ママさん美容師も働きやすく 奈良市にラポールヘア県内1号店

ラポールヘア・グループのJR奈良駅前店を運営するグラムコムの牧野克行代表(左)とスタッフ=奈良市三条本町
結婚や出産などで離職した美容師らに雇用の場を提供するラポールヘア・グループの県内1号店となるJR奈良駅前店が10日、商業施設のシルキア奈良(奈良市三条本町)にオープンした。店内に託児施設を設け、子育て中のママさん美容師が働きやすい環境を整えている。
ラポールヘア・グループは平成23年7月、東日本大震災の被災地となった宮城県石巻市で創業し、現在は全国に約60店舗を展開。出産や育児、介護といったライフイベントで美容師のキャリアが途切れることが多い業界の課題に対し、柔軟な働き方ができる環境を目指している。
人手不足解消のためシニア美容師の再雇用も図っており、奈良駅前店では40~70代の女性美容師5人と保育係2人を雇用。保育係が常駐し、利用者も無料で子供を預けることができる。
同店を運営する合同会社「グラムコム」の牧野克行代表(65)は「いったん離職すると、子育てで復帰しにくいといった課題を解決し、女性が自由に働ける理容業を実現したい」と話した。同グループ創業者の早瀬渉社長(49)は「ほぼ全店に託児施設を設け、約300人を雇用している。今後も店舗展開をしたい」と述べた。
奈良市学童野球会長杯、西大寺ドリームズが12年ぶり3回目の優勝

優勝した西大寺ドリームズの選手たち=奈良市
19チームが参加した、連盟創設50周年記念第39回奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会(産経新聞社後援)は8日、準決勝と決勝が奈良市の柏木球技場で行われた。決勝戦では西大寺ドリームズが大宮ホワイトベアーズに大勝し、12年ぶり3回目の優勝を飾った。
試合結果は次の通り。
【準決勝】大宮ホワイトベアーズ2-0奈良チャレンジャーズ▽西大寺ドリームズ12-0大安寺アパッチライオンズ
【決勝】西大寺ドリームズ12-0大宮ホワイトベアーズ
明治文豪の自筆を間近に 天理大付属天理図書館が17日まで公開

夏目漱石の自筆原稿「吾輩は猫である」第10章=天理市
天理大付属天理図書館は、所蔵する明治の文豪、夏目漱石の小説「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」などの自筆原稿を間近で見る展覧会「文豪たちの自筆展|漱石・子規・鷗外」を同大付属天理参考館で開催している。17日まで。
同大創立100周年と図書館開館95周年を記念し、36点を展示。「坊っちゃん」と「吾輩は猫である」の第10章は、ともに明治39年4月「ホトトギス」第9巻第7号に掲載された自筆原稿。「吾輩は|」の第10章は、松屋製原稿用紙62枚のペン書き原稿で、推敲(すいこう)の跡や編集による書き入れを見ることができる。
正岡子規の句会には森鷗外や漱石も参加していた。明治30年7月に開かれた句会の選句稿「子規庵句稿別集」には漱石の句もある。
図書館司書の西口尚子さんは「文豪たちがいかに作品に向き合ったか。原稿を執筆した時代背景や人生にも興味を持ってもらえたら」と話している。
入館料は大人500円、小中高生300円。問い合わせは天理図書館(0743・63・9200)。
春高バレー県大会、16日決勝は男子が天理−添上、女子が奈良女子−奈良文化
「春高バレー」の愛称で親しまれる「JVA第78回全日本バレーボール高校選手権」奈良県大会(県バレーボール協会、産経新聞社など主催)の準々決勝と準決勝が8日、奈良県平群町総合スポーツセンター体育館で行われた。男子は天理と添上、女子は奈良女子と奈良文化がそれぞれ決勝進出を決めた。全国大会出場の切符をかけた決勝は16日、奈良県橿原市のジェイテクトアリーナ奈良で実施される。

【天理-橿原】高い位置からスパイクを放つ天理の選手
■天理はエンジン全開、添上は接戦制す
男子の準決勝は、第1試合で昨年優勝の天理が第2セットからエンジン全開となり、面白いようにスパイクが決まり、対戦相手の橿原を圧倒。2年連続の全国出場へあと1勝に迫った。
第2試合は、一昨年優勝の添上が法隆寺国際との激しい得点の奪い合いで接戦となったが、苦しみながらも第1、第2セットを奪ってストレート勝ちした。
16日の男子決勝は14年連続で同じ顔合わせとなる。

【奈良女子-高田商】2枚ブロックで相手の攻撃を防ぐ奈良女子の選手ら
■奈良女子は相手を圧倒、奈良文化も貫録勝ち
女子の準決勝第1試合は、奈良女子が第1セットからリズムよくスパイクにサービスエース、ブロックを次々と決めて第1~2セットを連取。昨年準優勝の高田商を圧倒した。
第2試合は、3年連続の全国出場を目指す奈良文化が自分たちのバレーを見せて、貫禄勝ち。対戦相手の天理は男子とそろっての決勝進出がかなわなかった。
16日の女子決勝は一昨年と同じ対戦カードとなった。
【男子】
▽準々決勝
天 理 2 25-16 0 奈 良
25-23
添 上 2 25-10 0 一 条
25-14
法隆寺国 2 25-12 0 奈良育英
際 25-23
橿 原 2 22-25 1 郡 山
25-23
25-23
▽準決勝
天 理 2 25-17 0 橿 原
25-12
添 上 2 25-20 0 法隆寺国
25-23 際
【女子】
▽準々決勝
奈良女子 2 25-10 0 畝 傍
25-6
奈良文化 2 25-9 0 高 田
25-8
天 理 2 25-15 0 奈良北
25-9
高田商 2 25-15 0 奈 良
25-11
▽準決勝
奈良女子 2 25-7 0 高田商
25-12
奈良文化 2 25-12 0 天 理
25-15
昨年の県内宿泊客329万人 インバウンド効果で12.2%増

大勢の外国人観光客が訪れる奈良公園
県観光局は、令和6年の宿泊統計調査報告書を発表した。延べ宿泊者数は前年比12・2%増の329万6688人で、新型コロナ禍前の元年比で16・8%増だった。前年に引き続きインバウンド(訪日外国人観光客)の増加による外国人宿泊客増が牽引した。
県内548の宿泊施設にアンケートを行い、350施設(63・9%)が回答。調査は南都銀行のシンクタンク、南都経済研究所に委託した。
外国人延べ宿泊者数は50万9140人で前年比66・0%の大幅増。元年比では3・8%減で、ほぼコロナ前の水準に戻った。宿泊者の国・地域別では中国が32・2%を占めて最多。米8・6%、台湾7・2%、仏6・2%、韓国5・5%、香港4・8%と続いた。
県内を6つのエリアに分けてみると、A(奈良、生駒、天理、大和郡山、香芝各市など)が76・2%と全体の8割近くを占め、B(大和高田、橿原、桜井、御所各市など)9・4%、C(宇陀市、曽爾村など)3・7%、D(吉野、大淀、下市各町など)6・5%、E(五條市、野迫川村など)2・5%、F(川上、上北山各村など)1・8%(端数処理の関係で合計は100%にならない)。
前年比の増減率ではAが18・2%増で、Bが9・2%増、Cが2・8%増となった。外国人宿泊者の9割がAに集中しており、大幅に持ち上げたとみられる。Bも堅調で、Cもコロナ前の水準を回復した。
一方、Dは15・3%減、Eは3・8%減、Fは18・5%減。夏の天候不順でキャンプ場の延べ宿泊者が減少しており、キャンプサイトを抱えるこれら3エリアの減速要因になったとみられる。
奈良の酒文化 新たな価値を 梅乃宿酒造、コラボで体験型プロジェクト

コラボメニューを前にする梅乃宿酒造の吉田佳代社長(中央)ら=奈良市
梅乃宿酒造(葛城市)は、県内の観光資産や食文化と酒を掛け合わせた体験型プロジェクト「奈良エクスペリエン酒(シュ)」を6日にスタートした。名店や企業とのコラボレーションなどを通して、日本清酒発祥の地とされる奈良の酒文化に新たな価値を生み出すとともに、地域のにぎわいにつなげる。(木村郁子)
プロジェクト名は、エクスペリエンス(体験・経験)と酒にちなんだ造語。5日には、なら100年会館(奈良市)のカフェでメディア発表会を開催した。「地域社会に貢献したい」「酒を通じて奈良の魅力を発信したい」と思いを同じくする桜井市の「ザ・セイリング・バー」と吉野本葛の老舗「井上天極堂」(御所市)がコラボに名乗りを上げ、梅乃宿酒造が手がけるイチゴやマンゴーなどのリキュール「大人の果肉の沼」シリーズを使って、それぞれの店で提供するコラボメニューを披露した。

コラボメニューのカクテルを作る渡邉匠さん
「ザ・セイリング・バー」はバーテンダーの世界大会「ワールドクラス2010」で9位に入った渡邉匠さんがチーフバーテンダーを務める。店を訪れた他府県や海外からの観光客は奈良らしさを求めることが多く、渡邉さんは「奈良発の酒を使ったカクテルで奈良の良さを感じてもらい、その地の思い出として心に残れば」と話した。プロジェクトのために考案した、トマトやイチゴのリキュールを使ったカクテル3種を作った。 梅乃宿酒造の吉田佳代社長は「酒という伝統文化とワクワクする体験を通して、県全域の活性化を目指したい。さまざまな企業とのコラボレーションを通して、新たな気づきとアイデアが生まれるきっかけになれば」と話した。
ザ・セイリング・バーでは、トマトを使った「アマトマーニ」、日本酒とイチゴが香る「ほわっ酒|泡・和・酒」、桃とジンを使った「KAGURA|神楽」のカクテル3種(各1870円)を年末まで提供。
天極堂奈良本店(奈良市)では、葛湯にバニラアイスと日本酒仕込みの果実リキュールを使った「大人の御褒美葛湯『葛の沼』」(1100円)が冬季限定で提供される。
高市首相 地元の誇り 橿原市役所に懸垂幕

橿原市で育った高市早苗首相の就任を祝う縦10㍍、横90㌢の懸垂幕が同市役所北館に設置された。市は「当面の間、掲出を続ける」としている。
高市氏は市内の小中学校、県立畝傍高校(同市)を卒業し、県初、女性初の首相となった。地元の誇りとして広く市民に周知しようと、世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」の懸垂幕を外して掲出した。
亀田忠彦市長は「ふるさと橿原から、市民の皆さまとこの慶びと誇りを分かち合いたいと思います」とコメントした。
医大新駅 東西一帯を整備 県は橿原市、PFIで収益施設も
山下真知事と橿原市の亀田忠彦市長は、県有地と市有地を活用した県立医大新駅(仮称)周辺のまちづくりについて、駅の東側で市が新たに土地を取得して、東西の約6㌶を一体的に開発する方針で合意したと発表した。建設や管理運営に民間のノウハウを活用するPFI方式で駅周辺一帯を整備する。

医大新駅周辺の開発について説明する(左から)亀田市長と山下知事=県庁
これまでの計画は、駅西側の県有、市有地約3万平方㍍に新アリーナや駅前広場、アリーナ駐車場をPFI方式で整備し、東側は医大の体育施設跡地約1・5㌶を使って医大の駐車場を拡張する予定だった。
今回の合意により、市が駅東側にあるため池約1・4㌶を取得して、駐車場予定地と合わせて約3㌶を事業用地として確保し、PFI方式で民間収益施設を整備する。今後事業方針を固め、事業者を公募して令和9年度の契約を目指す。アリーナと新駅は令和12年度の完成予定で、民間収益施設は13年度以降の供用となる見通し。
山下知事は「近鉄大和八木駅周辺に次ぐ橿原市の新しい集客スポットを期待している」と述べ、亀田市長は「事業者には、にぎわいを生むような施設を提案してもらいたい」と話した。
上牧町、変更申請せず工事、古墳を毀損 町長「痛恨の極み」と謝罪

石室の一部とみられる石が見つかった2号擁壁=上牧町

誤って取り出された石
上牧町は4日、史跡上牧久渡古墳群の整備工事で、文化財保護法に基づく計画変更申請を行わずに施工方法を変更し、これまで知られていなかった古墳の一部を毀損したと発表した。阪本正人町長は「文化財保護の信頼に関わる問題で痛恨の極み。町をあげて信頼回復に臨みたい」と頭を下げた。

頭を下げる阪本正人町長(左から2人目)ら
上牧久渡古墳群は、古墳時代初期から飛鳥時代に築造された円墳や前方後円墳など8基の古墳からなり、平成27年10月に国の史跡に指定された。町は古墳群に親しんでもらおうと令和12年度のオープンを目指し、公園の整備を進めている。
問題があったのは、昨年12月から工事中の西側の4号擁壁と南側の2号擁壁の2カ所。盛土で施工方法の承認を受けていたが、重機の作業スペースが確保できないとして未承認のまま土を削ったという。
今年10月3日には作業中の施工業者が2号擁壁から、調査段階で発見されなかった古墳の横穴式石室の一部と思われる直径1~1・3㍍ほどの石6つを発見。文化財担当の職員が立ち会っておらず、他の職員が石を取り出して保管するよう誤った指示をし、毀損した。町によると職員の認識の甘さが原因という。
同町は今月8日に近隣住民に向けた説明会を開く。文化庁と協議し、指示を受けながら石室の一部を埋め戻すとともに、整備工事を進めるとしている。
中速中型の自動配送 実現なるか 宇陀市、エストニア企業と連携

エストニアのベンチャー企業「クレボン」が開発した中速中型の自動配送ロボット(いずれも宇陀市提供)
宇陀市は、中速中型の自動配送ロボットの走行実現可能性を探るための会議を設置した。同市は昨年、IT先進国とされるエストニアの配送ロボ開発企業などと基本合意書を締結し、日本支社の市内新設に向けて協力することが盛り込まれた。国内では道路交通法の改正で低速小型の自動配送ロボは走行が可能になったが、中速中型については実現のめどが立っていない。市は課題を整理し、来年度以降、走行実験に取り組む方針。
市が基本合意書を締結したのは、中型中速の自動配送ロボを開発したエストニアのベンチャー企業「クレボン」。同国ではスーパーの商品などを配送する際に使用され、無人で車道を走行しているという。

中速中型の自動配送ロボットの走行実現可能性を探るための会議の初会合=宇陀市役所
10月1日に市役所で開かれた初会合には、金剛一智市長や経済産業省、デリバリー会社、物流会社などの関係者が参加した。
経産省の説明資料によると、低速小型の自動配送ロボは長さ1・2㍍以下で最高時速6㌔。これに対して中速中型は軽自動車より一回り小さく、最高時速は20㌔程度で「『より配送能力の高い自動配送ロボット』による配送サービスが成長できるよう、規制と振興のバランスの確保が求められる」と指摘した。
経産省によると、低速小型は歩道などを走行し、すでにフードデリバリー業務に使用されている。中速中型は車道での走行が検討課題になる。
来年3月までに計4回会合を開く予定で、中速中型の自動配送ロボに可能なサービス、法整備の課題を探る。そのうえで来年度以降、市と、関心を持つ企業が共同で走行の実証実験を行う方針。用途としてはスーパーの商品や農作物、医薬品の配送が想定される。
市政策推進部の甲賀晶子参事は「地方の中小都市では、スーパーが遠く買い物しづらい地域があり、中速中型の配送ロボを役立てたい。人手不足が深刻化する中、自動配送の需要は高い」と話している。
奈良市学童野球会長杯、4強出そろう 19チームが熱戦繰り広げる

選手宣誓する西大寺ドリームズの赤埴剛主将=奈良市
第39回奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会(産経新聞社後援)が1日開幕、同市の都祁生涯球技場で開会式が行われた。小学生19チームが参加し、3日までに1、2回戦、準々決勝を同市内で実施し、奈良チャレンジャーズ▽大宮ホワイトベアーズ▽大安寺アパッチライオンズ▽西大寺ドリームズの4強が出そろった。
連盟創設50周年の記念大会。開会式では選手が元気よく入場行進。西大寺ドリームズの赤埴剛(あかはにごう)主将=6年=が「仲間とともに流した汗、ともに感じた悔しさ、喜びを胸に、練習の成果を全力で発揮し、最後まであきらめず正々堂々と戦います」と力強く宣誓した。
1~3日の試合結果は次の通り。
【1回戦】都跡スポーツ少年団8-1高の原ファイターズ▽五条山レパード15-0登美ヶ丘フェニックス▽奈良北ゴールデンカイト3-0やまと
【2回戦】奈良伏見イーグルス3-2都跡スポーツ少年団▽奈良チャレンジャーズ6-1山陵クィーンズ▽飛鳥紀寺スポーツ少年団6-4かすみの▽大宮ホワイトベアーズ9-3五条山レパード▽大安寺アパッチライオンズ12-0山辺スーパーフェニックス▽帝塚山スポーツ少年団3|2奈良ジュニアファイターズ▽平城スポーツ少年団2-1鳥見ゼブラーズ▽西大寺ドリームズ10-2奈良北ゴールデンカイト
【準々決勝】奈良チャレンジャーズ6-0奈良伏見イーグルス▽大宮ホワイトベアーズ5-1飛鳥紀寺スポーツ少年団▽大安寺アパッチライオンズ3-0帝塚山スポーツ少年団▽西大寺ドリームズ8-0平城スポーツ少年団
春高バレー県大会 女子は奈良文化、高田商、畝傍など準々決勝進出

【畝傍-添上】果敢な攻撃を見せる畝傍の選手=橿原市
「春高バレー」の愛称で親しまれている「JVA第78回全日本バレーボール高校選手権」県大会(県バレーボール協会、産経新聞社など主催)は2日、橿原市のジェイテクトアリーナ奈良などで女子1、2回戦が行われ、天理▽奈良北▽高田▽奈良文化▽奈良女子▽畝傍▽奈良▽高田商|の8チームが準々決勝進出を決めた。
昨年優勝した奈良文化や準優勝の高田商など強豪校は順当に勝ち進んだ。2回戦で添上と対戦した畝傍は第1、2セットともに接戦をものにした。
畝傍の米谷遥主将は「みんな粘って、いつも以上にいいプレーができたと思う」と話した。
8日には平群町総合スポーツセンター体育館で男女の準々決勝、準決勝が予定されている。
【女子】
▽1回戦
奈良商工 2-1 奈良育英
磯 城 野 2-0 奈 良 南
奈 良 北 2-1 桜 井
高 田 2-0 西和清陵
郡 山 2-0 法隆寺国際
大和広陵・ 2-1 奈良学園
国際
橿 原 2-0 奈良学園登
美ケ丘
畝 傍 2-0 生 駒
添 上 2-0 県 立 商
一 条 2-0 帝 塚 山
奈 良 2-0 高取国際
香 芝 2-0 五 條
高 田 商 2-0 育 英 西
▽2回戦
天 理 2-0 奈良商工
奈 良 北 2-1 磯 城 野
高 田 2-1 郡 山
奈良文化 2-0 大和広陵・
国際
奈良女子 2-0 橿 原
畝 傍 2-0 添 上
奈 良 2-0 一 条
高田商 2-0 香 芝
春高バレー県大会開幕 男子は添上、天理など8強進出

【添上-奈良商工】果敢な攻撃を見せる添上の選手‖奈良市
「春高バレー」の愛称で親しまれている「JVA第78回全日本バレーボール高校選手権」県大会(県バレーボール協会、産経新聞社など主催)が1日、開幕した。この日は奈良市のロートアリーナ奈良などで男子1、2回戦が行われ、奈良育英▽法隆寺国際▽一条▽添上▽天理▽奈良▽郡山▽橿原|の8チームが準々決勝進出を決めた。
昨年優勝した天理など強豪校は順当に勝ち進んだ。2回戦で畝傍と戦った一条は第1セットは奪われたものの粘りを見せ、接戦を制した。昨年準優勝の添上は2回戦で奈良商工と対戦し、ストレート勝ちした。
添上の堀結仁(ゆいと)主将は「第2セットはリズムが崩れミスがあったけど、得意のサーブで点が取れた。県大会を制して春高でベスト4を目指したい」と話した。
2日は橿原市のジェイテクトアリーナ奈良などで女子1、2回戦が予定されている。
【男子】
▽1回戦
東大寺学園 2-0 県 立 商
生 駒 2-0 奈良大付
奈良商工 2-0 西大和学園
奈良学園 2-0 大和広陵・
西和清陵
奈 良 北 2-0 宇 陀
橿 原 2-0 王 寺 工
▽2回戦
奈良育英 2-0 東大寺学園
法隆寺国際 2-0 生 駒
一 条 2-1 畝 傍
添 上 2-0 奈良商工
天 理 2-0 奈良学園
奈 良 2-0 桜 井
郡 山 2-0 奈 良 北
橿 原 2-1 高 田
曽爾村で「秋の和ハーブ教室」 植物の魅力を再発見

大塚美穂さん(左)が蒸留器でハーブオイルなどを抽出する様子を見学する参加者ら=曽爾村
曽爾村はススキやトウキ、ヨモギといった村の植物を和ハーブと位置付け、植物を探してフレグランスなどを作る「秋の和ハーブ教室」を開催した。参加者らは村を散策し、ワークショップを通して植物の魅力や価値を再発見した。
一般社団法人「曽爾村農林業公社」は自然の恩恵を感じてもらおうと、今春から和ハーブ教室を開催している。かつては神社の灯明として活用されたカヤをメインテーマとした9月15日の教室には、村内外から24人が参加。和ハーブフィールドマスターの秋山花緒里さんの案内でヒダリマキガヤの群生地などを訪れ、カヤの実拾いを楽しんだ。
カヤの実は外皮はレモンのようなかんきつ系の香りがするほか、焙煎した種子は食べられる。オレイン酸やリノール酸、抗酸化作用があるビタミンEを多く含むのが特徴。同公社は活用されていなかったカヤの実に注目し、平成29年から、菓子やフレグランスの開発、商品化を進めている。

瓶にカヤの外皮とウオッカを入れてチンキを作る参加者
カヤの実の外皮を使ったワークショップでは、講師で植物芳香蒸留士の大塚美穂さんが、ヨーロッパで古くから用いられている水蒸気蒸留で精油と蒸留水を分離させる手法を実演した。参加者は外皮をウオッカに漬け込み、化粧水やルームスプレーになる「ハーブチンキ」作りを体験した。
橿原市の主婦、浦沢直子さん(34)は、「散策では村の豊かな自然に圧倒された。和ハーブという宝物があることを知り、散歩の楽しみの一つとなりそう」と笑顔を見せた。
ハーブチンキは精製水で希釈し、ルームフレグランスとして活用できるという。大塚さんは「村の豊かな植物の恵みを感じてもらいたい」と話していた。
小中高の不登校過去最高 6年度県内 いじめ認知も増加
県教育委員会は、令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等に関する調査の県内結果を発表した。年間30日以上欠席した不登校の児童生徒数は小学校1417人(前年度1337人)、中学校2453人(同2354人)、高校1114人(同999人)でいずれも記録が確認できる範囲で過去最多だった。
千人当たりの不登校児童生徒は、小学校22・6人(全国平均23・0人)、中学校70・4人(同67・9人)、高校35・6人(同23・3人)で中学校と高校は全国を上回った。
出席日数10日以下の児童生徒は、小学校126人、中学校259人、高校16人で、千人当たりでは中学校が7・4人と最多だった。
また、暴力行為の発生件数は小学校で過去最多の449件だった。
小中学校、高校のいじめ認知件数は計8359件(前年度7947件)。千人当たりの認知件数は、小学校110・6件、高校7・6件で、いずれも全国平均を上回った。
県教委は「全体的に増加傾向の項目が多い。新型コロナを経てコミュニケーションを取りにくい状況となり、個々の子供をしっかりと理解し支援することが必要」としている。
大淀町の製茶農家、中川政七商店のコンサルで新ブランド 父から娘3姉妹へ

新ブランド「茶ノ吉」をPRする(左から)次女の堤有佳さん、長女の上野知佳さん、森本正次さん=県庁
大淀町中増で江戸時代中期の天保の頃から約200年続く製茶農家「嘉兵衛(かへえ)本舗」は、父から娘の3姉妹への事業承継に向けて新ブランド「茶ノ吉(ちゃのきち)」を立ち上げた。中川政七商店(奈良市東九条町)のコンサルティングを受けて完成した新商品は6品目。11月5日に3品を発売する。
代表の森本正次さん(78)は当初、家業を継がせる意思はなかったが、次女の堤有佳さん(49)が平成24年、出産を契機に仕事へ復帰。長女の上野知佳さん(51)、三女の井川恵里佳さん(44)も加わり、3姉妹が本格的に携わるようになった。森本さんが26年に足を痛めて廃業を覚悟した際、奮起した3姉妹が家業を引き継ぐと決心。県のブランディング支援対象となったことから中川政七商店による講座を受講した。
11月5日に発売するのは渋みのない「和紅茶」、香ばしく甘みが引き立つ「釜炒り煎茶」、やさしい味わいの「烏龍茶」の3品。月以降は若葉を使った「白茶」、冬の寒さで成分が凝縮した「越冬番茶」、新茶の「煎茶」を販売する。嘉兵衛本舗は手がかかる天日干しの番茶で知られ、新ブランドも手作りにこだわった。また、春の「一番茶」から夏ごろの「三番茶」まで、それぞれの茶葉の特徴を生かした。
パッケージには「農業日誌」がデザインされ、製茶や農作業に汗を流す3姉妹の生活をうかがうことができる。
県庁で商品発表会を行った上野さんは「子供のころから手伝ってきたお茶に人生を費やせて幸せだ」と話し、堤さんは「一日中、どんな場面にでも寄り添えるバリエーション」と商品のできに自信を見せた。令和9年に法人化して上野さんが社長に就任する計画だ。
商品は嘉兵衛本舗と中川政七商店のオンラインショップ、中川政七商店の直営店の一部で取り扱う。
安倍元首相銃撃裁判初公判 傍聴者、高い関心 市民「背景知りたい」

傍聴券の抽選券を求めて列をつくる人々=28日、奈良市の春日野園地(渡辺大樹撮影)
令和4年7月に奈良市で参院選の応援演説中に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、殺人などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判の初公判が28日、奈良地裁(田中伸一裁判長)で開かれた。地裁近くでは700人超の傍聴希望者が列をつくるなど、改めて事件の注目度の高さをうかがわせた。
「あれだけの事件だったので、本人がどういう受け止め方をしているのか気になった」。閉廷後、公判を傍聴した京都市伏見区の会社員、井出大貴さん(35)が取材に応じ、法廷での被告の様子などを語った。
井出さんによると、被告は公判中、特に表情を変えることはなかった。しかし証拠調べの際は手で顔を隠すようなしぐさをしたといい、「だいぶ感情の起伏があったんじゃないか」と心情を推し量った。
印象に残ったのは、検察側が証拠物として被告が作ったとされる複数の銃を法廷に運び込んだ場面。井出さんは「被告の強い意志や殺意が形として現れているように感じた」と振り返った。その上で今後の公判について「事件に対して、いろんな思いを抱えている人がいる。きちんと証拠を調べ、手続きに則った裁判が行われてほしい」と望んだ。
◇
地元の奈良市民からも、山上被告がなぜ犯行に及んだかを法廷で明らかにしてほしいという声が聞かれた。
奈良市の近鉄奈良駅前。同市の主婦、鈴木悠(はるか)さん(40)は地裁前の様子について「あんなにマスコミが集まることはめったにないので驚いた」と打ち明けた。事件から3年以上が経過して初公判が開かれたことについては「複雑な事件なので時間がかかるのは仕方がない」と話した。
事件に関心を持ち続けてきたという同市の女性会社員(63)は「宗教が絡んでおり、山上被告がなぜこんなことをしたのか背景を知りたい」と語った。
同市の無職、中西康さん(72)は山上被告に「自分の口で話してほしい」と求めた。一方、同市の無職男性(76)は「殺人はもちろんよくないが、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のことで(山上被告も)苦しんだのではないか」との考えを示した。
大和高田「太神宮の常夜灯」79年ぶり復元 昭和南海地震で倒壊、笠を新調

復元された太神宮の常夜灯に明かりをともす住民=大和高田市
大和高田市勝目(かじめ)地区で、住民が明かりをともして大切にしてきた「太神宮(だいじんぐう)の常夜灯(石灯籠)」が79年ぶりに元の形に修復された。地元自治会が昭和21年の昭和南海地震で破損した笠(かさ)の部分を新調。自治会は「常夜灯が今後も地区をともし続けてほしい」と願っている。
市発行の「大和高田市常夜灯記載文字調査記録」(平成10年)によると、勝目地区の常夜灯は江戸時代後期の嘉永3(1850)年に建立。地元自治会によると、昭和南海地震で倒壊し、笠が破損してそばに放置され、火袋の下にある部分を笠代わりにしていた。住民らは約40年前から日暮れとともに、交代でろうそくをともし、地域の平安無事を祈ってきた。かつて協力していた10軒ほどからは減ったが、今も7軒が交代で取り組んでいる。
こうした中、今夏、自治会の年配者から復元を望む声があがり、自治会費約11万円を捻出して笠を新調した。地元自治会の森田全紀(まさのり)会長(74)は「常夜灯はシンボル的な存在。本来あるべき姿に戻ったと安心している」と話す。
市教育委員会によると、太神宮の石灯籠は市内に50基近く設けられている。太神宮とは伊勢神宮(三重県伊勢市)を指し、伊勢参りに行かずとも同神宮にお祈りできるとして住民たちが訪れたという。
「高市首相ラッピングトラック」出発 奈良市の物流会社 応援呼びかけ

ラッピングトラックの出発式でテープカットする関係者=大和郡山市
自民党の高市早苗総裁が憲政史上初の女性首相となったことを祝福するラッピングトラックが完成し、物流会社「フジトランスポート」(奈良市)の整備工場で出発式が行われた。トラックは奈良を拠点に、全国各地を走り回るという。
三菱ふそう製の最新型10㌧トラックに、笑顔で握りこぶしを掲げる高市氏の写真をあしらい、「日本列島を、強く豊かに。」「祝 奈良県出身者初の内閣総理大臣誕生!」などの文字を添えた。車両ナンバーは「早苗」にちなみ「37-77」とした。
24日に同社のフジメンテナンスチーム奈良第一整備工場(大和郡山市)で行われた出発式には、従業員ら約70人が出席。地元で高市氏を支える「高市早苗議員を内閣総理大臣にする奈良の会」会長の安東範明氏‖県医師会長‖や、高市氏の連合後援会長を務める菊池攻氏=奈良トヨタ社長=らがテープカットした。
松岡弘晃社長は「(高市首相を)ずっと応援していた先代の父が首相就任を知ったらとても喜んだはず」とあいさつ。「トラックを見かけたらSNSで発信してもらい、ぜひ高市首相を応援してほしい」と話した。
天理市立図書館が「ウォーリーをさがそう!」 本に触れるきっかけに

おやさと書店BOOKS道友の「ウォーリーをさがせ!」コーナー=天理市
子供たちが本に親しむきっかけを提供しようと天理市立図書館は、出版社のフレーベル館と市内の4書店とコラボレーションした初めての企画「図書館でウォーリーをさがそう!」を開催している。31日まで。
企画では、フレーベル館がパネルやグッズを提供。図書館で棚などに隠れた本のキャラクターを探し、キーワードを完成させるとプレゼントがもらえる。また書店には、「ウォーリーをさがせ!」の絵本コーナーを設置。本を購入した人にクリアファイルをプレゼントしている。
同図書館の高橋樹一郎館長は「本は子供の視野を広げる。図書館や書店の役割は大きいが、新型コロナウイルス禍後も来館者は減少傾向にある」と話す。
同図書館の令和元年度の来館者数は約6万6千人で貸出冊数は約22万5100冊。減少に歯止めがかからず、昨年度の来館者数は約4万8千人で貸出冊数は約17万2千冊だった。同図書館は足を運んでもらおうとコンサートを開くなど工夫を凝らす。
天理駅前商店街内にある「おやさと書店BOOKS道友」のマネジャー、疋田久仁恵さんは「電子書籍が増え、書店に足を運ぶ人が減った」という。企画を機に「さまざまな本に触れる楽しさを感じてもらいたい」と期待を寄せた。
コラボ企画に参加する市内の書店は、海老山書店▽WAY書店天理店▽おやさと書店BOOKS道友▽未来屋書店天理|の4店舗。
音楽で日韓交流 県、事業規模縮小し開催

韓国・忠清南道との音楽交流イベントでダンスを披露する日韓の高校生=24日、奈良市
県は24日、友好提携を結ぶ韓国・忠清南道との音楽交流イベントを奈良市で開催した。お互いの伝統芸能や、日韓の高校生による合同ダンスを披露。事業費は当初、約2億7千万円と想定していたが、費用対効果を疑問視する県議会の反発を受け約9分の1に圧縮し、実現した。
奈良市の「なら100年会館」に、県民千人超が来場。迫力あるパフォーマンスに拍手を送った。
イベントは、来年に迎える友好提携15周年を記念して開催。当初は奈良公園(奈良市)での屋外ライブとして9千人程度の観客を想定していたが、批判を受けて会場を変更。設営や警備の費用も圧縮した。
ユニーク「ごみ収集車カード」、橿原市が作製 無料配布
子供たちに家庭ごみを集めるごみ収集車に関心を持ってもらおうと、橿原市は車体の写真をあしらったユニークなカードを作製した。全国的にも珍しい試みで、3千部を作り、市施設で無料配布している。

橿原市が作製したごみ収集車カード
縦8・7㌢、横6・3㌢。子供たちにごみ収集車を身近に感じ、環境意識を育ててもらうために初めて製作した。
裏表に印刷され、表には車体の写真を掲載。「まちをキレイにするよ」と記し、「ぼくが、市内を走りまわり、ごみを集めて、ごみ処理工場に運んでいるんだよ」と説明している。裏には、最大積載量約2㌧など車両データを記載し、収集車にある「回転板」でごみを小さくし、車の中に押し込むことができると解説している。
市所有のごみ収集車は20台あり、13台が稼働。このほか市が業務委託した業者の収集車が4台稼働している。収集車が集めた家庭の可燃ごみはクリーンセンターかしはら(同市川西町)、不燃ごみなどはリサイクル館かしはら(同市東竹田町)で処理されている。
市環境施設課の担当者は「子供たちにこのカードで遊んでもらい、環境意識を高めるきっかけにしてほしい」と話している。
カードは市役所北館環境政策課(同市八木町)、クリーンセンター、リサイクル館、市浄化センター(同市東竹田町)で無料配布している。
赤く色づく「コキア」 県営馬見丘陵公園で見頃

赤く色づいたコキア=奈良県営馬見丘陵公園
広陵町と河合町にまたがる県営馬見(うまみ)丘陵公園で、ほうき草とも呼ばれる「コキア」が緑色から赤く色づいている。丸々とした見た目が特徴で、写真を撮る来園者らの姿もある。
公園を管理する県中和公園事務所によると、園内3カ所に約3300株のコキアが植えられている。紅葉の見頃は今月末ごろまで。
駐車場を含め入園無料。問い合わせは同事務所(0745・56・3851)。
地域の商店 魅力再発見 大和郡山市が「お買い物マップ」作成

大和郡山市が作成した「お買い物マップ」
大和郡山市は地域の商店の魅力を再発見してもらおうと、市内の近鉄郡山駅周辺の店舗を紹介する「お買い物マップ」を作成した。駅周辺の整備に伴って今月末に商業施設が閉店。令和10年度に新たな施設ができるまでの間の市民の買い物を支援するのが目的で、市は「地元の店をぜひ利用してほしい」としている。
市と県、近鉄は現在、近鉄郡山駅舎の移設に伴う駅前広場やバスロータリーの整備を進めている。それに伴い、今月末に閉店する商業施設「アスモ大和郡山」と三の丸立体駐車場は今年度から順次解体され、10年度に公共駐車場と商業店舗などを備えた新たな複合施設がオープンする予定だ。
お買い物マップは近鉄郡山駅を中心に約1㌔圏内にあるスーパーや総菜店、菓子店、薬局、青果店など約店を掲載。掲載店舗を巡って集めるスタンプラリーも実施している。さらに毎週火、金曜には朝から夕方まで、市役所交流棟前で生鮮食品などを販売する移動スーパーも始めている。
上田清市長は「まちづくりがいよいよ動き出した。市民の皆さんにはご不便をおかけするが、地元の店を利用してもらう機会となれば」と話している。
「お買い物マップ」はA3判のカラー刷りで、アスモ大和郡山(今月末まで)と市役所で配布している。
古都結ぶ臨時特急「いにしへ」を別の車両「悠久」などで運行へ JR西

特急車両「悠久」
JR西日本は奈良線を経由し、京都と奈良を結ぶ臨時特急「いにしへ」を10~11月の4日間、大阪~奈良間の特急「まほろば」の新車両「安寧」「悠久」で運行すると発表した。奈良の旅を魅力的にし、快適な移動を提供する。
「いにしへ」は今年4~5月、約35年ぶりに運行。今秋の運行日は25、26日と11月1、2日で、宇治駅(京都府宇治市)に途中停車し1日1往復する。全車指定席で、乗車には特急券が別途必要。
JRの京都~奈良間では「みやこ路快速」などが定期運行されている。
県内初、橿原市教委が「不登校対策基本方針」
橿原市教育委員会は、不登校対策基本方針を策定した。県内自治体では初めてで、全国的にも珍しいという。対策の基本理念を示し、市立小中学校への校内サポートルーム設置や不登校の子供たちの居場所となっている教育支援センター「虹の広場」(同市小房町)の拡充を盛り込んだ。来年度から順次、実現していくとしている。
方針では、「全ての子どもたちの学びを実現するため、合理的で多様な学びの場を確保すること」などとする基本理念を提示。各校が取り組むプランとして、不登校の防止や早期の兆候把握と早期支援、関係機関との連携を挙げている。
具体的な対策は来年度から実施する。市立小15校、市立中6校に、登校しても教室に入れない児童、生徒のための校内サポートルーム(仮称)を設置し、不登校支援コーディネーターを配置してケアの充実を図る。虹の広場では、家庭に出向く訪問支援チームを創設するなどサポート体制を強化する。
市教委学校教育課の担当者は「揺るぎない方針を示して取り組んだ方が効果がある。今年度中に各市立小中に方針を周知したい」と話している。
祝‼「さなえちゃんまんじゅう」 奈良市の観光施設で販売
ホテル経営や土産物販売などを手掛ける「ワールド・ヘリテイジ」(奈良市高畑町)は、運営する奈良市内の観光施設で「祝誕生 新総裁さなえちゃん紅白まんじゅう」を販売している。10月中は同社グループのホテルと土産物店計4カ所での限定販売となる。

「祝誕生 新総裁さなえちゃん紅白まんじゅう」(ワールド・ヘリテイジ提供)
奈良初の自民党総裁誕生を記念した特別企画で、「新たな門出」「日本の伝統文化への敬意」の思いを込めた商品。
販売している施設は、なら和み館‖高畑町▽ホテルアジール・奈良‖油阪町▽ホテルアジール・奈良アネックス‖四条大路▽奈良ロイヤルホテル‖法華寺町。12個入りで900円。
総理大臣版は11月中旬に登場する見込みだが、独占販売にはならないとしている。
奈良商議所会頭に南都銀の橋本会長 11月1日付

南都銀行の橋本会長
奈良商工会議所は21日の臨時議員総会で、南都銀行の橋本隆史会長を新たな会頭に選んだと発表した。任期は11月1日から3年間。現会頭の小山新造氏(小山会長)は10月末で退任し、11月1日付で顧問に就任する。
「リーダーシップ発揮を」高市内閣発足、県内ゆかりの首長からも祝福の声

高市早苗氏が首相に選出され、拍手する後援会関係者ら=大和郡山市(安元雄太撮影)
高市早苗首相が21日誕生し、自民党と日本維新の会による連立政権が発足した。奈良県内の首長からは、憲政史上初となる女性首相への祝福とリーダーシップを期待する声が上がった。
山下真知事はコメントを発表し、「わが国初めての女性首相に奈良県出身者が就任されることは本県にとって大きな名誉」と歓迎した上で、「わが国の発展と国民生活の向上のため、豊かなご経験と卓越したリーダーシップを存分に発揮されることを期待し、本県の発展のためにも引き続きご支援を賜るようお願い申し上げる」とした。
高市氏の事務所がある大和郡山市の上田清市長は、エジソンが日本の竹を使って白熱電球を完成した10月21日が「あかりの日」とされていることに触れ、「日本の未来に向けてまさに〝あかり〟をともしていただくことを心から期待しています」とコメントした。
天理市の並河健市長は、高市氏を「地域の声をきめ細かく聞いてくれる度量の広い方」と表現。給付金などによる物価高対策は限界がきていると指摘し「日本の国力回復のために、国際競争力の回復、科学技術の基礎研究やエネルギー分野などの投資に大きく期待する」と話した。
高市氏が育った橿原市の亀田忠彦市長は、市内の小中学校、畝傍高校を卒業した高市氏の首相就任は「地元市民にとっても大きな誇りであり、喜び」と歓迎。そのうえで「奈良県初、女性初の総理大臣として、新たな時代を切り開いていただくことを心より期待しております」と望んだ。
また、桜井市の松井正剛市長は「健康に留意され、日本国のため、郷土奈良県のため、ご活躍されますことをご期待申し上げます」とエールを送った。
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🔲奈良県内主要政党、期待や懸念
奈良県内の主要政党も高市新内閣に対する期待や懸念を交えたコメントを出した。
自民党県連・疋田進一幹事長「県から初の総理大臣が誕生したことを大変うれしく誇りに思う。高市首相の政策が実現されるよう、国民、県民に信頼していただけるよう、努力していきたい」
立憲民主党県連・藤野良次代表代行「3カ月に及ぶ政治空白で国民の生活は厳しい。減税を含めた緊急物価高対策を実現するよう高市内閣に迫り、是々非々で政権と対峙する野党間連携も進めたい」
日本維新の会県総支部・松尾勇臣幹事長「維新は『閣外協力』という形を選択した。経済対策をはじめとした政策『本の矢』が実行されることを見極めながら、県政を知事とともに前へ進める」
国民民主党県連・林浩史代表「強いリーダーシップの下、与野党の徹底した政策論議を重ね、喫緊の課題、物価高騰対策、年収の壁引き上げの早期実現、将来に夢や希望が持てる社会の実現を強く望む」
公明党県本部・大国正博代表「早期に政治とカネの問題について国民の疑念を払拭し、物価高対策などの政策を進めていただきたい。野党として建設的な議論をし、国民のための政策実現に取り組んでいく」
共産党県委員会・鎌野祥二委員長代行「高市政権は医療費削減、大軍拡など危険な方向性をもつ。正面から対決し、暮らし・平和・人権を守る。政治とカネの問題の定数削減へのすり替えは党利党略だ」
参政党県連・関谷真会長「選択的夫婦別姓をやらない、皇位継承の議論、スパイ防止法、外国人受け入れ制限など期待できる政策もある。定数削減は否定しないが、比例のみを減らすのは新興勢力潰しだ」
管理栄養士の卵 弁当考案 ヘルスチーム奈良 近畿89店舗で販売

イオン大和郡山店で試食を勧める学生ら=大和郡山市
奈良県内の4大学(奈良女子大・近畿大・畿央大・帝塚山大)で管理栄養士課程を専攻する学生らでつくる食育ボランティアサークル「チーム菜良」が考案した、1食120㌘以上の野菜が取れる弁当(いずれも646円)が近畿地区のイオンなど89店舗で販売されている。28日まで。
同サークルは、商業施設や飲食店のメニュー考案などを行っている。弁当の販売は昨年に続き2回目。学生らは県内の成人男女の野菜摂取量が約270㌘で、理想とする摂取量350㌘より少ないことに注目。「野菜をもっと食べてもらいたい」とカボチャやサツマイモ、小松菜といった旬の野菜を用いた弁当のメニューを考案した。

学生らが考案した弁当
18日にはイオン大和郡山店(大和郡山市)内に特設コーナーを設置。「豚肉とナスの照り焼き仕立て」や「油淋鶏彩りパプリカ添え」などをメインとした、彩り豊かな4種の弁当が並び、学生ら25人が買い物客に試食を勧めた。帝塚山大3年生の田原乃羽(このは)さん(20)は「野菜のおいしさを感じてもらい、ヘルシーな食生活を楽しんでもらえたら」とアピール。
試食した奈良市の女性会社員(53)は「どれもおいしく、日々の献立のヒントをもらえた。調理のマンネリから脱出できそう」と笑顔で弁当を手にした。
イオン大和郡山店の木下章・食品課長は「学生ならではの豊かな視点で作られたメニュー。お客様の反応も上々です」と話した。


































