【はしか感染】県内で4人目確認、過去10年で最多
県は5日、県内に住む30代の女性会社員がはしかを発症したと発表した。県内では4人目で、過去10年間で最多となった。女性は先月ミャンマーを訪れており、現地で感染した可能性が高いという。
県によると、女性は先月9~13日にミャンマーを訪れ、帰国後の25日に発熱した。今月2日午後5時ごろ、橿原市の県立医大付属病院に救急搬送され、はしかと診断されるまでの約2時間40分、同病院の一般病棟に入院していた。現在は感染症病床に入院中で、快方に向かっているという。
はしかは空気感染でも広がり、潜伏期間は約10~12日間。県は2日夕~夜に女性が一時入院していた同病院A棟7階北病棟にいた人は感染の可能性があるとして、「はしかを疑う症状が出た場合は、事前に医療機関に連絡した上ですみやかに受診してほしい」と呼びかけている。
【奈良高耐震問題】一部保護者が知事・教育長に公開質問状
県立奈良高校(奈良市)の耐震問題で、同校の保護者らが4日、県の対応が不十分として、荒井正吾知事や吉田育弘教育長らに公開質問状を提出した。8日までの回答を求めている。
同校は耐震性が国の基準を大きく下回っており、1月から体育館を使用停止にした上、4月からは新1、2年生を城内学舎(大和郡山市)へ一時的に移すなどの対応を取っている。
公開質問状では、耐震問題を10年以上放置した県の責任に対する見解や、全校生徒を一度に収容できない仮設体育館の設置、耐震診断を新たに実施しない理由などの説明を求めている。
保護者の女性は「人生の大事な時期に子供たちが怖い思いや負担を強いられるのが許せない。ちゃんと回答してほしい」と話した。
また同日、県市民オンブズマン連絡会議は、同校について倒壊の危険のある校舎の即時撤去や、部活動を行う生徒への配慮を求めた要望書を荒井知事らに提出した。
今回は岡寺「如意輪観音」 奈良大和路ポスター

岡寺の如意輪観音菩薩坐像を紹介するポスター(県提供)
歴史・文化の魅力を伝え観光客誘致につなげようと、県と奈良市、JR西日本、近鉄、奈良交通は新たな「奈良大和路仏像ポスター」を制作した。今回は岡寺(明日香村)の如意輪観音菩薩坐像(重文、奈良時代)を紹介している。
今回で98作品目となる。岡寺は西国三十三所観音霊場の第7番札所。如意輪観音菩薩坐像は塑造で、像高4・85㍍の大きな姿で知られる。撮影は故・小川光三さん。
ポスターはJR西日本と近鉄の主要駅で貼られるほか、1枚千円で250枚を限定販売。問い合わせは県ビジターズビューロー(0742・23・8288)などへ。
奈良市、コンビニでの住民票などの交付はじまる
奈良市は3日、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票などの証明書を取得できるサービスを始める。また、性的少数者(LGBT)に配慮し、市役所窓口で提出する申請書類の性別欄を削除する。
サービスは、全国約5万4千店舗のコンビニに設置されているマルチコピー機で証明書を発行することができ、全国の約3割の自治体で実施されている。交付が受けられるのは、住民票の写し▽印鑑登録証明書▽戸籍証明書・附票の写し▽課税(非課税)証明書―で、手数料は窓口と同額。4日から市役所の窓口でもマイナンバーカードを使い、証明書を発行できるようになる。
また、LGBTに配慮し、同日から印鑑登録証明の交付申請書の性別欄を廃止。これに合わせ、住民票と印鑑登録証明書、戸籍証明書の3種類を1枚にまとめた様式に変更し、何枚も申請書を書く手間を省く。
仲川げん市長は「利便性の向上や不要な性別確認をなくすことで、余計なストレスを与えない市を目指す」と話した。
【はしか感染】40代男性、新たに発症 生駒など立ち寄り
県は1日、県内に住む40代の男性会社員がはしかを発症したと発表した。県内では3人目。男性は現在は快方に向かっているが、先月16~22日に生駒市内の大型電気店や病院などを利用しており、感染拡大の可能性があるとして、県は注意を呼びかけている。
県によると、男性は先月13日に大阪市内の職場ではしか患者の同僚と接触し、17日夜から発熱。18日以降、複数回生駒市立病院を受診し、28日にはしかと診断された。この間、男性は16日夕に生駒市の大型電気店「ジョーシン東生駒店」を利用。17日夕には大阪府藤井寺市の飲食店「コナズ珈琲藤井寺店」に立ち寄った。発症後の19日午前と22日午前には、同病院1階の外来待合室を利用したという。いずれも移動手段は自家用車だった。
はしかの潜伏期間は約10~12日間。空気感染で広がるため、県は男性と同じ日に各施設を利用した人に対し、「風邪に似た症状が出たらはしかを疑い、公共交通機関は利用せずに病院の指示に従って受診してほしい」と呼びかけている。
【東大寺お水取り】本行へ練行衆が宿所入り

参籠宿所に入る練行衆ら=奈良市の東大寺
東大寺二月堂(奈良市)の修二会(お水取り)で籠もる練行衆11人は28日、同寺戒壇院の別火坊での前行を終え、二月堂下にある参籠宿所に入った。練行衆は二月堂で1日から2週間にわたる本行を勤める。
練行衆は28日午後、別火坊を出発。戒を授ける和上を務める筒井寛昭・同寺長老を先頭に境内を進み、宿所前に到着すると、「娑婆古練」と呼ばれる参籠を重ねた僧侶らに一礼して中へと入った。参拝者らはその様子を見守り、今年もお水取りが始まることを実感しているようだった。
修二会は十一面観音の前で練行衆が人々に代わって過ちを悔い改め、幸せを祈る厳粛な法会。奈良時代から続き、今年で1268回目になる。本行では1日を6つの時に分けて行を勤め、二月堂に入る練行衆の足下を照らす「お松明」は1~14日の毎夜上がる。
大神神社、新直会殿の上棟祭 今秋完成予定

上棟祭で行われた「曳綱の儀」=大神神社
大神神社(桜井市)で建設が進められている新直会殿(2階建て)の上棟祭が27日、約350人が出席して行われた。
新直会殿は延べ約4900平方㍍。総工費は約32億円で、結婚式や祭典関連の催しを開くことができる大直会室(300人収容)や直会室(100人収容)のほか、大阪市内の篤志家から寄贈された能楽堂(客席350席)も備える。
平成29年7月からJR三輪駅東側の境内地に建設中で、今秋完成予定。この日は祝詞奏上の後、棟木を設置するための「槌打の儀」や「曳綱の儀」などを行い、工事の無事を祈った。
【耐震問題】県文化会館、専門家の見解周知へ
県文化会館(奈良市)の耐震問題で、県は26日、同館の詳細な耐震性について専門家の見解をまとめた文書を同館ホームページ(HP)上で公表した。同館は開館を続けたまま耐震化を進める予定で、県は利用者に正確な情報を周知したい考えだ。
同館の国際ホールは耐震性を示す構造耐震指標(Is値)が0・16と、「震度6強~7の地震で倒壊の危険性が高い」とされる0・3未満。県は利用者への注意喚起のため、専門家の意見聴取に先立つ先月19日、HPに「この状況を理解した上で使用してほしい」とする文書を掲載していた。
これについて、今月25日の県議会本会議で、太田敦議員(共産)が「何か起きたときは自己責任だといいたいのか」と質問。専門家の調査で、同ホールは「コンクリート壁で囲われ強固なため、変形しにくく問題ない」と判明したことから、荒井正吾知事は「『気をつけなさい』と言うだけでは責任逃れになる。誤解を与えないよう、専門家の見立てを正確に伝えるべきだ」と答弁していた。
ただ、専門家は楽屋や館長室は部分崩壊の可能性を指摘している。県担当者は「楽屋は代替の部屋を用意するなど、早急に利用者の安全確保策を検討する」としている。
「開かずの踏切」解消へ 近鉄大和西大寺駅の自由通路、工事本格化

近鉄大和西大寺駅に建設される自由通路のイメージ(奈良市提供)
駅近くにある「開かずの踏切」が長年の懸案となっている近鉄大和西大寺駅(奈良市)で、駅の南北を結ぶ自由通路を設置する工事が今月末から本格的に始まる。奈良市は、新年度予算案に整備事業費として約22億6千万円を計上。平成32年度末までの完成を目指す。
近鉄奈良線、京都線、橿原線が乗り入れる同駅は、県内の観光と通勤通学を担うターミナル駅で、1日の乗降客数は約4万7千人に上る。北側には大型商業施設があり、駅周辺の踏切や地下通路は1日約2800人が利用している。
歩行者が南北を行き来するには、駅の北西にある踏切か地下通路を利用するしかない。だが、踏切はラッシュ時、1時間のうち最大52分も遮断機が下りる「開かずの踏切」だ。地下通路は階段の上り下りを強いられるため、高齢者や足の不自由な人は利用しづらい。問題の解消は長年にわたる地域の懸案だった。
市が建設中の自由通路は長さ75・5㍍、幅約6㍍。南北に階段を各2カ所、エレベーターとエスカレーターを1基ずつ設置し、自転車や車いす、ベビーカーも通行できる。
通路の床部分にあたる橋桁を大型クレーンでつり上げ、橋脚の上に設置する工事が今月末からスタート。完了後は内装や外装工事に着手する。
仲川げん市長は「大幅な利便性の改善になる。通行できるようになった時点で、前倒しでの利用開始も検討したい」としている。
【バンビシャス通信】B2のモテ男に前村選手 来月最初のホームは「制服割」も

B2のモテ男トップを記念した前村雄大選手の「ギャップありすぎイケメンTシャツ」
今月上旬、Bリーグのバレンタインデー投票企画の「モテ男No.1決定戦」が実施され、B2ではバンビシャス奈良の前村雄大選手がトップとなる2710票を獲得しました。私服の写真紹介で掲載したカットモデルをしたときの写真が効いたようです。
普段は、コミカルな動きや面白い顔をして周囲を明るくするキャラクターだけに「#ギャップありすぎイケメン」としてツイッターで話題に上り、「顔二枚目、キャラ三枚目は一番モテる男子」「写真集だしちゃえば」といったコメントが寄せられました。
B2でのナンバーワン獲得を発表した動画は、再生回数が1万5千回に達しています。B2トップを記念して「ギャップありすぎイケメンTシャツ」の販売をはじめたところ、売れ行きも好調です。
バンビシャスの試合に足を運んでもらうきっかけは「イケメンを見に行こう」でもなんでもありです。ぜひ、試合会場へ。
◇
【次のホームゲーム】
3月2日(土)午後6時、3日(日)午後2時、仙台89ERS戦、会場はならでんアリーナ。
両日は「前村選手考案!制服割チケット」を実施します。これは前村選手の「春は卒業式や入学式、入社式や職場の異動なども多いと思います。おそろいの制服で会場にきて、楽しい思い出をつくってほしい」という思いから立ち上がった企画です。
職場や学校などの制服で来場すると、2階自由席が大人千円(通常前売り1800円)、小中高500円(同800円)に。事前申し込みが必要で今月28日が期限です。問い合わせは、0742・20・1800まで。(バンビシャス広報 和田真智子)
奈良弁護士会の石黒新会長「無料相談に一層の力」

奈良弁護士会の新会長に選任された石黒良彦氏=奈良市
奈良弁護士会の新会長に選任された石黒良彦氏(53)が、奈良市の奈良弁護士会館で記者会見し、「市民に親しまれる弁護士会を築いていきたい」と抱負を語った。任期は4月1日から1年間。
石黒氏は「自治体の無料法律相談などにより一層力を入れ、弁護士への敷居を低くしたい」とした上で「一人一人の市民と直接ふれあい、悩みを解決していきたい」と述べた。
気軽に相談ができる自治体の無料法律相談は好評を博しており、平成29年度には5千件以上の相談が寄せられたという。
石黒氏は福島県いわき市出身。茨城県庁職員から転職し、平成11年に司法試験に合格した。13年に奈良弁護士会に登録し、24、28年度に副会長を務めた。
外国人材受け入れ、制度説明会に290人 改正入管法施行控え

改正出入国管理法の施行を前に開かれた新制度の説明会。約290人が説明に聞き入った=奈良市
外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が4月から施行されるのを前に、法務省は22日、奈良市の県文化会館で、企業や団体向けの制度説明会を開いた。約290人が参加し、担当者の説明に熱心に耳を傾けた。
制度の仕組みや外国人労働者を受け入れる流れについて、理解を深めてもらうのが目的。改正入管法では、新在留資格「特定技能」が4月に創設される。滞在期間が最長5年で単身が条件の「特定技能1号」は、介護や宿泊、建設、外食業など14業種が対象。一方、建設と造船・舶用工業の2業種を対象とする熟練資格の「特定技能2号」は長期在留や家族の帯同が認められる。
説明会は2部に分かれ、第1部で制度の概要、第2部では厚生労働省や農林水産省、国土交通省などの担当者が分野別に詳しく説明した。中でも人材不足が深刻な介護分野の参加者が目立った。
奈良市の和食料理店で働く男性(55)は「店では若い人材が不足している。海外で和食の人気が高まっている今だからこそ、今後の流れに期待している」と話した。一方で、生駒市内で介護施設を管理する女性(44)は「制度の仕組みについては理解が深まったが、まだ詳細があやふやな部分もあるように感じた。4月からしっかり運用されるか不安」との声もあった。
【知事選】立候補予定者説明会、出馬表明の3陣営出席
任期満了に伴う知事選(3月21日告示、4月7日投開票)の立候補予定者説明会が21日、県庁で開かれ、4選を目指す現職の荒井正吾氏(74)、医師で新人の川島実氏(44)、元参院議員で弁護士の前川清成氏(56)の3陣営が出席した。
3人はいずれも無所属で立候補を予定。荒井氏は自民党県連、公明党県本部、国民民主党県連が推薦。川島氏は共産党県委員会が応援する方針を決めている。
説明会では、県選挙管理委員会の中川清孝委員長が「平成最後の節目の年に当たり、奈良が今後どのような道に進むべきか考える重要な選挙。公正な選挙を推進してほしい」とあいさつ。県選管の担当者が立候補の手続きや選挙運動の注意点などを説明した。
飲み食べ歩き「あるくん奈良まちなかバル」 22、23日開催

「あるくん奈良まちなかバル」をPRする実行委員会のメンバー=奈良市
奈良市の中心市街地で、食べ歩きやはしご酒を楽しめる「第14回あるくん奈良まちなかバル」が22、23の両日、近鉄・JR奈良駅周辺の商店街などで開催される。事前に購入したチケットで、各店のおすすめメニューとドリンクを気軽に楽しむことができる。
まちなかバルは、中心市街地を活気づけようと平成22年に始まった。スペインの食文化にちなみ、居酒屋や喫茶店、飲食店などをはしごして、いろんな料理や酒、人との交流を楽しむイベントになっている。
今回は初参加の12店を含む72店(うち持ち帰り店8店)が参加。5枚つづりで1冊4千円のバルチケット1枚(一部店舗では2枚)で、和洋中からスイーツまでの料理とドリンクが1品ずつ堪能できる。余ったチケットは「あとバル」として、イベント終了後の24日から3月5日までの間、一部店舗で金券として利用できる。実行委は「奈良のおいしいお店を知って、リピーターになってほしい」としている。
イベントは両日とも正午から。前売り券(3500円)は、バル参加店や啓林堂書店(奈良、新大宮、学園前、郡山、生駒各店)などで今月日まで販売。当日券は、バル参加店や奈良もちいどのセンター街(同市橋本町)内のきらっ都・奈良などで購入できる。枚数限定でばら売りチケット(800円)も。問い合わせは実行委事務局(0742・27・1111)。
産官学連携「芋ジェラート」限定販売 近大農学部産金時イモ使用

近大農学部産の金時イモを使った芋ジェラート(近畿大学提供)
近大農学部と平群町、近鉄リテーリングなどが連携して開発した「芋ジェラート(金時イモ)」が、期間限定で奈良と大阪のサービスエリアやコンビニエンスストアで販売されている。
芋ジェラートは近大農学部の学生が、平群町の実習農場で作った金時イモを使った商品。地産品を使って近鉄沿線をPRする「irodori kintetsu」の一環として、近鉄リテーリングが企画した。
ジェラートの製造・販売などを手がけるテンダーボックス(平群町)が開発。昨年秋に収穫した旬の金時イモを使い、ホクホクした食感と風味が強く感じられるのが特徴だ。価格は1個280円(税込み)。
県内では、近鉄線の大和西大寺駅、近鉄学園前駅のファミリーマート、西名阪自動車道・香芝サービスエリアの上下線、京奈和自動車道の御所南パーキングエリアなどで購入できる。
「児童虐待」通告、過去最多546人 奈良県警まとめ

児童虐待を受けている疑いがあるとして、昨年1年間に県警が児童相談所に通告した18歳未満の子供は546人(前年比75人増)に上り、過去最多となったことが県警のまとめで分かった。県警が認知した児童虐待の件数は359件(同件増)で、こちらも過去最多だった。県警は「児童虐待が疑われる場合には、児童相談所か警察にすぐ通報してほしい」と呼びかけている。
県警によると、認知件数の内訳は、子供の前で家族に暴力をふるう面前DV(ドメスティックバイオレンス)や子供を脅す「心理的虐待」が219件(前年比43件増)で最多。次いで殴る蹴るなどの「身体的虐待」が82件(同1件増)▽育児放棄(ネグレクト)に当たる「怠惰または拒否」が55件(同8件増)▽「性的虐待」が3件(同2件増)だった。
県内では昨年、傷害や暴行、監護者性交などの疑いで、計6人の保護者が摘発された。児童虐待が社会問題として深刻化するなか、県警少年課は児相に調整員として警察官を派遣。児相に相談があった事案の取り扱い方針を決める会議に参加したり、アドバイスしたりしている。
奈良市は平成33年度の児童相談所開設を目指し、パブリックコメントを実施中で、県警は「対応がより厚くなるよう期待している」と歓迎。「児相や学校など関係機関と連携し、子供の命を守るために努めたい」としている。
「投資被害110番」 奈良弁護士会、18日開催
奈良弁護士会は18日、未公開の株式や債券、商品先物取引などの投資被害について、無料相談を受け付ける「全国一斉投資被害110番」(0742・22・8738)を実施する。
詐欺まがいの金融取引をめぐる被害の救済と、投資に関わる被害実態を把握しようと、全国の弁護士会が一斉に開催。
奈良弁護士会によると、なかなかもうからない商品を「もうかる」と唆して購入させるような投資被害が全国的に多発しているという。同弁護士会は「さまざまな被害のパターンがあると思う。遠慮せずに気軽に相談してほしい」としている。
時間は午前10時~午後4時。事前の問い合わせは同弁護士会(0742・22・2035)。
菅原天満宮「盆梅展」 早咲きの梅は満開に

香しい梅の花が一足早い春の訪れを告げている=奈良市
春の訪れを告げる菅原天満宮(奈良市)の恒例行事「盆梅展」が開催され、梅の花や香りが参拝者を楽しませている。3月10日まで。
同天満宮は、「学問の神様」菅原道真の生誕地とも伝えられる。盆梅展は梅を愛した道真にちなんで開かれており、今年は屋内外に約100種約150鉢を展示。屋内ではかぐわしい梅の香りを堪能できる。
鮮やかなピンク色の花が特徴の「八重寒紅梅」や「菅原の早乙女」、冬至のころから花を咲かす「冬至梅」など、早咲きの梅はすでに満開に。白と紅の花を咲かせる「紅白咲分け」も見頃を迎え、全体的な見頃は今月20日から月末ごろになる見通し。
午前9時~午後4時。観梅料は500円(中学生以下無料)。梅の鉢の即売コーナーもある。問い合わせは同天満宮(0742・45・3576)。
宇陀市の「美榛苑」を4月1日から休館 高見市長が陳謝
宇陀市の高見省次市長は15日、次期指定管理者に名乗りを上げる業者がなかった宿泊施設「保養センター美榛苑」について、4月1日からの休館を発表した。高見市長は責任を認めて陳謝。市によると、休館期間は「おおむね半年」で、指定管理料(年間2千万円)の減額なども検討しながら新たな指定管理者を探す方針だ。
美榛苑は昭和55年に老人福祉センターとしてオープン。宿泊棟や大浴場、レストランなどを増築し、現在は客室43室で190人を収容する。平成29年度の宿泊者数は約2万2千人。入浴者などを含めると約12万6千人が利用し、約3億6千万円の売り上げがあった。
当初は市直営だったが、景気の低迷で経営が悪化。20年度には累積負債が約14億円に膨らみ、21~32年度で経営健全化計画を進めている。22年10月から休暇村サービス(東京都)が指定管理者として運営を担ってきたが、来月末の契約終了をもって撤退する見込み。市は新たな次期指定管理者を募集したが、締め切りまでに応募はなかった。
休暇村サービスの撤退に伴い、従業員約40人の雇用を継続するのは難しくなるとみられ、市は対策に全力を挙げる。高見市長は記者会見で「市民、利用者、従業員の皆さんに深くおわびします。美榛苑は市の観光戦略を担う中心施設。改めて公募し、営業再開を目指したい」と述べた。
「終活」テーマの講座、大和郡山で19日で開催
人生の最期に向けて準備する「終活」をテーマにした講座が19日、大和郡山市中央公民館(三の丸会館)で開かれる。主催する大和郡山市消費者センターが参加者を募集している。
消費者被害を未然に防止しようと、同センターが開催している消費者啓発講座「くらしの知っトク教室」の一環。今回は「準備はできていますか? 知っておきたい終活の話」と題し、エンディングノートや財産譲渡に関する遺言の書き方など、人生をよりよく締めくくるための終活について学ぶ。
午後1時半~同3時半。受講無料で、定員は先着30人。申し込みは市人権施策推進課内の消費者センター(0743・53・1583)に電話、またはFAX(0743・53・1211)で。
奈良市、児相設置へ 中核市で全国4例目目指す 14日からパブコメ
平成33年度の児童相談所開設を目指す奈良市は、児相設置に関する基本計画案を策定し、14日から3月8日までパブリックコメントを実施する。現在、中核市で児相を設置しているのは神奈川県横須賀市と金沢市のみで、4月に設置予定の兵庫県明石市に次いで奈良市が4例目になる予定。仲川げん市長は「覚知から保護まで市が一貫して虐待に対応できる効果は大きい」と期待を寄せる。
児童福祉法では、都道府県と政令市に児相の設置を義務付け、中核市にも推奨している。ところが、中核市では財源や人材の確保がネックとなり、思うように進んでいないのが現状だ。
奈良市の計画では、同市平松の県総合医療センター跡地に、一時保護所を備えた地上2階建ての児童相談所を設置。発達・子育て支援センターを併設し、保護者の悩みを一体的にサポートできるようにする。
県内には現在、奈良市と大和高田市に県のこども家庭相談センターがあり、県内全域をカバー。奈良市の虐待問題などについては設置後、児相で対応することになる。
市子育て相談課によると、市の児童虐待相談対応件数は、29年度で817件と高止まりしている。児相には、5年以上の経験を持つスーパーバイザー2人を含む最低10人の児童福祉司を配置する予定。保護所なども含めた施設全体では約60人の人員が必要とされることから、市は新たに職員30人を採用する。
パブリックコメントは郵送、メール、FAXなどで受け付ける。計画案は市のホームページか、市役所、出張所などで閲覧できる。問い合わせは同課(0742・34・4804)。
家族や仲間とタスキつないで激走 「奈良こうのいけリレーマラソン」開催

懸命にタスキをつなぐ参加者ら=奈良市
家族や友人らのチームで参加するリレー形式のマラソン大会「奈良こうのいけリレーマラソン」が、奈良市のならでんフィールドで開かれた。
奈良市陸上競技協会が主催。かつては「奈良市民マラソン」として開かれていたが、一昨年、陸上競技場で行える大会として生まれ変わった。
リレーマラソンは3~10人のチームで参加し、1周1㌔のコースをたすきをつないで走る競技。最低1人1周以上走ることが条件だが、走る順番や周回数は自由に決められる。
3回目となる今年は、「10㌔ファミリーリレー」「20㌔リレー」「42・195㌔リレー」の3種目に136チーム、計886人が参加。10日午前10時半に一斉にランナーがスタートし、家族や友人、仕事仲間がたすきをつなぎながら走った。
御所市立秋津小学校の教諭のチームは、20㌔リレーの「職場仲間の部」で優勝。メンバーの清水博幸さんは「普段から小学生とかけっこしていた成果が出ました。今日はとても気持ちよく走れて、またこのチームで出場したいです」と話していた。
算額「お身拭いに必要な人数は?」 東大寺に奉納

東大寺の大仏殿に奉納された算額
江戸時代、数学の問題を寺社に奉納して庶民が解答を競い合った「算額」の文化に触れてもらおうと、算数検定や数学検定を実施している公益財団法人「日本数学検定協会」(東京)が、東大寺(奈良市)の大仏殿に東大寺に関する問題を記した算額を奉納した。
今年の問題は「大仏さまのお身拭いに必要な人数は」と「現実的で美しい灯籠の置き方は」の2問。いずれも、ただ一つの正解があるような問題ではなく、柔軟な発想やアプローチを用いて、自由でユニークな解答を作ってもらうことが狙い。
詳細な問題は、東大寺大仏殿か「算額1・2・3」の公式ホームページで確認できる。解答の応募は同ホームページか郵送で9月日まで受け付ける。優れた解答は月上旬に発表され、賞状などが贈られる。
同協会の清水静海理事長は「10年、20年と続けて、東大寺を起点に算額の文化を発信していきたい」と話した。
人気食パンのVD特別商品「ハッピーマーブル チョコ極」販売中 道の駅「レスティ唐古・鍵」

販売中の「ハッピーマーブル チョコ極」
14日のバレンタインデーを控え、田原本町の道の駅「レスティ唐古・鍵」内のパン屋「Kagi Bakery」は、人気の生食パンをアレンジした「ハッピーマーブル チョコ極」を販売している。
昨年4月にオープンして以来、2万食以上売り上げた人気商品「黄金の生食パン 極」(1・5斤、税込み615円)をベースにした期間限定商品。生地にチョコチップを巻き込み、表面はチョコレートフレークでコーティングしている。
レスティ唐古・鍵を指定管理する奈良交通の広報担当、竹谷さくらさんは「トースターで焼くとチョコがほどよく溶け、外はカリッとした食感が楽しめます」とPRしている。
販売は14日まで。問い合わせはレスティ唐古・鍵(0744・33・9170)。
曽爾村産「榧(かや)の実油」完成 〝本邦植物油中、最上なるもの〟

曽爾村産の100%純正「榧の実油」
曽爾村に群生する希少な植物「榧(かや)」の実から搾った食用油「榧の実油」が完成し、村農林業公社が100本限定で販売を始めた。江戸時代には天ぷら用の高級油として流行し、「日本最上級の植物油」と評された榧油。鼻に抜ける木の実の香りがさわやかな、個性際立つ商品に仕上がった。
同公社では、時代とともに食べる文化が廃れてしまった榧の実を「地域資源」として見直そうと、平成29年から商品化に取り組んでいる。榧の実油は、果皮から抽出した芳香蒸留水「榧 蒸留水」、おやつ感覚で食べられる「榧の実ナッツ」に次ぐ第3弾で、同公社の高松和弘さんは「一番作りたかったのが食用油。やっとここに行き着いた」と話す。というのも、大正時代の「大植物図鑑」の榧の項目には「榧油は本邦植物油中、最上なるもの」と記されている。かつてそれほど榧油は高く評価され、愛された存在だったからだ。
公社は昨秋、村民から榧の実を1㌔800円で買い取り、計約60㌔を確保。生活介護事業所「曽爾村すすき作業所」の通所者と職員ら約10人が殻むきやあく抜き作業を行い、岡山県の食用油製造会社で搾油した。同作業所のサービス管理者、鈴木敏之さんは「みんなで楽しく作業できたし、新しい仕事ができてありがたい」と喜ぶ。
榧の実油は口に入れた瞬間に森林の風景が浮かぶような、みずみずしい香りが特徴。風味をダイレクトに楽しむにはサラダにかけたり、パンに付けたりするのがおすすめ。クッキーやパン生地に練り込んでも香りがいい。天ぷら油に混ぜるとからっと揚がるという。
1本(45㌘入り)2500円と少々値が張るが、高松さんは「コストがかかっているのに加え、村の榧のストーリーを伝えたいという思いがある。榧プロジェクトを応援する気持ちで購入してもらえるよう、『なぜ高いのか』を丁寧に発信していきたい」と話した。
村の「曽爾高原ファームガーデン」などで販売中。同公社のWEBショップでも購入できる。問い合わせは同公社(0745・94・2116)。
大和郡山、春の訪れ告げる「盆梅展」開催中 3月10日まで

愛好家らから出展された盆梅展=大和郡山市
城下町に春の訪れを告げる盆梅展が大和郡山市の郡山城跡で始まり、観光客らの目を楽しませている。3月10日まで。
市制50年を記念し平成15年から始まり、今年で16回目。会場には、市内の愛好家らが丹精して育てた約120点の盆梅が展示されている。樹齢が100年以上のものや、約2㍍の壮大な盆梅なども。現在はまだつぼみが多いが、15~20日ごろに満開の梅が楽しめる見通しという。
奈良市から訪れた男性は「長年にわたって盆梅を育て、維持している地域の方々の努力が感じられる。盆梅の隆々と生き続ける姿は美しく、生命力であふれている」と話していた。
期間中の土、日曜、祝日は伝統芸能「猿まわし」の公演もある。雨天中止。
入場は午前9時半~午後4時半(土日曜、祝日は午後5時まで)で、450円。問い合わせは市地域振興課(0743・53・1151)。
船の舳先イメージ 一条高校の新講堂設計図、奈良市に贈呈

一条高校新講堂建設実行委員かから仲川げん奈良市長に設計図書の目録が手渡された
耐震化に伴い、建て替えが計画されている奈良市立一条高校(法華寺町)の新講堂の設計図が完成し、同市役所で贈呈式が行われた。
新講堂のデザインは、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の設計を手がけた隈研吾さんが担当。昨年2月、船の舳先をイメージした基本設計プランを発表した。
設計図によると、新講堂は鉄骨2階建てで、延べ床面積は約1280平方㍍。固定席とパイプいすを合わせて約1200人を収容でき、吹奏楽の演奏会などが可能な音響を考慮した構造だ。隈研吾建築都市設計事務所の小沢瑞穂主任技師は「講堂の外と中がスムーズにつながるような、生徒を迎え入れる空間を意識して設計している」と説明する。
総事業費は7~8億円を見込んでおり、創立70周年を迎える来年3月の完成を目指す。仲川げん市長は「奈良の新たなスポットとして、地域の役に立つ施設になれば」と話した。
「生駒市民は300万円で小さな◯◯を買いなさい」 17日に講演会
13万部超えのベストセラーとなった「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の著者、三戸政和さんによる講演会「生駒市民は300万円で小さな◯◯を買いなさい」が17日、生駒市コミュニティセンターで開催される。
三戸さんは元兵庫県議で、事業再生の支援などを行う中小事業活性(東京都)の代表取締役副社長。全国の中小企業経営者が高齢化する現状で、自身のキャリアや経験を生かし「人生100年時代」における第2の人生の過ごし方、現役世代からやっておくべきことなどをテーマに講演する。講演終了後には、三戸さんによる個別相談会もある。
参加費無料。講演は午後2時~同4時。定員270人で、申し込みは不要。個別相談会は、8日までに申し込みが必要。申し込み、問い合わせは市商工観光課(0743・74・1111)。
今年の三輪素麺は「高値」 大神神社で卜定祭

「高値」の紙を示す神職=大神神社
今年の三輪素麺の卸値(参考価格)を占うト定祭が5日、桜井市の大神神社で営まれ、県三輪素麺工業協同組合や県三輪素麺販売協議会などの関係者約60人が出席した。
三輪素麺は大神神社の祭神の子孫、穀主が奈良時代に小麦と三輪山の清水を使ってつくったのが始まりとされる。同社は素麺づくりの守り神で、毎年2月5日に卸値を占う祭典が行われている。
神楽が奉納された後、神職が「高値」「中値」「安値」の3種類の価格が書かれた15枚の紙を筒状の麻で突き、麻に付いた紙で卸値を占うト定の儀を行った。今年の卸値(銘柄「誉」18㌔)は高値(1万1千円)に決まった。高値は平成27年以来4年ぶり。
県三輪素麺工業協同組合の池側義嗣理事長は「高値はありがたいが、価格は市場の動向次第。景気がよくなり、販売が伸びることを期待しています」と話した。
「中途半端」を「ちょうどいいまち」アピール 大和郡山市PR動画

大和郡山市職員が「ちょうどいいまち」をアピールする動画の一場面
観光名所をPRするのではなく、ありのままの中途半端さを「ちょうどいいまち」としてアピールし、移住・定住を促進するシティプロモーション動画を大和郡山市が制作した。大阪市浪速区の映画館「なんばパークスシネマ」で3月21日まで上映され、別バージョンを動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開している。
同市出身で、先月19日に公開された映画「かぞくわり」の塩崎祥平監督が企画から撮影、編集まで担当。主に大阪など都市部に住む若者をターゲットとし、移住先に大和郡山市を選んでもらえるよう、「中途半端をポジティブに、包み隠さず表現した」(塩崎監督)という。
ユーチューブで公開している30秒の動画は、同市に移住した夫婦2組がインタビューを受ける設定。「この町の暮らしはどうですか」。問われた2人は顔を見合わせながら「まあ自然もあるし…」「雰囲気がすごく好きで、他はうーん…」「いろんなことがちょうどいい」とあいまいに返答。最後は市職員らが「がんばります! 大和郡山」と宣言して締めくくっている。
一見、市の魅力をうまくPRできていないように思われるが、「大和郡山市はどんな町だろう」と思ってもらうのが最大の狙いだ。平成27年に大阪市や京都市周辺の20~39歳の男女を対象にしたアンケートによると、「大和郡山市についてまったく知らない」と答えた人は33・6%に上った。
都心部までは少し遠く、かといって田舎でもない。大型ショッピングモールがあって便利だが、都会とはいえない。そんな「中途半端さ」を逆転の発想で「ちょうどいい」と捉え、アピールしている。
映画館では現在、秒の「夫婦の食い違い編」を流しており、今月15日からは「中途半端編」を上映する予定。担当者は「まずは名前を覚えてもらうところから始める。将来的には若い人が市に集まって地域の活性化につながれば」と話している。


































