近鉄五位堂駅の南側ロータリーにタクシー乗り場検討 奈良・香芝市が整備基本構想

都市計画決定された区画で整備された場合の近鉄五位堂駅の南側駅前広場のイメージ図(香芝市提供)
奈良県香芝市は、近鉄大阪線・五位堂駅の南側駅前広場(ロータリー)の整備基本構想をまとめ、18日、発表した。昭和54年に都市計画決定されたが、未着手のままで、駅南側は路上駐車する車などで慢性的な交通混雑が起きている。構想ではバス停は設けないとしているが、タクシー乗り場の検討や自家用車などが短時間駐車できる区画設置を盛り込んでいる。
同駅は北側にロータリーが整備された広場があり、バス停やタクシー乗り場も設置されているが、南側は整備が遅れていた。
構想では南側広場について都市計画決定された約3700平方メートルで整備する案を示す一方で、さらに拡大する可能性も示唆している。市は具体的な設計や工事のスケジュールを令和8年度中に策定する整備基本計画で示すとしている。
三橋和史市長は「人々に選ばれる街づくりを力強く推進していくためにも、早期に五位堂駅南側広場の整備を目指していく」とコメントした。
市によると、五位堂駅の1日あたりの乗降客数は近鉄大阪線の県内駅で大和八木駅に次いで多く、3年で約2万2900人。
古都彩る行列と舞い 889回目の春日若宮おん祭盛大に 1000人練り歩く
春日大社境内にある摂社、若宮神社(奈良市)の例祭で師走の古都を彩る「春日若宮おん祭」は17日、時代行列の「お渡り式」が行われ、晴天のもと、古式装束に身を包んだ約千人が市街地を練り歩いた。その後は祭礼の中心となる「お旅所祭」があり、若宮神社から大社参道そばのお旅所に移った若宮神に古典芸能が次々と奉納された。

松の下式で舞いを披露する猿楽座‖奈良市の春日大社
おん祭は平安時代に関白、藤原忠通(ただみち)が天下太平を願って始め、今年で889回目。その神事芸能は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
お渡り式の行列はこの日正午、奈良県庁前を出発。馬に乗った中心的な役の日使(ひのつかい)や巫女(みこ)のほか、猿楽(さるがく)などの芸能集団が市街地を通って春日大社へと進み、平安から江戸時代にかけた風俗絵巻に観光客らが見入った。

お渡り式の行列に連なる巫女
朱が塗り替えられ色鮮やかになった大社一之鳥居の近くにある「影向(ようごう)の松」は、春日明神が現れて舞ったという伝承があり、能舞台鏡板に描かれた松のルーツとされる。そんな芸能の聖地で「松の下式」が行われ、猿楽座が舞いの「弓矢立合(たちあい)」などを、田楽座が曲芸を披露した。
おん祭は、お旅所に移った若宮神に神饌(しんせん)(酒食)を供えて芸能を奉納する祭礼で、「生きた芸能史」として知られる。お旅所に毎回建てられる仮殿は黒木の柱に松葉葺(ぶ)きという古来の建築で、お旅所祭では神職らが神饌をささげ、祝詞(のりと)を奏上。その前の神聖な芝舞台では神楽(かぐら)や田楽(でんがく)、舞(ぶ)楽(がく)などが奉納され、一帯は訪れた国内外の人らでにぎわった。

若宮神の仮殿に神饌を供える神職ら
年越し 火事に気をつけて! 帝塚山大生が「一日消防長」

買い物客らに火災予防を呼びかける西岡柚葉さん=奈良市
火災が発生しやすい冬を迎え、「一日消防長」を務める帝塚山大法学部3年の西岡柚葉さん(21)が、奈良市の商業施設「ならファミリー」で防火を呼びかける啓発活動を行った。
同大学では平成28年から奈良市消防局の依頼を受けて、学生が一日消防長を務め、年末商戦で多くの買い物客が訪れる同施設で啓発活動を行っている。西岡さんは消防局員とともに「火の用心」と書かれたティッシュを買い物客に配ったほか、店内の避難経路なども確認した。
市消防局によると、市内の今年1月~12月13日までの火災発生数は76件。西岡さんは「これからの季節は空気も乾燥するので、火の取り扱いには注意して安心安全に年を越してほしい」と呼びかけた。
このほか、ならファミリーでは消防服の試着体験や応急手当て体験、防災用品や非常食の展示も行われた。
新ごみ施設 奈良市七条地区選定手続き「違法性は欠いていない」 市議会請求の監査結果公表
奈良市が進める新ごみ処理施設建設を巡り、市が七条地区を候補地に挙げた際の手続きに正当性がないなどとして市議会が行った監査請求について、市監査委員は12月17日までに「適法性を欠くと考えられる点は見受けられなかった」との監査結果を公表した。
市議会は、候補地について有識者らでつくる付属機関「クリーンセンター建設計画策定委員会」への諮問を市が怠り独善的に七条地区としたほか、パブリックコメントの募集で候補地が決まったような誤った情報を流布したなどと主張。行政事務の正当性などについての監査を求めていた。
監査結果によると、付属機関への諮問のあり方に特段の定めはなく、市は諮問を行う際に時期や方法を含めて個別に決定すればよいとして、適法性を欠く手続きと呼べるほどの根拠はないと結論づけた。パブリックコメントについても、市は「建設地として決定したものではありません」と明記しており、意図的に誤解を与えるような表現は見当たらないとしている。
K-POP無料公演の費用含む補正予算案を可決 奈良県議会 山下知事「有料化も選択肢」

K-POPアーティストによるコンサートの関連予算を削除した予算修正案を採決する奈良県議会=奈良市
奈良県が来年10月に予定している韓国のK-POPアーティストによるコンサートの費用約2億5千万円を盛り込んだ令和6年度一般会計補正予算案は、12月16日の県議会本会議で可決された。一部議員がコンサートの費用対効果を疑問視し、関連予算を削除した修正案を提出したが、反対多数で否決。原案に賛成した議員も減額を求めたため、山下真知事は経費節減を目指す考えを示した。
イベントは韓国・忠清南道との文化交流の一環として、奈良公園(奈良市)で無料コンサートなどを開催し、9千人規模の来客を見込む。会場設営費などの事業費は約2億7千万円に上り、このうちの約2億5千万円を7年度に執行する債務負担行為として今回の補正予算案に盛り込んだ。
本会議では、自民党系会派の5人が修正案を提出し「一過性のイベントで多額の費用を要するため、県民の理解を得られない」と主張したが、否決された。原案は賛成多数で可決されたものの、自民会派のうち賛成した議員や与党会派の日本維新の会の議員らが、支出額の縮減などを求める申し入れ書を提出した。
山下氏は議会閉会後に記者会見し、「イベントの有料化も選択肢に含めて協議し、7年度当初予算案に経費節減した修正案を盛り込みたい」と話した。
小学校の統合事業 新校舎建設で増額認めず 奈良市議会
奈良市の12月定例市議会は16日、市が提案した市立佐保小学校(法蓮町)の新校舎建設にかかる債務負担行為の上限額増額を認めず、原案の51億1450万円にとどめる議員提案の一般会計補正予算修正案を賛成多数で可決した。市は規模縮小など計画の見直しを迫られることになった。
佐保小と児童数が減少している鼓阪小(雑司町)との統合に伴う事業で、当初予算では51億1450万円を限度とする債務負担行為を設定。その後物価や人件費の高騰などを背景に、市は9月議会でも増額を求めたが、認められなかった。
修正案は自民、公明など4会派が提案。これに対し、同日の本会議では市の計画での建設が望ましいとする反対も上がったが、採決の結果、賛成26、反対10で修正案を可決した。仲川げん市長は本会議終了後に報道陣の取材に「市の職員で設計を見直すなどコストの縮減を図ることも検討し、速やかに次の入札を行いたい」と述べた。
12月市議会はこのほか、全小中学校の体育館に空調設備を設置する事業の経費1億8600万円についても調査費約2千万円のみにとどめる修正案を提案・可決して閉会した。
会社勤めでも大丈夫 橿原市議選説明会に初のオンライン導入、土日開催で参加意識向上へ

立候補届け出手続きなどついて説明する動画配信の画面
任期満了に伴う奈良県橿原市議選(定数23)の立候補予定者説明会が12月14日に市役所分庁舎で対面形式で行われ、15日に「動画配信」によるオンライン形式で行われた。オンライン形式は同市では初めて。また、予定者説明会は一般的に平日開催が多いが、市選挙管理委員会は会社勤めの人でも出席しやすいよう土日に開催し、利便性を高めたという。
県選管は、オンライン形式について「県内自治体では過去に開催された事例は把握していない」と説明。職業や生活環境が多様化する中、選挙への参加意識向上に向けた新たな取り組みとして注目される。
同市では、予定者説明会を平成29年実施の市議選から土曜日に開催し、市長選も同様に行ってきた。ただし、出席者が多い市議選の場合、土曜日に開催しても出席できず、届け出関連資料を後日に市選管に取りに来る陣営もあったため、動画配信も行うことにした。
動画配信は事前申し込み制で、パソコンやスマートフォンから説明内容をまとめた動画がダウンロードでき、都合のいい時間に視聴できる。資料は15日に届くよう郵送した。ダウンロードは来年1月中旬まで可能で、対面での説明会出席者も希望すれば視聴できる。
今回の市議選で動画配信を事前に申し込んだのは6陣営。対面式も合わせて、現職17、元職3、新人13の計33陣営が出席した。市議選は来年1月26日告示、2月2日に投開票される。
東大寺お水取り 練行衆11人を発表
東大寺(奈良市)は16日、来年の二月堂修二会(お水取り)で参籠する練行衆11人を発表した。役職者のうち戒を授ける和上は同寺執事長の上司永照さん、祈りの中心となる大導師は同寺執事の森本公穣さんが務める。
二月堂修二会は奈良時代に始まり、来年で1274回となる。練行衆は来年2月20日に前行の別火に入り、3月1日から二月堂で2週間にわたる本行を勤める。
練行衆は次の通り。(敬称略)
【四職】和上=上司永照(持寳院)▽大導師=森本公穣(清凉院)▽咒師(しゅし)=上野周真(真言院)▽堂司=池田圭誠(元興寺)
【平衆】北座衆之=佐保山曉祥(寳珠院)▽南座衆之一=筒井英賢(龍松院)▽北座衆之二=平岡慎紹(上之坊)▽南座衆之二=清水公仁(寳厳院)▽中灯(ちゅうどう)=望月大仙(普賢光明寺)▽権処世界(ごんしょせかい)=上司永観(総持院)▽処世界=森川真雅(空海寺徒弟)
ゴールデンスニーカー賞に奈良育英高の中嶋さんら スニーカーエイジ関西大会
高校軽音楽部の頂点を決める「スニーカーエイジ」の関西地区大会(産経新聞社ほか主催、大阪芸術大学など協賛)で、最も優れた演奏者に贈られるゴールデンスニーカー賞にあべの翔学高(大阪市阿倍野区)軽音楽部の高丸璃奈さんと、奈良育英高(奈良市法蓮町)軽音楽部の中嶋一陽さんが選ばれ、産経新聞大阪本社(大阪市浪速区)で表彰式が行われた。
高丸さんはベース、中嶋さんはギターをそれぞれ担当。2人には大阪芸術大の桝田幸宏事務局長から賞状やメダルなどが授与された。高丸さんは「とにかく嬉しい。ともに演奏した仲間たちとは早く喜びを分かち合いたい」。中嶋さんは「自分一人だけでは取れなかった賞なので、サポートしてくれた人たちに感謝を伝えたい」と語った。

ゴールデンスニーカー賞を受賞した(左から)あべの翔学の高丸璃奈さん、奈良育英の中嶋一陽さん=産経新聞大阪本社(恵守乾撮影)
関西地区大会は8月に同市中央区の松下IMPホールで実施され、全国大会は12月22日に同市北区のグランキューブ大阪で開かれる。各地区大会を通過した19校と台湾代表の計校が競う。
龍田古道の景観取り戻そう 三郷町がふるさと納税活用CF
日本遺産「もう、すべらせない!!~龍田古道の心臓部『亀の瀬』を越えてゆけ~」(奈良県三郷町、大阪府柏原市)の中心的遺産の龍田古道と大和川の景観を取り戻し、後世に残そうと、同町は、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング(CF)で寄付金を募っている。27日までで、目標額は100万円。町の担当者は「ボランティアで行われている清掃作業の道具購入などに使いたい」としている。
ふるさと納税サイト大手「さとふる」と協力して実施。ふるさと納税の仕組みを活用したCFは近年注目されており、具体的な使途を示して寄付金を集める。
龍田古道は大和川沿いの道で古代には、奈良の都と大阪を結び、万葉集でもこの地に関係する歌が詠まれた。だが、支流から流れてくるごみが木に固着するなどし、地域住民を含むボランティアが月1回、清掃活動に取り組んでいる。
町は、今回集めた寄付金を清掃活動に用いる草刈り機などの道具購入に充てるほか、古道の案内板設置や遊歩道の整備なども実施したいとしている。

龍田古道に位置する龍田大社=奈良県三郷町(日本遺産「龍田古道・亀の瀬」推進協議会提供)
町ものづくり振興課の担当者は「CFは今回だけでなく、今後も実施し、万葉集で詠まれた美しい景観に近づけたい」と話す。さらに、ごみは奈良盆地の大和川支流から流れていることから、「県内のほかの自治体に呼びかけて一緒に保全活動に取り組みたい」としている。
事業名は「日本遺産『もう、すべらせない!!』龍田古道整備プロジェクト」で、「さとふる」のサイトから寄付できる。返礼品もある。
「古事記と宇宙」に耳澄ませ 中学生向け記念講演 大和郡山市
奈良県大和郡山市は、子供たちに宇宙に興味を持ってもらおうと、中学生を対象にした記念公演「古事記と宇宙」を同市のDMG MORIやまと郡山城ホールで開催した。宇宙物理学者で京都大・花山天文台(京都市山科区)の柴田一成名誉教授が講演するとともに、シンセサイザー奏者の喜多郎さんが演奏を披露。市立中学校5校の3年生約700人が耳を澄ませた。
同公演は、古事記に沿って壮大な宇宙の交響曲を作り上げた喜多郎さんが、アルバム制作のために花山天文台を訪れたことで誕生したコラボレーション。全国各地で上演されている。
柴田名誉教授は壇上で、「(太陽神のアマテラスオオミカミが天岩戸に隠れるという)日食の現象をあらわした『天岩戸伝説』など古事記に描かれた世界は宇宙観そのもの」などと宇宙と古事記の関連を説明。太陽系内の惑星や天の川、星団といった映像が流れる中、喜多郎さんが幻想的な調べを奏でた。生徒たちは曲が終わるごとに大きな拍手を送っていた。
柴田名誉教授は「宇宙には国境がなく、私にとって一番のあこがれの存在」と呼びかけ、喜多郎さんは「神様と宇宙は人々にとって密接な関係にある。精神世界に近づけるような曲に仕立てることができた」と話した。

壇上で生徒たちと話す柴田一成名誉教授(右端)と喜多郎さん(左端)=大和郡山市
郡山西中学校3年の坂本優花さん(15)は「今日の公演は、果てしない宇宙の喜怒哀楽を感じた気がする。塾の帰りに夜空を見上げ、広い視野を持てる時間を楽しみたい」と笑顔を見せた。
「いこまやまいこ」合言葉で入浴料割引 ハイカー向けにキャンペーン
奈良県と大阪府にまたがる生駒山(標高642メートル)のハイキングに親しんでもらおうと、生駒市や大阪府東大阪市などでつくる生駒山ブランド推進協議会は、ハイカーが「いこまやまいこ」という合言葉を伝えると、近隣の入浴施設3カ所の利用料が割り引かれるキャンペーンを始めた。
生駒山は生駒山上遊園地やケーブルカー、社寺があり、観光客やハイカーに親しまれてきた。ただ、ハイキングコース近くに入浴施設があることは十分PRができていなかった。インバウンド(訪日外国人客)が増加し、来年に大阪・関西万博開催を控える中、同協議会はさらなる魅力の向上を目指して企画。3施設が協力した。
ハイカーの利用料が割り引かれるのは、「コナミスポーツクラブ生駒」(生駒市谷田町)と「コナミスポーツクラブ新石切」(東大阪市西石切町)の入浴施設やプールなどと、「大阪の絶景温泉旅館ホテルセイリュウ」(東大阪市上石切町)の大浴場や露天風呂。窓口で「いこまやまいこ」と伝えると、両スポーツクラブでは1回2530円の利用料が1100円に、同ホテルでは中学生以上千円の利用料が500円になる。

「大阪の絶景温泉旅館ホテルセイリュウ」の大浴場(同ホテル提供)
両スポーツクラブは12月30日~来年1月3日が休館。同ホテルでの割り引きは来年2月28日までで、今年12月31日~来年1月3日は対象外。
生駒市観光振興室の担当者は「ハイカーにとって入浴やシャワーは重要なポイント。この取り組みで生駒山のハイキングに親しむ人がさらに増えれば」と期待している。
患者の個人情報書類が飛散 大和高田市立病院
大和高田市立病院は13日、整形外科で手術した患者の個人情報が記された書類を廃棄するためにトラックで運搬中、誤って路上に飛散したと発表した。書類は裁断されていなかった。病院職員が約100人分を回収したが、総数は不明で、捜索を続けるという。
同病院によると、書類には患者の氏名や手術に使用された用具などが記されていた。同病院が委託している物品管理業者が10日、書類をシュレッダーなどで裁断せずに大阪府豊中市の古紙回収業者に引き渡し、回収業者がトラックで搬送中に荷台から同市内の路上に落とした。これまでのところ個人情報の不正使用は確認されていないという。
奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会 山陵クィーンズが優勝
第38回奈良市学童軟式野球連盟会長杯大会(産経新聞社後援)が11月4日まで同市の柏木球技場などで開催され、山陵クィーンズが決勝で大宮ホワイトベアーズに勝ち、優勝を飾った。大会は10月27日に開幕し、小学生18チームが参加、熱戦を繰り広げた。
試合結果は次の通り。
【1回戦】大安寺アパッチライオンズ4-1五条山レパード▽奈良北ゴールデンカイト7-2都跡スポーツ少年団
【2回戦】西大寺ドリームズ10-4平城スポーツ少年団▽山陵クィーンズ16-0やまと▽奈良ジュニアファイターズ5-1帝塚山スポーツ少年団▽大安寺アパッチライオンズ4-0かすみの▽大宮ホワイトベアーズ3-2飛鳥紀寺スポーツ少年団▽高の原ファイターズ7-0奈良伏見イーグルス▽奈良チャレンジャーズ8-2登美ヶ丘フェニックス▽鳥見ゼブラーズ4-3奈良北ゴールデンカイト
【準々決勝】山陵クィーンズ8-5西大寺ドリームズ▽大安寺アパッチライオンズ4-3奈良ジュニアファイターズ▽大宮ホワイトベアーズ9-8高の原ファイターズ▽鳥見ゼブラーズ7-2奈良チャレンジャーズ
【準決勝】山陵クィーンズ14-3鳥見ゼブラーズ▽大宮ホワイトベアーズ4-1大安寺アパッチライオンズ
【決勝】山陵クィーンズ11-8大宮ホワイトベアーズ
130人の拳士が迫力演武 少林寺拳法「西大和地区合同大会」
2024少林寺拳法西大和地区合同演武大会(産経新聞社など後援)が12月8日、奈良県王寺町の王寺アリーナで開かれ、幼児から70代まで約130人の拳士たちが日頃の鍛錬の成果を競った。
大会には、同町や大和郡山市、斑鳩町、安堵町にある各道院拳友会で稽古を積む拳士が出場した。1人で行う「単独演武」をはじめ、2人一組の「組演武」、6~9人のチームによる「団体演武」の各部門に分かれて演武を披露。技の正確さや迫力、構えの美しさなどを競い合った。

迫力ある演武を披露する拳士たち=8日、奈良県王寺町の王寺アリーナ
各部門の優勝者は次の通り(敬称略)。
【単独演武】低学年=泊優璃▽高学年=田中桜太
【組演武】少年白黄帯=小畑慶真・岡田陽路▽同緑帯=萩聡一郎・成瀬鈴菜▽同茶黒帯‖田中桜太・泊蒼悟▽一般A=藤井孝清・仲川実希▽同B‖稲野卓也・小畑慶幸
【団体演武】少年=あんドラゴンズ班▽一般=郡山南の帝王班
奈良「正論」懇話会入会の案内
奈良「正論」懇話会は、会員を随時募集しています。当会では年4回、産経新聞「正論」の執筆陣をはじめとする内外の識者を講師に招いて講演会を開き、合わせて講師を囲んでの懇談や会員相互の親睦の場として懇親会を開催しています。また、雑誌「正論」を毎月配本するほか、臨時増刊号もお送りします。
年会費5万円。申し込み・問い合わせは産経新聞奈良支局内の事務局(0742・26・6381=平日の午前10時~午後6時)。
飛鳥宮に伝達するのろしはどこから上げたのか 14日に奈良や大阪で検証するプロジェクト
奈良県王寺町などは14日、明神山(標高273・6メートル)の山頂などから「のろし」を上げ、古代の情報伝達について検証するプロジェクトを開催する。
飛鳥時代に唐・新羅の連合軍による侵攻に際し、高所でのろしを上げ、リレー方式で緊急事態を伝えて備えたとされるが、当時どのようなルートで飛鳥宮(奈良県明日香村)まで伝達されたかは分かっていない。
飛鳥宮から北西へ10数キロに位置する王寺町は「のろしは町内の山から上げられた」と推測。それを裏付けようと、令和4年秋から、プロジェクトを行っている。
4年に行われた初回は、明神山からのろしを上げ、どこから見えるかを確認。さらに5年には、明神山から明日香村へののろしをどこで中継してあげればよりスムーズに伝わるのかを検証するため、王寺町明神山から奈良県葛城市しあわせの森公園を経由して、明日香村甘樫丘へリレー形式でのろしをつないだ。

昨年、明神山山頂で上げられたのろし=奈良県王寺町
今回は範囲を拡大し、大阪府松原市の大和川東運動広場を新たに追加し、明日香村までののろしリレーを検証する。のろしはそれぞれの場所で、午前11時▽正午▽午後1時▽午後2時-の4回にわたって各20分間上げる。雨天や強風の場合は今月22日に延期する。
問い合わせは、王寺町地域交流課文化資源活用係(0745・72・6565)。
輪島で学んだ漆芸家ら被災地支援へ アート作品やアクセサリーを展示販売
石川県輪島市で輪島塗の技術を習得し奈良県内で制作に取り組む漆芸家ら3人が、能登半島地震被災地の復興を支援するため、興福寺(奈良市)の南円堂休憩所で14、15日に展示会を開く。計約160点を展示し、収益を寄付する。
3人は2月にチャリティー展を開いた阪本修さん(45)と藤岡正祥さん(49)、それに今回加わった藤岡さんの妻の朋子さん(45)。いずれも石川県立輪島漆芸技術研修所で学んだ。能登半島で9月に豪雨による被害もあったことから心を痛め、2回目の展示会を開くことにした。日常雑器やアート作品、アクセサリーを並べる。午前10時~午後4時。
阪本さんは「輪島には漆を志す若い人もいるので環境をつなぐお役に立ちたい」と話している。

展示会を開く阪本修さん(右)と藤岡正祥さん=奈良市内
天理市長選で並河健市長が4選目指し、立候補表明
奈良県天理市の並河健市長(45)は12日、来年10月27日の任期満了に伴う市長選に4選を目指して無所属で立候補する意向を表明した。市議会の一般質問で答えた。同市長選への立候補表明は初めて。
並河氏は実績として、小学校に公民館などの機能を持たせる「学校3部制」の導入や教育現場における保護者対応専門部署「ほっとステーション」の設置などを挙げ、「子供を真ん中に据えた教育保育への転換モデルとして、天理から全国へ発信していきたい。地域とともに努力を続けたい」と意欲を語った。
並河氏は外務省などを経て平成25年に同市長選に初当選し、現在3期目。
大和郡山市長選で現職上田清市長が7選目指し立候補表明
奈良県大和郡山市の上田清市長(73)は11日、任期満了(来年7月6日)に伴う同市長選に、7選を目指し無所属で立候補する意向を表明した。市議会の一般質問で答えた。同市長選への出馬表明は初めて。
地域公共交通の充実や近鉄郡山駅周辺の整備、令和8年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に合わせた市の魅力発信などを目標に掲げ、「次世代を担う子供たちが誇りを持てるよう、職員や市民の皆さんとともに力をあわせ、この町をよりよい方向に導きたい」と意欲を示した。
上田氏は県立郡山高校教諭や県教委事務局などを経て、平成13年から現職。現在6期目。
冬の大和路を1万6千人が駆ける奈良マラソン 41歳産経新聞記者もフルマラソンに挑戦
奈良マラソン2024(同実行委員会など主催)が7、8日、奈良市のロートフィールド奈良(鴻ノ池陸上競技場)を発着点に開かれ、県内外から参加した1万6286人のランナーが冬の大和路を駆け抜けた。
今年は7日に「ミニ奈良マラソン」(2キロ×2周)、8日に「フルマラソン」(42・195キロ)と、2人で完走する「ペアリレーマラソン」(42・2キロ)、「世界遺産10K」(10キロ)が行われ、フルマラソンには1万1331人(男子9399人、女子1932人)が参加した。
フルマラソン男子の部は、菅井宏人さん(大阪陸協)が大会新記録の2時間18分21秒で優勝。同女子の部は、山口遥さん(AC KITA)が2時間46分51秒で6大会連続7度目の優勝を飾った。完走率はフルマラソンが92・1%、世界遺産10Kが94・5%だった。
◇
強い寒気の南下で一段と冷え込んだ今年の奈良マラソン。記者(41)も3回目となるフルマラソンに挑戦した。例年より紅葉の進み具合が遅かったこともあり、沿道には色付いた木々が姿を見せ、自然を満喫できる道中となった。

平城宮跡前を通過する奈良マラソンのランナーたち=12月8日、奈良市(秋山紀浩撮影)
8日午前9時にスタートし、平城宮跡前まで大宮通りを西に進む。アニメキャラクターや2025年大阪・関西万博マスコットのミャクミャクなど、ランナーや沿道で応援する人たちのコスプレが本格的で思わず笑ってしまう。
折り返して奈良公園付近へ。色鮮やかな紅葉が次々に眼前を通り過ぎていく。天理方面へ南下する山の辺の道周辺では、東にそびえる山々が紅葉で赤く染まり、美しい光景に心が和む。折り返し地点の奈良県天理市街地のイチョウ並木は特に圧巻で、「参加して良かった」と繰り返しつぶやいた。
課題は、前回惨敗した後半戦30キロ付近の上り坂。生駒市と大阪府東大阪市の境にあり、急勾配から関西随一の「酷道」と呼ばれる暗峠(くらがりとうげ)でトレーニングを積んだ成果があってか、なんとかクリア。沿道の大歓声にも支えられ、笑顔で完走することができた。
また今年は、微力ながら大会を支える側にもなりたいと思い、7日にランナー受付のボランティアに参加した。慣れない作業に最初は戸惑ったが、皆で大会を支える思いはさらに強くなり、来年もぜひ協力したいと思った。(秋山紀浩)
冬のボーナス、奈良県知事は300万円 職員は3万7千円アップ
公務員のボーナスに当たる期末・勤勉手当が奈良県内の各官公庁で支給された。県は10日、教員や警察官を含む県職員1万4301人(平均41・5歳)に対し総額120億8064万円を支給し、1人当たりの平均支給額は84万4741円だった。
支給割合は県人事委員会勧告に基づき、前年同期比で0・075カ月分アップし、1人当たりの平均支給額は3万7417円増えた。
知事への支給額は300万643円。知事以外の県特別職や県議は、副知事=241万1630円▽議長=234万3743円▽副議長=204万7436円▽一般議員=188万9567円-となっている。
奈良市も10日、教員や消防職員を含む職員2441人(平均42・8歳)に冬のボーナスを支給した。総額は前年同期比3・1%増の19億8056万円で、1人当たり平均支給額は3・3%増の81万1373円。市長は235万1712円、議長は175万3702円。
県内12市の市長で最も高額なのは、橿原市の亀田忠彦市長と生駒市の小紫雅史市長で246万8379円。最も低いのは、10月の御所市長選で無投票で初当選した山田秀士市長で57万6686円だった。
奈良県の企業、冬のボーナスは平均46万円 3年連続増加も「防衛的賃上げ」
奈良県内企業の冬のボーナスの支給額は従業員1人当たり46万167円で、前年冬実績と比べ2・5%増となり3年連続アップの見込みであることが南都経済研究所(奈良市)の調査で分かった。ただ、物価高に対する従業員の処遇改善によって人材確保を図るために、自社業績にかかわらず引き上げる「防衛的賃上げ」の傾向があるという。
10月中旬から11月中旬にかけ県内846社を対象にアンケート調査を実施。回答率は32・4%だった。
支給予定の企業は全体の79・6%に当たる218社で、前年冬から3・4ポイント上昇。業種別での平均支給予定額は製造業50万3275円、非製造業42万7582円。1人当たりの平均支給予定月数は0・01カ月増の1・50カ月だった。
「『楽しい』が強さを発揮する」作家・江上剛氏が奈良で講演 奈良県経済倶楽部
ビジネス小説の第一人者・江上剛さんの講演会が、奈良市内で開かれた。江上さんは「先の見えない世の中、『楽しい会社』が強さを発揮する」と話した。
県経済倶楽部(菊池攻会長)が17日、公開講演会として開催。第一勧業銀行(現みずほ銀行)在籍中に「非常銀行」で小説家デビューを果たし、現在はコメンテーターなどとしても活躍する江上さんを講師に招いた。
「不透明な時代を生きる経営者に必要な覚悟」と題して講演した江上さんは、多くの企業を取材してきた経験を踏まえて実例を挙げながら「混迷の時代を生きるキーワードは『楽しい』だ」と指摘。「新しい時代に向かっていくには夢や遊び心、こだわりが必要。楽しい会社には人が集まり、業績も上向く。経営者は楽天的であるべきで、暗い顔をしていてはいけない」などと強調した。
「紙撚」重ね合わせて水を表現 石田智子さんが奈良・川上村で個展
無数の「紙撚(こより)」を使って独自の世界を表現する現代美術作家、石田智子さんの作品展「水潺潺(みずせんせん)」が、奈良県川上村の「匠の聚」ギャラリーで開かれている。10月6日まで、入場無料。
石田さんは大阪出身で染色作家などとして活動し、芥川賞作家・玄侑宗久さんとの結婚を機に福島県三春町に居住。禅寺での生活で包装紙を活用した紙撚作りを始め、幾層にも重ね合わせるなど紙撚を芸術作品へと昇華させていった。現在では紙撚の織りなす「石田ワールド」が国内外で高評価を得ている。
今回の展示テーマは、禅の言葉「雲悠々水潺々」から。「飲水思源」を経営指針とする奈良トヨタグループと「水源地の村づくり」を進める川上村などの共催で石田さんを招き、「水」から着想を得た大作2点が会場内に展開されている。
「のどかで美しいだけではない水や雲を表現した」と石田さん。主催者は「各展示会場の特性に応じて制作されるため、今ここにしかない石田さんの作品世界を楽しんでもらえる」とPRしている。問い合わせは同ギャラリー(0746・53・2381)。
歩行リハビリ用「着るロボット」量産へ 病院の実証実験で効果確認 奈良・イノマー
「着るロボット」の開発を手掛ける奈良市のメーカー「INOMER(イノマー)」が、歩行のリハビリを支援するロボットの製品化を進めている。リハビリに携わる理学療法士が持つ技術の再現性の高さや、装着のしやすさなどが特徴。医療機関での実証試験で、理学療法士側にも患者側にも大きなメリットがあることを確認した。来年春までに改良を終え、秋頃には量産態勢に入りたいとしている。
同社は、運搬作業の軽減などに活用されるアシストスーツなどの技術を基に、「力」だけでなく「技」のアシストにも着目した着るロボット(ウエアラブルロボット)による身体能力の補完を目指して創業。第1弾プロジェクトとして、脳卒中や骨折などで片足が不自由になった患者のリハビリを支援するロボットの開発に取り組んでいる。
通常のリハビリでは、理学療法士が患者の体を支えながら、患者の足の動きに応じて尻を押し出したりする。開発中のロボットは、患者の腰や太もも、尻にベルトやパッドを装着させ、モーターでワイヤを伸縮して体の動きを支援。理学療法士が持つ高いスキルを、ボタン操作だけで再現することができる。
京都大原記念病院(京都市左京区)で6~7月、脳卒中で体の片側の筋力が低下した患者2人を対象に、このロボットの実証試験を実施。体幹機能の向上や歩行速度の改善など多くの効果が確認された。
同社は、今後も県内外の医療機関で試験を重ねながら軽量化などの改良を来年4月頃までに終え、月頃から量産を始める。桂典史代表は「このロボットの活用が、理学療法士の負担軽減、患者の基本動作の向上につながることが実証された。力と技のアシストで誰もが望むパフォーマンスを発揮できる社会を実現させたい」と話している。
中秋の名月に「采女祭」 奈良・猿沢池周辺で
「中秋の名月」に当たる17日、奈良市の猿沢池周辺で、奈良時代に池に身を投じたと伝わる采女(女官)の霊を慰める「采女祭」が行われた。
猿沢池には采女が仕えた帝の寵愛が衰えたことを嘆き、入水したという伝承があり、池のそばに春日大社・末社の采女神社が後ろ向きに鎮座している。例年、神事の後には秋の草花で飾った約2㍍の花扇を載せた管絃船が池を巡る。
この日、神事前にはJR奈良駅から采女神社まで華やかな花扇を運ぶ約200人の行列が街中をゆっくりと進み、神社に奉納。訪れた市民や観光客らが見入っていた。
トラック、フィールドで中学アスリート躍動 橿原公苑陸上競技場で奈良県中学校学年別対抗
第72回県中学校学年別対抗陸上競技大会(県中学校体育連盟主催、産経新聞社後援)が7、8の両日、橿原市の橿原公苑陸上競技場で開催された。県内校から出場した約1200人の選手たちがトラックとフィールドで力と技をぶつけ合い、積み重ねてきた練習の成果を競った。
学年別に各種目が行われる同大会は、3年生にとっては引退試合、1~2年生には新人戦の位置づけとなる。各種目1~8位の成績を得点化して競う学年別の総合成績優勝校は、1年が奈良市立都祁中、2年が同市立二名中、3年が橿原市立畝傍中だった。
各種目の1位は次の通り(敬称略)。
◇男子◇
【1年】100㍍=井筒瞭太(八木)▷200㍍=下井幹大(式下)▷800㍍=中村颯(田原本北)▷1500㍍=竹村悠雅(三郷)▷100㍍障害=高井晴仁(香芝東)▷400㍍リレー=東大寺学園(山下・可児・瀬川・今井)▷走り高跳び=小川慎太郎(香芝東)▷走り幅跳び=藤林良成(式下)▷砲丸投げ=岡崎柑汰(畝傍)▷円盤投げ=今村斡志(王寺北)
【2年】100㍍=小杉隆介(香芝西)▷200㍍=芳倉嘉峻(里風)▷800㍍=紙屋恒彦(郡山)▷1500㍍=和田奨真(二名)▷110㍍障害=岡田海橙(王寺南)▷400㍍リレー=片塩(白坂・多田・植野・柳沢)▷走り高跳び=ドゥースティ史也(里風)▷走り幅跳び=西川陽仁(東大寺学園)▷砲丸投げ=浜田篤朗(橿原)▷円盤投げ=武久瑛仁(二名)
【3年】100㍍=西前英泰(片塩)▷200㍍=浜口彪峨(香芝西)▷1500㍍=大内陽翔(郡山)▷3000㍍=沢田倫太朗(伏見)▷110㍍障害=南地空(光陽)▷走り高跳び=川田継人(八木)▷走り幅跳び=河内大輝(郡山南)▷砲丸投げ=津田航海(大淀)▷円盤投げ=上田竜駕(光陽)
◇女子◇
【1年】100㍍=中岡莉里愛(片塩)▷200㍍=佐々木梨衣子(上牧)▷800㍍=飯干裕菜(広陵)▷1500㍍=椿本実央(下市陸上ク)▷100㍍障害=坂口愛唯徠(斑鳩)▷400㍍リレー=都祁(漆間・福岡・勝部・川崎)▷走り高跳び=大塚結々(都祁)▷走り幅跳び=森山楓加(郡山南)▷砲丸投げ=喜多由乃(畝傍)▷円盤投げ=足立薫(榛原)
【2年】100㍍=積友希(斑鳩南)▷200㍍=大迫梨生(香芝)▷800㍍=大友香波(郡山)▷1500㍍=福山ひら(NARAーXjr.)▷100㍍障害=林真央(河合第二)▷400㍍リレー=二名(稲田・前田・鶴長・仁賀)▷走り高跳び=武原梨恵(上)▷走り幅跳び=鶴長桃花(二名)▷砲丸投げ=垣内優花(光陽)▷円盤投げ=橋本凛(王寺北)
【3年】100㍍=服部結(王寺南)▷200㍍=高橋侑那(富雄南)▷800㍍=高田侑奈(一条高付)▷1500㍍=井川真央(聖心学園)▷100㍍障害=大友絢(鴻ノ池SC)▷走り高跳び=西本名甫(田原本北)▷走り幅跳び=勝部紗来(都祁)▷砲丸投げ=森本るな(福住)▷円盤投げ=石西沙有(上牧)

「新素材のトップランナー目指す」 大和高田の牧村プラスチック工業が和歌山に新工場
奈良県大和高田市のプラスチック部品メーカー「牧村プラスチック工業」が和歌山県岩出市に新工場を建設し、本格稼働を始めた。製造しているのは100%天然由来の生分解性プラスチック素材で、これを原料にした商品開発や他メーカーへの素材供給を進めていく考え。同社は「地球の環境保全に貢献できる新素材製造のトップランナーを目指す」としている。
主に生物資源が原料の生分解性プラスチックは、最終的に二酸化炭素と水に分解され、自然界で循環可能な素材。従来のプラスチックと異なり、焼却しても二酸化炭素排出量の増減に影響せず、有害物質も発生しない。
同社が和歌山工場で製造を始めたのは、日本ぺパロン社が特許を持つ生分解性プラ素材「ぺパレット」。トウモロコシから作られるポリ乳酸と古紙、天然由来の添加剤を原料とし、強度や耐熱性などで従来のプラスチックより優れた性質を備える。独自の製造プラントで大量生産を可能にし、工夫を重ねて工程の短縮やコストの削減に成功した。
同工場は環境省の補助事業を活用し、約億円を投資して京奈和自動車道・岩出根来インターチェンジ付近に整備。昨年月に操業を開始した。年間1500㌧の製造能力を持ち、今後はラインを増設して年3千㌧に引き上げる計画だ。
同社は現在、大和高田市内の工場でプラスチック素材の車載部品や家電部品などを製造している。さらに、和歌山工場でぺパレットの製造を始めたため、新素材活用の第1弾として高級ハンガーを商品化。これに続く商品開発も進め、将来は自社製部品を全量、生分解性プラ素材に置き換えたい考えだ。
「従来のプラスチックに対する規制は今後ますます強まる。環境負荷の小さな新しいプラスチックの可能性を国内外に発信し、資源循環型社会の構築に貢献する」と牧村恵史社長。「課題の一つは、従来素材の3倍程度高い価格。他メーカーへの供給に力を入れ、普及を図って安価な素材にしたい」と話している。
「ノボテル奈良」開業 日帰り型観光からの脱却やMICEの受け皿目指す
世界各地にホテルをチェーン展開する仏アコーが運営するシティーホテル「ノボテル奈良」が4日、奈良市にオープンした。日帰り型観光からの脱却の一翼を担うとともに、国際会議や展示会といった「MICE」の受け皿を目指す。
奈良県内最大の会議場機能を持つ県コンベンションセンターに近いアミューズメント施設跡地に、鉄筋9階建て(延べ1万3500平方㍍)の施設を建設。宿泊型観光への転換を目指す県も宿泊施設立地促進事業の補助金を交付し、オープンに協力した。
客室は計264室あり、宴会場や会議室、ワークラウンジ、大浴場などを整備したほかバーやレストランもあり、眺望の良い8階にはルーフトップテラスを備えた。装飾や飲食のメニューに「奈良らしさ」をふんだんに取り込む工夫も凝らす。
アコーは110カ国に5700以上のホテルを運営。日本では軒目で、ノボテルブランドの出店は2軒目となる。「大阪や京都との利便性がよく、ここを関西周遊の拠点としてほしい」と戒田真総支配人。MICE事業の需要増を目指す県コンベンションセンターの受け皿としての利用も期待している。



































