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災害対応ドローンを運用開始へ 生駒市消防本部

生駒市消防本部が運用を始める災害対応ドローン(同消防本部提供)

生駒市消防本部は災害対応の小型無人機ドローン1機を導入し、2月1日から運用を始める。県内では奈良市消防局、県広域消防組合消防本部(橿原市)がすでに運用している。
生駒市消防本部が運用を始めるドローンは、長さ47センチ、幅58・5センチで重さ約3・7キロ。大規模な土砂崩れや広範囲に及ぶ火災など危険な現場を上空から撮影して早期に状況を把握することができる。また高倍率で撮影し、音声スピーカーで避難誘導もできる。
1月19日に消防団員が一斉放水する消防出初式が同市小明町であり、ここでドローンを初披露する。
同市消防本部の担当者は「ドローンで迅速に現場を確認することで活動方針を早期に決定できるので、導入は有用」と話している。

王寺町議会、広報誌改革がマニフェスト大賞優秀賞

王寺町議会広報誌リニューアルの中心になった村田大地さん(中央)と、沖優子議長(左)、小山郁子副議長=同町

北川正恭・元三重県知事が審査委員長を務め、地方議会や首長らの取り組みを表彰する「第19回マニフェスト大賞」(同実行委員会主催)で、王寺町議会の広報誌改革や情報発信の取り組みが議会改革部門の優秀賞に選ばれた。広報誌をレイアウトなどで工夫して読みやすくし、議会と町民との距離を縮めたことが評価された。
 

 

 

 

同町議会の広報誌は定例会に合わせて年4回発行し、約1万世帯に配布。かつてはあまり読まれていなかったというが、町議会について関心を持ってもらおうと、令和5年8月の発行から全面リニューアル。名称も「議会だより」から「おうじ議会だより」に変えた。
具体的には、文字を少なくして写真を多くする▽だれもが読みやすい文字の大きさにする▽行政用語は言い換えるか解説をつける▽審議結果の掲載はメリハリをつける|などの改革を行った。毎回テーマを変えて全議員のコメントを掲載し、議員が取材も担っている。また通信アプリ「LINE(ライン)」の町公式アカウントでも定例会情報を発信して紙媒体と相乗効果のPRを目指した。
この結果、町公式サイトで実施している本会議の生中継・録画放送のアクセス数は令和4年度の約2千から広報誌を改革した5年度は約8千と4倍に増加した。沖優子議長(69)は広報誌やラインの取り組みについて「議会に興味を持ってもらえるきっかけになった」、小山郁子副議長(67)は「若い人も議会だよりを見るようになった」と語る。
今回のマニフェスト大賞は6年6~7月に公募し、王寺町議会は「広報の改善からはじまった議会改革への道 |住民・議員の行動変容-」として応募。3012件の応募があり、5件が最優秀賞、41件が優秀賞などに選ばれ、同11月15日に東京で授賞式があった。
広報誌リニューアルは、5年4月に町政策推進課の広報担当から町議会事務局議事庶務係長に異動した村田大地さん(39)が中心となった。村田さんは「町民が議会を身近に感じてもらい、町全体をよくすることにつなげたい」と話している。

絶滅危惧種ヤマトサンショウウオを学ぶ 天理市立福住小中学校

調査の様子をスライドで説明する木嶋海智さん=天理市

ヤマトサンショウウオの画像を見ながらスケッチする福住中学校の生徒

天理市立福住小・中学校で、日本固有の両生類で環境省のレッドリスト「絶滅危惧種」に指定されているヤマトサンショウウオについて学ぶ学習会が開かれ、中学生26人が参加した。
ヤマトサンショウウオは体長約10センチ程度で、大和高原地域に生息し、同校の生物部が研究対象としている。
学習会では、県景観・自然環境課で希少種などの調査に携わった経験があり、現在はヤマトサンショウウオの保護活動を行う木嶋海智さん(31)が講師となり、ヤマトサンショウウオなどの県内の希少な両生類や水生生物の生態などについて話した。その後、生徒らはヤマトサンショウウオの画像を見ながらスケッチした。
生物部の中学2年、西沢佳吾さん(14)は「夏に川に入って、ドジョウやヨシノボリ、アカハライモリなどを捕獲して部内で育てている。観察や飼育はとても好きな作業なので、そうした保護活動を将来仕事にできるように頑張りたい」と意気込んだ。
木嶋さんは「ヤマトサンショウウオの特徴や特性をより深く知ってもらい、スケッチをして形に残るものを作ることで、自分たちが住まう地域に保護種が生息していることを深く知ってもらいたい」と話した。

神話が結ぶ伊勢と橿原 市博物館で特別展 1月19日まで

伊勢市内で発掘された家形埴輪などが並ぶ特別展=橿原市博物館

初代・神武天皇が宮を築いた「建国の地」とされる橿原市と、皇祖神・アマテラスオオミカミをまつる三重・伊勢との古代からのつながりにスポットを当てた特別展が、橿原市川西町の「歴史に憩う橿原市博物館」で開かれている。伊勢神宮が鎮座する伊勢は、日本書紀で「美しい国」とたたえられ、神話が結びつける橿原と伊勢の関係を古代遺跡を通じて紹介している。19日(14日は休館)まで。
伊勢神宮の起源について日本書紀は、アマテラスオオミカミが伊勢の風景を前にした際の言葉で綴る。「途切れることなく重ねて波が打ち寄せる美しい国である。ここに居りたいと思う」と語り、伊勢の地が選ばれたという。
日本書紀は飛鳥時代に編纂が始まり、当時の首都「飛鳥」(明日香村、橿原市)の人々が、はるか東方の海に面した伊勢に特別の思いを抱いたことを示す。
特別展では、伊勢を神聖な地としてあがめた飛鳥時代よりもさらにさかのぼって、古代以来の橿原と伊勢の関係について解説。両地域の遺跡から出土した土器や埴輪など約点を展示している。
伊勢市内の遺跡では、大阪と奈良の府県境にある二上山のサヌカイトを加工した2万年前の旧石器時代の石器が出土。縄文~弥生時代には橿原と伊勢で共通した特徴を持つ土器が多くなり、人々の交流が盛んになったという。
橿原市文化財保存活用課の松井一晃課長補佐は「海のない大和の人々にとって、伊勢湾に面して太陽が海から昇る伊勢は『美しい国』と認識したのだろう。特別展をきっかけに、古代の伊勢を知って現地を訪れることで、飛鳥時代の人々の思いを想像してもらえれば」と話す。
入館料は大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円。同館(0744・27・9681)。

小規模道路改良を素早く 県が新たな制度施行

小規模な道路改良の要望にスピーディーに対応するため県は、令和7年度から新たな制度を試行すると発表した。一定条件を満たしている要望について、要望を受けてから2年以内の完了を目指す。
国交省の道路統計年報によると、県の道路整備率(4年3月時点)は、国道、県道で約34%で全国最下位となっており、県では自治会などから改良の要望を多く受けている。だが、事業化しているのは規模の大きいものが中心で、小規模な道路は対応しにくいのが現状。また、用地取得を伴わない事業でも要望を受けてから事業完了までは年近くかかるという。
新たな制度は県が管理する県道、国道を対象とし、単区間の改良で上限を5千万円と想定。概ね単年の施工で、用地取得を伴わない改良としている。
事業としては、幅員の狭い道路について車両のすれ違いを可能にしたり歩道を整備したりするほか、渋滞が緩和されるようバス停留所スペースを設けることなどを想定している。
要望書が県に提出されると、土木事務所の評価会議で事業化の必要性などを検討。素早い事業完了を図る。7年度は試行的に取り組み、効果を検証していくといい、山下真知事は「現場から上がってきた提案で、うれしく思っている」と話している。

ふるさと納税 返礼品に空き家の巡回 奈良、生駒、大和郡山の3市が採用

奈良市の不動産会社「興和不動産住宅」が、空き家の巡回点検をふるさと納税の返礼品として提供している。奈良、生駒、大和郡山の3市が採用。空き家で発生するトラブルや適正管理での問題解決に寄与すると期待されている。
相続したが居住していない、施設入居で空けることになった、急な転勤が決まった|といった事情を伴った空き家を巡回し、外観点検や不審者侵入の有無の確認のほか、部屋の換気、水道の通水などを行う。空き家を放置すると破損が進んで資産価値が下がったり原状復帰の費用が膨れたりするほか、治安や景観の悪化につながることもあるという。
3カ月ごとの年4回、2カ月ごとの年6回、毎月実施の年12回の3コース。空き家の状態によっては利用できない場合があるため、現地確認が要件。楽天ふるさと納税などの各市のポータルサイトで納税額や内容を確認できる。ふるさと納税のため、利用できるのは当該市外の居住者となる。

旧小学校を活用し新庁舎に 下北山村役場開庁式

村産の木材をふんだんに使用した新庁舎。村民の憩いの場「げーとこ」も設置

開庁式でテープカットを行う南正文村長(中央)ら=下北山村

下北山村の村役場庁舎の移転改修が完了し、新庁舎での業務が始まった。
昭和11年に建設された旧庁舎の老朽化に伴い、耐震性の問題が顕著となり、旧村立下北山小学校舎を新庁舎として活用することに。令和5年6月~6年3月下旬に改修工事が行われ、総工費は約8億3247万円。
鉄筋コンクリート造3階建てで、このうち1、2階を庁舎として使う。内装には村産の杉やヒノキなどをふんだんに使用。村民の憩いの場となるようソファやテーブルを設置し、1階には村民ギャラリーも併設した。ギャラリー名は、地域の方言で「自分の家」という意味の「げーとこ」とした。
運動場は約50台分の駐車スペースとなり、体育館は集会所や公民館の役割を担うほか、7年度には敷地内に診療所もオープンする予定。
5日には開庁式が開かれ、自治会関係者をはじめ約人が出席。南正文村長は「これまで以上に地域から愛される役場を目指し、職員が一丸となって、『住みたい』『住んでよかった』と思われる村の実現に取り組みたい」と意欲を示した。

葛城市が小型トイレカーを県内初導入 災害に備え2台 

災害時に活用するために葛城市が導入した自走式小型トイレカー=同市役所新庄庁舎

葛城市は災害時のトイレを確保するために、自走式小型トイレカー2台を導入した。軽トラックを改造した車両で小回りが利く。災害時のほか、市民らが集まる屋外行事などで活用していきたいとしている。市によると、県内で小型トイレカーの導入は初めて。
昨年1月1日に発生した能登半島地震の被災地に派遣された市職員が、現地でトイレ不足の問題を目の当たりにしたことから、導入した。
導入された小型トイレカーは車体の左右に個室トイレが整備されている。災害時には細い道を通る必要もあるため有用性が高く、普通免許で運転できる点もメリットになっている。
1台あたり858万円の2台を市が購入。側面には市の花のキクとボタンをあしらい、後方には市のマスコットキャラクターの蓮花(れんか)ちゃんが描かれている。
市生活安全課の担当者は「トイレは生活に必要不可欠なもの。小型トイレカーを十分活用していきたい」と話している。

春日大社が能登の神社支援、「同じ春日の神様」祭る縁 修理寄付金半額充当へ

倒壊した春日神社の社号標など=石川県珠洲市(春日大社提供)

春日大社(奈良市)は、今月から2年間に境内の摂社・末社修理のために集まった寄付金の半額を、能登半島地震で被災した石川県珠洲市の2つの神社を復興するための支援金に充てると発表した。大社では摂社・末社とともに、鳥居などが倒壊したゆかりある能登の神社への支援を呼びかけている。

大社が復興を支援するのは、珠洲市に鎮座する春日神社と二子神社。いずれも全国の「春日神社」が連携する「全国春日連合会」に加入している。春日神社では、大社の20年に1度の社殿大修理「第60次式年造替」(平成28年に正遷宮)を祝うために、高さ約16メートルの山車「燈籠山(とろやま)」を珠洲市から奈良まで運び、大社境内の飛火野でひいたこともあるなど、縁が深い。

だが、昨年1月1日に発生した能登半島地震では両社ともに被災した。春日神社の鳥居は令和4年の地震で倒壊し、クラウドファンディングも活用して翌年に再建されたが、能登半島地震で再び倒壊。地割れが入り、燈籠や社号標なども倒れた。大社の花山院弘匡(かさんのいんひろただ)宮司らは昨年5月、春日神社を見舞いに訪問し、厳しい現状を聞いた。

こうしたことから大社では両社の支援を決定。摂社・末社では修理のための寄付金を募っており、今回、その半額を復興支援金として贈ることにし、一口千円で協力を呼びかけている。寄付金は本殿前の授与所で受け付けている。

春日大社では「同じ春日の神様を祭る神社の状況に対し、支援をお願いしたい」としている。

「詐欺に荷担していない証明必要」桜井の60代女性イーサリアムなど5千万円だまし取られる

奈良県警は8日、桜井市の60代女性が約5239万円相当の暗号資産(仮想通貨)「イーサリアム」などをだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

県警によると、女性宅に昨年9月中旬、男の声で「保険証が違法に使われている」との電話があり、さらに通信アプリのライン通話で女性のキャッシュカードが詐欺に使われたなどと連絡があった。

女性は「詐欺に加担していないと証明するために必要」と言われ、指示に従い銀行口座を開設し、10月2~25日の間、暗号資産を指定のアドレスへ計6回送信した。音沙汰がなくなったため不審に思い桜井署に通報し、被害が発覚したという。

参院選へ「政策フォーラム」 連合奈良、要求実現へ勢力結集

連合奈良の旗開きでフォーラムの立ち上げを表明する水野仁会長=奈良市内

連合奈良は7日、奈良市内のホテルで旗開きを行った。水野仁会長はあいさつで、今年が参院選のほか多くの地方選挙が予定されていることを踏まえ、連合奈良と現職議員や立候補予定者らで政策などを協議する「連合奈良政策・制度推進フォーラム」を立ち上げると表明した。
水野氏は自公政権の少数与党転落といった昨年の政界再編に言及し、「連合奈良の政治的な発言力にも影響している。政策や要求を実現するため、労働者や生活者の視点に立つ政治勢力の結集と拡大は絶対に必要だ」と主張。「政党の違いを超え、連合奈良が支援する議員や立候補予定者との関係に重点を置いた新たな枠組みを立ち上げたい」と同フォーラムの趣旨を説明した。
水野氏によると、今後は連合が支持する立憲民主、国民民主両党系のほか、傘下の労働組合が支持する現職議員や立候補予定者に参加を呼びかけ、スムーズな政策協定締結などを目指すという。

やまとecoクリーンセンター、5月本格稼働へ ごみ処理施設に温浴施設やフィットネスジムも併設 

名阪国道「天理東インター」そばに建つ新ごみ処理施設「やまとecoクリーンセンター」=天理市

大和高田市や天理市など奈良県内10市町村でつくる山辺・県北西部広域環境衛生組合は7日、5月に本格稼働するごみ処理施設「やまとecoクリーンセンター」(天理市岩屋町)で火入れ式を開催した。

組合はほかに、山添村、三郷町、安堵町、川西町、三宅町、広陵町、上牧町、河合町が加盟している。

同センターは令和3年8月末に着工し、今年4月末に完成予定。敷地面積は約2・57ヘクタールで、地下1階、地上5階建ての鉄筋コンクリート造の建物は周辺の山の辺の道に溶け込むよう白で統一されている。

1日最大約284トンの可燃ごみなどを焼却でき、ごみ処理過程が見学できる設備や熱源を利用する温浴施設、フィットネスジムも併設し、災害時には地域住民の避難場所としても活用される。事業費は約454億円。

焼却炉に火が入る様子をモニター越しに見守る関係者ら=天理市

火入れ式では、和爾下(わにした)神社(天理市櫟本町)の土居玉枝宮司が安全稼働を願って祝詞を奏上し、組合の管理者である天理市の並河健市長らが玉串を奉納。並河氏らはその後、焼却炉に火が入る様子をモニターで見守った。並河氏は「建設中は資材の高騰もあったが、10市町村が一丸となり、素晴らしい施設が出来上がった」と笑顔を見せた。

今月20日から試運転が始まり、5月1日から隣接する「やまとecoリサイクルセンター」とともに本格稼働する。

交通安全ジャンボ年賀状 大和郡山市、園児らに

大和郡山市交通指導員らが手作りしたジャンボ年賀状を手にする市立郡山保育園の園児ら=同市

大和郡山市は交通安全を呼びかける恒例のジャンボ年賀状を作成し、市内の幼稚園や保育園など25園に届けた。
ジャンボ年賀状は平成10年から始まり、28回目。縦約70センチ、横約50センチの大きさで、左右にスライドすると踏切の標識が現れたり、交差点など町の中に潜む危険な場所のイラストが飛び出したりする仕掛けになっている。
市立郡山保育園(同市柳町)には6日、市の交通指導員と市交通安全母の会のメンバーが訪れ、年長のライオン組の園児13人に年賀状と白バイのキーホルダーなどのお年玉を手渡した。園児たちは興味深そうに年賀状に描かれたイラストを眺めていた。
市交通指導員の北浦郁代さんは「小学生になると行動範囲も広がる。駐車場で遊ばないといった注意点も徹底して、すくすく元気に育ってもらいたい」と話した。

橿原神宮で書き初め大会 新年の決意、筆に込め

書き初め大会で練習成果を披露する子供たち=橿原市内

橿原神宮恒例の書き初め大会が5、6両日、橿原市畝傍町の「ジェイテクトアリーナ奈良」で行われた。県内と大阪府の小中高生らが、新年の決意を筆に込めながら力強く書いていた。
5日は奈良地区大会が開かれ、県内から約千人が参加。会場の床に和紙を敷いて「ひかり」「平和な朝」など学年ごとの課題を書き上げた。作品を観覧席の家族らに掲げる子供たちの姿も見られた。
奈良地区の書き初め大会は昭和27年に始まり、今回で72回目。県書道教育研究会の中本克広理事長は「伝統のある大会だけに、子供たちはしっかり書いてくれている。筆を持って文字を書くという手書きの文化を継承していく機会にしたい」と話した。6日は大阪地区大会が行われ、約500人が参加した。
作品は奈良地区が今月14~19日、大阪地区は2月1~7日に橿原神宮外拝殿北回廊で展示される。

県庁などで仕事始め式 知事「今年は改革を加速」 奈良市長「デジタル化推進を」

県職員らを前に訓示する山下真知事=県庁

官公庁仕事始めの6日、県内自治体でも仕事始め式が行われた。各首長は職員らを前に、新年の目標を掲げた。
県庁では山下真知事が管理職ら約150人に訓示した。「就任後の1年8カ月を振り返ると、みなさんに支えられてやってこられた」と職員らに感謝の気持ちを伝え、「奈良県には素晴らしいポテンシャルがあり、十二分に生かすことで魅力が高まり、幸せに暮らせる県づくりができる。今年は改革の取り組みを加速する」と説明。脱炭素・水素社会や働き方改革、子育て施策、行財政改革の推進に部局を横断して取り組むよう呼びかけた。

奈良市の仕事始め式で職員に訓示する仲川げん市長=同市役所

今後予定されている県施設の建て替えなどにも触れ、「多額の予算と人員を必要とし、負担をおかけするが、積極的に取り組んでほしい」と述べた。
奈良市の仕事始め式では仲川げん市長が、国が進める地方自治体の業務システムの標準化を踏まえ、「どのような場所でも行政が同じ品質やスピードでサービスを提供できるようになる。来年の3月末までに整えたい」と述べた。
都道府県や市町村はシステムを個別で整備してきたため、仕様やデータ形式がそれぞれ異なっている。政府は令和7年度末を目標に住民税など20の基幹業務のシステムを統一して地方の業務の効率化や職員の負担軽減を図る方針。
仲川氏はこのほか、市の業務のデジタル化にも触れ「法的にデジタル化ができない業務を除き、75・8%は(メールなどによる)オンライン化やデジタル化を達成した。残りも推進していきたい」と話した。

山下真知事・新春インタビュー 「種まいた施策の進展を」産業振興や子育て教育支援

新年の展望を語る山下真知事=県庁

物価高が長引く状況下で幕を開けた令和7年。県民の暮らし向上や産業振興、防災対策などさまざまな課題がある中で、今年で1期目の折り返しを迎える山下真知事に新年の展望を聞いた。(聞き手 岩口利一)

--今年特に取り組みたいことは
「就任1年目は前知事のやろうとしていた大型プロジェクトの見直しと代替案の提示、2年目は公約に掲げた子育て支援や教育、産業振興などの施策の種をまいた。7年度以降はそれらが成長するよう水や肥料をやる。これまでやってきたことを着実に進展させたい」
--具体的にはどのようなことか
「7年度以降本格化するのは不妊治療の助成と中学校部活動の地域移行。8年度には教員による休日の部活動の指導を廃止するので、これに向けた取り組みを加速する。また、五條市での防災拠点や橿原市での新アリーナや新駅の整備などを進めていく。こうした活性化のための産業振興や子育て・教育の支援の取り組みを進める」
--過疎化が進む県南部の活性化については
「自然が豊かなので、アウトドアスポーツを観光振興につなげたい。トレッキングやサイクリング、カヤックのルートを設定するとともにPRしたい」
--中南部へのインバウンド(訪日客)の誘致はどうか
「『飛鳥・藤原の宮都』が世界遺産に登録されれば国内外から人が訪れるだろうから、受け入れ態勢を整える取り組みを進め、飛鳥・藤原の観光地としての魅力向上も図る。ホテル誘致も引き続き進めていく」
--中南部での農業振興は

工業団地が整備される京奈和自動車道御所IC付近(令和5年11月、県提供)

「田畑がたくさんあるが、担い手がどんどん減っているので、農業への企業の参入促進を図りたい。農業以外では京奈和自動車道の御所IC付近に工業団地を造成し、企業誘致を進めていきたい」
--南海トラフ巨大地震、奈良盆地東縁断層帯地震に備え、県として取り組むべきことは
「能登半島地震の被災地がそうだったように、奈良県も県外からのルートが少ない。道路が寸断された場合にどうするのか、電気や通信網が寸断されたらどうするのか…。そうしたことが大きな課題。県庁内の防災部局の体制が十分ではないので拡充も課題になる。南海トラフが起きたときに全国からの応援を受け入れる体制の整備もいる」
--関西広域連合でさらに取り組むことはあるか
「7年度から広域連携による行財政改革に取り組む。奈良県がその担当県となったので、各府県単独よりも連携した方がより効率的、効果的にできる事務がないか調査し、旗振り役となって進めたい」
--奈良が誇る社寺などの文化財をいかに守り伝えるかビジョンはあるか
「文化財を維持するにはすごくお金がかかり、息の長い取り組みが求められる。修復に携わる人材の確保も重要だ。そうした文化財を守ることの大変さを県民にいかに理解してもらうかが大切な課題だと思う」

初日の出は郡山城天守台で!

郡山城天守台からの令和5年の初日の出の様子(大和郡山市提供)

郡山城にぎわいづくり実行委員会は1月1日、郡山城天守台展望施設(大和郡山市)を開放し、初日の出を鑑賞するイベントを開催する。
甘酒とショウガ湯の無料ふるまい(なくなり次第終了)や青丹雅楽会による雅楽演奏も行われる。毎年正月に行われ、今年の参加人数は約400人。午前6時半~8時(初日の出の予想時刻は午前7時4分)。雨天・荒天中止。

県内の初詣ガイド

拝殿に掲げられている「巳」が描かれた大絵馬=大神神社

年の初めにさまざまな願いを込める初詣。県内の主な初詣スポットを紹介します(行事予定などは変更の可能性もあります)。
◇春日大社(奈良市春日野町)1日午前0時、初太鼓を打ち鳴らし参拝者を迎える。2日午前10時から日供始式と興福寺貫首(かんす)社参式、3日午前11時から神楽始式。13日午後1時からは舞楽始式を行い、巳年にちなみ木彫りのヘビを持って舞う「還城楽(げんじょうらく)」を奉納。
◇石上神宮(天理市布留町)1日午前0時、新春初太鼓を打ち鳴らして楼門(ろうもん)を開き、参道の大篝火(おおかがりび)に点火。同5時から歳旦祭(さいたんさい)。
◇大神神社(桜井市三輪)1日午前0時から御神火拝戴(はいたい)祭があり、同1時から繞道(にょうどう)祭を行う。同祭は松明を担いで巡拝し、国家の安泰、国民の幸福を祈る勇壮な火の祭典。

◇橿原神宮(橿原市久米町)1日午前0時に初太鼓を打ち鳴らす。同6時から歳旦祭・延寿祭。1~7日は新春初神楽祈祷(きとう)を行う。
◇東大寺(奈良市雑司町)1日午前0時から除夜の鐘で、31日午後10時半頃から整理券を配布する。1日午前0~8時には大仏殿無料拝観。
◇興福寺(奈良市登大路町)31日午後11時半から南円堂と菩提院大御堂で除夜の鐘。同11時から整理券を配布する。
◇薬師寺(奈良市西ノ京町)31日午後11時半から除夜の鐘で、同12時から整理券配布。1~3日は金堂で国宝・吉祥天女画像開扉。
◇唐招提寺(奈良市五条町)31日午後11時40分頃から除夜の鐘の整理券を配布。1、3日は修正会。

「選手に寄り添う指導者に」恩師がエール パリ五輪柔道団体「銀」の新添さんが引退 

五輪の銀メダルを胸に子供たちに語りかける新添左季さん(左)と上島誠治さん=12月14日、奈良県橿原市(上島さん提供)

日本中をわかせたパリ五輪の柔道混合団体で、銀メダルを獲得した女子70キロ級の新添左季(にいぞえ・さき)さん(28)=自衛隊。今月初めに現役を引退し、所属先の自衛隊コーチに就任した。悩み、苦しみながらも真摯(しんし)に柔道に向き合い続けた選手生活だった。「だからこそ、選手に寄り添う指導者になれる」。幼いころから新添さんを見てきた恩師は、新たな一歩にエールを送る。(小畑三秋)
今月14日、新添さんは自身の原点ともいえる奈良県橿原市の「橿原市柔道クラブ」を訪れた。 「PARIS 2024」と背中に記された五輪本番の柔道着姿で畳に立ち、子供たちを前に得意の内股を披露し、技の手ほどきをした。小学生対象のこの道場にはひときわ愛着があり、帰郷のたびに顔を出していた。
「背負っていた重い荷物を下ろしたような、とても穏やかな顔だった」。同クラブの上島誠治会長(56)は安堵(あんど)したように話した。

■紆余曲折の選手生活

小学1年のときに同クラブで柔道を始めた新添さん。20年あまりの選手生活は、紆余(うよ)曲折があった。
小学校高学年で頭角を現し、中学・高校は名門・天理に進学。だが高3の夏には、自身の実力に限界を感じ、上島さんに「柔道をやめたい」とこぼした。それでも、上島さんに諭された新添さんは思い直して山梨学院大に進学し、五輪を目指した。
夢がかなった今夏のパリ五輪だったが、金メダルが期待された個人戦では、敗者復活戦で敗退。直後のインタビューでは「五輪内定からの1年間、毎日苦しくて…」と声を震わせた。
その姿は、橿原市内のパブリックビューイングの大型スクリーンに映し出された。会場にいた上島さんは「あんな苦しい表情を見たことがなかった。五輪出場という一つの夢がかなった途端、今度はメダルの重圧がのしかかったんだろう」。

■柔道着を着ていない

団体戦では準々決勝、準決勝ともに内股などを豪快に決めて銀メダルを獲得。ひたむきな姿に国民は拍手を送り、2028年ロサンゼルス五輪への期待も高まった。
ただ、上島さんには気がかりがあった。五輪以降、新添さんに電話などで近況を尋ねると「稽古で柔道着は着ていない」とのこと。「もしや」との予感があったという。
そして今月7日。「これまでを振り返り、頑張ったのではないか。自分に花丸をあげたい」。新添さんは報道陣を前にこう語り、引退の意思を示した。
翌日に東京の柔道大会会場で新添さんに会ったとき、「ニュースを見たよ」と声をかけると「実はそうなんです」と言葉少なにこたえた。「よう頑張った」と声をかけるのがやっとだった。

■新たな夢へ

上島さんの頭によぎったのは、小学1年の新添さんだ。初めての大会当日、「試合なんか出たくない」と泣いて親の車から降りようとしなかった。上島さんが「試合はしなくていいよ」と話すと、安心したように車から降りてチームを応援した。
上島さんは「試合前に泣きじゃくっていた女の子が、五輪の舞台に立った。十分に大きな花丸です」と目を細める。
新添さんは今後について、「いいところを伸ばせる指導を学びたい」とも語っている。上島さんは「苦しんできた彼女だからこそ、思うように体が動かないという選手に寄り添える。彼女のように畳にバチっとたたきつける切れ味鋭い内股ができる選手は多くない。コーチになって若い選手と五輪を目指す姿を見たい」と期待を込めた。

県がJTBを提訴 コロナ業務委託で過払い

県は27日、新型コロナウイルス関連の業務委託費で過払いがあり、委託先のJTBが返金に応じないとして、JTBに約6千万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴した。
訴状などによると、令和3年6月~5年5月、同社が県から委託を受けた、コロナの感染防止対策をした飲食店の認証業務などで過払いがあった。委託費の精算時に提出された実績報告書と勤務実態に乖離があったとしている。
提訴後に記者会見した県側の代理人弁護士らによると、JTB側は一部社員の勤務実態を確認できる書類の提出に応じなかったといい、過払い金は最大で計約2億1千万円に上る可能性があるという。
JTB広報室は「訴状を受け取っていないため、コメントは差し控える」としている。

インフル警報レベル基準値超、急増注意 県発表

奈良県は12月27日、今月16~22日のインフルエンザ定点医療機関(54機関)からの報告数が計2472例となり、定点当たり報告数が流行警報レベル基準値の「30」を超える「45・78」となったと発表した。県全域で急激に増加しており、この時期に定点当たり報告数がこれほど高値となったのは過去年で初めてという。
県疾病対策課では、帰省など人との接触機会が増える年末年始に際し、換気や消毒、マスク着用などを徹底することを呼びかけている。

奈良市の警報など、東西2分割して発令へ

奈良市と奈良地方気象台は12月26日、警報、注意報、土砂災害警戒情報などの発令を、来年3月13日午後1時から東部と西部に2分割して行うと発表した。
現行の警報は市域全体で発令されているが、山間部の東部7地区(田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ケ瀬、都祁)と市街地の西部とは気象や地形が異なり、市は有効な防災対応を促すため細分化を気象庁に求めていた。
市立小中学校や幼稚園などの施設の所在地で警報が発令された場合は臨時休業。東部と西部をまたいで通学・通園している家庭で居住地に警報が出た場合、小中学校は登校不可とし、幼稚園などの通園は保護者に登園時間の変更や欠席の判断を委ねるとしている。

生徒の胸触った高校講師を懲戒免職 県教委

奈良県教育委員会は12月26日、生徒の胸に触れる性暴力を行ったとして、県立高取国際高校の男性講師(27)を懲戒免職処分とした。
県教委によると、講師は11月、放課後に生徒に個別指導した際、膝の上に生徒を座らせ、肩をもんだり脇腹をくすぐったりした後、服の上から胸部に触ったとしている。生徒がその日に保護者に話し、翌日に教員に相談して発覚した。
また、県教委は26日、制作国で16歳未満の鑑賞が制限された映画を生徒に見せ、心理的不調や体調不良を起こさせたとして、県立ろう学校の女性教諭(38)を戒告の懲戒処分にした。教諭は同日に依願退職した。
教諭は12月、中学部の社会科の授業で男女共生を考えさせる目的で、内容を確認しないまま生徒に見せた。保護者から学校に連絡があり発覚した。

橿原郵便局、人気キャラ「ストリートファイター」バイクで年賀状配達

橿原郵便局(橿原市)は12月26日、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターをラッピングした郵便バイクを導入し、元日から1年間運行すると発表した。全77台のバイクにステッカーをはり、年賀状や一般の郵便物を配達する。

キャラクターがデザインされた郵便バイク=橿原市内

橿原市は、同ゲームを開発したゲームソフト大手のカプコン(大阪市)と地域活性化などに向けた包括連携協定を結んでおり、これまでにキャラクターの銅像などを市内に設置している。
今回、橿原郵便局の協力を得て、郵便物を収納するバイクのキャリーボックス側面に「リュウ」「ケン」「春麗(チュンリー)」「エドモンド本田」の4人のキャラクターのステッカーをはり、市内を走る。同局は「人気キャラクターを通じて、さらに郵便に親しんでもらえれば」としている。

大和郡山市長選に元市議の北門氏が立候補表明

令和7年7月の任期満了に伴う大和郡山市長選について、新人で元市議の北門(きたもん)勇気氏(44)が25日、無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選への立候補表明は、7選を目指す現職の上田清氏(73)に次いで2人目。
同市役所で記者会見した北門氏は「子供たちの未来を応援するまちづくりを行いたい」と語り、学校への発達障害支援指導員の常駐や公民館での子供や高齢者の居場所づくりなどを政策に掲げた。
北門氏は駒沢大卒。平成21年から大和国際日本語学院副理事長。23年の同市議選に初当選し、2期目途中だった年と令和3年の市長選に立候補したが落選した。

吉野町議選説明会に14陣営出席

任期満了に伴い来年2月4日告示、同月9日投開票の日程で実施される吉野町議選(定数9)の立候補予定者説明会が12月25日、同町上市の町中央公民館であり、現職8、元職1、新人5の計14陣営が出席した。
12月2日現在の選挙人名簿登録者数は5400人。

Xマスケーキ作りに笑顔 ディライトがひとり親家庭支援

結婚式場などを展開するディライト(奈良市)は12月25日、ひとり親家庭の子供たちにクリスマスケーキ作りを体験してもらうイベントを、奈良市の結婚式場「イリスウォーターテラスあやめ池」で開催した。

ケーキを作る子供たち=奈良市

参加したのは、ひとり親家庭支援を手がける認定NPO法人「おてらおやつクラブ」(田原本町)に登録する家族人。子供たちは、専属パティシエや料理人を目指す学生ボランティアたちと一緒にスポンジケーキに生クリームを塗ったり、チョコレートやイチゴなどを飾り付けたりした。
大阪府豊中市のパート、榎本容子さん(41)は長男(6)とともに参加し、「パティシエや学生さんたちと一緒にケーキ作りができたのはとても貴重な体験。子供もにこにこと楽しそうでした」と笑顔を見せた。

奈良交通がインバウンド取り込み向け、ツアー車両改装 出発時刻も変更

若草山山頂から眺める夕日をラッピングした車両

 

奈良公園ゆかりのイラストが入った座席

奈良交通は、インバウンド(訪日外国人客)向けのバスツアーを運行する車両をリニューアルした。奈良の観光スポットを車体や内装にデザイン。さらに、他府県に宿泊している旅行客もツアーに参加しやすいよう、出発時刻を午前から午後に変更した。インバウンドの来県が増える中、さらなる取り込み強化を図る。
ツアーは、「パーフェクト ナラ パーク ツアー」。奈良観光コンシェルジュの松原純さんが選定した奈良市内の名所を英語ガイド付きで巡る。夏の閑散期の7月1日~9月11日にも運行したが、利用者が少なかったため、冬の閑散期(12月16日~来年3月31日)の運行に当たって車両をリニューアルすることにした。
車両は3列シートで28人乗りの高速バスを活用し、若草山山頂から眺める夕日の風景を車体にラッピング。座席は、シカやシカせんべい、桜、藤の花など奈良公園にゆかりの深いイラストの入ったシートカバーを設置した。
また、JR奈良駅で路線バスを活用するインバウンドにヒアリングしたところ、京都や大阪に宿泊して来県する人が多かったため、利用しやすいよう、出発を午前便から午後便に変更した。
メキシコから三十数年ぶりに帰国した小宮山国俊さん(72)は、妻のセシリアさん(70)とともにツアーに参加。小宮山さんは「奈良公園は高校の修学旅行で訪れたきり。妻は日本語が話せないので、こうしたツアーはありがたい」と話した。
奈良交通自動車事業本部の黒田浩成課長は「奈良ならここ、という観光スポットを効率よく回れる。ゆったりとした景色をバスの中から楽しんでもらいつつ、奈良を堪能してもらいたい」と話している。

ツアーに参加する人たち=奈良市

コースはJR奈良駅~近鉄奈良駅~東大寺~春日大社~若草山山頂~興福寺~近鉄奈良駅~JR奈良駅~県コンベンションセンターを経由し、所要時間は約4時間。大人1万1千円、子供8千円(拝観料など込み)。来年3月31日までの月・水運行(12月25日、30日、来年1月1日、6日、13日、3月12日は運休)。同社ホームページや海外OTA(オンライントラベルエージェント)などで販売する。
問い合わせは同社乗り合い事業部(0742・20・3150)。

LPガス随意契約「不適切」 橿原市議会百条委が報告書

奈良県橿原市発注のLPガスなどの購入契約について調査してきた市議会百条委員会は24日、市が橿原プロパンガス商工協同組合と長年続けてきた随意契約について、「公正性や透明性に欠けて不適切。販売価格も適正と判断できず、市民の不信感を払拭できない」とし、一般競争入札の導入などを求める報告書を亀田忠彦市長に提出した。
報告書などによると、市は「ガスの安定供給と同一価格維持のため」として、少なくとも平成年度から随意契約を行っている。この点について百条委は「一般競争入札を導入した場合、安定供給に支障が生じるのか市は検証しないまま随意契約を継続。価格の妥当性を検証した形跡もほとんどない」と批判。「特定業者との独占的な取引は行政との癒着を疑わせる」と指摘した。
また、百条委の調査の中で、随意契約になった経緯を市担当者に確認しても「資料がない」などの理由で明らかにならなかったことから、公文書の適切な管理へ条例制定も求めた。
佐藤太郎委員長は「ガスの購入価格が高いかどうか具体的に明らかにできなかったのは残念だが、一般競争入札にして透明性を高めるべきだ」と話した。
亀田氏は「すべての随意契約を否定するものではないが、報告書の内容を精査して見直すべき点があれば改めたい」と述べた。
百条委は4月25日から12回にわたって開催され、亀田氏や同組合理事長、組合加盟業者らへの証人喚問などが行われた。

【春高バレー】天理(男子)一戦一戦大事に 奈良文化(女子)攻撃多彩、ベスト16目指す

「ジャパネット杯春の高校バレー」として開催される第77回全日本バレーボール高校選手権大会(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)は来年1月5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕する。県代表の男子、天理は札幌大谷(北海道)と、女子の奈良文化は盛岡誠桜(岩手)とそれぞれ初戦で対戦する。大会を前にした強みや意気込みを紹介する。

2年ぶりに全国大会に出場する天理高男子バレー部

2年連続の全国大会出場となる奈良文化高バレー部

2年ぶり11回目の出場となる天理は速攻を軸にしたコンビバレーが特徴で、多彩なプレーで攻めて勝ち進むことを目指す。
攻撃は、主将の山下蒼空(そら)選手(3年)と古川遥桐(はるき)選手(3年)を中心としたスピード感あるプレーを展開し、全員バレーで得点を重ねる。守備はブロックとレシーバーが連携したトータルディフェンスで、相手チームのアタックを防いで堅実につなぐ。
山下貴弘監督は「全国ではまず1勝をあげて、一戦一戦を大事に勝ち進んでいきたい」と意気込んでいる。
2年連続6回目の出場となる奈良文化は、速さとバリエーションのある攻撃が強みだ。
攻撃は主将の藤井唯玖未(いくみ)選手(3年)を中心に、状況に応じて速さや打ち場所を変える攻撃で相手チームを翻弄する。守備はリベロの荒木結衣(ゆい)選手(3年)が中心となって対応。全国大会出場チームとしては高さがないため、サーブやサーブレシーブといった一つ一つのプレーを強化している。
山川真史監督は「選手たちが目標に掲げているベスト16を達成できるよう頑張りたい」と話している。

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