奈良県で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

文化財守れ、奈良国立博物館で消防訓練

文化財防火デー(26日)に合わせ29日、奈良市の奈良国立博物館で消防訓練が行われ、職員らが避難誘導の経路や防火対策を改めて確認した。

初期消火訓練に取り組む奈良国立博物館の職員

初期消火訓練に取り組む奈良国立博物館の職員

同館と奈良市中央消防署が合同で毎年実施。この日は西新館1階の湯沸かし室から出火したとの想定で行われ、巡回中の職員が119番し、消火器で初期消火。来館者らを出口へ誘導した後、防火服を着用した同館の自衛消防隊が屋内消火栓を使って消火活動に取り組んだ。

訓練終了後は、消火器の使い方の講習も。同館の清水功副館長は「国立博物館の役目である文化財の保存と継承を全うするため、職員には防災の意識を持って仕事に努めてほしい」、奈良市中央消防署の岡田義行消防司令補は「今後も訓練を定期的に続ける必要がある」と話していた。

【関連記事】

万一に備えて 巫女らがバケツリレー 大神神社で防火訓練

あの日を教訓に 世界遺産・法隆寺で放水訓練 文化財防火デー

巫女さんが「一日文化財防災官」 橿原神宮で防火設備点検

文化財を火災から守れ 當麻寺で消防訓練

将来公開されるかも 焼けた法隆寺金堂の壁画、初の本格調査へ

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

うどんのルーツ、「春日餺飥(はくたく)」テーマに心温まる小説募集

 春日大社(奈良市)の「式年造替」を記念し、平安時代に天皇の春日詣で出されためんが再現された「春日餺飥(はくたく)うどん」を知ってもらおうと、奈良グルメフェア実行委員会がこのうどんを題材にした短編小説を募集している。締め切りは3月10日で、同実行委などが帝塚山大学奈良・学園前キャンパスで開催する「2016奈良食育文化祭」(4月23、24日)で選考結果の発表と表彰を行う予定。

春日餺飥うどん

春日餺飥うどん

 餺飥はうどんのルーツとも考えられ、藤原実資の「小右記」に天皇の春日詣で出されたという記録がある。NPO法人「奈良の食文化研究会」がこれにちなみ開発し、奈良市内の飲食店で提供されている。

 募集する短編小説は春日餺飥うどんを題材にした心温まるストーリーで、式年造替を祝い、うどんについての議論を盛り上げるのが目的。大賞1編には10万円が贈られ、「大和路ろまん文庫」として出版される。優秀賞は賞金5万円で、同文庫で出版する予定。

 応募は400字詰め原稿用紙30枚以内(ワープロ原稿はA4用紙で1行40字、40行で印字し7枚以内)で、表紙の1枚目にはタイトル、氏名(ペンネームの場合は本名も)、住所、電話番号、職業、生年月日を記し、200字程度であらすじを明記し、右肩とじで。送付先は〒630-8325 奈良市西木辻町139の6「京阪奈情報教育出版」の小説コンテスト係へ。

 同社のホームページ(http://www.narahon.com/)にも、応募要項を掲載している。問い合わせは同係(☎0742・94・4567)。

【関連記事】

うどんのルーツは春日さん 奈良市でサミット

春日さんの「餺飥うどん」一度ご賞味あれ 春日大社桂昌殿で

平安期の麺を現代風に再現 「のどごし良くおいしい」 奈良市で試食会

古代が食べた?うどん再現 奈良公園のイベント「春日はくたくうどん」披露

フルーティーな「奈良の生酒」いかが? 奈良のお酒を推進する実行委発売

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

起業家目指す女性のために 2月5日にセミナー

 先輩女性起業家が体験談を語る「第5回女性起業家事業支援『Leapなら』セミナー」が2月5日午後2時から、県経済倶楽部(奈良市)で開かれる。

 専業主婦で事業を立ち上げ、県内業界トップにまで成長した不動産賃貸仲介業「山晃住宅ホールディングス」の前田祥子代表取締役会長が講師。「事業拡大のために乗り越えてきたこと」と題して講演する。

 対象は女性起業家や起業を目指す女性で、講演後には講師との交流会も。参加無料で定員40人(先着順)。申し込みは「ブルーオーキッドコンサルティング内『Leapなら』事務局」にFAX(0742・81・8130)かメール(info@leap-nara.jp)で。問い合わせは同事務局(☎0742・81・8120)。

【関連記事】

働きたいママを支援 起業などニーズに合わせた専門講座開講へ 

【私の働き方】《番外編》育児と仕事両立 社会の環境づくりと意識改革必要

奈良市の合計特殊出生率1・25で横ばい 35歳以上の出産3割

【私の働き方】「好き」を仕事に ファッションスタイリスト 岩澤奈穂さん

【私の働き方】「生きる力」取り戻した、主婦からエステオーナー 田畑優美子さん

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

【高校野球】智弁学園がセンバツ切符 2年ぶり10回目の出場

 第88回選抜高校野球大会(3月20日から12日間・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が29日、大阪市内で行われ、県内からは智弁学園が出場することが決まった。智弁は2年ぶり10回目の選抜大会出場となる。

選抜大会出場が決まり喜びを爆発させる智弁学園の選手

選抜大会出場が決まり喜びを爆発させる智弁学園の選手

 対戦相手を決める組み合わせ抽選会は3月11日午前9時から、大阪市内で開かれる。大会は準々決勝翌日に休養日が設けられ、雨天順延などがなければ31日に決勝が行われる。

【関連記事】

【高校野球】大阪桐蔭が優勝 秋季近畿大会 智弁は選抜に望み

【高校野球】智弁4強ならず、大阪桐蔭に敗れる 秋季近畿大会

【高校野球】平城、コールドで1回戦敗退 秋季近畿大会

【高校野球】奈良大付、1回戦で敗退 秋季近畿大会

【高校野球】智弁は神港学園と対戦 秋季近畿地区大会組み合わせ決まる

【高校野球】智弁が2年ぶり優勝、奈良大付、平城も近畿大会へ 秋季近畿大会県予選

【高校野球】智弁と奈良大付で4日決勝戦、奈良と平城は3位決定戦へ 秋季近畿大会県予選

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

要介護者が退院するのは大変でしたが・・・7市町村でルール初策定、引き継ぎも円滑に

記事の内容を要約すると、

◇これまでは、要介護者が病院を退院したり、転院したりする場合は、決まったルールがなく、病院での症状などの情報がケアマネージャーや転院先の病院にきちんと伝わらないケースがあった。

◇この問題を解消するため、厚生労働省がモデル地域を指定し、統一ルールを決めて運用する実証を始めた。

◇県内では7市町村が対象となり、要介護者が退院、転院する場合は事前に資料作成や情報伝達するルールを決めた。

 要介護者が入退院する際、病院から介護支援専門員(ケアマネジャー)に病状や生活支援情報の引き継ぎが円滑に行われるための「退院調整ルール」が桜井市などの県内7市町村で策定された。厚生労働省のモデル事業「都道府県医療介護連携調整実証事業」として実施し、運用を通じて課題や必要な改善策を模索、よりよい地域包括ケアの仕組み作りを目指す。

 対象は、桜井市▽宇陀市▽川西町▽三宅町▽田原本町▽曽爾村▽御杖村の7市町村。各市町村の高齢福祉担当課と病院(6カ所)、地域包括支援センター(10カ所)、居宅介護支援事業所(61カ所)、小規模多機能型居宅介護事業所(9カ所)が参加する。

キックオフ会議で「退院調整ルール」の説明を受ける病院や介護施設職員ら

キックオフ会議で「退院調整ルール」の説明を受ける病院や介護施設職員ら

 県中和保健所が平成27年6月に7市町村で行った調査では、病院とケアマネの間で退院調整に関する連絡がなかったケースは約50%にも上ることが判明。「退院直前に退院日を知らされ、退院後の相談をする余裕がなかった」「看護サマリー(既往症や病気の具合などをまとめた資料)がなく、入院中の状況がわからない」といった課題が浮き彫りになった。

 国は少子高齢化社会化が進む中、地域で要支援者を支えられる地域包括ケアシステムの構築を進めようと、26年度からモデル事業を実施。すでに18府県で同様の退院調整ルールづくりが行われている。

 運用が始まった20日、橿原市で開かれたキックオフ会議には、病院や介護施設の職員ら約110人が参加。中和保健所の和家佐日登美課長が退院調整が必要な患者の基準などについて説明し、「ルール策定後も関係者が協議し合い、改善し続けることが重要だ」とした。

 参加した宇陀市立病院の看護師、中地淳子さん(59)は「やっと統一のルールができたので院内外での調整も容易になり、連携もスムーズになると思う」と話していた。

キーワード=「退院調整ルール」

 要介護者の入退院に当たり、病院とケアマネジャー間の調整ルールを明記したもの。ケアマネが決まっているケースと決まっていないケースを想定し、プロセスを明確にルール化した。

 要介護認定を受け、ケアマネも決まっている患者の場合は、病院側がケアマネに入院を連絡。ケアマネは3日以内に、家族構成や緊急連絡先のほか、介護情報などを記入した「入院時情報提供書」を病院に提出する。入院中も情報交換を行い、退院については5日以上前に、病院がケアマネに連絡。ケアマネは退院カンファレンスや情報交換でケアプランの作成を進め、退院準備を可能な限り支援するとした。

 要介護認定を受けず、ケアマネも決まっていないが、歩行や食事、排泄など日常生活で介助が必要で、退院調整が必要と判断される場合は、病院は患者と家族に介護保険利用についての意向を確認のうえ、退院の5日以上前に地域包括支援センターに連絡。センターと連携し、介護保険の利用に関する支援を進め、退院後の円滑なサービス利用を進める。

【関連記事】

福祉や介護の現場見てみよう 2月6日に職場体験ツアー

認知症の理解深めて 28日に奈良でフォーラム 介護家族の座談会も

11月に「なら介護の日」、落合恵子さんの経験談も

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

文豪・志賀直哉旧居など8件 新たに県指定の文化財に

 県教育委員会は28日、文豪、志賀直哉が自ら構想し住んだ奈良市高畑町の「志賀直哉旧居」(奈良学園セミナーハウス)など6件を県有形文化財、宇陀市室生の「室生の獅子神楽」など2件を県無形民俗文化財に指定することを承認した。これで県の有形文化財は356件、無形民俗文化財は38件となる。

志賀直哉旧居の主屋サンルーム(県教委提供)

志賀直哉旧居の主屋サンルーム(県教委提供)

 ほかに指定される有形文化財は、宇陀市大宇陀岩室の「木造大日如来坐像」▽春日大社(奈良市)の「絹本著色鹿島立神影図(けんぽんちゃくしょくかしまだちしんえいず)」▽興福寺(同市)の「鉄湯釜」▽県立図書情報館(同市)の「大和国絵図」▽田原本町の「笹鉾山(ささほこやま)2号墳出土品」-の5件。

 志賀直哉旧居は、木造平屋一部2階建て(建築面積361平方メートル)の主屋と表門、塀の3棟。昭和4年建築の主屋の中心は南棟に設けられた食堂とサンルームで、文人らの交流の場だった。昭和50年代に老朽化のため建て替えが計画されたが、保存運動が展開され、奈良学園がセミナーハウスとして買収。旧居は和洋折衷の部屋を組み込んだ代表例で貴重という。

平安時代の作とされる木造大日如来坐像(県教委提供)

平安時代の作とされる木造大日如来坐像(県教委提供)

 木造大日如来坐像は皇大神社境内にある大日堂の本尊。像高91・4センチの一木造りで、宇陀地方に伝わる平安時代中期にさかのぼる密教仏の優品という。

 鉄湯釜は北の湯釜(口径147センチ)と南の湯釜(同152センチ)があり、興福寺の湯屋で使われた。平安時代末期から鎌倉時代にかけてのもので、湯屋に関連する遺品は全国的にも少ないという。

 また、室生の獅子神楽は龍穴神社の秋の例祭で行われ、宇陀地方の代表的な2人立ちの獅子舞として貴重としている。このほか、宇陀市室生龍口の「龍口の獅子舞」も指定される。

龍穴神社の秋の例祭で行われる室生の獅子神楽(県教委提供)

龍穴神社の秋の例祭で行われる室生の獅子神楽(県教委提供)

【関連記事】

国の宝、後世に伝える現場を見る 文化財修理作業一般公開

奈良国立博物館で「新たに修理された文化財」展

上村松園ら3代の名画を鑑賞 松伯美術館で「温故知新」展

仏教の「箱」の美を味わう 大和文華館で特別企画展

世界の考古美術品など一堂に 天理参考館で特別展始まる

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

全国での必勝誓う 二上スポーツ少年団女子バレー部員が香芝市役所訪問

 今年3月に福岡県で開かれる「第13回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会」に出場する香芝市の「二上スポーツ少年団女子バレーボール部」が香芝市役所を訪れ、全国大会出場を報告するとともに意気込みを語った。

吉田市長(前列右から4人目)らに全国大会出場を報告した二上スポーツ少年団女子バレーボール部の選手ら

吉田市長(前列右から4人目)らに全国大会出場を報告した二上スポーツ少年団女子バレーボール部の選手ら

 同部は昨年6月と9月に行われた第46回県スポーツ少年団バレーボール親善競技大会で優勝、全国大会出場を決めた。27日は石阪博隆監督と久徳明日香主将(小学6年生)ら選手10人が市役所を訪れ、久徳主将が「県代表として香芝市代表として、みなさんに良い報告ができるようにがんばる」と決意表明。吉田弘明市長が「今まで通りの悔いの残らないプレーをして」と激励した。

【関連記事】

【春高バレー】男子・添上 コンビバレーできず初戦敗退

【春高バレー】女子・天理 大社に惜敗 フルセットで奮戦も、「1勝」遠く

【月刊ならスポ】おばあちゃんに続け、走り幅跳びの吉岡里紗さん 目指すは東京五輪

【月刊ならスポ】究極のロープスポーツ「ダブルダッチ」、世界制覇の女子中生4人

【月刊ならスポ】「結果出せた。将来は欧州へ」、奈良北高自転車部主将・吉岡さん

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

福祉の仕事求める人に説明会 人手不足の解消なるか

 県内の福祉施設の介護職や福祉職に興味を持つ求職者を対象にした「福祉職deあいフェア」が奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれた。企業側の参加は昨年より6社少ない47社だったが、求職者は26人多い180人が参加した。

ブースで採用担当者から説明を受ける参加者

ブースで採用担当者から説明を受ける参加者

 ハローワーク奈良が福祉関係の職業に興味を持ってもらい、就業人口の増加につなげようと平成22年から毎年実施。担当者によると県内の昨年11月末時点での有効求人倍率は1・03倍だが、福祉関連職業の有効求人倍率は4倍と、他の業種に比べて依然として高い倍率だといい、福祉の現場での人手不足が深刻になっている。

 参加した上牧町の門田麻由子さん(29)は、「職業訓練を受ける中、介護職に興味が湧いて参加しました。仕事や現場に対する理解を深めたい」と話していた。

【関連記事】

なぜ、非正規雇用? 4人に1人「正社員の仕事ないから」 南都経済研調査

福祉や介護の現場見てみよう 2月6日に職場体験ツアー

【私の働き方】子供の「第2のおうち」にしたい 東大寺福祉療育病院診療局長・川口千晴さん

がんの在宅緩和ケアを学ぶ 2月13日に公開講座

医学を基礎にしたまちづくり始動 県立医大中心にMBT研設立

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

【まちの近代化遺産】大正時代のエレベーターも 宮本延寿堂

 「薬の町」の面影を伝える古い町並みが残る高取町清水谷に「宮本延寿堂」(延寿堂製薬)の工場がある。木造2階建てのレトロなイメージで、郷愁を感じさせてくれる建物だ。現在は使われていないが尖塔のようなエレベータ棟もあり、その特徴的な姿が静かな人気を集めている。

エレベーター棟を持つ宮本延寿堂の工場

エレベーター棟を持つ宮本延寿堂の工場

 宮本延寿堂は明治37年の創業。主力製品は動悸、息切れなどに効能を持つ「六神丸」で、最盛期には数十人の従業員を雇う町内有数の事業者だった。しかし、大手製薬メーカーの台頭などで、平成8年に廃業した。

 工場は南北に細長い2階建ての建物。大正時代(3~11年ごろ)の建築で、内部が漆喰仕上げの1階が、丸薬・頓服の製造場だった。つくった薬は屋上や平屋部分の屋根で天日乾燥させていたという。

 エレベーター棟は、薬を屋上などに運び上げるエレベーターのための施設で、高さ約9メートル。金属板葺きの宝形屋根のユニークな形は、西洋風建築をイメージさせる。その中には、県内初とされるエレベーター(ドイツ製)が設置されていた。

宮本延寿堂の商標看板

宮本延寿堂の商標看板

 この工場を建てたのは、創業者の宮本喜造。孫の宮本佳胤さん(74)は「エレベーターは今は撤去されているが、子供の頃に一度、乗ったことがある。設置された当時は最新式の施設だったと思います」と話す。

 宮本さんによれば、祖父の喜造は「大きなものが好きな、進取気鋭の人物だった」という。宮本家はもともと医師の家系で、喜造は自ら製薬に乗り出し、一代で大商店をつくりあげた。工場にはそうした喜造の気概が表れているようだ。

 工場南側の平屋の増築部分にはボイラー室があり、そこで湯を沸かし、全館を暖房するという当時最新のシステムを取り入れていた。また、工場の軒回りには帯状の装飾「エンタブラチュア」が施され、建物全体の装飾性を高めている。

 工場は高取町の薬業発展の歴史を伝える重要な遺産。雑誌やネットでも紹介されており、レトロ建築に興味を持つマニアや、建物をスケッチする人たちなどが訪れている。宮本さんは「祖父が建てた貴重な建物をこれからも大切にしていきたい」と話した。(野崎貴宮)

装飾性がある工場の窓部分

装飾性がある工場の窓部分

 ■ひとくちメモ 高取町では飛鳥時代、推古天皇が薬草狩りを行ったとされる。江戸時代から本格化した薬産業は明治、大正期を経て大きく発展。昭和35年の統計では34の製薬業者と217の売薬業者がいたという。町内のくすり資料館では薬産業の歴史が紹介され、薬のパッケージや製薬に使う道具などを見ることができる。町は「薬の町高取」復活プロジェクトを立ち上げ、大和トウキなどの薬草栽培に取り組んでいる。

【関連記事】

【まちの近代化遺産】人を驚かせる〝おもてなし〟棲霞園(現・ロート製薬厚生寮)

【まちの近代化遺産】料亭 百楽荘 雅趣に富む地域の迎賓館

【まちの近代化遺産】旧橿原文庫 建国の精神学ぶ知の拠点

【まちの近代化遺産】信貴山への架け橋「開運橋」、まちに溶け込んだ鉄橋

【まちの近代化遺産】明治の和風〝迎賓館〟 菊水楼

【まちの近代化遺産】カフェとして蘇った大正建築 旧名柄郵便局

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

「おーいペンギンさん」大和郡山で初上演 地元の絵本作家・岡田さん原作

 大和郡山市在住の絵本作家、岡田よしたかさん(59)が手がけた児童書『おーいペンギンさーん』(福音館書店)を原作にした人形劇が30日、同市のやまと郡山城ホールで上演される。

デビュー作となった絵本『おーいペンギンさーん』を持つ岡田よしたかさん

デビュー作となった絵本『おーいペンギンさーん』を持つ岡田よしたかさん

 市民でつくるボランティア団体「図書館とまちづくりネットワーク」が企画。岡田さんは東大阪市出身で、学生時代は芸大で油画を専攻。結婚を機に大和郡山市に移った。展覧会に出品した作品が出版社の目に留まり、これまで10冊以上の絵本を描いている。

 今回上演される『おーいペンギンさーん』は、平成13年発行の岡田さんのデビュー作。銭湯に1人で行った「太郎君」が風呂から上がると服がなく、ペンギンが着ていた黒い服が残っていることに気づく。太郎君はペンギンを必死で追いかけ、途中ワニやクジラに助けられながら、気づけば南極までたどり着く―という奇想天外な物語だ。

 試行錯誤の末、2年半を費やして完成したという本作は、岡田さんにとって「とても思い入れのある作品」。現在、書店では流通していないが、作品に魅了された大阪市の老舗人形劇団「クラルテ」が、10年以上前から本作を題材に上演している。大和郡山市での上演は今回が初めてだ。

 クラルテの制作部担当、隅田芳郎さん(40)は「1つの目標に突き進む子供の力強さがとてもいい」と話す。上演時間は午前11時~午後0時半と、午後2時~3時半の計2回(要申し込み、500円)。

 また、大和郡山市立図書館では、同日午前9時45分から、岡田さんの講演会(要申し込み、無料)と、岡田さんが過去の作品の読み聞かせをする「おはなし会」(申し込み不要、無料)も開催。岡田さんは「絵本にはなっていない、太郎君のその後を描いた紙芝居の読み聞かせもあります。ぜひ来てください」と話している。

 チケットの購入や問い合わせは、大和郡山市立図書館(☎0743・55・6600)。

【関連記事】

78歳劇団舞台に立つ 「愛園座」のメンバー会場を沸かせる

【鹿角抄】「生きがい」を持つ大切さ実感、視覚障害者のお年寄り劇団にエール

やってみようボランティア 5日高取でイベント 平均78歳劇団の公演も

平均78歳の劇団、本格デビュー 盲養護老人ホーム入所者が12月に公演

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

チャモロダンスで交流も 高取国際高生にグァムの高校生が訪問

 米グアムの高校生が県立高取国際高校(高取町)を訪問し、授業参観やクラブ活動の見学、体験を通じて交流を深めた。

グアムの高校生とダンスを楽しむ高取国際高校の生徒

グアムの高校生とダンスを楽しむ高取国際高校の生徒

 訪問したのは約2千人の生徒が在籍するグアム最大の高校、ジョン・F・ケネディ高校の生徒ら17人。昨年に続く2回目の訪問で、23日から高取国際高の生徒宅にホームステイ。25日、朝からオリエンテーションや授業参観、生徒交流会などに参加した。

 高取国際高で行われた歓迎式では、同校の生徒会副会長、植田健介さん(17)が「短い時間ですが、互いの文化について理解し、一緒に楽しみたいです」と英語でスピーチ。ケネディ高を代表し、11年生のリカルド・スリガオさん(16)が「日本文化の素晴らしさに感動しました。両校の絆がずっと続くことを祈り、今日は一生の思い出を作りましょう」とあいさつした。

 ケネディ高の生徒らは、グアムの伝統的な踊り「チャモロダンス」を、伝統衣装を身に着けて披露。高取国際高の生徒らもステージに上がり、一緒にダンスを楽しんでいた。

高取国際の生徒らもグアムの高校生らとダンスを楽しんだ

高取国際の生徒らもグアムの高校生らとダンスを楽しんだ

【関連記事】

ゲームや歌で外国人青年とふれあい 2月6日に国際交流イベント

【鹿角抄】外国人観光客と交流し、生きた語学教育できるかも

橿原高生が中国語の発音教わる 台湾の生徒と交流

地域と環境緑化でタッグ 平城高校でグリーンアクション

高田高生が英語で外国人にガイド 東大寺、奈良公園を案内

バンビシャス・アシュビー選手が奈良支局訪問 職場体験の中学生と

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

若手アーティストの才能感じて 「明日香の匠」展 万葉文化館で

 明日香村在住の作家や、昨年まで3回開かれたアートイベント「飛鳥アートヴィレッジ」に参加した作家らの作品を集めた「明日香の匠」展が同村の万葉文化館で開かれ、絵画、工芸、写真、現代アートなど、さまざまな分野の作品が並んでいる。31日まで。

佐藤学さんの現代アート

佐藤学さんの現代アート

 展示されているのは、15分野の作家37人の作品計60点。若手作家を招待し開かれた飛鳥アートヴィレッジの参加者、笠間弥路さんの作品は、明日香幼稚園の園児らの協力で制作した川原石を使った現代アート。また、水跡が残る紙片をつなぎ合わせた佐藤学さんの作品は滝のようなイメージで、大地や森などを表現している。

 このほか、洋画では川本惠さんの「明日香路」、写真では上山好庸さんの「飛鳥路夕景」、陶芸では脇田宗孝さんの「飛鳥幻想」など。ギター製作者の折坂諭さんによる「螺鈿紫檀六弦琴」と「紫檀杉四弦琴」も展示されている。

 主催する実行委員会では「明日香の作家の作品を一堂に集めた。多彩な芸術を楽しんでほしい」としている。入場無料で、31日午後1時からは佐藤学さんの指導により、参加者全員で作品を作り上げるワークショップも開かれる。参加は小学校の高学年以上が対象で、筆や書道用下敷きなどの持参が必要。問い合わせは村教委内の実行委員会(☎0744・54・3636)。

折坂諭さんの「螺鈿紫檀六弦琴」など

折坂諭さんの「螺鈿紫檀六弦琴」など

【関連記事】

「甘くておいしいよ」、明日香村で「いちご狩りパーク」オープン

朝ドラのモデル「加島屋」ゆかりの黄金茶碗 2月から寧楽美術館で公開

現代アートと街が融合 「学園前アートウィーク」7日スタート

當麻寺にシャガール 1日から「葛城発信アートFAIR2015」

大神神社境内に魂、生命のアート 田原本の洋画家・柴田さんの作品展

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

認知症の家族にどう接したらいい? 二階堂高生が役割分担し学ぶ

 認知症について正しく理解し、適切な接し方などを学んでもらおうと、天理市の県立二階堂高校(匠原記世子校長)で「認知症サポーター養成講座」が開かれ、1年生約190人が参加した。

認知症の高齢者がいる家庭を想定したロールプレーに取り組む生徒

認知症の高齢者がいる家庭を想定したロールプレーに取り組む生徒

 同校では昨年4月、生徒が自分の興味や進路希望に合わせて科目を選択し、「社会人基礎力」を養成するキャリアデザイン科(総合学科)を開設。今回は同科の1年生が自分の進路を考える「産業社会と人間」の授業の一環として受講した。

 22日に開かれた講座では、同市の地域包括センターの職員らが講師として、認知症に関する基礎知識や、対応の心得などを講義形式で説明。その後、認知症患者のいる家族を生徒がロールプレー(役割分担)形式で演じ、認知症患者が「家族の名前を忘れた」「食後すぐ『ごはんまだ?』と言い出す」といった場面ではどう対応すべきか、適切な対応方法について意見を交わした。

 参加した門野真依さん(16)は「認知症の人には家族がゆっくり、丁寧に対応して、落ち着かせてあげることが大事なことだと思いました」と話していた。

【関連記事】

認知症患者の徘徊対策 住宅会社がGPSシューズ販売 スマホやパソコンで追跡できる

認知症高齢者らの財産守れ、生駒市が権利擁護支援センター開設

【日本の議論】認知症老人の財産がシャンパンタワーに消え… 弁護士らの専門職後見人の横領続出

高齢者の財産守れ、産官学で管理サポート…医師がテレビ会議で面談も

【高齢社会の男と女】「交際相手が音信不通に」「子供の反対で破局して」…シニア婚活、成功の秘訣は?

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

百人一首で古典の勉強 高田高生が恒例の「かるた大会」

 高田高校(大和高田市)で、毎年恒例の「新春小倉百人一首かるた大会」が開かれ、1年生の生徒たちが札を取り合った。

新春小倉百人一首かるた大会で札を取り合う生徒

新春小倉百人一首かるた大会で札を取り合う生徒

 日本の伝統文化に親しむとともに古典学習に役立て、生徒たちの親睦を図ろうと毎年開催。大会は体育館で開かれ、1年生の生徒約360人がグループに分かれ、教諭らが読み上げる札を取り合って点数を競った。

【関連記事】

高田高生が英語で外国人にガイド 東大寺、奈良公園を案内

往年のシネマ街を感じて 大和高田で「なつかしの映画展」

大和高田の食材で高校生が知恵しぼる 「おべんとうグランプリ」

高田愛が後押し? 雑誌スポンサー制度好スタート 県内図書館では差も

【ふるコレ】商都・大和高田繁栄の象徴 大衆演劇の鑑賞券

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

万一に備えて 巫女らがバケツリレー 大神神社で防火訓練

 文化財防火デーに合わせ、桜井市の大神神社で、神社自衛消防隊や地元消防団などによる防火訓練が行われた。

放水訓練も行われた

放水訓練も行われた

 境内の祈禱殿から出火したとの想定で、発煙筒がたかれる中、巫女や女性職員らがバケツリレーで消火訓練。また、放水銃を使った男性職員らによる放水訓練なども実施された。

 訓練に参加した新人巫女の松井カルナさん(19)は「こんな本格的な訓練に参加したのは初めて。火災は起きないことが一番ですが、万が一のときにはてきぱきと行動できるようにつとめていきたい」と気持ちを新たにしていた。

【関連記事】

あの日を教訓に 世界遺産・法隆寺で放水訓練 文化財防火デー

巫女さんが「一日文化財防災官」 橿原神宮で防火設備点検

文化財を火災から守れ 當麻寺で消防訓練

焼損の法隆寺金堂壁画、最新科学で期待高まる新発見

将来公開されるかも 焼けた法隆寺金堂の壁画、初の本格調査へ

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

地域ぐるみで子育て応援しよう 2月19日にセミナー 参加募集

 社会全体で子育てを応援する大切さを考えてもらおうと2月19日、奈良市の奈良商工会議所で県主催の「なら子育て応援セミナー」が開かれる。

 3人の子供を育てながら大阪府内で子育て支援拠点を運営するNPO法人「ハートフレンド」代表理事の徳谷章子さんが、「子どもが主人公になるまちづくり」と題して講演。地域ぐるみの子育て支援活動を始めた経緯や、地域でのネットワークを生かしてできることなどを報告する。

 このほか、田原本町で親子のふれあい遊びの講座などを開いている団体や、吉野町で親子が集まるカフェを運営している一般社団法人の活動も紹介する。

 参加無料。定員は100人で、先着順。申し込みは2月12日まで。問い合わせは事業委託先の「ヒューマンアカデミー」(☎06・6258・5339)。

【関連記事】

今度祖父母になる人へ イマドキの子育てとは? 奈良佐保短大で講座

怒鳴らない子育てをしよう 県が指導者養成 保護者に〝伝授〟

災害時に子供を守るには? 子育て世代へ「防災BOOK」 生駒市作成

児童虐待は夫婦の不和に原因あり 経済的問題も要因

子供の在宅医療どうする? 31日に交流セミナー

中学卒業までの通院医療費助成拡大 天理市、28年度中の適用目指す

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

【私の働き方】子供の「第2のおうち」にしたい 東大寺福祉療育病院診療局長・川口千晴さん

 「病院でなく『第2のおうち』のように思ってもらえる場所にできたら」―。大学病院の新生児集中治療室(NICU)勤務などを経て、重症心身障害児らの療育に取り組む「東大寺福祉療育病院」(奈良市)診療局長の川口千晴さん(49)は、優しいまなざしでこう語る。母親としての視点も生かした細やかな対応で、日々進化する医療現場に向き合っている。

■「全人的医療」を目指し

 約3年前から勤務する東大寺福祉療育病院には現在、約75人の入園・入所者がいる。小児病棟にいる重症心身障害児らは、合併症などを発症する危険性に留意が必要だ。呼吸や体勢など状態に変化がないか、病棟を何度も行き来しては声をかける。

重症心身障害児らの療育に取り組んでいる川口さん

重症心身障害児らの療育に取り組んでいる川口さん

 もともと、疾患のみでなく社会・経済・心理的側面など幅広く考慮し、個々人にあった医療を行う「全人的医療」を目指してきたという川口さん。きっかけは県立医大を卒業後、医局に入局した際に「医者からすると何百人の患者だけど、一人一人の顔と名前を覚えて、それぞれの患者さんを理解しないといけない」と諭した教授の言葉だ。

 医師を志したのは、小学6年のとき、甲状腺の異常で入院した経験から。初めて長期入院する子供らの姿を目にし、「何か役に立てたら」という思いを抱いたという。

■何でも〝自分次第〟

 県立医大で2年間研修医を務めた後は、「静岡県立こども病院」のNICUで勤務。それから再び、県立医大に戻り、NICUを10年間担当した。「研究が将来的な治療に役立つなら」と研究にも取り組み、医学博士の学位を取得。当時、奈良では他県の病院に勤務し、NICUで常勤した女医は初めてだったという。

 「できるのかなという思いはあったけど、何をするにも自分次第。課題があってもどこの現場でも、自分のやりがいを見つけてできることをやっていけばいい」と語る。

 県立医大のNICUに勤めていた29歳のとき、産婦人科医の同僚だった2歳下の夫と結婚。長女を出産する際は出産2週間前まで働き、退院翌日から出勤した。両親は自宅近くに引っ越し、長女の子育てを手伝ってくれた。

 深夜に呼び出しがあれば、幼い長女を車に乗せて両親宅へ。道中は寂しくないようにと、自作の「元気の出る歌」を歌って聞かせた。

 その後は、子供の成長にあわせて働き方も柔軟に変化させてきた。3歳になるころには、定時に帰宅しやすい一般小児科へ。できる限り子供の行事に足を運び、小学校に通い始めると毎朝5時起きで弁当を作った。それでも、ほかの専業主婦の母親と比べ「寂しい思いをさせてた」と今も胸が痛むという。

■医師として母として

 一方、母親としての経験は仕事にも生かされている。生死をさまよう子供が多かったNICUでは、病児の母親らの多くは現実を受け入れることに苦しむケースが多く、治療の傍ら母親らの話にも親身に耳を傾けた。患者らとの絆は深まり、退院後も医師の立場を超えて繋がっている。

 現在は、勤務先で発達障害の子供の親と関わることが多い。関係がうまくいかない親子も少なくなく、勉強を重ねながらじっくり話を聞く。母としての視点から、「手抜きや、息抜きをしたらいい。助けてもらえることは助けてもらえばいい」と励ますこともある。

 「周囲の理解や環境に恵まれてやってこられた」と振り返る川口さん。「一緒に悩みながら、子供たちが一日一日、充実した日を送れるよう手助けできたら」と語った。(山﨑成葉)

 【プロフィル】川口千晴(かわぐち・ちはる)さん 大阪市出身。県立医科大(橿原市)卒業。小児科医として同大付属病院の新生児集中治療室(NICU)での勤務など経て、平成24年から奈良市の東大寺境内にある東大寺福祉療育病院診療局長として重症心身障害児者らの治療や〝生活の場〟づくりに取り組んでいる。医学博士。

【関連記事】

【私の働き方】「楽観的思考」で家庭と両立 弁理士 松山徳子さん

【私の働き方】《番外編》育児と仕事両立 社会の環境づくりと意識改革必要

【私の働き方】「さらり」と「しなやかに」生きる 産婦人科医 島本郁子さん

【私の働き方】「好き」を仕事に ファッションスタイリスト 岩澤奈穂さん

【私の働き方】「生きる力」取り戻した、主婦からエステオーナー 田畑優美子さん

【私の働き方】ひとつの形にこだわらなくていい 県警教養課、七原美枝さん

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

県議会2月定例会は2月29日開会

 県議会は議会運営委員会を開き、2月定例会の日程を2月29日開会、3月25日閉会と決めた。同4、7日に代表質問、同8日に代表質問と一般質問、同9、10日に一般質問を予定している。

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

「出生動向基本調査票」偽造の県職員、停職2カ月

 県は26日、「出生動向基本調査」の調査票37枚を偽造して提出したとして、郡山保健所総務課の女性主査(42)を停職2カ月の懲戒処分にした。

 また、主査が調査員ではないのに統計調査を手伝ったことを知りながら上司に報告しなかったとして総務医療係長(58)を訓告、管理監督責任を問い保健所長(53)と次長(59)を文書で厳重注意とした。

 女性主査は聞き取りに対し「締め切りを勘違いしていたことを相談せずに1人で背負いこんでしまった」などと話しているという。

妻への暴行容疑で逮捕の職員は減給

 また、昨年12月に自宅で妻と口論になり、押し倒したなどとして暴行容疑で現行犯逮捕された県森林技術センターの男性(51)についても同日、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

【関連記事】

出生動向調査票37枚偽造 「仕事たてこんで」と県職員 処分検討

給食に異物混入の男性調理員を懲戒免職 生駒市

給食費紛失で男性主幹を減給 香芝市

汚職の課長補佐を懲戒免職 奈良市 「意識改革徹底する」と市長

「言語道断!」、奈良市職員2人の市住不正入居に仲川市長怒る

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

あなたは大丈夫? 県警本部長がネット防衛指南 2月9日

 「サイバーセキュリティ月間」(2月1日~3月18日)に合わせ、県民のサイバーセキュリティに関する意識向上を図る「サイバーセキュリティ・カレッジinNARA」が2月9日午後1時から、県立図書情報館で開かれる。

 サイバーセキュリティとは、外部からコンピューターへの不正侵入やデータの改竄(かいざん)、情報漏洩などからの防御を示す言葉。攻撃対象は国家から企業、個人とさまざま。また、コンピューターがさまざまな機器や場面で使用されているため、単にパソコンのようなコンピューターだけでなく、インターネットでつながるスマートフォンなどの情報端末は悪意のある人たちにとっては攻撃のターゲットになっている。

 今回の講座は県警と図書情報館の共催で、「みんなで守る サイバーセキュリティ」をテーマに開催。平成17年に警察庁のサイバーテロ対策技術室長に就任するなど、サイバー犯罪捜査に携わってきた羽室英太郎県警本部長が「サイバー犯罪の現状と対策」をテーマに講演。また、一般社団法人「コンピュータソフトウェア著作権協会」の担当者が、「著作権の概要と事件事例」について話す。

 近畿管区警察局奈良県情報通信部の担当者による、パソコンやスマホが遠隔操作アプリ(ソフト)で悪用される事例の「実演」も。参加無料で、定員100人。問い合わせは県警本部生活環境課(☎0742・23・0110)。

ネット利用犯罪増加、自己防衛の心構え必要

 インターネットが普及する一方、個人情報の漏洩やサイバー攻撃の脅威など、さまざまな問題が深刻化している。平成26年11月には、サイバーセキュリティに関する施策の基本方針や国などの責務を明確化した「サイバーセキュリティ基本法」が施行。国は「サイバーセキュリティ月間」を定め、スマホやパソコンなどのセキュリティについて考える機会を促すなど、啓発活動を進めている。

 警察庁の統計によると、サイバー犯罪の総検挙件数は22年に6933件に上り、その後も増加傾向が続いている。最も多いのは、インターネットオークションで落札者に商品を送らず金をだまし取るなどといったネットオークション詐欺を含む「ネットワーク利用犯罪」で、26年の検挙件数は7349件と過去最高を記録した。

 次いで多かったのは、不正に入手した他人のIDを悪用してサーバーに不正アクセスする「不正アクセス禁止法違反」で364件。他人のクレジットカード情報などを不正入手し、電子マネーを購入するなどの「コンピューター・電磁的記録対象犯罪、不正指令電磁的記録に関する罪」が192件と続いた。

 県内でも、全国傾向と同様に検挙件数は増加の一途をたどっている。県警によると、24年は54件だった総検挙件数は、26年には215件にまで増加。また、相談件数は1503件に上り、最も多かったのは「詐欺・悪質商法に関する相談」の865件。ほかは「迷惑メールに関する相談」207件、「不正アクセスなど、コンピューター・ウイルスに関する相談」104件だった。

 相談事例では、「お金を差し上げます。連絡をください」など、身に覚えのないメールが送られてきた▽インターネットバンキングで不正アクセスされ、他人の口座宛に送金された―などがあった。県警は「インターネットバンキングに係る不正送金事案が増加している」とし、「サイバーセキュリティへの関心や理解を深め、自己防衛力を高めてほしい」と呼びかけている。

■内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が提唱する情報セキュリティ対策9か条

①OSやソフトウェアは常に最新の状態に
②パスワードは貴重品のように管理
③ログインID・パスワードは絶対教えない
④身に覚えのない添付ファイルは開かない
⑤ウイルス対策ソフトを導入しよう
⑥ネットショッピングでは信頼できるお店を選ぼう
⑦大切な情報は失う前に複製
⑧外出先では紛失・盗難に注意
⑨困ったときはひとりで悩まず まず相談

【関連記事】

巧妙化するサイバー犯罪に対応せよ! 県警本部長が特別講義

「警備対策果敢に取り組む」 サミット見据え 県下警察署長会議

「日本一安全で安心の奈良を」、3年ぶりの県警年頭視閲式で本部長訓示

「ナピちゃん」誕生、ピープルとピース守る県警の女性キャラ 

「悪に敢然と立ち向かう」、県警が逮捕術大会 200人が競う

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

【鹿角抄】男女が認め合う社会なら お互いが生きやすい

 昨年から県内の働く女性の取材を続けている。遠回りをしながらも夢を実現させた人や、こつこつと地道に働いてきた人。取材では家事に育児にてんてこ舞いだった時期などでも悲壮感をみせず、さまざまな葛藤を乗り越えてきた女性たちの力強さを感じ、元気をもらっている。

 「深く考えることはない。楽観的がいい」「男性とはちがって当たり前。女性ならではの感性を大切にしたい」。明るく話す女性たちの姿は、世間体にとらわれない柔軟な生き方を表しているような気がして、気持ちが軽くなる。

 だが一方で、まだまだ世間の枠に縛られたり、周囲のサポートがなかったりして、「働きたくても働けない」女性は多い。こうした女性たちにとって何かを始める、踏み出せる参考になれば…という思いで記事を書いている。

 子育て中の女性の就職や起業を支援する「ウィメンズフューチャーセンター」(奈良市)代表の栗本恭子さんは「女性が働くためには家族の理解や協力は欠かせない。ママが働くことに対して、とまどう夫もけっこう多い」と指摘する。同センターでは、女性が働き出したときに備え、夫や子供が協力してくれるようなコミュニケーション方法も講座の中で教えていると聞き、驚いた。

 政府が「女性の活躍」を掲げてから、県でも「女性の活躍促進会議」や女性の起業家支援、翻訳家養成講座の取り組みなどに力を入れるようになった。最近は女性が家庭と両立させながら働くためには、「男性の長時間勤務」も見直す必要があるという意見も大きい。社会が多様化する中、男女関係なくワーク・ライフ・バランスをどうするのかといった議論はこれからますます盛んになってくるだろう。

 女性が働くためには、周囲の固定的な意識や価値観が変わらなければ進まない。一朝一夕では無理だろうが、いろんな働き方、生き方を認め合える柔軟性のある社会が、女性も男性も生きやすい社会になると思い、取材を続けている。(有川真理)

【関連記事】

【私の働き方】「楽観的思考」で家庭と両立 弁理士 松山徳子さん

いきいき生活へ、女性の活躍支援講座 2月6日と20日 参加者募集

【鹿角抄】見落とした大切な視点 いつまでも「移住者」じゃない

【鹿角抄】敬虔なムスリムも「イスラム国」の被害者 パルミラの写真展で考える

【鹿角抄】〝普通の生活〟へ支援必要、若年性認知症対策

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

「富より団子」給食に登場 富雄中生徒が考案、市長に〝直談判〟

 奈良市立富雄中学校の生徒らが考案、商品化したごま団子「富より団子」が、同市の中学校の給食メニューに採用された。生徒らが昨年2月に仲川げん市長に直談判、商品価格や納品方法の調整を経て実現した。

中学校給食に登場した「富より団子」(中央の丸い団子)

中学校給食に登場した「富より団子」(中央の丸い団子)

 「富より団子」は4年前、文部科学省の「学区ブランド産品開発」プログラムの一環として同校が取り組み、開発した地元ブランド産品。こしあんを餅粉ベースの生地で包んだ上からゴマや月ケ瀬産の古代米をまぶして揚げたもので、和菓子職人や企業の協力を得て商品化にこぎつけた。「富やお金より、おいしい団子で幸せに!」との思いを込め、「富より団子」と名付けたという。

 生徒から「他の学校の生徒にも食べてもらいたい」との声があがり、仲川市長に直訴。実現に向けた調整では、1個45円で販売していた30グラムの団子を25グラムと小さくして42円に抑え、中国産を使っていたこしあんを国産に変更した。

 初めて提供された8日は、冷凍状態で届いた団子を市内12校の調理室などで油で揚げ、提供。今後、栄養バランスなどを考慮した上で、小学校での提供も検討するという。

【関連記事】

「いつもよりおいしい」、あったか~いご飯給食に 奈良・あやめ池小で自校炊飯

大和トウキなどで「やくぜん茶」 高取町の薬の町プロジェクト第2弾

旬のリンゴとキャラメルソースで冬限定かき氷 ホテル日航奈良

「桑姫のほっぺ」召し上がれ 女子高生が共同開発 クワの葉粉パンとケーキ

ミルク出し大和茶もおつですよ JAアンテナショップで試飲イベント

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

「光明皇后を慕う」 2月6日、春日大社でシンポジウム 参加者募集

 天平の文化と歴史を学ぶシンポジウム「光明皇后を慕う」が2月6日午前10時半から、奈良市の春日大社感謝・共生の館で開催される。

 NPO法人「奈良好き人のつどい」主催。春日大社の花山院弘匡宮司が「春日大社の式年造替」、西山厚帝塚山大教授が「春日大社の信仰世界」と題してそれぞれ講演した後、歴史読本編集長の石井久恵さんの司会で、花山院宮司と西山教授が聖武天皇の皇后、光明皇后について語る。

 午後からは正式参拝と神米がゆの直会(事前予約者のみ)もある。参加費は2千円(神米がゆは別途千円必要)。申し込み、問い合わせは辰巳さん(☎090・8448・8953)。

【関連記事】

華やかな平安王朝文化を満喫 春日大社で特別公開始まる

春日大社式年造替記念し舞楽と講演 2月7日 

優雅に祈念 春日大社で「舞楽始式」 12年ぶり蘇莫者奉納も

邪気をはらう大絵馬の猿 大神神社で参拝者迎える

三が日参拝客244万人 県内5社寺 暖かい気候で前年比増

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

国内外の信者20万人参拝 天理教「教祖130年祭」 世界平和祈念

 天理教の「教祖(おやさま)130年祭」が26日、天理市の教会本部神殿で執り行われ、国内外から約20万人の信者が参拝した。

教会本部神殿に向かって低頭する帰参者ら

教会本部神殿に向かって低頭する帰参者ら

 年祭は、中山みき教祖が明治20(1887)年陰暦1月26日に没した命日にあわせて10年ごとに行われており、今年は130年目にあたる。

 この日は、中山善司真柱が祭文を奏上したあと、天理教における最も重要な祭儀とされる「かぐらづとめ」や「てをどり」が営まれた。にぎやかな鳴り物の音色が響く中、黒い法被姿の信者らは、日々を明るく過ごす「陽気ぐらし」や、世界平和を祈念した。

【関連記事】

中学卒業までの通院医療費助成拡大 天理市、28年度中の適用目指す

邪気をはらう大絵馬の猿 大神神社で参拝者迎える

金堂に祈りの声響く 法隆寺で修正会

優雅に祈念 春日大社で「舞楽始式」 12年ぶり蘇莫者奉納も

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

今度祖父母になる人へ イマドキの子育てとは? 奈良佐保短大で講座

 初孫を迎える人などを対象に、子や孫とのつきあい方を伝授する「おじいちゃんおばあちゃん向けの講座」が2月2日、奈良市の奈良佐保短大で開かれる。

 共働きの家庭が増える一方、待機児童の増加などで祖父母のサポートが子育てに重要となっていることから、同大地域こども学科の石田裕子准教授(乳幼児心理学)が企画。石田准教授は「育児が祖父母に任せきりになってしまうのも良くない。適度な距離感が大切」とし、「今どきの子育て事情」などをテーマに講演する。「託児ボランティア」など、地域ぐるみで子供を育てる仕組みにもふれる予定で、石田准教授は「孫がいない人もぜひ参加して」としている。

 定員30人で、参加無料。同大のホームページの専用フォーム(http://www.narasaho-c.ac.jp/form/course/)などで申し込みを受け付けている。問い合わせは同大(☎0742・61・3858)。

【関連記事】

怒鳴らない子育てをしよう 県が指導者養成 保護者に〝伝授〟

災害時に子供を守るには? 子育て世代へ「防災BOOK」 生駒市作成

児童虐待は夫婦の不和に原因あり 経済的問題も要因

子供の在宅医療どうする? 31日に交流セミナー

中学卒業までの通院医療費助成拡大 天理市、28年度中の適用目指す

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

課題は「いかのおすし一人前」ダンス 求む!キッズポリス

 「キッズポリス」求む!―。県警は、犯罪被害防止の啓発活動に参加する児童らを募集している。3月6日、田原本青垣生涯学習センター弥生の里ホール(田原本町)でオーディションを開き、4月から活動を開始してもらう。

イベントで活動する「キッズポリス」ら(県警提供)

イベントで活動する「キッズポリス」ら(県警提供)

 対象は県内在住の4~7歳の幼児・児童。オーディションでは子供を犯罪被害から守るための標語を盛り込んだ啓発曲「いかのおすし一人前」のダンスを披露してもらい、県警と関係機関の職員らが審査する。

 キッズポリスは、平成26年から県警が募集しており、今年で3年目。任期は4月1日から1年間で、各警察署などが主催する行事に参加し、ダンスなど通じて啓発活動を行う。

 今回選ばれた児童らは、4月の「春の交通安全県民運動」にあわせて各地で開催されるイベントで活動を開始する予定。申し込みは2月17日までに往復はがきに氏名や年齢など記入し、県警本部少年課少年サポートセンター(〒630―8578 奈良市登大路町80)に郵送する。問い合わせは同センター(☎0742・23・0110)。

【関連記事】

「警備対策果敢に取り組む」 サミット見据え 県下警察署長会議

「日本一安全で安心の奈良を」、3年ぶりの県警年頭視閲式で本部長訓示

「ナピちゃん」誕生、ピープルとピース守る県警の女性キャラ 

【私の働き方】ひとつの形にこだわらなくていい 県警教養課、七原美枝さん

巧妙化するサイバー犯罪に対応せよ! 県警本部長が特別講義

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

柿の葉ずし、大和まなの三彩汁… 学校給食で地元の特産味わう

 全国学校給食週間(24~30日)に合わせ、県産食材を使った学校給食の試食会が天理市立朝和小学校で行われ、教育関係者らが児童とともに柿の葉ずしや大和三彩汁などを味わった。

吉田育弘教育長も児童らと一緒に給食を味わった

吉田育弘教育長も児童らと一緒に給食を味わった

 同市では毎年、地場産物の普及啓発につなげようと、この時期に県産食材を使った給食を提供。日頃の食材にも県産米「ヒノヒカリ」や県産野菜を使い、地元食材の活用を進めている。

 25日の献立は、奈良の郷土料理「柿の葉ずし」のほか、地元で栽培された大和の伝統野菜「大和まな」を使った「大和三彩汁」、山添村産の片平あかねのお浸しなど。吉田育弘教育長も児童とともに給食を味わった。

 同校5年の西村亮佑くん(11)は「三彩汁は繊細な味わいでおいしかった。もっと奈良の食材を使った給食を増やしてほしい」と笑顔。吉田教育長は「県としても給食のメニュー開発などをサポートしたい」と話していた。

【関連記事】

「いつもよりおいしい」、あったか~いご飯給食に 奈良・あやめ池小で自校炊飯

薬のまち復活へ 宇陀市で大和トウキ1トン収穫 大手に売り込みも

7つのホテルで恒例の「大和の昼膳」、11日から自慢の和ランチ提供

これぞ「地産地消」…奈良県庁前で「キッチンカー」週2回ランチ、ディナーを提供

奈良県内初、タニタ食堂が天理にオープン 地域住民の健康増進サポート

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

吉野町長選 現職の北岡氏が無投票で3選

 任期満了に伴う吉野町長選挙が26日告示され、現職の北岡篤氏(59)以外に立候補者がなく、無投票で北岡氏の3選が決まった。

 北岡氏は、「夢のある計画を立て、責任を持って実行する」と林業、農業、観光関連産業などの強化による産業振興や雇用創出、子育て支援、幼小中一貫教育の推進、移住・定住の促進などに取り組むとしている。

【関連記事】

現職陣営のみ出席 吉野町長選立候補予定者説明会

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

田原本町長選 新人の森氏が無投票当選 

 辞職に伴う田原本町長選が26日告示され、新人で行政書士の森章浩氏(40)以外に立候補者がなく、森氏の無投票当選が決まった。任期は今月31日から4年間。森氏は県内の町村長では最年少となる。

 森氏は同町出身で、京大農学部卒。短大職員を経て、平成13年4月から昨年12月まで天理市の朝和保育園長を務めた。

町議補選は牟田氏が無投票当選

 一方、町議補選では新人の牟田和正氏(44)が無投票で初当選を決めた。

【関連記事】

「新しい町つくるのは私しかいない」、森章浩氏が出馬表明 田原本町長選

「認識に甘さ、責任取らなければ…」 寺田・田原本町長が辞職へ

トップ不在の議会で副町長が陳謝 逮捕の田原本町長は釈放も無言

寺田典弘・田原本町長逮捕、飲酒運転で事故 「酒抜けていると思った」

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

あの日を教訓に 世界遺産・法隆寺で放水訓練 文化財防火デー

「文化財防火デー」の26日、世界遺産の法隆寺(奈良県斑鳩町)で防火訓練が行われ、参加した僧侶や地元の消防団員らが放水などを行った。

「文化財防火デー」にあわせて法隆寺で行われた放水訓練

「文化財防火デー」にあわせて法隆寺で行われた放水訓練

法隆寺では昭和24年のこの日、金堂から出火し、模写作業中だった壁画などを焼損。これを教訓に翌年に文化財保護法、30年に文化財防火デーが定められ、各地の寺社で訓練が行われている。

この日は金堂と、焼損壁画が納められている収蔵庫で僧侶らが読経。その後、境内の鏡池から水をポンプで吸い上げて放水した。

参加した地元・斑鳩町の小城利重町長は、「これからも世界遺産を守っていくために、火災の起こらない環境づくりをしていきたい」と話した。

【関連記事】

巫女さんが「一日文化財防災官」 橿原神宮で防火設備点検

文化財を火災から守れ 當麻寺で消防訓練

焼損の法隆寺金堂壁画、最新科学で期待高まる新発見

将来公開されるかも 焼けた法隆寺金堂の壁画、初の本格調査へ

地震が起きたら法隆寺へ 斑鳩で避難訓練

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

読もうよ新聞読もうよ新聞

野球教室