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DMG MORI やまと郡山城ホールにイルミネーション 関西文化芸術高


 大和郡山市の「DMG MORI やまと郡山城ホール」で、関西文化芸術高(奈良市)の生徒たちが制作したイルミネーションが訪れた人たちの目を楽しませている。来年2月5日まで。
 約2万5千球の電球でホール周りの植え込みを飾り付け、色とりどりのセロハンと画用紙で作ったステンドグラスで窓を彩っている。ステンドグラスは、大和郡山特産の金魚のほか、番傘や邪気を払う魔除けの意味を込めた菊の花もあしらっている。
 デザインを担当した1年生の堀田菜未さんは「電車の車窓からもよく見えるので、多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
 点灯は日没後から午後9時半まで。

子供たちのため自由なウクライナを 避難のオクサーナさん講演


 ロシアによるウクライナ侵攻で、今年4月に天理市へ避難してきたウクライナ人のオクサーナ・コベリャンスカさん(46)が15日、奈良ホテル(奈良市)で開かれた奈良ロータリークラブの例会で講演した。「私たちが武器をおろせば、ウクライナはなくなる」と訴えた。
 講演ではロシアとウクライナの歴史や関係性を説明し、「ウクライナ人はロシアの支配下で言葉や文化を奪われ、強制的にロシアに組み込まれてきた」と強調。その上で「これからを生きるウクライナの子供たちのためにも、自由な国を残さなければならない」と強調した。
 オクサーナさんは平成10年、日本への留学生を支援する公益財団法人「ロータリー米山記念奨学会」から奨学金を受けて天理大で学んだ。その後祖国へ帰ったが、ロシアによる侵攻を受けて再び家族とともに来日。現在は同大の嘱託職員としてウクライナ・キーウ大からの避難留学生らの支援などを行っている。

コルク栓リユースのクリスマスツリー 奈良ホテルにお目見え


 クリスマスシーズンに合わせ、奈良ホテル(奈良市高畑町)は、廃棄予定だったコルク栓で飾り付けたツリーを設置した。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、ものを捨てずに繰り返し使うこと(リユース)の大切さを伝える。25日まで。
 ツリーは高さ2・5㍍。約300個のワインのコルク栓で作った円や星形の飾りをあしらった。根元には、平成29年にホテルの耐震補強工事で発見された創業当時の耐火煉瓦を置いた。
 コルク栓はホテル内のレストランや宴会場で使われ、廃棄予定だったものを約1カ月半かけて集めた。

大門松がお目見え 大神神社で迎春準備


 大神神社(桜井市)境内の二の鳥居前に13日、高さ約5㍍の大門松が設置された。拝殿前の大注連縄(長さ約8㍍、重さ約400㌔)も掛け替えられ、迎春準備が進んでいる。
 大門松は、県花き植木農業協同組合(田原本町)が「立派なものを飾ってもらいたい」と毎年奉納を続けており、25回目。
 この日は雨が降る中、午前8時半ごろから組合員8人がクレーン車などを使って設置作業を開始。およそ2時間半かけて、直径約1・2㍍の円柱形の土台に県内産の松・竹・梅を取り付け、ナンテン、葉ボタンで彩りを添えた。来年1月15日まで飾られる。
 松田登貴也・代表理事組合長は「来年こそ新型コロナウイルス禍が収束し、皆さん健康で、商売繁盛のよい年となるよう願いを込めました」と話した。

写真立てで特殊詐欺防止 学生ボランティアが考案

写真立てをアピールする「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」のメンバー=奈良市


 相次ぐ特殊詐欺被害を未然に防ごうと、学生ボランティアが注意を呼び掛ける写真立てを制作し、県警を通じて配布している。孫の写真などを入れて電話の脇に置けば効果があると考えたという。
 写真立てはL版1枚が入る大きさで、縦用、横用の2種類。「暗証番号教えてください」「還付金があります」など詐欺犯の常套句を記し、「オレオレ詐欺」を防ぐために家族間の合言葉を書くスペースも。
 デザインしたのは、県警の学生防犯ボランティア「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」。メンバーの帝塚山大2年、秋田想一郎さんは「特殊詐欺の連絡手段は固定電話が最も多い。写真立てを電話の横に置いてもらうことで、1件でも詐欺被害を減らしたい」と話した。
 写真立ては県警の啓発イベントなどで配布する。県警によると、今年に県内で確認された特殊詐欺被害は月末時点で185件(前年同期比92件増)、被害総額は約3億8050万円(同約6260万円増)。

県産食材で会席料理 奈良女子大と奈良ホテルが開発

開発したメニューをアピールする「奈良の食プロジェクト」のメンバー=奈良市


 県産食材の魅力を発信しようと、奈良女子大の学生と奈良ホテルが「冬の大和路会席」を共同開発した。大和野菜や大和牛などの県産食材をふんだんに使い、高級感ある味わいに仕上がったという。ホテルで来年2月26日まで提供する。
 同大の学生による「奈良の食プロジェクト」がレシピの原案をつくった。メンバーの大学院1年の中野双葉さんが同ホテルでアルバイトをしていたことが共同開発のきっかけという。
 新型コロナウイルス禍で同プロジェクトの活動は一時休止していたが、今夏からホテルの宿泊客が戻りつつあったため、冬に向けて再起動。学生たちがアイデアを出し合いホテルに提案し、ホテルのシェフによる試作、学生たちを交えた試食を重ねて完成にこぎつけた。
 会席は11品。このうち、筒井レンコンと明太子の磯辺揚げ▽大和まなと白身魚を車麩に包んだフライ▽大和牛の和風煮込み▽大和肉鶏と十津川産シメジの炊き込みご飯―の4品は学生のアイデアだ。
 大和まなと白身魚を車麩に包んだフライのレシピを考案した2年の藤川真衣さんは、「大和まなは程よい苦みがあって、料理のアクセントにもなる。車麩を使って見た目のインパクトを加えた」と話す。
 メニュー開発チームのリーダー、中野さんは「学生らしいメニューの斬新さと、ホテルの高級感を両立させた会席に仕上がった。県産食材のおいしさを知ってもらうきっかけになれば嬉しい」。ホテルの担当者は「県内外問わずたくさんの方々に召し上がっていただきたい。県内の方でも、県産食材の魅力を楽しんでもらえるはず」と話した。
 会席は6655円。ホテル内の「日本料理 花菊」(月、火曜日定休)でランチタイムに提供する。予約は花菊(0742・24・3044)。

上牧町がご当地ナンバー 町制50年で

ご当地ナンバープレートをお披露目する「ゆりはちゃん」(左)=上牧町


 上牧町は町制施行50周年を記念して、ミニバイクのご当地ナンバープレートを作成した。上牧町PRキャラクターとして11月に誕生したばかりの「ゆりはちゃん」と同町の花であるササユリがあしらわれている。
 新規登録者のうち希望者に交付されるほか、現在通常のナンバープレートを使用している町民も無料で交換できる。50㏄以下が800枚(白色)、90㏄以下が枚(黄色)、125㏄以下が180枚(桃色)。
 手続きには身分証明書のほか、販売証明書などが必要。問い合わせは、同町税務課(0745・76・2509)。

人気バンド「オーラル」 奈良市観光大使に

奈良市観光大使に就任した「ジ・オーラル・シガレッツ」のメンバー=奈良市


 奈良市ゆかりのロックバンド「THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)」が市観光大使に就任し、市役所で委嘱式が行われた。メンバーは「音楽活動を通してファンに古き良き奈良の文化をアピールしたい」と抱負を語った。
 平成22年に結成され、メンバー4人のうち3人が同市出身。東京・日本武道館での単独公演や中国、台湾、タイなど海外公演も行っている。
 委嘱式にはメンバー全員が出席し、仲川げん市長から観光大使の名刺パネルや委嘱状などが手渡された。ボーカルの山中拓也さんは「歴史的な場所で新しい技術を取り入れたステージを演出するという音楽的なアプローチで奈良に人を呼び込みたい」と語った。ベースのあきらかにあきらさんは交流サイト(SNS)も活用する予定で、「市内のバンドゆかりの地をファンに巡ってもらうような情報発信も考えたい」と話した。

買い物で地域に貢献 天理市のデジタル通貨「イチカ」で寄付

右から並河健天理市長、イチカプラスに参加する乾祐三さん、支援先の「おてらおやつクラブ」の桂浄薫さん=天理市


 天理市のデジタル地域通貨「イチカ」を使って買い物をすると、支払額の1~10%が社会貢献活動への寄付に充てられる「イチカプラス」が始まった。並河健市長は「イチカを使用するだけで、募金先を探さなくても支援ができる。一歩先行く支援の形として、まちの魅力創出と地域活性につなげたい」と話している。
 市がイチカを取り扱う市内の366の加盟店から賛同する店舗を募ったところ、5日時点で文具店や飲食店、コンビニエンスストアなど25店舗が参加。それぞれが、子供食堂やフードバンクなど地域で支援活動に取り組む団体を選んで現金で寄付する。
 参加店舗の一つ、「菓子工房マリアージュ」は、売り上げの1%を寄付することにした。店主の乾祐三さんは「寄付先はまだ決めていないが、地域の子供たちに貢献できるのはうれしい」と話した。
 「現金を寄付をしていただけるのは、大変ありがたい」と話すのは、支援先団体の一つで、ひとり親家庭の支援に取り組む「おてらおやつクラブ」(田原本町)の桂浄薫さん。物価高騰により支援を求める家庭は令和元年の30倍に増えたといい、「支援物資の発送費が負担になっている」と打ち明ける。
 イチカは特設ホームページ(https://tenri-ichica.com)からアプリをダウンロードすれば市外の人も利用できる。市は今後、海外からの観光客にも利用を呼びかける考えだ。

事故・犯罪防止へ 年末特別部隊が出動 県警

白バイに乗り込み、街頭活動へ出発する隊員ら=奈良市


 交通死亡事故や飲酒運転、特殊詐欺への警戒を呼び掛け、発生を未然に防ぐため、県警は「年末特別部隊」を編成し、県庁前で合同出発式を行った。
 安枝亮本部長が「県民の皆様に安全で安心して輝かしい新年を迎えていただけるよう、部隊活動に全力で取り組んでほしい」と訓示。指揮官を務める志智則隆交通機動隊長が「交通事故や各種犯罪を未然に防止するため、警戒活動や検挙活動を強化します」と決意を表明した。
 その後、隊員40人が白バイやパトカーなど計20台に乗り込み、出発した。31日まで事故が多発する交差点での警戒活動や特殊詐欺への被害防止対策に取り組む。

危険な飲酒運転 橿原署に映像投影 奈良芸術短大

橿原署の庁舎に投影されたプロジェクションマッピング=橿原市


 年末の忘年会シーズンに向けて飲酒運転の撲滅を呼び掛けようと、橿原署は奈良芸術短期大学の学生らが制作したプロジェクションマッピングを庁舎に投影した。
 飲酒後に車を運転した人物が、事故を起こして逮捕される|という内容の約4分半の映像。制作に携わった、専攻科2年の井部陽南多さんは「効果音を使って、迫力があるように工夫した。交通安全の大切さを理解してもらいたい」と話した。
 同署によると、今年に入って10月までに県内で飲酒運転で送検された事案は228件。忘年会や新年会が行われる年末年始は増加する恐れがあり、同署は取り締まりを強化している。

スライドショー、花火…3年生に思い出プレゼント 畝傍高で「エールを送る会」

担任や後輩たちのメッセージに見入る3年生たち=橿原市


 新型コロナウイルス禍で学校生活に大きな影響を受けてきた3年生を励まそうと、県立畝傍高校(橿原市)で、「エールを送る会」が開催された。スライドショーや仕掛け花火の打ち上げが行われ、3年生たちに特別な思い出が贈られた。
 3年生は入学時から感染防止のため登校できない時期が続いたり、球技大会の中止や研修旅行の規模が縮小されたりと、さまざまな制約を受けてきた。そうした中、生徒会執行部の1、2年生が、3年生に楽しんでもらおうとこの会を企画した。
 仕掛け花火の打ち上げを依頼する業者選びをはじめ、学校周辺の地域住民から花火を打ち上げる承諾を取り付けたり、同校の夜間定時制の授業に影響が出ないよう日時を調整したりするなど、生徒主体で事前準備を進めた。実施にかかる費用は校内募金を行い、約20万円を集めて開催にこぎつけた。
 生徒会メンバーは当日午後5時過ぎから教室の電子黒板を使って担任の教師や後輩たちからのメッセージを織り交ぜたスライドショーを公開。その後、グラウンドで仕掛け花火を盛大に打ち上げた。3年の牧野夢叶さんは「壮大な花火で感激した。前を向く力になりました」と話した。

平城・相楽ニュータウン50周年 愛称「高の原」に 

ニュータウンの愛称「高の原」を紹介する書道パフォーマンス=奈良市


 奈良市北部と京都府の木津川市、精華町の2市1町にまたがる「平城・相楽ニュータウン」の「まちびらき50周年記念式典」が、奈良市の市北部会館で開かれた。実行委員会は周辺地域の愛称が「高の原」に決まったと発表した。
 ニュータウンは昭和年代に開発された。奈良側は、神功と右京、朱雀、左京、佐保台の5地区、京都側は木津川市の相楽台と兜台、精華町の桜が丘の3地区で、47年に右京地区で入居が始まった。現在は約4万6千人が暮らす。
 式典では、奈良市自治連合会長で実行委の作間泉委員長が「県府を越えた交流を深め、笑顔のあふれるまちを次世代に引き継ぎたい」とあいさつ。公募していたニュータウンの愛称が、最寄りの近鉄高の原駅(奈良市朱雀3丁目)にちなんで「高の原」と決まったと発表した。
 同駅近くに住む書家、佐竹有沙子さんが揮毫で愛称を紹介するパフォーマンスを行うと、集まった住民らから拍手が起こった。通学で同駅を利用する県立奈良高校2年、大谷紗也夏さんは「自然が多く学びの場としても理想的なエリア。今後の発展が楽しみ」と期待を込めた。

飲料容器にアロマオイル 眠気覚ましの新商品開発へ 日本薬科大・奈良学園大など

ドイツトウヒから抽出したアロマの香りをかぐ奈良学園大の学生たち=奈良市


 日本薬科大の多根井重晴教授と奈良県内の大学や専門学校の学生らが、東北の間伐材から抽出したアロマオイルを使った飲料容器の開発に取り組んでいる。眠気覚ましや気分を落ち着ける効果が期待できるといい、長距離ドライバーや受験生向けに来春の商品化を目指す。
 開発は東日本高速道路から多根井教授への打診がきっかけだ。アロマオイルは東北自動車道沿いに植えられているドイツトウヒの間伐材から抽出する。多根井教授は、オイルは眠気を覚ます成分を含んでいることに着目。奈良学園大や自身が講師を務める大和高田市立看護専門学校に協力を依頼し、まず約50人の学生を対象にオイルの効果を調べる心理テストを実施した。すると「ネガティブな気持ちが減少する」「いらいらする気持ちが鎮まる」などの回答を得た。

東北自動車道沿いに植樹されているドイツトウヒ(多根井重晴教授提供)


 これを受け、多根井教授は眠気覚ましの飲料に生かすことを考案。カフェイン含有飲料の容器のラベルにオイルを付着させ、飲み終わった後でも香りが楽しめるように工夫した。
 多根井教授は「カフェインとアロマオイルの相乗効果で、集中力を高めることが期待できる。長距離ドライバーや受験生らにうまく活用してもらいたい」と意気込む。
 開発に参加した奈良学園大2年生の山内香織さんは「ウッディな香りがさわやかなので、飲み終わった後の容器もフレグランス代わりとして楽しめそう」と期待を寄せている。
 飲料は今後、試作を重ねた上で、来春以降に全国のサービスエリアなどで販売する予定だ。

重文本堂修復祝う 称念寺で落慶法要 橿原市

称念寺本堂で営まれた落慶法要=橿原市


 国の重要伝統的建造物群保存地区「今井町」(橿原市)にある称念寺で、本堂(国重要文化財)の修復完了を祝う落慶法要が営まれた。
 称念寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、中世以来の歴史を持つ今井町の中心的存在となっている。本堂は江戸時代初期の建築。柱が傾いたり雨漏りしたりと老朽化が進んでいたため平成22年、解体修理を始めた。耐震化工事や本堂内部の障壁画の修復なども行い、今年3月に完了した。
 法要には関係者約100人が参加。今井慶子住職は、本堂が美しくよみがえったことに感謝の言葉を述べ「みんなが集える明るいお寺になるよう努力していきたい」と語った。
 この日は子供たちが寺の周辺を練り歩く稚児行列やロシア出身のピアニスト、イリーナ・メジューエワさんのコンサートが行われ、境内は祝福ムードに包まれた。

バラ香るビール開発 奈良先端大とゴールデンラビットビール

クラフトビール「みみなしやま」を共同開発した高木博史教授(左)と市橋健代表=生駒市


 奈良先端科学技術大学院大学(生駒市)のストレス微生物科学研究室とビール醸造所「ゴールデンラビットビール」(奈良市東寺林町)が、バラの香り漂うクラフトビール「みみなしやま」を共同開発した。華やかな香りとコクのある味わいで、冬の鍋料理やクリスマスの肉料理にも好相性という。
 同研究室は、醸造で使う酵母に、安らぎや快眠を促すバラの香り成分をふんだんに含ませることに成功。同醸造所は9月から試験醸造をし、芳醇な香りの「レッドエール」に仕上げた。
 醸造所の市橋健代表は「コクがあり、鼻に抜けるバラの香りが楽しめる。グラスに注いで光に透かせば、レッドエールらしいルビー色が美しいです」とアピール。研究室の高木博史教授は「うまいの一言。多くの人に愛されるビールとなり、地域活性化にも貢献したい」と話している。
 両者は令和2年4月から共同開発を行っており、昨年7月に醸造期間を短縮できる酵母を用いたペールエール「かぐやま」を、今年7月にはならまちの公園や建物に生育する天然酵母で醸造した「うねびやま」をそれぞれ発売。今回の「みみなしやま」で「大和三山シリーズ」が完成した。
 新商品は、330㍉㍑入り715円。800本を醸造所で販売しているほか、通販も受け付ける。大和三山3本セットも100セット限定販売予定。詳しくはゴールデンラビットビールのホームページ(https://www.goldenrabbitbeer.com)。

「暖かく過ごして」通学駅に座布団寄贈 奈良文化高

大和高田駅のベンチに手作りの座布団を設置する奈良文化高の生徒たち


 奈良文化高校(大和高田市)の生徒たちが、通学で利用する近鉄大和高田駅と高田市駅に手作りの座布団を寄贈した。駅の利用者にホームの椅子を快適に使ってもらおうと、約30枚を持ち寄った。
 毎年この時期に座布団を贈っており15回目。家庭科部と生徒会役員の生徒たちが、新しく作った座布団や昨年まで使ったあと修繕したものを、ホームの椅子に設置した。
 大和高田駅を管轄する西谷恭幸・大和八木駅長は「寒くなる季節に身も心も温まる贈り物はとてもうれしい。ありがとうございます」と生徒たちに感謝の気持ちを伝えた。

子供たちの「言の葉」紙芝居に 帝塚山大生らが5作品

完成した紙芝居を披露する帝塚山大の学生たち=奈良市


 帝塚山大学の学生たちが、小中高生の作文コンクールの優秀作品を原作にした紙芝居を制作した。色鉛筆の柔らかなタッチで、作文にこめられた子供たちの思いを丁寧に表現。紙芝居は「世界KAMISHIBAIの日」の12月7日に発売する。
 一般社団法人「言の葉協会」が主催する「言の葉大賞」と連携した。昨年度からの取り組みで2回目となる。今回は「未来につなげる生命(いのち)」をテーマに、同大教育学部こども教育学科の徳永加代准教授と3回生7人が、過去の優秀作品の中から5点を選び、紙芝居にした。
 学生たちは今年4月から約5カ月かけ、資料を集めて作文に沿った絵を描いたり、内容を分かりやすく伝える文章を練ったりした。
 例えば、東日本大震災後に沿岸部で防災林の苗を植える取り組みについて綴っ『壁をつくる』(第11回中学生部門最優秀賞)。作画担当の川村好香さん()は「震災を経験した多くの人たちが未来に進んでいけるよう、明るい色合いを選んだ」という。
 徳永准教授は「学生たちは試行錯誤しながら、紙芝居に触れた人の心に響くような絵と文章を考えて作り上げた。多くの方に作品を見てもらって、命について考えるきっかけにしていただきたい」と話している。
 紙芝居は1作品B4判9枚で2200円。紙芝居の舞台としても使用できるケースがついた5作品セットは1万円。問い合わせは京都柿本書房(075・662・0135)。

ドッジボールW杯出場 天理の岩田選手、前川選手

ドッジボールW杯日本代表に選ばれた岩田選手(左)と前川選手=天理市


 12月にエジプトで開催されるドッジボール・ワールドカップ(W杯)の日本代表に、天理中学校嘱託講師の岩田晴世選手(26)と天理大国際学部4年の前川裕史選手(21)が選出された。
 大会を前に2人は天理市役所に並河健市長を表敬訪問。前川選手は「代表選手はベテランで層が厚いが、自分の力を負けずに発揮したい」。岩田選手も「世界一を目指し、日本のドッジボールを世界に広めたい」と意気込みを語った。
 ドッジボールのW杯は、5つのボールを同時に使って行われる。12月12日からエジプト・カイロで開幕し、日本が選出されるのは今回が初めて。

交流の様子遺物で紹介 唐古・鍵考古学ミュージアムで企画展

唐古・鍵遺跡と纒向遺跡の出土品などを紹介する企画展「王権誕生の地『ヤマト』」=田原本町


 弥生時代最大級の環濠集落跡、唐古・鍵遺跡(田原本町)と、大和王権発祥の地とされ、邪馬台国の候補地にもあげられる古墳時代の纒向遺跡(桜井市)の出土品を紹介する秋季企画展「王権誕生の地『ヤマト』~唐古・鍵、大福、纒向遺跡~」が同町の唐古・鍵考古学ミュージアムで開かれている。12月4日まで。
 両遺跡から出土した土器や木製品、祭祀遺物などを中心に約110点を展示。東海や山陰・吉備地域などから持ち込まれたとみられる土器も紹介し、広域にわたる人や物の行き来があったことを示している。
 唐古・鍵遺跡と纒向遺跡は約4㌔離れているが、どちらも初瀬川の流域に位置している。藤田三郎・同ミュージアムチーフプロデューサーは、「2つの遺跡の遺物を一堂に集め、比較検討できる構成にした。両遺跡の関係や、他の地域との交流の様子を考える機会にしてもらいたい」と話している。

小学校旧校舎をリニューアル レストランや宿泊施設に 下市町

複合施設の完成予想図に見入る人たち=下市町


 来春空き校舎となる下市町立旧下市南小学校をリニューアルし、令和6年夏までにオープンする複合施設の事業計画がまとまった。レストランや図書館などさまざまな施設を整備する内容で、概要を説明する展示会が20日まで町内で開かれている。
 計画をまとめたのは、この事業の優先交渉権者で、アパレルやホテル経営などを手がける「パルグループホールディングス」(大阪市中央区)。町民から寄せられていた「夕食を楽しめる場所がほしい」「皆が集まれる場所がほしい」といった意見を反映させた。
 4階建ての校舎には、レストランや地元の特産品を販売する雑貨店、図書館などを配置。敷地内のプール跡にはサウナを設置する。将来的には宿泊施設も整備して、町内外から多くの人を呼び込みたい考えだ。
 展示会では、同町産の木材をふんだんに使った施設のイメージ図などを展示。訪れた同町の会社員、西本千紗さん(24)は「学校が閉校になるのはとても寂しいが、新たな場が生まれることで働く場も町にできる。少しでもにぎわいが戻ればうれしい」と話した。
 パルグループホールディングスの担当者は「自然豊かな空間づくりと町内外の人々が集える場として、地域の方の声を吸い上げた案を図面に起こした。多くの人にぜひ見てもらいたい」と話している。
 展示会は18日は役場1階ロビー、19、20日は下市観光文化センターで。問い合わせは町総務課(0747・52・0001)。

複合施設としてリニューアルされる下市町立旧下市南小学校(同町提供)

往年の名車、橿原運動公園に集結

クラシックカーフェスに登場するオープンカータイプの「トヨタ2000GT」(西川淳さん提供)


 橿原運動公園(橿原市)の指定管理者「SAP橿原運動公園共同事業体」は、「大和三山クラシックカーフェスティバル2022」を同公園で20日に開く。生産台数が少なく、「幻の名車」と呼ばれるスポーツカー「トヨタ2000GT」をはじめ、往年の名車約100台が集結する。
 映画『007は二度死ぬ』(1967年)の撮影で使用予定だったオープンカータイプの「トヨタ2000GT」が登場。パトカーの乗車体験や消防車の展示なども行われるほか、県出身の自動車評論家、西川淳さんのトークショーも予定されている。
 入場無料。午前9時半~午後3時。問い合わせは、アスカ美装(0744・24・1757)。

イチョウ並木楽しむホコ天 天理・親里大路で19、20日

色づく親里大路のイチョウ並木=天理市


 黄金色に染まるイチョウ並木を楽しんでもらおうと、天理市の親里大路(天理大橋北詰~真南通り)を歩行者天国にするイベント「ほこてんり」が、19、20の両日に初開催される。 
 親里大路は毎年この時期になると、美しいイチョウ並木をカメラに収めようと多くの人が訪れる。ただ、車道にはみ出して撮影する人も多く、危険が伴うこともある、と問題視されていた。
 安全にイチョウ並木を楽しんでもらおうと、地域住民らでつくる実行委員会がイベントを企画。担当者は「新たな人気観光スポットとして、交流サイト(SNS)などを通じてより多くの人に発信してもらいたい」と期待する。
 両日とも午前10時~午後5時。問い合わせは、実行委(050・5897・7916)。

安部文珠院 ウサギのジャンボ花絵登場

安倍文珠院の境内に登場したウサギのジャンボ花絵=桜井市


 日本三文殊の一つとして知られ、全国から受験生が合格祈願に訪れる安倍文殊院(桜井市)境内に、来年の干支「ウサギ」をデザインしたジャンボ花絵が登場し、訪れた人を楽しませている。
 縦20㍍、横25㍍の花壇に白、赤、黄、青のパンジー約8千株を植え、2羽のウサギが向かい合う様子を表現した。寺の職員らがおよそ1週間かけて完成させた。
 花壇には葉ボタンで「合格」という文字があしらわれ、安倍晴明ゆかりの寺でもあることから魔よけの印の五芒星も。

庭園のルーツに迫る 橿考研で特別展

展示されている古墳から奈良時代にかけての庭園遺構の出土品=橿原市の橿原考古学研究所付属博物館


 国内最古の宮廷庭園跡とされる飛鳥京跡苑池(7世紀、明日香村)の出土品などを通じて日本庭園の成り立ちに迫る特別展「宮廷苑池の誕生―飛鳥京跡苑池から日本庭園へ」が、橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)で開かれている。12月4日まで。
 飛鳥京跡苑池は、南池と北池を中心とする国内最古級の宮廷庭園跡。同研究所は平成11年からの発掘調査で、巨大な水路遺構や祭祀施設などを確認している。
 特別展では、飛鳥京跡苑池から出土した土器や石製品のほか、苑池の周辺に位置する酒船石遺跡で確認された亀形石槽のレプリカなど、古墳~奈良時代の遺物約430点を展示。
 正倉院宝物の琴・琴柱の復元模造品や、奈良時代に伎楽で使われたとみられる仮面「迦楼羅」など、当時の宴の様子を想像させる展示品が並ぶほか、平城宮跡(奈良市)の苑池から出土したくぎのささった人形なども陳列され、世相を映し出す庭園の役割にもスポットがあてられている。
 同館の青柳泰介学芸係長は「飛鳥京跡苑池の遺物を一堂に集めた。古墳時代から飛鳥・奈良時代にかけての日本の庭園の歴史を理解してもらう機会にしていただければ」と話している。
 月曜休館。問い合わせは、同館(0744・24・1185)。

優しい味わい 規格外野菜でスイーツ 曽爾村の児童ら考案

保護者向けの販売会でマフィンを販売する子供たち=曽爾村


 曽爾村立曽爾小中学校の児童たちが、村内産の野菜のうち、傷や虫食い跡などで「規格外」として廃棄される予定だったものを使ったスイーツとハンバーガーを開発した。野菜本来の甘みを生かした優しい味わいで、保護者向けの販売会ですぐに完売する人気ぶり。12日に村内で開かれるマルシェでも販売される。
 同校6年の児童9人は、5月から生産者を訪れるなどして廃棄野菜について学び、野菜を植える体験もした。夏休みの宿題で、規格外野菜を活用した商品を考案。シェアキッチン「そにのわの台所katte」の協力で、ホウレンソウやサツマイモなどを使って、マフィンとパフェ、ハンバーガーの3種をグループに分かれて9月に開発した。
 萩原麻未さんは、クマやネコ、ウサギといった動物形のマフィンを作った。生地にほうれん草やブルーベリーを練りこんだり、チョコペンで顔を描いたり。「食べられるのに規格外だからと捨てられる野菜の現状を知った。見た目もかわいいデザートなので、小さな子に楽しんで食べてもらいたい」と話した。
 4日に開かれた保護者向けの販売会で用意したマフィン73個は約5分で完売。12日にそにのわの台所katteで開かれるマルシェでも、午前11時半からマフィンやパフェ、ハンバーガーを販売する。売り切れ次第終了。
 問い合わせは、そにのわの台所katte(0745・88・9824)。

地域の魅力を模型で表現 奈良・伏見小

埴輪の模型をペットボトルや空き箱で作る児童=奈良市


 奈良市立伏見小学校の5年生が、地元の魅力を多くの人たちに知ってもらおうと、地域の建物の模型作りに取り組んだ。
 児童たちは10月上旬から、寺や公園など地域で大事にされてきた特徴的な建物や施設の模型を、段ボールやトイレットペーパーの芯など身近な廃材で制作してきた。
 「菅原はにわ窯公園」内にある埴輪を再現した河添成修さんは「実際に写真を撮りに行って、色や形を確認しながら作った。町の文化を深く知れるのが楽しい」と話した。
 また、建築士を目指す帝塚山大学の学生たちが児童らをサポート。現代生活学部居住空間デザイン学科3年の宇田篤史さんは「子供たちの発想の新しさに驚かされ、楽しかった。自分の模型作りにもいろんな素材を試してみたい」と振り返った。
 模型は約1カ月間で完成し、5日に同校で開かれた「伏見まつり」で披露されたほか、3学期には福岡県宗像市立玄海小学校と学習成果を発表し合う合同発表会をオンラインで開く予定だ。

食べ残しを肥料に 小学校に堆肥化装置 天理市

調理くずを堆肥化装置に入れる調理員=天理市


 天理市は、給食の調理くずや食べ残しなどを堆肥に変える装置を全市立小学校9校に設置した。児童たちに食品ロス問題について考えてもらうのが狙い。市は、家庭の食べ残しなどを各小学校で受け入れて処理することも検討している。
 野菜くずや食べ残しから水分や塩分を取り除き、微生物由来の堆肥化促進材と一緒に装置に投入すると、数週間で堆肥の素が生成される。業者が回収してさらに発酵を進め堆肥にする。
 市立櫟本小では10月末、児童と保護者らが見学する中、給食調理員がゴボウやニンジン、ジャガイモの皮などを装置に投入した。6年の大門藍之介さんは「今まで捨てていた部分が再利用できるのはいいなと思う。フードロス問題を考えるうちに、給食を残さず食べるようになった」と話した。
 同市立小では2学期から、国連の持続可能な開発目標(SDGs)など環境問題についての学習が始まっている。今年度中に、児童たちが講師となって、家庭の生ゴミを減らすための地域住民向けの説明会も開く予定だ。小学校で家庭の生ごみを堆肥化した住民には、市がデジタル地域通貨「イチカ」を付与することも検討している。
 並河健市長は「物価高騰で食料品の値上げが続いている中でも、食べ残しなどで捨てられる生ごみは変わらず多い。装置の設置をきっかけに、フードロス問題を知ってもらいたい」と話している。装置の導入には同市は国の交付金を活用した。

アウトドア用品「モンベル」奈良市にオープン 国内最大級、店内でクライミングも 

店内でクライミングが楽しめる「ピナクル」=奈良市


 アウトドア用品大手「モンベル」(大阪市)の新店舗「モンベル アウトドアヴィレッジ奈良店」が、奈良市八条町にオープンした。売り場面積は約2500平方㍍で同社では国内最大規模の旗艦店。約2万5千点を扱い、店内にクライミングを楽しめるコーナーやカフェも備える。
 県内は登山やカヤックなどアウトドアスポーツを楽しめるスポットが多く、同社の辰野勇会長が奈良市在住であることなどから出店した。
 1階は衣類を中心に扱っているほか、「サイクリング」コーナーではマウンテンバイクや折り畳み自転車、スポーツ用のロードバイクなど約80台を販売。2階は、型落ちした衣類や小物をそろえた「アウトレット」や、カヤックを展示した「パドルスポーツ」などのコーナーを設置。テントなどのキャンプ用具も陳列している。
 1、2階の吹き抜け空間には、「ピナクル」と呼ばれるクライミング用の人工岩塔(高さ約10㍍)を設置。また、併設する「ベルサイドカフェ」は、焼きたてのナンを添えたカレーセットや窯焼きのピザなどを提供しており、ペットと過ごせるテラス席もある。
 井谷忍店長は「アウトドアの愛好家を増やしていきたい」と話している。
 年中無休。「ピナクル」の利用は土、日、祝日で小学生以上が対象(税込みで1500円)。問い合わせは同店(0742・32・5045)。

飛鳥宮跡で新たに建物跡 大型建物跡と関連か 橿原考古学研究所

新たに建物や塀の遺構が確認された飛鳥浄御原宮跡=明日香村


 天武天皇(在位673~686年)が造営した飛鳥浄御原宮跡(明日香村)の外郭から7世紀後半の建物跡が見つかり、県立橿原考古学研究所が発表した。同宮跡を含む飛鳥宮跡で最大級の大型建物跡の南側に位置しており、付属的な施設の可能性があるという。橿考研は「飛鳥浄御原宮跡の様相を知るうえで重要な成果」としている。
 橿考研は9月から、飛鳥浄御原宮跡の内郭北西部と外郭の一部の計約500平方㍍で調査を実施。内郭北端から約10㍍北側の地点で8基の柱穴が検出され、東西10㍍超、南北約6㍍の規模の建物跡が確認された。
 平成21~22年の調査で見つかった大型建物跡(最大で東西35・4㍍、南北15㍍)から約25㍍南にあり、柱の位置が南北の同一線上にあることから、大型建物の付属的な施設だった可能性も考えられるという。
 また、内郭北端を区切る掘立柱塀の跡とみられる9基の柱穴が東西方向に約20㍍にわたって出土。北側の塀の長さは148㍍に及び、内郭の北西隅付近までのびていることが判明した。
 さらに、建物跡の南側から内郭北端の塀まで南北方向に長さ約7㍍の塀も確認した。出土した建物や塀の跡はいずれも柱を抜き取った痕跡があり、柱が別の場所に転用されていることをうかがわせる事例という。
 調査を担当した橿考研の鈴木一議・指導研究員は「内郭北西部に隣接して計画的に建物が配置されていた空間が存在する可能性が高まった」と分析している。

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