【榊莫山と紫舟のシンフォニー②】 榊莫山「土」 太古のイメージを表現

制作年不詳 絹本 額装 44×46㌢ 三重県立美術館蔵
榊莫山は旧制上野中学校で松永楳園に書を習うなど早くから書になじみました。中学5年生の時に書いた「樂志論」(出品番号3)からは、榊の早熟な才能が感じられます。
満19歳で終戦を迎えた翌年、榊は奈良の書家、辻本史邑(しゆう)に入門し、中国の古典の臨書や漢詩を主題とする書の制作を行いましたが、それに留まることなく自身の書を模索していきました。主題に関しては、漢詩から日本の現代詩へ、さらには自身の言葉へと対象を移しました。また、石に漢字1字を刻むようになり、やがて石の彫刻の陰影を墨で表現する仕事に取り組み、「土」「行」「女」など漢字1字の書作品を生み出しました。
とりわけ「土」は榊にとり重要な文字でした。榊は、太古に「土」という漢字が生まれたとき、2本並んだ横棒には果てしなくひろがる地表と地中、それを貫く1本の縦棒には、地中に埋もれた一粒の種子が地表を破って発芽する姿というイメージが込められていたことを知りました。そして、そのイメージを表現しようとこの主題を繰り返し取り上げました。
本展では「土」を3点展示しており、それぞれ表現が異なります。掲載の1点(出品番号2)では、水を多く含んだ淡墨線に現れた墨のむらが豊かな味わいとなっています。 (県立美術館学芸課 稲畑ルミ子)
【榊莫山と紫舟のシンフォニー①】 榊莫山 「東大寺ノ松林(大和八景)」

昭和59(1984)年 絹本 額装 66・5×81㌢
三重県立美術館蔵
※この作品の展示は6月4日まで
天平ノ甍ニ淡キスイカズラ 千古ノ夢ヲ明ケニマドロム
榊莫山(1926~2010年)は三重県の伊賀で育ち、伊賀と近い大和の自然・寺院などに若い頃から親しみました。
中国では「瀟湘八景」が画題とされ、日本でも「近江八景」や「南都八景」が選ばれたように、榊は大和(奈良県)の中から八景を選び、画と書による作品を制作しました。
その内の一点が「東大寺ノ松林」です。榊は、古い松などの自然が残る東大寺一帯の風景にゆったりした気分と仏の息づかいを感じていました。この作品では、東大寺の松の勢いが盛んであった頃を再現し、講堂跡の先に大仏殿の背面を望む風景を水墨主体で描いています。その上で、自作の一文を添えて、天平以来の時の流れを表しています。 (奈良県立美術館学芸課 稲畑ルミ子)
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「榊莫山と紫舟のシンフォニー(交響)」は奈良とゆかりが深い2人の書家、榊莫山と紫舟の独創的な作品により、書の芸術性や魅力を感じていただく展覧会です。いくつかの作品を順次紹介します。
【あっ、これ食べたい!】 どの料理も出てくるたびに感嘆! 会話も弾む 「リストランテ リンコントロ」
奈良市薬師堂町にある「リストランテ リンコントロ」のオーナーシェフは、「『出会い』や『縁』を大切にする」という西岡正人さん(35)。食材は〝顔が見える〟生産者から仕入れ、自ら山菜やきのこを採りに山に入ることも。「自分が猟師になって狩りもする。できる限りの食材は手作りしています」と話す。
パスタはイタリアから取り寄せたパスタマシンでさまざまな種類を製造する。生ハムや加工肉も自家製で、2年熟成のハムなどもある。
ランチの「PRANZO A」は前菜、パスタ、ピアットウニコ(パスタとメインのワンプレート)、デザート、パンにドリンク付き。取材時の前菜は、ボローニャ風ソーセージの「モルタデッラ」や「蕗のとうのフリット」など8種。蕗のとうの下には土に見立てたカカオが敷かるなど、ストーリ性もある。
パスタは金針菜という野菜も入った「スパゲッティ ホタルイカと菜の花のソース」。ピアットウニコは「都祁村産鹿肉のラグーソースと鹿肉ソーセージ」で、こちらのパスタはペンネを短く切ったような「ディタリーニ」。鹿肉も全く臭みがない。デザート「カッサータ」はチョコとナッツが入ったリコッタチーズの冷菓で、明日香村産みかんのフリーズドライやオレンジのコンフィチュールも添えられた豪華な品だ。
どの料理も出るたびに感嘆、会話も弾むお薦めのお店です。 (朋)
【住所】奈良市薬師堂町9
【連絡先】☎0742・26・8959
【営業時間】午前11時半~午後2時半、午後6時~午後10時
【ホームページ】crocetta.nara.jp/lincontro/
【定休日】水曜
【メニュー】ランチはPRANZO A(2500円)、PRANZO B(4千円)など。ディナーはCENA A(6千円)、CENA B(8千円)など ※全て税別
【鹿角抄(コラム)】 金春、金剛、観世、宝生の4流発祥の「能の故郷」奈良 この聖地で能を楽しもう
「能」という演劇を一度見てみたいと思いながら、足を運べないでいる人も多いのではないだろうか?
とりわけ奈良は金春(こんぱる)、金剛(こんごう)、観世(かんぜ)、宝生(ほうしょう)という4流(座)が発祥したとされる「能の故郷」。5月19、20日には春日大社・興福寺で元祖・薪能(たきぎのう)である「薪御能」も催される。だが、能の詞章は古く、格調高いために「難しい」「高尚」といった雰囲気があり、初心者が取っつきにくいのが現状だろう。
私自身、大学時代に部活動で能をかじったことがあり、多少は演能や能楽師も取材してきたものの、知らないことが多く、舞台を前にしていると眠くなることもしばしば。それでもまた見たくなったり、関連本を読みたくなったりするのは不思議だ。舞台の冒頭、響き渡る横笛の高い音に身震いするときがあるのはなぜだろうか。
能は室町時代に大成した歌舞劇で、謡(うたい)と囃子(はやし)、舞によって進み、ミュージカルのようでもある。「源氏物語」や「平家物語」などを素材にした作品が演じられ、装置のない簡素な舞台は時空を超えた「小宇宙」となる。面(おもて)を着けて登場するシテ(主役)は恋に苦しんだ女性や戦いに敗れた武将らで、何かを伝えようとする霊が目立つ。能は今日でも、胸に迫ってくる魂の叫びなのである。
さらに能は囃子に酔ったり、舞や面、装束に見とれたりできる総合芸術で、感覚で堪能するものなのだが、事前にストーリーは把握しておいたほうがいい。
近年は愛好家らの高齢化が進み、危機感を抱く能楽界でも分かりやすく伝えようとする工夫がみられる。ガイド本も相次いで出され、昨年出版された宝生流能楽師、辰巳満次郎さん監修の「能の本」(西日本出版社)もその一冊。「敦盛(あつもり)」や「葵上(あおいのうえ)」など厳選20曲が短編小説のように読める。写真は使わず、村上ナッツさんの文、つだゆみさんのマンガが見てみたいという気持ちにさせる。
さて、4流が競演する「薪御能」の今年の演目のうち、「玉葛(たまかずら)」(金春安明さん)は長谷寺を舞台に「源氏物語」のヒロインを、「弱法師(よろぼし)」(辰巳満次郎さん)は四天王寺に盲目の少年を描いた名曲。聖地で気軽に能を楽しもう。 (岩口利一)
【榊莫山と紫舟のシンフォニー】 「書を愛でる文化、海外の方にも」 奈良県立美術館で開催中 7月23日まで

「書のキュビズム」を紹介する紫舟さん
奈良県立美術館(奈良市)で榊莫山(さかき・ばくざん)さんと紫舟(ししゅう)さんの作品が同時に並ぶ企画展「榊莫山と紫舟のシンフォニー(交響)」が15日、開幕した。その開幕を前にした14日、プレスプレビューがあり、来場した紫舟さんが自身の作品を解説しながら「日本人が感じる書を愛でるという文化を、海外の人にも感じてほしい」と述べた。
展示では2人の書や絵画と融合した作品など約130点を展示。紫舟さんは新作など30点を披露しており、「文字は紙より前からあったもの。平面ではなく、立体的なものとしてとらえてほしい」と、文字を彫刻と溶接で表した「書の彫刻」や、360度書を鑑賞できる「書のキュビズム」などを紹介。「莫山先生とご一緒でき、本当に光栄。日本語の持つ造形の深さや美しさなどをみてほしい」と話していた。
月曜休館。前期は6月4日まで、後期は6月6日~7月23日。観覧料は一般400円、大学・高校生250円、小・中学生150円。問い合わせは奈良県立美術館(☎0742・23・3968)。
【吉野の桜】 見頃迎える 夜はライトアップで幻想的な雰囲気演出

13日、満開となった「下千本」の桜

一面に桜が広がる吉野山

ライトアップされた桜が吉野山を幻想的な雰囲気に彩る
奈良県吉野町の吉野山で、桜が見頃を迎えている。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気となっており、大勢の観光客でにぎわっている。
同町によると、今年の吉野山は気温がなかなか上がらず、朝夕の冷え込みも厳しかったため、下千本の開花は昨年(3月30日)より7日遅い4月6日。12日にようやく満開となった。開花が4月6日にまでずれ込んだのは過去5年で最も遅いという。
中千本は14日、上千本も16日に満開となる見込み。奥千本は16日に開花、21日頃満開の予想で、町は「1番の見頃は今週末から来週にかけて」と予想している。
静岡県浜松市の無職、下山稔さん(71)は「泊まりがけで桜を見に来た。こっちの桜の方が色が白っぽくて、スケールも段違い。すごく立派」と話していた。
ライトアップは24日までの午後6時~10時に下千本公園や中千本公園などで実施している。周辺道路では5月7日まで、交通規制が実施される。
【あっ、これ食べたい!】 英国の家庭料理を楽しんで… Tea House KURINOKI
今年1月にオープンした奈良県天理市柳本町の天理市トレイルセンター前にある「Tea House KURINOKI」では、英国の家庭料理やお菓子が楽しめる。
午後2時から限定の「クリームティーセット」はスコーン、オリジナルサンド、プチケーキなどに紅茶が付く。アフタヌーンティーのような豪華な内容だ。
自家製ジャムとクロテッドクリームがのったスコーンを食べながら紅茶を飲むひとときに、ほっこりリラックス。オリジナルサンドはカレー風味のチキンに野菜が巻かれ、甘い物の後にうれしい。紅茶が濃くなってくると、お湯を足してもらえるサービスもある。
「英国大好き」というオーナー、みちむらかよこさん(65)は「楽しいことを考えるのが大好き。ここでティーパーティーを開きたい」と笑顔で話す。店内には、英国や紅茶に関する本が自由に読めるスペースもある。
かつては信州でペンションを経営していたというみちむらさん。その時から人気というモーニングも、お薦めです。 (朋)
【住所】天理市柳本町590(天理市トレイルセンター前)
【連絡先】☎0743・20・5775
【営業時間】午前8時~午後5時
【定休日】年中無休
【メニュー】午後2時から限定のクリームティーセット(1500円)、キャロットケーキ(500円)、季節のスイーツ(5月ごろまでは苺のトライフル800円)、ジャケットポテト(500円)、午前8時~9時半限定のモーニング(680円)、午前10時~午後3時限定のイングリッシュブレックファースト(1500円)、午前時~午後3時限定のイングリッシュカリー(1500円)など
【春の新聞週間】 新聞の良さ知ってください 近鉄学園前で販売店主らがPR
新生活を始めたばかりの社会人や学生らに新聞の購読を呼びかけ、新聞をPRする「春の新聞週間」(6~12日)の街頭キャンペーンが11日、奈良市の近鉄学園前駅で行われた。
産経新聞社など6社と販売業者でつくる県支部新聞公正取引協議会が開催。日本新聞協会では、4月6日を「新聞を4(ヨ)6(ム)日」としており、この日は奈良市内の新聞販売店の関係者らが、日本新聞協会が発行するPR紙「HAPPY NEWS」と当日の夕刊、500セットを配布し新聞の購読を呼び掛けた。
産経新聞学園前店主任の大川良雄さん(60)は「毎年の恒例行事。新聞離れが進む中で1人でも多くの人に新聞の良さを知ってもらえるように頑張ります」と話していた。



【サッカー】 天皇杯、奈良クラブが9連覇 天理大を6―0で下す



第97回天皇杯全日本サッカー選手権の奈良県予選を兼ねた第22回県サッカー選手権決勝が9日、奈良市のならでんフィールドで行われ、JFLの奈良クラブが天理大を6―0で下し、大会9連覇を果たした。
奈良クラブは前半9分、MF向慎一のゴール前へのパスをFW坂本修佑が決めて先制。後半はFW佐藤和馬がゴールキーパーの頭を越す華麗なロングシュートなどで攻撃の手を緩めずに追加点をあげる。坂本は後半にも2得点でハットトリックを達成するなど大活躍、天理大を寄せ付けなかった。
奈良クラブは、4月22日午後1時から同フィールドで行われる天皇杯1回戦に奈良代表として出場し、青森県代表でJFL首位を走るヴァンラーレ八戸と対戦する。勝てば2回戦でJ1のヴァンフォーレ甲府とあたる。
坂本は「周りの選手がいいボールをくれたのでそれを決めるだけだった。八戸はJFLでも上位のチームだが、がむしゃらにやるだけ」と力を込めた。
薩川了洋監督は「勝つことが第一だった。内容はよくなかったが、坂本が圧倒的だったし最後まで走りきっていたことはよかった」と話した。
【バンビシャス通信】 〈選手丸はだか〉 異色の経歴、お坊さんの資格 菊池広明選手(24)

リバウンドの奪取を期待される菊池選手
異色の経歴を持つ。
実家が寺院で、天理大に通いながら僧侶の資格をとった。取得後、時間があるときは家業の手伝い、月参りなどには一人で行ってお経を読む。
バスケットは6歳上の兄の影響だった。母親がチームの練習〝お当番〟のときについていったのがきっかけで、小学2年生で始めた。NBAのトレイシー・マグレディ選手の派手なプレーに目を輝かせ、プロバスケットボール選手になりたいと純粋に夢を抱いていた。
その後、強豪の天理大に進学したが公式戦に出ることができず、悔しさが残った。大学3回生で卒業後の進路を考えたとき、プロバスケットボール選手になる夢をあきらめきれなかった。寺の住職である父親に卒業直前「2年でプロになれなかったら諦める」とプロを目指す夢を伝えた。
卒業後、アルバイトをしながらバスケットボールを続け、念願かなってアースフレンズ東京Zでプロバスケットボール選手になった。バンシャスには今季から加入。ほかの2選手と並びチーム最年少で、ヘッドコーチからはリバウンドを期待されている。
怒ることはほとんどなく、穏やかな性格。年上の選手からもかわいがられる存在だが、外見とは裏腹に内に秘めた強い信念があるからこそ、今がある。
「一つ一つできることを増やして、長くプロバスケットボール選手として活躍したい」。挑戦は始まったばかりだ。 (バンビシャス広報 和田真智子)
菊池広明(きくち・ひろあき) 1992年12月14日生まれ、大阪府出身。身長185㌢
【ホーム試合予定】西宮ストークス戦=15日(土)午後6時、16日(日)午後2時▽ならでんアリーナ

お経「同朋聖典」を手に笑顔の菊池広明選手
【交通安全】 カーブミラーをピカピカに 奈良交通運行サポートセンター乗務員ら

奈良県内のスクールバスを運行する奈良交通運行サポートセンターの室生地区(宇陀市)担当乗務員8人らが4日、桜井署室生駐在所前から黒岩までの約7・2㌔の県道、市道にある29カ所のカーブミラーを清掃した。
新学期が始まる前に公道や地域住民への感謝を込めた清掃で、同地区では初めての試み。桜井署員や県宇陀土木事務所の職員も手伝った。
乗務員らはミラーの前後に安全コーンを立て、脚立を使ってタワシや海綿で一枚一枚丁寧に汚れを取っていた。同センター統括指導員の上條正幸さん(72)は「ピカピカの1年生が入ってくる。ピカピカのカーブミラーで、心もピカピカにして安全輸送に努めたい」と誓っていた。
4月10日は新聞休刊日です。
日頃は産経新聞ほか、グループ紙をご購読いただきまして、まことにありがとうございます。
4月10日は「新聞休刊日」となっており、朝刊の配達がございません。大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解くださいます様宜しくお願い致します。
普段、インターネットでニュース記事を読んでいただいている皆様、「ニュースはネットで十分」と思っていらっしゃる皆様、紙の新聞を読むと、新しい発見があるかもしれません。
産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html
新企画【あっ、これ作ろ!】 1時間で作れる絶品の味 イチゴジャムバナナ風味
イチゴの季節になりました。「あっ、これ食べたい!」で紹介した、旬の素材で添加物を使わないジャムを製造・販売する「confiture cotocoto」(奈良市あやめ池南)のコンフィチュール作家、奥田晶子さん(45)に自宅でも作れるイチゴジャムのレシピを教えてもらいました。挑戦したのは、「イチゴジャムバナナ風味」。バナナを使うことで砂糖の量が減らせ、ペクチン剤を使わなくても十分とろみがつきます。バナナとレモンが効いたやさしい味わいで、色もかわいいピンク色。約1時間程度で完成する絶品ジャム、ぜひお試しを! (朋)
【材料】
イチゴ3パック(約750㌘)、バナナ1本、レモン汁小さじ1杯、砂糖50㌘(てんさい糖がお薦め)=写真①

①
【作り方】
①イチゴはヘタがついたまま洗い、ヘタを切り落とした後キッチンペーパーで水気をとる
②イチゴを4等分(大きい物は6等分)に切って鍋に入れ、半量の砂糖と混ぜ合わせ、強火で炊く=写真②

②
③丁寧にアクを取り、イチゴの色素が出て白くなれば火を止め、粗熱が取れるまで置く(※こうすることで、イチゴに色が戻る)
④バナナのスジを取り除き、縦長に4等分後薄く切り、レモン汁と合わせておく
⑤粗熱の取れた③に④を入れ、再び強火で炊き、アクを取る=写真③

③
⑥味見をしながら残りの砂糖を入れ、少しとろみがついたら火を止める(※火を入れすぎると色や味が落ちます。鍋底を軽くヘラで刮いだ時に、軽く「道」ができてすぐ戻る程度で止めましょう)=写真④

④
⑦熱いうちにビンに入れ蓋を閉めて逆さまにしておく
【ワンポイント】
※砂糖が少量なので日持ちはしません。早めに食べ切りましょう。
バナナを入れず砂糖の量を増やすと、シンプルなイチゴジャムに。最後にブランデーを入れてアルコールを飛ばせば「大人の味」になります。ホワイトチョコを一かけ入れるなど、いろいろアレンジもできます。
confiture cotocoto 3人の子育てをしながら、自宅横の工房で「生産者さんの思いを大切にしながら素材と向き合い安心して食べられるものを」と日々コンフィチュールを炊くコンフィチュール作家、奥田晶子さんが製造、販売。ホームページ(http://confiture-cotocoto.com/)で常時約30種類のジャムやソース、シロップを販売している。(☎090・8534・9288)
◇
旬の食材を使って作るおいしい食べ物の作り方をプロに教わり、わかりやすく紹介します。今後、随時掲載します。
【なら食と農の魅力創造国際大学校】 続く定員割れ 批判相次ぐ…「周知不足」「卒業後が不安」

調理実習に励む学生
奈良県桜井市の「なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」は今月、開校2年目を迎えた。「食と農のトップランナーを育てる」と荒井正吾知事の肝いりで開校した同校だが、2年連続定員割れとなり、県が進める同校を核としたリゾート施設整備にも、県議会の一部から批判の声が上がる。何が課題となっているのか。 (田中佐和)
■「食」で奈良PR
JR・近鉄の桜井駅から車で約15分。のどかな農村地帯にNAFICはある。昨年4月、同市の農業大学校を再編する形で開校した。従来の農業大学校の機能は「アグリマネジメント学科」(池之内校舎)が引き継ぎ、新たに飲食サービス業界で活躍する人材を育てる「フードクリエイティブ学科」(安倍校舎)が施設建設費約17億円を投じて開設された。
安倍校舎には、全国でフランス料理店を展開する「ひらまつ」(東京)が運営する宿泊型レストラン「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」を併設。ミシュラン一つ星店でもある同オーベルジュでの調理・サービス実習は大きな売りだ。
授業には農業実習やマネジメント研修も含まれる。調理技術を専門的に磨く他の調理師学校とは異なり、食材の生産から調理、経営にも通じた農業者やシェフ、レストラン経営者を育てようという、全国でも珍しい取り組みといえる。
■人が集まらず
だが、ある課題に直面している。定員割れだ。同校は2年制で定員は両学科とも20人。アグリ科は平成28、29年度ともに募集を超える応募があったが、フード科は28年度が15人。今月入学の29年度生も3次募集までしてようやく13人を集めた。
3月、安倍校舎を訪ねた。調理室ではフード科の学生がミカンやブルーベリーのジャム作りに精を出していた。年齢は10~60代と幅広い。高卒の学生もいれば、定年後の第二の人生としてカフェを開くという目標を持った学生もいる。
インターネットで同校を知ったという三上彩さん(19)は、「料理だけでなく、農業も学べるのがおもしろいと感じて入学した。卒業後はレストランに就職して、将来的には家族連れで楽しんでもらえるお店を開きたい」と夢を語る。会員制高級ホテルなどでサービスマンやソムリエとして約10年働いたという芝田秀人さん(37)も、「もっと勉強したいと思ったときに知人にこの学校を薦められた。調理や農業、経営まで学べるので、視野が広がる」と話した。
■地域活性の起爆剤に
定員割れの理由はどこにあるのか。同校担当者は、「最大の要因は周知不足。情報発信がうまくできていなかった」と悔やむ。県民だよりや料理雑誌に広告を出しているが、「まだまだ足りない。工夫が必要だと感じている」(担当者)。
また、新設であるがゆえに就職実績がないことも影響しているといい、「受験生や保護者にとって、卒業後の進路がわからないのは不安。卒業生を輩出するまで、しばらく厳しい時期が続くだろう」と分析する。
県は同校を地域活性化の拠点とすべく、周辺に薬膳料理や薬湯が楽しめる、女性をターゲットとした「薬草リゾート」などを整備する計画を推進。先の県議会2月定例会でも28年度補正予算に整備費用など4億5900万円を盛り込んだ。
だが、日本維新の会や共産党の県議は、定員割れの事実や駅から遠いという立地の悪さを批判。計画の費用対効果に疑問を呈している。NAFICが地域活性化の起爆剤となれるのか、今後の行方が注目される。
【鹿角抄(コラム)】 センバツ取材で感じた喜び 記者冥利に尽きます「ありがとう、泉口選手」

優勝を喜ぶ大阪桐蔭の選手
天候不良による順延もあり、当初の予定より2日遅れての決勝戦が行われた第89回選抜高校野球は、5年ぶり2度目の大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。
記者は二回戦から甲子園に出張し、取材した。これまで、何度かスポーツの全国大会の取材をしてきたが、決勝まで取材するのは初めての経験だった。史上初の「大阪決戦」は驚くほどに盛り上がり、球場には歓声と熱気の渦が巻き起こっていた。
それぞれの記者が各校を担当し、試合の戦評を書くのだが、うれしいことに、準々決勝から優勝校である大阪桐蔭を担当することになった。同校の取材を重ねるうちに気になったある一人の選手にスポットを当てて、準決勝終了時に原稿を書いた。
準々決勝で8番遊撃で出場した泉口友汰選手だ。5回まで0―0と均衡が続く引き締まった試合で、三塁打を放ち、先制点を挙げる活躍をした。試合後、「たまっていたものを全部出すつもりで打った」と話していた彼は、実は1、2回戦は出場の機会がなく、いずれも1年後輩にポジションを奪われていた。
レギュラーメンバーとされる背番号6をつけるも、泉口選手は左打ちで、1、2回戦はともに左腕投手が先発だったため、出場機会に恵まれなかった。「左右は特に意識してないんですけどね」と悔しそうに話していたのが印象的だった。準決勝も相手投手は左腕で、ベンチから接戦を見守ることに。「絶対に決勝で活躍するので」と話したところまでが記事になった。
迎えた決勝。泉口選手はまたも8番遊撃で先発入りを果たす。「守備では誰にも負けない自信がある」と話していた通り、強力な相手打線を封じる好守備をみせた。記者も、注目した選手がグラウンドで活躍する姿を見られて、心の底からうれしかった。試合後、グラウンドで取材する記者に、泉口選手が「取り上げていただいてありがとうございました」と話しかけてくれた。まさに、記者冥利に尽きる幸せな瞬間だった。 (石橋明日佳)
【学童野球】 春季北和地区大会は平城スポーツ少年団が14年ぶり優勝 あすか野ファイターズは惜敗

優勝し、笑顔で行進する平城スポーツ少年団の選手
第19回春季北和地区学童軟式野球大会の準決勝、決勝が2日、柏木球技場(奈良市柏木町)で開かれた。西大寺ドリームズを3―2で破ったあすか野ファイターズと、奈良ジュニアファイターズを5―4で破った平城スポーツ少年団の決勝は接戦の末、4―2で平城スポーツ少年団が勝利し、同大会14年ぶりの優勝を飾った。











【学童野球】 常盤ヤンチャーズが初V 王子ドンキーズを破る 知事杯争奪選抜大会

堅い守りと勝負強い打撃で悲願の初優勝を果たし、大喜びの常盤ヤンチャーズの選手
奈良県内の少年野球17チームが対戦する「高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県予選大会兼第17回県知事杯争奪選抜学童軟式野球大会」(県軟式野球連盟、産経新聞社など主催)の決勝が2日、橿原市の又一記念球場で行われた。常盤ヤンチャーズ(橿原)が王寺ドンキーズ(北葛)を8―0(五回コールド)で破り初優勝を果たした。
常盤ヤンチャーズは一回、1死三塁の好機に3番の宮田亘が左翼の頭を越える長打を放ち、これがランニングホームランになり、2点を先制するとその後も、連続四球による押し出しや敵失などこの回打者一巡の猛攻で5点を奪った。二回にも5番井上鉄太、6番和田侑也らの適時打で2点をあげ、三回にも1点を追加。投げてはエースの宮田が気迫のこもった投球と力強いストレートで相手打線を抑え、準決勝に続く完封勝利で悲願の初優勝を達成した。
王寺ドンキーズは三回、五回と満塁のチャンスを作ったが、相手の堅い守りを前にあと1本が出なかった。
常盤ヤンチャーズは8月に東京都で行われる「高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント大会」に出場し、王寺ドンキーズは7~8月に和歌山県高野町で開かれる「第22回記念高野山旗全国学童軟式野球大会」に出場する。
常盤ヤンチャーズの長岡真一郎主将(11)は「かなり苦しい試合でしたが、優勝できてうれしい。守りからリズムを作って攻撃に生かす野球を東京でも見せたい」と笑顔で話した。
王寺ドンキーズの金山涼矢主将(11)は「序盤に大量失点したが、その後は抑えられてよかった。悔しい気持ちを引きずらず、気持ちを切り替えて高野山を戦いたい」と話していた。





【やまと人巡り】 定期演奏会をPR 登美ヶ丘高吹奏楽部の田中あおいさん、石原花奈さん

県立登美ヶ丘高校吹奏楽部の副部長、田中あおいさん=左=と演奏会実行委員長の石原花奈さん
4月22日に奈良県文化会館(奈良市登大路町)で開く定期演奏会のPRのため突然支局に現れた奈良県立登美ヶ丘高校吹奏楽部の副部長、田中あおいさん(17)と定期演奏会実行委員長の石原花奈さん(17)。演奏会のコンセプト「Happiness is here!」などを説明してくれた。
「ハピネスは『幸せ』だけでなく『満足』という意味もある。演奏だけでなく、2部では劇も披露するので『満足』して帰ってもらえる」と石原さんは自信満々に話す。
一方、田中さんは「昨年、県代表として全国大会に出場したが、その後の活動の成果をぜひ聴いてほしい」。当日、会場では昨年の熊本地震で被災した熊本県益城町立益城中学校吹奏楽部に送る義援金も募るという。問い合わせは登美ヶ丘高校(☎0742・46・0017) (吉)
【野球教室】 キャッチボール、ベースランニング…プロから直接指導が受けられる 参加者募集中
プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦のオリックス対阪神戦が4月16日に橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われるのに合わせ、県は試合後に現役プロ野球選手による「少年少女野球教室」を開く。4月7日まで参加者を募集している。
当日は午後1時から試合が始まり、試合終了後の同3時半ごろから同スタジアムで野球教室が開かれる。オリックスの現役選手から軟球を使ったキャッチボールやティーバッティング、ベースランニングなどの指導が受けられるという。
県担当者は「野球初心者も楽しめる内容になっている。プロの選手と触れあえる貴重な機会なので、多くの子供たちに参加してほしい」としている。
対象は県内在住の6~9歳と、障害を有する6~17歳の男女とその保護者。野球観戦のみの希望者50組100人と、野球観戦と野球教室両方の参加希望者50組100人をそれぞれ募集する。申し込みは県ホームページ(http://www.pref.nara.jp/item/175968.htm)から申込用紙をダウンロードし、郵送かFAXで。問い合わせは県スポーツ振興課(☎0742・27・9863)。
【あっ、これ食べたい!】 四季彩 鮨楽 人気「セレクトランチ」はお得感満載!!

にぎり8個に赤だし、茶碗蒸し、デザートが付いた1080円のセットに「炭焼き穴子」と「自家製ツナの軍艦」を追加した
奈良市法蓮町にある「四季彩 鮨楽」は、お手ごろ価格でランチにお寿司が食べられる。
人気の「セレクトランチ」は、値段により寿司の数や種類、汁物や食後のデザートかドリンクまでが選べてお得感満載だ。選んだのは、にぎり8個に赤だし、茶碗蒸し、デザートが付いた1080円のセットに、「炭焼き穴子」と「自家製ツナの軍艦」を追加した。
にぎりはその日の仕入れによって内容がかわるが、取材日はキビナゴや自家製玉子などがあった。シャリはほんのり赤みがかっている。「奈良では珍しい赤酢を使っているんです」と店主の森村義明さん(47)。ツーンとしない赤酢を使うことで砂糖や塩を控えめにでき、シャリが主張しすぎず、ネタの味が引き立てられるそうだ。追加注文した「炭焼き穴子」は、老舗穴子専門店から取り寄せた穴子を提供前に温め、粉山椒でいただく。「自家製ツナ」は生のマグロをゆがき、マヨネーズであえたものでひと味違う一品。森村さんは「一貫からでも気軽に追加してください」と笑顔を見せる。
持ち帰りメニューもあり、こちらは電話予約がお薦めです。 (朋)
【住所】奈良市法蓮町415-5
【連絡先】☎0742・26・3767
【ホームページ】http://www.shikisai-sushiraku.com/
【営業時間】午前11時半~午後3時(ラストオーダー午後2時半)、午後5時半~午後10時(ラストオーダー午後9時半)
【定休日】火曜
【メニュー】ランチはセレクトランチ(にぎり8個1080円~)、鮨楽ランチ(1296円)、昼飲みセット(980円)など。炭焼き穴子(1貫356円)、自家製ツナ軍艦(1貫216円)、晩酌セット(980円)、にぎり(1貫129円~)なども
【鹿角抄(コラム)】 奈良の宿泊施設は足りない? それとも、余っているの?

春日大社を始め、多くの観光資源に恵まれている奈良
「奈良の宿泊施設は足りないのか、余っているのか」。最近そんな議論を耳にする。荒井正吾知事が進める高級ホテル誘致をめぐり、知事と反対派の間で繰り広げられているのだが、これがなかなか興味深い。
「奈良は宿泊施設が少ない」。荒井知事はたびたびそう強調し、高級ホテル誘致を進めてきた。事実、県内ホテル・旅館の客室数は平成27年度は9051室で全国最下位。結果、宿泊客数も全国ワースト2位と、宿泊事情では日本有数の観光地とは思えない惨状に陥っている。
既存のホテルや旅館はもう満室なんです!というのなら分かりやすいが、話はもう少し複雑だ。
「奈良の客室は余っている」。先日の県議会2月定例会で、宮本次郎県議(共産)はそう太字で書かれた調査資料を示し、県のホテル誘致計画を批判した。資料は大阪市や京都市などで客室が将来的に不足するのに対し、奈良市では余るという政府系金融機関の調査結果だ。たしかに、観光庁の統計でも、奈良県の27年の客室稼働率は45・4%とかなり低い。旅館に限ると29%で、閑古鳥が鳴いている施設もあるだろう。
だが、荒井知事は反論する。「奈良の宿泊施設は『量』だけでなく『質』も問題だ」。宿泊サイトのクチコミを分析すると、客室稼働率の低い県内施設では、サービス面の不具合を指摘する書き込みが多かったのだという。むろん、施設側にも言い分はあろうが、知事がいう「奈良は宿泊施設が少ない」とはつまり、客室数に加え、「泊まりたい」と思える施設が少ないという意味だろう。
2020年の東京五輪までに、奈良市内には「JWマリオットホテル奈良」など3つの高級ホテルの開業が計画・予定されている。観光地の宿泊施設は高級ホテルから地元旅館、カプセルホテルまで、さまざまな層に合ったバラエティーが必要だ。高級ホテルと既存施設、どちらかの排除や切り捨てでは発展は望めない。県と施設経営者には、相乗効果で奈良に人を呼び込めるような施策と営業努力を期待したい。 (田中佐和)
【学童野球】 決勝は常盤ヤンチャーズ VS 王寺ドンキーズ 知事杯争奪選抜・マクドナルド・トナーメント
奈良県内の少年野球17チームが対戦する「高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県予選大会兼第17回県知事杯争奪選抜学童軟式野球大会」(県軟式野球連盟、産経新聞社など主催)の準々決勝と準決勝6試合が26日、五條市の上野公園で行われ、常盤ヤンチャーズ(橿原)と王寺ドンキーズ(北葛)が決勝戦にこまを進めた。決勝は4月2日に橿原市の又一記念球場で行われる予定。
Aグラウンドの準決勝は常盤ヤンチャーズと榛原ジャガーズ(宇陀)が激突。常盤ヤンチャーズは二回に先制すると、六回にも敵失の間に追加点をあげるなど少ないチャンスをものにし、2―0で勝利した。エースの宮田亘は相手打線を要所で抑え、完封を達成した。常盤ヤンチャーズの長岡真一郎主将(11)は「決勝でも守りからリズムをつくる攻撃で完勝したい」と話した。
Bグラウンドでは王寺ドンキーズと小林ビートルズ(郡山)が対戦。初回から得点を積み重ねた王寺ドンキーズが粘る小林ビートルズを抑え、4―2で勝利、30年ぶりの決勝進出を果たした。王寺ドンキーズの金山涼矢主将(11)は「決勝もみんなの力を出し切って、優勝したい」と気合を入れていた。
準々決勝の結果は次の通り。
常盤ヤンチャーズ(橿原)3―2壱分ジュニアシャインスターズ(生駒市)▽榛原ジャガーズ(宇陀)2―1下田スポーツ少年団(香芝)▽王寺ドンキーズ(北葛)7―0御所ジュニアスラッガーズ(御所)▽小林ビートルズ(郡山)3―2疋田ボーイズ(葛城)




















【学童野球】 知事杯争奪選抜・マクドナルド・トナーメントが開幕 17チームが頂点目指し激闘
奈良県内の少年野球17チームが対戦する「高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県予選大会兼第17回県知事杯争奪選抜学童軟式野球大会」(県軟式野球連盟、産経新聞社など主催)が25日開幕し、五條市の上野公園野球場などで1、2回戦9試合が行われた。準々決勝と準決勝は26日に同野球場などで行われ、決勝は4月2日の予定。
開会式では選手約300人が堂々と入場行進。県軟式野球連盟の前田勝弘副理事長が開会を宣言し、浪越照雄副知事が「優勝、決勝目指して一戦一戦戦い、日頃の練習の成果を発揮して悔いの残らないよう頑張ってほしい」と祝辞を述べた。
その後、牧野ジュニアーズ(五條)の大谷健輔主将(11)が「野球の楽しさを教えてくださった監督、コーチ、どんな時も応援してくれた保護者をはじめ、大会関係者の方々に感謝し、一緒に成長してきた仲間と共に、この大会の頂点を目指して最後まで諦めず全力でプレーすることを誓います」と元気いっぱいに選手宣誓した。
開会式終了後、各チームは市内3会場に分かれて試合に臨んだ。
この日の試合結果は次の通り。
【1回戦】常盤ヤンチャーズ(橿原)3―0牧野ジュニアーズ(五條)
【2回戦】壱分ジュニアシャインスターズ(生駒市)9―0田原本スラッガーズ(磯城)▽常盤ヤンチャーズ6―1大淀ブルーサンダース(吉野)▽下田スポーツ少年団(香芝)8―1斑鳩ジュニアスターズ(生駒郡)▽榛原ジャガーズ(宇陀)4―1高取ホークス(高市)▽御所ジュニアスラッガーズ(御所)12―2安倍フレンズ(桜井)▽王寺ドンキーズ(北葛)5―1柳本キングス(天理)▽疋田ボーイズ(葛城)8―0飛鳥紀寺スポーツ少年団(奈良)▽小林ビートルズ(郡山)3―2高田イーグルス(高田)
























【センバツ】 高田商 悔しさを夏に晴らす 秀岳館に1-11で大敗

後輩のプレーをネット裏で観戦する元DeNAの三浦大輔さん=甲子園
第89回選抜高校野球大会4日目の23日、高田商は第2試合で秀岳館(熊本)と対戦した。OBで昨季限りで引退した元DeNAの三浦大輔さんも試合を見守ったが、中盤までに大量失点し打線も抑えられ、23年ぶりの春勝利はならなかった。
一、二回は無得点に抑えた古川だが、三回に連打で1点を先制される。アカペラ部でブラスバンドに参加した植野美羽さん(17)は「野球部はいつも学校を盛り上げてくれる人たちばかり。夢の舞台を楽しんでほしい」とエールを送っていた。
アルプスには23年前、一塁手として出場した同校教諭で、コーチを務める豆越秀人さん(39)の姿もあった。豆越さんは「七回まで1、2点差でいってくれれば何かやってくれるはず。集中して自分たちの野球をしてほしい」と期待を込めるが、五回に安打と失策が絡み、打者11人の猛攻を受け一挙7点を献上した。
六回には〝ハマの番長〟こと三浦さんがアルプスに姿を現し、沈みかけていた応援席は再び盛り上がり出した。2死一塁から3番・山崎が右中間を破る適時二塁打で1点を返す。山崎の母、順子さん(48)は「打ってくれて、とてもうれしい。逆転を目指して頑張ってほしい」と声をからして応援。しかし、打線は再び沈黙し敗退した。
赤坂誠治・高田商監督の話 「ミスが続いた後、立て直すことができなかった。課題が明確になったのでもう一度夏に向けてチーム作りをしていく」
大久保拓海・高田商主将 「甲子園の雰囲気にのまれてしまった。最後まで戦えたのは、アルプス席の応援があったから。夏にこの悔しさを晴らしたい」

六回、高田商の山崎が適時二塁打を放つ=甲子園
【天理市】 「コフフン」完成 4月1日にオープン JR、近鉄天理駅前




奈良県天理市が新たな周遊拠点として整備を進めている天理駅前広場が公開された。古墳をモチーフにした大型の野外ステージも完成、駅前の風景は様変わりしている。広場は「コフフン」の名称で4月1日にオープン予定で、現在最終工事が進められている。
駅前広場(約1万9500平方㍍)の土地は、天理教やJR西日本、近鉄電車などが所有。市はにぎわい創出や市民の憩いの場を目指し、総事業費約14億3200万円を投じて、昨年4月に着工した。
古墳をイメージした直径13~26㍍の円状の構造物を整備。音楽ライブなど野外イベントで利用できる「ステージコフン」(収容規模200人)や、カフェレストランや観光案内所が入る「インフォ&ラウンジコフン」、トランポリンなどの遊具として遊べる「ふわふわコフン」などが設置されている。周囲には芝生が敷かれ、健康遊具を設置するなど、子育て中の母親や高齢者も楽しめるよう工夫されている。
1日からのオープニングイベントでは、ジャズライブやノルディックウォーク体験、なら万葉プロレスなど、多彩な企画を予定。市総合政策課の吉本幸史係長は、「若者や高齢者も街に出てもらうきっかけになる。広場を拠点に、にぎわいを周辺市町村や県全体に波及させたい」としている。
【撮影日記 奈良写真倶楽部】 二上山に夕日が沈む様子は幻想的だ 桧原神社の鳥居のしめ縄の下から狙った
春分、秋分のころ、桧原神社(桜井市)の正面に見える二上山(葛城市、大阪府太子町)に夕日が沈む様子は幻想的だ。写真愛好家には有名な撮影スポットで、自宅から車で約10分ということもあり、3月9日、桧原神社の鳥居のしめ縄の下から狙った。
この日は雲が多かったが午後6時すぎ、雲が切れて、二上山の馬の背に沈む美しい太陽を撮影することができた。欲を言えば太陽がまん丸で、さらに真っ赤ならベストショットだったが…。秋にもう一度チャレンジしたい。 (福岡延雄撮影)
【3月例会優秀作】「日本海」藤森弘(香芝市)▽「春日の道」出口博司(広陵町)▽「春の一時」森井秀樹(田原本町)▽「小津青春館」片岡滋規(斑鳩町)▽「大和の夕景」福岡延雄(桜井市)
【あっ、これ食べたい!】 ハンバーグにナイフを入れると肉汁がジュワ~ エビフライはプリップリの身 「洋食 春」

「有頭エビフライ&ハンバーグ」は人気メニュー!
奈良市公納堂町にある古民家を改装した「洋食 春」は子供からお年寄りまで、幅広く魅了する洋食店。人気メニューの「有頭エビフライ&ハンバーグ」はアツアツの鉄板にデミグラスソースのかかったハンバーグと大きな天然物の有頭エビフライがドドーンとのっている。
ハンバーグにナイフを入れると、中から肉汁がジュワ~。ふんわりやわらかな食感もたまらない。店長の津野智城さん(29)は「大和牛とヤマトポークの2度挽きしたミンチの味を活かすため、あえて塩コショウは使っていません」と話す。
有頭エビフライを頭からがぶり。頭はパリパリに揚がっていて、続いてプリップリの身が現れる。エビを十分堪能できるよう「できるだけ衣は薄くしている」と津野さん。自家製バジルのタルタルソースと奈良漬のタルタルソースが付いているので、食べ比べてみても楽しい。セットにはオーナー、中林大樹さん(38)が丹精込めて作った自家米のご飯、みそ汁、サラダが付く。
自家製牛めしのタレでいためた「牛めし」も他ではなかなか味わえない一品で、お薦めです。 (朋)
【住所】奈良市公納堂町14
【連絡先】☎0742・24・5187
【営業時間】午前11時半~ラストオーダー午後2時半と午後6時~ラストオーダー午後8時半
※売切れ次第閉店
【定休日】水曜
【メニュー】有頭エビフライ&ハンバーグ(単品1566円、セット1782円)、ハンバーグ(単品1404円、セット1620円)、牛めし(単品540円、セット810円)、ポークステーキ(1458円)、サーロインステーキ(150㌘2700円、250㌘3888円)など
【観光・奈良】 鹿せんべいとばし 優勝者には「鹿の角きり」のトロフィー

参加者は鹿せんべいを投げて、距離を競った
鹿せんべいを投げて飛距離を競う「鹿せんべいとばし」の春休み大会が19、20の両日、奈良市の若草山で開かれ、家族連れなどでにぎわった。
奈良若草山観光振興会が主催。大会では、参加者が1枚300円で直径約20㌢の鹿せんべいを購入し、若草山の中腹からフリスビーのように鹿せんべいを投げて飛距離を競い合う。これまでには50㍍を超える記録が出たこともあったという。
2日間で計約1350人が参加し、20日は約38㍍を記録した東京都の男性が優勝した。参加者は勢いよく鹿せんべいを投げたり、鹿と触れ合ったりしていた。
各日の優勝者には表彰状と、春日大社境内の鹿苑角きり場で行われる秋の風物詩「鹿の角きり」で切られた角を使用したトロフィーが贈られ、20㍍以上を投げた参加者にはストラップなどの入賞品がプレゼントされた。
家族3人で訪れ、参加した大阪府高槻市の西田彩姫ちゃん(3)は「ちゃんと投げられて楽しかった」と話していた。

【学童野球】 ならでんスタジアムで開幕式 奈良市学童軟式野球連盟 22チームが元気に行進

奈良市学童軟式野球連盟の平成29年度リーグ戦開幕式が19日、同市のならでんスタジアム(鴻ノ池球場)で開かれた。リーグ戦には市内の22チームが参加。開幕戦は20日に行われ、Aゾーン、Bゾーンに分かれて秋まで熱戦を繰り広げる。
開幕式では、快晴の下で選手らがりりしく入場行進。同連盟の池田慎久会長が「選手のみなさんにとっては待ちに待ったシーズンの到来。1年を通して野球にひたむきに打ち込み、仲間と力を合わせて強いチームをつくってほしい」とあいさつした。
その後、Aゾーン代表で東辰ツインズの木村心粋主将(11)とBゾーン代表で帝塚山スポーツ少年団の田中渚主将(11)が「野球ができる喜びと野球の素晴らしさを教えて下さった監督、コーチ、僕たちを支えてくれたお父さん、お母さんに感謝して最高の仲間と最後まで諦めずに全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。



























【献血キャンペーン】 新聞販売店主ら150人が協力 138回目を迎える

献血する新聞販売店の関係者
新聞販売店のスタッフらが献血に協力する「日本赤十字社の献血に協力するキャンペーン」が16日、近鉄奈良駅ビル内の献血ルーム(奈良市)など県内4カ所で実施された。
日本新聞販売協会近畿地区本部の奈良・三重支部が地域貢献と協会のPRを目的に平成13年から取り組んでおり、今回で138回目を迎えた。
献血に協力した県内の新聞販売店関係者は約150人。県赤十字血液センターでは、新聞販売店主や店員ら約50人が訪れ、献血していた。


































