【バンビシャス通信】今月はホーム6試合 連携攻撃で浮上狙う
米国出身のショーン・オマラ選手がさらに調子を上げてきています。
10月25日のパスラボ山形ワイヴァンズ(山形市)戦では、1試合30得点、同月28日の佐賀バルーナーズ(佐賀市)戦では得点をあげる活躍をみせ、試合を盛り上げました。
オマラ選手は「30分以上、2試合(連続して)出場しても問題はないですし、コンディションはよいです。チームでバランスよく得点をとることができればよくなっていけると思っています」とコメントしています。25歳と若く、チームにとって頼もしい存在です。
間橋健生ヘッドコーチは「外国籍選手とのオフェンス(攻撃)の連携をよくしていきたい」とコメント。今シーズン開幕後に合流したばかりの外国籍選手と、日本人選手とのミスのない連携プレーを課題としています。
バンビシャス奈良は、今シーズンで予定される試合中、9試合を終えて、3勝6敗で
2西地区6位。11月はホームゲームが6試合あり、ここで浮上したいところです。
(バンビシャス奈良広報 和田真智子)
【次のホームゲーム】
7日(土)、8日(日)、いずれも午後5時、ならでんアリーナで熊本ヴォルターズ戦。
14日(土)午後5時、15日(日)午後2時、ジェイテクトアリーナ奈良で仙台89戦。
28日(土)午後5時、29日(日)午後3時、ならでんアリーナで西宮ストークス戦。
チケット問い合わせは(0742・20・1800)
※8日は高校バスケ・ウインターカップ県予選決勝もならでんアリーナで開催。(女子)奈良文化ー育英西=午前11時半、(男子)奈良育英ー天理=午後1時半
児童虐待防止、郵便局に啓発依頼
11月の児童虐待防止推進月間にあわせて、「桜井市要保護児童対策地域協議会」(岡本和美会長)が市内の郵便局長らに啓発活動を依頼する式典が行われた。
2日に市役所で開かれた式典には、松井正剛市長も出席。岡本会長が桜井郵便局の池田正樹局長に啓発パネルを手渡した‖写真。
各郵便局では、虐待防止のシンボルマークになっている「オレンジリボン」を職員が服に付けたり、窓口にポスターを掲示したりして、啓発活動に協力するという。
30年前の「MR2」を修復 奈良トヨタグループ
奈良トヨタグループは、トヨタ自動車のスポーツカー「MR2」の中古車を新車同様の姿にする「レストア(修復)プロジェクト」に取り組んでいる。修理などの技術伝承が狙いで、今年7月に着手。奈良トヨタの整備士14人が、部品交換などの作業を地道に続けている。
MR2は運転席と後輪の間にエンジンを搭載するミッドシップ方式を採用した国内メーカー初の市販車として昭和59年にデビューし、約20年前に生産中止になった2人乗りのクーペ。同社が修復するのは約30年前に登録された初代MR2(排気量1・6㍑)で、ボディーカラーがグレーの車だ。
レストアプロジェクトに参加しているのは19~53歳の整備メンバー。毎週木曜日を作業日にあて、奈良市南京終町の奈良トヨタグループ奈良本社で車体と向き合ってきた。
今月22日には同社の田原本本社で中間報告会を開き、車両から取り外したエンジンの分解、部品のさび落とし、塗装などの途中経過をスライドを使って報告した。
越田実・エンジンリーダーは「見た目だけではわからない損傷がフロントボードにあったり、フロアパネルに穴があいていたりしたほか、エンジン部品にさびが出るなど経年劣化していて、作業は難航した」と話した。
オリジナルの部品が少なく、パーツはオークションで競り落としたり、別の中古車から探し出したりして、苦労したという。
メンバーの一人で今年入社したばかりという西本崇也さん(22)は、「自分が生まれる前に製造された車に触れられるのはうれしい。普段、点検する車と違って、小さなボディーに対して部品が多いなど発見もあり、走らせるのが楽しみ」と目を輝かせた。
レストアプロジェクトでは、これまでに「スープラ」や「セリカ」なども手掛けており、MR2は6車目。修復が完了して、走行できるようになるのは年末の見通しだ。
完成車は社内で保管しており、将来は歴代レストアカーの展示も視野に入れている。
「eスポーツ」日本一 来月3日、天理市で県代表決定戦
今年12月に鹿児島で開催される全国都道府県対抗eスポーツ選手権のサッカーゲーム「eFootballウイニングイレブン部門」の県代表決定戦が来月3日に天理市で開かれる。決定戦をアピールにするため、22日に天理市役所を表敬訪問した奈良eスポーツ協議会の西崎圭介代表は、「たくさんの方に出場していただきたい」と参加を呼び掛けた。
同選手権は昨年の国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」で文化プログラム事業の一環として初めて開催された。今年も継続予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により鹿児島国体が延期に。そのため、国体と切り離し、eスポーツ単独で全国大会が開催されることとなった。天理市では昨年、eスポーツのイベントが開催されたこともあり、会場として選ばれた。
対戦型ゲームで勝敗を競う「eスポーツ」は世界中で人気が高まっており、国内でもプロとして活動する選手もいる。西崎代表は「eスポーツは、年齢や障害など関係なく参加できるスポーツ。大会はもちろんですが、今後は教育機関や障がい者施設などと連携を取りながら、広めていきたい」と話す。
22日の表敬訪問には、日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブのFW遊馬将也選手も参加。決定戦当日は、同クラブも体験会などに参加する予定という。
県代表決定戦は、3日午後1時から天理駅南団体待合所で開催され、2人もしくは3人1組で参加。オープンの部と高校生の部の2部門があり、各優勝チームは、11月中に開催される関西ブロック大会への出場権を得る。参加締切は10月28日まで。申し込みはホームページ(https://esports-nara.com)。問い合わせは西崎代表(080・3847・6461)。
【バンビシャス通信】ダンクシュートで盛り上げ、オマラ選手
新型コロナウイルスの影響で、入国手続きが遅れベンチ登録できていなかった外国籍選手3人が、ようやくすべて合流。今季リーグのバンビシャス奈良の新チームが始動しました。
今月17、18日にホームのならでんアリーナ(奈良市)で開かれた西宮ストークス(兵庫県西宮市)との関西勢対決。初日は、身長208㌢、体重116㌔の米国出身のショーン・オマラ選手がダンクシュートをみせ、会場を盛り上げました。結果は「バンビシャス奈良83ー80西宮ストークス」で接戦を制して勝利しました。
18日は「バンビシャス奈良56-80西宮ストークス」で敗れ、1勝1敗の痛み分けでした。今季リーグは、3勝3敗、눌2西地区の8チーム中、6位につける成績です。
日本人選手の中で、最も得点能力が高い、長谷川智伸選手がけがで離脱している苦しい状況ですが、ここからしっかりチーム力を上げていく必要があります。
オマラ選手のほか、米国出身のマーカス・ダブ選手も身長덾206㌢、体重102㌔の体格を
備えており、西宮戦後、間橋健生ヘッドコーチは「インサイドで攻めるのか、アウトサイドで攻めるのか、バランスをこれから構築していきたい」と話していました。
28日は、ホームに佐賀バルーナーズ(佐賀市)を迎えてナイターゲームを行います。今季初めての平日の開催です。全席とも人気バスケ漫画「スラムダンク」の作者、井上雄彦氏が描いたイラスト入りのオリジナルシャツ付きチケットを販売中です。(バンビシャス広報 和田真智子)
「アマビエ」テーマのCD寄贈 新型コロナ撃退願う、橿原市
橿原市在住の歌手で講談師の川本三栄子さんが、新型コロナウイルスの撃退と感染予防を願う歌「アマビエらぷそでぃ」をつくり、CDとDVD(各100枚)を市に寄贈した。
「アマビエ」は疫病を祓うとされる妖怪で、平城遷都1300年祭の応援歌「大和路らぷそでぃ」の替え歌として制作した。
「アマビエ コロコロ コロナをやっつけろ 幸せくる日まで みんなと一緒に祈りましょう」や「アマビエ コロコロ マスクをつけて 体を動かして 手洗いうがいも忘れずに」|などの歌詞が織り込まれている。
川本さんによれば、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開したところ大きな反響があり、CD・DVD化。市内の保育園や幼稚園などで歌ってもらおうと寄贈した。
川本さんは「このコロナ禍を元気に、前向きに乗り切れるよう願っています」としている。

奈良信金、検温器など寄贈 大和郡山市
奈良信用金庫(大和郡山市)は21日、地域貢献の一環として、大和郡山市にAI(人工知能)による顔認証機能を搭載したスタンド型の検温器と自動消毒液噴霧器を各2台ずつ寄贈した。
検温器は、体温を0・2秒で測定。37・5度以上あればアラームが鳴り、マスク未着用の場合は「マスクをつけてください」と着用を促す音声も流れる。システムを変更すれば、顔認証による出退勤の管理などにも活用できるという。
また、噴霧器は、手を上にかざすだけで消毒液が出る最新式。市によると、やまと郡山城ホールや三の丸会館に設置予定という。
同信金の田村好美理事長は「市民の安心安全のためにぜひ役立ててもらいたい」とし、上田清市長は「新型コロナウイルス収束後には、本人確認などさまざまな活用にも期待できる」と話した。

検温器などを寄贈した奈良信金の田村好美理事長(右)と上田清市長
奈良市の「フクロウカフェ」月末で閉店、訪日客の回復見通せず
猛禽類のフクロウと触れあえる県内初の専門カフェとして6年前にオープンした奈良市橋本町の「わたわた」が、今月31日で閉店する。新型コロナウイルス感染拡大に伴う入国制限が続き、外国人旅行客の回復に目途がたたないため。東京商工リサーチ奈良支店の担当者は「利用客のほとんどがインバウンド(訪日外国人客)だった店舗はいつ客足が戻るかわからず、休業判断もありうるだろう」と指摘している。(前原彩希)
わたわたは、興福寺に近い三条通り沿いのビルの2階にある。平成26年9月に法連町で開業し、観光客が多く訪れる現在の場所に移転。約20種類のフクロウ羽が、多くの来店客を癒してきた。同店の脇田和行代表(56)によると、客は約8割が外国人で、欧州や中国からの旅行者でにぎわった。
ところが、新型コロナの感染拡大を受け、観光客の流れがほぼストップ。緊急事態宣言が出されたこともあり、同店は4月20日から休業。6月に営業を再開したものの、6~7月は売り上げが前年同期の10分の1ほどに激減した。
「コロナの影響は
思ったよりひどかった」と脇田さん。インバウンドが戻るまで、一時閉店することを決めた。
21羽のフクロウのうち半分ほどを、イヌやウサギなどの小動物を扱う近くの姉妹店「はなはな」に移転して、残りは脇田さんが飼い続けるという。
インバウンドが戻れば、フクロウカフェを復活させる考えで、脇田さんは「一旦閉め、また新しい形でリニューアルしたい。前向きに考えている」と話した。
「Go To トラベル」など政府の観光支援事業が始まったが、景気の先行きは楽観的な状況では決してない。三条通りでは、ホテルフジタ奈良が12月10日に営業を終了することを発表した。
東京商工リサーチが8月28日~9月8日、新型コロナについてのアンケートを企業に実施したところ、コロナの影響について、県内の企業では有効回答91社のうち71社(78・02%)が「影響が出ている(継続している)」と回答した。同社奈良支店の担当者はコロナによる影響の長期化を懸念し、「インバウンドが戻るまで休業するか、これまでと転換を図って国内観光客を取り込めるようにするかなど、模索が必要になるだろう」と話している。
現新三つ巴火ぶた、葛城市長選
任期満了に伴う葛城市長選が18日告示され、ともに新人で元市議の藤井本浩氏(59)と吉村優子氏(67)、再選を目指す現職の阿古和彦氏(61)がいずれも無所属で立候補した。
藤井本氏は、JAならけん新庄支店前で出陣式。公約に葛城・二上山麓地域の開発、教育や福祉の充実などを掲げ、旧新庄町から引き継がれた約1億8千万円の未処理金の決着も主張、「市民に寄り添う気持ちを忘れることなく取り組みたい。葛城市をもっと元気にしていく」と強調した。
吉村氏は選挙事務所で出陣式。財政の改善や女性が活躍するまちづくり、教育環境の整備などを公約に掲げ、「葛城市の自然豊かな景観などの財産や資産を生かしたまちづくりができていない。『ひとに優しく、子どもにゆめを』というスローガンで1週間、戦います」と宣言した。
阿古氏は選挙事務所での出陣式後、近鉄尺土駅前で第一声。市民サービスの向上による人口増加や企業誘致、税収増加といった1期4年の成果をアピールし、「葛城市は活気のある、まちに生まれ変わろう、出来上がろうとしている。そのまちづくりを継続させてください」と訴えた。
投票は25日午前7時~午後8時に行われ、市民体育館で即日開票される。17日現在の選挙人名簿登録者数は3万385人。
【バンビシャス通信】長谷川、藤高の両選手にMIP
バンビシャス奈良は今月3、4日、ホームの奈良市のならでんアリーナで開幕戦にのぞみました。
新型コロナウイルス感染防止対応のため、8月に契約を締結した3人の外国籍選手の入国が遅れ、開幕戦に合流できたのは、米国出身のラキーム・ジャクソン選手のみ。外国籍選手は、先月に期限付き移籍契約で八王子ビートレインズ(東京都八王子市)から加入したニヨキゼラ・イーヴェ選手をあわせて2選手で挑みました。
対戦するライジングゼファー福岡(福岡市)は、外国籍の3選手がベンチ入りし、空中戦では劣勢になりました。
しかし、前評判通り、長谷川智伸選手、奈良県出身の藤高宗一郎選手が奮起します。
長谷川選手は3連続の3㌽、藤高選手はダンクシュートをみせ、会場を盛り上げました。
開幕戦は、両日とも敗戦でしたが、3日に15点をあげた長谷川選手、4日に18点をあげた藤高選手がそれぞれチームトップの得点成績。両選手には、印象深い活躍をした選手に与えられるMIP賞がそれぞれ贈られました。
アウェーの高松市総合体育館で10、11日に開催される香川ファイブアローズ戦(高松市)をはさみ、次のホームゲームは17、18日、ならでんアリーナに西宮ストークス(兵庫県西宮市)を迎えた関西勢対決です。
(バンビシャス広報 和田真智子)
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【次のホームゲーム】
17日(土)午後5時、18日(日)午後2時、西宮ストークス戦。いずれも、ならでんアリーナ。チケット問い合わせは(0742・20・1800)まで。両日とも、奈良市か山添村の在住、在学・在勤者とその同居者を対象に「市民応援DAY価格」でチケットを販売。前売り価格なら、2階自由席が大人1000円(小中高生は無料)。前売予約の受付は、バンビシャス奈良のホームページから15日午後6時まで。
ネットで縁起物注文、祈祷も 安倍文殊院、コロナで授与前倒し
日本三文殊のひとつの安倍文殊院(桜井市)が1日から正月の縁起物などの購入をネットで受け付け、郵送で授与するサービスを新たに始めた。受験生からの「感染が心配」という声に応えた新型コロナウイルス対策で、合格祈願の祈禱もネットで申し込むことができる。有名社寺でのこうした対応は全国的に珍しい。
同寺の本尊は日本最大の文殊菩薩(国宝、高さ約7㍍)。例年、正月三が日を中心に多くの受験生が合格祈願に訪れる。しかし、今年は感染を心配して、参拝せずに縁起物などを購入できる対応を希望する声が多く寄せられ、寺が郵送での授与を決めた。
購入できるのは、破魔矢と来年の干支・丑の土鈴の縁起物のほかに、「合格」や「厄除け」「交通安全」のお守り、合格鉛筆など種類。
希望者はスマートフォンなどで寺のHPにアクセスして品物を選び、代金は画面上でクレジットカード決済。品物は郵送で送られてくる。縁起物の授与開始は例年、11月1日だが、参拝者の分散化をはかるため今年は1カ月早めた。
合格祈願の祈禱もネットを使ったカード決済で申し込むことができ、僧侶による祈禱後、「御祈禱札」などが送られてくる。
同寺ではすでに平成19年から参拝者向けに電子マネー決済を導入するなど改革に前向き。今回の対応については半年前から独自のソフトを開発するなどして準備を進めていた。
同寺では「スマホですべてが完結できるようにした。国がデジタル庁をつくる時代であり、信仰も時代に合わせて対応しなければならない」としている。
大和郡山市 高齢者のインフル予防接種を無償化 1万3000人分
大和郡山市は今年度に限り、新型コロナウイルスと同時流行が懸念されるインフルエンザ対策の一環として、高齢者のインフルエンザ定期予防接種の自己負担額を無償化している。
重症化リスクの高い高齢者の罹患を予防するとともに、発熱患者を減らすことで医療機関の負担を軽減することが目的。
昨年の予防接種者1万人に加え、政府によるワクチン希望者を12%増の見込みを鑑みて、約1万3千人分、約3300万円の予算を計上。9月に開かれた市議会定例会の追加議案として可決された。対象者は歳以上、もしくは60~65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器などに障害がある人。接種期間は12月28日までとなっている。
「文化財防災センター」開所 国立文化財機構、奈文研本部に常設
災害から多様な文化財を守るため独立行政法人・国立文化財機構は1日、「文化財防災センター」の開所式を本部とする奈良文化財研究所(奈良市)で行った。常設の機関を設置することにより、災害時の初動対応の迅速化や連携の強化などを図る。
地震や台風などの災害が相次ぐ中、これまでの文化庁の補助金事業に代わり文化財防災センターを常設した。機構の6施設を東西ブロックに分け、東京文化財研究所と奈良文化財研究所をそれぞれの中核拠点として、大規模災害時には前線対策本部とする。
関連組織のネットワークを生かし、文化財を被災しないようにする減災を図るとともに、被災した文化財の迅速な救援のための体制づくりと技術開発、災害発生時における文化財救援活動の支援を展開。地域防災体制の構築や、災害時ガイドラインの整備などを柱としている。
開所式では、文化財防災センター長を務める高妻洋成・奈良文化財研究所副所長がセンターについ
て説明。「わが国の文化財防災は課題が山積している。防災のレベルを上げることができるよう邁進したい」とあいさつした。その後、センターの看板かけなどが行われた。
氷室神社「御渡り」58年ぶり復活、ロボット技術で担ぎ手サポート
新型コロナウイルスの影響で多くの祭事が中止にされる中、長らく途絶えていた氷室神社(奈良市)の氏子らによる御渡りが今月1日、58年ぶりに行われた。12人で約400㌔の鳳輦を担ぎ、氷室神社と興福寺南大門跡との間を往復した。担ぎ手は、体力を保てるようにと用意された歩行支援用のアシストスーツを着用。飛沫を防ぐ口覆いをするなど、厳重なコロナ対策下での行幸となった。
永久5(1117)年に悪疫鎮止のために始まったとされる例祭の一環として、御渡りは江戸時代前期には行われていたが、交通事情などから昭和37年に中断した。
1日の御渡りには、餅飯殿町や小西町など32カ町の氏子や近くの住民ら約60人が参加した。それぞれに御旗や鉾、盾などを手に氷室神社前を午前8時前に出発。かけ声はなく、太鼓の音を厳かに響かせ、奈良国立博物館の近くから春日大社西塔跡を経由して、興福寺に至る行程を往復した。
鳳輦は奈良市在住の塗師、樽井宏幸さん(46)の手で今年3月から3度の漆塗りが施され、6月に修復が完了。その後、初めてのお披露目となった。興福寺南大門跡に置かれた御旅所で神事が行われ、大宮守人宮司が「奈良の発展と疫病退散」を祈念した。
コロナ対策では、神社入口に非接触型の検温装置を設置。更衣室は4部屋を用意し、密を避けるために氏子らは時間帯をずらして衣装に着替えた。
鳳輦の担ぎ手は肩にパットを当てて重みによる痛みを軽減。奈良市のロボットベンチャー「ATOUN」(アトウン)が開発したパワードウェア「HIMICO」(ヒミコ)を身に着け、歩行の負担を減らせるように配慮した。同社の藤本弘道社長は「コロナ禍での新常態(ニューノーマル)時代のお祭りといえそう。高齢者の多い地域での神輿の担ぎ手への活用も模索できるのでは」と手応え。奈良市の会社員、岡下浩二さん(33)は「足を意識することがなく、疲れもたまりにくい。鳳輦を担ぐのに集中できた」と話していた。
1個1万円! 高級梨を限定販売 大淀町果樹組合
大淀町果樹組合が、大きさや色、味が基準をクリアした最高級の二十世紀梨を1個1万円(税抜き)で販売している。50個限定で、町内の道の駅「吉野路大淀iセンター」のウェブサイトから購入できる。
大淀町では約100年前から二十世紀梨が生産されており、標高150~200㍍の大阿太高原で40人を超える生産者が梨を栽培している。樹上で完熟させることにこだわっており、甘さとほのかな酸味のバランスが特徴だが、生産量が少なく、知名度の低さが課題となっていた。
そこで、多くの人に大淀町の二十世紀梨を知ってもらおうと、県が優れた農産物などを認定する「プレミアムセレクト」の認定を受けた高級ナシの販売を決めた。糖度12・5度以上、大きさ450㌘以上で、色や形に優れ、傷のない1千個に1個の割合でしか採れない最高級品という。1個ずつ化粧箱に収められ、小型のまな板として使える吉野杉のふたと吉野ヒノキの皿が付属している。
生産者の梨子本亘希さんは「今年は気候の影響で3500個に1個ぐらいしか採れない。この機会にぜひ味わってほしい」と話している。
【バンビシャス通信】いよいよ、今季開幕 チケット好調
10月3、4日、ホームでのレギュラーシーズン開幕戦が行われます。新型コロナウイルス感染防止の一環で、観客の収容定員は50%以下でかつ上限は5千人という入場制限を設けますが、チケットは人気バスケットボール漫画「スラムダンク」作者、井上雅彦氏が作画したオリジナルTシャツ付きで販売しています。会場となる奈良市の「ならでんアリーナ」の1階席の前売りチケットは好調です。
バンビシャス奈良が既に契約合意をした外国籍選手は、コロナ禍の入国制限の影響で手続きが遅れています。彼らのリーグ登録が完了するまで、東京八王子ビートレインズ(東京都八王子市)に所属するブルンジ共和国出身のニヨキゼラ・イーヴェ選手(天理大出身)が助っ人として加わり、バンビシャスでプレーします。
22日に十日町市総合体育館(新潟県十日町市)で開催された新潟アルビレックスとのプレシーズンゲームでは、イーヴェ選手がゴール下で献身的に働き、藤高宗一郎選手、長谷川智伸選手、薦田拓也選手の日本人3選手が2桁得点しました。
結果は73ー81で惜敗。間橋健生ヘッドコーチは「前半は消極的になってしまいましたが、後半は自分たちのゲームができたと思います。スコアも後半は50点取れているので、最初から自信を持ってプレーできるよう開幕までよい準備をしたいです」と総括しました。
(バンビシャス広報 和田真智子)
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10月3日(土)午後5時、4日(日)午後2時、ライジングゼファー福岡戦。いずれもならでんアリーナ。
奈良県警が民間通訳人募集、ベトナム語など18言語
奈良県警は、日本語が堪能でない外国人が関与する事件や事故が起こった際、警察官と外国人のやり取りを通訳する民間通訳人を募集している。
県警捜査支援分析課によると、外国人の関わる事件や事故は増加傾向にあり、昨年度は延べ59人の民間通訳人が計650日活動したという。活動した際は報酬が支払われる。
夜間や休日の対応が可能で、県内に居住もしくは通勤可能な人が対象。国籍不問で、アラビア語やイタリア語など18言語を募集。特にベトナム語やカンボジア語、シンハラ語の通訳人が不足している。採用時には面接と筆記試験がある。
同課の担当者は「通訳に興味のある方はぜひ電話をしてほしい」としている。問い合わせ、応募は同課国際連絡係(0742・23・0110)。
室生寺宝物殿が開館 国宝十一面観音立像など安置
室生寺(宇陀市)に建立された宝物殿が開館した。数多い文化財を後世に守り伝えるために整備され、金堂に安置されていた国宝・十一面観音立像や弥勒堂の国宝・釈迦如来坐像など計9体が移された。
室生寺は「女人高野」として知られる山岳寺院で、五重塔(国宝)や本堂(同)、金堂(同)、弥勒堂(重文)などが点在する。しかし、堂内の仏像は外の温湿度の影響を受け、災害なども心配されるため一部の仏像などを移す宝物殿を整備。開館は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていた。
宝物殿は仁王門の手前に位置し、収蔵室2室がある。移された十一面観音立像は平安時代の一木造り。像高196㌢で豊かな姿をしている。
同像の両側には釈迦如来坐像(平安時代)と金堂から移された地蔵菩薩立像(重文、平安時代)を安置。前には金堂にあった鎌倉時代の十二神将立像体(同)のうち6体が並んでおり、ガラス越しに間近で拝観することができる。このほか、曼荼羅なども公開されている
。
室生寺の小田修史執事長は「これで災害から文化財を守り、後世に残すことができる。お堂まで上がれない方もお参りしていただけるようになった」と話している。
宝物殿は入山料(600円)と入館料400円が必要。新型コロナウイルス感染拡大防止のため時間、人数に制限がある。問い合わせは室生寺(0745・93・2003)。
収入減の大学生が中3生指導 天理まなび支え合い塾開講
高校受験を控える中学3年生を対象とした「天理まなび支え合い塾」が開講した。天理市が、新型コロナウイルスの影響で経済的に不安を抱える大学生を雇用し、放課後に受験対策や家庭学習のサポートをしてもらう制度。期間は来年2月末まで。
市内在住または市内の大学に通う学生が、保護者やアルバイトの収入が減った中でも学業を継続できるよう、市が1人当たり定額30万円、計50人分の財源を確保。当初は12月までの予定だったが、受験シーズンが終わるまで延長した。
50分授業が2コマで週2回開講。85人の中学生が4会場で個別指導に近い形で学んでいる。受講後には中学生が振り返りアンケートを記入し、今後の学習指導に生かしていくという。
関西学院大3年の甲元聖羽さん(20)は「飲食店でアルバイトをしていたが、コロナで切られてしまった。新しいバイトがなかなか見つからなかったのでありがたい」と話した。
並河健市長は「年齢の近い学生同士、気軽に質問できる場にしたかった。コロナ禍における学習支援の新しい形になるはず」と期待を込めた。

学校・園のコロナ対策 生駒市がマニュアル策定
生駒市は、市立小中学校や幼稚園などにおける新型コロナウイルス感染対策マニュアルを策定した。予防編と対応編の2部構成で、各学校・園に配布、市ホームページでも公開している。
市はこれまで、国のマニュアルなどをもとに感染対策に取り組んできた。今回は児童生徒や教職員らの感染リスクを一層低減し、保育・教育活動の継続を図ろうと、感染事例の対応で得た知見を含め、独自にまとめた。
予防編では、手洗いの方法や教室内での感染対策に加え、体育・音楽といった感染リスクが高い教科の実施方法などを図解を用いて示した。対応編では、児童や家族らが感染または濃厚接触者と特定された場合の出席停止の取り扱いや、臨時休校の判断基準などを明文化した。
市教育総務課の担当者は「情報をオープンにすることで、児童や生徒、保護者らの不安感を少しでも拭えるのではと考えた」としている。
「コロナ患者搬送車」ナンバーは5670 奈良トヨタ寄贈
奈良トヨタグループは、新型コロナウイルスの感染患者らを専門外来施設などに送る搬送用車両を奈良市に寄贈した。
コロナ収束を願って、ナンバーは「5670」を付け、数字の語呂合わせで「コロナゼロ」と読めるようにした。同市保健所に配備された。
トヨタの高級ミニバン「エスクァイア」(2・0㍑)を改装した。車内での飛沫感染を防ぐため、運転席がある前席側と、患者らが乗る後席側をビニールシートで遮断。後席からの空気を前席に流入させない装置も備えた。
3日は奈良市役所で寄贈式が行われた。英語で「様」「殿」を意味する「エスクァイア」(ESQUIRE)の語源は、中世ヨーロッパの従騎士ともいわれ、奈良トヨタ自動車の菊池攻社長は「コロナに対する騎士として、活躍してもらいたい」と話した。
奈良市の仲川げん市長は「(患者の)サポートにあたる職員も安心できる環境になる。『コロナゼロ』を祈念し、職員一同、奮起していく」と述べた。
行方不明高齢男性を保護 介護福祉士の女性に感謝状 天理署
行方不明になっていた70代男性を無事保護したとして、天理署は今月3日、男性が利用している訪問介護事業所「ライフエール」天理店の介護福祉士、大島敏子さん(57)に感謝状を贈った。
同署などによると、7月29日午前9時ごろ、妻が署に「夫の行方が分からなくなった」と連絡。署員らと警察犬1頭が捜索したが、発見に至らなかった。
大島さんは過去に何度か男性宅で介護したことがあるといい、行方不明になったと聞き「いてもたってもいられなかった」と事業所を飛び出した。車で川沿いや踏切など危険な箇所を探したが見つからず、歩いて捜索しようと車を駐車場にとめたところ、目の前の田んぼで座り込んでいる男性を発見したという。男性にけがはなかった。
小畑浩康署長は「あと数時間遅れていれば、命に関わっていたかもしれない。本当にありがとうございました」と述べ、感謝状を手渡した。大島さんは「無事に発見できて本当にうれしかった。ヘルパー冥利に尽きます」と喜んでいた。
リオ五輪バド金、高橋礼華さんが地元橿原で引退報告会
2016年リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得し、先月末に現役引退した高橋礼華さん(30)が今月3日、地元の橿原市で開かれた引退報告会に出席した。亀田忠彦市長や市バドミントン協会の関係者ら約30人を前に「持ち前の諦めない気持ちを忘れずに、いろんなことにチャレンジして第二の人生をがんばっていきたい。たくさんの応援ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
高橋さんから「引退のあいさつにうかがいたい」と連絡を受け、市が報告会を企画。リオ五輪のパブリックビューイング(PV)が開かれた市立かしはら万葉ホールが会場となった。
報告会では、亀田市長が「素晴らしい成績の裏には大変な苦労、努力があったと思う。市民に夢と感動を与えていただいた」と謝辞。市バドミントン協会の横田利弘会長は「将来のオリンピック選手を育てていただき、橿原市にもまた戻ってきてほしい」と述べた。
リオ五輪の活躍を振り返る約5分間
の映像が流れた後、花束や吉野杉の食器セットなどを贈呈。高橋さんは「リオ五輪では、この会場でたくさんの方が応援してくださったと聞いた。たくさんの応援があったから金メダルを取れた」と話した。
報告会後の会見では「引退の実感はまだ沸いていない。長期の休みをいただいているという感覚」。地元に戻ってきたのは昨年末以来で「同級生にも会いたいし、小学生のときもバドミントン漬けで、奈良県を堪能したことがないので、おいしいご飯やさんにも行きたい」と笑顔を浮かべた。
今後については「短期的な講習会を開き、これまでの人生で得た経験を多くの子供たちに伝えていきたい。奈良県、橿原市のバドミントンを盛り上げ、奈良県はバドミントンが強いんだ、と全国の人にも知ってもらいたい」と展望を語った。
「山の辺工房展」始まる 洋画家・川畑さん主宰の絵画教室
天理市在住の洋画家、川畑太さん(56)が県内で主宰する絵画教室の生徒らの作品を展示した「第30回山の辺工房展」が2日、県文化会館で始まった。6日まで。
104人の生徒が275点の油絵や水彩画を出展。川畑さんが出版した画集の原画も50点飾られた。
展覧会は平成2年から毎年開催。今年は春に開く予定だったが、コロ
ナウイルス感染拡大の影響で、延期されていた。
作品は人物や風景、静物画などさまざまで、来場した大和郡山市の主婦、岩田悦子さん(75)は「楽しみで毎年のように足を運んでいる。それぞれの作品に個性があって甲乙つけがたい」と話していた。
午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。
第61回県学童軟式野大会(8月29日、30日)結果
「第61回県学童軟式野球大会(兼)ほっかほっか亭カップ第44回近畿少年軟式野球大会県予選会(県軟式野球連盟主催、産経新聞社共催)は8月29、30の両日、桜井市の芝運動公園野球場などで行われ、4強が出そろった。準決勝、決勝は6日、橿原市の橿原運動公園公式野球場で行われる。
準々決勝までの結果は次の通り。
【1回戦】橿原カープ7-3王寺ドンキーズ▽二上スポーツ少年団1-0明日香小野球部
【2回戦】橿原カープ5-1奈良伏見イーグルス▽大淀フェニックス7-4下田スポーツ少年団▽鹿ノ台バンビーズ2-1高田イーグルス▽城島レッズ2-1御所リトルクラブ▽疋田ボーイズ3-0榛原ジャガーズ▽朝和イーグルス5-4三郷北イーグルス▽高取ホークス9-8大和明星子供会▽田原本南リトルヤンキース8-0小林ビートルズ▽平城スポーツ少年団7-1下市阿知賀ブルースカイ▽生駒G・Kブロッカーズ4-0今井野球クラブ▽天理小コスモ6-2片塩ベアーズ▽平和レッドスワローズ15-1御所ジュニアスラッガーズ▽榛原アタッカーズ7-0三郷TFB▽河合フレンズ8-4安倍フレンズ▽新庄ハッピーボーイズ7-4牧野ジュニアーズ▽田原本スラッガーズ2-1二上スポーツ少年団
【3回戦】橿原カープ5-3大淀フェニックス▽鹿ノ台バンビーズ8-7城島レッズ▽疋田ボーイズ3-2朝和イーグルス▽田原本南リトルヤンキース4-4(抽選勝ち)高取ホークス▽生駒G・Kブロッカーズ1-0平城スポーツ少年団▽平和レッドスワローズ5-0天理小コスモ▽榛原アタッカーズ4-3河合フレンズ▽田原本スラッガーズ4-3新庄ハッピーボーイズ
【準々決勝】橿原カープ3-2鹿ノ台バンビーズ▽疋田ボーイズ4-0田原本南リトルヤンキース▽生駒G・Kブロッカーズ4-2平和レッドスワローズ▽榛原アタッカーズ12-5田原本スラッガーズ
県学童軟式野球大会 34チームの熱戦火ぶた
「第61回県学童軟式野球大会(兼)ほっかほっか亭カップ第44回近畿少年軟式野球大会県予選会」(県軟式野球連盟主催、産経新聞社共催)が29日、桜井市の芝運動公園野球場などで開幕した。各地区の代表34チームが参加し、同日と30日、9月6日の3日間の日程で熱戦を繰り広げる。
新型コロナウイルスの感染対策のため、開会式は中止されたが、選手たちは試合ではつらつとしたプレーを見せた。
大会はトーナメント方式で行われ、優勝、準優勝チームは9月22、23日に大阪府で開催される近畿少年軟式野球大会に県代表として出場する。
県軟式野球連盟の堀本光展理事長は「今回が待ち望んだ今年最初の県大会。コロナや熱中症に気を付けながら、一生懸命がんばってほしい」と話していた。
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8月29、30日の結果は9月1日に掲載予定です。
「ナラ枯れ」被害深刻 矢田寺のミニ遍路道 「立ち入り控えて」
「あじさい寺」として親しまれている大和郡山市の矢田寺境内で、コナラやクヌギなどナラ類の樹木が枯れる「ナラ枯れ」被害が深刻化している。境内の裏山にある「ミニお遍路道」は7月から通行止めとなっているが、散歩コースとして市民にはなじみ深く、知らずに入ってくる人も。関係者は「倒木の危険があるので立ち入らないで」と呼びかけている。
ミニお遍路道は1周約3・5キロで、四国八十八カ寺の本尊を模した石仏が沿道に安置されている。大正時代に、四国を旅することができない病人や高齢者がご利益を得られるよう整備された。その後荒廃したが、地元の「矢田寺へんろみち保存会」が約10年かけて平成27年に再整備した。
だが近年、お遍路道でナラ枯れの被害が深刻化。山の中腹にある「雪蹊寺」では、弘法大師石像が倒木により倒壊した。同保存会の世話人、山下正樹さん(75)は「人の声や音で木が倒れる可能性もあるので危険。早く対処してほしい」と訴える。
保存会が7月16日に調査したところ、伐採する必要に迫られている木は51本に上り、うち36本がナラ枯れ被害を受けていた。お遍路道は同12日から立ち入り禁止となったが、近隣住民にとっては定番の散歩コースになっており、気にせず入ってくる人も少なくないという。
県森林整備課によると、県内ではこれまで、若草山周辺や生駒山系、矢田丘陵などを中心にナラ枯れの被害が確認されている。被害規模は29年には県内一帯で計約1万8200立方㍍にも及んだ。その後は、ナラ枯れを引き起こす昆虫「カシノナガキクイムシ」の駆除や対策が奏功するなどして減少傾向にあり、昨年は約2800立方㍍だった。
矢田寺の前川真澄住職は「秋の登山シーズンを迎えますが、安全のためにも遍路道に立ち入るのは差し控えてほしい」と警鐘を鳴らしている。

ナラ枯れ被害が深刻な矢田寺境内のミニお遍路道
奈良市、初の転入超過 昨年、技能実習生の増加が要因
昨年1年間の奈良市への転入者は転出者を384人上回り、平成25年に外国人を含む統計が開始されて以来、初の「転入超過」となったことが分かった。ベトナムと中国からの技能実習生を主とする、外国人の転入が最大の要因となっている。
総務省が発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、昨年1年間の外国人の転入は1264人で、過去最多とみられる。市によると、介護福祉の技能実習生として来日している外国人が大幅に増加しているとみられ、仲川げん市長は「一時的な人口増も含めて、奈良に触れていただく機会になるので歓迎したい」と話した。
世代別では、0~4歳が192人、35~39歳が123人の転入超過。JR奈良駅周辺のマンション開発などが影響しているとみられる。
一方、20~24歳は転出者が転入者を568人上回り、統計を取り始めて以来最多の転出超過となった。大阪や東京への流出傾向が顕著で、地元の雇用を生む産業政策が重要な課題となっている。
ネットで遺跡巡りいかが 文化財動画ライブラリー 奈文研公開
奈良文化財研究所(奈良市)と文化庁は25日、インターネット上で公開されている全国各地の文化財に関する動画を統合した「文化財動画ライブラリー」を26日から公開すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、展示会など文化財関連事業も影響を受け、インターネットによる動画配信への関心が高まっている。全国の自治体などが制作した動画は、動画投稿サイト「You Tube(ユーチューブ)」で多く公開されているが、他の人気動画の陰に隠れるなどして視聴されにくいのが現状という。
このため奈文研は、埋蔵文化財の調査報告書を電子化し、インターネットで閲覧できる「全国遺跡報告総覧」の中に、文化財動画ライブラリーを構築。総覧のトップページか
らアクセスし、文化財の所在地や時代などから動画を検索できるようにした。
26日の公開段階で、動画は全国の12機関による165本。対象となった文化財の所在地は奈良県や大阪府など38都道府県に及び、文化庁は全国の自治体に協力を呼びかけて動画を増やす方針だ。
奈文研の高田祐一研究員は「今回は埋蔵文化財が中心だが、今後は文化財全般の動画に広がればいい」と話している。
アルバイト職員にセクハラ、葛城市教委職員を減給処分
葛城市は24日、女性アルバイト職員の背中や腰を触るなどのセクハラ行為をしたとして、地方公務員法に基づき、市教育委員会の課長補佐級の男性職員(48)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
市によると、男性職員は平成30年7月6日の勤務後、女性アルバイト職員と市教委の女性職員との3人で会食。その後、「マッサージをするから」と2人をラブホテルに誘い、女性アルバイト職員が拒否したにもかかわらず、部屋でマッサージとして背中や腰を手で触れたとしている。
昨年12月、女性からの申し立てを受け、市が調査していた。男性職員は事実関係を認め、「本人が嫌がっていたのであれば申し訳ない」と反省しているという。


































