スイーツで楽しむ「ピーターラビット」の世界 JWマリオットホテル

ブッフェで提供されるスイーツやドリンク
JWマリオット・ホテル奈良(奈良市)で、映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」とコラボした「ピーターズ・アフタヌーンティーブッフェ」が期間限定で開催されている。映画に登場するシーンや食べ物をイメージしたスイーツやドリンクなどが楽しめる。8月29日まで。
作品の世界観を再現したオリジナルのスイーツやドリンクなど50種類以上を提供する。席数を減らし、使い捨てのビニール手袋を用意するなど感染対策を実施している。
ブッフェの提供は土日祝の午後3時~5時、料金は5900円(税、サービス料込み)。予約・問い合わせは同ホテル(0742・36・6000)まで。
なら燈花会 今年は事前登録で入場

無観客で開催された昨年のなら燈花会の様子
古都・奈良の夏をろうそくの灯で彩る「なら燈花会」が8月5~14日、奈良市の春日野園地で開催される。新型コロナウイルス対策で今年は会場を1カ所に絞り、入場は事前登録制に。また、昨年に続き、自宅で燈花会を楽しめる体験セット「おうちで燈花会」をネット販売する。
「おうちで燈花会」は、開催期間中にツイッターやフェイスブックなどのSNSに自宅でろうそくに火を灯している動画や写真を「♯おうちで燈花会」と「♯みんなに笑顔を届けたい」という2つのハッシュタグ(検索目印)をつけて投稿してもらい、一緒にお祭り気分を味わってもらおうという試み。
同会のサイトで、実際に祭りで使用しているろうそくやカップなどを「おうちで燈花会体験セット」として販売している。3千円セットではカップ5個とろうそく10個が入っている。
なら燈花会は、奈良の夏を盛り上げようと平成11年に始まり、今年で23回目。例年は奈良公園や春日大社などの会場で、毎夜約2万個のろうそくが並び、奈良の幻想的な光景を演出し、観光客を楽しませていた。 事前登録の予約枠はすでに埋まっているといい、同会の尾形裕明会長は「コロナ下でも灯を絶やさず、燈花会を通じてみんなに笑顔をとどけたい」と話している。
希少種トンボ「コサナエ」 奈良市内で生息確認

奈良市内で生息が確認されたコサナエの雄(森と水の源流館提供)
県はこれまで下北山村でしか生息が確認されていなかった希少なトンボ「コサナエ」の新生息地が奈良市内に見つかったと発表した。コサナエは県の特定希少野生動植物に指定されており、県は今年度中に保護管理計画を策定し、来年度から事業を実施する予定という。
コサナエは山間部の池や休耕田などに生息する体長4㌢前後の小型のトンボで、成虫は5月下旬から6月中旬の短い時期にしか見ることができない。日本の特産種で北海道から本州に分布するが、近畿地方では生息域が限られている。県内ではこれまで下北山村の2カ所でしか生息が確認されておらず、里山の環境悪化などで減少が懸念されていた。
ところが今年5月、川上村の「森と水の源流館」職員の古山暁さんが奈良市内の山間でコサナエを発見。6月に県職員とともに現地確認を実施したところ、雄1頭が見つかり、新たな生息地が確認された。
古山さんは「10年近く探してようやく見つかった。紀伊半島でのコサナエの分布を読み解く上で重要な発見」とした上で、「今後の保護活動にも役立てたい」と話した。
「勇気くれた」「天理の誇り」 柔道「金」大野選手に声援

大野将平選手が勝利を決めた瞬間、並河健市長(中央奥)や市職員から拍手が起こった=天理市役所
「天理の誇り」「勇気をくれた」。東京五輪の柔道男子73㌔級で26日、金メダルを獲得し、五輪2連覇を成し遂げた天理大出身の大野将平選手。練習拠点となった天理大がある天理市では、市民らが画面越しに大野選手の熱戦を見つめ、快挙の瞬間、大きな拍手が沸き起こった。
同市役所で職員らと共に観戦した並河健市長は、「5年間重圧と向き合い続けた執念の結果。大野選手の気迫をみた」と話し、「コロナ禍が続く中、市民に限りない勇気を与えてくれた」と祝福した。
市民からも喜びの声が上がった。パート従業員、竹ノ内充代さんは、「大野選手は市の誇り。(金メダルが)決まった瞬間は涙があふれそうになった」と笑顔。
天理大の運動部員らがよく通うという「弁当&唐揚げ まんぷく堂」を営む山口千穂さんは、「本当にうれしい。第二、第三の大野選手が生まれることも期待している」と喜んだ。
「金メダルを確信していた」。こう話すのは、大野選手が天理大柔道部に入部した当時の監督で、大学卒業後も天理大柔道場で練習する姿を見守ってきた正木嘉美・天理大体育学部教授だ。
「リオ五輪で金を取ってからも、さらに集中力を増したトレーニングを積んでいた。一本を取るだけでなく、絶対に取りこぼしをしない柔道をしている」と進化を感じたといい、偉業の達成に「やってきたことが実った。おめでとうと言いたい」と話した。
近大生経営ラーメン店 リニューアル「すするか、すすらんか。」


メニューにも工夫を凝らしたと話す西奈槻さん(左)と奥野亮太郎さん‖奈良市
近畿大学の学生が奈良市で経営するラーメン店がリニューアルオープンした。開業後伸び悩んだが、プロの指南を受けて改革を実行、店名も「すするか、すすらんか。」に改めての再出発だ。経営する同大農学部3年の西奈槻さんと奥野亮太郎さんは「大学生に就職活動の選択肢は広いことを知ってもらいたい」という。
西さんらはアルバイトでためた30万円を元手に、つてを頼って、ならまちのはずれの4軒長屋の一角を間借りして昨年10月に開業。当初の店名は「jinniyah/奈KAMA(じんにいや・なかま)」で、現役大学生が経営する店として話題になった。しかし、内実は「原価計算や人件費など手探り状態。集客も伸び悩んでいた」。
そこで、生活雑貨の「中川政七商店」(奈良市)が起業を促すために展開するプロジェクトに参加し、経営の実際を学んだ。さらにミシュラン一つ星のフランス料理店「sio」のオーナーシェフ、鳥羽周作さんのアドバイスも仰いだ。
新店名は西さんの口癖「やるか、やらんかや」から取ったという。西さんは大学卒業後は、店は後継者に譲り「多くの人が挑戦する場を日本で作りたい」と熱く語る。
漆工品修理の北村繁さん 文化財守る「選定保存技術保持者」に

北村繁さん
文化財保存に欠かせない伝統技能を持つ「選定保存技術保持者」に奈良市の漆工品修理の北村繁さん(49)が認定されることになった。国の文化審議会が答申した。
北村さんは、人間国宝で同保持者の昭斎さん(83)の次男。今回昭斎さんは高齢のため保持者の解除を申し出た。父から引き継ぐ形で認定される北村さんは、「バトンを渡され、貴重な文化財を後世に残すために努めたい」と決意を語った。
北村さんは、昭斎さんのもとで漆工技法を習得し、大阪芸術大学で金工の製作技術を学んだ。同大卒業後、父の助手として正倉院宝物や国宝・重文の漆工品の保存修理、復元模造品の製作に従事。各時代の漆工品の技法を知るとともに金属材料についても知見を持っている。また、漆工品修理の後継者育成などにも取り組んでいる。
北村さんは「奈良の地でいろいろなご縁をもらい(漆工品の修理に)携わってきた。さらに次にバトンを渡せる人が育ってくれれば」と話している。

漆固めの作業に取り組む北村繁さん(文化庁提供)
赤田横穴墓群の全体像判明 近くの古墳から埴輪を拝借?

赤田横穴墓群の「19号墓」で出土した円筒埴輪(右)と人物埴輪(奈良市埋蔵文化財調査センター提供)
奈良市西大寺赤田町の赤田横穴墓群(6世紀後半~7世紀中頃)で、新たに横穴墓7基が発見され、奈良市教委が発表した。一帯は、埴輪づくりに従事したとされる豪族・土師氏の居住域と考えられており、市教委は「土師氏の集団墓地とみられ、埋葬形態を解明していきたい」としている。
横穴墓(おうけつぼ、よこあなぼ)は、北九州で5世紀後半に出現し、近畿や東海に伝わったとされる。赤田横穴墓群では16基が確認されていたが、今回の大和中央道建設に伴う調査で17~23号墓が新たに見つかった。いずれも開口部は南を向いており、東西約150㍍にわたる墓群の全体像が明らかになった。
発見された7基のうち、飛鳥時代の「19号墓」からは人物埴輪と円筒埴輪が出土。同市埋蔵文化財調査センターの調査員によると、飛鳥時代には埴輪の製造自体が終わっていたため、近くの古墳から「拝領」した可能性が高いという。
19号墓が掘られたのは7世紀中頃と推定される。木棺の底板が残存し、その横に口縁部が花のように開く「朝顔形」とみられる円筒埴輪と、男性の人物埴輪が並んでいた。埴輪の製造は1世紀前の6世紀中頃と推定される。
同センターによると、平群町の烏土塚古墳(6世紀の前方後円墳)など横穴式石室の内部から埴輪が見つかった例はあるが、横穴墓で発見された事例は聞いたことがないという。
鐘方正樹・同センター長は「先祖の埴輪伝承や埴輪の魔力を知る人物が、近くの古墳から埴輪を取ってきて魔よけに置いたのでは」と推測する。
過去の調査や今回出土した「21号墓」などでは6世紀の亀甲形陶棺が出土しており、陶器製造にたけた土師氏との関係がうかがえるという。
地元住民向けの現地説明会は17日に行った。一般向けの現地説明会は予定されていない。
東北×奈良の味 立ち飲みで楽しんで

「東北と奈良の酒のおいしさを味わってほしい」と話す山地淳一館長=奈良市
奈良や東北の地酒とおつまみが楽しめる「地酒BAR〝なら〟」が、奈良公園近くの土産物店「なら和み館」(奈良市高畑町)内で営業している。
同土産店を運営する「ワールド・ヘリテイジ」(同市東紀寺町)は、東日本大震災後、全国の百貨店で東北6県の地酒やアテなどを販売する催事イベントを展開しており、東北と奈良のマリアージュを楽しんでもらおうとバーのオープンを決めた。立ち飲みスタイルで、地酒の「3種呑み比べ」(800円)や、「猪スモークハム」や「燻製とうふ」などの「贅沢8種食べ比べ」(1200円)などが気軽に楽しめる。
なら和み館の山地淳一館長(39)は「東北のなかなか手に入らないおつまみなど、地元の人にも満足してもらえる酒や肴を取りそろえた」と話す。
消毒液の設置や、飛沫防止用のアクリル板設置など新型コロナウイルスの感染防止対策を実施している。
曽爾村に移住しませんか 改修空き家を紹介

台所など水回りが美しくリノベーションされた物件。カウンターもとりつけられた=曽爾村
老朽化した空き家を生活できる状態に改修し、移住希望者に貸し出す事業に曽爾村が今年度から乗り出している。新型コロナウイルスの影響で地方暮らしに関心が高まる中、移住希望者に「すぐ住める家」を紹介し、移住を促進するのが狙い。村は「空き家の所有者と移住者双方に満足してもらえれば」と期待する。
令和2年度に村に寄せられた移住や家探しの相談は154件で前年度の2倍以上となった。だが、移住希望者が村で物件を探すのは容易ではない。
村によると、村内には約120軒の空き家があるが、空き家情報を集約する村の「空き家バンク」の登録物件は2年度時点で9軒にとどまる。
登録に至らない理由として、修繕費用の問題やどんな人が借りるか分からないことへの不安など、所有者側の事情が考えられるという。
このため、村は、物件を借り上げて改修することで、所有者側の不安を解消しようと計画。平成年度からこうした事業に取り組む高知県梼原町の例を参考に仕組みをつくった。
これまでに国のコロナ対策の臨時交付金を活用し、3軒を改修。1軒あたり約700万円をかけて、トイレ、風呂、キッチンなど老朽化した水回りや屋根を中心に改修工事を行った。
村企画課で移住促進を担当する地域おこし協力隊メンバーの猪子栞さんは「村でゆったりした田舎生活を楽しんでもらい、一緒に村の活性化に携わってもらえたら」と話している。
村では改修した3軒のうち2軒の入居者を募集している。募集期間は7月26日まで。同18日午後1時に希望者内覧会を予定している。詳細は村企画課(0745・94・2116)。
涼風呼ぶ おふさ観音「風鈴まつり」

2500個以上の風鈴が奏でる音が涼しさを感じさせる「風鈴まつり」が8月31日まで、橿原市のおふさ観音で開かれている。
たくさんの風鈴で、参拝者に心身を癒やしてもらおうと平成15年から開催。
境内にはガラスや金属製などさまざまな種類の風鈴が吊るされ、風が吹くと一斉に「チリンチリン」と音を響かせている。
広陵町から家族4人で初めて訪れた女性は「コロナ禍で以前のように外出もできないので、きれいな音色に癒やされる。来てよかった」と話していた。
安全な登下校を 通学路を点検
千葉県で6月、下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を受け、奈良県内で通学路の安全確保を図ろうと危険箇所を点検する動きが広がっている。
県警西和署では、管内7町の担当者と通学路の安全対策について情報共有を図る会議を開催。署員が交通事故の発生状況を伝えたほか、交通量の激しい通学路の安全対策について意見交換した。
会議後は、来年開校する公立の小中一貫校「王寺北義務教育学校」(王寺町)の通学路を署員と担当者らが実際に歩き、危険箇所をチェック。歩道がない幅の狭い道路を確認し、「柵を設置できないか」など対策について話し合っていた。
県教委も各自治体の教育委員会に対し、車の速度が出やすい場所や大型車の進入が多い交差点など通学路の危険箇所を把握するよう求めている。県教委の稲葉功・保健体育課長は「各機関と連携しながら、子供たちの安全確保に努めていきたい」としている。
県警交通企画課によると、小学生が登下校中に巻き込まれた交通事故は、昨年、件発生。そのうち重傷事故が2件、軽傷事故が件だった。平成年には、奈良市内で下校中だった小学2年生の児童が横断歩道ではねられ、死亡する事故が起きたという。

通学路の危険箇所について点検する西和署員や自治体担当者ら=王寺町(県警提供)
雨の季節も楽しんで 民俗博物館で企画展
雨の日の農作業に使われた道具や風習を紹介する企画展「雨降る季節のくらしと言葉」が県立民俗博物館(大和郡山市)で開催されている。25日まで。
和傘や泥よけ付きの下駄、蓑など昔から雨の日に使われてきた道具のほか、「雨乞い」など雨にまつわる風習の記録映像も上映。400種類を超えるとされる雨を表す言葉も紹介する。同館は「憂鬱なイメージのある雨だが、季節感のある展示で楽しんでほしい」としている。詳しくは同館(0743・53・3171)。

雨にまつわる道具や風習を紹介する展示
東京五輪オーストラリア選手団到着、空港検疫は全員陰性
東京五輪に出場するオーストラリアの女子サッカー選手団37人が、奈良市で事前合宿を行うため、関西国際空港にチャーター機で到着した。県によると、空港検疫所での新型コロナウイルス検査は全員陰性。選手団は貸し切りバスで同市に向かった。
空港の国際線到着口に姿を現した選手団は、国旗などを掲げる県と市職員らの出迎えを受けてバスに乗り込んだ。長旅に疲れた表情もみられたが、バスの窓から報道陣に、にこやかに手を振ってこたえていた。
感染防止のため、バスには通訳ら必要最小限のスタッフが同乗した。
県スポーツ振興課の湯浅伸介課長補佐は「空港検疫は一番心配していたが、全員陰性で本当によかった。奈良の観光も楽しんでほしかったが、できないのが残念。練習に専念してもらい、体調を整えて本番に臨んでほしい」と話した。
選手団は奈良市に滞在して練習し、17日に東京へ移動する予定。当初予定されていた選手団と市民が直接ふれあう行事は、新型コロナの影響で中止になったという。

奈良市での事前合宿のため日本に到着したオーストラリアの女子サッカー選手団=関西国際空港
安全なまちづくりへ 天理大と天理署が協定
安全なまちづくりのため、さまざまな活動を協力して進めようと天理署と天理大学が連携協定を結んだ。署が行う交通安全教室や防犯啓発活動などに天理大学生も積極的に参加し、呼びかけを強化する。
協定書の調印式は天理署で行われ、小畑浩康署長と永尾教昭学長が出席。小畑署長は「若い人目線の情報発信力や求心力に期待し、日本一住みやすく安全なまちにしたい」と抱負を述べた。
これまで天理大学生らによるボランティアサークル「防犯パトローズ隊」が交通安全運動などで同署と協力して活動していた。さらに連携を深めることになり、永尾学長は「地域への貢献のため、多くの学生に参加してほしい」と話した。

協定書に調印した天理署の小畑浩康署長(左)と天理大の永尾教昭学長=天理市
そうめんで涼しく給食 桜井市の保育所
桜井市内の4つの市立保育所で7日、メニューにそうめんを取り入れた給食が実施された。全国乾麺協同組合連合会は7月7日を「そうめんの日」としてPRしており、県三輪素麺工業協同組合(同市)が無償提供した。
市立第3保育所では七夕の集いの後の給食に、ちらし寿司、スイカとともに冷やしそうめんが登場。女児(5)は「家でもよく食べる。おいしかった」と話した。
市では、平成29

そうめんを取り入れた給食を食べる子供たち
コロナ対策済み店です 桜井市が独自ステッカー
桜井市は新型コロナウイルス感染防止対策に取り組む市内の飲食店を認証する独自制度を実施している。
市が設定した対策を施した事業所に助成金10万円と認証ステッカーを交付する。30日まで申請を受け付けている。
市が求める対策は、テーブルの間隔を1メートル以上空けることや、アクリル板の設置、定期的な換気など4項目。市職員が実際に店を訪れて、各項目が守られているかを確認して、認証する。
市は約200件の認証を目標にしており、「1軒でも多くの事業所に感染対策をとってもらいたい」としている。

桜井市の感染防止対策認証ステッカー
新庁舎12日オープン 大和高田市役所

大和高田市新庁舎
現庁舎とは「市役所通り」を挟んではす向かい。地上6階建てで85台分の駐車スペースを設けている。
外壁、屋根は高断熱仕様となっており、建物全体のエネルギー消費量は標準の半分以下という。設計・施工費は50億6920万円。令和元年9月に着工した。
現庁舎は昭和38年の築造で60年近くが経過して老朽化が激しい。今年度中に解体し、駐車場を含めた活用を検討している。
天理・丹波市小児童が田植え体験 「稲刈りが楽しみ」
天理市立丹波市小学校の5年生36人が、同市田町の水田で田植えを体験した。同校では平成30年から授業の一環で米作り体験を続けている。
地元の若手農業家からなる「天理4Hクラブ」のメンバーが苗の植え方を指導。児童たちは歓声を上げながら田んぼに入り、「ヒノヒカリ」の苗を植えた。
堀内瑛心さん(10)は「昔の米づくりは大変だなと思った。稲刈りが楽しみ」。竹林龍之介さん(10)は、「田植えは初めて。将来は機械でブーンとやって、理想の米を作る」と笑顔で話した。

田植えに挑戦する児童ら
特殊詐欺に気を付けて 高校生ら生駒駅でアナウンス
特殊詐欺などの被害を防止しようと、生駒署は管内の高校の放送部員と協力し、近鉄生駒駅で乗客に注意を促す啓発アナウンスを収録した。来年3月末まで同駅構内で午前10時から午後4時まで放送される。
収録に参加したのは、生駒高校3年で放送部長の藤原皐京さん(18)と3年で副部長の長峯悠真さん(17)、奈良北高校2年で放送部の河野真耶さん(16)。
3人はマイクに向かって「不審な電話があれば、警察や家族に相談しましょう」などと呼びかけた。詐欺以外にも痴漢や盗撮の啓発アナウンスも収録した。
同署の管内で1月から5月末までに発生した特殊詐欺被害は計7件。昨年同時期と比べて減少しているものの、被害額は計約1370万円と横ばいになっているという。
河野さんは「声の高さや読み方に気を付けて収録した。アナウンスを聞いた人に、気を付けようと思ってもらえれば」と話していた。

啓発アナウンスを収録する生徒ら
東京五輪「盛り上がる結果を」 競泳の砂間、難波選手が天理市長表敬
競泳の東京五輪代表で、ともに天理高校出身の砂間敬太(26‖イトマン東進‖、難波実夢(19)‖MGニッシン、近畿大学‖の両選手が日、天理市役所に並河健市長を表敬訪問した。それぞれ、「奈良が盛り上がる結果をもって帰りたい」「自己ベストと決勝進出を目指す」と抱負を語った。
砂間選手は大和郡山市出身で、五輪の出場種目は200メートル背泳ぎ。並河市長から「心がけていることは」と聞かれ、「これが終わったら楽しいことが待っていると考え、全部を出し切ることを心がけている」と話した。五輪での目標は「まずは決勝に残るためがんばりたい」と語った。
難波選手は奈良市出身で、出場種目は400メートルと800メートルの自由形。「天理高校はスポーツが強いので、たくさん刺激をもらった」と振り返り、「しっかり応援してもらえるようにがんばりたい」と表情を引き締めた。

モリスの生涯たどる 県立美術館で特別展 傾倒の富本憲吉作品も
「モダン・デザインの父」と言われるイギリスの芸術家、ウィリアム・モリス(1834~96年)を紹介する特別展「ウィリアム・モリス原風景でたどるデザインの軌跡」が、県立美術館(奈良市)で開催されている。8月29日まで。壁紙や織物、書籍のデザインなどが展示され、モリスの生涯をたどっている。
モリスはロンドン郊外に生まれ、建築家や画家を志したが、やがて装飾美術の仕事をするように。長編物語詩「地上楽園」により詩人としても有名になった。中世の手工芸を見直すアーツ・アンド・クラフツ運動を先導し、晩年は造本にも情熱を傾けた。
特別展ではモリスの作品45点、モリスの仲間たちの作品35点に加えて写真家、織作峰子さんが撮影したモリスにちなむ風景などの写真21点も並べる。モリスの作品ではエレガントな花柄が左右対称に展開される壁紙「るりはこべ」やプリント木綿の中でも人気を得た「いちご泥棒」などがあり、デザインの軌跡をたどることができる。
また、安堵町出身で近代陶芸の巨匠として知られる富本憲吉の作品を展示。モリスの芸術に傾倒した富本はイギリスに留学し、モリスを日本に紹介した。
休館は月曜(8月9日は開館)と8月10日。観覧料は一般1200円など。問い合わせは県立美術館(0742・23・3968)。
興福寺国宝館に空気清浄機
興福寺(奈良市)などに大型空気清浄機が寄贈され、同寺国宝館に設置された。新型コロナウイルスの感染拡大で、空調や換気への関心が高まる中、興福寺では「少しでも安心して拝観してもらえれば」としている。
寄贈したのは空気清浄機レンタル会社「again」(大和郡山市)で、寄贈先は興福寺など6大寺。フィルターが4層構造となっているのが特徴という。
梅酒の仕込み 甘酸っぱい香り一面に
梅の収穫の最盛期を迎え、酒蔵「梅乃宿酒造」(葛城市)で、梅酒の仕込み作業が始まり、蔵にはさわやかな甘酸っぱい香りが一面に広がった。
担当者が大粒で熟した西吉野産の梅を次々と袋に詰め、酒の入った大きなタンクに漬け込んだ。同社では6月末までに約41㌧の仕込みを予定。梅酒はタンクで熟成された後、1年半後に出荷されるという。
担当の竹内直己さん(34)は、「今年は雨も多くて実の状態は丸々としていて良好。出来上がりが楽しみ」と話していた。
同社では梅酒の輸出が急増しているといい、新型コロナウイルスの影響で国内の売り上げが落ち込む中、日本酒を含む梅酒やリキュールの売り上げ全体の約4割を輸出が占めている
という。
天理大生らが耕作放棄地にひまわり栽培 地元住民と協力
天理大(天理市)の学生らと同市杣之内町の地元住民ら約40人が協力し、同町の耕作放棄地にひまわりの種約6千粒を植えた。同町の自治会が同大人間学部の谷口直子准教授に提案したことがきっかけ。学生や市民らとの交流を目的にひまわりの種を植える「プロジェクト」としてスタートした。
東日本大震災から10年となったのを機に、防災の意識を高めようと、福島県のNPO法人が進める「福島ひまわり里親プロジェクト」の種も含まれているという。2月末ごろから耕作放棄地の整備に取りかかり、枯れた植物を取り除いて畝を作ったり、雑草の根を除去したりした。花が咲いたら、周辺で出店やワークショップなどのイベントを開催する
予定。
プロジェクトリーダーを務める天理大人間学部3年の高井直輝さん(22)は、「このプロジェクトをきっかけに人のつながりを作り、天理市を盛り上げたい」と話した。
奈良チャレンジャーズV 産経新聞社杯
「第43回産経新聞社杯奈良市学童軟式野球大会」の決勝が20日、奈良市の柏木球技場で行われ、奈良チャレンジャーズが山陵クィーンズを2ー1で破り、優勝を飾った。両チームは今夏開催の第62回県学童軟式野球大会に奈良支部代表として出場する。
試合は同点で競り合う展開となり、最終六回に追加点を入れた奈良チャレンジャーズが接戦を制した。
奈良チャレンジャーズの木本麗央主将(11)は「ピンチになっても、守備でおさえていく流れを継続できたのがよかった」と試合を振り返った。
山陵クィーンズの大形遼馬主将(11)は県大会に向けて「チーム全体で、チャンスにしっかりと点をとれるようにしたい」と意気込んだ。

奈良チャレンジャーズ

山陵クィーンズ
俳句通じ「唯識」解説 興福寺・多川俊映寺務老院が刊行
「心の哲学」と言われる仏教思想の「唯識」について俳句などを通して解説する多川俊映・興福寺寺務老院の新著「俳句で学ぶ唯識 超入門 わが心の構造」が、春秋社から刊行された。難解とされる唯識に俳句から迫るという新たな試みによって説かれ、ユニークな入門書となっている。
唯識はあらゆることを心の問題としてとらえる思想で、古代インドの僧、無著と世親により大成。玄奘三蔵によって中国・唐にもたらされ、国内では法相宗の教義として興福寺や薬師寺で伝えられてきたが、仏教の基礎学問としても知られる。多川寺務老院はこうした唯識を分かりやすく紹介するためにこれまでに「唯識入門」(春秋社)を刊行し、さらに今回この姉妹編としてまとめた。
「俳句で学ぶ唯識」は「わが表面
心」「わが深層心」「求める心」の3章で構成。松尾芭蕉や正岡子規、夏目漱石、加藤楸邨らの作品を通じて唯識が示す心の構造とその働きを説明する。芭蕉の俳句では、最上川の流れのイメージから心の深層領域である「阿頼耶識」について考えている。2千円(税別)。
多川寺務老院は「目に見えないものを名句を通じて説明したかった。俳句は日本人の感性が凝縮されているので、そうした作品のイメージをもとにすると唯識が理解しやすいのでは」と話している。
大神神社で「ささゆり奉献奉告祭」
桜井市の大神神社で16日、三枝祭が行われる摂社・率川神社(奈良市)に、御神花のササユリを届けるための「ささゆり奉献奉告祭」が営まれた。
拝殿に、境内や宇陀市大神区で採集されたササユリの御神花約200本が飾られる中、神職が祝詞を奏上。巫女4人が鈴を持って神楽「浦安の舞」を奉納した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため昨年に続き参列者を制限した。
祭典終了後、御神花は率川神社に運ばれた。17日に同神社で行われる例祭・三枝祭はゆりまつりとも呼ばれ、ササユリで飾った酒樽を神前に供え、神事が営まれる。
夏の甲子園予選の県大会 7月10日開幕 2日組み合わせ決定
県高校野球連盟は、第103回全国高校野球選手権奈良大会を、橿原市の佐藤薬品スタジアムで7月10日に開幕、順調に進めば同29日決勝の予定で開催すると発表した。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で夏の甲子園が中止となったため、予選の県大会は2年ぶりの開催となる。
41校37チームが、甲子園出場をかけて熱戦を繰り広げる。7月2日に橿原市の橿原文化会館で組み合わせ抽選が行われる。春季近畿地区高校野球大会県予選で4強となった智弁学園、天理、奈良大付、畝傍がシード校となる。
大会初日には開会式ではなく、規模を縮小した開会セレモニーを実施する。県高野連によると、感染防止対策で観客は学校関係者に限定し、吹奏楽の応援は禁止。手拍子やメガホンでの応援とする。
児童ら奈良時代の瓦を発掘、山添・毛原廃寺跡
奈良時代に平城京の大寺院に匹敵する大規模な七堂伽藍が並んでいたと推定される山林寺院の毛原廃寺跡(山添村)で、地元の村立やまぞえ小学校の5、6年の児童計42人が発掘体験に挑戦した。
体験は、村教育委員会と県立橿原考古学研究所が調査している建物跡で実施。子供たちに郷土の歴史を体感してもらおうと初めて企画された。
橿考研の調査員から「毛原廃寺は世界遺産の唐招提寺(奈良市)と同じくらいの規模のすごいお寺」と説明を受けた児童たちは、竹べらをもって発掘現場へ。奈良時代の瓦を次々と堀り上げた。
乾優太君(12)は「大きな瓦を掘り上げた瞬間が楽しかった」、山口智子さん(11)は「家の近くに、こんなすごい場所があるのを知ってうれしい」と話していた。
毛原廃寺跡は文献に登場しないが立派な礎石が数多く残り、金堂や塔などの跡が国史跡に指定。今回の発掘体験現場も、礎石の上に柱が立つ建物跡で仏堂と推測され、貴重な遺構とされている。
奈良市学童軟式野球大会 決勝は19日に延期
奈良市の少年野球チームが対戦する「第43回産経新聞社杯奈良市学童軟式野球大会」の2回戦から準決勝までの試合が12、13日の両日、奈良市内の球場で行われた。13日に柏木球技場で行う予定だった決勝は雨天のため、19日に延期した。決勝は山陵クィーンズと奈良チャレンジャーズが対戦する。
〈両日の結果は次の通り〉
【2回戦】(12日)奈良ジュニアファイターズ10ー0山辺スーパーフェニックス▽平城スポーツ少年団2ー0帝塚山スポーツ少年団▽かすみの6ー2高の原ファイターズ▽山陵クィーンズ4ー0やまと▽飛鳥紀寺スポーツ少年団7ー1大宮ホワイトベアーズ▽奈良伏見イーグルス4ー3登美ヶ丘フェニックス▽大安寺アパッチライオンズ3ー0西大寺ドリームズ▽奈良チャレンジャーズ6ー2五条山レパード
【準々決勝】(同)奈良ジュニアファイターズ4ー0平城スポーツ少年団▽山陵クィーンズ7ー0かすみの▽奈良伏見イーグルス3ー2飛鳥紀寺スポーツ少年団▽奈良チャレンジャーズ3ー0大安寺アパッチライオンズ
【準決勝】(13日)山陵クィーンズ3ー0奈良ジュニアファイターズ▽奈良チャレンジャーズ2ー0奈良伏見イーグルス


































