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【私の働き方】営業から転身、菓子づくりの道へ 「たけひめ」代表 緒方亜希野さん

 バリバリ働く〝営業ウーマン〟から一転、妊娠を機に好きなお菓子づくりの道へ飛び込んだ。生駒市で洋菓子製造「酒かすスイーツ専門店 たけひめ本店」を経営する緒方亜希野さん(43)。自身が開発した「たけひめプリン」は4年前に生駒市などが選ぶ新しい土産コンテストでグランプリを受賞。着実にキャリアを積み上げてきた現在、さらなる目標に向け奮闘している。

「『たけひめプリン』を広めていきたい」と語る緒方亜希野さん

「『たけひめプリン』を広めていきたい」と語る緒方亜希野さん

 ■妊娠がきっかけに

 大学卒業後、大阪にある宝飾品専門の商社に入った。女性の営業担当はほとんどいない時代だったが、持ち前の頑張りでがむしゃらに仕事をするうち、営業成績はトップに。25歳のときに結婚したが、仕事を辞めることは全く頭になかった。

 「経験を重ねるほど、売り上げもおもしろいほどあがっていった。寿退社が『女性の夢』といわれていたが、今辞めると中途半端になると思って」。ところが、29歳のときに長男(13)を妊娠すると、状況は変わる。「とてもじゃないけど、子育てと両立して働けるような仕事ではない」と思うようになった。

 月の半分は名古屋や広島などに出張し、小売店を回る日々。任される仕事も責任も増え続けた。加えて周りで家庭と両立して働いている女性はゼロ。「配置転換なんてことも思いつかなかった」。結局、妊娠5カ月で会社を退社。しかし、これが大きな人生の転機となった。

 ■起業のメリット生かす

 会社を辞めて専業主婦となったが、次第に生駒市の自宅で注文を受けてお菓子を販売するようになった。
もともと、中学生のころからお菓子作りが大好き。会社員時代には深夜2時に帰宅してから、リラックスするためにクッキーを焼いたことも。洋菓子スクールに通って技術を磨いた時期もある。

 やがて「生駒市内の空き店舗に店を出さないか」という話が舞い込み、平成16年4月、「たけひめ」の前身である製菓店「ハッシュハッシュ」をオープン。当時長男は1歳で目を離せなかったが、抱っこしながら作業をしたり、熱を出したときは臨時休業にしたりして時間をやりくりした。

 「自分で時間をコントロールできるのが起業ママのメリット。安定はないが、子育てとの両立は自分次第だ」と話す。夫(42)は「家事をしないタイプ」というが、「お互い得意なことをやればよい」としなやかだ。

緒方亜希野さん

緒方亜希野さん

 ■常にベストを

 再び大きな転機となったのが、24年に生駒市や生駒商工会議所が実施した「新しいお土産制作コンテスト」だ。黒豆や市内の清酒、酒かすなど素材にこだわり、100回以上試作を繰り返した。難しい酒かすの分量も工夫を重ね、のどごしや食感にこだわった上品な甘みがある「たけひめプリン」を完成させ、見事グランプリを獲得した。

 26年3月、思い切って社名を「たけひめ」に変え、株式会社を設立した。「起業してから12年。こうやって残っているのは奇跡」と笑うが、常にベストを尽くし、手を抜かない姿勢は徹底している。

 長男には「大変なところも見せてきたが、それが日常だと思ってくれている。『この時間まで仕事するから、終わってから宿題をみるね』などちゃんと説明することが大切」とコツを語る。

 今後は地元だけではなく、奈良市内でも「たけひめプリン」の知名度アップに努めたいという。「お菓子を作ってきた量と根性だけはある」と断言する緒方さん。何事もあきらめない粘り強さで、将来を見据えている。(有川真理)

 緒方亜希野(おがた・あきの)さん。昭和47年兵庫県姫路市で生まれ、同県尼崎市で育つ。夫と長男の3人家族。洋菓子製造・販売「酒かすスイーツ専門店 たけひめ本店」(生駒市壱分町1263の9)を経営している。看板商品「たけひめプリン」は1個250円、箱入り千円(4個入り)、贈答用の竹かご入り1800円(6個入り)の3種類(いずれも税抜き価格)。近鉄生駒駅直結の「生駒市アンテナショップ」でも販売している。店では緒方さんが講師となり、洋菓子教室も開催。問い合わせは同店(☎0743・25・6769)。

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子供たちが伝統芸能継承担う 大淀町で大和猿楽フェス

 子供たちが伝統芸能を演じる「第14回大和猿楽子どもフェスティバル」が19日、大淀町の町文化会館あらかしホールで開かれた。県内外から集まった約100人が能楽の舞や謡などを披露し、観客らを楽しませた。

優雅な舞と演奏を披露するちびっ子桧垣本座の子供たち

優雅な舞と演奏を披露するちびっ子桧垣本座の子供たち

 大淀町では、室町時代から江戸時代にかけ猿楽(能楽)を演じる「桧垣本座」が活躍したことにちなみ平成14年に「ちびっ子桧垣本座」が設立。伝統芸能に親しみ、継承しようと毎年、子供たちが舞や笛、太鼓などを稽古していて、同町が主催するフェスティバルで披露している。

 この日は、「ちびっ子桧垣本座」のほか、明日香村や斑鳩町、御所市、大阪府池田市などの団体で伝統芸能を学ぶ子供たちが集まり、舞や演奏などを次々と披露。観客約300人から大きな拍手が送られていた。

優雅な舞を披露する子供たち

優雅な舞を披露する子供たち

 「ちびっ子桧垣本座」の小沢匠真君(5)は独鼓「鶴亀」で太鼓の演奏を披露し、「緊張せずにうまく演奏できて楽しかった」と笑顔。母親の恵子さん(42)は「集中して演奏し、練習の成果を出せたと思います」と話していた。

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優雅な舞と演奏を披露するちびっ子桧垣本座の子供たち

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【高校野球】センバツきょう開幕 智弁は初戦で福井工大福井と 前日はスタンドでリハーサル

 第88回選抜高校野球大会の開幕を20日に控え、兵庫県西宮市の甲子園球場で19日、開会式のリハーサルが行われた。あいにくの雨で入場行進は行われなかったが、智弁学園の主将らは本番を前に気を引き締めていた。

 リハーサルには出場32校の主将らが参加し、バックネット裏の客席などを覆う「銀傘」の下で、演奏に合わせた式の流れを確認。室内練習場などでは選手宣誓の練習なども行われ、本番さながらの緊張感が漂った。

 智弁学園は大会初日の第1試合で福井工大福井(福井県)と対戦する。

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準備万端で絶景目指そう! 安全な登山の心得はこれだ!!

 近年老若男女を問わず人気となっている登山。「山の日」(8月11日)が国民の祝日に加わり、関心が高まる一方で注意したいのが遭難事故だ。県山岳連盟では今月6日、安全な登山技術を伝える「市民公開登山」を開催した。基本装備から地図の読み方、簡易テントの使い方―。登山を始めて3年になる記者も同行し、スタッフらの指導を受けながら台高山系・白屋岳(標高1177メートル、東吉野・川上両村)山頂を目指した。(浜川太一)

 ■速乾性の衣服や非常食必需

 東吉野村三尾の登山口。この日は雨の予報だったが雲間からは陽光が差し、沿道に咲く白梅が春の陽気を漂わせながら出迎えてくれた。「市民公開登山」の参加者は約30人。入念に体操して午前10時ごろ、県山岳連盟副理事長の前田善彦さん(49)をトップに入山した。さし登山④

 「山登りでは、着ているものが生死を分ける。綿ではなく、速乾性のある化学繊維の素材を着用してほしい」。前田さんはまず、服装を指導。遭難者の死因は低体温症が多いといい、登山中も重ね着をした衣服を脱ぎ着し、胸元のチャックを開け閉めするなど、「こまめな体温の調節が大事」と教えてくれた。

 忘れてはならない食料。山中では突然の雨などでゆっくりと腰を下ろして食事をできないこともあるため、チョコレートなど手軽に口にできる高カロリーのものがおすすめ。前田さんは「常にのどが受け付ける自分好みの食べ物が一番いい」とした。飲み物は、負傷の際に傷口洗浄にも使える水がいいという。

 スマートホンのGPS機能に頼っていては、いざというときに身動きがとれない。地図とコンパスは必携。緊急時に助けを呼ぶための笛や救急用品、常備薬も携行しておくべきだ。

ロープを張ってつるし、4隅を固定すればツェルトはテントとして使える

ロープを張ってつるし、4隅を固定すればツェルトはテントとして使える

 ■簡易テントの効用

 1つ持っておくとさまざまな場面で役に立つのが簡易テント「ツェルト」だ。風や寒気を遮断するので、体に覆いかぶせるだけでも体感温度が上昇する。折りたたみ傘をシートの中で開けば一定の空間ができ、より機能性が増すという。10~20メートルのロープがあれば、付近の木に張ってシートをつるし、テントのように設営することもできる。

 平成26年9月に起きた御嶽山(長野・岐阜両県)の噴火では、簡易テントの携帯が生還につながった事例もある。東京都の40代女性は噴石の直撃を受け、左手を失う大けがを負ったが、救助隊が駆けつけるまで丸1日、簡易テントとダウンジャケットを体に巻き付けて標高3千㍍の氷点下を生き抜いたという。販売価格は2万円前後からで、非常用にぜひ持っておきたい。

地図とコンパスを使い、現在地と進行方向を確認する参加者

地図とコンパスを使い、現在地と進行方向を確認する参加者

 ■達成感に包まれる登頂

 50分歩いて10分休憩するという時間配分で、標高差850メートルの尾根道を進んだ参加者らは午後1時半ごろ、山頂にたどり着いた。一部冠雪した雄大な山々を眺めながら写真撮影などを楽しみ、互いの労をねぎらった。

 定年を控えた3年前、「人生の区切りに」と、念願の富士登頂を成功させた涌田治さん(63)=大和高田市=は、「しんどい思いをして到達した頂上からの景色は格別です」とさわやかな笑顔。15年前に雪解けの大峰山を下山中、崖下へ10メートル滑落した経験があるという新田美代子さん(75)=斑鳩町=は、「しばらくはゆるやかな下り坂さえ歩くのが怖かったが何度も挑戦し、恐怖に打ち勝ってきた。技術を学び、80歳になっても歩いていたい」と話した。

 緑が芽吹き始める春、いよいよ絶好の登山シーズンを迎える。事前準備を万全にして、登頂の達成感と多くの絶景を今年も心に焼き付けたい。

危険感じたら、引き返す勇気必要 遭難者増加

 日本生産性本部の「レジャー白書」によると、近年の登山人口は800万人前後で推移しており、10年前に比べ100万人以上増加している。

登山装備

(クリックで拡大)

 こうした「登山ブーム」を背景に、山岳遭難の発生件数は増加。警察庁が昨年発表した「山岳遭難の概況」によると、平成26年中に起きた遭難件数は2293件で、遭難者数は2794人(うち死者・行方不明者311人)。件数、人数とも10年前から1千近く増えており、統計の残る昭和36年以降で最高値を記録した。遭難原因は「道迷い」が全体の41%、「滑落」が18%、「転倒」が14%の順だった。

 県内の山岳遭難も同様の傾向で、昨年1年間で48件発生。うち死者は12人で、統計が残る平成15年以降最多となった。

 県警地域課によると、県内の遭難の特徴は「低山だと軽視した装備不足や、無理な登山計画」(担当者)が挙げられるという。大台ケ原や大峰山系は標高2千㍍以下の比較的低い山で「簡単に登れそう」といった思い込みから、時間配分を間違えたり、道迷いに遭うケースが多発。こうした遭難者の9割近くは登山届を提出していないという。

 同課は「十分な食料の準備、通信手段の確保、登山届の提出を徹底してほしい」と強調。「低山と甘く見ず、困難を感じたら引き返す勇気も持ってほしい」としている。

 県警は登山届の提出を郵便やファクス、メールで受け付けている。詳細は県警公式ホームページ(http://www.police.pref.nara.jp/)で確認できる。

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【奈良テレビおすすめ!】『NEXT―輝け!アスリートたち―』(19日午後9時半から)

 ◇『NEXT―輝け!アスリートたち―』(19日午後9時半から)

 今回は、奈良を代表するスポーツチーム、奈良クラブとバンビシャス奈良に注目。アマチュアサッカーの最高峰・JFLに所属し、悲願のJ3昇格を目指す奈良クラブ。その開幕戦にラフ次元と川添伊代アナウンサーが密着!アウェーにもかかわらず会場に詰めかけた約600人のサポーターとともに応援します。

 また、プロバスケットボール・TKbjリーグ所属のバンビシャス奈良は、東西各地区上位8チームが進めるプレーオフを目指し、負けられない戦いが続きます。番組では、シーズン真っただ中の選手たちを直撃取材!目標に向かって戦い続ける選手たちの思いに迫ります。そして、番組からは重大発表が!!ぜひご覧ください。

 奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/

組み体操で35人がけが、11人骨折 県教委の27年度調査 

 県教委が県内の公立・私立学校の運動会や体育大会で披露される「組み体操」について、平成27年度の実施状況を調査したところ、小・中学校で計11人が骨折していたことが分かった。県教委は事故防止に向け、有識者を交えた情報交換会を22日に予定。今年度末までに出される国の指針を踏まえ、運動会・体育大会のシーズンまでに方針を示す。

 調査は今年2月、小学校208校、中学校115校、高校59校、特別支援学校10校を対象に実施。小学校では約9割で四つんばいで重なる「ピラミッド」や肩に乗る「タワー」といった組み体操を実施していることが分かった。

 事故が起きたのは、ピラミッドで小・中学校の16人が負傷し、うち2人が骨折。タワーでは小・中学校で19人がけがをし、うち9人が骨折していた。事故はすべて練習中に起きたという。小学校で28年度に組み体操を予定しているのは92校、検討中は99校となっている。

 情報交換会には有識者や小・中学校、高校関係者らが出席予定。県教委が調査結果を報告するなどし、意見交換する。

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智弁学園創立50周年記念式典盛大に 祝賀の太鼓演奏も

 智弁学園の創立50周年を記念する式典が18日、五條市の中学校・高校で行われ、出席者らが半世紀にわたる教育の歩みをたたえた。

祝賀演奏を披露する和太鼓部「桔梗」のメンバー

祝賀演奏を披露する和太鼓部「桔梗」のメンバー

 同学園は昭和40年4月に高校を開校し、2年後に中学校も新設。53年には和歌山市に和歌山中学校・高校を設け、平成16~19年には小学部から高等部まで学べる奈良カレッジ(香芝市)も開校した。

 式典で藤田清司理事長は「当初は無名の学校だったが、進学にスポーツに日本の名門校に数えられるようになった。『命をかけて』の思いで、今後の発展にがんばりたい」と述べた。

 開学以降の歩みをまとめた映像の上映に続き、和太鼓部「桔梗」の生徒が初披露という「昴」と、「智辯魂」の2曲を演奏。会場に勇壮な音色を響かせ、祝賀ムードに包まれた。

式典であいさつする藤田清司理事長

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サ(3)イ(1)バー(8)の日 近鉄奈良駅前でセキュリティー対策呼びかけ 

 パソコンやスマートフォンなどのセキュリティー対策の徹底を呼び掛けようと県警は18日、近鉄奈良駅前で啓発グッズを配布。IDやパスワードなどの管理を呼びかけた。

近鉄奈良駅前では警察官たちがサイバー犯罪防止を呼び掛ける啓発グッズを配布した

近鉄奈良駅前では警察官たちがサイバー犯罪防止を呼び掛ける啓発グッズを配布した

 国は平成26年11月に「サイバーセキュリティ基本法」を施行。2月1日から「サイバーの日」の3月18日までをサイバーセキュリティ月間とし、さまざまな啓発活動を実施している。

 この日は県警生活環境課の警察官ら9人が啓発活動に参加。県警サイバー犯罪対策室の佐竹伸治室長(44)は「パスワードやIDはネット上で個人を証明、特定する情報。個人、企業を問わずしっかりと情報を管理し、不正送金、詐欺などの被害防止も心がけてほしい」と話していた。

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勤務時間〝水増し〟生駒市職員を停職処分 「有給休暇減るのが不安」

 遅刻や欠勤を繰り返しながら虚偽の勤務時間を申請したとして生駒市は18日、こども健康部こども課の女性職員(30)を停職1カ月の懲戒処分に、管理監督責任を問い同課長と課長補佐を戒告処分とした。

 市によると女性は平成27年11月以降、14回にわたり嘘の出勤・退勤時間を申請。実際は働いていない計約37時間を勤務時間としていた。

 職員の勤務時間の申請は通常、タイムカードで行われるが、女性は職員カードを忘れた際に使用するパソコンのシステムを使い虚偽申請を繰り返していた。「体調がすぐれなかった。有給休暇が減る不安が大きかった」などと話しているという。

 市は「申請内容の徹底した確認など再発防止に取り組む」としている。

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ビール6杯飲み運転 酒気帯び事故で逮捕の職員を懲戒免職 奈良市

 奈良市は18日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕された奈良市生活環境課の男性主任(57)を懲戒免職処分とした。「自分の酔い加減からすると、運転できると思った」と話しているという。

 男性は1月14日夜、生駒市萩の台の市道で酒気帯び状態で車を運転、追突事故を起こしたとして生駒署に現行犯逮捕された。

 市によると男性はこの日午後から有給休暇を取得。大阪府内の飲食店でビールを6杯飲んだ後、近鉄東生駒駅の駐車場に止めていた車に乗り、平群町の自宅へ帰る途中だったという。

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【ガムシャラ バンビシャス】子供たちにバスケの楽しさ伝えたい 4月に3スクール新たに開校

 バンビシャスは、バスケットボールの面白さや楽しさを子供たちに伝えるとともに、スポーツを通じた心の教育などを目的に、平成26年からバスケスクールを開校している。

小学校訪問で児童と触れ合うバンビシャスの選手

小学校訪問で児童と触れ合うバンビシャスの選手

 現在は、生駒、斑鳩、橿原、奈良、鴻ノ池、天理、大和郡山の7校のスクールがあり計約300人が在籍している。4月からは新たに「近大附属・あやめ池」「北大和」「明日香」の3校が開校する。

 スクールではプロの選手がゲスト講師として参加し、指導する取り組みも実施する。今月14日には、近大附属・あやめ池校の開校を前に、桝本純也、辻屋健の両選手が近畿大学附属小学校を訪問。ボールを使ったゲームやシュート練習、最後には選手と試合もして、笑顔と歓声があふれる一日だった。辻屋選手は「ここからプロの選手が出てきてくれたらうれしい」。桝本選手は「バンビシャスには、僕たちよりもっと背の高い外国籍選手もいます。ぜひ、試合も見に来てください」と呼びかけた。バンビシャスは、今後も子供たちに夢を与えられるような活動を積極的に行う。

 前節の琉球ゴールデンキングス(沖縄)とのホーム戦。初戦は20点差をつけられ〝完敗〟だった。2戦目は第1Qに30-19とリードする好スタート。ただ、逆転を許し最終Qの残り3分まで3点ビハインドで食らいつくが、あと一歩で落とした。9位の福岡も連敗したため、プレーオフ進出圏内の8位にとどまったが、残りはアウェー6試合、ホーム4試合だ。次節は滋賀とアウェー戦。衛藤晃平ヘッドコーチは「ホームでの敗戦の借りを返すため、チャレンジしたい」と意気込む。

 【次の試合】
滋賀戦=19日午後6時、20日午後2時▽会場=滋賀県守山市民体育館

 ◇4月2、3日はスクアドラキッズデー 4月2、3日に奈良市中央体育館で行う島根スサノオマジック戦は「スクアドラキッズデー」として開催。公式ホームページの「Tシャツ付チケット専用フォーム」からチケットを申し込むと中学生以下の子供たちにTシャツ(各日500人)をプレゼント。また、抽選で各日55人は、試合当日のお仕事体験に参加可能。詳しくはバンビシャスのホームページ(http://bambitious.jp/)へ。

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極楽に住む鳥の姿も 生駒の長福寺の仏画復元図公開 橿考研博物館

 生駒市の長福寺本堂(重文、鎌倉時代)の解体修理で確認された堂内の仏画などの復元図や、古瓦を展示する特別陳列が、橿原市の橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。21日まで。

迦陵頻伽図

迦陵頻伽図

 長福寺は聖武天皇の勅願で創建されたと伝えられ、本堂は瓦葺きの入り母屋造り。平成24年から解体修理が行われ、それに伴う調査で堂内の柱などから大日如来図、迦陵頻伽(極楽浄土に住む想像上の鳥)図、三千仏図、弥勒来迎図などの絵画が確認された。

 県教委では奈良教育大の大山明彦教授と京都造形芸術大の山田真澄准教授の協力で絵画の復元作業を進めており、特別陳列では鮮やかな彩色で復元された大日如来図や迦陵頻伽図を見ることができる。ほかに鬼瓦や棟札なども展示されている。

 問い合わせは橿考研付属博物館(☎0744・24・1185)。

江戸時代の鬼瓦

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大日如来図

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【生け花】「早春」(甲州流) 桃は邪気を払う

 野村聴松庵(甲州流)生け花 3月19日掲載原稿 甲州流

 【花材】桃

 【花器】唐銅薄端

 【作意】百花の魁として梅が咲きますが、続いて咲く桃は邪気を払う力があるということから、五節句の一つである上巳の節句(ひな祭り)の折に供えます。流伝承の「天」・「人」・「地」と表している三才の生け方で桃を家元好みの唐銅薄端に生けてみました。

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【訃報】階戸正美氏 85歳 階戸幸一・奈良市議の父

 階戸正美氏(しなと・まさみ=階戸幸一・奈良市議の父)18日、急性心筋梗塞(こうそく)のため死去、85歳。通夜は19日午後7時、葬儀・告別式は20日午前11時、奈良市大安寺西3丁目183の1、天礼社大和会館で。喪主は長男、幸一(こういち)氏。

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愛や恋多き万葉集 マンガで楽しむ本刊行 万葉文化館の井上さんが監修

 万葉文化館の主任研究員・井上さやかさん(44)が監修した「マンガで楽しむ古典 万葉集」(319ページ、ナツメ社)が刊行された。現代的要素を取り入れたマンガと文章で歌の情景を解説しながら、万葉集に多い「愛(恋)の歌」や「四季と暮らしの歌」など代表的な約200首をわかりやすく紹介している。

 愛の歌では、恋多き女性で3度結婚したという大伴坂上郎女の歌が3首登場。その中の一首、「恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき 言尽してよ 長くと思はば」(長く恋い続けてやっと会えた。このときだけでも、せめてうれしい言葉を尽くしてください。『この恋を長く』とお考えなら)では、恋人と久しぶりに会えた現代女性が恋人にキスし、「もっと私が喜ぶ言葉をちょうだい」と話す場面をマンガで描いた。

刊行された本を手にする井上さやかさん

刊行された本を手にする井上さやかさん

 また、作者不詳の「うち日さす 宮道を人は 満ち行けど わが思ふ君は ただ一人のみ」(日が照り輝く宮への道は、人があふれて通るけど、私が恋しく思う方はただ1人だけ)というストレートな恋の歌では、人が行き交うスクランブル交差点で恋人を待つ女性を描いている。

 万葉集では四季の中でも春や秋をテーマにした歌が多く、桜を詠んだ歌は約40首。山部赤人の「あしひきの 山桜花 日並べて かく咲きたらば いと恋ひめやも」(山の桜が何日もこのように咲くなら、どうしてひどく待ちこがれよう)の紹介では、「桜が呼んでいる♪」のタイトルを付け、男たちが「花見だ、花見‼」と騒ぐ様子を描写している。

 「万葉ゆかりの地めぐり」として、飛鳥宮や藤原京、平城京など、全国の万葉故地にかかわる歌を取り上げた解説も。井上さんは「高校時代は勉強がきらいで、古典も苦手だったが、大学で文学の楽しさを知った」といい、「古典の文法は省いて、マンガを中心に楽しく紹介した。歌人らの個人的な思いを感じてもらえれば」としている。

 マンガは名古屋コミュニケーションアート専門学校(名古屋市)講師の瀧玲子さんが担当。出版を記念し、瀧さんや井上さんのほか、編集スタッフらによる特別講座「万葉集をよむ」が19日午後2時から万葉文化館で開催される。参加無料で、事前申し込み不要。定員150人(先着順)。講座についての問い合わせは同館(☎0744・54・1850)。万葉文化館のホームページはhttp://www.manyo.jp/

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吉野スギの家に住もう 奈良市の住宅公園に展示 林業活性化へ

 川上村産の吉野スギを使った住宅が19日から、奈良市の住宅展示場に登場する。木造住宅会社「イムラ」(同市)が川上村の林業団体と連携して手がけた。吉野スギをふんだんに取り入れた住宅は珍しく、同社の井村義嗣社長は「高品質な吉野スギをたくさん使うことで、吉野林業の再生に取り組みたい」と話している。

吉野スギを使った住宅(イムラ提供)

吉野スギを使った住宅(イムラ提供)

 「イムラ」は吉野スギを使った家づくりを平成12年度からスタート。現在、川上村の4つの林業団体で構成される「吉野かわかみ社中」と官民一体での取り組みを進めている。これまでに約700棟の吉野スギの住宅を完成させ、今後は年間100棟の建設を目標としている。

 展示されるのは吉野スギを使った2階建て住宅で、奈良市の「ABCハウジング 奈良・登美ケ丘住宅公園」で公開される。井村社長は「吉野スギは家の湿度を調整してくれ、香りもすばらしい。この銘木を使った家を多くの人に親しんでもらいたい」と話している。

吉野スギを使った住宅(イムラ提供)

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宇陀市松山地区に観光拠点設置へ 城下町の歴史と伝統生かせるか

 宇陀市は重要伝統的建造物群保存地区の松山地区(広さ約17ヘクタール)に観光案内などを行う拠点施設を整備することを決め、平成28年度予算案に設計費約370万円を計上した。30年ごろまでのオープンをめざすという。

観光拠点に改修される町家

観光拠点に改修される町家

 施設は、市が26年度に買収した戦前の平屋の町家(76平方メートル)を活用。観光客のための休憩スペースや、ボランティアガイドの詰め所などを設置する。

 松山地区は城下町としての歴史を持ち、県東部の交通の要衝として発展。現在、国道沿いに江戸~昭和期にかけての古い町家など200軒を超える建物・施設がある。18年に橿原市今井町に次ぎ県下2番目の重伝建地区に選定されたが、これまで観光案内などを行う本格的な施設はなかった。

 市は松山地区の東側の松山城跡の保存整備事業も進めており、「松山地区や城跡を訪れる観光客のために、NPOなど各種団体と連携しながら施設を運営していきたい」としている。

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建て替えの協力を 御所市の障害者就労支援施設・あすなろの家

 御所市の障害者就労支援施設「あすなろの家 共働作業所」が老朽化などに伴い建て替えることになり、地域住民らが支援に取り組んでいる。建設費として1千万円の自己資金が必要といい、運営する社会福祉法人「あすなろ」は寄付金への協力を呼びかけている。

支援イベントで劇を上演する御所市立大正中学校の生徒ら

支援イベントで劇を上演する御所市立大正中学校の生徒ら

 作業所は平成元年、地域住民が障害のある生徒が学校卒業後に働く場を作ろうと「あすなろの家作ろう会」を結成し、プレハブ建物の寄付やカンパなどを受けて翌年に開設。だが、建物の老朽化などで建て替えが必要となり、同市三室に移転新築する計画を決めた。

 計画している建物は木造平屋建てで、延べ床面積は約230平方メートル。作業室のほか食堂兼多目的室、ショートステイ室などを備える予定だ。建設費として1千万円の自己資金が必要で、「あすなろ」は寄付などを募っており、地元の市立大正中学校の関係者や地域住民も協力。今年1月には同校で支援イベントが開かれ、生徒らが作業所誕生の経緯などを紹介する劇を上演した。

 「あすなろ」の岸本美智代理事長は「障害者が地域で働き集える場を作るため、協力してください」と支援を呼びかけている。問い合わせは「あすなろ」(☎0745・65・1314)。

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車中泊楽しめます 奈良市・月ケ瀬に「RVパーク」オープン

 県内初、関西でも2番目の「日本RV協会」公認の車中泊専用駐車スペース「RVパーク」が奈良市月ケ瀬にオープンした。国名勝の月ケ瀬梅渓で知られる同地区は、観梅シーズンの2~3月は20万人超が訪れるが宿泊施設はほとんどなく、これまでは「日帰り観光」が主流。市は「月ケ瀬だけでなく、奈良観光の拠点となれば」と期待している。

 RVパークは、キャンピングカーなどでの車中泊専用の駐車エリア。1週間滞在でき、24時間トイレが使えてごみ処理が可能|などの条件を満たした施設が、同協会の公認パークとして認定されている。

 「RVパークロマントピア月ケ瀬」は、6㍍×4㍍の駐車スペース5台に、100V電源や24時間使用可能なトイレ、手洗い施設を整備。1泊2千円で、宿泊中に発生したごみを引き受けるサービス(500円)もある。ペット連れ可能で、年中無休。近くの「体験実習館」では、事前予約をすれば茶摘みやこんにゃく作りなども体験できる。

 予約は前日午後8時まで。問い合わせはロマントピア月ケ瀬管理運営組合(☎0743・92・0810)。ホームページはhttp://romantopia.sakura.ne.jp/index.php

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何者かが刺す?和菓子に画鋲 奈良市のスーパー 奈良署が捜査

 奈良署は17日、奈良市のスーパー「デイリーカナートイズミヤ新大宮店」で、商品の和菓子に画鋲(長さ約7ミリ)1個が突き刺さっているのが見つかったと発表した。同署は何者かが故意に刺した可能性が高いとみて、偽計業務妨害容疑で捜査している。

 同署によると16日午後5時50分ごろ、商品陳列作業をしていた女性従業員(44)が、食パンの上に置かれたビニール袋入りの和菓子「あん巻き」(縦約10センチ、横約5センチ、幅約3センチ)1個に、外側から画鋲が刺さっているのを発見。17日に同署に通報した。

 和菓子は別の売り場に陳列されており、従業員が約2時間半前に商品を陳列した際はなかったという。

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新聞販売店員が献血に協力 県内4カ所でキャンペーン

 新聞販売店でつくる日本新聞販売協会近畿地区本部の奈良・三重支部(田中淳志支部長)は17日、「日本赤十字社の献血に協力するキャンペーン」を大和郡山市の県赤十字血液センターなどで実施。県内の販売店関係者ら約160人が献血に協力した。

献血に協力する産経新聞五條専売所長の坂口昌義さん

献血に協力する産経新聞五條専売所長の坂口昌義さん

 地域貢献と協会のPRを目的に平成13年から取り組んでおり、今回で137回目。この日は県赤十字血液センターのほか近鉄奈良駅ビル内の献血ルーム(奈良市)など、県内4カ所で実施した。

 県赤十字血液センターには県内の新聞販売店主や店員ら約100人が訪れ、献血に協力。田中支部長は「献血不足の一助となるべく、協会会員らが一丸となって今後も協力に取り組んでいきたい」と話した。

 産経新聞五條専売店主の坂口昌義さん(57)は「少しでも役に立てればと思って毎年来ています。今後も続けたい」と話していた。

献血に協力する産経新聞五條専売所長の坂口昌義さん

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タイの生徒と科学実験で交流 御所市の県立青翔中学・高校

 県立青翔中学・高校(御所市)を、タイにある姉妹校「プリンセスチュラボーン・サイエンスハイスクール・ナコンシータンマラート校」の生徒8人と教員3人が訪問。青翔中・高の生徒らが科学実験を披露するなどして交流した。

化学反応の実験を披露する科学部の生徒ら

化学反応の実験を披露する科学部の生徒ら

 一行は青翔中・高校で生徒らと一緒に数学などの授業を受けたほか、科学部の生徒が化学反応の実験を披露。高校2年で同部の小倉舞子部長は「落ち着いて実験ができました」と話していた。

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仏像と屏風、ガラスがコラボ 薬師寺で千住博さんの作品など展示

 薬師寺(奈良市)の東院堂(国宝、鎌倉時代)で、聖観世音菩薩立像(同、奈良時代)の周囲に日本画家の千住博さん(58)の屏風作品と、平成22年に亡くなったガラス工芸作家、武田成功さんの作品を並べた「水と光の幻想」展が行われている。斬新な絵画と工芸、そして古代の仏像が時空を超えたコラボをみせている。

展示について語る千住博さん(左)と山田法胤管主。後ろは千住さんの屏風作品

展示について語る千住博さん(左)と山田法胤管主。後ろは千住さんの屏風作品

 千住さんが自身の作品を恩師の武田さんの作品とあわせて薬師寺に奉納するのを記念して企画。武田さんの展示作品は9点で、千住さんによると古代メソポタミア文明に起源を持つ技法で作られた「古典的かつ革新的で、西洋的で東洋的な作風」といい、千住さんもこの「二律背反」を受け継いだという。

 千住さんの「龍神Ⅰ・Ⅱ」は2点で20メートル超に及ぶ屏風の大作で、仏像の背後に展示。蛍光塗料で滝を描いており、闇のなかで照明により青く発光する妖しさが魅力だ。もう1点の「四季断崖図」はプラチナを使って表現され、独自の美が漂う。

 千住さんは「見えないものを見えるようにしようとする聖観世音菩薩と、武田先生と私の作品の織り成すハーモニーを楽しんでいただきたい」、薬師寺の山田法胤管主は「こういうお堂の使い方ができるのだなと思った。日本画の巨匠に奉納してもらいありがたい」としている。

 31日まで。午前8時半~午後5時で、25日~30日は花会式にあわせ午後6時~6時半も特別開扉する。問い合わせは薬師寺(☎0742・33・6001)。

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今年秋の下市町長選 現職の杉本氏が再選出馬表明

 下市町の杉本龍昭町長(69)は16日、任期満了(11月26日)に伴う同町長選挙に再選を目指し無所属で立候補する意向を明らかにした。同町長選での出馬表明は初めて。

杉本龍昭氏

杉本龍昭氏

 杉本氏はこの日記者会見。1期目は「町が元気になるようにと心がけてきた」とし、小中一貫校の実現のほか、割りばし製造業や農林業などの地場産業振興、有害鳥獣対策などに取り組むとした。

 杉本氏は町議や町商工会副会長などを経て平成24年11月の町長選挙で初当選した。

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力強い筆致 達磨会式の題字 王寺町の書家・高岡さんが贈呈

 王寺町の達磨寺で4月9日に行われる諸願成就の伝統祭事「達磨会式」の題字を同町出身の書家・高岡哲也さん(31)が書き上げ、同町に贈呈した。題字は達磨会式のロゴマークとしてポスターやチラシ、のぼりなどに使用される。

「達磨会式」の題字を王寺町に贈呈した書家、高岡哲也さん(中央)

「達磨会式」の題字を王寺町に贈呈した書家、高岡哲也さん(中央)

 達磨会式は、明治24年の鐘楼堂再建のときから続く伝統祭事で、毎年多くの町民でにぎわう。町では今回、「力強さ」が高く評価されている高岡さんの作風が祭事のイメージに合うとして、題字の作成を依頼した。

 高岡さんは生まれつき脳性まひの障害があり、話すことや歩くことが困難。日ごろは電動車いすで生活している。県立養護学校中等部1年のときに書道に出合い、県心身障害者作品展で優秀賞を獲得するなど、受賞歴も多数。県内外で個展も開催している。

 町役場で行われた贈呈式では、高岡さんが70センチ四方の和紙4枚に書いた作品を平井康之町長に贈呈。養護学校教諭だった15年前から高岡さんに書道を教えている明珍さつきさん(67)も同席し、高岡さんが唯一動く左手で字を書いていることなどを説明、「『達』の字のしんにょうに、はらいが得意な哲也さんらしさが表れています」と話した。平井町長は「今後達磨会式に限らず、町のさまざまな行事で協力していただきたい」と述べた。

 今年の達磨会式は4月9日午前10時から同寺境内などで開催。寺に隣接する片岡の里保育園の園児らによる野だて(無料)や、座禅体験ができる「こども座禅会」(大人も可、要申し込み)を実施。園児が稚児衣装をまとい境内を練り歩く「稚児行列」などもある。問い合わせ、申し込みは、町観光協会(☎0745・33・6668)。

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教員採用試験で採点ミス 追加合格1人が2次選考へ 

 県教委は16日、昨年7月に実施した平成28年度の公立学校教員採用試験(1次試験)で、高校理科の生物に採点ミスがあったと発表した。追加合格者1人が出たため、2次選考を行うという。

 問題・解答を見た出版社からの問い合わせで発覚。同じ試験では昨年に別のミスも明らかになっており、県教委は「2度も誤りがあり、重く受けとめている。チェック態勢を強化する」としている。

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南和の拠点病院・南奈良総合医療センター4月開院 災害にも備え

 五條市と吉野郡の3病院を再編して開設する南奈良総合医療センター(大淀町)が完成した。25診療科と救急センターなど8センターを備え、医師50人が常勤、平成28年度中にはドクターヘリも常駐し、救急や災害時の拠点病院として4月1日に開院する。

内覧会ではヘリポートのドクターヘリなどを参加者が見学した

内覧会ではヘリポートのドクターヘリなどを参加者が見学した

 センターは近鉄福神駅前で、敷地面積は約4・7ヘクタール。地上5階建ての建物内には病床232床(一般188床、高度治療室8床、回復期36床)を備え、県南部唯一の2次救急病院の役割を担う。屋上にはドクターヘリ発着用のヘリポートがあり、3階建ての看護専門学校も併設する。

 患者数の減少などで県立五條病院(五條市)、町立大淀病院(大淀町)、吉野町国保吉野病院(吉野町)の3病院の経営が悪化。県と南部12市町村で作る「南和広域医療組合」が再編を計画し、センターを新設した。同組合から移行させる南和広域医療企業団が運営する。

 町立大淀病院は今月末に閉院。国保吉野病院は4月から、県立五條病院は耐震化工事を行って来年4月から、地域医療センターになる。

 13日に行われた竣工式には約240人が出席。荒井正吾知事はあいさつで、「便利な地に病院を建てることができた。南部の医療は南部で守ることを貫き通せる病院にしたい」と述べた。

内覧会で手術室を見学する参加者

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ラグビー元日本代表選手がやってきた 王寺北小で児童とふれあい

 王寺町立王寺北小学校に元ラグビーワールドカップ日本代表で、トップリーグの「近鉄ライナーズ」に所属するタウファ統悦選手(35)が来校。子供たちとタックルやパス練習で交流した。

タウファ統悦選手(右)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

タウファ統悦選手(右)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

 同校は2年前から、スポーツの魅力を伝えてもらおうとトップアスリートらを招いた講演会などを開催。今回はトンガ出身で、日本人女性と結婚して日本国籍を取得したタウファ選手が児童約330人を前に、「1人はみんなのために、みんなは1人のために」と題して講演した。

 5歳でラグビーを始めたタウファ選手は「海外で勉強とラグビーがしたい」と平成12年に来日し、日大ラグビー部に所属。「楽ではなかったが、周りの日本人の支えもあってここまでこられた」と振り返り、「1人はみんなのために、みんなは1人のためにというプレーの精神がラグビーの魅力」と熱く語った。

 児童はタウファ選手とタックルやパスの練習を体験。6年の今久保美樹さん(12)は「いつもと違う楕円のボールで面白かった。タウファ選手は手がとっても大きかったけど、話すと優しそうでした」と話していた。

児童に囲まれて笑顔のタウファ統悦選手(中央)

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タウファ統悦選手(左)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

タウファ統悦選手(左)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

タウファ統悦選手(中央)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

タウファ統悦選手(中央)はタックルやパス練習を通じて児童と交流を深めた

【鹿角抄】矢田寺の「ミニ遍路道」を歩いて気付いたことは…

 先日、大和郡山市の矢田寺境内に整備されている「ミニ遍路道」を歩いた。約3キロの道沿いには、四国88カ寺の本尊を模した石仏が並ぶ。広い四国を巡礼すると1200キロ、平均45日はかかるため、高齢者や病人も同じ御利益が得られるようにと、戦前に整備されたという。その後、荒廃していた道を「矢田寺へんろみち保存会」の前会長・山下正樹さん(71)が中心となって約10年かけて整備し、昨年5月に完成した。

 遍路道には木々の隙間から暖かい陽光が差し、ウグイスのさえずりや虫の羽音が聞こえてくる。「この山坂も一歩から」などと赤筆で書かれた道標に励まされつつ、意外に険しい道のりを汗を拭き拭き歩いていくと、奈良盆地を一望できる山頂にたどり着いた。黄砂にかすんで遠くは見えないが、辺りを包む春の陽気に気分は爽快だった。

 「ミニお遍路」を思い立つきっかけとなった写真展「四国八十八カ所巡礼の旅 遍路歩記展」(大和郡山市、3月2~6日)は、矢田寺のミニ遍路道完成を記念して開催された。写真は山下さんの友人で徳島市のグラフィックデザイナー・宮本光夫さん(71)が手がけ、四国の巡礼先で出会った「お遍路さん」や地元住民ら多くの笑顔が収められていた。

 宮本さんは57歳で仕事を早期退職し、翌日からお遍路を開始。「もともと根暗な性格だった」というが、沿道の人々からのあいさつやもてなしに感動し、明るい気持ちになれたという。

 そんな宮本さんだが、人々の優しさに幾度も触れるうち、「今度はどんな『お接待』が待っているのだろう」と期待する自分にも気づいたという。「今まで知らなかった自身の本性があぶり出されました」と照れながら笑い、「そこから始まる自問自答が、お遍路の一番の魅力かもしれません」と話した。

 お遍路に限らず、一歩一歩を踏みしめる「歩く」という行為には、考え事や物思いに適した独特のリズムがあるのかもしれない。時間に追われる日々の中では見過ごしがちな自身の感情や人々の優しさにも、ときにふと、思いはせられるような「歩調」を持っていたいと、ミニお遍路を歩きながら思った。(浜川太一)

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「知ってるつもりでも難しい」 西の京高生が英語で観光ガイド 興福寺めぐる

 奈良市の興福寺国宝館などで、県立西の京高校の生徒が外国人向けの英語ガイドに挑戦、パンフレットなどを使いながら展示物などを懸命に英語で説明した。

ALTのアデリア・ファルクさん(左端)と外国人観光に関して議論を深める生徒たち

ALTのアデリア・ファルクさん(左端)と外国人観光に関して議論を深める生徒たち

 奈良の歴史や文化を学び、地域に貢献する人材を育成しようと同校に平成16年度に開設された「地域創生コース」1年生36人が「課題研究」の一環として参加。外国語指導助手(ALT)で米・アラスカ州出身のアデリア・ファルクさんが指導し、「ここの1番有名な展示物は?」などと質問した。

 参加した奥田愛永さん(15)は「知っているつもりのことも英語で解説しようとすると難しかった。もっと文化財の歴史などに理解を深めたい」と、初の英語ガイドに悪戦苦闘。ファルクさんは「いいガイドでした。語彙不足でも、一生懸命話すことで外国人も親しみを覚えるはず」と話していた。

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