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【あっ、これ食べたい】味と色にこだわり 雀堂の「番茶葛わらび餅」

 大淀町土田の「和菓子工房雀堂」。「番茶葛わらび餅」は、「道の駅吉野路大淀iセンター」で10月ごろまで販売されている。道の駅の売り上げランキングの上位に入る人気商品だ。

番茶葛わらび餅(奥)と番茶あゆ

番茶葛わらび餅(奥)と番茶あゆ

 60年以上にわたって和菓子を作り続けてきた「和菓子雀堂」3代目の菊本学さん(42)は、吉野大淀日干番茶を使った商品を「和菓子工房雀堂」の屋号で販売している。

 「番茶葛わらび餅」は、濃いめに番茶を炊き、水の代わりに使っている。「番茶の味ときれいな色を出すのが難しかった」(菊本さん)というわらび餅はきれいなこはく色で、後味はさっぱり。香ばしい番茶の香りがする。

 9月末ごろまでは、求肥に番茶を混ぜ、吉野川のふっくら太った鮎をイメージした「吉野川番茶あゆ」も土日限定で販売している。

 「新しい商品を増やし、大淀町の特産品として広めたい」と菊本さん。秋には「番茶どら焼」も登場予定。(朋)

【販売場所 道の駅 吉野路大淀iセンター】大淀町芦原536-1

(ホームページはhttp://yoshinoji-oyodo.com/

【道の駅 営業時間】午前9時(土日、祝日は午前8時半)~午後5時半

【道の駅 定休日】火曜

【連絡先】☎0747・54・5361(道の駅)、☎0747・52・4411(雀堂)

【道の駅販売 メニュー】番茶葛わらび餅(1パック100グラム入り200円)、土・日曜限定吉野川番茶あゆ(1つ150円)、やきもち三昧(6個入り600円)など

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国際芸術村構想と連携イベントへ予算 天理市が9月議会に提案へ

 天理市は31日、総額約9330万円の一般会計補正予算案を発表した。6日開会の9月定例市議会に空き家対策条例案などとともに提案する。

 県が同市に5年後の完成を目指す「県国際芸術家村」(仮称)構想と連携したサイクリングイベントなど、周遊観光事業や整備費に約1100万円を計上。ほかに、テレワーク施設「産業振興館」の設備拡充に約700万円、高齢者福祉施設への介護ロボット導入支援費として約150万円、介護人材確保に向けた生活・介護支援サポーター養成費に約200万円などを計上している。

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子供たちが下した判決は? 奈良地裁でジュニア法廷開催

 子供たちに裁判所の役割などを理解し、裁判所を身近に感じてもらおうと奈良地裁が「ならジュニア法廷2016夏」を開催し、県内の小学5、6年生30人とその保護者らが参加した。

裁判員裁判の模擬裁判を体験する児童ら

裁判員裁判の模擬裁判を体験する児童ら

 児童らは「誰でも裁判を傍聴できるか」など、裁判所についてのクイズに挑んだ後、「奈良市内のデパートから男性医師が腕時計を盗んだ」という設定の事件について、模擬裁判に挑戦。裁判官や裁判員、検察官、弁護人役をそれぞれ務め、専門用語にとまどいながらも、メモを取りながら真剣に冒頭陳述や証人尋問などに取り組んだ。

 一連の審理を終えた後は2つのグループに分かれて「評議」を行い、判決を導き出した。裁判官への質問コーナーや、法服を着ての記念撮影も行われ、児童らは楽しみながら裁判について学んでいた。

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【鹿角抄】ワイズユースで自然守ろう 大台ケ原を歩いて考えた

 今年から新たに国民の祝日に加わった「山の日」(8月11日)に、環境省近畿地方環境事務所主催の「自然再生ツアー」に同行、大台ケ原を歩いてきた。

枯れたトウヒの木が立ち並ぶ登山道を歩くツアー参加者

枯れたトウヒの木が立ち並ぶ登山道を歩くツアー参加者

 大台ケ原を訪ねたのは初めて。歩いたのは「初心者でも大丈夫」という東大台ケ原の自然観察路。環境省の自然再生事業に助言する自然再生推進委員でもある奈良教育大の松井淳教授(植物生態学)の解説を聞きながら、大台ケ原ビジターセンター(上北山村)から正木峠まで2キロあまりを往復した。

 実は、大台ケ原では植生、生物多様性の衰退が急速に進んだという。環境省などによると、昭和34年の伊勢湾台風などで多くの木が倒れ、森の中が乾き始めてコケのかわりにササが増えた。ササを餌にするニホンジカが増えすぎ、シカが木の皮や稚樹を食べることで木が枯れ、新たな木も育たなくなって森の環境が変わったのだという。

 正木峠は大台ケ原の中でもよく知られた場所。立ち枯れたトウヒが並ぶ風景は幻想的で美しくさえ感じられるが、ここも50年ほど前は苔むした森だったという。ものすごい変貌ぶりに信じられなかった。

 印象的だったのは、あちこちでみられた「防鹿柵」。シカが一定の区域に入らないよう設置された柵で、多くの木の幹にはシカの食害防止の金属や樹脂製のネットも巻き付けられていた。環境省の自然再生の取り組みで、防鹿柵で囲われた中には「トウヒの稚樹が健全に育ち、50年後には森になっているかもしれない」という場所もあった。

 ただ、かつての健全な森が保たれた大台ケ原に戻るには、長い取り組みが必要なようだ。松井教授は「森が壊れかけている最前線を何とか守り、それを(以前の健全な状態に)押し戻していくようなやり方しかないかもしれない」と話す。

 大台ケ原を訪ねる私たちにも課題はある。「植生保護のために歩道以外の場所には入らない」「ごみは持ち帰る」など当たり前のマナーを守り、「ワイズユース(賢明な利用)」をすることが大事なのだ。(山本岳夫)

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葛城市長選立候補予定者説明会に2陣営出席、市議補選も2陣営

 任期満了に伴う葛城市長選と、同市議補選(欠員1)の立候補予定者説明会が30日、同市役所新庄庁舎で開かれ、市長選、市議補選とも2陣営の関係者が出席した。

 市長選、市議補選は10月16日告示、同23日に投開票される。市長選には、現職で3選を目指す山下和弥氏(47)と、同市議で新人の阿古和彦氏(57)がいずれも無所属で立候補する意向を明らかにしている。

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下市町長選は11月8日告示

 下市町選挙管理委員会は、任期満了に伴う同町長選挙を11月8日告示、同13日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は10月13日午後2時から、同町役場で開く。

 同町長選挙をめぐっては、現職の杉本龍昭氏(70)が、再選を目指して無所属で立候補する意向を表明している。

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動く市役所発進! 住民票発行、健康指導…葛城市がサービスカー試験運行 

 葛城市は、市中心部から遠い7地区の公民館や集会所を巡回し、住民票発行や健康指導を行う「市民サービスカー」を9月から試験運行する。市民サービス向上と地域コミュニティーの形成が目的で、全国的にも珍しいという。

披露された市民サービスカー

披露された市民サービスカー

 ワンボックスの商用車を改造し、パソコンやプリンター、インターネット接続端末などを搭載。住民票と印鑑登録証明書の交付を可能にした。大型モニターには観光情報などを表示でき、市役所などとネットでつなぐことで、テレビ会議もできるという。

 発電機や防災無線なども備え、災害時は「移動救護所」としての活用や、救援物資、被災者の搬送も可能。試験運行は9月中旬~10月末で、市職員と保健師が乗り込み、中心部から遠い7地区の公民館や集会所を週1回訪問。サービスを提供する。

 毎週金曜日の午前中は、「ならコープ」の「あったか便利移動店舗」と連携した買い物支援サービスとして、ならコープの移動販売車も同行。市福祉総合ステーションで行われたお披露目式で、山下和弥市長は「新しい行政サービスを提供し、市民の拠点づくりを進める」と述べた。

市民サービスカー内部の装備

市民サービスカー内部の装備

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「事業自体は継続」、天理市の調査委 メガソーラー疑惑 

 天理市が進める大規模太陽光発電(メガソーラー)の事業者選定をめぐり、市役所などが官製談合防止法違反容疑で大阪地検特捜部の家宅捜索を受けた事件で市は30日、選定手続きの経緯などを検討する第2回調査委を開催。並河健市長は、「事業自体を止めなければならない瑕疵は見られない」とする委員らの見解を示し、今後も事業を継続する方針を明らかにした。

 調査委は非公開で行われ、終了後に並河市長が記者会見。委員からは、事業者を選定する「公募型プロポーザル方式」の入札に参加した2事業者の企画提案書を採点評価する際、「市職員だけでなく、第3者を交えより慎重に精査すべきだった」との指摘があったとした。

 一方、採点の中身については「法に触れるような著しく不合理な点はない」ことや、両事業者が示した提案額には2倍近い差があったことから、「最優秀に選んだ提案書を遡及的に否定すべき点は見られず、事業継続が妥当」との意見で一致したという。

 市は今後、再発防止に向けた報告書の素案を来月16日開催の次回調査委で取りまとめて市議会に報告し、26日に公表する予定。

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【訃報】藤本昭広氏 70歳 元県議

 藤本昭広氏(ふじもと・あきひろ=元県議)30日、悪性リンパ腫のため死去、70歳。通夜は9月1日午後7時、葬儀・告別式は同2日正午、天理市前栽町72の1、創葬館で。喪主は長男、広樹(ひろき)氏。

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伝統の「奈良晒」について知っていますか? 県立民俗博物館で展示

 江戸時代には「麻の最上は南都なり」とも評された奈良の伝統産業「奈良晒(さらし)」の実物や製造工程を展示する「布に秘められた技」が大和郡山市の県立民俗博物館で開催されている。

江戸時代に製造された奈良晒の着物の実物など約100点が展示されている

江戸時代に製造された奈良晒の着物の実物など約100点が展示されている

 奈良の伝統産業の歴史を知ってもらおうと、同館や実行委などが企画。江戸時代には高級麻織物だった奈良晒は、徳川家康も愛用。幕府の「御用布」として全国に流通していたが、明治以降は武家の没落とともに生産量も衰退の一途をたどった。その技術は「奈良晒の紡織技術」として昭和54年に県の無形文化財に指定され、月ケ瀬奈良晒保存会(奈良市)が技術継承や後継者育成に取り組んでいる。

 特別展では、奈良晒について描かれた江戸時代の絵図や、奈良晒の見本布、製造工程を紹介するパネルなどを展示。越後、越中、近江など他地域の麻織物との比較など、約100点が並んでいる。

 9月4日まで。開館は午前9時~午後5時。月曜休館。一般200円、大学生150円、以下無料。問い合わせは、県立民俗博物館(☎0743・53・3171)。

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故・小川光三さん最後の仕事 「奈良大和路カレンダー」販売へ

 仏像シリーズ第21弾となる「奈良大和路カレンダー2017」(平成29年版)が、県ビジターズビューローにより発行された。今年5月30日に88歳で亡くなった写真家、小川光三さんの作品を使った人気のカレンダーで、本人がレイアウトなどを直接指示したものとしては最後。9月1日から料金振り込みを受け付け、10月1日から販売を始める。

小川光三さんの写真が使われている「奈良大和路カレンダー2017」

小川光三さんの写真が使われている「奈良大和路カレンダー2017」

 カレンダーは奈良の歴史文化を全国発信するため、平成9年版から制作。文化財写真撮影の「飛鳥園」(奈良市)の写真家だった小川さんの作品は13年版から使用、これまでテーマに沿った指導も受けてきた。

 今回は「大和のみほとけ まなざし」と題し飛鳥、奈良、平安時代の仏像の、慈しみ深い「まなざし」を特集。写真は小川さんとその弟子、若松保広さんの作品を掲載している。監修、解説は山崎隆之・愛知県立芸術大学名誉教授。文筆家、山崎しげ子さんのエッセーも載せている。

 小川さんの作品は、1・2月の法隆寺金堂・多聞天像(国宝、飛鳥時代)▽7・8月の唐招提寺金堂・千手観音菩薩立像(国宝、奈良時代)▽9・10月の安産寺・地蔵菩薩立像(重文、平安時代)▽11・12月の新薬師寺・伐折羅大将像(国宝、奈良時代)。

 ポストカード付きで、1部1500円(消費税込み)。県ビジターズビューロー(☎0742・23・8288)や観光関連施設、書店などで販売する。

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タブレット端末活用し、ペーパーレス審議 宇陀市議会が9月から導入

 宇陀市議会は29日、9月2日開会の定例会から議会関連資料を電子化する「会議システム」を試験的に導入すると発表した。議会運営の迅速化・効率化をはかることが目的で、大幅なペーパーレスにもつながるという。こうした「電子議会」をめざすシステムの導入は県内自治体の議会では初めて。

宇陀市議会が導入したタブレット端末

宇陀市議会が導入したタブレット端末

 宇陀市議会では市議12人(欠員2)と議会事務局長のほか、議会に出席する市長、副市長、各部長ら計36人にタブレット端末を貸与。市議に貸与された端末は12・9インチ、A4サイズの大きさで、端末を使って東京の民間会社が運営するサーバーにアクセス。市が登録した議案書や議案関連資料、予算書、決算書などを閲覧するしくみ。本会議や委員会の審議にも端末を活用し、端末で資料を見ながら議事を進めるという。

 端末を使って議案にメモ書きし、保存することも可能。議会事務局では、「議場に大量の紙資料を持ち込まなくて済み、資料が更新された際もスムーズに最新の情報を共有できるメリットがある。緊急時の対応も迅速に行え、議員活動の向上、議会運営の効率化をはかることができる」としている。

 9月と12月議会では紙資料も用意するが、来年の3月議会からはシステムを本格運用。議案書や予算書、決算書は紙資料も作成するが、議案関連資料などは完全に電子化する予定で、議会出席者1人あたりの紙資料(A4サイズ)削減量は約850ページ、紙資料全体では半減するという。

 同様のシステムは、大津市議会や三重県名張市議会で運用されており、竹内幹郎市長は「市でも業務の電子化を進めている。議案の修正などをリアルタイムで行え、市民サービスの向上にもつながると思う」としている。

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暮らしに役立つ情報掲載しています 県がスマホアプリ「ナラプラス」無料配信中

 県は、暮らしに役立つさまざまな情報や奈良の観光、文化、食にまつわるニュースを伝えるスマートフォンやタブレット端末専用のアプリ「ナラプラス」を無料配信している。県が発行する広報誌や刊行物も読むことができるほか、県内の災害情報や天気予報もチェックできる。

県が無料配信を始めた「ナラプラス」。地域の情報を毎日届ける

県が無料配信を始めた「ナラプラス」。地域の情報を毎日届ける

 県によると、こうしたアプリの配信は都道府県レベルでは初。県と市町村のまちづくりの話題など県政に関するニュース▽地域の話題▽道路の通行止めや熱中症発生状況など暮らしに役立つニュース▽県内で開催されるイベント―を主に配信しており、毎日2~3本のニュースを更新する。

 県広報広聴課は「奈良はよいところだと感じてもらえる明るいニュースを毎日届けたい」としている。荒井正吾知事も「イベントの開催状況がすぐに分かるので便利だと思う。より暮らしに密着した最新のニュースを届けたい。親しんでもらえれば」としている。

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昨年の交通事故死者46人中19人は65歳以上 単独事故が最多 

 県警は平成27年の交通事故で死亡した人の4割超が、65歳以上の高齢者だったと発表した。県警は今年3月から動画を活用した危険予測能力向上システムを導入、各自治体の公民館で交通安全教室を開くなど、事故防止に向けた取り組みを進めている。

 県警によると、27年の交通人身事故は5078件で、うち65歳以上の高齢者が1644人と、過去最高の32・4%。死亡事故者数(46人)では高齢者はうち19人で、41・3%を占めた。今年の死亡事故は8月28日時点で、全体(27人)の約65%に相当する15人が高齢者となっており、前年同時期より3人増加しているという。

 交通死亡事故の死者数は減少傾向にあるが、高齢者の割合は過去10年間ほぼ横ばいで、50%前後という高水準で推移。死亡事故の類型別では、転落や電柱への衝突などの「単独事故」が9人で最多。道路などを横断中を含む「歩行中」が8人と続いた。

 昨年の事故で死亡した高齢者の19人のうち、時間帯で最も多かったのは夜間(午後6時~午前6時)で6人。「歩行中」に死亡した高齢者も、8人中3人が夜間だった。警察庁によると、全国でも昨年死亡した高齢歩行者の事故時間帯は夜が64・4%で、昼(35・6%)の約1・8倍。全国的に夜間の歩行中の死亡事故が多い傾向にある。

 一方、県内の運転免許証保有者の23・3%は高齢者で、20万9940人。県警は約200の市町村や民間事業者と自主返納に関する協定を締結し、タクシーやバスの運賃を割り引くなどのサービスを実施。昨年は3544人が返納した。

 高齢者の死亡事故防止にと、県警は今年3月から危険予測能力を高めるシステム「ホンダ動画KYT」を導入。これまで公民館や学校、大型スーパーなどで交通安全教室を計13回開いており、計約1130人が受講している。

 KYTは「危険予測トレーニング」の略。コンピューターグラフィックスを使ってさまざまな条件下での運転を疑似体験し、事故につながる危険をどれだけ察知できるかをテスト。警察官などから指導を受け、危険に対する予測能力の向上につなげる。

 県警交通企画課の担当者は「『自分は大丈夫』と思っている人に、いかに意識をもってもらうかが課題。KYTの活用などを通じて自分の危険認知能力を認識し、安全確認を徹底してもらいたい」としている。

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紀伊半島豪雨被害を後世に伝える 五條市大塔町に「警戒碑」建立

 紀伊半島豪雨災害を後世に伝えようと、五條市大塔町で「紀伊半島大水害警戒碑」が建立され、除幕式が行われた。市職員や地元の消防団員ら約10人が参加し、黙禱をささげると共に防災の誓いを新たにした。

土砂崩れダムの最高水位を示す警戒碑を除幕する消防団員ら

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 被害を後世に伝え、防災意識を高めようと全国からの寄付金を活用し、同町宇井と辻堂の2地区に設置。宇井地区では熊野川右岸が大規模な深層崩壊を起こし、8世帯11人が死亡、行方不明に。碑は高さ約1・1メートルの御影石で、土石流が達した対岸の最高地点に設置された。

 巨大な土砂崩れダムが出現した辻堂地区では、水位が約20メートルに達したことを示す警戒碑が建てられ、コンクリートの擁壁に赤いラインが引かれたほか、説明板も設置。除幕式に参加した大塔地区自治連合会長で宇井自治会長の市平克之さん(76)は、「実際にどこまで水が上がったのか、後世に残していきたい」と話していた。

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大和郡山に中間駅誘致へ 「奈良県にリニアを!」の会が知事に提言書

 県南部の35市町村でつくる「『奈良県にリニアを!』の会」(会長・森下豊橿原市長)は、リニア中央新幹線の早期開業や大和郡山市内への中間駅誘致を求める提言書を、荒井正吾知事に提出した。

提言書を提出した3市町長と荒井正吾知事

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 同会は先月28日、県内29市町村の首長らが出席し、第3回大会を開催。「中間駅は県内の各地と交通結節性が高い大和郡山市に設置すべき」「東京・大阪間の一日も早い全線開業を目指す」「車両基地を県内に設置する」などとした提言書をまとめていた。

 今月23日、同会副会長の東川裕御所市長と、監事の今中富夫上牧町長、上田清大和郡山市長が県庁を訪問。東川市長が提言書を手渡すと、荒井知事は「承りました。環境影響評価の日程が詰まってくれば中間駅やルートの姿が見えてくる。誘致に向け熱意を持った運動を続けることが重要だ」と話した。

 県内では中間駅誘致に向け、奈良市と生駒市も独自に誘致活動を進めている。

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大自然の柳生で楽しい一日 「まるまる1日デイキャンプ」に子供たち歓声

 奈良市東部地域の子供たちが水遊びやキャンプファイアーを楽しむ「まるまる1日デイキャンプ」が奈良市柳生で開催され、小学生約80人が参加した。

日差しの下、川で水遊びを楽しむ子供たち

日差しの下、川で水遊びを楽しむ子供たち

 奈良市東部地域の田原、柳生、興東、月ケ瀬、都祁の各公民館が、東部5地区の子供たちの交流を目的に平成24年から毎年開催。子供たちは「正木坂剣禅道場」で瞑想や剣道を体験した後、打滝川で水鉄砲などを使って水遊びを楽しんだ。旧柳生中学校グラウンドではキャンプファイアーも行われ、夏休みを満喫していた。

 柳生公民館の生駒好明館長(61)は「東部地域は子供の数も減ってきているが、交流を通じて子供たちが仲良くなってくれれば」。参加した奈良市の小学6年、大久保天翔君(12)は「川で水鉄砲をしたり、滝の下で遊んだりできて楽しい。今年が最後の参加なので、満喫します」と笑顔で話していた。

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香芝市と広陵町の中学に供給 共同給食センター完成

 香芝市と広陵町の公立中学校の給食を供給する「広陵町・香芝市共同中学校給食センター」が、広陵町三吉に完成した。9月から本格稼働する。

給食センターの竣工式でテープカットする関係者

給食センターの竣工式でテープカットする関係者

 両市町が設立した同給食センター協議会が運営し、調理・配送は業者に委託。香芝市内の4校と広陵町内の2校の生徒と教職員の給食計4千食を調理し、配送する。

 完成した給食センターは鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約3100平方メートル。竣工式は23日に行われ、広陵町の山村吉由町長は「共同化でコスト削減でき、適正規模の充実した設備でより安心できる給食提供が可能になる」、香芝市の吉田弘明市長は「地域の人、子供たちに愛され続ける給食センターであり続けるようにしたい」とあいさつした。

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【リオ五輪】大野選手おめでとう 凱旋パレードに大勢の市民が祝福

 「おめでとう」「感動した」―。初の五輪挑戦だった、リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級で「圧倒的な強さ」を見せつけ金メダルを獲得した大野将平選手(24)を祝福しようと、28日に天理市内で行われた凱旋パレード。約1・2キロを約30分かけてゆっくりと歩いた大野選手に、市民らは「かっこよかった」「強すぎ」などと書いたうちわなどを持って手を振ったり、カメラを向けたりして祝福した。

金メダル獲得を報告する大野将平選手

金メダル獲得を報告する大野将平選手

 午後2時ごろ、出発前にJR・近鉄天理駅前で開かれたセレモニーで、金メダルを首に下げた大野選手は「感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんの方とリオ五輪金メダル獲得の喜びを分かち合いたい」とあいさつ。

 祝福に駆けつけた並河健市長は「重圧の中、しっかりと勝ちきり、世界に勇気と感動を与えた」とたたえ、地元の小学生約20人は大野選手に赤いバラを贈った。

 パレード後、天理教教会本部で大野選手と共に壇上に立った天理大柔道部の穴井隆将監督(32)は「苦しい道のりだったと思うが、懸命に努力して乗り越え、周囲からあたたかく励まされて獲得した金メダル」とねぎらい、「これからも、みなさんの夢や希望をさらに力に変えてやってくれると信じている」とエールを送った。

 大野選手は「祝福していただき感激。『天理柔道』を志す後輩の刺激になればうれしい。柔道を通じて天理市を盛り上げられるよう頑張っていきたい」と話した。

 天理大2年で柔道部の村上陣亮さん(20)は「ずっとお手本の先輩で、改めてすごさを感じた」。天理高校1年で柔道部の上釜増之助さん(16)は「ずっと憧れの存在で、今日は一層背中が大きく見えた。『天理柔道』を体現してくれている大野選手に、東京五輪にも出場して優勝してほしい」と感激した様子で話した。

 また、商店街の土産物店店主、谷奥義治さん(59)は「道のりは大変だったと思うが、天理からこうした選手が出たことは誇らしい。みんなの励みになる」と笑顔を見せていた。

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【リオ五輪】柔道・金メダル大野選手、地元・天理で凱旋パレード

 リオデジャネイロ五輪の柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手(24)が28日、母校の天理大学柔道部がある天理市を凱旋パレードした。

商店街を歩き、市民らに金メダル獲得を報告する大野将平選手

商店街を歩き、市民らに金メダル獲得を報告する大野将平選手

 大野選手は首に金メダルをかけて登場し、天理教校学園高校マーチングバンド部の先導で市内の商店街など約1・2キロをパレード。市民らが「感動した」「天理の誇り」などと書いたプラカードを持って声援を送ると、笑顔で応じていた。

 パレード後、大野選手は市民らを前に、「自分が目指していた強くて美しい『天理柔道』を畳の上で体現できてよかった」と報告。東京五輪に向け、「またみなさんに感動を与えられるような柔道をとれるよう、一日一日精いっぱい励んでいきたい」と誓った。

 パレードを見に来た斑鳩町の会社員、長谷川優子さん(44)は「天理からこうした選手が出たことがうれしい。世界にきれいな日本の伝統柔道を見せていってほしい」と祝福した。

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【ならスポ】総合格闘技の技磨き頂点へ 青翔高日本拳法部・巽亮介選手

 防具をつけ、実際に突きや蹴りを相手に当てて対戦する「日本拳法」。今年7月に県立橿原公苑第1体育館(橿原市)で開かれた第61回全国高校日本拳法選手権大会で、約110人が出場した男子個人戦で3位を勝ち取った。部は男子団体で3位に入賞。「もっと速く決められるようにしたい」とさらに意欲を見せている。

練習に励む青翔高校日本拳法部の巽亮介選手

練習に励む青翔高校日本拳法部の巽亮介選手

 日本拳法は面、胴などの防具とグローブを身につける。体重による階級分けはなく、突きや蹴りのほか、投げ技、寝技、関節技なども可能な「総合格闘技」だ。

 青翔高校日本拳法部は、日本拳法六段で、全国高校日本拳法連盟の理事長を務める香美秀一監督(52)が同校に着任した平成21年に同好会としてスタートし、翌年5月に部に昇格。以来、春に開かれる全国高校日本拳法選抜大会や夏の全国高校日本拳法選手権大会などで、計7回全国3位の成績を残している。

 部員のほとんどは、高校生になってから日本拳法を始めており、巽選手もその一人だ。中学までは柔道に打ち込んだが、青翔高校には柔道部がなく、「武道をやりたい」と思っていたところ、香美監督に誘われた。「柔道の投げも生かせる総合格闘技としての魅力を感じた」という。

 身長163センチと大柄ではないが、鍛えた体はがっしりと強い。香美監督も「腰の強さがあり、体幹がしっかりとしている」と分析。本人は、「小さいころから日本拳法をやってきている選手は突きや蹴りは強いが、投げるのはそんなに得意ではない」と指摘。「自分はそんな相手に組み負けないと思う。他の選手が持っていないもので勝負しないと」と話す。

 現在二段。今年は全国高校日本拳法選手権大会で3位に入賞したほか、5月の日本拳法県選手権大会高校の部個人戦では優勝。6月の日本拳法全国合同選手権大会高校生の部でも全国3位の成績を残した。

 トップレベルを目指して意識してきたのは、「常に考える」こと。そのうえで、練習を積み重ねてきた。「組み技ばかりやっていると対戦相手に研究され、組みにいっても逃げられたりして決まりにくくなる。突きや蹴りで相手が崩れたところで組みに行くようにしたり、組むと見せかけて突いたり…。勝ち方を考えないと勝てない」と、常に戦術を考える。

練習する青翔高校日本拳法部員ら

練習する青翔高校日本拳法部員ら

 投げた相手が倒れただけではだめで、そこへ突きや蹴りを決めないと一本にならないのが日本拳法。投げたあと、突きや蹴りを決めるまでの時間をいかに縮めるかも課題だ。「投げたらすぐ突きや蹴りが出せるよう、体に覚えさせないといけない」。

 9月には、全国から強豪選手が集まり大阪市内で開かれる「2016日本拳法総合選手権大会」に出場する。「一度は、てっぺんに立ってみたい」と練習に熱が入る。(山本岳夫)

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紀伊半島豪雨から5年 五條市と十津川村で行方不明者一斉捜索

 平成23年9月の紀伊半島豪雨災害から5年になるのを前に、五條市と十津川村で28日、県警と地元消防団員らが行方不明者10人を一斉捜索した。

河川敷で行方不明者の手がかりを探す警察官ら

河川敷で行方不明者の手がかりを探す警察官ら

 捜索は約300人態勢で実施。4人が行方不明になっている五條市大塔町宇井で行われた出発式で樫内成吉副市長は「一刻も早くご家族のもとへ届けるために、力を結集してがんばっていただきたい」と述べた。

 県警の機動隊員や消防団員らが熊野川の流域で、棒を使って岩をひっくり返したり、河原の岩の隙間をのぞきこんだりし、土砂崩れなどに巻き込まれたとみられる不明者を捜索した。

 この日は河川敷24カ所で骨片24個を発見したが、行方不明者は確認できなかった。

 県広域消防組合五條消防署の辻本好高救急課長は「日数が経過して見つけにくくなっており、厳しい状況ではあるが、一日でも早く、何らかの手がかりを見つけたい」と話した。

 紀伊半島豪雨災害では、奈良、和歌山、三重3県で80人以上の死者・行方不明者が出た。

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【中学野球】8強決まる 知事杯硬式野球大会

 県知事杯第8回中学生硬式野球選手権大会の2回戦が28日、橿原市の佐藤薬品スタジアムなどで行われた。結果は次の通り。

 【2回戦】レッドスターベースボールクラブ4―2志貴ボーイズ▽奈良西リトルシニア5―0香芝ベースボールクラブ▽奈良ウイング5-4郡山リトルシニア▽大和高田リトルシニア6-5奈良リトルシニア▽天理リトルシニア5-3生駒中央ボーイズ▽橿原ボーイズ11-2生駒リトルシニア▽宇陀リトルシニア6-5ヤングビクトリー▽桜井リトルシニア4-1南都ボーイズ

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外国人観光客にも奈良のいいところ知ってほしい 奈良市でおもてなしイベント

 外国人観光客に奈良での滞在を楽しんでもらおうと、〝おもてなし〟イベント「Fun Fun Carnival in Nara 2016」が28日、奈良市の県猿沢インなどで行われた。

相撲のデモンストレーションを見学する外国人観光客ら

相撲のデモンストレーションを見学する外国人観光客ら

 このイベントは、奈良を訪れた外国人観光客に、奈良や日本の良さを伝え、奈良をアピールする目的で県などが主催した。

 外国人向けの観光案内所の猿沢イン館内では、お茶会や書道などの体験イベントが行われ、同館前のウッドデッキでは相撲のデモンストレーションも行われた。また、屋台ではかき氷や奈良の地ビールなどが提供され、外国人観光客らは法被を着て、思い思いに奈良の夏を満喫していた。

 日本を一人で旅しているというアメリカ・テキサス州から訪れたベン・ピッツさん(24)は「法被を着てビールを飲んで、おいしいものを食べて、日本の夏をとても楽しんでいる」と話していた。

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【訃報】神橋利治氏 93歳 旧新庄町立新庄北小学校長

 神橋利治氏(かんばし・としはる=旧新庄町立新庄北小学校長)27日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去、93歳。通夜は29日午後7時、葬儀・告別式は30日午後1時、御所市110の1、セレモニーホールちはやで。喪主は娘婿、康明(やすあき)氏。

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【中学野球】26チームが激突、知事杯硬式野球大会開幕

 26チームが参加する県知事杯第8回中学生硬式野球選手権大会が27日、橿原市の佐藤薬品スタジアムなどで開幕した。

熱戦を繰り広げる選手

熱戦を繰り広げる選手

 開会式では原田冨士雄・日本野球連盟理事が「スケールの大きな、のびのびした野球をめざし、全力で頑張ってください」とあいさつ。生駒中央ボーイズの平野素輝主将が「今までお世話になった人に感謝し、大好きな野球を精一杯楽しみます」と選手宣誓した。

 大会はトーナメント方式で実施。順調に進めば、9月4日に決勝戦が行われる。この日は1回戦10試合が、同スタジアムのほか大和郡山市営球場と大和高田市の大和ガスグラウンドで行われた。

 試合結果は次の通り。

 【1回戦】奈良リトルシニア12-0大和ボーイズ▽天理リトルシニア6―0奈良帝塚山ボーイズ▽生駒中央ボーイズ10―4御所南都クラブ▽生駒リトルシニア5-0宇陀ボーイズ▽ヤングビクトリー10―4橿原磯城リトルシニア▽レッドスターベースボールクラブ8―1奈良中央リトルシニア▽奈良西リトルシニア4―1生駒ボーイズ▽郡山リトルシニア10―1五條ボーイズ▽奈良ウイング4-3葛城ボーイズ▽桜井リトルシニア3-2奈良葛城ボーイズ

熱戦を繰り広げる選手

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熱戦を繰り広げる選手

熱戦を繰り広げる選手

リオ五輪に続け! 橿原でメダリストが指導 リレーフェスティバル

 年齢や走力を問わず、五輪メダリストらのアスリートとリレーを楽しむイベント「バトンをつなげ!400メートルリレーフェスティバル2016」が27日、橿原市の県立橿原公苑陸上競技場で開かれ、県内外から約700人が参加した。

塚原直貴さんとともに全力疾走する子供たち

塚原直貴さんとともに全力疾走する子供たち

 トップアスリートの走りを間近で見て、体を動かすことの楽しさを知ってもらおうと平成25年から開催。開会式では、大会会長をつとめる北京五輪陸上400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さんが「リオ五輪の400メートルリレーの記録を塗り替えるような気持ちで、楽しんで走ってください」とあいさつ。

 大会には北京五輪で朝原さんとともに銅メダルを獲得したリレーチームのメンバーの塚原直貴さんや高平慎士さん、リオ五輪陸上200メートルに出場した藤光謙司さんら8人のアスリートが参加。年代別の400メートルリレーのレースや、アスリートとともにフィールドを走るイベント、アスリートによるバトンパスのデモンストレーションなどが行われ、参加者らはアスリートの走りを見ながら、心地よい汗を流していた。

 参加した橿原市立金橋小5年、佐藤旭君(11)は「びっくりするぐらい速かった。加速とスタートダッシュをまねしたいと思った」と興奮気味に話していた。

全力で疾走する子供たち

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橿原の水田に薄紫のじゅうたん広がる、ホテイアオイ見頃

 橿原市の本薬師寺跡周辺でホテイアオイが見頃を迎え、水田が薄紫色の花で覆われている。

本薬師寺跡周辺に咲くホテイアオイ(24日撮影)

本薬師寺跡周辺に咲くホテイアオイ(24日撮影)

 ホテイアオイは茎の付け根がふくらみ、七福神の布袋様のおなかのように見えることが名前の由来。7月上旬に約1・4ヘクタールの休耕田に1万4千株のホテイアオイを植え付けた。今では増殖し30万株以上となり、花のじゅうたんとなった。

 大阪市内から訪れた大坂宮子さん(68)は「毎年夫婦で見に来ています。いつ来ても素晴らしい」と話していた。

 9月末まで楽しめるという。

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にぎやかに夏祭り 奈良市で「たかまど杜のにぎわい」

 福祉施設の利用者や職員、地域住民が集う夏祭り「たかまど杜のにぎわい」が27日、奈良市の就労支援施設「働く広場」で開催され、多くの人たちでにぎわった。

夏祭りでは職員や施設利用者がダンスなどを披露した

夏祭りでは職員や施設利用者がダンスなどを披露した

 働く広場は、障害者や生活保護受給者の自立と就労支援を目的に社会福祉法人・奈良社会福祉院が運営。夏祭りは地元住民との交流、地域貢献をめざして平成12年から毎年8月に開催している。

 この日は、施設前の広場に職員らがつくる焼きそばや中華風混ぜご飯などの出店が並ぶ中、職員や施設利用者ら約20人がダンスや歌を披露。来場者から大きな拍手が送られた。

 厚朴隆蔵施設長(71)は「施設が地域の一員として地元の方々と交流、親睦をはかる大切なイベント。今後も末永く継続していきたい」。

 奈良市の公務員、吉田直由さん(28)は「初めて来ましたが、地元に密着した街のお祭りという感じでいい雰囲気ですね」と話していた。

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魏志倭人伝に登場の奴国から出土の銅矛公開 橿考研付属博物館

 九州北部を中心に出土し、弥生時代の権威の象徴とされる銅矛が橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)1階ロビーで31日まで公開されている。大阪府内の所有者から寄託された資料で、魏志倭人伝に登場する奴国の推定地の福岡県春日町(現春日市)の丘陵地から出土したという。

展示されている広形銅矛

展示されている広形銅矛

 展示されている銅矛は、広形銅矛と呼ばれるタイプ。弥生時代後半の遺物で、長さ84・7センチ、幅11・5センチ、重さ1・96キロ。鋳造欠陥部分を後から補修した個所が2カ所あり、展示では赤い矢印で示している。

 当初は武器だった銅矛は細形、中細形、中広形、広形と発展する中で、祭器に変化したと考えられている。長大な矛は「クニ」を治めた首長の権威の象徴とされ、展示されている銅矛は「首長の甕棺」と一緒に出土したという。

 一般的に広形銅矛は九州北部や四国南西部、朝鮮半島などから見つかっており、近畿を中心にした「銅鐸文化圏」に対し、九州北部を中心にした「銅矛文化圏」があったという考えもある。同館では「銅矛文化圏を考える資料としてみてほしい」としている。

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