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色鮮やかさをり織り 広陵町で作品展


 障害者支援などを行うNPO法人「つくし野会」(広陵町寺戸)は、メンバーによる「さをり織り」の作品を集めた展覧会「もりの実作品展」を広陵町立図書館で開催している。
 同会のメンバー約20人が織った色鮮やかな反物を使い、ボランティアスタッフたちが仕立てたバッグや小物など約200点が並ぶ。実際に使われている織り機なども展示している。
 反物は1反あたり約1カ月かかったといい、上田和美理事長は「幾何学模様の美しさや繊細な色合いを感じてもらえたら」と話している。
 8月2日まで(7月31日は休館)。午前9時半~午後5時(最終日は午後1時まで)。問い合わせは、つくし野会(0745・56・2580)。

「こども金魚塾」で飼い方講義 大和郡山

金魚の飼い方について説明する吉田恵史郎さん=大和郡山市


 大和郡山市は、子供たちに特産の金魚について知ってもらおうと「なつやすみ こおりやま こども金魚塾」を開催した。子供たちはそれぞれ金魚と水槽が贈られ、飼育方法などを学んだ。
 市内の小学生がいる40世帯が参加。観賞魚飼育管理士の資格を持つペット用品メーカー社員の吉田恵史郎さん(42)が、水槽の水の換え方やえさの与え方などについて講義。市立郡山南小3年の森本あかりさん(8)は「家では金魚2匹を飼っているけど、自分で金魚を育てるのは初めて。毎日観察して夏休みの宿題にしたい」と話した。
 飼い方で困ったときは、金魚についてさまざまな知識を持つ市の「金魚マイスター」が相談にのる。子供たちは今後、金魚の観察日記などを市に提出。市は今冬に市庁舎交流棟の金魚文庫で展示し、ホームページにも掲載する予定。

ひんやり「氷まつり」 天理・福住

氷室から氷を運び出す子供たち=天理市


 氷室に貯蔵していた氷を取り出す「福住氷まつり」が、天理市福住町で行われた。
 日本書紀にこの地域の住民が冬に氷を氷室に運び、夏に取り出して朝廷に献上したとする記述がある。これをまちおこしに生かそうと、地元有志の市民団体が平成10年に氷室を復元。毎年7月に氷まつりを行っている。
 住民らは2月に3㌧の氷を氷室に運び入れており、残っていた氷は約200㌔。地域の子供たちが氷を運び出し、荷車に乗せて旧福住中学校まで約1・2㌔を練り歩いた。氷は8月19日には、奈良市で開催される平城京天平祭に運ばれるという。
 参加した小学4年の中村天飛さん(9)は「重かったけど友達4人で運び出した。楽しかった」と話していた。

J3奈良クラブ、夏限定のユニホーム

「奈良クラブ」の夏期限定ユニホーム(©NARA CLUB)


 サッカーJ3「奈良クラブ」は、夏期限定のユニホームを発表した。8月にロートフィールド奈良(奈良市)で開催するホームゲーム3試合で選手が着用するほか、会場で限定販売する。
 奈良クラブの委託でスポーツウエアメーカー「アクラム」(広陵町)が製造。コンセプトは「NARAの夏祭り」で、緑や青の生地に縁起物のハスの花や瑞雲、シカのほか、祭り気分を表現した花火や金魚などの図柄をあしらっている。
 奈良市内では8月、夜間の奈良公園を彩る「なら燈花会」(5~14日)や、春日大社のお盆の伝統行事「中元万燈籠」(14、15日)、高円山の大文字送り火(15日)などがあり、奈良クラブの担当者は「さまざまな夏のイベントをユニホームでアピールしたい」と話している。
 ユニホームは、8月6日の対ギラヴァンツ北九州戦▽同13日の対カマタマーレ讃岐戦▽同26日の対AC長野パルセイロ戦、の3試合開催時に会場のロートフィールド奈良で、各日100着を限定販売する予定。
 1着6600円(税込み)。詳細は「奈良クラブ」のホームページ。

飛鳥坐神社、参集殿建て替えで寄付募る

参集殿の完成予想図


 飛鳥坐(あすかにいます)神社(明日香村)は、祭礼の控え所などとして使用してきた参集殿の老朽化に伴い、建て替えのための寄付を呼びかけている。
 同神社は、五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する奇祭「おんだ祭」で知られ、古くから飛鳥の地に鎮座する「式内社」として崇敬を集めている。ただ、氏子を持たないため境内の維持管理が長年の課題となってきた。江戸時代の安永年間に建てられた参集殿は建物が傾くなど老朽化が進み、解体・建て替えにあたって広く寄付を募ることにした。
 神社には、江戸時代に鋳造された「大神鏡」(直径122㌢、重さ260㌔)が宝物として残されている。飛鳥弘文宮司は「新しい参集殿が完成したら、鏡を安置して訪れる方々にごらんいただけるようにしたい」と話している。
 参集殿の解体や新築工事、境内整備を含め総事業費は1億5000万円。寄付額に応じて、境内の石灯籠や玉垣に寄付者の名前を刻印する。寄付の詳しい問い合わせは、同神社(0744・54・2071)。

日本酒造りを体験 梅乃宿酒造が小学生向けイベント

米麹がかかった酒米をかき混ぜる児童ら=葛城市


 智弁学園奈良カレッジ小学部(香芝市)の5年生24人が梅乃宿酒造(葛城市)で、蔵人の仕事を体験した。同酒造は22日~8月20日に子供たち向けのイベント「KIDS蔵人体験」を開催する。
 同小の児童は酒蔵に入って麹にさわったり、タンクに酒に見立てた水を入れて攪拌する「櫂入れ」を体験したりした。橿原市の高見遥月さん(10)は「実際の櫂入れは、米が入って重く1時間以上もタンクの中を混ぜると聞いて驚いた。麹は甘くておいしかった」と笑顔で話した。
 その後、児童たちは蔵人らに「仕事の苦労はありますか」「仕事の楽しみややりがいを感じるときはいつですか」などと質問。蔵人の1人は「酒造りは毎年米の状態が違うので、毎年1年生の気持ちでやっている。おいしい酒を造ることが喜び」と話していた。
 梅乃宿酒造の吉田佳代社長は「お酒を飲める人も飲めない人も、日本酒造りを楽しんでもらいたいと企画した。子供たちに興味を持ってもらえたらうれしい」と話した。
 「KIDS蔵人体験」の対象は5~12歳。1回につき45分程度で定員16人。参加費2千円で、酒粕ジェラートが試食できるほか、終了後に蔵人体験修了証が贈呈される。詳細な日程などの問い合わせや申し込みは、梅乃宿酒造(0745・43・9755)。

紫菊芋の機能性、薬発祥の地から発信 「福角兄弟農園」代表、福角毅さん(50)


 国内最古の「薬猟(くすりがり)」の地として日本書紀に記載され、製薬会社の創設者が輩出した宇陀市で、4年前から血糖値や腸内環境の改善効果が指摘される紫菊芋の栽培を始めた。「地域の特産にまで押し上げ、薬発祥の地・宇陀から国内外に魅力を発信したい」と話す。
 宇陀の農家に生まれ育ったが、休みが少なく重労働である農業は嫌いだった。だが、大学卒業後に就職したファミリーレストランで効率化された業務に感動し、「この効率化を農業に導入すれば、十分ビジネスになるのでは」と考えるようになった。24歳で帰農し、4歳下の弟と農業を始めた。
 兵庫・川西市のベテラン農家に教えを請いながら、煩雑な梱包作業などを伴わない業務加工用のミズナやコマツナなどの葉物野菜の出荷を主に手がけた。
 紫菊芋を作り始めたのは、糖尿病を患っていた地域の高齢者の言葉がきっかけだ。「紫菊芋は健康にいいから、毎日食べたい」。調べてみると、食物繊維を多く含み、糖の吸収を抑えるなどの働きがあることが分かり、さっそく1㌶の農地でスタートした。
 栽培はそつなくできたが、生活習慣病など持病がある人を除くと知られておらず、販路が見つからなかった。まずはおいしさを知ってもらうため、サラダや天ぷら、キムチなどの料理にして、直売イベントでアピールした。11月~翌年3月の収穫時期以外でも食べられるよう、昨年春には粉末状の商品を開発した。
 「『体調良くなったよ、ありがとう』と喜んでもらえるのが励み」と手応えを話す。紫菊芋は高付加価値の農産物のため、栽培で生計が立つことを示せれば、農業を志す人が増えて休耕田の解消にもつながると考えている。「今後はさらに栽培面積を増やし、ゆくゆくは遊休農地解消の救世主にしていきたい」

藤原宮跡のハス見頃

見頃を迎えた藤原宮跡のハス=橿原市


 国の特別史跡「藤原宮跡」(橿原市)の池で、ハスの花が見頃を迎えた。白やピンクに色づく花をカメラにおさめようと、早朝から観光客や地元の人々が訪れている。見頃は来月上旬まで。
 「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録の機運を盛り上げようと、市が地元住民の協力を得て平成18年に宮跡東側にハス池(約3千平方㍍)を整備。大賀ハスや唐招提寺ハスなど11種類のハスを見ることができる。
 市は開花状況をホームページで発信している。問い合わせは、市世界遺産登録推進課(0744・21・1114)。

橿原「さらら姫」に光畑さん、奥本さん、本多さん

橿原市観光親善大使「さらら姫」に選ばれた(左から)光畑さん、奥本さん、本多さん=同市役所


 橿原市観光親善大使「さらら姫」に選ばれた3人が、亀田忠彦市長を表敬訪問した。来年6月末まで、市の観光イベントや姉妹都市・宮崎市との交流事業などに参加し、橿原の魅力をアピールする。
 今回で14代目となる3人は、立命館大3年の光畑瑠夏さん(22)▽同志社女子大4年の奥本嵯由美さん(22)▽会社員の本多里穂さん(23)。今年は13人の応募があり、5月に書類審査や面接などを経て選ばれた。
 ドバイ万博日本館でアテンダント業務を経験したという光畑さんは「海外での経験を生かして橿原の魅力を世界に発信したい」、トロンボーンが得意という奥本さんは「お世話になった地元の人々に活動を通じて恩返ししたい」、写真が趣味という本多さんは「藤原宮跡の花の様子やおいしいお店の情報などをSNSを通じて紹介したい」―とそれぞれ抱負を語った。亀田市長は「さらら姫としてやり残したことはないというぐらい頑張ってもらいたい」と激励した。
 さらら姫の応募条件は、従来「未婚の女性」となっていたが、昨年から県内に居住、通勤、通学している18歳以上(高校生を除く)であれば性別や未婚・既婚を問わず応募できるように変更している。昨年は数人の男性から応募があったが、今年は男性の応募はなかったという。

思い出の音色、新たな舞台で 旧神功小からイオンモール高の原へ「ストリートピアノ」

旧奈良市立神功小からイオンモール高の原に寄贈され、来店客らを楽しませているピアノ


 昨春に閉校した旧奈良市立神功小学校で長年使われたグランドピアノが、同市と京都府木津川市にまたがる大型商業施設「イオンモール高の原」で、だれでも弾けるストリートピアノとして活用されている。同校の卒業生が懐かしそうに奏でる姿もみられ、新たなステージで親しまれている。
 神功小は、昭和55年に平城ニュータウン内で開校。ピアノは体育館の舞台に置かれ、入学・卒業式など主要行事で使われてきた。しかし同小は、児童数の減少を受け昨年春、近隣の小中学校とともに小中一貫の同ならやま小中学校に再編された。
 使われなくなったピアノを見いだしたのは、地元在住のピアニスト、作間泉さん(59)。昨年10月、地域主催の文化祭で旧神功小を訪れ、鍵盤に触れたところ「予想以上に艶のある音色が響いて驚いた」という。
 作間さんは「まだ現役で十分に使える。処分するには惜しい」と、愛好家が自由に弾けるストリートピアノとして活用することを奈良市に提案。仲川げん市長が、イオンモール高の原の植田卓也店長に寄贈を打診して実現した。
 ピアノは製造から40年以上が経過していたため、再塗装し調律。同店で6月30日に譲渡式を行った。式典で作間さんが「古いピアノに新しい生命が吹き込まれた」とあいさつし演奏すると、来店客が集まり拍手が湧き起こった。
 現在は2階通路に設置しており、「旧神功小の卒業生など多くの人が演奏を楽しんでいます」と植田店長。モール内の美術教室で講師を務める大阪市東住吉区の山上祐加さん(33)も演奏し、「ホールでリサイタルをしているようで楽しかった」と話した。
 奈良市教委によると、旧神功小の卒業生は2766人。ならやま小中学校PTAの藤田実紀会長は「ゆかりの品を残したいという多くの卒業生、保護者の希望がかなった。地域で末永く大切にしたい」と話した。

乗り合い交通AIで調整 天理市で10月から実証実験

 天理市と奈良トヨタグループは10月から、人工知能(AI)を使って運行を調整する乗り合い公共交通サービスの実証実験に取り組む。主に、鉄道やバスなどの既存の交通網が十分に行き届いていない地域での利用を見込んでいる。11月までの2カ月で問題点を洗い出し、来年4月から本格導入したい考えだ。
 同市の鉄道が通らない地域ではコミュニティーバスなどを活用している。ただ、1日4便程度と限られており「必要なときに乗れない」といった声があがっていた。
 実証実験では10人乗りバンを4台用意。トヨタグループの自動車部品メーカーのアイシンが開発したシステム「チョイソコ」を活用する。利用者が電話やネットで予約すると、AIが利用者の最適な組み合わせと経路を設定し、送迎する。
 愛知県豊明市、長崎県五島市など約50の自治体で導入されているという。奈良県内では初の試みとなる。
 天理市と奈良トヨタグループは「移動支援による地域活性化に関する連携協定」を締結。実験の検証には奈良近鉄タクシー、学識経験者なども加わる。
 奈良トヨタグループの菊池攻社長は「高齢化が進む中、免許返納後の高齢者の交通支援は急務。新たなサービスで地域社会に貢献したい」と話した。

南山城の仏像、一堂に 奈良博で特別展

浄瑠璃寺の国宝・阿弥陀如来坐像のうちの2体=奈良市の奈良国立博物館


 浄瑠璃寺(京都府木津川市)の国宝・阿弥陀如来坐像の修理完了を記念する特別展が、奈良国立博物館(奈良市)で開催されている。同像9体のうち2体を修理後初公開。南山城(京都府最南部)の仏像を一堂に集めている。9月3日まで。
 浄瑠璃寺の阿弥陀如来坐像は「九体阿弥陀」として知られる本堂に並ぶ9体の仏像で、平安時代後期の浄土信仰の広がりを伝える。平成年度から始まった約110年ぶりの修理が今年3月に完了し、特別展では令和4年度に修理した2体を公開している。
 このほか、禅定寺(宇治田原町)の十一面観音立像(重文、平安時代)や朱智神社(京田辺市)の牛頭天王立像(京都府文化財、平安時代)など南山城に点在する寺社の仏像、神像など約140件をまとめて展示。
 奈良国立博物館の谷口耕生企画室長は「南山城には貴重な仏像が多く伝わっている。今回、知られていないものを含め一堂に並べることができた」と話している。
 月曜は休館。ただし7月17日は開館し、同18日は休み。観覧料金は一般1800円など。問い合わせはハローダイヤル(050・5542・8600)。

そうめんの日 園児ら舌鼓

給食でそうめんを食べる子供たち=桜井市


 「そうめん発祥の地」とされる桜井市で7日、4つの市立保育所でメニューにそうめんを取り入れた給食が出され、子供たちが舌鼓を打った。
 全国乾麺協同組合連合会は7月7日を「そうめんの日」としており、この日に合わせて県三輪素麺工業協同組合(同市)がそうめんを無償提供した。
 市立第1保育所の給食の時間には、ちらし寿司、スイカとともにそうめんが登場。同保育所の辻本さくらさん(6)は「家でもそうめんを食べるけど、みんなで食べられておいしかった」と話し、おかわりしていた。

手話で観光案内 大和郡山市でガイド養成講座

手話通訳士を介して大和郡山の歴史を学ぶ受講生ら=大和郡山市


 大和郡山市観光協会は、聴覚障害者を対象にしたボランティアガイド養成講座を市民交流館「きんぎょの駅」で始めた。昨春以降、手話を必要とする観光客が延べ200人以上市を訪れたことを受け、手話に対応できるガイドを増やす。
 講座は7月19日まで全4回で、聴覚障害者7人が座学や郡山城跡などを訪れる現地研修を受講する。
 初回の6月28日には、同協会の学芸員が戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で郡山城主の筒井順慶の人物像や郡山城の歴史、成り立ちなどを講義。市社会福祉協議会から派遣された手話通訳士が受講生に同時通訳した。
 受講生の1人、市聴覚障がい者協会の吉岡陽子会長は「聴覚障害者は観光しても健常者の半分ほどしか情報が得られない。郡山の歴史を学び、わが町のことを深く知ってもらえるよう頑張りたい」と話している。

ハスの葉で遊ぼう、幼稚園児が課外活動 筒井レンコン農園

ハスの葉を使って水遊びを楽しむ園児たち=大和郡山市


 子供たちに特産の大和野菜「筒井レンコン」について知ってもらおうと、大和郡山市立筒井幼稚園が5日、市内の「塚本レンコン農園」を訪問する課外活動を行った。
 筒井レンコンは粘りが少なく、甘みが強いのが特徴。この日は農園主の塚本勇さん(81)が、ハスを使った遊び方を子供たちに伝授した。子供たちは畑で採ったばかりのハスの葉を傘のように使ったり、茎にホースをつないで水遊びをしたりして楽しんだ。
 大村梨陽さん(5)は「葉っぱの茎からねばねばしたものが出てきたり、茎にホースをつなぐと葉っぱから水が出てきたりしたのが楽しかった」と笑顔で話していた。

奈良ホテルに七夕飾り

奈良ホテルのフロントロビーに設置されている七夕飾り=奈良市


 奈良ホテル(奈良市)は、障害者の芸術活動をサポートするボランティアグループ「たんぽぽの家」(同)と連携し、オリジナルうちわを配布したり、七夕飾りを設置したりしている。
 うちわと七夕飾りの短冊には、たんぽぽの家所属の山野将志さん(46)が手がけた「しかうきみどうの絵」をデザイン。奈良公園内の浮見堂とシカが鮮やかに描かれている。
 友人と訪れた大阪府寝屋川市のソムリエ、高山千津子さん(70)は「彩りも豊かで元気をもらえる素敵な絵ですね。短冊には小学生の孫たちが健やかに育つようにと願いました」と話す。
 七夕飾りは7日までで、うちわは8日までにチェックインした宿泊者に配られる。山野さんの原画はフロントロビーや本館ショーケースで8日午後4時まで展示している。

豊作祈る御田植祭 大神神社

秋の豊作を祈り神饌田で行われた大神神社の御田植祭=桜井市


 桜井市の大神神社で、秋の豊作を祈る神事「御田植祭」が境内にある神饌田で行われた。
 同神社では、県内の農家などでつくる崇敬団体「豊年講」の協力を得て平成2年に神饌田(約200平方㍍)を整備し、毎年、同祭を行っている。神職が豊作を祈る祝詞を奏上した後、菅笠姿の田作男、早乙女ら11人が一列に並び、太鼓の合図に合わせてヒノヒカリの苗を植えていった。
 順調に育つと約80㌔のコメの収穫が見込まれるといい、豊年講講元の吉岡秀義さんは「病気や虫の被害がないよう奉仕したい」と話した。
 稲刈りを行う抜穂祭は10月20日に行われる。

病児保育備えた認定こども園 天理にオープン

テーブルとベッドが設置されている病児保育室


 天理市富堂町の複合施設「天理メディカルイースト」に、病児保育を備えた幼保連携型の「天理こだま認定こども園」がオープンした。
 社会福祉法人希望の会(奈良市)が運営。同施設3階に一般(定員31人)のほか、病児(同1人)と病後児(同3人)のための保育室もあり、看護師と保育士が1人ずつ常駐する。砂遊びや水遊び、家庭菜園などが楽しめる屋上園庭も含めた延床面積は約1100平方㍍。
 3階には今月1日にサービス付き高齢者向け住宅もオープンしており、今後は多目的ホールなどで園児たちと入居する高齢者が交流を図る予定だ。
 同市にはこれまで病児・病後児保育の施設はなく、隣接する田原本町の施設に受け入れを委託していた。だが、市中心部から距離があり、利用が少なかったという。並河健市長は「医療ケアが行える施設の重要度は高く、働く子育て世帯の支援という観点ではとても喜ばしい。また、高齢者が子供たちと触れ合うことで心の癒しにもなるのでは」と期待を込めた。

なら歴史芸術文化村 来館者50万人達成

花束などを受け取る阪中昇さんと友子さん夫妻=天理市


天理市杣之内町の道の駅「なら歴史芸術文化村」の交流にぎわい棟の来館者数が50万人を突破し29日、記念セレモニーが行われた。
 同施設は令和4年3月に開館。地域の歴史や文化、食の魅力を紹介する4棟で構成している。このうち交流にぎわい棟では、地元の農産物や工芸品などを販売している。
 この日、来館した和歌山県紀の川市の阪中昇さん(68)と友子さん(64)夫妻に吉野杉で作られたプレートや市の特産品のイチゴを使った菓子の詰め合わせなどが贈られた。
 今回で4度目の来訪という阪中さん夫妻は、「天理は町もきれいで古墳や神社など見所がたくさんある。文化村を通して奈良を身近に感じるようになりました」と笑顔を見せた。
 同文化村総括責任者の福原稔浩さんは「これからも魅力あふれる伝統文化や食の魅力発信に努めていきたい」と話した。

1本の茎から2つの花「双頭蓮」咲く 奈良・喜光寺

2つの花を咲かせた珍しい双頭蓮=奈良市


 奈良時代の僧、行基ゆかりでハスの寺としても知られる喜光寺(奈良市)で、1本の茎に2つの花が付く「双頭蓮」が4年ぶりに開花した。28日夕方の雨でほぼ散ってしまったが、同寺では他のハスも咲き始めており、清楚な花が夏の訪れを告げている。
 双頭蓮は品種ではなく珍しい変形の花で、日本書紀にも開花したことが記されており、めでたいことの前兆とされる。喜光寺で咲くのは令和元年以来。26日に開花し、さらに同じ鉢から別の双頭蓮のつぼみも。小林澤應副住職は「各地で起きている戦争が終わる前兆でもあってほしい」と願う。
 同寺には約80種、約250鉢のハスがあり、順に白やピンクの花を咲かせている。問い合わせは同寺(0742・45・4630)。拝観料は大人500円。

写経勧進55年 薬師寺で記念式典

薬師寺大講堂上層に写経を納める僧侶ら=奈良市


 薬師寺(奈良市)は27日、写経の納経料を伽藍復興の資金にあてる「写経勧進」が55年を迎えたことを記念し「お写経納経式」を行い、写経を納める様子を初めて公開した。
 写経勧進は昭和43年6月27日に始まった。当時の管主、高田好胤師が「精神性を伴った伽藍復興を」と呼びかけた。51年に金堂の再建を実現し、その後、西塔や中門などを復興した。これまでの写経は800万巻超に及び、金堂や西塔、玄奘三蔵院、大講堂に納めている。
 この日は、僧侶による読経などの後、祭壇に祭られた般若心経5万5000巻の一部が吊り上げられ、大講堂上層に納められた。加藤朝胤管主は「寺が再建できたのは写経された方々のおかげ。写経の一巻一巻に思いや願いが込められている」と話した。

小鹿公開、来場1万人突破

記念品を受け取る松本奈実さん(左から2人目)=奈良市


 奈良市の春日大社境内にあるシカの保護施設「鹿苑」で、今月1日から始まった「子鹿公開」の来場者数が1万人を突破し、記念セレモニーが開かれた。
 一般財団法人「奈良の鹿愛護会」(奈良市春日野町)が、1万人目の来場者となった大阪市の松本奈実さん(37)にエコバッグやステッカーなどの記念品を贈呈。松本さんは「昨年の子鹿公開が楽しかったので今年も来た。まさか自分が1万人目だとは思わず、とても嬉しい」と笑顔で話した。
 子鹿公開は今月末まで。同会は新型コロナウイルス対策で来場者数を制限していた昨年よりも約2千人多い約1万5千人の来場を見込んでいる。担当者は「6月中旬以降は子ジカがたくさん生まれているので、より楽しんでもらえると思う。是非足を運んでほしい」と話している。

こども園で茶道の出前授業 先生は山辺高生

緋毛氈に正座して茶道を体験する園児たち=奈良市


 子供たちに日本の伝統文化に触れてもらおうと、県立山辺高(奈良市)の生徒たちが奈良市立都祁こども園を訪れ、茶道の出前授業を開いた。
 茶道部の生徒らが、同園の多目的ルームに畳や緋毛氈を敷いて即席のお茶室を作り、年長クラスの園児たちの前でお点前を披露。園児らは緋毛氈の上に正座し、お辞儀の仕方などの作法を学んだ。お茶を飲んだ園児たちは口々に、「おいしい」「苦くない」などと感想を言い合った。
 同校茶道部部長で3年の種永美由希さんは「出前授業は初めてなので緊張したが、子供たちにお茶を楽しんでもらえたことがうれしい」と話した。

山添の自然を菓子に もち米・紅茶・麩で新商品

新商品を紹介する千葉知可子さん=天理市


 山添村の魅力をアピールしようと、天理市福知堂町の千葉製麩商店が、村産の紅茶やもち米などを使って麩まんじゅうとラスクを作った。同店や県内の道の駅などで販売しており、「爽やかな香りと優しい甘味を楽しんでほしい」という。
 村内の耕作放棄地を活用してもち米を作る村の青年団OBたちが「新しい村の特産品を作ってほしい」と持ちかけたことがきっかけ。かつて村の特産品だった紅茶の復活に取り組むボランティアグループ「かすががーでん」から紅茶と抹茶も受けて商品開発。
 もち米の粉に紅茶や抹茶のパウダーを混ぜた生麩で紅茶味と抹茶味のあんを包んで麩まんじゅうに、小麦粉に紅茶や抹茶のパウダーなどを混ぜて焼き、ラスクに仕上げた。
 千葉製麩商店の千葉知可子さん(64)さんは「和紅茶の味わいを最大限に生かすように作ったので、甘い香りとほろ苦さも感じられるはず」。村の青年団OBの下浦隆裕さん(56)も「一口食べれば村が誇る自然を感じられる」と話している。
 いずれも紅茶味と抹茶味があり、ラスクは1袋(20㌘入り)250円、麩まんじゅうは1個300円(いずれも税込み)。問い合わせは同店(0743・66・2277)。

楽しくなる本屋「ほんの入り口」 奈良市にオープン

厳選した書籍がならぶ「ほんの入り口」=奈良市


 奈良市の船橋通り商店街に小さな書店「ほんの入り口」がオープンした。取り扱うのは店主自らが厳選したこだわりの本ばかり。全国的に書店の閉店が相次ぐ中、「本を読むこと、本屋に行くことが楽しくなるような店にしたい」との思いを込めているという。
 エッセー集や詩集、さまざまな分野の入門書など書籍が並ぶ店内。イラストレーターがデザインしたブックカバーの人気投票のコーナーや、読書会などを開くスペースもある。店主の服部健太郎さんは「普段書店に行かない人でも気軽に入ってこれるように」と話す。
 服部さんは大阪などの書店に約15年勤めた後、「自分が客として楽しめるような本屋を作りたい」と地元の空き店舗を使って5月日に開店させた。
 人口減少が進む一方で電子書籍の人気が高まる中、紙の書籍の売れ行きは低迷。全国的に書店の閉店が相次ぐ。それでも服部さんは、「本屋は好奇心を高め意欲を引き出すようなものがいっぱい詰まっている。だからこそ、将来の街にも本屋に行く生活が残ってほしい」と願っている。
 営業時間は午前11時~午後6時。不定休。問い合わせはほんの入り口(0742・42・8356)。

五穀豊穣願い「虫送り」 天理市山田町

虫送りの松明を手にあぜ道を歩く住民ら=天理市山田町


 五穀豊穣を願う行事「虫送り」が天理市山田町で行われた。住民らが松明を手に田んぼのあぜ道を練り歩き、幻想的な雰囲気を醸し出した。
 稲につく害虫を追い払い供養する行事。同町では毎年6月16日に、上山田・中山田・下山田の3地区に分かれて実施している。約30人が参加した上山田地区では、手作りの竹の松明を手に約1㌔の区間を練り歩いた後、松明を川に流した。
 新型コロナウイルスが感染拡大した令和3、4年は参加者を限定していたという。3年ぶりに参加した同市福住町の小学5年生、中島優菜さんは「水を張った田んぼに明かりが映るのがきれい。参加できてとてもうれしい」と笑顔を見せた。

コロナ禍といじめ問題 本紙記事で授業、阪奈中央看護専門学校

産経新聞の記事をもとに話し合う学生たち=生駒市


 阪奈中央看護専門学校(生駒市)は19日、新型コロナウイルス禍が教育にもたらした影響を報じた産経新聞の記事を教材にした講義を開いた。1年生約40人が記事を参考にしながら、白熱した議論を交わした。
 同校非常勤講師の中田正浩さん(78)が、「看護師を目指す学生たちが将来患者と向き合う際の接し方のヒントになれば」と考案した。
 学生たちは令和4年10月28日付け朝刊掲載の「ネットいじめ最多、2万1900件 オンライン授業に影」などの記事を事前に読んだ上で出席。5班に分かれて「なぜコロナ禍でネットいじめが増えたのか」などのテーマで話し合った。
 大阪府東大阪市の天本眞琴さん(19)は「新聞はデータなどがたくさん掲載されていて考える上で参考になる」と話した。

三郷中校舎が公共建築特別賞

三郷町立三郷中学校


 三郷町立三郷中学校の校舎が、優れた公共建築物を表彰する「第18回公共建築賞」(公共建築協会主催)の地域特別賞を受賞した。
 旧校舎は増改築が繰り返され、安全面などで懸念があったため平成31年3月に建て替え。窓を大きく取り、校舎内に明るい光が差し込む。屋上にプールが設置され、災害時にはプールの水をマンホールトイレの排水として活用できる。
 森宏範町長が全国の施設を見学したり、在校生にアンケートをしたりして設計を提案したという。森町長は「生徒や先生、町、設計や施工会社などが一体となって作り上げたことが評価された。とてもうれしく思う」と話している。

「大和丸なす」ピザでコンテスト 畿央大チームが優秀賞

優秀賞に輝いた畿央大のメンバー=大和郡山市


 県内4大学の学生たちが大和郡山市特産の「大和丸なす」を使ったピザの出来映えを競うコンテストが、大和郡山市のイオン大和郡山店で開かれ、畿央大が優秀賞に輝いた。
 コンテストは大和丸なすをPRしようと同市が主催。食育ボランティアサークル「ヘルスチーム菜良」に参加する近畿大、帝塚山大、奈良女子大、畿央大のメンバーが参加した。
 学生らが店頭に立ち、来店客らにそれぞれが考案したピザを販売。市農業委員会のメンバーや同店関係者らが、見た目や独創性などを審査し、大和丸なすに生サーモンと醬油マヨネーズを合わせた「ゴロッと大和丸なす&サーモン彩りピッツァ」を開発した畿央大を優秀賞に選んだ。
 畿央大3年の松山栞子さんは、「生サーモンを使用することでえぐみが出ず、彩りも美しいものができた」。同大3年の見杉遼さんも「多くの人に手に取っていただき、おいしかったと言ってもらえたのがうれしかった」と喜んだ。
 畿央大のピザは、レシピ開発に協力した大和郡山市のイタリア料理店「サンプーペー」で、6月末まで提供している。

インドから奈良・霊山寺へ寄贈 菩提僊那の像


 奈良時代に仏教を伝えるため来日したインド僧、菩提僊那(ぼだいせんな)の像がインド政府からゆかりの霊山寺(りょうせんじ、奈良市)に寄贈され14日、除幕式が行われた。
 菩提僊那は平城京の大安寺(奈良市)に住み、東大寺(同市)の大仏開眼供養会で導師を務めた。霊山寺を訪れた際、寺のある登美山の形がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)に似ていることからこの寺の名を付けたとされる。
 像は幅93㌢、奥行き64㌢、高さ93㌢の銅製の坐像。昨年の日印国交樹立70周年、インド独立75周年を機に、霊山寺本堂に安置している木彫像をもとにインドで造られた。
 この日は、東山光秀管長とニキレーシュ・ギリ在大阪・神戸インド総領事が除幕。東山管長は「遺徳を顕彰できありがたい」、総領事は「菩提僊那と霊山寺、大安寺とのつながりを知ってもらいたい」と話した。

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