バドミントン代表・高橋さんの壮行会

産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。