小野小町しのび 24日に奈良市の帯解寺で法要
平安時代の歌人、小野小町をしのぶ「小町の宮」があったと伝えられる帯解寺(奈良市今市町)で24日、「小野小町忌」の法要が営まれる。
江戸時代の「南都名所集」には帯解寺境内に「小町の宮」が描かれている。これにちなんで同寺では平成18年に小町の宮の祠を建て小町像も造り、翌年に開眼法要を行った。
小野小町忌の法要は午後2時から祠前で営まれ、日本舞踊坂本流の「小町の舞」も奉納される。
問い合わせは帯解寺(☎0742・61・3861)。ホームページはhttp://www.obitokedera.or.jp/
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朝掘りのおいしさ味わって 24日に生駒・高山竹林園で「たけのこまつり」
生駒市の高山竹林園で24日、地元で朝採れたタケノコの販売などが行われる「高山たけのこ祭り」が開催される。
地場産業である竹製の編み針をPRしようと、県編針工業協同組合が昨年から開催。朝堀りタケノコの販売のほか、焼きタケノコやてんぷらの試食会、高山地区で生産された編み針の販売会も開かれる。担当者は「タケノコは鮮度が命。掘りたてのおいしさを感じて、編み針のことも知ってもらえたら」と話している。
午前10時~午後3時、入場無料。問い合わせは同組合(☎0743・78・0069)。
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法面崩落の国道168号、復旧に2カ月 別の個所で新たに落石通行止め
法面が約50メートルにわたって崩落し、通行止めとなっている五條市西吉野町西野の国道168号について県は22日、約2カ月で片側交互通行が可能となる見通しだと発表した。
今後、工事の支障となる立木の伐採などに着手。土砂搬出や仮設防護柵の設置など、復旧工事を本格化させる。30日をめどに五條市道立川渡永谷線に仮設の桟橋を設置、迂回路として通行できるようにする。
一方、五條市大塔町の国道168号で22日朝、県五條土木事務所の職員が落石があるのを発見。県は同日午後5時から現場付近約4・4キロを通行止めとした。今後土嚢を設置し、日中のみ片側交互通行ができるよう復旧作業にあたる方針。
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【訃報】村田一成氏 85歳 元榛原町立榛原小学校長
村田一成氏(むらた・かずなり=元榛原町立榛原小学校長)22日、胃潰瘍のため死去、85歳。通夜は23日午後7時、葬儀・告別式は24日正午、宇陀市榛原角柄122の6、天葬祭ゆきみホールで。喪主は長男、真一(しんいち)氏。
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来年開催の「国民文化祭なら2017」へ向けロゴ公表 カウントダウンスタート
来年9~11月に県内で開かれる「第32回国民文化祭なら2017」と「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」のキックオフイベントが県庁(奈良市)で行われ、大会の公式ロゴマークが発表された。
国民文化祭は全国各地の文化、芸術活動が交流、競演する文化の祭典。全国障害者芸術・文化祭と一体開催されるのは、全国で初めてという。
公式ロゴマークは、正倉院の宝物に描かれた動植物を円形に配置した「花鳥風月に囲まれたシカ」の構図で、黒みを帯びた赤い「蘇枋色」。熊本県のキャラクター「くまモン」のデザインでも知られるクリエーティブディレクターの水野学さんがデザインした。
キックオフイベントでは、松谷幸和副知事が「奈良の文化のブランド力を全国、世界に発信したい」とあいさつ。羽織はかま姿のマスコットキャラクター、せんとくんと松谷副知事がロゴマークを披露し、奈良クラブの矢部次郎ゼネラルマネジャー(GM)の号令でカウントダウンボードの除幕が行われた。
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生駒のフリーカメラマン・保山さん24日にチャリティー上映会 なら国際映画祭に寄付
奈良市の今年度当初予算で補助金が全額カットされ、5月末までに1千万円を目標に寄付を募っている「なら国際映画祭」を応援しようと、生駒市在住のフリーランスのテレビカメラマン、保山(ほざん)耕一さん(52)らが24日、奈良市内でチャリティー上映会を開く。入場料は2千円以上で、ほぼ全額が映画祭に寄付される。
保山さんは平成25年夏に直腸がんが判明し、医師から「余命2カ月」と宣告された。治療してくれる病院を見つけ、手術を受け、成功したが、後遺症により日常生活も困難で、「再発すれば1年生きられるかどうか」と医師に告げられた。
そんな中、2年前の「なら国際映画祭」で、かねて親交のあった当時の理事から上映作品の推薦や作品解説などを依頼された。インド映画「きっとうまくいく」を推薦、思いを語った。
当時、仕事復帰のめども立たず「死ぬのを待つだけの状態だった」という保山さん。映画祭でのトークは好評を博し、「社会から完全に孤立していたけど、社会と繋がることができた。『あと2年生きられたらいい』状態の中、誰かの役に立てた喜びを感じた」と振り返る。
チャリティー上映会は、「生きているうちに、1番しんどいときに助けてくれた人に少しでも恩返ししたい」と考え、交流サイト「フェイスブック」で賛同者を募った。すぐに会場提供や手伝いなどの申し出があり、24日の開催が決定。昨冬から〝ライフワーク〟として撮りためてきた映像のうち、山添村や宇陀市、吉野山、如意輪寺(吉野町)などで撮影した「桜のはかなさ」や、「遺したい奈良の風景」を映した「梅と桜の大和路」を上映する。
がん告知までは「情熱大陸」や「世界遺産」などの人気テレビ番組制作を手がけてきた保山さん。今回の映像は、そのとき使ったカメラの100分の1にも満たないような安いカメラを1人かつぎ、撮りためてきたものだ。「正直、情けない思いもあった」というが、「撮っていることで、自分でいられる。カメラマンとして復帰することを目指して、撮れるものを撮っていこう」と心が固まったという。保山さんは、「奈良の人が奈良の地で発信し、新しいものが生み出される動きを応援したい」と話している。
上映会はホテルサンルート奈良(奈良市)で午前11時(満席)、午後2時、5時からの3回。各回定員40人(先着順)。上映後、保山さんと映画祭実行委理事の中野聖子さんによるトークも。申し込みは保山さんのフェイスブックか、メール(hozankoichi@gmail.com)で。
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熊本地震 建物の危険度調査に判定士4人派遣 奈良県
熊本、大分両県の地震で県は、被災地で建物の危険度を調べる判定士4人を派遣する。23日から25日まで熊本県内で活動する予定。
判定士は被災した建物を調べ、今後余震などにより倒壊や外壁が落下する危険性があるかどうかをチェック。「危険」「要注意」「調査済」の3種類のステッカーを貼り付ける。
一方、関西広域連合の要請により県は今後、熊本県庁に1人、避難所設営のために益城町などに6人の職員を派遣する。
また、県立医大付属病院(橿原市)などの医療救護班も21日現在、10人が被災地で活動している。
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バドミントン全英オープン優勝 高橋選手の地元・橿原市役所に祝福の垂れ幕
橿原市出身で、リオ五輪出場が有力視されているバドミントンの高橋礼華選手(26)=日本ユニシス=が、松友美佐紀選手(24)=同=と組んで出場した全英オープンダブルスで優勝したことを祝う垂れ幕が、橿原市役所に掲げられた。
高橋選手は白橿南小学校出身。小学校時代は地元のバドミントンチーム「橿原ジュニア」に所属し、全国大会で優勝するなど活躍。中学・高校はバドミントンの強豪校・聖ウルスラ学院に進学し、高校時代から松友選手とペアを組み始めた。これまでに多くの国際大会で準優勝、優勝を重ねている。
2人のペアは現在、国際バドミントン連盟の世界ランク1位。3月の全英オープンでは中国ペアを退けて日本選手としては38年ぶり優勝を飾った。
垂れ幕には「祝優勝世界一」の文字が書かれ、市内の橿原運動公園にも同じ垂れ幕が掲げられた。市は「2人のペアが五輪に出場し、活躍することを期待している」としている。
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空手や和菓子作りで交流 台湾から磯城野高校に生徒訪問
台湾の新営高級工業職業学校(台南市)の生徒33人が田原本町の県立磯城野高校を訪れ、和菓子作り体験やクラブ見学などを通じて交流した。
学校間の国際交流を促進しようと県が実施している訪日教育旅行学校交流会として実施。歓迎セレモニーで、新営高級工業1年の龍竣豪さん(16)は「日本の文化を楽しむだけでなく、台湾の文化の美しさを皆さんに披露したい」と日本語であいさつした。
生徒は台湾の「アミ族」の衣装でダンスを披露。磯城野高フードデザイン科の生徒と上生菓子作りに挑戦したほか、クラブ見学では空手道部や柔道部の練習を見学した。
新営高級工業1年の劉樺昇さん(16)は「初めて日本に来たが、みんな優しくて空手も楽しくて、本当にうれしい」と笑顔。磯城野高2年で空手道部長の松本有未さん(16)は「会話は難しかったけど、ジェスチャーなどで交流は深められた。空手の形も披露できてよかったです」と話していた。
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【奈良テレビおすすめ!】『金曜8時のドラマ ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』(22日午後8時から)
◇『金曜8時のドラマ ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』(22日午後8時から)
新番組。医療事故の原因究明と再発防止を目的として設立された「医療事故調査委員会」=通称「MAIC」。調査員の班長・華岡慧(谷原章介)をはじめとする7班のメンバーが医療事故に隠された真相を暴くために潜入し、悪に鉄槌を下します!
MAICには今日も匿名の密告が。ある病院では、医師の水川(福士誠治)が担当した腹腔鏡手術後に腎不全で3人も死亡。慧は病院に潜り込んで調査を進めていきます。果たして、これらは医療ミスか、不慮の事故か、あるいは故意か…命に嘘をついているのは誰だ!?
奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/
熊本地震 「少しでも役に立てれば」 奈良県内自治体で募金箱設置
香芝市は、熊本地震の被災者を支援しようと、市役所などに募金箱を設置した。
募金箱が置かれているのは市役所1階のほか、総合福祉センターやふたかみ文化センター、中央公民館など。募金した市内の女性(62)は「被災地の方々は大変な思いをされていると思う。少しでも役立てれば」と話した。
奈良市も市役所や行政センター、観光協会などの計46カ所に募金箱を設置。6月28日まで義援金を受け付けている。
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熊本地震 救助の現場は「想像以上に凄惨」 帰還の奈良県警隊員
熊本、大分両県で相次ぐ地震に伴い、被害が甚大な熊本県益城町や南阿蘇村に派遣され約3日間、被災者の救助活動などに従事し帰還した県警の広域緊急援助隊員が、被災地の現状を報告した。
隊員14人は14日の地震発生直後に出動要請を受け、翌日未明に出発。現地に到着後、2日間は益城町、最終日の3日目は南阿蘇村で被災者の救助活動などにあたった。
現場で指揮した県警機動隊の中川達哉小隊長(48)は「倒壊した家屋や道路の亀裂が多く、想像以上に凄惨だった」と振り返った。夜間は冷え込みも厳しく、余震が頻発する中、避難場所や防寒具の確保が困難な被災者も多かったという。
16日未明に発生した「本震」は、熊本市内の活動拠点に戻る途中の車内で経験。「車両が横転するほどの強い揺れ」で、すぐに益城町へ戻った。倒壊した2階建て民家に、夫婦とみられる80代男女が取り残されているのを発見。「痛いところはないですか」「救助するので待っていて」などと声をかけ続けた。
男性は仰向けの状態で屋根のはりの下敷きになっており、クラッシュ症候群の恐れがあった。輸液を点滴しながら救助活動を続ける途中も余震が続き、やむなく活動を中断して隊員を避難させることも。男性は約4時間がかりで救出し、女性は別の合同部隊に救出されたが、心肺停止状態だったという。
「『遠方からありがとう』と丁寧に頭を下げられ、この上ない感動でいっぱいになった」と中川小隊長。「救出にはかなりの時間を要した。迅速かつ的確に対応できるよう、救助能力を高めたい」と話した。
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熊本地震 「避難所運営にサポート必要」、現地活動の奈良県職員が報告
熊本、大分両県の地震で15日から約4日間、熊本県益城町や宇城市、宇土市で行政職員のサポートや避難所の運営状況の調査にあたった県防災統括室の職員2人が20日、現地での活動を報告した。
派遣されたのは同室の近藤速人さん(30)と豊田裕樹さん(24)。「とにかく人手が足りていない状態。避難所運営など行政職員のサポートが必要だった」と口をそろえた。
2人は15日夕に奈良を出発。熊本県庁内の関西広域連合の現地対策本部に入り19日午前までの間、宇土市などで活動した。
防災拠点として重要な役割を果たすべき市や町役場も過酷な状況だった。半壊となった宇土市役所では、職員が駐車場の仮設テントで業務にあたり、益城町では職員約10人が避難所運営を担当していたが、交代要員もおらず、早急な支援が必要だった。近藤さんは「17日には支援物資が届き始めていたが、その仕分けや運搬をする人手も足りていなかった」と話した。
気温が低い中、避難所の固い床の上で眠る高齢者、ショッピングセンターの駐車場で車中泊をする家族連れ…。厳しい状況に置かれている被災者の姿に胸が痛んだ。「奈良県」と書かれた防災服を着ていたため、「奈良県から来たのですか? 支援いただき、ありがとうございます」と声をかけられたことも。
豊田さんは「断続的な余震が早く収まってほしい」、近藤さんは「大きな揺れがあったらすぐに自分の身を守る行動をすることや、建物の耐震化が大事だと思った」と話した。
県は関西広域連合の要請に基づき、現地に派遣する職員を拡充する予定。
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奈良日米協会発足 民間レベルで交流活発に 全国31団体目
日米の友好・交流を民間レベルで促進し、相互理解を目指す国際交流団体「奈良日米協会」(会長・北河原公敬東大寺長老)が20日設立され、奈良市内のホテルで発足式が開かれた。
同様の団体は、大正6(1917)年に設立された一般社団法人「日米協会」(東京都)をはじめ全国各地にあり、奈良日米協会が31団体目。会員総数は法人・個人合わせて204で、大阪や東京に次ぐ規模という。
この日は関係者ら約50人が出席し発足を祝福。日米協会会長の藤崎一郎・元駐米全権大使も東京から駆けつけ、「日米の大事な関係と同協会がますます発展するよう祈念します」とあいさつした。
奈良日米協会では今後、日米の青少年の相互留学支援や文化親善交流、障害者支援などを推進。9月にはアメリカと奈良の特産品販売などを行うイベント「アメリカンウィーク」の開催も予定しているという。
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天理市立朝和小学校で感染性胃腸炎集団発生 ノロ、ロタウイルス検出
県は20日、天理市立朝和小学校で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。1~6年の児童29人が嘔吐や下痢などの症状を訴え、検査を実施した3年生3人からロタウイルスとノロウイルスを検出。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。発症者が多かった3年生は19~20日まで学年閉鎖となった。
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紛糾の末、焼却灰撤去費などの補正予算案可決 平群町議会
平群町議会は20日、臨時会を開き、町が提案した町清掃センターの焼却灰撤去費(2億4千万円)などを含む総額約14億6700万円の今年度一般会計補正予算案を全会一致で可決し、閉会した。補正後の一般会計の総額は約74億1700万円となった。
同町議会は3月定例会で子育て支援策をめぐって紛糾し、今年度一般会計当初予算案を否決。岩崎万勉町長が政策的経費を除いた骨格予算(総額59億5千万円)を専決処分し、今月12日の臨時会で議会も承認していた。
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川上村長選 7月5日告示、10日投開票 日程決まる
川上村選挙管理委員会は、任期満了に伴う同村長選挙を7月5日告示、同10日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は、6月7日午前9時から同村役場で行われる。
同村長選には、現職の栗山忠昭村長(65)が再選を目指し立候補する意向を表明している。
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「辻堂バイパス」「川津道路」開通 五條新宮道路整備進む
県南部などを縦断する幹線道路の国道168号五條新宮道路(地域高規格道路、全長約130キロ)の整備で、県が担当した辻堂バイパス(五條市)の一部と、川津道路(十津川村)が先月相次いで開通した。
いずれも道幅が狭く、大型車両のすれ違いが難しい国道168号の交通困難を解消するために新設された。地域交通の円滑化とともに県南部の産業・観光振興、災害時の救援活動強化などにつながると期待されている。
辻堂バイパスは、5年前の紀伊半島豪雨で大きな被害を受けた五條市大塔町辻堂地区の対岸を通る全長4・1キロ。今回開通したのは2・8キロで、猿谷ダムそばを貫く新猿谷トンネル(850メートル)と閉君トンネル(174メートル)の2つのトンネルと、熊野川にかかる天ノ川大橋(162メートル)など計7つの橋が新たに造られた。
辻堂バイパスの整備は平成13年度から進められており、開通済み区間を除く残り1・1キロは29年度に工事が完成、全線開通する見通し。総事業費約279億円。
一方、川津道路は十津川村上野地と川津を結ぶ3・2キロ。開通したのは上野地側(北側)の1キロで、国王トンネルと河津大橋が新たに造られた。川津側の2・2㌔はすでに完成、供用が始まっており、同道路はこれで全線開通した。総事業費約82億円。
五條新宮道路は、時速約60キロでの走行を可能にする地域高規格道路。京奈和自動車道などとともに紀伊半島に、いかり状に道路網を整備する「紀伊半島アンカールート」の一部を成す。だが未整備区間がまだ多く、国交省が十津川村の風屋川津工区(5・5キロ)、宇宮原工区(1・2キロ)、長殿道路(2・6キロ)の整備を進めている。
県は国に対し、新天辻工区(トンネル、五條市)と十津川道路(Ⅱ期)の早期事業化を要望している。
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古き良き「銀塩写真」の魅力に迫る 入江泰吉記念奈良市写真美術館で展覧会
43人の写真家によるフィルム写真約200点を展示した「ゼラチンシルバーセッション巡回展」が、奈良市の入江泰吉記念奈良市写真美術館で開催されている。

広川泰士の「天地」(入江泰吉記念奈良市写真美術館提供)
カメラのデジタル化が進んだのに伴い、フィルムを使う「銀塩写真」の市場規模は急速に縮小。ピークの平成12年に比べ、世界規模のフィルム生産量は10分の1以下にまで縮小したとされる。
「ゼラチンシルバーセッション」は、銀塩写真の魅力を多くの人に伝え残そうと、18年に4人の写真家が始めたプロジェクト。年々賛同者が増え、撮り下ろし写真を展示する企画展を定期的に開催している。
今回は写真家が2人1組みとなり、それぞれが決めたテーマで撮り下ろした昨年と、19年の作品展から展示。「原風景」「ごっこ」「天地」などのテーマで撮り下ろされた作品などが並んでいる。
6月12日まで。開館は午前9時半~午後5時、月曜休館。観覧料は一般500円、高校・大学生200円、小中学生100円。問い合わせは同館(☎0742・22・9811)。

百々俊二の天地「福井県敦賀市杉津」(入江泰吉記念奈良市写真美術館提供)
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【鹿角抄】エコパーク拡張 地域振興の起爆剤となるか
「同じユネスコでも、世界遺産は多くの人が知っているが、エコパークはほとんど知らなかった」「今まで関心がなかった」
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「エコパーク」に登録されている「大台ケ原・大峰山・大杉谷」(奈良、三重県)。3月に拡張登録が決まり、会見した県内の関係自治体の首長らはこんな感想を述べた。実は記者自身も、この取材をするまでエコパークの存在は知らなかった。
「ユネスコエコパーク」は、親しみを持ってもらおうと日本国内だけで使われている国内呼称で、正式名称は「生物圏保存地域」。世界での登録総数は120カ国、651地域(平成27年8月現在)で、国内では大台ケ原・大峰山・大杉谷のほか、志賀高原(群馬、長野県)、屋久島(鹿児島県)など計7カ所が登録されている。
「生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)」を目的としている取り組みというが、わかりにくい。
川上村にある森と水の源流館の企画調査班長、木村全邦さんに聞くと、「世界自然遺産が『人の手が入っていない原生的な自然』を指定するのに対し、エコパークは『人と自然が上手にお付き合いしている地域』を指定するもの」とわかりやすく教えてくれた。
今回3倍近くも拡張された大台ケ原・大峰山・大杉谷エコパーク。そのエリアは県内では、五條市、上北山、川上、天川、下北山、十津川村と広範囲にわたっている。それでも認知度が低いのは、昭和55年の登録が国主導だったことも背景にあるらしい。だが、会見した首長らは「地域振興に結びつけるために活用したい」「世界遺産とともに活用できる」「エコパークをしっかりPRしたい」と、今後の活用に向けた意気込みを語った。
県内にも外国人観光客が増える中、観光面でも大いに活用できそうだ。一方で、これらの地域は農林業により古くから自然の中で産業、人の暮らしが成り立ってきた地域でもある。新たな農林業振興も期待したい。 (山本岳夫)
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ピラミッド、タワーは危険 県教委が「不適切」通知 組み体操事故相次ぎ
全国の小中学校で事故が相次いでいる組み体操について、県教委は多人数で立体的にくみ上げる「ピラミッド」や、高さのある「タワー」は危険度が高く不適切との考え方をまとめ、各市町村教委と県立学校に文書で通知した。実施する際には、学校が各教委に実施計画書を提出し、児童生徒らの安全確保を最優先させることなどを求めている。
通知は18日付。県教委の調査では平成27年度に組み体操で35件の事故が確認されており、これを踏まえて方針を検討。運動会・体育大会での組み体操は「学習指導要領に示された体育科・保健体育科授業の成果発表」とし、危険度の高いピラミッドやタワーは「授業の発展的な内容の範囲を逸脱する」と判断、「不適切」とした。指導要領に沿った成果発表としては、「体つくり運動」などが適切としている。
また、運動会などで組み体操を行う際は、「伝統の踏襲」や「達成感、連帯感を味わわせる」といった理由だけでなく、実施目的をより明確に示すことを求めた。
吉田育弘教育長は「組み体操のピラミッドやタワーの実施は好ましくない。行う場合は、学校として目的を明確にしてもらいたい」と述べた。
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〝海自の歌姫〟と超ド級の音楽に1200人魅了 自衛隊奈良定期演奏会
自衛隊奈良定期演奏会(県防衛協会主催)が奈良市のなら100年会館で開かれ、約1200人が勇壮な演奏に聞き入った。
自衛隊活動への理解促進や文化振興などを目的に毎年開催。演奏会前には海上自衛隊東京音楽隊の隊員約100人が近隣の平城東、都南、若草、飛鳥など市立中学校の吹奏楽部員への演奏指導も初めて行った。
演奏会では冒頭、県防衛協会の前田武会長が「熊本の現地で活動している隊員、被災された方々に思いをはせ、演奏が九州の地まで届くように演奏していただきます」とあいさつ。
音楽隊は「宇宙戦艦ヤマト」や「スパイ大作戦のテーマ」など計12曲を披露。〝海自の歌姫〟、東京音楽隊の三宅由佳莉3等海曹も登場し、美しい歌声を披露した。市立若草中学3年で吹奏楽部長の吉田遥さん(14)は「ソウルフルな歌声に包み込まれるようでした。演奏も迫力があり、すごかったです」と話していた。
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吉田市長、辞職せず再発防止取り組み 大和高田市の虚偽報告書問題
大和高田市が国の交付金事業で虚偽の完了実績報告書を提出し、利息分を含む約3680万円を返還した問題で、同市議会の調査特別委員会の第4回委員会が19日開かれた。問題の責任を問われた吉田誠克市長は「(任期の)4年間しっかりとやる責任がある」と述べ、市長職にとどまり再発防止に取り組む意向を強調。市側は事業の進捗状況を全庁的に確認する「進捗状況会議」(仮称)などの開催を盛り込んだ再発防止策を公表した。
吉田市長は「大きな問題を起こした責任は大きい。2度とこのようなことを起こさないよう、全庁一丸となって取り組む」と答弁。市長としての責任については「私の出処進退は私が決める。しっかりと4年間やるという責任があると考えている」と述べた。
市側は再発防止策を公表。補助金事業や交付金事業の工事完了期限を年度末より早い2月末などに設定するほか、事業を担当する部署だけでなく全庁的に進捗状況を管理するため、土木管理課を中心にした「進捗状況会議」を設立。必要に応じて中間検査も行うとした。
期限内の事業遂行が困難と見込まれる事業については、関係部署で検討会議(仮称)を開催。市長とも状況認識を共有し、期限内の完了が難しいと判明すれば、速やかに県などと協議し対応するとしている。
虚偽報告された完了実績報告書が本来は市長決裁なのに部長決裁となっていた問題については、「決裁規定などを遵守する」とし、内規や規則を確認するとした。
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欧州視察は観光旅行 天理市民オンブズマンが市議の旅費問題に監査請求
平成26年10月に天理市議1人が行った欧州視察は観光旅行で不当な公金支出として、天理市民オンブズマンは19日、市議に旅費約45万7千円を返還させることを並河健市長に求める住民監査請求を行った。
監査請求書によると、市議は「全国市議会議長会」主催の「欧州都市行政調査団」に参加し10月8~16日に英国、スウェーデン、オランダを訪れ、市議会などを視察。帰国後は報告書を提出したが旅程をまとめただけで、視察を市政に生かす提案がなかったとしている。
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県内でも学力テスト 小6、中3生2万4000人が挑戦
小学6年と中学3年を対象にした文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が19日、県内でも実施された。
県教委によると、公立では調査対象の児童生徒がいない学校を除き、小学校200校、中学校103校、特別支援学校の小学、中学部各2校で実施。参加した小6は1万1186人、中3は1万915人。私立は小学校6校、中学校は11校のうち10校で行われ、小6は415人、中3は1402人が参加した。
県教委はこの日、小学4年と中学1年を対象にした県独自の学力・学習状況調査も行った。
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「被葬者は聖徳太子一族」 斑鳩の竜田御坊山古墳 元橿考研副所長が講演
飛鳥時代の皇族クラスの墓とされる竜田御坊山3号墳(斑鳩町)の被葬者について、昭和40年の発見当時に調査にあたった元橿原考古学研究所副所長の泉森皎さん(74)が同研究所で講演。被葬者は聖徳太子一族の可能性が高いことを改めて指摘した。
泉森さんは古墳発見時の状況や、見つかった石槨や黒漆塗りの陶棺、遣唐使によってもたらされたという副葬品の硯や管状ガラス製品、現場の伝承などについて詳しく解説。
その上で、古墳の築造時期が630年ごろで、被葬者(10代)が輸入品を持つことができる高位の人物であることを指摘。「自分の宮殿である斑鳩宮を造営し、斑鳩に画期をもたらしたのは聖徳太子であり、竜田御坊山3号墳は上宮王家、聖徳太子一族の墓と考えるのが自然だろう」と述べ、被葬者は「聖徳太子の孫」クラスの人物という考えを示した。
一方、当時の調査の反省点についても振り返り、「文化財についての認識が低い時代。(開発業者とは)いろいろやりとりしたが、負けた。(自分としては)精いっぱいやったが、まだ若かった」と、古墳を現地保存できなかったことへの思いも語った。
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熊本地震の被災地支援本格化 奈良県内からも人、モノを現地に
熊本県を中心に相次いでいる地震で、奈良県内でも被災地支援の動きが本格化している。
県警では地震発生後、これまでに広域緊急援助隊計25人を熊本県益城町や南阿蘇村に派遣。第1陣の14人は倒壊した家屋に人が取り残されていないかなど、捜索活動に従事し、撤収。現在は第2陣の6人が、主要交差点での交通整理などにあたっており、18日には第3陣5人が派遣された。
一方、奈良県では関西広域連合を通じて熊本市から要請を受け、備蓄していた煮炊き不要の「アルファ化米」1万5千食を輸送。このほか、同連合が熊本県庁に設置している現地対策本部へ職員2人を派遣、今月30日まで交代しながら業務にあたる。
奈良県によると18日現在、熊本県や熊本市には受け入れ容量を超える支援物資が集まっている状況といい、県は「今後現地からのニーズなどをふまえ、熊本県や同連合からの要請に基づき、対応していきたい」としている。
奈良市でも18日、庁舎が半壊状態となっている熊本県宇土市を支援しようと、非常用飲料水(アルミボトル)2万本とペットボトル1140本、給水袋2100枚を載せたトラックが出発した。担当者は「今後、物的支援から人的支援の必要性が高まってくるだろう。長期的支援にも対応できるよう準備を進めたい」と話している。
また、日本赤十字社県支部(奈良市)や社会福祉法人県共同募金会(橿原市)による義援金受け付けも始まった。問い合わせは同支部(☎0742・61・5666)、同募金会(☎0744・29・0173)まで。
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2歳児ケース閉じ込め死事件 生駒市教委が検証委員会設置へ 再発防止など協議
生駒市教委は18日、2歳男児がプラスチックの収納ケースに閉じ込められて死亡し、父親が殺人容疑で逮捕された事件について、有識者による「検証委員会」を設置すると発表した。5月下旬に第1回会合を開き、年度内にも報告書をまとめ、公表するという。
市によると、委員会は児童虐待の問題に精通した弁護士や大学教授ら3~4人で構成。市の初期対応が適切だったかどうかなどを検証し、再発防止に向けた取り組みを検討するという。
委員の人選はこれからで、担当者は「同様の事件が繰り返されることのないよう、さまざまな角度からすみやかに協議したい」と話した。
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宮崎市の古墳文化紹介 姉妹都市50周年で「歴史に憩う橿原市博物館」で展示
宮崎市との姉妹都市締結50周年を記念し、歴史に憩う橿原市博物館で、宮崎市の2つの古墳群出土の装身具や馬具などを紹介する特別展「宮崎市の古墳」が開かれている。南九州の豊かな古墳文化を見ることができる。5月29日まで。
展示されているのは、地域の首長墳と考えられている下北方古墳群(宮崎県史跡)と、大型の前方後円墳3基を持ち、大和政権との繋がりを感じさせる生目古墳群(国史跡)出土の遺物計33点。
このうち、下北方古墳群にある下北方地下式横穴5号墳の遺物では、金製垂飾付耳飾や鏡、鉄剣、短甲、冑、馬具を構成する鈴「三環鈴」など豊富な副葬品の一部を展示。この古墳は、地下に横穴を掘った南九州独特の「地下式横穴墓」と呼ばれるタイプで、多くの副葬品が見つかっていることから首長の墓とみられている。会場では展示品の三環鈴の音を録音で聞くこともできる。
また、生目古墳群にある生目5号墳の遺物として口縁部が大きく開く、独特な形をした円筒埴輪も展示。このような形の埴輪は全国的に例がないという。
同館では「宮崎市の歴史を知り、同市に行ってその文化を体験するきっかけになれば」としている。
5月22日午前10時半からは、宮崎市教委主任技師の西嶋剛広さんが「宮崎市の古墳と古墳時代」のテーマで講演。同日午後2時からは学芸員の解説で、近くの新沢千塚古墳群を散策するイベントも開かれる。
問い合わせは歴史に憩う橿原市博物館(☎0744・27・9681)。
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香芝に尼寺廃寺跡史跡公園完成 地層断面図展示の学習館も
巨大な塔「心礎」が見つかった香芝市尼寺の国史跡「尼寺廃寺跡」を整備した「尼寺廃寺跡史跡公園」が完成した。21日には、塔心礎の実物大模型や塔基壇の地層断面のはぎ取り資料を展示する学習館がオープンする。
尼寺廃寺跡は、香芝市教委の調査で塔の基壇跡から3・8メートル四方の巨大な地下式の心礎を発見。柱座からは耳環や水晶玉、ガラス玉などが出土した。中心伽藍は北に金堂、南に塔があり、周囲には中門を設けた回廊が巡る東向きの「法隆寺式伽藍配置」と判明。7世紀後半の創建と判明し、平成14年に国史跡に指定されている。
公園は市教委が国や県の補助を受けて約13億7千万円かけて整備。塔跡の心礎は地下に埋まっているが、礎石は実物が見学できる。
学習館は鉄骨造り平屋建て、床面積約280平方メートル。塔心礎の発掘調査時に基壇の地層断面をはぎ取った資料(長さ約11メートル、高さ約2・5メートル)のほか、塔心礎の実物大模型などが展示されている。開館は午前9時~午後4時半。月曜休館で、入館無料。
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