試験開始5分〝フライング〟 奈良大付属高校入試の1教室
奈良大学付属高校(奈良市)は10日、6日に実施した入学試験で、1教室で試験時間を5分超過するミスがあったと発表した。「有利、不利は大きくは認められなかったが、全受験生が不利益を被ることのないよう合否を判定した」としている。
同校によると、当日は2会場で1652人が受験。午前8時55分のチャイムで問題を配布予定だったが、40人が受験した1教室で監督者がその前に問題冊子と解答用紙を配り、55分のチャイムで「始めてください」と指示。5分後の9時に開始のチャイムが鳴ったが、誤りに気づかないまま終了のチャイムで試験終了としたという。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
瓢箪山古墳の全長は40メートルも 想定上回る 三宅町で13日説明会
三宅古墳群内にある前方後円墳・瓢箪山(ひょうたんやま)古墳(三宅町)が6世紀前半の築造で、墳丘規模が想定より約5㍍長い全長約40メートルになることがわかったと10日、同町教委が発表した。
三宅古墳群は、大和平野中心部の同町周辺に古墳時代につくられた大和政権の直轄地「屯倉(みやけ)」を管理した人たちの墓とされる。町教委では、瓢箪山古墳の被葬者はそのトップクラスの人物とみている。
調査は墳丘の北側と西側に計4つの調査区を設けて実施。すべての調査区で、墳丘の裾部分と周濠が見つかり、後円部の直径は約25メートル、前方部の長さは約15メートルと判明。全長約40メートルとわかった。
周濠の幅は6~12メートル。周濠の中からは、円筒埴輪の破片や木製品の鋤(未完成品)が見つかった。
三宅古墳群は計17基の古墳から成り、瓢箪山古墳はその中で中程度の規模。町教委は今後約10年で5基程度の古墳の調査を行う計画で、「調査成果を積み重ねることで、古墳群の実態解明につなげていきたい」としている。
現地説明会は13日午後2時から。問い合わせは同町地域活性課(☎0745・44・2001)。
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【まちの近代化遺産】112年の歴史刻む学び舎 桜井高校講堂
近鉄桜井駅の北、三輪山の豊かな自然に囲まれて立つ県立桜井高校。現代的な校舎の隣に、どっしりとした木造平屋建て、入母屋造の講堂がある。前身の県立桜井高等女学校が開校した明治37(1904)年に建てられた、現存する唯一の旧校舎だ。
瓦ぶきの屋根にある妻飾りは、火除けのための「懸魚」。寺院の庫裏建築にも通じるデザインだ。建物の基礎はレンガ造りで、外壁に使われている杉の下見板張りが112年間という歴史を感じさせる。換気口には花崗岩が用いられており、同校の森二朗教諭は「ストーブなど、空調設備の排気口として使われていたのでは」と話す。
内観は柱が2列で立ち並び、白に統一された内壁と、板張りの天井、床のコントラストが美しい。天井は和風建築では代表的な棹縁天井だが、中心部に正方形の格子を組むという手の込んだ造り。昭和初期まではシャンデリアも設置されていたという。
両側面にある窓のサッシは木製、カギは金色のネジ締まり式。外観は純和風、内部に風の意匠が凝らされた造りは、まさに和洋折衷の近代建築といえるだろう。
一時は解体する案もあったが、「講堂は桜井高校の象徴。何とか残したい」という卒業生や学校関係者らの尽力で存続したという。平成16年の創立100周年には、記念事業として出入り口や車寄せを増築、靴箱も設置した。当時の校長、土家利之さん(68)は「講堂には100年間学んだ人たちの思いが詰まっている。今後は生涯学習の場として、地域の人たちにも使ってほしい」と話す。
現在は学年集会や卓球部の練習場として使われているほか、地域の人々が展示会や講演会などにも利用。ステージ横には、創立20周年の年に購入されたスタインウェイのグランドピアノがあり、平成24年に修復後は、ジュネーヴ国際音楽コンクール(ピアノ部門)で、日本人初優勝を果たしたピアニスト、萩原麻未さんが演奏を披露した。
重厚で落ち着いた雰囲気の講堂にいると、100年前にタイムスリップしたような気分になる。谷垣康校長も「ピアノと講堂は100年前の風景を蘇らせてくれる」と、2つは学校のシンボル的存在。同校2年で生徒会副会長の中山愛海さん(17)も「講堂に入ると何だか安心する。歩くと『ミシミシ』音が鳴るのもいい感じ。ずっとあのまま残ってほしい」と話す。
「身体で学校の歴史を感じられる唯一の存在が講堂。これからも大切に、ずっと後世に伝えていきたい」と谷垣校長。112年の歴史を伝える講堂は、これからも生徒や地域の人々とともに歴史を刻み続けるだろう。
(神田啓晴)
■ひとくちメモ 県立桜井高校は近鉄・JR桜井駅から約800メートル。県内唯一の「書芸コース」が普通科に設置されており、毎年12月には卒業書作展を橿原文化会館で開催。講堂内には、県出身の書家で筑波大学名誉教授を務めた故今井凌雪氏の筆による同校の校訓「普く 絶えず 正しく」も掲げられている。
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古民家に映えるひな壇飾り 大和郡山民俗公園で13日から
町家にひな人形を展示し桃の節句を祝う「古民家でひな祭り」が13日~3月6日、大和郡山市の大和民俗公園内「旧臼井家住宅」で開かれる。
伝統あるひな祭りのよさを感じてもらおうと、県立民俗博物館が企画し、今年で7回目。江戸時代の町家の面影を残す旧臼井家住宅(重要文化財)の座敷に、博物館に寄贈された豪華な8段飾りのひな人形を展示する。開園は午前9時~午後4時。無料。月曜休園。
20日からは、100点以上のひな人形を並べる季節展「ひなまつり-人形たちの宴」も開催。3月6日午後1時半からは、ボランティア団体「朗読の会 陽だまり」が絵本などを読み聞かせる「早春おはなし会」を開催する。
「住宅様式の変化で、大型の古風なひな人形を見ることが少なくなった若者には新鮮な展示になるのでは」と担当者。博物館の開館は午前9時~午後5時。月曜休館。一般200円、大学生150円、小中高生と65歳以上は無料。問い合わせは同館(☎0743・53・3171)。
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訪日観光客増が要因か?中途採用旺盛 ホテル・旅館で↑
県内の企業で平成27年度に新卒採用を実施したのは32・5%で、前年度より0・2ポイント減少したことが南都経済研究所(奈良市)の調査で分かった。一方、中途採用を実施した企業は同1・3ポイント増え56・8%。同研究所は「訪日観光客の増加に沸くホテルや旅館業などで中途採用の積極的な雇用が目立つ」としている。
調査は27年12月中旬から今年1月上旬にかけて郵送で実施。個人事業を含む県内企業329社から有効回答を得た。(有効回答率38・1%)。
27年度の新卒採用を実施した企業を業種別でみると、製造業は34・0%で前年度比4・7ポイント減少したが、非製造業は31・3%で同4・0ポイント増加。これに対し、中途採用を実施した企業は製造業が同0・8ポイント増の62・1%、非製造業が2・6ポイント増の52・3%と、いずれも増加。製造業はプラスチック製品、金属製品・非鉄、非製造業は運輸業、ホテル・旅館で積極的な採用の動きがみられたという。
さらに、28年度に新卒採用計画がある企業は、39・2%で前度比4・9ポイント減少したのに対し、中途採用計画がある企業は同1・8ポイント増加の51・7%だった。
28年度採用計画での主な求人目的は「資質や年齢など人員構成の適正化を図るため」が66・0%で前年度比12・5ポイントと大幅に増加。次いで「将来的な人手不足に対応するため」(56・8%)、「欠員を補充するため」(47・6%)だった。
また、中途採用で重視する項目は「健康・体力」が59・3%で最も多く、続いて「協調性・バランス感覚」(51・1%)、「熱意・意欲」(48・6%)だった。
同研究所は「ホテル・旅館のほか、労働条件や待遇面で敬遠される傾向が強い運輸業、医療・福祉などで中途採用による積極的な雇用が目立つ」と指摘。一方、「中国経済減速の影響で景気の先行きに不透明感は強まるが、求人倍率の高まりにより『売り手市場』となっており、28年度の採用動向も適切な人材確保が難しい状況は続くと予想される」としている。
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春を告げる鮮やか盆梅展 大和郡山で始まる 満開は20日ごろ
大和郡山市の郡山城跡で「大和郡山 盆梅展」が開かれ、鮮やかな盆梅約120点が訪れた人を楽しませている。
市制50周年を記念して平成15年から毎年開催され、今年で13回目。郡山城跡の追手門や追手向櫓、多聞櫓などに鮮やかな紅白やピンクの花を咲かせた盆梅が並んでいる。現在はまだつぼみが多いが、20日頃には満開の梅が楽しめる見通しという。
実行委員会の速見俊雄会長(77)は「冬の寒さに耐え、春に咲く梅の凜とした姿を楽しんでほしい」、同市の会社員、木村年男さん(61)は「毎年楽しみにしています。梅の香りもよく、春の訪れを感じますね」と話していた。
3月12日まで、入場は午前9時半~午後4時半(土日祝日のみ午後5時まで)。入場料は一般450円(60歳以上400円)、小学生以下無料。問い合わせは大和郡山市地域振興課(☎0743・53・1151)または実行委(☎0743・54・3050)。
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広陵町議選立候補予定者説明会に14陣営 3月29日告示
任期満了に伴い3月29日に告示される広陵町議選挙(定数14)の立候補予定者説明会が10日、同町の総合保健福祉会館「さわやかホール」で開かれ、14陣営の関係者が出席した。
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五新鉄道跡におもちゃの列車を走らせよう! 五條で28日にイベント
五新鉄道(五新線)跡で木製のレール「木レール」におもちゃの電車を走らせるイベント「君のミニ列車を幻の五新鉄道で走らせよう!!」が、28日午前11時~午後3時に開催される。
「五新線再生推進会議」が主催。奈良交通バス停「城戸」から徒歩2分の五新線跡に、長さ約1キロの木レールを設置し、参加者が持ち込んだ電車のおもちゃや自作車両を自由に走らせることができる。
走行可能なのは、幅19ミリのガイドレールを挟んで走行できる車両で、幅5センチ、中心の高さ8・5センチ、側面の高さ6・5センチ以内。入場無料で、列車を走行させる場合は1列車500円が必要。詳細は、NPO法人五新線再生推進会議のホームページhttp://www.gojo.ne.jp/goshin-sen/index.html
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文化芸術にチャレンジする団体を支援 県が助成事業募集
県は、県内の文化芸術団体や市町村などを対象に助成を行う平成28年度「新たな文化活動チャレンジ補助金」事業への応募を3月1日から受け付ける。29年度に県内で開催する「第32回国民文化祭・なら2017」での展開が見込める事業を重点枠とする。
創意工夫のある事業を支援し、文化芸術活動の活性化を図ることが目的。対象事業は文化芸術の振興に寄与し、次世代の育成▽県民の主体的な参加▽文化活動のレベルアップ▽文化交流-のいずれかの要素を含むもの。新規性があり、28年4月から29年3月までに実施し、完了する事業が対象となっている。
助成金は、一般枠は経費から入場料など収入を控除した額の2分の1以内(上限50万円)、重点枠は経費から入場料などを控除した額の3分の2以内(同100万円)。
文化芸術団体を対象にした説明会は今月27日午前10時から、県文化会館(奈良市)で開かれる。募集要項、応募用紙は県のホームページからダウンロード可能。問い合わせは県文化振興課国民文化祭準備係(☎0742・27・8478)。
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【訃報】矢野友洋氏 72歳 元大和郡山市議会議長
矢野友洋氏(やの・ともひろ=元大和郡山市議会議長)9日、肝臓がんのため死去、72歳。自宅は奈良市二条町2の5の11。通夜は11日午後7時、葬儀・告別式は12日午前11時から自宅で。喪主は妻、幹子(みきこ)氏。
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「足育」って知っていますか? 11日にイトーヨーカドー奈良店でイベント
足について正しい知識を持ち、健康な足を育ててもらおうとNPO法人「日本足育プロジェクト協会」(大和郡山市)は2月11日午前10時~午後4時、奈良市のイトーヨーカドー奈良店で、足の健康にかんする講座や足の計測、相談などに応じるイベントを開催する。
イベントでは正しい靴選びや履き方などについて伝える〝足育〟講座や、2本のポールを使って全身で歩くノルディックウオーキング体験、かけっこ教室などが行われる。有料で専門家による足の計測や0歳からの足育発達相談、フットケアなどのブースも。
同協会は2月で設立3周年を迎えるといい、代表の玉島麻理さんは「県内に少しずつ『足育』が根づいてきた。子供や親、お年寄りの足を守り育てる活動をこれからも続けたい」と話している。問い合わせは同協会(☎0743・85・6088)。
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「地元の酒と文化発信したい」 ミス日本酒の中島千華子さん
日本酒の魅力を伝える「2016ミス日本酒」の奈良代表に、奈良市の山村流上方舞師匠、中島千華子さん(25)が選ばれた。県庁を訪れた山村さんは、「奈良の酒と文化を国内外で発信したい」と意気込みを語った。
ミス日本酒は、平成26年度から一般社団法人ミス日本酒(東京都)が選出を始め、3年目の今回は全国から850人が応募、16都道府県で代表が選ばれた。奈良県代表が選出されたのは初めてで、3月に京都市で最終選考が行われる。
奈良で生まれ育った中島さんは、山村流の師匠として大阪と県内に稽古場を持ち、上方舞の普及に取り組んでいる。日本酒が好きで「伝統文化や地元、奈良の魅力を伝えたい」と応募したという。
荒井正吾知事と面談した中島さんは「日本酒発祥の地である奈良の代表として奈良の日本酒や文化をPRしていきたい」と話し、荒井知事は「奈良の日本酒イベントにもぜひ出てほしい。3月の最終選考も頑張って」とエールを送った。
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【鹿角抄】中国人観光客多いのに、なぜ、英語版だけ? 奈良の鹿説明動画
鹿せんべいを手に、シカに迫られて困っている様子の外国人観光客を、奈良公園でよく見かける。シカがせんべいに食いつこうとする寸前で手を引っ込めたために、余計にシカに近寄られて大騒ぎする外国人の姿も。よく目にするぐらいだから、シカをめぐる外国人観光客のトラブルも増えているようだ。
シカのトラブルに関する相談を受け付けている「奈良公園のシカ相談室」によると、シカに噛まれたり、突かれたりする「人身事故」は平成26年度は74件発生。27年度は昨年12月末時点で86件発生と過去最高を記録し、うち49件が外国人からの相談だったという。
鹿せんべいをおねだりするときは「お辞儀」をし、人に慣れている奈良公園のシカたちが〝凶暴化〟したわけではない。相談が増えた理由の大半は、鹿せんべいをあげるときにじらすなど、「不適切な対応」によるものだそうだ。こうした傾向を受け、県ではシカとの触れ合い方を紹介する英語の動画を作成、昨年6月からネットでの公開を始めた。
75秒と短い動画だが、鹿せんべいの正しいあげ方のほか、発情期や出産後にはシカの気性が荒くなることなど、必要な基礎知識が盛り込まれている。動画を見た外国人も「とても分かりやすい」と高く評価していた。
外国人の相談者の過半数を占めるのは東アジアからの観光客というが、県によると英語以外の多言語で作る予定はないという。だが、観光バスを利用して団体で訪れるケースも多いアジアからの観光客にこそ、バスの車内や観光案内所などで動画を見てもらい、事故防止のための基礎知識を身に付けてもらうべきではないだろうか。
多言語のナレーションが難しければ、せめて字幕での多言語バージョン作成はどうだろうか。そんなちょっとした工夫こそ、奈良を訪れた外国人にいい思い出を作ってもらう一助になるのではないだろうか。(神田啓晴)
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天理で21日、「なら国際映画祭2016」プレイベント
今年9月に奈良市で開かれる「なら国際映画祭2016」のプレイベントが21日午後1時から、天理市文化センターで開催される。奈良市出身の映画監督、河瀬直美さんがプロデュースした映画の無料上映会のほか、地域の物産展販売も行われる。
同映画祭実行委員会と天理市が共催。当日は、五條市を舞台にした恋愛映画「ひと夏のファンタジア」と、十津川村を舞台に自然とともに生きる村人の日々の生活を見つめるドキュメンタリー映画「祈-Inori」の2作品を上映。上映前後には関係者らによる映画解説やトークショーが行われるほか、会場ロビーでは五條市や十津川村、天理市の特産品も販売される。
事前申し込み不要で、定員は当日先着250人。問い合わせは、同映画祭実行委員会(☎0742・95・5780)。
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広目天が近鉄奈良駅に登場 大立山まつりの四天王像
奈良市の平城宮跡で先月29日~今月2日に初開催された「奈良大立山まつり」で、会場を巡行した四天王の人形(大立山)1基が、近鉄奈良駅1階のコンコースに展示されている。28日まで。
邪鬼を踏みつけた「広目天」で、高さは約4メートル。鮮やかな色の装飾が施された人形に奈良市の無職女性(75)は「びっくりした。きれいで迫力ある姿ですね」と見入っていた。
ただ、人形には肝心の「大立山まつり」で使われたという説明書きはなく、観光客からは「これは何なのか?」と不思議がる声も。県は現在、説明パネルを作成中という。
別の人形「多聞天」も11日から、県庁1階エントランスホールで27日まで展示される。
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最新機器完備、放射線治療センター開設 大和高田市立病院
大和高田市立病院に、最新機器を備えたがんの放射線治療を行う「放射線治療センター」が開設された。
放射線治療は、外科療法や薬物療法と並ぶがん治療の三本柱の1つ。センターは、管理部門や教育研修センターがある「放射線治療棟」(鉄骨3階一部鉄筋コンクリート平屋建て、延べ約1600平方メートル)の1階に設置され、専門医や医学物理士、放射線治療専門技師などのスタッフが常勤している。建物などを含めた総事業費は約14億円。
病院の砂川晶生院長は「最新鋭の高性能機器を導入し、高度な専門性を有した優秀なスタッフを結集できた。放射線治療センターを核としてこれからの時代に対応し、さらに発展していくべく、職員一丸となって努力する」とあいさつした。
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お水取りの配役変更 東大寺
東大寺(奈良市)は、二月堂修二会(お水取り)にこもる練行衆の配役を変更した。
戒を授ける和上が、当初予定されていた平岡昇修さん(上之坊住職)から筒井寛昭さん(龍松院住職)に変更。また、権処世界は平岡慎紹さん(金珠院住職)から中田定慧さん(隔夜寺住職)に代わった。
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吉野マーケットプース〝開店中〟 空き店舗活用し地域おこし
吉野町の上市商店街内の空き店舗を活用したチャレンジショップ「吉野マーケットプレース」が開かれている。開催は11日までの毎日午前10時~午後3時。
増える空き店舗に悩む商店街と起業希望者らを結びつけ、地域活性化につなげる県空き店舗活用起業支援事業の一環。
今回の吉野マーケットプレースは、かつて呉服店として使われていた空き店舗を活用。店内では日によって変わるが、木工や染物の雑貨、加工食品販売、ガーデニングショップ、カフェなどのほか、東北の海鮮物産も販売されている。
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東大寺第222世別当に狹川普文師選出
東大寺(奈良市)は8日、次期華厳宗管長と第222世別当(住職)に狹川普文上院院主(64)、宗務長と執事長に橋村公英庶務執事(59)を選出した。筒井寛昭別当(69)、平岡昇修執事長(67)の任期満了に伴うもので、任期はともに5月1日から3年間。

狹川普文師
狹川師は奈良市生まれ。東大寺の執事長などを経て、現在は上院院主のほか同寺福祉事業団理事長を務めている。
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高山茶筌の材料を確保せよ! 生駒市で竹の切り出し
室町時代から400年以上の歴史を持つとされる「高山茶筌」づくりに使われる竹の切り出しが8日、生駒市高山町で行われ、参加者らがのこぎりを手に淡竹を伐採した。
材料確保と竹林の管理を目的に、県高山茶筌生産協同組合が昨年11月から実施。高山地区産の茶筌は全国約9割のシェアを占めるが、年々材料の確保や竹林の荒廃などが深刻な問題となっているという。
この日は組合の職員や市民ら約20人が参加。竹やぶを歩き回り、直径1・8~2・7センチまでの曲がりが少なく、完全な円形に近い淡竹を伐採。11月からの作業で目標を上回る約2千本を確保できたという。
協同組合の谷村佳彦理事長(60)は「最近竹林は荒れているが、竹を切る人も少なくなっている。管理と材料の確保に努めたい」と話した。
参加した生駒市の梅田馨さん(73)は「竹やぶをきれいにしたいと参加している。少しでも茶筌の生産に役立てれば」と話していた。
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今年もいいそうめんできました 大神神社で卜定祭
今年の三輪素麺の卸値(参考価格)を決める大神神社の「卜定(ぼくじょう)祭」が営まれ、県三輪素麺工業協同組合や県三輪素麺販売協議会の関係者ら約80人が出席した。
三輪素麺は奈良時代、三輪山の清流を利用してつくられたとされ、大神神社は素麺づくりの守り神として信仰されている。
5日、拝殿で業界の繁栄を祈る祝詞が奏上され、神楽が奉奏されたあと、神職が「高値」「中値」「安値」と3種類の価格が書かれた紙(計約20枚)を筒状の麻で突き、麻に付いた紙によって卸値を決定。今年の卸値(銘柄「誉」18キロ)は「中値」(1万900円)に決まった。
このあと拝殿前で、素麺づくりの工程を振り付けにした三輪素麺掛唄や、三輪そうめん音頭の奉納も行われた。
県三輪素麺工業協同組合の池側義嗣理事長は「暖かい日もあったが、今年もいい素麺ができた。値段も妥当と思う。夏に向けて多くのみなさんに三輪素麺を味わってもらいたい」と話していた。
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蘇った伊豆山権現像公開 奈良国立博物館で特別陳列
東国の守護神として信仰された伊豆山神社(静岡県熱海市)の銅造伊豆山権現立像の修理を記念する特別陳列「伊豆山神社の歴史と美術」が奈良国立博物館(奈良市)で開かれ、鎌倉時代の秀作が修理で蘇った姿などが鑑賞できる。3月14日まで。
伊豆山神社は伊豆権現あるいは温泉が神格化された存在であることから「走湯権現」とも呼ばれ、東大寺二月堂の修二会で各地の神々を勧請するため読み上げられる神名帳にも「走湯大菩薩」として登場。源頼朝が挙兵し、鎌倉幕府樹立へと至ったのも、伊豆権現の助けだったといわれる。
同館では、奈良文化財研究所の協力で銅造伊豆山権現立像の修理を行ったのを機に、同社伝来の宝物を関西で初めて一堂に展示。計26件(うち5件は重要文化財)が並ぶ。
伊豆山権現立像(像高48・8センチ)は修理にあたり、表面の錆を除去したところ、鍍金が多く残る威厳ある顔立ちが現れた。錆の成分分析では硫黄が多く検出され、源泉の湧き出る神聖な場に祭られていた可能性もあるという。
また、木造の男神立像(重文)は像高2メートルを超える平安時代の大作で、個性的な表情や立ち姿が目を引く。
15日、22日、29日は休館。観覧料は一般520円、大学生260円、高校生以下や満70歳以上、障害者手帳を持つ人などは無料。問い合わせは、同館のNTTハローダイヤル(☎050・5542・8600)。
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昭和50年代以降発掘の土器など展示 飛鳥資料館で企画展
昭和50年代以降に橿原市や明日香村などで行われた発掘調査成果を紹介する企画展「飛鳥の考古学2015」が、同村の飛鳥資料館で開かれている。初公開資料を含め、これまで詳しく紹介されていない考古調査の成果などを見ることができる。
展示されているのは、考古資料223点とパネル49点。明日香村の真弓テラノマエ古墳(7世紀前半)では平成21年度の村教委の調査で、結晶片岩を積み上げた構造の石室を確認。床面には漆喰で固定した平瓦が敷き詰められていた。展示では、漆喰の付いた平瓦を見ることができる。
同古墳では結晶片岩を階段状に積んだ石積み遺構も出土。昨年1月に舒明天皇の初葬墓として注目を集めた小山田遺跡(7世紀中ごろ)でも同じような階段状の石積みがみられ、関連が注目されている。
同じ真弓地区にあるカヅマヤマ古墳(7世紀後半)でも結晶片岩で構築された石室が確認され、関係資料として漆喰が付いた結晶片岩が展示されている。
また、八角形墳で文武天皇の墓の可能性がある中尾山古墳(8世紀初め)近くの斜面では昭和56年、橿原考古学研究所の調査で、飛鳥時代の人工的な掘割や土器(杯類、壺、甕)が出土。掘割は古墳に使う石材を運び上げるためのコロ道(修羅道)として使われたとみられ、石敷き遺構も見つかった。土器は造墓に伴う資料の可能性があるという。
このほか斉明天皇らの墓とされる牽牛子塚(けんごしづか)古墳から出土した夾紵棺(きょうちょかん)と呼ばれる棺の破片、推古天皇と竹田皇子の合葬墓とされる植山古墳で見つかった歩揺付飾金具や三輪玉、上5号墳出土の馬具、小山田遺跡出土の室生安山岩なども並んでいる。
3月6日まで。問い合わせは飛鳥資料館(☎0744・54・3561)。
ホームページはhttp://www.nabunken.go.jp/asuka/
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ゆるりとした雰囲気でお茶を 奈良市で「珠光茶会」始まる
奈良市で8日、社寺やならまちなどを舞台にした「珠光茶会」が始まった。茶道の7流派が参加し、茶席や初心者向けの作法教室、シンポジウムなど、さまざまなイベントが14日まで行われる。
奈良出身で茶道の基礎をつくったとされる室町時代の茶人、珠光にちなんで開催され、今年で3回目。今年はならまちを中心とした会場で初心者向けの教室が行われるほか、グラフィックデザイナーの麹谷宏氏が主宰する「東京・六志会」による奈良市産のヤマブドウを使ったワイン茶会などが企画されている。
8日は春日大社や西大寺などでお茶席が開かれた。毎年来ているという奈良市の主婦、岡田君江さん(74)は「ゆったりとした雰囲気でおいしいお茶を楽しむことができた。元気なうちは毎年来たい」と話していた。
巡回バス乗車券などがセットとなった9、10、13日分のお茶券(5千円)が若干残っており、先着順で購入できるという。受け付けは市観光センター(☎0742・22・3900)。
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茶道のルーツはやっぱり奈良だった 東大寺「お水取り」にも縁?
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光のイベント「なら瑠璃絵」、きょうスタート 奈良公園一帯で14日まで
東大寺や興福寺、春日大社周辺の奈良公園(奈良市)一帯を電飾で彩る「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」が8日からスタートする。
冬の閑散期に観光客を呼び込もうと平成21年度から開催おり、夏の燈花会とともに奈良のイルミネーションイベントとして親しまれている。
8日のスタートを前に試験点灯が行われ、LEDライトが点灯すると、光の海が広がった。8~14日の午後6時から9時まで。
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29日に県議会議場でコンサート 参加者募集
県議会は29日の2月定例会開会日の午後0時半から、議場を舞台にした奈良フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを開催する。県民に親しまれ、開かれた議場を目指す取り組みの一環で、観覧者を募集している。
コンサートでは、同団のフルートとピアノの演奏者が「愛の挨拶」や「ハンガリー田園幻想曲」などクラシックの名曲を演奏予定。コンサート後、午後1時に開会する本会議の傍聴もできる。
入場無料で、小学生以下の児童は入場不可。130人を募集し、応募多数の場合は抽選。応募ははがきやメール、FAXで、県議会事務局議場コンサート係まで。17日締め切り。問い合わせは同係(☎0742・27・8950)。詳細はホームページhttp://www.pref.nara.jp/30618.htm
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【奈良移住物語】明日香で無農薬農業 「村の発展に貢献」
毎週金曜日、明日香村飛鳥の農産物直売所の駐車場で開催される新鮮な無農薬栽培の野菜などを販売する朝市「明日香ビオマルシェ」は、村内外から多くの買い物客でにぎわう。そこで米や野菜を売る「minimal life(ミニマル・ライフ)」を経営するのが埼玉県出身で、村で農業を営む瀬川健さん(39)。就農してまだ4年目だが、「農業で村の発展に貢献したい」と農作業にはげんでいる。
■オーガニック
「明日香ビオマルシェ」は3年前にオープン。村で農業を営む若者らが約10軒の店を出し、無農薬にこだわった米や野菜、パン、ジュース、自然食品などを販売している。
瀬川さんはマルシェ設立当初からのメンバー。無農薬・無化成肥料で栽培・収穫し、天日干しした玄米のほか、無農薬・無化成肥料のダイコンやニンジン、ホウレンソウ、トマトなど四季の野菜を販売している。
健康志向の高まりで、マルシェは毎回盛況。多少の悪天候でも、多くの人が訪れる。店主らと顔見知りの人も多く、世間話にも花が咲く。移住で県内に住む人たちもやってきて、情報交換することもある。
瀬川さんの店をよく利用する上牧町の主婦、世古口麻紀さん(48)は「瀬川さんのお米は水分を多く含んでいて、水の量が少なくてもおいしく炊けます。これまで食べたお米の中で、一番おいしいと家族みんなが言います。野菜も新鮮です」と話す。
■多くの人の支援
瀬川さんは埼玉県川口市出身。東京や福島などでファッション関係の仕事をしていたが、「大量生産大量消費の食」に対する不安から農業に興味を持ち、東日本大震災をきっかけに農業をめざすことを決意、奈良にやってきた。
県内の農家で約2年間働くなどして、農業を学び、明日香村に移住。水田と畑を借りて独立し、平成25年から本格的に農業を始めた。「村には古い歴史があり、ひかれるところがある。移住者も多く、突然やってきた者にもやさしい」と話す。
現在耕作するのは水田5反、畑3反。水田は飛鳥駅に近い自宅近くで、畑はキトラ古墳に近い古代寺院・栗原寺跡にある。明日香村らしい古代史を感じさせてくれる場所で、「運がいいと思う」とも。
収穫した米や野菜はマルシェのほか、ネットなどを通じて無農薬栽培を知った人から注文を受け、販売することもあるという。
■米づくりに主力
今の瀬川さんのこだわりは、米づくりを中心にした農業と、自家採種(自分で種を取ること)での野菜づくり。消毒していない自分の種を使い、無農薬で育てる。そのため、特に在来種の確保に力を入れており、販売する野菜が自家採種の場合は明記。まさにオーガニックの極みだ。
生活は「楽ではない」というが、村に骨を埋めるつもりだ。「農業は知れば知るほどおもしろい。生計を立てるハードルは高いが、安心感が持てる仕事。『食べ物をつくっている』という強さは、どんな職業にも負けないと思う」と充実感を感じている。「農業でがんばり、次の世代を育てながら、村の発展に貢献していきたい」と話した。(野崎貴宮)
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石野真子さんも訴え 虐待のないやさしい社会に 奈良市でフォーラム
社会問題化している虐待について、背景やどのように関わるかを考える市民人権フォーラム「すべての人に優しい社会をめざして」が7日、県文化会館(奈良市)で開かれ、約210人の市民らが参加した。
フォーラムは、NPO法人日本結婚教育カウンセラー協会(棚橋美枝子代表理事)の発足3周年を記念して開かれた。
トークセッションでは、テレビドラマで子供に虐待する若い母親に手を差しのべる主人公を演じた女優の石野真子さんや、香川県三豊市立西香川病院長の大塚智丈さんらが、「すべての人に優しい社会を実現するために大切なこと」をテーマに話し合った。
大塚さんは虐待の背景について、「頑張っているけど誰もわかってくれない孤独感や疎外感が募り、追い込まれることで虐待につながっていく」と指摘。「子育ても介護も一人でできて当然と思われがちだが、援助を必要とする場合がほとんどで、互助力を復活させないといけない」とした。
また、石野さんは「人が抱えているものは見えにくいけれど、見守っていく姿勢を忘れないようにしたい」と強調した。
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百人一首、駅名、平家物語… 自慢の記憶力を披露 大和郡山で大会
優れた記憶力を古事記の編纂に生かしたと伝えられる稗田阿礼にちなんで、記憶力を競う「記憶力大会」が7日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれた。
同市が稗田阿礼の出身地とされることから毎年開かれ、今回で12回目。全国から6~87歳の225人が参加し、記憶力を試すさまざまな問題に挑戦した。
大会は、イラスト記憶や間違い探しなどをクイズ形式で行う「競技の部」、駅名、百人一首など自分が暗記したものを発表する「自慢の部」、数字や単語、トランプの順番など5つのジャンルの記憶によって日本一を争う「記憶力日本選手権大会」の3部門が行われた。
自慢の部では、参加した30組の参加者が古典や新幹線の駅名、かるた、百人一首などの暗唱を披露し、会場から拍手が送られていた。
自慢の部で「竹取物語」と「平家物語」の冒頭の暗唱をクラスメートと披露した同市立治道小学校2年、坂本憲大朗君(8)は「2週間ほどで100回くらい朗読したのでうまく暗唱できました。車が好きなので、来年は車の名前の暗唱で出場したい」と話していた。
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10日に女性行政書士による女性のための無料相談
県行政書士会は10日、奈良市高天町の同会会議室で、女性の行政書士による女性限定の無料相談会を開催する。相続や離婚手続き、遺言などのほか、起業についての相談に応じる。時間は午前10時~午後4時。予約不要だが、予約も可能で、プライバシーに配慮し個室での相談に応じる。
近年は事業を起こす際の手続きの問い合わせも目立っているといい、担当者は「その場で解決できなくても、糸口を見つけることは難しくないので気軽に相談してほしい」と話している。問い合わせは同会(☎0742・95・5400)。
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