大神神社で大杉玉掛け替え 14日に醸造安全祈願祭

掛け替えられた大杉玉=大神神社
酒造りの神様として知られる桜井市の大神神社で、拝殿の天井に飾られている大杉玉が掛け替えられた。14日には業界の発展と醸造の安全を願う「醸造安全祈願祭」(酒まつり)が開かれる。
杉玉は酒屋のシンボルで、美酒づくりを祈願して軒先などに飾られている。詳しい起源は不明だが、江戸時代には杉の葉を店頭につるす風習が広まっていたとされる。
新調された大杉玉は直径約1・5㍍、重さ約200㌔。ご神体である三輪山の杉の葉を竹籠に差し込み、2日がかりで作製された。この日は職員8人がワイヤやロープを使って古い大杉玉と交換し、巫女が「志るしの杉玉」と書かれた木札を取り付けた。
14、16、17日には境内でふるまい酒もある。問い合わせは同神社(0744・42・6633)。
センバツ21世紀枠に奈良高を推薦 県高野連
県高野連は、来春の第92回選抜高校野球大会の21世紀枠に、県立奈良高校(奈良市)を推薦すると発表した。今後、近畿地区の推薦校が2府4県から1校に絞り込まれ、来年の選考委員会で全国9地区から3校が選出される。
奈良高校は秋季県大会でベスト4入り。3位決定戦で敗れたが、その後の近畿大会を制した天理高校(天理市)と1点差の接戦を演じた。
県高野連は推薦理由として、秋季県大会の好成績や学業と部活動の両立、さらに校舎の耐震問題でグラウンドが手狭になるなど、練習環境の変化を乗り越えたことなどを挙げた。
緊急防火対策会議を招集 県、首里城火災受け
正殿などが焼失した首里城(那覇市)の火災を受け、県は、「県文化財緊急防火対策強化会議」を26日に奈良商工会議所(奈良市)で開催すると発表した。社寺などの文化財所有者や警察・消防関係者などが集まり、防火対策の連携を強化する。
重要史料を扱う図書館や博物館、県や市町村の担当者らも出席。文化庁や県文化財保存課の担当者が、現行の防火対策を説明する。また、文化財所有者らが防火対策の個別的事例を報告し、意見交換する。
荒井正吾知事は「首里城の火災には戦慄した。防火対策の進んだ事例を確認し合い、必要があれば国に対策を要望していきたい」と話している。
紀伊半島豪雨で流出、電気雷管10本を発見・回収
県消防救急課は、平成23年9月の紀伊半島豪雨で、十津川村宇宮原の建設会社の工事現場から熊野川に流出した電気雷管2896本のうち10本が、同村林の河川敷で新たに見つかったと発表した。
同課によると、電気雷管は同村の新猿谷トンネル工事の発破用として置かれていたもので、5日午後2時50分ごろ、工事関係者が約2年ぶりに発見した。これまでに回収された電気雷管は計233本となった。
電気雷管は通電させてダイナマイトなどの爆薬を起爆する装置。火中に投じるなどすると破裂する可能性があり、同課は「発見した場合は警察に連絡してほしい」と呼びかけている。
奈良高耐震問題で教育長に公開質問状 5回目
県立奈良高校(奈良市)の耐震問題で、同校の保護者らが、吉田育弘教育長に5回目の公開質問状を提出している。20日までの回答を求めている。
同校は耐震性が国の基準を大きく下回っており、1月から体育館を使用停止にしている。県は仮設体育館の整備を進めているが、完成は当初の予定から3カ月遅れ、来年3月頃にずれ込む見通しとなっている。
保護者らは質問状で、現在ある体育館の補強ではなく、仮設体育館の建設を進める理由などについて説明するよう求めている。
また、県市民オンブズマン連絡会議も荒井正吾知事と吉田教育長に公開質問状を提出。仮設体育館の建設が決まった背景に荒井知事の意向があったかどうかや、仮設校舎の避難通路の安全性確認などについて回答を求めている。正岡忠久代表幹事は「十分な回答が得られなければ、法的手続きを検討する」としている。
働くことへの一歩を 12月に「サポステ合同企業説明会」
一度も就職したことがない人や離職期間が長い人を対象にした「サポステ合同企業説明会」が12月7日、奈良市の市生涯学習センターで開催される。
ニートや引きこもりの若者の社会的自立や就労を支援しようと、県雇用政策課が主催。製造加工業や介護、医療事務など県内を中心とする計12社が参加し、人事担当者らが面接対策や就職活動についての質問を受け付ける。担当者は「企業説明会をきっかけに働くことへの一歩を踏み出してほしい」と話している。
対象は15~39歳の就職希望者で、定員は先着30人(要予約)。参加無料。申し込み、問い合わせは奈良若者サポートステーション(0742・22・5121)か、若者サポートステーションやまと(0744・44・2055)。
唐招提寺、拝観料を来春から値上げ
唐招提寺(奈良市)は、現行で大人(個人)600円の拝観料を千円に来年4月1日から改めると発表した。団体は480円から800円になり、高校生以下は現行のまま。値上げは諸堂の修理など伽藍維持のためで、27年ぶり。
奈良ホテル、宴会場「金剛の間」でディナーブッフェ

ブッフェで提供する料理のイメージ
奈良ホテル(奈良市)は、来年3月31日まで新館宴会場「金剛の間」でホテル料理のディナーブッフェを提供している。耐震補強工事中のメインダイニングルーム「三笠」に代わり、期間限定での開催。営業企画課の津川あかねさんは「この機会にシェフ自慢のグルメを存分にお楽しみください」とPRしている。
11月までのブッフェメニューは、「フランス産フォアグラソテーとリンゴソテーバルサミコソース」や「オマール内子のフラン」、シェフが目の前で焼き上げる「国産ヘレステーキ」など約20種類の料理と、サラダやチーズ、デザート各種も並ぶ。
午後5時半からと午後7時半からの90分2部制で定員は各回60人。中学生以上(7260円)、小学生(4719円)、3歳~小学生未満(3509円)。
飲み放題プランはソフトドリンク(1573円)、スタンダード(2420円)、プレミアム(3025円)の3種類。
予約、問い合わせはレストラン予約(0742・24・3044)。
橿考研が公開講演会 出雲の文化と大和への影響
奈良県社会福祉総合センター大ホール(橿原市)で3日午後1時から、公開講演会「出雲の青銅器祭祀から大和の前方後円墳祭祀へ」が開かれる。来春、東京で開かれる特別展「出雲と大和」(県など主催)の関連企画で、橿原考古学研究所が主催。
出雲(現在の島根県)では、荒神谷遺跡などから弥生時代の銅剣・銅矛・銅鐸が出土。これらを使った祭祀が盛んに行われていたとされ、出雲の文化が大和の王権祭祀にも影響を与えたとみられている。
公開講演会では、井上洋一・東京国立博物館副館長らが、出雲の青銅器祭祀と四隅突出型墳丘墓などについて語る。また、白石太一郎橿考研研究顧問は、大和における前方後円墳祭祀の成立について講演する。
聴講無料で、定員は先着550人。問い合わせは橿考研(0744・24・1101)。
救う会奈良大会、文化会館で開催「心の共有、解決につながる」
北朝鮮による拉致被害者の帰国を訴える「第14回救う会奈良大会」が2日午後1時半から、奈良市登大路町の県文化会館で開催される。
拉致問題の解決に向けて世論を喚起しようと、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための奈良の会」(救う会奈良)が主催。
集会では、「これ以上待てない!全拉致被害者の即時一括帰国の実現を強く求める!」と題し、麗澤大客員教授の西岡力氏▽評論家の石平氏▽前衆院議員の西村真悟氏らが登壇する。
終了後の午後3時半からは、JR奈良駅から県庁前までのデモ行進も計画している。救う会奈良の佐藤一彦会長は「拉致問題は人権問題。多くの人が拉致被害者や家族と同じスタンスに立ち、心を共有することが解決につながる」と参加を呼びかけている。問い合わせは同会(0746・32・3024)。
東大寺など緊急査察 消防、首里城全焼火災で

東大寺大仏殿の消火設備を点検する奈良市中央消防署員ら=奈良市
那覇市の首里城が全焼した火災を受け、奈良市消防局は31日、世界遺産の東大寺と薬師寺、唐招提寺(いずれも奈良市)で緊急査察を実施し、消火設備や避難経路を点検した。県広域消防組合は金峯山寺(吉野町)で特別査察。県文化財保存課は各市町村に対し、文化財所有者に防火対策の徹底を促すようメールで通知するなど対応に追われた。
東大寺では、奈良中央消防署員と消防団員7人が緊急査察。大仏殿と回廊に設置された屋内消火栓や火災報知機など約30カ所の防火設備を点検し、有事の際の避難経路も確認した。放水銃は屋根に届く十分な水圧があるかどうか実際に放水し、消火栓も含めてチェックした。
東大寺では年に2回、職員が境内にある全ての防火設備を点検し、8月には防火訓練も実施している。
査察を終えた杉本靖真消防司令は「奈良にあるたくさんの世界遺産を守らねばという思いから、緊急で査察を行った。職員の皆さんで守れる態勢があることが確認できた」。東大寺の森本公穣庶務執事は「今年から7年かけて防火・防犯システムを更新する予定。防火訓練の回数を増やし、職員の習熟も図っていく」と話した。
奈良市、県総合医療センター跡地への児相新設断念
奈良市の仲川げん市長は29日の定例会見で、児童相談所や一時保護所などを備えた「(仮称)子どもセンター」を設置する計画について、県総合医療センター跡地(同市平松)を候補地とする案を断念し、市有地で検討することを明らかにした。
県有地である同センターの跡地活用をめぐっては、平成27年に県と市がまちづくり包括協定を締結した。中核市として全国4例目となる独自の児相設置を目指す市が、昨年10月に跡地を設置候補地として提案。今年4月には児相に発達・子育て支援センターなどを併設し、保護者の悩みを一体的にサポートできる施設とする計画を発表した。
ところが、同時期に県の調査で跡地の土壌汚染が発覚。建物の解体と合わせて対策に約3年かかる見通しで、市は当初予定した令和3年度の開設に間に合わせるため、同センターを他の施設に先行して開発に着手できないか県に提案したが、協議は難航していた。
これに対し県は9月、子どもセンター以外の施設も一括して開発するよう求める要望書を市に提出。また、荒井正吾知事は今月25日の会見で「一部の施設だけ先行すると、費用が増えることになる」と述べていた。
仲川市長は「一括での開発を進めたいという県の意向が示されたので、別の場所を探すという判断になった」と説明。その上で「今年度中に施設の設計を進めたいので、早急に候補地を選定したい」と話した。
亀田氏に当選証書、橿原市長選で初当選

当選証書を受ける亀田忠彦氏=橿原市役所
橿原市長選で初当選した亀田忠彦氏(47)への当選証書授与式が29日、市役所で行われ、岸田守弘・市選管委員長から当選証書が手渡された。
岸田委員長は「市民の皆さんから託された期待と希望を心に刻み、市政発展のため十分に力を発揮してください」と激励。
亀田氏は「当選の実感がわいてきた。市の発展のために頑張っていきたいという気持ちを新たにした」と語った。亀田氏の任期は11月12日から4年間。
この日は市議補選で当選した谷井宰氏(44)と高橋圭一氏(60)にも当選証書が手渡された。
「ナライガー心(KOKORO)」見参 環境を守り、生命を大切にする心を

子供たちの声援を受けながら敵と戦う「ナライガー心(KOKORO)」=奈良市
奈良のご当地ヒーロー「YAMATO超人ナライガー」の新しい仲間「ナライガー心(KOKORO)」が奈良市のミ・ナーラで初披露され、ステージを見守った子供たちが歓声を上げた。
ナライガーは地域の活性化や観光振興を目的に、奈良市の印刷会社「明新社」が平成24年に考案。近年問題になっているプラスチックごみを減らすため、環境を守り、生命を大切にする心を育てようと、ナライガー心が新たに仲間に加わった。
ステージでは、地球征服をたくらむ「汚~せん王国」のプラ男爵らが、「みんなで楽しく環境破壊をしよう」と観客を連れ去ろうとしたところ、ナライガー心が立ち向かった。子供たちの声援を受けながら、必殺技「ソーメンフラッシュ」や「エコアタック」を繰り出し、敵を倒した。
大きな声援を送っていた天理市の女児(5)は「強くてめっちゃかっこよかった。また会いたい」。母親(29)も「これからの活躍に期待しています」と笑顔で話していた。
「高取かかし祭り」 200体の案山子 31日まで

展示されているチコちゃんのかかしなど=高取町
第11回「高取かかし祭り」(天の川実行委員会主催)が、高取町中心部の土佐街道沿いなどで開かれている。約50軒の民家などに置かれた約200体のユニークな案山子を見ることができる。31日まで。
メイン会場では、NHKのバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」の主人公・チコちゃんと、共演俳優らを表現した案山子が登場‖写真。チコちゃんの案山子は8体あり、いずれも特徴をよくとらえている。
土佐街道沿いでは、今春現役を引退した元米大リーグ・マリナーズのイチロー氏のほか、安倍晋三首相、トランプ米大統領、習近平・中国国家主席による首脳会談、さらには絵本「はらぺこあおむし」をテーマにした作品も。町内の市尾墓山古墳でも、古代人の案山子が展示されている。
開催時間は午前10時~午後4時。問い合わせは観光案内所「夢創舘」(0744・52・1150)。
「食育フェスタ」 ならファミリーで開催 フードドライブも
奈良県産食材を使った料理や無料セミナーを通じ、食について学ぶ「奈良市食育フェスタ」が26、27の両日、奈良市のならファミリーで開催される。
食文化の継承や高齢者の健康増進を図ろうと、市が平成28年から実施。今年からは会場をならファミリーに移し、飲食物の提供が可能になった。
2日間で13団体が出展。大和肉鶏を使った弁当の販売や有機ジュースの試飲など、さまざまなブースが並ぶ。来場者が持ち寄った食材を子供食堂などに寄付する「フードドライブ」のコーナーも。
無料セミナーでは、そうめんの原型とされる唐菓子「麦縄」や、災害時に役立つ調理法などを紹介。26日の午前10時20分、午後1時半、同2時半からの3回で各回先着20人。
奈良市 「宿泊税」導入へ 来年度中目指し
ホテルや旅館などの宿泊客から徴収する「宿泊税」について、奈良市は24日、最終の検討懇話会を開き、導入する方針を決めた。来年の3月議会に条例案とシステム改修などの関連予算案を提案する予定で、仲川げん市長は「来年度中の導入を目指したい」としている。
市によると、宿泊税は1泊200円を基本として、高級宿泊施設については増額などを今後検討する。税収は年間約3億3千万円、徴税コストは約7千万円を想定しているという。
税の使途は、無料Wi―Fiや防災・観光情報を発信するデジタルサイネージの整備、観光トイレの清掃に加え、奈良のシカのポリ袋誤飲対策やならまちの保全など、宿泊客のメリットとなる施策を中心に検討する。
宿泊税については仲川市長が今年2月、「観光振興施策を打っていくために専用の財源が必要」として、導入を前向きに検討すると表明。7月に懇話会を発足し、有識者による検討を進めていた。
この日の懇話会では、一部の委員から「宿泊者が観光客の10%しかいない状況で、課税するのは不公平感があるのでは」といった指摘があったが、導入については「合理性がある」との意見で一致した。仲川市長は「5年後、10年後も奈良の魅力向上に寄与するものにしたい」と話した。
「奈良のふゆ酒」発売開始 奈良県内蔵元5社の共通ブランド

「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」が発売した主力5社の共通ブランド「奈良のふゆ酒」=奈良市の泉屋
奈良の酒の普及を目指す「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」は、県内の蔵元5社の共通ブランド「奈良のふゆ酒」の発売を始めた。今回の特徴について同実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「冷やからぬる燗まで幅広く楽しめる」と話している。
秋冬の共通ブランドは今回で6年目。昨年は「暖房の効いた室内で鍋と一緒に楽しみたい冷酒」を集めたが、今回はより広いシーンで楽しめる酒を選定した。
蔵元と銘柄は、奈良豊澤酒造「豊祝」▽今西清兵衛商店「春鹿」▽八木酒造「升平」▽梅乃宿酒造「梅乃宿」▽北村酒造「猩々」。原料米は県産のヒノヒカリやキヌヒカリで、いずれもしっかりした味わい。
ラベルは同実行委メンバーで印刷やグッズ販売を手がける明新社(奈良市)が製作した。各500㍉㍑で税抜き980円。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。
シニア世代の学びと交流「いこま寿大学」で学習見学会
満62歳以上のシニア世代を対象に生駒市が設置している4年制の学びと交流の場「いこま寿大学」で、大学の魅力を知ってもらうための学習説明会が開かれている。11月8日まで。
同大学の魅力を多くの人に知ってもらおうと初めて企画。同市のたけまるホールや南コミュニティセンターせせらぎなどで、書道▽手芸▽レクリエーション体操▽陶芸▽民謡▽園芸▽コーラス▽絵画―の全8クラブの活動を見学できる。
また、11月29日~12月1日には、日頃の学習成果を披露する「いこま寿大学祭」も開く。
各クラブの見学可能日時や活動場所は市のホームページなどで確認できる。参加無料で申し込み不要。問い合わせはいこま寿大学事務局(0743・74・1111)。
般若寺でコスモス咲き誇る

見頃を迎えたコスモス=奈良市の般若寺
「コスモス寺」として知られる奈良市の般若寺で、色とりどりのコスモスが咲き誇っている。
境内には25種、約15万本のコスモスがあり、見頃になると多くの参拝者らが訪れる。今年も本堂や十三重石宝塔などの周辺で赤や白、ピンクなどの花々が咲き、秋風に揺れている。訪れた人らは写真を撮りながら散策を楽しんでいた。
工藤良任住職は「石の塔や石仏にコスモスが映え、古寺の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話している。
拝観料は大人500円、中学・高校生200円、小学生100円。問い合わせは般若寺(0742・22・6287)。
「即位礼正殿の儀」 神事や文化施設の無料開放も
天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われる22日、県内では春日大社(奈良市)などで神事が予定されている。県はこの日、慶祝事業として、県立美術館(奈良市)などの文化施設を無料開放する。
春日大社では、本殿前で「即位礼当日祭」を行い、天皇陛下のご即位を奉告するとともに皇室の安泰と国の平安を祈願。中門下では社伝神楽が奉納される。橿原神宮(橿原市)や大神神社(桜井市)でも、「即位礼当日祭」が予定されている。
また、県立美術館▽県立民俗博物館(大和郡山市)▽県立万葉文化館(明日香村)▽吉城園(奈良市)―はこの日限定で無料開放され、開催中の特別展などを鑑賞できる。
バスターミナル屋上で「天平大菊人形展」 27日まで

天平衣装で「天平大菊人形展」をPRする関係者ら=奈良市の奈良公園バスターミナル屋上広場
遣唐使の菊人形や、菊花の装飾による「天平大菊人形展~仏教の伝来と定着」が、奈良市の奈良公園バスターミナル(BT)屋上で開かれている。27日まで。
菊人形展は、近鉄が運営していた「あやめ池遊園地」(奈良市、平成16年閉園)で昭和62年まで開かれており、中高年の県民にはなじみ深い。
昨秋に奈良春日野国際フォーラム甍前などで復活したが、シカが菊の花を食べるトラブルがあり、4月に開業したBTの屋上広場に会場を移した。
デザイン・管理を担当する吉川隆憲さんは「東大寺や興福寺が一望でき、仏教文化が花開いた古都を感じてもらうのに、これ以上の場所はない」と話している。
「キトラ天文図」で古代中国の天文学紹介 文化庁がプラネタリウム映像

古代中国の天文学を紹介するプラネタリウム映像
文化庁と奈良文化財研究所は、キトラ古墳壁画の「天文図」(7世紀末~8世紀初め)を通じ、古代中国の天文学を紹介するプラネタリウム映像(約14分)を制作した。明日香村の保存・展示施設「四神の館」地下1階シアターに設置された移動式プラネタリウムで上映されている。20日まで。
キトラ古墳壁画の天文図は東アジア最古とされ、古代中国の洛陽や長安付近の夜空を観測し、製作された天文図を基に描かれたとされる。
映像では、天文図を含むキトラ古墳壁画の全体像を解説。東西南北にある28の星座を7つずつ分類した古代中国の「東方七宿」「南方七宿」などについて、四神と対比しながら紹介している。
天文図を紹介するプラネタリウム映像は昨年初公開し、人気を集めたことから新たな映像を作った。奈文研の担当者は「今回も楽しんでもらえると思う」としている。
上映は午前9時45分~午後4時半で、約14分の映像を繰り返し上映する。上映1回当たりの定員は9人(先着順)。
【台風19号】日赤奈良県支部、義援金受け付け
日本赤十字社県支部は、台風19号の被災地を支援するため、金融機関で義援金を受け付けている。
銀行振り込みは「南都銀行南支店」、口座番号「124754」(普通)、口座名義「日本赤十字社奈良県支部 支部長 荒井正吾」で、備考欄に「台風第号災害」と明記する。
郵便振替の口座番号は「00190―8―515005」、加入者名は「日赤令和元年台風第号災害義援金」。
集まった義援金は日本赤十字社から、被災都県でつくる義援金配分委員会を通じて各被災地に配分され、生活再建に役立てられる。義援金の問い合わせは日本赤十字社県支部(0742・61・5666)。
「橿原ブランド」認定品づくり 全国発信へ、橿原商議所
橿原商工会議所(橿原市)は、地元の優れた商品を「橿原ブランド」として認定し、全国に発信していくことを決めた。認定効果による販売促進、地域活性化が目的。候補となる商品を今月1日から募集しており、12月下旬に認定品を決定する見通し。
県内では桜井市などで、優れた地元商品を地域ブランドに認定する取り組みがすでに始まっている。対象となるのは、橿原市内で生産、製造、販売される商品やサービスで、市内の個人事業者や法人、団体が応募できる。
応募は、橿原商議所のホームページに掲載されている認定申請書などをダウンロードし、必要事項を記入して11月15日(消印有効)までに提出。商議所の関係者らでつくる認定審査委員会が信頼性や将来性などを審査する。
商議所はすでに認定品に付けられるロゴマークを決定。認定品を扱う店舗にはオリジナルののぼりを提供するほか、商議所のホームページで紹介する。
橿原商議所は「一押しの商品で、どんどん応募してほしい」としている。問い合わせは同商議所(0744・28・4400)。
【台風19号】奈良県と奈良市、被災地に先遣隊の職員を派遣
奈良県は15日、台風19号で被災した茨城県に防災統括室の職員2人を先遣隊として派遣した。関西広域連合が6つの県を分担して支援するもので、現地の被災状況やニーズを把握し、今後の支援内容を検討する。奈良市も同日、長野市に危機管理課の職員2人を派遣した。いずれも19日まで。
先遣隊の調査内容は、被災状況に加え、物資の確保状況▽避難所設置・運営状況▽ボランティア受け入れ態勢―などで、それらの情報をもとに支援内容や住民からのボランティア募集などを検討する。
奈良市は午前9時に出発式を行い、仲川げん市長が「現場の状況を把握するため、安全第一で行ってきてください」と激励。県は午後1時に職員が県庁を出発した。
「女性への暴力防止」セミナー 11月に開催
性暴力の被害者から話を聞く講座「女性への暴力防止に向けたセミナー」が11月9日、奈良市の県女性センターで開催される。
性暴力の被害について、知識と理解を深めてもらおうと、県女性センターが企画。当日は、性暴力やDVなどによってトラウマを抱える人を支援する団体「Thrive(スライブ)」の涌井佳奈代表が講師を務め、性暴力被害を取り巻く実態を学ぶ。
申し込みは11月6日までに、同センターのホームページから(先着順)。受講無料。1歳から就学前の子供は500円で託児できる(同1日までに要予約)。問い合わせは県女性センター(0742・27・2300)。
保育士確保へ園見学バスツアー 生駒市が参加者募集
保育士資格を持つ人や取得予定の人を対象に、現場の雰囲気や仕事のイメージをつかんでもらおうと、生駒市は市内の保育園やこども園を巡るバスツアーを開催する。23日~11月7日に計5回を予定しており、参加者を募集している。
保育士不足や待機児童の解消を目指し、県内で初めて開催。生駒市には9月1日時点で91人の待機児童がおり、0~2歳児が約85%を占める。保育士が1人増えれば0歳児の定員を3人増やせるとされ、資格を持ちながら保育の仕事に携わっていない「潜在保育士」らの確保を目指し、待機児童問題の解消につなげるのが狙いだ。
バスツアーでは特色別に5つのコースを設定。市こども課職員の先導で各コースとも3~4園を巡り、園内を見学しながら各園の保育方針や職場の雰囲気に触れる。
日程は10月23日、11月1、5、6、7日。参加費不要で定員は各回20人(申し込み順)。各開催日の5日前までに、市ホームページの申し込みフォームか生駒市こども課(0743・74・1111)に電話で申し込む。
【バンビシャス通信】ジェイテクトアリーナでホーム勝利に後押しを
今季ホーム開幕戦(9月28、29日 対香川ファイブアローズ)は、初日に昨季B2得点ランキング2位のアンドリュー・フィッツジェラルド選手が40得点、グレッグ・マンガーノ選手が16得点18リバウンドで、外国籍選手の両輪が前評判通りの活躍をみせました。さらに、ポイントガードの横江豊選手、新加入の西裕太郎選手が司令塔としてゲームをコントロールして快勝しました。
翌日は、両日とも40分フル出場する両外国籍選手のシュート精度が落ちるなどの理由もあり、敗戦。クリストファー・トーマスヘッドコーチは「マンガーノ選手の3Pシュートが7本中1本も決まらなかったのは私の責任。ベンチでリラックスできる時間をつくらなくてはならない」と、今後の選手起用について言及しました。60試合の長丁場を戦い抜くには、チームとして総力戦で臨むことが必要です。
今月5、6日にならでんアリーナで開催した昨季B2王者の信州ブレイブウォリアーズとの対戦は、両日とも接戦に持ち込みながら敗戦。特に2日目は、1点差での悔しい結果となりました。
今月26、27日には、橿原市のジェイテクトアリーナ奈良に愛媛オレンジバイキングスを迎えます。ホームでの勝利が欲しいバンビシャス、ぜひ会場でチームの後押しをお願いします。
(バンビシャス広報 和田真智子)
「華道展覧会」開幕 華やかでダイナミックな作品並ぶ

色とりどりに生けられた作品に見入る来場者
奈良県内の生け花作家らの作品を一堂に展示する「第69回県華道展覧会」が11日、奈良市の県文化会館で始まり、色彩豊かな草花が来場者の目を楽しませている。
県華道会(吉村晴芳山理事長)が主催。今回は「令和元年 いけばなで寿ぐ」をテーマに、28流派から出展された計192点を展示している。
秋らしい栗の木やホトトギス、ツルウメモドキで彩った作品など、華やかでダイナミックな作品が並んでおり、吉村理事長は「花の取り合わせや花器との構成を見てほしい」とPR。来場した奈良市の主婦(70)は「季節の花が取り入れられて美しい。さまざまな流派の作品が見られるので勉強になります」と話していた。
14日まで。12日は台風19号の影響で終日閉場し、13日は午前11時時点で警報が発令されている場合は中止となる。午前10時~午後5時。入場無料。問い合わせは県華道会事務局(0745・73・7448)。


































