「真相解明で地域社会に貢献」、秋山検事正が着任会見
2日付けで奈良地検に着任した秋山実検事正(54)が会見し、「一つ一つの事件に誠実に取り組み、真相解明を通じて地域社会に貢献したい」と抱負を語った。

着任会見で抱負を語った秋山実検事正
秋山検事正は東京都出身。慶応大法学部を卒業後、東京地検検事を振り出しに、法務省訟務局や同省民事局民事第一課長など民事部門を多く経験。福岡地検刑事部長も務めた。「事件の大小でなく、窃盗や傷害など一人一人の生活を直接脅かすような事件が印象に残っている」と話した。
好きな言葉は、元慶応義塾塾長、小泉信三の「練習は不可能を可能にす」や「縁の下の力持ち」。クラシック音楽鑑賞が趣味でビオラも演奏するといい、奈良については「伝統文化や歴史を人々の生活とともに肌で感じることができる土地柄。外国人も多く訪れるので、生活習慣の違いによる若干のトラブルなども、一つ一つの事件を通じて払拭していきたい」と力を込めた。
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【鹿角抄】政府機関の地方移転 絵に描いた餅にするな
本当に実現するのだろうか―。安倍晋三政権が地方創生の一環として打ち出した政府機関の地方移転。近畿6府県では延べ約40機関の移転を提案しており、現在国によるヒアリングなどが行われているところだ。
「東京一極集中の是正」「地方活性化」など移転が意図する目的にはうなずける。人口減少が進む中、民間だけに地方移転を求めるのではなく、官側の〝努力〟も必要だ。ただ、どのぐらいの機関が移転できるのか。そして効果はあるのか…。肝心の実現可能性については未知数なところが多い。
これまでにも政府機関の分散構想はあったが、結局進まなかった。今回も「国会対応に不便」、「地方に移転しても結局東京へ出張する経費がかかる」など、中央省庁からは難色を示す声も出ているそうだ。荒井正吾知事も先月の定例記者会見で「あまり現実的ではないと思う。中央機関の移転ではなく、地方との連携強化というほうがありがたい」と辛口の意見を述べた。
そんな知事の言葉を反映してか、京都府は文化庁や国立美術館など8機関、兵庫県は日本貿易振興機構や観光庁など19もの機関を提案したのに対し、県は産業技術総合研究所の〝1本狙い〟。中でも生命工学を中心とした分野で奈良先端科学技術大学院大学との共同研究や連携を視野にし、県が力を入れている漢方分野での発展にもつなげたい考えだ。
「1つの機関を丸ごと移転するというのはハードルが高い。研究の中の一部門に絞るのは実現可能性を考えてもメリットがある」と担当者。政府は来年3月の移転正式決定に向けて自治体だけでなく、対象機関や省庁などから意見を聞き、12月に移転の可否に関する対応方針をまとめる。
国の意気込みや本気度はよく分からないが、構想が動き始めている限り、県は奈良に移転するメリットを明確に打ち出し、ライバルたちに勝たなければならない。「現実的な提案」で実現に結びつける力が求められていると思う。結局国に振り回され、「絵に描いた餅」で終わることがないように…。(有川真理)
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【まちの近代化遺産】カフェとして蘇った大正建築 旧名柄郵便局
江戸時代に宿場町として栄えた御所市名柄(ながら)。昭和初期までは約80軒の商店が並んでいたという名柄街道には今も、国の重要文化財に指定されている江戸時代の代官屋敷「中村家住宅」や、江戸時代中期に建てられ、木綿と菜種油の仲買を営んでいた「池口邸」、由緒ある社寺が点在。往時の様子がしのばれる。
名柄の落ち着いた町並みの中にあるカフェを備えた郵便資料館「郵便名柄館~Tegami Café(テガミカフェ)」は、「旧名柄郵便局」の局舎を改修し、今年5月にオープンした。やさしい桜色の外観の建物は、名柄の街に華やかに溶け込み、人のにぎわいを生んでいる。
県教委や御所市によると、旧名柄郵便局は、明治35年に郵便受取所として開設。電報の取り扱いが増えたため36年に郵便電信取受所に、同38年に三等郵便局になった。大正時代は葛城・金剛山の麓に位置する吐田郷(はんだごう)村や葛城村の全域が集配区域で、昭和50年に局舎が移転するまで、地域の郵便局として親しまれていた。
木造平屋建ての局舎は大正2年の建築。だが、郵便局としての役目を終えた後は活用されることなく、荒れたまま放置されていた。約4年前、御所市が包括連携協定を結ぶ畿央大(広陵町)などと、旧局舎を中心とした地域活性化のプロジェクトをスタート。建物はまちのシンボル的存在として、新たに活用されることになった。
市が所有者から土地、建物を借り、国の補助金や寄付金も活用して昨年3月から改修に着手。使える柱などの部材をできるだけ生かし、新たに厨房も作って、郵便資料館とカフェがある「郵便名柄館」に生まれ変わらせた。
運営は地元住民の有志らで組織する一般社団法人「吐田郷地域ネット」に委託。共同代表の竹田政義さん(46)は、「郵便局というのは郵便や電報を扱い、人と人とがつながる場所だった。この場所が人々がつながるふれあいの場になったらいいと思っています」と話す。
資料として展示されているのは、多くが旧名柄郵便局で実際に使われていたもの。同じく共同代表の米田巧さん(45)も、「資料はまるでインテリアのように美しく展示されていますが、貴重なものが多い。愛好家からも注目されているんです」と話す。
桟木で郵便記号をデザインした玄関の扉、円弧を連ねた軒先の飾りなど、細部にまでこだわった造りはそのまま。レトロな公衆電話室も再生された建物はどこか懐かしく、温かい気持ちにさせてくれる。(山本岳夫)
◇ひとくちメモ
郵便名柄館の「テガミカフェ」では、コーヒー(550円)を注文するとオリジナル切手をプレゼント。カフェのテーブルにある引き出しにははがきと文房具が用意されており、その場で書いた手紙を玄関横の丸形ポストに投函できる。吐田米や地元の野菜を使ったランチも人気。営業時間は午前11時~午後4時。火、水曜定休。問い合わせは同館(電0745・60・8386)。
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写楽、北斎、広重・・・「錦絵」一堂に、県立美術館で特別展 10日から
多色摺(ず)りの浮世絵版画「錦絵」の誕生から今年で250年となるのにあわせた企画展「浮世絵版画 美の大世界」が10日から、奈良市の県立美術館で開かれる。東洲斎写楽や葛飾北斎の鮮やかな浮世絵版画など205点を展示。歌川広重の「名所江戸百景」は前期(11月9日まで)と後期(11月11日~12月6日)に分け、全118点を公開する。

前期に展示される写楽の「市川男女蔵の奴一平」(県立美術館蔵)
錦絵は明和2(1765)年に生まれ、庶民がカラーの印刷物を目にできるようになった。節目の今年は「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)でも同時期に米・フィラデルフィア美術館の名品展が開かれ、両館では観覧料の割引などで連携する。
県立美術館では風俗、役者、美人など画題の多彩さと、木版技術の発達、「名所江戸百景」の3テーマから紹介。写楽の「市川男女蔵の奴一平」は主人の金を奪おうとする悪者と戦う姿で、緊迫感が漂う。「名所江戸百景」のうち「深川洲崎十万坪」は地上を狙うワシが大きく描かれた大胆な構図で知られる。

前期に展示される渓斎英泉の「美艶仙女香」(県立美術館蔵)
11月3日午後2時からは、大和文華館とあべのハルカス美術館の館長を務める浅野秀剛さんの特別講演会も予定。休館は10月13、19日と11月10、16、24、30日。入場料は一般400円、高校・大学生250円、小・中学生150円。問い合わせは県立美術館(電0742・23・3968)。
県立美術館のホームページはhttp://www.pref.nara.jp/11842.htm

後期に展示される広重の「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」(県立美術館蔵)
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猛毒キノコ「カエンタケ」、春日山遊歩道でも見つかる
今年7月に生駒山麓などで見つかった猛毒性のキノコ「カエンタケ」が先月末、春日山遊歩道周辺でも見つかった。県が駆除するとともに、看板を設置するなどして注意喚起している。
カエンタケは表面が鮮やかなオレンジや赤色。広葉樹林の近くに土から手の指を出すような形で生える。触るだけで炎症を起こし、口にすると下痢や嘔吐、脳神経障害を引き起こすことがある。過去には薬用と勘違いして酒に浸して飲み、死亡した例もあるという。
9月27日、春日山周辺へキノコの観察会に訪れた県青少年文化振興協会(宮本吉雄代表理事)のメンバーらが、遊歩道脇を流れる水谷川の斜面沿いに約40株群生しているのを発見、県に通報した。県奈良公園事務所では担当者が駆除するとともに、「触らないで」などと書いた看板を設置している。
カエンタケは昨年の夏以降、生駒山麓や若草山頂上で確認されており、昆虫が媒介する菌で樹木が枯れる「ナラ枯れ」の被害が起きた木に、比較的多く見られるという。秋が発生時期のピークといい、県奈良公園事務所の担当者は「似た形や色のキノコを見つけても絶対触れないで。間違えて触れてしまった場合は、すぐにせっけんで洗い流してほしい」と話している。
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斑鳩の里にも秋の訪れ、コスモス見頃
斑鳩町の世界遺産・法起寺周辺で、白やピンク、紫色の花びらをつけたコスモスが見頃を迎え、観光客らを楽しませている。
同町では法起寺のほか法隆寺や法輪寺、藤ノ木古墳などが集まる周辺一帯の歴史的な景観と田園風景を守ろうと、平成4年から地域住民の協力を得て地域の農地でコスモスを栽培している。
法起寺では、708年に創建された三重塔(国宝)を背景に、風に揺れるコスモスが秋晴れの空に映え、のどかな風景を作り出している。同町観光協会の担当者は「これからがコスモスのベストシーズン。ゆっくりと散策しながら楽しんでほしい」としている。
見頃は今月中旬まで。問い合わせは町観光協会(電0745・74・6800)。
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樹齢80年超も 薬師寺で「さつき盆栽展」 11日まで
サツキの盆栽を展示する「第25回奈良薬師寺さつき盆栽展 秋風展」が、薬師寺(奈良市)の玄奘三蔵院伽藍で開催されている。11日まで。
花の魅力と日本文化を観光客らに感じてもらおうと、全国の盆栽の愛好家らでつくる「日本さつき盆栽協会」(斑鳩町)と同寺が共同で開催。最高で推定樹齢80年を超える盆栽など約150点が展示されており、同協会の吉川隆憲会長(66)は「盆栽は飾り手と鑑賞者を沈黙の会話へ誘うもの。幹の曲線や風に揺れる枝先に、何かを感じてもらえたらうれしい」と話していた。
拝観時間は午前8時半~午後5時。拝観料は一般1100円、高校・中学生700円、小学生300円。問い合わせは薬師寺(電0742・33・6001)。
薬師寺のホームページはhttp://www.nara-yakushiji.com/
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朝ドラのヒロインモデルの本『広岡浅子の生涯』発売中 読者10人にプレゼント
NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のモデル、広岡浅子の人物伝『九転び十起き! 広岡浅子の生涯』(税別1100円、産経新聞出版)が発売された。
明治の女性実業家として、大同生命保険の創業にかかわり、日本女子大学の設立に尽力した浅子の素顔に迫る内容。
元NHKアナウンサーの松平定知さんが浅子ゆかりの地・京都、大阪を訪ねたルポのほか、観光ガイドも掲載。また、その波瀾万丈の生涯を追った、産経新聞の石野伸子編集委員による連載を、用語解説つきで収録している。A5判、160㌻。
産経新聞奈良支局は、この本を10人にプレゼントします。応募は、はがきで。郵便番号、住所、氏名、年齢を記入し、〒630-8283 奈良市油留木町44の2 産経新聞奈良支局「九転び十起き S」係へ。10月13日までに必着。応募多数の場合は抽選。当選者は産経新聞奈良版紙面で発表します。
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「食を大切にすれば運命が開ける」、春日大社の元権宮司・岡本さんが本出版
江戸時代の観相家(人相見)、水野南北の著書『南北相法極意・相法脩身録』に記された言葉をもとに、人として大切なことを伝えようと、今年6月まで春日大社権宮司を務めた岡本彰夫さん(60)が新著『神様が持たせてくれた弁当箱』(幻冬舎)を出版した。「食を大切にすれば、運命が開けます」といった格言がちりばめられ、「飽食の時代」に警鐘を鳴らす内容ともなっている。
水野南北は少年時代から「盗み酒」を繰り返し、20歳の頃には酒代欲しさに刃傷沙汰を起こして大阪・天満の牢屋に入れられたが出牢後、易者との出会いから一念発起。観相(相法)に興味を抱き、その極意を『南北相法極意・相法脩身録』として著した。
岡本さんは、「いかにすれば幸せになれるか」を追究したという南北に着目。「脩身録」から心に響いた語句を抜き書きして座右の銘にしてきたことから今回、本にまとめた。
刊行された「弁当箱」は南北の言葉を引用しながら分かりやすく解説。なかでも、食をつかさどる伊勢神宮の外宮に籠もり天啓を受けたという、南北が大切にした「食」について強調している。
著書では「食べ物」の語源には「賜り物」という説があると説明、「我々の祖先が口がすっぱくなるほど、話し続け、語り継いだ『もったいない』という心と行動を忘れてはなりません」とした。「男が素晴らしい人物かどうかは、妻に尊敬されているか、否かでわかる」といった世の男性をギクリとさせる言葉などもあり、含蓄に満ちた内容となっている。
岡本さんは國學院大學文学部卒業後、春日大社に入り、平成13年から今年6月末まで権宮司を務めた。現在は帝塚山大学特別客員教授などを務め、「近年捨て去ってしまった大事なことをもう一度拾い集めた内容にした」と話している。190㌻、千円(税別)。主な書店で販売されている。
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奥行きある庭園に感銘、橿原神宮の神域一般公開
橿原神宮(橿原市)で5日始まった修復中の本殿(重文)の一般公開では、普段立ち入れない神域に入ることができるうえ、非公開の庭園なども同時に公開され、県内はもとより全国から見学者が訪れた。
一番乗りは王寺観光ボランティアガイドの会副会長の井上喜代藏さん(68)=三宅町。「公開を知り、またとない機会なので、ぜひ来ようと思っていました」といい、「本殿屋根に葺かれた真新しい檜皮は新鮮なイメージで、『木の文化』が感じられる。同じ重文の文華殿も奥行きがあって、その庭園は独特な雰囲気。感銘を受けました」と話した。
見学者は神宮の外拝殿で受付後、回廊や特設の通路を通り、本殿周辺をほぼ一周する。時間があえば神職の説明も受けられ、各庭園にも説明役の神職が待機している。
東京都葛飾区から休日を取って訪れた会社員、十文字秀一さん(56)は「見応えがあり、すばらしかった。来年の神武天皇2600年大祭も機会があれば、訪れたい」。また、埼玉県行田市の男性会社員(42)は「落ち着いた感じの庭園もすばらしかった。神職の説明があったのも良かった」と話していた。
一般公開に関する問い合わせは、橿原神宮(電0744・22・3271)。
橿原神宮のホームページはhttp://www.kashiharajingu.or.jp/
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「今の気持ち」を習字、絵画、詩で 東日本大震災4年半 東大寺で作品展
東日本大震災から4年半がたった「今の気持ち」を絵画、習字、詩、作文など、さまざまな作品で表現した「第4回こころの自由帳」の作品展示が、奈良市の東大寺大仏殿で開かれている。15日まで。
被災地支援に取り組んでいる鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の外郭団体「槐の会」が毎年秋に開催しており、今回で4回目。鶴岡八幡宮と東大寺は、犠牲者の慰霊と被災地復興を祈る「東日本大震災物故者慰霊と被災地復興への祈り」を合同で営んでおり、東大寺での作品展示は2回目となる。
大仏殿内には、被災地の13校の小中学生らや個人の作品、約150点を展示。家族5人で展示を見ていた神戸市の主婦、大場裕子さん(35)は、「小学生の詩を読むと、支援への感謝の気持ちがつづられていて、前向きな気持ちになっていることが感じられた。大人の作品からは、被災の悲しみを忘れられない気持ちが伝わってきました」と話していた。
拝観は午前7時半~午後5時。観覧には入堂料(中学生以上500円、小学生300円)が必要。問い合わせは東大寺(電0742・22・5511)。作品は12月8日~20日、県立図書情報館でも展示される。
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一斉に日本酒で乾杯 蔵元28社の自慢の逸品振る舞う
10月1日は、日本酒造組合中央会が定めた「日本酒の日」。県酒造組合でもこの日、「清酒発祥の地 大和のうま酒で乾杯!」と銘打ったイベントを近鉄奈良駅前で開催し、蔵元28社が日本酒を振る舞った。
組合中央会が主催した「全国一斉日本酒で乾杯!」の一環として実施。県酒造組合の芳村隆博会長が「奈良は日本酒発祥の地。今日は蔵元自慢の酒がそろっているので、楽しんでほしい」とあいさつした後、鏡開きが行われ、来場者らに酒を配って一斉に「乾杯」した。
日本酒を飲んだ奈良市の大学2回生、牧平結菜さん(20)は「日本酒は苦手でしたが、今日飲んだのはすごく口当たりがよくておいしかった。日本酒に対する印象が変わりました」と話していた。
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南部東部振興に意見を 16日まで県が募る 活性化目指し
県は、県南部東部の過疎地域の活性化を図ろうと策定を進める「県過疎地域自立促進方針」(案)を公表し、県民からパブリックコメント(意見)を受け付けている。16日まで。
方針案は過疎地域自立促進特別措置法の改正により、法期限が5年延長されたため、新たに策定。今後策定される県や市町村の過疎地域自立促進計画の指針となるもので、「頻繁に訪れてもらえる」、「住み続けられる」過疎地域を目指す。
計画の実施期間は平成28年度から32年度までの5年間。県南部東部の過疎地域15市町村が対象で、方針案には産業の振興▽生活環境の整備▽高齢者などの保健と福祉の向上▽医療の確保▽教育、地域文化の振興▽集落の整備―などが盛り込まれている。
県の過疎地域は、面積では県全体の70%以上を占めるにもかかわらず、平成22年の国勢調査人口は約8万人で、県人口全体のわずか5・7%だった。過疎地域の面積のうち、約9割が林野で住む場所が限定されるほか、働く場所も少ないなど課題は多く、実効性のある施策が求められている。
方針案は県南部東部振興課のホームページ(http://www.pref.nara.jp/1638.htm)のほか、県庁、橿原総合庁舎、県立図書情報館、吉野町中央公民館などで閲覧できる。所定の用紙に意見を書き同課にメールかFAX、郵送する。問い合わせは同課(電0744・48・3015)。
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厳粛に初公開、修復中の橿原神宮本殿 檜皮葺き屋根新たに
奈良県橿原市の橿原神宮で5日、来年4月の神武天皇2600年大祭を前に屋根の葺き替えなどの修復工事が行われている本殿(重文)の一般公開が始まり、多くの見学者が訪れた。公開は11月30日まで。
本殿は京都御所の元賢所(安政2年建築)で、明治23年の神宮創建に際して移築された。入り母屋造り、檜皮葺き。2月に始まった修復工事では約28万枚の檜皮の葺き替えを終え、飾り金具の磨き直しなどが続いており、来年春に終了予定。
本殿の修復は過去3回行われているが、一般公開は初めて。三重県多気町から夫婦で訪れた金高温明さん(55)と祐子さん(51)は、「橿原神宮には初めて来たが、普段は入れない本殿近くの神域に入り、見学することができ、とても良かった。厳粛な感じがして、りんとした気持ちになりました」と話していた。
会えるローカルヒーロー、「マスクドDJ雷音」ってだれ?
地域で活動する「ローカルヒーロー」が最近熱い。全国から100体が集結した「ローカルヒーロー祭」には2万人がつめかけ、今秋には映画も公開予定だ。そんな中、正体を公表している異色のヒーローが奈良にいる。特定の敵や目的はないが、変身頻度は週2回以上で「週1(放送)の仮面ライダー以上」とも。〝中身〟も含め「会えるヒーロー」として、地味ながら世界の子供たちを救う活動にも取り組んでいる。
正体はDJ兼喫茶店主
月曜朝。奈良市の県立朱雀高校の教壇で、黒いマスクと黒のコート姿の「マスクドDJ雷音(らいおん)」が、「自己PRのコツ」を高校生に伝授していた。
よく通る声。正体は、地元FMなどでDJを務めるジョータローさん(36)だ。奈良市で伝統的な町並みが残る「奈良町」で喫茶店「ならまち茶論白銀(さろんしろがね)」も経営している。
きっかけは、ラジオの企画で挑戦した平成25年の奈良マラソン。リスナーにプレゼントされたマスクを付けて10キロ完走、その後ラジオ内で変身していると、イベントに呼ばれた。これを機にマスクもバージョンアップ、今年1月には群馬の「ローカル悪役」から肩のパーツをプレゼントされ、さらに進化した。
雷音によると、マスクは「ライオニウム合金」という「謎の金属製」。製薬会社による秘密の超人化で生まれたスーツは「驚異的な軽さと強度、自動修復機能」を持つというが、ジョータローさんが暑いことは間違いない。「体重が6キロ落ちて体脂肪も減り、健康になりました」と笑った。
大図鑑、映画も公開予定
25年に「超ローカルヒーロー大図鑑」を出版した「水曜社」(東京)によると、ローカルヒーローは12年ごろから急増。秋田県の「超神ネイガー」や沖縄県の「琉神マブヤー」など、人気ヒーローの登場で拡大し、「500~600組はいるのでは」と担当者。昨年、映像制作会社「ヤツルギ魂」(東京)が千葉県で開いた「ローカルヒーロー祭」には全国から100体以上のヒーローが参加し、約2万人が詰めかけた。
だが、同社によるとローカルヒーローは「活動経費さえ賄えない」のが実情。そんなヒーローの存在意義を確認し、稼げる仕組みを作ろうと同社は昨年、映画「日本ローカルヒーロー大決戦」の制作を企画。撮影実費350万円を目標にクラウドファンディングを実施、501万円が集まった。
雷音を含む48ヒーローが悪と闘うアクションムービーで、役者としては素人のヒーローたちは日ごろの成果を発揮し、撮影は無事終了。11月7日に公開予定だ。興行収入の5%は世界の子供にポリオワクチンを送る活動に寄付予定で、ローカルヒーローは世界のためにも頑張っている。

参加したイベントで子供にたてがみを引っ張られる雷音=3月、長野県下條村(本人提供)
気付けば「ヒーロー」に
奈良には公式グッズも販売されている「YAMATO超人ナライガー」というローカルヒーローもいて、雷音の知名度はまだ低い。それでも地元FMラジオなどでDJとして活動する毎週水・金曜の夜は変身してマイクに向かうし、ほかにヒーロー活動が入れば変身時間は結構長い。
実は当初、ジョータローさんに「ヒーロー」との意識はなかった。だが雷音の姿でイベントなどに出演するとヒーロー扱いされ、「模範的なふるまいをしよう」「地元のためになにかしよう」と思い始め、「気づけばヒーローになっていた」。高校生とゴミ拾いをすると「自分もヒーロー姿でゴミを拾いたい」との相談まで寄せられたという。
さまざまな活動を展開するローカルヒーローたち。地道でもその姿には想像以上の〝効果〟もありそうだ。(桑島浩任)
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【奈良移住物語】一目惚れの山添村、自転車作りの夢かなえ
好きな自転車を作るという夢を、移住した山添村でかなえた-。自転車の製造や修理を手がけながら、ヒツジとふれ合える観光スポット「めえめえ牧場(まきば)」(同村)に勤務する竹内弘昭さん(52)。神奈川県相模原市から妻と幼い娘の一家3人で村に移り住み、約15年になる。縁もゆかりもない土地だったが、不安よりも自転車づくりにかける情熱や期待のほうが強かった。
「自分で自転車を作ることができるなら、日本中どこでもよかった」
竹内さんが移住を決めたのは田舎暮らしへの憧れや土地へのこだわりではなく、自分のしたいことができるかどうか。原動力となったのは、「自転車づくり」という強い目的意識だ。
高校生のころは自転車競技のプロを目指し、大学時代は自転車競技部に所属した。大学卒業後、自転車部品メーカーなどを経て、念願の自転車製作所で働き始めたのは26歳のとき。だが、次第に「自分の自転車を作りたい」という気持ちが強くなり、独立を決意。6年間勤めた製作所を辞めた。
早速、自転車を作るために長野県などで土地探しを始めた。妻の弘美さん(53)は「あんたがやりたいと思うなら、やれば。なんとかなるわ」と応援してくれたが、なかなかよい場所は見つからない。「僕にとってはベストでも、妻からは買い物や病院など、子供との生活を考えて『気がのらない』といわれたこともあった」と竹内さんは振り返る。
そんな中、山添村との「出会い」が訪れた。インターネットでたまたま村の小学校のホームページを見た弘美さんが、風景や村の雰囲気に一目ぼれ。当時幼稚園児だった長女の美乃さん(21)が小学校に入学するまでに〝新天地〟を決めたかったこともあり、「ここに通わせたい」と思うように。「移住して娘をこの学校に通わせたい」と手紙を小学校に出すと、学校や村側も協力。移住する空き家を探してくれた。
知人も友人も全くいない中、村人とどう付き合えばいいのか。不安もあったが、「無理にがんばってもよくない、自然でいい」と気負いはなかった。
美乃さんも田舎暮らしにごく自然になじんでいった。バーベキューをしたり、ニワトリを飼ったり…。「自然と共生する楽しさを娘には味わってほしくて、なるべく自然とふれあう生活を送らせた」と竹内さん。今は、家族ぐるみで付き合う村人もいる。
竹内さんが取り組む「ものづくり」の姿勢に影響を受けてか、美乃さんは京都の伝統工芸を学ぶ専門学校を卒業後、村に帰って漆の仕事に励んでいる。竹内さんは自転車製作のかたわら、約5年前から牧場での仕事も始めた。
自転車は、自宅から少し離れた2階建倉庫のガレージ部分を工房として利用。牧場の勤務とうまく時間をやりくりし、両立させている。
竹内さんは「最近は、牧場での仕事がけっこうおもしろい」と笑顔をみせる。飼育しているヒツジは56頭ほど。休日には、大阪などからも家族連れやカップルがドライブがてら立ち寄るという。
「山添村のおおらかな気質や雰囲気がなにより魅力」と話す竹内さん。「妻が選んだ土地でもあるし、愛着がある。移住は何よりも、妻の理解があったことが1番よかった。感謝している」と、幸せそうな笑顔を見せた。(有川真理)
少子高齢化が深刻な課題の現代。県内の各自治体も若者の定住に向けたさまざまな取り組みを進めています。県内の豊かな自然やまちの姿にひかれて移住した人々を取り上げます。
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美しい声で400人魅了、トスティ歌曲コンクール最終審査 奈良日伊協会も発足
イタリアの作曲家、トスティの歌曲について歌唱力を競う「日本トスティ歌曲コンクール2015」の最終審査が4日、奈良市の秋篠音楽堂で行われ、美しい歌声が訪れた約400人を魅了した。
同コンクールは、イタリアのトスティ歌曲コンクールの予選として平成15年から開催されていたが、今回から日本独自のコンクールとして再出発した。若手の育成が目的で、17~35歳で日本在住の声楽家を対象としている。上位入賞者には賞金のほかに、イタリアでコンクールなどに参加するための奨励金が贈られる。
8月に東京と奈良で開かれた予選には全国から男女計103人が参加。この日は、最終審査まで残った10人によるトスティの歌曲のほか、特別賞受賞者による「ひぐらし」などの日本の歌曲も披露された。
審査の結果、ロシア国籍で東京都国分寺市のユシュマノフ・ヴィタリさん(33)が1位に輝き、来場者の投票により東京都武蔵野市の黄木透さん(28)が聴衆賞を受賞。
また、この日は「奈良日伊協会」の発足記念式典も行われた。
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臓器移植への理解を 県腎友会がドナーカード配る
臓器移植の推進を図ろうと、NPO法人県腎友会は4日、奈良市の近鉄奈良駅前行基広場で、県のマスコットキャラクター「せんとくん」らとともに、ドナーカードなど2千枚を道行く人らに配った。
同会は腎臓病への理解を深めてもらうため、昭和56年から啓発活動を実施。今年からは臓器移植のシンボルマークのグリーンリボンにちなみ、同市の猿沢池で「グリーンライトアップ」(12日までの日没から午後10時)も行っている。
この日は、会員ら54人がドナーカードやリーフレットを通行人らに配り、協力を呼びかけた。
全国腎臓病協議会によると、全国で心臓死や脳死者からの腎臓移植は平成24年は127件で、ピークだった元年の261件から100件以上減少。県腎友会の多田芳仁事務局長(73)は「運転免許証などでも意思表示ができるようになったが、提供は減っている。もう一度、臓器提供について考えてほしい」と話した。
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脳障害持つ人たちを支援しよう 奈良でパイロットウオーク
知的障害や事故による後遺症などで脳に障害を持つ人たちへの支援を呼びかけるため、社会奉仕団体「奈良パイロットクラブ」は4日、「2015パイロットウォーク」を実施。集まった約40人が奈良市の県文化会館から出発し、興福寺境内や三条通りなどを約1時間かけて歩いた。
同クラブは、米国に本部を置き、脳に障害を持つ人たちを継続的に支援している。「ウォーク」は全世界のクラブが一斉に行う行事で、国内では計38クラブが各地で開いた。
この日は、「歌って歩いて健康づくり」をテーマに、参加者たちは音楽療法士が弾くピアノに合わせて歌う指導を受けた後、プラカードや横断幕を持って歩き、支援を求めた。
稲岡勲会長は「歩いている姿を見てもらい、弱者への配慮や障害者支援の必要性を知ってもらえればうれしい」と話していた。
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【ガムシャラ バンビシャス】寺下活躍も、相手の勢い止められず連敗
バンビシャス奈良は4日、松江市総合体育館で島根スサノオマジックと2戦目を戦った。寺下太基が積極的に攻めて踏ん張ったが、相手の勢いを止められず52-94で敗れ、今シーズン連敗スタートとなった。
この試合は序盤から島根の攻めに防戦態勢。2Q終了時点で26-45と大きく出遅れた。寺下がリバウンドをものにする一方、ウェスレイ・ウィザースプーンも相手の攻撃をよく防いだが、攻撃力に欠けてリードを取ることはできなかった。
◇スコア
1Q12-22▽2Q14-23▽3Q16-24▽4Q10-25
◇スターティングファイブ◇
鈴木達也、 ジュリアス・アシュビー、ウェスレイ・ウィザースプーン、寺下太基、笠原太志
◇スコア上位◇
ジュリアス・アシュビー10点▽寺下太基10点▽ジョシュ・リチャート10点
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【高校野球】智弁が2年ぶり優勝、奈良大付、平城も近畿大会へ 秋季近畿大会県予選
秋季近畿地区高校野球大会県予選は4日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで決勝が行われた。智弁が13-3で奈良大付を破り、2年ぶり15回目の優勝を果たした。また、3位決定戦は平城が10-3(八回コールド)で奈良を退け、近畿大会初出場の〝切符〟をつかんだ。
【決勝】智弁13―3奈良大付
【3位決定戦】平城10―3奈良(八回コールド)
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弥生土器に伊勢神宮と同じ屋根の絵? 橿考研博物館で展示
神社の屋根にある堅魚(かつお)木(鰹木)をのせた建物を描いた可能性がある絵画土器(弥生時代中期)が、橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)で31日まで公開されている。
田原本町の多(おお)遺跡で平成11年に出土。絵は当時の甕に描かれていた。茅葺き入母屋造りとみられる屋根の棟木の上に、半円状の装飾表現がある。
伊勢神宮など神社建築の屋根には、棟と直角に丸太を並べた堅魚木がみられる。古墳時代の家形埴輪には堅魚木の表現があることから、同館では「この装飾表現も、堅魚木を描いた可能性がある」と指摘。堅魚木とすれば、堅魚木のある最古の建物表現になるという。
多遺跡は神武天皇などをまつる多神社のすぐそば。同館は建物の性格にまでは言及していないが、神社のような建物が、約2千年前の弥生時代にもあったのかもしれない。
橿原考古学研究所付属博物館のホームページはhttp://www.kashikoken.jp/museum/top.html
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そうめん、そば、うどんが勢ぞろい 桜井で三麺サミット、神話が縁結び
神話に登場する歴史や文化と特産の「麺」を生かした地域おこしを協力して進めようと、桜井市と島根県出雲市、三重県伊勢市が「神話と三麺の交流イベント」を3日、桜井市の大神神社で開いた。
この日は3市の特産麺、三輪そうめんと出雲そば、伊勢うどん各千食が無料でふるまわれ、秋晴れのもと、多くの家族連れらが3つの麺に舌鼓を打った。
大神神社や出雲大社、伊勢神宮がある3市は、神話までさかのぼる古い歴史を通じたゆかりを持つ。イベントではこうした歴史文化を生かした地域づくりについて3市の首長らが話し合う「首長サミット」や、桜井市の観光親善大使を務める演歌歌手、水森かおりさんのミニステージも行われた。
桜井市から家族と訪れた同じ保育園に通う鶴井喜仁君と馬場井希佳ちゃん=いずれも(6)=は「とってもおいしい」と口をそろえて笑顔を見せていた。

おいしそうに麺をすする子供たち
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楽天トラベル、全国の旅めし第24弾「三重県を旅した人が選ぶ!三重県・旅めしランキング」を発表
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洪水対策で行基が造ったものはなーんだ? クイズで学ぶ奈良の歴史 看板設置
国内外からの観光客に奈良の歴史を楽しみながら知ってもらおうと、奈良の歴史クイズを4カ国語で表記した看板が、奈良公園周辺に設置された。開催中の「県大芸術祭」(11月30日まで)に合わせた限定展示で、明日香村でも設置されている。
行楽シーズンの春と秋に県が企画し、今年で2年目。奈良公園周辺では、観光客などの歩行者が特に多い大宮通り南側の、県庁前から氷室神社の間に設置された。
「大人向け」の問題の対象は、「奈良時代の歴史上のキーパーソン」として行基と藤原不比等。行基が洪水対策に築いたものや、藤原不比等が完成させた律令制度の基本法など、それぞれについて5問を3択から選ぶ問題が「せんとくん」のイラストなどとともに書かれ、看板をめくれば解答と解説を読むことができる。
一方、「子供向け」は○×クイズで、東大寺の大仏や古事記などについて、計10問を設置。県文化資源活用課は「クイズで楽しく奈良の歴史を学び、興味を持ってくれる人が増えれば」としている。
修学旅行で奈良を訪れた福岡県の中学2年、山辺裕太郎さん(14)は「福岡にはこういうものはないので、新感覚で面白い。街の歴史のPRにもなると思うし、クイズもみんなで楽しめる」と話していた。
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手術体験で病院のお仕事を学ぶ 西和医療センター
地域住民に健康への意識を高めてもらおうと県西和医療センター(三郷町)で3日、「ふれあい祭り」が開かれ、患者や市民ら約350人が参加した。

子供らが外科手術体験をし、仕事への関心を深めた
参加者らは病棟内を巡回し病院内の仕事について説明を受けたほか、手術室で腹腔鏡手術や縫合などの「外科手術体験」にも挑戦。このほか外出する機会がない入院患者らに音楽を楽しんでもらおうとロビーでコンサートも開催され、患者らが楽しそうに耳を傾けていた。
外科手術体験をした橿原市の中村柚那ちゃん(3)は「面白かった」。同センターの池田直也外科部長(51)は、「子供たちに病院の仕事を知ってもらい、関心を深めてもらえたら」と話していた。

子供らが腹腔鏡手術など模擬体験し、仕事への関心を深めた
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【ガムシャラ バンビシャス】アシュビーら奮闘も、シーズン開幕・島根戦惜敗
TKbjリーグの2015-2016レギュラーシーズンが開幕し3日、松江市総合体育館で島根スサノオマジックとアウェーを戦ったバンビシャス奈良は、ジュリアス・アシュビーとウェスレイ・ウィザースプーンの両外国籍選手が計33得点を挙げ奮闘したものの、64-70で敗れ、初戦を飾ることができなかった。
バンビシャスは序盤から勢いにのり、1Qは20-11と9点の差をつけた。2Q終了時点でも33-28とリードを保ったまま迎えた3Q。島根が反撃に出て、この3Qで逆転を許した。最終4Qでは必死に詰め寄ったが、点差を埋めることはできなかった。
◇スコア
1Q20-11▽2Q13-17▽3Q14-24▽4Q17-18
◇スターティングファイブ◇
鈴木達也、 ジュリアス・アシュビー、ウェスレイ・ウィザースプーン、寺下太基、笠原太志
◇スコア上位◇
ジュリアス・アシュビー17点▽ウェスレイ・ウィザースプーン16点▽本多純平8点▽ジョシュ・リチャート8点
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【高校野球】軟式 天理が優勝 秋季近畿大会県予選
秋季近畿地区高校軟式野球大会県予選は3日、橿原市の橿原運動公園硬式野球場で決勝戦が行われ、天理が奈良学園登美ケ丘を下し、優勝した。
【決勝】天理2―0奈良学園登美ケ丘
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【高校野球】智弁と奈良大付で4日決勝戦、奈良と平城は3位決定戦へ 秋季近畿大会県予選
秋季近畿地区高校野球大会県予選は3日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで準決勝2試合が行われた。智弁-平城戦は智弁が投手戦を制して勝利。奈良大付は大量11得点で奈良をコールドで退け、決勝に進んだ。
4日は智弁-奈良大付で決勝戦が行われるほか、平城-奈良で3位決定戦が行われる予定。
【準決勝】智弁学園1―0平城▽奈良大付11―2奈良(七回コールド)
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【生け花】和の中に
平野淑子(法華寺御流)=田原本町
【花材】柳、コスモス、猫じゃらし、紫式部、千両、ツルウメモドキ
【花器】和紙の折り紙
【作意】いつもの見慣れた散歩風景。これまでの暑さはどこに行ったのでしょう。爽やか風に、柳はゆったりとなびいている。道端にはコロコロした猫じゃらしが首を振りながらリズムをとっている。なんと楽しげな。この風景を生けてみたいと思いました。
大きな輪(和)をつくる柳を、重厚な紙で折った花器が下から強く支えている。その中に自由にのびのびとしている草花たちがいる。どうぞ平和な日々が続いてほしいと願います。
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鉄道で奈良の歴史を〝歩く〟 近鉄橿原線、吉野線
あをによし奈良の都は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり(万葉集巻第三328、岩波文庫版)。
大宰少弐(ださいのしょうに)という政府要職についた小野老朝臣(おののおゆあそみ)という人物が詠んだこの余りに有名な歌は、1300年前の華やいだ首都の雰囲気を今に伝えている。
「やっぱり都は華やかだなあ」という小野老の詠嘆を現代でも実感できるのが薬師寺だろう。金や丹(赤)に彩られた西塔。こんな寺院の塔が林立し、壮麗な伽藍(がらん)が並ぶ平城京は今の東京にも劣らない高層建築や巨大建築が並ぶ大都市だったのだ。
時代が下ると、歴史における奈良の露出度はぐんと減る。その中では、豊臣秀吉の弟、秀長が居城とした大和郡山城は、彼の地味ながらも安定した活躍と相まって久々に注目が集まる場所だ。
時代を逆転させよう。平城京の前、都は飛鳥地方にあった。天皇や渡来人が住み、外国使節が頻繁に行き来する国際都市だったこの地。しかしその後1400年間静かに時が流れ、いまや「日本の原風景」とまで称される都市近郊の典型的な里山となった。棚田が広がる風景の中に都の跡や古墳が点在する。特に稲穂が風に揺れるこの季節、電車で出かけ、一日ゆっくり散策するのに最高の土地に違いない。

実りの秋の中を走る特急=奈良県高取町
歴史と自然に彩られた奈良。カメラを持って電車の撮影スポットを探して歩きながら、「日本人でよかった」と思った。(文化部長 藤浦淳)
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