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【訃報】森田正義氏 94歳 元天理市立福住小学校長

 森田正義氏(もりた・まさよし=元天理市立福住小学校長)4日、肺炎のため死去、94歳。通夜は6日午後6時半、葬儀・告別式は7日午前11時、天理市前栽町88の1、創葬館で。喪主は娘婿、縄田宏祐(なわた・ひろすけ)氏。

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ひきこもりの子を持つ家族会設立へ 7日、奈良市で講演会

 ひきこもりの子供を持つ家族でつくる「家族会」が7日、奈良にも設立されることになり、これに合わせた講演会が同日午後1時半から、奈良市の県文化会館で開かれる。

 全国の家族会と連携する「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京都)が主催。同会は、ひきこもりの子供を持つ家族が集まって支援や対応のあり方を考えようと平成11年に発足、現在全国に56の支部があり、さまざまな活動を行っている。

 今回の講演会では、ジャーナリストの池上正樹さんが「ひきこもりの現状」をテーマに講演。またKHJ家族会代表の池田佳世さんが、「ひきこもりを元気にする親の対応」をテーマに、ひきこもりの子供を持つ家族の支援や対応の方法について語る。

 参加無料。定員50人で、申し込みは不要。問い合わせは連合会本部事務局(☎03・5944・5250)。ホームページはhttp://www.khj-h.com/

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加熱してもダメ イワシのつみれで食中毒 香芝の幼稚園など

 県は4日、香芝市の私立「せいか幼稚園」と系列の2つの保育園で、今月2日に給食を食べた園児50人と職員15人がかゆみや舌のしびれなどの食中毒症状を訴えたと発表した。軽症で全員回復している。

 県によると、発症した園児は1~6歳、職員は21~54歳の男女。給食で提供されたイワシのつみれからアレルギー症状の原因物質となるヒスタミンを検出した。魚の鮮度が落ちると発生し、加熱調理でも分解されないという。
いずれも大阪市の飲食業「魚国総本社」に園内での給食調理を委託しており、中和保健所は同社に4日から最大3日間、3園での営業停止を命じた。

 県は「生の赤身魚を常温で放置したり、冷凍と解凍を繰り返すとヒスタミンが蓄積されることがある。できるだけ早く食べて」としている。

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【ガムシャラ バンビシャス】ブースターとともに「いじめはファール!」 

 プロバスケットボールTKbjリーグ「バンビシャス奈良」は、滋賀レイクスターズ(滋賀県)とのホームゲームに臨んだ奈良市中央体育館で「みんなが人権ブースター!」を合言葉にした人権啓発活動を展開。選手も観客とともにメッセージを書き込んだ。

メッセージを書き込む観客と辻屋健選手(右)

メッセージを書き込む観客と辻屋健選手(右)

 県人権啓発活動ネットワーク協議会が主催。1月31日は試合開始前、スタッフや辻屋健選手(24)らが約1600人の観客に人権啓発ボードを配布。キャプテンの本多純平選手(27)がコートサイドで「1人1人の意見がより良いまちをつくる」と書かれたボードを掲げた。

 会場には人権啓発フラッグも用意され、「イジメNO!」や「相手の気持ちを考えよう」などのメッセージが書き込まれた。活動に参加した辻屋選手は「活動を通じ、少しでもいじめや人権について考えてもらえれば」と話していた。

試合前にはキャプテンの本多純平選手(中央)が観客に向けて人権啓発ボードを掲げた

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インフルエンザ流行の兆し 手洗い、うがい、マスクの徹底を 県が注意報発令

 県内でインフルエンザの患者数が1月下旬から急増し、流行の兆しを見せている。県は4日、インフルエンザ流行の注意報を発令。「重症化する恐れがある妊婦や乳幼児、高齢者は特に注意が必要」として手洗いやうがい、マスクの徹底を呼び掛けている。

 県によると先月25~31日の1週間、インフルエンザの患者数を調査する県内54カ所の定点医療機関から報告された患者数は、前週の2倍以上となる745人に。注意報発令の規定値である1カ所あたりの患者数10を超えた13・8となった。最も患者数の報告が多かったのは大和高田、橿原、桜井、葛城市などを管轄する「中和保健所」管内で、17・09だった。

 年齢別にみると、0~9歳が最多で390人、続いて10~19歳で192人、40~49歳で52人だった。県によると、昨シーズンのインフルエンザ注意報は12月8~14日の週に出されており、今シーズンは7週遅い発令。担当者は「昨シーズンと比べると、今冬は暖かい日が多いのが特徴といえるが、それがインフルエンザの流行と関係しているのかどうかは分からない」と話している。

 今シーズンのインフルエンザの流行は全国的には1月初めから始まり、患者数が急増しているという。県は予防として、こまめな手洗いやうがい▽マスクの着用▽十分な休養とバランスの取れた栄養摂取▽室内の乾燥を避け、適度な湿度を保つ―など対策を呼び掛けている。

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立春朝搾りの清酒全国へ 「春鹿」の今西清兵衛商店で出荷作業

 「立春」の4日、早朝に搾ったばかりの日本酒を瓶詰めして全国に届ける「立春朝搾り」の出荷作業が「春鹿」で知られる奈良市の蔵元、今西清兵衛商店で行われ、関係者約100人が計約1万3千本にラベルを貼りつけた。

素早く丁寧にラベルを貼る酒販店関係者ら

素早く丁寧にラベルを貼る酒販店関係者ら

 全国の日本酒の蔵元100社と酒販店など約1800店で構成する日本名門酒会(東京都)が平成10年から企画。全国で蔵元38社がこの日1日で28万本以上を出荷するという。

 この日、今西清兵衛商店には近畿地方のほか長野県からも関係者が集結。未明から搾って瓶詰めされた春鹿の純米吟醸生原酒に「立春朝搾り」と書かれたラベルを貼り付けた。今年は昨年よりも香りとキレのいい、飲みやすい酒に仕上がったという。

 天理市の登酒店の4代目、登和哉さん(39)は「毎年楽しみにしているお客さんがたくさんいる。身の引き締まる思いで、ラベルを貼りました」と話していた。

立春朝搾りの酒にラベルを貼る酒販店関係者ら

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赤鬼が夜行バスのシートベルト点検 軽井沢のバス事故受け奈良署

 長野県軽井沢町のバス転落事故を受け、奈良署などは3日夜、近鉄奈良駅の夜行バス乗り場で利用客にシートベルトの着用を呼び掛けた。

シートベルトを確認しながら、「赤鬼」が利用客に福豆を配った

シートベルトを確認しながら、「赤鬼」が利用客に福豆を配った

 節分にちなみ、署員が「福は内、事故はなし」と書いたたすきを掛けた「赤鬼」にふんして登場。近鉄奈良駅前から関東へ向かう高速バス車内で、利用客約30人のシートベルト着用を確認しながら、福豆や啓発グッズを配った。

 就職活動のため東京へ向かうという生駒市の大学3年、金子祐美さん(21)は「軽井沢の事故があったので、値段や安全性を考慮しながらバスを選んだ」と話していた。

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橿原学院特進13・65倍 私立高校入試出願状況 6日から試験

 県私立中学高校連合会は4日、県内私立高校14校の平成28年度入試の出願状況(2日午後5時現在)を発表した。

(クリックで拡大)

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 総募集定員は2770人で、前年度から10人増加。1万869人(前年度1万1183人)が出願し、平均倍率は3・92倍(同4・05倍)だった。

 倍率が最も高かったのは、橿原学院特進コースの13・65倍。奈良大学付属特進コースの13・57倍、奈良学園理数コースの10・93倍と続いた。いずれの学校も出願は締め切られ、育英西B日程の出願期間は14、15日となっている。

 入試は6日から始まり、7日から順次合格発表が行われる。

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御所市長選 5月22日告示、29日投開票

 御所市選挙管理委員会は4日、任期満了に伴う同市長選挙を5月22日告示、同29日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は4月22日午後2時から、同市役所本館3階会議室で行う。

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空き店舗使いチャレンジショップ 吉野町で5日から

 商店街の空き店舗を使った「チャレンジショップ」が期間限定でオープンする「吉野マーケットプレース」が5~11日、吉野町の上市商店街周辺で開催される。

 空き店舗に悩む商店街と県内外の起業家をマッチングさせ、地域活性化につなげる県の「空き店舗活用起業支援事業」の一環として開催。東北の海産物店や木工雑貨店、手打ちそばの店、ガーデニングショップなどが営業を予定している。

 6日は「ゲストハウス三奇楼」、11日には上市郵便局周辺で、出店や地元産の野菜などが販売される市場も開催。営業時間は全日午前10時~午後3時。問い合わせは、NPO法人「空き家コンシェルジュ」(☎0744・35・6211)。

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織田柳本藩の歴史たどるウオーク 13、14日に天理で

 織田柳本藩の歴史をたどる講演会とウオーキングイベントが13、14日に天理市内で開催される。

 織田柳本藩は、織田信長の弟で茶人の織田有楽斎の五男、尚長が初代藩主で、1600年の関ケ原の戦いで戦功を挙げた有楽斎に、約3万石の所領を大和国に与えられたのが始まり。市内には藩ゆかりのスポットがあり、天理にも伝わる織田家の歴史を知ってもらおうと、同市が主催した。

 13日は市文化センターで午後1時から、天理大の近江昌司名誉教授と、谷山正道教授が講演。中世や近世における柳本藩の歴史をたどる。

 14日は正午から、藩ゆかりのスポットをめぐるウオーキングイベントを実施。桜井市の大神神社をスタート地点に、織田家の陣屋跡や崇神天皇陵、黒塚古墳丘など、約5キロの行程を、近江、谷山両教授の案内のもと約4時間かけて歩く。

 両日とも定員は先着250人で参加費300円。申し込み、問い合わせは市産業振興課(☎0743・63・1001)。

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ラップも取り入れ、斬新「義経千本桜」 高田高生が6日公演

 県立高田高校(大和高田市)の1年3組の生徒が、歌舞伎の演目を現代風にアレンジした演劇「義経千本桜」を、6日午後2時から、橿原市の橿原文化会館小ホールで上演する。

公演に向けて練習する生徒

公演に向けて練習する生徒

 総合的な学習で取り組んだ成果を披露する授業公演。同校の所在地が静御前の母親の出身地とされ、義経とゆかりがあることから企画した。台本や演出も生徒らを中心に行い、ラップや寸劇などを取り入れた斬新な内容となっている。

 舞台監督を務める魚谷琴さん(16)は「歌舞伎を親しみやすく、楽しく見ることができるように表現した。楽しんでいただきたい」と話していた。公演は入場無料。定員300人。

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幻想の夜に春願う 春日大社で「節分万燈籠」

 節分の3日、奈良市の春日大社で約3千基の燈籠に火をともし無病息災などを願う「節分万燈籠」が行われ、20年に1度の本殿修理「式年造替(しきねんぞうたい)」が進められている境内が幻想的な雰囲気に包まれた。

春日大社で行われた節分万灯籠

春日大社で行われた節分万灯籠

 回廊や参道には、平安時代末期以降に奉納された釣燈籠約千基、石燈籠約2千基が並び、毎年節分と盆に万燈籠が行われている。

 この日夕、花山院弘匡宮司が、修理中の本殿からご神体が移されている御仮殿の燈籠に点火。境内の燈籠に次々に火が入れられると、参拝者らは淡い明かりに見入りながら「春」への願いを込めていた。奈良・節分万灯籠3

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関係者込みですが…大立山まつりに5万人超 目標上回り知事ホクホク

 県は3日、奈良市の平城宮跡で1月29日から今月2日にかけて初開催した無病息災を祈るイベント「大立山まつり」の来場者が5万1千人となり、目標の3万人を超えたと発表した。

満面の笑みで大立山まつりについて「来年も工夫を凝らしてぜひ開催したい」と意欲をみせる荒井正吾知事

満面の笑みで大立山まつりについて「来年も工夫を凝らしてぜひ開催したい」と意欲をみせる荒井正吾知事

 県によると初日の29日は雨のため、四天王をモチーフにした人形(大立山)4基のうち2基だけの巡行となったほか、県内の伝統行事を紹介するステージイベントも中止になるなどし、来場者は1500人にとどまった。

 しかし、土曜の30日には天候が回復したこともあり1万7千人、日曜の31日には1万9500人に。1日は6千人、2日は7千人が来場した。県によると来場者数はすべて、関係者を含めた数字という。

 荒井正吾知事は3日の定例記者会見で大立山まつりについて「無事に終わり、(会場の反応も)大変好評だった。寒さ対策や会場の暗さなど、考えないといけないことはあったが、喜んでいただいたと思う」と評価。「来年も工夫を凝らしてやっていきたい。これから『伸びる』イベントになるんじゃないかな」と継続して開催する意向を見せた。

 県はまつりで使われた四天王の人形のうち、2基を奈良市の近鉄奈良駅と県庁に近く飾る予定で、準備を進めている。

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県産イチゴ「古都華」を味わい食を考える 奈良市の小学校で食育授業開始

 奈良市内の小学校で県のブランドいちご「古都華」を使った初の食育授業が始まった。地元の食材に親しんでもらおうと、市が学校に無償で提供し、市ブランド推進課の職員が授業を実施する。3月まで計12校で行い、各校の3、4年生ら計約千人に1粒ずつ提供される。

授業の最後に「古都華」をほおばる児童

授業の最後に「古都華」をほおばる児童

 古都華は平成23年に品種登録された県育成品種で、色が濃く光沢があり、糖度、酸度ともに高い濃厚な味わいと強い香りが特徴。だが、県農業水産振興課などによると、県内のいちごの作付面積約100ヘクタールのうち古都華は5~6ヘクタールと少なく、「県民でも古都華を知らない人がまだまだいる」(担当者)という。

 3日、市立伏見小学校で行われた食育授業には、4年生92人が参加。古都華の作り方や特徴をクイズ形式で学んだり、糖度計を使って甘さを計測するなどした。授業の最後に全員に古都華が配られると、口にした児童たちから「すごく甘い」「おいしい」と驚きの声が。米沢慧くん(10)は「甘くておいしかった。授業を受けてどうやって作られてるのかも興味がわいた」と話していた。

古都華の糖度を調べる児童

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貴重な「本朱」塗りで本殿の仕上げ着々 春日さんの式年造替

 春日大社(奈良市)の20年に1度の大修理「式年造替(しきねんぞうたい)」で、国宝・本殿の柱などを彩る本朱(水銀朱)の塗り替え作業が進められている。春日の本殿は貴重な本朱が100%使われている珍しい例という。塗装後は金具の取り付けなどが行われ、3月末頃に色鮮やかな姿が蘇る予定だ。

春日大社本殿で進められている朱の塗り替え作業

春日大社本殿で進められている朱の塗り替え作業

 春日大社の本殿は4棟が東西1列に並び、現在の建物は幕末のものだが、平安時代末の優美な姿を伝える。今回の修理では、檜皮屋根の葺き替えがすでに終わり、現在は朱の塗り替えが行われている。

 本殿の柱や扉などに塗られているのは赤色顔料で貴重とされる本朱。中門などで本朱が塗られているのは3割程度でほかは鉛丹だが、本殿では100%本朱が使われている。作業はまず古い朱を落とし、膠を使って下塗り、さらに上塗りをはけで進めている。作業に取り組む「小西美術工藝社」(東京都)の横田敏行副社長は「平均に塗っていくのが難しく、小さな部材の部分は手間がかかる」と話す。

 古来の社殿や調度を守る式年造替では職人や材料の確保も課題だ。本朱は水銀の規制などから製造所は限られて確保が難しいといい、横田副社長は「次回以降はどうなるだろう。代用品はあるが、それを使って文化財といえるかどうか」と語る。

 こうした課題について県文化財保存事務所では「文化財修理には建物に携わる職人だけでなく、道具や材料を作る人たちも必要。さまざまな人の手があって守られていくことを認識することが大切」としている。

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産経新聞販売店も参加、高齢者安否確認 桜井で地域見守り活動協定

 桜井市は1人暮らしの高齢者らが地域で安心して暮らしていけるようにするため、市内を中心とした21事業者と地域見守り活動事業の協定を締結した。

 市と協定を結んだのは、関西電力奈良支社や県LPガス協会桜井支部、県タクシー協会桜井部会、地元スーパー、コンビニ、産経新聞を含む新聞販売店など。「高齢者の姿が見えず、連絡がつかない」「家に新聞がたまっている」など、高齢者の異変に気づいた場合は市に連絡し、市が関係機関と協力しながら安否を確認、対応する。

 同市では、65歳以上の高齢者だけの世帯数は、平成26年度で2516世帯に上り、全体の1割を超えている。同市は23年9月にならコープと見守り活動の覚書を締結しており、参加事業者を増やすことで活動を強化する。

 市は「住民の安全・安心のため、見守り活動体制の整備を進めていきたい」としている。

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年男年女180人が「福は山」 大神神社で節分祭 

 桜井市の大神神社で3日、節分祭が行われ、境内の特設舞台などから申(猿)年生まれの年男・年女ら約180人が、境内を埋めた約千人の参拝者に向かって豆や福餅約4千袋をまいた。

大神神社の節分祭

大神神社の節分祭

 節分は邪気を祓う祭事で室町時代以降、福を迎える行事として、豆まきが広く行われるようになったとされる。一般的に掛け声は「福は内、鬼は外」だが、大神神社では祭神が「福の神」の大物主神で、ご神体が三輪山であることから、掛け声は「福は山」となっている。

 年男・年女らは裃姿で神事に参列。開運厄除けを祈願したあと、拝殿と特設舞台に移動して「福は山」の掛け声で、豆や縁起物の大黒面が当たる福引券が入った福餅をまいた。

 豆まきに参加した奈良市の林美津子さん(71)は「大神神社にはよく参拝に訪れます。みなさんに福を授けられるように一生懸命まきました」と話していた。

大神神社の節分祭

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〝不審者〟鬼を追い払え 保育園児がボールで退治 橿原

 節分にちなみ橿原署は3日、「交通安全豆まき大会」を開催。地元の保育園児が、飲酒運転など危険な行為をする「鬼」に、豆代わりの玉を投げつけて追い払った。

園児たちは赤玉、白玉を投げて見事に鬼を退治した

園児たちは赤玉、白玉を投げて見事に鬼を退治した

 大会には、明日香保育園(明日香村)とたかとり保育園(高取町)の園児約80人が参加。鬼にふんし、「どうろへのとびだし」などと書かれた金棒を持った署員に玉を投げて追い払うなどし、交通安全や防犯について学んだ。たかとり保育園年長の龍田裕輔くん(6)は「道を歩くときは車が来ないか確認しながら歩いて、道路には飛び出さない。交通ルールを守ります」と話した。

 署員らは同署前の四条町交差点で交通安全の啓発グッズ約500個をドライバーに配布。「安全運転でお願いします」と呼び掛けた。

園児たちは赤玉、白玉を投げて見事に鬼を退治した

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法隆寺国際を善行表彰  転落車から人命救助 日本高野連

 日本高野連は3日、大阪市内で定例の業務運営委員会を開き、昨年9月、道路脇の空き地に転げ落ち、あおむけの状態で停止した乗用車から運転手を救助した法隆寺国際高校(奈良)を善行表彰することを決めた。同校に表彰状と記念品を贈る。

 法隆寺国際高校は片桐高校と統合前の斑鳩高校時代、平成15、16年の選抜大会に出場した。

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鬼もひれ伏す「福は内、鬼も内」 吉野山の金峯山寺で節分会

 「福は内、鬼も内」と唱えて豆をまく節分会の行事が3日、吉野町の世界遺産・金峯山寺の蔵王堂であった。

金峯山寺蔵王堂で行われた節分会で、山伏らにいたずらをする「鬼」

金峯山寺蔵王堂で行われた節分会で、山伏らにいたずらをする「鬼」

 鬼に扮した男性が本堂に入り、参拝者や読経する山伏の頭をなでたり、床に寝転んだりと大暴れ。山伏らが「福は内、鬼も内」と豆をまくと、改心して、ひれ伏した。

 寺の開祖と伝えられている役行者(えんのぎょうじゃ)が鬼を改心させ弟子にした故事にちなんだ行事とされる。

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奈良の夜を楽しもう ならまちナイトカルチャー始まる

 「ならまちセンター」(奈良市東寺林町)で500~千円で気軽に落語や狂言などの伝統芸能が鑑賞できる「冬のならまちナイトカルチャー」が始まった。7日までの午後6~7時、さまざまなイベントが開催される。

「ならまちナイトカルチャー」で披露された日本舞踊

「ならまちナイトカルチャー」で披露された日本舞踊

 夜に楽しめるスポットが乏しい奈良市で、観光客に日中とはひと味違う奈良を楽しんでもらおうと、同市が平成20年から毎年開催。各日先着70人(5日に行われる和菓子作り体験は16人)まで、500~千円で伝統芸能が楽しめる。

 初日の2日は、奈良の花街・元林院町の明治から昭和までの文化を写真で紹介した後、「奈良ばやし」などの日本舞踊が披露された。同市の主婦、宮沢扶伎子さん(74)「踊りはもちろん、歌もとてもきれいだった」と話していた。

 予約は当日午後4時まで。問い合わせ、予約は、市総合財団ならまち振興事業部門(☎0742・27・1820)。

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バリアフリーで集客、奈良でもできる 南都銀の観光力創造塾で提言 

 観光活性化や地域振興を考える「観光力創造塾」が橿原市の橿原神宮会館で開かれ、日本バリアフリー観光推進機構の中村元(はじめ)・理事長が「目からウロコ!バリアフリー観光で集客力アップのツボ」と題し講演。国内各地で設置されているバリアフリー情報発信のセンターを、奈良にも開設すべきだと訴えた。

バリアフリー観光の重要性について語る中村元・理事長

バリアフリー観光の重要性について語る中村元・理事長

 同塾は南都銀行(本店・奈良市)が半年ごとに開催しており、今回で5回目。1日に開かれた塾には、県内の自治体や宿泊施設の関係者ら約120人が参加した。

 講師を務めた中村理事長は、バリアフリーな宿泊施設の紹介のほか、観光地、宿泊施設のバリアフリー調査などを行っている「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」を平成14年に開設。講演では、センター開設の経緯を紹介し、「高齢化社会においてバリアフリーな観光地や宿泊施設のマーケットは非常に大きく、早急な対応が求められている」と指摘。「奈良は東大寺の大仏殿も車いすで回れるし、ユニバーサルデザインのトイレも多い。そうした情報発信のためにも、ツアーセンターの設置が必要だ」と訴えた。

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木質バイオマスの有効活用考える 13日にフォーラム

 間伐材などの木質バイオマスの有効活用などについて考える「木質バイオマス利活用フォーラム」が13日午後1時半から、橿原文化会館(橿原市)で開かれる。

 国立研究開発法人「森林総合研究所」研究コーディネーターの木口実氏が「木質バイオマスのエネルギー利用の現状~地域における熱利用を中心として」と題し基調講演。県農林部奈良の木ブランド課の担当者が「奈良県の木質バイオマスの取組」を紹介するほか、木質バイオマス発電所の運営会社や木質ペレットの製造販売会社の代表者らによる「これからの木質バイオマス利用」をテーマにしたパネルディスカッションが行われる。

 参加無料で、定員300人。申し込みは10日までに県農林部奈良の木ブランド課にFAX(0742・27・1070)で。問い合わせは同課(☎0742・27・7470)。

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介護と仕事の両立どうする? 20日に奈良市で講座

 「介護と仕事の両立」講座が20日午後1時半から、奈良市の男女共同参画センターあすならで開かれる。

 総務省の平成24年の調査によると、家族の介護などを理由に離職・転職する人は年間約10万人。高齢化の進行で介護者はさらに増加すると見込まれており、孤立しない介護のあり方を考えてもらおうと市が企画した。

 講師は、「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」事務局長を務める津止正敏・立命館大教授。1歳から就学前の幼児の託児(無料)あり。参加対象は奈良市に在住か在勤、在学者で、参加費は無料。

 定員40人で、申し込みは10日までに往復はがきに講座名と住所、氏名、年齢、電話番号などを記入し、〒630-8245 奈良市西之阪町12の同センターへ。FAX(0742・25・0600)や電話、市ホームページでも受け付けている。問い合わせは同センター(☎0742・81・3100)。

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【WEB限定】横尾忠則現代美術館「幻花幻想幻画譚」展招待券プレゼント

 世界文化賞を受賞した画家、横尾忠則さんがかつて新聞の連載小説のために制作した挿絵を集めた展覧会が横尾忠則現代美術館(神戸市灘区原田通)で開催されている。3月27日まで。

 昭和49~50年に瀬戸内晴美(寂聴)さんが連載した時代小説「幻花」の挿絵371点。ユニークな図像と精緻な線描で、強いインパクトを与える作品で、横尾さん自身も「イラストレーションの総決算」と評している作品が一堂に並べられている。

 開館時間は午前10時~午後6時(金・土曜は午後8時まで)。月曜休館(3月21日は開館し翌22日休館)。

 観覧料は一般700円、大学生550円、高校生・65歳以上350円、中学生以下無料。

 詳細はホームページhttp://www.ytmoca.jp/index.html

5人にペア招待券プレゼント

 産経新聞奈良支局は、この招待券を2枚1組にして5人にプレゼントします。応募は、はがきで。郵便番号、住所、氏名、年齢を記入し、〒630-8283 奈良市油留木町44の2 産経新聞奈良支局「横尾忠則展」係へ、2月12日までに必着。応募多数の場合は抽選。招待券の発送で発表に代えます。

歌姫・ちあきなおみ全集 2月24日「昭和の歌コンサート」

 懐かしい歌を楽しむ「昭和の歌コンサート」が24日午後2時から、大阪市北区堂島のエルセラーンホールで開催される。

ソプラノの吉田亜矢子さん

ソプラノの吉田亜矢子さん

 今回は、数々のヒット曲を世に出しながら、忽然(こつぜん)と表舞台から姿を消した昭和最後の歌姫、ちあきなおみの歌謡集をお送りします。曲目は、喝采▽四つのお願い▽円舞曲▽無駄な抵抗やめましょう-など。出演は吉田亜矢子さん(ソプラノ)、西村薫さん(メゾ・ソプラノ)。伴奏は、藤渓優子さん(ピアノ)、立川正美さん(サックス)。入場料は2800円(要予約)。

 予約・問い合わせは、産経新聞開発事業部へ電話(☎06・6633・6838)で。「ウェーブ産経」の会員はお申し出ください。受付時間は平日午前10時~午後5時。

 産経新聞開発のホームページはhttps://www.esankei.com/

 また、産経新聞ファンクラブ「ウェーブ産経」は会員を募っています。

 詳細はホームページhttp://wave.sankei-kansai.com/をご覧ください。

「ギャンブル断ち」したい人へ 依存症治療 ワンネスグループが夜間コース開設

 依存症者やその家族らの支援を行う一般財団法人「ワンネスグループ」(大和高田市)が、週1回の夜間プログラムに通って「断ギャンブル」を目指す全28回の夜間治療コースを開設した。依存症治療は施設入所が基本といい、夜間コース設置は同グループで初めて、全国でも珍しいという。同グループの三宅隆之副代表は「依存症治療の間口を奈良から広げていきたい」としている。

 夜間コースは、原則毎週水曜日の午後7時~9時、大和高田市の同グループ施設で実施。先月20日に第1回が行われ、6月末までの全28回で「断ギャンブル」を目指す。

 治療は、「なぜのめり込むのか」「何がストレスになっているのか」などをグループワークを通じ自覚する「回復のためのワーク」。金銭管理や、本人や家族へのカウンセリングなども行われる。

 同グループではこれまで、ギャンブル依存症の治療は生活習慣などを根本から変える必要があるため、入所して約1年半かけて実施。だが、休職や退職を余儀なくされるため、入所に至る相談者は10人に1人未満という。

 厚生労働省の調査では、国内のギャンブル依存症者は536万人と推計され、成人全体の4・8%。だが、同グループへの相談件数は昨年1年間で209件にとどまっている。三宅副代表は「相談の9割は本人ではなく家族だが、休職や退職となると躊躇する人が多い」といい、「まず通って、それでも治らなければ入所を検討してもらい、少しでも治療への間口を広げていきたい」としている。

 夜間コースの費用は25万円、定員10人で、2月中旬までは途中参加可能。また、マンツーマンの面談でギャンブルの「節制」を目指すコースも4月以降に開設予定という。問い合わせは同グループ(☎0745・24・7766)。ホームページはhttp://oneness-g.com/

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「シシ肉おいしかったよ」、五條市の学校給食にジビエ料理登場

 五條市立幼稚園と小・中学校で、食肉処理加工施設「ジビエール五條」(同市阪合部新田町)で加工したシシ肉を使った給食が初めて提供された。

シシ肉を使った給食を食べる児童ら

シシ肉を使った給食を食べる児童ら

 「全国学校給食週間」(1月24日~30日)の取り組みの一環として、同市学校給食センターが実施。献立は、シシ肉を使った「ぼたん汁」や同市産の古代米(黒米)の「古代米ご飯」、柿の葉すし、「大和高原鶏の唐揚げ」など。2幼稚園と8小学校、中学校5校に計約2400食を提供した。

 市立五條小学校では、太田好紀市長らも試食に参加。児童らは「(シシ肉を)初めて食べた」「おいしい」などと話していた。

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【鹿角抄】一人一人の声の先にあることは? 重症心身障害児を支える家族の思い

 東大寺境内にある重症心身障害児者らの療育施設「東大寺福祉療育病院」と、患者と家族が一時滞在し休息する「奈良親子レスパイトハウス」の共催で先月末、「小児在宅医療とレスパイト」をテーマにしたセミナーが開かれた。

 参加したのは、これまでに施設を利用した家族や、それに同行した医師ら。レスパイトハウスの利用は原則、患者の主治医が同行することになっており、セミナーではこうした医師から、「病院では見ることのできない父母のリラックスした顔を見られ、頑張ろうという気持ちになった」といった声が聞かれた。

 他界した長男と約5年前に訪れたという父親は「世間一般と比べると病気を抱えた子供についてネガティブになりがちだが、シンプルにこの子と向き合っていこうという思いになれる機会だった」と明かした。また別の母親は、「息子が『か弱くて助けが必要』なだけの存在でなく、生きる力や勇気をプレゼントしてくれる存在になった」と生き生きと話していた。

 医療の進歩で在宅で療養生活を送る子供が増える一方、子供やその家族を支える態勢はまだ不十分だ。この母親は「あっという間に命が奪われるようなわが子を守るため、24時間闘っている」と厳しい現状を話した。

 レスパイトハウスをこれまでに利用した家族は約60組。同じ時代をともに生きる私たちにできることを広げていけるよう、一人一人が訴える「小さな声」を、発信していきたい。(山﨑成葉)

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