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竹に感謝し、がん封じ祈る 大安寺で「笹酒祭り」

 南都七大寺に数えられる大安寺(奈良市)で23日、健康長寿を祈願する「笹酒祭り」と、竹に感謝する竹供養が営まれた。参拝者には、がん封じの御利益があるとされる笹酒が振る舞われた。

笹娘が参拝者たちに笹酒や水を振る舞った

笹娘が参拝者たちに笹酒や水を振る舞った

 笹酒祭りは、光仁天皇が大安寺の竹に酒を注いで飲み、長寿を全うしたという同寺に伝わる話にちなみ、毎年1月と6月に開催。また、中国の言い伝えで6月23日ごろに竹を植えると良く育つとされていることから、竹供養の法要も営まれている。

 この日は、藤影きもの専門学校(同市)の学生16人が、涼しげな浴衣姿の「笹娘」となり、竹筒に入った笹酒や水を参拝客に振る舞った。笹娘を務めたインドネシアの留学生、シェリ・ナザリア・デビさん(19)は「初めての経験なので、とても新鮮で楽しい」と笑顔で話していた。

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聖徳太子と斑鳩三寺に迫る 千田稔さんの新著発刊

 千田稔・県立図書情報館長(歴史地理学)の新著「人をあるく 聖徳太子と斑鳩三寺」(吉川弘文館)が発刊された。斑鳩や飛鳥、桜井などにゆかりの地を訪ね、聖なる物語が語られてきた太子の実像に迫っている。

千田稔さんの新著「人を歩く 聖徳太子と斑鳩三寺」

千田稔さんの新著「人を歩く 聖徳太子と斑鳩三寺」

 同書では、「聖なるもの」のイメージがある聖徳太子について「虚と実が織りなした物語が語られた土地を訪ね歩きつつ、物語がうまれた事情に耳を傾けていきたい」と記載。そのうえで太子の足跡や太子信仰、ゆかりの地を紹介している。

 太子が少年時代に住んだという宮殿「上宮」についての解説では、桜井市上之宮の上之宮遺跡で同市教委が行った発掘調査で建物跡や苑地遺構が出土したことを紹介。太子の父、用明天皇の池辺双槻宮や履中天皇の磐余池との位置関係などからも、上之宮遺跡を太子の上宮と推測している。

 また、太子を支えたという秦氏についても詳しく紹介。上之宮遺跡のそばを流れ、田原本、三宅、川西町へと北流する寺川周辺に秦氏の痕跡が点在することを説明し、後世の能楽について「聖徳太子-秦氏と結びつく土地において成立したことが、推定できるであろう」と記している。

 このほか、「聖徳太子ゆかりの地を歩く」として橘寺(明日香村)や小墾田宮跡(同)、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺(以上、斑鳩町)、広隆寺(京都市)などを紹介。2千円(税別)。全国の主な書店で販売している。

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【参院選】18、19歳投票率どうなる? 住民票移さない若者も 啓発にも課題

 どうなる?若者の投票率―。選挙権年齢が「18歳以上」となって初の国政選挙の参院選(7月10日投開票)。県内では18、19歳の2万7967人が新たに有権者となった。ただ、進学や就職で県内の実家を離れた18、19歳も多いとみられ、投票率への影響は未知数だ。

「投票は18歳から」とかかれた県産木材でつくられた割り箸

「投票は18歳から」とかかれた県産木材でつくられた割り箸

 「投票には行ってほしいが、新有権者のうち実際にどのぐらいの人が県内に住んでいるのか分からず、悩ましい」。県選管の担当者はこう話す。大学や就職先が少ない奈良では、高校を卒業すると同時に県内の実家を離れ、進学や就職のため県外で暮らす学生は少なくない。

 県内の実家から県外へ引っ越しした場合、住民票を移したとしても、公示前日までに県外の新住所地での居住歴が3カ月経過していないときは、3カ月以上住んでいた県内の市町村で投票しなければならない。

 とはいえ、投票のために実家に帰るのは時間や金銭面での負担にもつながり、二の足を踏む学生も多い。地元に帰省せずに投票用紙を郵送で取り寄せ、近くの市区町村の不在者投票所で投票できる「不在者投票制度」もあるが、あまり認知されていないのが現状だ。

 そもそも、大半の学生が住民票を移していない可能性があり、県選管は「個別の事情によるので、呼びかけ方も難しい」と話す。

 「明るい選挙推進協会」が昨年に実施した調査では、実家を離れて進学した大学生らのうち、住民票を移していたのは約26%にとどまっていた。

 公職選挙法では地元に生活実態がない場合、投票資格がないとみなす。そのため、県選管の担当者は「選管としては、県内に住んでおらず、住民票を移していない学生に帰省しての投票や『不在者投票』を呼びかけることはできない」とし、「選挙権を行使するためにも、引っ越したらまずは住民票を移してほしい」と話している。

選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことをアピールするポスター

選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことをアピールするポスター

 県内の各選管は若者に投票を呼びかけようと、模擬選挙の実施やアニメ、漫画の制作など、啓発に力を入れている。

若者世代の低投票率深刻 前回参院選は全体55%に対し、33%

 県内でも「若い世代」の投票率の低下は深刻だ。「18歳選挙権」導入後初の国政選挙となる参院選では、若い有権者が関心を持つような論戦が期待されている。

 県選管によると、前回参院選(平成25年)の県内の投票率全体が55・54%だったのに対し、20~24歳の投票率はわずか33・71%。昨年春の県知事選でも全体が51・05%だったのに対し、20~24歳は28・50%と低迷している。

 今回、選挙権年齢が引き下げられるのにともない、県は18、19歳の投票率についても調査する予定。県選管は「若者が選挙に興味を持てるよう、PRを強化したい」としている。

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法制度に男女差ある? 6月30日に佐々木育子奈良弁護士会長が講演

 男女共同参画週間(23~29日)に合わせ、県女性センター(奈良市)は「あなたの居場所はありますか?~認めよう生き方の自由な選択~」をテーマにしたイベントを開催する。

 県内17団体が参加。30日午後2時からは、同センターの講座室で「法律と女性~法制度にも男女差はあるの?」と題し、奈良弁護士会の佐々木育子会長が講演。夫婦別姓や女性の再婚禁止期間など、暮らしにかかわる法律と性差の関係について、わかりやすく解説する。

 期間中は玄関ホールで、なら犯罪被害者支援センターが「犯罪被害者の苦悩を理解し、支える気運を高めよう」をテーマにセンターの活動内容などを、また「奈良いのちの電話協会」が相談の現状などをパネルで紹介。7月1~3日まで、計14のワークショップやトークディスカッションが実施される。

 参加無料。問い合わせは県女性センター(☎0742・27・2300)へ。

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【参院選】「18歳になったら、選挙に行こう」 橿原高校生の主張

 県立橿原高校(橿原市)で22日、生徒でつくる選挙管理委員会が「18歳になったら選挙に行こう」と呼びかけるイベントを開き、全校生徒に「もっと政治に関心を持とう」「社会の課題について話し合おう」と呼びかけた。

全校生徒に向け、3つのスローガンを掲げる奈良県立橿原高校の選挙管理委員の生徒

全校生徒に向け、3つのスローガンを掲げる奈良県立橿原高校の選挙管理委員の生徒

 同校は昭和50年の創立当初から、生徒会役員選挙などの事務作業を担う選挙管理委員を全学年全クラスで任命、生徒主体で選挙を実施している。今月2日に行われた生徒会役員選挙は、「私たちの一票が未来をつくる」をスローガンに、市選管から本物の記載台や投票箱を借りて実施した。

 この日は選挙管理委員長の3年、串領馬さん(17)らが体育館の舞台に立ち、「選挙に行こう」など3つのスローガンを書いた横断幕を掲げて「私たちの意見を一票という形で自ら示しましょう」などと呼びかけた。

 今回の参院選では、同校の3年生355人のうち101人が有権者。同校では27日午後4時から6時までの間、県内の高校で唯一の期日前投票所が開設される。

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【参院選】各党、「かく戦う」 公示迎え談話・コメント発表

 参院選公示に当たり、奈良選挙区に公認や推薦候補を擁立する県内の各党幹部は22日、それぞれ談話やコメントを発表した。

 自民党県連・奥野信亮会長「日本経済の成長と活性化には政治の安定とスピード感が必要であり、そのためにも議席の奪還を目指したい。政策の合意なき野党の選挙協力は野合であり、日本の将来を危うくする」

 民進党県連・藤野良次幹事長「アベノミクスからの転換が必要だ。この3年半、物価の上昇に賃金が追いつかず、格差と貧困が広がっている。正社員が当たり前の働き方を取り戻す。憲法9条改正は断固阻止する」

 公明党県本部・岡史朗代表「自公の安定政権のもと政策をさらに前進させるのか、経済政策から外交まで何ら一致しない民進・共産勢力による混乱政治に陥るのか。日本の針路を問う重要な選挙になる。全力で取り組みたい」

 共産党県委員会・細野歩委員長「歴史的な選挙。民意に背く『安倍暴走政治』の全体が問われている。日本の平和主義、民主主義、立憲主義を取り戻す選挙だ。野党共闘の勝利と共産党の躍進で安倍政治へ審判を下す」

 おおさか維新の会県総支部・川田裕代表代行「人口減少の下り坂に入る時代で無責任な政治は致命的な結果を生む。維新の会は自ら身を切り、約束を守る責任を果たす政党。古い政治を壊し、新しい政治をつくるときにきている」

 社民党県連・樹杉和彦代表「すべての国民の生活を根底からおびやかし続けてきた安倍政治の暴走を止める選挙。くらしに、政治に憲法を生かす。弱い立場の人々に寄りそう政治を目指して、厳しい選挙を勝ち抜く」

 幸福実現党県本部・中村恭代代表「この国を愛しているからこそ、言わなくてはいけない『正しさ』がある。選挙の度に血税をばらまき、コロコロと政策が変わる既成政党に未来はない。危機に立つ日本は『新しい選択』が必要」

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【参院選】1議席を争い、4人の舌戦スタート 県内各地で支持訴え 

 参院選が22日公示され、奈良選挙区(改選数1)には野党統一候補で民進党現職の前川清成氏(53)▽おおさか維新の会新人の吉野忠男氏(57)▽自民党新人の佐藤啓氏(37)▽幸福実現党新人の田中孝子氏(60)―の4氏が立候補を届け出た。7月10日の投開票に向け、県内でも18日間の熱い論戦が始まった。対決の構図

 安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」の是非などが争点。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことにより県内では2万7967人の18、19歳が有権者となり、「若い世代」の投票率も注目される。

 立候補した4氏は公示日の22日、支援者らを前に第一声をあげた後、支持を訴えながら選挙カーで各地をかけめぐり、街頭演説などを行った。

 安倍政権批判を前面に押し出して支持層拡大を図る民進現職の前川氏は午前9時半に奈良市の近鉄奈良駅前で第一声。その後、大和郡山市や生駒市内でも街頭演説を行った。

 教育無償化などの政策を訴えるおおさか維新新人の吉野氏は、大阪への通勤通学者が多い生駒市の近鉄生駒駅前で第一声。その後は近鉄奈良駅前などでも街頭演説を行った。

 37歳という若さを武器に、組織固めを図る自民新人の佐藤氏は、奈良市のJR奈良駅西口で第一声。香芝市の街頭演説には自民党の谷垣禎一幹事長も応援に駆けつけた。

候補者の演説を聞く支持者ら

候補者の演説を聞く支持者ら

 消費税の引き下げやマイナンバー制度の見直しなどを訴える幸福実現新人の田中氏は奈良市のJR奈良駅東口で第一声。その後は街頭演説で政策を訴えたり、選挙カーで回ったりした。

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「目標は決勝進出」 障害馬術の最年長・桝井選手、リオ五輪へ意気込み語る

 リオ五輪に出場する障害馬術の日本代表、桝井俊樹選手(46)=乗馬クラブクレイン=が広陵町を訪問、本番に向けた意気込みを語った。

広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」から花束を贈られる桝井俊樹選手

広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」から花束を贈られる桝井俊樹選手

 桝井選手は中学までを新庄町(現葛城市)で過ごし、高校1年の頃から広陵町在住。高校時代には、山梨国体(昭和61年)で馬術の障害飛越の個人、団体で優勝するなど活躍。これまでも五輪出場を目指したが馬の故障などで果たせず、2年半前に出会った現在の愛馬、タルーベダルコKZで夢の切符をつかんだ。

 桝井選手は、すでに決まっている日本代表で最年長。リオにはドイツ合宿の後に現地入り予定といい、桝井選手は「これまで五輪には縁がないかと思っていたが、馬も頑張ってくれて代表になれた。馬術は欧州勢のレベルが高いが、団体では入賞、個人としては決勝進出を目標に頑張りたい」と力を込めた。

 山村吉由町長は「桝井選手が住む『馬見北』の地名は、聖徳太子が法隆寺を建立するため馬に乗って景観を眺めたのが由来ともいわれ、何か縁を感じる。ぜひメダルを取ってほしい」と激励。同町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」が桝井選手に花束などを贈呈した。

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「精いっぱいの力で本番を」 リオ五輪・総合馬術の北島選手が決意

 総合馬術個人日本代表でリオ五輪に出場する北島隆三選手(30)=乗馬クラブクレイン=が県庁を訪問し、五輪での活躍を誓った。

県庁を訪問し、五輪での活躍を誓う北島隆三選手(中央)

県庁を訪問し、五輪での活躍を誓う北島隆三選手(中央)

 神戸市生まれの北島選手は、県立山辺高校(奈良市都祁友田町)出身。高校近くの「クレインオリンピックパーク」(天理市福住町)で馬術競技の研鑽を積み、明治大時代には初出場した総合馬術競技で2年連続1位に輝いた。

 北島選手は7月下旬、現在の活動拠点としている英国から飛行機で現地入りするといい、「世界のトップレベルの選手と比べると経験不足を実感するが、今できる範囲の力を精いっぱい出したい。自身と馬の体調管理をしっかり整え、本番を迎えたい」と意気込みを語った。

 浪越照雄副知事は「乗馬人口も近年増えていると聞く。初めての五輪出場は緊張すると思うが、悔いのないよう戦って」と激励した。

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無病息災祈る「茅の輪くぐり」 桜井の大神神社拝殿前で

 「夏越の大祓」(30日)を前にした21日、桜井市の大神神社拝殿前庭に茅の輪が設置され、参拝者らが無病息災を祈って輪をくぐった。

拝殿前に設置された茅の輪

拝殿前に設置された茅の輪

 大神神社の茅の輪は、三ツ鳥居にちなんでつくられた鳥居の中に、3つの茅の輪が並ぶ〝オリジナル〟。平安時代後期に藤原清輔が書いた歌の学問書「奥儀抄」には「三輪の明神は社もなく、祭の日は三つの茅の輪を作って岩の上におきてそれをまつる」とあり、当時から3つの茅の輪が作られていたらしい。

 中央の大きな茅の輪は縦横2・6メートル、重さ約70キロ。左右の2つは縦横2・1メートル、重さ約60キロ。茅は宇陀川周辺で採り、ひとつの茅の輪の製作には神社職員5人がかりで約2時間かかるという。

 3つの茅の輪は大きな茅の輪を最初にくぐり、「8」の字を描くようにくぐるのが正式なスタイル。茅の輪のそばにはくぐり方の説明板も設置されている。

 設置は7月10日まで。娘や孫と一緒に訪れた橿原市の山本里美さん(57)は「茅の輪が今日から設置されるというので参拝に来ました。茅がまだ緑色の初々しい姿で、その輪をくぐることができてよかった」と話していた。

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廃材でつくった小型家電回収ボックス設置 大和郡山市

 大和郡山市は、廃材を再利用した「使用済み小型家電回収ボックス」を製作した。7月1日から市役所正面玄関付近に設置し、資源の再利用に向け回収を始める。

市職員が製作した小型家電回収ボックス

市職員が製作した小型家電回収ボックス

 平成25年4月に施行された小型家電リサイクル法に伴い、市町村は住民からデジタルカメラやノートパソコン、携帯電話、ドライヤーなどの小型家電を分別回収し、認定事業者へ引き渡すことが義務づけられている。貴金属やレアメタルなどが取り出され、再資源化される。

 市では今回、再利用による環境保全をアピールしようと、市職員が廃材を利用した木製の回収ボックスを1台製作。高さ約1メートル、幅56センチ、奥行き40センチで、市のシンボルである金魚のイラストなどが描かれている。

 製作にたずさわった市清掃センター施設管理係の田中佳英さん(54)は「地球環境に優しい資源の再利用の重要性が伝わればうれしい」と話していた。

 市役所のほか、市清掃センターや中央公民館、やまと郡山城ホールなど12カ所の公共施設にはスチール製の回収ボックス(同サイズ、既製品)を設置、回収を進める。問い合わせは、市清掃センター(☎0743・53・3463)。

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【参院選】入念に手順チェック 県選管職員が公示届け出受け付けリハーサル

 県庁で21日、県選管の担当職員が、参院選の立候補届け出の受け付けリハーサルを、公示日に立候補の届け出受け付け会場となる5階の第1会議室で実施した。

届け出順を決めるためのくじを引く、立候補予定者役の職員

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 職員25人が、届け出順を決めるくじ引きの手順や当日の流れなどを入念に確認。腕章や選挙事務所の表示板など「七つ道具」と呼ばれる物品の受け渡し作業も、一つ一つ確かめた。

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【鹿角抄】チェック機能は働いていたか? 大和高田市の虚偽報告書問題

 「これまでは、(市側の説明を)ある程度信用していた部分もある。でも、そういうわけにいかない事態が起こった。これからはもっと細かく精査しなければならない」

 大和高田市が、国の交付金事業が未完了にもかかわらず、完了したとする虚偽の報告書を提出し、国に利息分を含む約3680万円を返還した問題を受け、市議会に設置された調査特別委員会で、委員が市の執行部に対し述べた言葉だ。

 問題が発覚したのは今年2月。報道がきっかけだった。市議会は昨年12月の定例会で、交付金返還に関する補正予算案を可決していたが、市側は議案説明では、虚偽報告書の提出について全く触れていなかった。

 予算案の内容を細かに精査すれば気づけた可能性はあったが、国に補助金適正化法違反として返還を命じられたことを議会に説明せず、工事が完了しなかったことだけを説明した対応には、議会から批判の声が上がった。調査特別委では「隠そうとしていたのでは」「ばれなかったら、言わないつもりだったのか」などの声が上がった。

 市側は「隠す意図はなかった」と謝罪する一方、「完了実績報告書は、全体の流れの中の1つの段階。未竣工で(交付金を受けることが)できない状態になったので、返還させていただくと説明した」などと答弁。虚偽報告書の提出という重大な問題が、まるで流れの中の行為の一つでしかないような言い方だ。

 市側が説明するように、事業が所定期間内に完了しなかったのは、努力を怠ったわけではなく、地元交渉の難航など、難しい課題がクリアできなかったという事情は理解できる。だが、だからといって虚偽報告書を提出し、交付金を受け取ってよいわけではないし、自治体が法に違反する行為を行った責任は重大だ。

 今回の問題で、市に対する市民の信頼は失墜した。取り戻すには、並大抵ではない努力が必要となるだろう。

 調査特別委は調査報告の最後に、「議会としては、今回の事案の発生を教訓に行政のチェック機能の強化に努め、議会の責務を果たしていく」と記した。今後は議会が市側をどれほど厳しく監視していけるか、議会のチェック機能も問われている。(山本岳夫)

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名前が「飛鳥宮跡」に変わります 明日香村の「伝飛鳥板蓋宮跡」 文化審議会答申

 国の文化審議会は、明日香村の史跡「伝飛鳥板蓋宮跡」を「飛鳥宮跡」に名称変更するよう答申した。長年の発掘調査に基づき、4つの宮殿が継続的に営まれたことが分かったためという。

「飛鳥宮跡」への名称変更が答申された史跡(明日香村教委提供)

「飛鳥宮跡」への名称変更が答申された史跡(明日香村教委提供)

 4つの宮殿は舒明天皇の飛鳥岡本宮、皇極天皇の飛鳥板蓋宮、斉明天皇の後飛鳥岡本宮、天武・持統天皇の飛鳥浄御原宮。昭和47年に史跡指定されたが、4つの宮殿の総称として飛鳥宮跡に変更されることになったという。

 また、既に指定されている面積(3万3120平方メートル)に加え、新たに2807平方メートルの追加指定も答申された。

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【参院選】18、19歳は2万7967人 選挙人名簿登録者 総数は約116万5000人

 県選管は21日、選挙人名簿登録者数(同日付)を発表した。県内の登録者数(在外選挙人を除く)は、平成25年の前回参院選の公示前日(同年7月3日)より1万3121人多い116万5716人(男54万7210人、女61万8506人)だった。選挙人名簿

 改正公職選挙法により新たに有権者となった18、19歳の登録者数は2万7967人だった。

 登録者数が最も多かった自治体は奈良市で、橿原市、生駒市と続いた。また、18、19歳の登録者数が最も多かったのは奈良市で7077人。次に橿原市(2557人)、生駒市(2368人)だった。

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難病で長女亡くした元フリーアナの道志さんが講演 7月2日に天理で

 天理市民会館(やまのべホール)で7月2日、市主催の人権啓発イベント「人権ふれあい集会2016」が開催される。元フリーアナウンサーの道志真弓さんが「命の重さ~家族の絆を通して~」をテーマに記念講演する。

人権ふれあい集会で講演する道志真弓さん

人権ふれあい集会で講演する道志真弓さん

 道志さんは富山県出身。不妊治療の末、平成8年に長女の弓華さんを授かったが、世界で30数例しかない染色体異常と診断。弓華さんは8歳で他界した。道志さんはこの経験を通じて、5年前から講演活動に取り組んでおり、命の重さや感謝の心、生きることのすばらしさなどを全国各地で伝えている。

 入場無料。手話通訳と要約筆記がある。2歳~就学前の子供の託児も受け付ける(24日までに要予約)。記念講演のほか、市内の団体による和太鼓演奏や人権パネル展示なども行う。

 問い合わせ、託児予約は同市人権センター(☎0743・65・0130)。

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議長に川口氏、副議長に小泉氏選出 県議会

 県議会は21日、正副議長選を行い、議長に川口正志氏(82)=無所属、10期目=、副議長に小泉米造氏(73)=自民党、8期目=を選んだ。

 また、県立都市公園で小型無人機「ドローン」の飛行の事前届け出を定めた条例改正案など計41議案を可決し、6月定例会を閉会した。

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「他人ごとじゃない」、交通事故で長男失った母の思い語る 郡山中で講演

 犯罪被害者らが講師となり、命の大切さなどを訴える「命の大切さを学ぶ教室」が大和郡山市の市立郡山中学校で行われ、交通事故被害者遺族の児島早苗さん(66)が「生命を越すものはない」をテーマに講演。全校生徒約800人が真剣な表情で聞き入った。

市立郡山中学校で行われた「命の大切さを学ぶ教室」で講演する児島早苗さんと長男の健仁さんの遺影

市立郡山中学校で行われた「命の大切さを学ぶ教室」で講演する児島早苗さんと長男の健仁さんの遺影

 平成12年5月、奈良高専4年生だった早苗さんの長男、健仁さん=当時(18)=はバイクで登校中に運送会社のトラックと衝突し、2週間後に死亡。早苗さんは警察に事故に関する説明を求めたが、捜査中という理由で回答は得られず、同級生らと独自の現場検証を行って徹底捜査を求める署名活動などを実施。トラックの運転手は健仁さんに過失があると主張していたが、最高裁では運転手の有罪が確定した。

 16年、早苗さんは、交通事故防止や被害者支援に取り組むNPO法人「KENTO」を設立。自らの経験をもとにした交通事故対応マニュアルの冊子を作成し、無料で提供している。

 早苗さんは講演で、「愛する人が交通事故に遭遇してしまったらと想像してみてください。決して他人ごとではありません」と強調。「小さな小さな交通ルールも守るなど、自分のできることから行動に移してほしい」と訴えた。

 郡山中3年で生徒会長の前川直紀さん(14)は「命がどれほど大切かということを強く感じた」と話していた。

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奈良市の「菅原東遺跡埴輪窯跡群」出土の埴輪など展示 市埋文センター

 奈良市菅原東町の「菅原東遺跡埴輪窯跡群」で出土した古墳時代後期の埴輪などを展示した「土師氏と埴輪」展が、奈良市埋蔵文化財調査センターで開かれている。

奈良市菅原東町で発掘された古墳時代の豪族、土師氏が作ったとみられる埴輪が展示されている

奈良市菅原東町で発掘された古墳時代の豪族、土師氏が作ったとみられる埴輪が展示されている

 現場周辺は古墳造営などにかかわっていた豪族「土師氏」の本拠地とみられており、登窯や円筒埴輪、陶棺などが出土した。展示では、カメの甲羅のような模様をもつ「亀甲形陶棺」の破片を初めて一般公開。従者が貴人にさしかける傘をかたどった「蓋形埴輪」、高さ80センチにもなる「円筒埴輪」など12点が並んでいる。

 6月30日まで。無料で、入館は午前9時~午後4時半。土日祝日は休館。7月4日から奈良大学博物館、8月2日から奈良市役所ロビーにも展示する。問い合わせは同センター(☎0742・33・1821)。

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【参院選】立候補予定の4氏、激しい前哨戦 いよいよ22日公示

 22日に公示される参院選。奈良選挙区(改選数1)には現時点で、自民党新人の佐藤啓氏(37)▽民進党現職で野党統一候補の前川清成氏(53)▽おおさか維新の会新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現党新人の田中孝子氏(60)―の4氏が立候補を予定している。4氏はそれぞれあいさつ回りや集会、街頭演説を行うなど、精力的に活動。選挙戦本番に向け熱を帯びている。投開票は7月10日。名鑑

 現職の前川氏は5月半ばに共産党との選挙協力が成立、野党統一候補として3選を目指す。2期12年の実績に加え、安倍晋三政権批判や改憲勢力の阻止をアピール。「野党の大きな塊を作り上げ、改憲を断じて阻止しなければならない」などと訴えている。共産党の演説会や市民団体主催の決起大会にも出席、共産の比例代表候補者らと支援を呼びかけている。

 19日には民進党の岡田克也代表が来県。「安倍政治の暴走を許してはならない。みなさん危機感を持ってください」と声を張り上げた。陣営幹部は「高い政権支持率は逆風だが、なんとしても議席を死守する」と力を込める。

 これに対し「風に乗って勝てるとは思っていない」と引き締めているのが佐藤氏陣営だ。こまめに駅に立ち、国会議員や県議らとも連動、党の支援団体へのあいさつ回りや会合に顔を出して組織固めを図ってきた。

 10日には自民党総裁の安倍晋三首相が来県。「ガッツとアイデアのある佐藤さんを、奈良や日本のために仕事をしていく一員に加えてほしい」と後押しした。

 19日夜の集会では「すべての世代が希望を持って暮らせる社会をつくりたい」と訴えた佐藤氏。37歳という若さも武器に知名度アップを図っている。

 一方、大学教授の吉野氏は、「経済的理由で大学を辞める学生は多い。このままでいいのか」と教育無償化などを訴えている。4日にはおおさか維新の会の松井一郎代表が来県し、大阪での行財政改革の実績を強調。「大阪でやれていることを全国に広げたい」と主張した。

 陣営幹部は「身を切る改革を県内でもしっかり実行するということを訴えたい」と話す。

 田中氏は4日、来県した釈量子党首と決起集会を開催し、支持を呼びかけた。消費税引き下げやマイナンバー制度の見直し、愛国心をはぐくむ歴史教育などを訴えている。

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「後世に伝えるため」、春日山原始林守れ 若草山の山頂で消防訓練

 山林火災が発生した際に迅速な消火活動ができるようにと、奈良公園事務所や奈良市中央消防署などが若草山(標高342メートル)山頂周辺で消防訓練を実施した。

若草山山頂から出火場所と想定した谷間の山林に向けて放水する消防隊員ら

若草山山頂から出火場所と想定した谷間の山林に向けて放水する消防隊員ら

 昭和53年6月に発生した火災で4・8ヘクタールの山林が焼けたのをきっかけに毎年行われ、今年で38回目。今回は奈良公園事務所の職員や消防隊員ら約50人が参加した。

 訓練は、若草山の谷間から出火したとの想定で実施。隊員と公園事務所職員らが協力してホースをつなぎ合わせ、山頂や中腹などから谷間に向けて一斉放水した。

 奈良公園事務所の西岡純一郎所長(55)は「昨年8月には春日山原始林で落雷による火災も発生した。今後も合同訓練を続け、関係を密にしていきたい」。奈良市中央消防署の森田敬三署長(57)は「山林火災のマニュアル作成など、春日山原始林を後世に伝えるために尽力したい」と話していた。

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走る体づくり伝授します 奈良マラソンに備え、6月からランニングクリニック

 12月11日に開催される奈良マラソンに向け、正しいトレーニング方法を学ぶ「ランニングクリニック」が6月30日から、橿原市の県立橿原公苑陸上競技場で始まる。11月まで毎月1回実施、本番に向けた練習方法を専門家から学ぶことができる。

初心者も完走を目指せるトレーニング方法を伝授する「ランニングクリニック」(奈良マラソン実行委提供)

初心者も完走を目指せるトレーニング方法を伝授する「ランニングクリニック」(奈良マラソン実行委提供)

 初心者や中級者が完走できるようにと、奈良マラソン実行委が毎年開催。ランニング学会副会長で、市民ランナーの指導なども行っている佐藤光子さんが講師を務める。身体作りから長く走るコツ、ペース走のポイントなど、マラソン完走に必要なポイントを指導する。

 第1回の30日は午後7~9時、「走る体づくりⅠ」をテーマに、シューズの選び方やマラソンに必要な筋肉の知識を学んだ後、タイムやレベル別に筋トレやジョギングの実技トレーニングを予定。担当者は「エントリーしたが、完走に自信のないランナーにもおすすめ。ぜひ参加してほしい」としている。

 2回目以降は同時刻で、7月28日▽8月25日▽9月29日▽10月27日▽11月24日に予定。参加費は各回1500円。定員120人で、18歳以上(高校生除く)が対象。申し込みは6月26日日までに、大会ホームページ(http://www.nara-marathon.jp/)の専用申し込みフォームかFAX(0742・81・8756)に氏名、住所、年齢、性別、電話番号、ランニング履歴を記入し、〒630-8113奈良市法蓮町757 奈良総合庁舎 奈良マラソン実行委員会事務局 ランニングクリニック係まで。問い合わせは実行委(☎0742・81・8752)。

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黒川能や万燈籠も 春日大社本殿遷座祭後の奉祝行事決まる

 春日大社(奈良市)の20年に1度の国宝・本殿修理「式年造替」で、ご神体が仮殿から本殿に戻る「本殿遷座祭」(11月6日)後に行われる主な奉祝行事の日程などが決まった。約150年ぶりに能楽の金春、金剛の2流がそろって祝言の舞を奉納するほか、山形県鶴岡市に伝わる黒川能が初めて奉納公演。なら燈花会や落語会などもあり、11月下旬まで遷座が盛大に祝われる。

山形県鶴岡市に伝わる黒川能(春日大社提供)

山形県鶴岡市に伝わる黒川能(春日大社提供)

 本殿4棟のご神体は昨年3月の「仮殿遷座祭」で仮殿に移り、その後、本殿の修理が始まった。今秋には修理が完了し、11月6日の本殿遷座祭でご神体が約1年半ぶりに本殿に戻る。奉祝行事・芸能奉納はこれを祝って行われる。

 本殿遷座祭翌日の7日は大社林檎の庭で後宴之舞楽が古式にのっとり奉納。8日は式能奉納で、祝言の「弓矢立合」のほか「春日龍神」や「葛城」など、ゆかりの能が予定されている。10日は狂言の大蔵流五家が勢ぞろいし奉納する。

 黒川能は13日に奈良春日野国際フォーラム甍で公演。山形県鶴岡市黒川の春日神社の氏子らによって伝承されてきた貴重な神事能で、「芸能の故郷、奈良の春日大社にふさわしいとお受けいただいた」という。

 11日~13日には万燈籠やなら燈花会があるほか、県庁前でご当地グルメや記念品などを販売するマルシェ、25、26日には近鉄・JR奈良駅周辺の飲食店などでバルを予定。また、24、25日に大社感謝・共生の館で落語会、26、27日には稚児行列も行われる。

春日若宮御祭礼絵巻に描かれた弓矢立合(春日大社提供)

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 参加費などの問い合わせは春日大社(☎0742・22・7788)。

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日本の神秘・熊野のPRパンフ完成 十津川と田辺、泉南の協議会

 紀伊半島南部の熊野地域に観光客を呼び込もうと十津川村、和歌山県田辺市、大阪府泉南市でつくる協議会が、同地域を紹介するパンフレットとPR動画(約5分)をつくった。

十津川村などがつくった「熊野」の観光パンフレット

十津川村などがつくった「熊野」の観光パンフレット

 パンフレットのタイトルは「日本の神秘 熊野」。巡礼の道として熊野三山と高野山などを結ぶ世界遺産・熊野古道(小辺路、中辺路)、日本最古とされる湯の峰温泉や500年以上の歴史を持つ湯泉地温泉などの名湯、山の幸・海の幸を味わうことができる熊野ならではの食事、シャクナゲやウメなど熊野を彩る花などを紹介している。

 大阪市内、関西国際空港、名古屋から熊野への交通アクセスマップも付け、日本語のほか英語、スペイン語版も製作。十津川村内のほか、近鉄大和八木駅前のかしはらナビプラザなどにも置かれている。

 また、PR動画は「Mystic Japan」のタイトルで、十津川村の玉置神社展望台から見た雄大な光景、日本有数の長さを誇る谷瀬の吊り橋(297メートル)、熊野三山のひとつの熊野本宮大社などを紹介。ユーチューブで見ることができ、協議会ではこの動画を今後、観光プロモーションに活用していくことにしている。

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性差別や離婚問題、DV、ストーカー… 23日に「女性の権利110番」

 奈良弁護士会は23日午前10時~午後4時、職場での性差別や離婚問題、DVやストーカー被害、性的少数者(LGBT)など、女性の権利に関するあらゆる相談に応じる電話無料相談「女性の権利110番」(☎0742・22・6151)を実施する。

 日本弁護士連合会などが男女共同参画週間(23~29日)に合わせて全国で実施。奈良弁護士会では女性弁護士ら6人体制で応じる。問い合わせは奈良弁護士会(☎0742・22・2035)。

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奈良市議会6月定例会 予定より1日早く閉会 補正予算案など17議案可決

 奈良市議会の6月定例会は20日、今年度一般会計補正予算案など17議案を可決。すべての議案審議が終わったため、当初予定した会期より1日早く閉会した。

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【参院選】「安倍政治の暴走許すかどうかが争点」 民進・岡田代表が駅前で演説

 22日の参院選公示を前に民進党の岡田克也代表が19日、遊説のため来県。奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説し、「安倍政治の暴走を本当に許すのかどうかが参院選の争点だ。民進党は絶対許さない。みなさんも声を上げてください」と支持を訴えた。

街頭演説を終え、つめかけた人と握手する民進党の岡田克也代表

街頭演説を終え、つめかけた人と握手する民進党の岡田克也代表

 岡田氏は「今、子供の6人に1人が貧困状況にあり、非正規雇用の割合は4割を超えている」と指摘。「今の仕組みを変えて、安心して生活できる国に変えなければならない」と声を張り上げた。

 一方、安倍首相の経済政策「アベノミクス」については「すでに行き詰まっている。うまくいっていないもののエンジンをさらに吹かせたら、もっとめちゃくちゃになる」と繰り返し批判。「憲法の平和主義を変えること、この国の姿を変えることは許さない。どうかみなさん本当に危機感を持ってください」と呼びかけた。

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パワハラ浸透で声挙げる人増えた? 「職場いじめ」相談が最多 奈良労働局まとめ

 平成27年度に奈良労働局や県内の労働基準監督署などに寄せられた労働相談のうち、最も多かったのは職場での「いじめ・嫌がらせ」で、前年度より17・5%増加したことが同労働局の調べで分かった。

 同労働局によると、27年度の「いじめ・嫌がらせ」の相談件数は491件で、前年度(418件)より増加。ここ数年は高止まりの状態が続いているという。担当者は「職場でのパワハラが社会問題となり、より意識して声を上げる人が増えたのも要因とみられる」と指摘している。

 寄せられた相談事例の中には、「職場での待遇に不満があり、上に伝えると、仕事を与えられなくなった」「上司のパワハラで精神的に追い込まれ、不眠になり通院している。慰謝料を請求したい」などがあった。

 一方、「解雇」についての相談件数は254件で、前年度の318件より減った。ここ数年は減少傾向にあるという。

 職場でのトラブルについて、当事者などが労働局による助言・指導を申し出た件数は89件で、前年度より1・1%減少。内容で最も多かったのは「いじめ・嫌がらせ」の20件だった。また、弁護士や社会保険労務士らによる紛争調整委員会で金銭解決などを図る「あっせん制度」の申請は82件で、前年度より1・2%減少した。

 職場でのパワハラやトラブルのうち、労使協議や法規制で解決が難しい事案に対応するため国は平成13年10月から、労働局による「助言・指導」や「あっせん」で柔軟な解決を目指す「個別労働紛争解決制度」を設けている。

 同労働局は「法律違反かどうかはっきりしなくても、職場で何か疑問に思うようなことがあれば気軽に聞いてほしい」としている。

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飛鳥の魅力世界へ届け 新国立設計の隈さんら参加 7月16、17日にデザインウイーク

 各界で活躍する人たちのディスカッションを通じて飛鳥の魅力を世界に発信し、地域振興につなげることをめざすイベント「ASUKA DESIGN WEEK」(飛鳥デザインウィーク)が、7月16、17日に橿原市、高取町、明日香村の3市町村の会場で開かれる。2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場をデザインした建築家の隈研吾さんや脳科学者の茂木健一郎さん、元サッカー日本代表の中田英寿さんらが参加する予定。

 昭和61年から毎秋行われている、日本の魅力を世界に発信するクリエーティブの祭典「TOKYO DESIGN WEEK」(東京)の提案と協力で実現。橿原市、高取町、明日香村の3自治体でつくる協議会(事務局・明日香村総合政策課)が主催する。

 7月16日は午後2時から、橿原神宮会館(橿原市)で基調講演とトークショーを開催し、隈さんとトーキョーワンダーサイト館長、今村有策さんが出演。建築をテーマに地方創生を議論する。

 17日には午前11時から高取町リベルテホールで、茂木さんと女優の川上麻衣子さんらが健康・美容をテーマに議論。中田さんらが参加するディスカッションも予定されている。午後5時には国営飛鳥歴史公園石舞台地区で、茂木さんらが出演する「飛鳥音話祭」も開かれる。

 記者会見した明日香村の森川裕一村長は「著名なクリエーターのみなさんによるセッションがきっかけで、地方創生を担うクリエーティブな人材が育つことを期待している。多くの人に参加してもらいたい」としており、協議会では今後継続的な開催を検討している。

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郡山城整備に3億円役立てて 城主・柳澤氏の家臣家系の女性が寄付

 豊臣秀吉の弟、秀長が居城し、江戸時代には柳澤氏が城主を務めた大和郡山市の郡山城跡の整備で、公益財団法人「郡山城史跡・柳沢文庫保存会」は19日、柳澤家家臣の家系の篤志家の女性から「城跡の整備に役立ててほしい」と3億円の寄付を受けたと発表した。財団では天守があった本丸と毘沙門郭(曲輪)を結んだ「極楽橋」の再建費用として寄付を活用することにしている。

柳澤とも子理事長から感謝状を受ける寄付者の女性

柳澤とも子理事長から感謝状を受ける寄付者の女性

 女性は同市在住の柳澤家家臣の家系で、亡くなった夫は柳沢文庫の評議員をつとめていた。夫は生前「(資産を)文庫に寄付してほしい」との意向を持っていたといい、女性は今年4月、財団に3億円を寄付した。

 19日、やまと郡山城ホール(同市)で寄付に対する感謝状贈呈式があり、財団の柳澤とも子理事長が女性に感謝状を手渡した。

 財団によると、極楽橋は江戸時代前期の絵図「正保城絵図」に描かれており、明治初年の絵図でも確認されている。木橋と推測され、毘沙門郭から本丸に行く正式ルート上にあったが、明治6年の廃城令で撤去されたとされる。

 郡山城跡では来年3月の完成をめざし、市が本丸・天守台の石垣修復や展望デッキの整備を実施中。完成後は観光スポットとして期待されている。

 財団では、橋の再建を通して、観光客の見学ルートの確保や、観光拠点として活用したい考え。平成31年度の完成をめざしており、今後、資料収集を行い、県などと協議しながら再建に向けた具体的な検討を進める。

 財団の柳澤保徳副理事長は「橋の再建は大きな課題として検討されてきた。寄付を活用し、早期に実現したい」と話した。

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