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景観配慮し遺跡活用 田原本の唐古・鍵遺跡の保存管理計画

 田原本町が、全国最大級の弥生時代の環濠集落跡「唐古・鍵遺跡」(約42万平方メートル)の保存方針を示した保存管理計画を策定した。町はすでに遺跡の史跡部分(約10万平方メートル)を対象に公園化する整備事業を進めており、今後周辺景観にも配慮しながら、遺跡の積極的な活用をはかっていきたい考えだ。

史跡公園の整備が進む唐古・鍵遺跡

史跡公園の整備が進む唐古・鍵遺跡

 唐古・鍵遺跡ではこれまでに110回を超える発掘調査が行われ、遺跡の規模が東西約700メートル、南北約800メートルと判明。環濠跡のほか、大型建物跡、青銅器炉跡、方形周溝墓、楼閣を描いた楼閣絵画土器などが見つかっている。

 史跡公園は国道24号東側の唐古池周辺に整備され、多重環濠の復元ゾーンや花粉分析に基づいた植生で弥生時代の風景を再現するゾーン、弥生集落を表現するゾーンなどが設けられる計画。完成予定は平成30年。

 今回まとまった保存管理計画では、史跡公園を多くの人に利用してもらうため、管理運営において町内の唐古・鍵考古学ミュージアムとの連携や、地域住民・ボランティアが積極的に参加できる体制整備の必要性を指摘。ミュージアムから史跡公園に至るルートの整備、近鉄田原本駅での公園利用者向けのレンタサイクルの充実などを提言している。

 また「屋外広告物に関して史跡の景観にふさわしいものとなるべく、(所有者に)協力を求めていく。電柱は地下埋設を図る」とし、周辺景観形成の必要性も指摘した。

 保存管理計画は考古の専門家ら8人の委員から成る委員会が策定した。

 町は遺跡の活用に向けた取り組みを進めており、今年も訪れた人のサポートにあたる史跡公園ボランティア(2期生)を募集している。ボランティアになるためには5月~9月に計5回実施する講座の受講が必要。申し込み・問い合わせは田原本町教委文化財保存課(☎0744・32・4404)。

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歩道ができて安全に東大寺へ 奈良公園の〝危ない〟道路整備完了

 県は奈良公園(奈良市)の県庁東~大仏殿交差点までの約500メートルの区間で進めてきた歩道整備の工事を完了した。県奈良公園室は「より快適で安全な空間になり、ゆっくりと周遊してもらえる」としている。

歩道が整備される前の奈良公園の県庁東-大仏殿交差点付近。歩行者のすぐそばを車が通っていた

歩道が整備される前の奈良公園の県庁東-大仏殿交差点付近。歩行者のすぐそばを車が通っていた

歩道が整備された県庁東-大仏殿交差点付近

歩道が整備された県庁東-大仏殿交差点付近

 工事は平成24年度からスタート。道の溝を埋め、バス停の位置をずらすなどして歩道の空間を確保、4月末に完成した。

 これまでは車のすぐ横を観光客が行き交い、非常に危険な状態だった。特に近年は外国人観光客らが急増。広がって歩く人も多く「危ない」といった声が寄せられていた。

 県警のまとめでは昨年、ゴールデンウイークに奈良公園を訪れた観光客は約67万人。今後、県は景観に配慮するため電柱や電線を地中に埋める工事も進める。

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歩道が整備される前の奈良公園の県庁東-大仏殿交差点付近。歩行者のすぐそばを車が通っていた

歩道が整備される前の奈良公園の県庁東-大仏殿交差点付近。歩行者のすぐそばを車が通っていた

歩道が整備された県庁東-大仏殿交差点付近

歩道が整備された県庁東-大仏殿交差点付近

【鹿角抄】登山で母が教えてくれたことは…

 最大10連休にもなった今年のゴールデンウイーク。久々に一家そろっての外出やだんらんを楽しんだ方も多かったのではないだろうか。記者も連休中、和歌山市の実家へ帰省した。還暦を迎えた父と53歳の母、連休中も忙しそうな看護師の妹に、14歳と高齢の飼い猫たち3匹も変わりなく元気で、一安心した。

 家族との再会はもとより、今回の帰省の一番の目的は、地元で〝紀州富士〟と親しまれる「龍門山」(紀の川市、標高756メートル)に登ることだった。単独行の予定だったが母も興味を示し、急遽2人で登ることに。ガイド本ではハイキングコースと紹介され、標高もそれほど高くないため、初登山の母も楽しく登れるだろうと考えていたが、その見通しは甘いと後に思い知らされる。

 麓の駐車場に車を止め、登山口まで約1時間、標高差約300メートルの農道を歩き始めた。最初のうちは母も調子がよく、畑に実る小さな梅の実を楽しむ余裕もあったが、5月の日差しに照らされた坂道に、足取りは次第に重くなり、口数も減っていった。前日にアウトドア専門店で登山用具を一式そろえ張り切っていた母は早々にくたびれてしまい、とどめは足元から響くカエルの鳴き声に「怖い…」と幼子のような声を挙げ、登山口の手前で泣く泣く引き返してきた。

 登頂を果たせず母は悔しそうだったが、記者の思いはその逆で、大きな気づきがあった。奈良に赴任後、大台ケ原や大杉谷(三重県)、川上村の白屋岳―と複数の山を経験し、紙面でも何度か「登山のススメ」を書いたが、読者の体力や年齢、経験値などをどこまで考慮していたかと振り返ってみると、少し心許ないところがある。

 自分の若さゆえの体力だけで記事を書き、見落としていた点がたくさんあったのではないか。これは登山に限らず、すべての取材テーマにつながることだと痛感した。

 まずはウオーキングから始め、いつか龍門山登頂を目指すという母。記者にとっては、山頂に達せずとも、登山口の手前で見渡せる、広く大切な視点があるということを教えてもらった貴重な体験だった。(浜川太一)

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河合町民限定ですが…イオンシネマ西大和で500円オフで映画鑑賞

 複合型映画館(シネコン)「イオンシネマ西大和」がある河合町は今月から、同館で通常より最大500円安く映画鑑賞できる優待券(1300円、有効期間6カ月)の販売を町民限定で始めた。全国的にも珍しい取り組みといい、町は子育て世代の定住促進や文化水準の向上を目指すとしている。

 映画館は7スクリーン、計1318席を有する県内屈指のシネコン。町は同館を文化発信とにぎわい創出の拠点と位置づけた。

 町によると、購入者の住所や名前は住民基本台帳で確認。3D作品など追加料金が必要な場合もあるという。同館では55歳以上なら1100円で鑑賞できる「ハッピー55」などのサービスがあるため、優待対象は55歳未満の子育て世代がメーンとなるが、「高齢者が優待券を購入し、町外に住む子供や孫にあげることもできる」(担当者)とする。

 制度はイオンシネマ側が町を大口事業者とみなし、町を通じて販売する仕組み。町側の費用負担はないという。販売は、「イオンシネマ西大和」北隣の西大和地区公民館で、午前9時~午後5時。年末年始を除き、土日祝日も販売する。町担当者は「ゆくゆくは文化的水準の高い町として、ブランド力を構築したい」としている。問い合わせは町政策調整課(☎0745・57・0200)。

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効果あった最大半額のネットクーポン 冬の奈良の宿泊客2万8000人増 

 県は、今年1~2月に県内の旅館やホテルの宿泊料が最大50%割引となるネットクーポン券を発行したキャンペーンの実施結果(速報)を発表した。延べ宿泊者数は8万5118人に上り、前年と比べ2万8536人増加。県観光産業課は「かなりの効果があった。今後詳細に分析したい」としている。

 県によると、市町村別の利用人数で最も多かったのは奈良市で77施設5万8542人、続いて橿原市で6施設6019人だった、宿泊者は大阪府からが1万2484人で最多。続いて東京都の1万404人、愛知県の7542人、県内の6363人-と続いた。

 最も利用された宿泊施設はホテルで69%。宿泊者の年代は40代が29・0%、次に30代が23・4%、50代が21・0%の順だった。

 担当者は「大阪や首都圏の人に多く宿泊してもらえた。愛知県も県へのアクセスがよいため多かったのでは」と分析。「利用年齢層もファミリー層や中高年の利用が多く、あまり偏りのない印象だ」としている。

 一方、1人あたりの平均宿泊単価は1万228円で前年と比べ2786円増加。担当者は「キャンペーンで得になった分、食事をグレードアップした人も多かったのでは」としている。

 クーポンが発行されたのは「楽天トラベル」など4つのサイト。クーポン額面は千円から5万円で、利用したいサイトに会員登録の上、特設サイトで獲得。宿泊プランを予約する際、獲得したクーポンを使うと額面そのままが割引される仕組みで、対象期間は1月4日~2月29日だった。

 ただ、キャンペーンは国の交付金を活用し実施されたため、今後についは「同様の規模を県単独でやるのは難しいだろう」(担当者)としている。

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「福寺」は存在した 証拠の瓦展示 元興寺で春季企画展

 元興寺、同寺文化財研究所(奈良市)の春季企画展「ならまちの南玄関-肘塚・京終の歴史文化」が、同寺法輪館で開かれている。今回新たに見つかり、古代「福寺」が平城京郊外に存在したことを裏付ける瓦なども並ぶ。15日まで。

古代「福寺」の存在を裏付ける古代瓦

古代「福寺」の存在を裏付ける古代瓦

 展示されているのは考古資料や美術工芸品、古文書など約65点。うち、奈良時代後半の「複弁蓮華文軒丸瓦」3点は今回、福寺があったと伝わる同市南京終町の「福寺池」(現在は宅地)で新たに見つかったもの。これまでに平城京内2カ所で確認された新形式の瓦と一致した。

 同研究所によると、福寺の創建当初の史料はないが、「大乗院寺社雑事記」など室町時代の記録に登場。興福寺の門跡寺院・大乗院支配下の寺で、弁財天で知られたが、戦国時代に焼失した。

 同研究所では「新形式の瓦は幻の福寺で使用されていたもの。福寺が伝承通り奈良時代にさかのぼる古代寺院だったことが明らかになった」としている。

 入館料は一般500円、中学・高校生300円、小学生100円。問い合わせは元興寺文化財研究所(☎0742・23・1376)。

古代「福寺」の存在を裏付ける古代瓦

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悪質商法にご注意 大和高田市役所でパネル展

 「消費者月間」(5月)に合わせて、悪質商法など消費者問題を紹介する消費者問題啓発パネル展が、大和高田市役所1階ロビーと市立図書館で開かれている。12日まで。

さまざまな消費者問題について紹介するパネルが並ぶ消費者問題啓発パネル展

さまざまな消費者問題について紹介するパネルが並ぶ消費者問題啓発パネル展

 市消費生活センターが開催。市役所のロビーには、「マイナンバー制度に便乗した詐欺に注意」など、具体的な事例を紹介した啓発パネル11枚を掲示しているほか、消費者問題についてのアドバイスを掲載したパンフレットも配布している。

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シルクの杜オープン 橿原の新沢千塚古墳群公園の中核施設 足湯も楽しめる

 橿原市が整備を進める新沢千塚古墳群公園(25・3ヘクタール)の拠点施設で、市民の交流と健康づくりを目的にした「シルクの杜」と、地元の農産物などを販売する集客施設がオープンした。

屋上にある足湯施設

屋上にある足湯施設

 シルクの杜は、古墳群公園を東西に貫く県道の北側に位置。地上1階地下1階建て。1階には、水中歩行や水中エアロビクスができる温浴施設、入浴施設、トレーニングルーム、ダンス教室などを備える。

 屋上には芝生広場と足湯施設があり、西方の金剛・葛城山系を望みながら足湯を楽しむことができる。

 集客施設は県道南側にあり、平屋の「道の駅」的施設。駐車場を備え、地元新沢地区の農産物などを販売するほか、休憩スペースも。2つの施設は、県道をまたぐエレベーター付きの立体横断歩道橋で結ばれている。

 シルクの杜を訪れた同市の真鍋功さん(78)は「屋上からの見晴らしはすばらしい。これまであった千寿荘(老人福祉センター)のように利用していきたい」と話していた。

オープンしたシルクの杜

オープンしたシルクの杜

 橿原市は24年度から5年計画で古墳群公園の整備を進めており、県道北側(約11ヘクタール)については整備を終え、今後県道南側の整備を行い、今年度内の事業完成をめざしている。問い合わせはシルクの杜(☎0744・26・6201)。

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地元の魅力伝えたい ホテル杉の湯の前田さん 川上村初の「奈良まほろばソムリエ」

 今年1月に行われた奈良のご当地検定「第10回奈良まほろばソムリエ検定」(奈良商工会議所主催)最難関の「ソムリエ」に、川上村の「ホテル杉の湯」に勤務する前田景子さん(58)が合格した。同村からの合格者は平成21年の試験スタート以来初めて。前田さんは南部地域の魅力を広く案内できる従業員を目指し、日々、業務や勉強に励んでいる。

「吉野地方の魅力を伝えていきたい」と話す前田景子さん

「吉野地方の魅力を伝えていきたい」と話す前田景子さん

 「やったー!」。自宅に届いた合格通知に、つい声が出た。「奈良まほろばソムリエ検定」は奈良の歴史や文化に関する知識を問うもので、難易度別に3階級あり、最難関の「ソムリエ」は今年は203人が受験。合格者はわずか48人だった。

 約30年前に出身の天理市から村に嫁ぎ、3人の子供を育てた。もともとクイズや豆知識が好きで、23年に「奈良通2級」、翌年には「奈良通1級」に合格。「ソムリエ」の受験資格を手にしたものの、「いつか、いつか…」と思い続けていたという。

 昨年末、ついに一念発起。忙しい家事や仕事の合間をみては眠たい目をこすりつつ、約1カ月かけて勉強に励んだ。試験には県内の観光地の案内を400字で記述する―などの問題が出され、「役行者ゆかりの地をめぐる」という得意テーマを選び、解答欄を埋めていったという。

 合格後、約20人の団体宿泊客に、川上村の歴史を案内する機会があった。「人に分かってもらえるように話すのは、書くのとは全然違う」と、ガイドの難しさを改めて痛感したという。

 とはいえ、大好きな村の暮らしや文化を多くの人に知ってほしいという思いは人一倍強い。ノートの端には、趣味でたしなむ俳句の先生に教えてもらった「何事も熱心さに比例する」という言葉を書き留めている前田さん。今後も地域の案内人として、研鑽を続けるつもりだ。

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一口に「コケ」といってもいろいろあるんです 川上村の森と水の源流館で観察

 風薫る5月は、自然を楽しむのに良い季節。以前から気になっていた「コケ」に触れてみたいと思い、森と水の源流館(川上村)の企画調査班長、木村全邦さん(42)に、同村西河の「あきつの小野スポーツ公園」に連れて行ってもらった。

さまざまなコケを観察する木村さん

さまざまなコケを観察する木村さん

 日陰になっている石垣でさっそく、「タマゴケがあります」と木村さん。観察用のルーペをのぞくと、繊細な葉の間からにゅっと不思議な球が突き出ている。これはコケの「胞子体」といい、「漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の『目玉おやじ』のようでしょう。ユニークなので、最近人気です」と教えてくれた。周辺にはほかにもトヤマシノブゴケやオオトラノオゴケ、ニスビキカヤゴケなど、たくさんのコケが。

 桜やイロハモミジの木漏れ日が降り注ぐ広場に移動した。広場の緑を指した木村さんは、「この緑は全部コケ。コケの園です」。ルーペで見ると、明るい緑色のコケの体「配偶体」が見えた。コツボゴケとコバノチョウチンゴケの群落なのだという。

 万葉集には、吉野のコケの美しさを詠んだ歌がある。実は、コケの美しさに世界で最初に気づいたのは日本人なのだとか。「新緑の季節の今が、コケも一番美しい。コケを眺めてふと目を上げると、周りの景色がより輝いてきれいに見えます」と木村さんは話す。

コツボゴケとコバノチョウチンゴケの群落が広がる広場

コツボゴケとコバノチョウチンゴケの群落が広がる広場

 公園の奥にある「蜻蛉(せいれい)の滝」に向かって行く途中にも、ニワツノゴケやオオシラガゴケなど、たくさんのコケが見られた。「吉野地域はコケの種類の多さ、希少性で世界的にもすごい所。感触や色、匂いなど五感を使って観察してほしい」と木村さん。吉野の魅力の奥深さに、改めて気づかされた。(山本岳夫)

 「森と水の源流館」では、森や水、生物、自然、歴史、民俗、郷土料理などをテーマに「川上村エコツアー」を開催。コケの観察もできる。対象は小学生以上で、申し込みは10日前まで。日程は要相談。定員25人(最少催行人数10人)。有料。問い合わせは同館(☎0746・52・0888)。

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ヒノキゴケ

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ニワツノゴケ

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タマゴケ

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コツボゴケ

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オオシラガゴケ

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ダンス苦手な先生へ 奈良県教委が学習DVD作製

中学1、2年生で必修の「ダンス」について、教員の指導力アップを図ろうと、県教委が表現運動・ダンスDVD「心と体をほぐすウォーミングアップ」を作製した。県教委がダンスに絞ったDVD教材を作製したのは初めてで、市町村教委や全公立・私立の小中学校、高校などに配布する。

DVDの一場面(県教委提供)

DVDの一場面(県教委提供)

ダンスは学習指導要領の改定に伴い、平成24年度に中学校で必修化。小学校段階から表現運動の学習を進めることが大切とされている。このため、県教委は授業の導入に絞ったウオーミングアッププログラムとその指導法を紹介するDVDを作製した。

DVDは、対象を「小中学校・高校」と「小学校低・中学年」「小学校高学年・中学校・高校」「中学校・高校」に分け、1枚(約50分)に収録。ロック、サンバなどの現代的なリズムのダンスのほか、即興表現などが含まれている。作製はダンスが専門の塚本順子・天理大学教授の協力を受けた。

県教委保健体育課は「DVDは特に導入部分に絞っているのが特徴で、ダンスが苦手な教員らに使ってもらえると思う。教材の浸透を図り、現場の声も聞いていきたい」としている。

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交通ルール守って安全に 河合町の小学校で「交通安全教室」

 基本的な交通ルールなど学ぶ交通安全教室が河合町立河合第一小学校で開かれ、全校児童や保護者ら約300人が参加、正しい横断方法やバス降車時の注意点などを学んだ。

バス降車時にひそむ危険性など学ぶ児童ら

バス降車時にひそむ危険性など学ぶ児童ら

 教室では校庭に横断歩道やバス停などを設置し、交通ルールや自転車の安全な乗り方について奈良交通運行サポートセンターの指導員が実技指導。大型バスを使っての自転車との接触事故も〝再現〟され、横断歩道を通る際の左右確認の重要性や、バス降車時の危険性などについても学んだ。

 参加した児童は「車がすぐに止まれないのがわかった」、「交通ルールを守ります」などと話していた。

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安全な横断方法などを学ぶ児童ら

安全な横断方法などを学ぶ児童ら

真言律宗めぐる「ぼさつの寺めぐり」 西大寺、元興寺、不退寺が参加し7寺に 

 鎌倉時代の僧、叡尊上人を宗祖とする真言律宗の寺院を巡拝する「ぼさつの寺めぐり」に、新たに同宗の総本山・西大寺と元興寺、不退寺が加わり、計7カ寺(いずれも奈良市内)となった。西大寺の木造叡尊坐像が重要文化財から国宝に昇格することも機に、興正菩薩叡尊の教えを伝えたいとしている。

各寺院のオリジナル挿絵入りご朱印紙を紹介する僧侶たち

各寺院のオリジナル挿絵入りご朱印紙を紹介する僧侶たち

 叡尊は奈良に生まれ、密教や戒律を学んで東大寺で自誓受戒。戒律の普及に努め、西大寺など寺院の復興を進めるとともに庶民の救済活動を展開した。

 般若寺と白毫寺、不空院、福智院ではこうした叡尊について知ってもらおうと、昨秋から「ぼさつの寺めぐり」を提案。各寺院では志納料500円を納めると、それぞれ特徴的な挿絵が入れられたご朱印紙が授与される。

 参加寺院は今後も増やし、広く叡尊の理念と功績を紹介していく予定といい、西大寺の松村隆誉執事長は「現在ある真言宗は興正菩薩のおかげ。真言宗の庶民化には興正菩薩の影響が大きかった」と話している。

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「輝きと安らぎあるまちづくりを」 三郷町制50周年記念式典

 三郷町が今年4月に町制施行50周年を迎えたことを記念する式典が8日、町文化センターで開かれた。町民ら約430人が出席し、町の新たな門出を祝った。

式典で町歌を合唱する三郷、三郷北小6年の児童

式典で町歌を合唱する三郷、三郷北小6年の児童

 同町は、明治22年に勢野、立野、南畑の3村が合併して発足した三郷村が、昭和41年4月に町制施行し誕生した。

 ベッドタウンとして発展してきた同町は、当初約7千人だった人口が現在は約2万3千人に増加。坂道が多い町内で高齢者らが移動しやすいよう、県内初の「予約制乗合タクシー」の運行を始めるなど、住みよいまちづくりに力を入れている。

 式典で森宏範町長は「50年の歩みは先人の尽力と町民の理解、協力のたまもの。輝きと安らぎのあるまちづくりを目指し、より一層邁進したい」とあいさつ。荒井正吾知事らも出席し、祝辞を述べた。

 その後、町立三郷、三郷北小学校の6年生の児童らが町歌を合唱、町立三郷中学校の卒業生らによる和太鼓演奏もあり、式典に花を添えた。

式典で式辞を述べる森宏範町長

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木工や竹細工楽しもう 生駒で「花・緑まちづくりフェスタ」

 木や植物と触れ合いながら工作を楽しめる「花・緑まちづくりフェスタ」が8日、生駒市の文化施設「花のまちづくりセンターふろーらむ」で開かれた。晴天のもと、多くの親子連れでにぎわった。

「丸太切り」体験に挑戦する子供

「丸太切り」体験に挑戦する子供

 生駒市とフェスタ実行委が主催する同イベントは、都市緑化の普及と啓発を目的に毎年春と秋に開催し、今回で9回目になった。

 会場には竹細工でこいのぼり作りや押し花、寄せ植え体験など地域のボランティア団体などが25のブースを設置。竹馬に挑戦する子供たちや地元の食を味わう家族づれの姿も見られた。

 同市内の小学2年、吉野遙斗くん(7)はノコギリでヒノキを切る「丸太切り」に挑戦。「しんどい」と汗をかきながらも、懸命に手を動かしていた。母親の日登美さん(42)は「普段はあまりできない体験なので、とてもいい思い出になりました」と話していた。

会場では植物を展示販売する園芸市も開かれた

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実践型で企業と大学生つなぐ 奈良市のNPO法人「ならゆうし」が参加企業募る

 大学生と県内の中小企業をつなぎ、新規事業の立ち上げなど実践型のインターンシップを提供しているNPO法人「ならゆうし」(奈良市)が、参加企業を募集している。

 インターンシップは約半年間、大学生が企業の一員として業務改善を図ったり、新たなプロジェクトを企画したりする実践型のもので、各地域の活性化を図るのも狙い。

 募集対象は、若い力を生かして経営革新につながるプロジェクトを実施しようと考えている県内の中小企業。担当者は「単なる『職業体験』や『就職マッチング』ではない。企業側は大学生を活用した経営革新、大学生は自分の人生設計のための『キャリア教育』を目的として参加してもらえれば」としている。

 事業がスタートした平成25年からこれまでに農業や林業、建設業、小売業などさまざまな県内中小企業が延べ32社、大学生は41人が参加したという。インターンシップで行う具体的なプロジェクト内容や期間中の企業・大学生双方の支援は、同法人の担当者がコーディネーターとしてかかわる。

 募集は基本的に5月中旬ごろまで。詳しくはホームページ(http://narayushi.com/)。

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プロの指導で200人が技術学ぶ 大和郡山で少年少女野球教室

 元プロ野球選手が小学生らに野球を指導する「第22回ダイワハウス全国少年少女野球教室」が8日、大和郡山市の西池グラウンドで開かれ、約200人が真剣な表情で練習に取り組んだ。

元プロの指導を受け、熱心に練習する子供

元プロの指導を受け、熱心に練習する子供

 野球教室では、近鉄の外野手としてベストナインに3度輝いた栗橋茂さん(64)や、田原本町出身で広島の投手として活躍した森跳二さん(34)ら10人が講師になって子供たちを指導。キャッチボールの後、ポジションごとに分かれた子供たちは、投球や守備の技術だけでなく、野球に取り組む心構えや日々の練習姿勢など、あこがれの元プロ野球選手のアドバイスに熱心に耳を傾けた。

 大和郡山市立矢田南小学校6年の中川誠也くん(12)は「バランスのとり方や力の抜き方を教えてもらい、これから野球をやっていく自信になった」と笑顔。指導した森さんは「なつかしい地元で、元気な子供たちを見ることができてよかった。教わったことを継続してがんばってほしい」と話した。野球教室2

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まちづくりアートのサポーター募集 今秋も開催の「はならぁと」

 まちづくりとアートのお手伝いしませんか―。空き町家などを舞台に10月から開催が予定されている「奈良・町家の芸術祭はならぁと」。実行委員会では、町家の掃除や作品制作の手伝い、ブログでの情報発信などをする年間サポーター「はならぁと部」を募集している。

会場づくりや作品制作の手伝いなどするサポーターら=昨年7月、宇陀市

会場づくりや作品制作の手伝いなどするサポーターら=昨年7月、宇陀市

 「はならぁと」は地域と芸術を融合し、空き町家の利活用や地域の新たな価値の発見につなげようと、平成23年に始まり、今年で6年目。年間サポーターの活動は、ブログやツイッターでの情報発信▽掃除など会場づくりや作品制作の手伝い▽開催中の会場受け付け▽県内外の美術館などに出かけて芸術について学ぶ「アートピクニック」―など多岐にわたる。

 活動は登録が完了次第、随時可能。気になるイベントや活動に自由に参加できる。実行委によると、これまで芸術祭に参加した作家のほか、開催中に会場を訪れた市民らが県内外から移住したり、カフェやゲストハウスなど店を始めたケースが30件以上あるという。

町家の掃除などして会場づくりに取り組むサポーターら

町家の掃除などして会場づくりに取り組むサポーターら

 担当者は「地域とのかかわりも深まり、会期中にさらに感動を味わっているサポーターも多い。ぜひ年間通して活動にかかわってみて」としている。

 募集は6月30日までで、100人程度。申し込みは実行委公式ホームページの専用フォームで。問い合わせは同実行委事務局(☎0743・25・6126)。

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地域で守る健康 19日に西和医療センターが公開講座

 地域住民の健康について考える県西和医療センターの住民公開講座「地域で守るみんなのからだ」が19日午後2時から、王寺町やわらぎ会館(同町王寺)で開かれる。

 同センターと地域のかかりつけ医との連携の仕組みなどを紹介、地域住民の健康増進を図るのが狙い。くまがい眼科(同町)の熊谷映治院長が「眼ドック」について検査内容など説明。同センター消化器内科の吉田太之部長が「消化器内科治療の最前線」をテーマに、早期発見の重要性や最新の治療法などについて話す。

 参加無料、定員100人。問い合わせは県西和医療センター患者支援センター(☎0745・32・0505)。

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【高校野球】奈良大付と天理がベスト4 春季近畿大会県予選

 春季近畿地区高校野球大会県予選の準々決勝2試合が8日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。

 結果は次の通り。

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草刈り作業でリニューアルオープン準備進む 奈良の「柳生花しょうぶ園」 

 奈良市の「柳生花しょうぶ園」で7日、リニューアルオープンを前に草刈り作業などの体験会が行われ、参加者11人が泥だらけになりながら園内の手入れに取り組んだ。

体験会の参加者たちは草刈りに取り組んだ

体験会の参加者たちは草刈りに取り組んだ

 柳生花しょうぶ園は昭和60年にオープンし、450品種、80万本のハナショウブが楽しめる観光スポット。しかし、経営が悪化したのに加え、昨年に前園長が亡くなったことで園内の手入れが追いつかず、今年の開園が危ぶまれていた。

 このため、地元有志らが同園の「復活プロジェクト」を立ち上げ。ハナショウブは雑草に養分を取られないよう草を刈り、3年に1度は株分けをするなどしなければきれいに花が咲かないことから、仕事の合間をぬって開園準備を進めてきた。

 この日は、自分の手で世話をすることでハナショウブに愛着を持ってもらおうと体験会を催した。参加した大阪市の会社員、渡辺真子さん(24)は「夢中になれて楽しい。花が咲いたらぜひ見に来たい」と笑顔。平尾俊雄園長(60)は「自然の中でゆったりハナショウブを楽しんでほしい」と話している。

 開園は今月28日から7月3日の午前9時~午後5時。入園料は大人650円、子供350円。問い合わせは同園(☎0742・94・0858)。

体験会の参加者たちは草刈りに取り組んだ

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がんばるシニア、53種収録の鳥図鑑制作 奈良フェニックス大学生

 55歳以上のシニア世代が交流し、地域社会への貢献を目指し学ぶ年間講座「奈良フェニックス大学」(大和郡山市)の在校生とOB・OGが、手作りの鳥図鑑「おきにいり 身近に観られる野鳥たち」を発刊した。写真撮影やデータ作成もすべてメンバーで取り組み、全53種類の鳥を収録した力作。制作にかかわったメンバーは「野鳥観察から環境保護を考えるきっかけになれば」と話している。

メンバー手作りの鳥図鑑

メンバー手作りの鳥図鑑

 ■1年半かけ図鑑制作

 図鑑を制作したのは奈良フェニックス大学のOB・OGでつくる「奈良フェニックスの会」と、在校生でつくる「野鳥観察クラブ」のメンバー51人。フェニックスの会顧問の笹野義一さん(66)らが「野鳥観察に役立ち、奈良の自然を大切にしようと思えるような図鑑をつくろう」と平成26年秋から制作を開始。毎月1回、15人ほどで観察会を開き、データや写真を収集した〝成果〟だ。

 主な観察場所は奈良公園(奈良市)、平城宮跡(同)、郡山城周辺(大和郡山市)、馬見丘陵公園(河合町、広陵町)など。記者も参加させてもらった4月の観察会には約20人が参加、郡山城周辺を午前10時から約2時間かけて散策した。

 メンバーは双眼鏡やカメラを持参し、チェックシートに観察した鳥の種類や生態について書き込んでいた。「午前中の方が鳥も活発なんです」という笹野さんの言葉通り、県立郡山高校に隣接する池にはカワウやサギ、ツグミなどの姿が。「スズメやカラスでも、よく見るときれいなんですよ」と笹野さんが言うとおり、双眼鏡を通して見る鳥の姿は実に色彩豊か。羽の美しさなどもそれぞれの鳥で異なっていて、驚きの連続だった。

郡山城周辺で行われた野鳥観察会には、約20人が参加した

郡山城周辺で行われた野鳥観察会には、約20人が参加した

 ■メンバーごとに「マイバード」

 図鑑作りにあたっては、メンバー一人一人が担当する鳥「マイバード」と地域「マイフィールド」を決めた。県内でも北和、中和と地域が異なれば、生息する野鳥の種類も違うため、メンバーはそれぞれの居住地で「マイバード」を設定、その生態を長期的に観察しているという。

 図鑑で特徴的なのは、担当者が執筆した鳥に関する一言コラム。「お気に入り」「出会い」「おどろき」など3項目について、鳥への思いをつづっている。写真は高性能なカメラではなく、それぞれが持つコンパクトデジカメなどで撮影した〝手作り感〟も、図鑑の魅力の一つだ。

 ■目標は野鳥データベース

 編集の際は大学事務局に集まり、担当エリアや鳥についてメンバーがプレゼンテーション。「どのように鳥の種類を識別したか」、「どこで撮影したのか」など議論を重ねた。

大和郡山市の民家が奈良フェニックス大学の事務局。ここで図鑑の写真選びや編集作業が行われる

大和郡山市の民家が奈良フェニックス大学の事務局。ここで図鑑の写真選びや編集作業が行われる

 掲載されているのはサギやカモなど、身近な鳥たちが中心だ。「住宅街や公園など、近くで気軽に見られる鳥ばかり集めた」と話す笹野さんは、「少しでも鳥たちの住む環境や自然について関心を持ってもらえたら」と、身近な環境について考えるきっかけになればと願っている。

 目標は、県内の「野鳥データベース」構築。図鑑自体も鳥の種類を増やすなど、改良を重ねていくつもりだという。

 図鑑は税込み300円。問い合わせ、注文は笹野さんまでメール(yosibo.s@gmail.com)で。
(神田啓晴)

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【月刊ならスポ】セナに憧れ レーシングカートで世界目指す 遠藤照剛さん

 平成25、26年に2年連続でレーシングカートの世界大会に出場し、日本人唯一のファイナル進出を果たした県立高取国際高校3年の遠藤照剛さん(17)=大和高田市。「今年の目標はシニアクラスでレーシングカートの世界大会に出ること。そして将来は世界一になりたい」と、日焼けしたさわやかな笑顔で話した。

「夢は世界一」と語る遠藤照剛さん=岐阜県瑞浪市のフェスティカサーキット瑞浪

「夢は世界一」と語る遠藤照剛さん=岐阜県瑞浪市のフェスティカサーキット瑞浪

 カートは1950年代、米自動車エンジニアが芝刈り機のエンジンをフレームに取り付けたものが始まりとされる。最高速度は60キロ程度から150キロを超えるものまでさまざま。シートが地上すれすれの低い位置にあるため、体感速度は2倍以上ともいわれるスリル満点のモータースポーツだ。

 遠藤さんがカートの世界に飛び込んだのは4歳のとき。「始めた理由はよく分からないが、物心がついたころにはシートに座っていました」という。父の道康さん(52)はかつてラリーの世界選手権「WRC」のドライバーで、おもちゃの手押し車を家の中で元気に乗り回す息子をみて、サーキットに連れて行ってくれたのがきっかけという。

 幼少期の憧れはF1レーサーの故アイルトン・セナで、同じヘルメットを着けていた。小学2年生まではキッズカートを走行、8歳のころには23レースに出場し、20勝という驚異的な成績を残している。

 だが、「勝つことが当たり前」だったキッズから上のクラスに進んだ小学高学年ではこれまでと違うテクニックや走り方になかなかなじめず、「挫折を味わった」。アクセルワークやブレーキングを猛特訓し、「勝つための試行錯誤」と、常に上を向いて練習を積み重ねた。

 成果は、中学に入ると形になってきた。オーストラリアのエンジンメーカー「ロータックス」が世界統一規則で開くレースの13~17歳のクラスでは、2年生で日本ランク3位に食い込んだ。

 翌年には2位となり、米国で開催の世界大会に出場。日本人で唯一予選を突破し、ファイナルでは12位の成績を残した。その翌年は、日本ランク1位でスペインへ渡航、ファイナル進出を果たしたが、今度は16位に終わった。

カートを操縦する遠藤さん。「16周ずっと続く緊張感がたまらない」という

カートを操縦する遠藤さん。「16周ずっと続く緊張感がたまらない」という

 シニアクラスに移った昨年は日本3位で出場を逃したが、今年もイタリアで開かれる大会出場を目指し、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)などで練習を積み重ねている。目標はもちろん「世界大会優勝」だ。

 カートはマシンのエンジンやパーツなど、機械の性能がタイムに大きく影響する。「正直、モータースポーツはお金に左右される側面があります」と明かすが、「性能が勝るマシンから、ドライバーの腕で勝利を奪ったときの快感はたまらない。他のスポーツと違い、気を抜く時間がない。16周、ずっとピリピリしたあの緊張感が楽しいんです」と熱く語る。

 大学進学後も、カートは続けるつもり。「上を目指し続けます」と、サーキットを駆け抜ける日が続く。
(神田啓晴)

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〝氷の聖地〟で、ふわふわかき氷 奈良の氷室神社で「ひむろしらゆき祭」

 製氷業界から信仰を集める氷室神社(奈良市)で7日、各地の有名かき氷店が集う「ひむろしらゆき祭」が始まり、訪れた大勢の観光客らはかき氷の食べ比べを楽しんだ。8日まで。

さまざまなかき氷の食べ比べを楽しむ人たち

さまざまなかき氷の食べ比べを楽しむ人たち

 氷室神社は毎年5月に、全国の製氷・販売業者らが氷柱を奉納する「献氷祭」で知られる〝氷の聖地〟。製氷業界の繁栄祈願や地域おこしを目的に平成26年から実行委が続けるひむろしらゆき祭はこれまでは夏に実施していたが、今年は一足先に開かれた。

 この日朝、神社拝殿で大宮守人宮司が祝詞をあげ、参加店が自慢のかき氷を奉納。業界の繁栄や技術向上などを祈願した。

 今年は県内のほか、茨城や大阪、岐阜など県外の人気店計15店が出店。中にコーヒーゼリーが入ったかき氷や、こだわりのチョコレートを使用したものなど、さまざまなメニューが用意された。氷はいずれも、日乃出製氷(奈良市)がかき氷用に3日間かけて製造したものを使用。不純物が少なく、口当たりが良いのが特長という。

 夫婦で初めて訪れた大阪市の会社員、永谷亜樹さん(31)は「ふわふわですごくおいしい。かき氷じゃないみたいです」と笑顔を見せた。

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かわいいバンビ誕生 奈良公園で今年初のシカの赤ちゃん

 奈良公園(奈良市)にあるシカの保護施設「鹿苑」で7日、今年初めてシカの赤ちゃんが誕生し、かわいらしい姿が報道陣に公開された。6月1~30日に鹿苑で一般公開され、7月中旬に公園に放たれる。

今年初誕生のシカの赤ちゃん

今年初誕生のシカの赤ちゃん

 生まれたのは、体重3・5キロ、体長60センチのオス。おぼつかない足取りながらも、次第に元気よく駆け出したり、芝生に寝そべったりと愛嬌を振りまいた。時折、「チュイーン」と愛らしい鳴き声も披露した。

 「奈良の鹿愛護会」の職員、板倉誉明さん(29)がこの日朝、鹿苑内で発見した。板倉さんは「病気やけがに気をつけてすくすくと育ってほしい」と話した。シカの赤ちゃん公開③

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桜井の大神神社で地元児童が和太鼓演奏体験

 桜井市の大神神社・明神道場で7日、地元の小学生ら16人が和太鼓演奏を体験した。

和太鼓演奏を体験する児童

和太鼓演奏を体験する児童

 神社では子供たちに郷土の自然や伝統文化に触れてもらおうと平成14年から毎年、「三輪山体験教室」を開催。今回は和太鼓演奏に挑んでもらうことにした。

 教室は「和太鼓大美和」のメンバーらが指導し、「和太鼓楽しいな」などの言葉を緩急や強弱をつけて音で表現。児童らは最初は緊張した面持ちで太鼓をたたいていたが、次第にリズムよく奏でるようになった。

和太鼓演奏を体験する児童

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 参加した森田倫衣さん(7)は「難しいリズムもできたらうれしくなった」と満足そうだった。

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和太鼓演奏を体験する児童

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警察官に心強い味方 指さし会話ボード 明治安田こころの健康財団が奈良県警に寄贈

 外国人や会話での意思疎通が難しい障害を持つ人とのやりとりに役立ててもらおうと、明治安田生命保険(東京都)の関連財団「明治安田こころの健康財団」(同)が県警に「警察版コミュニケーション支援ボード」計1254部を寄贈した。警察への相談などの際によく使われる単語などがイラストとともに6言語で表記されており、指さし形式で会話できる。

寄贈された警察版コミュニケーション支援ボードは交番用、パトカー用、携帯型の3種類

寄贈された警察版コミュニケーション支援ボードは交番用、パトカー用、携帯型の3種類

 同財団が社会貢献活動として全国の警察に寄贈しており、平成20年に続き2回目。前回は4言語(日本語、英語、韓国語、中国語)だったが、外国人観光客の増加などをふまえてポルトガル語とスペイン語を追加。パトロール中の警察官が利用しやすいようにと、携帯ボードも作成するなど改訂された。

 ボードはA3判とA4判の2種類。「みちをおしえて」「救急車を呼んで」などの相談内容や、交通機関や施設、パスポートなどの単語が掲載されている。県警は全12の警察署や交番、パトカーなどに配備する。

 奈良市の県警本部で行われた贈呈式で、明治安田生命保険の荒木政信・奈良支社長は「奈良は外国人の観光客も多い。コミュニケーションのバリアフリーツールとして活用してほしい」、県警の中田安彦生活安全部地域課長は「スムーズに対応できるよう有効に活用したい」と話していた。

県警には警察版コミュニケーション支援ボード計1254部が寄贈された

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【GWは奈良で】吊り橋にすべり台…スリル味わうスポット 宇陀の室生ダム周辺

 家族でのんびり過ごすのにおすすめなのが、宇陀市の室生ダム周辺の散策だ。豊かな自然景観に加え文化財、ダム湖を横断する吊り橋のちょっとした〝スリル感〟など、一日楽しめるお手軽スポットとなっている。

不思木の森公園にあるローラースライダー

不思木の森公園にあるローラースライダー

 ダム管理所の職員が考案したウオーキングコースは、ダムの無料駐車場を起点に湖を1周する約4キロのお手軽コース。駐車場から南東方向にスタートすると、右手にダム湖の景観を眺めながら、藤の花など季節の花が楽しめる。

 1キロほど歩くと小さな「龍鎮橋」という橋があり、ウオーキングコースを外れて山道に入ると、山の中にひっそりたたずむ龍鎮神社の参拝も可能だ。

 湖沿いに約1・2キロ行くと、ダム湖を横断する「下山橋」が見えてくる。長さ139メートルのこの橋には、腰より低い簡単なフェンスしかない。風が吹くと結構揺れて、ちょっとしたスリル感もある。

ちょっとしたスリルが味わえる下山橋

ちょっとしたスリルが味わえる下山橋

 橋を渡った約1キロ先にあるのが「不思木の森公園」。子供が楽しめるアスレチックや全長83メートルのローラースライダーがあり、家族連れで過ごすには最適だ。付近に飲食店はないので、弁当持参でピクニックもいいかもしれない。

 公園を過ぎれば駐車場は目と鼻の先。その後、国宝・五重塔がある室生寺や、高さ13・4メートルの磨崖仏がある大野寺に足を延ばせば、1日の観光コースとして申し分ない。

 同管理所の担当者は「あまりPRされていないが、ダム周辺は散策にはもってこい。ぜひ訪れてほしい」としている。(桑島浩任)

 室生ダム 車の場合は、名阪国道針インターから約12キロ。近鉄室生口大野駅から徒歩20分。ウオーキングコースのマップは、室生ダム管理所のホームページ(http://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/muro.htm)からダウンロードできる。マップに関する問い合わせは同管理所(☎0745・92・2320)。

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宿の広告や満開の桜…絵図でみる幕末から明治の風物 天理参考館で企画展

 江戸後期から明治期にかけて、各地の名所や寺社を一枚の紙に木版印刷した「一枚刷り」の絵図を集めた企画展「大和名所絵図めぐり~一枚刷りに見る、ふるさとの風物~」が、天理市の天理参考館で開かれている。6月6日まで。

猿沢池畔の宿屋が作成した引札(広告)。東大寺や若草山を背景に、人力車や鹿も描かれている(天理参考館提供)

猿沢池畔の宿屋が作成した引札(広告)。東大寺や若草山を背景に、人力車や鹿も描かれている(天理参考館提供)

 絵図は、県内の寺社や宿屋が誘客のために作成した引札(広告チラシ)や刷物などの印刷物。現在の観光案内パンフレットや絵葉書のような役割を果たしていたという。

 今回は同館が長年収集してきた絵図の中から、猿沢池周辺を描いた作品や満開の桜に彩られた吉野の風景など、主に県内各地の名所を紹介した計123点を展示。当時の人々が楽しんだ遊山の風物や、地方の出版・印刷文化の足跡を感じられる展示になっている。

 開館は午前9時半~午後4時半。10、17、24、31日は休館。一般400円、小中学生200円。問い合わせは同館(☎0743・63・8414)。

 ホームページはhttp://www.sankokan.jp/

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