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「中途半端」を「ちょうどいいまち」アピール 大和郡山市PR動画

大和郡山市職員が「ちょうどいいまち」をアピールする動画の一場面

 観光名所をPRするのではなく、ありのままの中途半端さを「ちょうどいいまち」としてアピールし、移住・定住を促進するシティプロモーション動画を大和郡山市が制作した。大阪市浪速区の映画館「なんばパークスシネマ」で3月21日まで上映され、別バージョンを動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。
 同市出身で、先月19日に公開された映画「かぞくわり」の塩崎祥平監督が企画から撮影、編集まで担当。主に大阪など都市部に住む若者をターゲットとし、移住先に大和郡山市を選んでもらえるよう、「中途半端をポジティブに、包み隠さず表現した」(塩崎監督)という。
 ユーチューブで公開している30秒の動画は、同市に移住した夫婦2組がインタビューを受ける設定。「この町の暮らしはどうですか」。問われた2人は顔を見合わせながら「まあ自然もあるし…」「雰囲気がすごく好きで、他はうーん…」「いろんなことがちょうどいい」とあいまいに返答。最後は市職員らが「がんばります! 大和郡山」と宣言して締めくくっている。
 一見、市の魅力をうまくPRできていないように思われるが、「大和郡山市はどんな町だろう」と思ってもらうのが最大の狙いだ。平成27年に大阪市や京都市周辺の20~39歳の男女を対象にしたアンケートによると、「大和郡山市についてまったく知らない」と答えた人は33・6%に上った。
 都心部までは少し遠く、かといって田舎でもない。大型ショッピングモールがあって便利だが、都会とはいえない。そんな「中途半端さ」を逆転の発想で「ちょうどいい」と捉え、アピールしている。
 映画館では現在、秒の「夫婦の食い違い編」を流しており、今月15日からは「中途半端編」を上映する予定。担当者は「まずは名前を覚えてもらうところから始める。将来的には若い人が市に集まって地域の活性化につながれば」と話している。

「女性のための創業セミナー」 19日に開催

 県信用保証協会は19日、奈良市の「ラ・ポーズの森 カフェ ラ・ポーズ」で、起業のヒントを学ぶ「女性のための創業セミナー」を開く。参加者先着30人を募集している。
 当日はコンサルティング会社「オフィス・ビー」(奈良市)の森麻佐美取締役が「あなたらしい起業とは。一歩踏み出すためのマーケティングセミナー」、中小企業診断士の森昭彦氏が「『起業』『開業』のススメ」とのテーマでそれぞれ講演。その後、同協会や県が行っている、創業支援制度を紹介する。森さんや同協会の創業支援スタッフも参加する交流会もあり、スイーツを食べながら気軽に情報交換できる場になりそうだ。
 対象は創業を目指す女性か、創業して間もない女性。参加無料。申し込みは同協会ホームページから。問い合わせは同協会経営支援部(0742・33・0559)。

憧れの選手が直接指導 INAC神戸、橿原で子供サッカー教室

INAC神戸の選手から指導を受ける子供たち=橿原市の橿原運動公園

 女子サッカー・なでしこリーグ1部のINAC神戸レオネッサの選手らによる少年少女サッカー教室がこのほど、橿原市雲梯町の橿原運動公園で開かれ、67人の小学生が参加した。
 橿原市の主催で、今年で7回目。森下豊市長は「選手の皆さんから世界レベルの技を学んでください」と激励した。この後、福田ゆい選手らがリフティングやシュートを披露。参加者は学年ごとに分かれ、選手から指導を受けた。
 最後に主将の中島依美選手が「楽しい時間を過ごすことができました。INACへの応援もよろしくお願いします」とあいさつ。参加者から花束が贈られた。

警察学校で卒業式 26人が第一線に

卒業生を代表し、卒業証書を受け取る真鍋良輔巡査=奈良市の県警察学校体育館

 県警察学校(奈良市)の初任科長期課程の卒業式が31日、同校体育館で行われ、26人(男性20人、女性6人)が警察官としての第一歩を踏み出した。
 卒業式では、遠藤雅人本部長が「失敗を恐れず職務に邁進し、明日の奈良県警を支える新しい力として成長することを願っている」と訓示。続いて総代の真鍋良輔巡査(19)が「いつまでも初心を忘れず、心身をさらに錬磨し、何事にも積極果敢に挑戦する」と決意を述べた。
 卒業生らは昨年4月から約10カ月にわたって法律や逮捕術など、警察官に必要な知識や技術を学んだ。同日付で県内の12署に配属され、職場実習に励む。
 高田署に配属された真鍋巡査は「地域の人に優しく寄り添える、強い警察官になりたい」と決意を新たにした。

JAL、奈良の魅力を「空」から発信 県産食材の機内食も

奈良県産食材を使った3種類の機内食

 日本航空(JAL)が日本各地の魅力を国内外にアピールするために行っている地域紹介企画「新・JAPAN PROJECT」で、2月に奈良県と京都府を特集することが決まり、奈良市内で30日、発表会見が行われた。国内線ファーストクラスで県産食材を使った機内食を提供するほか、機内誌を通して奈良の魅力を発信するという。
 活性化を目的とするJALの地域紹介は平成23年から始まり、奈良が取り上げられるのは初めて。
 機内食は奈良公園内のフレンチレストラン「La Terrasse(ラ・テラス」の高田和明シェフが監修。「大和肉鶏のロースト」や「奈良県産あまごのエスカベッシュ」など、県産の食材をふんだんに使ったスペシャルメニューが並ぶ。新千歳、伊丹、福岡、那覇の各空港と羽田空港を結ぶ4路線の夕食として提供され、メニューは10日ごとに変わるという。
 試食した荒井正吾知事は「大和榛原牛と大和ポークのハンバーグはとてもジューシーでベリーグッド。奈良にもおいしいものがあると紹介してもらうのはありがたい」と喜んだ。
 また、機内誌の「SKYWARD」2月号には、「修験道の郷、吉野の山へ」と題した特集記事を掲載。金峯山寺(吉野町)や洞川温泉(天川村)などをその歴史や文化とともに詳しく紹介している。機内誌は月平均約350万人が搭乗する全てのJALの国内・国際線の座席に備え付けられるという。
 JALの大川順子副会長は「観光、伝統、文化、食、さまざまな角度から奈良の魅力を発信する。精力的に宣伝し、より多くの観光客を誘致したい」とアピールした。
 詳細は「新・JAPAN PROJECT」ホームページから。

高校生のビジネスGP開催 GPには県産食材再利用のクレヨン

ビジネスプランについてプレゼンする高校生=斑鳩町

 高校生が新たなビジネスプランを発表する「高校生ビジネスグランプリin斑鳩」が、斑鳩町の中央公民館で開かれた。
 次世代を担う若者に、斑鳩町の商工業や観光業の発展につながるビジネスを考えてもらい、活気ある地域作りを推進しようと、町商工会女性部が昨年から開催。今年は県内の高校から11組の応募があった。
 27日には1次審査を突破した9組が参加。高校生は、農業を通じて斑鳩町に長期滞在してもらい、観光を持続可能なものにするビジネスモデルや、訪日外国人向けの着物の販売やレンタルサービスなどについて発表した。
 グランプリを受賞したのは、廃棄される県産食材や植物を再利用したクレヨンの製造を提案した奈良工業高等専門学校3年の藤野夏帆さん(18)。藤野さんは「試作を重ねたり、プレゼンテーションの練習は大変だったが、賞を取ることができてとてもうれしい」と話していた。

「まわしよみ新聞」作りも NIEワークショップ開催

テニスの大坂なおみ選手の記事を紹介する参加者=奈良市

 教育現場で新聞を活用する「NIE」(教育に新聞を)の広報週間の企画として、「おもしろ新聞活用」をテーマにしたワークショップが、県立図書情報館(奈良市)で開かれ、小学生や高齢者らが参加した。
 第1部では、「まわしよみ新聞」を考案した陸奥賢さんを講師に迎え、「まわしよみ新聞編集長養成講座」を行った。
 まわしよみ新聞は、各紙から面白いと思った記事や広告を紹介し合い、切り抜いた記事を模造紙にまとめる取り組み。「外国人労働者増加」の記事について「いずれ外国語を日常的に話す日が来るかもしれない」という意見に対し、「英語は好きだから楽しそう」などと、参加者は自由な感想を述べあっていた。
 第2部では、参加者のこれまでの人生での苦労や失敗などをスゴロクにする「当事者研究スゴロク」が行われた。参加者はいろんな経験や失敗談を語り合いながら、スゴロク作りに取り組んだ。
 制作されたまわしよみ新聞は、2月3日まで図書情報館で展示される。

奈良・京都・大津の文化財学ぶバスツアー 3月開催

北野天満宮の本殿=京都市

 奈良・京都・大津の3都市を巡る1泊2日のバスツアー「京津奈・古の三都めぐり~文化遺産を学ぶ旅、その保存と活用を目指して」が3月に開催されることが決まり、旅行商品としての販売が始まっている。普段は非公開の国宝や文化財の修復現場などを専門家の解説付きで見学する「学び」に重点を置いたツアーとなっている。
 3都市の商工会議所とJTBが共同企画した。奈良市では、明治42年創業の奈良ホテルで120年前の銀食器を使った特別ランチを食した後、薬師寺で薬師三尊像(国宝)や平成29年に再建された「食堂」の大壁画を拝観する。大津市では、平成の大改修中の比叡山延暦寺の根本中堂(国宝)を案内付きで拝観し、通常非公開の大書院の見学も。京都市では、北野天満宮の本殿(国宝)参拝のほか、約1500本が咲き誇る梅苑での梅見が予定されている。
 出発日は3月4~20日の間の10日間。各日上限40人。旅行代金は4万5千円~4万9千円。申し込みはウェブサイト「JTBたびーと」から。問い合わせはJTB京都支店内の京津奈・古の三都めぐり事務局(075・365・7724)。

創業110周年記念「奈良ホテルラプソディー」 グルメとワインの祭典、2月22日

「奈良ホテルラプソディ」で提供する料理のイメージ

 奈良ホテル(奈良市)は2月22日、今年迎える創業110周年を記念したグルメとワインの祭典「奈良ホテルラプソディ」を開く。
 同ホテルは明治42年創業。4月から始まる110周年イヤーを前に、自慢の料理やワインを振る舞おうと初めて企画した。ワインは50種類以上をそろえ、伝統のコンソメスープやカレーなどがブッフェスタイルで堪能できる。北欧コーナーでは、サーモンスープやグリューワインティーをアレンジした紅茶などを提供する。
 営業企画課の津川あかねさんは「人気のアップルパイや松の実ケーキ、奈良の食材を使った日本料理もそろえます。奈良ホテルのグルメをまるごと味わってください」とPR。スウェーデンの伝統楽器「ニッケルハルパ」奏者の本田倫子さんによる生演奏もある。
 午後6時半からで定員100人。要予約。料金1万円(サービス料・税込み)。予約、問い合わせは同ホテル宴会セールス課(0742・24・3033)。

アイデアくふう作品展開催中、県知事賞の「うさ耳」など22作品

県知事賞を受賞した「うさ耳コミュニケーション」を手に取る来場者=奈良市の県文化会館

 県内の発明家や企業が創意工夫を凝らした作品を展示する「第17回県アイデアくふう作品展」(県主催)が、奈良市の県文化会館で開催されている。27日まで。
 今回、一般応募の審査対象は計22作品で、県知事賞には杉本義己さん(奈良市)の「うさ耳コミュニケーション」が輝いた。
 「うさ耳」は、体の動きが小さく意思表示が難しい障害者のためのカチューシャ型のコミュニケーションツール。奥歯のかみしめなど筋肉の収縮で発生する微弱な電気信号を耳の動きに変換し、意思を伝える仕組みだ。
 来場した奈良市の主婦は「日常で不便だなと思ったことがこうしたアイデアにつながるのだと思います。ちょっとした工夫がおもしろいですね」と感心した様子だった。
 他の受賞は次の通り。(敬称略)
 県議会議長賞=「はいはいドーム」(御所市、山名勉)▽日本弁理士会近畿支部長賞=「しおり(ココヨム)」(田原本町、妹尾淑子)▽奈良デザイン協会賞=「奈良こけし」(奈良市、坂本昌弘)▽県発明協会まほろば賞=「障害物対応型ピン球回収器」(同、畑内豊)

【バンビシャス通信】U15世代の取り組みにも全力

全国12チームが参加したU15の大会。バンビシャス奈良が主催した=奈良市

 バンビシャス奈良は、19~20日にU15(15歳以下)世代の競技力向上を目的とした「ならでんカップU15 BASKETBALL FESTIVAL2019」を開催しました。北は岩手ビッグブルズから南は琉球ゴールデンキングスまで、そして奈良県選抜、バンビシャスも加えたU15の12チームが参加しました。
 身長180㌢以上の選手も多く、各地域で選抜された選手らはレベルの高い試合を繰り広げました。19日にグループリーグ、20日に順位決定トーナメントを行い、決勝に進んだのは琉球と岩手。両者譲らぬ熱戦は最後までもつれ、琉球が2点差で勝利しました。バンビシャスU15は7―8位の決定戦を1点差で勝ち、最終順位は7位でした。
 U15を指導する工藤和樹スクールコーチは「試合を通しての経験を積んだことで、チーム力が徐々に上がってきた」と大会を振り返りました。バンビシャスU15世代のトライアウトは、2月頃を予定しています。
 また、26日午後6時、27日午後2時からのホームゲーム(ならでんアリーナ)では、試合前に奈良県U15カテゴリーのオールスターゲームを開催します(女子は26日、男子は27日)。バンビシャスは今後も、競技力の向上、青少年の健全育成に貢献できる取り組みを続けていきます。
 チケットの問い合わせは、0742・20・1800まで。(バンビシャス広報 和田真智子)

バスジャック想定の訓練実施、G20・ラグビーW杯控え

警察官がバスジャック犯にふんした対応訓練の様子=天理市

 バスジャックを想定した対応訓練が23日、帝産観光バス奈良支店(天理市)で行われ、同社の運転士と乗務員、県警の警察官ら約60人が真剣な表情で取り組んだ。
 ラグビーのワールドカップ日本大会や20カ国・地域首脳会議(G20)の開催を控え、バス乗務員の対処能力の向上を図ろうと、同社と県警生活安全企画課が初めて開催した。
 訓練は県内を周遊している観光バスに刃物を持った不審者が乗り込み、乗客を人質に金銭を要求した|との想定で実施。運転士が車内の状況を把握しつつ警察官がふんする犯人役の要求に対応したほか、無線で営業所と情報共有する方法を確認していた。
 同社運転士の中村英誉さんは「実際に事件が起きればパニックになると思う。しっかりと対応できるよう、訓練の内容を常に心に留めておきたい」と話した。

古都華にあすかルビー、大和郡山でイチゴの品評会

品評会でイチゴのできばえを見定める審査員ら=大和郡山市

 「あすかルビー」や「古都華」など、今シーズンの県産イチゴのできばえを競う品評会が22日、大和郡山市の中央公民館で開かれ、審査員らが甘い香りを放つイチゴを観察したり味わったりして見定めていた。
 JAならけん大和郡山市イチゴ部会が主催。同会の堀川真会長によると、今年は昨秋の暑さなどの影響で生育が遅れ気味だったが、今の時期が一番甘くおいしいという。
 品評会には市内の農家が生産した4品種27点が出品され、色艶や大きさ、味などを総合的に審査。金賞3点、銀賞5点、銅賞10点を選び、同市の佃善憲さんらが金賞に輝いた。一般審査員を務めた同市の会社員、岡田早苗さんは「どれもおいしくて優劣を付けにくかった。赤い実がよく熟していて、おいしいですね」。
 会場では即売会も開かれ、用意された約100箱のあすかルビーは約8分で完売。毎年即売会に訪れるという同市の主婦、板野真由美さんは「ここのイチゴは新鮮でおいしい。子供に持って帰ってあげるのが楽しみ」と話していた。

「ぐるっとバス」4月にルート変更、平城宮跡~県庁が20分に

 奈良市や交通関係団体でつくる「奈良中心市街地公共交通活性化協議会」は、土日祝日に市内を運行している「ぐるっとバス」(小学生以上100円)のルートを4月から変更することを決めた。平城宮跡と春日大社を最短距離で結ぶ「大宮通りルート」を新設し、平日運行も始めるという。
 ぐるっとバスは現在、平城宮跡とJR奈良駅、近鉄奈良駅を結ぶ「平城宮跡ルート」と、両駅と春日大社など奈良公園内の主要な観光施設を結ぶ「奈良公園ルート」の2ルートで運行している。
 4月1日からは、平城宮跡の外周やならまちを迂回する現在の平城宮跡ルートを、大宮通りルートに再編。これにより、平城宮跡朱雀門ひろば―県庁間が45分から20分に短縮される。
 現在の奈良公園ルートは観光渋滞対策として、東大寺大仏殿前の停留所を起点に、若草山や春日大社に向かう「若草山麓ルート」と、ならまち方面に向かう「奈良公園ルート」に分ける。両ルートは4月20日からで、これまで通り休日のみの運行だ。
 県が昨秋行った渋滞緩和の社会実験では、従来のルート以上に、大宮通りルートの試験運行が好評だったといい、県担当者は「新ルートで平城宮跡に観光客を呼び込みたい」と話した。

三峰山の「霧氷まつり」開催中、臨時直通バスも運行

三峰山の霧氷(御杖村提供)

 空気中の水蒸気が凍り、樹木に付着する「霧氷」が見られる三峰山(1235㍍)の「三峰山霧氷まつり」が、麓のみつえ青少年旅行村(御杖村神末)で開かれている。開催日は2月24日までの土日祝日(午後1~5時)。
 室生赤目青山国定公園内にある三峰山では1~3月の厳冬期、霧氷が幻想的な光景をつくりだす。稜線がなだらかで初心者でも登りやすいことから、冬場には約1万人の登山客が訪れる。気象条件が合えば、山頂付近から富士山が見えることもあるという。
 まつりを主催する同村観光協会は期間中、登山者に登頂記念のスタンプカードを発行し、登頂回数に応じて記念バッジを贈る。みそやこんにゃく、漬物、はちみつといった特産品の販売もある。今月20日は甘酒、2月24日にはコーヒーが来場者に振る舞われ、みつえ温泉「姫石の湯」の入浴割引券もプレゼントされる。
 まつりの開催に合わせ、近鉄榛原駅から会場まで、奈良交通臨時直通バス「霧氷号」(大人片道1350円)を1日2往復運行。問い合わせは同協会(0745・95・2070)。

7ホテルの「昼膳」好評、奈良の食材ふんだんに

奈良ホテル「花菊」の昼膳

 奈良市内の7ホテルが県産食材を使ったオリジナルランチを提供する共同企画「大和の昼膳」が好評だ。各ホテルの日本料理店の料理長が腕を振るう豪華なランチコースで、奈良のさまざまな冬の味覚を味わえる。
 7ホテルは、ホテルアジール・奈良▽春日ホテル▽奈良ホテル▽ホテル日航奈良▽ホテルフジタ奈良▽奈良パークホテル▽奈良ロイヤルホテル。価格は2300円~4千円で、「大和牛と冬大根のすき鍋」や「大和芋とろろグラタン」「黒米素麺のジャージャー麺風」など、各ホテルごとに趣向を凝らした特別メニューが楽しめる。
 また、大和の昼膳を食べてホテルごとのスタンプを集めると、共通お食事券などがもらえるスタンプラリーを開催。5つ以上のスタンプを集めて応募できる、ホテルのペア宿泊券や20品目の大和野菜の詰め合わせセットが当たる抽選企画も見逃せない。
 2月28日まで。メニューの詳細は大和の昼膳ホームページから。予約は各ホテル。企画の問い合わせは、事務局の奈良ロイヤルホテル(0742・34・1131)。

吉野山で「鬼フェス」始まる 今年は「鬼の夜会」も

飲食中に鬼がやってくる「鬼バル」のイメージ(吉野ビジターズビューロー提供)

 「福は内、鬼も内」のキャッチフレーズで昨年始まったイベント「鬼フェスin吉野山」が、19日~2月11日、吉野町吉野山で開かれる。期間中、県内6寺社の鬼が勢ぞろいする新企画「鬼の夜会in吉野山」もある。
 吉野山観光協会が昨年初めて開催。家族連れが宿泊している部屋に鬼が上がり込み、子供たちを驚かせる「鬼さんこちら」や、毎週土曜日にさまざまな店舗で飲食が楽しめる「鬼バル」を実施する。
 2月9日午後5時からは、吉野山中千本エリアで鬼の夜会を開催。新たな試みとして、大安寺や興福寺(ともに奈良市)、大和神社(天理市)など県内6寺社の鬼が集結し、吉野山を練り歩く「鬼歩き」や「鬼踊り」を披露する。
 イベントを後援する吉野ビジターズビューローの長谷政和さんは「ゆくゆくは全国の鬼を吉野に呼び込みたい」と話している。鬼フェスに関する問い合わせは同協会(0746・32・1007)、鬼の夜会については吉野ビジターズビューロー(0746・34・2522)まで。

「インフルエンザ警報」発令、県内で前週1730人罹患

 県内でインフルエンザの患者数が急増しているとして、県は17日、インフルエンザ警報を発令した。今後も流行の拡大が予想され、こまめに手洗いやうがいをすることや、マスクの着用を呼びかけている。
 県によると、7~13日の1週間で、県内55カ所の定点医療機関から報告された患者数は1730人。1医療機関当たり31・45人となり、警報発令の基準である30人を超えた。警報の発令は昨シーズンより1週早いという。
 年齢別では、0~9歳が698人で最多。次いで10~19歳が344人▽60歳以上が178人▽40~49歳が158人―などだった。
 県は「妊婦や乳幼児、高齢者は重症化することがあるので特に注意が必要。体調が悪ければ医療機関を受診し、感染した場合は外出を避け、水分を十分に取って安静にしてほしい」としている。

「可搬式オービス」運用開始、通学・生活道路で効果期待、県警

県警は可搬式オービスによる速度違反取り締まりを始めた=15日、奈良市北袋町

 通学路など道幅の狭い生活道路での交通事故を防ごうと、県警は15日から、コンパクトで持ち運びが容易な可搬式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)の運用を開始している。
 初日となった15日の取り締まりは午前7時半から奈良市北袋町の市道で実施。小学校の通学路に可搬式オービスを設置し、県警交通指導課や奈良署の警察官らが目を光らせた。今後は県内各地で順次、可搬式オービスによる取り締まりを展開する。
 同署の山本佳昭交通2課長は「(ドライバーには)可搬式オービスの存在によって制限速度を意識し、標識に目を向けてアクセルを緩めてもらえたら」と話した。

天川村で婚活イベント 男性は40歳以上、女性は年齢関係なし

 結婚を望む男女に出会いの場を提供する婚活イベントが2月23日、天川村で開かれる。対象は男性が同村に住む40歳以上、女性は年齢や居住地を問わない。定員は20人で、主催する天川村冬の観光キャンペーン実行委員会が同17日まで応募を受け付けている。
 当日は近鉄下市口駅に午前10時15分に集合。村で昼食を取って自己紹介をした後、龍泉寺で良縁の護摩祈願を受け、立食パーティーと告白タイムになる。
 参加費は男性3千円、女性2千円。問い合わせは同村役場地域政策課(0747・63・0321)。

今年から夏休みは「1週間短縮」、奈良市立の全64小中学校

 奈良市教委は、全64校の市立小中学校について、平成31年度から夏休みを1週間短い8月24日までにすると発表した。県内の12市で、夏休みを短縮するのは葛城市に次いで2例目となる。
 文部科学省の学習指導要領改訂による授業時間数の増加を受け、夏休みの短縮を決定した。
 市教委学校教育課によると、31年度から市内の小学校では3、4年生で授業時間数が35コマ、5、6年生で20コマ増加する。1週間すべてを6時間授業にすれば授業時間の確保は可能だが、担当者は「児童の集中力や負担を考慮すると、1週間当たりの授業時間は軽減する方が望ましい」としている。
 中学校は授業時間数の変更はないが、警報やインフルエンザによる臨時休校などに備え、短縮を決めた。
 生徒、保護者には今月7日に文書で通知済み。31年度の夏休みは7月21日~8月24日。25日が日曜日のため、2学期の始業式は26日となる。

福田元首相にアジアコスモポリタン賞大賞、奈良で講演も

大賞を受賞した福田康夫元首相(中央左)=奈良市

 東アジアの経済や文化に功績のあった個人・団体を表彰する「第4回平城遷都1300年記念アジアコスモポリタン賞」の授賞式が、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍で開かれた。
 同賞は「東アジア・アセアン経済研究センター」(ERIA)と県が創設した国際賞で、受賞者を2年に1度選出している。
 今年は大賞に、日中・日韓・東南アジア関係を日本外交の最重要課題として取り組み、ERIAの設立にも尽力した元首相の福田康夫氏が選ばれた。
 10日に行われた式典では、ERIAの西村英俊事務総長が受賞者にトロフィーを授与。その後、受賞者らによる記念フォーラムが行われた。
 福田氏は「アジアに生きる日本」とのテーマで講演。「アジアは安くて良いものを作ることで発展しているが、いずれ人件費が上がるときがくる」とし、「これから経済を支えるのは文化。単にものを作るのでなく、他にはできない良いものを作る文化力が国力になる。文化の宝庫の奈良がそれを活用しないでどうするのか」と訴えかけた。
 他の受賞者は次の通り。
 「経済・社会科学賞」=ジュネーブ高等国際問題開発研究所教授、リチャード・E・ボールドウィン氏
 「文化賞」=アート集団、チームラボ▽ガラスアーティスト、ノグチミエコ氏
 「メモラブル賞」=元ASEAN事務総長、故スリン・ピッスワン氏

【バンビシャス通信】1・5万人入場計画も今季も折り返しで正念場

チームキャラクターの「シカッチェ」もホームゲームを盛り上げる

 バンビシャス奈良は、シーズン全60試合中30試合を終えて9勝21敗、B2西地区(6チーム)5位です。
 昨年12月以降は、5勝7敗で徐々に勝ち星を増やしてきました。松本健児リオン、仁平拓海両選手ら若手の躍進が要因です。
 これまでも繰り返し述べてきましたが、2期連続で赤字決算中のバンビシャスにとって、B2クラブライセンスの維持には今期の黒字化は最重要課題です。ライセンスの第1回審査は3月に行われ、2月末までの経営状態で黒字見込みかどうかの判断が下されます。
 2月末までの業績を見据え、ホームゲーム12試合で「1万5千人入場者数達成プロジェクト」を進めています。折り返しの6試合を終え、来場者は計6843人。これは前年比約25%増ですが、目標まであと8157人、残り6試合で1試合平均1360人の来場者が必要な状況です。
 次節のホームゲームは、26日午後6時、27日午後2時、ならでんアリーナ(奈良市)で八王子ビートレインズと対戦します。
 ここではチームキャラクターの「シカッチェ」が大活躍する「シカッチェアリーナ」も開催。シカッチェのダンスパフォーマンス、わきもと質店(桜井市)提供のシカッチェハリセンのプレゼントなど家族で楽しめます。ぜひ、会場に足を運んでみてください。
 チケットの問い合わせは、0742・20・1800まで。(バンビシャス広報 和田真智子)

【大学ラグビー決勝】天理大、初優勝ならず 地元からは熱い声援

後半、猛追する天理大ラグビー部に応援会場からは大きな声援が送られた=天理市

 ラグビーの全国大学選手権決勝が東京・秩父宮ラグビー場で行われた12日、悲願の初優勝と関西勢として34大会ぶりの優勝の期待がかかった天理大を応援しようと、天理市内の2会場でパブリックビューイング(PV)が開催された。17―22で明治大に敗れたが、PV会場には熱い声援がこだました。
 会場の一つ、天理教教会本部第3食堂には約1100人の市民や学校関係者らが集結。前半3分、天理大がフッカー島根一磨(主将)のトライで先制すると、ボルテージが一気に上がった。その後、明治大が追いつき、さらに勝ち越されて前半が終了。会場の最前列に陣取った天理大人間学部3年の早田宏遥さん(21)は「出だしはとてもよかったので後半は切り替えて逆転してほしい」と熱視線を送った。
 後半、明治大がリードを広げたが、29分と終了5分前にトライを決めるなど1トライ差に詰め寄ると、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。しかし猛追も及ばずノーサイドの笛。初優勝はならなかった。
 試合後、天理大の東馬場郁生副学長は「1つのゴールに向かって頑張る選手らを誇りに思う」と選手らをねぎらった。天理大ラグビー部のファンという天理市のパート従業員、井筒元美さん(48)は「後半あきらめずに立ち向かった選手らのプレーに感動をもらった」と話していた。

きょう天理大VS明治 大学ラグビー決勝をPVで

 ラグビーの全国大学選手権で決勝に進み、悲願の初優勝に王手をかけた天理大ラグビー部に声援を送ろうと、決勝当日の12日、天理市内の2会場でパブリックビューイング(PV)が開かれる。
 準々決勝で大東文化大を破った天理大は、2日の準決勝で帝京大と激突。大会9連覇中の難敵に29―7で快勝し、7大会ぶり2度目の決勝進出を果たした。
 関西勢は同志社大が昭和59年度に史上初の3連覇を達成して以来、優勝から遠ざかっている。明治大との決勝を前に、天理大の小松節夫監督は「地元で応援していただけるのは非常に心強い。相手はスクラムが強く、選手のポテンシャルも高いチームだが、悲願の初優勝を達成できるよう頑張りたい」と話している。
 PVは市と天理大が主催し、JR・近鉄天理駅南団体待合所(定員200人)と天理教教会本部第3食堂(定員千人)の2会場で開催。開場はいずれも午後1時からで、試合開始は同2時15分から。

パスタの「メートル売り」始まる 奈良・西大寺駅前のイタリアン

長さ100㍍のフェットチーネを披露する関係者=奈良市

 奈良市の近鉄大和西大寺駅前にあるイタリアンバル「cucina+oven piano(クッチーナ プラス オーブン ピアノ)」は11日から、好きな長さで注文できる「パスタのメートル売り」を始める。長さ100㍍のフェットチーネを時間内に完食すれば、代金が無料になる大食いチャレンジ企画もあり、話題を集めそうだ。
 「普段食べているパスタって何㍍ぐらいあるんだろう」。前代未聞の企画が生まれたのは、従業員の何気ないひと言がきっかけだった。メートル売りの対象は通常のスパゲティ(1㍍税別45円)と平型のフェットチーネ(同135円)の2種類。いずれも小麦粉のブレンドにこだわった自家製生パスタで、代金と同様にフェットチーネはスパゲティの約3倍の量になる。
 ソースは「大和牛のミートソース」「アラビアータ」「真鯛のローストと胡桃のジェノベーゼ」など10種。スパゲティは15㍍、フェットチーネは5㍍から注文を受け付けており、「777㌢」といったセンチ単位でのオーダーも可能。残さず食べると、名前とパスタの長さが記入された記録証が授与される。
 大食いチャレンジ企画で提供する100㍍のフェットチーネは、総重量約2・8㌔。30分以内に完食すれば代金6千円(税別)が無料になる。同店を運営する「風神」(奈良市)の広渡史朗社長は「友人や家族とクイズ感覚で楽しんで注文してもらいたい」とPRしている。
 営業時間はランチが午前11時~午後3時、ディナーは午後5時~11時半。問い合わせは同店(0742・36・5616)。

奈良で初雪、10日以降寒さ和らぐも13日頃再び気温下がる

 奈良地方気象台は9日、奈良市内で初雪を観測したと発表した。平年より21日、昨年より27日遅い。
 奈良市の同気象台の敷地内で午前7時5分ごろから分にわたり、職員がみぞれを観測。この日の県内各地の最高気温は、奈良6・5度、針3・2度、大宇陀4・9度、風屋、5・9度と軒並み平年を2度以上下回り、厳しい冷え込みとなった。
 同気象台は「10日以降は寒さが和らいで平年並みの暖かさになるが、13日ごろに再び冬型の気圧配置となり、気温が下がる」と予想している。

「KEIRINグランプリ」制した三谷選手、奈良で優勝報告

KEIRINグランプリ制覇を報告する三谷竜生選手=奈良市

 先月30日に静岡競輪場で行われた競輪の実力日本一を決める「KEIRINグランプリ(GP)2018」でGP初優勝を飾った三谷竜生選手(31)=日本競輪選手会奈良支部=の優勝報告会が8日、奈良市の奈良競輪場で行われた。
 GPはその年に活躍したトップ選手9人が争う競輪界最高峰のレース。三谷選手は賞金1億160万円を獲得し、史上最多を更新する年間獲得賞金2億5531万3千円で初の賞金王に輝いた。
 この日、駆けつけた多くのファンから温かい拍手で迎えられた三谷選手は「一昨年出場した初めてのGPでは結果を残せず、悔しかった。今回は緊張していたが、落ち着いてレースに臨むことができた」と振り返った。来月開催の奈良記念は昨年制しているが「連覇は意識せずにしっかり集中して戦うだけ。皆さんの期待に応えられるよう頑張ります」と活躍を誓った。

大和未生流が「初生け」 奈良ホテル、100人出席

新年会で初生けを披露する師範ら=奈良市の奈良ホテル

 華道の一派、「大和未生流」の新年会が、奈良市の奈良ホテルで開かれ、師範ら7人による「初生け」が披露された。
 大和未生流は大正初期に奈良市で発祥。創流100年を超え、昨年は興福寺中金堂の落慶法要でも献花を行った。木や花のありのままの形を生かし、自然の風景を表現することが特徴という。
 この日は会員ら約100人が出席。3代目家元の須山法香斎さんが「時代に迎合することなく流派の伝統を守り、華道の本質を伝えられるよう誠心誠意頑張りたい」とあいさつした。
 その後、師範と準師範計7人が壇上で初生けを披露。新年らしく、梅のズアイや赤い実が美しい千両を青竹に丁寧に生けた。
 初生けを行った準師範の高校2年、地引愛里子さん(16)は「初めて大勢の人の前で生けたのでとても緊張したけど、いい経験になった。今後も美しく生けられるよう実力をつけたいです」と話していた。

「生駒ふるさとミュージアム」来館者、5万人突破

5万人目となり祝福される家族=生駒市の生駒ふるさとミュージアム

 生駒市の「生駒ふるさとミュージアム」で6日、2月1日の開館5周年を前に入館者数が5万人を突破し、記念セレモニーが行われた。5万人目には記念品が贈られ、餅つきなどの正月イベントも開かれた。
 同ミュージアムの建物は、昭和8年に旧生駒町役場庁舎として建設され、34年からは市中央公民館の別館として利用された。その後改修などを経て平成26年2月、郷土資料室や企画展示室などを設置した「生駒ふるさとミュージアム」として生まれ変わり、生駒の歴史・文化に関わる資料展示や体験学習を行ってきた。
 この日、5万人目となったのは、同市内から家族で訪れた幼稚園児の西村実津希ちゃん(5)。記念セレモニーではくす玉が割られ、市の特産物などの記念品が贈呈された。
 父の直仁さん(43)は「新年早々うれしいサプライズ。いろいろなことを体験できるありがたい場所で、子供が大きくなるまで毎年利用させていただきたい」と話していた。

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