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台風19号、奈良県内への最接近は12日昼過ぎか

 大型で猛烈な台風19号について、奈良地方気象台は10日、県内には12日昼過ぎに最接近するとの見通しを発表した。
 気象台によると、紀伊半島には暖かく湿った空気が流れ込み、強い勢力を維持したまま県内に接近する恐れがある。県内は11日昼過ぎから強風域に入り、南部では夕方から12日深夜にかけて激しい雨が降る恐れがあり、北部でも同日未明からの大雨に注意が必要という。
 11日正午までの24時間降水量は、多いところで北部20㍉、南部60㍉。12日正午までは北部100~200㍉、南部300~400㍉で、その後も雨量が増えると予測している。
 大雨のピークが過ぎた後も土砂災害の危険性はあるといい、気象台の担当者は「早め早めに安全を確保するとともに、屋外での作業や不要不急の外出を控え、河川や用水路には絶対に近づかないでほしい」と呼びかけている。

求む!奈良創世のビジネスプラン 「ビジコン2020」で募集

 奈良県は、新しいビジネスモデルや起業家を発掘・育成する「ビジコン奈良2020」にエントリーするビジネスプランを募集している。
 県が抱える課題の解決や地域資源の活用により、奈良の創生が期待できるビジネスプランを募集する。エントリーシートや事業計画書による審査などを経て、来年2月に決勝大会が開催される予定。
 高校、大学、大学院、専門学校に在籍する25歳以下を対象にした「学生部門」と、それ以外の「一般部門」を実施。申し込みはビジコン奈良2020の公式サイトから。メール、FAX(0742・27・2541)でも応募できる。31日午後5時必着。
 問い合わせは運営事務局(0742・85・2005)。

御霊神社「縁むすび」おにぎり 12日に限定販売

御霊神社の秋季例大祭・宵宮祭で販売される「縁むすび」(御霊神社例大祭実行委提供)

 奈良市の御霊神社が、まちづくり団体「奈良町座」と連携し、良縁祈願のおむすび「縁むすび」を企画した。12日に開かれる秋季例大祭の宵宮祭で、50セットを限定販売する。
 祭りに人を呼び込み、さまざまな縁を結んでもらおうと企画された。同神社と奈良町座に加入する和菓子店「寧楽菓子司 中西与三郎」(奈良市)、米店「中嶋商店」(同市)がコラボして作成。祈祷した米や塩を使い、ハート形をした赤飯のおむすびと塩むすびがセット(350円)になっており、「神様に祈願した御霊神社の縁むすび」と藤井貴弘宮司がしたためたのしが巻かれている。
 藤井宮司は「人と人とのつながりを大切にしたい。そんな思いを込めて作った。ぜひお祭りに来て、良いご縁を結んでほしい」と話している。
 「縁むすび」は12日午後6時から同神社境内で販売する。問い合わせは同神社(0742・23・5609)。

チャンバラ映画の上映会と講演会 14日、図書情報館で

 戦前から戦後の高度成長期に大衆を魅了したチャンバラ映画の名作を上映し、専門家が魅力を語る講演会が14日、県立図書情報館(奈良市大安寺西)で開催される。
 伝説の天才映画監督、山中貞雄(1909~38年)の現存3作品から、「河内山宗俊」(昭和11年公開)を上映(午前11時半~午後1時半)。上映後の同2時半~4時には、著書『「殺陣」という文化―チャンバラ時代劇映画を探る』がある中部大学の小川順子教授(日本文化論)が「『河内山宗俊』に詰まった時代劇映画の要素を読み解く」と題して講演する。
 参加無料で、定員は先着100人。同館ホームページなどで事前申し込みが必要。問い合わせは同館(0742・34・2111)。

「シェフェスタin馬見」 実力派シェフのメニューも 12~20日

 奈良の食材の魅力を存分に堪能できる「シェフェスタin馬見」が12~20日、広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園で開催される。
 県産食材のPRを目的に、フードコラムニストや飲食店主らでつくる「奈良フードフェスティバル実行委員会」が、平成21年から県内各地で開いている。
 期間中の土日祝に開催されるシェフズキッチンでは、県内外の実力派シェフが日替わりで県産食材を使ったオリジナルメニューを提供。パスタやカレーなどのメーンメニューを千円から楽しめる。
 また、ワンコインメニューや奈良の地酒などを楽しめるシェフェスタ屋台、焼きたてのナポリピッツァを提供する「青空ピッツァ」など、期間中に80店舗以上が出店する予定。
 問い合わせは、奈良フードフェスティバル実行委(090・1226・2922)。

「トスティ歌曲コンクール」最終審査など開催 12~14日、秋篠音楽堂

 イタリア近代歌曲の創始者、トスティの歌曲や日本歌曲のコンクール「日本トスティ歌曲コンクール2019」の最終審査などが12~14日の3日間にわたり、奈良市の秋篠音楽堂で開催される。8月の1次審査を通過した34人が今月12、13日の公開2次審査に臨み、この中から勝ち抜いた10人による最終審査、表彰式が14日に行われる。
 日本トスティ協会(西口廣宗会長)が主催する4年に一度のコンクールで、上位3人には伊オルトーナで来年開かれる本選大会への出場権が与えられる。
 今回のコンクールには北海道から沖縄県まで全国から73人が応募した。東京、奈良で行われた1次審査の結果、34人が2次審査に進んでいる。
 12日は午後1時半、13日は午前11時、14日は午後2時にそれぞれ開演。入場料は12、13日は両日有効で2500円、14日は3500円。問い合わせは秋篠音楽堂(0742・35・7070)。

「里親の日」で啓発キャンペーン 学園前駅などで

里親制度について理解を深めるチラシが配布された

 「里親の日」の4日、NPO法人「日本こども支援協会」(岩朝しのぶ代表理事、大阪市中央区)は里親制度への理解と関心を高めてもらおうと、奈良市の近鉄学園前駅など県内3カ所で街頭啓発活動を開いた。
 里親制度は、家族と暮らせない子供を家庭に迎え入れ養育する制度で、昭和25年に制定された。
 この日は全国約100カ所で、4万5千枚のハート形のチラシを配布する啓発キャンペーンを展開。学園前駅では、同協会のサポーターら4人が「里親制度についてご理解ください」などと声をかけながら、乗降客らにチラシを配布した。
 啓発活動に参加した女性は「すべての子供たちに愛情が注がれる環境になるよう、里親制度の周知に努めたい」と話した。

「もいちど夜市」第3弾が4、5日に 翌週は「こにし夜市」

 店舗の閉店時間が早いとされる奈良市中心部の商店街で、午後7時以降に買い物や食べ歩きを楽しんでもらうイベント「もいちど夜市」が4、5の両日、奈良もちいどのセンター街で開かれる。また、近鉄奈良駅近くの小西さくら通り商店街では、11、12日に「こにし夜市」を開催する。
 夜の奈良を盛り上げようと昨年9月に始まり、第3弾の今回は初の2週連続開催となる。近接する両商店街が4月に合同開催した第2弾は、延べ約2万3千人の来場者でにぎわった。
 今回のテーマは、もいちど夜市が「鹿」で、こにし夜市は「祭り」。もいちど夜市は南北約250㍍の商店街に約店が出店し、シカのカチューシャを付けた店員が接客する。約50店が出店するこにし夜市では、射的やヨーヨー釣りなどの体験ブースも並ぶ。
 実行委員会は「観光客だけでなく、地元の人にも楽しんでもらいたい」とPRしている。夜市は4日間とも午後7~時。問い合わせは実行委事務局(0742・22・2164)。

「中国式白タク」排除を 一斉キャンペーン、奈良でも

白タクの違法を周知するチラシを配る近畿運輸局の職員ら=奈良公園

 中国の国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う長期休暇で訪日旅行客が増える中、無許可で観光客を送迎するタクシー営業「中国式白タク」を排除する啓発活動が2日、奈良市の奈良公園周辺で行われた。
 国土交通省近畿運輸局などが「大阪・京都・奈良一斉キャンペーン」として、関西国際空港(大阪府泉佐野市)と河原町商店街(京都市)でも同日実施した。
 奈良公園では、同局奈良運輸支局や県警本部、県タクシー協会などから約20人が参加。東大寺や春日大社を訪れる中国人観光客に「白タクは違法で危険」などと英語と中国語で記載したチラシ約300枚を配布した。
 「中国式白タク」は、中国の業者が運営するウェブサイトやスマートフォンのアプリに登録した在日中国人が、無許可で客を送迎するシステム。予約から決済まで全てオンライン上で行え、国内で金銭のやり取りが必要ないことから、大勢の中国人観光客に利用されている。
 奈良運輸支局の松尾剛志・首席運輸企画専門官は「白タクは実態が見えにくい。観光客に違法と知ってもらうことから排除につなげたい」と話していた。

「日本酒の日」 28蔵元が銘酒振る舞う 

奈良県内の蔵元28社が日本酒を振る舞った=奈良市

 日本酒造組合中央会が「日本酒の日」と定める1日、「全国一斉 日本酒で乾杯!」と銘打ったイベントが各地で開かれ、近鉄奈良駅(奈良市)前の行基広場では、県内の蔵元28社が自慢の銘酒を来場者に振る舞った。
 日本酒で乾杯する習慣を広めようと、全国の都道府県酒造組合が各地で実施。清酒発祥の地とされる奈良でも、外国人観光客にも日本酒の魅力を知ってもらおうと毎年開催している。
 この日は鏡開きに続いて日本酒が配られ、来場者は「乾杯!」のかけ声とともに奈良の地酒を堪能。その後も、「豊祝」(奈良豊澤酒造)や「春鹿」(今西清兵衛商店)などが振る舞われ、飲み比べを楽しむ人の姿も見られた。
 奈良市の女子大生(20)は「どれも飲みやすくておいしい。日本酒で乾杯がもっとはやればいいのに」と話していた。

バンビシャス奈良、ホーム開幕戦は1勝1敗

試合前には、子供たちがチアダンスのパフォーマンスを披露した=奈良市

 プロバスケットボール・Bリーグ2部(B2)のバンビシャス奈良が9月28日、奈良市のならでんアリーナ(市中央体育館)で香川ファイブアローズとのホーム開幕戦に臨んだ。
 試合前には、市立一条高校と神戸市立科学技術高校によるエキシビションゲームや、来場者が参加するフリースロー大会が行われ、会場は熱気に包まれた。フリースロー大会で優勝した大和郡山市の小学6年、木寅心優さんは「チャンピオンになれてうれしい。今日はホーム開幕戦なので絶対に勝ってほしい」と選手たちにエールを送った。
 ホームの声援を受け、バンビシャス奈良はともに新加入のアンドリュー・フィッツジェラルド選手やグレッグ・マンガーノ選手が活躍。96―86で今季初勝利を飾った。翌29日は84―93で敗れ、今季の戦績は1勝3敗となった。

広陵町にシェアオフィス 起業や女性の就労支援にも期待

広陵町に新たにオープンするシェアオフィスのコワーキングスペース

 起業を目指す人や子育て中の女性らが気軽に利用できるシェアオフィスが10月1日、広陵町のふるさと会館グリーンパレス1階にオープンする。
 シェアオフィスは県内では奈良市、生駒市、三郷町などにあるが、広陵町では初。「子育てと仕事が両立できるまち」「みんなが自分らしく働き続けられるまち」を目指す拠点として、約100平方㍍の空き店舗を改装して整備された。今後、専用のメールボックスを設置予定で、法人登記も可能となる。
 シェアオフィスには、インターネット環境や電源設備を完備。会議や打ち合わせに利用できる「コワーキングスペース」(25席)と、半個室型の「インキュベーションスペース」(5席)がある。
 広陵町の担当者は「若い方に集まってもらい、町ならではの魅力を発信してもらえれば。女性の就労支援にも役立てたい」と話している。
 利用時間は午前9時~午後9時(最終受け付けは同8時まで)。町外からの利用者も受け付ける。料金は未定。

銭湯、5年ぶり値上げ 大人440円に

 奈良県は10月1日から、銭湯(一般公衆浴場)の入浴料金のうち「大人」(12歳以上)をこれまでの420円から20円値上げして440円に、「中人」(6歳以上12歳未満)を150円から10円アップの160円に改定する。
 県内の銭湯では、燃料費の高騰や利用者数の減少が経営を圧迫。10月には消費税率が10%に引き上げられ、経営がさらに厳しくなると予想されることから、5年ぶりの値上げに踏み切った。「小人」(6歳未満)は80円で据え置く。
 銭湯の入浴料金は、物価統制令の適用を受け、知事が統制額(上限金額)を指定する。今回は大学教授や銭湯経営者らで構成する県公衆浴場入浴料金協議会の答申に基づき、決定した。

【バンビシャス通信】ホーム開幕戦 奈良ブランド肉やクラフトビールの出店も

バンビシャス奈良は28、29の両日、ならでんアリーナに香川ファイブアローズを迎えてホーム開幕戦を開催します。
 今月14日には、レギュラーシーズン開幕前の全36クラブによる地区別トーナメント「アーリーカップ2019KANSAI」で、B1の滋賀レイクスターズを100点ゲームで撃破(バンビシャス奈良102―80滋賀レイクスターズ)しました。昨季よりディフェンスはアグレッシブに、オフェンスは早い展開で攻め込むスピード感あふれるバスケットが今季の特徴です。
 この勢いに乗り21、22日は、西宮ストークスとのアウェーでの今季開幕戦に突入しました。主力のグレッグ・マンガーノ選手が一時帰国で不在の中、初戦は残り1秒で逆転を許すなど、両日ともに勝ちきることはできませんでした。
 しかし、クリストファー・トーマス新ヘッドコーチ率いる新生バンビシャスは、マンガーノ選手も合流し、ホーム開幕戦で勝利を目指して戦います。
 ホーム開幕戦は28日は午後6時、29日は午後2時開始です。会場には、奈良のブランド肉の大和牛、大和肉鶏、ヤマトポークを使った料理や奈良のクラフトビールも出店し、地元開幕を盛り上げます。ぜひ、食事も楽しみながら観戦してください。(バンビシャス広報 和田真智子)

「けはやまつり」 おひとりさま相撲を初開催 

一人相撲を取る葛城市のマスコットキャラクター「蓮花ちゃん」(同市提供)

 葛城市相撲館「けはや座」で28、29の両日、相撲甚句や初っ切りなどを披露する「けはやまつり」が開かれる。5回目となる今年は、神事の一人相撲にちなみ、女性らが日本最古の相撲を再現する「おひとりさま相撲」が初めて行われる。
 日本書紀には、大和の當麻蹶速と出雲の野見宿禰が天覧相撲をしたと記されており、この力比べが相撲の発祥と言われている。
 大相撲の土俵に女性が上がることを禁じる「女人禁制」をめぐり議論となっている中、おひとりさま相撲を初めて企画。予選では當麻蹶速、決勝は野見宿禰になりきり、土俵の上で見えない相手と相撲を取ってその演技力を競い合う。
 そのほか、佐渡ケ嶽部屋の力士らが相撲の禁じ手をコミカルに演じる「初っ切り」や、「相撲発祥の地」を掲げる葛城市と香芝市、桜井市の小学生約30人による親睦相撲大会、七五調の囃子歌「相撲甚句」の発表も予定されている。
 入館料は大人300円、小中学生150円、未就学児は無料。

10月開催「きんてつ鉄道まつり」 人気イベントは応募制、今月30日まで

 運転士や車掌の体験イベントなどが人気の「きんてつ鉄道まつり2019」(近鉄主催)が10月19、20日の両日、香芝市の五位堂検修車庫で開催される。今年は阪神・近鉄相互直通運転開始10周年を祝う記念車両の展示もある。
 例年好評のイベント「あなたも運転士!『出発進行』」や「あなたも車掌!『扉よし』」、小学生以下限定の「駅名ビンゴ大会」は今年から応募制となり、インターネットで事前抽選が行われる。応募は今月30日までに同まつりのホームページから申し込む。
 また、オリジナルハイチュウや模型の鉄道コレクション(近鉄3000系)などのグッズ販売もある。
 19日は午前10時~午後4時、20日は午前10時~午後3時。問い合わせは近鉄運輸部営業課(06・6775・3566)。

インフルエンザで学級閉鎖 今季県内初、昨季より1カ月早く

 奈良市は24日、市立あやめ池小学校でインフルエンザの集団感染が発生し、25~26日に2年生の1クラスを学級閉鎖にすると発表した。県内でインフルエンザによる学級閉鎖は今シーズン初で、集団感染の発生は昨季より約1カ月早い。
 市保健予防課によると、同クラス27人のうち9人がこの日、発熱や関節の痛みを訴えて欠席。うち6人が病院でインフルエンザA型と診断された。いずれも軽症という。
 市内14の定点医療機関が今月9~15日に診断したインフルエンザの平均患者数は0・36人で、流行の目安とされる1人には至っていない。市は外出時の手洗いとうがい、マスクの着用に加え、早めの予防接種を呼びかけている。

ブルーサルビアが見頃 馬見丘陵公園

咲き誇るブルーサルビア=馬見丘陵公園

 広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園で、ブルーサルビアが見頃を迎え、来園者を楽しませている。県中和公園事務所の担当者によると、見頃は10月いっぱいという。
 同園南エリアにある「春まちの丘」周辺で、約1万5千株が涼しげな青紫の花をつけて咲き誇っている。涼しくなるにつれ、色が濃くなってくるという。
 園内では他にも、赤やピンク、白色の花をつけるニューギニアインパチェンスや、丸い形が特徴的で秋に向けて紅葉するコキアも10月いっぱい楽しめる。
 年中無休で入園無料。問い合わせは同事務所(0745・56・3851)。

トンボに寄生するキノコ「ヤンマタケ」 川上村・蜻蛉の滝で発見

蜻蛉の滝で見つかった冬虫夏草「ヤンマタケ」。トンボの体内を突き破って成長している=川上村

 昆虫などに寄生するキノコ「冬虫夏草」の一種で、トンボを宿主とする「ヤンマタケ」が川上村で見つかった。県内で冬虫夏草の報告例は少ないといい、「自然に興味を持つきっかけにしてもらえれば」と同村の「森と水の源流館」ロビーで展示されている。
 見つかったのは、全長約6㌢のミルンヤンマに寄生したヤンマタケ。同館職員の古山暁さんが今月2日、自然観察ツアーの案内をしていた際、「蜻蛉の滝」(同村西河)付近で枯れ枝に付いているところを見つけ、翌日に採取した。
 冬虫夏草は昆虫などに寄生して体内の栄養を奪い、宿主が死んだ後に体を突き破って成長する。このミルンヤンマからは、オレンジ色のヤンマタケ(長さ5~6㍉)が約30本生えている。
 伝承によると、滝の付近で狩りをしていた雄略天皇の肘にアブが食いついた。これを飛んできた「蜻蛉」(トンボ)がかみ殺したため、天皇は大いに喜び、この地は以来、「蜻蛉野」と呼ばれるようになったとされる。古山さんは「トンボの名前が付いた場所で、ヤンマタケが見つかったのは不思議。縁を感じる」と驚いている。
 ヤンマタケは、カメムシに寄生する冬虫夏草「カメムシタケ」とともに、11月30日まで同館ロビー(入場無料)に展示される。問い合わせは同館(0746・52・0888)。

三条通りで「カーフリーデーなら」 歩行者天国も

 奈良市は22日、三条通りの一部を交通規制し、車のない生活やまちづくりについて考えるイベント「カーフリーデーなら」を開く。
 世界で約2700都市が参加する車に頼らない生活について考える「モビリティウィーク」(16~22日)に合わせて開催され、今年で2回目。
 午前11時~午後7時、JR奈良駅前交差点から猿沢池付近までの約900㍍を交通規制。時間限定で車道に木製のイスが設置され、普段は見られない眺めを楽しめるほか、春日山を背景に写真撮影もできる。
 JR奈良駅東口広場には、自転車と徒歩で巡る奈良の見どころマップなどのコーナーや、お茶や地酒、かき氷を販売する地産地消ブースも設置される。
 また、自転車でおすすめスポットを巡り、写真に収めるフォトラリー(当日申し込み可、カメラと自転車持参)などもある。
 問い合わせはモビリティウィーク&カーフリーデーなら実行委員会(0742・34・4591)。

消防学校で卒業式 第50期初任教育生

総代として謝辞を述べる坂本真士さん=宇陀市

 県消防学校(宇陀市)第50期初任教育生の卒業式が20日、同市の大宇陀体育館で行われ、18~28歳の68人(男性63人、女性5人)が消防士としての第一歩を踏み出した。
 初任教育生は4月に入校し、寮生活を送りながら約半年間、救助や消防、学科などの基礎的な訓練を受けた。12月から消防士として任務に当たる。
 卒業式では、仲嶋元成学校長が「入学したときの熱い思いを持ち続け、住民から信頼されるよう職務に精励してほしい」と式辞。総代を務めた坂本真士さん(28)は「一日も早く、一人前の消防人になれるよう精進する」と謝辞を述べた。
 式の後、卒業生らは一斉に帽子を投げ上げて卒業を喜び合った。川内美咲さん(22)は「女性ならではの気遣いができ、男性に負けないくらいパワフルな消防士になりたい」と決意を新たにした。

小中のエアコン設置率97%超に 普通教室

 県教委は19日、県内公立学校施設におけるエアコン設置状況を発表した。9月1日現在、小中学校の普通教室への設置率は97・1%(全国平均77・1%)で、昨年同時期の21・9%から飛躍的に改善。上昇幅は全国トップの75・2㌽で、36位だった全国順位は11位まで急浮上した。
 普通教室へのエアコン設置率は、幼稚園や高校でも大幅に改善された。幼稚園は昨年の59・1%から88・8%(全国平均89・2%、34位)、高校は78・2%から95・2%(同83・5%、23位)に。昨年は設置率100%を達成したのは6団体に過ぎなかったが、今年は奈良市や大和高田市、橿原市など34団体に増えた。
 県内の公立学校施設でエアコン設置が進んだことについて、県教委学校支援課の担当者は「県の緊急支援補助金を活用するなどし、各自治体が頑張った成果だと思う」としている。

就職活動の準備セミナー「業界研究会」21日開催

 令和3年3月卒業予定の学生を対象とした就職活動セミナー「業界研究会」が21日午後1時から、県文化会館で開催される。
 学生に就職先の視野を広げてもらおうと県雇用政策課が企画した。当日は金融や製造業、地場産業など、県内の企業約社が参加予定。人事担当者が仕事内容や業界について説明するとともに、就活に役立つアドバイスも伝授する。
 担当者は「県内の企業や業界を知ってもらい、就活の選択肢を広げてほしい」と話している。
 参加無料で予約優先、服装自由。申し込みは県ホームページの申し込みフォームから。問い合わせは県雇用政策課雇用政策係(0742・27・8812)。

トヨタカローラ奈良、新型カローラ発表に合わせ創立55周年記念「花冠」イベント

新型カローラをお披露目したカローラ奈良の菊池攻社長(一番左)とYAMATO超人ナライガー心(左から3番目)=奈良市

 トヨタカローラ奈良(奈良市)の創立周年記念イベントと新型カローラの記者発表会が17日、同社1階ショールームで開かれた。
 イベントでは英語で「花冠」を意味するカローラにちなみ、ダリアなど種類以上の花を組み合わせた藍色の花冠が菊池攻社長に手渡された。今後、県内11店舗で順番に展示される。
 この日発売された新型カローラの発表会には、奈良のローカルヒーロー「YAMATO超人ナライガー」がパワーアップした「ナライガー心(KOKORO)」が登場。新たなコスチュームで、フルモデルチェンジしたカローラをPRした。
 菊池社長は「1966年に登場したカローラは世界のお客さまに愛される車になった。この日が難局の時代を切り開いていける節目になれば」と話した。

子供が作る「弁当の日 なら」 10月27日開催

 子供が弁当を作る食育イベント「弁当の日 なら」が10月27日、奈良市のならファミリー1階らくだ広場で開催される。主催する奈良大宮ロータリークラブと奈良市飲食店組合が参加する小学生を募集している。
 「弁当の日」は、香川県の小学校で平成13年に始まった取り組みで、子供による弁当作り。メニューを決めることから、買い出し、調理、弁当詰め、片付けまで子供自身が行う。親や教師は手伝わず、弁当の評価もしないことがルールで全国に広がっている。
 調理実習は午前10時半と午後2時の2回。おむすび、大和肉鶏ホイル焼き、卵焼き、キュウリのあえもの―の弁当で実習時間は約2時間半を予定している。
 当日は、弁当の日を始めた元小学校長、竹下和男さんが「子どもを台所に立たせよう」と題して講演する。調理実習では、キッズキッチン協会公認インストラクターの木村万紀子さんとオニギリストの松田昌子さんが講師を務める。
 講演会は定員100人(先着順)で無料。イベント告知サイト「こくちーず」内で「弁当の日 なら」を検索して申し込む。
 調理実習は、小学3~6年が対象で各回20人(応募者多数の場合は抽選)。材料費として500円が必要で、エプロンや三角巾などは持参する。
 申し込みは往復はがきに保護者氏名、郵便番号・住所、電話番号、メールアドレス、参加する子供の氏名(ふりがな)・性別・学年、参加希望の時間帯(午前10時半・午後2時・どちらでも可)を記入し、〒630―8115 奈良市大宮町6―3―7 中室ビル3F 奈良大宮ロータリークラブまで。締め切りは9月末。問い合わせは同クラブ(0742・33・8583)。

来春開業コンベンションセンターに「蔦屋書店」出店へ

 蔦屋書店を展開する関西TSUTAYA(大阪府吹田市)は、奈良市三条大路に来春開業する県コンベンションセンターに「奈良 蔦屋書店」をオープンすると発表した。
 同社によると、来春の同センター開業に合わせてオープン。「文化に囲まれ、好奇心の扉を開く場」をコンセプトに、総面積約千坪の売り場に奈良に関する本や雑貨を充実させる。県内最大級となるカフェも併設し、地域コミュニティーの拠点や観光客がくつろげる空間を目指すという。
 県コンベンションセンターは、県内最大の国際会議場が入る観光交流拠点。国内初進出となるJWマリオットホテルやNHK奈良放送会館と合わせ、大宮通り新ホテル・交流拠点事業として整備が進められおり、来春の「まちびらき」を予定している。

たわわな巨峰食べ頃 あすかぶどう園

真剣な表情で、食べ頃になった巨峰を収穫する子供

 明日香村の「あすかぶどう園」で、食べ頃になった巨峰がたわわに実り、ブドウ狩りを楽しむ家族連れやカップルでにぎわっている。
 園主の石田宗久さん(66)によると、今シーズンは花が咲く5月頃に好天が続いたため、粒付きが良く、房も大きいブドウが実ったという。石田さんは「9月に入って実が熟し、今が一番おいしい時期です」とPRしている。
 ブドウ狩りは10月上旬までで、なくなり次第終了。食べ放題(1時間)は、中学生以上1400円、小学生1200円、3歳以上800円。収穫体験や量り売り、地方発送も受け付けている。
 問い合わせはあすかぶどう園(0744・54・2808)。

人気の「ならのあわ」「古都のあわ」飲み比べ 無料試飲会開催

 日本酒と県産イチゴ「古都華」をそれぞれベースとした2種類のスパークリングを飲み比べてもらおうと、古都のお酒で乾杯しよう実行委員会は14日、奈良市の近鉄奈良駅前行基広場で、無料試飲会「奈良のあわあわフェア」を開催する。
 日本酒ベースの「ならのあわ」は、5月の発売開始からわずか4カ月で約5千本を販売し、年間販売目標をクリア。古都華を使ったワイン「古都のあわ」も7月の発売以降、約2千本を売り上げたヒット商品だ。
 実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「新しいタイプのお酒を多くの人に味わってほしい」と話している。
 試飲会は午後3時から。会場での販売はないが、ともに近鉄奈良駅改札外にある「GOTO―CHI 奈良店」で取り扱っている。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

600年ぶり復活「流鏑馬まつり」 田原本町、クラウドファンディングで寄付募る

 田原本町は12月1日、唐古・鍵遺跡史跡公園で「流鏑馬まつり」を開催する。14世紀ごろに同町にいた武士集団が流鏑馬を行っていたとされ、約600年ぶりに復活させる。町は開催費用の一部を賄うため、今月30日までクラウドファンディングで寄付金を募っている。
 田原本町では鎌倉~室町時代、「長谷川党」と呼ばれる武士集団が法貴寺を拠点に活動。流鏑馬の歴史を記した「長川流鏑馬日記」(1384年)には、長谷川党が法貴寺を出発し、春日若宮おん祭で流鏑馬を奉納したと記されている。
 流鏑馬の伝統はいつしか途絶えたが、町はこうした歴史的背景を生かし、新たな観光イベントに育てようと流鏑馬の復活を決定。5月に実行委員会を立ち上げ、準備を進めている。
 会場は昨年オープンした唐古・鍵遺跡史跡公園で、園の南側に「埒」と呼ばれる砂を敷いた走路(長さ約270㍍、幅約2㍍)を整備。京都・下鴨神社などで流鏑馬を行っている「弓馬術礼法小笠原教場」の協力を受けて開催する。
 流鏑馬は12月1日午後1時から。前日の11月30日午後2時からリハーサル(見学可)を予定している。
 町は「流鏑馬を復活させ、県内外や海外の方にも町を知ってもらうきっかけにしたい」とし、資金を補うため、クラウドファンディングによる寄付金を募集中。目標額は100万円で、今月12日現在で25万4千円が集まっている。

「交通死亡事故多発警報」発令、7日間で5人が死亡

パトロールに出発する県警のパトカー=奈良市

 県内で今月4~10日の7日間で5件(5人死亡)の死亡事故が相次いだことを受け、県交通対策協議会は11日、今年初めて「交通死亡事故多発警報」を発令した。発令は昨年9月以来、約1年ぶり。県警は24日までの発令期間中、交通指導や違反者の取り締まりを強化する。
 同警報は、10日以内に死亡事故が5件に達した場合に発令される。県内ではこの間、道路を横断中の高齢女性が軽乗用車にはねられたほか、京奈和自動車道のトンネル内でトラック同士が正面衝突する事故などが相次いで発生した。
 県警が掲げる年間目標は「事故死者数30人以下」。県内の今年の交通事故死者数は10日現在、23人(昨年同期31人)で、高齢者が約半数を占めている。
 奈良市の県警本部ではこの日、発令を受けて「交通死亡事故抑止特別警戒隊」の出発式を実施。隊員12人がパトカー6台に分乗してパトロールに出発した。県警は県や市町村などの関係機関と協力し、事故が多発している幹線道路や交差点での取り締まりを強化するとともに、パトカーや白バイによる警戒を強める。
 式では遠藤雅人本部長が「事故に直結する悪質で迷惑性の高い交通違反の取り締まりを、強力に推進してほしい」と訓示。交通部の山崎友宏参事官は「事故を未然に防止するための検挙活動を強化し、全力を挙げて警戒に取り組む」と決意を述べた。

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