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バンビシャス奈良、新体制で記者会見「魅力的なバスケを」 

バンビシャス奈良のクリストファー・トーマスHC(前列中央)と選手たち=奈良市

 プロバスケットボール・Bリーグ2部(B2)のバンビシャス奈良が9日、2019―20シーズンを前に奈良市内で新体制会見を開き、選手らが意気込みを語った。
 チームは今季から、カナダや中国などでヘッドコーチ(HC)の経験があるクリストファー・トーマス新HCのもとで新体制に。選手は昨季のメンバーから主将の本多純平選手ら6人が残り、西裕太郎と井手勇次、ともに米国出身のディー・ジェイ・ジョンソンとグレッグ・マンガーノの計4選手が新加入した。
 神田悠輝ゼネラルマネジャー(GM)らと会見に参加したトーマスHCは「できる限り早く展開するバスケットがしたい。勝つことだけでなく、全ての瞬間を楽しみながらプレーすることを目標に掲げている」、昨季に引き続きキャプテンを務める本多選手は「魅力的なバスケットを皆さんに見せられるよう頑張る」と意気込んだ。
 開幕戦は9月21日、西宮市立中央体育館(兵庫県西宮市)で西宮ストークスと対戦。今月31日には天理市立総合体育館で、大阪エヴェッサとのプレシーズンゲームが開催される。

高校耐震化、奈良県は全国45位 17棟が未耐震

 文部科学省が9日発表した今年4月1日現在の公立学校施設の耐震改修状況によると、県内高校の耐震化率は94・3%で、前年に比べて改善したものの都道府県別の順位は45位だった。小中学校は99・6%で26位、幼稚園は92・2%で36位となっている。
 高校では、平成30年度に14棟の耐震化を完了したが、耐震性のない建物がまだ17棟あり、全国平均の98・7%を下回っている。小中学校は、全国平均の99・2%をやや上回り、耐震性のないのは奈良市の2棟と天理市の4棟。幼稚園は17棟で耐震性がなく、全国平均の95・5%を下回った。一方、特別支援学校の耐震化率はすでに100%となっている。
 また、屋内運動場の吊り天井などの落下防止対策は、小中学校5棟、高校2棟で未完了だった。
 県教委学校支援課では「公立高校の耐震化が全国平均を下回っており、県立高校の早期の耐震化に努める」としている。

伝統の「夜中行進訓練」 県消防学校初任教育生ら出発

県庁を出発し、奈良公園内を歩く県消防学校の初任教育生ら=奈良市

 長距離を夜通し歩き続ける県消防学校伝統の「夜中行進訓練」が8日、始まった。今年入学した第50期初任教育生67人が参加し、奈良市の県庁から県消防学校(宇陀市)までの約42㌔を約13時間かけて歩く。
 夜中行進訓練は、いつどこで起こるかわからない災害に即時に対応し、長時間の活動に耐えうる体力や気力を付けることを目的に、初任教育生を対象に毎年実施している。
 県庁であった出発式で、仲嶋元成学校長が「訓練で培った体力や精神力、寮生活で養った協調性や団結力を発揮してください」と訓示。坂本真士総代(28)が「ともに団結し、和衷協同の精神を持って全力で取り組みます」と宣誓した。
 初任教育生らは引き締まった表情でホースを持ち、午後6時に出発した。天理消防署(天理市)や芝運動公園(桜井市)を経由し、9日午前7時に県消防学校に到着する予定。

フレンチ風餃子とワインのバー、三条通りにお目見え

フレンチ風餃子とワインを堪能できる「ボンボヌール」の店内

 飲食事業も展開する奈良交通は5日から、フレンチ風餃子をワインで楽しむバー「Bon Bonheur(ボンボヌール)」を奈良市三条町の三条通りにオープンした。古代欧州の王国をモチーフにした「EVANS PLAZA」内にあり、女性が気軽に立ち寄れる店を目指している。
 赤ワインやオニオンソテーなどで洋風に仕上げて焼いた餃子を、しょうゆや酢をベースにしたタレではなく、トリュフオイルやアボカドペーストで味わう。餃子は「フレンチ風」と「生姜風味」の2種類(各税込み360円)。
 ワインは赤白、スパークリングを各3種用意。「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」などが開発した、県産イチゴ「古都華」のスパークリングワイン「古都のあわ」が飲める奈良で最初の飲食店という。
 増田貴久店長は「ボンボヌールは『お幸せに』を意味するフランス語。リーズナブルながら、幸せな気持ちになれる店にしていきたい」と意気込んでいる。

【学童野球】県軟式野球大会、三郷北イーグルスが優勝

優勝を果たした三郷北イーグルスの選手ら=橿原市

 「第60回県学童軟式野球大会(兼)ほっかほっか亭カップ第43回近畿少年軟式野球大会県予選会」(県軟式野球連盟など主催)の決勝が4日、橿原市の橿原運動公園で行われ、三郷北イーグルスが平城スポーツ少年団を3―2で破り、優勝を果たした。
 三郷北イーグルスは三回、嶋洋佑主将(12)の2点適時二塁打で先制。その後追いつかれたが、七回に勝ち越した。平城スポーツ少年団は中盤に同点に追いつく粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。
 嶋主将は「みんなで練習をたくさんやってきた成果が出た。うれしいです」と喜んだ。
 三郷北イーグルス、平城スポーツ少年団の両チームは9月22、23の両日、大阪府で開催される近畿少年軟式野球大会に県代表として出場する。

天理大の「ゆるラン教室」 スポーツで地域に活力を

談笑しながらジョギングする「ゆるラン教室」の参加者ら=天理市

 天理大(天理市)で、女性教職員らを対象にした「ゆるラン教室」が開かれている。ランニングに必要な知識やフォームの基礎を学び、運動習慣を身につけてもらうのが狙い。参加者らはハード過ぎない「ゆるいランニング」で、楽しく体力向上に励んでいる。
 ゆるラン教室は、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に昨年度採択された「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」の一環。スポーツを通じ、地域社会に活力を与えることを主な目的としており、女性教職員20人が参加している。
 指導にあたるのは、国際学部の上谷聡子専任講師。「運動習慣のない人が始めたいと思えるように」と「ゆるラン教室」と名付けた。参加者は、5月下旬の第1回教室でランニングの基礎を学び、その後は月1回ほどのペースで練習を重ねている。
 天理大杣之内キャンパスで先月開かれた3回目の教室では、参加者らが雑談しながら軽やかな足取りで約4キロをランニング。入学課職員の森川智美さんは「運動の機会を増やしたいと思って参加した。いいペースで運動でき、体力をつけられていると思います」と話していた。
 「ゆるラン教室」は来年度、天理市民を対象に実施する予定。同事業の一環としては他に、体育学部の中谷敏昭教授を中心に9月ごろ、市民向けの下肢筋力測定会を開くという。

夏恒例、奈良ホテル「涼泡フェスタ2019」 22・23日

「涼泡フェスタ2019」で提供する料理のイメージ

 奈良ホテル(奈良市)は22、23の両日、夏恒例のイベント「涼泡フェスタ2019」を開く。
 大豆で作る代替肉の料理やフォアグラ丼、オマール海老のフリチュール(唐揚げ)などがブッフェ形式で楽しめる。ソムリエが厳選したスパークリングワインや生ビールなど、泡にちなんだドリンクも飲み放題。伝統のコンソメスープを目の前でこして提供してもらえるほか、ジャズのライブ演奏、インスタグラムに写真を投稿すれば抽選で景品が当たるキャンペーンもある。
 営業企画課の津川あかねさんは「ステーキの食べ比べなど肉料理もたくさんそろえています。おいしく楽しい時間を過ごしてもらえれば」とPR。午後6時半からで定員は両日とも100人。要予約。料金は一般1万円、中高生6千円、小学生以下3500円(サービス料・税込み)。予約、問い合わせは奈良ホテル宴会セールス課(0742・24・3033)。

背丈低めのヒマワリでインスタ映え 馬見丘陵公園 

カップルや家族連れでにぎわうヒマワリ畑=県営馬見丘陵公園

 15万本のヒマワリが咲き誇る県営馬見丘陵公園の人気が、若い女性やカップルの間でじわじわと高まっている。背丈の低い切り花用のヒマワリが「インスタ映えする」と評判を呼び、先月28日には1万人近くが来園。同園では4日まで「馬見ひまわりウィーク」が開かれており、多くの家族連れらでにぎわいそうだ。
 広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園は、春はチューリップ、秋はコスモスを目当てに多くの家族連れらが訪れる。平成27年からは来場者が少ない夏の名物にしようと、ヒマワリを植え始めた。
 当初は約4万本だったが年々栽培面積を増やし、現在は園内6カ所の計6800平方メートルに24種、約15万本が咲き誇るまでに。7月28日には約9700人が訪れ、昨夏最多の入場者数だった約5600人(8月5日)を大きく上回った。
 県中和公園事務所花いっぱい推進課によると、ヒマワリ畑の人気は写真共有アプリ「インスタグラム」などで若い女性を中心に広がり、高齢者が多い春秋の来園者と比べ、年齢層がぐっと低いという。
 同園もほぼ連日、インスタグラムでヒマワリの写真を発信しており、同課の青木浩久課長は「背丈よりも高いヒマワリが見渡す限りに広がる風景とはかなり違いますが、かえって人気を集めているようです」と話す。
 7月30日に友人と訪れ、スマートフォンのカメラで写真を撮っていた地元の女性会社員(22)は「ヒマワリに埋もれているような写真を撮るのに高さがちょうどいい」と楽しそうだった。

ウバユリが見頃 飛鳥歴史公園甘樫丘地区

咲き誇るウバユリ=明日香村

 明日香村の国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区で、大型のユリ「ウバユリ」(姥百合)が開花し、園路沿いで緑白色の美しい花を咲かせている。
 ウバユリは山中に自生するユリ科の多年草。長さ10センチ以上もある花とハート形の葉が特徴。花の咲く頃に葉が枯れ始め、「葉(歯)がない」ことから姥を連想し、ウバユリと名付けられたとの説もある。
 甘樫丘地区では主に2カ所に群落を形成。川原展望台南西側の園路沿いには300株以上が咲き誇っている。展望台を目指し、斜面の園路を登ってきた入園者らは大きな花に目を奪われている。
 花の見頃は8月上旬ごろまで。問い合わせは同公園飛鳥管理センター(0744・54・2441)。

【やまと歳時記】なら燈花会は5日~、金魚すくい選手権は18日

2日 大峯山洞川温泉「行者まつり」(天川村、3日まで)
5日 奈良公園一帯で「なら燈花会」(奈良市、14日まで)
7日 東大寺「大仏さま お身拭い」(奈良市)
     大神神社「七夕祭」(桜井市)
15日 春日大社境内飛火野・高円山で「奈良大文字送り火」(奈良市)
     春日神社、八幡神社「ほうらんや火祭」(橿原市)
     東大寺大仏殿「万灯供養会」(奈良市)
18日 全国金魚すくい選手権大会(大和郡山市)
23日 元興寺「地蔵会万灯供養」(奈良市、24日まで)

古都の夜を彩る「ライトアッププロムナード」開催中

ライトアップされた平城宮跡の朱雀門=奈良市(奈良県提供)

 古都・奈良の夏の夜を彩る恒例イベント「ライトアッププロムナード・なら2019」が行われ、闇夜に歴史的建造物などが浮かび上がっている。9月29日まで。
 夏の閑散期に観光客を呼び込もうと、県や社寺、公共交通機関など17団体でつくる実行委が昭和63年から実施。今年で32回目となる。
 ライトアップされているのは、東大寺大仏殿や興福寺五重塔、奈良国立博物館なら仏像館、平城宮跡朱雀門など。浮見堂と猿沢池は通年行っているが、同イベント期間中はライトの色を変える。
 8月5~14日には、猿沢池や浮雲園地、春日野園地などでろうそくを灯す「なら燈花会」も開かれ、多くの人でにぎわいそうだ。
 ライトアップは午後7~10時(9月は午後6~10時)。問い合わせは実行委(0742・27・8677)。

県学童軟式野球大会が開幕 決勝は8月4日予定

 「第60回県学童軟式野球大会(兼)ほっかほっか亭カップ第43回近畿少年軟式野球大会県予選会」(県軟式野球連盟など主催)が開幕し、橿原運動公園硬式野球場(橿原市)で開会式が行われた。8月4日まで4日間の日程で熱戦が繰り広げられる。
 27日の開会式では、橿原市吹奏楽団の演奏に合わせ、各地区代表34チームの選手が元気に入場行進。壱分ジュニアシャインスターズ(生駒市支部)の田口真羽主将が「鍛え上げた力を存分に発揮し、チームの誇りと僕たちの輝く未来のために強い気持ちで精いっぱい、全力で大好きな野球をすることを誓います」と力強く宣誓した。
 大会はトーナメント方式で行われ、優勝、準優勝チームは9月22、23日に大阪府で開催される近畿少年軟式野球大会に県代表として出場する。

JAF奈良支部の新事務所お披露目 

関係者がテープカットし、お披露目されたJAF奈良支部の新事務所=奈良市法蓮町

 日本自動車連盟(JAF)奈良支部が移転し、8月5日から新事務所で業務を開始するのを前に、奈良市法蓮町の新事務所が関係者にお披露目された。
 新事務所は奈良市東九条町から移転、新築され、2階建てで床面積は約520平方㍍。近鉄新大宮駅に近く、国道24号からすぐの立地となっている。26日のお披露目ではテープカットに続いて、関係者らが出席して懇親会も開かれた。
 JAF奈良支部の菊池攻支部長はあいさつで「ロードサービスや交通安全の啓蒙に加え、観光やお勧めルートの案内など地域振興への貢献もJAFの役目。今後もより地域と一体となった活動を展開していく」と語った。

【バンビシャス通信】28日、橿原で今季初の公開練習 

バンビシャス奈良と契約したグレッグ・マンガーノ選手。得点力アップに期待がかかる

 バンビシャス奈良の日本人選手、継続の6選手に加え、新加入の2選手を加えた今季初の公開練習を28日に橿原市立中央体育館で開催します。入場開始は午後3時45分、公開練習は午後4~6時。練習終了後の午後6時10分~午後7時にはサイン会や記念撮影など交流イベントを予定しています。どなたでも参加可能で無料です。ぜひ、お越しください。
 一方、バンビシャスは、外国籍選手のグレッグ・マンガーノ選手との契約合意を発表しました。
 米名門のイェール大出身の29歳で身長208㌢。2016―17シーズンには仙台89ERSに在籍した経験を持ち、チームプレーの中で得点できるクレバーな選手です。バンビシャスの昨季の課題だった得点力を補い、ディフェンスではブロックショットも見どころで、攻守の要としての活躍が期待されます。
 チームへの合流を8月上旬に予定しているマンガーノ選手は「今シーズン奈良に行くことができとてもうれしく思います。素晴らしいブースターを持つクラブの一員になることを楽しみにしています。新しいチームメートとコーチ陣で今シーズンが始まることを待ちきれません」とコメントしています。 (バンビシャス広報 和田真智子)

「奈良クラフトビールフェスタ」 27、28日開催 

 県内全5社のクラフトビールブルワリーが集結する「奈良クラフトビールフェスタ」が27、28の両日、ならファミリー1階らくだ広場(奈良市西大寺東町)で初開催される。
 企画した近鉄百貨店奈良店によると、ゴールデンラビットビール▽なら麦酒ならまち醸造所▽奈良醸造▽奥大和ビール▽曽爾高原ビール―の5社から各3種類、計15種類のクラフトビールがビアサーバーから入れたてで楽しめる。
 両日とも午前11時~午後7時。チケットは5枚つづり2千円▽1枚券432円▽3種飲み比べ+おつまみセット1296円(いずれも税込み)。問い合わせは近鉄百貨店総務広報部(06・6655・7030)。

恒例「ふくし・ふるさと祭り」27日開催、26日には前夜祭

 今年で38回目となる奈良社会福祉院の「ふくし・ふるさと夏祭り」が27日、奈良市法蓮町の佐保山こども園で開催される。26日には前夜祭が行われる。
 地域住民らとの交流を目的に毎年開催される恒例行事。27日は午前10時~午後8時半で、さまざまな模擬店が出店されるほか、親子ふれあいダンスや和太鼓の演奏も行われる。
 前夜祭は26日午後5時~8時半で、模擬店はじめ、子供らの歌やダンスなどが披露される。両日とも午後5時からビアガーデンも設けられる。問い合わせは奈良社会福祉院(0742・22・3070)。

藤原宮跡のハス、見頃迎える

ハスの花が咲き誇る藤原宮跡=橿原市

 藤原宮跡(橿原市)の花園で、白やピンクのハスの花が開花し、多くの見物客が涼を感じさせる花に見入っている。
 藤原宮跡の世界遺産登録をPRするため、市が地元自治会の協力を得て花園を整備。四季折々の花を楽しむことができ、約3千平方メートルのハスゾーンには、古代ハスや唐招提寺ハスなど種類のハスが植えられている。
 毎年来ているという王寺町の男性(68)は「よく管理され、きれいに咲いている。見ていると心が落ち着きます」。友人と初めて訪れた和歌山県橋本市の女性(69)は「本当にきれいでびっくり。背の高いハスもあり、すごいと思う」と話していた。
 見頃は今月いっぱいで、開花状況は橿原市のホームページで確認できる。

キトラ古墳壁画、国宝に指定 

 明日香村のキトラ古墳壁画(7世紀末~8世紀初め)の国宝指定が23日、官報告示された。飛鳥時代の極彩色壁画が国宝となったのは、高松塚古墳壁画(同村)に次いで2例目。
 キトラ古墳壁画は、石室の壁に描かれた「青龍」「白虎」「朱雀」「玄武」の四神図と獣頭人身の「十二支像」、天井に描かれた東アジア最古の「天文図」で構成。十二支像はこれまでに「寅」や「午」など6つを確認し、X線撮影では「辰」の可能性のある画像も得られている。
 キトラ古墳では昭和58年にまず玄武が見つかり、その後相次いで他の壁画も確認された。保存のため、平成16年から劣化していた壁画を千以上のパーツに分けてはぎ取り、28年の修復完了後は明日香村の保存・展示施設「四神の館」で年に4回、一般公開されている。
 四神の館では現在、朱雀を公開中。8月18日までで入館は事前予約制。

【学童野球】まほろば大会、平城スポーツ少年団が16年ぶり優勝

 県内の学童野球96チームが参加した「第18回まほろば学童軟式野球大会」の準決勝と決勝が21日、川西町の川西健民運動場で行われ、決勝は平城スポーツ少年団が大会2連覇を狙った大安寺アパッチライオンズを4―1で破り、16年ぶり2度目の優勝を果たした。
 三回に1点を先制した平城スポーツ少年団は五回、本塁打などで3点を追加。大安寺アパッチライオンズはその裏、1点を返したが及ばなかった。
 平城スポーツ少年団の薫田大和主将(12)は「最終回は打線もつながり、全員で野球ができた。この大会は久しぶりの優勝なのでうれしい」と笑顔で話した。

教育関係者らに紙芝居 杉浦さんが実演

新作の紙芝居を披露する杉浦貞さん=奈良市

 大阪でプロの街頭紙芝居師として活動する杉浦貞さん(88)の実演会が、奈良市のホテルリガーレ春日野で開かれ、県内外の教育関係者約20人が熱のこもった紙芝居に聞き入った。
 イベントは県内の学校教諭らでつくる勉強会「三碓村塾」が主催。杉浦さんは昭和55年、勤務していた染色会社の倒産を機に紙芝居の道に。以来、約40年にわたってオリジナルの紙芝居を上演してきた。
 杉浦さんが実演会で披露したのは、5年がかりで作った大人向けの新作「遷都で輝く地球国家」。日本の遷都の歴史をたどりつつ、「異常気象や核兵器の開発などで人類が危機にさらされている今こそ、遷都する最高のタイミングだ」と力説した上で、原爆投下後、急速に戦後復興を果たした広島に首都を移し、活気あふれる国際都市を築くべきと訴えた。
 大阪府東大阪市教育委員会の堤晶子さん(61)は「杉浦さんのパワーに圧倒された。人生において紙芝居道を極められ、本当にすばらしいと思う」と感心していた。

チャッピー岡本さん、妖怪テーマのカブリモノ展 県立図書情報館

さまざまな妖怪のカブリモノが並ぶ展示会=奈良市の図書情報館

 奈良を拠点に活動しているカブリモノ作家、チャッピー岡本さん(52)と奈良芸術短大デザインコースの学生らが制作した作品を披露する「ゆかいな妖怪カブリモノ展」が、県立図書情報館(奈良市)で開かれている。28日まで。
 チャッピー岡本さんは「カブリモノでみんなをハッピーに」と創作に取り組んでおり、今回は約点を展示。雪女(山形)や一つ目小僧(東京)、べとべとさん(奈良)など全国の妖怪をデザインした作品がずらりと並び、訪れた人を楽しませている。
 会場ではカブリモノを作る「カブリモノ変心塾」が21、27、28日、午後1時半からと同3時半からの2回開かれる。参加費は千円で、定員は各回30人。申し込みは図書情報館のホームページからか来館、FAX、電話(0742・34・2111)で。

巫女らに神楽舞の講習会 大神神社

先﨑徑子さん(左端)から神楽舞の指導を受ける巫女ら=大神神社

 桜井市の大神神社で19日、神楽舞の講習会が開かれ、今春入社した新人2人を含む13人の巫女が参加した。
 神楽舞は祭典には欠かせない神事の華。結婚式などでも披露され、神社では講習会を年2回開いている。
 巫女らは、講師を務めた神社音楽協会(東京)の先﨑徑子会長の指導を受けながら、ポピュラーな浦安の舞や幸魂の舞を繰り返し練習。先﨑さんは足の動かし方や扇の扱い方など細部までチェックし「手の上げ下げをそろえるときれいに見える」とアドバイスした。
 新人巫女の箕井彩乃さん(19)と黒井むすひさん(18)は「舞では普段は伸ばさない体の部分を伸ばすので難しい。教えてもらった点に気をつけ、これからも頑張ります」と話していた。
 講習会は16~20日の5日間。最終日の午後には、練習の成果を披露する奉告祭が拝殿で行われる。

奈良のシカ、最多の1388頭に 愛護会調査

 奈良の鹿愛護会(奈良市)は、奈良公園に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の頭数調査結果を発表した。生息頭数は3年連続で増え、昭和30年に調査を開始して以来最多となる1388頭だった。
 今月15、16日に同会スタッフらが調査した結果、雄357頭、雌756頭、子鹿275頭の計1388頭で、前年より28頭増加。このほか、鹿苑内保護収容頭数は293頭だった。
 奈良公園内の交通事故発生件数は69件で、前年より死亡数は増えたものの13件減少。最も多かった場所は国道169号県庁東交差点~福智院交差点の22件だった。
 また、年間死亡頭数は179頭で、原因は疾病が最多だった。奈良の鹿愛護会は「頭数はほぼ前年並みとみている。公園内の事故件数が減ってよかった」としている。

【柔道世界選手権】66キロ級代表・丸山城志郎選手、天理大で公開練習

世界選手権に向け、練習を公開した丸山城志郎選手(右)=天理市

 柔道の世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)男子66キロ級代表の丸山城志郎選手(25)=ミキハウス=が17日、母校の天理大(天理市)で練習を公開した。
 練習には、男子73キロ級代表でリオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平選手(27)=旭化成=や、天理大の柔道部員ら約100人が参加。約1時間にも及んだ乱取りをはじめ、激しい練習に汗を流した。
 東京五輪の代表選考会となる世界選手権に向け、丸山選手は「本番当日に一番強い自分を持っていき、最高のパフォーマンスを見せられるよう頑張る」と意気込みを語った。

古都華のスパークリング、いよいよ登場

販売が始まり、好評を博している古都華のスパークリングワイン=奈良市

 奈良県のブランドイチゴ「古都華」だけを使った初のスパークリングワイン「古都のあわ」が完成し、商品開発に携わった「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」などが販売を始めている。古都華特有の芳醇な香りと甘さをストレートに伝える商品に仕上がっており、早くも好評を博しているという。
 「お酒を介して地元の価値を提案する」という同実行委の理念に基づき、酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)が企画。古都華の生産者団体「コトカ カンパニー」、丹波ワイン(京都府京丹波町)と協力し、完成にこぎつけた。
 実行委員長を務める泉屋の今西栄策社長によると、2年前に3種類の県産イチゴでスパークリングワインを試作したところ、古都華の風味が際立ち、商品化に向けた機運が一気に高まった。コトカ カンパニーの萩原健司さんは「古都華の風味がしっかり残っていて、生産者としてすごくうれしかった」と振り返る。
 平成29年7月、女子大生らを招いた試飲会でも高評価が得られ、昨夏の発売を目指して準備に取りかかった。しかし、古都華の需要が急増したため原料が十分に集められず、1年持ち越した経緯がある。
 スパークリングワイン1本当たり、半パック(約140グラム)ほどの古都華を使用。本来の生産工程をたどれば1本4千円近くかかるが、農家の協力や自前輸送による物流コストの低減などで、1本2160円(税込み)に抑えたという。
 今西さんは「休日の昼間に心静かにお楽しみいただくことをおすすめしたいお酒です」と話している。
 泉屋のネットショップや近鉄百貨店奈良店などで約3500本を販売する。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

消防はしご車を共同運用へ 奈良市と木津川市など

 奈良市と京都府木津川市などを管轄する相楽中部消防組合消防本部は、はしご車の共同運用に関する連携協約を締結した。経費削減のため、購入費や維持管理費を折半するのが目的で、府県をまたいで消防車両を共同運用するのは全国初という。来年11月の運用開始を予定している。
 奈良市消防局によると、はしご車は3階以上の建物火災に出動し、逃げ遅れた人の救助や放水に活用される。約2億円と高額な上、年に約1千万円の維持費がかかるが、年間出動回数は1台平均2、3回程度にとどまっている。今回は双方のはしご車1台の交換時期が重なったことなどから、共同運用を決めた。
 奈良市役所で10日に行われた協約の締結式で、仲川げん市長と、木津川市、笠置町、和束町、南山城村を管轄する相楽中部消防組合の管理者を務める木津川市の河井規子市長が協約書に署名。仲川市長は「周辺自治体とのシェアリングを進め、消防力を維持していきたい」、河井市長は「スムーズな運用ができるよう協力して取り組みたい」と話した。
 はしご車は奈良市北消防署で運用される予定。今後は合同訓練を行うなどし、連携を強化する。

バンビシャス奈良が「大人のバスケレッスン」開催 

試合形式の練習をする参加者ら=奈良市

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)のバンビシャス奈良のスクールコーチによるバスケ教室が近鉄スポーツセンター(奈良市)で開かれ、参加者らが実戦形式の練習などに汗を流した。
 18歳以上を対象にバスケットの楽しさを知ってもらおうと、「大人のバスケレッスン」として昨年から開催している。
 5日の「金曜バスケでショー」には、21~54歳の男女16人が参加。バンビシャス奈良の山我拓也スクールコーチの指導の下、ドリブルやパスの練習に取り組んだ。8日は「月曜から夜バス」と題し、女性限定のレッスンを初めて開催。金曜バスケでショーに参加した奈良市のパート職員の女性(54)は「なかなか体育館で球技をすることがないので、いい機会になりました」と話していた。

金峯山寺、70年ぶりの仁王門大規模修理へ法要

仁王像の搬出を前に営まれた法要=吉野町の金峯山寺

 吉野山(吉野町)の金峯山寺仁王門(国宝)に安置されている金剛力士立像(重文、仁王像)が修理のために搬出されるのを前に、魂を抜く法要が営まれた。
 仁王門は本堂(国宝、蔵王堂)背後に北面して建つ二重門で、高さ約20メートル。仁王像は木造の阿形・吽形像の2体で、南北朝時代の作。高さは約5メートルあり、東大寺南大門の金剛力士立像(国宝)に次ぐ大きさという。今後搬出され、一部解体や剥落止めなどが行われる予定。仁王門の大規模修理は約70年ぶりで、約10年後の完了を目指している。
 法要では僧侶らが読経した後、五條良知管領が像の魂を抜く作法を行った。法要後、五條管領は「修理の責任は重く、皆さまの力をお借りして無事終えたい」と話した。

紀伊半島知事会議、林業で連携を確認

紀伊半島知事会議で意見交換する(右から)鈴木英敬・和歌山県知事、荒井正吾・奈良県知事、仁坂吉伸・和歌山県知事=奈良市の平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館

 奈良、三重、和歌山の3県の知事が広域的課題を協議する「第30回紀伊半島知事会議」が、奈良市の平城宮跡歴史公園で開かれ、荒井正吾知事がスイスの手法に学んだ森林環境管理の取り組みを説明した。3県にはそれぞれ林業の学校があり、連携しながら人材育成を図ることを確認した。
 スイスでは、林業の専門教育を受けた「フォレスター」と呼ばれる国家資格保持者が、生産▽防災▽生物多様性▽レクリエーション|と森林の持つ4機能を重視しながら、森林管理を実践している。
 荒井知事は11日の会議で、これに学んだ「奈良県フォレスター」を市町村に配置する計画を紹介。林業経営者らを育てる学校を運営する三重県の鈴木英敬知事は「育成のターゲットは違うが、紀伊半島を林業の広域的な人的交流の先進地にしていきたい」、手つかずの森を育てる取り組みを展開する和歌山県の仁坂吉伸知事は「切磋琢磨しながら、制度を変えたり収束させたりしていきたい」と話した。

知事「長期的に93億円低く」 奈良市庁舎移転案強調

奈良市庁舎の移転建て替え案について、市議らに説明する荒井正吾知事(左奥)=奈良市役所

 老朽化が進む奈良市役所本庁舎について、平城宮跡付近への移転建て替えを推奨している荒井正吾知事は11日、奈良市議らが開いた勉強会に出席し、移転案のメリットを強調した。荒井知事は、長期的には市が進める耐震改修よりも移転の方が費用を93億円低く抑えられると試算。まちづくりの観点からも「平城宮跡周辺の歴史的景観や、にぎわいの創出に寄与する」と主張した。
 荒井知事によると、市の財政負担は移転建て替えなら61億円、現庁舎の耐震改修なら18億円で、短期的には移転案の方が43億円かさむと試算。だが改修後、法定耐用年数が切れる令和25年までに建て替えた場合、市の負担額は現庁舎の土地を一部売却したとしても136億円に上り、トータルでは移転案が61億円、改修案は154億円で、移転案の方が93億円少なくなるという。
 また、まちづくりの視点から、移転先の積水化学工業奈良事業所跡地(同市三条大路)は平城宮跡の朱雀門に近く、「歴史的景観の創出に寄与する名物庁舎になる」と力説。一方、移転による利便性の低下を懸念する市議から「(近鉄奈良線が将来的に移設し)『朱雀門前駅』が設置される可能性はあるのか」との質問が出たが、荒井知事は「近鉄は移設に反対しているので具体的ではない」としながらも「朱雀門前駅には比較的興味を示している感触がある」と述べた。
 現庁舎周辺には来春、外資系高級ホテルやコンベンションセンターが完成予定。荒井知事は、平城宮跡周辺から奈良公園にかけての一体的なにぎわい創出を進めており、「リニア中央新幹線『奈良市付近駅』の奈良市内の設置にも好影響を与える」と強調した。
 工事の完成時期については、改修案が3年3月、移転案は7年3月を予定。現庁舎は震度6強の地震で倒壊する危険性が高いだけに、完成までの安全確保について不安視する意見もあった。これに対し、荒井知事は「応急措置で済ませるか、将来的にも安心といえる措置をとるかは大きな政治的判断。耐震性だけでなく、トータルの安全確保の観点で考えてもいいのではないか」と話した。

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