【春高バレー】「最高のバレーができた」、男子・添上
添上は第1セット、エースの前田進之介が「コースを打ち分けた」という角度のあるスパイクで天理のブロックを抜き、得点を重ねる。主将、南浦仁も攻守に落ち着きのあるプレー。前田の父、健治さん(48)が「勝ってくると言って出て行った。楽しんでプレーしてほしい」とエールを送るなか、このセットを制した。
第2セット、添上は危なげない試合運びによって主導権を譲らず、このセットも奪取した。
第3セット、天理が意地を見せる。中西翔太の「今までの練習を思い出して全力で打った」という連続サービスエースなどで一時勝ち越しに成功。だが、添上が流れを断ち切り、ストレートで勝利した。
北川賢・添上監督の話「南浦と前田の2枚看板がよく決めてくれた。レシーブもよく拾っていたと思う。最高のバレーができた」
南浦仁・添上主将の話「3セット目は粘られたが、1、2セットはスムーズにいけた。全国では絶対に1勝をあげて、その勢いで勝ち上がりたい」
【男子】
▽決勝
添上3(25-15、25-11、25-22)0天理
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