現職など2陣営出席 香芝市長選立候補予定者説明会 市議補選は1陣営
任期満了に伴い5月15日告示、同22日投開票される香芝市長選挙と、併せて実施される同市議補欠選挙(欠員1)の立候補予定者説明会が14日、同市役所で行われた。市長選では、再選を目指して出馬表明している現職の吉田弘明氏(55)の関係者と、「候補者は未定」とする計2陣営の関係者が出席。また、市議補選では1陣営の関係者が出席した。
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【奈良テレビおすすめ】《新番組》 『ならフライデー9』(15日午後8時57分から)
◇『ならフライデー9』(15日午後8時57分から)
奈良の情報をワールドワイドな視点で送る新番組! 1週間の奈良のニュースはもちろん、日本や世界の動きもあわせて、笑い飯・哲夫らが紹介。奈良の人々が夜に楽しめる地域の情報番組として、奈良の魅力・情報を楽しくお伝えします。
第1回放送の今回は、哲夫が若草山と奈良公園を探訪。誰もが見過ごすポイントを哲夫ならではの〝奈良のミカタ〟で紹介します。ほかにも、著名人イチオシのオススメスポットを紹介する「とっておきの奈良」では、〝あの人〟が推薦する世界一のバーテンダーを、元NMB48・吉本新喜劇研究生の福本愛菜が取材。県内の情報を網羅してお送りする1時間の生放送です。お楽しみに。
奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/
あふれる神秘の世界、あなたは体感しましたか? 「藤城清治 光のメルヘン展」
90歳を超えてなお精力的に創作活動を続ける影絵作家、藤城清治さんの作品を集めた「藤城清治 光のメルヘン展」。会場の県立美術館(奈良市登大路町)には過去の作品から県内の社寺を題材にした最新作まで約270点が並び、訪れる人たちを魅了している。

水と鏡を使い神秘的な風景を演出する「大神神社」
藤城さんといえば童話をテーマとした作品やオリジナルキャラクターのケロヨンなどメルヘンチックな世界観の作品で知られる。今回はこうしたイメージとは異なる重厚で荘厳な作品もあり、新たな「藤城ワールド」が垣間見られる。
県立美術館での藤城さんの展覧会は4年ぶり。当時のスケッチをもとに新たに制作されたのが「東大寺二月堂」「興福寺五重塔」など県内の社寺を題材にした影絵。「雪の室生寺」はフィルムを重ねて遠近感を出し、白く染まる室生寺を幻想的に浮かび上がらせた。また、「大神神社」は三輪山の奥から顔を出した朝日が三ツ鳥居と拝殿を照らす風景を、鏡と水を使い神秘的なシーンを演出。従来のファンタジーの世界とは異なる雰囲気を醸し出している。

巨大さに圧倒される「日本一大阪人パノラマ」
17日に92歳の誕生日を迎える藤城さんは昨年に2度の手術を乗り越え、「今まで以上に生きる力と喜びが作品の中に生まれてきた」と語り、「法隆寺金堂 釈迦三尊像」といった仏像にもはじめてチャレンジできたと振り返る。
また今回は藤城さんの70年にわたる画業を270点の影絵、油彩、水彩などでたどる展示で、21年に渡って制作を続けたというイタリアの聖人を題材にした「アッシジの聖フランシスコ」の原画や、横6メートル、縦3メートルの壁一面に通天閣やあべのハルカスといった大阪の象徴的な建造物を配した圧倒的なスケールの「日本一大阪人パノラマ」も展示している。
さらに、動く影絵とその仕組みを併せて楽しめる「ミニ影絵シアター」もあり、藤城さんが監修したストーリー性のある展示構成で、一歩踏み入れると「藤城ワールド」が全開となる。

ファンタジーの世界を描いた「日輪」
7月3日まで。開館は午前9時~午後5時(金曜と土曜は午後7時まで)。観覧料は一般1400円、高校・大学生千円、小学・中学生500円。月曜休館(ただし5月2日と6月13、20日は開館)。
主催は県立美術館、奈良テレビ放送、産経新聞社、関西テレビ放送で構成する実行委員会。休日を中心に混雑が予想される。
問い合わせは県立美術館(☎0742・23・3968)。
展覧会の公式ホームページ(http://www.ktv.jp/event/fujishiro_nara/index.html)でも混雑状況の情報を掲載している。

『雪の室生寺』ⓒSeiji Fujishiro/Hori Pro 2016
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動く影絵のしくみがわかる「ミニ影絵シアター」

「法隆寺金堂 釈迦三尊像」ⓒSeiji Fujishiro/Hori Pro 2016
「ご縁市」初開催 16日に生駒・宝山寺界隈で旅館、飲食店参加しイベント
生駒市の宝山寺界隈で16日、参道沿いの各店舗によるこだわりの出店で地域を盛り上げる「春の参道ご縁市」が初開催される。

「春の参道ご縁市」に着物で参加すると特典も(生駒聖天さんどう会提供)
参道の活性化を目的に、地域の有志でつくる「生駒聖天さんどう会」が主催。これまで宝山寺の縁日にあたる毎月1、16日に各店舗が独自に出店していたが、参道全体でにぎわいを呼ぼうと企画された。
イベントには参道沿いの旅館や飲食店など11件が参加。古民家カフェ「楽食*宝山」では、着物の着付け教室や抹茶体験のほか、焼き菓子やアクセサリーを販売する。「ヨガ・コミュニティーハウス〝Har〟」では農業の未来を描いたドキュメンタリー映画「100年ごはん」の上映も行われる(午前11時~と午後3時~の2回)。
さんどう会では「春のきもの遊び」と題し、着物での来場を呼びかけている。一部飲食店で特典が受けられるほか、宝山寺の大鳥居手前の通称「だらだら階段」では、午前11時半と午後1時半から、写真撮影会を開催する。
同会広報担当の広瀬志麻さん(36)は「大勢の着物姿の人々で参道が華やかになればうれしい」と話している。
開催は午前10時から。問い合わせは、生駒聖天さんどう会にメール(ikomasandoukai@gmail.com)で。
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「行政の対応、至急検証する」 生駒の2歳児閉じ込め死事件で荒井知事
生駒市で2歳男児がプラスチックの収納ケースに閉じ込められ死亡し、父親が殺人容疑で逮捕された事件で、荒井正吾知事は13日の定例記者会見で「大変悲しい事件だ。行政的な対応をどうすればよかったのか至急検証したい」と述べた。
荒井知事は事件について「県の児相に『泣き声が聞こえる』と通報があり、生駒市に対応してもらった。そのときは顕著な危険性はみられなかったとの報告を聞いている」と説明。その上で、「どのように市と連携すればよかったのか。対応のあり方について研究したい」と話した。
一方、「どこまで家の中に(行政が)入り込めるか。子供に(傷やあざなどの)加害の印がないケースもある。『おせっかい』の仕方や程度についていつも悩んでしまう」とも述べ、「こういうことが起きないようにするにはどうすればいいのか。今のわれわれの一番大きな課題だ」と話した。
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大丈夫か?断崖絶壁にされた茶畑 県が無許可掘削で業者告発
荒井正吾知事は13日、奈良市月ケ瀬の山林で許可以上の土砂を掘削した上、許可地以外で土砂を採取したなどとして、県砂防指定地管理条例違反と森林法違反容疑で三重県伊賀市の業者を奈良県警に告発したことを明らかにした。告発は3月1日付。
県によると、業者は平成22年6月から約1年間、奈良市月ケ瀬の山林約1万平方メートルの現状変更許可を県から受け、土砂の掘削を開始。ところが許可期限を過ぎても掘削を継続し、さらに許可地以外の場所の土砂も掘削した。採取した土砂は数万立方メートルに上るとみられる。
県は25年5月に違法な掘削を把握。口頭指導や18回に及ぶ文書指導を行い、26年6月に是正命令を出した。業者からは「土を埋め戻す」とする是正計画が提出されたが、作業は進んでいないという。
現場は京都府南山城村との県境。現場の山林は斜面が削られて切り立った崖になっており、隣接する茶畑に迫っている。土砂災害の恐れもあるといい、京都府や南山城村も県に安全面の措置を取るよう要請していた。
県によると、このほかにも奈良市で1件、生駒市で3件、業者が同条例に違反し、無許可による土砂搬入や盛土を行っていたケースがあった。いずれも県が文書指導などを繰り返し、現在は違反行為は止まっているという。
こうした現状を受けて県は7月から、罰則の規定範囲を広めるなどした改正県砂防指定地管理条例を施行する。荒井知事は「聞く耳を持たない業者にどう指導するか。7月から施行される条例にマッチするマニュアルをつくっていきたい」と話した。
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専決処分の骨格予算は承認 学童保育保護者負担減も可決 平群町議会
平群町議会は臨時会を開き、「少子化対策が不足している」などとして町議会で2度否決され、岩崎万勉町長が専決処分した今年度一般会計の骨格予算(総額59億5千万円)を全会一致で承認した。
また、町が新たに提案した学童保育の保護者負担を減額する条例改正案を可決した。6月から入所料を現行(1人目4千円、2人目3千円、3人目2千円)から各千円減額し、3人目以降は無料とする。
町は町清掃センターの焼却灰撤去事業費(2億4500万円)などの政策的経費を、20日に開会予定の臨時会に補正予算案として提案する方針。
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「子育てナンバーワン目指す」 葛城市が「こども・若者サポートセンター」開設
葛城市は、子育てや不登校、いじめ、ひきこもりなど、妊娠から就労までの子供の問題に関する相談窓口を一元化した「市こども・若者サポートセンター」を、市當麻保健センター内に開設した。
従来は子育て福祉課や学校教育課、生涯学習課など、対象により異なる担当課で行っていた相談支援部門を一元化。保健師や臨床心理士のほか、保育士、社会福祉士が常駐し、妊娠から子育て、就労まで、一環した切れ目のない支援を行う。
開所式で山下和弥市長は、「さまざまな団体と連携を密にし、子育てがしやすいナンバーワンのまちを目指す」と述べた。相談は無料で、受け付けは平日午前9時~午後5時(第2、4土曜は完全予約制)。問い合わせは同センター(☎0745・48・8639)。
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【鹿角抄】混沌の奈良市予算案めぐる攻防 議論は尽くされたか?
火葬場移転をめぐり予算審議が紛糾した奈良市の3月定例会。市が提案した当初予算案から計1億300万円を削減した修正案が議員提案で可決され、仲川げん市長が同市初の「再議」に付したが、再可決された。当初は3月25日までだった会期は30日まで延長されたが、果たして議論は十分尽くされたのだろうか。
修正案で削減された金額の半分近い4800万円は火葬場移転関連費。また、1500万円は政策立案のための研究費などだが、残り約4千万には「なら国際映画祭」など民間の観光・文化振興に関わる経費が多く含まれる。
「なら国際映画祭」関連では、関連企画の「ならシネマテーク」への補助金全額も含む計1860万円が削減された。実行委は、6月以降のシネマテークについてはワンコインだった鑑賞料の値上げも検討しているという。修正案を提案した市議は「(映画祭は)市民生活に直結しておらず、行政が補助金を出す事業ではない」と削減理由を説明したが、これは市民の財布に直接影響する。
ホテルや旅館経営者の育成を目的に、一流ホテルで活躍した人などを講師にマーケティングなどが学べる「まほろば観光大学」の経費1050万円も削減されたため、〝閉校〟になる。26年度から開催、27年度は11事業者が参加するなど好評だったという。
また、地域FM局「ならどっとFM」で市のイベントなどを紹介する「フロムなら」の放送委託費287万円もカット。緊急時には災害情報発信に活用されるため、担当課は「目の不自由な方などには重要な情報媒体だ」と困惑する。
性的少数者(LGBT)の旅行を支援する国際団体への加盟料を含む外国人観光客誘致事業費(208万円)も全額削除。市など2県5市がベンチャー企業誘致・育成を目的に設立した「スタートアップ都市推進協議会」は、負担金など96万円が削除されたため、脱退することに。毎年開催してきた首都圏企業とのマッチングイベントにも、市内の企業は参加できなくなる。
いずれの項目も議会で2度否決されたため、年度内に補正予算案に盛り込むのは「難しい」と、各担当課は口をそろえる。だが、議論の俎上に上がったのはほとんどが火葬場問題だった議会で、火葬場関連費と一緒に削減されてしまったこれらの事業費は、本当に削減されるべきものだったのか。一市民の目線でも、その正否を見ていきたい。(桑島浩任)
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「なら国際映画祭」支援是非 「議会で議論されていない」と奈良市長
奈良市が今年度の当初予算案に計上したが、議員提案の修正案で火葬場建設関連費とともに補助金が全額カットされた「なら国際映画祭」について、仲川げん市長は12日の定例記者会見で、「議会の理解が得られずに補助金を出すことができなくなったが、議会で映画祭について支援するかしないかといった議論がされたとは捉えていない」と指摘した。
また、「市民の力で事業を継続的に展開することが大事。これまで育ってきた奈良の映画文化を途絶えさせることなく、未来へ向けて継承させていきたい」と述べ、補助金について議会の理解を得られるよう説明する意向を示した。
「なら映画祭」は今年9月に開催を予定。実行委が5月末までに1千万円を目標に寄付を募っている。
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震度6強で倒壊の恐れ 奈良市庁舎 「費用面考えると、改修補強が現実的…」
奈良市は12日、老朽化が進む市役所庁舎について耐震診断の結果、「大地震(震度6強)が発生した際、倒壊の危険性が高い」と判定されたことを明らかにした。市は今年度中に対応を協議する方針。
市役所は昭和52年に中央棟▽東棟▽西棟(議会棟)、平成3年に北棟が建設された。耐震診断は昨年7月から今年3月にかけて北棟以外の庁舎を対象に業者に委託して実施した。
その結果、「0・3未満」で震度6強の地震により倒壊の危険性が高いとされる「構造耐震指標」の最小値が、中央棟は0・20▽東棟は0・54▽西棟は0・03だった。専門家は「何らかの対策が必要だ」と指摘している。
行政機能が集約している市役所庁舎は、災害時には防災拠点として重要な役割を果たすだけに、耐震を含めた安全性の確保は大きな課題となっている。
仲川げん市長は「市役所庁舎は市民にとって要の存在。費用面を考えると改修補強が現実的だが今後どうするかオープンな議論をし、今年度中にある程度の方向性を定めたい」と話している。
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東急ハンズが県内初出店 近鉄百貨店奈良店が27日新装開店
大規模改装を実施中の近鉄百貨店奈良店が27日、全館リフレッシュオープンする。県内では初出店となる生活雑貨大手「東急ハンズ」も新規オープン。「奈良に良し」をコンセプトに、古都・奈良にふわさしい商品展開や情報発信に力を入れるという。
改装は周辺の大型ショッピングセンターとの差別化を図り、集客の底上げを狙って約7億円をかけて実施。「百貨店として上質なライフスタイルの提案」を軸に各売り場の見直しを行い、約40店舗がリニューアル、23店舗が新規オープンする。
東急ハンズは5階の売り場にオープンする。売り場面積は約1800平方メートル。奈良店だけの独自コーナーも設置し、ふきんや鹿をモチーフとした雑貨、奈良晒のほか、県産食材のドレッシングや菓子など〝奈良ならでは〟の商品を展開する。実演販売やさまざまなイベントも実施し、担当者は「老若男女が楽しめる店を目指す」と話す。
また、1階の婦人靴・婦人用品売り場には、バッグや時計など婦人雑貨を販売するブランド「ケイト・スペード・ニューヨーク」や「フォリフォリ」、4階の紳士服売り場では紳士服の「パパス・マドモアゼルノンノン」(3月30日にオープン済み)、「コムサ・メン・プラチナ」も新規オープン。いずれも県内初出店となる。
担当者は「奈良にはすばらしい食材や商品がたくさんある。店頭に積極的に並べて紹介したい。奈良の魅力を再発見できる店舗を目指したい」と話している。
近鉄百貨店奈良店のホームページはhttp://www.d-kintetsu.co.jp/store/nara/
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災害時の避難拠点機能も 大和高田市民交流センター完成
大和高田市片塩町に市民交流センター「コスモスプラザ」が完成した。託児室のほか、災害時の避難スペースにもなる約300平方メートルの交流スペースなどを備えており、24日にオープンする。
地域の交流・相談支援拠点と、災害対策機能をあわせ持つ施設として、市が約18億円かけて建設。鉄筋コンクリート造り地上4階、地下1階建てで、延べ床面積は約4500平方メートル。1階には芝生広場が広がる。
2階には交流スペースと、住民票や印鑑証明などを発行する行政サービスコーナーを設置。3階には親子で楽しめる「すこやか広場」と託児室のほか、中南和県税事務所高田窓口センターや消費生活センター中南和相談所など、県の施設も入る。
4階は高齢者の相談に応じる「高齢者いきいき相談室」や多目的室など。災害時には、交流スペースや3階を避難スペースとして活用できるよう、非常用発電機や耐震性貯水槽、LPガスによる炊き出し機能も備えている。
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暴力団排除へ 吉野広域行政組合が吉野、桜井署と協力
吉野町、川上村、東吉野村の3町村でつくる「吉野広域行政組合」(管理者、北岡篤・吉野町長)は、暴力団排除に関して県警吉野署、桜井署と協力する内容の合意書を締結した。情報交換や協力体制の強化を図るとしている。
同組合は消防業務やごみ処理、老人施設を運営。合意書では、それら事業に関する建設工事の請負や物品購入、公有財産の譲渡や貸し付け、施設使用などの際、相手が暴力団関係者かどうかについて、県警に照会することができる。また組合側に妨害や危険性が生じる恐れがある場合は、警察官が立ち会うなどする。
組合では昨年5月、暴力団排除に向けた措置要綱を施行。県警に照会して暴力団と判明した場合は、入札から排除できることや、後日判明した場合は契約を破棄できることなどを定めている。
暴力団排除に関する条例制定や警察との協力体制などは各自治体で規定しているケースが多いが、広域行政組合が警察と協力するのは県内で初めて。県警は「協力体制の確立により、入札や契約などから暴力団を排除し、利益をあげさせないように徹底できる。ほかの組合にも推進していきたい」としている。
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県産米100%の日本酒「蔵王桜」全国へ 吉野町の美吉野醸造
「美吉野醸造」(吉野町)が、県内の契約栽培農家が栽培した酒米100%使用の日本酒「蔵王桜」の全国出荷を始めた。同町の金峯山寺の本堂・蔵王堂にまつられている金剛蔵王大権現にあやかって「蔵王権現のように多くの方に慕われる地酒にしたい」と命名された酒で、橋本晃明専務は「家庭料理など幅広い料理に合う」としている。
同社は平成26年から、県産米100%の「蔵王桜」を製造。純米吟醸と純米酒の2種類だったが、今年3月からは吉野町や五條、御所市など、県内の9軒の契約栽培農家ごとにタンクで仕込み、純米大吟醸、純米吟醸オーガニック、特別純米無濾過生原酒の3種を加えた全5種類の全国出荷を開始した。
価格は純米1・8リットルが2500円(税抜き)、純米吟醸オーガニックが同4千円(同)など。問い合わせは、美吉野醸造(☎0746・32・3639)。ホームページはhttp://www.hanatomoe.com/
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橿原の学校給食に宮崎県の食材を 日南市の戸村さんの寄付もとに
宮崎県日南市の精肉会社会長、戸村吉守さん(72)が「学校教育に役立てて」と、橿原市に100万円を寄付した。寄付は10回目で、総額は3730万円。寄付をもとに、市内の小中学校には「戸村文庫」が設置されているが、市は今年度から宮崎産の食材を使った学校給食を実施する計画で、その費用にも活用する。

森下市長(左)に寄付金を手渡す浩明さん夫妻
戸村さんは日南市の中学校を卒業し昭和34年、兄を頼って橿原市内の精肉店に就職。「最初は右も左もわからず、つらいこともあった」というが、給食用の精肉を配達した際、子供たちや学校関係者に励まされたという。
5年間の修業を経て日南市に戻り昭和40年、有限会社「戸村精肉本店」を創業。現在はスーパーやレストランなども経営、グループ全体の売り上げは約48億円にのぼるという。
戸村さんは「若い頃に励ましてもらった橿原市のみなさんのおかげ」として、「教育振興に使ってください」と平成元年に1千万円を寄付し、昨年までに計10回、3630万円を寄付。今年も7日、病気療養中の戸村さんに代わって長男で社長の浩明さん(46)と妻、美百さん(41)が橿原市役所を訪問。森下豊市長に100万円を手渡した。
橿原市は宮崎市と姉妹都市関係にあり、今年2月には小中学校の給食で「宮崎の郷土料理」を提供した。市教委によると、寄付を活用して今年度から11月と1月ごろの給食に「戸村の日」を設定、宮崎産の食材を使った学校給食を実施予定という。

宮崎市との姉妹都市締結50周年を記念し、今年2月行われた宮崎料理の給食。今年度から宮崎産の食材を使った給食を出す「戸村の日」が設けられる
森下市長は「寄付をいただき大変ありがたい。子供たちに宮崎のおいしいものを食べてもらい、宮崎との関係について伝えていきたい」とし、浩明さんは「父には『小学生のみなさんらに励ましてもらった』との思いがあり、これからも寄付を続けたい。宮崎の食材を使い、食育の大切さを教えることは良いことだと思う」と話していた。
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いざという時に 生駒市が高齢者に「救急医療情報キット」配布
生駒市は、高齢者が急病になった際に迅速に対応できるよう、65歳以上の市民を対象に、緊急連絡先やかかりつけ医などの情報を明記する「救急医療情報キット」の無料配布を始めた。
キットは、既往歴や通院状況などを記入する用紙と保管用の容器、容器の設置場所を示すためのシールをセットにしたもの。緊急時のスムーズな救急活動につながるよう、全国で配布する自治体が増えているという。
記入用紙や保管場所を示すシールのデザインは、市公式ホームページにも掲載しており、配布対象外の人も作成が可能。容器に本人写真や保険証の写しを入れたりすると、救急隊員らが活用しやすいという。市の担当者は「いざというときに備えぜひ活用してほしい」と呼びかけている。
市役所の高齢施策課窓口で希望者に配布している。問い合わせは同課(☎0743・74・1111)。
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観光活性化への人材育成 葛城市と「関西観光教育コンソーシアム」が連携
葛城市は、関西で観光に関する教育を行う大学でつくる「関西観光教育コンソーシアム」と、地域活性化や人材育成などに関して連携するための覚書を締結した。
同コンソーシアムは、和歌山大や大阪学院大など13大学で構成。市が特色ある地域づくりや地域産業の振興などについて調査研究を依頼し、同コンソーシアムが会員大学の教員や学生を派遣、提案などを行うという。
同コンソーシアムが自治体と覚書を交わすのは初といい、山下和弥市長は「葛城市を調査研究のフィールドとして活用してほしい」などと話した。
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【訃報】仲西廣幸氏 83歳 奈良交通元常務取締役、エヌシーバス・奈良郵便輸送元取締役社長
仲西廣幸氏(なかにし・ひろゆき=奈良交通元常務取締役、エヌシーバス・奈良郵便輸送元取締役社長)10日、脳出血のため死去、83歳。通夜は12日午後7時、葬儀・告別式は13日午前11時、奈良市富雄北1の7の7、公益社富雄会館で。喪主は長男、一泰(かずよし)氏。
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【学童野球】《写真特集》春季北和地区大会 決勝戦 熱戦の選手たち
【学童野球】春季北和地区大会 大宮ホワイトベアーズが優勝、小林ビートルズ及ばず
県北部の16チームが参加した第18回春季北和地区学童軟式野球大会の準決勝と決勝が10日、奈良市の柏木球技場で開かれ、大宮ホワイトベアーズ(奈良)が小林ビートルズ(郡山)を5―3で下し、9年ぶり2回目の優勝を果たした。
大宮ホワイトベアーズは同点で迎えた七回、2死2塁の場面で1番米沢太雅が左翼の頭を越える長打を放ち、勝ち越しに成功。続く2番の榎地翔大も連打で続き、この回2点を奪い勝利を呼び込んだ。
小林ビートルズは一回に2点を先制。その後も試合をリードし続けたが、投手陣が相手を抑えきれなかった。打線も最終回に一打同点の好機を演出するも、あと1本が出なかった。
大宮ホワイトベアーズの杉田金一監督は「決勝まで苦しい試合ばかりだったが子供たちが頑張ってくれたおかげで優勝できた」。中村律貴主将(11)は「中盤まで負けていて少し焦りもあったけど、チーム一丸となって頑張れました。優勝はすごくうれしい」と顔を紅潮させていた。
【準決勝】大宮ホワイトベアーズ8―1法隆寺ファイターズ▽小林ビートルズ5―3三郷北イーグルス
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DV、ストーカー相談件数減少しても高水準 県警24時間体制で対応
県警は、昨年1年間のストーカー相談件数は前年比76件減の265件、ドメスティックバイオレンス(DV)も同123件減の825件だったと発表した。いずれも前年より減少したが高水準にあり、県警は今春から担当課を「人身安全対策課」に名称変更、3交代制にするなどして体制を強化している。
県警によると、ストーカー、DVとも相談者の約9割が女性。相談者の年齢は、ストーカーは20代が最多の81人(約31%)、DVは30代が最多の245人(約30%)だった。
ストーカーは交際相手や元交際相手が加害者のケースが約半数を占め、検挙数は28件(前年比13件減)。ストーカー規制法に基づく警告は42件(同2件増)、禁止命令が2件(同1件増)だった。
一方、DV加害者の約8割は婚姻関係者(離婚含む)。刑法・特別法による検挙件数は65件(同26件減)だった。「被害申告に踏み出せず、被害が繰り返されることも多い」(担当者)という。
県警は今月から、担当課を「子供・女性・高齢者安全対策課」から「人身安全対策課」に名称変更し、ストーカーやDV、高齢者虐待に24時間体制で対応する体制に強化。3人が3交代制で対応するほか、女性捜査員も配置し、被害者が相談しやすいよう体制を整えた。
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目指せ!地産地消 大和郡山市が農産物朝市直売所マップ
農産物の地産地消を進めようと、大和郡山市が「農産物朝市直売所マップ」を作成した。A4判カラー2ページで、天理市の直売所1カ所を含む計10カ所を、写真と地図で紹介している。
同市は、生産者の顔の「見える化」を図っており、消費者とのつながりで地場食材の消費を促す「食と農をつなぐプロジェクト」を推進。マップ作成はその一環で、各直売所の連絡先や住所、営業時間などを一覧にして紹介。市内で栽培される野菜や果物の収穫時期を示す「採れ頃カレンダー」も掲載している。
計3万7千部を用意し、市の広報紙「つながり」に折り込んで市内各世帯に配布するほか、市農業水産課窓口にも設置。市の公式ホームページでも参照できる。
「生産者の心のこもった野菜や果物をぜひ味わってほしい」と担当者。マップへの掲載希望も随時受け付けているという。問い合わせは、市農業水産課(☎0743・53・1151)。
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春日大社元権宮司の岡本さん、「大和のたからもの」出版 美術工芸に焦点
近世・近代の美術工芸を中心に大和の美を紹介する岡本彰夫・元春日大社権宮司(61)の新著「大和のたからもの」(淡交社、税別1600円)が発刊された。昭和の陶芸家、黒田壺中や絵画、陶芸、書を手がけた朱北樵など、奈良にゆかりがあるが知られていない人について記している。
奈良は古代から神仏の都で、さまざまな美術・工芸が生まれた。だが千年以上のものばかりが注目されがちで、研究が不十分な近世・近代の作品や匠について知ってもらおうと執筆。奈良生まれの写真家、桂修平さんの写真で作品を紹介している。
美術工芸では、明治に春日大社の「春日右方絵(画)所預」に任じられた絵師、和田貫水や、「鹿を描けば右に出る者なし」という江戸時代後期の絵師、内藤其淵らの作品を掲載。知られざる匠たちにも光をあてており、畝傍山麓に窯を築き、人形を中心に制作した黒田壺中については常に研究、作陶に没頭した「清貧の陶芸家」として紹介。また、朱北樵は中国に渡った経験もあり、その作域は幅広いという。
岡本さんは「美術工芸品は文化の尺度で、奈良では1300年間断絶していない。ただ、名工でありながら評価されなかった人たちもおり、名を残しておきたい」と話していた。
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ふるさと納税2億4000万円に 奈良市の豪華返礼品が効果
奈良市への昨年4~12月の「ふるさと納税」額が約2億4千万円となり、全国の中核市で4位と、前年の22位から大きく躍進した。市は鹿角を使った高級一本杖や、人間国宝・北村昭斎氏の酒杯などの返礼品も追加、「奈良らしさ」の魅力を前面に押し出したラインアップで、さらなる寄付を募る。
制度が始まった20年度、市が用意した返礼品は「奈良の四季・仏像の写真7枚と手作りお手玉のセット」など〝地味〟なものが多く、25年度の市への寄付はわずか約210万円だった一方、市民による市外への寄付は約26倍の約5500万円。市は「大幅な〝貿易赤字〟のような状態」(仲川げん市長)と対策を検討し、都市部の高所得者にアピールする高級品を返礼品に続々と追加した。昨年4~12月の寄付の約88%に当たる2億924万円は、市外からの寄付だという。
3月には、寄付額20万円以上への返礼品に、鹿の角を使った奈良ホテルオリジナル最高級一本杖を数量限定で追加。今月も30万円以上への返礼品に北村昭斎氏による奈良の社寺に伝わる朱塗「根来塗り」の酒杯、などを追加し、返礼品の数は147になった。市は「ふるさと納税を通じて奈良の魅力に触れてもらい、来訪や購買につなげたい」としている。
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「御影堂の修理完了と布薩復活目指す」 唐招提寺第88世長老 西山明彦師
「御影堂の修理完了をめざすとともに、布薩(過ちを悔い改める仏教行事)を復活させたい」。今月1日の唐招提寺(奈良市)の第88世長老就任にあたり、西山明彦師(64)はそう抱負を語った。
御影堂には、奈良時代に中国・唐から苦難を乗り越えて来日し、同寺を開いた鑑真和上の坐像(国宝)を安置。瞑想する姿から生前がしのばれる和上は、僧が守るべき戒律を日本に伝え、同寺には「鑑真に戻ろう」という精神が今も息づいている。

西山明彦師
「寺に残る古文書を掘り起こして布薩を行い、本来の僧侶、仏教徒としてのあり方、どのように生きるかを問い直したい」
幼稚園長なども務めてきた経験から、「『噓をついたら仏さんに怒られる』といったことを幼い頃から教え込まないと…」と話す。罪過を懺悔することで「当たり前の倫理・道徳を浸透させていきたい」という。
「過ちの〝告白〟は世界共通。東大寺二月堂の修二会(お水取り)なども懺悔の行で、奈良の仏教には鎌倉仏教以前の大陸的な宗教観が残っている」
高校卒業後、大阪府東大阪市の町工場に就職。伯父が住職を務めていた唐招提寺末寺の伝香寺(奈良市)から通勤するようになり、仏の世界に触れた。半年で退職して龍谷大学で仏教学を学び、高野山で加行(修行)して唐招提寺に入ったという異色の経歴を持つ。
子供の頃に親と訪れた際、「異国的な空気を感じた」という唐招提寺。寺についてはユーモアを交え気さくに語るが、「原点回帰」への思いは熱い。(岩口利一)
西山明彦(にしやまみょうげん) 三重県名張市生まれ。龍谷大学大学院修士課程修了。唐招提寺の執事や執事長などを経て、平成23年から今年3月末まで唐招提寺を総本山とする律宗の宗務長。4月1日からは管長も務めている。
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生駒市民の漫才コンビ、宮川大助・花子さんが生涯学習施設の名誉館長に
生駒市在住の夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子さんが、同市内にある6館の生涯学習施設の名誉館長に就任した。7月以降、たけまるホールや北コミュニティセンターなどで、2人が出演する漫才公演の開催などを予定している。
2人が所属する吉本興業グループの「よしもとデベロップメンツ」が今月から、南海電鉄グループの「南海ビルサービス」と共同で6館の指定管理者となるのに合わせた特別企画。2人は平成11年12月から同市に在住。生駒山からの夜景などにほれ込んだといい、25年11月には「ふるさと広報大使」の第1号に就任。まちの魅力発信にも積極的に取り組んでいる。
市役所で開かれた就任式では、最近マラソンなどの運動に力を入れているという大助さんが「生駒でウオーキングイベントを開きたい」、花子さんも「生駒は地元のつながりが強いところ。名誉館長としてまちを盛り上げたい」と話した。
7月16日にはたけまるホールで、2人がゲスト審査員を務めるアマチュアカラオケ大会「生駒歌謡祭2016」を開催予定という。
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【私の働き方】社会の弱者に寄り添う 奈良弁護士会長 佐々木育子さん
今年度から奈良弁護士会長に就任した佐々木育子さん(45)。同会では4人目の女性会長で、認知症高齢者や知的障害者などの社会的弱者に「寄り添える仕事がしたい」と話す。3人の子の母として育児にも追われる日々だが、「できないことがある分、分かることもある」と、自身の経験も弁護士活動に生かしている。
■バリアある社会で普通に
父は新聞記者、母は学校教諭。5人きょうだいの長女で、幼少期から「女性もやりがいのある仕事を見つけて働く」ことが当然だと思っていた。

「寄り添う弁護士」を目指している佐々木育子さん
弁護士を志したのは、よく家に来ていた自閉症のいとこを懸命に支えていた叔父一家の姿がきっかけだった。社会的理解や支援も十分でなく、家族が全てを抱え込んでいたという。「バリアがある社会で、いかに普通に生きられるか、身近に相談できる弁護士になりたい」と勉強に励んだ。
平成9年、大学院法学研究科に在学中に司法試験に合格。司法修習先には、転勤暮らしだった中でも未知の土地だった関西を希望し、奈良に決まった。11年に奈良弁護士会に登録、弁護士として歩み始めた。
■「寄り添う」弁護を
駆け出しのころ、よく受け持ったのは無銭飲食や窃盗などの「微罪」で刑務所に繰り返し入る高齢者や、軽度の知的障害者らの国選弁護。当時担当したある高齢男性との出会いが、今も忘れられない。
「親族に見放された」という男性は、着の身着のままで留置場に。「気の毒に」と思い、こまめに差し入れし、いろいろと話をすることで、信頼関係を築こうと努力した。だが、公判前の打ち合わせの際、男性は「お前みたいに恵まれているやつに何がわかる」と激高。長時間にわたって怒鳴られ続け、翌日の公判では完全黙秘。一言も話をしてくれなかった。
気付いたのは、「公判での弁護活動だけでなく、出所後に住むところや仕事をどうするかなど、継続的に関わる人を必要としているのでは」ということ。弁護を担当する事案だけ、と「一過性」になりがちな弁護士業務だが、「寄り添うような仕事をしたい」と強く思うようになった。
■〝ママ〟弁護士として
15年、同じく弁護士の夫と結婚。約2年後に長女を出産したが、産休や育休の制度もなく、抱えていた事件もあったため、出産前日まで勤務した。
長期間の育休も難しく、「子供の首がすわってすぐ」の約2カ月半で保育園に預けて復帰。3年後には双子の息子も出産した。
帰宅すると、子供たちが書いた手紙が仕事机に置いてあることも。「ままはやくかえってきてね」「ままのよこでねたい」-。覚えたての字で書かれたメッセージは、いつも「自戒の意味も込めて」写真とともに持ち歩いている。
「子育てしている分、できないこともあるかもしれない。でも、その分わかることもある」
現在、特に力を入れて取り組んでいるのは成年後見。受任件数は35人を数える。大半は身寄りがなかったり、親族に頼れない高齢者や障害者だ。財産管理など専門的相談のほか、「身寄りの代わり」になろうと接している。
女性弁護士を希望するケースが多い、「母親」らの離婚弁護も。離婚で経済的に困窮するケースも目にする中、「子供を産んで育てる女性を社会が支えられていない」と実感している。「じっくりと言いたいことを聞き取って、結果を納得して受け入れてもられるように支えたい」と力を込めた。(山﨑成葉)
佐々木育子(ささき・いくこ)さん 宮崎県延岡市出身。東北大大学院在学中の平成7年に司法試験に合格し、11年に奈良弁護士会に登録。双子の息子の出産で産休中の20年には、社会保険労務士試験に合格した。成年後見など高齢者や障害者の権利擁護のほか、年金など社会保険分野などが専門。
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葛城市の「エコ葛城市民ネットワーク」にグリーン基金から寄付
一般社団法人「日本損害保険代理業協会」(東京都)の「グリーン基金」の平成27年度の寄付先に、葛城市内で環境保全活動に取り組むNPO法人「エコ葛城市民ネットワーク」(木村好克理事長)が選ばれ、贈呈式が行われた。
同協会は社会貢献活動の一環として自然保護や地域社会貢献に取り組む団体に「グリーン基金」として寄付。27年度は全国で30団体が対象に選ばれた。
贈呈式で5万円の目録を受け取った木村理事長は「これからもしっかり活動したい」と話していた。
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ストレス解消に「陀羅尼助飴」を UHA味覚糖と藤井利三郎薬房がタッグ
ストレス解消に健康によいアメをなめて―。県産生薬を配合した胃腸薬「フジイ陀羅尼助丸」で知られる藤井利三郎薬房(吉野町)と製菓大手のUHA味覚糖(大阪市)がタッグを組み、県産キハダの実を使ったアメ「味覚糖 陀羅尼助飴」を開発した。同薬房の藤井博文社長は「食べやすい黒糖味に仕上げた。体によく、リラックス効果もあるのでストレス解消にもぜひ」としている。
開発は、大和郡山市に工場を構えるUHA味覚糖が、県産生薬の効用に着目して昨夏、同薬房に共同開発を打診。陀羅尼助丸に使われているキハダに注目し、これまであまり使われてこなかった実の部分を利用したアメの開発を進めることになった。
キハダには抗菌作用があり、弱った胃を健康に整えたり、食欲不振を改善したりする効果があるとされる。陀羅尼助丸にはその樹皮が使われているが、アメには食用として使えるキハダの実を配合。消化不良に効果があるとされる薬用植物ケイヒやエンメイソウも加え、食べやすいように黒糖をベースにした味にした。
UHA味覚糖の担当者は「ストレスを感じることが多い人や中高年の人におすすめ。子供からお年寄りまで家族全員で健康のためにおいしくアメをなめてもらえれば」と話している。関西のスーパーやコンビニで販売されており、価格は小売店ごとに異なるが、税込みで311~322円という。
問い合わせはUHA味覚糖(☎06・6767・6031)。ホームページはhttps://www.uha-mikakuto.co.jp/
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