【鹿角抄】初詣で思う 橿原神宮の「神武天皇二千六百年大祭」
丙申(ひのえさる)の平成28年が明けた。暖かく穏やかな天候に恵まれた年明けの休暇も終わり、今年の仕事がスタートした。
仕事柄、どうしても毎年あちこちへと取材に走り回る慌ただしい年になっている。今年も忙しくとも平穏な1年であることを願い、橿原神宮(橿原市)に初詣に行った。
自宅から歩いていけるので、橿原神宮への初詣はわが家の恒例行事だ。今年「神武天皇二千六百年大祭」が4月に営まれることもあって、境内に特設されたテントには「神武天皇御一代記絵巻」のパネルが展示されるなど、式年ムードが漂っていた。
橿原市に住んで30年近く。初詣だけでなく、橿原神宮は思い出深い場所になっている。子供が小さい頃は、境内にある深田池に魚や渡り鳥を見に連れて行ったり、ドングリを探しに行ったりした。芝生広場で開かれたイベントに出演したのを見に行ったこともあった。最近は休みの日にぶらぶら歩いていく散歩コースだったり、健康のために乗っている自転車で通るサイクリングコースの1つでもある。
2月には、檜皮葺きの本殿(重文)の屋根の葺き替えや金具を新調する修復工事が完成する予定という。大祭に合わせてさまざまな行事も予定されているので、今年はさまざまな機会のたびに、橿原神宮を訪れたいと思っている。(山本岳夫)
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観光客誘致へ 95作目仏像ポスターは海龍王寺の十一面観音立像
歴史・文化に恵まれた奈良への観光客誘致を促進するため、県と奈良市、JR西日本、近鉄、奈良交通の5者が新たな「奈良大和路仏像ポスター」を制作、販売を始めた。
県などの5者は昭和29年から、国宝や重要文化財の仏像を紹介するポスターを制作。95作品目となる今回のポスターは、海龍王寺(奈良市)の十一面観音立像(重文、鎌倉時代)で、写真家、小川光三さんが撮影した。JR西日本や近鉄の主要駅などで掲示する。
一般には1枚千円(消費税別)、限定250枚で、県ビジターズビューロー(☎0742・23・8288)や奈良市観光協会(☎0742・22・3900)で販売している。
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絵本作家・きむらゆういちさんの講演会 2月6日 うだ・アニマルパークで
絵本を通じて動物に親しみを持ってもらおうと2月6日、宇陀市の「うだ・アニマルパーク」で絵本・童話作家、きむらゆういちさんの講演会が開かれる。
きむらさんは、「あらしのよるに」や「オオカミのおうさま」など、動物を主人公にした絵本を数多く出版。第15回日本絵本賞などさまざまな賞を受賞している。当日は、子供からお年寄りまで幅広い世代に絵本や動物に親しんでもらえるよう、作品にまつわるトークや絵本の読み聞かせを行う予定。きむらさんの書籍を持参した人を対象にサイン会も実施される。
参加は3歳から。無料。先着100人で事前申し込みが必要。詳しくは同パーク(☎0745・87・2520)へ。
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世界の考古美術品など一堂に 天理参考館で特別展始まる
世界の考古美術品や民俗資料を一堂に紹介する特別展「天理参考館の珠玉」が5日、天理大付属天理参考館で始まった。
同館が時代や地域を超えて収集してきた逸品からえりすぐりの計81点を展示。〈世界の考古美術部門〉では、兵庫県姫路市の極楽寺から出土した、瓦に経が書かれた平安時代後期の重要美術品「瓦経金剛般若経」と、紀元前7~6世紀のギリシャの土器「コリントス式スキュフォス」の2点が初公開されている。
また〈世界の生活文化部門〉では、人間国宝、田畑喜八(三代)が手がけた「縮緬地友禅染訪問着」や、歌川広重(三代)が描いた錦絵「東京上野鉄道開業式 諸民拝見之図」などを展示。担当者は「日本をはじめ、世界各地の多彩な文化や歴史、精神世界を堪能できる展示。多くの人に鑑賞してほしい」と話している。
3月14日まで。開館は午前9時半~午後4時半(入館は午後4時まで)。大人400円、小中学生200円。火曜休館。問い合わせは天理参考館(☎0743・63・8414)。
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奈良国立博物館で「新たに修理された文化財」展
近年修理された収蔵品などを公開する特集展示「新たに修理された文化財」が、奈良国立博物館(奈良市)で開かれている。霊安寺塔跡(五條市)から出土した奈良~平安時代の「銅鋺」(同館蔵)や平安時代の写経「五苦章句経」(同館蔵、重要美術品)など6件が展示されている。
同館は絵画や彫刻、書跡、工芸、考古の各分野の収蔵品(館蔵品、寄託品)を計画的に修理しており、特集展示では近年修理されたものからえりすぐった品を公開、修理内容をパネルで紹介している。
展示品のうち、「銅鋺」は鎮壇具の実例として貴重で、平成26年度に防錆処理したうえで破損部に和紙を貼り、補彩した。「五苦章句経」は紺紙に金銀泥が使われているが、全体的に問題があったため解体修理された。このほか、漆塗膜の修理がされた京都・峰定寺の「礼盤」や本格修理された徳島・井戸寺の「小野流相承絵系図」などが並んでいる。
17日まで。12日は休館。観覧料金は一般520円、大学生260円、高校生以下無料。問い合わせは同館(☎050・5542・8600)。
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「古事記の奥深さ実感して」 作家の寮美千子さんが絵本発刊
国内最古の古典「古事記」に描かれた奥深い世界を知ってもらおうと、奈良市の作家、寮美千子さんが、「絵本古事記 よみがえり-イザナギとイザナミ」(国書刊行会)を発刊した。画は「銀筆画」で知られる神奈川県秦野市の画家、山本じんさんが独自のタッチで描き、古事記の古代的感性が伝わってくる一冊となっている。
寮さんは、泉鏡花文学賞を受賞した翌年の平成18年に、首都圏から奈良に移住。古事記は以前から読んでいたが、奈良で暮らすようになって、その世界を肌で感じられるようになったという。
「古事記の古代的心情をダイレクトに伝えたい」。そんな思いから24年末、絵本の原稿執筆を始めたところ、古事記を編纂した太安万侶ゆかりの多神社(田原本町)の祭りで朗読劇を披露することを依頼され執筆し、朗読。以後毎年、朗読劇を上演している。
今回の「絵本古事記」は昨年上演した「黄泉返り」を絵本化。イザナギ、イザナミという男女の神の国生みや、イザナギがイザナミを追って死者のすむ黄泉の国へ向かう話で、画は神々や植物などが幻想的に描き出されている。寮さんは「子供から大人まで、古事記の奥深さを実感してほしい」と話し、今後もシリーズとしてさらに発刊を目指すという。
絵本古事記(2808円)は全国の書店で販売中。出版を記念し、23日午後3時から、奈良市の啓林堂書店奈良店で寮さん、山本さんのトーク&サイン会が、24日午後1時半から同市の名勝大乗院庭園文化館で、勾玉天龍座と寮さん、山本さんによる公演が予定されている。無料。
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婚活情報発信強化 新たなスタイルで県が〝出会い〟応援
県がサポートして独身男女の出会いや交流の場を提供する「なら出会いセンター」(奈良市)が昨年3月末に閉鎖した。同年4月からは県子育て支援課が事務局となり、県内企業やNPOなどが主催する婚活イベントを情報発信するスタイルに転換。同課は「会員登録が必要なくなった分、どなたでも気軽に参加してほしい」と結婚を希望する独身男女にPRしている。
独身証明書による会員登録や男女同額のイベントなど、行政ならではの〝安心感〟が売りだった「なら出会いセンター」。だが、県内のさまざまな地域でイベントを開催し、もっと多くの人に参加してもらうためにも設立10周年を迎えた26年度末を1つの区切りとした。
新たなスタイルでは、男女の出会いの場を提供したいと希望する県内の飲食店や企業、NPO団体が「なら結婚応援団員」として登録。それぞれが主催する婚活イベントを、県がメールマガジンやホームページで情報発信するという仕組みだ。
県側はイベントの内容をチェックするが、「金額や時間に間違いはないかなど事務的なものと、公序良俗に反していないかを確認している」と担当者。イベント開催の際の身分確認や金額などは、主催する団体側に一任されている。
開催されるイベントには、趣向を凝らしたさまざまなものがある。寺の拝観とセットで、桜井市内の昔ながらの町家で行う「町家コン」や、大和三山をめぐるトレッキングを通じた出会いイベント、カフェでケーキとドリンクを楽しみながら行うカップリングパーティーなど、幅広い。中には「1年以内に結婚を決めよう!企画」と題したイベントもある。
同課によると、報告分だけでも昨年7月から11月末まで53回のイベントが開催され、男性が延べ583人、女性が同573人参加したという。現在のなら結婚応援団の登録数は約30で、登録団体を募集中だ。
情報発信に柱を移したため、成婚まで県がフォローする形は取らないが、担当者は「県が手取り足取りで主導しなくても、それぞれの団体でちゃんとした中身のある婚活イベントを開催してもらっている」と説明。「自分にあったイベントを見つけて、気軽に参加してほしい」としている。
なら結婚応援団のメールマガジンの登録は県子育て支援課のホームページ(http://www.pref.nara.jp/1648.htm)から。詳しくは同課(☎0742・27・8603)。
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「英語メニューあります」ステッカー 外国人観光客へおもてなし
奈良市中心市街地活性化協議会が、市内の飲食店に英語メニューの有無を知らせるステッカーを無料配布している。メニューの翻訳や外国人への応対を無料で指導する「英語お悩み相談室」も月1度のペースで開催、増加する外国人観光客への「おもてなし」強化を図る。
観光ガイドなどからの相談を受け、同会が考案し作成。同会によると、外国人観光客の増加に応じて英語メニューを用意する飲食店は増えているが、店外に英語対応に関する表示がないことや、あっても文字が小さいため伝わりにくいケースが多く、課題となっていた。
ステッカーは「English Menu AVAILABLE(英語メニューあります)」との文章とスプーンとフォークのイラストが描かれ、一目で飲食店と分かるデザイン。縦横15センチを400枚、10センチを200枚用意した。配布対象は奈良市中心市街地にある飲食店約580店で、奈良商工会議所内にある同会事務局に申請書を提出すれば、いずれか1枚を受け取れる。
商店向けに簡単な文章の英訳や、受け答えの指導を無料で受けられる「英語お悩み相談室」も月1度、「きらっ都・奈良」2階の「NARA EGG」で開催。店頭ポップの英訳や支払い時のやりとりなどについて相談できる。予約不要で、3月まで毎月第4火曜日に開催。問い合わせは同会(☎0742・26・1666)。
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「市民のため120%の力と情熱を」 仲川・奈良市長が仕事始め式で訓示
奈良市役所で4日、仕事始め式が行われ、仲川げん市長が職員約400人に対し、「体に気をつけて、市民のために120%の力と情熱を注いでください」と激励した。

職員の前で新年の訓示をする仲川げん市長
市は日中韓の3カ国で芸術や伝統文化を通じて交流を深める「東アジア文化都市」の今年の開催都市に選定されており、1年を通してさまざまな文化芸術イベントが市内で開催される予定。仲川市長は「多様性を重んじる奈良の気質をブランドにして、世界へ発信していきたい」と意気込みを述べた。
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三が日参拝客244万人 県内5社寺 暖かい気候で前年比増
県警地域課は4日、大みそかから正月三が日にかけての県内5寺社の初詣客が昨年より約24万2100人多い244万人だったと発表した。
参拝者数は多い順に、橿原神宮(橿原市)101万人(前年比10万人増)▽大神神社(桜井市)58万8千人(同9万人増)▽春日大社(奈良市)50万人(同2万人減)▽宝山寺(生駒市)26万1千人(同4万8千人増)▽信貴山朝護孫子寺(平群町)8万1千人(同2万4100人増)。
奈良地方気象台によると、橿原神宮に近い大宇陀の観測地点で、元日の最高気温は平年より1・3度高い9・1度、平均気温は0・2度高い2・8度。県内全域でも平年並みか少し暖かい気候となったことで、参拝者数が例年並みに回復した。
奈良市も最高気温が1・4度高い11・1度、平均気温が0・6度高い5・3度と気候に恵まれたが、春日大社の参拝者数は昨年よりも減少。同課の担当者は「午前3時ごろに少し雨が降ったことで、外出を取りやめた人が多かったのではないか」とした。
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危険ドラッグ調査9製品から指定薬物検出 健康被害確認されず
県は厚労省が都道府県を通じて実施した平成25年度の危険ドラッグ買い上げ調査で、県が買い上げた9製品のすべてから指定薬物が検出されたと発表した。当時の販売店は26年9月の一斉立ち入り指導で閉店しており、販売された製品による健康被害は確認されていないという。
県薬務課によると25年11月に奈良市と橿原市、田原本町内にあった3店舗で、計9商品の買い上げを実施。国立医薬品食品衛生研究所で検査した結果、中枢神経に強い興奮作用をもたらす「α―PVP」などの指定薬物が全商品から検出された。
県は26年9月から一斉立ち入り指導を実施し、危険ドラッグの可能性がある商品の販売を自粛するよう指導。昨年2月までに、3店舗が閉店したのを確認した。現在、県内で危険ドラッグを販売している店舗は確認できていないという。
同課は「危険ドラッグ販売店は麻薬と同様、地下に潜っている状態。今後は啓発と取り締まりを強化し、撲滅していきたい」としている。
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「豊富な文化資源を奈良の振興に」 荒井知事が年頭の抱負
県内でも多くの企業や官公庁で仕事始めとなった4日。県庁では課長級以上の幹部約150人が集まり仕事始め式が行われ、荒井正吾知事が「奈良にあるさまざまな文化、歴史資源を地方創生に生かし、がんばっていきましょう」と訓示した。
荒井知事はこの日の年頭記者会見で「県では大小織り交ぜたプロジェクトが進んでおり、今年成就するものも多い。県が持つ大変豊富な文化資源を、奈良の振興につなげていきたい」と抱負を述べた。
また、今月29日~2月2日に奈良市の平城宮跡で開催される無病息災を願うイベント「大立山まつり」について「急遽作り上げたが、職員がよくがんばってくれて形となった。大きなお祭りとなるだろう」と期待を示した。
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【訃報】水本純氏 64歳 水本ひでこ・橿原市議の夫
水本純氏(みずもと・じゅん=水本ひでこ・橿原市議の夫)3日に死去、64歳。通夜は5日午後7時、葬儀・告別式は6日午後2時、橿原市小綱町374のエヴァホール橿原で。喪主は息子、領(りょう)氏。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【訃報】河村勝昌氏 92歳 元新庄町立新庄中学校長
河村勝昌氏(かわむら・かつまさ=元新庄町立新庄中学校長)3日、病気のため死去、92歳。葬儀・告別式は5日午後1時、橿原市一町345の1、JAならけんセレモニーホール橿原で。喪主は長男、恵司(けいじ)氏。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【奈良から世界へ】(6完)スマホ分野で世界一の技術 FUK
従業員わずか30人だが、スマートフォンのパネル製品で世界一の技術を持つのが、御所市にある「FUK」だ。「リスクをとって新しいことに挑戦しないとつまらない」という植村光生社長(50)の探求心が、大企業に負けない技術を生み出した。
植村社長は元シャープの技術者。液晶テレビの初期から製品開発に携わり、亀山工場(三重県亀山市)建設にも関わった。「自由に新しいものを作りたい」と平成15年に独立後は液晶パネルの研磨洗浄装置の製造販売を手掛け、業績は順調。だが、リーマンショックのあおりで突然受注ゼロとなり、成長著しいスマホ分野に目を付けた。
スマホはガラス製の液晶パネルの裏側にタッチパネルを貼り合わせ、指での軽快な操作を可能にしている。この貼り合わせは気泡が生じないように真空で行われていたが、生産効率が悪いため、約2割が不良品になる。良品率を上げる方法はないかと四六時中ガラスパネルを触っていたとき、「意外に反らしても割れないことに気づいた」。
そこからが早かった。「反らせるなら保護シートを貼るときと同じ要領で、端からローラーで貼り合わせればいい」と、業界の常識を覆す発想で2カ月後の21年5月には実験機が完成。年内には世界で初めて、大気中でパネルを貼り合わせる「大気BEND方式」装置の製品化にこぎ着けた。
製造コストは削減され、しかも良品率は脅威の99%。だが、真空方式が常識の業界になかなか浸透せず、一時は会社の存続すら危ぶまれた。それでも、「常に先を読んで必要とされるものを作らなければ、生き残れない」と、大気BEND方式を応用した新商品を次々開発。業界大手が下請けにFUK製品を推奨するほどの信頼を得た。
「今ない技術を常に求めていけば、世界とも戦える」。挑戦が新製品開発の原動力だ。(桑島浩任)
◆ひとこと 「やらずに倒れるよりやって倒れる」
「小さな会社だから1度の失敗でピンチになるし、良いものを開発しても売れないことだってある。それでも『やらずに倒れるよりやって倒れる』がモットー。常に先を行くことを考えているので、リスクなんて気にしていられない」(植村光生社長)
■(株)FUK(御所市室1186の12)
平成15年、液晶パネルの研磨洗浄装置の製造販売業として御所市で創業。リーマンショックで20年には倒産の危機に陥るが、スマホの液晶パネルとタッチパネルを大気中で貼り合わせる世界初の技術「大気BEND方式」の装置を開発。技術を応用し、電子黒板などの大型液晶用の装置や曲面にも貼れる装置などの新製品を開発している。問い合わせは同社(☎0745・63・0101)。
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【奈良から世界へ】(5)大人も楽しめる知育玩具 ヨシリツ
大淀町にある「ヨシリツ」は平面から球体まで何でも組み立てられる新しい知育玩具のブロック「LaQ(ラキュー)」を開発、販路はヨーロッパなど世界に広がっている。吉條宏社長(71)は「情熱を持ち、あきらめないこと」が開発のカギだと話す。
設立は、吉條社長が40歳だった昭和58年。ワンタッチで王冠を開けられる栓抜き「セントル」を10年がかりで開発し起業したが「コストはかかるし、販売網はないし、なかなか売れなかった」。
そんなとき、思い付いたのが「どこからでもつながる新しいブロック」。四角と三角の基本パーツと、5種類のジョイントパーツを組み合わせれば平面、球体、立体とあらゆる形が作れる「ラキュー」だった。
だが、商品化は難航した。当初はブロックを組み合わせて小物入れなどを作る「大人向け」を想定していたが、「組み合わせるのが難しくて、これはだめだと思った」と、方向転換を決断。試作品作りなどですでに数百万円を投入していたが、「商品開発は『狭い範囲で売れればいい』という意識ではだめ。世界で通用するものを作る」と妥協しなかった。「子供も大人も楽しめるシンプルな商品」を目指した結果、平成5年にようやく完成した。
販売はなかなか軌道に乗らなかったが、「知育玩具」として書店で取り扱われると、全国で人気に。その販路は現在、中国や韓国のほか、欧米にも広がっている。巨大ロボットやスペースシャトルなどの複雑な作品を作る「大人の趣味」としても人気で、同社で開いているコンテストには昨年、3281点もの応募があった。
平成26年には、四角形と三角形のパーツを組み合わせてインテリア雑貨を作るホビー素材「コカリニ」を新発売。「想像力なら世界にも負けない」(吉條社長)との熱い思いで、物づくりを続けている。
◆ひとこと 「あきらめたら成功はない」
「売り上げが伸びず、夜まで働いて夜中に開発に取り組むという日々が続いたが、『あきらめたら成功はない』という思いで乗り切った。商品開発は納得のいくものができるまで、初心を忘れずにあきらめないことが大切だ」(吉條宏社長)
■ヨシリツ(株)(大淀町越部1563)
昭和58年、栓抜き「セントル」の製造販売会社として創業。平成6年に「LaQ(ラキュー)」を発売し、現在は全国2千の書店などで販売するほか、海外にも輸出している。26年、パーツを組み合わせてさまざまなインテリア雑貨を作るホビー素材「コカリニ」を新発売。問い合わせは同社(☎0747・52・2369)。
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奈良市の火葬場「新斎苑」計画案 市民意見募集
奈良市は4日から、同市横井町への移設を計画している火葬場「新斎苑」の計画案について、市民らに意見を求める「パブリックコメント」を実施する。
計画案によると新斎苑は鉄筋コンクリート造りの地上1階、地下1階建てで、延べ床面積は約5200平方メートル。同市白毫寺町にある現火葬場より5炉多い13炉を備え、火葬の対応件数は現在の約3倍になるという。
市は大正5年開設の現火葬場の老朽化に伴い移転を計画。平成20年に横井町が候補地に浮上したが、21年に就任した仲川げん市長が白紙撤回。「奈良ドリームランド」跡地を候補地としたものの所有者の同意は得られず、25年に再び横井町を候補地としたが、地元住民の理解はまだ得られていない。
パブリックコメントの募集は29日まで。計画案の内容などは市新斎苑建設推進課と総務課の窓口のほか、市内3カ所の出張所、市公式ホームページ(http://www.city.nara.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html)などで確認できる。問い合わせは市新斎苑建設推進課(☎0742・34・5161)。
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過活動膀胱テーマに健康講座 14日に三郷町で
地域住民の健康について考える県西和医療センターの公開講座「地域で守るみんなのからだ」が1月14日、三郷町立図書館(同町勢野西)で開かれる。
今回の講座のテーマは、潜在的な患者が多いとされる「過活動膀胱」。県西和医療センターの大山信雄・泌尿器科部長が「その症状、本当に過活動膀胱?―間違えやすいおしっこの病気」と題して類似疾患などについて講演するほか、小原クリニック(同町)の小原壮一院長が「過活動膀胱の診断と治療」について、治療の概要や日常生活での注意点などを話す。
参加無料で、定員170人。問い合わせは県西和医療センター患者支援センター(☎0745・32・0505)。
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「求ム、鼻息荒い人」 、県職員採用新パンフ 受験者増目指す
「鼻息荒い人 求ム。」県が、こんなキャッチフレーズで県職員を募集する採用パンフレットを作成した。表紙には鼻をふくらませているような鹿の顔をアップで掲載。「県職員の情熱を表す赤色」(県人事委)を背景にしている。
鹿と鼻息―。キャッチフレーズと表紙の写真について、担当者は「普段はのんびしていても、『鹿寄せホルン』を聞いたり鹿せんべいを見ると、鼻息荒く〝目標〟に向かって突き進む鹿は県職員とも重なります」と説明する。
パンフでは「奈良なんて鹿と大仏だけなんてもう言わせません」と断言。「奈良をなんとかしたい人、大募集!」と呼び掛けている。若手職員が自身の仕事内容や魅力、プライベートの様子などを語るページを中心に構成している。
県人事委によると近年は民間企業の採用が好調で、県職員の受験者数は減少傾向。大卒程度のI種試験の受験者数は25年度は929人だったが、26年度は694人、27年度は622人と大幅に減少した。
担当者は「県職員は『地味』とか、『何をやっているのかいまいちわからない』と思われている」と分析。「パンフで少しでも身近に感じてもらえれば。多種多様な分野がある県職員の仕事に興味をもってほしい」としている。
パンフは約1万部を作成。県庁や出先機関、近畿圏の主要大学などに配布しているほか、県人事委のホームページ(http://www.pref.nara.jp/1702.htm)からもダウンロードできる。
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出所者の雇用確保へ 29日に採用検討事業者向けセミナー
刑務所出所者らの雇用を確保しようと、出所者の雇用を検討している民間事業者を対象に1月29日、奈良市の県文化会館小ホールで県主催の「社会復帰促進就労支援セミナー」が開かれる。
出所者の再犯防止をめぐっては「働く場」をつくることが最重要とされるが、受け皿が少ないのが課題。セミナーでは出所者を雇用する際の心がまえや注意点などを伝える。
これまで約130人の出所者を経営するガソリンスタンドで雇用した福岡県協力雇用主会会長の野口義弘氏が「信じ続ければ答えてくれる」と題し講演。また、早稲田大学社会連携推進室招へい研究員の高野光司氏が「県における臨時職員雇用~定着支援の取組み」と題して講演する。
県内で出所者の就労支援に取り組む協力雇用主の数は約130あるが、県の担当者は「登録していても、実際に出所者を雇用するまでに至っていない事業主もいる」と指摘。「不安があり、なかなか踏み出せない人も多いと思うので、ぜひセミナーをきいて参考にしてほしい」と話している。
参加無料。募集は150人で先着順。申し込みはFAXかメールで県雇用労政課まで。詳しくは同課(☎0742・27・8832)。ホームページは(http://www.pref.nara.jp/1664.htm)
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【訃報】木島延郎氏 81歳 元奈良市立三笠中学校長
木島延郎氏(きしま・のぶお=元奈良市立三笠中学校長・元奈良市教育委員長)1日、がんのため死去、81歳。通夜は4日午後7時、告別式は5日午後1時、奈良市田中町296、光明寺で。喪主は妻、一猪(かずい)さん。
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18歳選挙権適用初の参院選 首長選は10市町村 今年の選挙
県内で今年行われる選挙は、国政では夏に「18歳選挙権」が初めて適用される参院選が行われる。地方選では、任期満了に伴う9市町村の首長選と2町村の議員選が予定されているほか、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された田原本町長の辞職を受け、今月末に町長選が行われる。また、欠員となっている議員の補欠選挙もそれぞれ予定されている。
【参院選】
参院選奈良選挙区(改選数1)にはこれまでに、自民党が元総務省選挙課課長補佐、佐藤啓氏(36)▽民主党が現職の前川清成氏(53)▽共産党が党北和地区役員、和泉信丈氏(32)をそれぞれ擁立。党勢拡大を図るおおさか維新の会も候補者擁立を目指しており、混戦となりそうだ。
【市長選】
市長選ではこれまで、任期満了に伴う御所市長選に3選を目指す現職の東川裕氏(54)、香芝市長選に再選を目指す現職の吉田弘明氏(54)、葛城市長選には3選を目指す現職の山下和弥氏(46)と新人で同市議の阿古和彦氏(57)が立候補を表明している。
【町村長選】
田原本町長選以外の町村長選ではこれまで、任期満了に伴う高取町長選に3選を目指す現職の植村家忠氏(72)、吉野町長選に3選を目指す現職の北岡篤氏(59)、川上村長選に再選を目指す現職の栗山忠昭氏(64)が立候補を表明している。
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【奈良から世界へ】(4)鶏卵パック一筋、トップシェア 栗原製作所
鶏卵パックの出荷数全国1位の企業が大和郡山市にある。これまで、ペットボトルの再生原料で製造してきたパックは200種類超。卵の大きさや詰める個数により、素材の厚みを微妙に調整しているのだ。「おたくの冷蔵庫にも栗原がいます」。栗原製作所を立ち上げた栗原照次郎社長(78)は、そういって胸を張る。
出身地の大阪府東大阪市で創業当初は、建材製品として使われる塩化ビニル製(塩ビ)の波板を中心に製造していた。一方、1960年代以降は「ダイエー」などスーパーマーケットが全国展開し、大きく発展。「これからは食品の包装容器が売れる」と、副業的に塩ビ素材の鶏卵パックの製造を始めた。
その後、「手を広げすぎてはだめ。季節変動のない鶏卵パック1本に絞ろう」と、思い切った。より広大な工業団地を求め、奈良に生産拠点を移したが、90年代後半から、塩ビの焼却で発生するダイオキシンの公害問題が全国的に取り沙汰されるように。「これではいかん」と試行錯誤の末、同業他社に先がけてペットボトルの再生原料を使ったパックに切り替えた。
現在、栗原製作所が生産するパックは1日平均500万枚。35台のパック成型機が24時間フル稼働している。市場シェアは70%に上り、全国の隅々にまで浸透している。
栗原社長はかつて北海道を旅行した際、日本最北の島、礼文島のスーパーで自社の鶏卵パックを見つけたときの感動を今も覚えている。「ほんまにうれしかった。このために今まで頑張ってきたんやと思うた」。
栗原社長が自ら考え、座右の銘としているのが「人生には勇気と努力と忍耐が必要である」。「今は業界首位でも、いつひっくり返されるか分からん。首位を維持してこそ、初めて日本一になる」と栗原社長。現状に甘んじることなく、新商品開発に挑み続けている。(浜川太一)
◆ひとこと 「若者はもっと出世欲持たなあかん」
「若者はもっと出世欲、成功欲を持たなあかん。天下を取るために、いつも『人と違うことをやったろう』と思っていた。そんな気持ちで目が向いたのが、老若男女が年中食べる卵のパック。これは間違いないと確信した」(栗原照次郎社長)
■(株)栗原製作所(大和郡山市池沢町90の8)
昭和36年、大阪府東大阪市で創業。塩化ビニル製の建材製品の製造販売から、鶏卵パックに路線を変更。50年に奈良工場を設立、本社も奈良へ移転。卵の大きさに合わせたさまざまな形状のパックを開発し、約15年前に全国シェア1位を獲得した。10年前に新社屋・工場も完成、商品改良・開発に挑んでいる。(☎0743・56・2207)
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【奈良から世界へ】(3)創業100年、手芸はカッコイイ! 近畿編針
国内需要が伸び悩む中、消費者目線にたった商品開発やデザイン性を重視した輸入商品販売などで〝おしゃれな編み物〟を提案、国内外から高く評価されているのが手芸製品の製造・販売会社「近畿編針」(生駒市)だ。創業100年の今年は新ブランドを展開、「手芸」のさらなる変革に挑む。
もとは地元・高山地区の竹で、洗濯した着物を干す「伸子針」の製造・販売会社。昭和29年に株式会社化し、竹製編み針の自社ブランド「KA」も立ち上げて、他社に先駆けて「輪針」などを開発した。
だが、尾山恭子社長(68)が3代目社長に就任した頃は、手芸人口の減少に伴い売り上げは右肩下がり。「国内市場には限界がある」と海外へ飛び出した。米国の手芸見本市に足を運ぶと、メーカーなど約1800社が出店、日本にはない〝活気〟に驚いた。
さっそく、海外に特化した営業担当を配置。「取引前には必ず直接会う」(尾山社長)というアポなし〝体当たり〟の手法で顧客を開拓。日本法人で初めてドイツブランドの靴下用毛糸の輸入にも成功した。
「編み進めるだけでさまざまな文様に仕上げられる毛糸」と好評を得たが、その細さから「編みづらい」との声も。試行錯誤の上、左右の針の長さを変えるなどして編み針を改良した。
「他社がやっていないことは何か」。常にこう考えることで「ここまでこられた」という。他社が中国産の竹を使い始めると「なおさら国産にこだわらないと」と、全て国産素材を徹底。編み針には主に山陰や九州で育った適度な弾力のある3~5年の竹を用いる。使っても癖がつきにくい国産竹は、国内外から高く評価されている。
創業100年を迎える今年は、新ブランド「Seeknit(シークニット)」を展開予定。「手芸を〝かっこいい〟イメージに変え、社名にできるほどに成長させたい」。(山﨑成葉)
◆ひとこと 「自分がいいなと思えるものを届けたい」
「会社を継いだころ、日本の手芸におしゃれなイメージはなかった。自分がいいなと思えるものを届けたいと思い、絶妙な色使いなどを取り入れたくて積極的に海外へ出た。編み物を〝かっこよく身につけるためのもの〟にするお手伝いがしたい」(尾山恭子社長)
■近畿編針(株)(生駒市高山町4368)
大正5年、洗濯した着物を干す針をつくる「尾山卯之吉商店」として創業。昭和29年に株式会社化し、自社ブランド「KA」を立ち上げた。竹製編み針の製造販売のほか、ドイツやアイルランドの輸入毛糸を輸入販売。昨年10月にショップ「趣芸」もオープン、〝おしゃれな編み物〟を発信している。(☎0743・78・1108)
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【高校ラグビー】天理薄氷も逃げ切る 「勝てたのは大きい」
2回戦でシード校の常翔学園を破った天理は深谷に31-23と辛勝した。後半はノックオンなどミスが目立って追い詰められたが、松隈監督は「流れが悪くても勝てたのは大きい」と評価した。
24-23の後半25分、敵陣ゴール10メートル前で果敢に右展開。SO林田主将、CTB津田とつなぎ、最後はCTB竹田が右中間に飛び込んだ。時間切れを狙う選択もあったが、「相手のPGも上手。点を取って逃げ切った方がいい」と林田主将。積極策で勝利をもぎ取った。
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万葉の世界へ、美麗写真も充実 県の「なら記紀・万葉」HPリニューアル
国内初の勅撰歴史書「日本書紀」の完成1300年に当たる平成32年に向け、県は「なら記紀・万葉」ホームページ(HP)をリニューアルした。
記紀(古事記と日本書紀)、万葉集を現代の感覚でひもといて楽しんでもらおうと、県は24年度から「記紀・万葉プロジェクト」を展開。その一環として「なら記紀・万葉」HPを設けており、魅力発信に努めている。
HPは記紀と万葉集について基礎知識が得られるとともに、深めて楽しめるよう工夫。リニューアルでトップページを見やすくし、新コンテンツの「美しき記紀・万葉写真館」で記紀ゆかりの地を写真で紹介している。また、「歴史ふれあい旅のススメ」はゆかりの地を楽しく巡る旅を多くの写真を通じて掲載している。
「なら記紀・万葉」のHPは(http://www3.pref.nara.jp/miryoku/narakikimanyo/)。
県のホームページ(http://www.pref.nara.jp/)から入ることができる。
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上村松園ら3代の名画を鑑賞 松伯美術館で「温故知新」展
近代美人画の大家、上村松園と花鳥画で知られる松篁、淳之の親子3代が描いた日本画36点を集めた「上村松園・松篁・淳之『温故知新』展~古典は宝の山!」が奈良市の松伯美術館で開かれている。31日まで。
松園の作品では明治~昭和初期に描かれた美人画の下絵など14点を展示。松篁はローマの壁画に影響を受けた「春園鳥語」や中国の古典に影響を受けた金魚の日本画など12点を、淳之は狩野派に影響を受けた「白鷹」や「四季花鳥図」のびょうぶ絵など10点が鑑賞できる。
開館は午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)。月曜休館(11日は開館し、翌12日は休館)。入館料は高校生以上820円、小中学生410円。問い合わせは同館(☎0742・41・6666)。
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【奈良テレビおすすめ!】『ローカル路線バス乗り継ぎの旅第22弾』(2日午後6時から)
◇『土曜スペシャル「ローカル路線バス乗り継ぎの旅第22弾 水戸・偕楽園~長野・善光寺人情ふれあい珍道中」』(1月2日午後6時から)
路線バスだけを乗り継いで目的地を目指す、おなじみ太川陽介と蛭子能収がお届けする大人気シリーズの第22弾。
今回のマドンナは南明奈。茨城県水戸市の偕楽園を出発し、3泊4日で長野市の善光寺を目指します。今回のルートは冬の北関東を横断して長野に向かうという難解なルート。今回もやはり…バスが無い!宿が無い!何が起こるかわからない!超絶トラブルの連続か!?ハラハラドキドキ…アポ無しガチンコ旅の結末は!?お正月のひととき、みんなで楽しめる番組です。ぜひご覧ください!
奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/
万葉日本画のすべて 5日から県立万葉文化館で展覧会
万葉集に詠まれた歌をモチーフにした万葉日本画展「すべて見せます万葉日本画~人物」が1月5日から、県立万葉文化館(明日香村)で行われる。2月21日まで。
同館が所蔵する万葉日本画のうち、人物画をテーマに50点を展示。「額田王」(平山郁夫)や大津皇子と石川郎女の相聞歌をモチーフにした「山のしづく」(高橋天山)など、人物や人物を通した情景などが描かれた絵が並ぶ。
万葉集には天皇や貴族のほか、下級役人などさまざまな身分の人々が詠んだ4500以上の歌が収められている。担当者は「絵を見て万葉集を学び身近に感じてもらえたら」としている。
1月10日午後1時半からは、学芸員のギャラリートークも。開館は午前10時~午後5時半(月曜休館)。観覧料は一般600円、高校・大学生500円、小・中学生300円。問い合わせは同館(☎0744・54・1850)。
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「ご入学おめでとう大会」参加募集中 橿原1月30日 奈良2月11日
来春、小学校に入学する児童と保護者を対象にした「ご入学おめでとう大会」を奈良、橿原両市で開催します。楽しいアトラクションも用意していますので親子そろってご参加ください。
【日時と会場】
橿原会場=1月30日(土)奈良県橿原文化会館・大ホール(近鉄「大和八木」下車。東へ徒歩10分)
奈良会場=2月11日(木祝)奈良県文化会館・国際ホール(近鉄「近鉄奈良」下車。東へ徒歩10分)
時間はいずれも午後1時半開演
【プログラム】
入学についてのお話▽交通安全指導▽マイムパフォーマンス▽お楽しみ抽選会▽短編映画・アニメ
【入場料】
無料(ただし招待券が必要)。当日は新1年生のお子様におみやげを進呈。
【招待券の応募方法】
往復はがきに会場名、郵便番号、住所、新1年生と保護者の名前、電話番号を明記(返信用にも郵便番号、住所、保護者名を記入)のうえ、〒556-8666(住所不要)産経新聞開発「ご入学大会」係へ。
ホームページhttp://www.esankei.com/event/seminar/matriculation/からも申し込めます。
【問い合わせ】産経新聞開発(☎06・6633・6804)。




















































