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7ホテルの「昼膳」好評、奈良の食材ふんだんに

奈良ホテル「花菊」の昼膳

 奈良市内の7ホテルが県産食材を使ったオリジナルランチを提供する共同企画「大和の昼膳」が好評だ。各ホテルの日本料理店の料理長が腕を振るう豪華なランチコースで、奈良のさまざまな冬の味覚を味わえる。
 7ホテルは、ホテルアジール・奈良▽春日ホテル▽奈良ホテル▽ホテル日航奈良▽ホテルフジタ奈良▽奈良パークホテル▽奈良ロイヤルホテル。価格は2300円~4千円で、「大和牛と冬大根のすき鍋」や「大和芋とろろグラタン」「黒米素麺のジャージャー麺風」など、各ホテルごとに趣向を凝らした特別メニューが楽しめる。
 また、大和の昼膳を食べてホテルごとのスタンプを集めると、共通お食事券などがもらえるスタンプラリーを開催。5つ以上のスタンプを集めて応募できる、ホテルのペア宿泊券や20品目の大和野菜の詰め合わせセットが当たる抽選企画も見逃せない。
 2月28日まで。メニューの詳細は大和の昼膳ホームページから。予約は各ホテル。企画の問い合わせは、事務局の奈良ロイヤルホテル(0742・34・1131)。

吉野山で「鬼フェス」始まる 今年は「鬼の夜会」も

飲食中に鬼がやってくる「鬼バル」のイメージ(吉野ビジターズビューロー提供)

 「福は内、鬼も内」のキャッチフレーズで昨年始まったイベント「鬼フェスin吉野山」が、19日~2月11日、吉野町吉野山で開かれる。期間中、県内6寺社の鬼が勢ぞろいする新企画「鬼の夜会in吉野山」もある。
 吉野山観光協会が昨年初めて開催。家族連れが宿泊している部屋に鬼が上がり込み、子供たちを驚かせる「鬼さんこちら」や、毎週土曜日にさまざまな店舗で飲食が楽しめる「鬼バル」を実施する。
 2月9日午後5時からは、吉野山中千本エリアで鬼の夜会を開催。新たな試みとして、大安寺や興福寺(ともに奈良市)、大和神社(天理市)など県内6寺社の鬼が集結し、吉野山を練り歩く「鬼歩き」や「鬼踊り」を披露する。
 イベントを後援する吉野ビジターズビューローの長谷政和さんは「ゆくゆくは全国の鬼を吉野に呼び込みたい」と話している。鬼フェスに関する問い合わせは同協会(0746・32・1007)、鬼の夜会については吉野ビジターズビューロー(0746・34・2522)まで。

「インフルエンザ警報」発令、県内で前週1730人罹患

 県内でインフルエンザの患者数が急増しているとして、県は17日、インフルエンザ警報を発令した。今後も流行の拡大が予想され、こまめに手洗いやうがいをすることや、マスクの着用を呼びかけている。
 県によると、7~13日の1週間で、県内55カ所の定点医療機関から報告された患者数は1730人。1医療機関当たり31・45人となり、警報発令の基準である30人を超えた。警報の発令は昨シーズンより1週早いという。
 年齢別では、0~9歳が698人で最多。次いで10~19歳が344人▽60歳以上が178人▽40~49歳が158人―などだった。
 県は「妊婦や乳幼児、高齢者は重症化することがあるので特に注意が必要。体調が悪ければ医療機関を受診し、感染した場合は外出を避け、水分を十分に取って安静にしてほしい」としている。

「可搬式オービス」運用開始、通学・生活道路で効果期待、県警

県警は可搬式オービスによる速度違反取り締まりを始めた=15日、奈良市北袋町

 通学路など道幅の狭い生活道路での交通事故を防ごうと、県警は15日から、コンパクトで持ち運びが容易な可搬式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)の運用を開始している。
 初日となった15日の取り締まりは午前7時半から奈良市北袋町の市道で実施。小学校の通学路に可搬式オービスを設置し、県警交通指導課や奈良署の警察官らが目を光らせた。今後は県内各地で順次、可搬式オービスによる取り締まりを展開する。
 同署の山本佳昭交通2課長は「(ドライバーには)可搬式オービスの存在によって制限速度を意識し、標識に目を向けてアクセルを緩めてもらえたら」と話した。

天川村で婚活イベント 男性は40歳以上、女性は年齢関係なし

 結婚を望む男女に出会いの場を提供する婚活イベントが2月23日、天川村で開かれる。対象は男性が同村に住む40歳以上、女性は年齢や居住地を問わない。定員は20人で、主催する天川村冬の観光キャンペーン実行委員会が同17日まで応募を受け付けている。
 当日は近鉄下市口駅に午前10時15分に集合。村で昼食を取って自己紹介をした後、龍泉寺で良縁の護摩祈願を受け、立食パーティーと告白タイムになる。
 参加費は男性3千円、女性2千円。問い合わせは同村役場地域政策課(0747・63・0321)。

今年から夏休みは「1週間短縮」、奈良市立の全64小中学校

 奈良市教委は、全64校の市立小中学校について、平成31年度から夏休みを1週間短い8月24日までにすると発表した。県内の12市で、夏休みを短縮するのは葛城市に次いで2例目となる。
 文部科学省の学習指導要領改訂による授業時間数の増加を受け、夏休みの短縮を決定した。
 市教委学校教育課によると、31年度から市内の小学校では3、4年生で授業時間数が35コマ、5、6年生で20コマ増加する。1週間すべてを6時間授業にすれば授業時間の確保は可能だが、担当者は「児童の集中力や負担を考慮すると、1週間当たりの授業時間は軽減する方が望ましい」としている。
 中学校は授業時間数の変更はないが、警報やインフルエンザによる臨時休校などに備え、短縮を決めた。
 生徒、保護者には今月7日に文書で通知済み。31年度の夏休みは7月21日~8月24日。25日が日曜日のため、2学期の始業式は26日となる。

福田元首相にアジアコスモポリタン賞大賞、奈良で講演も

大賞を受賞した福田康夫元首相(中央左)=奈良市

 東アジアの経済や文化に功績のあった個人・団体を表彰する「第4回平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞」の授賞式が、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍で開かれた。
 同賞は「東アジア・アセアン経済研究センター」(ERIA)と県が創設した国際賞で、受賞者を2年に1度選出している。
 今年は大賞に、日中・日韓・東南アジア関係を日本外交の最重要課題として取り組み、ERIAの設立にも尽力した元首相の福田康夫氏が選ばれた。
 10日に行われた式典では、ERIAの西村英俊事務総長が受賞者にトロフィーを授与。その後、受賞者らによる記念フォーラムが行われた。
 福田氏は「アジアに生きる日本」とのテーマで講演。「アジアは安くて良いものを作ることで発展しているが、いずれ人件費が上がるときがくる」とし、「これから経済を支えるのは文化。単にものを作るのでなく、他にはできない良いものを作る文化力が国力になる。文化の宝庫の奈良がそれを活用しないでどうするのか」と訴えかけた。
 他の受賞者は次の通り。
 「経済・社会科学賞」=ジュネーブ高等国際問題開発研究所教授、リチャード・E・ボールドウィン氏
 「文化賞」=アート集団、チームラボ▽ガラスアーティスト、ノグチミエコ氏
 「メモラブル賞」=元ASEAN事務総長、故スリン・ピッスワン氏

【バンビシャス通信】1・5万人入場計画も今季も折り返しで正念場

チームキャラクターの「シカッチェ」もホームゲームを盛り上げる

 バンビシャス奈良は、シーズン全60試合中30試合を終えて9勝21敗、B2西地区(6チーム)5位です。
 昨年12月以降は、5勝7敗で徐々に勝ち星を増やしてきました。松本健児リオン、仁平拓海両選手ら若手の躍進が要因です。
 これまでも繰り返し述べてきましたが、2期連続で赤字決算中のバンビシャスにとって、B2クラブライセンスの維持には今期の黒字化は最重要課題です。ライセンスの第1回審査は3月に行われ、2月末までの経営状態で黒字見込みかどうかの判断が下されます。
 2月末までの業績を見据え、ホームゲーム12試合で「1万5千人入場者数達成プロジェクト」を進めています。折り返しの6試合を終え、来場者は計6843人。これは前年比約25%増ですが、目標まであと8157人、残り6試合で1試合平均1360人の来場者が必要な状況です。
 次節のホームゲームは、26日午後6時、27日午後2時、ならでんアリーナ(奈良市)で八王子ビートレインズと対戦します。
 ここではチームキャラクターの「シカッチェ」が大活躍する「シカッチェアリーナ」も開催。シカッチェのダンスパフォーマンス、わきもと質店(桜井市)提供のシカッチェハリセンのプレゼントなど家族で楽しめます。ぜひ、会場に足を運んでみてください。
 チケットの問い合わせは、0742・20・1800まで。(バンビシャス広報 和田真智子)

【大学ラグビー決勝】天理大、初優勝ならず 地元からは熱い声援

後半、猛追する天理大ラグビー部に応援会場からは大きな声援が送られた=天理市

 ラグビーの全国大学選手権決勝が東京・秩父宮ラグビー場で行われた12日、悲願の初優勝と関西勢として34大会ぶりの優勝の期待がかかった天理大を応援しようと、天理市内の2会場でパブリックビューイング(PV)が開催された。17―22で明治大に敗れたが、PV会場には熱い声援がこだました。
 会場の一つ、天理教教会本部第3食堂には約1100人の市民や学校関係者らが集結。前半3分、天理大がフッカー島根一磨(主将)のトライで先制すると、ボルテージが一気に上がった。その後、明治大が追いつき、さらに勝ち越されて前半が終了。会場の最前列に陣取った天理大人間学部3年の早田宏遥さん(21)は「出だしはとてもよかったので後半は切り替えて逆転してほしい」と熱視線を送った。
 後半、明治大がリードを広げたが、29分と終了5分前にトライを決めるなど1トライ差に詰め寄ると、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。しかし猛追も及ばずノーサイドの笛。初優勝はならなかった。
 試合後、天理大の東馬場郁生副学長は「1つのゴールに向かって頑張る選手らを誇りに思う」と選手らをねぎらった。天理大ラグビー部のファンという天理市のパート従業員、井筒元美さん(48)は「後半あきらめずに立ち向かった選手らのプレーに感動をもらった」と話していた。

きょう天理大VS明治 大学ラグビー決勝をPVで

 ラグビーの全国大学選手権で決勝に進み、悲願の初優勝に王手をかけた天理大ラグビー部に声援を送ろうと、決勝当日の12日、天理市内の2会場でパブリックビューイング(PV)が開かれる。
 準々決勝で大東文化大を破った天理大は、2日の準決勝で帝京大と激突。大会9連覇中の難敵に29―7で快勝し、7大会ぶり2度目の決勝進出を果たした。
 関西勢は同志社大が昭和59年度に史上初の3連覇を達成して以来、優勝から遠ざかっている。明治大との決勝を前に、天理大の小松節夫監督は「地元で応援していただけるのは非常に心強い。相手はスクラムが強く、選手のポテンシャルも高いチームだが、悲願の初優勝を達成できるよう頑張りたい」と話している。
 PVは市と天理大が主催し、JR・近鉄天理駅南団体待合所(定員200人)と天理教教会本部第3食堂(定員千人)の2会場で開催。開場はいずれも午後1時からで、試合開始は同2時15分から。

パスタの「メートル売り」始まる 奈良・西大寺駅前のイタリアン

長さ100㍍のフェットチーネを披露する関係者=奈良市

 奈良市の近鉄大和西大寺駅前にあるイタリアンバル「cucina+oven piano(クッチーナ プラス オーブン ピアノ)」は11日から、好きな長さで注文できる「パスタのメートル売り」を始める。長さ100㍍のフェットチーネを時間内に完食すれば、代金が無料になる大食いチャレンジ企画もあり、話題を集めそうだ。
 「普段食べているパスタって何㍍ぐらいあるんだろう」。前代未聞の企画が生まれたのは、従業員の何気ないひと言がきっかけだった。メートル売りの対象は通常のスパゲティ(1㍍税別45円)と平型のフェットチーネ(同135円)の2種類。いずれも小麦粉のブレンドにこだわった自家製生パスタで、代金と同様にフェットチーネはスパゲティの約3倍の量になる。
 ソースは「大和牛のミートソース」「アラビアータ」「真鯛のローストと胡桃のジェノベーゼ」など10種。スパゲティは15㍍、フェットチーネは5㍍から注文を受け付けており、「777㌢」といったセンチ単位でのオーダーも可能。残さず食べると、名前とパスタの長さが記入された記録証が授与される。
 大食いチャレンジ企画で提供する100㍍のフェットチーネは、総重量約2・8㌔。30分以内に完食すれば代金6千円(税別)が無料になる。同店を運営する「風神」(奈良市)の広渡史朗社長は「友人や家族とクイズ感覚で楽しんで注文してもらいたい」とPRしている。
 営業時間はランチが午前11時~午後3時、ディナーは午後5時~11時半。問い合わせは同店(0742・36・5616)。

奈良で初雪、10日以降寒さ和らぐも13日頃再び気温下がる

 奈良地方気象台は9日、奈良市内で初雪を観測したと発表した。平年より21日、昨年より27日遅い。
 奈良市の同気象台の敷地内で午前7時5分ごろから分にわたり、職員がみぞれを観測。この日の県内各地の最高気温は、奈良6・5度、針3・2度、大宇陀4・9度、風屋、5・9度と軒並み平年を2度以上下回り、厳しい冷え込みとなった。
 同気象台は「10日以降は寒さが和らいで平年並みの暖かさになるが、13日ごろに再び冬型の気圧配置となり、気温が下がる」と予想している。

「KEIRINグランプリ」制した三谷選手、奈良で優勝報告

KEIRINグランプリ制覇を報告する三谷竜生選手=奈良市

 先月30日に静岡競輪場で行われた競輪の実力日本一を決める「KEIRINグランプリ(GP)2018」でGP初優勝を飾った三谷竜生選手(31)=日本競輪選手会奈良支部=の優勝報告会が8日、奈良市の奈良競輪場で行われた。
 GPはその年に活躍したトップ選手9人が争う競輪界最高峰のレース。三谷選手は賞金1億160万円を獲得し、史上最多を更新する年間獲得賞金2億5531万3千円で初の賞金王に輝いた。
 この日、駆けつけた多くのファンから温かい拍手で迎えられた三谷選手は「一昨年出場した初めてのGPでは結果を残せず、悔しかった。今回は緊張していたが、落ち着いてレースに臨むことができた」と振り返った。来月開催の奈良記念は昨年制しているが「連覇は意識せずにしっかり集中して戦うだけ。皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」と活躍を誓った。

大和未生流が「初生け」 奈良ホテル、100人出席

新年会で初生けを披露する師範ら=奈良市の奈良ホテル

 華道の一派、「大和未生流」の新年会が、奈良市の奈良ホテルで開かれ、師範ら7人による「初生け」が披露された。
 大和未生流は大正初期に奈良市で発祥。創流100年を超え、昨年は興福寺中金堂の落慶法要でも献花を行った。木や花のありのままの形を生かし、自然の風景を表現することが特徴という。
 この日は会員ら約100人が出席。3代目家元の須山法香斎さんが「時代に迎合することなく流派の伝統を守り、華道の本質を伝えられるよう誠心誠意頑張りたい」とあいさつした。
 その後、師範と準師範計7人が壇上で初生けを披露。新年らしく、梅のズアイや赤い実が美しい千両を青竹に丁寧に生けた。
 初生けを行った準師範の高校2年、地引愛里子さん(16)は「初めて大勢の人の前で生けたのでとても緊張したけど、いい経験になった。今後も美しく生けられるよう実力をつけたいです」と話していた。

「生駒ふるさとミュージアム」来館者、5万人突破

5万人目となり祝福される家族=生駒市の生駒ふるさとミュージアム

 生駒市の「生駒ふるさとミュージアム」で6日、2月1日の開館5周年を前に入館者数が5万人を突破し、記念セレモニーが行われた。5万人目には記念品が贈られ、餅つきなどの正月イベントも開かれた。
 同ミュージアムの建物は、昭和8年に旧生駒町役場庁舎として建設され、34年からは市中央公民館の別館として利用された。その後改修などを経て平成26年2月、郷土資料室や企画展示室などを設置した「生駒ふるさとミュージアム」として生まれ変わり、生駒の歴史・文化に関わる資料展示や体験学習を行ってきた。
 この日、5万人目となったのは、同市内から家族で訪れた幼稚園児の西村実津希ちゃん(5)。記念セレモニーではくす玉が割られ、市の特産物などの記念品が贈呈された。
 父の直仁さん(43)は「新年早々うれしいサプライズ。いろいろなことを体験できるありがたい場所で、子供が大きくなるまで毎年利用させていただきたい」と話していた。

第6期「キッズポリス」募集 オーディションはダンス

 県警は、県内の幼児、児童でつくる「チーム『キッズポリス』」を募集している。2月24日に田原本青垣生涯学習センター弥生の里ホール(田原本町)でオーディションを行い、合格者は4月から犯罪抑止の啓発活動に参加する。
 キッズポリスは平成26年から、犯罪被害を防止するキーワード「いかのおすし一人前」を広報啓発することを目的に県警が募集しており、今回で6期目。県警が主催する「交通安全運動」などのイベントで啓発活動に携わる。任期は1年間。
 オーディションでは、県警が作製した「いかのおすし一人前」の曲に合わせてダンスを披露し、県警職員が審査する。県警ホームページではダンス動画を配信中で、担当者は「動画を見てたくさん練習してきてください。みなさんの応募を待っています」と呼びかけている。
 対象は県内在住の4~7歳(4月1日時点)の幼児、児童で、定員は150人。申し込みは2月1日までに往復はがきに氏名や年齢、学校名など記入し、県警本部少年課少年サポートセンター(〒630―8578奈良市登大路町)に郵送する。問い合わせは同センター(0742・23・0110)。

仕事始め、奈良市長「変化への耐性、身につけて」

約250人の職員を前にあいさつする奈良市の仲川げん市長=奈良市役所

 多くの企業や官公庁で仕事始めとなった4日、奈良市の仲川げん市長は仕事始め式で職員約250人を前に「今年は激動の年といわれている。その中で良い方向に舵を切り、積み重なった難問、課題を乗り越えていきたい」と抱負を語った。
 仲川市長は平成の時代を「災害が多く、携帯電話などの登場で環境が劇的に変わった30年だった」と振り返った上で、「自分や周囲の変化に目を向け、変化への耐性を身につけることにチャレンジしてほしい」と呼びかけた。

今年も開催、奈良ホテルの「いちごスイーツブッフェ」

前回のいちごスイーツブッフェで提供されたメニューの一部

 創業110周年を迎える奈良ホテル(奈良市)は、1月8日~2月27日の月~木曜限定(祝日と2月18、25、26日を除く)で、「いちごスイーツブッフェ」を開催する。昨年に続く2回目の企画で、パティシエによる実演が見られるほか、みずみずしい生イチゴが味わえるコーナーもある。
 軽食のメニューには、サンドイッチやパスタが登場。同ホテル営業企画課の津川あかねさんは「奈良ホテルならではのクラシックな空間で、イチゴのスイーツをたっぷり楽しんでください」とPRしている。
 要予約。午後2時からの90分制で、中学生以上4860円、小学生3240円、3歳以上1620円(いずれも税込み)。問い合わせは同ホテルレストラン予約(0742・24・3044)。

冬ボタン、当麻寺で見頃

雪の中で咲く珍しいボタンが見られることも(当麻寺奥院提供)

 葛城市の当麻寺奥院で、冬ボタンが見頃を迎えている。霜囲いで覆われた白やピンク、赤など鮮やかに咲き誇る様子を楽しむことができる。
 冬ボタンは冬の時期に開花させるために栽培され、1月末ごろまでが見頃。西方極楽浄土の世界観が表現された庭園の各所に、霜囲いで覆われた約株のボタンが点在している。
 拝観料は大人500円、子供250円。問い合わせは当麻寺奥院(0745・48・2008)。

【やまと歳時記 1月】吉野町で今年も「鬼フェス」 19日から

3日 橿原神宮「元始祭」(橿原市)
13日 平城京新春マラソン大会(奈良市の平城宮跡)
15日 西大寺「新春大茶盛式」(奈良市) 
19日 「鬼フェスin吉野山」(吉野町、2月11日まで)
23日 大安寺「光仁会」(がん封じささ酒まつり)(奈良市)
26日 若草山焼き(奈良市)
     春日大社「春日の大とんど」(奈良市)

30万球のLEDで彩る天理「光の祭典」 来月12日まで

30万球を超えるLED電球が街を彩る「天理市光の祭典」

30万球を超える発光ダイオード(LED)で街を彩るイルミネーションイベント「天理市光の祭典2018」が同市の田井庄池公園(天理駅西側公園)で始まり、家族連れやカップルの目を楽しませている。来年1月12日まで毎日午後5~10時に点灯する。
 天理市が主催する冬の風物詩。昨年のLED26万球から約4万球を増やし、一段と豪華に。祭典では、約6㍍の高さを誇る「光のタワー」が初お目見えしたほか、長さ約30㍍の「光のトンネル」、シカやパンダといった動物のオブジェが登場。公園内に展示されているSLにも電飾が施されている。親子で写真撮影していた天理市の主婦、中田友美さんは「池にもキラキラと光が反射していて、とてもきれい。子供も楽しんでいるようです」と話していた。
 問い合わせは、市商工会内の光の祭典実行委事務局(0743・62・1945)。

大神神社の大絵馬 桜井高書道部が揮毫「萬里春」「天地寿」…

大絵馬に揮毫する桜井高書道部の生徒ら=大神神社

 来年が良い年であることを祈り、県立桜井高校書道部の生徒4人が27日、大神神社(桜井市)の祈祷殿前に設置された木製の大絵馬に吉祥文字を揮毫した。
 大絵馬は「願えばかなう絵馬」として、初詣の参拝者が自由に願いごとを書き込むことができる。
 同校生徒による揮毫は平成16年から始まり、今回で15回目。来年の干支「亥」(イノシシ)が描かれた大絵馬4枚に「萬里春(あらゆるところが春めいている)」「(天や地のように長い寿命)」などの吉祥文字を力強く揮毫した。
 部長の2年、平田優奈さんは「たくさんの人におめでたいことが訪れるように、という願いを込めて書きました。個人的には健康で平和な年であってほしいと思います」と話した。
 大絵馬は来年1月中旬まで設置され、2月15日に願いごとの成就を祈り、焼き上げられる。

立憲民主、県連設立「統一地方選での全員当選を」 県連本部は生駒に

立憲民主党県連の設立を発表する県連の(左から)塩見俊次代表代行、江崎孝代表、高柳忠夫幹事長=奈良市

 立憲民主党の江崎孝参院議員らが26日、奈良市内で会見し、同党県連本部を生駒市内に設立したと発表した。日に県選挙管理委員会に届け出た。選挙イヤーの来年に向け、県連代表に就任した江崎氏は「まずは(4月の)統一地方選で、公認候補全員の当選を目指す」と語った。
 同党は来年の県議選に元職と新人5人、生駒市議選に新人1人の計6人を公認候補として擁立することをすでに発表している。
 江崎氏は「奈良には(立民の)現職国会議員がおらず、県連も現時点で8人体制と少ないが、この地でしっかりと足場を築く政党になるため努力する」と強調。県議選での国民民主党との連携については「同じ野党の仲間としてなるべく一緒に戦える方向がいいが、選挙区ごとの個別対応になるだろう」と話した。
 知事選と参院選での対応は「県連ができたばかりであり、今後議論して決める」と述べるにとどめた。
 江崎氏のほか、県連代表代行には元県医師会長の塩見俊次氏、幹事長には元県議の高柳忠夫氏が就任した。

「紅茶」の魅力伝える 奈良ホテル・樽谷亜弥さん、「ロンネフェルト社認定」ティーマスターシルバー

ロンネフェルトのティーマスターシルバーに認定されている奈良ホテルの樽谷亜弥さん

 ドイツの老舗紅茶ブランド「ロンネフェルト」の最高級品を優雅にティーカップに注ぐ。奈良ホテル(奈良市高畑町)のティーラウンジで勤務する樽谷亜弥さん(30)は、同社が認定するティーマスターシルバーの有資格者だ。
 吉野町出身。高校卒業後に入社した奈良ホテルでは、メインダイニングルーム「三笠」でサービスを担当していたが、産休明けにティーラウンジに異動した。
 資格の取得を目指したのは「お客さまから紅茶のことを聞かれることが多かったので」。テイスティングや紅茶のいれ方などを学ぶセミナーを3日間受講。入っているスパイスを覚えたり、合わせ方を学んだりして、その魅力にはまったという。
 「紅茶はシンプルにストレートで飲んでもおいしいですが、アレンジやブレンドの仕方で味のバリエーションが広がる。料理とのマリアージュを知ってほしくて」。自ら企画したティーセミナーでは、淡いローズ色のハーブティー、フルーツやスパイス入りのフレーバーティーを紹介。料理によって温度を変えるなど、自宅でできる紅茶の楽しみ方も伝授した。
 ティーセミナーは今月をもって終了したが、「また何か、みなさんに喜んでいただける企画を立ち上げたい」と新たな構想を練っている。(朋)

奈良高耐震問題、2度目の保護者説明会 「場当たり的対応」との声も

 県立奈良高校(奈良市)の耐震性が国の基準を大きく下回っている問題で、同校は23日夜、学園前ホール(同)で2回目の保護者向け説明会を開催。安井孝至校長らが耐震対策や仮校舎について説明したが、保護者から疑問や不満の声が相次ぎ、説明会は3時間以上に及んだ。
 耐震対策については、県教委の職員が、耐震性を示す構造耐震指標(Is値)が0・6未満の校舎で補強工事を実施すると説明。保護者からの「補強で安全なIs値になるのか」との質問に担当者は「効果はあるが、安全な0・7以上は確保できない」と回答した。
 仮設体育館については、現体育館の半分の広さで、天井の高さが足りず、バスケットボールやバレーボールの試合に支障があるといい、保護者からは「教育や部活の質が保てるのか」など質問が出たが、県教委から明確な回答はなかった。
 2年生の長男が通う女性(45)は「場当たり的な対応ばかりでひどいとしか言いようがない」と話した。

ファン待望の奈良交通カレンダー 四季とバスの12枚 

月ヶ瀬橋を走る観梅バス(3月)

 奈良交通(奈良市)は、路線バスの沿線風景を紹介する「奈良交通カレンダー2019」を製作し、県内の道の駅などで販売している。
 地元密着のバス会社として、沿線の四季折々を楽しんでもらおうと、カレンダーを待望するファンからの声を受けて初めて企画された。
 B3サイズの壁掛けタイプ。バスの専門誌などで活躍するカメラマン、伊藤岳志さんが県内各地で撮影した写真を1カ月に1枚使用している。担当者は「奈良交通のバスが走っているきれいな風景を1年かけて集めました。ぜひ手にとってほしい」と話している。
 1本千円(税込み)で、限定600本。同社案内所「奈良ラインハウス」、東急ハンズ奈良店、道の駅「レスティ唐古・鍵」などで販売中。問い合わせは同社総務人事部(0742・20・3116)。

Xmasイルミネーション輝く馬見丘陵公園 24日まで

昨年の馬見クリスマスウィークの様子(県中和公園事務所提供)

 イルミネーションや多彩なクリスマスイベントが楽しめる「馬見クリスマスウィーク」が、広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園で開催されている。24日まで。
 昨年は3万人以上の来場者を集めた人気イベント。高さ5㍍のクリスマスツリーが登場するほか、午後5時からは約10万球の発光ダイオード(LED)電球を使用したイルミネーションが点灯。トナカイやサンタクロース、雪だるまをかたどった光のオブジェが、幻想的な空間を演出している。
 また、天体観測やラテアート体験などのイベントもある。担当者は「今年は昼も楽しめる企画が多いので、家族そろって楽しんでほしい」としている。
 午後1~9時。入園無料。問い合わせは県中和公園事務所(0745・56・3851)。

【バンビシャス通信】年末年始ホーム5連戦で加速へ ファンサービスも充実

昨年の平日開催の2倍の観客が訪れた12日のホームゲーム。バンビシャス奈良が勝利した=橿原市

 バンビシャス奈良は、シーズン全60試合中23試合を終え、6勝17敗でB2西地区5位です。
 序盤は負けが込みましたが、先月後半から今月にかけては、現在B2首位の信州ブレイブウォリアーズ、昨季B1の島根スサノオマジックといった上位チームに勝利するなど、調子が上向いてきていることは確かです。今後のホームゲーム5連戦(26日、29、30日、来月5、6日)で勝利を重ね、シーズン後半戦へ向けて加速したいところです。
 一方、2期連続で赤字決算中のバンビシャスにとって、B2クラブライセンスを維持するためには今期の黒字化は最重要課題。まずはチケット予算の達成を目指し、来年2月末までのホームゲーム12試合で「1万5千人入場者数達成プロジェクト」を進行中です。
 これに向け、今月12日はファンから募った企画を実施しました。マッサージブースを設けたり、千円でビールなどアルコール類を飲み放題(事前予約)にしたりし、昨年の平日開催で523人だった観客数が、2倍近い1008人に伸びました。こうした企画は今後も続ける予定です。
 プロジェクト達成にはあと1万3992人です。残りホームゲームは11試合。1試合当たり1272人に来場してもらわなければなりません。来月5、6日の試合では、本多純平選手考案の「初観戦の人を連れてくるとその人が半額になるチケット」を実施するなど、さまざまな企画で会場を盛り上げていきます。(バンビシャス広報 和田真智子)
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 【当面のホームゲーム】
26日(水)午後7時、香川ファイブアローズ戦▽29日(土)同6時、30日(日)同2時、福島ファイヤーボンズ戦▽1月5日(土)同6時、6日(日)同2時、Fイーグルス名古屋戦、会場はいずれもならでんアリーナ(奈良市)。チケットの問い合わせはバンビシャス奈良(0742・20・1800)。

「信貴生駒スカイライン」22日全線開通 1年2カ月ぶり

 昨年10月の台風21号による大雨の影響で道路が崩落し、一部区間で通行止めとなっていた「信貴生駒スカイライン」が22日午前10時、約1年2カ月ぶりに全線開通する。料金所では開通記念キャンペーンとして、入手困難で〝幻のラムネ〟と称される「レインボーラムネ」(イコマ製菓本舗)が数量限定でプレゼントされる。
 信貴生駒スカイラインは近畿日本鉄道(大阪市)が所有し、子会社の近鉄レジャーサービス(三重県志摩市)が管理する全長約21㌔の自動車専用有料道路。昨年10月、超大型の台風21号が列島を通過した際、一部区間では片側車線の半分が崩落するなど深刻な被害を受けた。
 これにより、同22日から生駒山上料金所~高安山付近までの約12㌔が通行止めに。今年7月、同料金所~十三峠駐車場付近までの約8㌔が開通したが、崩落がひどかった残り約4㌔の区間については、年内の開通を目指して復旧工事が進められていた。
 22日午前10時から、聖天口料金所(生駒市)と信貴山門料金所(三郷町)で1340円以上の通行券を購入した先着600台(軽・普通・小型乗用車のみ)を対象に、レインボーラムネをプレゼントする。
 問い合わせは近鉄レジャーサービス(0743・74・2125)。

大規模就職フェア、奈良で24日開催

 大学生や若年求職者を対象にした大規模就職イベント「NARAジョブフェア」が24日、奈良市の県文化会館で開かれる。金融機関や製造業など県内企業65社が参加する予定という。
 会場では県内に本社を置く金融機関などの合同説明会や業界研究会のほか、初の試みとして、繊維製造業や製薬業といった奈良県が誇る地場産業の紹介イベントを開催。個別企業にとどまらない、業界としての魅力と可能性を発信することで、就活生の視野を広げ選択肢を増やしたい考えだ。
 午前11時~午後5時。対象は来年3月かそれ以降に大学卒業予定の新卒者や、40代前半までの若年求職者など。入場無料。詳細は県中小企業団体中央会ホームページから。問い合わせは同会(0742・22・3200)。

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