近代化のシンボルを重要文化財に 奈良少年刑務所指定へ自治会が要望書
奈良少年刑務所(奈良市般若寺町)の建物を保存しようと、周辺の34自治会の代表者らが宮地重光所長に建物の重要文化財指定を求める要望書を提出した。
同刑務所は、明治政府が建設した「五大監獄」のひとつで、明治41年に完成。重厚なれんが造りで、屋根をドーム状にした表門や、集中管理しやすいように庁舎から放射状に広がる5棟の舎房などが現存する。同時期に千葉、長崎、鹿児島、金沢でも同様の監獄が建設されたが、当時の姿をほぼそのまま残すのは奈良だけという。
刑務所のある般若寺町自治会では先月の総会で、「日本の近代化のシンボルであり、地域興しのためにも刑務所の建物を残そう」と保存要望を行うことを決議。要望書は、同町自治会と周辺34自治会でつくる鼓阪地区自治連合会が提出し、宮地所長は「建物を大切に思っていただき、うれしく思います」と話した。
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長谷寺の化主に田代弘興大僧正就任へ
真言宗豊山派総本山長谷寺(桜井市)は、第86世化主(住職)の加藤精一大僧正(79)が退任し、後任の第87世化主(けしゅ)に田代弘興大僧正(76)が就任すると発表した。豊山派の寺院は全国に約2600あり、田代師は東京都杉並区の光明院住職。長谷寺の化主が豊山派管長を兼務する。新化主の任期は6月14日から4年間。
加藤師の退山式は6月13日午前11時から、田代師の入山式は同15日午前10時半からいずれも長谷寺で行われる。
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〝生きた化石〟トガサワラの苗木を植樹 川上村の丹生川上神社上社
限られた地域にのみ生育し、「生きた化石」とも呼ばれるマツ科の常緑針葉樹「トガサワラ」の苗木が、川上村の丹生川上神社上社に奉納、植樹された。
トガサワラは、紀伊半島と四国南東部の一部にのみ生育する日本固有種。川上村三之公には原始林があり、国天然記念物に指定されている。
希少樹種保全のため、森林総合研究所材木育種センター関西育種場(岡山県)が平成21年にこの原始林周辺で種子を採取。育てた苗木5本を、村にある「森と水の源流館」に寄贈。うち2本が丹生川上神社上社に奉納された。
境内に植樹した財団法人「吉野川紀の川源流物語」理事、辻谷達雄さん(82)は「貴重な植物を水の神様である丹生川上神社上社に植樹することで、森と水の深いかかわりを感じてもらえたら」、望月康麿宮司(63)は「100年、200年先にお参りされた方が、この木を見て感動していただければうれしい」と話した。
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衆院奈良4区の民進・大西氏が出馬取りやめ 健康上の理由で
民進党県連は19日、次期衆院選奈良4区の公認候補に内定していた元衆院議員の大西孝典氏(60)について、健康上の理由で出馬を取りやめると発表した。県連は別の候補者の擁立を目指す方針。
大西氏は川上村出身。民進党の前身の民主党本部職員などを経て衆院議員を1期務めた。
藤野良次幹事長は「じくじたる思いで決断された。県連としては擁立作業に向けて今後努力していきたい」と話した。大西氏は「国政への志半ばで辞退することは私にとっても誠に残念なこと。これからも国家国民のために働かせていただきたい」とコメントした。
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宝くじを買って熊本を支援しよう 幸運の女神が奈良支局へ、ドリームジャンボPR
1等と前後賞の賞金総額が7億円の「熊本地震被災地支援ドリームジャンボ宝くじ」PRのため、宝くじ「幸運の女神」の達家愛理さん(21)が19日、産経新聞奈良支局を訪問した。
今回は収益の一部が熊本地震の被災地支援に役立てられることになっており、達家さんは「大きな夢とともに、宝くじを買うことで被災地支援に貢献できる役割があります」と話した。
賞金は1等(5億円)17本▽1等の前後賞(1億円)34本▽2等(1千万円)51本―など。同時に販売される「ドリームジャンボミニ7000万」は、1等(7千万円)が80本。1枚300円で6月3日まで販売。抽せんは同月9日。
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熊本地震 郡山中生徒会が10万円あまりの義援金、大和郡山市長に託す
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補正予算審議そっちのけ? 役員改選〝調整〟できず空転の大和郡山市議会
大和郡山市議会の臨時議会が16、17日の両日に開催されたが、役員改選をめぐる会派間の調整が進まず、市が提案した250万円の一般会計補正予算案を審議しないまま閉会した。上田清市長は18日、「急を要する」として予算案を専決処分。役員改選は6月議会に持ち越されることになった。
同市議会は正副議長を1年ごとに改選するのが慣例となっており、5月の臨時会で行っている。臨時会は初日に市の報告5件を承認後、補正予算案審議の前に役員改選のため休憩。だが、候補者をめぐる会派間の調整がつかなかったため遊田直秋議長(70)は議長辞職願を提出せず、延会手続きをとらなかったため、18日午前0時で閉会した。
遊田議長は「同じ会派から議長候補を出したかったが決められなかった」と経緯を説明、「6月議会で改選したい」とした。
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参院選立候補予定者説明会に4陣営 自民・民進・おおさか維新・幸福
今夏の参院選奈良選挙区(改選1)の立候補予定者説明会が18日、県庁で行われ、すでに立候補の意向を表明している自民新人の佐藤啓氏(37)▽民進現職の前川清成氏(53)▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)―の4陣営の関係者が出席した。
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京都の蹴鞠とひと味違う「万葉蹴鞠」体験してみて 29日に春日大社で
飛鳥時代に行われていたとされる蹴鞠を復元した「万葉蹴鞠」が楽しめる「万葉蹴鞠の宴in飛火野」が5月29日午前10時半から、春日大社(奈良市)で開かれる。
「万葉蹴鞠」は烏帽子をかぶった貴族が優雅に鞠を蹴り合う蹴鞠と異なり、チームに分かれて相手の陣地に鞠を落とし、点を競い合う競技性の高いスポーツ。古代中国で軍事教練の一環として行われていた「蹴鞠」と京都の蹴鞠をもとに平成14年に奈良市のNPO法人「奈良21世紀フォーラム」が考案した。
同フォーラムは昨年から春日大社の式年造替を記念し、蹴鞠の奉納や体験会を開催している。29日は午前10時半から、同大社の「林檎の庭」で奉納蹴鞠を披露。その後、古代衣装を身にまとった競技者らによる試合形式の「万葉蹴鞠」の観覧や体験会などが行われる(雨天時は奉納蹴鞠のみ)。
同フォーラムの万葉蹴鞠担当、浜村新作さん(69)は「蹴鞠はサッカーのリフティングの技術なども生かせ、子供から大人まで楽しめる。ぜひ体験してみて」としている。問い合わせは同フォーラム(☎0742・24・4766)。
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無料Wi-Fiで観光情報 橿原市が18カ所に設置
橿原市は外国人観光客らがインターネットで観光情報などを入手しやすいようにと、市内18カ所に無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)機器を設置、サービスを始めた。
1回15分で、1日最大16回まで利用できる。同市内での公的な公衆無線LAN設置は初めて。
設置されたのは近鉄大和八木駅や橿原神宮前駅、今井まちなみ交流センター「華甍」、橿原市藤原京資料室、かしはら万葉ホール、深田池そばの橿原神宮の休憩所など。設置場所には「FreeWi-Fi NARA Life」と書かれたステッカーを貼っている。
設置には国の地域活性化の補助金を活用。市は「SNSなどを使い、外国人観光客らが橿原市の魅力を国内外にリアルタイムで発信してくれることも期待している」としている。
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絵画や彫刻182点一堂に 奈良県美術人協会展開幕
県内で活動する芸術家などでつくる県美術人協会員の作品を集めた「第47回県美術人協会展」が18日、県文化会館(奈良市)で始まった。22日まで。
展示は日本画、洋画、彫刻、工芸、書芸、写真の6部門で、計182点。同協会委員長で彫刻部門にブロンズ像を出展した杉村仁さん(61)は「考え方やタイプの違う作品が一堂に会するのが魅力。好きなものを見つけて楽しんでいただければ」と話した。
午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。入場無料。問い合わせは県文化会館展示室(☎0742・23・8921)。
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友と生きた日々歌う 難病の阪口さん 夫婦デュオ「真ちゃん・和ちゃん」
身体の筋力が衰える「脊髄性筋萎縮症(SMA)」を生まれつき患い、電動車いすに乗りながら音楽活動を続ける女性がいる。大和郡山市の阪口和世さん(53)。10年前に夫の真治さん(51)と夫婦デュオ「真ちゃん・和ちゃん」を結成。「亡くなった友達と一緒に生きた日々を伝えたい」と、地元の小学校などで歌声を届けてきた。22日、活動10周年を記念するコンサート「まな板の上の恋」が同市で開かれる。
「母ちゃん 私も遊びたい みんなと一緒に遊びたい/雪の中を一度でええから 走り回りたい」。和世さんが初めて作詞したのは、中学1年のとき。ライブの定番曲となっている「ゆき」には、当時入所していた奈良市内の筋ジストロフィーの専門病棟で、ノートに走り書きした幾多の思いを歌詞につづっている。
SMAは脊髄の運動神経が変異して起こり、筋力低下や呼吸不全などの症状を引き起こす。日本では乳児から小児期に10万人あたり1~2人が発症。重症度が最も高いI型は、人工呼吸器がなければ95%が1歳6カ月までに死亡するとされ、現在も治療法が確立していない難病の1つだ。
幼少期から27歳まで病院で過ごした和世さんは、これまでに50人もの友人の死を見てきた。「僕が先に死んだらおまえが悲しむやろ。だから僕は先には死なん」。そう誓った友人は、27歳の若さでこの世を去った。別れの悲しみや死の恐怖は絶えずつきまとったが、大好きな音楽を生きる励みに、闘病生活を続けてきた。
夫の真治さんと出会ったのは24歳のとき。当時、京都大3年だった真治さんが、友人に誘われて病棟の合唱コンサートに訪れたのがきっかけだ。患者の外出介助ボランティアとして病棟に通ううち、互いにひかれ合って交際を開始。「中途半端な付き合いはしたくない」(真治さん)と自身の両親を説得、交際6年目に結婚した。
10年前、夫婦で行きつけのライブカフェの店主に、「まな板の上の鯉になったつもりで2人で歌ったらどうや?」と勧められ、ライブ活動を開始。地元の喫茶店で2カ月に1度、自主ライブを開き、小学校や老人会、まちのイベントでも歌うようになった。
当初は、「亡くなった友達の分まで生きなあかん。友達がやれんかったことを自分がやろう」と思っていた和世さんだが、別れを繰り返すうち、心境は変わっていったという。
「友達一人一人はかけがえのない存在。私が友達の代わりを生きることはできへん」。友人の分まで生きるという考えは、ともすれば「おこがましいことなのかもしれない」。
以来、自分ができるのは「ともに生きていた友達との日々を歌で伝えること」と思うようになった。「君と見上げたあの空は 今も心に青く/時代の風が流れても 思い出だけにはしたくない/果てなく高い空だけど 僕らの青春だから」。楽曲「空」は、別れた友人の存在は過去のものではなく、形を変えて今も和世さんの中に生き続けていることを思い作詞した。
10年間、活動を続けさせてくれた周囲の支えに「何度ありがとうを言っても足りない」と和世さん。何気ない日常に「今日」という日があることを喜び、思いは天上の友人にも届くと信じ、これからも歌を奏で続けていくつもりだ。
10周年記念コンサート「まな板の上の恋」は22日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで午後2時開演。前売り千円、当日1300円で全席自由。チケットの購入は、やまと郡山城ホール(☎0743・54・8000)。
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携帯電話閲覧制限ソフト導入 小学6年で68% 前年度より微増
携帯電話を持つ県内の小学6年の児童のうち、有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」を利用しているのは今年1月時点で68%で、前年度(66%)から微増したことが県の調査で分かった。
調査は携帯電話を所持する県内の青少年を有害情報やトラブル、犯罪被害から守るため利用実態を把握しようと実施。県内の小学6年、中学2年、高校2年の児童、生徒の保護者約1100人を対象に今年1月に行った。
携帯電話の所有率は、小学生で従来型携帯電話(ガラケー)所有が約33%、スマートフォン(スマホ)が約19%。中学生ではガラケー約15%、スマホ約52%、高校生はガラケー約5%、スマホ約92%だった。
フィルタリングの利用率は小学生が約68%、中学生約59%、高校生約45%。フィルタリングを利用しない理由では、小学生が「保護者が適切に管理している」がトップ、次が「子供を信用している」だった。中学生と高校生はそれぞれ「子供を信用している」が最も多かった。
携帯電話を使い始めた時期は、「小学5年」が最多だった。県青少年・社会活動推進課は「フィルタリング利用率は小中高生とも昨年度より少し上昇した。これからも出前講習会などを通じ、フィルタリング利用を呼びかけていきたい」としている。
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弥生人の暮らし知ろう 勾玉や狩猟具展示 唐古・鍵考古学ミュージアム
唐古・鍵遺跡で見つかった土製品や骨角器、銅鐸の鋳型などを集めた「弥生遺産Ⅳ」が、田原本町の唐古・鍵考古学ミュージアムで開かれている。農耕と狩猟で生活した弥生人たちの暮らしぶりを見ることができる。22日まで。
土製品には人形、動物形、銅鐸形、勾玉形、紡錘形などさまざまなタイプがあり、ほとんどが手のひらにのる小さなサイズ。祭祀用具と考えられるものもあるが、紡錘形の土製品は「土製投弾」とされ、狩猟具として使われたとみられている。全体的に形が整った丁寧なつくりだ。
骨角器としては、シカやイノシシの骨からつくった針や刺突具、卜骨(占い道具)を見ることができるほか、シカの角でできた鏃も。シカの角は緻密で堅いことから、利用価値が高かったという。
このほか、銅鐸や武器をつくるための土製鋳型、祭祀用品とも考えられる、自然の状態で見つかる褐鉄鉱の容器に2つの翡翠の勾玉を入れた遺物、今年2月に県指定文化財になった笹鉾山2号墳(6世紀)出土の人物埴輪や馬形埴輪、笠形木製品なども展示されている。
問い合わせは唐古・鍵考古学ミュージアム(☎0744・34・7100)。
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【学童野球】奈良市学童軟式野球連盟リーグ戦 第3節の結果
奈良市学童軟式野球連盟リーグ戦第3節が奈良市内の各地で行われた。結果は次の通り。
【Aゾーン】西大寺ドリームズ8-0鳥見ゼブラーズ▽奈良伏見イーグルス7-2やまと▽大宮ホワイトベアーズ7-0鳥見ゼブラーズ▽西大寺ドリームズ6-4奈良伏見イーグルス▽登美ケ丘フェニックス6-2都跡スポーツ少年団▽奈良ジュニアファイターズ7-5若草ベースボールクラブ▽登美ケ丘フェニックス10-7若草ベースボールクラブ▽奈良ジュニアファイターズ9-2都跡スポーツ少年団
【Bゾーン】五条山レパード5-2東辰ツインズ▽帝塚山スポーツ少年団7-2神功なら山ファイターズ▽東辰ツインズ4-2帝塚山スポーツ少年団▽五条山レパード9-0神功なら山ファイターズ▽奈良北ゴールデンカイト17-2平城東スポーツ少年団▽かすみの4-3山陵クイーンズ▽山辺スーパーフェニックス6-0平城東スポーツ少年団▽山陵クイーンズ10-0奈良北ゴールデンカイト
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緊急避難所マップや防災情報満載、NTT西が「防災タウンページ」奈良市版
奈良市の防災情報や緊急避難所などをまとめた「防災タウンページ」が市、NTT西日本、NTTタウンページ関西営業本部の3者の協力で完成した。NTTタウンページが昨年6月から各地で発行しているが、県内での作成は初めて。
完成した奈良市版では、市内の避難所をマップ付きで網羅。災害時の連絡先のほか、災害用伝言ダイヤルの使い方や応急処置の方法、災害タイプ別の身の守り方など、必要な情報がわかりやすくまとめられている。
NTT西日本奈良支店の大野昇支店長は「毎年新しいものを配布する予定なので、防災意識の向上に役立ててほしい」、仲川げん市長は「家庭に欠かせない常備薬のような存在。災害に備えて常に携帯してもらいたい」と話した。
市は17万2千部を市内全戸と事業所に配布。防災タウンページは現在、約80地域で発行されており、2、3年後をめどに全国での発行を目指すという。
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「手話はろう者の言語」 橿原で「ろうあ者大会」
聴覚障害者の社会的地位の向上や手話に対する理解を深めようと、「第29回県ろうあ者大会」が橿原市の県社会福祉総合センターで開かれ、関係者ら約400人が参加した。
大会は、聴覚障害者の社会参加の推進などを目的に、昭和62年から県聴覚障害者協会が主催。
同会によると、平成25年10月から始まった、手話を言語の1つとする「手話言語法」の制定を国に求める意見書採択運動で今年3月、全国の自治体1788議会が意見書を採択。ろうあ者の社会参加が大きく前進した1年だった。
式典では「『手話言語法』等の制定と障害者権利条約にある理念の実現」など10項目の「2016年度運動決議」が読み上げられた。また、昨年末にアジア初の「手話言語法」が制定された韓国で、長年運動に尽力してきた韓国ろうあ人協会のビョン・スンイル理事長が記念講演。「みなさん一人一人が力を合わせて『手話はろう者の言語』と声をあげていこう」と呼びかけた。
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「一日も早い復興を」 春日大社が熊本地震の義援金を寄付
春日大社(奈良市)は、参拝者から集めた熊本地震の義援金約39万円を、日本赤十字社奈良県支部に寄付した。
同大社では4月16日から、参拝所に熊本地震の被災地支援を呼びかける募金箱を設置。本震から1カ月となった5月16日、同社の西村泰宏禰宜らが日本赤十字社奈良県支部を訪れ、集まった義援金を寄付した。募金箱の設置は今後も続けるという。
同社では東日本大震災以降、被災地の復興を願って祓詞を奏上。毎朝午前9時ごろから行っており、誰でも参加できるという。
西村禰宜は「不自由な生活をされている方がたくさんいるので、一日も早い復興を願っています」と話していた。
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河野太郎国家公安委員長に〝直訴〟 上牧町で車座トーク
閣僚らが全国各地へ赴き、さまざまな地域課題について住民らと意見交換する「車座ふるさとトーク」が上牧町の桜ケ丘老人憩の家で行われ、河野太郎国家公安委員長が防犯ボランティアに携わる自治会や大学生と地域の防犯対策などについて話し合った。
車座ふるさとトークは、現場の生の声を政策に生かそうと平成25年2月から始まり、これまで約100回開催されている。
今回は、西大和6自治会連絡会から7人、県内の大学生による防犯ボランティア団体「あっぷりけ戦隊!奈良まもりたい」から3人が参加。「見回りパトロール活動のガソリン代の自己負担が厳しい」、「30、40代の参加が少なく高齢化している」など活動の実情を伝えた。
河野委員長は「行政としてなにができるか宿題をもらった」と話していた。
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【鹿角抄】今、地震が来たら…命守る行動できますか
「ブイーン、ブイーン」。地震による強い揺れがくることを知らせる緊急地震速報の警戒音が携帯電話やテレビから鳴り響いた。熊本地震が起きる以前の4月1日のことだ。三重県沖を震源とした地震で、県内でも最大震度3を記録した。覚えている人もいるだろう。当時県庁5階の記者室にいたが、体感ではもっと揺れたような気がして急いで被害確認に走った。
ただ自分自身も含めて、あのときとっさに自分の身を守る行動を取った人はどのぐらいいただろう、とも気になった。県の防災統括室の担当者は「当時、警戒音が鳴ってすぐ、私を含め周囲の職員は机の下にもぐった」と話す。そして「日ごろから意識していないと、いざというときにぱっと命を守る行動には出られない」と強調する。
自分の身を守るにはどうしたらいいのか。県などは約8年前に米国で提唱された防災訓練「シェイクアウト」の中で行われる3つの基本動作を行うよう呼びかけている。それは①姿勢を低く②頭を守る③動かない―というもの。強い揺れがきたとき、すぐこの3つの動作を取ることが、当たり前のようだが、命を守るために一番大事なことなのだという。
地震はいつどこで発生するか分からない。県内では8つの活断層が通っており、最大震度7の強い揺れが予想されている。奈良市などを通る「奈良盆地東縁断層帯」の被害想定では死亡者の約85%が揺れによるもので、残り約15%が斜面崩壊と火災、とされている。もし朝や夜の通勤時間帯に起これば被害はもっと拡大するだろう。
熊本地震から1カ月が過ぎたが、決してひとごとではない。政府の地震調査委員会は4月1日に発生した地震について5月13日、南海トラフ地震につながる可能性のある「プレート境界地震」との見解を明らかにした。将来、大規模な地震が起きる可能性がある中で生きているということをもっと意識したいと思う。「自分の命は自分で守る」。この言葉を改めて心に刻み込みたい。(有川真理)
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モクモク手づくりファーム会長が講演 地域活性化成功例学ぶ 21日に県文化会館
地域活性化に取り組む団体の活動を通して学ぶフォーラム「まちおこし・村おこしの成功事例から学ぶ~みんなの地域で活用しよう」が21日午後1時から、県文化会館(奈良市)で開かれる。
人口減少や少子高齢化で各地域が「転換期」を迎える中、固有の自然や文化を生かした持続可能な地域づくりを促進しようと、NPO法人地域創造政策研究センターが開催。農業や畜産を中心に地域おこしをする「伊賀の里モクモク手づくりファーム」(三重県伊賀市)の木村修会長が「農林漁業を未来産業にする取り組みから」と題し基調講演するほか、斑鳩町や野迫川村、高取町で地域活性化に携わる団体など3者が事例を報告する。
資料代500円で、定員150人。申し込みは同センター事務局にメール(c-souzou@outlook.jp)かFAX(0742・71・0518)で。問い合わせは同事務局(☎090・3843・8788)。
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奈良-郡山間のJR新駅、奈良市八条付近で決定 平成30年代に開設
県などが進めるJR関西線、奈良―郡山駅間(約4・8キロ)の「新駅」構想で、新駅の建設予定地が奈良駅から1・8キロ南西の奈良市八条付近に決定したことが17日、分かった。県はJR西日本や奈良市と連携しながら新駅周辺の具体的なまちづくり設計を本格化させる方針。奈良市南部の交通アクセス環境は様変わりする見込みで、観光振興や地域活性化につながることが期待される。
県は新駅予定地などを盛り込んだ「都市計画」を昨年11月に決定した。計画によると、新駅は平成30年代に供用が予定されており、工事中の京奈和道・大和北道路(仮称)の奈良インターチェンジ(IC)近くに設置する。新駅を含めたJR線の一定区間は高架化される予定という。
もともと奈良市の大安寺周辺はJRの駅から遠く、バスもほとんど走っていない「公共交通の空白地」(同市関係者)。そのため、地元住民からは交通アクセスの充実を求める声が上がっていた。県地域デザイン推進課の担当者は今後について、「道路や新駅の具体的な設計や地質調査などを協力して進めた上で、用地買収などを行っていく」と説明。事業費などについては「これから検討していく」と述べた。
一方、県は17日、奈良市やJR西日本と連携協定を結び、新駅を中心とした周辺地区のまちづくりを協力しながら進めていくことを確認。県庁で開かれた締結式には荒井正吾知事や奈良市の仲川げん市長、JR西の国広敏彦大阪支社長が参加した。
荒井知事は「いよいよ事業を進める段階に入った。発展性のあるまちにするために、知恵を絞りたい」、仲川市長は「ICと近接する駅はめずらしい。人の流れも大きく変わり、観光客が増える大きな可能性を秘めている」と述べた。
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国道168号でまた土砂崩れ 4月の落石箇所
16日午後11時ごろ、五條市大塔町の国道168号で土砂崩れが発生しているのを通行人が発見、県五條土木事務所に通報した。県は同50分から現場付近4・4キロを通行止めとした。けが人などはなかった。
県道路管理課などによると、現場は先月22日に落石があった場所。土砂の一部は道路脇に設置された仮設防護柵を破り、路面を覆っているという。今後、現場の状況や安全確認などを行う予定で、県は国道169号か高野龍神スカイラインへの迂回を呼びかけている。
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【訃報】水本ひでこさん 64歳 橿原市議
水本ひでこさん(みずもと・ひでこ=橿原市議)16日死去、64歳。通夜は18日午後7時、葬儀・告別式は19日午前11時、橿原市五井町238の1、ベルコシティホールかしはらで。喪主は息子、領(りょう)氏。
平成15年に初当選し、副議長などをつとめた。
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「信頼と期待に応えられるよう修練」 航空自衛隊奈良基地で入校式
奈良市法華寺町の航空自衛隊幹部候補生学校(奈良基地)で、航空自衛隊の幹部候補生前期課程の入校式が行われ、パイロットとなるための基礎教育を2年間、防府北基地(山口県)で受けた23人が入校した。今後、初級幹部として必要な教育や訓練を3カ月半ほど受けるという。
13日に行われた式典で、校長の荒木哲哉空将補(52)は「飛行幹部候補生としての誇りと高い目標を持ち、信念を持って、行動にうつしてほしい。同じ目標に向かい邁進する同期とのきずなを大切にし、切磋琢磨するように」と式辞を述べた。
代表学生の関口裕記空曹長(23)は「国民の皆様の信頼と期待に応えられるよう、修練を重ねて参りたい」と話した。
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「多くの市民に現状伝える」、奈良市の火葬場移転計画 22日に初の全体説明会
奈良市の仲川げん市長は、火葬場移転に関する市民説明会を22日午後2時~3時半、同市役所正庁で開催することを明らかにした。仲川市長と担当職員のほか、市の委託で候補地の地質調査を行った技術者が出席。300人まで参加可能で、市民からの質問も受け付けるという。
同市白毫寺町にある現火葬場は大正5年建設で老朽化が課題となっており、市は移転を計画。平成20年に横井町が候補地に浮上したが、21年に就任した仲川市長が白紙撤回。「奈良ドリームランド」跡地を候補地としたが所有者の同意が得られず、25年に再び横井町を候補地とした。
だが、地元の理解は得られておらず、3月の定例市議会は火葬場の関連予算案をめぐって紛糾。7700万円のうち環境影響調査費を除いた4800万円を削減した議員提案の修正案が可決され、仲川市長が再議に付したが、修正案が再可決された。
市によると、地元住民らを対象にした説明会はこれまで6回開催しているが、市民全体が対象の説明会は初めて。今回は計画の概要や、現火葬場の現状、候補地の地質調査の結果などを説明するという。
仲川市長は「市民生活に欠かせない施設。地元との対話が最優先というスタンスは変わらないが、多くの市民に現状を伝えたい」と話した。
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三宅町長選、7月10日投開票 現職の志野氏は3選目指す
三宅町選管は16日、任期満了に伴う同町長選を7月5日告示、同10日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は6月10日午後3時から町役場で。同町長選には現職の志野孝光氏(50)が3選を目指して立候補を表明している。
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奥大和にいらっしゃーい 奈良県が橿原に移住情報発信拠点
奥大和(県南部東部)の移住情報を発信しようと、県は橿原市の橿原総合庁舎敷地内に奥大和移住定住交流センター「engawa(エンガワ)」を開設した。19市町村からなる奥大和地域の空き家情報や市町村ごとの移住に特化した情報を提供する。
センターは敷地内にある改修した建物の1階部分に入居。県の委託を受けたNPO法人「空き家コンシェルジュ」(橿原市)の担当者や、県の移住相談員らが対応する。県移住・交流推進室の担当者は「移住相談だけでなく、移住者と地元の人との交流や情報交換ができるスペースにもしていきたい」と話す。
主な業務は、移住に向けた地域の選定や住居相談。「『地方と都会』『若者と大人』『移住者と地域の人』をつなぐところ」がコンセプトだ。デザイナーやインターネットを利用して仕事をする人など「場所にとらわれず、手に職がある人」を主なターゲットに据え、地域全体の情報を提供する。
担当者は「移住に興味はあるけど、具体的にどの地域がよいのか分からない人にも、奥大和地域全体の情報が集まっているので提案がしやすい。気軽に訪れてほしい」としている。
午前10時~午後6時。原則金土曜、祝日、年末年始は休み。詳しい問い合わせはセンター(☎0744・48・3019)まで。
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鑑真が鑑真と〝対面〟、奈良の唐招提寺で実現 壬生寺に安置される前に
唐招提寺(奈良市)の国宝・鑑真和上坐像を模した像2体を、京都市中京区の壬生寺と中国・揚州市の文峰寺が制作した。16日、うち1体が壬生寺に納められるのを前に唐招提寺に運び込まれ、国宝像のお身代わり像と〝対面〟した。
文峰寺は奈良時代、仏教の戒律を伝え、唐招提寺を開いた唐僧、鑑真が日本に向け出発したとされる運河に近い。同寺と唐招提寺末寺の壬生寺は提携寺院協定を結んでおり今回、共同事業として鑑真の模像を造り、双方の本堂に安置することにした。
模像は高さ約60センチ。奈良時代に造られた国宝像よりやや小さいが、脱活乾漆という同じ技法で制作された。
この日、壬生寺の松浦俊海貫主ら訪中団と模像は、奈良時代に鑑真が来日したように航路で国内へ。大阪からバスで唐招提寺に着いた。模像は金堂本尊、盧舎那仏坐像(国宝)の前に安置された「お身代わり像」と対面し、法要が営まれた。
松浦貫主は「長年の願いだった新しい和上像を中国で2体造り、文峰寺と壬生寺におまつりすることになった。新しい像は平成のお身代わり像とも対面させることができ、感激した」。唐招提寺の西山明彦長老は「お身代わり像がもう1体増えたような感じがする。京都でも拝めるようになり、和上の教えが広がればいい」と話していた。
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「野党統一」は民進現職の前川氏に正式発表 共産・和泉氏は比例 参院選奈良選挙区
民進党県連と共産党県委員会は16日、奈良市内で記者会見し、今夏の参院選奈良選挙区(改選1)で、民進現職の前川清成氏(53)を「野党統一候補」として一本化すると発表した。共産党県委員会は共産新人の和泉信丈氏(32)の擁立を取り下げ、比例代表に回す。
民進県連と共産県委員会は同日、「安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の『閣議決定』の撤回」「安倍政権の打倒」など3つの合意事項を盛り込んだ協定書を締結した。
前川氏は会見で「大変重い決断をしていただいた。議席を守り抜き、改憲勢力に勝たなければならない」と決意表明。共産党の細野歩県委員長は「戦争法の廃止を目指し、なんとしても(前川氏の)当選に向けて全力を尽くしたい」とし、「具体的な選挙運動の協力は今後協議したい」と述べた。
会見にはこのほか、社民党と新社会党の県組織や、安保関連法の廃止を掲げる「市民連合・奈良」などの代表者らも出席し、前川氏への支援を表明した。
同選挙区にはほかに、自民新人の佐藤啓氏(37)、おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)、幸福実現新人の田中孝子氏(60)がそれぞれ立候補を予定している。
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ご当地グルメ味わい快走 葛城市で「食いしんぼリレーマラソン」
「第1回食いしんぼリレーマラソンin葛城」(同実行委員会主催、葛城市共催、産経新聞社、サンケイスポーツ後援)が15日、同市新町の新庄第1健民運動場の周回コースで開催された。
市内外から会社の仲間や友人らによる122チーム856人が参加。初夏の陽気の中、各チームは1周約1キロのコース上に設けられた「給食エリア」で柿の葉寿司など奈良のご当地グルメを味わいながらタスキをつなぎ、21周を楽しんで走った。
参加者には、相撲にゆかりが深い葛城市ならではの「ちゃんこ」が振る舞われたほか、ユニークな仮装で会場を盛り上げた5チームに仮装賞が贈られた。
会場では熊本地震の救済義援金が集められ、同市を通じて被災地へ送られる。
上位成績は次の通り。
①MODZ(大阪・茨木市)1時間11分29秒②奈良中央信用金庫(斑鳩町)1時間14分09秒③修徳・桜坂チーム(大阪・柏原市)1時間15分08秒④ランナーズバル・コレール(兵庫・尼崎市)1時間15分36秒⑤三和HKさくら組(橿原市)1時間20分45秒
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