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「バンビシャスカレー」で勝利を 試合会場で販売

バンビシャスカレーをPRする種市幸祐選手

 プロバスケットボール・Bリーグ2部のバンビシャス奈良が、新しい公式チームグッズとなるレトルトカレー「バンビシャスカレー」(税別600円)を完成させ、試合会場などでの販売を始めている。
 バンビシャスカレーは、県内のカレーコンテストで優勝した経験を持つ大和郡山市のショットバー「Bar Sally」とのコラボ商品。具材には県産豚トロと同市の老舗こんにゃく店「松音商会」の玉こんにゃくを使用し、カレーとハヤシの間のようなさっぱりとした口当たりのルーを中辛に仕上げた。
 バンビシャス奈良の今シーズンの通算成績は2勝12敗で、苦しい戦いが続いている。加藤真治代表は「カレーを食べて選手もガッツを出し、勝率5割越えを目標にがんばる。みなさんも応援してほしい」と話している。
 問い合わせはバンビシャス奈良(0742・20・1800)。

「近大マグロ丼」限定販売、近大農学部の学生食堂盛り上がる 

学生向けに限定販売された「近大マグロ丼」=奈良市の近大農学部

 卵から完全養殖されたクロマグロの〝近大マグロ〟を使ったマグロ丼が15日、奈良市の近畿大農学部にある学生食堂「アグリー」で販売され、学生らが舌鼓を打った。
 近大では昭和45年からクロマグロ養殖の研究を始め、平成14年に世界で初めて完全養殖の技術を確立。近大マグロは現在、東京・銀座と大阪・梅田にある近大の直営料理店などで提供されている。
 丼に使う米も近大農学部が開発にかかわった「金賞健康米」で、銘柄は熊本県産の「森のくまさん」。この日は1食300円で限定400食が販売され、学生はわさびしょうゆで味付けされた肉厚のトロや赤身をおいしそうに味わっていた。
 丼を食べた近大農学部3年の山下良貴さん(22)は「わさびしょうゆの味付けがよかった。いつもこの値段で食べられるようになるといいですね」と話していた。

窃盗容疑で手配の男を逮捕 近鉄奈良駅周辺「出店荒らし」との関連捜査

 奈良市内のマッサージ店に侵入し、現金約23万円を盗んだとして、奈良署は14日、建造物侵入と窃盗の疑いで、住所不定、無職、山屋秀次郎容疑者(25)を逮捕した。「仕事をしておらず、金がなかったので盗みをした」と容疑を認めているという。
 捜査関係者によると、同市内の近鉄奈良駅周辺では今月に入り、営業時間外の店舗から金品を盗む「出店荒らし」が未遂も含めて十数件発生しており、同署が関連を捜査している。
 逮捕容疑は、10月9日午前5時45分ごろ、同市内にあるマッサージ店の出入り口のガラス扉を割り、鍵を開けて侵入。店舗内に設置しているレジの中から売上金約万円を盗んだとしている。
 マッサージ店の男性経営者(40)が同日、被害届を提出。防犯カメラの映像などから山屋容疑者を特定し、指名手配していた。
 近鉄奈良駅周辺の店舗では今月、出店荒らしが相次ぎ、合わせて現金数万円や物品などが盗まれた。いずれもバールのような金属製のものでドアや窓ガラスを割って鍵を解錠し、店内に侵入していたという。今回の事件と手口が酷似していることから、同署は捜査を進めている。

【県立高校再編】新設の国際高校、検討協議会開催 募集は240人程度

 県教委は13日、県立高校の再編によって新設される国際高校の第1回検討協議会を開き、英語重視の教育内容や募集人員などの案を示した。
 県立高校再編計画では、奈良市内の平城、西の京、登美ケ丘の3校を閉校し、国際と県立大学付属の2校を新設する。国際は平成32年4月、併設する中学は35年4月に開校する予定となっている。
 この日の協議会では、国際の募集人員を240人程度とし、海外の大学進学を目指すコースでは複数教科の授業を英語で実施するなどの案が示された。世界の大学入学資格が得られる教育プログラム「国際バカロレア」認定については、41年度からの実施を目指す。
 特色選抜の試験については、口頭での質疑応答など英語力を重視した内容を検討しているという。入学を希望する生徒・保護者向けの説明会は、来年2月から開く。

天理で新米収穫祭 俵投げの飛距離競うイベントも

力強く俵を投げる子供=天理市

 秋の収穫を祝うイベント「新米収穫祭」が、天理市の天理駅前広場コフフンで開かれ、多くの家族連れでにぎわった。
 天理市の農業と食の魅力を発信しようと、市内の若手農家でつくる団体「天理市4Hクラブ」と、同広場内の「パークサイドキッチン」が協力して初開催。
 この日は、小松菜やホウレンソウ、柿といった農産物が販売されたほか、収穫されたばかりの新米の量り売りもあった。また、米俵を投げて飛距離を競う「俵―1グランプリ」も実施。男性は重さ9㌔、女性は4㌔、小学3年生以下の子供は1・3㌔の米俵をほうり投げ、各部門の優勝者には㌔のお米が贈られた。
 男性部門で優勝した天理市の陸上クラブ監督、神田和彦さんは「今日はクラブの子供たちも来ていて、かっこいいところを見せたかった。おいしくいただきます」と話していた。

【県立高耐震化問題】奈良高 新1、2年生が旧城内学舎へ移動

 県立奈良高校(奈良市)の建物の耐震性が国の基準を下回っている問題で、来年4月から仮校舎完成までの間、同校の新1、2年生が旧城内学舎(大和郡山市)へ移ることが10日、関係者への取材で分かった。新3年生は現校舎に残ることになる。
 奈良高校が9日、保護者に対して配布した文書で明らかになった。文書では、来年度の2学期からは3学年そろって授業を受けられると説明。来年1月から体育館が使用停止となることも含め、代替施設の利用や授業内容の工夫によって、授業や部活動、行事などにできる限り支障が出ないよう努めるとしている。
 県教委は8日の教育委員会で、仮校舎の建設と、9カ月後とする完成までの代替施設として旧城内学舎の活用を決定。同学舎に全学年を収容できる規模がないため、1学年は現校舎に残ると説明したが、移動の対象となる学年は明らかにしていなかった。
 奈良高校に息子が通う保護者は「9日に校内放送でも説明があり、生徒からは『行きたくない』や『先輩と部活できなくなる』という声があったと聞いた。子供への配慮がされているとは思えない」と話した。

近鉄奈良駅周辺で「出店荒らし」頻発 ガラス割ってカギ解錠

被害に遭った飲食店。ドアのガラスが割られ、侵入された=奈良市

 奈良市の近鉄奈良駅周辺で、営業時間外の店舗から金品を盗む「出店荒らし」が続発している。今月に入り、未遂も含めて十数件発生。被害に遭った店舗は同駅を含む半径数百㍍の範囲内にあり、手口も酷似していることから、県警は同一犯の可能性が高いとみて捜査している。
 捜査関係者によると、7日夕方~8日未明にかけ、近鉄奈良駅周辺の飲食店や服飾店、美容室など約10店舗が被害に遭い、合わせて現金数万円や物品が盗まれた。同4~5日にも、同駅周辺のビルや事務所などで数件の被害が確認されている。
 いずれもバールのような金属製のものでドアや窓ガラスをたたき割り、クレセント錠やサムターン錠を解錠して店内に侵入。捜査関係者は「プロの仕業だ」とみており、防犯カメラの画像を解析し、容疑者の割り出しを進めている。
 奈良市内の飲食店では、7日午後10時50分~8日午前1時ごろ、ドアのガラスを割られ、レジに入れてあった現金約8千円を盗まれた。店員は「ガラスを修理しなければならないので困った。今後はシャッターを下ろし、防犯カメラの設置も検討したい」と話す。また、勝手口のガラスを割られた飲食店の店主は「店には高級な器もあるので不安だ」と話した。
 県警生活安全企画課犯罪抑止対策室によると、出店荒らしや空き巣による被害は例年、年の瀬が近づくにつれて増える傾向にあるという。担当者は「戸締まりをするのは当然ながら、留守にしていても室内の電気を付けたり、雨戸を閉めたりして人がいる気配を出すことが重要」と注意を呼びかけている。

帝塚山小で「租税教室」開催 講師はOG、税について学ぶ

税の必要性や役割を児童に教える吉田睦さん(右)=奈良市

 「税を考える週間」(11~17日)を前に、奈良市の帝塚山小学校(池田節校長)で8日、租税教室が開かれ、奈良納税協会が講師を派遣し、5年生約80人が税の必要性と役割を学んだ。
 奈良税務署管内にある教育委員会や税務関係者などでつくる「租税教育推進協議会」が主催。同校の卒業生で、野菜の種子開発や販売を手がける大和農園ホールディングス(天理市)の専務取締役、吉田睦さん(29)を講師に招いた。
 この日は、公共施設をつくるのにどれだけの税金がかかっているか、などについてワークシートを用いて学習。児童らは計1億円分にもなる札束のレプリカに驚きの声を上げたほか、税がなくなった仮想社会を描くアニメを視聴した。
 吉田さんは「税金はみんなが豊かな生活を送るために必要。頑張って仕事をして税金を納めている両親に感謝の気持ちを伝えましょう」と呼びかけた。受講した五味遥さん(11)は「公園や消防署も、税金で成り立っていると初めて知りました。税がなくなったら大変なことになると分かった」と話していた。

【県立高耐震化問題】奈良高に加え4校で仮校舎設置へ

 県立奈良高校(奈良市)などの建物の耐震性が国の基準を下回っている問題で、県教委は8日の委員会で、同校体育館を含む5校9施設を使用停止とすることを決めた。同校についてはすでに運動場に仮校舎を建設する方針を示しているが、奈良朱雀など他の4校でも同様に仮校舎を設置する。
 県教委によると、耐震化未完了の県立高校は9校21棟で、奈良、山辺などの6校11棟は耐震性を示す構造耐震指標(Is値)が0・3未満で、地震による倒壊の危険性が高い。10月25日の委員会では、奈良に仮設校舎を設置するとともに、代替施設として旧城内(大和郡山市)の校舎を使用する方針を示していた。
 この日の委員会では、奈良の他に奈良朱雀、山辺、大宇陀、高田の4校に平成31年度中に仮校舎を建設することを決定。来年1月に奈良と郡山の体育館、4月に奈良、山辺など4校の校舎など7施設を順次、使用停止にするとした。
 施設の使用停止後、奈良は2学年が旧城内の校舎へ移り、体育館は代替施設を検討中。ほか4校は敷地内の施設で対応するという。
 6日には生駒市で、奈良の保護者向け説明会が開かれ、県教委の担当者らが約4時間にわたって耐震化や安全策について示した。保護者からは「なぜ耐震化が放置されたのか」「仮校舎を一日も早く設置してほしい」「3学年一緒にいられる場所を探してほしい」|といった意見が出たという。
 奈良に子供が通っているという男性(50)は「大きな地震が起こり、被害が出たらどうするつもりなのか。説明会での意見が反映されたとは思えない」と県教委の対応に怒りをあらわにしていた。

「奈良墨」が国の伝統的工芸品に 高山茶荃、奈良筆に続き3品目

国の伝統的工芸品に指定された「奈良墨」(奈良製墨組合提供)

 県産業振興総合センターは7日、奈良市内で生産されている「奈良墨」が、経済産業相から国の伝統的工芸品に指定されたと発表した。国の指定を受けるのは、県内では昭和50年の「高山茶筌」、52年の「奈良筆」に次いで3品目。
 奈良墨は室町時代に興福寺(奈良市)で燈明のすすを集め、膠と合わせて油煙墨を作ったのが始まりとされる。社寺が多い奈良では、写経などで墨を使う機会が多いことから墨作りが産業として発展し、現在では国内シェアの9割を占めている。
 今年6月、市内の製墨業者でつくる奈良製墨組合が初めて指定の申し出を行い、実現した。後継者不足が深刻といい、今後は県や奈良市がパンフレットを作成するなど、県内外へのPRを強化するという。
 同組合の綿谷昌訓理事長は「大変うれしい。これを機に、多くの人に墨になじみを持ってもらえるよう活動し、奈良墨の技術を後世に継承していきたい」とコメントした。

火災が続発 11月に入り県内で8件、死者2人

炎を上げて燃える倉庫=5日午後11時36分、大和郡山市

 今月に入り、県内で民家や工場の火災が相次いでいる。県広域消防組合などによると、1~6日に計8件の火災が発生し、2人の死者が出た。大気が乾燥した状態が続いており、奈良地方気象台は注意を呼びかけている。
 橿原市木原町では1日、木造2階建て住宅が全焼。焼け跡から見つかった遺体について、橿原署は6日、身元は住人の職業不詳、杉本悦子さん(88)と判明したと発表した。死因は焼死だった。
 3日には奈良市高畑町の民家から出火。木造2階建て約190平方㍍を全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
 5日夜には、大和郡山市小泉町にあるイベント会社の倉庫から出火。鉄骨2階建ての倉庫2棟計約7400平方㍍を全焼し、消火活動にあたっていた男性消防団員(47)が肋骨を折った。
 また、6日午後0時40分ごろ、田原本町新町で「ニット工場が燃えている」と近隣住民が119番。木造モルタル平屋建て約350平方㍍を全焼し、男性経営者(69)が煙を吸い込んで病院に搬送された。
 奈良地方気象台によると、県内では10日以降、冬型の気圧配置が強まり、気温が下がる見込み。同気象台は「秋口は乾燥しやすい季節。これから寒くなってくるので、暖房器具や火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけている。

「靴下のまち」広陵町でリサイクル作品展 6日まで

靴下のはぎれを使って制作された作品=広陵町

 「靴下のまち」広陵町を広く知ってもらおうと、靴下の製造過程で出るはぎれをリサイクルした作品250点が町商工会館で展示されている。6日まで。10、11日は町立図書館に場所を移して展示される。
 9月25日~10月12日に募集し、全国から寄せられた全作品を展示。狛犬やウエディングケーキといった立体的な作品のほか、広陵町の名産品や名所をあしらったタペストリーなど力作が並ぶ。担当者は「この機会に広陵町の靴下を全国にPRできれば」と話している。

登山道で意識不明の男性を救命、5人に感謝状 葛城消防署

感謝状を贈られた西堀佐知子さん(前列中央)ら

 登山中に虫に刺され、意識不明になった男性を救ったとして、葛城消防署は、救命活動に当たった広陵町の元看護師、西堀佐知子さん(68)ら5人に感謝状を贈った。
 他の4人は、西堀さんと一緒に登山に来ていた広陵町の寺前憲一さん(71)、純子さん(71)夫妻と、男性を発見した葛城市の中原四郎さん(73)、ギン子さん(71)夫妻。
 8月23日朝、中原さん夫妻が二上山の登山道を散歩中、寺の境内で倒れている葛城市在住の男性(63)を発見。現場を通りかかった西堀さんが男性の意識がないことに気付き、心臓マッサージをすると意識が戻った。
 中原さんは消防に通報する一方、下山して救急隊を誘導。男性は病院に搬送され、快方に向かった。アブとみられる虫に刺され、アナフィラキシーショックを起こしたという。
 感謝状の贈呈式で、伏見悟署長から「勇気ある行動で尊い命が救われ、社会復帰につながったことに敬意を表します」とたたえられた西堀さんは「命を助けられたことを喜んでいます」と話した。

「交通事故抑止60日作戦」スタート 県警、年末まで重点警戒

パトロールに出発する「交通死亡事故抑止特別警戒隊」=奈良市

 交通事故死者数の増加を受け、県警は2日、「交通事故抑止60日作戦」をスタートさせた。
 県警交通企画課によると、今年の県内の交通事故死者数は1日現在で38人となり、昨年同時期の31人をすでに上回った。また、飲酒運転は増加傾向にあり、それに起因する人身事故の発生率は全国平均を大きく上回っているという。
 この日は、奈良市の県警本部で「交通死亡事故抑止特別警戒隊」が出発式。白バイやパトカー計7台がパトロールに向かった。
 県警は12月31日まで、主要幹線道路における取り締まりや交差点での監視を強化し、ドライバーや歩行者に注意喚起を促す。

鍋料理にも最適「奈良の冬冷酒」発売中 6蔵元の共通ブランド

「奈良の冬冷酒」をPRする今西栄策委員長

 奈良の地酒を普及する活動を展開している「古都のお酒で乾杯しようぜ!実行委員会」(奈良市)は、県内の蔵元6社の共通ブランド「奈良の冬冷酒」(各500㍉㍑で税込み1058円)を販売している。
 同委員会では地酒を気軽に楽しんでもらおうと、蔵元6社の共通ブランドを季節ごとに販売。冬冷酒はさわやかなグリーンのボトルで、ラベルは奈良公園・飛火野にたたずむシカをデザインした。
 原料米は県産のヒノヒカリや露葉風で、純米酒と純米吟醸酒を3本ずつラインアップ。すっきりとした夏冷酒に比べ、冬冷酒は鍋料理など味付けの濃い料理とも合うようにしっかりとした味わいが特徴という。奈良、大阪の量販店や小売店で計5千本を販売する。
 同実行委員長で、酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「寒い冬に鍋をつつきながら、冷酒を楽しんでほしい」と話している。
 参加した蔵元と銘柄は次の通り。今西清兵衛商店「春鹿」▽奈良豊澤酒造「豊祝」▽八木酒造「升平」▽梅乃宿酒造「梅乃宿」▽今西酒造「三諸杉」▽北村酒造「猩々」。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

【やまと歳時記】14日は大神神社で「酒まつり」 秋の祭事・イベント

【2日】 大安寺「開山忌」(奈良市)
【3日】 橿原神宮「明治祭」(橿原市)
       吉野山で紅葉のライトアップ(吉野町、30日まで)
       談山神社「秋のけまり祭」(桜井市)
       金峯山寺本尊「金剛蔵王権現立像」特別公開(吉野町、30日まで)
【14日】 大神神社「醸造安全祈願祭(酒まつり)」(桜井市)
【21日】 長岳寺「紅葉まつり」(天理市、30日まで)
【23日】 「奈良赤レンガFESTIVAL」(奈良市の旧奈良監獄、25日まで)
【24日】「靴下の市」(広陵町の竹取公園、25日まで)

建設業界のリアルが分かる 学生向け「匿名コロシアム」 来月11日開催

 全国の建設会社10社の社長が、学生からツイッターを通して匿名で寄せられる質問に本音で答える業界研究イベント「匿名建設コロシアム」が11月11日、大阪市淀川区の類設計室大阪本社で開かれる。参加する学生100人を募集している。
 建設業界の現状や働き方、求められる人材をよく知ることで、入社後のミスマッチによる若手社員の早期退職を防ごうと、地方建設会社の若手経営者でつくる「地域建設業新未来研究会」が初めて企画した。奈良県からは奈良市の中村建設と、桜井市の中和コンストラクションが参加する。
 当日は、円形状に席を配置した「劇場会議室」の内側に10人の社長が「建闘士」として座り、外側に座った学生からツイッターで投げかけられる質問に対して討論する。各社の若手社員も参加し、本音で回答するという。
 午後2時~4時。対象は平成32年3月~34年3月末までに大学、大学院、専門学校、短大を卒業予定の学生。参加無料。申し込みは「匿名建設コロシアム」公式ホームページから。問い合わせは同イベント事務局の中村建設(0742・33・1001)。

児童が稲刈り体験「食べるの楽しみ」  天理の丹波市小学校

稲刈りを体験する児童=天理市

 食の大切さを知ってもらう農業学習の一環として、天理市立丹波市小学校の児童が29日、市内の田んぼで稲刈り体験をした。
 市内の若手農家でつくる団体「天理市4Hクラブ」が協力。秋空の下、5年生約人が鎌を使って稲を刈り取った。稲穂は麻ひもで束にされ、機械で脱穀。この日収穫したコメは100~150㌔に上り、来月に児童が食べるという。
 西久保美夢さん(10)は「貴重な体験ができた。食べるのが楽しみ」と笑顔で話していた。

築130年酒蔵が高級ホテルに ならまちに来月オープン 

日本酒との相性を意識したディナーが堪能できる

 奈良市の旧市街地・ならまちに、かつて酒蔵だった築130年の古民家を改修した高級ホテル「NIPPONIA(ニッポニア) HOTEL 奈良 ならまち」(奈良市西城戸町)が11月1日、オープンする。富裕層をターゲットに、元酒蔵の特長を生かした料理やサービスを提供。清酒発祥の地とされる奈良の魅力をアピールする。
 同ホテルはもともと、創業150年の歴史を誇る「奈良豊澤酒造」(奈良市)の酒蔵だった。昭和10年ごろまで酒造りをしていたが、落雷で被害を受けたことをきっかけに移転。その後は本社や住居として使用していたが、近年は空き家になっていた。
 奈良豊澤酒造の豊澤孝彦社長は「奈良らしいやり方で建物を活用できないか」と、外観をそのままに再生する方法を模索。日本酒の歴史や魅力を発信するホテルとして生まれ変わり、バリューマネジメント(大阪市)が運営することになった。
 建物の内装も原状を最大限維持し、はりや骨組みのほか、砂壁や収納付きの箱階段をそのまま残したのが特徴。県産のスギやヒノキを使い、手を加えた部分も可能な限り元に戻せるよう配慮している。改修を手がけた才本建築事務所の才本謙二代表取締役は「奈良の昔ながらの特徴的な町家づくりを生かしつつ、当時の生活を感じられるように仕上げた」と胸を張る。
 客室や料理で使用する水は、日本酒造りに使われていた井戸水。予約すれば、酒かすを溶かした「酒かす風呂」にも入浴できる。レストランで提供する料理は日本酒とのマリアージュを意識しており、奈良漬や酒かすを使い、和食の技法で調理されている。日本酒はすべて奈良豊澤酒造のもので、市場には出回らない新酒の一番搾りを飲むことができる。
 近鉄奈良駅から徒歩8分。客室は8室で敷地面積は1766平方㍍。2名1室利用で、1人1泊2食付2万8千円(税・サービス料別)から。レストランのランチは5千円、ディナーは1万円から。問い合わせは同ホテル(0120・210・289)。

平城宮跡で来月3、4日スポーツイベント アジア大会金メダリストも参加

 奈良市の平城宮跡で11月3、4日、大人から子供までスポーツの秋を堪能できる「第1回スポーツプロジェクト」が開かれる。今年のジャカルタ・アジア大会の男子十種競技で2連覇を達成した右代啓祐選手による競技体験教室も開かれるといい、多くの参加を受け付けている。
 同イベントは平城宮跡のにぎわいづくりを目指す「平城京再生プロジェクト」が、朱雀大路を会場として初めて企画した。
 3日は「朱雀大路ストリート陸上」と題し、右代選手がゲストアスリートとして登場。小中学生を対象に、走り高跳びとジャベボールスロー、50㍍走の3種目を右代選手とともに体験する。その後、中学生以上の希望者は、右代選手の講演会にも参加できる。
 また、会場では高さ2㍍を超える30段の跳び箱に挑戦する「ジャンピングMAX」も開催。初心者も参加可能となっている。
 4日は、3~8歳の子供を対象に、地面を足で蹴って進むキックバイクのレース「MAXライダー」が開かれる。
 右代選手との競技体験は参加無料、その他のイベントは有料。いずれも先着順で申し込み受け付け中。空きがあれば当日参加も可。申し込み、問い合わせは同プロジェクト(0742・35・8201)。

拓本と書の展覧会はじまる県橿原文化会館で28日まで

拓本と書の作品に見入る来場者=26日、橿原市の県橿原文化会館

 石碑などに彫られた文字や意匠を和紙に転写した拓本と、書を展示する「第1回まほら拓本展・第4回万葉書道展」が、橿原市の県橿原文化会館で始まった。28日まで。
 「まほら拓本会」と「万葉書道会」が活動の成果を披露しようと開催。まほら拓本会の南部孝会長が約50年前、大阪城の石垣に刻まれた石職人の屋号を写し取った拓本のほか、拓本に自作の漢詩を添えた作品など計72点を展示している。
 香芝市の主婦、吉本美保子さんは「拓本の展示会は珍しい。拓本と書がマッチし、見ていて楽しい」と笑顔で話した。
 南部会長は「濃淡の表現が豊かな拓本をぜひ見てほしい」、万葉書道会の白記佑紅会長は「拓本に自作の書を添える作品が増えてきた。会員が楽しく一生懸命に作った作品を見に来てもらえたら」とアピールしていた。

「いじめ」認知5666件、前年度比3000件超増加 県内小中高

 文部科学省が25日公表した平成29年度の児童生徒の問題行動・不登校などの調査で、県内の国公私立小中学校、高校のいじめ認知件数は5666件で、前年度から3179件増加し、小学校は過去5年で最多だったことが分かった。県教委は「いじめの定義に対する理解が進み、漏れ落ちなく計上するようになった」としている。
 いじめの認知件数は小学校4534件、中学校826件、高校306件でいずれも増えた。いじめの内容はいずれも「冷やかしやからかい、悪口、脅し文句、嫌なことを言われる」が最多だった。
 特別支援学校を合わせた千人当たりの認知件数は37・5件で、前年度比21・2㌽の増加。全国平均の30・9件より多かった。
 また、公立小中学校、高校の暴力行為発生件数は前年度比46件増の307件。国公私立小中学校の不登校児童生徒数は小学校324人、中学校1086人でいずれも前年度より増えた。国公私立高校の不登校生徒数は526人で前年度より減った。
 いじめの認知件数について県教委は「学校現場で軽微なものについても計上するようになった」と肯定的にとらえ、「認知して対応できる現場であるよう県教委も支援したい」としている。

大神神社「秋の大神祭」 巫女の舞に子供御輿

元気よくかけ声を上げながら、御輿を引く子供たち=桜井市

 秋の豊穣に感謝し、国家安泰を祈る「秋の大神祭」が24日、桜井市の大神神社であり、参拝客らが巫女の優雅な舞や迫力ある太鼓の音に酔いしれた。
 同祭は2千年以上の歴史を持つとされ、祭りの無事を願う23日の「宵宮祭」、無事に終えたことを報告する「後宴祭」と合わせ、3日間開催される。
 この日は巫女が神楽「うま酒みわの舞」を奉奏した後、「ワッショーレ」と威勢のいいかけ声が響く中、約300人の氏子が太鼓台2台と子供御輿5台で付近を練り歩いた。
 大阪市から訪れた主婦の中村啓子さん(70)は「太鼓の音が響き、とても迫力がある。元気の良い子供御輿を見て、こちらも元気をもらえます」。子供御輿を引いた市立三輪小学校5年の河合優希さん(11)は「みんなでやると一体感がある。しっかり大きい声を出すことができた」と話した。

奈良のクラフトビールが一堂に 初のイベント 氷室神社で27、28日

奈良クラフトビール祭りをPRする実行委員長の粂宏明さん(右)と、なら麦酒ならまち醸造所の青山政義さん=奈良市

 奈良ゆかりのクラフトビールが一堂に会する「奈良クラフトビール祭り」が27、28の両日、奈良市春日野町の氷室神社で初めて開催される。県内の醸造所5社と奈良出身の醸造家が製造に携わる県外の3社が参加。実行委員長で、奈良市でワインとベルギービール専門店を経営する粂宏明さん(51)は「奈良にうまいクラフトビールがあることを国内外にアピールしたい」と意気込んでいる。
 クラフトビールとは、小規模な醸造所で原料や製造法にこだわって造られるビールの総称。平成6年の酒税法改正で、製造免許取得に必要な年間製造量が2千㌔㍑から60㌔㍑に緩和され、新規参入が急増。当時は「地ビール」の呼び名でブームが巻き起こった。
 県内では曽爾村観光振興公社が11年から製造を始めた「曽爾高原ビール」がよく知られている。ドイツ人の醸造専門家も立ち上げに関わっており、本格的な味わいで人気が高い。
 今年4月の酒税法改正により、ビールの麦芽比率が従来の67%以上から50%以上に引き下げられ、果実やハーブが副原料として使用できるようになった。県内では、ここ3年で醸造所4社が相次いで設立され、ブーム再燃の兆しを見せている。
 県内外に奈良のクラフトビールをPRしようと、実行委が祭りを企画。ビールの貯蔵に長らく氷が使われていたことにちなみ、氷の神を祭る氷室神社で開催することに決まった。
 両日とも午前9時から神事があり、ビールの提供は同10時~午後4時。100円の専用カップを購入し、各醸造所のブースで1杯(250㍉㍑)500円で提供される。27日午後4~5時には、粂さんと各醸造所の代表者がビール造りについて語り合う「奈良クラフトビールサミット」も開かれる。
 問い合わせは、「ワインの王子様」内の実行委事務局(0742・25・3338)。

「キッシュ」と「タルト」の新店が人気 下市町産 旬の野菜たっぷり

常時3種類のキッシュが食べられる「BAKE HOUSE〝un〟」の店長、木田絢子さん=下市町下市

 フランスの家庭料理「キッシュ」とタルトの専門店「BAKE HOUSE 〝un〟(ベイク ハウス アン)」が下市町の商工会館1階にオープンし、人気となっている。店長の木田絢子さん(25)のこだわりは、具材に使う下市町産の新鮮な野菜。季節ごとに変わるメニューで旬の味を楽しむことができる。
 ドアを開けて店に入ると、香ばしいような甘いような香りが鼻をくすぐった。店にはタマネギ、ベーコン、チーズ、卵が入った定番の「キッシュ・ロレーヌ」のほか、各国の料理をモチーフにした「世界のお料理キッシュ」、地元野菜を使った「下市産お野菜キッシュ」の計3種類を常時用意している。この日はキノコとみそを使った和風キッシュと、オクラと長芋のとろっとした食感が優しいヘルシーキッシュが並んでいた。パイの仲間という生地は重すぎず、バターの風味がコクとなり、具材のうまみを引き立てている。
 河合町出身の木田さんは、高校生のころからカナダや米国で計5年間の留学を経験した。帰国後、久しぶりに食べた日本の野菜の味の濃さに驚いたという。「日本の食材のおいしさを発信したい」と料理の道に進むことを決め、平成2年開校の「なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」(桜井市)に1期生として入学。同校で一から料理や経営を学び、卒業後の今年6月に念願の店をオープンさせた。
 なぜキッシュなのか。木田さんは「私が好きなのが一番だけど、どんな野菜でも具材になるのが魅力」と語る。一晩寝かせてから2回焼いた生地の上に、あめ色に炒めたタマネギを敷く。そこに具材を流し込んで焼くという手間のかけようだ。キッシュ以外にもタルトやスープを手作りしていて、仕込みや料理はすべて1人でこなす。午前4時半から仕込みを始める日もあるが、「お客さんが『おいしかった』と言って、また買いに来てくれるのがうれしい」と屈託ない。
 なじみの生産者も増え、「今の時期は黒枝豆がいいよ」などと具材におすすめの野菜を教えてくれるという。「年中季節のものを入れて、そのおいしさをダイレクトに伝えたい」と、きょうも新たなメニュー開発に挑戦している。
                      ◇
 午前11時~午後6時(冬季は午後5時まで)。キッシュ単品380円。タルト単品300円。スープやトースト、ドリンクが付くセットもある。問い合わせは町商工会札の辻ステーション(0747・58・8002)

64年ぶり大相撲春巡業「五條場所」 来年4月開催

「五條場所」をPRする日本相撲協会の千田川親方(右)と太田好紀市長=五條市

 大相撲春巡業の「五條場所」が来年4月1日、五條市の上野公園総合体育館(シダーアリーナ)で開かれることが決まった。市などによると、同市で大相撲巡業が開催されるのは昭和30年以来、64年ぶりという。
 「相撲発祥の地」とされる奈良を広く周知し、迫力ある取り組みを間近で見てもらおうと、イベント企画団体「奈良イベント.com」が主催。巡業には約200人の力士が集結。公開朝稽古や握手会のほか、禁じ手をコミカルに紹介する「初切(しょっきり)」、相撲甚句などを披露する予定だ。
 五條市役所を訪れ、企画概要を発表した日本相撲協会の千田川親方(元小結・闘牙)は「力士と触れ合えるのが巡業の魅力。たくさんの力士と触れ合ってほしい」とPRした。
 チケットはシダーアリーナや五條市役所分庁舎で、11月23日から販売開始。インターネットでも購入できる。販売席数は2744席。問い合わせは奈良イベント.com(080・1357・0651)。

「大めがね」がお目見え 眼病封じの壷阪寺 

壷阪寺にお目見えした大めがね=高取町

 「眼病封じの寺」として知られる壷阪寺(高取町)の境内に、木製の大めがねがお目見えしている。参拝者らが合掌してフレームをくぐり、目の健康を祈っている。
 同寺の本尊・十一面千手観音菩薩座像は「目の観音様」として信仰を集めている。大めがねはレンズなしのフレームだけで、横幅4・7㍍、奥行き4・8㍍、高さ1・7㍍。
 約30年前、宮大工が境内の大観音石像(高さ20㍍)の顔のサイズに合わせて製作したといい、毎年この時期に公開。日には、眼病封じ祈願会と信者らが寺に納めためがねを供養する法要が営まれた。
 大めがねは、12月18日まで境内の三重塔そばに設置される。

レスティ唐古・鍵の「バンビーナジェラート」 道の駅のスイーツグランプリ

スイーツ部門でグランプリに輝いた「バンビーナジェラート」

 道の駅「レスティ唐古・鍵」(田原本町)で販売されている県産新品種メロンを使った「バンビーナジェラート」が、全国の道の駅の中からナンバーワングルメを決める祭典「道―1グランプリ2018」スイーツ部門で、グランプリに輝いた。
 バンビーナジェラートには、近畿大農学部(奈良市)と、メロン・スイカ専門の種苗メーカー「松井農園」(田原本町)が共同開発したメロン「バンビーナ」を使用。メロンの風味豊かで、すっきりとした甘みが特徴の人気商品だ。
 道―1グランプリは先月23、24日に京都府京丹後市で開かれ、全国の道の駅(5月現在1145駅)から選抜された19駅が、地元食材を使った看板グルメの味を競った。スイーツ部門にはうち6駅が出場。バンビーナジェラートは道の駅なんぶ(山梨県南部町)の「南部茶プリン」などを抑え、優勝した。
 レスティ唐古・鍵の西村元伸駅長は「地元田原本町の特産品を使って本当にいい商品ができた。グランプリ以降ますます人気が高まっている」と喜んでいる。
 価格はカップ350円(税別)、コーン400円(同)。

秋の恒例「豊祝会」に800人 元阪神・岡田氏も講演

「野球人生 道一筋」と題して講演した岡田彰布氏。会場を盛り上げた=奈良市

 奈良の日本酒を楽しむ秋の恒例行事「第27回豊祝会」(奈良豊澤酒造主催)が18日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍~IRAKA~で開かれ、約800人が参加した。
 平成4年、奈良豊澤酒造の大吟醸「豊祝」が全国新酒鑑評会で3度目の金賞に輝いて以来、毎年開催。豊祝は今年、2年ぶり13回目の金賞を受賞している。
 会の冒頭、豊祝会会長を務める南都銀行の西口廣宗顧問が「杜氏の技術を社員全員に引き継がせるのはなかなかできない。金賞は会長、社長、社員みんなが一丸となって獲得したもの」とあいさつ。
 第1部では、プロ野球の阪神とオリックスで選手、監督として活躍した岡田彰布氏(60)が「野球人生 道一筋」と題して講演した。阪神の2軍監督時代を振り返り「モチベーションは選手の成長に関わる。私はどの選手も平等に接するよう意識していた」と持論を展開。若者の育成について「いいところを伸ばしてやろうとすると、悪いところも消える。自発的にやるように導く方がいい」と話した。
 質疑応答では、阪神が今季、最下位に沈んだ原因を問われ、「プロ野球の歴史で『育てながら勝つ』がうまくいったことはない」と分析。「阪神ファンは熱心だが、期待しすぎると大変。楽に見た方がいい」と冗談を交え、笑いを誘っていた。
 第2部では、銘酒を味わうパーティーが開かれ、参加者は大吟醸の「豊祝」などを味わった。

新しいビジネスチャンス、商談会・即売も賑わう@橿原神宮

即売ブースは大勢の来場客で賑わった=橿原市

 県内の企業約380社が集う「ビジネスマッチなら・橿原ビジネス商談会」が17日、橿原市の橿原神宮崇敬会館などで始まり、ビジネスチャンスを求める事業者や即売ブースで掘り出し物を探す一般客らでにぎわった。
 県内企業の優れた商品やサービスを結びつけ、新たなビジネスを生み出すきっかけにしようと、県商工会連合会や橿原商工会議所などが合同で開催。今年で5回目になる。
 商談会では各企業が15分ずつ面談し、自社の強みをアピール。プレス向けの発表会では、吉野杉を使ったDIY型住宅や、結婚・出産を機に離職した縫製職人に働く場を提供する在宅職人ネットワークなど、奈良を活気づけるための取り組みを10社がPRした。
 また、即売ブースでは、吉野の名水で作ったつくだ煮や県産のはちみつ、革製品など、21社が特色ある商品を販売。大勢の一般客が買い求めていた。
 参加したロクメイコーヒー(奈良市)の井田浩司代表取締役は「普段会うことのない業種の方と交流できる、とてもいい機会。毎年参加しています」と話した。
 18日も開催。商談会は事前予約制だが、状況に応じて当日申し込みも受け付ける。問い合わせはビジネスマッチなら事務局(0742・22・4412)。

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