近鉄榛原駅前に観光拠点施設整備へ 宇陀市が予算盛り込む
宇陀市は178億9千万円の平成28年度一般会計予算案(前年度比1%減)を3日開会した市議会定例会に提案した。
にぎわいの創出を目指し、近鉄榛原駅前に市営の複合施設を建設するため、用地買収費と基本設計費約1億5千万円を計上した。市の特産品を販売するコーナーや、観光案内所などを設ける構想があり、市の玄関口としてふさわしい施設にしたいといい、市は「地域商業の活性化や観光客の増加につなげたい」としている。
また、総合体育館の西側の市有地などに防災公園を整備する調査費として1200万円を計上した。公園は新たに買収する土地を含めて全体の広さは約5・8ヘクタール。将来は公園内に、宇陀市を中心にした県東部地域の観光の拠点となる宿泊施設の誘致を予定している。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
「奈良の知恵生かしたい」 幸福実現党擁立の田中氏が会見 今夏の参院選
今夏の参院選奈良選挙区(改選1)に幸福実現党が擁立する宗教法人「幸福の科学」奈良巡回支部長、田中孝子氏(60)が3日、奈良市内で会見し「宗教都市・奈良の知恵や慈悲の力を生かした発展を目指したい」と述べた。

立候補への決意を語る田中孝子氏
田中氏は福岡県古賀市出身で、早大社会科学部卒。平成21年の衆院選では奈良2区から立候補した。田中氏は政策について「正しい歴史と道徳教育で子供たちの愛国心を育みたい」などと話した。
参院選奈良選挙区には、自民党が元総務省官僚で新人の佐藤啓氏(36)、民主党が現職の前川清成氏(53)、共産党が新人の和泉信丈氏(32)をそれぞれ擁立している。
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人口減対策は働く場づくり 若者世代定着がカギ 荒井知事が危機感
平成27年の国勢調査の速報値で、県の人口減少率が2・6%減と過去最高となったことを受け、荒井正吾知事は2日の定例記者会見で「ベッドタウンの空洞化によるもの。これから解決へ向けた努力をしなければいけない」とし、改めて雇用創出など県経済活性化の取り組みを進める意向を示した。
県ではこれまで、大阪のベッドタウンとして開発された地域を中心に人口が増加。昭和50年の人口増加率は15・8%と最大だった。荒井知事はこうした経緯にふれ、「県は良好な住宅地として知られ、急速な人口増が進んだが、ベッドタウンに住む子供は定着せず出てしまい、急速な減少が始まっている」と指摘。「ベッドタウンの急速な高齢化、人口減少は避けられない。その社会的ショックを克服するためにも県内に住み、働ける場をつくらないといけない」とした。
また東京圏への一極集中については「就職の関係の社会移動だと思う。東京には仕事の場がある。奈良でも若者の職が見つかることが最大の願い」と述べた。
「法規順守は基本中の基本」、大和高田市の虚偽報告は×
一方、大和高田市が期限内に工事が完了したと虚偽の報告をして国の交付金を不正に受け取っていた問題については、「法規順守というのは基本的必須事項。虚偽の報告は民間だけじゃなく、官庁もしてはいけないのは基本中の基本だ」と批判。「法規順守のメンタリティを定着させるよう、市町村も努力してほしい」と話した。
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お遍路の出会いを写真に 大和郡山で展示会 6日まで
「お遍路」の魅力を伝える写真展「四国八十八カ所巡礼の旅 遍路歩記展」が2日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで始まった。6日まで。入場無料。
昨年、同市の矢田寺境内に〝ミニお遍路〟として「矢田寺へんろみち」と「もみじ公園」を完成させた「矢田寺へんろみち保存会」が、完成を記念して企画。前会長の山下正樹さん(71)が巡礼先で出会ったグラフィックデザイナー、宮本光夫さん(71)=徳島市=が撮影した遍路道の風景や、出会った人々の笑顔などを感想とともに32点展示している。
山下さんは「厳しい自然や人との出会いが一番の魅力」、宮本さんも「遍路道で生まれる色んなご縁を作品にしました。これを機に遍路に興味を持ってもらえれば」と話す。
期間中、「公認先達」の資格を持った遍路経験者が、健康状態に合わせた遍路旅をアドバイスする「相談会」を毎日実施。5、6日には、各札所から運ばれた「お砂」を踏む「お砂踏み」も開催する。問い合わせは山下さん(☎090・5648・1989)。
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大人のスイーツ限定販売 春鹿の酒かす入りチーズケーキ 奈良ホテル
奈良ホテル(奈良市)が今月から、奈良の地酒「春鹿」の大吟醸酒かすが入ったチーズケーキの限定販売を始めた。250個を受注生産し、価格は税込み2700円(送料別)。同ホテルは「奈良らしいスイーツとして贈答用にも最適」としている。
春鹿は、明治17年創業の「今西清兵衛商店」が醸造する奈良の地酒で、まろやかな口当たりと華やかな香りが特徴。その大吟醸酒かすを、フランス産クリームチーズなどと混ぜて焼き上げた。酒かすの香りの中にほんのりとした酸味が漂う大人のスイーツに仕上がったという。
注文は同ホテルショップカウンターか、オンラインショップ(http://www.narahotel.co.jp/ecshop/)から。問い合わせはホテルショップカウンター(☎0742・26・6109)。
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ふるさと納税返礼品大集合 地酒の試飲も 5、6日に奈良市観光センターで
奈良市内の全酒蔵蔵元の酒と、同市のふるさと納税の返礼品が並ぶ「SAKE×HOME 奈良の地酒とふるさと納税物産展」が5、6日の午前11時~午後5時、同市観光センター(同市上三条町)で開催される。
同市が平成22年から開催している「奈良まちなか市場」の第23回として実施。人気を集めているふるさと納税の返礼品約60点を市内の20業者が販売するほか、「豊祝」で知られる奈良豊澤酒造や「春鹿」の今西清兵衛商店など、市内の5蔵元による試飲会が行われる。
入場無料。問い合わせは同市商工労政課(☎0742・34・4741)、開催当日は市観光センター(☎0742・22・3900)。
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斬新!古墳形駅前広場整備に7億円計上 天理市新年度予算案
天理市は前年度当初比4・3%減となる256億1千万円の平成28年度一般会計当初予算案を発表した。7日開会の市議会定例会に提案する。
歳入は固定資産税などの増加で、市税収入が前年度比1%増の74億4千万円。歳出では、高齢化に伴う社会福祉費の増大などで民生費が同2・7%増の99億9千万円となり、歳出全体の約4割を占めた。
主な事業では、天理駅前広場の整備に約7億2900万円を計上。にぎわい創出や文化発信を目指し、特産品を使った食などを提供する「食と旅の拠点施設」やイベントステージを建設する計画で、並河健市長は「市の魅力を発信できる拠点にしたい」とした。来年4月ごろの完成を目指している。
また、移転・新設するごみ焼却施設の周辺10市町村との共同使用に向けた「山辺・県北西部広域環境衛生組合」設立の関連事業費として約8500万円を計上した。
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いじめ防止へ新基本方針 橿原市 各学校の役割を明確化
橿原市は、学校でのいじめの防止やいじめによる自殺など重大事態が起きた場合の対応を定めた「いじめ防止基本方針」を策定した。いじめ防止措置を行う各校の「いじめ問題対策委員会」や、スクールライフサポーターなどの役割も改めて規定したもので、市教委は近く各校に説明する。
市では平成25年に中1女子生徒が自殺。翌年、いじめ防止対策推進法に基づき基本方針を策定したが、調査委員会の報告を受けて市いじめ防止対策委員会がまとめた答申をもとに、基本方針を見直した。
方針では、いじめ問題対策委は各校が校長と複数の教員で組織するとし、すでに全小中学校で設置。いじめの相談・通報の窓口となり、情報収集にあたる。いじめの疑いのある情報があれば、児童生徒への事実関係の聴取、対応方針のとりまとめ、保護者との連携など、組織的対応の中核になる。
スクールライフサポーターは元警察官や元教員で組織し、現在4人が活動。学校を巡回して問題対応について教職員から相談を受け、児童生徒との面談も行う。保健室には臨床心理士らを「こころのケアルームカウンセラー」として配置。いじめ問題対策委はこれら専門家の支援を得ながら対応にあたるという。
基本方針ではいじめ防止の取り組みのポイントを「早期発見」とし、「カウンセラーの紹介やいじめの相談窓口があることを日常的に教室に掲示するなどして児童生徒に知らせる」とした。重大事態が起き、学校主体の調査では十分な結果が得られないと判断されれば、市教委を調査主体に、市いじめ防止対策委員会が調査に当たると規定。児童生徒が自殺した場合は「在校生へのアンケートや一斉聴き取り調査を含め、可能な限りすみやかに主体的に調査を行う」としている。
市では新年度予算案に関連経費を計上。「こころのケアルームカウンセラー」は中学校のみだったのを小学校にも拡充。カウンセラーと市教委の連絡役となるコーディネーターを新設し、連携強化をはかる。
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500体の雛人形がお出迎え 高取で「町家のひなめぐり」始まる
高取町のメーンストリート・土佐街道沿いの民家などに雛人形を展示する「町家のひなめぐり」が始まり、県内外から多くの観光客が訪れている。
住民団体・天の川実行委員会が、町おこしを目的に平成19年から開催し、今年で10回目。メーン会場には実行委が所有する約500体の雛人形が一堂に展示され、圧巻。10回を記念し、奈良女子大同窓会の佐保会が所蔵する全国各地の雛人形や郷土人形約300体も特別に展示されている。
町内の観覚寺地区の有志がつくった高さ約5メートルのジャンボ雛や、上子島老人会が製作した猿のジャンボ雛も。小学2年の孫、山田楓彩さん(8)と訪れた天理市の西浦文子さん(62)は「初めて見に来たのですが、きれいでいろんな表情の雛人形があって、すばらしい」。植村家忠町長は「町民のみなさんがアイデアを出し合い、飾り形なども工夫してこの10年で大きく発展した。多くの人に見ていただきたい」としている。
会期中の毎週土曜日には、町家のひなめぐりのマスコットキャラクター・ひいなちゃんなどが登場するイベントも。31日まで。問い合わせは町観光案内所「夢創舘」(☎0744・52・1150)。
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奈良医大入試で出題ミス 数学の問題に誤り 合否に影響なし
県立医科大は2日、2月25日に実施した医学部医学科の一般選抜(前期日程)の数学の問題文に誤りがあり、受験生全169人を正解としたと発表した。合否に影響はないという。
翌日に採点していた教諭が気づき発覚。2日、ホームページ上で公表した。合格発表は8日に予定どおり実施するという。
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和洋の楽器でコンサート うだ・アニマルパークで6日
和楽器や洋楽器で奏でる「和洋アンサンブル『ウルル』ハートフルコンサート~生きているってすばらしい」が6日、うだ・アニマルパーク(宇陀市)で開かれる。
同園が実施する「いのちの教育」の一環として実施。三味線や尺八などの和楽器と世界各国の笛などを歌声と共に披露する音楽グループ、和洋アンサンブル「ウルル」が演奏を披露する。
午前11時20分、午後0時10分、1時半の3回公演で、各回30分。無料。問い合わせは同園(☎0745・87・2520)。
うだ・アニマルパークのホームページはhttp://www.pref.nara.jp/1839.htm
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5日に奈良ロイヤルホテルで福祉の就職フェア 個別面談も
県内の福祉関係施設や事業所が参加する合同就職説明会「福祉の就職総合フェア」が5日、奈良ロイヤルホテル(奈良市)で開かれる。
午前10時半から、約20法人の若手職員らが職場の魅力をアピールしたり、就活体験談を紹介する「らしさキラキラ・職場プレゼンテーション」を実施。
その後、午後1時~4時半まで、約60法人が施設概要や職務内容などを説明、質問に応じる個別面談も行われる。
45歳以上の求職者を対象にした相談コーナーや、県介護福祉士会などの担当者が医療・福祉関係の資格取得方法について質問に応じるコーナーも。無料。問い合わせは県福祉人材センター(☎0744・29・0160)。
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子育てシェアで民間と手を組む 生駒市が「アズママ」と全国初の協定
生駒市は、「子育てシェア」事業を全国で展開する株式会社「AsMama(アズママ)」(本社・横浜市)と、地域の育児環境を充実させるための連携協定を結んだ。同社と連携協定を結んだ自治体は全国で初めてで、市は地域ぐるみの子育て支援を通じ、女性の就業促進などにつなげる考えだ。
平成21年創業の「アズママ」は、子育てを助け合う「子育てシェア」サービスの利用希望者がインターネットで会員登録する会員制のサイトを運営。現在の登録者数は3万5千人に上る。
サイトでは、会員の氏名(原則本名)と住所(都道府県・市区町村)を公開、知人同士なら連絡を取り合える。会員が連絡を取り合う際は互いの携帯電話の下4桁の入力が必要なため、見知らぬ会員がつながることはない。
たとえば「仕事で帰宅が遅れるので、保育園の迎えを頼みたい」場合は、サイトを通じて複数の友人に一斉送信。都合のつく友人が返信すれば「子育てシェア」が成立する―という仕組みだ。終了後は当事者間で現金やクレジットカードで謝礼(1時間500円)を渡す決まりになっている。
「友人が少なく、頼れる人がいない」利用者には、アズママ公認の託児研修を受講した認定支援者「ママサポーター」が対応。全国約500人のサポーターが支援するという。
アズママを立ち上げた甲田恵子社長(40)は「子育てシェアは、『ご近所の頼り合い』の現代版のような制度。ママ同士が安心して頼り合うことで、育児も仕事もやりたいことが可能になる」と話す。
市は今後、同社と連携して市内の幼保育園などで事業の周知活動を行うほか、子育て世代向けのイベントを開催するなどし、街全体での「子育てシェア」実現を目指すという。
ママ同士の出会いの場、地域交流会も人気
アズママが「子育てシェア」と並行して実施しているのが、子育て支援を希望する親子と、支援したい人が出会える「地域交流会」だ。全国のママサポーターが運営し、生駒市コミュニティセンターで2月に開かれた交流会には約15組の親子が参加。持参した弁当を食べながら自己紹介などをし、交流の輪を広げた。
次女の咲幸ちゃん(1)と参加した生駒市の主婦、岡崎真弥さん(29)は最近、歯科に通院する友人のため、約2時間4歳の息子を預かったが、「お礼」に菓子折りをもらうなど、互いに気を使ってしまったという。岡崎さんは「どれだけ仲が良くても、子供を預けるとなると気を使ってしまう。アズママはワンコインで気軽に子供を預かり合えるので魅力的」と話した。
ママサポーターとして活動する佐村佐栄子さん(41)は保育士の勤務経験から「保育園への送り迎えが間に合わないなど、子育ての困難に直面する母親の姿を何度も見てきた」といい、「サポートを通じてママたちの〝自分らしさ〟の創造につながれば」と話した。
アズママのホームページはhttp://asmama.jp/
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春を呼ぶ「お松明」の炎燃えさかる 東大寺のお水取り本行に
古都・奈良に春を呼ぶ「お水取り」で知られる東大寺二月堂の修二会が1日、2週間にわたる本行に入った。夜には二月堂の舞台に「お松明」が登場、冷え込みが厳しくなるなか、燃えさかる炎が大勢の参拝者らを魅了した。
二月堂修二会は行に籠もる練行衆と呼ばれる僧侶たちが人々に代わって十一面観音に罪を悔い改め、人々の幸福を願う法会。奈良時代の天平勝宝4(752)年に始まって以来一度も途絶えることなく、今年で1265回目を迎えた。
お松明は二月堂に入る練行衆を導く明かり。この日午後7時ごろ、童子という世話役が担ぐ長さ約6メートルのお松明が登場、舞台で振られると火の粉が降り注ぎ、参拝者らから感嘆の声があがった。お松明は14日まで連夜現れる。
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近鉄筒井駅周辺で食べ歩き 4、5日に「まちバル」
まちなかで食べ歩きを楽しむ「郡山筒井バル」が4、5日、大和郡山市の近鉄筒井駅周辺で開かれる。
地元の筒井プラザ商店街会が企画。昨年初めて開催したところ好評だったことから今年は期間を2日間に、参加店も5店増えて28店となった。

参加店で販売している「バルチケット」
5枚つづりの「バルチケット」(前売3千円、当日3500円)を販売、各参加店でチケット1枚でさまざまな飲食を楽しめる。創業46年の「壽志屋(すしや)」では、「おまかせ握り」3貫と細巻き2個と1品料理、飲み物のセットをチケット1枚で提供。イタリア料理店「Copine(コピーヌ)」では、ムース状のラム酒入りカスタードがかかったベルギーワッフルと好きなソフトドリンクがセットで味わえるなど、各店ともお得なセットを用意している。
使い切れずに余ったチケットは13日まで、1枚600円分の金券として参加店で使用できる。問い合わせは、市商工会内事務局(☎0743・53・5955)。
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【私の働き方】主婦から県内トップ企業の経営者に 前田祥子さん
主婦から一転、不動産仲介業の県内トップ企業「山晃住宅ホールディングス(HD)」(王寺町)の代表取締役会長兼社長となった前田祥子さん。双子の息子を育てる中、家計を支えるために始めた不動産業を拡大。幾度の壁にも常に〝相手の立場で考える〟ことを基本に、さまざまな工夫をして乗り越えてきた。「役に立ってると思うとうれしくて」と、底抜けに明るい笑顔を見せた。
■素人の〝主婦〟からスタート
両親から「早く嫁にいけ」と言われて育ち、「男性が仕事をして、女性はそれを手伝うものだ」と思っていた。
京都女子短大家政科を卒業後、22歳で見合い結婚。印刷業の夫の仕事を手伝いながら、双子の息子の育児に励んだ。
夫はゴルフ練習場の経営に乗り出したが、1年ほどたつと仲間とのゴルフで家を空けるように。幼い息子を連れ、夫の代わりにボール洗いや打席の整備、住み込みの従業員らの食事の用意…と、日々追われた。
だが、経営不振でゴルフ練習場は廃業に追い込まれ、多額の借金を抱えることに。当時の不動産ブームに乗り昭和47年、香芝市内で夫と自宅兼事務所の不動産業を始めた。
ところが1年もたつと、夫はまた留守がちに。自分がやるしかない中、当時息子たちはまだ小学2年生で、帰宅時間も早かった。そこで事務員に主婦を雇い、電話応対の合間に米とぎなど食事の下準備を依頼。「帰ってすぐにご飯も作れた。何でも工夫です」と振り返る。
■どんなときも根気よく
来客もほとんどない日々が続いていたある日。「娘のために大阪で賃貸住居を探している」という高齢夫婦が通りかかりに来店した。
県外のうえ、当時少なかった一戸建てか分譲の賃貸、という難しい注文。まだ〝素人〟で方法もわからなかったが、「探して連絡します」と答えた。大阪に電話帳を買いに行き不動産業者に片っ端から電話すると、2週間ほどしてようやく3つの物件が見つかった。案内すると気に入られ、初の契約にこぎつけた。
当時はゴルフ練習場の負債に加え、夫は最低限の生活費しか渡してくれなかったため、「正月に餅も買えず、子供服は端切れを買って手作りしていた」というギリギリの生活。初の仲介手数料で、子供たちにテレビを買うことにした。「初めての報酬がもらえたことだけでなく、お客さんに喜んでもらえたことがうれしかった。このとき火が付いたんです」と振り返る。
■人の役に立てるように
それからは、空き家を探してはオーナーに賃貸仲介を申し出た。「すぐに満室にしますので、全部任せてください」。全く話を聞いてくれないオーナーに、毎日通って頭を下げた。
2週間ほど通うと「わかった」と任せてくれることに。「必ず満室にしないと」と、空室情報に目をとめてもらう方法を考えたが、広告費はかけられない。夜に子供が寝ると、自ら電柱などにビラを貼りに出かけ、3戸を満室にした。
戸を閉められ相手にされなかったり、水をかけられたことも。つても情報網も持たない個人商店の女性の物件探しは、根気よく通って頼み続けるしかなかった。「オーナーさんも『できるかわからんけど、1回やらしたろう』と思ってくれたんでしょう」と話す。
数十戸を受け持つようになると、さすがに貼り紙だけではおぼつかなくなった。方法を考える中、大阪の駅で売られていた賃貸情報専門紙が目に留まった。圧倒的に需要の大きい大阪から客を呼び込むには、「奈良は遠い」というイメージを変える必要がある。大阪からのアクセス情報などを目立つように工夫し、広告を出すと大きな反響があり、次々と部屋が埋まった。
そのうち「よく紹介する」と評判になり、大手住宅メーカーからも依頼が来るように。借金も完済し、夫と相談して昭和56年にはJR王寺駅前に本店を構えた。しかし、夫は最初の3日間は出勤したがまた店に寄りつかなくなり、ついに離婚。2人の息子を抱え、女手一つでの経営になった。
がむしゃらに働くうち事業は軌道に乗り、3年後に法人化。県内に次々と新店舗を展開し、平成16年には静岡にも進出して本社を置いた。1人で始めた会社は現在、社員約210人を抱え、賃貸仲介で県内トップ企業となった。
「最初は負債を抱えてお金のために必死だったけど、『人のためになりたい』という思いに変わっていった」という前田さん。今後もその思いを軸に、情熱を傾けていくつもりだ。(山﨑成葉)
【プロフィル】前田祥子(まえだ・しょうこ)さん 香芝市出身。京都女子短大家政科卒業後に結婚。双子の息子を育てる傍ら、昭和47年に不動産業を自宅兼事務所で始めた。賃貸仲介業を開拓し、代表取締役社長に就任、不動産仲介業で県内トップ企業に成長。現在は山晃住宅ホールディングスの代表取締役会長兼社長。
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犯罪被害者支援の条例案提出 奈良県は全国7番目
県は、犯罪被害者やその家族らを支援する「県犯罪被害者支援条例案」を2月定例県議会に提案した。犯罪被害者支援に特化した同様の条例制定は都道府県レベルでは7番目となる。4月1日の施行を目指す。
条例案は犯罪被害者の支援について基本理念を定めた上で、県民や事業者、民間支援団体が緊密に連携し、被害回復と軽減を図るのが目的。関係機関が協力して相談体制の充実や心のケア、日常生活の支援など各施策を推進するとしている。見舞金や貸付金の支給は盛り込まれていない。
県は条例案を28日まで、県のホームページや県庁内の県政情報センターなどで公開している。問い合わせは県人権施策課(☎0742・27・8716)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
次期律宗管長と第88世長老に西山明彦宗務長 唐招提寺
律宗総本山・唐招提寺(奈良市)は1日、次期律宗管長と同寺第88世長老に西山明彦(みょうげん)宗務長(64)、宗務長に岡本元興・同寺執事(58)、執事長に久保孝戒・同宗執事(66)がそれぞれ就任すると発表した。任期は4月1日から5年間。
西山師は三重県名張市生まれ。同寺執事長などを経て、平成23年10月から律宗宗務長。
西山師は会見で、「御影堂の修理完了をめざしたい。資料を掘り起こして、かつて行われていた法会を復元したい」などと抱負を述べた。
唐招提寺の他の役職は次の通り。(敬称略)
副執事長=石田太一▽執事=松浦俊昭▽特任執事=松浦康昭、増田證信▽録事=山蔭誠悟
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)
【鹿角抄】古き良き高田寺内町を歩く 歴史をどう活かすか
大和高田の市街地を歩くと、歴史を感じる町並みに出合う。特に、市域の中央部に位置する「本町通り」や「市町通り」と呼ばれる通りは、古い木造の商家建物やモダンな洋館の建物が残り、「商都・高田」を象徴する通りだと思う。
古代からの主要道路・横大路沿いにあたるこの辺りには慶長5(1600)年、「高田御坊」と呼ばれる専立寺が建立され、寺内町として栄えた。商いのまちとして大和高田の発展を支え続け、繁栄期には東西220~280メートル、南北約570メートルの範囲に3つもの銀行があったほどだという。
地元のまちづくり団体や市教委などが行った調査によると、平成23年2月時点でこの地域内に、戦前までの建物が214棟残っていることがわかっている。
その中には、200年前の文化年間に建てられたという當麻邸、元治元(1864)年より前の建造と考えられる片岡邸、さらに幕末の尊皇攘夷派の志士、梅田雲浜も訪れた村島邸など、歴史を物語る建物も多い。昭和初期に建てられた銀行が社屋や店舗として使われている洋風建築や、医院として使われていた大正末期の洋館など、建築史的にも貴重な建物もある。そうした歴史的な建築物の多くが今も、まちの人々の生活とともにあるのが高田寺内町なのだ。
「(高田寺内町の範囲内に)点在する歴史的な建物を結びつけ、将来に向けてどのように生かし、大和高田市の活性化につなげていくかを模索している」と市教委。市ではボランティアガイドを養成、旧高田寺内町内で観光案内を実施するなど、町の魅力の再発見と情報発信にも取り組んでいる。今後のさらなる魅力発信や、まちの活性化に期待したい。(山本岳夫)
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若者のデザイン作ズラリ 畿央大生が卒業研究・作品展
畿央大学(広陵町)の人間環境デザイン学科で建築や内装、造形を学ぶ学生による「卒業研究・作品展」が奈良市の県文化会館で開かれた。
これまで学んだ成果を多くの人に見てもらおうと毎年開催。今年は、建築模型や衣装デザイン、研究論文など計43点が披露された。
同学科の建築・まちづくりコースで学ぶ4年、上地七菜さん(21)は、建築模型材料のスチレンボードを使った作品「高田川沿いのまちのひろば」を制作。「高田川沿いに市民の憩いの場ができればおもしろいのでは」と考え、昨年8月以降、大和高田市を訪れて構想を練り、高齢者マンションやレストラン、広場から成る複合施設の模型を約半年かけて完成。学内で優秀賞を受賞した。
上地さんは「やり直しを繰り返しやっとできた。ほかも力作ぞろいなので多くの人に楽しんでほしい」と話していた。
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糖尿病を知るフォーラム 12日に奈良商工会議所で開催
県医師会などで構成する糖尿病対策推進会議は12日午後2時から、奈良市の奈良商工会議所で「糖尿病県民フォーラム」を開催する。
2部構成で1部では「糖尿病食事療法のウソ?ホント?」「糖尿病と歯周病」「糖尿病と目 糖尿病網膜症を中心に」をテーマに、それぞれ専門医らが特別講演する。2部は質疑応答コーナーの時間が設けられる。参加無料で定員100人。申し込みは県医師会(☎0744・22・8502)。
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未成年女性さわる、盗撮で男性講師と教諭を停職処分 県教委
県教委は1日、知人女性の身体を無理やり触ったなどとして県青少年健全育成条例違反罪で起訴された大和郡山市立郡山南中学校の男性講師(38)と、女性のスカート内を盗撮したとして愛知県迷惑防止条例違反容疑で取り調べを受けた橿原市立鴨公小学校の男性教諭(29)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。2人はいずれも退職願を提出、受理したという。
県教委によると、講師は昨年6月、大和郡山市内の路上に止めた車の中で、知人女性が18歳未満と知りながら身体を触るなどしたとして逮捕、起訴され、罰金50万円の刑事処分を受けた。教諭は今年2月、名古屋市内の百貨店でスマートフォンで女性のスカート内を盗撮したとして愛知県警から任意の事情聴取を受けたという。
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【訃報】岩井宏実氏 83歳 帝塚山大学元学長、帝塚山大名誉教授
岩井宏実氏(いわい・ひろみ=帝塚山大学元学長、帝塚山大名誉教授、民俗学)2月29日、肺がんのため死去、83歳。通夜は2日午後7時、葬儀・告別式は3日午前11時、奈良市大安寺西3の183の1、天礼社大和会館で。家族葬として執り行うため、弔問や供花は辞退する。喪主は長男、真実(まさみ)氏。
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本行へ参籠宿所入り 大中臣祓 東大寺二月堂のお水取り
東大寺二月堂の修二会(お水取り)に籠もる練行衆たちは29日、戒壇院別火坊での前行を終え、二月堂下にある参籠宿所に入った。夕方には清めの儀式「大中臣祓(おおなかとみのはらえ)」が行われ、神仏習合をうかがわせた。

松明の火のもと行われた大中臣祓
この日午後、練行衆11人は別火坊を出発。和上を務める筒井寛昭さんを先頭に大仏殿北側の道を進んだ。宿所前では、「娑婆古練(しゃばこれん)」と呼ばれる参籠経験豊富な長老らに一礼し、中へ入った。
「お祓いにござろう、お祓いにござろう」。冷え込む夕方、そんな声がかけられて始まったのは「大中臣祓」。松明の火のもと、咒師(しゅし)を務める上司永照さんが祓詞を黙誦し、他の練行衆たちのお祓いをした。
3月1日からの本行は、「日中」「初夜」「後夜」など1日を6つの時に分けて行を勤める。二月堂に向かう練行衆たちの足元を照らす「お松明」は、1日から14日まで連夜現れる。
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来たれ!斬新な金魚鉢デザイン 大和郡山市が公募
「金魚の街」として知られる奈良県大和郡山市が今年、「全国金魚鉢デザインコンテスト(仮称)」を初めて開催する。4月以降に全国から金魚鉢のデザイン案を募り、ユニークさや機能性などを審査。複数選んだ優秀作の中から、実際に制作、展示する最優秀作品1点を市民投票で決める。市は平成27年度2月補正予算案に事業費550万円を計上した。
金魚の養殖が盛んな同市では7年から毎夏、「全国金魚すくい選手権大会」を開催しており、昨年は海外からを含め約4千人が参加。「金魚すくい道場」もあるほか、金魚の専門知識を身に付けて発信する「金魚マイスター」の養成塾も開校している。
市内には市特注の灯籠型の金魚鉢のほか、地域団体が電話ボックスを水槽に改造した「金魚ボックス」や、電機店主が廃棄対象の電子レンジに水槽を入れた「レンジ金魚鉢」など、ユニークな金魚鉢もあちこちに。市は「コンテストで金魚が引き立つような現代人のさまざまなアイデアが集まれば」と期待している。
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「脱ベッドタウンが最優先課題」と荒井知事 県議会2月定例会開会
県議会の2月定例会が29日開会し、県は総額4951億1700万円の平成28年度当初予算案や27年度補正予算案など60議案を提案した。
荒井正吾知事は提案理由で「脆弱であった県経済構造の改革を実現するには、いまだ道半ば。引き続き経済の活性化と脱ベッドタウンを図る取り組みを県政の最優先課題にしたい」と述べた。
会期は3月25日まで。代表質問は同4、7、8日。一般質問は同8、9、10日に行われる。
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貧困世帯の子供 最大の課題は学力不足 支援体制急務
貧困世帯の子供が抱える最も大きな問題は「学力の不足」―。県が昨年、教育関係者に実施したアンケートでこんな現状が明らかになった。親から子供につながる「貧困の連鎖」は近年、全国的な課題として浮上。県内でも支援が急務となっている。
アンケートは貧困状態にある子供の課題を把握しようと県立高校や各市町村教委、養護施設などの教育関係者403人に実施。現在行っている支援内容や有効な支援策などを調べた。
その結果、貧困状態にある子供が抱える問題では「学力の不足」を挙げた人が最多の281人(複数回答可)、続いて「食生活不全」「自己肯定感の不足」「精神不安定」など、生活面や心理面での問題が続いた。また、貧困のリスク要因については「家計(就労)の不安定」が最多で331人(同)、次に「ひとり親家庭」「親の就労意欲の低さ」だった。
一方、家庭への支援が困難な理由としては「保護者の抵抗感」がトップ。「関係機関との連携・協力が不十分」が続いた。有効と思われる支援内容については「生活の支援」が最も多く、次に「教育の支援」「保護者に対する就労支援」となった。
調査には「貧困環境で育った子供は自己肯定感が乏しく、『どうせがんばっても』という意識を強く持っている。子供への直接的な支援が必要だ」(学校関係者)、「高校以上の教育を子供の意思で目指せる環境が整うことが望まれる」(施設関係者)―といった意見が寄せられたという。
県は「支援が必要な子供を早期に発見し、行政や地域で包括的な支援体制を整備したい」としている。
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子供の貧困対策へ本腰 学習支援など 県が計画素案公表
県は、18歳未満の子供の貧困対策を推進しようと今年度中の策定を目指す「経済的困難な環境にある子どもを支援する奈良県計画」(仮称)の素案を公表、パブリックコメントを受け付けている。3月3日まで。
素案は平成26年に施行された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき作成。昨年7月から今年1月まで、有識者でつくる対策会議で具体的な内容が話し合われた。
計画の実施期間は今年4月から33年までの5年間。主に生活保護を受給している家庭や経済的に困窮しているひとり親世帯の子供を重点的に支援し、行政と地域が連携して施策を推進することを目指している。
その1つが学習支援だ。家庭内の教育が不十分だったり、勉強する意欲が希薄だったりして大学進学率が低い現状を改善しようと、学習ボランティアによる学習支援などで家庭教育を補完。子供の悩みを受け止めるため、スクールカウンセラーによる「心の教育」の充実や、中高生が気軽に相談できるメール相談窓口の開設も構想されている。
このほか地域住民や企業、大学による体験活動の提供、子供が放課後や土、日曜に気軽に集まり、食事もできるような居場所づくりも盛り込まれている。
県によると、県内で生活保護を受給している世帯の子供は26年7月現在で約3千人。また、経済的理由で就学援助を受けている子供は27年3月現在約1万2590人で、いずれも近年ほぼ横ばいとなっている。ひとり親世帯のうち、年収200万円以下の子供は約8千人と推計され、全体の約3・8%を占めるという。
素案は県こども家庭課のホームページのほか、県庁や橿原総合庁舎、吉野町中央公民館などで閲覧可能。所定の用紙に意見を書き同課にメールかFAX、郵送する。問い合わせは同課(☎0742・27・8678)。
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「自分の世代が世の中動かせるように」 18歳選挙権を考える 生駒高校で講演会
今夏の参院選から選挙権が「18歳以上」に引き下げられるのを前に、県立生駒高校(生駒市)で3年生を対象にした講演会が開かれ、約310人が選挙運動のルールなどを学んだ。
生徒に有権者であることの自覚を持ち、政治と選挙に積極的に関わる姿勢を養ってもらおうと開催。県選挙管理委員会の岡山真由美さん(32)がインターネットでの選挙運動などについて、公職選挙法で定められた禁止事項を説明。「夏の選挙も近い。選挙は自分たちの生活と密接に関わっていることを意識して投票して」と呼びかけた。
参加した井上瑛太さん(18)は「自分たちの世代が世の中を動かせるように、選挙にちゃんと行きたい」と話していた。
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震災復興支援コンサート開く 国際ソロプチミスト奈良-まほろば
東日本大震災の復興支援のため、「国際ソロプチミスト奈良-まほろば」主催の「第19回ウエルフェアのつどい」が奈良市のホテル日航奈良で開かれた。
つどいでは、奈良出身で国内外で活躍するバイオリニストの金関環さんのディナーコンサートが行われたほか、県内の障害者施設利用者らが作った手作りのアクセサリーや菓子を販売するバザーも開催。浅井芳子会長は「10月で認証20周年を迎える。これからも国内外での奉仕を続けていきたい」と話していた。
国際ソロプチミスト奈良-まほろばは、収益など計約120万円を岩手県や宮城県の福祉施設のほか、ネパール地震の復興支援などに寄贈するという。
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