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郡山城でプロジェクションマッピング 大和郡山市が奈良高専、阪南大と協定

郡山城跡で昨年12月に行われた試験上映(大和郡山市提供)

 大和郡山市は、国立奈良工業高等専門学校(同市)、阪南大(大阪府松原市)の両校と連携協定を結んだ。市は12月に郡山城跡(大和郡山市城内町)でプロジェクションマッピングを実施する予定で、映像制作で学生らの協力を得る。
 阪南大はこれまで、県外5市町村でプロジェクションマッピングを手がけた実績がある。映像は阪南大経営情報学科の学生ら約10人と奈良高専情報工学科の3、4年生7人が制作。大和郡山の歴史や特産品の金魚をテーマにするほか、豊臣政権期の天守閣を再現し、天守台と本丸の石垣東側をスクリーンにして投影する。音楽はオリジナルや著作権フリーの曲を活用し、作品は10分ほどになる予定。
 上田清市長は「郡山城の新たなビューポイントになる。第1回を成功させて定期イベント化したい」と意気込んだ。
 プロジェクションマッピングの投影イベントは、12月21日午後5時半から開かれる予定。

百条委に「美榛苑」選定委の議事録提出 宇陀市

宇陀市は、宿泊施設「保養センター美榛苑」の指定管理者を専決処分で選んだ決定過程を調べる市議会の調査特別委員会(百条委員会)に、3月下旬に2度開かれた指定管理者選定委員会の議事録や専決処分に関する書類を提出した。百条委が先月27日の第1回会合で提出を求めていた。
 3月29日にあった選定委の議事録は75ページ。委員や同席した経営コンサルタントの名前は伏せられているものの、約5時間に及んだとされる選定委のやりとりが詳細に記載されているという。
 選定委は同26日の審査でアスクゲート(札幌市)を落選としながら、この3日後、結論こそ変更しなかったが評価を見直した。高見省次市長はこれを受け、4月3日に専決処分で同社を指定管理者に選定した経緯がある。
 百条委委員長の上田徳議長は「議事録が提出されたことは評価したい」としている。百条委では今後、議事録の中身を精査し、専決処分に至る過程に問題がなかったかを調査する。

「G20開催中は奈良で」 ホテル日航奈良が大阪府民向けプラン

ホテル日航奈良(奈良市三条本町)は26~30日の5日間、「G20大阪サミット開催中は奈良で過ごそう」と題し、大阪府民限定で1人1泊朝食付き6千円(29日のみ8千円、税・サ込み)の特別プランを販売する。
 28、29日に大阪市で開催される20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の期間中、大規模な交通規制が実施され、大阪市立の幼稚園と小中高校、府立学校が27、28日に休校となることに合わせて企画された。担当者は「楽しく過ごせるプランを考えました。この機会に奈良のさまざまなスポットをめぐってほしい」と話している。
 予約は公式サイトからのみ。チェックインの際に住所が分かる身分証明書の提示が必要。問い合わせは同ホテル(0742・35・8831)。

奈良ホテルで「ビアテラスThe Rooftop BAR」開催

 今秋に創業110周年を迎える奈良ホテル(奈良市)は、テラスガーデンで「ビアテラスThe Rooftop BAR」を開いている。古都の街並みを一望できるテラスガーデンを夜に解放する貴重な機会。9月16日まで。
 「奈良ホテルプラン(5500円)」では、オードブルや、牛肉赤ワイン煮込み、オマール海老爪付きコロッケなど、メインダイニングルーム「三笠」のシェフがアレンジした特別メニューが味わえる。フリードリンク(90分)付きで、見た目がビールに似たコーヒー「ナイトロブリューコーヒー」のほか、ヒノキやレモングラスの香りがするホップを使用した「サッポロSORACHI1984」など約種類のドリンクを用意。牛乳石鹸共進社(大阪市)のロングセラー商品「赤箱」とコラボした限定パッケージもプレゼントされる。
 営業企画課の津川あかねさんは「ピザやミートドリアなど単品メニューもありますので、ご家族で楽しんでいただけます」と話している。
 期間中は無休だが、雨天時は中止。午後5時からでラストオーダーは同9時。価格はいずれもサービス料・税込み。問い合わせは同ホテルレストラン予約(0742・24・3044)。

ならまちで逸品展「凜―RIN―」開催

「吉靴房」の革下駄などが出展される

 国の重要文化財「今西家書院」(奈良市)で2日、雑貨やアクセサリーを展示販売する「逸品展『凜|RIN|』」が開かれる。
 出展するのは、手作りのアクセサリーを手がける「honopottery」(生駒市)▽革靴・革製品製作工房「吉靴房」▽絞り染めの作品を製作している「たばた絞り」▽「谷口陶磁器製作所」(いずれも京都市)―など。今西家書院も茶菓子などを販売する。
 午前10時~午後4時。入場無料だが、今西清兵衛商店の公式アプリ「HARUSHIKA SAKE」をインストールする必要がある。

奈良町にぎわいの家で「にぎわいの花咲かそう」 8流派の生け花展示

生け花を観賞する来場者ら=奈良市

 8流派の生け花作品を展示する「6月6日いけばなの日に寄せて~にぎわいの花咲かそう」が31日、奈良市中新屋町の奈良町にぎわいの家で始まった。
 大正時代の古民家を改修した空間で、多くの人に生け花を楽しんでもらおうと、県華道会と奈良町にぎわいの家が開催。芸事は6歳の6月6日から始めると上達するといわれていることから、同日は「いけばなの日」とされている。
 この日は、県華道会の会員が生け込み作業を公開。会場では今月2日まで、シャクヤクや大山レンゲなど季節の草花を使った13作品を見ることができる。
 来場していた大阪府和泉市の女性(56)は「古いお家と大胆な現代風のお花が合っていますね」。県華道会の吉村晴芳山理事長は「にぎわいの家の趣のある風情とともに、生け花を楽しんでほしい」と話した。
 午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは奈良町にぎわいの家(0742・20・1917)。

奈良市美術館で「山の辺工房展」 6月2日まで

鮮やかな色調の作品が並んでいる=奈良市

 天理市と奈良市で開かれている絵画教室「山の辺工房」の生徒の力作を展示した「第29回山の辺工房展」が、奈良市美術館で開催されている。6月2日まで。
 生徒らの1年間の成果を発表しようと、平成2年から毎年開催。会場には、同工房の講師で洋画家の川畑太さんと、生徒72人が手がけた油絵や水彩画など計191点が展示されている。
 川畑さんは「今年は色彩鮮やかでコントラストを効かせた作品が多く、気分が明るくなる会場になった。ぜひ見に来てほしい」とアピール。奈良市の主婦(54)は「自由な題材で描かれた色のきれいな作品が多く、感性の豊かさが感じられます」と話していた。
 午前10時~午後5時(最終日は午後3時半まで)。入場無料。

橿原市長選は10月27日投開票、市議補選も

 橿原市選管は29日、任期満了に伴う同市長選と市議補選(欠員2)を、10月20日告示、同27日投開票の日程で行うと発表した。立候補予定者説明会は、9月7日午後2時から市役所本庁舎で行われる。

特殊詐欺防止に「阿修羅像」ポスター投入 県警

県警が作製した特殊詐欺被害防止の啓発ポスター(県警提供)

 県警は特殊詐欺による被害を防ごうと、興福寺(奈良市)の国宝・阿修羅像を使った啓発ポスター5千枚を作製した。「(3つの顔と6本の腕を持つ)阿修羅像のように複数の視点で詐欺に気をつけて」との意図を込めており、来月30日までポスターの掲示先を募集している。
 県警生活安全企画課によると、県内で昨年1年間に認知した特殊詐欺事件は119件。被害額は約4億6570万円で、一昨年から約8900万円増加した。被害者のうち、65歳以上の高齢者が約8割に上るという。
 県警は高齢者の関心を高めようと、「悪と闘う」正義の象徴として阿修羅像を起用。「守る」「闘う」といった言葉や防犯標語とともに、迫力のある阿修羅像が目を引く1枚に仕上がっている。
 掲示用のポスターは2千枚で先着順。公共施設や店舗など人目に触れやすい場所が対象となる。申し込みは、希望枚数▽掲示場所と期間▽担当者の氏名と電話番号▽受け取り先の警察署名▽応募キーワード「電話口 お金の話 それは詐欺」―を記載し、メールで県警生活安全企画課(seian@police.pref.nara.jp)へ。

サイクリングイベントで観光資源を知ろう 8月24、25日 県内3コース

 大和高原地域の豊かな自然や観光資源を知ってもらうためのサイクリングイベント「ツアー・オブ・奈良・まほろば2019」が8月24、25日、県内で開かれる。応募は7月15日まで。
 同イベントはタイムを競うのではなく、景色を堪能しながら、各エイドステーションで振る舞われる地元の特産品を楽しむことが目的。
 24日は前夜祭(定員20人)として、奈良市でプロの競輪選手とのサイクリングやディナーを企画。25日は2~5人のチームでゴールを目指すサイクリングツアーが行われる。コースは①宇陀・東吉野コース(約70㌔)②曽爾・御杖コース(約69㌔)③山添・奈良コース(約75㌔)―の3コース。各コース定員160人を募集している。
 参加資格は小学5年生以上。サイクリングツアーはチーム単位で申し込む。参加費は24日が8千円(宿泊費、サイクリングツアー費が別途必要)、25日が6千円。コースの詳細や申し込み、問い合わせはツアー・オブ・奈良・まほろば2019公式ホームページ。

万葉集ゆかり「ムラサキ」開花 春日大社・萬葉植物園

かれんな花を咲かせたムラサキ=奈良市の春日大社神苑・萬葉植物園

 万葉集で多くの歌人に詠まれたことで知られるムラサキ(紫草)の花が、春日大社神苑・萬葉植物園(奈良市)で開花し、白くかれんな姿が訪れた人を楽しませている。
 ムラサキは6~7月ごろに白い小ぶりの花を咲かせる多年草。根から作られる紫色の染料は、古くから貴族の装束などに用いられてきた。
 かつては国内で自生していたが、徐々に減少、現在は環境省のレッドリストで、近い将来に絶滅の危険性が高い「絶滅危惧ⅠB類」に指定されている。
 大阪府東大阪市から訪れた男性は「かれんでとてもきれいな花。万葉集と縁があると知らなかったので興味深い」と話していた。
 同園のムラサキは例年6月に見頃を迎え、7月末ごろまで楽しめる。入園は午前9時~午後4時半。高校生以上500円、小・中学生250円。問い合わせは春日大社(0742・22・7788)。

今年も「奈良の夏冷酒」発売 県内蔵元5社から 

今年も販売される「奈良の夏冷酒」。5酒類の飲み口の違いも楽しめる

 奈良の5つの蔵元による共通ブランド「奈良の夏冷酒」の販売が26日から始まる。「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」が地元酒造メーカーのブランド力を結集した企画で、今年6年目。夏らしい涼しげなブルーのボトルで、今年は定番のシカではなくアジサイをイメージしたラベルを採用している。
 参加した蔵元と銘柄は、今西清兵衛商店(奈良市)の「春鹿」▽奈良豊澤酒造(同)の「豊祝」▽八木酒造(同)の「升平(しょうへい)」▽梅乃宿酒造(葛城市)の「梅乃宿」▽北村酒造(吉野町)の「猩々(しょうじょう)」。5社それぞれが原料米を県産の山田錦や露葉風など地元県産にこだわることで、地産地消にも取り組んだ。
 5本は、切れ味のよいすっきりした味わいから、しっかりコクのあるものまでそろっており、実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「5本を飲み比べると、自身の酒の趣向を知ることもできる」と話している。
 今回は、MYP食品(同)と連携したキャンペーン「MYP餃子が当たるCP」も実施し、ギョーザと日本酒のマリアージュも提案している。
 ボトルは飲みやすい500㍉㍑サイズで1本980円(税抜き)。販売本数は5社で計5千本を予定し、県内の酒類販売店などで購入できる。問い合わせは泉屋(0742・26・1234)。

「奈良かき氷ガイド」今年も作成 中南和エリアも掲載

ひむろしらゆき祭実行委員会が発行し配布されている「奈良かき氷ガイド」

 県内外のかき氷の名店が自慢のメニューを紹介する「奈良かき氷ガイド平成31年度版」が発行された。掲載店や氷室神社(奈良市)などで無料配布されている。
 かき氷ファンを奈良に呼び込もうと、毎年奈良市で開かれている「ひむろしらゆき祭」の実行委員会が平成27年から作成。持ち運びに便利なA5判の冊子で、31年度版は中南和地域や三重県名張市の店舗なども新たに掲載し、昨年より約10店多い53店を紹介している。
 かき氷専門店のほか、カフェや和菓子店が趣向を凝らした自慢の一品を、写真やおすすめポイントなどを添えて掲載。実行委担当者は「ガイドを片手にさまざまなかき氷店をめぐり、いろんな発見をしてもらいたい」と話している。

モリアオガエルの卵を確認 奈良公園の吉城園で

吉城園で見つかったモリアオガエルの卵‖奈良市

 県版レッドデータブックで「絶滅寸前種」に指定されているモリアオガエルの卵が23日、奈良公園内の庭園「吉城園」(奈良市登大路町)で今年初めて確認された。
 モリアオガエルは本州や四国、佐渡島などに生息する体長約5㌢の在来種。アマガエルに似た青緑色で、例年5月中旬~6月中旬に水辺の小高い植物の枝や葉に産卵する。
 この日朝、茶室の裏庭にある池のほとりの岩に、直径約㌢の卵塊が産み付けられているのを職員が見つけた。同園職員の原聖子さん(62)は「今年は天候不順もあり、産むかどうか心配だった。カラスなどに食べられてしまうこともあるので、無事に育ってほしい」と話していた。
 入園料は大人250円、小中学生120円、65歳以上、外国人は無料。開園時間は午前9時~午後5時(入園は4時半まで)。問い合わせは吉城園(0742・22・5911)。

親子で作ろう「デコいなり寿司」 大阪ガスクッキングスクールで6月9日

 大阪ガスは6月9日、クッキングスクール奈良(奈良市学園北)など同社スクールで、「5歳からの食育 チャリティファミリークッキング」を開催する。先着順で参加する親子を募集している。
 和食文化の保護・継承のために農林水産省が推進する「Let’s!和ごはんプロジェクト」の一環。今回は、野菜でつくった花などをあしらった「デコいなり寿司」やみそ汁、鶏ささみと野菜の焼き浸しなどを調理し、和食だしの味覚体験も行う。
 奈良会場は午前10時~午後0時半。対象は5歳~小学6年の子供と保護者で、保護者1人につき子供2人まで。参加費は親子2人1組3千円(追加は1人1500円)。申し込みは大阪ガスクッキングスクールのホームページから。問い合わせはクッキングスクール淀屋橋(06・6205・4640)。参加費は東日本大震災で被災した子供たちを支援する団体などに寄付される。

昨年頻発の自然災害から学ぶ「防災講演会」 6月15日、奈良春日野国際フォーラム甍で

 昨年頻発した自然災害から防災の大切さを考える「防災講演会」が6月15日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍で開かれる。県は参加者300人を募集している。
 昨年は6月の大阪北部地震や7月の西日本豪雨、9月の北海道地震など、大きな災害が相次いだ。当日は静岡大防災総合センターの牛山素行教授が「地域を知り、防災を考える~最近の豪雨災害事例から学ぶこと~」とのテーマで、テレビでも活躍する気象予報士の片平敦さんが「いのちを守る防災気象情報~あなたとあなたの大切な人を守るために~」と題し、それぞれ講演する。
 午後1時半~4時。参加無料。申し込みは、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、6月3日までに、〒630―8501 奈良市登大路町30 奈良県防災統括室に郵送する。問い合わせは同室(0742・27・7006)。

記者会見体験も 夏休み恒例「1日こども知事」 参加者募集

 小学生に知事の仕事や県政に興味を持ってもらおうと、県は8月上旬、記者会見など知事の仕事が体験できるイベント「1日こども知事」を開催する。対象は県内の小学5、6年生で、6月7日まで参加者を募集している。
 1日こども知事は平成23年度から始まり、毎年募集人数の10倍近くの応募がある人気イベント。当日はこども知事の任命書を受け取った後、本物の記者と質疑応答をする模擬記者会見を体験。午後からは荒井正吾知事との昼食や庁内巡視のほか、県マスコットキャラクター「せんとくん」との交流が予定されている。
 開催日時は今月下旬ごろに県政策推進課のホームページに掲載予定。募集人数は10人(保護者同伴)。応募は「知事になったら、こうしたい」とのテーマで作文(原稿用紙400字程度)を作成し、小学校名、学年、氏名を明記の上、学校を通じて応募する。応募者多数の場合は作文の内容で選考する。問い合わせは同課(0742・27・8472)。

令和元年記念「奉納演奏会」 春日大社で6月22日

 令和元年を記念し、音楽を通じて新しい時代へ奈良の文化や心をつないでいこうと、一般社団法人「あおによし音楽コンクール奈良」(斑鳩町)は6月22日、奈良市の春日大社直会殿で「奉納演奏会」を開催する。観客先着100人を募集している。
 同法人は平成25年から、全国のアマチュア音楽家が集う「いかるが音楽コンクール」を開催。29年に「あおによし音楽コンクール」と名称を改め、現在も世界に羽ばたく若手音楽家を輩出している。
 演奏会では、これまでにコンクールでグランプリ受賞経験のある竹村秀一さん(バリトン)と、岩谷弦さん(バイオリン)らがクラシックや奈良にまつわる曲を披露する。午後7時開演。入場無料。申し込み、問い合わせはあおによし音楽コンクール奈良(0745・47・1069)。

大和茶大福の専門店「GRAN CHA」オープン 奈良の新名物に

濃度が異なる5種類の大和茶とほうじ茶の大福「口・福・餅」=奈良市

 県特産の大和茶を使った抹茶大福の専門店「GRAN CHA(グラン チャ)」が、奈良市の近鉄奈良駅前の東向商店街にオープンした。抹茶の濃さは5段階あり、濃度によって異なる香りや味わいを楽しむことができる。新しい奈良名物になりそうだ。
 大福は「口・福・餅(こうふくもち)」。緑茶クリームをこしあんと緑茶を練り込んだ餅で包み、仕上げにたっぷりと抹茶をまぶした。抹茶の濃度は1~5番まであり、1番は抹茶の苦みが苦手な人でも食べやすいやさしい甘さ。濃度の最も濃い5番は、苦さとともに大和茶の奥深い香りを感じられる通好みの一品となっている。
 同店を運営するのは、東向商店街内で飲食店を経営する「八宝」(同市)。同社では「奈良を発信できる素材」としてかねてから大和茶に注目していたという。取締役の木村有香さんは「大和茶に最も合うスイーツを試行錯誤した結果、大福にたどり着いた。5番はたぶん日本一濃い抹茶大福。ぜひ挑戦してみて」とPRしている。
 口・福・餅は5種類の抹茶大福とほうじ茶大福の計6種類。1個250円(税別)。店舗併設の茶寮では大和茶のかき氷なども楽しめる。営業は午前10時~午後7時。茶寮は午前11時~午後6時(不定休)。問い合わせは同店(0742・26・4834)。

115会場で約300公演「ムジークフェスト」が開幕 6月9日まで

 県内各地で約1カ月にわたり音楽を楽しめるイベント「ムジークフェストなら2019」(県主催)が18日、開幕。目玉の有料公演「ウィーン少年合唱団」の公演チケットは大好評で完売したが、ほかにも世界遺産の社寺や街のカフェ、野外ステージを舞台にした無料コンサートが盛りだくさんで、県は老若男女の参加を呼びかけている。
 ムジークフェストは「音楽で奈良を元気に!」をコンセプトに平成24年に始まり、8回目。6月9日までの23日間、県内115会場で、クラシックからジャズ、ポップスや沖縄民謡までさまざまなジャンルのコンサート約300公演が予定されている。
 今回最も注目を集めているのが、31日午後7時から県文化会館で開かれるウィーン少年合唱団(ブルックナー組)のコンサート。世界を魅了する「天使の歌声」が古都の夜に響く。
 有料公演以外では、初夏の風が気持ちいい野外ステージコンサートも見逃せない。河合町と広陵町にまたがる馬見丘陵公園での「ファミリーコンサートin馬見」(26日)や、奈良市内で行われる「ムジーク・プラッツ2019in春日野園地」(1、2、8、9日)は例年人気のプログラム。豊かな自然の中で非日常を味わえる、県中南部・東部地域での公演もおすすめだ。
 今回は公共交通機関を使って複数の会場を周遊してもらおうと、県は奈良市内を運行する「ぐるっとバス」(小学生以上100円)とも連携。27日~6月2日を「ぐるっとムジーク」と銘打ち、バスの沿線に集中的にコンサート会場を設定した。
 荒井正吾知事は「誰でも気楽に楽しめる地域音楽祭。散歩がてら会場をめぐって音楽に親しんでほしい」とアピールした。
 各コンサートの詳細はムジークフェストの公式ホームページ。問い合わせは同フェスト受付事務所(0742・22・3744)。

「潜在保育士」の復帰後押し 生駒市、PR動画作成

保育の仕事のやりがいを伝えようと、生駒市が作成したPR動画の一場面(同市提供)

 資格を持ちながら働いていない「潜在保育士」の復職を後押ししようと、生駒市は保育の仕事のやりがいを凝縮したPR動画を作成した。市公式サイト内の保育士採用専門ページで公開している。
 市内の待機児童数は年々増加しており、4月1日現在で77人(前年同期比14人増)。県外就業率が高く、主要駅付近にある保育所に入所希望が集中しているのが要因の一つだ。
 待機児童を解消するためには、保育士の確保が欠かせない。たとえば0歳児担当の保育士を1人雇えば、保育所の定員を3人増やすことができるという。そこで市内で働く保育士や幼稚園教諭の協力を仰ぎ、2本のPR動画を作成。「先生編」では仕事のやりがいやうれしかった経験を、「潜在保育士編」ではブランクからの復帰後に感じた体験談を、いずれも1分30秒のショートムービーに収めている。
 市の担当者は「資格を持っている方たちに、一歩踏み出すきっかけとなってくれたら」と話している。就職フェアや相談会でも放映する。

自衛隊の定期演奏会 「陸自の歌姫」も出演 6月15日、なら100年会館 

 自衛隊の定期演奏会「Music Festival in奈良2019」が6月15日午後3時から、奈良市のなら100年会館大ホールで開かれる。
 演奏を通じて自衛隊を身近に感じてもらおうと県防衛協会が主催し、今年で35回目となる。陸上自衛隊中部方面音楽隊長の柴田昌宣三等陸佐が指揮、鶫真衣三等陸曹がソプラノを務め、「アヴェ・マリア」や「威風堂々 第1番」などを演奏する。
 入場無料。メールか往復はがきで事前申し込みが必要。「自衛隊奈良定期演奏会観覧申込」と記載した上で、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、同伴者(3人まで)の名前と年齢を書き、メールはhq1-nara@pco.mod.go.jpまで。往復はがきの宛先は、〒630ー8301奈良市高畑町552 自衛隊奈良地方協力本部「定期演奏会係」。
 ともに今月27日必着。定員を超えた場合は抽選となり、6月上旬に結果を通知する(メールは当選者のみ通知)。問い合わせは同本部募集課広報班(0742・23・7001)。

奈良市の新火葬場、完成が最長1年遅れる見通し 

 奈良市が令和2年度末の完成を目指し、同市横井町の山林で建設工事を進めている新火葬場について、仲川げん市長は14日の定例会見で、完成時期が最長で1年程度ずれ込む見通しであることを明らかにした。仲川市長は「率直におわび申し上げたい」と陳謝した上で「引き続き最大限努力をしていきたい」と述べた。
 市新斎苑建設推進課によると、新火葬場は当初、昨年夏ごろに工事を開始する予定だったが、工事車両の通行ルートや投棄物の処理をめぐり、住民との協議が難航。市は今年2月、「時間的な制約上、全ての要望に応えることはできない」として、地元水利組合などの合意を得ないまま着工に踏み切った。だが、5月初旬に事業者から「予定通りの完成は難しい」と報告があったという。
 報告を受けた市は今月9日、現在稼働している東山霊苑火葬場のある同市白毫寺町の対策協議会と会合を開き、工事に遅れが生じていることを住民らに説明。市は地権者との間で、来年度末までに火葬場の移転を完了するとの覚書を交わしており、仲川市長は対応策について「まずはもう1年だけ契約を延ばしていただくことが第一歩と考えている」との見解を示した。
 市は遅くとも4年度中には、新火葬場を稼働させたいとしている。仲川市長は「どれだけ期間を短縮できるか、事業者と協議していく。説明やコミュニケーションを重ねながら、地元の皆さんとも良好な関係を維持していきたい」と話した。

春日大社・興福寺「薪御能」 17、18日開催

 能楽4流派が競演する伝統行事「薪御能」が17、18日、奈良市の春日大社と興福寺で催される。
 17日は午前11時から春日大社舞殿で咒師走りの儀があり、金春流の能「翁」を奉納。午後5時半からは興福寺南大門跡で南大門の儀が行われ、観世流半能「老松紅梅殿」、大蔵流狂言「千鳥」、金剛流能「鵜飼」が演じられる。
 18日は午前11時から春日大社・若宮神社で御社上りの儀があり、金春流能「田村」を奉納。南大門の儀は午後5時半からで、金春流能「羽衣」、大蔵流狂言「太刀奪」、宝生流能「草薙」が予定されている。
 雨天の場合、南大門の儀は県文化会館で。協賛券は事前受付5千円、当日受付5500円。問い合わせは奈良市観光協会内の保存会(0742・30・0230)。

奈良ホテルと牛乳石鹸がコラボ 限定「赤箱」 創業110年で

奈良ホテルと牛乳石鹸共進社がコラボした「牛乳石鹸 赤箱」の限定パッケージ(上)

 奈良ホテル(奈良市)は10月17日に迎える創業110周年を記念し、牛乳石鹸共進社(大阪市)のロングセラー商品「赤箱」とコラボした限定パッケージを制作し、宿泊客らに贈るキャンペーンを始めた。
 奈良ホテルと牛乳石鹸共進社がともに明治42年に創業したことにちなみ、「時代が変わっても変わらないもの」という共通理念の下で企画された。
 赤箱の限定パッケージは、おなじみの牛のマークを奈良の象徴であるシカに変更したユニークなデザイン。「Nara Hotel」のロゴも印字され、レトロな仕上がりとなっている。
 来年3月31日まで、宿泊客や限定プラン利用者に記念品としてプレゼントされる。担当者は「110周年の節目に来ていただいたお客さまにとって、よい思い出の一つとなれば」と話している。
 問い合わせは奈良ホテル(0742・26・3300)。

とんかつ「まるかつ」と奈良女子大がコラボ 「四川風チリソースとんかつ」

新メニューを共同開発した「まるかつ」の金子友則店長(中央)と奈良女子大の学生ら=奈良市

 奈良女子大(奈良市)の学生と、とんかつ店「まるかつ」(同市)が同店の新メニューを共同開発し、試食会が日開かれた。「四川風チリソースとんかつ」と「えびしんじょう」の2品で、まるかつの金子友則店長(42)は「若い力を借り、今までにないとんかつができあがった。新しいまるかつの味を楽しんでほしい」とPRしている。
 まるかつが奈良の食文化向上を目指し、奈良の食材を使ったメニューを開発している奈良女子大の「奈良の食プロジェクト」に持ちかけてコラボが実現。学生10人が昨年10月から3カ月かけ、新メニューを考案した。四川風チリソースとんかつは同店になかったピリ辛のとんかつで、えびしんじょうは赤と黄色のパプリカで彩りを添えた逸品。デザートも考案中という。
 プロジェクトリーダーで同大生活環境学部2年の岡野美桜さん(20)は「発売時期に手に入れやすい食材を選ぶのが大変だったが、自信作がメニューになった」と話した。
 四川風チリソースとんかつはごはんやキャベツなどが付いた定食で、日まで1480円(税込み)で販売する。えびしんじょうは来月ごろから提供を始める予定。

奈良の乾杯ツールに、日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」誕生

奈良の乾杯シーンでの普及に期待がかかる日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」

 令和に登場したお酒、奈良の乾杯シーンを彩る―。「古都のお酒で乾杯しよう実行委員会」が企画し、奈良豊澤酒造(奈良市)が製造した日本酒ベースのスパークリング「ならのあわ」の販売が改元とともに始まった。奈良市には地元の清酒で乾杯する条例があるものの、なかなか定着していないといい、実行委は新たな〝乾杯ツール〟として浸透することに期待を寄せている。
 「ならのあわ」は、ほんのりとした甘さの微発泡酒で飲みやすさにもこだわっている。アルコール度数は5%と低めでメインターゲットに据えたのは30~40代の女性だ。ボトルは200㍉㍑の飲みきりサイズで小売価格は1本400円(税抜き)。県内の酒類販売店や飲食店を中心に初年度販売本数は5千本を予定している。
 奈良の乾杯条例は施行から約5年が経過。同様の条例は京都市など各地で施行され、実行委によると、京都市では地元の酒による乾杯が定着しつつあるが、奈良の場合は各種会合で地元の酒での乾杯を励行しているのはごく一部だという。
 こうした現状について、実行委員長で酒類卸売会社「泉屋」(奈良市)の今西栄策社長は「『乾杯に使いたい』と思える奈良のお酒がなかったのではないか」と考え、新しい酒の開発を検討。奈良豊澤酒造に製造を委託し「ならのあわ」が完成した。
 乾杯に最適で、ビールやハイボールのように手軽に味わえ、シャンパングラスにも映える。奈良市飲食店組合(増井義久組合長)とも連携して家庭用・業務用双方で展開し「地酒とともに奈良の良さを内外に広めていきたい」(今西社長)としている。

「ひみっこぱーく」新設、桜井市まほろばセンターがリニューアル 11日

プレオープンした「ひみっこぱーく」=桜井市

 桜井駅前の複合ビル「エルト桜井」2階にある桜井市まほろばセンターが11日、リニューアルオープンする。さまざまな遊具を備えた子ども広場「ひみっこぱーく」が新設され、親子連れの人気を集めそうだ。
 ひみっこぱーくは玩具輸入販売のボーネルンド(本社・東京都)がプロデュース。プラスチック製のボールが大量に入った「ボールプール」▽トンネルで行き来できる「シンボル・キャッスル」▽回転遊具▽すべり台―などがあるほか、読書やままごと、パーツを使った組み立て遊びなどもできる。小学生以下の子供と保護者が対象で、定員は180人。
 8日のプレオープンでは、招待された市内の幼稚園児らが遊具遊びを楽しんだ。市立桜井南幼稚園の男児(5)は「普段できない遊びが多い。本当に楽しい」と笑顔で話した。
 センターのリニューアルは駅前の活性化が目的。これに伴い、子育てに関するサポートも受けられる未就学児の遊び場「ドレミの広場」、筋肉量や内蔵脂肪レベルを測定できる体組成計などを備えた「健康ステーション」も設置された。
 また、10~40人規模のサークル活動に適した交流室を7つ設置。うち2つは平日の午後と土日祝日に、高校生対象の自習室として無料開放する。問い合わせは市まほろばセンター(0744・42・1973)。

浮見堂でボヤ、床の一部焦げる たばこの不始末か

ボヤがあった浮見堂=奈良市高畑町

 8日午後6時25分ごろ、奈良市高畑町の「浮見堂」で、床が燃えていると通行人の女性(18)から通報があった。浮見堂の床の一部(12㌢四方)が焦げたが、けが人はなかった。
 現場を通りかかった奈良市の男子大学生(18)が持っていたコップで池の水をくみ、2回ほどかけて火を消し止めたという。通報した女性は「手のひらくらいの面積が燃えていて、煙と15~20㌢くらいの炎が出ていた。大きなことにならなくてよかった」と話していた。
 奈良署は何者かのたばこの不始末が原因とみて、詳しい状況を調べている。
 浮見堂は、奈良公園の鷺池に浮かぶ六角形のあずまや(木造)で、多くの観光客が訪れる名所として知られている。

イオンモール大和郡山で「ウォーキング」イベント 9日 

 健康のためにショッピングモールの中でウオーキングを楽しむイベントが9日、大和郡山市のイオンモール大和郡山で開かれる。
 市では健康寿命の延伸を目指し、歩数を記録する「すこやか100万歩手帳」を配布するなど運動を日常に取り入れてもらう取り組みを実施。その一環として、イオンモール大和郡山にウオーキングの場を提供してもらう。
 午前10時半から、ウオーキングインストラクターのデューク更家さんらによるトークショーを開催。同11時半からはデュークさんによるレッスンがある。このほか、健康相談会も開かれる予定。
 参加無料。場所は1階北小路コート。午前10時から整理券を配布する。問い合わせはイオンモール大和郡山(0743・52・6800)。

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