「改正への決意を」 美しい日本の憲法をつくる奈良県民の会が大集会
憲法記念日の3日、「憲法改正!県民大集会」が奈良市の奈良商工会議所で開かれ、市民ら約150人が参加。ジャーナリストの櫻井よしこ氏らが参加する中央集会の様子がインターネットで生中継され、早期改正を求める訴えに参加者から拍手が起こった。
「美しい日本の憲法をつくる県民の会」が主催。冒頭、安曽田豊・日本会議奈良会長があいさつし、「国内外は驚くほど変化している。現行憲法では国民と日本国を守ることはできず、改正への決意を固めないといけない」と主張した。
その後、生中継された中央集会で櫻井氏は「憲法は政府を規制するとともに、国民共同体としての特徴を守るもの」と指摘。「日本国の歴史、伝統、文明、価値観を盛り込んだ私たちの憲法を目指さなければならない」と訴えた。
集会後、参加者らは市内を行進し、憲法改正の必要性を訴えた。
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染料は海外の植物だった 正倉院宝物の敷物の調査で初確認
正倉院宝物の羊毛製の赤い敷物「色氈(せん)」の染料に、西洋茜(あかね)や蘇芳(すおう)など海外の植物が使われていることが、宮内庁正倉院事務所(奈良市)が行った高速液体クロマトグラフィーによる調査で分かった。正倉院宝物の染料に西洋茜などが確認されたのは初めてという。
宝物のうち、奈良時代のものとみられる北倉の色氈3点の繊維を分析した結果、西洋茜の使用が判明。北倉の色氈7点には、海外の蘇芳が染料に使われていることが分かった。南倉の方形天蓋(笠状の装飾)のひもは紫根と日本茜の重ね染めだった。
同事務所の中村力也・保存課調査室長は「今後さらに情報を蓄積していきたい」としている。
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華やか時代行列 奈良市の平城宮跡で「平城京天平祭」開幕
都として栄えた奈良時代の華やぎを再現する「平城京天平祭」が3日、奈良市の平城宮跡で開幕した。大型連休後半の初日となり、会場は天平行列などに見入る大勢の家族連れらでにぎわった。5日まで。
地元の有志らでつくる実行委員会が主催し今年で6年目。今年は東アジアの連携事業として中国、韓国の伝統芸能も行列やステージで繰り広げられる。
天平行列には県内の企業や高校、大学から約400人が参加。聖武天皇ら奈良時代の天皇や女官、文武百官などに扮して華やかな衣装に身を包み、第一次朝堂院から第一次大極殿までを練り歩いた。訪れた人たちは絵巻物のような光景をカメラで撮影するなどして楽しんでいた。
夫と訪れた橿原市の垣内文子さん(75)は毎年楽しみにしているといい、「歴代天皇の衣装がとてもきれいでした」と笑顔で話していた。
期間中、各種の時代行列が予定されているほか、奈良時代の貴族の衣装を着て会場を散策する「天平衣装体験」や、奈良の美食が味わえる「東市西市」も催される。
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奈良の〝ピラミッド〟頭塔が特別公開 ガイドも常駐し解説
ピラミッド状の土壇から成る奈良時代の「頭塔」(国史跡、奈良市高畑町)の特別公開が行われている。8日までの期間中はガイドが常駐し、謎に包まれている頭塔について解説する。
頭塔は東大寺南大門の南約1キロに位置。一辺32メートルの基壇上に、石で覆われた土壇が7段盛られた高さ10メートルの塔で、ピラミッドにも似ている。奈良時代に東大寺二月堂の修二会(お水取り)を始めた僧、実忠が同寺の別当(住職)、良弁の命で造ったと伝えられている。
公開は午前9時~午後5時(受け付けは午後4時半まで)。協力金300円(10人以上の団体は1人200円)。
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【高校野球】智弁、法隆寺国際、五條がベスト8一番乗り 春季近畿大会県予選
春季近畿地区高校野球大会県予選の3回戦3試合が3日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。
結果は次の通り。
【3回戦】智弁学園10-1奈良北(七回コールド)▽法隆寺国際11-1高取国際(六回コールド)▽五條6-3高田
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地域のつながりで減災 情報共有、仕事分担して避難生活 熊本地震から学ぶ教訓
熊本地震の発生から約1週間後の4月22日に熊本県に入り、南阿蘇村や大津町、西原村などを約1週間取材した。道路などのインフラは復旧し始めていたが、長引く避難生活でのさまざまな問題が浮上してきた時期でもあり、各地での大規模災害への対応に生かすべき点も多かった。(神田啓晴)
過去の大規模災害でも問題になったが、熊本地震でも「空き巣被害」は多発した。熊本県警は24日までに計18件の被害届を受理。23日には福岡県の会社員の男(51)が窃盗などの容疑で逮捕された。
余震が頻発する中、避難所暮らしを続ける被災者の自宅を警戒するには、警察頼みでは限界がある。被災地では、地元消防団員などが連携して「自警団」を組織する地域があった。4月30日時点で約1300人が避難所で生活していた熊本県西原村もその1つだ。
情報共有に活用されていたのは、LINE(ライン)などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。避難所での炊き出しやボランティアのほか、不審者情報など、生活全般にかかわるさまざまな情報が瞬時に共有されていた。
村役場のホワイトボードには、不審者の発見日時や姿格好、車のナンバーなども掲示。村では消防団による「自警団」を組織し毎朝、各消防団の班長らが参加する会議を開催。日々、約250人の団員の半数以上が地域の見回りに参加していた。
地域住民のつながりが強かったことも、印象に残った。村内で取材したときは、消防団や住民から「こんにちは」「どちらから来られたのですか」など、よく声を掛けられた。村の災害対策本部によると「村の人同士はほとんどが顔見知りで、地域のつながりも強い。よそから来た人はすぐに分かる」といい、地域のつながりが不審者情報の伝達の速さにもつながっているようだった。
避難所の運営も、看護師の有資格者は救護班、小中学校の調理員は炊き出し-と、村民それぞれが「できること」を生かしたスムーズで無理のない運営だった。日頃から交流している村民同士だからこその対応だと感じた。
印象に残った言葉がある。災害対策本部で忙しく動き回っていた担当者の「『地元愛』が災害時には助け合いの精神につながる」という言葉だ。愛する地域のために住民自らが動くことこそが、減災や防災の大きな力になると感じた。
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【GWは奈良で】ゴロゴロの岩と「めえめえ」楽しむ 山添村のフォレストパーク神野山
奈良公園から車で春日山南側にのびる県道を東方の山添村に向かう。水田や茶畑が広がる田原の里を通って村内へ。左に布目湖が見えたら、北野という集落で右折。いよいよ神野山(標高618メートル)への登り坂で、杉林のなかを進むと間もなく「めえめえ牧場」に着いた。
ここにはかわいい羊たちがいて、家族連れらを楽しませる。駐車場に車を止め、新緑が鮮やかな山道を歩く。15分ほどで山頂へ。展望台からは360度のパノラマ。大空のもと山々や町が望めて気持ちいい。周辺はツツジが多く、今週末ごろに見頃を迎えそうだという。
駐車場まで引き返し、車で「鍋倉渓」へ。到着すると、黒い無数の岩々が谷を埋めている珍しい景観に驚いた。まるで溶岩の流れのようにも見えてくる。長さ約650メートル、幅約25メートルに及ぶといい、特別な条件のもとで生じた自然現象の跡で、遊歩道からこれを見るだけでも価値がある。
さらに車で少し行くと、森林科学館と生産物直売所「みどり屋」、そして茶がゆや地元野菜を使った料理が楽しめる「茶の里 映山紅」が並んでいた。
「一番はツツジ、そして星空がすごくきれいで最近は見にくる人が多いです」と、神野山観光協会の中森晃一事務局長。空気が澄んでいるうえ真っ暗で、いかにも星が輝いていそう。
3日は「つつじまつり」も。奈良市中心部から小一時間にもかかわらず、豊かな自然が満喫できるおすすめスポットだ。(岩口利一)
フォレストパーク神野山 名阪国道神野口ICからもアクセス可能。観光スポットとしては神野山頂、鍋倉渓、めえめえ牧場のほか神野寺なども。一帯には遊歩道があり、ハイキングが楽しめる。問い合わせは神野山観光協会(☎0743・87・0285)。
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暑~~~い もうちょっとで真夏日 奈良で29・7度 今年の最高
高気圧に覆われた2日、県内でも気温が上昇し、奈良市で最高気温29・7度を記録するなど、各地で今年の最高気温を観測。7月上旬並みの暑さとなった。

水浴びを楽しむ子供たち
奈良地方気象台によると、この日は上北山村で最高気温が29・2度、十津川村で29・1度、五條市で29度となり、県内6観測地点のうち5地点で今年の最高気温を記録。街中には早くも半袖にサンダル姿の観光客や、日傘を差す人の姿が見られた。
広陵町と河合町にまたがる馬見丘陵公園では、子供たちが噴水で水浴びを楽しんだ。大和郡山市から家族で訪れた久本琉聖君(4)は「気持ちいい」と大はしゃぎ。母親の真衣さん(32)は「暑さ対策に毎日帽子が欠かせません」と話していた。
気象台の担当者は「季節の変わり目で体が暑さに慣れていないので、水分補給するなど体調管理に気をつけて」としている。
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市長らが利息分を〝補填〟 大和高田の虚偽報告問題 交付金返還で
大和高田市が国の交付金事業で虚偽の完了実績報告書を提出し、利息分を含む約3680万円を返還した問題で、同市議会の調査特別委員会の第5回委員会が2日開かれ、市側は吉田誠克市長ら6人が利息分470万円を補填する方針を示した。6月議会に関連議案を提案するという。
市によると、吉田市長が170万円、松田秀雄副市長が150万円、当時の担当部長、課長ら4人が計150万円を補填。ただ、市長による補填は公職選挙法で定める寄付行為に該当するため、7~12月の給与減額で170万円分を補填する。これに加え、来年1月から2年間、現在実施している給料月額の20%減額に10%減額を加え、30%減とする。
委員からは、地方自治法に基づき市長が職員に損害賠償を命じるべきとの意見もあったが、松田副市長は「賠償を職員に指示してはいない」とした。
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庭園美を堪能 重要文化財・文華殿を公開 橿原神宮
橿原神宮(橿原市)は境内にある重文・文華殿と、付属する庭園を6月19日まで特別公開している。庭園は神武天皇2600年大祭に合わせて改修されており、新緑豊かな姿を見ることができる。期間中、福寿園(京都府木津川市)の協力で、お茶の接待もある。
文華殿は天理市にあった旧柳本藩の武家屋敷で、昭和42年に橿原神宮に移築された。庭園は、48年に古代庭園研究家の森蘊さんが、神武東征をイメージして作庭。それから40年以上が過ぎ、木々が伸びすぎるなどしたため弟子の牧岡一生さんが元通りに復元した。
昨年秋の公開では、庭園の周遊コースが非公開だったが、今回は周遊コースも公開し、神職が建物や庭園について説明する。
関連イベントとして、7日に庭園復元について牧岡さんが講演(午前11時と午後1時半から)。8日と25日には古事記と神武東征について、奈良まほろばソムリエの会専務理事の鉄田憲男さんが講演する(同)。また、15日~17日に「池坊いけばな展」が開かれる。
拝観料1人千円。公開時間は午前9時半~午後4時。問い合わせは橿原神宮(☎0744・22・3271)。ホームページはhttp://www.kashiharajingu.or.jp/
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子牛のミルクやり体験しよう 宇陀の「うだ・アニマルパーク」
宇陀市の「うだ・アニマルパーク」で土、日曜、祝日に子供を対象とした子牛のミルクやり体験が行われている。6月中旬までの期間限定イベント。担当者は「かわいい子牛が元気にミルクを飲むところをぜひ見てほしい」としている。
体験では約15分間、同パークで飼育されている子牛3頭にほ乳瓶でミルクを与えることができる。時間は午前10時からと午後4時からの2回。当日のみ申し込みを受け付ける。各回定員は30人で無料。小学6年以下の子供が対象という。
今月8日には小学3年以上を対象としたせっけんに彫刻をほどこす体験イベントや、22日に親子でアロマ体験をするイベントも。詳しい問い合わせは同パーク(☎0745・87・2520)。
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客席とステージ一体で演奏楽しむ 大和郡山で「ならブラスカーニバル」
県内の中高生やアマチュア吹奏楽グループなどが演奏を披露する「ならブラスカーニバル2016」が1日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれ、訪れた千人あまりの観客はみごとな演奏に聞き入った。
天理楽器(本店・橿原市)が、県内の吹奏楽人口の増加や世代を超えての演奏会の実施を目的に、平成23年から毎年5月に開催。今年は県内の中学、高校、アマチュア吹奏楽グループなど計11団体が参加した。
カーニバルでは県立高円高校(奈良市)の吹奏楽部が、観客と一緒になってリズムをとりながらインストゥルメンタル・バンドのT-SQUAREの「宝島」を演奏し、県立平城高校(同)吹奏室内楽部は嵐の「愛を叫べ」を披露。最後にはザ・ブームの名曲「風になりたい」を、出演した約400人と会場の観客らが一緒になって合奏し、会場は大いに盛り上がった。
奈良市の主婦(49)は「会場の観客も楽しめるような演奏会でとても楽しかったです」と話していた。
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古代武人になりきり体験 家族連れらが甲冑試着楽しむ
〝古代甲冑〟の試着体験イベントが1日、県立万葉文化館(明日香村)で行われ、家族連れらが飛鳥時代の武人になりきって楽しんだ。
イベントに使った古代甲冑は、奈良の歴史を楽しく、わかりやすく知ってもらおうと、飛鳥時代の甲冑を元に、体験学習の一環として県が製作。大人用(約15キロ)と子供用(約3キロ)はいずれも強化プラスチック製で、鉄製の実際の甲冑より3分の1程度の重さだが、体験した人は「重い!」と驚いた様子だった。
家族で訪れた、桜井市立安倍小学校4年の吉田煌萌君(9)は「武士とか歴史が好きで、着てみたかった。重たくて全然動けない」と笑顔で話していた。
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あでやかニホンサクラソウ 御所の高鴨神社で150鉢見頃
御所市鴨神にある高鴨神社(鈴鹿義胤宮司)で、ニホンサクラソウが見頃となり、境内で鉢植えが展示されている。
鈴鹿宮司によると、ニホンサクラソウは江戸時代から栽培が始められた日本産の古典園芸植物で、品種改良が行われ、さまざまな品種があるという。
同神社では、昭和35年からニホンサクラソウを育てていて、現在は約500種、2400~2500鉢を育てているという。
境内では鉢植え約150鉢が展示され、参拝者らが花を観賞している。
鈴鹿宮司によると、花の見頃は5日ごろまでといい、「一般的にはあまり見ることがないニホンサクラソウの花を見ていただきたい」と話している。
問い合わせは高鴨神社(☎0745・66・0609)。
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【訃報】小川勉氏 81歳 元大宇陀中学校長
小川勉氏(おがわ・つとむ=元大宇陀中学校長)4月30日、呼吸不全のため死去、81歳。通夜は2日午後7時、葬儀・告別式は3日午後1時、桜井市外山625の桜井脇谷斎場で。喪主は長女、訓子(くにこ)さん。
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【高校野球】郡山、登美ケ丘、大宇陀が3回戦へ 春季近畿大会県予選
春季近畿地区高校野球大会県予選の2回戦3試合が1日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。
結果は次の通り。
【2回戦】郡山6-2香芝▽登美ケ丘5―3添上▽大宇陀10―1西大和学園(八回コールド)
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【学童野球】《写真特集》大和郡山RC大会・決勝 熱戦の選手たち
【学童野球】《写真特集》奈良市長杯大会・決勝 熱戦の選手たち
【学童野球】手に汗握る決戦はリトルジャイアンツのサヨナラ優勝 大和郡山RC大会
第21回大和郡山ロータリークラブ学童軟式野球大会2016の準決勝と決勝が30日、大和郡山市の「ならっきー球場(市営球場)」で行われ、リトルジャイアンツ(郡山支部)が三郷北イーグルス(生駒郡支部)にサヨナラで勝利し、初優勝を果たした。
決勝は互いにピンチを招きながらもあと1本を許さない白熱した投手戦に。試合が動いたのは六回、三郷北イーグルスが三塁打でチャンスを作ると、暴投の間に三走が生還してついに均衡を破る。
このまま終わるかと思われた七回、リトルジャイアンツは4番板東泰樹主将の打席で2死二、三塁のチャンスを迎える。「自分で決めてやる」という気迫のこもった打球が相手のミスを誘い、三走に続き二走が生還。逆転サヨナラで優勝を決めた。
閉会式では、同ロータリークラブの福本圭志会長らから優勝旗やメダルが授与された。福本会長は「手に汗握るすばらしい試合で感動した」と熱戦を演じた選手らの健闘をたたえた。
準決勝の結果は次の通り。
リトルジャイアンツ14-0郡山フレッシュ▽三郷北イーグルス7-5法隆寺ファイターズ
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【奈良移住物語】小さな集落で発電、「できること・やりたいこと・求められること」の融合
吉野町殿川地区で「地域づくり×電気工事」業という「クラフトワーク」を営む吉村耕治さん(39)。仕事にしているのは、「自分ができること」「自分がやりたいこと」「社会から求められるもの」の3つが重なる部分だ。「自分ができることとしたいことだけでは『独りよがり』になってしまう。3つが合わさると、地域に受け入れられやすいし、自分にも無理がない」と話す。
■北京で見た環境問題
大阪市で生まれ、電気工事会社の2代目だった父の影響もあって県立商科大(現・県立大)2回生で第二種電気工事士の免許を取得。3回生終了後、語学を身につけようと留学した中国・北京にある外国語大学で、砂漠化や大気汚染などの環境問題に直面、解決に取り組もうと決意した。
帰国後は姫路工業大(現・兵庫県立大)の大学院環境人間学研究科で学び、兵庫県市川町の観光協会の嘱託職員を経て、平成24年に吉野町の地域おこし協力隊員に応募。3年間、観光振興を行う一般社団法人吉野ビジターズビューローで働いた。
■集落の水車で発電
その時に出会ったのが、殿川地区の人々だった。吉野町の東端部標高約500メートルの高地に位置する地区の集落は、10世帯にも満たない。集落内の水路に設置された水車での小水力発電に、電気工事ができる吉村さんがかかわるようになったことなどから、別荘として使われていた建物を借りて住むように。隊員の任期を終えた27年4月、ドイツ語で発電所を意味する「クラフトワーク」を屋号に、「地域づくり×電気工事」業を始めた。「ここで暮らし、中山間地域のためにやっていきたいと思った。『地域に元気と電気を』がテーマでした」と振り返る。
■小さな市場で「複業」
できること「CAN」としたいこと「WANT」、必要とされること「NEEDS」が重なることを仕事にし、市場が小さい地域で生活するために「複業」を選択した。「月20万円必要なら、4つの違う仕事で5万円ずつ稼ぐやり方でいこうと思ったんです」。
現在は、妻と1匹のネコとの生活。収入の内訳は、行政計画の策定支援などの地域づくりが半分、電気工事が4分の1、大学の非常勤講師として経営組織論を教える講師料が15%-という。「ありがたいことに、仕事は途切れずにいただいています。これまでいろんな人と出会ってつながりができ、仕事を紹介してもらっている。人の縁です」と話す。
地域プランナー・地域コーディネータの資格を持つ4人で、有限責任事業組合「山都物語」も設立。自身の経験も生かし、地域おこし協力隊の研修会も開催している。
「任期終了後、そのまま定着する人もいれば、離れていく人もいるが、隊員同士の横のつながりをつくり、互いの近況報告や情報交換をすることにより、定着しやすくなるのではないかと思う」。地域のために、地域で活動する人を支えるために、実践する日々が続く。(山本岳夫)
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3日に「憲法改正!県民大集会」 美しい日本の憲法をつくる奈良県民の会
「美しい日本の憲法をつくる県民の会」は憲法記念日の5月3日午後1時から、奈良市登大路町の奈良商工会議所大ホールで、「憲法改正!県民大集会」を開催する。会場では、ジャーナリストの櫻井よしこさんらが参加する中央集会の様子がインターネットで生中継される。
東京で開催される集会では櫻井さんのほか、国会議員や憲法学者が参加し、憲法改正について議論。また、奈良では午後3時半から県庁南側の奈良公園登大路園地を出発点とし、憲法改正を訴える「1000人大行進」が行われる。
ホールの定員は250人(先着)で参加無料。問い合わせは、県神社庁内の事務局(☎0744・22・4731)。
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【学童野球】奈良ジュニアファイターズ劇的サヨナラV 奈良市長杯大会
22チームが参加した第36回奈良市長杯学童軟式野球大会の決勝戦が30日、奈良市の柏木球技場で行われ、奈良ジュニアファイターズが西大寺ドリームズに3―2でサヨナラ勝ちし、2年ぶり4回目の優勝を果たした。
試合は両チームの先発投手が粘りの投球で得点を許さない緊張した展開で、八回からは無死満塁から始まるタイブレーク方式の延長戦に突入。
九回表に2点を先取された奈良ジュニアファイターズは、その裏1番川村拓也主将の鮮やかなセンター返しでランナー2人が生還し同点とすると、続く2番松本大輝選手が右翼手の頭を越える長打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。
西大寺ドリームズは七回、八回に無死満塁のピンチをしのぎ、九回に2点を先制したが、守りきることができなかった。
奈良ジュニアファイターズの川村主将は「自分が打たなければと思っていた。チームもミスなく守ってくれてよかったです」と笑顔。俵本寿之助監督(45)は「選手がどうにかしてくれると信じていた。『よくやった』と言ってあげたい」と話した。
優勝した奈良ジュニアファイターズは9月に桜井市で開かれる第17回ろうきん杯学童軟式野球選手権大会に出場する。
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金魚すくい選手権、2日から参加受け付け 大和郡山で8月開催
「金魚のまち」で知られる大和郡山市は2日から、今年で22回目となる全国金魚すくい選手権大会(同市、全国金魚すくい競技連盟主催)の参加者を募集する。
今年の大会キャッチフレーズは「全国から集まれ!金魚が泳ぐ城下町へ‼」。昨年は34都道府県から約3800人が応募し、会場には1万5千人以上が来場した。
大会は8月21日に同市総合公園施設多目的体育館(金魚スクエア)で開催。小・中学生の部(定員500人)▽一般の部(同800人)▽3人1チームの団体戦(同350チーム)―の3部門で、各部門の優勝者には豪華賞品が贈られる。応募者多数の場合は抽選。
県内からの参加者は、前日の20日に同会場で開かれる県予選大会に出場。上位入賞者(小中学生60人、一般80人、団体40チーム)が全国大会に出場できる。
無料。7月11日までに、市公式ホームページのほか、郵送やFAX(0743・55・4911)で受け付ける。問い合わせは同市(☎0743・53・1151)。
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「あしなが学生募金」呼びかけ 近鉄奈良駅前など 熊本地震支援も
病気や災害で親を亡くした子供を支援する「あしなが学生募金」が30日、奈良市の近鉄奈良駅前などで行われ、奨学金を利用する学生やボランティアが支援を呼びかけた。熊本地震を受け、今回は「熊本地震緊急支援募金」として集まった募金の3分の2を日本赤十字社に義援金として寄付する。
あしなが学生募金は、奨学金を利用している学生らで作る「あしなが学生募金事務局」が毎年実施しており、今回で92回目。全国約200カ所で、4月23日から5月1日までの土日の計4日間、募金を呼びかける。
この日は、奨学生とボランティアの学生らが近鉄の奈良、生駒、大和八木駅前で道行く人に「親を亡くした子供や(地震の)被災者のために支援をお願いします」と呼びかけた。同事務局奈良ブロック代表の大道慧子さん(19)は「今までの支援の恩返しとして支援を呼びかけたい」と話していた。
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【高校野球】奈良大付、御所実業、天理が3回戦へ 春季近畿大会県予選
春季近畿地区高校野球大会県予選の2回戦3試合が30日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。
結果は次の通り。
【2回戦】奈良大付6-0二階堂▽御所実業2-1橿原学院▽天理21-0十津川(五回コールド)
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【学童野球】《写真特集》大和郡山ロータリークラブ大会 熱戦の選手たち②
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【学童野球】大和郡山ロータリークラブ軟式野球大会開幕 15チームが熱戦
第21回大和郡山ロータリークラブ学童軟式野球大会2016の開会式が29日、大和郡山市の「ならっきー球場(市営球場)」で行われ、大会が開幕した。
県軟式野球連盟郡山支部と生駒郡支部に登録する計15チームが出場。開会式では、ロータリークラブのメンバーらが見守る中、各チームの選手が元気よく入場行進した。
大方栄・大和郡山ローターアクトクラブ会長の開会宣言に続き、この大会の会長を務める福本圭志・大和郡山ロータリークラブ会長が選手に激励の言葉を贈った。この後、選手を代表し、小林ビートルズの林陽奈主将が「支えてくださる方に感謝し、自分を信じ仲間を信じて、全力でプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。
30日に準決勝と決勝が行われる予定。初日の試合結果は次の通り。
【1回戦】リトルジャイアンツ7-0平和レッドスワローズ▽斑鳩少年野球部3-0城ケ丘エンゼルス▽三郷TFB3-2小林ファイヤーズ▽郡山フレッシュ6-3奈良信貴REDS▽小泉ファイターズ5-4小林ビートルズ▽三郷北イーグルス9-4矢田イーグルス▽法隆寺ファイターズ4-3西方パワーズ
【2回戦】リトルジャイアンツ7-0斑鳩少年野球部▽郡山フレッシュ7-0三郷TFB▽三郷北イーグルス7-0小泉ファイターズ▽法隆寺ファイターズ4-3斑鳩ブルースター
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【学童野球】奈良ジュニアファイターズと西大寺ドリームズが決勝へ 奈良市長杯大会
第36回奈良市長杯奈良市学童軟式野球大会の2日目を迎えた29日、3回戦と準決勝が行われた。奈良ジュニアファイターズと西大寺ドリームズがそれぞれ勝ち進み、決勝戦は30日に奈良市の柏木球技場で行われる予定。
この日の結果は次の通り。
【3回戦】奈良ジュニアファイターズ3-1奈良チャレンジャーズ▽奈良伏見イーグルス5-2登美ケ丘フェニックス▽西大寺ドリームズ5-0山陵クイーンズ▽やまと4-3大安寺アパッチライオンズ
【準決勝】奈良ジュニアファイターズ5-2奈良伏見イーグルス▽西大寺ドリームズ4-2やまと
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Uターン経験者だからこそわかる支援 リアル奈良暮らしを伝える
奈良の魅力を知ってもらい、「奈良で暮らしたい人」を増やしたい―。奈良に住む若者らでつくる団体「奈良移住計画」(奈良市)が今年1月に設立された。立ち上げた代表の中島章さん(33)は東京から奈良にUターンした〝移住経験者〟。自身の経験をもとに、奈良への現実的な移住を考えるきっかけにしてもらおうと住まいや仕事、地元の情報を発信。移住者との交流イベントも開催するなど、精力的に活動している。(有川真理)
■奈良のよさを伝えたい
「人であふれかえる東京一極集中の状況に違和感を覚え、地元の奈良に貢献したいという気持ちが強くなった」
昨夏に東京からUターンしてきた奈良市出身の中島さんはこう振り返る。大学卒業後、東京の会社に就職。ひたすら働く日々だったが、3年ほどたつと疑問を感じるように。「奈良に戻って地域活性化のために力を尽くしたい」という気持ちが強くなったという。
そんなころ、実際に奈良へ移住した人や起業家と知り合う機会があり、Uターンを決断。「私と同じように仕事があるから仕方なく東京に住んでいるけど、もっとゆったりと暮らしたいと思っている人は多い」と中島さん。「漠然とでも奈良の移住に興味を持っている人に、奈良のよさや奥深さをきちんと伝えることや、実際に暮らすための情報を伝えることが大切だ」と話す。
■等身大の「リアルな情報」を
「奈良移住計画」のメンバーは中島さん同様、奈良へUターンやIターンしてきた若者たちだ。
現在、奈良市内でゲストハウスを経営している男性(29)やITベンチャーを起業した男性(32)など、30代を中心に8人がメンバーとなり、それぞれ自分たちの仕事と両立させながら活動。等身大の目線で奈良の情報を発信できることやそれぞれの移住体験を伝えられることが強みとなっている。
兵庫県尼崎市出身で、現在奈良市に住んでいるメンバーの松村恵麻さん(34)は「奈良は人と人の距離が近くておもしろい。歴史ある土地やこだわりのお店、すべてが魅力的で、もっといろんな人に奈良のことを知ってほしい」と話す。
■移住してからが始まり
全国的に人口減少問題が進む中、県は南部東部を中心にさらに深刻な状況となっている。
だが、中島さんは「単に移住者が増えればいいとは思っていない」と強調。「移住してからが始まり。地域でその人がどう暮らしていくのか、地域の人とのつながりをつくっていきたい」と話す。
ホームページには移住者のインタビューのほか、実際に会社で働く人や経営者を詳しく紹介した求人コーナーも。立ち上げてからまだ間はないが、「現実的に移住を考える第一歩」にしてもらおうと地に足をつけた活動を展開している。
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