【春高バレー】天理(男子)一戦一戦大事に 奈良文化(女子)攻撃多彩、ベスト16目指す
「ジャパネット杯春の高校バレー」として開催される第77回全日本バレーボール高校選手権大会(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)は来年1月5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。県代表の男子、天理は札幌大谷(北海道)と、女子の奈良文化は盛岡誠桜(岩手)とそれぞれ初戦で対戦する。大会を前にした強みや意気込みを紹介する。

2年ぶりに全国大会に出場する天理高男子バレー部

2年連続の全国大会出場となる奈良文化高バレー部
2年ぶり11回目の出場となる天理は速攻を軸にしたコンビバレーが特徴で、多彩なプレーで攻めて勝ち進むことを目指す。
攻撃は、主将の山下蒼空(そら)選手(3年)と古川遥桐(はるき)選手(3年)を中心としたスピード感あるプレーを展開し、全員バレーで得点を重ねる。守備はブロックとレシーバーが連携したトータルディフェンスで、相手チームのアタックを防いで堅実につなぐ。
山下貴弘監督は「全国ではまず1勝をあげて、一戦一戦を大事に勝ち進んでいきたい」と意気込んでいる。
2年連続6回目の出場となる奈良文化は、速さとバリエーションのある攻撃が強みだ。
攻撃は主将の藤井唯玖未(いくみ)選手(3年)を中心に、状況に応じて速さや打ち場所を変える攻撃で相手チームを翻弄する。守備はリベロの荒木結衣(ゆい)選手(3年)が中心となって対応。全国大会出場チームとしては高さがないため、サーブやサーブレシーブといった一つ一つのプレーを強化している。
山川真史監督は「選手たちが目標に掲げているベスト16を達成できるよう頑張りたい」と話している。
【スニーカーエイジ】奈良育英高、ヤマハ賞受賞「全身全霊で伝えられた」

「ヤマハ賞」に輝いた奈良育英の演奏(沢野貴信撮影)
軽音楽部の頂点を目指して校が競い合った22日の「第4回全国高校軽音楽部大会 we are SNEAKER AGES(スニーカーエイジ)」(産経新聞社、スニーカーエイジ実行委員会主催、文部科学省など後援)で、関西代表校の一つ、奈良育英はトップバッターで登場。全て英語の歌詞のメタル曲、LOVEBITESの「Don’t Bite The Dust」を女性ボーカルで感情豊かに表現し、見事「ヤマハ賞」に輝いた。
頭を8の字に振る「ヘッドバンギング」の激しいパフォーマンスを織り込んで情熱的な演奏を展開。チームリーダーでベースの3年、上村未來さんは「『強く生きる』というメッセージを全身全霊で伝えられた」と振り返った。
推し飛鳥人1位は持統天皇 飛鳥歴史公園が総選挙 2位聖徳太子、3位大津皇子

1位持統天皇(上村恭子さん画、国営飛鳥歴史公園提供)

2位聖徳太子(上村恭子さん画、国営飛鳥歴史公園提供)
国営飛鳥歴史公園(奈良県明日香村)の開園50周年企画として行われた「推し飛鳥人総選挙」の投票結果が発表され、国内初の本格的都城・藤原京を開いた女帝・持統天皇が「トップ当選」に輝いた。2位は旧1万円札などで親しまれる聖徳太子、3位は悲劇のプリンスと呼ばれる大津皇子となった。担当者は「投票は全国から寄せられ、『飛鳥』に対する熱い思いを改めて実感した」と手ごたえを話した。
総選挙は、飛鳥時代を彩った天皇や皇子、歌人ら人が対象。イラストレーターの上村恭子さんがそれぞれの人物像をイメージして描いた作品をもとに投票された。
7月22日~11月30日の期間中、同歴史公園関連施設やインターネットで受け付け、投票総数は延べ2万6704票。1位の持統天皇が3223票、聖徳太子は3103票、大津皇子は1946票で、選挙戦序盤から上位2人のデッドヒートが繰り広げられ、最終盤で票を伸ばした持統天皇が制したという。

3位大津皇子(上村恭子さん画、国営飛鳥歴史公園提供)
投票とともに多くのコメントも寄せられた。持統天皇好きが高じて明日香村に移住したという人は「この愛は(夫)の天武天皇に勝ると思います」。聖徳太子に一票を投じた人は「『お金が好きなだけでは』と笑われますが」と記していた。3位の大津皇子は、1位の持統天皇の策略で自害に追い込まれたとされ、「(葬られた)二上山を見るたびに思いをはせます」というメッセージもあった。
同歴史公園によると、日本書紀や万葉集をもとにイメージを膨らませつつ、上村さんのイラストに感激したとの感想も多かったという。投票結果は同公園公式ホームページで紹介している。
帝塚山大生、白みそ開発 納得の出来栄え 大阪の業者と連携
帝塚山大(奈良市)の学生たちと手づくりみそを手がける大阪の業者が、産学連携でオリジナルの白みそを開発した。同大学では約年前からみそ造りに取り組んでおり、改良を重ねて納得のいく出来栄えになったという。学生たちは「お正月のお雑煮にぜひ試してもらいたい」と意気込む。

開発した白みそを手にする帝塚山大の学生たち=大和郡山市
手がけたのは、現代生活学部食物栄養学科の藤原永年教授のゼミ生11人と大阪府和泉市の食品製造販売会社「甚五郎」。藤原ゼミでは平成26年から、細菌学や微生物に関連した卒業研究を目的にみそ造りを行っている。
歴代のゼミ生からノウハウを引き継いだ学生たちは、麹菌の選定や製法の検討からスタート。甚五郎の社員からアドバイスを受けながら、原材料は米麹と大豆、塩のみを使用し、大豆は甘みの強い北海道産の「鶴姫」を選んだ。大豆の薄皮の栄養価を逃さぬよう蒸し、塩分は2・5%に抑えるなどの工夫を重ね、甘みとうま味が際立つ無添加で非加熱のみそを完成させた。パッケージデザインや付属のレシピブックも学生たちが手がけた。
今月初旬から中旬にかけて啓林堂書店の奈良店と郡山店の店先で街頭販売を実施。4年の岡脇麻里亜さん(21)は「一般的な白みそより甘さは控えめで塩味もしっかり感じられます。お雑煮にぜひ使ってください」と話し、同じく4年の尾畑葵衣さん(22)も「トーストに白みそとチーズをのせて食べるのがおすすめ。トマトソースにちょっと加えてコクを出すというような使い方もできて万能。ぜひ食べてもらいたい」と笑顔を見せる。
400グラム500円と1キロ千円の2種類(送料は別途必要、大学での受け渡しも可能)。購入希望者はメールで藤原ゼミ(fujiwaraeenenzemi@gmail.com)まで。
大門松と大絵馬 大神神社にお目見え 早くも迎春ムード

拝殿に掲げられている「巳」が描かれた大絵馬

二の鳥居前にお目見えした大門松=桜井市の大神神社
奈良県桜井市三輪の大神神社に、高さ約5メートルもある大門松や来年の干支「巳」が描かれた幅4メートルの大絵馬がお目見えした。同神社は「巳さん」として親しまれ、早くも迎春ムードに包まれた境内には多くの参拝者が訪れている。
大門松は二の鳥居前に設置され、県花き植木農業協同組合が毎年奉納。良質の県産材にこだわり、松や竹、梅をはじめ葉ボタンやナンテンなどで飾りつけている。
大絵馬は拝殿に掲げられ、田原本町在住の洋画家、柴田貴子さんが平成16年の申年から毎年奉納。同神社の祭神の大物主大神は蛇に姿を変えた説話で知られ、高さ1・5メートルの扇形の絵馬には「巳さん」が矢をくわえて三輪山に向かっている姿が墨絵ならではの筆遣いで描かれている。
大門松は来年1月13日、大絵馬は1月31日まで掲げられる。同神社は正月三が日で約50万人の参拝者を見込んでいる。
奈良市の新ごみ施設候補 「七条地区」対象から外さず 策定委、市議会の委員辞意
奈良市が進める新ごみ処理施設の候補地を選定する「市クリーンセンター建設計画策定委員会」が20日、市役所で開かれ、対象から同市七条地区を除外しないことが採決で決まった。反発した市議会選出の委員が辞意を表明して退席。仲川げん市長と市議会との対立がより鮮明化した。
同日の策定委では、委員の大西淳文市議(日本維新の会)が「候補地選定後に市議会による予算の議決が必要になり、市議会の意思決定に委ねられている事案だ」と指摘し、6月市議会が同地区での建設に反対する請願を採択したことを強調。選定作業から同地区を除外するよう求めた。
他の委員からは、請願は参考資料として扱うべきだとする反論が上がり、採決の結果、同地区も議論から除外しないことが決まったが、大西氏は不服として辞意を表明し、退席した。
この日の策定委では10ヘクタール程度の空き地を抽出し、学校や病院などから300メートル以内を除外することなどを選定条件と決めた。
策定委後、仲川氏は取材に応じ、市議会に委員補充の意向をうかがう考えを示した。また、予算上、今年度内の策定委の開催回数が厳しいことにも触れ「制約の中でいい答えになるよう努力したい」と述べた。
生駒市唯一のアンテナショップ、12月27日に閉店 市は初の観光案内所計画

生駒市唯一のアンテナショップ「おちやせん」
近鉄生駒駅前にある奈良県生駒市唯一のアンテナショップ「おちやせん」が12月27日の営業を最後に閉店する。地元産品を販売し、人気を集めていたが、人員の確保が難しいとして10年以上にわたる歴史を終える。一方で、市は新たにテナントとして別業種の民間業者を公募し、本業のほかに市内で初となる観光案内所の業務を担ってもらう計画を立てている。(張英壽)
おちやせんは平成26年4月、市の地元産品を駅前に集めようとオープンした。駅改札口からつながる民間ビル3階の約80平方㍍の一室を市が購入し、高山地区の茶筅(ちゃせん)、地酒、地元産のみそや野菜などを販売。市唯一のアンテナショップとして愛されてきた。

店内には茶筅など生駒市の地元産品が並ぶ
しかし今年2月ごろ、運営を委託してきた生駒商工会議所から人手不足で、ショップの人員確保が難しく運営をやめたいという相談が市にあり、閉店することが決まった。
一方、市内には観光案内所がないことから、市は新たに募集するテナントに観光案内所業務を委託することを計画。想定される業種は物販や喫茶店、旅行業などで、本業のほかに観光案内所業務も担ってもらい、賃貸借契約の条件として明記する。市は来年1月以降テナントの募集を始め、3月までに契約を終えたいとしており、来春のオープンを期待している。
観光案内所では生駒山上遊園地やケーブルカー、「生駒聖天」として知られる宝山寺などの名所を紹介するほか、生駒山のハイカーも案内する。
市商工観光課の担当者は「唯一のアンテナショップがなくなるのは残念だが、観光案内所として生まれ変わってほしい」と話している。
ふるさと納税 6億円突破 奈良市、過去最高額に
奈良市に1月から寄せられたふるさと納税額は12月16日時点で6億円を突破し、過去最高額だった昨年(1~12月)の5億3305万円を超えることが確定した。19日時点で6億1343万円を集めており、市は目標の10億円達成に向けラストスパートに入っている。
市は返礼品を昨年の約500品目から約1200品目に拡大。稼ぎ頭は県特産イチゴの「古都華」で、5千万円の寄付を集めた若手就農者もいるという。
寄付の使い道も増やして市の担当課がPRを展開。部局を横断した「ふるさと納税プロジェクトチーム」も昨年より1カ月早い11月初旬に立ち上げて早いスタートを切ったことも奏功した。
このほか、今月1日からスタートした姉妹都市のウズベキスタン・サマルカンド市との特別交流展開催に向けたふるさと納税型クラウドファンディング(CF)は、すでに870万円が寄せられているという。
市では12月22日に東京都内で開く奈良出身者やファンの集いでふるさと納税をPRするほか、24日午後7時半から公式ユーチューブチャンネルで、仲川げん市長や市観光大使でアイドルグループ・NMB48のメンバー、出口結菜さんによるライブ配信を予定している。
シニア世代eスポーツ交流会 1月23、30日と2月13日 奈良商議所で開催
eスポーツを通じてシニア世代の健康的な生活をサポートをしようと、「シルバーeスポーツ交流会in奈良」(産経新聞奈良県専売会主催、eスタジアム株式会社制作)が来年1月23、30日と2月13日の3日間、奈良市西大寺南町の奈良商工会議所で開かれる。参加無料。
ゲーム機によるeスポーツは脳機能の活性化や認知機能低下の予防などが期待される。シニア世代に体験してもらうことによって、世代間交流を促進するとともに、地域・社会的交流の確保を目指す。
体験するゲームは「太鼓の達人」「スイカゲーム」「グランツーリスモ7」で、スコアアタックやタイムトライアルなどのイベントを楽しめる。
3日間とも10時~12時(午前の部)と14時~16時(午後の部)。参加対象は県内在住の満60歳以上で、定員は各回30人。申し込み・問い合わせは専売会事務局(0742・24・2214=平日10時~17時)。シルバーeスポーツ交流会in奈良(チラシ)
奈良市新ごみ処理場 建設反対の意見書 七条地区の住民ら
奈良市が進める新ごみ処理施設の建設計画について、同市七条地区の地元住民らでつくる「奈良・都跡地域クリーンセンター建設反対の会」が12月18日、仲川げん市長、市議会、市クリーンセンター建設計画策定委員会に対し、同地区での建設に反対する意見書を提出した。
同地区は令和元年に、市が近隣4市町とのごみ処理施設の管轄エリアの広域化を目指した際に候補地となったものの、その後広域化は頓挫した経緯がある。意見書では、「そのまま踏襲し強行することは不当」としたほか、大和郡山市の処理施設が近接しており複合的な汚染が懸念されるなどとしている。
また、県市民オンブズマンも同日、意見書を提出。設備の整備・管理費が高額などと指摘した。
近鉄五位堂駅の南側ロータリーにタクシー乗り場検討 奈良・香芝市が整備基本構想

都市計画決定された区画で整備された場合の近鉄五位堂駅の南側駅前広場のイメージ図(香芝市提供)
奈良県香芝市は、近鉄大阪線・五位堂駅の南側駅前広場(ロータリー)の整備基本構想をまとめ、18日、発表した。昭和54年に都市計画決定されたが、未着手のままで、駅南側は路上駐車する車などで慢性的な交通混雑が起きている。構想ではバス停は設けないとしているが、タクシー乗り場の検討や自家用車などが短時間駐車できる区画設置を盛り込んでいる。
同駅は北側にロータリーが整備された広場があり、バス停やタクシー乗り場も設置されているが、南側は整備が遅れていた。
構想では南側広場について都市計画決定された約3700平方メートルで整備する案を示す一方で、さらに拡大する可能性も示唆している。市は具体的な設計や工事のスケジュールを令和8年度中に策定する整備基本計画で示すとしている。
三橋和史市長は「人々に選ばれる街づくりを力強く推進していくためにも、早期に五位堂駅南側広場の整備を目指していく」とコメントした。
市によると、五位堂駅の1日あたりの乗降客数は近鉄大阪線の県内駅で大和八木駅に次いで多く、3年で約2万2900人。
古都彩る行列と舞い 889回目の春日若宮おん祭盛大に 1000人練り歩く
春日大社境内にある摂社、若宮神社(奈良市)の例祭で師走の古都を彩る「春日若宮おん祭」は17日、時代行列の「お渡り式」が行われ、晴天のもと、古式装束に身を包んだ約千人が市街地を練り歩いた。その後は祭礼の中心となる「お旅所祭」があり、若宮神社から大社参道そばのお旅所に移った若宮神に古典芸能が次々と奉納された。

松の下式で舞いを披露する猿楽座‖奈良市の春日大社
おん祭は平安時代に関白、藤原忠通(ただみち)が天下太平を願って始め、今年で889回目。その神事芸能は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
お渡り式の行列はこの日正午、奈良県庁前を出発。馬に乗った中心的な役の日使(ひのつかい)や巫女(みこ)のほか、猿楽(さるがく)などの芸能集団が市街地を通って春日大社へと進み、平安から江戸時代にかけた風俗絵巻に観光客らが見入った。

お渡り式の行列に連なる巫女
朱が塗り替えられ色鮮やかになった大社一之鳥居の近くにある「影向(ようごう)の松」は、春日明神が現れて舞ったという伝承があり、能舞台鏡板に描かれた松のルーツとされる。そんな芸能の聖地で「松の下式」が行われ、猿楽座が舞いの「弓矢立合(たちあい)」などを、田楽座が曲芸を披露した。
おん祭は、お旅所に移った若宮神に神饌(しんせん)(酒食)を供えて芸能を奉納する祭礼で、「生きた芸能史」として知られる。お旅所に毎回建てられる仮殿は黒木の柱に松葉葺(ぶ)きという古来の建築で、お旅所祭では神職らが神饌をささげ、祝詞(のりと)を奏上。その前の神聖な芝舞台では神楽(かぐら)や田楽(でんがく)、舞(ぶ)楽(がく)などが奉納され、一帯は訪れた国内外の人らでにぎわった。

若宮神の仮殿に神饌を供える神職ら
年越し 火事に気をつけて! 帝塚山大生が「一日消防長」

買い物客らに火災予防を呼びかける西岡柚葉さん=奈良市
火災が発生しやすい冬を迎え、「一日消防長」を務める帝塚山大法学部3年の西岡柚葉さん(21)が、奈良市の商業施設「ならファミリー」で防火を呼びかける啓発活動を行った。
同大学では平成28年から奈良市消防局の依頼を受けて、学生が一日消防長を務め、年末商戦で多くの買い物客が訪れる同施設で啓発活動を行っている。西岡さんは消防局員とともに「火の用心」と書かれたティッシュを買い物客に配ったほか、店内の避難経路なども確認した。
市消防局によると、市内の今年1月~12月13日までの火災発生数は76件。西岡さんは「これからの季節は空気も乾燥するので、火の取り扱いには注意して安心安全に年を越してほしい」と呼びかけた。
このほか、ならファミリーでは消防服の試着体験や応急手当て体験、防災用品や非常食の展示も行われた。
新ごみ施設 奈良市七条地区選定手続き「違法性は欠いていない」 市議会請求の監査結果公表
奈良市が進める新ごみ処理施設建設を巡り、市が七条地区を候補地に挙げた際の手続きに正当性がないなどとして市議会が行った監査請求について、市監査委員は12月17日までに「適法性を欠くと考えられる点は見受けられなかった」との監査結果を公表した。
市議会は、候補地について有識者らでつくる付属機関「クリーンセンター建設計画策定委員会」への諮問を市が怠り独善的に七条地区としたほか、パブリックコメントの募集で候補地が決まったような誤った情報を流布したなどと主張。行政事務の正当性などについての監査を求めていた。
監査結果によると、付属機関への諮問のあり方に特段の定めはなく、市は諮問を行う際に時期や方法を含めて個別に決定すればよいとして、適法性を欠く手続きと呼べるほどの根拠はないと結論づけた。パブリックコメントについても、市は「建設地として決定したものではありません」と明記しており、意図的に誤解を与えるような表現は見当たらないとしている。
K-POP無料公演の費用含む補正予算案を可決 奈良県議会 山下知事「有料化も選択肢」

K-POPアーティストによるコンサートの関連予算を削除した予算修正案を採決する奈良県議会=奈良市
奈良県が来年10月に予定している韓国のK-POPアーティストによるコンサートの費用約2億5千万円を盛り込んだ令和6年度一般会計補正予算案は、12月16日の県議会本会議で可決された。一部議員がコンサートの費用対効果を疑問視し、関連予算を削除した修正案を提出したが、反対多数で否決。原案に賛成した議員も減額を求めたため、山下真知事は経費節減を目指す考えを示した。
イベントは韓国・忠清南道との文化交流の一環として、奈良公園(奈良市)で無料コンサートなどを開催し、9千人規模の来客を見込む。会場設営費などの事業費は約2億7千万円に上り、このうちの約2億5千万円を7年度に執行する債務負担行為として今回の補正予算案に盛り込んだ。
本会議では、自民党系会派の5人が修正案を提出し「一過性のイベントで多額の費用を要するため、県民の理解を得られない」と主張したが、否決された。原案は賛成多数で可決されたものの、自民会派のうち賛成した議員や与党会派の日本維新の会の議員らが、支出額の縮減などを求める申し入れ書を提出した。
山下氏は議会閉会後に記者会見し、「イベントの有料化も選択肢に含めて協議し、7年度当初予算案に経費節減した修正案を盛り込みたい」と話した。
小学校の統合事業 新校舎建設で増額認めず 奈良市議会
奈良市の12月定例市議会は16日、市が提案した市立佐保小学校(法蓮町)の新校舎建設にかかる債務負担行為の上限額増額を認めず、原案の51億1450万円にとどめる議員提案の一般会計補正予算修正案を賛成多数で可決した。市は規模縮小など計画の見直しを迫られることになった。
佐保小と児童数が減少している鼓阪小(雑司町)との統合に伴う事業で、当初予算では51億1450万円を限度とする債務負担行為を設定。その後物価や人件費の高騰などを背景に、市は9月議会でも増額を求めたが、認められなかった。
修正案は自民、公明など4会派が提案。これに対し、同日の本会議では市の計画での建設が望ましいとする反対も上がったが、採決の結果、賛成26、反対10で修正案を可決した。仲川げん市長は本会議終了後に報道陣の取材に「市の職員で設計を見直すなどコストの縮減を図ることも検討し、速やかに次の入札を行いたい」と述べた。
12月市議会はこのほか、全小中学校の体育館に空調設備を設置する事業の経費1億8600万円についても調査費約2千万円のみにとどめる修正案を提案・可決して閉会した。
会社勤めでも大丈夫 橿原市議選説明会に初のオンライン導入、土日開催で参加意識向上へ

立候補届け出手続きなどついて説明する動画配信の画面
任期満了に伴う奈良県橿原市議選(定数23)の立候補予定者説明会が12月14日に市役所分庁舎で対面形式で行われ、15日に「動画配信」によるオンライン形式で行われた。オンライン形式は同市では初めて。また、予定者説明会は一般的に平日開催が多いが、市選挙管理委員会は会社勤めの人でも出席しやすいよう土日に開催し、利便性を高めたという。
県選管は、オンライン形式について「県内自治体では過去に開催された事例は把握していない」と説明。職業や生活環境が多様化する中、選挙への参加意識向上に向けた新たな取り組みとして注目される。
同市では、予定者説明会を平成29年実施の市議選から土曜日に開催し、市長選も同様に行ってきた。ただし、出席者が多い市議選の場合、土曜日に開催しても出席できず、届け出関連資料を後日に市選管に取りに来る陣営もあったため、動画配信も行うことにした。
動画配信は事前申し込み制で、パソコンやスマートフォンから説明内容をまとめた動画がダウンロードでき、都合のいい時間に視聴できる。資料は15日に届くよう郵送した。ダウンロードは来年1月中旬まで可能で、対面での説明会出席者も希望すれば視聴できる。
今回の市議選で動画配信を事前に申し込んだのは6陣営。対面式も合わせて、現職17、元職3、新人13の計33陣営が出席した。市議選は来年1月26日告示、2月2日に投開票される。
東大寺お水取り 練行衆11人を発表
東大寺(奈良市)は16日、来年の二月堂修二会(お水取り)で参籠する練行衆11人を発表した。役職者のうち戒を授ける和上は同寺執事長の上司永照さん、祈りの中心となる大導師は同寺執事の森本公穣さんが務める。
二月堂修二会は奈良時代に始まり、来年で1274回となる。練行衆は来年2月20日に前行の別火に入り、3月1日から二月堂で2週間にわたる本行を勤める。
練行衆は次の通り。(敬称略)
【四職】和上=上司永照(持寳院)▽大導師=森本公穣(清凉院)▽咒師(しゅし)=上野周真(真言院)▽堂司=池田圭誠(元興寺)
【平衆】北座衆之=佐保山曉祥(寳珠院)▽南座衆之一=筒井英賢(龍松院)▽北座衆之二=平岡慎紹(上之坊)▽南座衆之二=清水公仁(寳厳院)▽中灯(ちゅうどう)=望月大仙(普賢光明寺)▽権処世界(ごんしょせかい)=上司永観(総持院)▽処世界=森川真雅(空海寺徒弟)
ゴールデンスニーカー賞に奈良育英高の中嶋さんら スニーカーエイジ関西大会
高校軽音楽部の頂点を決める「スニーカーエイジ」の関西地区大会(産経新聞社ほか主催、大阪芸術大学など協賛)で、最も優れた演奏者に贈られるゴールデンスニーカー賞にあべの翔学高(大阪市阿倍野区)軽音楽部の高丸璃奈さんと、奈良育英高(奈良市法蓮町)軽音楽部の中嶋一陽さんが選ばれ、産経新聞大阪本社(大阪市浪速区)で表彰式が行われた。
高丸さんはベース、中嶋さんはギターをそれぞれ担当。2人には大阪芸術大の桝田幸宏事務局長から賞状やメダルなどが授与された。高丸さんは「とにかく嬉しい。ともに演奏した仲間たちとは早く喜びを分かち合いたい」。中嶋さんは「自分一人だけでは取れなかった賞なので、サポートしてくれた人たちに感謝を伝えたい」と語った。

ゴールデンスニーカー賞を受賞した(左から)あべの翔学の高丸璃奈さん、奈良育英の中嶋一陽さん=産経新聞大阪本社(恵守乾撮影)
関西地区大会は8月に同市中央区の松下IMPホールで実施され、全国大会は12月22日に同市北区のグランキューブ大阪で開かれる。各地区大会を通過した19校と台湾代表の計校が競う。
龍田古道の景観取り戻そう 三郷町がふるさと納税活用CF
日本遺産「もう、すべらせない!!~龍田古道の心臓部『亀の瀬』を越えてゆけ~」(奈良県三郷町、大阪府柏原市)の中心的遺産の龍田古道と大和川の景観を取り戻し、後世に残そうと、同町は、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング(CF)で寄付金を募っている。27日までで、目標額は100万円。町の担当者は「ボランティアで行われている清掃作業の道具購入などに使いたい」としている。
ふるさと納税サイト大手「さとふる」と協力して実施。ふるさと納税の仕組みを活用したCFは近年注目されており、具体的な使途を示して寄付金を集める。
龍田古道は大和川沿いの道で古代には、奈良の都と大阪を結び、万葉集でもこの地に関係する歌が詠まれた。だが、支流から流れてくるごみが木に固着するなどし、地域住民を含むボランティアが月1回、清掃活動に取り組んでいる。
町は、今回集めた寄付金を清掃活動に用いる草刈り機などの道具購入に充てるほか、古道の案内板設置や遊歩道の整備なども実施したいとしている。

龍田古道に位置する龍田大社=奈良県三郷町(日本遺産「龍田古道・亀の瀬」推進協議会提供)
町ものづくり振興課の担当者は「CFは今回だけでなく、今後も実施し、万葉集で詠まれた美しい景観に近づけたい」と話す。さらに、ごみは奈良盆地の大和川支流から流れていることから、「県内のほかの自治体に呼びかけて一緒に保全活動に取り組みたい」としている。
事業名は「日本遺産『もう、すべらせない!!』龍田古道整備プロジェクト」で、「さとふる」のサイトから寄付できる。返礼品もある。
「古事記と宇宙」に耳澄ませ 中学生向け記念講演 大和郡山市
奈良県大和郡山市は、子供たちに宇宙に興味を持ってもらおうと、中学生を対象にした記念公演「古事記と宇宙」を同市のDMG MORIやまと郡山城ホールで開催した。宇宙物理学者で京都大・花山天文台(京都市山科区)の柴田一成名誉教授が講演するとともに、シンセサイザー奏者の喜多郎さんが演奏を披露。市立中学校5校の3年生約700人が耳を澄ませた。
同公演は、古事記に沿って壮大な宇宙の交響曲を作り上げた喜多郎さんが、アルバム制作のために花山天文台を訪れたことで誕生したコラボレーション。全国各地で上演されている。
柴田名誉教授は壇上で、「(太陽神のアマテラスオオミカミが天岩戸に隠れるという)日食の現象をあらわした『天岩戸伝説』など古事記に描かれた世界は宇宙観そのもの」などと宇宙と古事記の関連を説明。太陽系内の惑星や天の川、星団といった映像が流れる中、喜多郎さんが幻想的な調べを奏でた。生徒たちは曲が終わるごとに大きな拍手を送っていた。
柴田名誉教授は「宇宙には国境がなく、私にとって一番のあこがれの存在」と呼びかけ、喜多郎さんは「神様と宇宙は人々にとって密接な関係にある。精神世界に近づけるような曲に仕立てることができた」と話した。

壇上で生徒たちと話す柴田一成名誉教授(右端)と喜多郎さん(左端)=大和郡山市
郡山西中学校3年の坂本優花さん(15)は「今日の公演は、果てしない宇宙の喜怒哀楽を感じた気がする。塾の帰りに夜空を見上げ、広い視野を持てる時間を楽しみたい」と笑顔を見せた。
「いこまやまいこ」合言葉で入浴料割引 ハイカー向けにキャンペーン
奈良県と大阪府にまたがる生駒山(標高642メートル)のハイキングに親しんでもらおうと、生駒市や大阪府東大阪市などでつくる生駒山ブランド推進協議会は、ハイカーが「いこまやまいこ」という合言葉を伝えると、近隣の入浴施設3カ所の利用料が割り引かれるキャンペーンを始めた。
生駒山は生駒山上遊園地やケーブルカー、社寺があり、観光客やハイカーに親しまれてきた。ただ、ハイキングコース近くに入浴施設があることは十分PRができていなかった。インバウンド(訪日外国人客)が増加し、来年に大阪・関西万博開催を控える中、同協議会はさらなる魅力の向上を目指して企画。3施設が協力した。
ハイカーの利用料が割り引かれるのは、「コナミスポーツクラブ生駒」(生駒市谷田町)と「コナミスポーツクラブ新石切」(東大阪市西石切町)の入浴施設やプールなどと、「大阪の絶景温泉旅館ホテルセイリュウ」(東大阪市上石切町)の大浴場や露天風呂。窓口で「いこまやまいこ」と伝えると、両スポーツクラブでは1回2530円の利用料が1100円に、同ホテルでは中学生以上千円の利用料が500円になる。

「大阪の絶景温泉旅館ホテルセイリュウ」の大浴場(同ホテル提供)
両スポーツクラブは12月30日~来年1月3日が休館。同ホテルでの割り引きは来年2月28日までで、今年12月31日~来年1月3日は対象外。
生駒市観光振興室の担当者は「ハイカーにとって入浴やシャワーは重要なポイント。この取り組みで生駒山のハイキングに親しむ人がさらに増えれば」と期待している。
患者の個人情報書類が飛散 大和高田市立病院
大和高田市立病院は13日、整形外科で手術した患者の個人情報が記された書類を廃棄するためにトラックで運搬中、誤って路上に飛散したと発表した。書類は裁断されていなかった。病院職員が約100人分を回収したが、総数は不明で、捜索を続けるという。
同病院によると、書類には患者の氏名や手術に使用された用具などが記されていた。同病院が委託している物品管理業者が10日、書類をシュレッダーなどで裁断せずに大阪府豊中市の古紙回収業者に引き渡し、回収業者がトラックで搬送中に荷台から同市内の路上に落とした。これまでのところ個人情報の不正使用は確認されていないという。
奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会 山陵クィーンズが優勝
第38回奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会(産経新聞社後援)が11月4日まで同市の柏木球技場などで開催され、山陵クィーンズが決勝で大宮ホワイトベアーズに勝ち、優勝を飾った。大会は10月27日に開幕し、小学生18チームが参加、熱戦を繰り広げた。
試合結果は次の通り。
【1回戦】大安寺アパッチライオンズ4-1五条山レパード▽奈良北ゴールデンカイト7-2都跡スポーツ少年団
【2回戦】西大寺ドリームズ10-4平城スポーツ少年団▽山陵クィーンズ16-0やまと▽奈良ジュニアファイターズ5-1帝塚山スポーツ少年団▽大安寺アパッチライオンズ4-0かすみの▽大宮ホワイトベアーズ3-2飛鳥紀寺スポーツ少年団▽高の原ファイターズ7-0奈良伏見イーグルス▽奈良チャレンジャーズ8-2登美ヶ丘フェニックス▽鳥見ゼブラーズ4-3奈良北ゴールデンカイト
【準々決勝】山陵クィーンズ8-5西大寺ドリームズ▽大安寺アパッチライオンズ4-3奈良ジュニアファイターズ▽大宮ホワイトベアーズ9-8高の原ファイターズ▽鳥見ゼブラーズ7-2奈良チャレンジャーズ
【準決勝】山陵クィーンズ14-3鳥見ゼブラーズ▽大宮ホワイトベアーズ4-1大安寺アパッチライオンズ
【決勝】山陵クィーンズ11-8大宮ホワイトベアーズ
130人の拳士が迫力演武 少林寺拳法「西大和地区合同大会」
2024少林寺拳法西大和地区合同演武大会(産経新聞社など後援)が12月8日、奈良県王寺町の王寺アリーナで開かれ、幼児から70代まで約130人の拳士たちが日頃の鍛錬の成果を競った。
大会には、同町や大和郡山市、斑鳩町、安堵町にある各道院拳友会で稽古を積む拳士が出場した。1人で行う「単独演武」をはじめ、2人一組の「組演武」、6~9人のチームによる「団体演武」の各部門に分かれて演武を披露。技の正確さや迫力、構えの美しさなどを競い合った。

迫力ある演武を披露する拳士たち=8日、奈良県王寺町の王寺アリーナ
各部門の優勝者は次の通り(敬称略)。
【単独演武】低学年=泊優璃▽高学年=田中桜太
【組演武】少年白黄帯=小畑慶真・岡田陽路▽同緑帯=萩聡一郎・成瀬鈴菜▽同茶黒帯‖田中桜太・泊蒼悟▽一般A=藤井孝清・仲川実希▽同B‖稲野卓也・小畑慶幸
【団体演武】少年=あんドラゴンズ班▽一般=郡山南の帝王班
奈良「正論」懇話会入会の案内
奈良「正論」懇話会は、会員を随時募集しています。当会では年4回、産経新聞「正論」の執筆陣をはじめとする内外の識者を講師に招いて講演会を開き、合わせて講師を囲んでの懇談や会員相互の親睦の場として懇親会を開催しています。また、雑誌「正論」を毎月配本するほか、臨時増刊号もお送りします。
年会費5万円。申し込み・問い合わせは産経新聞奈良支局内の事務局(0742・26・6381=平日の午前10時~午後6時)。
飛鳥宮に伝達するのろしはどこから上げたのか 14日に奈良や大阪で検証するプロジェクト
奈良県王寺町などは14日、明神山(標高273・6メートル)の山頂などから「のろし」を上げ、古代の情報伝達について検証するプロジェクトを開催する。
飛鳥時代に唐・新羅の連合軍による侵攻に際し、高所でのろしを上げ、リレー方式で緊急事態を伝えて備えたとされるが、当時どのようなルートで飛鳥宮(奈良県明日香村)まで伝達されたかは分かっていない。
飛鳥宮から北西へ10数キロに位置する王寺町は「のろしは町内の山から上げられた」と推測。それを裏付けようと、令和4年秋から、プロジェクトを行っている。
4年に行われた初回は、明神山からのろしを上げ、どこから見えるかを確認。さらに5年には、明神山から明日香村へののろしをどこで中継してあげればよりスムーズに伝わるのかを検証するため、王寺町明神山から奈良県葛城市しあわせの森公園を経由して、明日香村甘樫丘へリレー形式でのろしをつないだ。

昨年、明神山山頂で上げられたのろし=奈良県王寺町
今回は範囲を拡大し、大阪府松原市の大和川東運動広場を新たに追加し、明日香村までののろしリレーを検証する。のろしはそれぞれの場所で、午前11時▽正午▽午後1時▽午後2時-の4回にわたって各20分間上げる。雨天や強風の場合は今月22日に延期する。
問い合わせは、王寺町地域交流課文化資源活用係(0745・72・6565)。
輪島で学んだ漆芸家ら被災地支援へ アート作品やアクセサリーを展示販売
石川県輪島市で輪島塗の技術を習得し奈良県内で制作に取り組む漆芸家ら3人が、能登半島地震被災地の復興を支援するため、興福寺(奈良市)の南円堂休憩所で14、15日に展示会を開く。計約160点を展示し、収益を寄付する。
3人は2月にチャリティー展を開いた阪本修さん(45)と藤岡正祥さん(49)、それに今回加わった藤岡さんの妻の朋子さん(45)。いずれも石川県立輪島漆芸技術研修所で学んだ。能登半島で9月に豪雨による被害もあったことから心を痛め、2回目の展示会を開くことにした。日常雑器やアート作品、アクセサリーを並べる。午前10時~午後4時。
阪本さんは「輪島には漆を志す若い人もいるので環境をつなぐお役に立ちたい」と話している。

展示会を開く阪本修さん(右)と藤岡正祥さん=奈良市内
天理市長選で並河健市長が4選目指し、立候補表明
奈良県天理市の並河健市長(45)は12日、来年10月27日の任期満了に伴う市長選に4選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。市議会の一般質問で答えた。同市長選への立候補表明は初めて。
並河氏は実績として、小学校に公民館などの機能を持たせる「学校3部制」の導入や教育現場における保護者対応専門部署「ほっとステーション」の設置などを挙げ、「子供を真ん中に据えた教育保育への転換モデルとして、天理から全国へ発信していきたい。地域とともに努力を続けたい」と意欲を語った。
並河氏は外務省などを経て平成25年に同市長選に初当選し、現在3期目。
大和郡山市長選で現職上田清市長が7選目指し立候補表明
奈良県大和郡山市の上田清市長(73)は11日、任期満了(来年7月6日)に伴う同市長選に、7選を目指し無所属で立候補する意向を表明した。市議会の一般質問で答えた。同市長選への出馬表明は初めて。
地域公共交通の充実や近鉄郡山駅周辺の整備、令和8年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に合わせた市の魅力発信などを目標に掲げ、「次世代を担う子供たちが誇りを持てるよう、職員や市民の皆さんとともに力をあわせ、この町をよりよい方向に導きたい」と意欲を示した。
上田氏は県立郡山高校教諭や県教委事務局などを経て、平成13年から現職。現在6期目。


































