【春高バレー】執念でシーソーゲーム制す 女子・天理
天理は第1セット、安田育代が3連続でスパイクを決めるなど強気の攻めで奈良文化を圧倒する。
対する奈良文化は第2セット、主将、荒木菜摘が攻守でチームをリード、接戦を制する。その後、第3セットは天理が、第4セットは奈良文化が勝利し、試合はフルセットにもつれ込む。
第5セットは序盤から激しい競り合い。天理は一時、3点を勝ち越すも、奈良文化が直後に5連続で得点し逆転。ここでタイムを入れた天理は八ツ橋孝江監督が「逃げたらいかん。攻めていこう」と鼓舞。落ち着きを取り戻した天理は岩根真由の連続スパイクなどで勝負を決めた。
八ツ橋孝江・天理監督の話「試合は奈良文化の流れだったが選手が執念で打ち勝った。奈良文化には『いいゲームをありがとう』という気持ち」
浦井ひなの・天理主将の話「相手が1、2年主体のチームなので3年の意地を見せたかった。苦しい試合だったが、やっと全国に行けると思うとうれしい」
【女子】
▽決勝
天理3(25-17、22-25、25-17、13-25、15-11)2奈良文化
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