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冬のボーナス あったか~い 奈良県職員の平均83万4003円

公務員の冬のボーナスにあたる期末・勤勉手当が、県内で一斉に支給された。奈良県は教員や警察官を含む県職員1万5082人(平均年齢42・8歳)に対し、総額125億7843万円を支給。1人あたりの平均支給額は83万4003円だった。
奈良県人事委勧告により、昨年同期と比べ支給月数が0・05カ月分増え、1人あたりの平均支給額は1万4352円アップした。
知事への支給額は300万643円。知事以外の県特別職や県議では、副知事234万699円▽議長230万8762円▽副議長201万6877円▽一般議員186万1365円-だった。
県内12市の市長で最も高額だったのは奈良市の仲川げん市長で、244万3360円。一方、市の財政状況を考慮し、大和高田市の吉田誠克市長は平成16年4月から50%、天理市の並河健市長は26年5月から20%、それぞれカットしている。
また、葛城市の阿古和彦市長は、今年10月31日に就任したため、3割の支給額になっている。

■知事・市長の冬のボーナス支給額■
知  事 荒井正吾 300万643円
奈  良 仲川げん 244万3360円
大和高田 吉田誠克 117万2325円
大和郡山 上田 清 225万5209円
天  理 並河 健 186万7628円
橿  原 森下 豊 241万3928円
桜  井 松井正剛 173万1843円
五  條 太田好紀 191万918円
御  所 東川 裕 192万2289円
生  駒 小紫雅史 239万5780円
香  芝 吉田弘明 220万9944円
葛  城 阿古和彦 64万7167円
宇  陀 竹内幹郎 169万1250円
(税込み、敬称略)

【生け花】初冬

鈴口江津甫 (櫻未生流)%e7%94%9f%e8%8a%b1%ef%bc%88%ef%bc%99%e6%97%a5%e7%b5%84%ef%bc%89
【花材】黄金ヒバ、小菊
【花器】黒大皿水盤
【作意】初冬に美しい黄金ヒバと、自宅の庭に咲いた小菊2種をシンプルな取り合わせで、自然の曲線を生かして生けました。
黄金ヒバには輝ける未来への願いを込め、橙色の小菊は控えめでかれんな美しさを、鮮やかな黄色の小菊ははつらつとしたエネルギーを表現しています。

幸運の女神、原口優さんが笑顔でPR 年末ジャンボ1億円

宝くじ幸運の女神の原口優さん

宝くじ幸運の女神の原口優さん

1等と前後賞の賞金総額が10億円の「年末ジャンボ」(第704回全国自治宝くじ)PRのため宝くじ幸運の女神、原口優さん(28)が8日、産経新聞奈良支局を訪れた。
今回の年末ジャンボは1等1億円105本の「ミニ1億円」と1000万円1000本の「プチ1000万」も同時発売され、夢は大きく広がる。
幸運の女神の原口さんは「街を散歩しましたが、奈良は空気も運気もいい感じがしました。ぜひ県内で購入してください」と話していた。いずれも1枚300円で、23日まで発売する。抽せんはいずれも31日。

12月12日は新聞休刊日です。

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12月12日は「新聞休刊日」となっており、朝刊の配達がございません。大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解くださいます様宜しくお願い致します。

普段、インターネットでニュース記事を読んでいただいている皆様、「ニュースはネットで十分」と思っていらっしゃる皆様、紙の新聞を読むと、新しい発見があるかもしれません。

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【あっ、これ食べたい!】昼時は行列 「特性つけそば」は女性にも  麺食堂88

女性にも人気の「特製つけそば」。麺200㌘、レアチャーシューが「つけそば」の2倍、さらに煮卵も付いている

女性にも人気の「特製つけそば」。麺200㌘、レアチャーシューが「つけそば」の2倍、さらに煮卵も付いている

奈良県川西町結崎にある「麺食堂88」は、昼どきには行列ができるラーメン店だ。女性にも人気の「特製つけそば」は麺200㌘、レアチャーシューが「つけそば」の2倍、さらに煮卵も付く豪華な一品となっている。
つけダレは奈良市の「イゲタ醤油」、御所市の「片上醤油」に加え、「企業秘密の醤油」の3種類から作る醤油ダレとコラーゲンたっぷりの鶏出汁、アクセントに数種類をブレンドした酢などが入った少し酸味のあるこだわりのタレ。希望をすればシメに「割スープ」で割って味わうこともできる。
麺は自家製、中太のストレート。茹でた後、冷水で締められた麺はモッチリとした食感に、ツルッツルでのどごしもバツグン。「少しずつつけダレにつけながら食べるのがお薦めです」と店主の高田崇さん(40)はいう。
きれいに盛りつけられた麺を、つけダレにつけて食べるとどんどん箸が進む。タレには角切りにされたレアチャーシューもゴロゴロ入っており、ボリューム満点。
「ジャンクそばの麺は温かいままでモチモチして風味が良く、中華そばの麺は少し細め」(高田さん)だそうで、食べ比べるのもお薦めです。  (朋)

【住所】川西町結崎674-6酒井ビル102
【連絡先】☎0745・43・9518
【ホームページ】https://twitter.com/men_eightyeight
【営業時間】午前11時~午後2時半(ラストオーダー)。火曜日と金曜日は午後6時半~午後9時半(ラストオーダー)も営業
【定休日】月曜日と木曜日
【メニュー】特製つけそば(950円)、つけそば(750円)、特製中華そば(850円)、中華そば(650円)、ジャンクそば(700円)など

大和橘、ブランド化で観光資源に 推進協発足5年、期待高まる

大きく実った大和橘を収穫する学生

大きく実った大和橘を収穫する学生

日本固有のかんきつ類の一種で、奈良にゆかりの深い「大和橘(やまとたちばな)」。この品種を奈良県のブランド品にして地域活性化を図ろうと、大和郡山市商工会の有志らが5年前に立ち上げた「なら橘プロジェクト推進協議会」主催の「収穫祭」が昨年に続き同市内で開かれ、栽培する農家や市民ら約80人が参加した。
大和橘は古くから太平洋岸の温暖な地域に自生するが、現在は環境省の絶滅危惧種に指定されている希少品種。県内では奈良時代に平城京と橘寺(明日香村)を結んだ古道が「橘街道」の名称で残るほか、万葉集には、橘に関する歌が69首詠まれているなど、奈良とゆかりが深いという。
プロジェクトでは3年前から「橘街道」の再生を目指して活動。現在、沿道に約2500本を植樹している。収穫した実を飴やお茶に加工し、試験的に商品化するなど、産業化も視野に入れているという。
1日は、大和郡山市内の街道沿いで収穫祭を開催。プロジェクトに協賛する会員や農家、大学生らが、直径3~4㌢の黄色い実を一つ一つ丁寧に取りながら、収穫を楽しんだ。大和橘の効能を研究しているという近畿大農学部4年、岡田啓史さん(22)は、「香りがよくでこぼこした見た目がかわいらしい」と笑顔を見せていた。
プロジェクト代表の城健治さん(68)は、「3年前に植えた苗が大きいもので2㍍を超えるまでに成長している。1万本の植樹を目指し今後も活動を続けていきたい」と話した。
収穫は今月いっぱい続くという。

■葉の香り、血流量増加や保湿作用の効果期待

手のひらに載るサイズで、甘くさわやかな香りを放つ大和橘。酸味が強いため生食には向かないが、ジャムなどに加工されている。また、香りのよさから果皮を香料とした「匂い袋」としても利用されるなど、用途は多岐に渡る。
橘の香りを研究する近畿大農学部の富研一助教は、大和橘の葉の香りの効能について、「血流量の増加や保湿作用の効果が期待できる」とする。
富助教らが行った実験では、葉から取り出した精油のにおいをマウスにかがせると、血管が広がって血流量が増え、皮膚の水分含有量が増える―という生理機能の変化が確認できたという。
富助教は1日の収穫祭後に開かれた講演会で研究成果を紹介し、「大和橘は食用以外にも多くの用途が期待できる。産官学が協力して研究が進めば、重要な観光資源になる」と話した。

「赤ちゃんが大事だから仕事辞めるよね…」 奈良労働局がマタハラ防止、啓発強化

妊娠や出産を理由に嫌がらせを受けるマタニティーハラスメント(マタハラ)を防ぐため、新たに企業の事業主にマタハラ防止措置を義務づける改正男女雇用機会均等法と改正育児・介護休業法が、来年1月から施行される。奈良県内でも周知を図り、女性が働きやすい職場環境を目指そうと、奈良労働局は啓発活動に力を入れている。
「おなかの赤ちゃんが大事だから、仕事は辞めるよね」。奈良労働局には、会社の同僚に妊娠を告げた際、そんな風に言われて傷ついたといった相談が寄せられている。
奈良労働局によると、平成27年度の相談件数は40件で、近年増加傾向にあるという。妊娠した契約社員の女性が上司に「次の契約更新はないな」と言われたり、つわりがひどくて休業したときに「入院していないなら復帰できないのか」と責められたりした、といった相談もあった。
現行法は事業主によるマタハラを禁じているが、加害者は必ずしも事業主ではない。独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が昨年9~10月に25~44歳の女性約9600人を対象に行った調査では、妊娠・出産した女性の21・4%が「マタハラを経験した」と回答した。マタハラを受けた相手は「直属の上司」が29・9%で最多だった。「職場の同僚・部下」も14・9%に上った。
こうした実情を受け、来年1月施行の改正法では新たに、上司や同僚からのマタハラについて、事業主に防止措置を義務づける。
■奈良労働局が説明会開催、個別相談も
法改正に合わせ、奈良労働局は12月19日と来年1月11日、いずれも午後1時半から、奈良市の同局で法改正に関する説明会を開く。説明会後は個別相談にも応じるといい、同局の担当者は「マタハラに対する企業の意識改革はもちろん、働く側も法律や制度をよく知ることが、働きやすい職場作りにつながる」と参加を呼びかけている。
先着30人。応募締め切りは12月の回が9日、1月の回が1月4日。応募や問い合わせは奈良労働局雇用環境・均等室(☎0742・32・0210)。

櫻井よしこさんが22日、やまと郡山城ホールで講演

ジャーナリストの櫻井よしこさん

ジャーナリストの櫻井よしこさん

ジャーナリストの櫻井よしこさんによる講演会が22日午後2時から、奈良県大和郡山市のやまと郡山城ホール大ホールで開催される。
「美しい日本の憲法をつくる県民の会」が主催。櫻井さんは「憲法改正で、日本をとりもどす‼」をテーマに、憲法改正の必要性について講演する。
入場料は前売り2千円、当日2500円。チケットは同ホールのほか、橿原神宮(橿原市)、県護国神社(奈良市)、石上神宮(天理市)で購入できる。
問い合わせは、奈良県神社庁の中川さん(☎0744・22・4731)。

【鹿角抄(コラム)】明日香村に星野リゾート進出 奈良全体の観光にも影響

明日香村に高級旅館やリゾートホテルを運営する星野リゾートが進出し、順調にいけば数年後、近鉄飛鳥駅近くに「高級ホテル」が誕生する。村役場で行われた記者会見には星野佳路(よしはる)代表(56)が自ら出席し、飛鳥にホテルを建てる思いを熱く語った。
星野代表は「村が持つ観光資源のポテンシャルは非常に高く、これだけ歴史的資産が集積するのは世界的に珍しい。明日香まるごと博物館構想に宿泊施設は不可欠で、われわれが貢献していきたい」と力説した。
全国に展開する星野リゾートの中で、今回の進出とよく似たケースとしてあげたのが沖縄・竹富島。赤瓦の家の集落が国の重要伝統的建造物群保存地区になっている島に、島の建築様式を守りながらホテルを建設したという。
「竹富島の場合は最初の構想から7年かかった。いろいろ議論はあったが、私たちが開業したことで、宿泊客の増加や他の宿泊施設への波及効果、島の方々の就労の機会を増やすことにつながり、少しずつ成果が出て、島の中で評価をいただいている」としたうえで、「日本の始まりという村のコンセプトが、私たちのリゾートのコンセプトにもなる。周辺景観に配慮した施設にすることがホテルの魅力、競争力につながる。お互い相乗効果を高め、日本の古都として、世界の方々が期待するホテルにしたい」と語った。
数々のホテル・リゾートの再生にかかわってきた星野代表。頭の中には施設のイメージができつつあるようで、「付加価値を高めて、お客さまに来てもらい、地域全体の底上げをはかっていきたい」。
明日香村には年間約80万人が訪れるが、多くは村には泊まらず、日帰り観光だ。だが、星野リゾートでは3泊、4泊してもらうことも想定。「泊まっていただく工夫をする。これはわれわれが最も得意とする分野だ」と話す。
星野リゾートの進出が大きなインパクトを与えることは間違いなく、どんなホテルになるのか、今からわくわくしている。外資系でなく、飛鳥の良さをより理解してくれそうな日本の会社という点でも歓迎だ。奈良県全体の観光にも影響を与えそうで、これをきっかけに他のホテルが進出してくれることも期待している。     (野崎貴宮)

【やまと人巡り】鹿まんじゅう〈かのこ〉発売 菊一文珠四郎包永の柳澤育代社長

春日鹿まんじゅう〈かのこ〉を手にする菊一文珠四郎包永社長の柳澤育代さん

春日鹿まんじゅう〈かのこ〉を手にする菊一文珠四郎包永社長の柳澤育代さん

「固定観念にとらわれない、『こだわらない経営者』でありたいと思っています」。鎌倉時代から刀鍛冶の伝統を受け継ぐ刃物店「菊一文珠四郎包永」(奈良市雑司町)社長の柳澤育代さん(49)はきっぱりという。
刃物の伝統技法を世界に発信するため、米ニューヨークで和包丁販売に乗り出すなど、創業約750年の老舗刃物店に新しい風を送り込んできた。今年9月には「奈良に新名物を」と菓子部門「菓子司 柳松庵」を立ち上げた。「とにかくお客さまに喜んでもらえるものを作りたい」
昭和42年、菊一文珠四郎包永の一人娘として生まれた。実家で留学生の受け入れを頻繁にしていたことから、幼い頃から海外に行きたいと強く望んでいた。その一方で、「店を継がなければならないという自分の立場を考えると、海外で暮らすことはできない」とあきらめもあった。だが、転機が訪れた。平成5年、大学院修了後、結婚を機に渡米することになった。「両親からは賛成もしないが反対もしないといわれた」と笑う。それ以降20年間、米国で過ごすこととなった。
米国では旅行会社での予約受付や、現地小学校の教師などさまざまなことを経験した。それでも、「自分は包丁屋の娘。伝統を米国でもアピールしたい」という思いに至った。そして、9年に米国で菊一文珠四郎包永の法人を設立。「米国から日本や奈良をみることで、新しいことをする概念や自分に対する自信が生まれた」と当時を振り返る。
26年には会社を本格的に継ぐために帰国し、社長に就任した。「当初は昔の風習のまま、今の世の中で商売をしているような感じがした。黒字体質に何とか変えたいと強く思った」
そんな中で行き着いたのが菓子部門の設置だった。
「『包丁屋なのに、お菓子なんて作って』という人もいるかもしれない。でも、奈良の観光業に一役買いたかった」。菓子部門設置後、初めての自社製造商品が春日鹿まんじゅう〈かのこ〉。これまで、「神の使いの鹿を食べるのは不敬ではないか」と鹿をかたどった食べ物はあまりなかった。が、春日大社の花山院弘匡宮司と話し、不敬にあたらないとわかり、「おもしろい奈良の土産を」と開発に取りかかった。〈かのこ〉は角のある雄鹿と、角のない雌鹿の2種類。中にはミルク味の白餡が入っている。「いずれは京都の八つ橋や伊勢の赤福に並ぶお土産になってくれれば」と期待する。発売2カ月半だが約8万個を売り上げ、上々の滑り出しだという。
「これからも奈良の活性化につながる魅力ある提案をしていきたい」。その目はキラキラと輝いていた。 (明)

【バンビシャス通信】和太鼓のエネルギーを力に 年内最後はクリスマスゲーム

ハーフタイムにパフォーマンスを披露する和太鼓グループ「倭」

ハーフタイムにパフォーマンスを披露する和太鼓グループ「倭」

 

 

 

 

 

 

 

バンビシャスは11月26、27の両日、今季唯一の橿原開催となるホームゲームを実施しました。そして、奈良県明日香村を拠点として世界32カ国3000回以上の公演を開催し、約600万人を動員した世界を駆け巡る和太鼓グループ「倭」とのスペシャルコラボゲームでもありました。
倭は共同生活で一体感を養い、作曲、振りつけ、演奏方法や衣装デザイン、舞台セットまでの一切を手作りでやっています。また、毎朝10㌔の走り込み、同じ釜の飯を食べ、夜10時まで太鼓の練習をします。アスリートと同じく強靭な筋肉を持ち、魂のこもった一打を打ち鳴らすために365日トレーニングに励んでいます。
先月9日にはバンビシャスの選手とヘッドコーチが明日香村にある魂源堂太鼓道場で太鼓のワークショップを体験しました。
ホームゲーム1日目の26日は倭と魂源堂太鼓道場(倭の道場生)のパフォーマンス、2日目は倭がパフォーマンスを披露しました。倭の圧巻のパフォーマンスに会場からは大きな歓声があがっていました。
試合は中地区首位のFE名古屋に対し、第1Q(クオーター)は両日ともにリードするも逆転を許し、216㌢の元NBA出身の選手を中心に堅実なバスケットを展開する名古屋の前に連敗となりました。
倭から頂いたエネルギーを力にシーズン中盤、勝ち星を増やせるように戦います。今後、アウェーのゲームを挟み、年内最後のホームゲームをクリスマスゲームとして開催します。  (バンビシャス広報 和田真智子)

【試合結果】
バンビシャス82-99Fイーグルス名古屋(11月26日)
バンビシャス79-95Fイーグルス名古屋(11月27日)
【ホーム試合予定】
群馬クレインサンダーズ戦=17日(土)午後6時、18日(日)午後2時▽ならでんアリーナ(奈良市中央体育館)

飲酒運転しない、させない、許さない! 安協橿原支部協会耳成分会が啓発活動

飲酒運転撲滅を呼びかける耳成分会のメンバー

飲酒運転撲滅を呼びかける耳成分会のメンバー

奈良県交通安全協会橿原支部協会耳成分会(橿原市)のメンバー約30人が1日、市内の葛本交差点で、「飲酒運転禁止」と書かれた手作りの小旗や「飲酒運転しない、させない、許さない」と記されたのぼりを持ち、ドライバーに飲酒運転撲滅を呼びかけた。
年末・年始の忘年会や新年会で酒を飲む機会が多くなることから、飲酒運転防止のために橿原署と合同で実施した。
葛本交差点は国道24号と中和幹線が交わる県内でも交通量が多い交差点で、メンバーらは午前7時半から1時間、交差点で小旗をドライバーに見せるなどして啓発活動を行った。
県レッカー事業協同組合理事を務める耳成分会の前野正三会長(81)は、「仕事をしていると、どうしてこんなところで事故が起きるんだというケースもある。酒を飲んで運転し、免停になって困るのはドライバー自身。飲酒運転は絶対にやめてほしい」と話していた。
分会では今月15日にも啓発活動を行うという。

【愛和会不正事件】県が社会福祉法人を特別監査

奈良県田原本町の社会福祉法人「愛和会」が偽の領収書を提出したとして同法人の元理事長らが逮捕された事件を受け、県が社会福祉法に基づく特別監査を行ったことが1日、関係者への取材で分かった。
同法は、不祥事を起こした社会福祉法人に対し、監督する行政機関が財産状況や帳簿、書類などを立ち入り検査すると定めている。監査の結果、法令違反などが判明すれば、行政機関が改善措置を勧告する。
事件では、法人の元理事長、森和俊容疑者(69)らが、町から委託された平成27年度の地域子育て支援拠点事業で偽の領収書を提出したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で11月20日に県警に逮捕された。
県によると、この事業の総事業費は約800万円で、国、県、田原本町が各3分の1(約265万円)を負担。国と県はそれぞれ町に補助金として交付し、町が事業の実施主体として、法人に事業を委託していた。

■森町長「信頼回復に努める」 第三者委、年内発足へ

町議会の冒頭で「愛和会」事件について述べる森章浩町長

町議会の冒頭で「愛和会」事件について述べる森章浩町長

田原本町の森章浩町長は1日、開会した12月定例町議会の冒頭で社会福祉法人「愛和会」による領収書偽造事件について言及し、「深くおわび申し上げる。なぜこのようなことが起きたのかしっかりと調査し、透明性と公平性を持って町政を運営し、信頼回復に努める」と述べた。
事件で逮捕された法人元理事長、森和俊容疑者は、森町長の実父。町によると、町は事件の経緯などを調査するため、第三者委員会を設置する条例案を議会の最終日(8日)に提案。年内にも第三者委を発足させたい考えだ。
第三者委は公募を含む学識経験者など約5人で構成され、愛和会を含めた外部団体への公金支出の内容や適性を調査する予定。

「鹿ちゃんカメラ」稼働開始! 事故状況の分析に一役

「鹿ちゃんカメラ」が設置された自動販売機

「鹿ちゃんカメラ」が設置された自動販売機

奈良公園(奈良市)一帯に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」を守ろうと、近鉄奈良駅近くにカメラが付いた自動販売機が設置され、11月30日から稼働を始めた。その名も「鹿ちゃんカメラ」。シカと車の交通事故などがあった際には、カメラが記録した映像データが保護団体「奈良の鹿愛護会」に提供される仕組みで、事故状況の分析に役立てるという。
自販機は交通量の多い国道369号(大宮通り)沿いにあり、鹿ちゃんカメラは自販機の上部、高さ約2㍍の位置に設置されている。前方180度撮影可能で、夜間でも赤外線照射により20~30㍍先まで撮影できるという。撮影した映像は自動販売機管理会社「奈良ベンダー」(橿原市)が管理。交通事故などシカが関係するトラブルが発生すれば、愛護会に映像が提供され、原因究明に活用する。
発案したのは、愛護会の大川靖則会長。同会によると、今年7月までの1年間で、シカが被害に遭った交通事故は131件あり、81頭が死亡した。鹿ちゃんカメラが設置されたのは、県内で2番目に事故が多かった場所で、20件発生し、10頭が命を落としたという。
カメラ付き自販機の設置は、この場所を管理する不動産会社「大東興産」(奈良市)の協力で実現した。自販機の売り上げの一部は、大東興産と奈良ベンダーから、愛護会に寄付される。同会の担当者は「協力してもらえる人がいれば、カメラの設置場所を増やしたい。シカを守る一助になれば」と話している。

東大寺周辺にも宿泊施設 12月1日から規制緩和

規制緩和の対象となる東大寺周辺は観光客も多いが空き家も散見される

規制緩和の対象となる東大寺周辺は観光客も多いが空き家も散見される

外国人を中心とする観光客が急増していることを受け、奈良市は12月から東大寺周辺などで、これまで認めてこなかった宿泊施設の新設を許可する規制緩和を行う。奈良では観光客数に対し、宿泊施設が不足していることが観光振興の足かせになっており、市は「景観保護」の名の下に制限してきた人気観光スポット周辺の活用に踏み切った形だ。
奈良市開発指導課によると、規制緩和の対象地域は、近鉄奈良駅近くの東大寺、興福寺、新薬師寺のほか、近鉄西ノ京駅近くの薬師寺、唐招提寺の計5カ寺周辺。
新設の基準は、延べ面積500平方㍍以内で、2階建てまでの比較的小規模な施設。旅館業法の許可があれば開設を認める。10年以上使われている既存の建物を改装する場合は、基準以上でも増築しなければ許可する方針だという。
対象地域は都市計画法によって市街化が抑制される「市街化調整区域」。これまで市は、一部地域に限って飲食店や土産物屋の設置を許可してきたが、宿泊施設については景観上の配慮から認めてこなかった。だが、建物の持ち主が高齢になって廃業したり、空き家になったりするケースが増え、現在では既存建物や町並みの風化が逆に問題となっている。
奈良市の観光客数は昨年約1500万人を記録し、4年連続で増加した。特に外国人の宿泊客は昨年約22万7千人と、前年から倍増している。一方で、奈良は宿泊施設が全国的にも極めて少ないことで知られ、観光客を積極的に宿泊に結び付けられていないことが課題となっている。
今回規制緩和される地域については、すでに宿泊業界関係者から問い合わせがあるといい、開発指導課は「景観を保護しつつ、観光活性化につなげたい」と話している。

エイズを広めるな! 「国際ソロプチミスト奈良」の会員が啓発活動

エイズの蔓延防止を図るために啓発活動をする国際ソロプチミスト奈良のメンバー(左)

エイズの蔓延防止を図るために啓発活動をする国際ソロプチミスト奈良のメンバー(左)

エイズについて正しい知識を広め、蔓延防止を図ろうと、女性で作る社会奉仕団体「国際ソロプチミスト奈良」は30日、奈良県下3カ所で啓発活動を行った。
世界保健機関(WHO)が12月1日を「世界エイズデー」と定めたことに合わせて実施した。県下6クラブに所属する会員約30人が近鉄奈良駅や、近鉄大和八木駅などでHIV検査を促すチラシが入ったポケットティッシュや、啓発冊子を通行人に配布した。
「国際ソロプチミスト奈良―平城」の北浦萬理子会長(79)は、「エイズを知ることで、蔓延防止にもつながる。今後も啓発活動を続けたい」と話していた。

【あっ、これ食べたい!】スパイス香る 3種類の日替わりカレー 「カリー処プラーナ」

奈良市あやめ池南の近鉄菖蒲池駅南側出口からすぐの場所に「カリー処プラーナ」はある。吉野杉や吉野桧を使った温もりある店内は、平成25年に行われた「奈良の木のお店・宿デザインコンペ」で優秀賞を獲得している。
日替わりカレー3種が味わえる「プラーナセット」が人気で、単品にはない種類のカレーが登場することもある。
取材日のカレーは一番大きな器から、濃厚で海老出汁の効いた「バタープローンカリー(海老のバターカレー)」、プラーナのカレーメニューの原点と言われる「チキンフレッシュカリー」、インド豆がたっぷり入った辛さ控えめの「ダールベジタブルカリー(豆のカレー)」だった。
「それぞれ味わうだけでなく、3種類のカレーを混ぜるのもお薦めです」と店主の泉尾毅志さん(37)はいう。
カレーの種類によって、玉ねぎの切り方から炒める時間、スパイスや野菜の配合まで変えるので、仕込みにはとても時間がかかる。
「少しのことで味が変わってしまう。カレーは日々追求で終わりがありません」と泉尾さんはいう。
注文が入ってから仕上げるので混雑時は少し時間がかかることもある。でも、最後にオリジナルのガラムマサラ(ミックススパイス)を振ってガス火を強めると、カレーの香りが店内に「ぶわぁ~」と漂う。美味の予感が口中に広がる。
手間暇かけたこだわりカレー。心も体もポカポカ温まりお薦めです。  (朋)

【住所】奈良市あやめ池南2-1-48
【連絡先】☎0742・43・3216
【営業時間】午前11時半~午後3時(ラストオーダー午後2時)、午後6時~午後10時(ラストオーダー午後9時)。売切れ次第閉店。
【定休日】月曜日と第2火曜日
【メニュー】プラーナセット(1620円)、バタープローンカリー(1180円)、チキンフレッシュカリー(970円)、ダールベジタブルカリー(970円)、プローンマサラ(1080円)、ラムビンダルー(970円)、お子様カリー(700円)、マンゴーラッシー(400円)、ガラムマサラアイス(400円)など。
【特典】「あっ、これ食べたい!」の紙面の切り抜きを持参し、カレーメニューを注文するとソフトドリンクを1杯プレゼント。12月30日まで。

辛さ控えめの「ダールベジタブルカリー」

辛さ控えめの「ダールベジタブルカリー」

【鹿角抄(コラム)】勤労感謝の日、GHQにゆがめられた新嘗祭

「勤労感謝の日」の23日、大神神社(おおみわじんじゃ、桜井市三輪)の新嘗祭(にいなめさい)に参列した。
境内の神饌(しんせん)田に実ったお米、お神酒(みき)、野菜、魚、水鳥、野鳥、昆布、水、塩など海山の恵みが高杯(たかつき、食台)に盛られ、次々と神職の手によって拝殿に運ばれ、供えられた。10月1日付で奈良支局長に着任し、生まれて初めて参列した新嘗祭だったが、生きとし生けるものへの感謝を表した厳かな儀式に身の引き締まる思いがした。
この新嘗祭というお祭りが「勤労感謝の日」となった理由を知っている人は意外と少ない。その答えは、戦後、日本を管理した連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策によるものだった…と書いている私も実は先日まで知らなかった。そこで、GHQの占領政策に詳しい産経新聞の河村直哉論説委員に聞いた。
河村論説委員によると、神道を軸とした日本の国家主義を敵視したGHQが終戦の年の12月に神道指令を出し、自治体、公的教育機関の神道へのかかわりを禁じた。昭和23年には「国家神道の神話・教義・実践・祭礼・儀式・式典に起源と趣旨を有する祝日を廃止」などの方針を出した。この方針に沿って日本側は祝日法をまとめたという。
11月23日を祝日として残したのはせめてもの日本側の抵抗だったが新嘗祭は「勤労感謝の日」と名付けられてしまった。23年に施行された「国民の祝日に関する法律」によると、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日となっている。お供え物だけをみると、農業や漁業などの勤労を尊び、互いに感謝しあう日と解釈できなくもないが、今回、新嘗祭に参列して、〝勤労感謝〟といった表面的なものでないことはわかった。もっと壮大な日本人ならではの天の恵み、生きとし生けるものへの思いがひしひしと感じられた。
「勤労感謝の日」を新嘗祭の名に戻せとまではいわないが、GHQの占領政策によってゆがめられた名だという事実だけは忘れたくない。 (野瀬吉信)

大神神社

大神神社

「建築美と更生の記録一冊に…」 奈良少年刑務所の写真集出版

奈良少年刑務所の写真集を企画、編集した寮美千子さん

奈良少年刑務所の写真集を企画、編集した寮美千子さん

国の重要文化財に指定されることが決まり、今年度で廃止される奈良市の奈良少年刑務所の写真集「美しい刑務所 明治の名煉瓦建築 奈良少年刑務所」が今月、出版された。約80点の写真に加え、元受刑者や更生教育に携わった関係者へのインタビューも掲載。メッセージ性のある内容に仕上がった。
ドーム屋根を持つアーチ型の表門や独居房の内部、受刑者によって作られたレンガ。写真集に収められた写真は建物の細部まで記録している。これらは昨年亡くなった斑鳩町出身の写真家、上條道夫さんが平成22年2月に撮影したものだ。
「撮影前日に雨が降って、当日は鮮やかな青空が広がった。美しい建物の魅力が伝わるように撮っていただけた」と、写真集を企画、編集した作家の寮美千子さん(61)は言う。寮さんは19年から今年9月まで、同刑務所で講師として、受刑者に詩の授業を行っていた。
刑務所を取り壊す話が出た2年前には、設計者の孫でジャズピアニストの山下洋輔さんらとともに、保存・活用を目指す市民団体「奈良少年刑務所を宝に思う会」を結成。「今まで一般の人が見ることができなかった刑務所という特殊な空間を、いろんな人に見てもらいたい」と、法務省がまだ保存の方針を示していなかった昨年、写真集の制作を企画した。
写真集には、元受刑者や更生教育を担当した講師、地元自治会長など、関係者24人へのインタビュー記事も掲載。同刑務所の建物としての魅力だけでなく、その中で行われていた更生教育の様子や、受刑者の思いまでもが伝わってくる写真集となった。
寮さんは「刑務所の地元とのかかわりや、人権を思う刑務所の基本精神を感じてほしい」としている。
写真集はB5判、132㌻。税別1800円。問い合わせは西日本出版社(☎06・6338・3078)。

【やまと人巡り】「若者増やさないと村の将来ない」 東吉野村村長の水本実さん(67)

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村民の52%が65歳以上と高齢者割合は県内でも高い。若者は村の活性化には欠かせない。施策の甲斐あってか平成25年からの移住者は40人近くにのぼる。
東吉野は豊かな自然だけではない。明治維新直前に王政復古に動いた天誅組が最期を遂げた鷲家(わしか)口、最後のニホンオオカミの像、水の神様を祭る丹生川上神社など観光資源も豊富。「村の将来に明るさは見えない」と真顔で語るが村のポテンシャルは高い。 (吉)

【やまと人巡り】「竪義」で満行迎える 薬師寺僧侶の村上定運さん(31)

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竪義は法相宗の薬師寺、興福寺が営む法要「慈恩会」の後に行われる教義に関する問答で、難関だ。10月21日から入った「前加行(ぜんけぎょう)」は部屋に籠もって学び、眠るのも座ったままという厳しい行。迎えた当日について「頭はさえていたが、夢か現(うつつ)かといった感じだった」と振り返る。
登竜門をくぐった今後は「生き生きとした姿で、感謝する心など大切なことを若い人に伝えたい」。持ち前の明るさとユーモアをさらに発揮しそうだ。 (岩)

【少林寺拳法】「ヤー」、迫力満点、蹴りに突き 西大和地区合同演武大会が盛大に

少林寺拳法の日ごろの鍛錬の成果を披露する「少林寺拳法西大和地区合同演武大会」(奈良県王寺町体育協会主催)が27日、王寺町の王寺アリーナで開かれ、小学生から60代までの約100人の拳士が力強い演武を披露した。
大会では、2人1組が攻撃と防御に分かれて技の精度や気迫などを競う「組演武」、1人で攻防の型を演じる単独演舞、6人1組で行う団体演舞などが行われた。参加者はかけ声とともに鋭い技を見せていた。
組演武一般の部で最優秀に輝いた斑鳩町の高校3年、河原やよいさん(18)は「優勝できると思っていなかったのでうれしい」。河原さんのペアで同町の中学1年、御宮知大貴さん(12)は「技をうまく決めることができた。初優勝できて良かった」と話した。
各部門の成績は次の通り。(敬称略)

【組演武少年白黄帯の部】最優秀=辻村成夢、竹田桃花▽優秀=上村梨㮈、上村颯真▽優良=北谷颯真、西嶋隆矢▽第4位=植村魁斗、岩田笑

【組演武少年緑帯の部】最優秀=御宮知愛七、植村優斗▽優秀=黒田和杜、小屋龍義▽優良=池田大和、浅井秀心▽第4位=國枝あすか、矢川葵

【組演武少年茶黒帯の部】最優秀=北野希奈、渡辺智哉▽優秀=深津快瑠、北野光希▽優良=寺本陽、青野晃大▽第4位=山本一颯、天野涼太【同一般の部】最優秀=河原やよい、御宮知大貴▽優秀=森仁美、河原真二▽優良=森井愛美子、古谷佳大▽第4位=藤井孝清、下村周平、成瀬有紀
【少年団体の部】最優秀=活人班▽優秀=乙女班▽優良=ジュニア班

気迫のこもった演技を見せる拳士= 奈良県王寺町の王寺アリーナ

気迫のこもった演技を見せる拳士=
奈良県王寺町の王寺アリーナ

少年拳士も迫力満点

少年拳士も迫力満点

気合いがみなぎる

気合いがみなぎる

【プレゼント】12月31日締め切り 正論 東日本大震災復興支援 「日本再生で国難を乗り越えよ」DVD1名の方に

第26回正論大賞に輝いた櫻井よしこ氏が平成23年4月27日に行った大震災復興支援「正論」講演会の模様を完全収録。

約90分に及ぶ講演で示された現状の分析と今後の指針とは何か。稀代の論客による初の講演映像化。

【近畿の警察官】奥村巡査部長「重みのある賞 感慨深い」 亨子さん「苦労報われたね」

表彰状を受け取る奈良県警の奥村嘉章巡査部長=大阪市北区

表彰状を受け取る奈良県警の奥村嘉章巡査部長=大阪市北区

大阪市北区のエルセラーンホールで24日に開かれた、「近畿の警察官」(産経新聞社提唱・奈良県信用金庫協会協賛)の表彰式。県警から出席した県警本部生活安全部生活環境課の奥村嘉章(よしふみ)巡査部長(53)は「重みのある賞をいただき、感慨深い」と喜びを語った。
奥村巡査部長は平成22年に暴力団幹部による拳銃所持事件、今年6月には奈良市月ケ瀬の山林での違法土地掘削事件など、粘り強い捜査で数々の事件を解決に導いた。
表彰式の会場では、大きな拍手の中で表彰状が贈られた後、同席した妻の亨子さん(52)の手で、奥村巡査部長の左胸に「警察官章バッジ」が付けられた。捜査で自宅に帰れない日が続くこともあったが、「あえて仕事の話はしなかった」と気遣いながら支えてきた亨子さん。「今までの苦労が報われたね」と、目を赤くした奥村巡査部長をねぎらった。
警察官になったことを喜んでいた奥村巡査部長の父は、2年前に亡くなった。奥村巡査部長は、「改めて身が引き締まる思い。バッジは父の仏壇に飾ります」と笑顔を見せていた。

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【近畿の警察官】生活環境課の奥村嘉章巡査部長(53)  24日に大阪で表彰式

お手柄! 火災通報 小5の結愛さんと小3の紗來さんに感謝状

感謝状を手に笑顔をみせる和田結愛さん(右)と和田紗來さん

感謝状を手に笑顔をみせる和田結愛さん(右)と和田紗來さん

火災を早期に通報し被害を軽減したとして、御所消防署は、御所市立秋津小学校5年の和田結愛(ゆあ)さん(10)と、同小3年の和田紗來(さら)さん(9)に感謝状を贈った。
2人は10月21日午後6時ごろ、家の近くで遊んでいて、近くの民家から住宅用火災警報器の警報音が鳴っているのに気付き、民家から炎が見えたため、すぐに家族に知らせた。
家族が119番し、御所消防署が消火。民家のキッチンのガスコンロと周辺の壁の一部が焼けるにとどまった。
同消防署の立野健司署長は感謝状の贈呈式で、「2人の早期発見、通報のおかげで、火災が大きくならず、小さい被害ですみました」と評価。2人は「びっくりしたけれど、(火災のことを)早く伝えないといけないと思った。ほかの家に燃え移らないでよかった」と話していた。

奈良女子大付中等教育学校でプログラミング講座 高市総務相が視察

高市早苗総務相(中央)も視察したプログラミング講座

高市早苗総務相(中央)も視察したプログラミング講座

プログラミング教育を通じて子供の考える力を高める講座が23日、奈良市の奈良女子大学付属中等教育学校で行われた。大学生が講師となり、小学生がプログラミングに挑む姿を、高市早苗総務相が視察した。
プログラミング教育を平成32年度から小学校で必修化するのを目指し、総務省が実施している「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」の一貫で、同校が実証校となっている。インターネット環境を利用した地域を問わない教育環境の整備を目的に、同校が中心となり、宮城や香川、茨城の小中学校などと連携して進めている。
この日は、同校や奈良女子大学生活環境学部の学生ら14人がメンター(講師)となって、奈良市内の小学生28人がプログラミングでロボットを動かす実験に挑戦。白紙に描かれた線に沿ってロボットが動くよう試行錯誤を繰り返した。
奈良市立飛鳥小学校5年、西岡天汰君(11)は「普段の授業ではできないので楽しい」と笑顔をみせた。奈良女子大学生活環境学部3年、石通彩加さん(21)は「プログラミングの順序を考えることで問題解決に導く力を子供たちが学んでくれれば」と話していた。
高市総務相は「事業を全国展開していきたい。幼少期のプログラミング教育の必要性は高まっている。文科省とも連携して教材の整備や指導者の育成などに力を入れたい」と話した。

【鹿角抄(コラム)】式年造替…本物にこだわる美

白い大幕にほの明かりが映り、神秘な雰囲気が漂った「正遷宮」=11月6日、奈良市の春日大社(門井聡撮影)

白い大幕にほの明かりが映り、神秘な雰囲気が漂った「正遷宮」=11月6日、奈良市の春日大社(門井聡撮影)

20年に1度…。今月6日、ご神体が戻った「正遷宮」で最高潮を迎えた春日大社(奈良市)の国宝・本殿修理「式年造替」。その周期は人にとっては世代が代わる一時代だ。
「こうした機会に巡り合えて有り難い」。神職も職人らも口をそろえて語る。私も20年に1度の取材をすることができて幸せだと思う。前回の平成7年といえば入社して3年目で、別の支局にいた。定年後となる20年先は会社にはいないだろう。今回、唯一の取材機会に恵まれたわけで、有り難いと思う。
20年に1度、「式年遷宮」が行われている伊勢神宮(三重県伊勢市)の社殿の美について初めて触れたのは学生時代に、ドイツの建築家、ブルーノ・タウトの著書「日本美の再発見」を通じてだった。伊勢神宮や桂離宮(京都市)の簡素な美が紹介されていて、目から鱗だったことを覚えている。
ところで、社殿を建て替える式年遷宮の目的は常に瑞々しい美を保つ「常若」という精神があげられ、国宝に指定された明治以降は修理となっている式年造替も清浄さを高めるためなどとされる。清らかなところに神は宿るのである。さらに、周期的な機会によって匠の技が継承されることに大きな意義がある。古式を守らないといけないために、時代が変化しても建物や調度に関わる職人によって古来の技が受け継がれていくのだ。
春日大社本殿は、柱や扉などに深い赤色を見せる貴重な本朱(水銀朱)が100%使われる珍しい例といい、もちろん今回も本朱を使って塗り替えられた。扉に掛けられる御簾は100ほどの金具が飾られる豪華さが目を引くが、緑青の岩絵具が塗られた竹と朱色の絹糸のコントラストが鮮やか。制作に携わった職人によると、こうした岩絵具を塗る御簾は今では珍しくなったという。代用ではなく本物の材料、本物の技にこだわることが大事なのだ。
式年造替は永遠の清らかさを追求する文化とともに、手仕事の国を実感させる習わしだ。初めてで最後となるだろう貴重な取材をさせてもらった。     (岩口利一)

【愛和会不正事件】 森章浩・田原本町長が会見で「深くおわび」

会見で事件について説明する森章浩・田原本町長=田原本町役場

会見で事件について説明する森章浩・田原本町長=田原本町役場

奈良県田原本町の社会福祉法人「愛和会」が町に偽の領収書を提出したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で法人元理事長、森和俊(69)=田原本町八田=と長女で保育園園長、吉村久見子(43)両容疑者が県警に逮捕された事件に関連し、2人が同町の森章浩町長(41)の実父と実姉だったことから、森町長は21日、急遽会見を開き、「町長として、お騒がせしていることを深くおわびします。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
森町長は同日午後5時半から町役場で会見し、「数カ月前に県警から捜査協力依頼があり、透明性を期すために私が資料を提出した」と説明。「現在かなり混乱している。身内だからといって甘くは考えず、公人としてしっかりと対処していきたい」と話した。
森町長は今年1月、前町長の辞職に伴う町長選に子育て支援の充実などを訴えて立候補し、初当選した。県内最年少の町村長となった。

京大農学部卒で、短大職員を経て、昨年12月まで、愛和会の理事として、法人が運営する朝和保育園(天理市)で園長を務めていた。
森町長によると、町は法人に約20年前から事業を委託していたという。森町長は「私も法人に所属していたが、お金の使い方については知らなかった」と関与を否定。町が法人に委託している他の事業については「過去にまでさかのぼって不正がなかったか精査する」と話した。
記者から進退について問われると、「不正にかかわっておらず、辞任は考えていない」とし、「今後、第三者委員会をつくり、きっちりチェックを行い、不正防止対策を取る」と約束した。
愛和会が運営する保育園に通う園児の保護者は、「いい保育園だと思います」と困惑した様子。「このような不正が身近で起こったことに驚いた。子供たちに影響がなければいいけれど」と不安そうだった。

【近畿の警察官】生活環境課の奥村嘉章巡査部長(53)  24日に大阪で表彰式

受賞の喜びを語る奥村嘉章巡査部長。柔和な笑顔からは想像できない熱い心を持っている

受賞の喜びを語る奥村嘉章巡査部長。柔和な笑顔からは想像できない熱い心を持っている

「上司や同僚のお陰。より一層頑張らないと」。優秀な警察官を表彰する「近畿の警察官」(産経新聞社提唱・奈良県信用金庫協会協賛)を受賞した県警本部生活安全部生活環境課の奥村嘉章(よしふみ)巡査部長(53)は感謝の思いを述べ、更なる奮起を誓った。24日に大阪市のエルセラーンホールで、ほかの近畿5府県の警察官とともに表彰される。 (森西勇太)
平成17年に五條市に編入された大塔村出身。高校卒業後の進路を考えていたとき、林業の父親から「田舎に残ることを考えるな。外へ出て社会を見ろ」とアドバイスを受けた。小学生のころから剣道を習い、近くの駐在所に勤務する制服姿の警察官に憧れていたことから、警察官を志望した。
勤続35年のうち21年余りを生活安全部門の捜査に従事し、持ち前の正義感と粘り強さを発揮してきた。
22年の暴力団幹部による拳銃所持事件はそんな粘りの突き上げ捜査が実を結んだ。また、今年6月、奈良市月ヶ瀬の山林での違法土地掘削事件解決は記憶に新しい。「事件が起これば今も若手のように一番に席を立ってしまう」。数々の難事件解決のカギはこの腰の軽さにある。
ただ、順風満帆でもなかった。「最初は楽しくなかった」。捜査に携わるようになった当初は取り調べの難しさなどで悩む日々が続いた。辞めたいと思ったこともあった。それでも「必死だった」と振り返るほど根気強く取り組んだ。そこには、喜びの出来事もあったからだ。
いじめによる中学同級生傷害事件では泣きながら息子の相談に訪れていた被害者の母親から後日、「休日に一緒に食事するほど同級生と仲良くなった」と書いた手紙が届いた。気にかけていた非行少年が中学卒業時に「土木建設業に就職します」と父親と一緒に挨拶に来てくれたこともあった。「頼りにしてくれていたんだ」と知り、喜びとともにやりがいを感じた。
事件に臨む際は「被害者の思いを胸に刻み込む」が信条。柔和な笑顔からは想像できない熱い心を持ち、「退職まで今の仕事ができたら、最高の警察官人生」と言い切った。

おじいちゃんの甲子園 奈良県勢は奈良マスターズが優勝

60歳以上のシニア世代が出場する「おじいちゃんの甲子園選抜大会」の準決勝、決勝が20日、奈良県宇陀市総合グラウンドなどで開かれた。県勢では、奈良マスターズ(奈良市)が13―1で菰野マスターズ(三重県菰野町)を破り、優勝を果たした。
まちおこしにつなげるため、「還暦野球のまち」を掲げる宇陀市が主催。大会には近畿、四国、中国などから18チーム計約250人が参加し、関西学生軟式野球連盟に加盟する学生らが審判員や試合運営を務めた。
決勝で、奈良マスターズは投打がかみ合い、一回から大量8得点し相手を圧倒、四回コールド勝ちを決めた。奈良県勢の他の2チームの高取オール寿(大和高田市)と宇陀ウエルネス(宇陀市)は準決勝で敗退した。
奈良マスターズ代表者の寺岡稔さん(72)は「大きな目標を目指して進むのは、年齢を重ねてからも大切。次は甲子園で優勝することが目標」と笑顔で話した。
宇陀市商工観光課の小野雅司課長は「今後も高齢者のみなさんの健康づくりにつながるイベントを開催していきたい」と話した。
奈良マスターズをはじめ、各ブロックで優勝した計6チームは、来年11月に甲子園球場で開催予定の全国大会に出場するという。

熱いプレーをみせる参加者

熱いプレーをみせる参加者

優勝を決め、ガッツポースをみせる奈良マスターズの選手

優勝を決め、ガッツポースをみせる奈良マスターズの選手

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