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親子で作ろう「デコいなり寿司」 大阪ガスクッキングスクールで6月9日

 大阪ガスは6月9日、クッキングスクール奈良(奈良市学園北)など同社スクールで、「5歳からの食育 チャリティファミリークッキング」を開催する。先着順で参加する親子を募集している。
 和食文化の保護・継承のために農林水産省が推進する「Let’s!和ごはんプロジェクト」の一環。今回は、野菜でつくった花などをあしらった「デコいなり寿司」やみそ汁、鶏ささみと野菜の焼き浸しなどを調理し、和食だしの味覚体験も行う。
 奈良会場は午前10時~午後0時半。対象は5歳~小学6年の子供と保護者で、保護者1人につき子供2人まで。参加費は親子2人1組3千円(追加は1人1500円)。申し込みは大阪ガスクッキングスクールのホームページから。問い合わせはクッキングスクール淀屋橋(06・6205・4640)。参加費は東日本大震災で被災した子供たちを支援する団体などに寄付される。

昨年頻発の自然災害から学ぶ「防災講演会」 6月15日、奈良春日野国際フォーラム甍で

 昨年頻発した自然災害から防災の大切さを考える「防災講演会」が6月15日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍で開かれる。県は参加者300人を募集している。
 昨年は6月の大阪北部地震や7月の西日本豪雨、9月の北海道地震など、大きな災害が相次いだ。当日は静岡大防災総合センターの牛山素行教授が「地域を知り、防災を考える~最近の豪雨災害事例から学ぶこと~」とのテーマで、テレビでも活躍する気象予報士の片平敦さんが「いのちを守る防災気象情報~あなたとあなたの大切な人を守るために~」と題し、それぞれ講演する。
 午後1時半~4時。参加無料。申し込みは、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、6月3日までに、〒630―8501 奈良市登大路町30 奈良県防災統括室に郵送する。問い合わせは同室(0742・27・7006)。

記者会見体験も 夏休み恒例「1日こども知事」 参加者募集

 小学生に知事の仕事や県政に興味を持ってもらおうと、県は8月上旬、記者会見など知事の仕事が体験できるイベント「1日こども知事」を開催する。対象は県内の小学5、6年生で、6月7日まで参加者を募集している。
 1日こども知事は平成23年度から始まり、毎年募集人数の10倍近くの応募がある人気イベント。当日はこども知事の任命書を受け取った後、本物の記者と質疑応答をする模擬記者会見を体験。午後からは荒井正吾知事との昼食や庁内巡視のほか、県マスコットキャラクター「せんとくん」との交流が予定されている。
 開催日時は今月下旬ごろに県政策推進課のホームページに掲載予定。募集人数は10人(保護者同伴)。応募は「知事になったら、こうしたい」とのテーマで作文(原稿用紙400字程度)を作成し、小学校名、学年、氏名を明記の上、学校を通じて応募する。応募者多数の場合は作文の内容で選考する。問い合わせは同課(0742・27・8472)。

令和元年記念「奉納演奏会」 春日大社で6月22日

 令和元年を記念し、音楽を通じて新しい時代へ奈良の文化や心をつないでいこうと、一般社団法人「あおによし音楽コンクール奈良」(斑鳩町)は6月22日、奈良市の春日大社直会殿で「奉納演奏会」を開催する。観客先着100人を募集している。
 同法人は平成25年から、全国のアマチュア音楽家が集う「いかるが音楽コンクール」を開催。29年に「あおによし音楽コンクール」と名称を改め、現在も世界に羽ばたく若手音楽家を輩出している。
 演奏会では、これまでにコンクールでグランプリ受賞経験のある竹村秀一さん(バリトン)と、岩谷弦さん(バイオリン)らがクラシックや奈良にまつわる曲を披露する。午後7時開演。入場無料。申し込み、問い合わせはあおによし音楽コンクール奈良(0745・47・1069)。

大和茶大福の専門店「GRAN CHA」オープン 奈良の新名物に

濃度が異なる5種類の大和茶とほうじ茶の大福「口・福・餅」=奈良市

 県特産の大和茶を使った抹茶大福の専門店「GRAN CHA(グラン チャ)」が、奈良市の近鉄奈良駅前の東向商店街にオープンした。抹茶の濃さは5段階あり、濃度によって異なる香りや味わいを楽しむことができる。新しい奈良名物になりそうだ。
 大福は「口・福・餅(こうふくもち)」。緑茶クリームをこしあんと緑茶を練り込んだ餅で包み、仕上げにたっぷりと抹茶をまぶした。抹茶の濃度は1~5番まであり、1番は抹茶の苦みが苦手な人でも食べやすいやさしい甘さ。濃度の最も濃い5番は、苦さとともに大和茶の奥深い香りを感じられる通好みの一品となっている。
 同店を運営するのは、東向商店街内で飲食店を経営する「八宝」(同市)。同社では「奈良を発信できる素材」としてかねてから大和茶に注目していたという。取締役の木村有香さんは「大和茶に最も合うスイーツを試行錯誤した結果、大福にたどり着いた。5番はたぶん日本一濃い抹茶大福。ぜひ挑戦してみて」とPRしている。
 口・福・餅は5種類の抹茶大福とほうじ茶大福の計6種類。1個250円(税別)。店舗併設の茶寮では大和茶のかき氷なども楽しめる。営業は午前10時~午後7時。茶寮は午前11時~午後6時(不定休)。問い合わせは同店(0742・26・4834)。

115会場で約300公演「ムジークフェスト」が開幕 6月9日まで

 県内各地で約1カ月にわたり音楽を楽しめるイベント「ムジークフェストなら2019」(県主催)が18日、開幕。目玉の有料公演「ウィーン少年合唱団」の公演チケットは大好評で完売したが、ほかにも世界遺産の社寺や街のカフェ、野外ステージを舞台にした無料コンサートが盛りだくさんで、県は老若男女の参加を呼びかけている。
 ムジークフェストは「音楽で奈良を元気に!」をコンセプトに平成24年に始まり、8回目。6月9日までの23日間、県内115会場で、クラシックからジャズ、ポップスや沖縄民謡までさまざまなジャンルのコンサート約300公演が予定されている。
 今回最も注目を集めているのが、31日午後7時から県文化会館で開かれるウィーン少年合唱団(ブルックナー組)のコンサート。世界を魅了する「天使の歌声」が古都の夜に響く。
 有料公演以外では、初夏の風が気持ちいい野外ステージコンサートも見逃せない。河合町と広陵町にまたがる馬見丘陵公園での「ファミリーコンサートin馬見」(26日)や、奈良市内で行われる「ムジーク・プラッツ2019in春日野園地」(1、2、8、9日)は例年人気のプログラム。豊かな自然の中で非日常を味わえる、県中南部・東部地域での公演もおすすめだ。
 今回は公共交通機関を使って複数の会場を周遊してもらおうと、県は奈良市内を運行する「ぐるっとバス」(小学生以上100円)とも連携。27日~6月2日を「ぐるっとムジーク」と銘打ち、バスの沿線に集中的にコンサート会場を設定した。
 荒井正吾知事は「誰でも気楽に楽しめる地域音楽祭。散歩がてら会場をめぐって音楽に親しんでほしい」とアピールした。
 各コンサートの詳細はムジークフェストの公式ホームページ。問い合わせは同フェスト受付事務所(0742・22・3744)。

「潜在保育士」の復帰後押し 生駒市、PR動画作成

保育の仕事のやりがいを伝えようと、生駒市が作成したPR動画の一場面(同市提供)

 資格を持ちながら働いていない「潜在保育士」の復職を後押ししようと、生駒市は保育の仕事のやりがいを凝縮したPR動画を作成した。市公式サイト内の保育士採用専門ページで公開している。
 市内の待機児童数は年々増加しており、4月1日現在で77人(前年同期比14人増)。県外就業率が高く、主要駅付近にある保育所に入所希望が集中しているのが要因の一つだ。
 待機児童を解消するためには、保育士の確保が欠かせない。たとえば0歳児担当の保育士を1人雇えば、保育所の定員を3人増やすことができるという。そこで市内で働く保育士や幼稚園教諭の協力を仰ぎ、2本のPR動画を作成。「先生編」では仕事のやりがいやうれしかった経験を、「潜在保育士編」ではブランクからの復帰後に感じた体験談を、いずれも1分30秒のショートムービーに収めている。
 市の担当者は「資格を持っている方たちに、一歩踏み出すきっかけとなってくれたら」と話している。就職フェアや相談会でも放映する。

自衛隊の定期演奏会 「陸自の歌姫」も出演 6月15日、なら100年会館 

 自衛隊の定期演奏会「Music Festival in奈良2019」が6月15日午後3時から、奈良市のなら100年会館大ホールで開かれる。
 演奏を通じて自衛隊を身近に感じてもらおうと県防衛協会が主催し、今年で35回目となる。陸上自衛隊中部方面音楽隊長の柴田昌宣三等陸佐が指揮、鶫真衣三等陸曹がソプラノを務め、「アヴェ・マリア」や「威風堂々 第1番」などを演奏する。
 入場無料。メールか往復はがきで事前申し込みが必要。「自衛隊奈良定期演奏会観覧申込」と記載した上で、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、同伴者(3人まで)の名前と年齢を書き、メールはhq1-nara@pco.mod.go.jpまで。往復はがきの宛先は、〒630ー8301奈良市高畑町552 自衛隊奈良地方協力本部「定期演奏会係」。
 ともに今月27日必着。定員を超えた場合は抽選となり、6月上旬に結果を通知する(メールは当選者のみ通知)。問い合わせは同本部募集課広報班(0742・23・7001)。

奈良市の新火葬場、完成が最長1年遅れる見通し 

 奈良市が令和2年度末の完成を目指し、同市横井町の山林で建設工事を進めている新火葬場について、仲川げん市長は14日の定例会見で、完成時期が最長で1年程度ずれ込む見通しであることを明らかにした。仲川市長は「率直におわび申し上げたい」と陳謝した上で「引き続き最大限努力をしていきたい」と述べた。
 市新斎苑建設推進課によると、新火葬場は当初、昨年夏ごろに工事を開始する予定だったが、工事車両の通行ルートや投棄物の処理をめぐり、住民との協議が難航。市は今年2月、「時間的な制約上、全ての要望に応えることはできない」として、地元水利組合などの合意を得ないまま着工に踏み切った。だが、5月初旬に事業者から「予定通りの完成は難しい」と報告があったという。
 報告を受けた市は今月9日、現在稼働している東山霊苑火葬場のある同市白毫寺町の対策協議会と会合を開き、工事に遅れが生じていることを住民らに説明。市は地権者との間で、来年度末までに火葬場の移転を完了するとの覚書を交わしており、仲川市長は対応策について「まずはもう1年だけ契約を延ばしていただくことが第一歩と考えている」との見解を示した。
 市は遅くとも4年度中には、新火葬場を稼働させたいとしている。仲川市長は「どれだけ期間を短縮できるか、事業者と協議していく。説明やコミュニケーションを重ねながら、地元の皆さんとも良好な関係を維持していきたい」と話した。

春日大社・興福寺「薪御能」 17、18日開催

 能楽4流派が競演する伝統行事「薪御能」が17、18日、奈良市の春日大社と興福寺で催される。
 17日は午前11時から春日大社舞殿で咒師走りの儀があり、金春流の能「翁」を奉納。午後5時半からは興福寺南大門跡で南大門の儀が行われ、観世流半能「老松紅梅殿」、大蔵流狂言「千鳥」、金剛流能「鵜飼」が演じられる。
 18日は午前11時から春日大社・若宮神社で御社上りの儀があり、金春流能「田村」を奉納。南大門の儀は午後5時半からで、金春流能「羽衣」、大蔵流狂言「太刀奪」、宝生流能「草薙」が予定されている。
 雨天の場合、南大門の儀は県文化会館で。協賛券は事前受付5千円、当日受付5500円。問い合わせは奈良市観光協会内の保存会(0742・30・0230)。

奈良ホテルと牛乳石鹸がコラボ 限定「赤箱」 創業110年で

奈良ホテルと牛乳石鹸共進社がコラボした「牛乳石鹸 赤箱」の限定パッケージ(上)

 奈良ホテル(奈良市)は10月17日に迎える創業110周年を記念し、牛乳石鹸共進社(大阪市)のロングセラー商品「赤箱」とコラボした限定パッケージを制作し、宿泊客らに贈るキャンペーンを始めた。
 奈良ホテルと牛乳石鹸共進社がともに明治42年に創業したことにちなみ、「時代が変わっても変わらないもの」という共通理念の下で企画された。
 赤箱の限定パッケージは、おなじみの牛のマークを奈良の象徴であるシカに変更したユニークなデザイン。「Nara Hotel」のロゴも印字され、レトロな仕上がりとなっている。
 来年3月31日まで、宿泊客や限定プラン利用者に記念品としてプレゼントされる。担当者は「110周年の節目に来ていただいたお客さまにとって、よい思い出の一つとなれば」と話している。
 問い合わせは奈良ホテル(0742・26・3300)。

とんかつ「まるかつ」と奈良女子大がコラボ 「四川風チリソースとんかつ」

新メニューを共同開発した「まるかつ」の金子友則店長(中央)と奈良女子大の学生ら=奈良市

 奈良女子大(奈良市)の学生と、とんかつ店「まるかつ」(同市)が同店の新メニューを共同開発し、試食会が日開かれた。「四川風チリソースとんかつ」と「えびしんじょう」の2品で、まるかつの金子友則店長(42)は「若い力を借り、今までにないとんかつができあがった。新しいまるかつの味を楽しんでほしい」とPRしている。
 まるかつが奈良の食文化向上を目指し、奈良の食材を使ったメニューを開発している奈良女子大の「奈良の食プロジェクト」に持ちかけてコラボが実現。学生10人が昨年10月から3カ月かけ、新メニューを考案した。四川風チリソースとんかつは同店になかったピリ辛のとんかつで、えびしんじょうは赤と黄色のパプリカで彩りを添えた逸品。デザートも考案中という。
 プロジェクトリーダーで同大生活環境学部2年の岡野美桜さん(20)は「発売時期に手に入れやすい食材を選ぶのが大変だったが、自信作がメニューになった」と話した。
 四川風チリソースとんかつはごはんやキャベツなどが付いた定食で、日まで1480円(税込み)で販売する。えびしんじょうは来月ごろから提供を始める予定。

奈良の乾杯ツールに、日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」誕生

奈良の乾杯シーンでの普及に期待がかかる日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」

 令和に登場したお酒、奈良の乾杯シーンを彩る―。「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」が企画し、奈良豊澤酒造(奈良市)が製造した日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」の販売が改元とともに始まった。奈良市には地元の清酒で乾杯する条例があるものの、なかなか定着していないといい、実行委は新たな〝乾杯ツール〟として浸透することに期待を寄せている。
 「ならのあわ」は、ほんのりとした甘さの微発泡酒で飲みやすさにもこだわっている。アルコール度数は5%と低めでメインターゲットに据えたのは30~40代の女性だ。ボトルは200㍉㍑の飲みきりサイズで小売価格は1本400円(税抜き)。県内の酒類販売店や飲食店を中心に初年度販売本数は5千本を予定している。
 奈良の乾杯条例は施行から約5年が経過。同様の条例は京都市など各地で施行され、実行委によると、京都市では地元の酒による乾杯が定着しつつあるが、奈良の場合は各種会合で地元の酒での乾杯を励行しているのはごく一部だという。
 こうした現状について、実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「『乾杯に使いたい』と思える奈良のお酒がなかったのではないか」と考え、新しい酒の開発を検討。奈良豊澤酒造に製造を委託し「ならのあわ」が完成した。
 乾杯に最適で、ビールやハイボールのように手軽に味わえ、シャンパングラスにも映える。奈良市飲食店組合(増井義久組合長)とも連携して家庭用・業務用双方で展開し「地酒とともに奈良の良さを内外に広めていきたい」(今西社長)としている。

「ひみっこぱーく」新設、桜井市まほろばセンターがリニューアル 11日

プレオープンした「ひみっこぱーく」=桜井市

 桜井駅前の複合ビル「エルト桜井」2階にある桜井市まほろばセンターが11日、リニューアルオープンする。さまざまな遊具を備えた子ども広場「ひみっこぱーく」が新設され、親子連れの人気を集めそうだ。
 ひみっこぱーくは玩具輸入販売のボーネルンド(本社・東京都)がプロデュース。プラスチック製のボールが大量に入った「ボールプール」▽トンネルで行き来できる「シンボル・キャッスル」▽回転遊具▽すべり台―などがあるほか、読書やままごと、パーツを使った組み立て遊びなどもできる。小学生以下の子供と保護者が対象で、定員は180人。
 8日のプレオープンでは、招待された市内の幼稚園児らが遊具遊びを楽しんだ。市立桜井南幼稚園の男児(5)は「普段できない遊びが多い。本当に楽しい」と笑顔で話した。
 センターのリニューアルは駅前の活性化が目的。これに伴い、子育てに関するサポートも受けられる未就学児の遊び場「ドレミの広場」、筋肉量や内蔵脂肪レベルを測定できる体組成計などを備えた「健康ステーション」も設置された。
 また、10~40人規模のサークル活動に適した交流室を7つ設置。うち2つは平日の午後と土日祝日に、高校生対象の自習室として無料開放する。問い合わせは市まほろばセンター(0744・42・1973)。

浮見堂でボヤ、床の一部焦げる たばこの不始末か

ボヤがあった浮見堂=奈良市高畑町

 8日午後6時25分ごろ、奈良市高畑町の「浮見堂」で、床が燃えていると通行人の女性(18)から通報があった。浮見堂の床の一部(12㌢四方)が焦げたが、けが人はなかった。
 現場を通りかかった奈良市の男子大学生(18)が持っていたコップで池の水をくみ、2回ほどかけて火を消し止めたという。通報した女性は「手のひらくらいの面積が燃えていて、煙と15~20㌢くらいの炎が出ていた。大きなことにならなくてよかった」と話していた。
 奈良署は何者かのたばこの不始末が原因とみて、詳しい状況を調べている。
 浮見堂は、奈良公園の鷺池に浮かぶ六角形のあずまや(木造)で、多くの観光客が訪れる名所として知られている。

イオンモール大和郡山で「ウォーキング」イベント 9日 

 健康のためにショッピングモールの中でウオーキングを楽しむイベントが9日、大和郡山市のイオンモール大和郡山で開かれる。
 市では健康寿命の延伸を目指し、歩数を記録する「すこやか100万歩手帳」を配布するなど運動を日常に取り入れてもらう取り組みを実施。その一環として、イオンモール大和郡山にウオーキングの場を提供してもらう。
 午前10時半から、ウオーキングインストラクターのデューク更家さんらによるトークショーを開催。同11時半からはデュークさんによるレッスンがある。このほか、健康相談会も開かれる予定。
 参加無料。場所は1階北小路コート。午前10時から整理券を配布する。問い合わせはイオンモール大和郡山(0743・52・6800)。

8月開催の「高校生議会」、県が参加校募集

 次世代を担う高校生に県政や県議会に興味を持ってもらおうと、荒井正吾知事らに県政の課題を直接質問できる「高校生議会」が8月19日、県議会議場で開かれる。県などは今月13日まで、参加校6校程度を募集している。
 当日は議場で〝高校生議員〟らが登壇して県政に関する質問をし、知事や県教育長が答弁する。高校生が考案した「住みよく魅力ある奈良県づくりを目指して」と題する提言を採択して閉会し、その後「若者の政治への参加」をテーマに県議と意見交換する。昨年の高校生議会でも県内観光の課題や南部・東部地域の振興について活発な議論が展開された。
 午前10時~午後5時15分。対象は県内の高校、特別支援学校高等部、中等教育学校後期課程や高等専門学校に通う生徒。4~5人のグループ単位で学校を通じて応募する(各校1グループ)。詳細は県議会ホームページから。問い合わせは、県教育委員会事務局(0742・27・9853)。

【バンビシャス通信】シーズン報告会、来季も奈良を盛り上げ

シーズンを終え、報告会で感謝の言葉を述べるバンビシャス奈良の加藤真治代表と選手ら=奈良市

 バンビシャス奈良は、Bリーグの全60試合を終了しました。広島ドラゴンフライズとのホーム最終節を連勝で飾り、シーズン最終節も同じ西地区の愛媛オレンジバイキングスに敵地で連勝。一時は西地区最下位に沈みましたが、最終盤の5連勝で西地区4位まで順位を上げ、今季を締めくくりました。
 4月24日には、奈良市の奈良ロイヤルホテルにパートナー企業のみなさんを迎え「シーズン報告会」を開催。クラブ創設以来初の黒字見込みとなり、B2クラブライセンスを維持できたことなどを報告しました。
 報告会で、バンビシャスの加藤真治代表は「来場者のみなさんが家族や同僚を(観戦に)連れてきてくれたことで、(シーズン後半の)大きな盛り上がりをつくることができた」と感謝の言葉を述べ、来季に向けては「大きなハードルはあるが、皆さんとともに奈良を盛り上げ、より楽しいまちをつくっていきたい」と抱負を語りました。
 来季は、B2クラブラインセンスを維持するため、約4500万円の債務超過解消という高いハードルがあります。このハードルも必ず乗り越え、県民のみなさんや地域に真に必要とされるプロクラブに成長していきます。
                                    (バンビシャス広報 和田真智子)

即位を記念するパネル展開催 県庁1階玄関ホール、6日まで

即位を記念するパネル展が開かれている=県庁

 天皇陛下のご即位を記念する「記念パネル展」が、県庁1階の玄関ホールで開かれている。6日まで。
 パネル展では、皇太子時代に来県された際を写真で振り返っている。陛下が平成22年に平城宮跡(奈良市)で行われた「第一次大極殿完成記念式典」に出席された際の写真や、28年にご一家で神武天皇陵(橿原市)を参拝されたときの写真など43点が展示されている。
 また、今年3月に譲位を報告する「親謁の儀」のため来県された上皇ご夫妻のご様子を記録した写真パネルも展示している。

帯解寺で「御代替記念絵馬」配布

御代替わり記念の絵馬が配布された=奈良市

 安産祈願の寺として知られる帯解寺(奈良市)で1日、安産祈祷を受けた妊婦らに御代替わりを記念する絵馬が配布された。
 帯解寺は、平安時代に子宝に恵まれなかった文徳天皇のきさき、染殿皇后が祈願に訪れたところ、のちの清和天皇を懐妊したとされる。また、上皇后さまが天皇陛下を懐妊された際、岩田帯やお守りを献納し、皇室ゆかりの安産祈願の寺としても知られている。
 この日は御代替わりと大安、妊娠5カ月目に腹帯を巻くとよいとされる「戌の日」が重なることから、祈祷を受けた妊婦らに絵馬を配布。絵馬には皇室を表す菊の花や日の丸、鶴亀が描かれ、「御代替記念」と記されている。参拝者らはお守りなどと一緒に絵馬を受け取っていた。
 安産祈願に訪れた大阪府羽曳野市の主婦(35)は「御代替わりでもある記念の日に祈願できてよかった。無事に生まれてきてほしい」と笑顔で話していた。

平成最後の日、「笑い飯」哲夫さんが奈良博で講演

仏教をテーマに講演するお笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さん=奈良市の奈良国立博物館

 平成最後の日の30日、奈良市の奈良国立博物館で改元を記念した講演会「ようこそ新元号!~これまでの奈良博、これからの奈良博~」が開かれ、お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんが仏教について分かりやすく解説した。
 同館の文化大使を務める哲夫さんは「苦しいことの原因は煩悩にある。その煩悩の原因は自分にとらわれてしまう『我執』。自分だけではなく、皆が一緒だと思えばいい」と仏教の誕生や教えを解説。さらに宗派の違いをおもしろおかしく紹介し、約160人の聴衆から笑いを誘った。
 聴講した王寺町の主婦(52)は「仏教という取っつきにくい話題を分かりやすく、おもしろく講演していただけて楽しかった。平成の最後にいいイベントに参加できてよかったです」と笑顔で話していた。

奈良観光はバスで 3~5日は木簡型無料乗車券配布

 ゴールデンウイーク(GW)期間中の奈良公園周辺の渋滞を緩和するため、県は5月3~5日、奈良市内のバスが終日乗り放題になる「木簡型一日乗車券」を無料配布する「平城宮跡・奈良公園 お得なぐるっとキャンペーン」を行う。平城宮跡周辺のパーク&ライド駐車場にマイカーを止めた人が対象で、バスを活用して市内を周遊観光してもらいたい考えだ。
 観光シーズンには奈良公園周辺にマイカーが流入し、県庁前で深刻な渋滞が発生している。公園から離れた場所でバスに乗り換えてもらおうと、県は昨年、木簡型乗車券の無料配布実験を実施。渋滞緩和に一定の効果があったことから、キャンペーンを企画した。
 キャンペーンの対象駐車場は、国道24号高架下駐車場▽奈良市役所駐車場▽ミ・ナーラ第2駐車場―の3カ所(無料)。午前9時~午後2時の利用者に、車1台につき最大3枚の木簡型乗車券を配布する。また、県庁東隣の奈良公園バスターミナルでは期間中、木簡型乗車券を提示した先着30組に、せんとくんフィギュアとの記念写真を撮影、プレゼントする。
 キャンペーン期間中、平城宮跡では「平城京天平祭」が行われる。県担当者は「天平祭と奈良公園、双方に足を運んで楽しんでほしい」とPRしている。

シャクナゲ見頃、華の池も 明日香村の岡寺

境内のいたるところに咲くシャクナゲ=明日香村

 明日香村の岡寺で約3千株のシャクナゲが見頃を迎え、参拝客の目を楽しませている。
 3千株の大半は、淡いピンク色の花をつける日本固有のアズマシャクナゲ。開花が進むにつれて色が薄くなり、花が落ちる頃には白くなるという。
 参道沿いには、アヤメに似たかわいらしい花をつけるシャガも群生。豪華で美しいシャクナゲとのコントラストも楽しめる。
 見頃は5月上旬まで。5月6日まで境内の池に奉納されたテンジクボタン(ダリア)約300輪を浮かべる「華の池」を見ることができる。
 入山時間は午前8時~午後5時。入山料は大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生以下無料。問い合わせは岡寺(0744・54・2007)。

大和郡山RC学童軟式野球大会が開幕 決勝は29日

選手宣誓する奈良信貴REDSの今西唯仁選手=大和郡山市

 第24回大和郡山ロータリークラブ学童軟式野球大会が27日、大和郡山市のならっきー球場などで開幕した。
 大会には県軟式野球連盟郡山支部と生駒郡支部に登録する16チームの約340人が参加した。
 開会式では各チームの選手が元気よく手を振って入場行進。選手を代表して奈良信貴REDSの今西唯仁選手(11)が「われわれ選手一同は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います」と力強く宣誓した。
 準決勝、決勝は29日にならっきー球場で行われる予定。

 初日の試合結果は次の通り。

【1回戦】斑鳩少年野球部5―3西方パワーズ▽三郷TFB2―0矢田イーグルス▽奈良信貴REDS6―0リトルジャイアンツ▽平和レッドスワローズ15―0斑鳩ジュニアスターズ▽小林ビートルズ6―4城ケ丘エンゼルス▽小林ファイヤーズ5―4奈良信貴REDSジュニア▽三郷北イーグルス7―0郡山フレッシュ▽法隆寺ファイターズ11―2小泉ファイターズ
 【2回戦】斑鳩少年野球部13―3三郷TFB▽奈良信貴REDS3―2平和レッドスワローズ▽小林ファイヤーズ4―3小林ビートルズ▽三郷北イーグルス12―0法隆寺ファイターズ

JR柳本駅舎リニューアル、観光・交流拠点に27日竣工式

地域の交流拠点として整備が進められたJR柳本駅(天理市提供)

 天理市が進めていたJR柳本駅(同市柳本町)の改修工事が終わり、竣工記念式典が27日に同駅前広場で開かれる。駅舎内には地元産品を販売するカフェがオープン。観光と地域交流の新たな拠点として期待される。
 柳本駅舎は木造平屋建て約120平方㍍で、現在は無人駅として市民に利用されている。JR西日本から駅舎の無償譲渡を受けた天理市は周辺地域のにぎわい創出を目指し、先月末まで改修工事を進めてきた。
 駅舎内には27日、地元産品を扱うカフェ「ピクトン」がオープン。今後は屋外マルシェも計画されている。待合スペースは、イベントの情報を発信したり、作品を展示したりするギャラリーとしても活用される。
 また、駅舎の西側には改札口が新設され、バリアフリーのためのスロープも設けた。すでに今月1日から利用が始まっている。
 市の担当者は「人が集まって絆を深める場所になってほしい。周辺の奈良市や桜井市、田原本町などの周遊観光に役立ててもらえれば」と話した。
 27日午前10時から開かれる式典では、駅名標の除幕式の後、長岳寺(天理市)の北川慈照住職が並河健市長と対談。小中学生による吹奏楽やバトントワリングの披露もある。

大和郡山でミュージカルコンサート 5月5日

 ゴールデンウイーク(GW)期間中の5月5日、DMG MORIやまと郡山城ホール(大和郡山市)でコンサート「大人の子どもの日~ミュージカルは、人生。ミュージカルは、先生。~」が開催される。主催するくらしにちょっとクラシック音楽!の会は「音楽を気楽に楽しみ、親しんでほしい」と幅広い参加を呼びかけている。
 コンサートでは「ウエスト・サイド物語」の「トゥナイト」や「王様と私」の「シャル・ウィ・ダンス」、「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」など、ミュージカル映画の名曲をプロの歌手やピアニストの演奏でたっぷりと堪能できる。
 午後2時開演。定員120人。入場料2500円、ペアチケット(2枚)4千円。チケットの申し込みや問い合わせは同会事務局(0742・22・8850)。

来月、県庁に記帳所 皇太子さまの天皇ご即位祝い

 県は24日、皇太子さまの天皇ご即位を祝う慶祝事業として、5月4、5日の両日、県庁1階に記帳所を設けると発表した。今月27日からは皇太子さまが来県された際の写真を集めた記念パネル展も県庁で開催し、祝賀ムードを盛り上げる。
 記帳所は両日とも午前10時~午後5時に県庁1階の玄関ホールに設置される。
 記念パネル展も玄関ホールで行われ、期間は27日~5月6日の午前10時~午後5時。平成23年に平城宮跡(奈良市)で行われた「第35回全国育樹祭」に出席された際の写真や、29年に県内で一体開催された「第32回国民文化祭・なら2017」「第1743回全国障害者芸術・文化祭なら大会」に皇太子妃雅子さまと臨場されたときの写真など、計43点を展示する。入場無料。
 また、慶祝事業の一環として、県は5月1日に一部文化施設を無料開放する。対象施設は、県立美術館(奈良市)▽県立民俗博物館(大和郡山市)▽県立万葉文化館(明日香村)▽吉城園(奈良市)―の4施設。
 このほか、県内の社寺でも奉祝法要や改元を記念した特別御朱印の授与などが行われる予定だ。

運転免許の申請はGW期間など避けて 県警が混雑予想

 県警は、ゴールデンウイーク(GW)期間中の運転免許の更新について、運転免許センター(橿原市)の混雑が予想されるため、連休を避けて手続きを行うよう呼びかけている。
 運転免許センターではGW期間中の28日と5月5日に免許の更新ができる。その後の同7~10日、12日などGW期間中や日曜日は混雑が予想され、更新日に余裕のある人は連休を避けて手続きをすることを呼びかけている。
 さらに、新元号「令和」の表記が入った免許証は5月5日から交付されることから、同日以降、より混雑が予想されるため、余裕を持って手続きを行うことをすすめている。
 県警の担当者は「日曜日はとても混雑するため、できるだけ平日に手続きを行ってほしい。また、センターの駐車場には台数の限りがあるため、公共交通機関を利用するよう、ご協力をお願いします」と話している。
 問い合わせは運転免許課(0744・22・5541)。

模擬裁判員裁判の参加者募集 奈良地裁、5月25日実施

 奈良地裁・家裁(奈良市)は、5月25日午後1時20分から実施する模擬裁判員裁判の参加者を募集している。
 憲法週間(5月1~7日)にちなんだ行事の一環。裁判員裁判制度の開始から来月で10周年を迎えるに当たり、制度の理解を深め、裁判所を身近に感じてもらうのが狙い。
 参加者は裁判員選任の流れをDVDで学んだ後、裁判員、検察官、弁護士と役に分かれて模擬裁判に参加。判決の言い渡しまで裁判員裁判の一連の流れを体験できる。体験終了後は、法定内の見学や裁判官に質問する時間も設けられる。
 申し込みは来月17日まで。先着30人。中学生未満は保護者の同伴が必要。申し込み、問い合わせは奈良地裁・家裁総務課文書係(0742・88・2606)。

県警音楽隊「ランチタイムコンサート」 25日に県庁前広場で

 県警音楽隊による「ランチタイムコンサート」が25日午後0時15分から、奈良市の県庁前広場で開催される。
 今年初の開催。当日は音楽隊員約25人が出演し、演奏や旗を用いた華麗な演技を披露する。楽曲は、クイーンの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」やDREAMS COME TRUEの「あなたとトゥラッタッタ」など6曲。行楽シーズンを前に、山岳遭難について呼びかけるワンポイント広報もある。
 観覧無料で雨天中止。問い合わせは県警県民サービス課(0742・23・0110)。

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