給食に地元特産「三輪そうめん」登場 桜井の保育所

おいしそうにそうめんをほおばる子供たち=桜井市
桜井市内の4つの市立保育所で5日、三輪そうめんの普及促進を目指す「そうめん条例」の制定を記念し、給食のメニューにそうめんが登場、子供らが地元の特産品に舌鼓を打った。
市立第1保育所では七夕の集いの後、ちらし寿司とスイカとともにそうめんが出され、約150人がおいしそうにほおばった。おかわりする子供もおり、女児(5)は「おいしかった」と話していた。
そうめん条例は平成29年7月に制定され、「三輪素麺を食する習慣を広め、地域経済の活性化をはかる」とうたっている。給食に出されたそうめんは、県三輪素麺工業協同組合が無償提供した。
【参院選】公示、現新3氏の選挙戦スタート
参院選が公示された4日、奈良選挙区(改選数1)には、幸福実現党新人の田中孝子氏(64)、自民党現職の堀井巌氏(53)=公明党推薦、無所属新人の西田一美氏(58)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦―の3氏が立候補を届け出た。21日の投開票に向け、熱い論戦が始まった。
田中氏は近鉄奈良駅前で選挙活動をスタート。支持母体の宗教法人「幸福の科学」の信者らを前に、第一声を上げた。午後は選挙カーなどで生駒市内を中心に街宣活動を行った。
再選を目指す堀井氏はJR奈良駅前で出発式。「力強い日本!」ののぼり旗が並ぶ中、自民党県連会長の奥野信亮衆院議員が「政治の安定を求めていくのか、否かが争点だ」と訴え、岡史朗・公明党県本部代表らも応援演説した。その後は大和郡山市や橿原市などでも出発式を行った。
「野党統一候補」の西田氏は、出身地である宇陀市の近鉄室生口大野駅前で出発式。総合選対本部長の馬淵澄夫衆院議員は「公正な社会の実現に取り組んでくれる」と強調した。近鉄大和西大寺駅前などでも出発式を開き、JR奈良駅前では立憲民主党の福山哲郎幹事長が応援演説した。
【参院選】4日公示 前日現在の有権者数115万2572人
県選管は3日、同日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)を発表した。県内の登録者数(在外選挙人を除く)は、平成28年の前回参院選の公示前日(同年6月21日)より1万3144人少ない115万2572人(男54万147人、女61万2425人)だった。
市の合計は8836人減の90万9900人。市別では、奈良市は1511人減の30万4571人、橿原市は512人減の10万3019人、生駒市は74人減の9万8821人。郡部の合計は4308人減の24万2672人となった。
来年度入試、県立4高が新学科・コース 一条もコース新設
県教育委員会は2日、令和2年度の県立高校入試で、適正化実施計画に基づき新たに募集する4校の学科・コースを発表した。
新設されるのは、国際高校国際科▽榛生昇陽高校こども・福祉科▽奈良北高校数理情報科▽香芝高校普通科表現探究コース。
県立高校の再編に伴い、開校する国際高校の国際科は特色選抜と一般選抜に分けて募集。英語のほか、グローバル探究や世界の言語などの授業を必修化する。
榛生昇陽高校こども・福祉科は特色選抜で募集。従来の福祉科と普通科人間探究コースの学びを引き継ぎ、高齢者・児童・障害者福祉を学習する。
奈良北高校数理情報科は一般選抜で募り、情報活用能力を育み、科学技術を支える人材育成を目指す。
また、香芝高校普通科表現探究コースは一般選抜で募集し、教育現場で新聞を活用する「NIE」(教育に新聞を)活動を学習に取り入れる。
このほか、奈良市立一条高校普通科に科学探究コースが新設され、特色選抜で募集する。
「奈良橿原じゃらん」刊行、名所からスイーツまで多彩に紹介

ご当地パンフレット「奈良橿原じゃらん」
橿原市観光協会は、旅行情報誌「じゃらん」を発行するリクルートライフスタイル(東京都)と共同で、ご当地パンフレット「奈良橿原じゃらん」を刊行した。
市への誘客を図るのが目的で、コンセプトは「五感+第六感で楽しむ橿原のまち。」。
江戸時代からの町並みが残る今井町をはじめ、同町内にある個性的なカフェ▽地元の食材を使ったレストランや新鮮な海の幸が食べられる飲食店▽四季の花が楽しめ、世界遺産登録を目指す藤原宮跡▽広大な森の中で、早朝には静寂の中で参拝できる橿原神宮―などについて、カラー写真をふんだんに用いて紹介。日本酒やスイーツといった土産物も取り上げている。
市役所や市観光交流センター、奈良まほろば館(東京都)などに置かれ、県内外の観光関連イベントでも配布する。
問い合わせは橿原市観光協会(0744・20・1123)。
【やまと歳時記(7月)】高校野球奈良県大会、13日開幕
1日 おふさ観音「風鈴まつり」(橿原市、8月31日まで)
4日 参院選公示
7日 興福寺「弁財天供」(奈良市)
金峯山寺「蓮華会・蛙飛び行事」(吉野町)
龍田大社「風鎮大祭」(三郷町)
13日 第101回全国高校野球選手権奈良大会開幕
(橿原市の佐藤薬品スタジアム、28日決勝)
特別陳列「法徳寺の仏像―近代を旅した仏たち―」
(奈良市の奈良国立博物館、9月8日まで)
14日 奈良公園「なつの鹿寄せ」開始(奈良市)
21日 参院選投開票
27日 「平維盛の大祭」(野迫川村)
31日 大神神社「おんぱら祭奉納花火大会」(桜井市)
アジサイ見頃、4000株が咲き誇る 馬見丘陵公園

見頃を迎えたアジサイ=県営馬見丘陵公園
広陵町と河合町にまたがる県営馬見丘陵公園で、梅雨を彩るアジサイが見頃を迎え、来園者の目を楽しませている。
アジサイを観賞できるのは、同公園中央口近くにある「あじさい園」と「あじさいの小径」の両エリア。計約400メートルの道沿いに青や紫のアジサイ約4千株が咲き誇り、園内を彩っている。散策中の来園者が立ち止まって眺めたり、写真を撮影したりしていた。
同園では今年、新たに6品種のアジサイを植栽。雨量が少ない影響で、開花は5月末ごろからと例年より遅かったといい、7月上旬までが見頃になりそう。
訪れた香芝市の主婦は「梅雨の時期の花では一番きれいで好き。とてもきれいに咲いていて驚きました」と話した。入園無料。問い合わせは県馬見丘陵公園館(0745・56・3851)。
聖火リレーランナーを公募 7月1日から
奈良県は、県内を走る東京五輪の聖火ランナー39人を7月1日~8月31日に公募する。
県スポーツ振興課によると、聖火ランナーが県内を走行するのは4月12、13日の2日間。聖火リレーのスポンサー企業4社もすでに募集を始めており、計約180人が各200メートル程度を走行する予定という。
応募要件は、平成20年4月1日以前に生まれた人、県にゆかりがある人―など。県ホームページの応募フォームに、自己PRや応募動機などの必要事項を記入。電子メールや郵送でも応募可能。問い合わせは、県や県内市町村でつくる「東京2020オリンピック聖火リレー県実行委員会」窓口(050・5357・1085)。
奈良学園大、キャンパス統合へ 三郷を登美ケ丘に
奈良学園大は、令和4年に人間教育学部がある三郷キャンパス(三郷町)を保健医療学部がある登美ケ丘キャンパス(奈良市)に統合すると発表した。登美ケ丘キャンパス内に新たに人間教育学部のための施設を建設。三郷キャンパスは閉鎖する。
大学によると、登美ケ丘キャンパスの新施設は、1号館の東側か2号館の南側の空き地に建設予定。4年3月までの完成を目指し、翌月から講義や研究をスタートさせたいとしている。
大学は前身の奈良産業大として昭和59年4月に三郷町で開学。平成10年のピーク時には約4800人の学生がいたが、三郷キャンパスの学生は現在522人にまで減少している。一方、奈良学園大への改称とともに26年に開設した登美ケ丘キャンパスには、同じ敷地内に幼稚園から大学まで全ての教育施設がある。そのため、人間教育学部の教育、研究との親和性が高く、キャンパスとして適しているという事情もあり、昨年9月から統合を視野に検討を進めていた。
三郷キャンパスと近くにある信貴山グラウンドは、合わせて万平方㍍以上の広さがあり、今後は三郷町の意向も聞いた上で活用や売却を検討するという。
金魚すくいをPR 猿沢インで29日にイベント
8月の全国金魚すくい選手権大会を前に、大和郡山市は29日、奈良市の県猿沢インで、金魚すくいトーナメントや藍染ポイの絵付け体験などができるPRイベントを開く。国内外の観光客に金魚すくいの魅力を発信し、大会参加者を増やしたい考えだ。
PRイベントは昨年から実施。ボランティアガイドが外国人観光客らに英語でルールや魅力を伝え、金魚すくいの体験コーナーも設置する。
午前11時と午後3時からの金魚すくいトーナメントでは、3つの水槽に12人が分かれ、制限時間内にすくった数を競う。午前、午後合わせ70~80人程度の参加を見込んでおり、対戦ごとに優勝者を決定。優勝者には金魚グッズが贈られる。
このほか、先着100人限定の藍染ポイの絵付け体験や、14インチのブラウン管テレビに水槽をはめ込んだ「変わり種水槽」の展示もある。大会のマスコットキャラクター「きんとっと」も応援に駆けつける。
参加無料で、雨天の場合は日に順延。問い合わせは市地域振興課(0743・53・1151)まで。
【学童野球】平城スポーツ少年団がV 奈良市大会

4年ぶり2回目の優勝を果たし、行進する平城スポーツ少年団の選手ら=奈良市
第41回産経新聞社杯奈良市学童軟式野球大会の準決勝と決勝が23日、奈良市の柏木球技場で行われ、決勝は平城スポーツ少年団が大安寺アパッチライオンズを8―1で破り、4年ぶり2回目の優勝を飾った。
平城スポーツ少年団は1点を追う三回、大量5点を挙げて逆転すると、六回にも3点を奪い、試合を決定づけた。薫田大和主将は「先制されて焦りはあったが、中盤から気を引き締め直し、チームが一つになれた」と喜んだ。
準決勝の結果は次の通り。
平城スポーツ少年団5―1奈良チャレンジャーズ▽大安寺アパッチライオンズ4―1奈良伏見イーグルス
県産イチゴ「奈良9号」の名称募集 アスカルビー、古都華に続け

大きな果実が特徴の「奈良9号」
県は「アスカルビー」と「古都華」に次いで開発された県産イチゴの名称を募集している。県農業研究開発センター(桜井市)が約10年かけて完成にこぎ着けた「奈良9号」(仮称)で、大きな果実とさっぱりした甘みが特徴だ。募集は7月12日まで。
「奈良7号」はアスカルビー、「奈良8号」は古都華と品種登録され、奈良のブランド品種としてすっかり定着した。新品種の登録は久しぶりとあって、県は「多くの人に愛される名前をつけてもらい、県の農業を盛り上げてほしい」と期待する。
応募は県農業水産振興課ホームページの専用フォームから。イチゴの名前と命名理由▽名前▽住所・電話番号などを記入し、郵送かファクスでも応募可。名称は生産・流通関係者らで構成される選考会議を経て、県が最終決定する。採用者と応募者から抽選で計5人に県産イチゴが贈られる(採用者が5人を超えた場合は抽選)。問い合わせは同課園芸特産係(0742・27・7443)。
奈良弁護士会「女性の権利110番」 25日実施
奈良弁護士会は25日、DVやストーカー被害、職場での性差別などに関する相談を受け付ける無料電話相談「女性の権利110番」(0742・27・1325)を実施する。相談時間は午前10時~午後4時。
男女共同参画週間(23~29日)に合わせ、同会と日本弁護士連合会が主催し、弁護士6人が相談に応じる。奈良弁護士会両性の平等委員会の藤木秀行委員長は「法律事務所の敷居が高いと感じている方でも、ぜひ気軽に利用してほしい」と話している。
くず餅の食感も夏向きに「葛もちサイダー」発売中 井上天極堂

井上天極堂が夏季限定で販売している「葛もちサイダー」
吉野本葛の老舗「井上天極堂」(本社・御所市)が暑い夏にぴったりの「葛もちサイダー」を発売した。
レモン、カムカム(南米原産の果実)、ミックスベリーの3種類。小さく砕いたくず餅が入っており、弾力のある食感が楽しめる。JR奈良駅店の井田慎吾店長は「サイダーの爽やかさと、ほんのり甘いくず餅の食感を楽しんでほしい」と話している。
1杯500円(税込み)。夏季限定で、奈良本店(奈良市押上町)とJR奈良駅店で販売する。問い合わせはJR奈良駅店(0742・20・6300)。
ソフト対策向上目指し「緊急防災大綱」作成 県、昨年の西日本豪雨受け
大規模な被害が出た昨年7月の西日本豪雨を受け、県は県内39市町村と水害・土砂災害に備えた防災体制を点検し、「県緊急防災大綱」としてまとめた。住民に避難行動を促すための情報発信など、各市町村が実践している優れた取り組みを共有し、ソフト対策のレベルアップを図る狙いだ。
西日本豪雨では、岡山、広島、愛媛の3県を中心に甚大な被害が発生。1府13県で200人を超える死者・行方不明者を出した。奈良県の調査によると、死者・行方不明者が発生した44市町の全てで洪水と土砂災害のハザードマップが公表され、各戸配布などによる周知もされていた。
しかし、静岡大防災総合センターの調査によると、水害による死者の約6割が洪水浸水想定区域内、土砂災害による死者の約9割が土砂災害危険箇所の範囲内か近傍で犠牲になっており、ハザードマップの配布が避難行動に十分に結びついていない実態が浮き彫りになったという。
県は、避難行動を起こすことへの負担感や、「自分だけは大丈夫」という思い込みが、避難行動を遅らせる要因になったと分析。昨年8月に実施された県・市町村長サミットなどで防災対策の再点検を呼びかけ、避難行動をいかに促すかといった「ベストプラクティス」(優れた取り組み)を吸い上げた。
ベストプラクティスと評価されたのは、各自治会3人ずつ緊急連絡先を登録してもらい、必ず誰かに連絡がつく体制を確保する(生駒市)▽防災行政無線のデジタル化整備工事と、市内のため池9カ所への水位計と監視カメラ設置(城市)▽電柱約100カ所に過去の洪水浸水水位を掲示する(王寺町)―など。
県防災統括室の担当者は「西日本豪雨は、避難行動に直結する『伝わる』情報発信がいかに大事かという教訓を残した。各市町村の地域防災計画に今回の大綱を反映してもらい、死者を発生させないためのソフト対策の徹底につなげたい」としている。
香芝署員らスクールバス登校の小中生を見守る

スクールバスに乗り込む児童を見守る香芝署員ら=香芝市
香芝署などは20日、香芝市の近鉄関屋駅で、智弁学園奈良カレッジ(同市)にスクールバスで登下校する小中学生の見守り活動を実施した。
川崎市で先月、スクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら20人が殺傷された事件を受け、同署が呼びかけた。同校や近鉄、香芝市役所の職員と香芝署員の計約10人が、バスに乗り込む児童らに「おはようございます」などと声かけをした。
また、関屋駅コンコースの防犯カメラを点検し、死角になる危険な場所がないかを確認。駅の利用客にチラシなどを配布し、日常生活の中で子供の安全を見守る「ながら見守り」に協力してもらえるよう呼びかけた。
同署の木村賢治生活安全課長は「行政や学校だけでなく地域住民にも協力してもらい、見守りの目を増やしたい」と話した。
【学童野球】第41回奈良市大会、決勝は23日
第41回産経新聞社杯奈良市学童軟式野球大会は15、16の両日、奈良市の柏木球技場などで2回戦と準々決勝を行い、ベスト4が出そろった。準決勝、決勝は23日に柏木球技場で開催される予定。準々決勝までの結果は次の通り。
【2回戦】平城スポーツ少年団5―3やまと▽五条山レパード7―2登美ケ丘フェニックス▽かすみの7―0高の原ファイターズ▽奈良チャレンジャーズ8―7山陵クィーンズ▽奈良伏見イーグルス13―1飛鳥紀寺スポーツ少年団▽奈良北ゴールデンカイト12―2山辺スーパーフェニックス▽若草ベースボールクラブ2―1鳥見ゼブラーズ▽大安寺アパッチライオンズ4―1奈良ジュニアファイターズ
【準々決勝】平城スポーツ少年団6―4五条山レパード▽奈良チャレンジャーズ4―2かすみの▽奈良伏見イーグルス8―0奈良北ゴールデンカイト▽大安寺アパッチライオンズ8―0若草ベースボールクラブ
関電、ゴーヤの苗を贈呈・植樹 大和高田で

ゴーヤの苗を植える子供たち=大和高田市
地域の環境緑化やまちぐくりに貢献しようと、関西電力奈良支社高田コミュニケーショングループ(大和高田市)は、大和高田市内の保育所などにゴーヤの苗を贈り、子供らと一緒に植樹を行った。
関電は、環境月間の6月に各地域で環境保全などに取り組む「みんなのエコ・フレンドリー活動」を展開している。ゴーヤの苗の植樹は、高田コミュニケーショングループが次世代を担う子供たちの環境教育などを目的に事業所周辺で毎年行っており、今年は土庫こども園や浮孔保育所など計12カ所で実施した。
【NIE】新聞活用の成果、実践校が報告 「回し読み」で興味広まる
教育現場での新聞活用を進める県NIE推進協議会の総会と実践報告会が、奈良市三条本町のはぐくみセンターで開かれた。県内の学校と新聞各社の担当者ら約20人が参加し、実践校の担当教諭らが新聞を用いた1年間の取り組みについて報告した。昨年度実践校は計6校(小学校2校、中学校3校、高校1校)。
15日の実践報告会で、生駒市立大瀬中の鍵谷昇教諭は、生徒が新聞を身近に感じ、その有用性に気付けるよう始めた「ニュースタイム」について報告した。これは、生徒が1週間の中で気になったり、興味を持ったりした一つの記事をスクラップし、選んだ理由や記事の要約、感想を書くというノート作り。生徒はグループ内で内容を発表し、ノートは回し読みしている。
鍵谷教諭は「最初はスクラップするのがやっとという生徒もいたが、ノートにも工夫がみられるようになり、友人が選んだ記事を回し読みすることでニュースへの興味も広がった」と説明。生徒はこれらの取り組みを生かし、修学旅行先の沖縄では地元の人らを取材して、その内容をまとめた新聞も作ったという。
また、県立西和清陵高の学校司書、神谷陽子さんは、時事問題や著名人の追悼記事を使い、同校図書館にある関連図書で特設コーナーを設けたり、新聞の書籍広告を切り抜いて掲示したりした活動を報告。結果として、図書館の昨年度の貸し出し数が前年度より400冊増の1700冊になったという。
今年度も実践校は計6校で、昨年度からの継続が、十津川村立十津川第一小▽生駒市立大瀬中▽奈良市立伏見中▽県立西和清陵高―の4校で、五條市立西吉野小と奈良市立春日中の2校が新規校として参加する。
県内から関空行きリムジンバス、G20期間全便運休 奈良交通
奈良交通は、大阪で28、29日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に伴う通規制のため、27~30日は県内と関西国際空港を結ぶエアポートリムジンバスの「空港行」を全便運休し、「空港発」は一部運行する。大阪(伊丹)空港を結ぶリムジンバスは「空港行」「空港発」とも一部運休とする。
問い合わせは奈良交通総合予約センター(0742・22・5110)
【バンビシャス通信】「大人のバスケレッスン」 来月開催、女性限定日も

レッスンではシュートの基礎も学べ、未経験者も楽しめる
バンビシャス奈良は、18歳以上を対象に「大人のバスケレッスン」を開催します。7月5日は「金曜バスケでショー」と銘打って男女を対象に、同8日は「月曜から夜バス」として女性限定で実施します。いずれも経験者だけでなく初心者も楽しめるプログラムで、ドリブルやパス、シュートの基礎から試合形式での練習も行います。
山我拓也スクールコーチは「18歳以上であれば制限はありません。ボールに触れ合うことで、バスケットボールを好きになってもらうことが目的です。今回をきっかけにバスケに興味を持ち、バンビシャスのホームゲームにも来てもらえたら」と呼びかけています。(バンビシャス広報 和田真智子)
◇
【大人のバスケレッスン】7月5日(金)、8日(月)※8日は女性限定。ともに午後7時15分~8時45分、近鉄スポーツセンター(奈良市尼辻北町)で。
18歳以上で未経験者歓迎、募集はそれぞれ先着20人程度。持ち物は室内シューズ(バッシュなど)、動きやすい服装、飲み物。
参加費は今月30日までの申し込みで2千円(保険料込)。7月1日~開催日当日は2500円(同)。問い合わせは、バンビシャス奈良・スクール担当(0742・20・1800)。
奈良交通、消費税増税で運賃値上げを申請
奈良交通は、消費税率が予定通り10%に引き上げられた場合、路線バスの運賃を引き上げる改定を国土交通相に申請した。
片道普通運賃の「均一制」は、現行の210円から220円に、「対キロ区間制」については200~5250円を210~5350円にそれぞれアップするとしている。「対キロ区間制」の初乗運賃190円は据え置く。
奈良交通が運行する高速バス、リムジンバス、コミュニティバスについては今後、引き上げを申請する。
県内のLC7団体、交通災害遺族会に寄付金贈る

県交通災害遺族会へ寄付金を渡すライオンズクラブの森村彰博さん
奈良や桜井、天理など県内7つのライオンズクラブは、交通事故の遺族や遺児の支援に取り組んでいる「県交通災害遺族会」に16万8千円を寄付した。
寄付金を贈ったのは、奈良▽桜井▽天理▽奈良セントラル▽生駒▽奈良西▽大和郡山―の7団体。4月に開いたチャリティーゴルフ大会で寄付金を募り、地域奉仕活動の一環として遺族会への寄付を決めた。
奈良署で行われた贈呈式では、7団体の代表を務める森村彰博さん(58)が遺族会会長に寄付金を手渡した。遺族会会長は「遺族、遺児の援助のために活用させてもらいたい」、森村さんは「今後もさまざまな形で奉仕活動を行っていきたい」と話した。
平群町長寿会連合会・文化系クラブ「作品発表会」 14、15日開催
平群町長寿会連合会の文化系クラブが14、15の両日、同町梨本の老人福祉センター「かしのき荘」1階で作品発表会を開く。入場無料。
同連合会は会員約2200人で構成され、健康、友愛、奉仕、交流の4つの理念を掲げて活動。クラブ活動も盛んで、会員同士で積極的に交流している。
同連合会の42あるクラブのうち、編み物▽リフォーム手芸▽陶芸▽小筆▽絵手紙▽パソコン▽川柳▽布遊び▽茶道▽友禅の会―の10クラブが出展。陶芸や編み物などの体験コーナーもある。
また、玄関ロビーでは両日とも茶道クラブがお茶席を用意する。お茶券は当日販売で200円(お菓子付き)。問い合わせはかしのき荘(0745・45・5768)。
奈良市の下水道料金、来春から値上げ
奈良市議会は、市の下水道料金を値上げする条例改正案を賛成多数で可決した。来年4月に施行され、5月使用分から値上げの対象となる。
下水道料金に1カ月150円の基本料金を新たに設け、使用料を15%値上げする。これにより、一般的な家庭で約20%の値上げになるという。
市企業局によると、下水道事業は厳しい財政状況が続いており、平成30年度は5億5800万円の赤字となった。年間約20億円にも及ぶ県流域下水道維持管理負担金が重くのしかかっており、企業局は県に単価の引き下げを申し入れていたが聞き入れられず、25年以来の値上げに踏み切った。
この日の本会議では、値上げに反対する議員が「消費増税がされるタイミングで市民の負担増は許されない」と主張。賛成側からも「負担金を減らすための取り組みをすべきだ」との意見が出た。
奈良墨を香るインテリアに 「伎楽面」で魅力発信

3種類の伎楽面をモチーフに、香るインテリアとして開発された奈良墨。左から「迦楼羅」「呉女」「力士」=奈良市
600年の歴史を誇る伝統工芸品・奈良墨の香りの良さに着目したインテリアの新商品「香り墨Asuka」を、奈良墨工房「錦光園」(奈良市三条町)が開発した。ともに飛鳥時代にルーツを持つ墨と仮面舞踏劇の伎楽面を融合。奈良の歴史を伝えるギフトとして広めていきたい考えだ。
昨年11月に国の伝統工芸品目に選ばれた奈良墨。昨今の生産量は激減し、墨の全国シェア9割以上を占める奈良市でも墨工房は10軒に満たないという。
錦光園は伝統的な墨作りを体験できるイベントを開いて発信に努めてきたが、さらに多くの人に固形墨の魅力を知ってもらおうと、今回は書道具という本来の目的から離れた商品作りを企画した。
モチーフにしたのは「迦楼羅」「力士」「呉女」の3種の伎楽面で、それぞれをかたどった。インテリアとしてだけでなく、墨に含まれる東南アジア由来の香料「竜脳」の香りを楽しむことができるという。
日本書紀は推古天皇18(610)年に高句麗の僧が紙や墨をもたらし、その2年後に百済人が「伎楽の儛」を伝えたと記載しており、こうした歴史を知ってもらうギフトとなっている。
開発した錦光園7代目の長野睦さん(41)は「奈良の豊かな歴史とともに墨の魅力を感じられる商品に仕上がった。多くの人に手にとってもらい、墨の文化を守ることにつなげたい」と話している。
「香り墨Asuka」は1個3024円。墨がもたらされた610年にちなんで6月10日にウェブサイトなどで販売を開始。問い合わせは錦光園(0742・22・3319)。
要注意、「カードすり替え」の手口 詐欺で窃盗、被害急増
高齢者にキャッシュカードを見せてもらい、隙を見て別のカードを入れた封筒とすり替える窃盗が県内で増えている。「カードすり替え詐欺盗」と呼ばれるこの手口は、昨年1年間で15件だったが、今年はすでに11件発生。全国的にも増加傾向にあり、県警が注意を呼びかけている。
「詐欺の犯人を逮捕した。あなたの口座から不正に出金されており、キャッシュカードを使えなくする必要がある」
平群町の87歳の男性は3月26日、自宅に電話をかけてきた警察官を名乗る男から、こんな指示を受けた。男性は言われるがまま、キャッシュカード2枚と暗証番号を書いたメモを用意。金融庁職員を名乗る男が持参した封筒に入れたところ、割り印をするよう求められ、印鑑を取りにいった隙に中身を別のカードにすり替えられたという。男性の口座からは計945万円が引き出された。
今年は先月末までに、同様の手口でキャッシュカードを盗まれる窃盗が11件発生。うち7件が4月以降と急増している。この手口では、封筒を保管しておくように言われ、すり替えられたことに気付かないケースがほとんどという。
県警生活安全企画課の担当者は「被害者にキャッシュカードを渡した感覚がないのがポイント」と指摘。その上で「カードが手元にあるという安心感を与え、犯行の発覚を遅らせることができることが、増えている要因ではないか」と分析する。
担当者は「キャッシュカードを盗まれても、暗証番号がなければお金は引き出せないので、暗証番号は絶対に渡さないでほしい。少しでもおかしいと思ったら相談してほしい」と話している。
高松塚古墳石室のレプリカ登場 飛鳥資料館

設置された高松塚古墳石室の復元石室=明日香村
明日香村の飛鳥資料館庭園に、極彩色壁画が描かれた高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)石室の実物大レプリカが設置された。
サイズは高さ2・1㍍、幅2㍍、奥行き3・9㍍で重さは約15㌧。実物と同じ凝灰岩製で、16個の石材で作られている。盗掘穴を再現し、石の接合部分も同じように加工して漆喰を塗っている。内部の壁面にも漆喰が塗られているが、壁画は描かれていない。
復元された石室は、平成19年に解体作業を始めるに当たり、シミュレーション用として作られた。使用後は長らく同館に保管されていたが、有効活用しようと一部を加工修正し、庭園に設置した。飛鳥資料館は今後、内部に壁画を描くことも検討する。
奈良文化財研究所の松村恵司所長は「高松塚古墳石室の形や大きさ、重量感をこの復元石室を通して知ってほしい」としている。
奈良市ポイントに「環境」も 省エネ貢献で配布
奈良市は、電気・ガスの使用量削減や宅配ボックス設置などで省エネに貢献した世帯を対象に、特産品などと交換できるポイントを配布する取り組みを開始した。こうした制度は関西では珍しく、仲川げん市長は「少しのことでエコな生活ができる。これを機会にみなさんにぜひ体験してほしい」としている。
市は平成27年から、高齢者向けの健康イベントや、ボランティア講座に参加した市民に対してポイントを付与する「奈良市ポイント」制度を実施している。ポイントは市の特産品に換えたり、加盟飲食店などで1ポイント1円として利用したりできるほか、奈良交通バスのチャージ券にも交換できる。
今回の取り組みもその一環で、ポイント制度の中に新たに「環境ポイント」を創設。電気・ガスの場合、6カ月間で前年と比較して削減できた使用量に応じてポイントを配布する。再配達を減らせる宅配ボックス設置は、購入費の半額に相当するポイント(上限5千ポイント)を受け取れる。このほか、グリーンカーテンや雨水タンクの設置も対象となる。
申請は市ホームページからダウンロードできる申請書に必要書類を添付し、市環境政策課の窓口に持参か郵送。メールでも受け付ける。問い合わせは同課(0742・34・4591)。
生駒市が「卒煙」をサポート 3カ月でたばこからさよなら目指し
3カ月でたばこをやめませんか―。生駒市は今月から、禁煙を試みている人の喫煙状況や体調をインターネット上で管理しながら、市の看護職員らが個別にサポートするユニークな取り組みを始める。「IKOMA 卒煙サポート」と銘打ち、たばこをやめたくてもやめられない市民らを短期間で卒煙に導く。
市は公共の場所での歩きたばこを禁止するほか、喫煙後45分間は職員に対して庁舎内のエレベーター使用を禁止するなど、さまざまな受動喫煙対策を実施している。昨年4月には、ふるさと納税の寄付金の使途に受動喫煙対策を追加。これまでに100万円以上が集まっている。
今回の事業は寄付金のうち約11万円を使い、民間企業が提供するインターネットシステム「禁煙サポートプログラム」を利用して実施する。参加者は禁煙ガムなどのニコチン製剤を購入した上で、システム上にその日の体調や喫煙状況を入力。離脱症状が辛い最初の5日間は毎日、応援メールが届き、その後は個々の問診をもとに看護師と保健師がメールや電話で個別にサポートし、3カ月での卒煙を目指す。
卒煙に成功すると、卒煙証書が授与され、その後も電話相談などのアフターケアが受けられる。小紫雅史市長は「一人では挫折してもサポートがあれば継続できる。職員にも参加してもらえれば」と話している。
対象は歳以上の生駒市民で、参加費は無料(ニコチン製剤は自己負担)。定員は申し込み順20人。11~14日に市のホームページや郵送、電話などで申し込みを受け付ける。次回は8月開始で、さらに今年度中にもう1回、追加募集する予定。問い合わせは市健康課(0743・75・1002)。


































