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特攻隊員の遺書から平和を考える 上牧町でパネル展

 特攻隊員らが遺した手紙から、戦争の過酷さや平和の尊さを考えるパネル展「もう…あの悲涙は流すまい 知覧」が、上牧町のペガサスホール1階で開催されている。14日まで。

特攻隊員らの写真と遺書を紹介するパネル展

特攻隊員らの写真と遺書を紹介するパネル展

 鹿児島県南九州市の「知覧特攻平和会館」の協力を得て開催。同町では毎年この時期に平和祈念展を開催しており今回で14回目。

 会場には、20代の若さで命を落とした特攻隊員らの写真とともに、家族や愛する人にあてた遺書、辞世の句などを紹介するパネル30枚を展示。担当者は「どの手紙も重く、胸を打つ。平和の尊さを感じ取ってもらいたい」と話している。

 訪れた同町の山内孝子さん(78)は「特攻で命を落とした若者たちは、今の私の孫と同世代。文面を見るとつらく、若い命が本当に惜しい。決して戦争はあってはならない」と話していた。

 無料。開館は午前9時~午後5時。8日は休館。問い合わせは、ペガサスホール(☎0745・78・9900)。

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高次脳機能障害を考える 9月22日に奈良市でリハビリ講習会

 事故や脳卒中などで脳に損傷を負ったことにより、脳の高次機能に問題が生じる「高次脳機能障害」について考える「奈良高次脳機能障害リハビリテーション講習会」が9月22日午後1時から、奈良市の学園前ホールで開かれる。

 「発症から社会参加に向けて」をテーマに開催。当事者と家族でつくる「奈良脳外傷友の会あすか」の会員らが、「高次脳機能障害と就労」と題し体験談を話すほか、関西学研医療福祉学院作業療法学科専任教員で作業療法士の北野真奈美さんが「体を動かして脳を鍛えよう」をテーマにワークショップを行う。

 また、東大医学部教授でリハビリテーション医学の確立にかかわった「日本障害者リハビリテーション協会」顧問の上田敏さんが「『見えない障害』を生きる―高次脳機能障害のリハビリテーションと当事者・家族の役割」をテーマに講演する。

 定員250人、参加費無料。申し込みは8月31日までに「奈良脳外傷友の会あすか」の工藤さん(☎0745・77・2560、FAX兼)に電話かFAX、メール(naraasukatbi@yahoo.co.jp)で。

外見ではわかりにくく、社会的理解や支援必要

 空間認知や言語、記憶、思考など、脳が持つ複雑な機能が、疾患や損傷によって問題を生じるようになる高次脳機能障害。損傷部位などによって起こる症状はさまざまなうえ、外見上は障害がわかりにくいため、社会的な理解や支援が必要とされる。

 主な症状は、「覚えられない」「思いだせない」などの記憶障害▽「注意力、集中力がない」「2つ以上の物事を同時進行できない」などの注意障害▽「目標設定や計画が立てられない」「臨機応変な対応ができない」などの遂行機能障害▽「意欲の低下」「突然怒るなど、感情がコントロールできない」などの社会的行動障害-の4つ。症状により、日常生活や社会生活への適応も困難になるケースもある。

 平成13年に発足した「奈良脳外傷友の会あすか」は現在、当事者35人と家族が所属。情報交換や悩みの相談のほか、社会的な理解を深めるための啓発活動などにも取り組んでいる。

 当事者と家族には、「性格が変わったように感じる」「以前はできていた簡単なことができない」「古い記憶がなく、妻のこともわからない」―などさまざまな違和感や深刻な悩みを抱える人も。外見からは問題が見えにくく、一人で抱え込みがちになる当事者も少なくないという。

 治療やリハビリには長い時間がかかるため、退職を余儀なくされ、再就職が困難なケースも。会では、そうした当事者に就労支援機関の紹介などもしている。

 同会の担当者は「障害のことをなかなか理解してもらえないのが現状。それぞれ症状も異なり、支援の仕方も分かれる。当事者や家族にも正しい知識を持ってもらえたら」としている。

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「子供が自ら幸せをつくる力を育てる道徳授業を」 奈良で教育者研究会

 道徳教育の充実を目指そうと奈良市のホテルで6日、「第53回教育者研究会」が開かれ、県内の小中学校の教諭ら約70人が参加。平成30年度以降、小中学校で教科化される「道徳」について今後のあり方や課題を考えた。

道徳教育の現状や今後のあり方について講演した、西野真由美さん

道徳教育の現状や今後のあり方について講演した、西野真由美さん

 「公益財団法人モラロジー研究所」が主催。この日は国立教育政策研究所総括研究官の西野真由美さん(55)が「未来を拓く道徳教育」と題して特別講演した。

 西野さんはこれまでの道徳教育について「子供が自ら幸せを見つける力を育ててきたか」と問いかけ、「考え、議論する道徳に質的転換することが大事だ」と主張した。

 その上で「日本の教育は『知・徳・体』の調和を保ってきたが、連携できていない」と指摘。能動的な学習の重要性を強調し「3つを一体に進めることで、対話的な学びや問題解決力を培い、子供が『自ら幸せをつくる力を育てる』道徳授業が実現できるのでは」と話した。

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原爆犠牲者を追悼し平和祈る 安堵町の極楽寺で「広島大仏平和祈念式典」

 広島市の原爆ドーム近くの寺にあった「広島大仏」を安置する安堵町の極楽寺で6日、戦没者や原爆犠牲者の追悼と平和を祈る「広島大仏平和祈念式典」が営まれた。今年で6回目。

極楽寺に安置されている「広島大仏」。参列者らは手を合わせて平和を祈念していた

極楽寺に安置されている「広島大仏」。参列者らは手を合わせて平和を祈念していた

 式典には約50人が参列し、同寺の田中全義住職らによる読経が境内に響く中、広島大仏に手を合わせ静かに冥福を祈った。広島大仏は原爆犠牲者を弔うため原爆ドーム近くの寺などに安置されていたが、その後行方不明に。しかし13年ほど前から極楽寺に安置され、平成23年6月に広島大仏と判明した。

 田中住職は「年々、参列者も増えており、ずっと続けていきたい。将来的には大仏を広島の人たちにも見てもらえるような活動も行いたい」と話した。

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【高校野球】智弁ナインも甲子園の土踏みしめ 開会式リハーサル

 7日に開幕する第98回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルが6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。県代表の智弁学園の選手たちも、堂々とした足取りで甲子園の土を踏みしめていた。

開会式リハーサルが行われ代表校の出場選手が集った

開会式リハーサルが行われ代表校の出場選手が集った

 リハーサルは午前9時に始まり、熊本地震で被災した熊本県の東稜高校の山門憲司主将(3年)が先導役を務め、出場校49校がそれぞれの大会優勝旗を手に登場。前回大会優勝の東海大相模(神奈川)を先頭に行進した。

 智弁学園は大会第1日の第2試合で出雲(島根)と対戦する。

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奈良県内外に走る8つの活断層 大地震に備えて、日頃の準備重要

 巨大地震や災害は、いつどこで起こるかわからない。県とその周辺には8つの活断層が通っているほか、近い将来、南海トラフ巨大地震の発生も予想されている。日ごろの備えはもちろん、いざというときに命を守る行動を取ることができるか。一人一人が防災への意識を持つことが重要だ。この夏、家庭、職場、学校、地域それぞれの場所で、改めて防災対策について考えてほしい。活断層

 ■震度7の揺れが数十秒

 今年4月に発生した熊本地震では、激しい揺れにより倒壊した家屋の下敷きになるなどして49人の死者と1人の行方不明者が出た。避難者は今でも5千人近くに上る。

 奈良県でも、こうした災害は決してひとごとではない。平成16年に作成された県の「第2次県地震被害想定調査報告書」によると、県とその周辺には8つの活断層が通っている。そのうち、被害が最大と想定されているのが、京都府城陽市から奈良市、天理市を通り桜井市までの南北約35キロにわたる「奈良盆地東縁断層帯」だ。

 この断層帯では、最大震度7から震度5強の揺れが数十秒間続くと予想され、約11万棟の住宅が全壊。死亡者は約5千人、避難者約43万人、断水は約43万世帯に及ぶと想定されている。

 今後30年以内の発生確率などを公表している政府の地震調査委員会は、最大確率がおおむね3%以上を「高い」、0・1%以上を「やや高い」と評価しているが、「奈良盆地東縁断層帯」の今後30年間の発生確率は「ほぼ0%~5%」だった。いつ起きてもおかしくないのが現状だ。

 ■奈良盆地に人口集中で被害甚大に

 同じく最大震度7の揺れと想定されているのが、「中央構造線断層帯」だ。大和高田市や橿原市、五條市、斑鳩町など奈良盆地内を中心とする13市町村で激しい揺れが起こり、死者は約4千人、避難者は約39万人に達するとされる。

 同委員会によると、今後30年間の発生確率は「ほぼ0~5%」。県防災統括室は「奈良盆地に約9割の人口が集中している県にとって、ひとたび激しい揺れの地震が起きると数千人が犠牲となる恐れがある」と指摘する。

 こうした活断層のほかに、南海トラフを震源とする南海トラフ巨大地震も最大で約4万7千棟が全壊し、負傷者は約1万8千人に上るとされるなど県内で大きな被害をもたらすと予想されている。県は「被害が広域にわたるため物流が滞り、食料、飲料水などの物資不足が考えられる」とし、1週間分以上の食料などの確保をすすめている。

 ■日ごろできることは?

 では、具体的に日ごろからできる防災対策としては、どのようなものがあるのか。

 室内では、倒れてきた家具の下敷きになったり、落下してきた食器でけがをする人が多い。そのため家具には転倒防止器具をとりつけ、窓にガラス飛散防止フィルムを貼る。部屋の出入り口や廊下、階段には家具を置かず、地震時の出火を防ぐため、火気の周辺には家具を置かないことも大切だ。

 また、住宅の耐震化も大きなポイントだ。耐震基準が強化された改正建築基準法施行(昭和56年)以前に建築され、耐震性に不安がある住宅の場合、耐震診断を受け、耐震改修を行うことが必要だ。

 ひとたび大きな揺れを感じたら①姿勢を低く②頭を守る③動かない―という3つの基本行動で身を守る。普段から避難経路を確認し、家族の集合場所について事前に決めておくのが望ましい。県防災統括室は「奈良でも激しい直下型の地震が起こる可能性は大きい。日ごろから防災意識を高め、自分の命を守ってほしい」としている。(有川真理)

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【プレゼント】8月11日締め切り 「藤田嗣治展」チケット ペアで10組に

 日仏で活躍した洋画家、藤田嗣治(ふじた・つぐはる)(1886~1968年)の波乱に満ちた生涯と画業をたどる展覧会「生誕130年記念 藤田嗣治展―東と西を結ぶ絵画―」(産経新聞社など主催)が神戸市中央区の兵庫県立美術館で開かれている。9月22日まで。藤田展

 藤田は戦前パリに渡り、乳白色の裸婦画で脚光を浴びた。帰国後、軍に協力して戦争画を描いたが、戦後はそれがもとで非難を浴びて再び渡仏、帰国することなく世を去った。

 作品は、いずれも日本画を思わせる修練を積んだ繊細な線描に支えられており、絵筆で表現された美しさや厳かさなどの裏側に、画家のきまじめな性分や細やかな神経がちりばめられていることがわかる。

 今回は、国内外の主要コレクションや藤田の眠る仏ランス市に寄贈された多くの未公開作品を含む約120点で、東と西の文化と歴史を融合・昇華させた彼の芸術の全貌を振り返りながら、光と影が交錯した生涯をたどる。

 開館時間は午前10時~午後6時(金、土曜は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)。月曜休館(9月19日は開館し、20日は休館)。観覧料は一般1400円、大学生1000円、高校生・65歳以上700円、中学生以下無料。問い合わせは(☎078・262・0901)。ホームページはhttp://www.artm.pref.hyogo.jp/

産経新聞奈良県伊賀地区専売会では、この展覧会のチケットをペアにして10組にプレゼントします。

プレゼント応募はこちらをクリック  ※プレゼント内容欄には「藤田嗣治展」とご記入ください。

 応募の締め切りは8月11日(木祝)。多数の場合は抽選。当選発表は賞品の発送で代えさせていただきます。

10万本のヒマワリがお出迎え 馬見丘陵公園で見頃

 広陵町から河合町にまたがる馬見丘陵公園で「馬見ひまわりウィーク」が開かれ、ヒマワリが見頃を迎えている。

馬見丘陵公園のヒマワリが見頃を迎えている

馬見丘陵公園のヒマワリが見頃を迎えている

 園内には13品種約10万本のヒマワリが咲き誇り、訪れた人々を楽しませている。淡い黄色がかわいらしい「パチノレモン」や、黒色の「プラドレッド」など珍しい品種のヒマワリも。イベントは7日までだが、終了後もさまざまな夏の花を楽しめ、ヒマワリのほかサルスベリやサルビアなども見頃。さくを設置していないヒマワリ畑もあり、ヒマワリに囲まれての写真撮影もできる。

 家族で訪れていた香芝市の主婦、三木光代さん(43)は「ひまわりが満開になっていると聞いてきた。とてもきれいで、子供が喜んでくれたのでよかった」と笑顔で話していた。

 入園無料。開園は午前10時~午後4時。問い合わせは同公園館(☎0745・56・3851)。

 ホームページはhttp://www.pref.nara.jp/1780.htm

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【「B」が始まる バンビシャス】「個々の意識変わった」 明日香村合宿で好感触

 バンビシャスは、明日香村で2泊3日の合宿を行った。衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)がこの合宿で、目標としていたことは3つ。「寝食を共にすることでのチーム力のアップ」「シュート力のアップ」「今シーズンの戦い方の理解を深めること」だ。早朝からの走り込みなど、終日練習に取り組んだ。

合宿で練習に取り組む選手たち

合宿で練習に取り組む選手たち

 合宿を終え、衛藤HCは「個々の意識が変わり、チームとしての力がついてきたと思う。充実したトレーニングを行うことができた」と締めくくった。

 平尾充庸選手は「合宿で学んだことをしっかり復習し自分のものにしていくことが大切」とチームに伝えた。

 一方、新たに天理大学出身の菊池広明、樋口真斗の両選手を獲得した。菊池選手は大学卒業後、東京アースフレンズでプレーしていた。「地元関西、そして大学時代を過ごした奈良でプレーできることをうれしく思います。自分ができることを精一杯行い、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメント。

 樋口選手は昨季、バンビシャスで練習生から契約を締結。今季もプレーすることになった。「昨シーズン在籍したチームで再びプレーできることに感謝します。今年はより勝利に貢献し、B1に昇格できるよう頑張ります」と誓いを新たにした。

 これまでに昨季まで在籍の4人に加え、新たに4人が加わった。今月末には外国籍選手が合流予定で、9月3、4日には関西バスケットボールカップが開催される。初戦は、滋賀レイクスターズとの戦い。衛藤HCは「昨季、勝利できなかった滋賀との対戦。新チームで『勝ち』をつかむ」と意気込んでいる。

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【生け花】涼を求めて(清生流) 瑠璃玉アザミでさわやかさ演出

 杉本弘園(清生流)8月6日掲載 「生け花」 清生流

 【花材】ひまわり、タニワタリ、瑠璃玉アザミ、古木

 【花器】信楽焼

 【作意】今年は、九州地方で長く続いた地震。また、梅雨時には大雨が多くの災害をもたらしました。

 暑さの中で懸命に活動する人々のやさしい心、前向きな姿をひまわりに託し、まだまだ残暑厳しい中、人々の力強さを古木で表し、タニワタリと薄紫色の瑠璃玉アザミでさわやかさと涼感を表現しました。

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鎌倉期の高僧・貞慶の骨壺か 三郷町の持聖院五輪塔下から出土

 三郷町の持聖院と元興寺文化財研究所(奈良市)は5日、同院の五輪塔下から出土した骨壺の骨を分析した結果、平安時代後期~鎌倉時代初期頃の成人男性のものと判明したと発表した。同院の前身、惣持寺を創建したともされる高僧、解脱房貞慶(げだつぼうじょうけい、1155~1213年)の遺骨の可能性が高いという。

五輪塔の地下から出土した蔵骨器

五輪塔の地下から出土した蔵骨器

 貞慶は法相宗の僧で、奈良仏教の戒律復興に尽力。京都府笠置町の笠置寺と同府木津川市の海住山寺などを拠点に布教活動を進め、いずれの寺にも墓がある。惣持寺の五輪塔も墓との伝承があるため、昭和30年代ごろに出土した骨壺などを調査した。

 壺は口径約10センチ、高さ約22センチの渥美焼の陶器。残っていた骨は火葬人骨で、年代測定で貞慶の没年代を含む1147~1218年と判明した。大きさから成人男性とみられるという。

 五輪塔も形状から当時のものとみられるといい、同研究所の佐藤亜聖主任研究員は「惣持寺が活動の拠点だったことを示す資料。貞慶がいた笠置寺は弥勒、海住山寺は観音、ここは薬師という信仰の拠点にしたのではないか」と話している。

地下に蔵骨器が納められていた五輪塔

地下に蔵骨器が納められていた五輪塔

 骨壺は21日まで元興寺法輪館で展示。10月8日~10日には持聖院で骨壺と五輪塔、線刻薬師如来笠石仏を公開する予定。希望者は事前予約が必要で、問い合わせは持聖院(☎0745・72・0915)。

 ■貞慶 法相宗の僧。奈良・興福寺に入り、法相や律などを学んだ。学僧として活躍したが、京都の笠置寺に隠せい。その後、海住山寺に移った。浄土宗を開いた法然の専修念仏を批判する「興福寺奏状」を作るなど、奈良仏教のために尽くした。著書に「愚迷発心集」がある。

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慣れない業務にストレス…小学生に暴行、前児童相談所次長の「心の闇」

 子供を守るべきはずの児童相談所職員の「ストレス」は、幼い小学生に向けられていた―。登校中の小学1年生にかばんをぶつけたとして1日、県警に暴行容疑で書類送検された「中央こども家庭相談センター」(奈良市)の前次長(60)=現・県こども家庭課付。かばんをぶつける行為は半年間にわたっていたという。なぜ防げなかったのか、今後の検証が必要となっている。

奈良市内にある県中央こども家庭相談センター。前次長は近くの歩道で小学生にかばんをぶつけていた

奈良市内にある県中央こども家庭相談センター。前次長は近くの歩道で小学生にかばんをぶつけていた

 「子供の安全安心を守るという職場の使命から考えて、ありえないことが起こってしまった」

 センターの笹川宏樹所長はこう話す。笹川所長によると、次長は平成26年4月に就任し、管理職としてセンターの事務を担当。虐待を受けた子供やその家族らに対応する相談業務には携わっていなかった。

 だが、県の聞き取りに対し前次長は、「これまで経験がない業務で、子供への不信感が募り、ストレスがたまった」と説明。当初は通勤時に歩道に広がって歩く児童と接触しないよう、かばんで身を守っていたというが、だんだんと「進路を邪魔する子供にはぶつかってもよい」と思い、かばんで払いのけるようになったと話したという。

 「真面目で勤務態度に問題はなかった」とされる職場での姿とは、大きく異なる通勤時の行動。「福祉畑」というこれまで経験のない分野の仕事に就いたため、子供へのストレスを肥大化させていった可能性も指摘されている。

 笹川所長は「次長には、相談内容の報告はあがってくる。子供と接することはないが、いろんなケースを見聞きし、ストレスを感じていたのも背景要因にあったのかもしれない」と推察しつつ、「気づけなかったのは私の責任。職員のメンタル面のサポートを徹底したい」と話す。

 県によるとセンターの所長は、児童福祉司としての経験年数など児童福祉法で定められた要件に合致する人が就くが、次長には特に必要な資格はない。センターには前次長の暴行が報じられてから、「子供を守らないといけない立場で考えられない」といった苦情が複数寄せられているという。

 虐待問題に詳しい関西学院大学の才村純教授は児相職員の仕事について、「虐待の通告件数が年々増える中、少ない人員で対応する児相の仕事はストレスフル。一歩間違えると、大きな批判にさらされる」と指摘。本来こうした職員に気を配る役目であった次長自身の暴行について「子供、特に虐待や暴行を受けた人を守る『とりで』である児相の職員が小学生に暴行するとは驚きを禁じ得ず、論外だ」と厳しく批判している。

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大和高田市の虚偽報告書問題 元部長への刑事告発受理 奈良地検

 大和高田市が国交付金事業で虚偽の報告書を提出して利息分を含む3680万円を返還し、当時の市環境建設部長を市議2人が虚偽公文書作成・同行使罪などで刑事告発していた問題で、奈良地検は5日、3日付で告発状を受理したことを明らかにした。

 告発状によると、元部長は平成27年6月23日、同市が国交付金で行った市道建設と商店街のアーケード撤去事業が期日内に完了したとする虚偽の報告書を作成、提出し、補助金などの交付を受けたとしている。

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【あっ、これ食べたい】手作りあんこで疲れスッキリ 「あんみつ・喫茶 よしの舎」

 奈良市東城戸町の「あんみつ・喫茶 よしの舎(よしのヤ)」。

右上から「ミルクあずき」「あんみつ」「おはぎ」

右上から「ミルクあずき」「あんみつ」「おはぎ」

 「食べ物の中であんこが一番好き」という店主の吉野和恵さんが手作りするあんこのメニューは、どれも食べるとほっとする味。こしあん、寒天、えん豆、白玉、果物にたっぷりの黒蜜がかかった「あんみつ」は通年人気。

 暑い時に食べたくなるかき氷の「ミルクあずき」には、自家製のあっさりした甘さのミルク蜜と、かき氷用に甘めに炊いた粒あんがたっぷりかかる。かき氷は10月末までの期間限定。

 「おはぎ」に使われているのは「つぶしあん」。天理市で作られた自然農法、無農薬のもち米と絶妙にマッチしている。独学で「あんこ」を学んできた吉野さんは「これからメニューを増やしていきたい」とほほ笑む。

 暑さで疲れた身体にやさしい甘さのあんこ、お薦めです。(朋)

よしの舎の外観

よしの舎の外観

【住所】奈良市東城戸町14-1

【連絡先】☎090・9545・0943

【ホームページ】https://m.facebook.com/profile.php?id=532406400218512

【営業時間】午前10時~午後7時

【定休日】火曜

【メニュー】あんみつ(680円)、ミルクあずき(700円)、おはぎ(お茶付き3個550円、店内メニューとの注文で1個120円)、豆かん(500円)、白玉ぜんざい(冷・温 各650円)など。持ち帰りは、あんみつ(500円)、豆かん(360円)、おはぎ(1個120円)

よしの舎の店内

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ヘリから800キロの鉄板落下、十津川村の山中 関電の資材運搬中

 関西電力は5日、十津川村長殿付近を同日午前10時20分ごろ飛行していたヘリコプターから、重さ約800キロの鉄板1枚が山中に落下したと発表した。けが人や建物への被害はなかった。

落下した鉄板と同じ大きさの鉄板(関西電力提供)

落下した鉄板と同じ大きさの鉄板(関西電力提供)

 関電によるとヘリは「朝日航洋」(東京)が運航。鉄塔の建て替え工事のため、同県五條市のヘリポートから約3・2キロ離れた現場へ向かっていた。高度は約200メートルだった。

 鉄板は縦約1・5メートル、横約3メートル、厚さ約2センチ。ヘリのフックに掛けたワイヤでつり下げており、ワイヤは残っていた。

 ヘリは今年3月、福井県美浜町の山中で鉄塔工事の資材を落としたヘリと同じ機体で、国土交通省は事故につながる恐れのある重大インシデントと認定。運輸安全委員会が調査官2人を派遣し、6日に現地調査を行う。

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【訃報】上西千秋氏 65歳 元奈良市立月ケ瀬中学校長

 上西千秋氏(うえにし・ちあき=元奈良市立月ケ瀬中学校長)5日、大動脈瘤(りゅう)解離のため死去、65歳。通夜は8日午後7時、葬儀・告別式は9日午前10時、三重県伊賀市守田町7の7、ベルウイング会館で。喪主は妻、貴美代(きみよ)さん。

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天理市のメガソーラー疑惑 受注業者元幹部宅捜索 大阪地検特捜部

 天理市の市有地で進められている大規模太陽光発電(メガソーラー)の建設事業をめぐり、大阪地検特捜部は4日、事業者選定で不正があった疑いがあるとして、官製談合防止法違反容疑で、同事業を受注した一般社団法人(大阪市)の元幹部の自宅などを家宅捜索した。特捜部はすでに天理市役所のほか、入札を担当していた元市幹部(退職)や同市の男性市議(66)の自宅も捜索。市議がこの元市幹部から入札情報を聞き出し、法人側に漏洩した疑いがあるとみて詰めの捜査を急いでいる。

 天理市は平成25年、市内の遊休地約43ヘクタールを民間に貸し出し、パネル約9万枚を敷設するメガソーラー施設の誘致を計画して事業者を公募。この一般社団法人を含む2社から応募があり、提案内容を審査する「プロポーザル方式」の入札の結果、同年8月に同法人を事業者に選定した。

 関係者によると、市議は入札の直前、ライバル企業の提案内容を元市幹部から聞き出し、法人側に漏洩した疑いがあるという。

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【プレゼント】8月10日締め切り デトロイト美術館展チケット ペアで10組に

 日本初公開のゴッホやピカソなどの名品がそろう「デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち」(産経新聞社など主催)が大阪市天王寺区の市立美術館で開催されている。会期は9月25日まで。IMG_20160803_0003_NEW

 デトロイト美術館は1885年創立の米国でも屈指の公共美術館。欧州の印象派やポスト印象派、エコール・ド・パリのコレクションで知られる。今回の展覧会ではえりすぐりの52点を公開。ピカソの「読書する女性」など日本初公開の作品も15点が並ぶ。祝日を除き8月の火曜から木曜日(祝日除く)には館内での作品撮影もできる。

 開館時間は午前9時半~午後5時(入館は4時半まで)。月曜休館(8月15日、9月19日は開館)。観覧料は一般1500円、高校・大学生1000円。中学生以下は無料。

 問い合わせは(☎06・4301・7285)。公式ホームページはhttp://www.ktv.jp/event/detroit/index.html

 産経新聞奈良県伊賀地区専売会では、この展覧会のチケットをペアにして10組にプレゼントします。

プレゼント応募はこちらをクリック  ※プレゼント内容欄には「デトロイト展」とご記入ください。

 応募の締め切りは8月10日(水)。多数の場合は抽選。当選発表は賞品の発送で代えさせていただきます。

戦時中の暮らしを考える 県立民俗博物館で6日から企画展

 戦時下に使われていた生活用具を通し、戦争が当時の人々の暮らしにもたらした影響や平和の尊さについて考えてもらおうと8月6日から、大和郡山市の県立民俗博物館で「戦時下のくらし」展が開かれる。

 毎年夏に開催される恒例の展示。展示品はすべて県内在住者からの寄贈品で、約40点が並ぶ。

 今回は「出征」と「銃後の守り」がテーマ。展示されるのは、出征を祝って寄せ書きされた「日章旗」や兵士の無事を祈って1人1針ずつ縫われた「千人針」のほか、「防空頭巾」「竹やり」「防空用電球」など。いずれも戦時下に実際に使われていたものばかりで、当時の様子をうかがい知ることができる。

 担当者は「奈良は比較的、戦火を免れた地域であるため、戦争の記憶が伝わりにくい面がある。戦争が奈良に住む人々の暮らしに及ぼした影響について知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 関連企画として8月7日午後1時半から、ボランティア団体「朗読の会 陽だまり」による戦争をテーマにした絵本の朗読会「語り継ごう、戦争」も開催される。参加無料で申し込み不要。

 展示は8月28日まで。開館は午前9時~午後5時。月曜休館。一般200円、大学生150円、以下無料。問い合わせは、県立民俗博物館(☎0743・53・3171)。

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夏の夜空にファイアーリュージョン 音楽との競演始まる 生駒山上遊園地

 音楽に合わせて花火が打ち上がる新感覚ショー「ファイアーリュージョン」が4日夜、生駒山上遊園地(生駒市)で開幕した。

花火と音楽の競演「ファイアーリュージョン」(多重露光)

花火と音楽の競演「ファイアーリュージョン」(多重露光)

 ショーは、産経新聞社が「世界花火師競技会」での優勝経験もある山梨県の花火会社「マルゴー」と共同開発。大阪桐蔭高の吹奏楽部が音楽を担当している。

 涼しい山頂で楽しむ花火と音の競演に、訪れた親子連れらが歓声を上げていた。ショーは5、18、19、25、26日のいずれも午後8時から約15分間行われる。入園、観覧無料。問い合わせは生駒山上遊園地(☎0743・74・2173)。ホームページはhttp://www.ikomasanjou.com/

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花火と音楽の競演「ファイアーリュージョン」(多重露光)

花火と音楽の競演「ファイアーリュージョン」(多重露光)

【リオ五輪】奈良ゆかりの選手応援を 各地でパブリックビューイング予定

 5日(日本時間6日)に開幕するリオデジャネイロ五輪。県内各地の自治体では、ゆかりの選手を応援しようと、公共施設などでのパブリックビューイング(PV)が計画されている。

男子柔道・大野選手、天理市で8、9日

 天理市は、柔道男子73キロ級代表で天理大出身の大野将平選手(24)を応援しようと、予選が始まる8日午後10時から、本通り商店街内の「市産業振興館」(同市川原城町595)でPVを開催。時間は、1回戦から準々決勝までが行われる8日午後10時~翌9日午前1時▽準決勝、3位決定戦、決勝が行われる9日午前2時40分~同6時半。

大野将平選手

大野将平選手

 当日は産業振興館1階の「交流サロン」に60インチのテレビを設置。並河健市長らも応援に駆けつけるという。

 大野選手は6月に同市で開かれた壮行会で、「これまで培ってきた〝天理柔道〟をリオの地で体現したい」と宣言。金メダル獲得に期待がかかる。市スポーツ振興課は「市民一体となって熱い声援を送りたい」としている。

 事前申し込み不要で、参加無料。深夜開催のため、未成年者には保護者同伴を呼びかけている。問い合わせは同課(☎0743・63・1001)。

女子マラソン・伊藤選手、奈良市で14日夜から

 奈良市は、女子マラソンに出場する同市出身の伊藤舞選手(32)を応援しようと、14日午後9時~15日午前0時半、奈良市役所6階の正庁でPVを開催。

伊藤舞選手

伊藤舞選手

 伊藤選手は市立平城東中出身。京都橘高校時代には、奈良市民マラソン5キロの部で優勝した。昨年8月に北京で開かれた世界陸上で2時間29分48秒で7位に入賞、リオ五輪出場を決めた。

 PVではプロジェクターを使い、150インチ以上ある大画面で観戦、応援できる。深夜のため、18歳未満のみでの入場は不可。当日は市役所駐車場が利用可能。問い合わせは、市スポーツ振興課(☎0742・34・5376)。

女子バドミントン・高橋選手、橿原市で16、18日

 橿原市では、バドミントン女子ダブルスで同市出身の高橋礼華選手(26)と、松友美佐紀選手(24)のペアが準決勝(日本時間16日)、決勝(同18日)に進んだ場合、PVをかしはら万葉ホール(同市小房町)で開催。時間はいずれもテレビの放送時間に合わせ、16日午後8時半~翌17日午前0時半(会場は同ホール5階のレセプションホール)と、18日午後8時半~翌19日午前1時半(会場は同ホール1階のロマントピアホール)を予定している。

高橋礼華選手

高橋礼華選手

 18歳未満は保護者同伴が必要。市スポーツ推進課は「市民以外の方も入場できます。地球の裏側からみんなで熱い声援を届けたい」としている。問い合わせは同課(☎0744・29・8019)。

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天理シティーオーケストラが7日に「夏休み名曲コンサート~動物たちの音楽会~」

 天理シティーオーケストラは8月7日午後2時から、天理市民会館(やまのべホール)で「夏休み名曲コンサート~動物たちの音楽会~」を開催する。

 同団体は平成13年の発足以来、市内外の保育園や学校で演奏活動を続けてきた。今回は、動物にまつわる曲を特集。チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「白鳥の湖」より「情景」や、ヨハン・シュトラウス2世作曲のポルカ「狩」などを演奏する。

 開演45分前から、楽器に触れられる体験コーナーや、指揮者体験コーナーも。入場無料で、当日先着790人。問い合わせは市文化センター内オーケストラ事務局(☎0743・63・5779、月曜祝日休館)。

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【高校野球】智弁学園、初日第2試合で出雲(島根)と対戦 組み合わせ抽選

 第98回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪市北区のフェスティバルホールで行われ、県代表の智弁学園は大会第1日の第2試合で出雲(島根)と対戦することが決まった。

対戦相手と握手する智弁学園の岡沢智基主将(右)

対戦相手と握手する智弁学園の岡沢智基主将(右)

 抽選会には地方大会を勝ち抜いた49校の監督や選手らが出席。各校の主将らが順番に札を引いて力強く番号を読み上げた。対戦相手が決まるたびに会場からどよめきが起こった。

 対戦が決まった智弁学園の選手らは、大会本番に向け闘志をみなぎらせていた。大会は7日から15日間の日程で、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される。

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【奈良で涼】牧場体験やブリーベリー摘みも 酪農体験施設「ラッテたかまつ」

 葛城山のふもとにある酪農体験施設「ラッテたかまつ」では、搾りたての新鮮な牛乳を使ったさまざまな種類のアイスクリームなどが味わえる。牧場体験、ブルーベリー摘み取り体験などもでき、家族で遊べるスポットだ。

牧場では乳搾りなど牛とのふれ合いが体験できる

牧場では乳搾りなど牛とのふれ合いが体験できる

 北海道の牧場で搾りたての牛乳のおいしさに魅せられた高松久仁子さん(71)が昭和42年に牧場を始め、平成12年に加工乳製品の販売などを行う「ラッテたかまつ」をオープンした。

 標高250メートルの涼しい牧場で、葛城山からわき出る水を飲んで育った牛の乳はコクのあるおいしさ。アイスクリームは定番のバニラのほか、自家製イチジクや県産ほうじ茶などを使った34種で、ヨーグルトやモッツァレラチーズなども販売。ランチでは自家製チーズを使ったピザなども味わえる。

 牧場体験では、乳搾りを通じて牛とふれ合ったり、バターやアイスクリーム作りもできる。夏限定のブルーベリー摘み取り体験は30分間食べ放題で、100グラムのお土産付きだ。

 「命の産業」といわれる酪農を通じ、教育的活動に取り組む「酪農教育ファーム認証農家」。おいしい乳製品と自然、牛たちとのふれ合いで、家族の夏の思い出づくりはいかがだろうか。(桑島浩任)

搾りたての牛乳で作られた製品

搾りたての牛乳で作られた製品

 「ラッテたかまつ」(葛城市山口278の3) 南阪奈道葛城ICから県道30号を南へ、葛城山麓公園入り口交差点を右折。営業時間は4~11月は午前10時~午後5時、火曜定休。アイスクリーム290円、ヨーグルト360円、モッツァレラチーズ400円など。牧場体験、ブルーベリー摘み取り体験は1週間前に要予約。問い合わせは(☎0745・62・3953)。ホームページはhttp://www.latte-takamatsu.com/

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バスクリンのルーツは奈良に 「奈良の隠れ名所」出版 奈良まほろばソムリエの会

 入浴剤のルーツは当麻曼荼羅を織った中将姫の秘薬? そんな話が満載の「意外な歴史の謎を発見!奈良の『隠れ名所』」(実業之日本社、900円)が、NPO法人・奈良まほろばソムリエの会(鈴木浩理事長)により発刊された。「奈良通」になりたい人必読のガイド本となりそうだ。

奈良の「隠れ名所」を紹介する新刊

奈良の「隠れ名所」を紹介する新刊

 同会のメンバーらが執筆し、平成24年10月~27年3月に産経新聞奈良版に掲載された連載企画「なら再発見」を再編集した。県内を5地域に分け、「奈良の意外な魅力」を伝える話を掲載。「読んでぜひ現地を訪れてもらいたい」という。

 奈良市の章では、巨岩に彫られた王龍寺(奈良市二名)の十一面観音菩薩立像を「南北朝の動乱期に彫られた、癒やしの石仏に見とれる」と紹介。応現寺(同市東鳴川町)の不空羂索観音坐像などについても記されている。

 奈良中央部では、当麻寺(葛城市)の曼荼羅を織ったという伝説上の中将姫をかくまった礼に製法を教わったという「秘薬」が伝わって「中将湯」となり、入浴剤「バスクリン」のルーツに-という話を紹介。葛城市生まれという江戸時代の孝女伊麻が病の父にウナギを食べさせたという話などもある。

 奈良東部や西部、南部でも、天理市などの業平道や山添村の毛原廃寺跡、五條市にある波宝神社本殿の日食壁画など、訪れてみたくなる所が満載となっている。

 同会の鉄田憲男専務理事は「定番の名所ではなく、隠れスポットを紹介しており、その背景にある歴史や文化を感じてもらいたい。これを手に県内全域をめぐっていただければ」と話している。主な書店で販売している。

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生駒市の夏恒例、6日に「いこまどんどこまつり」 お笑いライブに花火も

 生駒市の夏の恒例イベント「第15回いこまどんどこまつり」が6日午後4時から、生駒市元町の生駒健民グラウンドなどで開催される。

 市民の交流の輪を広げようと、地域の市民団体や市職員などで構成する実行委が主催。会場では各種模擬店や、地域の音楽団体による公演のほか、午後8時ごろからは、漫才師「吉田たち」や女性ピン芸人「ゆりやんレトリィバァ」が登場するお笑いライブも。夜空には約700発の打ち上げ花火も予定されている。

 同日午後4時からは近鉄生駒駅前でも、商工会議所による夜店やオープンカフェ、周辺商店の「どんどこ市」などを開催。担当者は「市民の手作りで完成した祭り。ふるさと生駒の魅力を知ってほしい」としている。

 小雨決行で、荒天の場合は翌7日に順延。当日開催の有無は、市ホームページのほか、午前11時から音声案内(☎0180・991・706)で確認できる。

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風速20メートル体験してみよう 6日に「お天気フェア」 奈良市防災センター

 風速20メートルにもなる暴風雨の体験などができる「夏休みお天気フェア」が6日、奈良市の防災センターで開催される。

イベントでは、風速20メートルの環境下での暴風雨が体験できる(奈良市消防局提供)

イベントでは、風速20メートルの環境下での暴風雨が体験できる(奈良市消防局提供)

 防災意識を高めてもらおうと同センターと奈良地方気象台が毎年開催。フェアでは紀伊半島豪雨での被災地の様子を紹介する写真展示のほか、気象観測機器の仕組みの解説、雨粒や液状化現象の観察会などが行われる予定。

 担当者は「実際の台風と同じレベルの暴風雨を体験し、すさまじさを感じてほしい」としている。

 入館は午前9時半~午後3時半。暴風雨体験は午前10時半と午後2時からの2回。申し込み不要で、無料。雨具や長靴、タオルを持参する。問い合わせは奈良市防災センター(☎0742・35・1106)。

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徳川家康の石燈籠、400年ぶりの姿よみがえる 春日大社

 徳川家康が紀州徳川家の初代となる十男、長福(後に頼宣と改名)の病気平癒を願い春日大社(奈良市)に寄進したとされる石燈籠の「火袋」が復元され3日、大社南門前で設置作業が行われた。三つ葉葵紋などの金銅金具68個が飾られ、境内に2千基ある石燈籠のなかでも最も豪華。約400年ぶりに当時の姿がよみがえった。

徳川頼宣寄進の石燈籠

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 石燈籠は高さ約2・1メートル。ろうそくを置く火袋がヒノキ製の「御間型」で、銘文には慶長9(1604)年、長福が寄進したと刻まれている。だが、長福は当時3歳で、実際は家康と母のお万の方が奉納したと考えられている。

 火袋は、20年に1度の国宝・本殿修理「式年造替」にあわせ復元された。この日は、かさ部分を持ち上げるなどして設置作業が行われた。14、15日に行われる恒例行事「中元万燈籠」で点灯される。

 春日大社は「長福は家康が老いてからできた子で、特にかわいがった思いが豪華な石燈籠から伝わってくる」としている。

徳川頼宣寄進の石燈籠

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徳川頼宣寄進の石燈籠の葵のご紋

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「信頼回復に努める」 天理市のメガソーラー疑惑 市長が緊急会見

 天理市役所には3日午前から大阪地検の係官らが家宅捜索に入り、詰めかけた報道陣で周囲は物々しい雰囲気に包まれた。地検は市議会事務局やメガソーラー事業の担当課などから資料を押収。男性市議の自宅も捜索し、段ボールを次々と運び出した。

天理市で設置が進むメガソーラー

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 並河健市長は報道陣からの問い合わせを受けて緊急の記者会見を開いたが「捜査の有無も含め、コメントできない」と繰り返した。

 ただ、テレビのニュースで市役所捜索の場面が何度も流れると、並河市長は改めて会見し、「検察の捜査が行われていることは誠に遺憾」と一転して捜索の事実を認めた。そのうえで「捜査には全面協力し、市民の信頼回復と綱紀粛正などに努める」と述べた。

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「市議に600万円渡した」 天理市のメガソーラー疑惑 情報提供の見返りか

 天理市の市有地で進められている大規模太陽光発電(メガソーラー)の建設事業をめぐり、市の入札で事業者に選ばれた一般社団法人(大阪市)の元相談役が、天理市の男性市議(66)から入札情報を教えてもらった謝礼として「現金600万円を渡した」とする陳述書を、民事訴訟で提出していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。3日、市役所を家宅捜索した大阪地検特捜部は、市議が市の担当者から情報を聞き出し、漏洩した疑いがあるとみて市議の自宅も捜索した。

奈良県天理市役所を家宅捜索し、押収物を運び出す大阪地検特捜部の係官ら

奈良県天理市役所を家宅捜索し、押収物を運び出す大阪地検特捜部の係官ら

 特捜部は法人の関係者らから任意で事情を聴いており、実態解明に向けて押収資料の分析を進める。

 天理市は平成25年5月、所有する山間部の遊休地約43ヘクタールを民間に貸し出してメガソーラー施設を誘致することを計画し、事業者を公募。同年8月2日の期限までにこの一般社団法人と別の業者の2社から応募があり、提案内容を審査する「プロポーザル方式」の入札の結果、20年にわたって年4300万円の賃借料を支払うとした法人が選定された。

 関係者によると、法人の元相談役は大阪府警のOBで、法人と市議との仲介役だったとされる。市議は公募期限の直前、担当の市幹部から、ライバル企業が提示した賃借料を聞き出し、法人の別の幹部らに漏洩。法人側はライバル企業の提示額を若干上回る賃借料に修正したという。元相談役はその後、事業の進め方をめぐり法人側と対立、25年11月に解任された。

 法人幹部は翌年、元相談役に600万円の貸金返還を求めて大阪地裁に提訴。訴訟で元相談役は「法人幹部から受け取った600万円は市議に報酬として渡した」とする陳述書を提出し、借りた金ではないと訴えた。

 一方、法人幹部はあくまで元相談役に貸した金だと主張。市議への資金供与は「犯罪行為になりかねない」と否定した。訴訟は昨年7月に取り下げられた。

 元相談役は産経新聞の取材に「市議に現金を渡した」としながら、訴訟での主張とは異なり、市議に貸した金で賄賂ではないと説明。「借用書もあり、不正ではない」と話した。

 天理市によると、法人はその後、事業の権利を九電工とオリックスの合弁会社に売却。同社が来年2月の発電開始を目指している。

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