生け花・大和未生流の新年会 新師範7人が初生け
奈良の華道の一派、「大和未生流」が10日、奈良市の奈良ホテルで新年会を開き、同流派の会員ら約120人が出席。新師範7人による恒例の「初生け」が披露された。
大和未生流は大正初期に奈良市で発祥。創流100年を超え、昨年の高野山開創1200年記念大法会では、3代目家元の須山法香斎さんが献花を行った。
新年会では、同流派の試験に昨年合格し師範となった女性7人が、壇上で初生けを披露。花材のずわい、千両を吟味しながら、丁寧に生けていった。
帝塚山中学校の華道部時代から生け花をたしなむ行員の小松美香さん(32)は今でも月1回、東京から奈良市の家元まで新幹線で通っているといい、「師範として覚悟し、今以上に鍛錬しないといけないという思いが強くなりました」と笑顔で話した。
須山さんは「草木を自然の姿のままに生かす流派の精神を崩さず、さらなる魅力発信に向けて新しい時代へと展開していきたい」とあいさつした。
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奈良を創った歴史と文化とは? 13日に大和郡山で講座
奈良の歴史やまちの成り立ちを学ぶ一般向け講座「奈良を創った歴史と文化」が来年1月13日午後1時半、大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれる。
主催する「三の丸歴史愛好会」は、同市を中心に歴史ファンらが集い、平成4年から毎月2回、座学や「野外探索」を実施。歴史を学ぶことの楽しみや大切さを伝えている。
今回は、開講から500回目となる記念講座。同市文化財審議会の長田光男会長が、県内の地名の由来やまちの成り立ち、歴史的背景など、「知っているようで知らない魅力あるエピソード」(担当者)を紹介する。
参加無料で申し込み不要。問い合わせは、同会の田中久夫会長(☎0743・52・3467)。
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商売繁盛、家内安全願い 佐良気神社で「十日えびす」にぎわう
「春日のえべっさん」として親しまれている春日大社末社の佐良気神社(奈良市)でも10日、「十日えびす」を迎え、太鼓が打ち鳴らされる境内に家内安全や商売繁盛を願う参拝者らが続々と訪れた。
佐良気神社は同大社の摂社・若宮神社の南側に鎮座。家内安全・商売繁盛の神、蛭子神が祭られ、この日朝には例祭が営まれた。
境内には約2千本の吉兆笹が用意され、神戸製鋼所の女性社員8人が福娘になってくま手や俵などの縁起物を販売したり、吉兆笹にタイや千両箱の飾りを取り付けたりした。参拝者は福娘から福を授ける鈴を鳴らしてもらうと、清らかな気持ちで吉兆笹を持ち帰った。
奈良市の会社員、田畑貴美子さん(58)は「家内安全と、おいが開いているギター教室の繁盛もお願いしました」と話していた。
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外国人向け案内所最高ランクに 年末改装の奈良市総合観光案内所
JR奈良駅前の奈良市総合観光案内所が、日本政府観光局(JNTO)が認定する外国人観光案内所の最高ランク「カテゴリー3」を獲得した。県猿沢インと旅行会社「エイチ・アイ・エス」が運営する奈良ツーリストインフォメーションセンターも同時に獲得し、いずれも県内初のカテゴリー3の観光案内所となる。
カテゴリー3は、英語を含む3外国語での案内が常時可能で年中無休、Wi―Fi(インターネット)などの機能を備えるなどの条件をクリアした観光案内所に与えられる。
市総合観光案内所は、昨年12月にリニューアル。英、中、韓の3カ国語に常時対応するほか、イスラム圏の観光客用の祈禱室の整備、日本や奈良の歴史、文化に関する書籍約200冊を自由に読むことができる「ならイブラリー」を新設し、外国人観光客の対応を強化した。市によると「カテゴリー3」の観光案内所は全国で36カ所という。
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「盗みたくないのにスイッチ入る」病気治療へ 「窃盗症」患者の支援団体発足
「盗みたくないのに、スイッチが入って盗んでしまう」―。経済的な理由などでなく、衝動を抑えきれずに万引を繰り返す病気「窃盗症(クレプトマニア)」。再犯率も高いが、県内には専門的な治療を行う施設などはなかった。そうした中、昨年12月、弁護士らが県内唯一の支援団体「KAなら」を発足させた。〝病気〟という側面を認識した上での再犯防止に向けた取り組みを進めている。
■患者の多くは女性
平成27年版犯罪白書によると、窃盗罪の再犯率は覚せい剤取締法違反に次いで高い。22年の出所者(9855人)の5年以内の再犯率(26年)は46・1%(4542人)と、半数近くにも上り、捜査関係者が「癖(へき)」とも表現するほど。だが、「窃盗症」の治療など行う支援施設は全国的にも少なく、先進的な治療を行っている「赤城高原ホスピタル」(群馬県渋川市)では20年以降、1370人が受診している。

窃盗症の治療支援に取り組んでいる松井大輔弁護士
患者には女性が多いといい、摂食障害(過食症、拒食症)など、他の病気と併発する傾向が高い。同院でも、摂食障害での入院患者の約半数に万引した経験があったが、盗品の価格はほとんど数千円以内だったという。
経済的な理由や、所持する目的さえないのに盗みを繰り返す特徴がある窃盗症は、精神的ショックや生活上の変化などが引き金となり発症するケースが多いという。同院での治療の核は、自助グループでのミーティング。再犯したら報告し返金、罰金を科すという誓約書を作成するほか、物品のため込みがないかをチェックしたり、窃盗犯の裁判を傍聴させたりする。病気に向き合うことで、「回復」が期待できるのだという。
■毎週ミーティング
専門的な治療を行う施設や支援団体がなかった奈良県内では昨年12月、法テラス奈良法律事務所の松井大輔弁護士(33)らが、当事者と家族、弁護士ら支援者でつくる支援団体「KAなら(クレプトマニアクス・アノニマス)」を発足。同月上旬、当事者の30~60代の男女5人を含む計約10人で最初のミーティングを開いた。
代表も務める松井弁護士には、仕事で窃盗症患者とみられる被告人と接した経験があった。「盗みたくないのに、衝動に支配されて盗んでしまう」などと打ち明ける様子が「本当に苦しそうで、つらさがひしひしと伝わってきた」と話す。
窃盗症などの依存症の治療には、批判はしない〝言いっぱなし〟が原則のミーティングが有効とされる。同会でもそうした会を、週1回、1時間半ほど開催。参加資格は16歳以上で、匿名も可能で、今後は、当事者だけで解決できない課題を家族や支援者で共有し、法律相談などにも応じる方針だ。
松井弁護士は「互いに体験談を話し、共有することで、それぞれの問題解決につながっていけば」と期待する。
■難しい治療
窃盗罪には、10年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。だが、執行猶予期間中に再犯を繰り返す窃盗症患者は多く、松井弁護士は「病気なので、刑事的処罰だけでは解決されないのではないか」と指摘する。
近年は執行猶予中に万引で逮捕され、地裁で実刑が言い渡された事件の控訴審で、執行猶予付き判決になった事例もあるという。松井弁護士は「病気という性質を考慮しての司法判断が、徐々に見受けられるようになってきた」と話す。
短期間での治癒は難しいのが依存症の治療で、患者は長期間の治療を継続することが必須となる。だが、赤城高原ホスピタルでは、患者の約7割が3カ月以内に治療を止めてしまうといい、竹村道夫院長は「唯一確実に治療を受けられるのは、刑事裁判の進行中」と指摘。改正刑法で薬物使用者を対象に導入が決まった「刑の一部の執行猶予制度」を挙げ、「窃盗症患者にも同様の制度があれば」と話した。(山﨑成葉)
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【ガムシャラ バンビシャス】「前進あるのみ」 新年公開記者会見で気勢
プロバスケットボールTKbjリーグのバンビシャス奈良は9日、奈良市のならファミリーで「新年公開記者会見」を開いた。約200人のブースター(ファン)が駆けつけ、選手との交流のひとときを楽しんだ。
会見は、プレーオフ進出を目指すチームの意気込みを直接、ファンに届けようと、今回初めて一般公開された。
この日は、衛藤晃平ヘッドコーチを始め、キャプテンの本多純平、鈴木達也、笠原太志、ジョシュ・リチャートの4選手が出席。シーズン前半戦を9勝17敗で折り返し、現在4連勝中のチームについて、本多選手は「選手同士の意思疎通がうまくいっている。キャプテンとしても周りを見られるようになってきた」と話し、「全員が前を向いて試合に臨めるよう、後半戦もチームを引っ張っていく」と力を込めた。
会見では、今月24日に宮城県仙台市で開かれるオールスターゲームに、チームから2年連続で鈴木選手の出場決定が発表された。鈴木選手は「素晴らしい舞台に立つ機会をいただき光栄。試合では3点シュートを決めたい」と話し、会場を沸かせた。
会見後はサイン会が開かれ、ファンは選手とのやりとりを楽しんでいた。
シーズン後半戦は18日から開始。バンビシャス奈良は、山口県の周防大島町総合体育館で広島ライトニングと対戦する。
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一斉に「エイ」「ヤー」 宝蔵院流槍術の稽古始
奈良発祥の古武道「宝蔵院流槍術」の稽古始が9日、奈良市中央第二武道場で行われ、20~70代の伝習者約50人が型の一斉稽古に汗を流した。
宝蔵院流槍術は約450年前、宝蔵院(興福寺子院の一つ)の僧、胤栄が創始したとされる。穂先が十文字型の槍「鎌槍」を使うのが特徴。「突けば槍、薙げば薙刀、引けば鎌」と歌に詠まれるほどの万能武器を自在に操る槍術は、江戸時代には多くの藩で取り入れられ、国内最大の流派として栄えた。
現在は奈良や大阪のほか、ドイツなどにも道場を構え、約100人の伝習者がいるという。
この日は、第21世宗家の一箭(いちや)順三氏(66)が稽古を前に「500年、千年伝えられるよう、後進に受け継ぐことを意識し、稽古しましょう」とあいさつ。2人1組みの型稽古の後、14の型を50人が一斉稽古し、道場には「エイ」「ヤー」という力強い声が響いた。
稽古後は恒例のコンニャクをタヌキの肉に見立てた「狸汁」が200人分用意され、参加者や市民に振る舞われた。大根やゴボウ、ニンジンが入り、みそで味付けされた狸汁に訪れた人は舌鼓を打っていた。
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寒空のもとで「菩提酛」の仕込み 清酒発祥の地・正暦寺で
清酒発祥地とされる奈良市菩提山町の正暦寺で9日、県内蔵元の有志ら約20人が参加して、「菩提酛」と呼ばれる酒母をつくる仕込み作業が行われた。
菩提酛による酒の仕込みは室町時代からの歴史を持ち、日本の酒造技術の原形。大正期に消滅したとされるが、平成8年に県内の蔵元有志や同寺関係者らが菩提酛による清酒製造の研究会を設立。11年に製造法の再現に成功し、毎年1月に菩提酛の仕込みを行っている。
この日は、今月5日に「初度仕込み」として、寺の湧き水から採取した乳酸菌とともに水に漬けておいた酒米を、タンクから取り出して蒸し、冷ましたあと麹と合わせる「二度仕込み」が行われた。見学に訪れた人たちは、仕込みの様子をカメラに収め、粕汁の振る舞いに舌鼓を打っていた。
正暦寺の大原弘信住職(62)は「寺の空気、水を吸った酒母でできた清酒は、フルーティーな香りと甘酸っぱさが特徴」と話した。寺で造られた酒母は今月中に県内の蔵元に持ち帰られ、それぞれの清酒造りが行われるという。
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十津川温泉郷にいらっしゃーい お得なプランがいっぱい 効果もお墨付き
平成16年に全国で初めて「源泉かけ流し宣言」を出し注目を集めた十津川村が、もっと多くの人に十津川温泉郷の魅力を知ってもらい、心身を癒やしてもらおうとこの冬、「温泉療養効果体験プラン」と題したキャンペーンを始めた。3月31日までの期間中、各温泉宿の趣向を凝らした温泉体験のプランや公衆浴場が無料で利用できる特典などが楽しめる。
村内には上湯温泉、温泉地温泉、十津川温泉という泉質の異なる3つの温泉があり、総称して「十津川温泉郷」と呼ばれている。
キャンペーンは、元札幌国際大学教授で「温泉学」が専門の松田忠徳さんが十津川温泉郷で行った実証調査を受けて実施。松田さんは昨年5~8月にかけて温泉に入る前と入った後で体温や血圧、活性酸素の量などがどう変化するかを約50人のモニターの協力を得て調査した。
先月、県庁で会見した松田さんは、「調査により〝万病の元〟といわれる活性酸素が減少するなど、療養効果がみられた」と十津川温泉郷の効能を詳細に説明。「日本でも有数の、めぐまれた自然環境の中にある心身再生の湯だ」と太鼓判を押した。
松田さんの〝お墨付き〟を得て始めたキャンペーンでは、村内にある16の温泉宿が、十津川温泉郷のよさを体験してもらおうとさまざまなプランを展開。「ホテル昴」では、1日3組限定で7千円からの「まかない食プラン」を提供。食事は「まかない」のような簡単なものとする分、温泉をお手軽価格で思う存分楽しんでもらう。
一方、「神湯荘」では「温泉も食事も楽しんでほしい」と、1泊1万6350円の「温泉 豪華料理プラン」を、「ゑびす荘」では健康食にこだわった1泊1万円の「マクロビオティックプラン」を企画している。
体験プランで宿泊すると「温泉入浴木札」がもらえ、期間中に木札を提示すれば公衆浴場(泉湯、滝の湯、庵の湯、星の湯)と、温泉プールが無料で利用できる。このほか、期間中に3泊以上すると、地元の和菓子詰め合わせなどの特産品がプレゼントされる。
また、レンタカーを10%割引で借りられる特典や、抽選で「源泉かけ流しの宿」ペア宿泊券が5組10人に当たるサービスも。宿泊者を対象に、路線バスの往復代金が無料になるキャンペーンも3月31日まで実施している。担当者は「ぜひお得に温泉に入り、心身をリフレッシュして」と話している。キャンペーンの詳細は十津川村観光振興課(☎0746・62・0004)。
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「甘くておいしいよ」、明日香村で「いちご狩りパーク」オープン
明日香村特産のイチゴ「あすかルビー」が味わえる「あすかいちご狩りパーク」の開園式が8日、幼稚園児らも参加して同村桧前の尾上農園で行われた。今年は暖冬の影響で、例年より大きなイチゴが育っているという。

大きく実ったイチゴを手にする子供たち
パークには村内14のイチゴ農園が参加。昨年は約4万4千人が入園し、平成16年のオープンから入園者が増え続けている。今年は約4万5千人の入園者を見込んでいる。
式では森川裕一村長が「パークが今後も成長し、村の発展に貢献することを期待しています」とあいさつ。テープカットの後、招待された明日香幼稚園の園児25人が、イチゴ狩りを楽しんだ。尼子岳歩くん(6)は、「甘くておいしい」と話していた。
パークの会長、石田裕彦さん(54)は「極端な冷え込みがなく、すでに昨年11月から出荷しています。良い状態のイチゴができました」。パークの営業は9日~5月29日。完全予約制。有料(30分食べ放題)。予約・問い合わせは、あすかいちご狩りパーク(☎0744・54・1115)。
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薬のまち復活へ 宇陀市で大和トウキ1トン収穫 大手に売り込みも
薬草による街づくりをめざし、昨年から本格的に薬草「大和トウキ」の栽培が始まった宇陀市で先月収穫が行われ、生産量が約1㌧に達した。収穫された大和トウキの根は調整後、薬草問屋などに販売される。市は栽培がビジネスベースで発展できるよう支援していく方針だ。
宇陀市では江戸時代に民間初の薬草園が開設され、薬問屋が軒を並べる「薬の街」として発展した。その後薬草栽培は衰退したが、かつての勢いを復活させて農家所得の向上や地域活性化につなげようと、市が平成26年、県や大和トウキの栽培をめざす農家などと宇陀市薬草協議会を結成した。
協議会では27年4月、種から育てた大和トウキの苗を初めて農家など35軒に配布。各家庭で約8カ月かけ栽培された。12月中旬、栽培された大和トウキの根を買い取った結果、買い取り量は約1トンにのぼった。
4人グループで250キロ以上を栽培した藤田貢さん(70)は大きな根を示しつつ、「途中で雑草は取らなければならないが、栽培しやすい薬草だと思う」。一方、元市職員の大西茂さん(61)は「今年も栽培したいが難しい面もあるので、高齢者でもつくれるように栽培を指導するシステムをつくってほしい」と話す。
大和トウキはセリ科の植物。根が漢方薬の原料「生薬」となり、鎮痛や血行を良くする薬効があるとされる。古くから県内各地で栽培され、「大和当帰」として品質が良いことが知られていた。
協議会では買い取った根を乾燥後、湯をかけてもみ洗いする「湯もみ」を実施。再び乾燥させて、今年5月ごろには生薬問屋などに販売する計画だ。
協議会会長の山口武さん(62)は「みなさん栽培は素人だが、初めてとしては上出来だと思う」。また、竹内幹郎市長は「10年後にはビジネスベースに乗り、農家の所得が向上するように支援していきたい。ニーズがあれば宇陀産の大和トウキを製薬会社にも売り込みたい」と話している。
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【ガムシャラ バンビシャス】年末4連勝の勢いを プレーオフへカギ握る後半戦
バンビシャスは12月のアウェーの東京戦、ホームの埼玉戦を4連勝で締めくくり、前半戦を9勝17敗で終えた。現在西地区9位で、プレーオフ進出ラインの8位に位置する福岡を2ゲーム差で追っている。いよいよ、アウェーの広島戦から、後半戦を迎える。

埼玉戦(2日目)で奮闘する鈴木達也。17得点でMVPに輝いた
下位チームには確実に連勝し、上位チームからも勝利をつかみ取っていかなくてはならない。カギとなりそうなのは、今年最初のホームでの滋賀レイクスターズ戦だ。
滋賀を率いるのは、バンビシャスのbjリーグ初参入時(2013-14季)に指揮を執った遠山向人ヘッドコーチ(HC)。昨季は1勝できなかった手ごわい相手だ。
バンビシャスは今季、現在西地区首位の京都から勝利をつかんだように、ディフェンスから流れを作り、チームプレーを展開して得点を重ねるスタイルで、どんな相手にも戦えるチームに成長してきた。
衛藤晃平HCが「今季初対戦となる滋賀戦で勝利できるかどうかが後半戦のポイントになる」と話すように、現在5位の滋賀に勝てば後半戦が勢いづくことは間違いない。
後半戦のスタートを前に衛藤HCは「チャレンジャーであるわれわれは、目の前の試合に一生懸命立ち向かい、勝利を積み重ねていかなければならない」と力を込めた。
◇きょう、新年公開記者会見
9日午後1時から、奈良市の近鉄大和西大寺駅前のショッピングモール「ならファミリー」で、新年公開記者会見が行われる。衛藤HCのほか、初年度から在籍する本多純平、鈴木達也、笠原太志の3選手と〝3ポイントの名手〟ジョシュ・リチャート選手が出席し、プレーオフ進出へ向けて、後半戦へかける意気込みを語る。サイン会も予定されている。ブースター集まれ!
【次の試合】
広島戦=18日午後5時半、19日午後6時▷会場=山口県周防大島町総合体育館
【次のホーム戦】
滋賀戦=30日午後6時、31日午後2時▷会場=奈良市中央体育館
◇バンビ女子DAYスペシャル企画
2月20、21日に高松ファイブアローズを迎えて、橿原公苑第1体育館で行うホーム戦は「バンビ女子DAY」として開催。2階自由席券を通常前売り1800円(高校生以上)を千円で販売。申し込みは公式ホームページから。締め切りは2月18日正午。
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【生け花】新春を寿(ことほ)ぐ花 (未生流)
井上康甫(未生流)
【花材】白梅
【花器】唐銅薄端(からかねうすばた)
【作意】梅は古くから詩歌に詠まれ、絵画にも描かれてきました。優雅さや重厚さ、また野性的な枝ぶりにも梅のさまざまな姿態を見ることができます。さらには香色清廉、花中の君子といわれています。
伝統的な梅の生け方、梅十五景の一景、上の枝の花は半開、中は満開、下の方は莟を入れました。また、枝を後方に交錯して配り、梅らしさを強調しました。
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災害ボランティアになるには? 2月に養成講座 受講生募集
被災地での復興支援や地域の防災・減災活動に取り組む災害ボランティアを育成しようと2月6、8日に橿原市の県社会福祉総合センターで「災害ボランティア養成研修」が行われる。
県社会福祉協議会などが主催。担当者は「被災地ではどんな心構えが必要なのかなど、基本的なことを学んでもらい、的確に活動できるボランティアを養成したい」と話している。
対象は県内在住、在勤、在学で、災害ボランティア活動に関心がある人。2日間の研修では過去の災害ボランティアの活動状況や課題、ボランティアセンターの役割などについての講義を受ける。
また、県防災統括室の担当者が「県における過去の災害、今後想定される災害について」と題し講義。平常時から地域で取り組む防災・減災活動についての講義や演習も予定されている。
全日程を受講した人には修了証書が発行され、希望者は「県災害ボランティア」に登録できる。参加無料。80人の定員になり次第締め切る。申し込みは今月27日まで。問い合わせは同協議会(☎0744・29・0155)。
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暖冬ですが山頂は〝銀世界〟 三峰山霧氷まつり始まる 御杖村
空気中の水蒸気が凍り、樹木に付着する霧氷が見られる御杖村・三峰(みうね)山(1235メートル)の「三峰山霧氷まつり」が9日~2月28日の間の土曜・日曜・祝日に、麓のみつえ青少年旅行村で開催される。

三峰山の霧氷(御杖村観光協会提供)
三峰山は室生赤目青山国定公園内にあり、なだらかな稜線を持つ初心者でも登りやすい山。冬の間は木々に付着した霧氷で、鮮やかな光景が見られる。
霧氷まつり初日の9日は、午前9時15分から山開きのセレモニーがあり、地元の物産展のほか、野菜汁の振る舞いが予定されている。みつえ温泉「姫石の湯」の入浴割引券のプレゼントもある。
期間中のまつり開催日は計18日(18回)。23日にはぜんざいの振る舞い、2月11日にはもちつき大会が予定されている。
また、登山者には登頂記念スタンプカードを発行。登頂回数に応じて記念バッジを贈る。霧氷まつり開催に合わせ、近鉄榛原駅から会場まで奈良交通臨時直通バス「霧氷号」(片道1350円)が1日2往復運行される。
村観光協会によると、今年は暖冬で雪が少ないものの、山頂付近は霧氷ができるのに必要な氷点下の環境になっているという。登山時間は往復約4時間(アイゼン必要)。問い合わせは同協会(☎0745・95・2070)。

三峰山の霧氷(御杖村観光協会提供)

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給食にあめの包み紙混入の調理員 罰金50万円
奈良地検は8日、生駒市立学校給食センターで調理中のチンゲンサイにあめの包装紙を混入させたとして、偽計業務妨害容疑で生駒署などに逮捕された同センター調理員の男(46)を同罪で略式起訴した。奈良簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。
地検によると調理員は昨年12月14日午前8時32分~38分ごろ、同センター内でチンゲンサイにあめの包装紙14枚を混入させ、センターの業務を妨害したとしている。
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【ガムシャラ バンビシャス】鈴木がオールスターゲームin仙台に出場へ
今月24日に行われるターキッシュエアラインズ(TK)bjリーグ「オールスターゲームin仙台」に、バンビシャス奈良から鈴木達也(24)=ポイントガード=が主催者推薦枠で選出されたことが8日発表された。

鈴木達也
鈴木は「オールスターという素晴らしい舞台に立つ機会を与えていただき光栄です。ブースターの皆様に楽しんでもらえるようなプレーをしたいと思います。また、自らもオールスターならではの特別な空気を楽しみたいと思います」とのコメントを出した。
試合は24日午後1時20分から、仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台で行われる。
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「日本一安全で安心の奈良を」、3年ぶりの県警年頭視閲式で本部長訓示
奈良市の奈良公園で7日、県警の年頭視閲式が行われ、280人の警察官や機動隊員らが勇ましい分列行進を披露。羽室英太郎本部長の視閲を受け、県内の治安を守る決意を新たにした。

警察官らが力強い行進を披露した
視閲式は平成25年以来3年ぶりに開催。拳銃や手錠、警棒などの装備品や服装をチェックする通常点検のほか、警察官の逮捕術訓練や管区機動隊による部隊訓練が実施された。
羽室本部長は訓示で、「各部隊員の気迫ある姿に接し、頼もしく感じた」とし、刑法犯認知件数が約10%減少した一方で、子供や女性、高齢者を対象とした犯罪が深刻化していると指摘し、「地域社会と一体となり、日本一安全で安心して暮らせる奈良を実現したい」と力を込めた。
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子供の在宅医療どうする? 31日に交流セミナー
「小児在宅医療とレスパイト」をテーマに、難病や障害を持つ子供とその家族への支援を考える「第7回市民交流セミナー」が31日午後1時から、奈良市の東大寺総合文化センター金鐘ホールで開かれる。
東大寺の境内で、難病や重度の障害がある子供とその家族が日常を離れて休息できる「奈良親子レスパイトハウス」と、東大寺福祉療育病院が主催。「在宅医療研修会を実施して~東大寺福祉療育病院からの報告」をテーマに、同病院の小児科医らが現状を報告。「在宅生活と親子レスパイト・現場の声」として、京都大医学部付属病院と淀川キリスト教病院の小児科医や、親子レスパイトの参加家族がそれぞれの立場から話し合う。
同ハウス名誉理事で、東大寺福祉事業団の狹川普文理事長による「天平人が願った福祉の心」と題した講演も。参加無料で、定員300人。申し込みは28日までに氏名や連絡先など記入し「奈良親子レスパイトハウス」にFAX(0742・23・0198)かメール(nara.oyako.respite@gmail.com)で。問い合わせは同事務局(☎090・3659・6332)。
家族の肉体的、精神的負担大きい
医療の進歩に伴い、医療的ケアを受けながら在宅で生活する重病や難病の子供は増加している。一方、そうした子供やその家族への支援体制の構築は進んでおらず、社会全体での対応が急務となっている。
県内では、がん(悪性新生物)などの小児慢性特定疾患や超低出生などで、気管切開や人工呼吸、経鼻栄養などの医療的ケアが必要な子供が102人(平成25年10月時点)いる。うち、人工呼吸器を装着している子供は35人で、5年間で約2・3倍に増加している。
一方、子供の患者の場合は高齢者のように在宅療養で利用できる介護保険制度がなく、家族には費用負担が課題となる。医療や介護に従事する人材も少ないため、家族が中心となっての介護がほとんどなのが現状で、家族には肉体的・精神的な負担も大きい。
県では医師や訪問看護師らを対象に、人材育成を目的とした研修などを実施。需要が高まる在宅医療への円滑な移行や、地域で安心して暮らすための支援体制整備推進を図っている。
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働きたいママを支援 起業などニーズに合わせた専門講座開講へ
子育てをしながら働きたいと思う女性を支援しようと今月から、奈良市で女性向けの再就職支援講座が開かれる。「起業」「そろそろ働きたい」「いずれ働きたい」―の3コースに分かれて専門講座を提供。〝働きたいママ〟のニーズに合わせた多彩な講座となっている。

センターで行われたグループワークの様子(栗本さん提供)
企画したのは、子育て中の女性の就職や起業などを支援する会社「ウィメンズフューチャーセンター」(奈良市)代表の栗本恭子さん(45)。「専業主婦が働くためには、家族の理解が大切。自分の希望にあった講座を受講し、働くことへの不安を解消してもらいたい」と話す。
「ママ起業支援講座」は、すでに持っている資格やスキルを生かそうと考える女性が対象。ブログ記事の書き方など、集客に必要なウェブ知識や人脈づくりなどを学び、起業家として自立できるよう支援する。
「働く前の『ステップ講座』」は、「そろそろ働きたい」と願うが、一度仕事から離れてしまったため不安を感じている女性が対象。ビジネスマナーや組織内で役立つコミュニケーション能力、パソコンの基礎知識を学ぶほか、企業でのインターン実習も行う。
一方、「いずれ働きたい『ママ講座』」は子育て中の専業主婦で、「今すぐ」ではなく、「いずれ何かをしたい」と思っている女性が対象。働き出したときに備え、夫や子供が協力してくれるようなコミュニケーション方法や、パソコンの基本操作などを学ぶ。また、企業や行政とかかわりながらのイベントも企画する。

「働くコツをぜひ学んで」と話す栗本恭子さん
講師は、同じように子育てをしながら職場復帰や起業した〝先輩ママ〟たち。行政書士や料理研究家、大学講師、ウェブデザイナーらが務める。栗本さんは「奈良には、専門性をもって多方面で活躍している女性がたくさんいる。こうした女性を講師に迎え、ママの気持ちに寄り添った講座を提供したい」と話す。再就職を希望する女性同士の交流を深めるのも狙いだ。
3コースのほか、単体での受講が可能な一般教養課程講座も。「家族が喜ぶ簡単時短料理講座」、「好印象なオフィスメイクのコツ」、「人を惹きつけるキャッチコピーの作り方」など、実践的な18講座を提供する。全講座が赤ちゃんや子供連れで参加できる。
コースや講座はいずれも有料。詳しくは同センターのホームページ(http://wfc-wa.com/)か電話(☎0742・26・5166)で。
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新人1陣営のみ出席 田原本町長選立候補説明会 26日告示
前町長の辞職に伴い31日に投開票される田原本町長選と、町議補選(欠員1)の立候補予定者説明会が7日町役場で開かれ、町長選にはすでに立候補を表明している森章浩氏(40)の1陣営、町議補選にも1陣営が出席した。
立候補の届け出は26日午前8時半~午後5時、町民ホールで受け付ける。
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古き良き花街「元林院」復興へ 全国の芸舞子が2月に集結しイベント
昭和初期ににぎわった奈良市の花街・元林院(がんりいん)の復興を目指し、全国8花街の芸舞子(妓)が集う初のイベント「ならまち花あかり」が2月26日~28日に開催される。かつて元林院の芸舞子が披露した「大和をどり」にちなみ舞踊公演するほか、飲食店で芸舞子と過ごす「大宴席」や「花街日本酒バル」があり、奈良の夜を小粋に楽しめる機会となりそうだ。
猿沢池近くにある元林院は、昭和初期には200人ほどの芸舞子がいて、京都・祇園に劣らない華やぎをみせたが、次第に衰退。現在活動している芸舞子は5人といい、奈良町芸者の菊乃さんらが、復興プロジェクトに取り組んでいる。
今回のイベントはこのプロジェクトの一環で、京都・祇園甲部や上七軒、金沢ひがし、東京浅草など、全国の花街の芸舞子と連携。お座敷文化の継承や、花街の活性化などをねらいに開催する。
初日は午後1時から東大寺の金鐘ホールで、「全国花街伝統芸能シンポジウム」を開催。西山厚・帝塚山大学教授の講演や菊乃さんらによる舞踊、トークセッションがある。
かつて催されたが途絶えたという「大和をどり」にちなんだ舞踊公演は27日午後2時からなら100年会館であり、元林院や京都・祇園甲部や上七軒、金沢ひがしなどの芸舞子が舞踊を披露する。入場料7千円。この日夕方からは、奈良市内の料亭で芸舞子と楽しむ「元林院大宴席」も予定されている。
「花街日本酒バル」は28日、元林院町周辺の参加店舗で実施。各店舗に芸舞子がいて、日本酒を飲みながら舞などが楽しめるという。
菊乃さんは「奈良に宿泊する人に多くきてもらいたい。奈良の人に『元林院』という花街があることを知っていただきたい」と話している。問い合わせは奈良市観光協会(☎0742・27・8866)。
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【奈良テレビおすすめ!】『気ままに歩こーく! 郡山西小学校』(8日午後9時から)
◇『気ままに歩こーく! 郡山西小学校(大和郡山市)』(8日午後9時から)
2016年の最初の放送は、大和郡山市立郡山西小学校とその校区を高山トモヒロとゆりやんレトリィバァが訪ねます。番組は隣接する郡山西幼稚園の元気な園児とともにスタート! 小学校では、保護者らが行っている「読み聞かせボランティア」の様子を見学したほか、「大縄オリンピック大会」の縄跳び練習に挑戦。スピードある大縄とびに、高山とゆりやんの結果は!?
校区には、郡山西小の〝校章〟と関わりのある神社が。そこで今に残る地域名も聞きます。他にも、シーズン到来となった奈良県産のイチゴ農家では、ある指令が2人に…。この地域の魅力がたっぷり詰まった30分です。ぜひご覧ください。
奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/
猿をテーマの軸など展示 五條の藤岡家住宅所蔵美術品展
五條市近内町にある江戸時代の庄屋屋敷「藤岡家住宅」で今年の干支・申年にちなみ、猿を題材にした軸など美術資料を集めた展示「丙申(ひのえさる)~藤岡家所蔵『猿』の美術」が開かれている。
藤岡家住宅は俳人・藤岡玉骨として知られる藤岡長和(明治21~昭和41年)の生家。玉骨に関する膨大な資料が残されており、中から猿を題材にした美術資料約20点を展示した。
京都で織られた「竹屋町裂」で猿と桃の木を表現した江戸時代の軸「桃猿図」や、5匹の猿を描いた作者不明の「五猿図」などのほか、玉骨が作ったという高さ約4センチの木彫りの猿「桃猿」なども並ぶ。
3月26日まで。月曜休館。問い合わせは、藤岡家住宅(☎0747・22・4013)。
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ボランティアってどうすればいいの? 23日に入門講座
ボランティア活動に興味がある市民を対象に、県内で活動するNPO団体や活動ノウハウを紹介する「ボランティア入門講座」が23日午後1時半から、奈良市のはぐくみセンター1階、市ボランティアインフォメーションセンターで開かれる。
市民にボランティア活動に参加するきっかけを作ろうと、市が毎月開催。23日は、生駒市の生駒山で園舎のない幼稚園「いこま山のようちえん」を運営するNPO法人「いこま山の子会」の紀村典子理事長が講演。運営する上で必要な地域や行政との連携など、活動のノウハウを話す。
16日までに電話かファクス(FAX0742・34・2336)、メール(volunt-info@city.nara.lg.jp)に住所、氏名、電話番号、講座名を書いて申し込む。問い合わせは、ボランティアインフォメーションセンター(☎0742・93・8435)。
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逆さまの「十二月十二日」札で泥棒除け 葛城市相撲館に
葛城市相撲館「けはや座」の出入り口の扉の上に、泥棒除けや魔よけになると市内に伝わる札が貼られている。
担当職員によると、同市内には、石川五右衛門の命日が「12月12日」で、この日に「十二月十二日」と書いた札を逆さまに貼ると、泥棒が入らない魔よけになるとの言い伝えがある。
同館では平成25年から、言い伝えにならって札を貼っており、昨年も12月12日に、職員が墨と筆で書いた札を逆さまに貼った。
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玉岡かおるさんが天平時代の女帝を語る 17日に講演会
作家の玉岡かおるさんが新作「天平の女帝 孝謙称徳」(新潮社)について語る講演会が17日午後3時から、奈良市の登大路ホテルで開かれる。

玉岡かおるさん
玉岡さんは兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業後、作家デビュー。以来、「天涯の船」「銀のみち一条」「お家さん」(織田作之助賞)「負けんとき―ヴォーリズ満喜子の種まく日々」など、力強く生き抜く女性たちの姿を描き続けている。
新作は、奈良時代に「孝謙」「称徳」と2度皇位についた女帝の姿を、側に仕えた女官らの目を通してとらえた。講演会では作品が生まれたきっかけや執筆の秘話などを玉岡さんが語る。
講演会の参加費は3千円(税金・サービス料、デザート代込み)。終了後には別途、夕食会も予定されている(参加費1万円)。申し込み、問い合わせは同ホテル(☎0742・25・2591)へ。
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【まちの近代化遺産】人を驚かせる〝おもてなし〟棲霞園(現・ロート製薬厚生寮)
奈良市の若草山を借景に、世界遺産・春日山原始林に隣接する棲霞園(現・ロート製薬厚生寮)。もとはロート製薬の創業者、山田安民氏の邸宅だった建物は、絶妙に四季が取り込まれ、細部まで昭和初期の意匠が凝らされている。多くの要人らを招いた邸宅兼迎賓館には、〝おもてなし〟の心が満ちていた。
「山田は新しいものを取り入れることや、人を驚かせることを好んだ。この邸宅でも、その人柄が随所からうかがえる」
同社の広報担当者は、創業者と同園の関係をこう語る。
現宇陀市出身の山田氏は、明治32年に前身の「信天堂山田安民薬房」を創業。当時は珍しかったカタカナの商品名やキャッチコピーを自身で考案する〝アイデアマン〟だったという。
昭和3年に私邸、棲霞園を建築。大正天皇の夫人、貞明皇后の茶室も手がけた「茶室建築家」で、武者小路千家の茶人、三代木津宗詮氏が設計を担当したもので、2人の息の合ったこだわりが随所に見られる。
約2万平方メートルの敷地内に建つ木造平屋建て入り母屋造桟瓦葺きの邸宅は、部屋ごとに異なる造りというこだわりぶり。いずれも和洋折衷で、伝統的な日本建築でありながら、近代モダンが取り入れられている。
玄関は、踏板に茶室で用いられる切り込みをデザイン。足を踏み入れる客が静かに気持ちを整えられる空間で出迎える。
建物の中心は大広間(和室)と2つの茶室。北側に位置する約20畳の大広間からは若草山が望め、間近に春日山原始林を見渡せる。「憲政の神様」と称された尾崎行雄のほか、山田氏が県内初の盲学校の創設に関わって数年間学長も務めたことなどから、ヘレン・ケラーが来日した際に訪れたという。
茶室は、主に薄茶の接待をする「清音亭」と、薬業関係者や各界の重鎮を招いて茶会を催した「苔厚庵」。苔厚庵は、貞明皇后の茶室「秋泉亭」と同様の設計で、主賓が座る席の天井を網代に組む一方、亭主の天井は低く質素にするなど、しきたりを守った格式高い造りになっている。
玄関から大広間に続く廊下は畳敷きで、「寒冬でも客が冷えないように」との心配りも。茶室から中庭の石畳を通ると、南側に夫妻の居室がある。形式的なものが多い書院も、この居室では正面に茶室を構え、能筆家だった山田氏が頻繁に書をしたためたことが伺える。昭和初期には鶴や松などが主流だった欄間も、モダンなデザインだ。
居室の隣にある洋間の天井は一段と高く、床には寄せ木細工が。ロートの担当者は「人を迎えるために最高の贅を尽くしており、おもてなしの要素が詰まっている」と指摘、「創業者のそうした思い、文化を大事に受け継いでいきたい」と話した。(山﨑成葉)
■ひとくちメモ
近鉄奈良駅から徒歩約15分の奈良市高畑大道町にある棲霞園は、一般には非公開。ロート製薬創業者である山田安民氏が昭和3年に自宅兼迎賓館として完成させ、18年に75歳で死去するまでの晩年を過ごした。現在は同社の「厚生寮」として新入社員の研修などに利用され、創業の精神を伝えている。
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観光・交通の強化を 経済3団体が年頭会見 海外リスク懸念も
奈良商工会議所と奈良経済産業協会、奈良経済同友会の県内経済3団体が6日、奈良市のホテル日航奈良で年頭の合同会見を開いた。奈良商工会議所の植野康夫会頭は、「外国人訪問客の増加など、観光への追い風をバックアップし、リピーター増加や滞在型観光への強化を図りたい」と抱負を述べた。
奈良経済産業協会の佐藤進会長は、欧州でのテロ事件や中国の景気減速などに触れ、「今年の経済は大変心配される」と指摘したが、「内部要因は努力と工夫で克服できる。政府には支援をお願いしたい」とした。
また、奈良経済同友会の山田善久代表幹事は、「県内の交通インフラを整えることが観光や企業活動などすべてに関係してくる」とし、「京奈和自動車道の整備やリニア中央新幹線の全線同時開業、奈良中間駅の早期一本化を引き続き強力に要望していく」とした。
県が関西広域連合に正式加盟したことは、全員が評価。植野会頭は「観光面で大変注目している。より奈良の文化の魅力がクローズアップされるのではないか」と期待感を示した。
会見の後には、政財界の関係者が集う新年名刺交換会が催された。
中小企業が大半を占める奈良では、アベノミクス効果が十分に出ているとはいえないものの、中央の経済の好調さのためか、比較的楽観的な景気予測をする経済関係者もいた。ただ、好況の業種と不況の業種の差が開きつつあるとの見方や人手不足を懸念する声も。また、奈良経済産業協会の佐藤会長が指摘するように、国内要因よりも、海外のリスクによって日本が悪影響を受ける可能性について心配する経営者もいた。
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シャープ離職の求職者依然高水準 690人 条件面でミスマッチも
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【春高バレー】男子・添上 コンビバレーできず初戦敗退
「ジャパネット杯・春の高校バレー」第68回全日本バレーボール選手権大会は6日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で男女2回戦32試合が行われた。2回戦から登場の県代表男子・添上は崇徳(広島)と対戦。相手の高い攻撃力の前に得意のコンビバレーがうまく機能せず、初戦敗退となった。
5年連続33回目の出場となった添上は、崇徳の多彩な攻撃と強烈なジャンプサーブの前に、得意のコンビバレーを発揮できず、悔しい初戦敗退となった。
第1セット、添上は序盤から相手の時間差攻撃や高さのあるブロックに苦しめられた。主将の南浦仁(3年)やエースの前田進之介(3年)は、ブロックを打ち抜く強烈なスパイクで応戦したが、点差がなかなか縮まらない。「サーブカットの対応が難しかった」と南浦が振り返ったように、崇徳のジャンプサーブに攻撃の連携を妨げられ、このセットを取られてしまう。
続く第2セットを前に北川賢監督は「こんな力じゃないだろう」と選手らを鼓舞。それでも崇徳の緩急自在の多彩な攻撃に5連続失点を許すなど、終始防戦一方となり、無念のストレート負け。「気持ちばかり先走って、周りが見えてなかった」(前田)と選手らは肩を落とした。
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