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「奈良にずっと住みたい」減少 買い物や日常生活不便? 県民アンケート

 県内にずっと住みたい県民はやや減少―。県の今年度のアンケート(速報値)で、県での定住意向について聞いたところ、「ずっと住みたい」と答えた県民の割合は54・5%で、昨年度の57・5%からやや減少したことが分かった。「住みたくない」「わからない」と答えた理由としては「買い物など日常の生活環境が整っていない」を挙げる人が多かった。

 アンケートは平成20年度から毎年度1回実施。生活や観光、農林業、スポーツ振興、子育て、医療など約50の調査項目で、県内に住む20歳以上の男女5千人を無作為に抽出し、5月にアンケート用紙を郵送して行った。有効回答数は2635人だった。

 生活全般に関する質問では、将来の県での定住意向について「ずっと住みたい」「1度は県外へ出ても、県に戻って住みたい」と答えた割合は66・3%で昨年(67・9%)からやや減少した。

 「住みたくない」「わからない」と答えたのは33・2%で、「日常の生活環境が整っていない」(41・0%)とした割合が最も多く、次いで「医療が充実していない」「通勤・通学に不便」だった。県内でも地域差は大きいとみられるが、いずれも身近な暮らしにかかわる課題が浮き彫りとなった。

 一方、1年前と比較した暮らし向きの実感では「とても楽になった」、「少し楽になった」と答えた割合は8・9%で、昨年(7・6%)より増加。楽になった理由は「給料や収益が増加したから」がトップ、次いで「教育にかかる費用が減ったから」だった。

 県への愛着については「とても愛着がある」「やや愛着がある」は75・3%で、大多数の県民が奈良への愛着を持っていることが判明。年代別では20代が最も高く81・7%だった。

 このほか、県の観光・レクリエーションに足りないと感じるものについては「宿泊施設の充実」が58・2%で昨年度に引き続き最多に。続いて「夜遅くまで営業している飲食店」(41・9%)、「おいしい食べ物」(35・7%)だった。

 県統計課は「結果を各担当課で分析し、課題に対応していきたい」としている。今回は速報値で、11月には詳しい地域別の値など詳細を公表する予定。

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吉野の民話伝えたい 大型本を手作りで製作 葛城の金壽堂出版

 子供たちに物語を読み聞かせる「お話し会」などに活用してもらおうと、葛城市の出版社「金壽堂出版」が、同社発行の吉野地域の民話集「語り伝える吉野の民話」の大型本を手作りした。

「語り伝える吉野の民話」の書籍(左)と手作りの大型本

「語り伝える吉野の民話」の書籍(左)と手作りの大型本

 「語り伝える吉野の民話」は、吉野地域の16の民話を収めたもので、昨年5月に同社が発行。吉野の歴史や名所旧跡などの紹介や挿絵をつけ、子供にもわかりやすくまとめている。

 大型本にしたのは、キツネやタヌキ、カッパなどが登場する「高坊主」「河太郎のはなし」「伯母峰の一本足」など5話。書籍はB6判だが、A3判に拡大コピーして表紙を付けた。同社の吉村始社長は「この大型本をお話し会などに活用して、多くの子供たちに楽しんでもらい、地域の宝である民話を伝えていってほしい」と話している。

 同社では、定期的に「お話し会」を開催している公共図書館やボランティア団体などに寄贈しており、葛城市立新庄、當麻図書館にも近く寄贈、活用される予定という。

「語り伝える吉野の民話」の書籍(左)と手作りの大型本

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五條市の〝危険な〟盛土 県が搬入中止求め業者を是正指導

 大阪府箕面市の土木建設会社「五條開発」が運営する五條市の残土処分場周辺に高さ約20メートル超の盛土が堆積している問題で、同社の処分場の一部は県の許可が必要な規模に拡大していたことが1日、県への取材で分かった。県は残土の搬入中止などを求める是正指導を実施、同社は「原状回復に取り組む」としている。

崩落の危険性が指摘される南側の残土処分場には土砂の堆積が進められている

崩落の危険性が指摘される南側の残土処分場には土砂の堆積が進められている

 県によると、5月下旬に情報提供があったのを受け、6月から調査を実施。同社は現地で残土処分場を徐々に拡大しており、市道南側の2・77ヘクタール部分は、1ヘクタール超の開発や土地形状の変更には県の許可が必要な森林区域にあたることが判明したという。

 県は7月上旬から、同社に是正計画書の提出や土砂搬入中止を求める是正指導を口頭で複数回実施。同社は「来週中に是正計画書を県に提出する」としている。

 一方、7月に同社と五條市に土砂の撤去などを求める仮処分を奈良地裁に申し立てた地元住民らも1日、県が同社に監督処分を行うよう求める要請書を提出した。

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発掘調査体験に市民参加、土器片も出土 奈良市の大安寺旧境内

 奈良時代の平城京で筆頭官寺だったとされる大安寺(奈良市)の旧境内で1日、市民が発掘調査に参加する「発掘調査体験」が行われ、17人が参加した。

大安寺旧境内で慎重に発掘作業に取り組む参加者

大安寺旧境内で慎重に発掘作業に取り組む参加者

 市埋蔵文化調査センターが初開催。調査の目的は大安寺の境内規模の確認で、旧境内を東西に横切っていた「六条大路」があったとされる場所を、参加者らが移植ゴテで慎重に掘り下げた。

 現場からは大安寺特有の文様が入った奈良時代後期の瓦「軒平瓦」や、土師器の破片などが出土。銅製品や奈良時代の水がめの破片なども見つかっているといい今後、同センターで調査する。

 出土品に関する職員の説明も聞き、約2時間半の体験を楽しんだ奈良市の無職、宮田和幸さん(61)は、「奈良は遺跡も多いし、歴史も好きなので参加しました。実際に破片に触れたりすると新しい知識も増えますし、楽しいですね」と話していた。

大安寺旧境内で慎重に発掘作業に取り組む参加者

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転売目的の窃盗か 信貴山「毘沙門橋」の擬宝珠9個なくなる

 三郷町勢野北の県道信貴山線「毘沙門橋」で、青銅製の装飾品「擬宝珠(ぎぼし)」9個(約135万円相当)が盗まれていたことが1日、分かった。管理する県郡山土木事務所は西和署に被害届を提出、同署は転売目的の窃盗事件とみて捜査している。

欄干に設置していた「擬宝珠」が盗まれた橋

欄干に設置していた「擬宝珠」が盗まれた橋

 8月中旬に住民から県に通報があり、同事務所が調べた結果、橋の両側の欄干に設置されている擬宝珠11個のうち9個がなくなっていた。橋は平成6年3月完成で、擬宝珠は高さ約35センチ、重さは約15キロ。欄干にねじで固定されていたが、ドライバーなどの工具で簡単に取り外せるという。最後に確認されたのは平成25年9月だった。

 県内では銅線や真鍮製の消防ホースの部品などが盗まれる窃盗事件が発生しているが、同署によると擬宝珠が盗まれたケースは近年確認されていないという。同事務所は今後、溶接して固定するなどの対策を検討するとしている。

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「市長きついと思ったことは?」 奈良市の仲川市長と子供たちが〝激論〟

 奈良市政や市長の仕事について子供たちが仲川げん市長に直接質問する「市長と気軽にトーク子ども編」が奈良市役所で開かれ、市内の小中学生6人が約1時間にわたり、仲川市長と〝激論〟を交わした。

小中学生6人は奈良市役所で仲川げん市長と積極的に意見を交換し合った

小中学生6人は奈良市役所で仲川げん市長と積極的に意見を交換し合った

 市長との自由な意見交換から、市政に興味を持ってもらおうと初企画。市内の小中学校5校の児童、生徒が、丸テーブルを囲んで話し合った。

 市立三笠中学3年の藤本レイナさん(15)は「市長になって7年、きついと思ったことはありますか」と質問。仲川市長は「市の職員が捕まったりし、一生懸命注意してもそれが繰り返されると悩む」と吐露。「職員2700人の組織をまとめるのは大変です」と話した。

 近大付属小6年の御堂潤君(11)は「奈良にリニアが来ると、将来東京と1時間でつながる」とし、「ホテルをいっぱい作って日帰り観光から脱却してお金が入ってくるようにして」と要望。他にも市内のWi―Fi環境整備や、高齢者や主婦に優しいまちづくりなど、さまざまな意見が上がった。

 最後に仲川市長は、「今日は色んなことを教えてもらえた。みんなの奈良がよくなるように協力してほしい」と依頼。藤本さんは「短い時間でしたが、市長と大きなテーマで色んな話ができて貴重な経験でした」と話していた。

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鍋にもいろいろありまして… 橿原市博物館で「なべの歴史」展

 食事をつくる万国共通の道具である鍋の変化にスポットをあてたロビー展「なべの歴史」が歴史に憩う橿原市博物館で開かれている。25日まで。

各時代の鍋を展示したロビー展

各時代の鍋を展示したロビー展

 縄文~鎌倉の各時代の鍋を展示。縄文時代の鍋は深鉢で、石を組んだ炉の上に置いて使用し、底はとがっていた。米作が伝来し、米を炊いた弥生時代の鍋は甕で、底の形が平底に変化。同じように炉に据えて使った。

 古墳時代になると大陸から竈が伝わり、竈に甕を置いて使うように。底の形はそれまでの平底から丸底に変わっている。鍋の厚みも非常に薄くなり、1ミリ程度の物もあるという。

 鎌倉時代になると、羽釜が登場。縁の外側に鍔がついており、竈に安定して置けるようになった。江戸時代に米を炊いた羽釜も同じ形だ。

 同館では「時代によって変わっていく形とともに、調理時に土器についたすすなどの当時の食の痕跡も見てほしい」としている。

 開館は午前9時~午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。観覧料は大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円。問い合わせは同館(☎0744・27・9681)。

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【奈良テレビおすすめ!】『おとな旅あるき旅 「真夏の奈良 伝統の技 再発見の旅」』(2日午後5時29分から)

 ◇『おとな旅あるき旅 「真夏の奈良 伝統の技 再発見の旅」』(2日午後5時29分から)

 ちょっと贅沢な「おとなの旅」を三田村邦彦と斉藤雪乃が提案。今回は奈良市を舞台に、長い伝統を受け継ぐ技と味を再発見します。

 旅は「式年造替」が行われる春日大社からスタート。若草山麓商店街の刃物屋さんに立ち寄り、「柄付け」という伝統の技を体験したほか、昔ながらの手法を守り続ける奈良団扇・奈良扇子の専門店ではうちわ作りにも挑戦しました。また、大和ポーク、うなぎ、大和肉鶏といった奈良の味、そして、もちろんお酒との出合いも。残暑が厳しいこの時季にピッタリの〝奈良のグルメ〟をとことん満喫しました。奈良の街の多彩な魅力が詰まった29分。ぜひ、ご覧ください。

奈良テレビ放送のホームページはhttp://www.naratv.co.jp/

【紀伊半島豪雨5年】「野迫川村に人呼びたい」 民宿経営の夫妻、食堂で再起 

 平成23年9月の紀伊半島豪雨で、30年近く経営していた民宿を取り壊さざるをえなかった夫妻が今秋、野迫川村で新たに食堂を開く。きっかけは、県外から寄せられた励ましの手紙。高齢化と過疎化が急速に進む村の現状は厳しいが、別所久男さん(69)と妻の節子さん(69)は「野迫川のおいしい料理を知ってもらい、全国から村に人を呼び込みたい」と意気込んでいる。

「村に多くの人を呼び込みたい」という別所久男さんと節子さん。建設中の食堂で笑顔がはじけた

「村に多くの人を呼び込みたい」という別所久男さんと節子さん。建設中の食堂で笑顔がはじけた

 民宿「別所」は、ともに野迫川村役場に勤めていた夫妻が昭和55年ごろ、村役場から南に約2キロの北股川沿いの集落にオープンした。6畳3部屋と4畳半2部屋の小さな民宿だったが、釣りや登山など野迫川の自然を堪能する客を温かくもてなし続けた。

 しかし、5年前の9月4日を境に、なにもかもが一変した。

 豪雨により、民宿と向かいの自宅は床上浸水の被害に。夫妻も近くの山村振興センターでの避難生活を余儀なくされた。「もう民宿の再開は無理かもしれない」。夫妻の中にあきらめの気持ちが広がった。

 だが、2人を再び奮い立たせたのが、避難生活を始めて1カ月がたった23年10月ごろ、避難先の節子さんに宛てて届いた和歌山市在住の70代の女性からの手紙だ。避難生活を伝える新聞記事を読んだというその女性の手紙には、「私も(かつて)水害を経験しましたので、ひとごととは思えません」など気遣う言葉がつづられ、「避難している人に」とみかんや梅干しも添えられていた。

 見ず知らずの人からの温かい励ましの言葉に、「元気をもらった」という節子さんは、「この人をいつか村に招きたい」と決意。予算や体力面を考慮して、民宿ではなく食堂を再建することにした。久男さんも「村への最後の奉仕のつもりで頑張りたい」と賛成した。

 避難生活から約2年8カ月の仮設住宅生活を経て、夫妻は現在、復興住宅に暮らす。民宿は26年秋に自宅とともに取り壊したため、食堂は村役場から北へ約500メートルのところに新たに建設中だ。

建設中の「いなか食堂別所」。9月下旬にオープン予定だ

建設中の「いなか食堂別所」。9月下旬にオープン予定だ

 野迫川村産の木材を使った温かみのある木造平屋建てで、4人がけのテーブル席3つに宴会用の6畳の座敷、カウンター6席を備える予定。名前は「いなか食堂別所」に決めた。

 「お客さんには野迫川のおいしいものをいっぱい食べてほしい」と節子さん。畑で採れた新鮮な野菜、自家製のこんにゃく刺し身にぬか漬け、山菜の天ぷら、アマゴの甘露煮…。秋には山で採れるマツタケをつかったまつたけご飯も。節子さんが腕をふるい、地元の食材をふんだんに使った料理を提供するつもりだ。

 「うちの食堂があるから野迫川村に来たいと思わせるようなお店にしたい」。豪雨から5年。野迫川村を愛する気持ちを糧に、夫妻は新たな再スタートを切る。

 「いなか食堂別所」は9月下旬にオープン予定。問い合わせは別所さん(☎0747・37・2604)。

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平成32年着工へ基本構想策定へ 大和高田市の新庁舎

 大和高田市は31日、老朽化に伴う市庁舎の建て替えについて、来年9月ごろに基本構想、平成30年6月ごろに基本計画を策定し、32年10月ごろの着工を目指すと発表した。場所は来秋にも決める予定で、基本構想や計画策定の関連費用を盛り込んだ一般会計補正予算案と、策定委員会設置に関する条例案を、2日開会の9月定例市議会に提案する。

 現庁舎は昭和38年に完成したが老朽化が進み、耐震性が不足している。昨年7月に市と県が締結したまちづくりに関する包括協定で、行政機関が集中する「シビックコア周辺地区」のまちづくりとして、「市庁舎の移転」を検討予定としていた。

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【リオ五輪】バドミントン女子タカマツペアの松友選手にスポーツ特別功労賞

 県は31日、リオ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した橿原市出身の高橋礼華選手(26)とペアを組んだ松友美佐紀選手(24)に、県スポーツ特別功労賞を贈ると発表した。同賞はオリンピックなどですぐれた成績を挙げ、県民に希望と感動を与えた人に授与される。

高橋礼華(右)、松友美佐紀選手

高橋礼華(右)、松友美佐紀選手

 高橋選手と柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手(24)=天理大大学院在籍中=には、県民栄誉賞の贈呈が決定している。高橋、松友選手は9日、大野選手は20日に県庁で表彰式が行われる予定。

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聖徳太子没後1400年へ、20市町村でプロジェクト推進協 12月にキックオフ

 聖徳太子の没後1400年となる平成33(2021)年に向け、県と県内20市町村で構成する「聖徳太子プロジェクト推進協議会」が発足した。太子について深く知ってもらおうと、12月に開催予定のキックオフシンポジウムを皮切りに、連携してプロジェクトを展開する。

 聖徳太子は飛鳥時代の用明天皇の皇子。推古天皇の摂政となり十七条憲法を制定、中国へ遣隋使を派遣したほか、法隆寺を建立するなど仏法興隆に尽くした。だが、意外と知られていない面もあることから県と、斑鳩町、王寺町、明日香村などゆかりの市町村が、没後1400年に向けて情報発信に努める。

 推進協は、12月に奈良市内でキックオフシンポジウムを開催。来年度以降のイベントなども今後検討し、市町村実施のイベントなどとも連携する。県文化資源活用課では「市町村とともに情報発信し、イベントを通じて活性化にもつなげたい」としている。

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上北山村の村長選は11月29日告示

 上北山村選挙管理委員会は、任期満了に伴う同村長選挙を11月29日告示、12月4日投開票の日程で行うことを決めた。

 立候補予定者説明会は10月31日午後1時半から同村振興センターで開かれる。

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【あっ、これ食べたい】味と色にこだわり 雀堂の「番茶葛わらび餅」

 大淀町土田の「和菓子工房雀堂」。「番茶葛わらび餅」は、「道の駅吉野路大淀iセンター」で10月ごろまで販売されている。道の駅の売り上げランキングの上位に入る人気商品だ。

番茶葛わらび餅(奥)と番茶あゆ

番茶葛わらび餅(奥)と番茶あゆ

 60年以上にわたって和菓子を作り続けてきた「和菓子雀堂」3代目の菊本学さん(42)は、吉野大淀日干番茶を使った商品を「和菓子工房雀堂」の屋号で販売している。

 「番茶葛わらび餅」は、濃いめに番茶を炊き、水の代わりに使っている。「番茶の味ときれいな色を出すのが難しかった」(菊本さん)というわらび餅はきれいなこはく色で、後味はさっぱり。香ばしい番茶の香りがする。

 9月末ごろまでは、求肥に番茶を混ぜ、吉野川のふっくら太った鮎をイメージした「吉野川番茶あゆ」も土日限定で販売している。

 「新しい商品を増やし、大淀町の特産品として広めたい」と菊本さん。秋には「番茶どら焼」も登場予定。(朋)

【販売場所 道の駅 吉野路大淀iセンター】大淀町芦原536-1

(ホームページはhttp://yoshinoji-oyodo.com/

【道の駅 営業時間】午前9時(土日、祝日は午前8時半)~午後5時半

【道の駅 定休日】火曜

【連絡先】☎0747・54・5361(道の駅)、☎0747・52・4411(雀堂)

【道の駅販売 メニュー】番茶葛わらび餅(1パック100グラム入り200円)、土・日曜限定吉野川番茶あゆ(1つ150円)、やきもち三昧(6個入り600円)など

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国際芸術村構想と連携イベントへ予算 天理市が9月議会に提案へ

 天理市は31日、総額約9330万円の一般会計補正予算案を発表した。6日開会の9月定例市議会に空き家対策条例案などとともに提案する。

 県が同市に5年後の完成を目指す「県国際芸術家村」(仮称)構想と連携したサイクリングイベントなど、周遊観光事業や整備費に約1100万円を計上。ほかに、テレワーク施設「産業振興館」の設備拡充に約700万円、高齢者福祉施設への介護ロボット導入支援費として約150万円、介護人材確保に向けた生活・介護支援サポーター養成費に約200万円などを計上している。

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子供たちが下した判決は? 奈良地裁でジュニア法廷開催

 子供たちに裁判所の役割などを理解し、裁判所を身近に感じてもらおうと奈良地裁が「ならジュニア法廷2016夏」を開催し、県内の小学5、6年生30人とその保護者らが参加した。

裁判員裁判の模擬裁判を体験する児童ら

裁判員裁判の模擬裁判を体験する児童ら

 児童らは「誰でも裁判を傍聴できるか」など、裁判所についてのクイズに挑んだ後、「奈良市内のデパートから男性医師が腕時計を盗んだ」という設定の事件について、模擬裁判に挑戦。裁判官や裁判員、検察官、弁護人役をそれぞれ務め、専門用語にとまどいながらも、メモを取りながら真剣に冒頭陳述や証人尋問などに取り組んだ。

 一連の審理を終えた後は2つのグループに分かれて「評議」を行い、判決を導き出した。裁判官への質問コーナーや、法服を着ての記念撮影も行われ、児童らは楽しみながら裁判について学んでいた。

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【鹿角抄】ワイズユースで自然守ろう 大台ケ原を歩いて考えた

 今年から新たに国民の祝日に加わった「山の日」(8月11日)に、環境省近畿地方環境事務所主催の「自然再生ツアー」に同行、大台ケ原を歩いてきた。

枯れたトウヒの木が立ち並ぶ登山道を歩くツアー参加者

枯れたトウヒの木が立ち並ぶ登山道を歩くツアー参加者

 大台ケ原を訪ねたのは初めて。歩いたのは「初心者でも大丈夫」という東大台ケ原の自然観察路。環境省の自然再生事業に助言する自然再生推進委員でもある奈良教育大の松井淳教授(植物生態学)の解説を聞きながら、大台ケ原ビジターセンター(上北山村)から正木峠まで2キロあまりを往復した。

 実は、大台ケ原では植生、生物多様性の衰退が急速に進んだという。環境省などによると、昭和34年の伊勢湾台風などで多くの木が倒れ、森の中が乾き始めてコケのかわりにササが増えた。ササを餌にするニホンジカが増えすぎ、シカが木の皮や稚樹を食べることで木が枯れ、新たな木も育たなくなって森の環境が変わったのだという。

 正木峠は大台ケ原の中でもよく知られた場所。立ち枯れたトウヒが並ぶ風景は幻想的で美しくさえ感じられるが、ここも50年ほど前は苔むした森だったという。ものすごい変貌ぶりに信じられなかった。

 印象的だったのは、あちこちでみられた「防鹿柵」。シカが一定の区域に入らないよう設置された柵で、多くの木の幹にはシカの食害防止の金属や樹脂製のネットも巻き付けられていた。環境省の自然再生の取り組みで、防鹿柵で囲われた中には「トウヒの稚樹が健全に育ち、50年後には森になっているかもしれない」という場所もあった。

 ただ、かつての健全な森が保たれた大台ケ原に戻るには、長い取り組みが必要なようだ。松井教授は「森が壊れかけている最前線を何とか守り、それを(以前の健全な状態に)押し戻していくようなやり方しかないかもしれない」と話す。

 大台ケ原を訪ねる私たちにも課題はある。「植生保護のために歩道以外の場所には入らない」「ごみは持ち帰る」など当たり前のマナーを守り、「ワイズユース(賢明な利用)」をすることが大事なのだ。(山本岳夫)

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葛城市長選立候補予定者説明会に2陣営出席、市議補選も2陣営

 任期満了に伴う葛城市長選と、同市議補選(欠員1)の立候補予定者説明会が30日、同市役所新庄庁舎で開かれ、市長選、市議補選とも2陣営の関係者が出席した。

 市長選、市議補選は10月16日告示、同23日に投開票される。市長選には、現職で3選を目指す山下和弥氏(47)と、同市議で新人の阿古和彦氏(57)がいずれも無所属で立候補する意向を明らかにしている。

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下市町長選は11月8日告示

 下市町選挙管理委員会は、任期満了に伴う同町長選挙を11月8日告示、同13日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は10月13日午後2時から、同町役場で開く。

 同町長選挙をめぐっては、現職の杉本龍昭氏(70)が、再選を目指して無所属で立候補する意向を表明している。

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動く市役所発進! 住民票発行、健康指導…葛城市がサービスカー試験運行 

 葛城市は、市中心部から遠い7地区の公民館や集会所を巡回し、住民票発行や健康指導を行う「市民サービスカー」を9月から試験運行する。市民サービス向上と地域コミュニティーの形成が目的で、全国的にも珍しいという。

披露された市民サービスカー

披露された市民サービスカー

 ワンボックスの商用車を改造し、パソコンやプリンター、インターネット接続端末などを搭載。住民票と印鑑登録証明書の交付を可能にした。大型モニターには観光情報などを表示でき、市役所などとネットでつなぐことで、テレビ会議もできるという。

 発電機や防災無線なども備え、災害時は「移動救護所」としての活用や、救援物資、被災者の搬送も可能。試験運行は9月中旬~10月末で、市職員と保健師が乗り込み、中心部から遠い7地区の公民館や集会所を週1回訪問。サービスを提供する。

 毎週金曜日の午前中は、「ならコープ」の「あったか便利移動店舗」と連携した買い物支援サービスとして、ならコープの移動販売車も同行。市福祉総合ステーションで行われたお披露目式で、山下和弥市長は「新しい行政サービスを提供し、市民の拠点づくりを進める」と述べた。

市民サービスカー内部の装備

市民サービスカー内部の装備

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「事業自体は継続」、天理市の調査委 メガソーラー疑惑 

 天理市が進める大規模太陽光発電(メガソーラー)の事業者選定をめぐり、市役所などが官製談合防止法違反容疑で大阪地検特捜部の家宅捜索を受けた事件で市は30日、選定手続きの経緯などを検討する第2回調査委を開催。並河健市長は、「事業自体を止めなければならない瑕疵は見られない」とする委員らの見解を示し、今後も事業を継続する方針を明らかにした。

 調査委は非公開で行われ、終了後に並河市長が記者会見。委員からは、事業者を選定する「公募型プロポーザル方式」の入札に参加した2事業者の企画提案書を採点評価する際、「市職員だけでなく、第3者を交えより慎重に精査すべきだった」との指摘があったとした。

 一方、採点の中身については「法に触れるような著しく不合理な点はない」ことや、両事業者が示した提案額には2倍近い差があったことから、「最優秀に選んだ提案書を遡及的に否定すべき点は見られず、事業継続が妥当」との意見で一致したという。

 市は今後、再発防止に向けた報告書の素案を来月16日開催の次回調査委で取りまとめて市議会に報告し、26日に公表する予定。

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【訃報】藤本昭広氏 70歳 元県議

 藤本昭広氏(ふじもと・あきひろ=元県議)30日、悪性リンパ腫のため死去、70歳。通夜は9月1日午後7時、葬儀・告別式は同2日正午、天理市前栽町72の1、創葬館で。喪主は長男、広樹(ひろき)氏。

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伝統の「奈良晒」について知っていますか? 県立民俗博物館で展示

 江戸時代には「麻の最上は南都なり」とも評された奈良の伝統産業「奈良晒(さらし)」の実物や製造工程を展示する「布に秘められた技」が大和郡山市の県立民俗博物館で開催されている。

江戸時代に製造された奈良晒の着物の実物など約100点が展示されている

江戸時代に製造された奈良晒の着物の実物など約100点が展示されている

 奈良の伝統産業の歴史を知ってもらおうと、同館や実行委などが企画。江戸時代には高級麻織物だった奈良晒は、徳川家康も愛用。幕府の「御用布」として全国に流通していたが、明治以降は武家の没落とともに生産量も衰退の一途をたどった。その技術は「奈良晒の紡織技術」として昭和54年に県の無形文化財に指定され、月ケ瀬奈良晒保存会(奈良市)が技術継承や後継者育成に取り組んでいる。

 特別展では、奈良晒について描かれた江戸時代の絵図や、奈良晒の見本布、製造工程を紹介するパネルなどを展示。越後、越中、近江など他地域の麻織物との比較など、約100点が並んでいる。

 9月4日まで。開館は午前9時~午後5時。月曜休館。一般200円、大学生150円、以下無料。問い合わせは、県立民俗博物館(☎0743・53・3171)。

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故・小川光三さん最後の仕事 「奈良大和路カレンダー」販売へ

 仏像シリーズ第21弾となる「奈良大和路カレンダー2017」(平成29年版)が、県ビジターズビューローにより発行された。今年5月30日に88歳で亡くなった写真家、小川光三さんの作品を使った人気のカレンダーで、本人がレイアウトなどを直接指示したものとしては最後。9月1日から料金振り込みを受け付け、10月1日から販売を始める。

小川光三さんの写真が使われている「奈良大和路カレンダー2017」

小川光三さんの写真が使われている「奈良大和路カレンダー2017」

 カレンダーは奈良の歴史文化を全国発信するため、平成9年版から制作。文化財写真撮影の「飛鳥園」(奈良市)の写真家だった小川さんの作品は13年版から使用、これまでテーマに沿った指導も受けてきた。

 今回は「大和のみほとけ まなざし」と題し飛鳥、奈良、平安時代の仏像の、慈しみ深い「まなざし」を特集。写真は小川さんとその弟子、若松保広さんの作品を掲載している。監修、解説は山崎隆之・愛知県立芸術大学名誉教授。文筆家、山崎しげ子さんのエッセーも載せている。

 小川さんの作品は、1・2月の法隆寺金堂・多聞天像(国宝、飛鳥時代)▽7・8月の唐招提寺金堂・千手観音菩薩立像(国宝、奈良時代)▽9・10月の安産寺・地蔵菩薩立像(重文、平安時代)▽11・12月の新薬師寺・伐折羅大将像(国宝、奈良時代)。

 ポストカード付きで、1部1500円(消費税込み)。県ビジターズビューロー(☎0742・23・8288)や観光関連施設、書店などで販売する。

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タブレット端末活用し、ペーパーレス審議 宇陀市議会が9月から導入

 宇陀市議会は29日、9月2日開会の定例会から議会関連資料を電子化する「会議システム」を試験的に導入すると発表した。議会運営の迅速化・効率化をはかることが目的で、大幅なペーパーレスにもつながるという。こうした「電子議会」をめざすシステムの導入は県内自治体の議会では初めて。

宇陀市議会が導入したタブレット端末

宇陀市議会が導入したタブレット端末

 宇陀市議会では市議12人(欠員2)と議会事務局長のほか、議会に出席する市長、副市長、各部長ら計36人にタブレット端末を貸与。市議に貸与された端末は12・9インチ、A4サイズの大きさで、端末を使って東京の民間会社が運営するサーバーにアクセス。市が登録した議案書や議案関連資料、予算書、決算書などを閲覧するしくみ。本会議や委員会の審議にも端末を活用し、端末で資料を見ながら議事を進めるという。

 端末を使って議案にメモ書きし、保存することも可能。議会事務局では、「議場に大量の紙資料を持ち込まなくて済み、資料が更新された際もスムーズに最新の情報を共有できるメリットがある。緊急時の対応も迅速に行え、議員活動の向上、議会運営の効率化をはかることができる」としている。

 9月と12月議会では紙資料も用意するが、来年の3月議会からはシステムを本格運用。議案書や予算書、決算書は紙資料も作成するが、議案関連資料などは完全に電子化する予定で、議会出席者1人あたりの紙資料(A4サイズ)削減量は約850ページ、紙資料全体では半減するという。

 同様のシステムは、大津市議会や三重県名張市議会で運用されており、竹内幹郎市長は「市でも業務の電子化を進めている。議案の修正などをリアルタイムで行え、市民サービスの向上にもつながると思う」としている。

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暮らしに役立つ情報掲載しています 県がスマホアプリ「ナラプラス」無料配信中

 県は、暮らしに役立つさまざまな情報や奈良の観光、文化、食にまつわるニュースを伝えるスマートフォンやタブレット端末専用のアプリ「ナラプラス」を無料配信している。県が発行する広報誌や刊行物も読むことができるほか、県内の災害情報や天気予報もチェックできる。

県が無料配信を始めた「ナラプラス」。地域の情報を毎日届ける

県が無料配信を始めた「ナラプラス」。地域の情報を毎日届ける

 県によると、こうしたアプリの配信は都道府県レベルでは初。県と市町村のまちづくりの話題など県政に関するニュース▽地域の話題▽道路の通行止めや熱中症発生状況など暮らしに役立つニュース▽県内で開催されるイベント―を主に配信しており、毎日2~3本のニュースを更新する。

 県広報広聴課は「奈良はよいところだと感じてもらえる明るいニュースを毎日届けたい」としている。荒井正吾知事も「イベントの開催状況がすぐに分かるので便利だと思う。より暮らしに密着した最新のニュースを届けたい。親しんでもらえれば」としている。

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昨年の交通事故死者46人中19人は65歳以上 単独事故が最多 

 県警は平成27年の交通事故で死亡した人の4割超が、65歳以上の高齢者だったと発表した。県警は今年3月から動画を活用した危険予測能力向上システムを導入、各自治体の公民館で交通安全教室を開くなど、事故防止に向けた取り組みを進めている。

 県警によると、27年の交通人身事故は5078件で、うち65歳以上の高齢者が1644人と、過去最高の32・4%。死亡事故者数(46人)では高齢者はうち19人で、41・3%を占めた。今年の死亡事故は8月28日時点で、全体(27人)の約65%に相当する15人が高齢者となっており、前年同時期より3人増加しているという。

 交通死亡事故の死者数は減少傾向にあるが、高齢者の割合は過去10年間ほぼ横ばいで、50%前後という高水準で推移。死亡事故の類型別では、転落や電柱への衝突などの「単独事故」が9人で最多。道路などを横断中を含む「歩行中」が8人と続いた。

 昨年の事故で死亡した高齢者の19人のうち、時間帯で最も多かったのは夜間(午後6時~午前6時)で6人。「歩行中」に死亡した高齢者も、8人中3人が夜間だった。警察庁によると、全国でも昨年死亡した高齢歩行者の事故時間帯は夜が64・4%で、昼(35・6%)の約1・8倍。全国的に夜間の歩行中の死亡事故が多い傾向にある。

 一方、県内の運転免許証保有者の23・3%は高齢者で、20万9940人。県警は約200の市町村や民間事業者と自主返納に関する協定を締結し、タクシーやバスの運賃を割り引くなどのサービスを実施。昨年は3544人が返納した。

 高齢者の死亡事故防止にと、県警は今年3月から危険予測能力を高めるシステム「ホンダ動画KYT」を導入。これまで公民館や学校、大型スーパーなどで交通安全教室を計13回開いており、計約1130人が受講している。

 KYTは「危険予測トレーニング」の略。コンピューターグラフィックスを使ってさまざまな条件下での運転を疑似体験し、事故につながる危険をどれだけ察知できるかをテスト。警察官などから指導を受け、危険に対する予測能力の向上につなげる。

 県警交通企画課の担当者は「『自分は大丈夫』と思っている人に、いかに意識をもってもらうかが課題。KYTの活用などを通じて自分の危険認知能力を認識し、安全確認を徹底してもらいたい」としている。

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紀伊半島豪雨被害を後世に伝える 五條市大塔町に「警戒碑」建立

 紀伊半島豪雨災害を後世に伝えようと、五條市大塔町で「紀伊半島大水害警戒碑」が建立され、除幕式が行われた。市職員や地元の消防団員ら約10人が参加し、黙禱をささげると共に防災の誓いを新たにした。

土砂崩れダムの最高水位を示す警戒碑を除幕する消防団員ら

土砂崩れダムの最高水位を示す警戒碑を除幕する消防団員ら

 被害を後世に伝え、防災意識を高めようと全国からの寄付金を活用し、同町宇井と辻堂の2地区に設置。宇井地区では熊野川右岸が大規模な深層崩壊を起こし、8世帯11人が死亡、行方不明に。碑は高さ約1・1メートルの御影石で、土石流が達した対岸の最高地点に設置された。

 巨大な土砂崩れダムが出現した辻堂地区では、水位が約20メートルに達したことを示す警戒碑が建てられ、コンクリートの擁壁に赤いラインが引かれたほか、説明板も設置。除幕式に参加した大塔地区自治連合会長で宇井自治会長の市平克之さん(76)は、「実際にどこまで水が上がったのか、後世に残していきたい」と話していた。

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大和郡山に中間駅誘致へ 「奈良県にリニアを!」の会が知事に提言書

 県南部の35市町村でつくる「『奈良県にリニアを!』の会」(会長・森下豊橿原市長)は、リニア中央新幹線の早期開業や大和郡山市内への中間駅誘致を求める提言書を、荒井正吾知事に提出した。

提言書を提出した3市町長と荒井正吾知事

提言書を提出した3市町長と荒井正吾知事

 同会は先月28日、県内29市町村の首長らが出席し、第3回大会を開催。「中間駅は県内の各地と交通結節性が高い大和郡山市に設置すべき」「東京・大阪間の一日も早い全線開業を目指す」「車両基地を県内に設置する」などとした提言書をまとめていた。

 今月23日、同会副会長の東川裕御所市長と、監事の今中富夫上牧町長、上田清大和郡山市長が県庁を訪問。東川市長が提言書を手渡すと、荒井知事は「承りました。環境影響評価の日程が詰まってくれば中間駅やルートの姿が見えてくる。誘致に向け熱意を持った運動を続けることが重要だ」と話した。

 県内では中間駅誘致に向け、奈良市と生駒市も独自に誘致活動を進めている。

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大自然の柳生で楽しい一日 「まるまる1日デイキャンプ」に子供たち歓声

 奈良市東部地域の子供たちが水遊びやキャンプファイアーを楽しむ「まるまる1日デイキャンプ」が奈良市柳生で開催され、小学生約80人が参加した。

日差しの下、川で水遊びを楽しむ子供たち

日差しの下、川で水遊びを楽しむ子供たち

 奈良市東部地域の田原、柳生、興東、月ケ瀬、都祁の各公民館が、東部5地区の子供たちの交流を目的に平成24年から毎年開催。子供たちは「正木坂剣禅道場」で瞑想や剣道を体験した後、打滝川で水鉄砲などを使って水遊びを楽しんだ。旧柳生中学校グラウンドではキャンプファイアーも行われ、夏休みを満喫していた。

 柳生公民館の生駒好明館長(61)は「東部地域は子供の数も減ってきているが、交流を通じて子供たちが仲良くなってくれれば」。参加した奈良市の小学6年、大久保天翔君(12)は「川で水鉄砲をしたり、滝の下で遊んだりできて楽しい。今年が最後の参加なので、満喫します」と笑顔で話していた。

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