18歳選挙権適用初の参院選 首長選は10市町村 今年の選挙
県内で今年行われる選挙は、国政では夏に「18歳選挙権」が初めて適用される参院選が行われる。地方選では、任期満了に伴う9市町村の首長選と2町村の議員選が予定されているほか、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された田原本町長の辞職を受け、今月末に町長選が行われる。また、欠員となっている議員の補欠選挙もそれぞれ予定されている。
【参院選】
参院選奈良選挙区(改選数1)にはこれまでに、自民党が元総務省選挙課課長補佐、佐藤啓氏(36)▽民主党が現職の前川清成氏(53)▽共産党が党北和地区役員、和泉信丈氏(32)をそれぞれ擁立。党勢拡大を図るおおさか維新の会も候補者擁立を目指しており、混戦となりそうだ。
【市長選】
市長選ではこれまで、任期満了に伴う御所市長選に3選を目指す現職の東川裕氏(54)、香芝市長選に再選を目指す現職の吉田弘明氏(54)、葛城市長選には3選を目指す現職の山下和弥氏(46)と新人で同市議の阿古和彦氏(57)が立候補を表明している。
【町村長選】
田原本町長選以外の町村長選ではこれまで、任期満了に伴う高取町長選に3選を目指す現職の植村家忠氏(72)、吉野町長選に3選を目指す現職の北岡篤氏(59)、川上村長選に再選を目指す現職の栗山忠昭氏(64)が立候補を表明している。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【奈良から世界へ】(4)鶏卵パック一筋、トップシェア 栗原製作所
鶏卵パックの出荷数全国1位の企業が大和郡山市にある。これまで、ペットボトルの再生原料で製造してきたパックは200種類超。卵の大きさや詰める個数により、素材の厚みを微妙に調整しているのだ。「おたくの冷蔵庫にも栗原がいます」。栗原製作所を立ち上げた栗原照次郎社長(78)は、そういって胸を張る。
出身地の大阪府東大阪市で創業当初は、建材製品として使われる塩化ビニル製(塩ビ)の波板を中心に製造していた。一方、1960年代以降は「ダイエー」などスーパーマーケットが全国展開し、大きく発展。「これからは食品の包装容器が売れる」と、副業的に塩ビ素材の鶏卵パックの製造を始めた。
その後、「手を広げすぎてはだめ。季節変動のない鶏卵パック1本に絞ろう」と、思い切った。より広大な工業団地を求め、奈良に生産拠点を移したが、90年代後半から、塩ビの焼却で発生するダイオキシンの公害問題が全国的に取り沙汰されるように。「これではいかん」と試行錯誤の末、同業他社に先がけてペットボトルの再生原料を使ったパックに切り替えた。
現在、栗原製作所が生産するパックは1日平均500万枚。35台のパック成型機が24時間フル稼働している。市場シェアは70%に上り、全国の隅々にまで浸透している。
栗原社長はかつて北海道を旅行した際、日本最北の島、礼文島のスーパーで自社の鶏卵パックを見つけたときの感動を今も覚えている。「ほんまにうれしかった。このために今まで頑張ってきたんやと思うた」。
栗原社長が自ら考え、座右の銘としているのが「人生には勇気と努力と忍耐が必要である」。「今は業界首位でも、いつひっくり返されるか分からん。首位を維持してこそ、初めて日本一になる」と栗原社長。現状に甘んじることなく、新商品開発に挑み続けている。(浜川太一)
◆ひとこと 「若者はもっと出世欲持たなあかん」
「若者はもっと出世欲、成功欲を持たなあかん。天下を取るために、いつも『人と違うことをやったろう』と思っていた。そんな気持ちで目が向いたのが、老若男女が年中食べる卵のパック。これは間違いないと確信した」(栗原照次郎社長)
■(株)栗原製作所(大和郡山市池沢町90の8)
昭和36年、大阪府東大阪市で創業。塩化ビニル製の建材製品の製造販売から、鶏卵パックに路線を変更。50年に奈良工場を設立、本社も奈良へ移転。卵の大きさに合わせたさまざまな形状のパックを開発し、約15年前に全国シェア1位を獲得した。10年前に新社屋・工場も完成、商品改良・開発に挑んでいる。(☎0743・56・2207)
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【奈良から世界へ】(3)創業100年、手芸はカッコイイ! 近畿編針
国内需要が伸び悩む中、消費者目線にたった商品開発やデザイン性を重視した輸入商品販売などで〝おしゃれな編み物〟を提案、国内外から高く評価されているのが手芸製品の製造・販売会社「近畿編針」(生駒市)だ。創業100年の今年は新ブランドを展開、「手芸」のさらなる変革に挑む。
もとは地元・高山地区の竹で、洗濯した着物を干す「伸子針」の製造・販売会社。昭和29年に株式会社化し、竹製編み針の自社ブランド「KA」も立ち上げて、他社に先駆けて「輪針」などを開発した。
だが、尾山恭子社長(68)が3代目社長に就任した頃は、手芸人口の減少に伴い売り上げは右肩下がり。「国内市場には限界がある」と海外へ飛び出した。米国の手芸見本市に足を運ぶと、メーカーなど約1800社が出店、日本にはない〝活気〟に驚いた。
さっそく、海外に特化した営業担当を配置。「取引前には必ず直接会う」(尾山社長)というアポなし〝体当たり〟の手法で顧客を開拓。日本法人で初めてドイツブランドの靴下用毛糸の輸入にも成功した。
「編み進めるだけでさまざまな文様に仕上げられる毛糸」と好評を得たが、その細さから「編みづらい」との声も。試行錯誤の上、左右の針の長さを変えるなどして編み針を改良した。
「他社がやっていないことは何か」。常にこう考えることで「ここまでこられた」という。他社が中国産の竹を使い始めると「なおさら国産にこだわらないと」と、全て国産素材を徹底。編み針には主に山陰や九州で育った適度な弾力のある3~5年の竹を用いる。使っても癖がつきにくい国産竹は、国内外から高く評価されている。
創業100年を迎える今年は、新ブランド「Seeknit(シークニット)」を展開予定。「手芸を〝かっこいい〟イメージに変え、社名にできるほどに成長させたい」。(山﨑成葉)
◆ひとこと 「自分がいいなと思えるものを届けたい」
「会社を継いだころ、日本の手芸におしゃれなイメージはなかった。自分がいいなと思えるものを届けたいと思い、絶妙な色使いなどを取り入れたくて積極的に海外へ出た。編み物を〝かっこよく身につけるためのもの〟にするお手伝いがしたい」(尾山恭子社長)
■近畿編針(株)(生駒市高山町4368)
大正5年、洗濯した着物を干す針をつくる「尾山卯之吉商店」として創業。昭和29年に株式会社化し、自社ブランド「KA」を立ち上げた。竹製編み針の製造販売のほか、ドイツやアイルランドの輸入毛糸を輸入販売。昨年10月にショップ「趣芸」もオープン、〝おしゃれな編み物〟を発信している。(☎0743・78・1108)
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【高校ラグビー】天理薄氷も逃げ切る 「勝てたのは大きい」
2回戦でシード校の常翔学園を破った天理は深谷に31-23と辛勝した。後半はノックオンなどミスが目立って追い詰められたが、松隈監督は「流れが悪くても勝てたのは大きい」と評価した。
24-23の後半25分、敵陣ゴール10メートル前で果敢に右展開。SO林田主将、CTB津田とつなぎ、最後はCTB竹田が右中間に飛び込んだ。時間切れを狙う選択もあったが、「相手のPGも上手。点を取って逃げ切った方がいい」と林田主将。積極策で勝利をもぎ取った。
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万葉の世界へ、美麗写真も充実 県の「なら記紀・万葉」HPリニューアル
国内初の勅撰歴史書「日本書紀」の完成1300年に当たる平成32年に向け、県は「なら記紀・万葉」ホームページ(HP)をリニューアルした。
記紀(古事記と日本書紀)、万葉集を現代の感覚でひもといて楽しんでもらおうと、県は24年度から「記紀・万葉プロジェクト」を展開。その一環として「なら記紀・万葉」HPを設けており、魅力発信に努めている。
HPは記紀と万葉集について基礎知識が得られるとともに、深めて楽しめるよう工夫。リニューアルでトップページを見やすくし、新コンテンツの「美しき記紀・万葉写真館」で記紀ゆかりの地を写真で紹介している。また、「歴史ふれあい旅のススメ」はゆかりの地を楽しく巡る旅を多くの写真を通じて掲載している。
「なら記紀・万葉」のHPは(http://www3.pref.nara.jp/miryoku/narakikimanyo/)。
県のホームページ(http://www.pref.nara.jp/)から入ることができる。
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上村松園ら3代の名画を鑑賞 松伯美術館で「温故知新」展
近代美人画の大家、上村松園と花鳥画で知られる松篁、淳之の親子3代が描いた日本画36点を集めた「上村松園・松篁・淳之『温故知新』展~古典は宝の山!」が奈良市の松伯美術館で開かれている。31日まで。
松園の作品では明治~昭和初期に描かれた美人画の下絵など14点を展示。松篁はローマの壁画に影響を受けた「春園鳥語」や中国の古典に影響を受けた金魚の日本画など12点を、淳之は狩野派に影響を受けた「白鷹」や「四季花鳥図」のびょうぶ絵など10点が鑑賞できる。
開館は午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)。月曜休館(11日は開館し、翌12日は休館)。入館料は高校生以上820円、小中学生410円。問い合わせは同館(☎0742・41・6666)。
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【奈良テレビおすすめ!】『ローカル路線バス乗り継ぎの旅第22弾』(2日午後6時から)
◇『土曜スペシャル「ローカル路線バス乗り継ぎの旅第22弾 水戸・偕楽園~長野・善光寺人情ふれあい珍道中」』(1月2日午後6時から)
路線バスだけを乗り継いで目的地を目指す、おなじみ太川陽介と蛭子能収がお届けする大人気シリーズの第22弾。
今回のマドンナは南明奈。茨城県水戸市の偕楽園を出発し、3泊4日で長野市の善光寺を目指します。今回のルートは冬の北関東を横断して長野に向かうという難解なルート。今回もやはり…バスが無い!宿が無い!何が起こるかわからない!超絶トラブルの連続か!?ハラハラドキドキ…アポ無しガチンコ旅の結末は!?お正月のひととき、みんなで楽しめる番組です。ぜひご覧ください!
奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/
万葉日本画のすべて 5日から県立万葉文化館で展覧会
万葉集に詠まれた歌をモチーフにした万葉日本画展「すべて見せます万葉日本画~人物」が1月5日から、県立万葉文化館(明日香村)で行われる。2月21日まで。
同館が所蔵する万葉日本画のうち、人物画をテーマに50点を展示。「額田王」(平山郁夫)や大津皇子と石川郎女の相聞歌をモチーフにした「山のしづく」(高橋天山)など、人物や人物を通した情景などが描かれた絵が並ぶ。
万葉集には天皇や貴族のほか、下級役人などさまざまな身分の人々が詠んだ4500以上の歌が収められている。担当者は「絵を見て万葉集を学び身近に感じてもらえたら」としている。
1月10日午後1時半からは、学芸員のギャラリートークも。開館は午前10時~午後5時半(月曜休館)。観覧料は一般600円、高校・大学生500円、小・中学生300円。問い合わせは同館(☎0744・54・1850)。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
「ご入学おめでとう大会」参加募集中 橿原1月30日 奈良2月11日
来春、小学校に入学する児童と保護者を対象にした「ご入学おめでとう大会」を奈良、橿原両市で開催します。楽しいアトラクションも用意していますので親子そろってご参加ください。
【日時と会場】
橿原会場=1月30日(土)奈良県橿原文化会館・大ホール(近鉄「大和八木」下車。東へ徒歩10分)
奈良会場=2月11日(木祝)奈良県文化会館・国際ホール(近鉄「近鉄奈良」下車。東へ徒歩10分)
時間はいずれも午後1時半開演
【プログラム】
入学についてのお話▽交通安全指導▽マイムパフォーマンス▽お楽しみ抽選会▽短編映画・アニメ
【入場料】
無料(ただし招待券が必要)。当日は新1年生のお子様におみやげを進呈。
【招待券の応募方法】
往復はがきに会場名、郵便番号、住所、新1年生と保護者の名前、電話番号を明記(返信用にも郵便番号、住所、保護者名を記入)のうえ、〒556-8666(住所不要)産経新聞開発「ご入学大会」係へ。
ホームページhttp://www.esankei.com/event/seminar/matriculation/からも申し込めます。
【問い合わせ】産経新聞開発(☎06・6633・6804)。
【あの町こんな店】ほっと一息癒やしの空間 「ミジンコブンコ」(奈良市)
近鉄奈良駅の北側に広がる「奈良きたまち」エリア。昔ながらの建物が並ぶ静かなまちの一角に、木造平屋建てのブックカフェ「ミジンコブンコ」がある。2年前にオープン以来、多彩なジャンルの本に加え、スパイスたっぷりのカレーが味わえる店として口コミで人気が上昇。店内には、慌ただしい日常を忘れてほっと一息つける癒やしの空間が広がっている。
■気持ちのいい空間
「お母さん、絵本読んで」。店の扉を開けると、幼稚園児ぐらいの男の子の声が聞こえてきた。奥の座敷で子連れの母親2人が、腰を下ろして子供に読み聞かせをしていた。
6畳ずつの土間と座敷が一続きの店内は、小ぢんまりとした外観からは想像がつかない広々とした空間だ。壁側のカウンター席や中央のテーブルには、店内で自由に読むことができる文庫本や絵本、建築関係の専門書など、多彩なジャンルの本が800冊以上並ぶ。
本は店主の人見修司さん(36)が蔵書の中から、「店の雰囲気に合うものを選んだ」という。子連れで訪れた坂内里恵さん(39)は「奈良に来ると必ず寄る場所。目に留まった本を手に取って、自分の時間を過ごせるので気持ちがいい」と話した。
■古民家にほれ脱サラ
人見さんは近畿大生物理工学部を卒業後、出身の京都市にある民間企業で生命工学の研究職に就いていたが、「自分で方向性を決めて生きていきたい」と4年前に脱サラ。人間の生きる基本となる「衣食住」に関係のある仕事をしようと、建築の技術や考え方を学ぶ専門学校に2年間通った。
そんな折、パスタの味と店の雰囲気にほれ込んで、4年ほど前から毎月通っていた奈良市のレストランが閉店すると聞いた。「何とかしてこの空間を自分なりに残したい」と、思い切って借りたのが、「ミジンコブンコ」を開いたこの古民家だ。
当初は飲食店を開く気はなかったが、「人を迎え入れるあったかい空間」を生かそうと、借りてから約1年後の平成25年6月、「本とカレーの店」をコンセプトにオープン。「ミジンコブンコ」の名前は、もともと生物が好きだったことや「文庫」とのゴロがよかったのが主な理由で、「深い意味はない」という。
■人気は特製カレー
古民家と本の組み合わせが独特の安らぎを生み出す店は、きたまちの隠れ家的スポットとして口コミで評判が広まり、今は多くの常連客が集うようになった。
中でも人気なのが、約20種類のスパイスを混ぜ合わせた特製のカレー。「チキンカリィ」「キーマカリィ」、その日によって変わる「きまぐれカリィ」(いずれも850円)の3種類は、すべて人見さんの手作り。少し辛めのチキンカリィは、骨付きの鶏肉がスプーンできれいに取りほぐせるほど柔らかく、絶品だった。
「ひとりひとりが自分なりの時間を過ごしてもらえる場所でありたい」。人見さんがそう願う、安らぎとスパイスのきいた空間は、これからも癒やしを求めるまちの人々に愛され続けていくだろう。(浜川太一)
ミジンコブンコ=(奈良市東笹鉾町41)=近鉄奈良駅から北に徒歩約15分。店の西隣に2台分の駐車場も。日、月曜定休。営業は午前11時半~午後5時半、ラストオーダー午後5時。(☎0742・24・8231)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【奈良から世界へ】(2)ご当地ジェラートで大手に挑む テンダーボックス
各地のご当地名物をジェラートに〝変身〟させる会社が平群町にある。これまでに奈良漬、どら焼き、わさび、岩津ねぎ、越前わかめ…などを商品化。「どんな味か、想像できますか?『大手』に勝つためにはおもろい工夫をしないと」。「生みの親」であるテンダーボックスの華田宗孝社長(71)はこう話す。
業務用食材の代理店を経て平成14年、大阪・天神橋筋商店街の近くでイタリアンジェラート店を始めた。18年、生駒山の山並みが見渡せる現在の場所にほれ込んで移転、工房やジェラートと、パスタの店を設立した。店ではこだわりのパスタを提供。そして、バニラやチョコレートなどの定番に加え、県産イチゴ「古都華」など旬の果物を使ったジェラートを販売している。
リクエストに応じ、ご当地ジェラートを本格的に作り始めたのは約6年前。その種類は現在、40を超える。ユニークな挑戦は業界内で話題を呼び、今は「ぜひうちのを作って」と依頼されることも多い。
おいしさを追求したり、個性的な味を前面に出したり。素材の味や食感、イメージを生かして完成させるのは同社の工房長、今坂賢二さん(31)だ。昨年には、ジェラート発祥の地・イタリアで開かれた国際コンテストで日本人最高位の6位に入賞。開発したジェラートのレシピは300にも上る。
そんな今坂さんが最も苦労したのは、兵庫県朝来市の名物、岩津ねぎを使ったジェラート。香ばしさをどう出すか、ねぎをペースト状にして何度も試し、完成させた。今挑戦しているのは何と、「明太子」に「しめさば」。「納得いくものを作りたい」と意気込む。
華田社長の目標は全国のご当地ジェラートを作り、一堂に集めて販売すること。東京への店舗進出も考えている。「奈良は食材の宝庫。地元を盛り上げながら、新しいジェラートを生み出していきたい」。
◆ひとこと 「食べてみたいと思わせる商品つくる」
「パスタ店では当初、お客さまがゼロの日もあったが、あきらめず頑張ってきた。大切なのは真心を込めて作り、販売するということ。『食べてみたい』と思わせるような商品をつくり、少しでも笑顔に、元気になってもらいたい」(華田宗孝社長)
■(株)テンダーボックス(平群町菊美台1丁目7の33)
平成9年大阪市で業務用食材代理店として創業。14年にイタリアンジェラート店を始め、18年に平群町の近鉄生駒線東山駅近くに移転。ジェラート工房やジェラート&パスタ店「mamma」を開店した。ジェラートの製造、販売や業務用食材の販売を手がける。地域の特産品などを生かした「オリジナルジェラート」の相談は同社(☎0745・46・1081)。
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【奈良から世界へ】(3)創業100年、手芸はカッコイイ! 近畿編針
【奈良から世界へ】(4)鶏卵パック一筋、トップシェア 栗原製作所
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【奈良から世界へ】(1)夫婦でたどり着いた「お好み焼き」 SD食品
知っていますか?奈良から全国、世界へと展開している、きらりと輝く企業たち。メジャーブランドのように名前は知られていないが、国内や世界で存在感を誇る奈良の会社は実は多い。いずれも良質なものづくりやこだわりの食品、画期的な商品開発などで、地道に実績を上げてきた。そこに至るまで、どんな道をたどったのか。絶やさなかった情熱は、持ち続けていた信念は、そしてこれからの展望は-。〝メード・イン・奈良〟を発信している奈良の会社の挑戦を取り上げます。
「これからは手軽なお総菜が売れる」。約30年前、時代を先取りした目は確かだった。スナック経営からカレー専門店などを経て、たどり着いたのがお好み焼き販売。夫婦で立ち上げた会社は、1日約6万枚の生産能力を有し、約200種類もの業務用お好み焼きを販売する会社に成長した。
「ピンチの連続だったが、絶対道はあると思ってやってきた」。SD食品(広陵町)の広川享徳社長(62)が話すと、妻で副社長の久美さん(61)は「今振り返ると涙が出てくるけどね」と笑う。
夫婦二人三脚で歩んできた道のりは、平坦ではなかった。橿原市内でスナックを10年経営した後、カレー専門店を始めたが、赤字続き。1年で閉店し、カット野菜の販売を本格化した。
もともと料理好きな夫婦。スナックで振る舞っていたお好み焼きが人気だったことから、カップに具材を入れ、混ぜて焼くだけの「カップお好み焼き」の販売を開始。当時は共働き家庭の増加で「お総菜」が販売され始めたころで、久美さんがスーパーを回って実演販売すると、1日100枚近く売れるようになった。
「もっと簡単に調理できるものを作ろう」と、冷凍お好み焼きの販売を計画。平成12年に大阪府東大阪市の工場で、冷凍お好み焼きの製造を始めた。21年に現在の場所に移転してからはスーパーだけでなく、学校や居酒屋、福祉施設、食材宅配会社と、販路も拡大した。
今は豚やイカ、ミックスなどの定番商品のほか、県産の結崎ネブカやヤマトポーク、田原本町のモロヘイヤなど、さまざまな県産食材を使ったコラボ商品を展開。豆腐などを使ったやわらかい介護食用のお好み焼きも開発した。
目下の計画は、工場を移転拡大して、お好み焼きの生産工程も見学してもらえるような施設を造ること。「日本一のお好み焼きを、奈良から出していきたい」(広川社長)と、さらなる飛躍を目指している。
◆ひとこと 「余裕がないときほど笑顔大切に」
「30~50代は育児と仕事に無我夢中で、あっという間に過ぎた。ご飯にしょうゆをかけて食べる日が続いたこともあったが、苦しいときほど『笑顔』で過ごすことを心がけた。余裕がないときほど笑顔を大切に。争ってもいい結果は出ない」(広川久美副社長)
■SD食品(株)(広陵町大塚375の1)
平成元年4月に香芝市でカップお好み焼きの販売を始める。12年9月、東大阪工場で冷凍お好み焼きの製造を開始。21年12月、工場を統合し、現在の広陵町に移転。SD食品株式会社として新設、稼働を始めた。「安心・安全な商品をつくる」のが鉄則。原料や製法にこだわった、ふっくらした冷凍お好み焼きは本社直売所でも購入可能。問い合わせは同社(☎0745・55・2299)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
新春わかくさ能 「内外詣」「佐渡狐」など上演 11日に奈良春日野国際フォーラム甍で
古都の新春を寿ぐ「新春わかくさ能」が11日、奈良市の奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~(旧県新公会堂)能楽ホールで催される。今回は金剛流の能「内外詣」などが上演される。
世界無形文化遺産である能、狂言の魅力を知ってもらおうと県が毎年開催。当日は午後1時から、小学生から一般を対象に能楽入門講座と体験講座(無料)が行われ、謡や小鼓を打つ体験会もある。
公演は同2時半からで、一調(能の一部分)の「笠之段」と「八島」、大蔵流狂言「佐渡狐」(茂山正邦さん)、金剛流能「内外詣」(金剛永謹さん)を予定。「内外詣」は新春の伊勢神宮を舞台に神楽や獅子舞などが登場する縁起物。また、ロビーでは能面や装束が展示される。
入場料はS席4千円、A席3500円。入門講座と体験講座は定員150人。申し込みなどは奈良春日野国際フォーラム(☎0742・27・2630)。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
新年あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。
平成28年を迎え、皆様のご多幸とご健勝をお祈りします。本年も産経新聞ほか、グループ紙をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。産経新聞奈良県伊賀地区専売会のスタッフ一同、心を込めて新聞を配達いたします。
なお、1月2日は「新聞休刊日」となっており、朝刊の配達がございません。大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解ください。
関西のニュースはインターネットでも随時掲載しております。
今季は暖冬のようですが、寒暖の差が大きく、体調管理が難しいようです。読者の皆様、体調を崩されませんように。どうぞご自愛ください。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
未来の奈良はどんなまち? 荒井正吾知事に聞く
今春の知事選で3選を果たした荒井正吾知事。人口減少、地域活性化、産業・観光振興、子育て支援、防災…。県が抱える課題は多岐にわたる。画一的ではなく、実効性ある〝奈良の処方箋〟をどう作っていくのか、県が果たすべき役割は大きい。今年も残りわずか。新たな平成28年の幕開けに向けて「3期目の集大成」を迎える荒井知事に、課題への取り組みや目指す未来の奈良の姿を聞いた。(聞き手 有川真理、浜川太一)
――2020(平成32)年の東京五輪を見据え、各地で外国人観光客の争奪戦となっている。県は何を重視した戦略をたてるか
「奈良は観光資源はたくさんあるが、宿泊客は全国最下位に近い特異な状況が続いていた。『大仏商法』といわれるように官民がさぼっていたからだ。とことんサービスしないと観光客はリピーターになってくれない。後れを取り戻すべくサービスの質をよくしたい。県として手をつくし、『一泡ふかせたい』という気概でやる」
--急増する外国人観光客への対応として今年7月には観光案内コーナーなどを備える「県猿沢イン」もプレオープンした
「奈良町界隈を外国人観光客の『受け皿の町』にしたい。県猿沢インはもうすぐ(宿泊スペースを備えて)全面開業するが、ずいぶんにぎわっている」
――県営プール跡地(奈良市)では高級ホテル建設計画が進んでいる
「奈良のにぎわい拠点づくりの核となるもので、今のところもくろみ通り、順調だ。大宮通り活性化プロジェクトの一環で、これまでの『東大寺大仏殿を回ってさっと帰る』ようなスタイルから変化させる」
--一方で、大阪などではマンションの空き室に泊まる「民泊」も大盛況だ
「民泊は安全な品質保証がないといけない。火事や感染症などの問題もある。よい部屋を貸すのはいいが、危ない部屋を貸すのはだめ。そういう仕組みがいる。民泊をやるならよい部屋を貸し、定期報告をちゃんとしてもらわないと」
--県は今のところ民泊が可能になる国の特区対象ではない
「特区だからできるというのも変だ。特区でやるというのは『お目こぼし』みたいな発想。ちゃんとどこでも通用するような民泊の基準を、国はつくらないといけない」
--県の人口は減り続けている。打開策は
「一番深刻なのは若者の流出だ。仕事の場がないので若者が出ていってしまう。地方で働く場をつくるのが『1丁目1番地』で、最大の眼目だ。〝脱ベッドタウン〟という県の地方創生の目標とも重なる。奈良は子供を育てやすいうえに教育環境がよいが、仕事がないと、(子供は)卒業するとどこかに行ってしまう。『大阪に勤めればいい』という見方もあるかもしれないが、大阪の経済力が落ちてくれば県民の仕事もなくなる」
--県内にはあまり知られていないが、元気で個性的な中小企業も多い
「奈良で創業され、りっぱに続いている会社もたくさんある。そういう小さくても強靱な企業が奈良に結集してくれれば」
企業の呼び込みに対して特別な支援は
「産業に特化していろんな支援を作っている。奈良は『進出したい』という企業が割と多いが、土地がない。物流環境はよくなっているから、もう少しだ。IT関連会社の呼び込みも立地環境の整備で遅れがある。今必死で取り戻そうとしている。企業誘致とともに、工業ゾーンの造成も一生懸命にやっている」
--確かに、工業用地の少なさは課題だ
「これまでは住宅一辺倒だった。ベッドタウンの勢いで。新たな都市計画を作らないといけないと思う」
--知事にとって「総仕上げ」と位置づける3期目だが、これからどんな奈良にしたいのか
「進展が著しいのが、県と市町村が連携して行政の効率化を図る『奈良モデル』の取り組みだ。県が助けるから一緒にやろうよというのが奈良モデルの基本。やっと弾みがついてきた。これから地域包括ケアシステムなど市町村と一緒にまちづくりの進め方を勉強し、奈良のまちをよくしていく。今までリニューアルされていないまちがリニューアルしていくのはすごいこと。県が本腰を入れて市町村を助けているところはめったにない。ベッドタウンだけじゃいけない。地域の経済力をつけていきたい」
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大和トウキなどで「やくぜん茶」 高取町の薬の町プロジェクト第2弾
高取町と高取薬業連合会、農業生産法人・有限会社ポニーの里ファーム(同町)が、高取産の大和トウキの葉や、ハトムギなどを使った「やまとたかとりやくぜん茶」(15袋入り、2500円)を共同開発した。
町は「薬の町高取復活プロジェクト」を進めており、すでに大和トウキの葉を使った入浴剤を販売。今回はそれに続く薬草関連土産物シリーズの第2弾で、町内の観光案内所「夢創舘」や町家カフェなどで購入できる。
大和トウキ、ハトムギのほかに黒豆、ほうじ茶、杜仲、ハブソウ、葛の花の計7種類の原料を使用。ほうじ茶(奈良市産)以外はすべて高取産で、1袋は15グラム。薬草の香りが豊かで、甘みがあり、子供でも飲みやすいという。
製造はポニーの里ファームが担当。ネットでも購入できる。問い合わせは同社(☎0745・67・0104)。
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【私の働き方】《番外編》育児と仕事両立 社会の環境づくりと意識改革必要
政府が女性の活躍推進を掲げる中、県内では結婚しない若い男女の増加などで平成26年の合計特殊出生率が1・27となり、北海道と並ぶワースト3位に。その背景には非正規雇用者の割合の高さや、働きながら子供を産み育てる女性への支援が不十分な点が大きい。働きたくても働けないママを減らすには、どうすればよいか。県で施策に携わる県子育て支援課の金剛真紀課長(53)に、自身の経験や思いを聞いた。(有川真理)

「家族と周囲のサポートがあって仕事を続けてこられた」と話す県子育て支援課の金剛真紀課長
――県職員になったのは
子供のときから漠然と、「一生仕事を続けたい」と思っていた。高校生のときに先生から「一生働きたいなら公務員がよい」とアドバイスを受け昭和55年、18歳のときに入庁した。当時女性は男性の補助的な事務仕事が多く、管理職の育成もなかった。課の中に女性も1~2人。だけど、子供を持ちながら働いている人が多く、自分も定年まで働こうと思った。
――子育てとの両立は
25歳のときに職場結婚し26歳で長男、28歳で次男を出産した。夫は理解のある人で、家事や育児を全面的にサポートしてくれ、夫婦のうち早く帰宅したほうが料理を作っていた。
恵まれていたと思う。ほかにも、義母や職場の人にもサポートしてもらった。子供が小さいときは保育所に預けていたが、職場の人は「早く帰ったら」と気にかけてくれた。たくさん迷惑もかけたと思うが、支えてもらい、感謝している。
――そうした環境は、現実ではなかなか難しい
「公務員だからめぐまれていたんだ」と言われることも確かだが、だからこそ、理想は言い続けたい。県が子育て応援の筆頭に立ち、引っ張りたい。今は家事も育児も女性の負担が大きい。女性だけでなく、男性も育休が取りやすい社会になればよい。それには時間はかかるが意識改革が必要だ。女性だけでなく、男性のワークライフバランスも変えて、社会全体で子育て中の女性を支えるという意識が大切だ。
――仕事と子育ての両立は、女性の葛藤も大きい
仕事面で周囲に気がねしたり、後れを取ると焦ったりする気持ちはよく分かる。でも、子供と向き合う時期はかけがえのない大切な時間。余裕がなくイライラすることもあると思うが、私自身、「もっと子供の話を聞けばよかった」と反省することがたくさんある。大切に、その時間を味わってほしいと思う。
子育て中は、ある程度仕事のペースをゆるめることも必要。それは女性だけでなく、男性もできればいい。それぞれの夫婦でベストなバランスを取ることができる環境ができれば。
――支援のあり方は
いろいろな生き方があり、何を選択するかはそれぞれ自由だし、尊重したい。ただ、本当に選択したい道を男女ともに選択できるようにすることが大切だと思う。制度があってもそれを利用できる環境や人の意識がないと、気がねしてしまってうまくいかない。市町村とともに、まずは子育てと仕事が両立できる環境づくりをしっかりとやっていきたい。「保育士人材バンク」など子育てを支援する人材の確保にも力を入れたい。
――これからは
家事や育児を女性だけのものと捉えず、男性の積極的な育児参加を促したい。男性も時短勤務を選択するなど柔軟な働き方が実現できれば。社会全体でサポートする態勢を広げたい。
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桧原神社の「三ツ鳥居」が新調 伊勢神宮の古材譲り受け
大神神社の摂社・桧原神社(桜井市)の「三ツ鳥居」(高さ約3・1メートル)が、伊勢神宮の式年遷宮に伴う古材を使い建て直された。真新しい独特の形の鳥居が参拝者を迎えている。
三ツ鳥居は明神型の鳥居を3つ組み合わせた形。別名、三輪鳥居ともいわれ、大神神社にも三ツ鳥居(高さ約3・6メートル、重文)がある。
桧原神社は伊勢神宮と同じ天照大神を祭神とし、「元伊勢」とも呼ばれる。三ツ鳥居がどうして生まれたかは不明だが、本殿に代わるものとして神聖視されており、室町時代以降の古図には三ツ鳥居が描かれている。
古い三ツ鳥居は伊勢神宮の第59回式年遷宮(昭和28年)の後、内宮外玉垣東御門の古材を譲り受けて40年に建てられた。古くなったため、第62回式年遷宮(平成25年)を終えた同神宮から今年3月、別宮・倭姫宮の参道鳥居に使われていた古材を譲り受け、11月に建て直された。桧原神社では奉祝祭を行い、完成を祝った。
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バスの座席に画びょう 乗客の男女2人が軽いけが 郡山署が捜査
30日午前11時20分ごろ、大和郡山市の近鉄郡山駅前に停車中の奈良交通の路線バス内で、座席に座った男性乗客(64)が臀部に痛みを感じ、座席を調べたところ、画びょうが針を上向きにして置かれているのを見つけ、運転手(39)に連絡した。画びょうは座席カバーを切って内部に隠すように置かれており、郡山署は何者かが故意に置いたとみて、偽計業務妨害と器物損壊容疑で捜査している。
調べによると、画びょうが見つかった座席は前から2列目の1人用座席。男性と、男性より前にこの座席に座り、痛みを感じた女性(29)の2人が軽傷。
同署によると、座席中央部のカバーに約10センチの切り込みがあり、座席内に画びょう2個が上向きに置かれていた。この日朝の始発前点検では座席に異常はなかったという。
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【高校ラグビー】天理がシード校・常翔学園破る 光った堅守
第95回全国高校ラグビー大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われ、6度優勝の天理(奈良)が3大会ぶりの制覇を目指したシードの常翔学園(大阪第3)を5―3で破った。1月1日に3回戦8試合が行われる。
第3グラウンドのすべての音がなくなった後半29分。逆転を狙い、常翔学園のSO吉本が蹴った右中間40メートル付近からのPGはゴールをそれた。息を押し殺していた5千人の観衆からは安堵の声と悲鳴。程なくしてノーサイドの笛が鳴った。引き締まった試合は5-3で、ノーシードの天理がシード校を撃破した。
両チームとも堅守が光った。特に天理の低くて速いタックルは、前半16分からシンビン(一時退場)で1人少ない戦いを強いられた場面もしのいだ。松隈監督は「選手たちがよく我慢した。接点で負けなかったら、いい試合にはなると思っていた」とうなずいた。
一方、常翔学園の野上監督は「圧力が強かった。あの防御を打ち破る推進力がなかった」。1回戦で90点ゲームを演じた天理に対し、常翔学園は初戦。勢いに乗れていたかどうかも、勝敗に関係したかもしれない。
前半終了間際、値千金の逆転トライを挙げたWTB小川は「自分たちにスーパープレーヤーはいない。ひたむきにやるだけ」と話した。ゴールに飛び込む直前、相手をかわしたステップは、全体練習後の個人特訓で身につけた技術だった。
主将のSO林田は「次の試合も天理らしさを出したい」と謙虚。しかし、松隈監督はシード校を破った感想を聞かれて「うちが弱いとは思っていない」。胸に秘めた自信をのぞかせた。(鮫島敬三)
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読者の皆様、本年もありがとうございました。良いお年をお迎えください。
日頃は産経新聞ほか、グループ各紙をご購読いただきまして、まことにありがとうございます。
平成27年も間もなく幕を閉じ、新たな年を迎えます。今年1年のご愛顧に感謝申し上げます。良いお年をお迎えください。
産経新聞奈良県伊賀地区専売会一同
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【春高バレー】基本徹底し全国の壁破る 女子・天理 大会前展望
「春の高校バレー」として来年1月5~7日と9、10日に東京都渋谷区の東京体育館で開催される「第68回全日本バレーボール高校選手権大会」(日本バ レーボール協会、産経新聞社など主催)。県代表として、男子・添上と女子・天理が出場する。猛練習を重ねているチームの状態や、大会への意気込みなどを紹 介する。
3年ぶり2回目の出場となる天理は、大会初日の5日に初戦を迎える。対戦相手は、初出場校の大社高校(島根県)。今夏の全国高校総体(インターハイ)に続く全国大会出場を果たした天理だが、春高、インターハイともに、全国大会では過去一度も勝利したことがない。悲願の「一勝」に向け、チームは日々猛練習に取り組んでいる。
「決勝までは予定通りの戦いぶりだったが、決勝は予想外に苦しめられた」と県大会を振り返るのは、八ツ橋孝江監督。苦しんだ相手は、3連覇を目指していた奈良女子を破った奈良文化だ。フルセットまでもつれ込み、辛くも手にした勝利だった。
県大会後は、攻撃を安定させるためにサーブレシーブを猛特訓。天理はトスを山なりに上げてネット際から強打する「オープン攻撃」が基軸のため、レシーブとトスの安定化を最優先としている。浦井ひなの主将(3年)は「県の決勝は、サーブで崩され苦戦した。全国で勝つためにも修正していきたい」と力を込める。
冬休みに入ってからは、関西他府県のチーム約10校と合同合宿を開き、緊張感を持続。大社高校については、「相手のエースが175センチを超える長身なので、注意したい」(八ツ橋監督)と警戒を強めている。
初戦を戦う場所は、メーンコートから少し離れたサブコート。実は3年前も同じコートで初戦を戦い、メーンコートで試合をしたことがないという。「何としても1勝し、必ず大観衆のオレンジコートで試合に臨みたい」と力を込める八ツ橋監督。基本を徹底、強化を図ったバレーで全国の壁を破ることができるか、注目される。
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【春高バレー】自分たちのバレーで勝利つかむ 男子・添上 大会前展望
「春の高校バレー」として来年1月5~7日と9、10日に東京都渋谷区の東京体育館で開催される「第68回全日本バレーボール高校選手権大会」(日本バレーボール協会、産経新聞社など主催)。県代表として、男子・添上と女子・天理が出場する。猛練習を重ねているチームの状態や、大会への意気込みなどを紹介する。
5年連続33回目の出場となる添上は、大会2日目の6日に初戦を迎える。相手は初日に対戦する県岐阜商(岐阜県)-崇徳(広島県)の勝者。県岐阜商は5年連続12回目の出場、崇徳は2年連続42回目の出場で、北川賢監督は「総合力で勝る崇徳が勝つ可能性が高い」とみて対策を進めている。
添上は県大会、決勝まで全てストレート勝ちと、前評判通りの強さを見せつけた。北川監督も「久しぶりに安心してみていられた。選手は自分たちで考えてプレーできていた」と振り返った。
だが、県内では王者の添上も、春高本戦ではこの5年間全敗続き。南浦仁主将(3年)は「前回はサーブでリズムを崩されて負けたが、今の自分たちの攻撃は全国でも通用すると思う。守りを安定させたい」。エースの前田進之介(3年)は「春高は緊張して萎縮してしまった。今度はエースとして気持ちを強く、攻めていきたい」と力を込めた。
現在は本戦に向け、サーブレシーブの安定化や攻撃パターンの再確認などを徹底。センターの水瀬陽基(3年)は「レシーブでつないでキャプテンがスパイクを決められるよう、後ろから支えたい」と気合十分。リベロの河内佑介(3年)も「自分のサーブカットでチームに勝利を呼び込みたい」と話した。
県外の強豪校や地元・天理大学との練習試合も、年末まで継続中だ。崇徳はインターハイで8回、春高では4回の優勝を記録する強豪だが、北川監督は「どう対策するかより、自分たちのバレーを貫くことが大事。勝利をつかみ、過去の伝統の上に新たな歴史を刻みたい」と話した。
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猿の親子が華やかに境内彩る 往馬大社で安部さんの「干支」展
平成28年の干支、申の絵を集めた作品展が、1月1日から、生駒市壱分町の往馬大社で開かれる。干支の作品をライフワークとしている同市在住の画家、安部敬二郎さん(64)が日本各地の猿や土鈴、人形などを題材にした多彩な作品が、新春らしく華やかに境内を彩る。
安部さんは30年近く前から毎年各地で干支展を開いている。今回は「親子の愛」を主なテーマに、油彩や水彩、アクリル画で、ふすま2枚分の大作から小作品まで約30点を展示。京都・嵐山で出会った生後20日前後の子猿と母猿、自宅近くに現れた野猿、大阪・住吉大社ゆかりの「喜々猿」などを、情感あふれるタッチで描いた。
安部さんは「親が子を思う愛は、大人になっても伝わる。作品を通じて変わらぬ親子愛を感じてもらえれば」と話している。
2月29日まで。入場無料。
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思い切りキャスティング楽しめます 五條の吉野川にニジマス釣り場
五條市の吉野川に、ルアーとフライでニジマス釣りが楽しめる釣り場が設けられている。来年2月28日までで、五條市漁業協同組合では「川幅が広いので、思い切ったキャスティングを楽しめます」としている。
五條・吉野川のルアー・フライの管理釣り場は、同漁協が昨年度から設置。範囲は五條市内を流れる吉野川の大川橋から下流700メートルの区間で、昨年度より200メートル拡張した。
体長60~30センチのニジマスが放流されており、原則はキャッチ&リリース(2匹以内は持ち帰り可)。ルアー釣り(シングルフックを使用)とフライ釣り(バーブレスフックを使用)が楽しめる。
河川敷ではバーベキューも可能。同漁協では「釣りだけでなく、バーベキューを家族で楽しめます」としている。
大阪府堺市から訪れた自営業の男性(65)は「安全にキャスティングもでき、釣りが存分に楽しめます」と話していた。
営業時間は午前8時~午後4時半。元日は休業。料金は1日1人3500円で、女性と中学生以下は2千円。2回目以降は500円割引(前回の半券の提示が必要)。大川橋南詰めのテニスコート前管理棟で受け付ける。問い合わせは五條市漁業協同組合(☎0747・25・3077)。
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【訃報】梅田博宣氏 82歳 一光流家元
梅田博宣氏(うめだ・はくせん、本名・梅田博=うめだ・ひろし=一光流家元)28日、脳梗塞のため死去、82歳。通夜は来年1月2日午後6時、葬儀・告別式は3日午前11時、大和郡山市美濃庄町170の1、風の杜ホールで。喪主は長男で副家元、和伸(かずのぶ)氏。
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落橋防止装置 溶接不良新たに6つの橋で確認
久富産業(福井市)の製品を使った落橋防止装置に溶接不良が見つかった問題で県は28日、6年以上前に同社の製品を使った県内の7橋を検査した結果、6橋で溶接不良が確認されたと発表した。県内で見つかった溶接不良はこれで9橋目で県は今後、元請け会社に補修工事を要請する。
不良が確認されたのは、宮川橋(五條市大塔町辻堂)▽池穴橋(十津川村池穴)▽湯之原橋(同村湯之原)▽新笠橋(広陵町笠)▽新但馬橋(三宅町但馬)▽外川橋(大和郡山市外川町)。日常の通行には支障はないという。
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休日夜間応急診療所 奈良市が年末年始態勢強化
奈良市は年末年始(30日~1月3日)の期間中、市立休日夜間応急診療所(同市柏木町)で受診者数が多い午前10時~午後7時を従来の2診体制から3診体制に増員し、診療体制を強化する。
同市では昨年、年末年始にインフルエンザが流行し、同診療所では最大約5時間待ちに。今年は、窓口で受け付けを済ませれば、インターネットで待ち時間を確認できるサービス「アイチケット」も導入。自宅で安静にしながら順番を待つことが可能になった。
診療体制などの詳細は、市公式ホームページ内の休日夜間応急診療所のページ(http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1177026292738/#1)でも確認できる。問い合わせは市病院管理課(☎0742・26・7611)。
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春日大社でも迎春準備進む しめ縄掛け替え
奈良市の春日大社で28日、新年を前に本殿横の大杉など、3カ所でしめ縄の掛け替えが行われた。
樹齢約800年の大杉は高さ約25メートル、周囲約8メートルで、同社のご神木とされている。しめ縄は市内の電器店経営、竹村健さん(81)が自宅の田んぼで収穫したもち米のわらで製作し、毎年奉納。今年は10月に収穫したわらを乾燥させ、長さ約8メートル直径約10センチのしめ縄を仕上げた。
この日は竹村さんらが大杉の幹にはしごをかけ、高さ約5メートルの位置に真新しいしめ縄をかけた後、神職が紙垂を取り付けた。また、神職が本殿を清める御煤払式も行われた。
竹村さんは「来年が平和な1年になりますようにとの願いを込め、しめ縄をかけた。これで気持ちよく新年を迎えられる」と話していた。
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給食費紛失で男性主幹を減給 香芝市
預かった公金1万4400円を紛失したとして香芝市は28日、学校教育課の男性主幹(49)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした。また管理監督責任を問い、上司の教育部長と教育部次長、学校教育課長の3人を文書訓告処分にした。
市によると、主幹は今年5~6月、社会福祉課から預かった市内の小学生の給食費など2カ月分を担当課に渡さず、自分の机の引き出しで保管。7月、学校側が回収に訪ねた際、主幹が身元不明の女に渡したことが発覚したという。主幹は全額を弁済した。
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