【鹿角抄】夢を実現させたアスリートに感動 次は「東京」
リオ五輪で一番感動したのは陸上男子400メートルリレーの日本チームの銀メダル。陸上短距離は伝統的に欧米系選手らが強く、アジア系選手はその後塵を拝していた。
ウサイン・ボルトがいるジャマイカには及ばなかったものの、ボブ・ヘイズ、カール・ルイス、マイケルジョンソンらの金メダリストを輩出した短距離王国・米国(ゴール後最終的に失格)を振り切っての銀メダル獲得だから、本当に価値がある。「こういう時代が来たんだ」という思いでテレビ中継に見入っていた。
レース直後のインタビューで、第一走者の山県亮太選手が「夢は実現できるということを証明できた」と語った言葉が本当に印象的だった。
そしてもうひとつ驚いたのが、バドミントン女子ダブルスの高橋礼華選手と松友美佐紀選手の金メダル。深夜、約800人が詰めかけた橿原市のパブリックビューイング会場で取材しながら中継を見ていて、感動した。
世界ランク1位というものの、強豪ペアが多い競技。金メダルは正直、難しいのではと思っていた。ところが開幕後の予選の試合を見ていて「これは強い」と感じた。決勝戦第3セットの終盤、3点をリードされたときは、「万事休す」といえる状況だったが、逆転勝ちし、金メダルの夢を実現させた。
松友選手の「前に出る」プレーが功を奏し、持ち味のコンビネーションで勝利をつかみ取った。PV会場は興奮の渦。応援に気持ちが入りすぎていたが、その疲れが吹き飛ぶ勝利だった。
高橋選手や松友選手、それにシングルスで銅メダルを獲得した奥原希望選手らは小学生時代からバドミントンを続けており、ジュニア選手の育成が花をさかせたといえる。
高橋選手の妹、沙也加選手も同じ日本ユニシスのシングルスの選手。姉の金メダル獲得の瞬間には大喜びしていた。リオ出場を期待されながら、足のけがで今回は出場できなかったが、実力はやはり世界ランク。次の東京五輪出場をめざしており、「姉妹で五輪のメダル」も夢ではなさそうだ。(野﨑貴宮)
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市議が消火栓の水を勝手に使用 投書で発覚、葛城市は刑事告訴検討
葛城市は6日、同市の男性市議(69)が、防火用の消火栓の水を不正利用していたと発表した。市は窃盗や消防法違反容疑での刑事告訴を検討している。
先月末に市長あての投書があり発覚。投書によると、市議は昨年8月22日に自宅近くの消火栓からタンクに水を入れて盗んだとされ、軽トラックの荷台に積んだプラスチックタンクをのぞき込む写真も添付されていた。
先月29日に市議が市水道課を訪れ、「消火栓の水道を使ったので、相当額を支払いたい」と申し出た上で、7800円を支払った。不正利用した量や日時は「覚えていない」としているが、写真に写っていたタンクの容量は300リットル(約30円相当)程度という。
市議は区役員を務めており、防火水槽に水を移す際に使うため、不要になった消防用ホースを自宅で預かっていた。市議は取材に対し、「区で管理している川の堤防の芝桜に水をやる際に使った」などと釈明。普段の水やりには川か井戸の水を使っていたとし、「このときは慌てていた。申し訳ない」とした。
生野吉秀副市長は「厳格に対処した上で、警察の捜査に協力したい」と話した。
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ご用心!警察官名乗る詐欺事件で400万円だまし取られる 相談50件相次ぐ
県警は6日、県内で警察官をかたる不審電話が相次ぎ、奈良市内の無職女性(78)が現金400万円をだまし取られる詐欺事件が発生したと発表した。
県警によると5日午前、奈良市の女性宅に「奈良県警の警察官」を名乗る男が「詐欺事件の捜査であなたの通帳があった」などと電話。同日午後、「日本銀行の職員」を名乗る男の指示で現金400万円を引き出したところ、「日本銀行職員」を名乗る20歳くらいの男が女性宅を訪れ、全額をだまし取ったという。
県警には5~6日にかけて同様の不審電話の相談が奈良市や大和郡山市などから計50件あり、県警は「警察官や日本銀行の職員が現金などを取りに来ることは絶対ない。すぐ通報して」と呼びかけている。
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天川村議選は11月22日告示
天川村選挙管理委員会は、任期満了に伴う同村議選(定数8)を、11月22日告示、同27日投開票の日程で行うことを決めた。
立候補予定者説明会は10月25日午後1時半から、ほほえみポート天川で開かれる。
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政務活動費領収書をネットで公開を 県市民オンブズマン連絡会議が要望書
市民団体「県市民オンブズマン連絡会議」は5日、政務活動費の収支報告書や領収書をインターネット上で公開するよう求める要望書を県議会に提出した。
元兵庫県議による不適切な支出など政活費をめぐる問題が相次いでいることから、同団体は「市民が政活費の支出状況を容易に確認できる仕組みが必要だ」として、活動報告書や会計帳簿など関連資料のネット公開を求めている。
同団体によると、ネット公開は近年、全国の自治体で増えているといい、都道府県議会では大阪、兵庫、高知が実施。大阪市や神戸市、北海道函館市、大津市、兵庫県西宮市などでも実施しているという。
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災害時に福祉避難所設置 大淀町と美吉野園が協定
大淀町は、災害時に特別な配慮が必要な高齢者や障害者らを受け入れる福祉避難所の設置・運営に関する協定を、町内の社会福祉法人「綜合施設 美吉野園」と締結した。
協定は、地震や風水害などの災害発生時や発生する恐れがある場合、避難所生活に特別な配慮がいる高齢者、障害者らと家族を受け入れる福祉避難所を設置し運営するために締結。
町がこのような対象者の存在を把握した場合、美吉野園に受け入れを要請。美吉野園は可能な範囲で応じるよう努めるとしており、受け入れた美吉野園が対象者を適切に介護できるように町はボランティアなどの介護支援者の確保に努めるという。
調印式が町役場で開かれ、岡下守正町長と美吉野園の東好子理事長が協定書に調印。岡下町長は「災害時の要援護者に対する施策は必要不可欠で、協定が締結できて心強い」、東理事長は「役割の重要性を再認識している。災害に対する態勢整備をさらに進めたい」とあいさつした。
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【リオパラリンピック】「天理柔道の強さ見せたい」 100キロ超級出場の正木健人選手が意気込み
日本時間の8日開幕するリオパラリンピックで柔道(視覚障害)男子100キロ超級に、天理大柔道部出身の正木健人選手(29)が出場する。頂点に輝いた前回ロンドン大会に続く大舞台。この4年間を「精神面で大きく成長できた」と振り返り、「支えてくれた人たちに結果で感謝の思いを伝えたい」と意気込む。
生まれつき弱視だったという正木選手は、小学生のころは相撲とバスケットボールに親しみ、柔道は中学1年のときに幼なじみに誘われて始めた。弱視をハンディとは考えず、健常者にまじって試合に出場。3年の全国大会では準優勝し、その後、柔道の名門・育英高校(神戸市)を経て、天理大に進学した。
同大柔道部では、当時、監督を務めていた柔道家の篠原信一さんに師事したが、0・08だった視力は4年時に0・03にまで悪化。その後は周囲の勧めで視覚障害者柔道に転向し、しんきゅう師の資格勉強と並行させるため、平成23年に徳島県立盲学校に入学した。
障害者柔道への転向や慣れない環境に、「やめたい」という思いが頭をよぎることもあったが、同年に初出場した視覚障害者柔道世界大会で優勝。翌年のロンドン・パラリンピックでも金メダルを獲得し、競技者として人生を歩むという決意と自信をつかんだ。
ロンドン大会では「1本勝ち」にこだわったという正木選手だが、今回は「執念深く泥臭く戦い、内容以上に『勝利』という結果にこだわりたい」と話す。「4年前は学生の気楽さと気負いがあって、『オール1本勝ち』などと大きなことが言えた。でも今は違う。所属先からサポートを受けるプロの競技者として責任を果たし、周囲に感謝の気持ちを伝えたい」
日々、ハードな練習をこなす正木選手のリラックス法は、ずばり「食べること」。特に「肉と米」が大好物で、米は1日5~6合を平らげる。また、テレビドラマはすべて1話目を録画し、面白かった作品を継続して視聴するという大のドラマ好きだ。
リオ五輪では、同じく天理大柔道部出身の大野将平選手(24)が金メダルを獲得。その姿に「自分も大野に続こう」という気持ちを強くしたといい、「五輪とパラリンピックの両方で、天理柔道の強さを見せられたらかっこいい」。心身の成長と後輩の活躍を励みに、連覇をかけた2度目の大舞台に挑む。
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王寺町長選は来年2月14日告示
王寺町選挙管理委員会は5日、任期満了に伴う同町長選を来年2月14日告示、同19日投開票の日程で行うことを決めた。立候補予定者説明会は12月21日午後2時から、町やわらぎ会館で開く。
同町長選をめぐっては、現職の平井康之氏(63)が再選を目指し立候補する意向を表明している。
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【中1熱中症死】「不適切な指導あった」 生駒市が事故調査委設置へ
生駒市立大瀬中学1年の男子生徒がハンドボール部の練習中に熱中症の症状を訴え、搬送先の病院で死亡した事故で同市教委は5日、事実関係と原因を調査する事故調査委員会を、10月中旬にも設置すると発表した。給水を怠るなど学校側の対応が不適切だった可能性があるという。
生徒は先月16日午前8時35分から35分間、運動場でランニングした後に倒れ、17日未明に搬送先の病院で死亡した。
市教委によると、同校は8月末に市側に提出した事故報告書で、通常15分ごとの給水をせずに35分間ランニングを続けた▽通常30分のランニング時間を5分超過した―と報告したという。
これらを踏まえ市側は「学校側に不適切な指導があった」と判断。再発防止に向け、医師や弁護士ら5人以内の委員で構成する事故調査委を設置し、調査結果の答申を受ける。14日開会の9月定例市議会に調査委の設置条例案を提出する。
市教委と学校は今月初めまでに生徒の遺族宅を訪れ、謝罪するとともに調査委を設置することを報告したという。
会見した中田好昭教育長は「調査委は処罰を目的としたものではない」としたうえで、「1人の生徒が亡くなった事実は重い。死を無駄にせず再発防止に取り組みたい」と話した。
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【学童野球】《写真特集》17チームが堂々の入場行進 ろうきん杯大会
【ふるコレ】香り高い「和紅茶」はいかが 大和茶産地の山添村
奈良市中心部から車で小一時間ながら、高原に広がる農地や集落が郷愁を誘う山添村。緑鮮やかな茶畑も見られ、古くから「大和茶」の産地としても知られる。現在は日本茶だけでなく、香り高い和紅茶も製造。昨年12月からふるさと納税の返礼品にもなっている。
実は、村では60年ほど前に紅茶が作られていた。昭和30年に当時の波多野村に紅茶工場が設けられ、各地に販売。中心的な産業として発展したが、その後衰退し、工場は閉鎖されたという。
そんな歴史のある紅茶を再び特産品にしようと取り組みが始まったのはここ最近。保育園の跡地を活用し、都市と農村の交流を図っている団体「かすががーでん」がイベントにお茶を取り入れるようになり、農園の代表、伊川健一さんの協力で、荒廃していた当時の畑を再生。品種「やぶきた」を栽培し、紅茶に製茶するようになった。
山添の和紅茶は農薬や肥料を使わず、風味が良いのが特徴。ふるさと納税では寄付金額を問わず、村外の人ならプレゼントしている。味わった人からは「おいしい」「珍しい」といった声も届いているといい、村総務課の北村藍主事は「村の新しい特産になってほしい」と期待する。
村では高齢化・過疎化が進み、茶栽培を縮小する農家も多いのが現状。そんななか、村地域振興課の松井直也主事補は「高い価値で紅茶が売れることを農家に知ってもらい、耕作放棄地の解消につなげたい。今後は売り方を模索し、製造量も増やしていきたい」と話す。
山添村の豊かな自然が詰まった和紅茶。冷やして飲むのもおいしそうだ。(岩口利一)
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そろばんの腕前競う 大和高田で県珠算競技大会開かれる
そろばんの腕前を競う「第66回県珠算競技大会」(県珠算協会主催)が4日、大和高田市の県産業会館で開かれ、6歳から76歳までの215人が参加した。
競技は割り算や掛け算、などの珠算技術のほか、足し算や引き算を暗算する見取り算、モニターに瞬間的に映し出される数字を足し算する「フラッシュ暗算」などが行われ、参加者はそろばんを使うなどして真剣な表情で問題に挑んでいた。
小学3年生以下の部で優勝した桜井市の小学3年、宇田桜子さん(8)は「教室には週5回通って暗算の練習などを頑張った。そろばんは楽しいし、優勝できてうれしい」と笑顔で話していた。
主な部門の優勝は次の通り。(敬称略)
【団体総合】小4以下=西川珠算教場▽小5=奈良珠算学校▽小6=西川珠算教場▽中学=三輪珠算学院
【個人総合】小3以下=宇田桜子(三輪珠算学院)▽小4以下=小泉友也(西川珠算教場)▽小5=石橋奈々(奈良珠算学校)▽小6=平井咲希(西川珠算教場)▽中学=松平晃平(三輪珠算学院)▽高校大学一般=小田杏美(関西クリスチャンスクール)
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【紀伊半島豪雨5年】紀伊山地から昇る太陽イメージ 五條市の宇井地区で慰霊碑除幕
紀伊半島豪雨災害から5年を迎え、五條市大塔町宇井地区で4日に行われた追悼式で除幕された慰霊碑。多くの市民の寄付によって建立され、水害の記憶の継承と地域の発展を祈念するモニュメントだ。
慰霊碑は御影石製。赤い球と左右に翼のように伸びるデザインは、「紀伊山地から昇る太陽」をイメージしているといい、裏面には同町で犠牲、行方不明となった11人の名前が刻まれている。
義理の妹を亡くした大和郡山市の清水弘さん(71)は「慰霊碑ができてよかった。これから帰省時には毎回、ここに花束を供えたい」と話した。また、祖母を亡くした山根舞子さん(25)=大阪府岬町=は「5年経ったが、今も亡くなったという実感がない。どこかでふと会えそうな気がする」と心境を語った。
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【学童野球】各支部代表17チームが熱戦 ろうきん杯大会開幕
第17回ろうきん杯学童軟式野球選手権大会が4日、桜井市の芝運動公園などで開幕した。
開会式で大会副会長の竹平均近畿労働金庫奈良地区統括本部長は「参加する17チームは、厳しい予選を勝ち抜いてきた。思う存分プレーして、悔いのない戦いを繰り広げてほしい」とあいさつした。
その後、浮孔小野球部の若杉春杜主将(12)が「野球ができることに感謝し、監督、コーチお母さんに感謝し、共に喜び、共に悲しみ、助け合ってきた仲間を信じ、日々培ってきた練習の成果を存分に発揮して一致団結し、正々堂々とプレーすることを誓います」と元気に選手宣誓した。
優勝チームは10月15日、11月13日に兵庫県などで開催される佐川印刷旗第10回近畿学童秋季大会に県代表として出場する。
4日の結果は次の通り。
【1回戦】明日香小野球部(高市)5―3菟田野ワルサーズ(宇陀)
【2回戦】下田スポーツ少年団(香芝)5―1浮孔小野球部(高田)▽当麻ファイターズ(葛城)7―0明日香小野球部▽三郷北イーグルス(生駒郡)8―7奈良ジュニアファイターズ(奈良)▽牧野ジュニアーズ(五條)7―3前栽アスレチックス(天理)▽小林ビートルズ(郡山)18―1下市阿知賀ブルースカイ(吉野)▽田原本北小バッファローズ(磯城)7―0御所ジュニアスラッガーズ(御所)▽生駒GKブロッカーズ(生駒市)6―5桜井ホワイトスネークス(桜井)▽常盤ヤンチャーズ(橿原)7―2真美ケ丘レッドベアーズ(北葛)
【3回戦】下田スポーツ少年団8―0当麻ファイターズ▽牧野ジュニアーズ4―3三郷北イーグルス▽小林ビートルズ8―2田原本北小バッファローズ▽生駒GKブロッカーズ5―0常盤ヤンチャーズ
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【中学野球】橿原ボーイズが連破で3回目V 知事杯硬式野球大会
奈良県知事杯第8回中学生硬式野球選手権大会は4日、橿原運動公園で準決勝と決勝の3試合が行われた。決勝戦で、橿原ボーイズが奈良西リトルシニアを7―0で下し、2年連続3回目の優勝を果たした。
準決勝の試合結果は次の通り。
【準決勝】奈良西リトルシニア9―2奈良ウイング(六回コールド)▽橿原ボーイズ3―2桜井リトルシニア
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【高校野球】大和広陵、高田商、西大和学園がコールド勝ち 秋季近畿大会県予選
秋季近畿地区高校野球大会県予選が4日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。結果は次の通り。
【1回戦】大和広陵9―0大宇陀(七回コールド)▽高田商12―1王寺工(七回コールド)▽西大和学園8―1青翔・榛生昇陽・二階堂(七回コールド)
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日中韓の文化交流 東アジア文化都市「古都祝(ことほぐ)奈良」開幕
日中韓3カ国が文化交流を進める「東アジア文化都市2016奈良市」のメーンイベント「古都祝(ことほぐ)奈良―時空を超えたアートの祭典」の開会式が3日、奈良市の大安寺東塔跡で行われた。
10月23日までのコア期間中、「舞台芸術」「美術」「食」の3部門でさまざまな文化プログラムを実施。春日大社や唐招提寺など市内8社寺では「八社寺アートプロジェクト」として、国内外のアーティストによる現代芸術作品が展示される。
開会式はパリ在住の造形作家、川俣正さん(63)制作の「足場の塔」がそびえ立つ東塔跡で開かれ、実行委委員長を務める奈良市の仲川げん市長が「奈良の魅力は歴史と自然。50日の期間中、全国、世界の人々に奈良の持つ『場の力』を伝えたい」とあいさつ。日中韓3カ国から集まった関係者ら9人がテープカットすると大きな拍手がわき起こった。
イベントの問い合わせは、奈良市東アジア文化都市推進課内の実行委事務局(☎0742・27・0120)。
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国民文化祭、障害者芸術文化祭イメージソング披露 奈良市でプレイベント
来年開催される「第32回国民文化祭・なら2017」と「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」を盛り上げる1年前プレイベントが3日、奈良市の県文化会館で開かれ、共通の2曲のイメージソングが初披露された。
イベントには約千人が参加。作家の五木寛之さんが「日本文化の源流を探る」をテーマに講演したあと、作詞・作曲家の新井満さんと荒井正吾知事が「イメージソングの誕生」についてトークセッション。イメージソングの1曲は「やまとしうるはし」で、古事記に登場するヤマトタケルの和歌を元に新井さんが構成し、「日本人の望郷の歌」として作られた。哀愁を感じさせるイメージ。
もう1曲は俵万智さんら8人の詩を元に構成された「千年のかくれんぼ」。新井さんは「この2曲はイベントの両輪。愛唱歌として使ってほしい」と話し、最後に参加者で「やまとしうるはし」を合唱した。
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【高校野球】奈良大付などコールドで2回戦へ 秋季近畿大会県予選
秋季近畿地区高校野球大会県予選が3日、橿原市の佐藤薬品スタジアムで行われた。結果は次の通り。
【1回戦】奈良女大付16-2西和清陵(五回コールド)▽平城9-2奈良高専(七回コールド)▽奈良大付12―4添上(八回コールド)
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【中学野球】ベスト4出そろう 知事杯硬式野球大会
県知事杯第8回中学生硬式野球選手権大会の準々決勝が3日、橿原市の橿原運動公園硬式野球場で行われ、ベスト4が出そろった。結果は次の通り。
【準々決勝】奈良西リトルシニア5―2レッドスターベースボールクラブ▽奈良ウイング7―3大和高田リトルシニア▽橿原ボーイズ9―1天理リトルシニア▽桜井リトルシニア6―5宇陀リトルシニア
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変貌する大神神社周辺 直会殿建設、中央参道も整備へ
大神神社(桜井市)がJR三輪駅東側に、平成31年の完成をめざし例大祭関連行事や結婚式の披露宴などを行う直会(なおらい)殿(2階建て)を建設することを決めた。能楽堂も併設、大礼記念館などの改修も同時に実施する。一方、県と桜井市は市街地整備の一環として同神社の参道(県道)整備を計画しており、30年代前半には神社周辺の街並みが大きく生まれ変わりそうだ。
■来年夏頃着工
直会殿は広さ延べ約4900平方メートル。大直会室(300人収容)や直会室(100人収容)、応接・来賓室、エントランスホールなどが設けられる予定だ。
建設地はJR三輪駅のすぐ東側で、県が整備する参道の南側。神社では最近土地を購入し現在、建設に備えた発掘調査が行われている。建物の設計も進められ、来年夏ごろに着工、31年夏ごろの完成をめざしている。総事業費は約32億円。
大神神社では「平成の大造営」(8~11年)で祈祷殿や儀式殿、参集殿などを整備。だが、直会殿的な施設である大礼記念館は昭和40年代の建築で、老朽化が進み、利用者の増加とともに狭隘になっているという。
このため新施設を建設し、大礼記念館などの古い施設についても31~32年に改修工事を行うことになった。これらは第2期の「平成の大造営」として実施。今年7月には、事業を支援する奉賛会も設立された。
■和のこころの殿堂に
直会殿の特徴はロビーを持つ客席350席の能楽堂を併設すること。能舞台(木製)は信者の大阪市内の篤志家が所有していたもので、神社が寄贈を受けた。舞台後ろの鏡板の松の絵は前田青邨画伯が描いている。
能舞台はすでに解体されて境内に保管されており、建設に合わせて復元し設置する。直会殿の北側の部分が能楽堂になる予定で、大神神社に能舞台がつくられるのは初めて。
神社では「直会殿は、三輪さんに心を寄せる方々の支えとなる情報発信の場『和のこころの殿堂』というべき施設にしたい。講演会や発表会、地域の文化活動にも活用していただきたい」としている。
■中央参道が新設
県と桜井市は昨年10月、大神神社参道周辺地区のまちづくりについて基本協定を締結。整備構想では、参道整備の基本方針を「人に優しく、歩いて楽しい参道にする」としている。
整備対象区間は、国道169号から二の鳥居までの約700メートルで、「大鳥居ゲートウェイゾーン」「まちなか交流ゾーン」「境内へのエントランスゾーン」の大きく3つに分け整備する。
最大の特徴は、歩行者が道の真ん中を歩くことができる「中央参道」の新設。現在、歩道は基本的に車道の両側にあるが、構想では東側区間では参道の中央部に歩道を設置。松並木なども整備し、神秘的な雰囲気をつくりだす。無電柱化や、灯篭の設置も検討するという。
新たな商業施設誘致もはかり、二の鳥居近くにある駐車場は廃止。駐車場は西側の大鳥居周辺に集中させる計画だ。
県は具体的な整備内容やスケジュールなどを示す基本計画を今年度中にまとめる予定で、「歩道についてはカラー舗装にすることも検討している。景観が大きく変わる場所も出てくるだろう」としている。(野崎貴宮)
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奈良医大の新病棟完成 最先端のがん治療、総合周産期母子医療充実
がん患者への最先端治療や総合周産期母子医療センターの機能を充実させた橿原市の県立医大付属病院の新病棟(E棟、地上7階地下1階)が完成し、3日、約150人が出席して竣工式が行われた。10月3日に全面オープン予定で、地域医療機関としての同病院の機能が強化される。
新病棟は延べ床面積約2万1千平方メートルで、ベッド数約170床。平成23年3月から建設工事が進められていた。総工費約92億円。
がん患者に放射線治療を行う最先端医療機器を導入し、化学療法外来も設置。早期治療で、がんへの不安にいち早く対応できるようにした。また、県内唯一の総合周産期母子医療センターとして妊婦の負担軽減のため、病室の個室化をはかった。
小児センターでは入院患者の子供たちが遊ぶことができるプレイルームや院内学級を設置。患者の不安解消やストレス軽減をはかるイラストがふんだんに描かれている。屋上には患者や家族の憩いの場となるテラスがあり、橿原市内が一望できる。
荒井正吾知事は「新病棟開設で県立医大付属病院が地域医療の発展にさらに大きな役割を果たしていくことを期待している」としている。
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【私の働き方】地域と楽しく暮らす生き方模索 作遊所かかしの家施設長、小野加代子さん
重度の障害をもつ三男の出産を機に、障害者が地域のなかで共生できるようにと活動してきた、生活介護事業所「作遊所かかしの家」施設長、小野加代子さん(74)。4人の子育てをしながら「どんなに重い障害があっても〝普通〟に生きてほしい」との思いでNPOを立ち上げ、地道に取り組んできた。奈良市の小高い丘にある「かかしの家」では今、そんな思いが実を結び、「障害者と共生する地域社会」が実現しつつある。
■社会の現実に直面
大学卒業後、24歳で9歳上の夫と見合い結婚し、奈良市に移住。すぐ2男1女に恵まれた。
37歳のとき。出産した三男、剛志さんはてんかんの発作を頻繁におこした。病院で精密検査を受けた結果、染色体の異常も判明。医師からは「生きられて2年」と宣告された。
〝仕事人間〟だった夫に、家事や育児への協力は期待できなかった。教員免許を持っていたが、障害がある子供への対応は素人。そこで、仏教大の特殊教育学科を通信教育で学び、養護学校の教員免許を取得。「苦しいけど〝楽しい〟にしないと」と前向きに取り組む中、直面したのは「共生」にはほど遠い社会の現実だった。
地域の保育園に通わせたが、長男が背負って一緒に買い物に行けば、周囲の視線が「痛くて」外出が億劫に。子供会で朝の清掃活動をした際、剛志さんのよだれが手にかかった女の子が「うつる」と取り乱したこともあった。
だが、長男は「何で恥ずかしがるの」。近所の人も「何もできないかもしれないけど、頼って」と声をかけてくれた。こうした言葉に、「『一緒に生きていこう』という思いになっていった」と振り返る。
■卒業後の生きる道を
「剛志に出会ってふれあい、知って、かかわってもらうところまでは私の務め」。この思いを胸に、子供会や婦人会の役員を積極的に引き受けては、剛志さんの話をした。前に立って進むことで、徐々に周囲の子供たちの目の色が変わってくるのを肌で感じた。
剛志さんが小学5年生になったとき。講演会で出会った医師に「剛志君にどう生きていってほしいか」と問われ、すぐに答えられなかった。「お母さんの考え方が、剛志君の生き方になる」と言われた言葉の重さに、考えさせられた。
結局、これが人生の転機になった。「子供らが卒業後、安心して生活できる場をつくろう」と決意、作業所開設に向けて準備を始めた。
近くのスーパーに頼み込み、協力が得られた県内の作業所の授産品などを売るバザー「ふれ愛福祉市」を開催。口コミで徐々に広まり、いつしかスーパーの集客も3割増しになる人気イベントに。約12年間続けたほか、廃品回収なども行い、こつこつと開設資金を集めた。
■地域と積極的に交流
平成10年3月、剛志さんは養護学校を卒業した。翌4月、養護学校長だった向野幾世さんと奈良市内の民家の離れを借り、作業所を立ち上げた。
だが、周辺からは「地価が下がる」「違和感がある」など、さまざまな反発の声が聞こえてきた。理解を得た上で立ち上げたはずの施設。「総論賛成でも、各論反対なのか」と現実の厳しさを思い知らされた。
それでも、デンマークやオーストラリアなど海外の障害者施設について学び、「地域を耕してあの子たちが笑えるように」と奮起。当初はたった2人だった利用者も徐々に増えたため、25年には現在地に新築の「家」を構えた。
現在の利用者は19~55歳の男女。いずれも重度の知的・身体・精神障害をもつ。「楽しい生き方探しの場となって」との思いから名付けた「作遊所」ではみそのほか、特許も取得した5色の「遷都餅」など約9種類の授産品を作り、全国にも発送。「一つの仕事を10等分すれば、必ず重度の人たちもやれる仕事がある」と言い切る。
近隣小中学校の生徒らの見学も受け入れるほか、テラスは地域に開放。地域住民との交流も積極的に行っている。男女9人が生活するケアホームは築46年と老朽化が深刻なため、西隣に新築予定だ。「地域の中で、子供たちがずっと住める住み家をつくっておきたい」と、募金も集める。
「たくさんの人に出会って、いつも夢に向かって生きさせてもらっていることは大もうけ」。はつらつとした笑顔で、また前進する。(山﨑成葉)
小野加代子(おの・かよこ)さん 昭和17年生まれ。山口県下関市出身。40年に京都女子大教育学科を卒業し、24歳で会社員の夫と見合結婚。重度の障害がある三男の出産を機に、障害者と地域の共生に向けた活動を始める。平成10年、無認可作業所「かかしの家福祉作遊所」を開設。19年、NPO法人「かかしの会」を設立し、25年に現在地に「作遊所かかしの家」を新築移転させた。
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【生け花】秋の実り(大和未生流) 豊かさ象徴する〝宝石〟輝く
須山玄甫(大和未生流)
【花材】柘榴(ざくろ)
【作意】初夏に目にしみいるような橙赤色の鮮やかな花を咲かせた後、かわいい実をつける。夏から秋にはその実が成長し、ほんの少し黄色を含んだ宝石のような赤い実が日に日に輝きを光りはじめる。
まさに明るい豊かな秋を象徴するように誇らしげに重く大きく垂れ下がる。それは細い枝が悲鳴をあげそうな程、それでいて枝はうれしそうである。
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よみがえった極彩色の本殿 御所の高鴨神社摂社・東神社本殿の修理完了
全国の鴨(賀茂、加茂)社の総本宮とされる高鴨神社(御所市鴨神)の摂社・東神社本殿(県指定文化財)の修理工事が完了し、檜皮葺き屋根とともに極彩色の社殿がよみがえった。
東神社本殿は京都・下鴨神社に代表される流造。保管されている棟札から、江戸時代前期の建立とされるが、細部の意匠からはもう少し古いという。
県文化財保存事務所や高鴨神社によると昭和51年に屋根が葺き替えられたが、その後腐朽が進み、雨漏りも確認。建物は沈下して傾き、彩色の剥落も進んでいた。このため平成26年から修理を始め、屋根を葺き替えたほか傾きを修正。江戸時代の鮮やかな彩色を復元した。
8月28日には竣工奉祝祭が行われ、高鴨神社の鈴鹿義胤宮司は「境内19社の改修工事の最後。彩色や金具が復元されて建立された時代のきらびやかな姿に戻してもらい、ありがたいです」と話していた。
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歩いてクイズで学んで楽しんで 奈良市の大宮通りに解説板登場
国内外から訪れる観光客らに奈良の歴史クイズにチャレンジしてもらおうと、県が歴史クイズ解説板「歩いて学ぶ奈良の歴史」を奈良市の大宮通りに設置した。「第68回正倉院展」(10月22日~11月7日、奈良国立博物館)にちなみ、ゆかりの宝物がある聖武天皇と、光明皇后に関するクイズが楽しめる。
奈良の歴史文化を楽しく、わかりやすく学んでもらおうと、平成26年から春と秋に実施。学生や家族連れらに好評だという。
解説板は、大宮通りの県庁西交差点~氷室神社前に10基設置。表面に「聖武天皇は行基とともに東大寺にあるものをつくりました。それは何?」「大仏開眼供養会でも上演された、仮面を使った劇とは?」といった三択方式のクイズが書かれており、質問をめくると解答と解説を見ることができる。
英語、中国語、韓国語でも表記。解説ページに通じるQRコードもあるほか、子供向けのクイズも用意されている。11月30日まで設置予定で、「正倉院展に行かれる際にぜひクイズにチャレンジしていただきたい」と県文化資源活用課。10、11月には明日香村にも設置される。問い合わせは同課(☎0742・27・8914)。
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不祥事相次ぎ市議会冒頭で陳謝、奈良市の仲川市長 火葬場移転費も提案
奈良市議会の9月定例会が2日開会し、市は火葬場移転関連費用1800万円などを含む計約6億1千万円の今年度一般会計補正予算案など計12議案を提案した。
仲川げん市長は冒頭、市環境清美センターの職員3人=いずれも懲戒免職=が窃盗罪で起訴されたことや、市立椿井小の教頭が校内の女性職員更衣室に盗撮目的で侵入し、建造物侵入容疑で逮捕されたことに触れ、「度重なる職員の逮捕は、市政への信頼を大きく損なうもので、改めて市民に深くおわび申し上げます」と陳謝。「綱紀粛正の取り組みを再度検証する」などと述べた。
9月定例会の会期は27日まで。7日に代表質問、8、9日に一般質問が行われる。
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「便利屋」の不当請求増加 被害救済へ弁護団結成 14日に奈良弁護士会館で説明会
不要品の回収や庭掃除など、さまざまな依頼に応じる「便利屋」が、不当に高額な費用を請求したりするケースが増えているとして、奈良弁護士会の弁護士7人が、被害救済に向けた弁護団を結成した。弁護団長の深水麻里弁護士は「契約書を交わさず、意に反した作業をして不当に高額な請求をするケースがある」と指摘。14日に奈良弁護士会館で説明会を開き、集団訴訟も検討するという。
弁護団によると、「便利屋」をめぐる被害救済弁護団が結成されるのは全国で初めて。
県消費生活センターには昨年から今年にかけ、「自宅でクモ1匹の駆除を依頼したら、1分弱の作業で7万円超を請求された」など、不当に高額な金額を請求されたといった相談や苦情が約20件あった。被害額は数万円から20万円に上るケースもあるという。
弁護団では、不当に高額な金額を請求されたり、契約書や見積書を交わさずに意に反したサービスが提供されたケースなど、法的に問題がある事例が多いと分析。契約締結上の過失があったケースが多いとみて、集団での返還請求を検討している。
14日の説明会は午後4時から開催。参加無料、事前申し込み不要。弁護団が便利屋の業態や訴訟手続きなどを説明し、被害相談にも応じる。深水弁護団長は、「被害額が比較的少なく、法的手続きは取れないと思っている方が多いと思う。泣き寝入りせず、気軽に相談に来てほしい」としている。問い合わせは、やすらぎ法律事務所(☎0742・24・2003)。
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【リオ五輪】10日にバドミントン高橋選手のパレード 橿原市栄誉賞も贈呈
橿原市は2日、リオ五輪バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した同市出身の高橋礼華選手(26)に橿原市民栄誉賞を贈ると発表した。「市出身の金メダリストは初めて。大きな功績で、市民に明るい希望を与えた」とし、市表彰条例に基づき同賞を創設、最初の受賞者として贈呈する。
贈呈式は10日夜、市内のホテルで開かれる市バドミントン協会主催の祝賀会の中で開催。ともに金メダルを獲得した松友美佐紀選手(24)には、感謝状が贈られる。
これに先立ち、同日午前10時から近鉄橿原神宮前駅中央口前で凱旋記念式典が開かれ、高橋、松友両選手に花束が贈られる。このあと両選手が橿原神宮境内の南神門前までパレード。神宮にも参拝し、金メダル獲得を報告する。
森下豊市長は「金メダル獲得で、みんなに大きな感動を与えてくれた。その功績はすばらしい」としている。
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「奈良にずっと住みたい」減少 買い物や日常生活不便? 県民アンケート
県内にずっと住みたい県民はやや減少―。県の今年度のアンケート(速報値)で、県での定住意向について聞いたところ、「ずっと住みたい」と答えた県民の割合は54・5%で、昨年度の57・5%からやや減少したことが分かった。「住みたくない」「わからない」と答えた理由としては「買い物など日常の生活環境が整っていない」を挙げる人が多かった。
アンケートは平成20年度から毎年度1回実施。生活や観光、農林業、スポーツ振興、子育て、医療など約50の調査項目で、県内に住む20歳以上の男女5千人を無作為に抽出し、5月にアンケート用紙を郵送して行った。有効回答数は2635人だった。
生活全般に関する質問では、将来の県での定住意向について「ずっと住みたい」「1度は県外へ出ても、県に戻って住みたい」と答えた割合は66・3%で昨年(67・9%)からやや減少した。
「住みたくない」「わからない」と答えたのは33・2%で、「日常の生活環境が整っていない」(41・0%)とした割合が最も多く、次いで「医療が充実していない」「通勤・通学に不便」だった。県内でも地域差は大きいとみられるが、いずれも身近な暮らしにかかわる課題が浮き彫りとなった。
一方、1年前と比較した暮らし向きの実感では「とても楽になった」、「少し楽になった」と答えた割合は8・9%で、昨年(7・6%)より増加。楽になった理由は「給料や収益が増加したから」がトップ、次いで「教育にかかる費用が減ったから」だった。
県への愛着については「とても愛着がある」「やや愛着がある」は75・3%で、大多数の県民が奈良への愛着を持っていることが判明。年代別では20代が最も高く81・7%だった。
このほか、県の観光・レクリエーションに足りないと感じるものについては「宿泊施設の充実」が58・2%で昨年度に引き続き最多に。続いて「夜遅くまで営業している飲食店」(41・9%)、「おいしい食べ物」(35・7%)だった。
県統計課は「結果を各担当課で分析し、課題に対応していきたい」としている。今回は速報値で、11月には詳しい地域別の値など詳細を公表する予定。
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