【スニーカーエイジ】県立西の京高校もグランプリ大会出場決める
高校・中学の軽音楽系クラブのコンテスト「第37回 We are Sneaker Ages(スニーカーエイジ)」(産経新聞社など主催)の予選会は20日、大阪市中央区の松下IMPホールで9日目が行われ、県立西の京高が12月のグランプリ大会進出を決めた。県内からは奈良育英高に続き2校目。
この日は大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山から高校13校が出場。西の京高は、規定曲「好きだ。」(Little Glee Monster)と自由曲「やさしさで溢れるように」(JUJU)を演奏し、夢の舞台への切符を手にした。
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【あのまちこんな店】三輪さんのお膝元で日本酒アイス 桜井市の「カフェ三輪座」
桜井市のJR三輪駅のすぐ前にある「カフェ三輪座」。木造平屋瓦ぶきの古風な建物を使った店で、店頭には休憩用の椅子とテーブルが並ぶ。酒だるも置かれ、自慢のソフトクリームを宣伝する「日本酒アイス」ののぼりも。地元で350年続く酒蔵・今西酒造が経営。駅の利用者や、大神神社を訪れる観光客らが気軽に立ち寄っている。地元商店街が衰退する中、三輪の活性化の拠点にもなっている。
■一押しアイス
もとは地域おこしをめざすNPOが運営、4年前に今西酒造が引き継いだ。緑のそろいのエプロンを着たスタッフ4人が交代で勤務している。
店内にも木製の長いすとテーブルがあり、電車の時間待ちをするにはもってこい。夏場は「アイスを食べながら」という人も目立つ。そんな中、他ではなかなかお目にかかれないのが名物の日本酒アイスだ。
店員の清田由美さん(47)は「一押し商品はやはり、日本酒アイス。今西酒造の純米吟醸酒・三諸杉(みむろすぎ)が入っている『大人のアイス』です」。口にすると、冷たい甘さとともに日本酒の味が広がる。
京都の友人と大神神社を訪れ、店に立ち寄って初めて食べたという奈良市の女性(34)は「けっこうお酒がきいている感じですが、さっぱりしていて、おいしかった」。日本酒が好きという友人(31)も「いくらでも食べられる感じがします」。
■日本酒の商品
店内には日本酒のほか、日本酒を使った酒カレーや入浴剤、酒せっけんなど、今西酒造のオリジナル商品が並ぶ。さらにニンジンやシソなどの自然の食品で染めた七色の「七福そうめん」、明日香村の古代米、吉野葛入りの「ごまどうふ」や「ゆずくず餅」など、個性ゆたかな商品も。
地元の人や観光客などでにぎわうが、最近特に女性の姿が目立つという。大神神社がパワースポットとして人気を集めていることや、大神神社で縁結びを願う女性が多いためらしい。
ただ、大型店の出店や車で参拝する人の増加で、三輪駅前の商店街は他と同様に訪れる人が減り、閉店する店も出ている。「昔と比べると、活気が失われています。お店がなくなることは本当にショックです」と清田さんは話した。
■町おこしに一役
カフェ三輪座の店内には、三輪の町や山の辺の道を紹介するパンフレットが置かれ、観光PRに一役買っている。今西酒造は「酒造りの神様」である大神神社と酒蔵を訪れるガイド付きのツアー」(予約制)も実施、三輪の魅力発信につとめている。
店員で元バスガイドの芹井真弓さん(41)は、そのツアーガイドをつとめる。「全国からいろんな方が来られるので、希望に合わせてガイドするようにしています。桜井は相撲や芸能、市場、そうめんの発祥地で、仏教が最初に伝えられたのも桜井。『日本で初めて』というものが多い歴史豊かなところ。多くの人に訪れていただき、その魅力を知ってほしいと思います」と話している。(野崎貴宮)
カフェ三輪座 桜井市三輪354(JR三輪駅前)。営業時間は午前10時~午後5時。定休日はなく、元日なども営業。(☎0744・49・3830)。今西酒造のホームページはhttp://imanishisyuzou.com/
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紀伊半島豪雨犠牲者ら追悼 十津川村で水害慰霊祭営まれる
平成23年9月の紀伊半島豪雨災害から5年を迎えるのを前に、被災した奈良県十津川村で20日、犠牲者を追悼する水害慰霊祭が行われ、村民ら約200人が参列した。
明治22年に起きた大水害の慰霊祭として平成7年から実施し、24年からは紀伊半島豪雨の犠牲者も追悼するようになった。
慰霊祭では、黙禱のあと、更谷慈禧村長が「歴史に残る幾多の災害がありながらも、希望をすてずに一致団結した村民があってこその十津川。今後も安心、安全で活力のある村づくりに尽力したい」と述べた。
村では5年前の豪雨で大規模な土砂崩れが発生し、7人が死亡、6人が現在も行方不明のままになっている。
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慈悲に過ぎた鎌倉時代の僧・忍性を見直す 今に生きる教えとは?
奈良出身でハンセン病患者らを救った鎌倉時代の僧、忍性(にんしょう)。知名度はあまり高くないが、来年の生誕800年を前に奈良国立博物館(奈良市)で特別展が開催されているほか、墓所の一つ、生駒市有里町の竹林寺では命日の7月12日、ゆかりの地を知ってほしいという有志らが本山・唐招提寺(同)の長老ら出仕の法要を営むなど、事績が見直されている。救済に奔走した庶民の味方、忍性さん。今日も大切な教えとは。
忍性は額安寺(大和郡山市)などで修行し、西大寺(奈良市)の僧で社会事業に尽くした叡尊のもとで真言密教や戒律などを学んだ。有名なのは、若い頃に感染症であるハンセン病の患者を背負って町まで通ったという逸話。病気や貧しさにあえぐ人らに積極的に手をさしのべた。さらに、人々のために川に橋を架けたり、鎌倉・極楽寺では馬の病屋を建てるなど、生きとし生けるもののために身を投げ打った。
叡尊はそんな救済に尽くした弟子の様子を「慈悲に過ぎた」と評したという。
忍性には、奈良時代に戒律を伝えるため苦難を乗り越えて唐から来日し唐招提寺を開いた鑑真への敬慕がうかがえる。さらに、同時代に架橋するなど人々のために社会事業を展開した僧、行基に寄せる思いも強かったといい、それは行基が眠る竹林寺を遺言で分骨先の一つとしたことからも伝わってくる。いずれも他者のために尽くした僧だ。
竹林寺住職でもある唐招提寺の西山明彦長老は「叡尊にとっても、忍性にとっても社会事業をするために行基という目標があった」と語る。時代は浄土思想や禅宗の普及によって鎌倉新仏教と総称される各宗がおこった頃で、日本の宗教界は分岐点だったという。
「釈迦は、今をいかに生きるかが大事と説いた。そのために必要なのが殺すな、盗むな、うそをつくな…といった戒を守ること。来世はあるか分からないので、奈良仏教もシンプルにこの世をどう生きるかを問うた」と西山長老は話す。
そんな仏教を学んだ忍性について「この世が大事だからこそハンセン病患者をきちんとしてあげようという気持ちがあった。来世を思うのではなく、人間として最低限何をすべきか問いながら、今を生きることが大切。忍性はそれを主導した」と語った。
奈良国立博物館特別展で、肖像画や木造座像展示
突き出た頭頂に赤い鼻先…。奈良国立博物館の特別展「忍性-救済に捧げた生涯」はそんな忍性の肖像画が展示され、風貌や人柄をしのぶ機会だ。肖像画について同館の伊藤久美研究員は他の僧らの画像も踏まえ「異能者の特徴を表しているのでは」とみる。
特別展は木造坐像(鎌倉~室町時代、極楽寺)のほか、23日から展示予定の肖像画(鎌倉~南北朝時代、西大寺)など複数の画像が披露される。伊藤研究員はそれらについて図録で智証大師円珍らと類似のイメージと指摘。救済活動に触れ「当時の人々にとっては超人的なものだったに違いないが、忍性の顔の特徴もこれを異能として表象するのではないか」としている。
特別展は9月19日まで。月曜は休館。
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【リオ五輪】「感動をありがとう」、世界の頂点に歓喜 高橋選手地元の橿原市
リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)のペア。高橋選手の地元、橿原市の「かしはら万葉ホール」で行われたパブリックビューイング(PV)に詰めかけた約800人の市民らも、歓喜の渦に包まれた。

「タカマツ」ペアの金メダル獲得を祝ってくす玉を割る父、昭博さん(中央)ら
決戦前、高橋選手から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、「最後の試合を力強く、精いっぱい悔いのないよう頑張ります」と送られたという父、昭博さん(53)。「結果を気にせず粘り強く頑張れ」と返し、かたずをのんで決戦を見守った。
会場には、高橋選手が小学生時代に所属したジュニアチーム「橿原ジュニア」の関係者約200人の姿も。橿原ジュニアに所属する小学6年、古根川美桜さん(11)と鈴木彩加さん(12)は最前列で応援をリード。「ニッポン」コールや「ナイス、もう1本!」などと声をからし、「礼華」と書かれたうちわやバルーンスティックを打ち鳴らした。
接戦を高橋選手が制すると、全員が総立ちに。古根川さんと鈴木さんは「かっこよくて、すごい。将来、高橋先輩のように世界の舞台で活躍できるように頑張りたい」と興奮した様子。橿原ジュニアOGで、インターハイ出場経験もある橿原市の大阪教育大1年、岩崎朱李さん(19)は「第3ゲームの終盤、3㌽リードされたときはちょっとだけ『だめかな』と思ったが、コンビネーションと粘り強さの勝利だと思う。私も刺激をもらいました」と話した。
バドミントンクラブで活動している橿原市の小西克子さん(54)は、「自分のことのようにうれしい。本当に本当におめでとう」、高橋選手の伯母、高橋洋子さん(57)は「感無量で、夢みたい。今度会えるときは、メダルを見せてもらえるかな」と笑顔。「橿原ジュニア」でバドミントンを始めて4年という市立真菅小4年、磯田侑奈さん(9)は「バドミントンで〝世界一〟を取れるなんて、夢をみているみたいでどきどきする。タカマツペアを目標に、頑張って練習を続けたい」と話した。
高橋選手を小学生時代に指導した橿原ジュニア総監督の松村宏則さん(57)は「苦しい試合だったが、2人はゲーム中、顔を見合わせて意思の疎通を図っていた。今後も高橋に続くような選手を育てていきたい」、橿原市ジュニアバドミントン連盟理事長の浦島申次さん(40)は「世界ランキング1位の意地を見せた金メダル。日本人、奈良県民として誇りに思います」と話した。
試合後、昭博さんは「『信じられない』の一言。2人の勝ちたいという強い気持ちが、金メダルを勝ち取ったのだと思う。『おめでとう、感動をありがとう』と伝えたい」と目を潤ませていた。
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回収ゴミ窃盗の奈良市職員2人を懲戒免職 一連の事件で計3人処分
奈良市は19日、市のゴミ処理場「市環境清美センター」でゴミとして回収した自転車などを盗んだなどとして窃盗容疑などで逮捕、起訴されたセンター主任の男(57)=同罪で公判中=と、もうひとりのセンター主任の男(57)=同=を懲戒免職処分としたと発表した。
市などによると、2人は同僚の元センター主任の男(52)=同、懲戒免職=らと共謀して2月~5月、センターで保管していたアルミ缶計約2530キロと自転車計約149台(時価計37万9千円相当)を盗んだなどとして、逮捕、起訴された。
仲川げん市長は「市民の皆さまに深くおわびする。再発防止に万全を期し、職場風土を改革して、信頼を一日も早く回復できるよう全力を尽くす」とコメントした。
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「大事な文化後世に」、不祥事続発は「断腸の思い」 羽室県警本部長離任会見
22日付で中部管区警察局情報通信部長に異動する県警の羽室英太郎本部長(57)が19日、離任会見を開き、「セキュリティーを強化し、大事な文化を後世に伝えていってほしい」と述べた。

離任会見に臨んだ羽室英太郎本部長
羽室本部長は昨年1月に就任。警察庁でサイバーテロ対策技術室長を務めるなどサイバー犯罪捜査に携わってきた経験から、県と基本計画の策定に乗り出したところだったといい、「成果を見ないまま離任するのは非常に残念」と話した。
印象深い事件として、昨年7月に香芝市で起きた小学生女児連れ去り事件を挙げ、「県警の総力をあげた取り組みや地域住民らの支援活動で早期解決できた」と振り返った。
今年4月に天皇、皇后両陛下が来県されたことにも触れ、「近くで警衛させていただく貴重な経験だった。仲むつまじく、美しい奈良の自然を愛でられたことが非常に印象的だった」とした。
一方、県警で昨年から不祥事が相次いだことについて「非常に残念で、断腸の思いだった」とし、「各種教養の強化に取り組んでいるが、私だけでは到達できなかった。後任に継続するよう引き継ぎたい」とした。
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河合第三小が準優勝 交通安全子供自転車全国大会に奈良県代表で出場
全国の小学生が自転車の安全走行を競う「第51回交通安全子供自転車全国大会」に県代表として出場した河合町立河合第三小が、団体の部で準優勝を果たし、県警から感謝状が贈られた。
大会は今月3日に東京ビッグサイト(東京)で開かれ、都道府県予選を勝ち抜いた47チームが参加。交通規則や標識の意味などを問う学科テストや、S字走行などの技能走行テストなどで競った。
贈呈式には、出場したメンバーの児童3名が出席。感謝状と盾を贈った県警の羽室英太郎本部長は、「スマートフォンでゲームをしながら運転している人もいるが、今後も安全に気をつけて自転車を運転してください」と話し、チームリーダーの6年、竹本櫂君(12)は「長い間練習をしてきた成果が出て、とてもうれしい。安全運転は大切なこととみんなに伝えていきたい」と笑顔で話していた。
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【スニーカーエイジ】奈良育英高校が12月のグランプリ大会進出決める
高校・中学の軽音楽系クラブのコンテスト「第37回 We are Sneaker Ages(スニーカーエイジ)」(産経新聞社など主催)の予選会は19日、大阪市中央区の松下IMPホールで8日目が行われ、奈良育英高が12月のグランプリ大会進出を決めた。
この日は大阪、兵庫、京都、奈良から高校13校が出場。奈良育英高は、規定曲「好きだ。」(Little Glee Monster)と自由曲「THE ONE」(BABYMETAL)を演奏し、会場を盛り上げた。
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【リオ五輪】「自分たちは強い」信じて勝ち取った「金」 バドミントン「タカマツ」ペア
【リオデジャネイロ=天野健作】互いを信じ、悲願の頂点に上り詰めた。バドミントン女子ダブルスで史上初の金メダル。高橋礼華(26)=橿原市出身=と松友美佐紀(24)の「タカマツ」ペアがデンマークペアとの激闘を制した。高橋は「自分たちが強いと思ってプレーできた」、松友は「耐え抜いて、自分がやってきたことをあきらめずに出せた」と振り返った。
第1ゲームは相手の連続攻撃にペアの歯車がかみ合わず、18-21で落としたものの、第2ゲームは21-9と圧倒。第3ゲームは、一時16-19とリードされる苦しい展開となったが、5連続ポイントを奪って試合を決めた。
スタンドには家族やファンが多く詰め掛け、「ニッポン」コールと手拍子で試合を盛り上げた。
高橋の母、智子さん(49)と松友の母、千恵美さん(51)は選手の似顔絵入りのTシャツを着て、隣どうしで観戦。千恵美さんは一進一退の攻防に手を震わせ、時折、顔をタオルに埋めた。
金メダルが決まった瞬間、母親どうしで「すごい、すごい」と言って抱き合った。智子さんは「こんなすばらしい感動を与えてもらって幸せ」、千恵美さんも「心臓が飛び出そうだった。2人が絶好調なんてときは他になかった」と喜んだ。
タカマツはペアを組んでもうすぐ10年になる。松友は表彰式後、「先輩と組んでいなければ、この舞台に立っていない。まさか本当に金メダルを取れるとは」。高橋は「日の丸が一番高いところに上がっているのを見ると、本当に五輪という舞台で一番になったと改めて実感できた」と感動していた。
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【リオ五輪】「帰ったらメダル持たせてね」、LINEで祝福 バドミントン「金」高橋選手の妹
バドミントン女子ダブルスの決勝に臨んだ高橋礼華(26)=橿原市出身=と松友美佐紀(24)のペアらが所属する日本ユニシス本社(東京都江東区)で19日未明、パブリックビューイングが行われ、バドミントン部の関係者ら社員約200人が日本からエールを送った。バドミントンでは日本初の「金」が決まると、会場は興奮と歓喜に包まれた。
社員らは、〝タカマツ〟ペアらの似顔絵が入ったおそろいのTシャツで観戦。日本の攻撃やレシーブが決まる度に、金メダルをイメージした金色のスティックバルーンをたたきながら、「いいぞーっ」「もう一本!」と声をそろえた。
会場には、高橋の妹でバドミントン部所属の沙也加さん(24)の姿も。チームメートとともに、食い入るように中継画面を見つめていた。
姉妹は小学校低学年から母・智子さんがコーチを務めるクラブでバドミントンに打ち込み、中学からは別々の学校で「お互いに高め合ってきた」(沙也加さん)。ユニシスに入ってからは、松友も含め「3人でリオに行こう」と話していたが、昨年末、沙也加さんが五輪代表選考レースを目前に右膝を負傷。高橋も遠征の合間を縫って病院を見舞うなど妹を気遣ったが、姉妹の夢はかなわなかった。
五輪での姉たちの活躍は「うれしいけど、悔しい気持ちもあった」という沙也加さん。それでもこの日は、ただただ姉たちの勝利を祈り続けていた。
接戦の末の第3ゲーム、19―16の劣勢から日本が5連続ポイントで逆転勝利すると、大歓声の中で自然と目に熱いものがこみ上げていた。「勇気をもらった。4年後の東京では、私も五輪の舞台に立ちたい」。
試合後、姉には携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」でこんなメッセージを送った。
《金メダルおめでとう。帰ったらメダル持たせてね。お疲れさまでした》いつもと同じ、短いメッセージ。それでも十分、姉妹の心は通じ合っている。
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【リオデジャネイロ=細田裕也】ペアの結成から10年、長い長い道のりを経てやっとつかんだ-。3ゲーム目までもつれ込んだ大接戦。高橋礼華(橿原市出身)と松友美佐紀の「タカマツ」ペアは相手デンマークの長身の力強いショットにてこずってリードを許し続けた。
だが、土壇場で5連続ポイントを奪い、自力の違いを見せつけ、最後は高橋のショットで仕留めた。手に汗握る接戦を大逆転で制し金メダルをつかんだ。「夢の時間でした。やっと一番になれた」。最高の笑顔を見せた。
2人は共に「練習の虫」で、小学生から常に日本のトップを走ってきた。お互いを意識し、小4の時に高橋は両親に「小3やのに強い子がいる」。一方の松友も当時、高橋のことを「小柄なのにフットワークがすごい子がいる」と話していたという。
チーム同士の交流もあり文通も開始。松友の徳島県のチームが主催する練習試合で初めて対戦した際は、高橋の圧勝だった。「惨敗でした」。松友は、高橋があこがれの存在になった。
そして、先輩の後を追うように、松友が、聖ウルスラ学院英智高(仙台市)に入学し、運命のペアが誕生した。
シングルスでトップを歩んできた2人。高橋は松友と組んで初めて「自らのスマッシュの威力を知った」という。松友も、また先輩の姿を見て多彩な攻撃の強みを知った。翌年の全国高校総体で優勝を果たすなど〝最高のペア〟は階段を駆け上がった。
同じ実業団に進み、世界ランク1位となり、リオに乗り込んだ。高橋の父、昭博さん(53)は「娘はアウトドア派で、美佐紀はインドア派」と話すなど性格も全く違う2人。互いの長所を生かし補いながら歩み続け、リオの決勝でも必死に助け合いながら激戦を制した。
「本当に(夢が)かなうと思わなかった。先輩と組んでよかった」。試合後にこう語る松友に高橋がやさしく声をかけた。「ありがとう。お疲れさま」。2人で手を取り合って金をつかんだ。
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【中1熱中症死】すみやかに対策、温度計設置も 生駒市長「重く受け止めている」
生駒市立大瀬中学校1年の男子生徒(12)がハンドボール部の練習中に熱中症の症状を訴え、搬送先の病院で17日未明に死亡した事故を受け、同市の小紫雅史市長は18日の定例会見で、「未来ある若い命が失われ、悲しく残念でならない。市内の小中学校に再度、注意喚起と対策をすみやかに指示する」と述べた。
小紫市長は「これまでも教育現場では、熱中症予防のため保健だよりなどを通じて注意喚起や対策を講じてきた」としたうえで、「生徒が命を落としてしまうという事態を、大変重く受け止めている」と強調。「指導者への教育を行うとともに、運動場などの見やすい位置に温度計を設置し、35度近い場合は休憩を取らせるなどといった柔軟な対応策を考えたい」と話した。
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【中1熱中症死】予防徹底へ県教委が近く通知 運動会シーズン前に警戒呼びかけ
熱中症により生駒市立大瀬中学1年の男子生徒(12)が死亡した事故を受け、改めて熱中症予防の重要性が増している。県教委は近く、各市町村教委や県立学校に熱中症の予防や対策の徹底を呼びかける通知を出す方針だ。
近年、夏になると最高気温30度以上の猛暑が連日続くことから、学校現場では熱中症予防に注意が払われてきた。県教委も今年5、7月、熱中症に注意するよう市町村教委など関係機関に通知。県内の公立校では熱中症により生徒が死亡したケースは「ここ十数年確認されていない」(県教委)という。
ただ、今後もしばらく猛暑が続くことが予想される上、まだ気温が高い9月には運動会シーズンを迎えることから、より一層の注意が必要となっている。県教委によると、今月12日までに各学校から報告を受けた児童、生徒の熱中症発症事案は今年度は137件。うち、適切な処理で回復したのは91件、救急搬送されたのは32件、医療機関を受診したのは14件だった。
県保健予防課は、熱中症の予防対策として、屋外で活動するときは日陰を利用し、こまめに休憩する▽室温が28度を超えないよう部屋の温度をこまめにチェックする▽日ごろから栄養バランスのよい食事と体力づくりをする―ことなどを呼びかけている。
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【奈良で涼】ひんやりとした空気と清澄な水 奈良市の「鶯の滝」
世界遺産・春日山原始林(奈良市)。スギやヒノキの大木の間を抜け、木漏れ日の中を進んだ先に「鴬の滝」がある。
若草山山頂から、原始林内を進む奈良奥山ドライブウェイ(約13キロ)の地道をゆっくり進んでいくと、小さな赤い橋「大原橋」が見える。橋を渡り、さらに進むと明治36年に建てられ、夫婦和合や商売繁盛の歓喜天をまつった「興福寺別院歓喜天」が。建物は老朽化などにより倒壊しているが、長い石段などが残っている。
下手にある石段を下る。脇には、深い緑の中に咲く淡い水色のアジサイが。辺りの静けさは一層増し、かすかに水の落ちる音だけが響く中を分け入ると、高さ約10メートルの「鴬の滝」がひっそりとたたずむ。昼間でも大木のすき間からわずかに差し込む木漏れ日だけで薄暗く、猛暑の中でもひんやりとした空気が流れている。
名前の由来には諸説あるが、周辺で鴬がよく鳴いていることから名付けられたとされる。佐保川の源流で、県が地域の生活に密接にかかわる清澄な水を選ぶ「やまとの水」にも選定されている。
原始林の中には遊歩道も整備されており、ハイキングコース(標準約12キロ)としても人気。遊歩道と並行する、石畳の道が残る滝坂の道(旧柳生街道)は、朝日観音や夕日観音など、石仏の宝庫でもある。
奈良公園事務所の担当者は「森林浴や、いろいろな名所を楽しむ中で、涼をとれる鴬の滝にも立ち寄ってみてもらえたら」。連日、猛暑が続く中、静寂な原始林の中で、ひんやりとした空気と清澄な水に触れて、〝深呼吸〟をするのもいいのでは。(山﨑成葉)
鴬の滝(奈良市川上町) 奈良交通バス「春日大社本殿」下車、徒歩5分の遊歩道入り口(北)から徒歩約1時間。車なら、奈良奥山ドライブウェイですぐ近くまで行ける。問い合わせは奈良公園事務所(☎0742・22・0375)。
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茶の湯の歴史を知ろう 橿原市博物館で「茶の愉」企画展
京都市や堺市で出土した安土桃山時代の茶碗などを集めた企画展「茶の愉」が歴史に憩う橿原市博物館で開かれている。同市の今井町でも同時期の茶道具が出土しており、「茶の湯」の文化、日本人の美意識を知ってもらうのがねらい。9月19日まで。
茶は遣唐使によって日本に伝えられ、国内に普及。室町時代には茶店が出現しその後、千利休らによって茶の湯が大成されたとされる。茶の湯にかかわる焼き物も美濃(岐阜県)や瀬戸(愛知県)、楽(京都府)、備前(岡山県)などで数多く生産されている。
展示されているのは、京都と堺市の遺跡で出土した茶碗や、茶碗をすすいだ水を入れる容器「建水(けんすい)」、花入など計38点。茶碗では、黒い楽焼や瀬戸焼の茶碗、白い美濃の「志野焼」の茶碗などを見ることができる。展示品の中には京都市指定文化財となっている物もあり、公家や町衆による京都の茶の湯文化の一端を知ることができる。
一方、堺では外国との貿易で富を手にした商人らが茶の湯を楽しんだ。展示品には、中国製の青磁茶碗やベトナム製の建水があり、堺の国際性がしのばれる。
9月4日午後1時半からは「茶の湯を考古学する」のテーマで堺市博物館の職員が講演する。問い合わせは歴史に憩う橿原市博物館(☎0744・27・9681)。
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変化朝顔咲かせて 青翔高校生徒がお年寄りたちに苗配る
県立青翔高校(御所市)の生徒が、珍しい形や色が特徴的な「変化朝顔(へんかあさがお)」の苗を市老人福祉センターで利用者らに配布した。
「変化朝顔」はアサガオの突然変異系統。江戸時代に多くの品種が生まれ、明治時代中ごろにもたくさんの品種が作られたが多くは失われ、現在は園芸マニアや研究機関で栽培法が伝承されている状態という。
青翔中学・高校は御所市の協力を得て、科学部の生徒たちが昨年から栽培法の伝承や品種の維持、開発を行う「御所で咲かそう変化アサガオ」プロジェクトに取り組んでおり、市民にも苗を配布。今年も生徒が種から育てた「青水晶」など3種類の苗約50株を用意した。
苗を配布した同校1年生の男子生徒は(15)「アサガオを通じて御所に人がきて、活気がでれば」と話していた。
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がん患者や家族が悩み語り合うサロン 吉野保健所で9月9日開催
がん患者や家族が悩みを語り合う「がん患者サロンよしの」が9月9日午後1時半から、吉野保健所(下市町)で開かれる。
患者や家族同士が日常生活での悩みや治療に対する不安など打ち明けたり、情報交換をしたりする交流の場として開催。当日は、音羽山観音寺(桜井市)副住職で、医療現場などで心のケアにあたる「臨床宗教師」の佐々木慈瞳さんが「慈瞳さんのやさしいお話とオカリナ演奏」と題して講演、演奏を披露する。
終了後は患者や家族の交流会を開催。担当者は「気分転換を兼ねて参加し、前向きに生活していくために取り入れてもらえるものがあれば」としている。
対象は県内に居住のがん患者と家族。先着30人、参加無料。申し込みは9月8日までに吉野保健所母子・健康推進係に電話(☎0747・64・8134)かFAX(0747・52・7259)で。
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電子レンジ所有台数は全国何位? 「100の指標からみた奈良県勢」最新版
県は、人口・経済・社会などテーマごとに県にまつわる統計データをまとめた冊子「100の指標からみた奈良県勢 平成28年版」を発行した。県統計課は「いろいろな角度から奈良を知ってもらいたい」と話している。
冊子は平成元年から毎年1回発行。編集時点で国などの最新の統計データをもとにまとめている。自然環境▽人口▽経済と産業▽労働▽財政▽教育と文化▽家計と消費▽居住環境▽福祉と医療▽安全―といったテーマごとに、それぞれ県や全国の数値が示されている。
中にはうどんやそうめんなどの「和風めん出荷額」や「電子レンジ所有台数」「スマートフォンの保有状況」といったユニークなデータも。
1冊500円(税込み)。冊子を購入したい人は同課に申し込むか、県内の啓林堂書店でも販売。同課ホームページ(http://www.pref.nara.jp/1633.htm)から、全ページをダウンロードすることもできる。問い合わせは同課(☎0742・27・8439)へ。
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ハンドボール部練習で熱中症 中1男子生徒死亡 生駒市立大瀬中学校
生駒市立大瀬中学校は17日、1年の男子生徒(12)が16日のハンドボール部の練習中に熱中症の症状を訴え、病院に搬送されたが17日未明に死亡したと発表した。死因は熱中症による腎不全で、高島智春校長は「全部活動の熱中症対策を点検し、対応を進める」としている。
同校によると、ハンドボール部は16日午前8時半から運動場で練習を開始。約35分間のランニング後、生徒の足がふらつき、男性顧問(56)の問いかけにも反応がなかったため病院に搬送、一時は回復したが夜になって悪化し、転送先の病院で17日午前2時50分に死亡が確認された。
ハンド部は週6日間練習、毎回ランニングを行っており、夏休みに入ってからは15分に1回のペースで水分補給させていたという。同市消防本部によると、16日午前9時の同市内の気温は29・9度だった。
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【リオ五輪】「決勝も自分のプレーを」 バドミントンのタカ・マツペアに大声援 橿原
リオデジャネイロ五輪バドミントン女子ダブルスで決勝進出を決めた橿原市出身の高橋礼華選手(26)と松友美佐紀選手(24)のペア。コンビネーションのよいプレーで、16日夜の準決勝も韓国ペアにストレート勝ちした。関係者は「ここまで来たら金メダルを」と期待を膨らませている。
16日夜、かしはら万葉ホールで行われた両選手を応援するパブリックビューイング(PV)には、家族や高橋選手が所属していたジュニアチーム・橿原ジュニアの関係者、市民ら約450人が詰めかけ、声援を送った。
母親の智子さん(49)がリオの現地で応援する中、PV会場に駆けつけた父親の昭博さん(53)は「世界ランキングは1位だが、ここまで来ることができるとは思っていなかった。びっくりしている。試合前はいつも『自分のプレーをしろ』と励ましている。決勝戦でも自分のプレーをして、その結果金メダルが取れればうれしい」と話す。
PV会場で応援した吉本重男市教育長(67)は「終始優勢で、実力を見せてくれたと思う。金メダルは確実だと思うが、決勝戦は油断せずプレーしてほしい。PV会場のみなさんの応援もまとまっていて、それにも感動しました」。
小学生時代に高橋選手を指導した橿原ジュニアの総監督、松村宏則さん(57)は、チームの全国大会出場のため滞在先の埼玉県で応援した。「本当にうれしい。これまでの試合は緊張していた場面もあったが、助け合いながらプレーしており、『強い』という感じ。決勝も落ち着いてやれば大丈夫だと思う」と期待する。
市は決勝戦が行われる18日深夜~19日未明にかけ、かしはら万葉ホールのロマントピアホール(800人収容)でPVを予定。開場は18日午後11時。誰でも入場可能だが、18歳未満は保護者同伴が必要。
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【高校ダンス部選手権】奈良市立一条が優秀賞 法隆寺国際は入賞逃すも力強い演技
横浜市のパシフィコ横浜で17日に行われた「第9回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」全国大会のビッグクラス(13人以上)には、県内から奈良市立一条と県立法隆寺国際が出場。24人の部員が各自の個性を生かしたフリースタイルのダンスを披露した一条が優秀賞を受賞し、入賞を逃した法隆寺国際も力強い演技で観客を魅了した。
一条のダンスのテーマは「ニューヨーク」。自由を尊ぶ街の雰囲気をヒップホップなどさまざまなダンスを織り交ぜて巧に表現した。チームリーダーの桶田涼介さん(3年)は「男子4人、女子20人の混成チームでそれぞれが格好良いと思うダンスを自由奔放に楽しみながら踊れた」と満足そうな表情。
一方、法隆寺国際のダンスのテーマは「変化」。複雑なステップを踏むクールなハウスダンスから、後半は一転して躍動感あふれるパフォーマンスをみせた。
部長の北川菜緒さん(3年)は「日頃の練習の成果をすべてステージで出し切れた」と話した。
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1000人でキャンプファイヤーやろう 天理で27日 参加者募集
子供たちに野外活動や幅広い年齢層との交流を通じた学びを提供するイベント「第2回1000人キャンプファイヤー」が27日午後6時半から、天理市福住町の春日台カントリークラブで開催される。
子供の健全育成を目的に、学生や社会人でつくる天理市のボランティア団体「Smile Kids Project(スマイルキッズプロジェクト、SKP)」が主催し今年で2回目。同団体は「子どもたちに笑顔を」をテーマに多彩な活動を実施している。
当日は天理大学生らも参加。輪を作ってたき火を囲みながら歌やゲームを楽しむほか、地元産の米を使った特製カレー、かき氷なども提供される。
参加費は3歳以上の子供から1人一律500円(保険代、飲食代込み)。保護者同伴が条件で、各自水筒と汗ふき用タオルを持参する。
参加申し込みはSKP公式ホームページ(http://skp1000.main.jp/)の所定フォームに必要事項を記入し送信する。担当者は「子供たちにとって一生の思い出になれば。幅広い年齢層の方に参加してほしい」としている。
問い合わせは、SKP事務局(☎070・3149・1765、平日午前9時~午後5時)。
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薬用植物を見て、触れて 県立図書情報館で体験展示
奈良市の県立図書情報館で16日、「薬用植物を見て、触れて、感じてみよう♪」と題した体験型の展示が始まった。
薬用植物についてもっと知ってもらおうと、県薬事研究センター(御所市)が企画。大和トウキなど6種類の薬用植物をさわったり、においをかいだりして特徴を確かめることができるほか、薬用植物に関するクイズも出題される。「楽しみながら学んでほしい。夏休みの自由研究としてもよい題材になると思う」と担当者は話している。
21日まで。参加無料で、事前申し込み不要。問い合わせは同センター(☎0745・62・2376)。
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奈良労働局が助成金支給申請書など紛失 誤って廃棄か
奈良労働局は16日、県内の事業所から提出されたキャリアアップ助成金支給の申請書1枚と確認書類2枚を紛失したと発表した。事業所名や所在地、職業訓練を受けた受講者1人の名前などが記載されていたが、紛失による被害は確認されていないという。
同労働局によると申請書と確認書類は今年3月に事業所から提出され、職業対策課の男性職員が保管していた。7月に不要書類の整理をした際、誤ってシュレッダーで破棄した可能性が高いという。
同労働局は今月8、9日に事業所と関係者に謝罪。助成金の申請手続きに影響はないという。同労働局は「全職員に文書と個人情報の管理の徹底を指示した」としている。
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IT投資で生産性向上や事業拡大狙う企業 コストなど課題も 南都経済研調査
南都経済研究所(奈良市)の調査に回答した県内企業361社のうち、過去3年以内に自社ホームページの開設、活用などの〝IT投資〟を実施した会社は約6割に上ることが分かった。同研究所は「ITの利活用が進み、生産性の向上や事業拡大につながることを期待したい」としている。
個人事業所を含む県内企業を対象に今年6月中旬~7月上旬、郵送で実施。361社から回答を得た。
調査によると、IT投資を過去3年以内に実施した企業は62・0%。現在実施中か、今後3年以内に実施予定の企業は41・6%だった。一方、今後を含め「実施しない」と回答した企業は33・2%だった。
過去3年以内に実施した企業に内容を尋ねたところ、「業務効率化のためのシステム導入、買い替え」が85・3%と最多。次いで「自社ホームページの開発、活用」が29・9%、「高付加価値化のためのシステム導入、買い替え」が13・8%だった。
目的は「営業力、販売力の強化」が61・2%で最も多く、次いで「売り上げ拡大」が37・5%、「顧客満足度の向上、新規顧客開拓」が30・4%と続いた。
効果については、「効率化、合理化、生産性の向上に寄与した」が56・3%に上った。これに対し、「なんら効果はなかった」「分からない」は33・5%で、実施した企業のうち、3分の1がその効果を認識できていなかった。
また、実施しない企業の理由は「コスト負担が大きい」が29・2%でトップ。続いて「導入効果が分からない、評価できない」が24・2%、「ITに対応できる人材がいない」が20・8%だった。
同研究所によると、IT投資をめぐっては顧客のニーズの把握や採用などで積極的に活用している企業がある一方、「プログラムの自動更新で、プリンターが作動しなくなり、思わぬコストがかかった」「保守メンテナンスにかかる費用を安くできる方法はないか」など、問題点を指摘する意見もあったという。
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【鹿角抄】自治会の役割を考える 加入の有無の影響は?
自治会加入率の低下が問題視されている。奈良市の加入率は75・11%。中核市の中では高い方だが、10年前に比べると10%以上も低下している。
清掃活動への参加や、役員の仕事を果たすことが難しく、恥ずかしながら私も未加入者のひとりだ。若い単身者の加入率が低いのは、同様の理由が多数を占めるのではないだろうか。しかし、市地域活動推進課によると、近ごろは高齢者から「体力的に役員をこなすのが厳しいので自治会を抜けたいが、どうすればいいか」という問い合わせも少なくないという。
そもそも自治会とは、地域住民による親睦や共助のための独自の団体で、市や町は管理・運営にかかわっていない。一方で市民だよりの配布やごみ置き場の管理、防災訓練の告知など、重要な行政サービスを市から委託されており、〝見返り〟として同市では加入1世帯当たり400円の交付金を出している。
自治会未加入の市民がこれらのサービスを受けるには、市民だよりの配布などを担当する代表者を個別に立てるか、各サービスの担当課か自治会と相談するしかない。ごみ置き場の使用を自治会から拒否されるといったケースはまれだが、市の広報物が届かず、ごみ出しの曜日が変わったことに気づかない-といった未加入者も多数いるだろう。
同課の担当者は「自治会の活動も加入もあくまで任意なので、転入者に加入を勧めるチラシを渡すぐらいのことしかできない」と話す。だが、市の広報物には災害時の避難場所や安全情報など、重要な情報も多数掲載されている。仕事や高齢を理由に未加入者が増えている現状を打開する妙案はないものだろうか。行政まかせではなく、私も含め一人一人が考えなければならないと思う。(桑島浩任)
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奈良教育大生が理科の面白さ伝える 五條小で「サイエンス・スクール」
奈良教育大(奈良市)の教員や学生が、実験を通して理科のおもしろさを小学生に教える「サイエンス・スクールin五條」が、五條市立五條小学校で行われた。
実験を通じて理科の有用性やおもしろさを感じてもらおうと、市教委と奈良教育大理数教育研究センターが企画。市内の小学3~6年生の児童約50人が参加し、奈良教育大の教授や准教授、学生らが講師を務め、4つの講座を実施。「シャボン玉のかくれた力」講座では、シャボン玉やせっけん膜を使った実験を通じて「表面張力」の性質や作用を学習した。
児童らは針金の枠でせっけん膜を作り、発泡スチロールの玉などを乗せて、せっけん膜の力を体験。「すごい」などと驚いた様子だった。
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未来のプロバレリーナも、優雅に豊かな表現力披露 奈良市でコンペ
全国の若手バレリーナが表現力と技術を競うコンクール「第12回バレエコンペティションin奈良」の決選が16日、奈良市のならまちセンターで開催され、参加した54人が日々の練習の成果を披露した。
バレエに関するイベントの企画や講師の派遣などを行う橿原市の「奈良国際バレエ工房」が主催。世界的に活躍するバレエ教師らを審査員に招き、平成17年から毎年開催している。
コンクールは小学生、中学生、高校生以上の3部門で13日から3日間かけて行われ、計約120人が出場。この日は予選を突破した54人がステージ上で踊りを披露した。
小学4年~6年の部門で優勝したフランス・パリのクララ・ムセーニュさん(12)は「将来はロシアやアメリカなど、いろんな国で踊りたい」と興奮した様子。中学生の部門で優勝した大阪府吹田市の中嶋七萌さん(15)は「みんなを感動させるような踊りをするバレリーナになりたい」、高校生以上の部門で優勝した鳥取県米子市出身で現在ロシアに留学中の井口陽花さん(17)は「今後はもっと表現力を磨き、プロのバレリーナになりたい」と話していた。
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奈良県産ブランド化へ 「ならジビエ」のシンボルマーク募集
県内産のジビエ(野生獣肉)を「ならジビエ」と呼び、県内外に広くアピールしようと県は、PRに使用するシンボルマークを募集している。「ならジビエ」は県内で捕獲された猪肉や鹿肉のことで、今後ブランド化を図っていくという。
応募作品は「ならジビエ」のイメージを簡潔に表現▽シンボルマークの中に「ならジビエ」の文字が入っている▽縮小や白黒での使用でもシンボルマークが判別できる―などが条件。プロ、アマ問わず、1人で複数の応募も可。
選考委員会で審査を行い、最優秀作品1点を決定する。賞金は5万円。
応募は電子データか郵送で。県マーケティング課のホームページ(http://www.pref.nara.jp/3738.htm)に募集要項や応募用紙を掲載している。応募期間は電子データが26日まで、郵送は31日必着。問い合わせは同課(☎0742・27・7401)。
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