奈良のピラミッド・都塚古墳にも南海トラフ地震の痕跡 造営には3万人が従事
階段ピラミッド状の墳丘を持ち、蘇我氏の首領・蘇我稲目の墓の可能性があることがわかっている明日香村の大規模方墳・都塚古墳(6世紀後半~7世紀初め)について、同村教委が平成26年に行った発掘調査の報告書(206ページ)を刊行した。過去の地震に伴う被害の亀裂が石室石材にもあることや、石棺に残る赤色顔料が鉄系赤色顔料とみられることなどが新たに報告され、墳丘(一辺約40メートル、高さ7メートル以上)の造営には推計で約3万人が従事したと考えられるという。
■南海トラフ地震の影響か?
地震によるとみられる亀裂は古墳の石室計7カ所で確認された。多くは南東~北西方向の亀裂で、1カ所では石材が上下2つに割れ、上部が北西方向(墳丘がある斜面の下方向)にずれていた。
石室に使われている石材は飛鳥石とよばれる堅い火成岩。経年劣化しにくいことや亀裂の分布状況から、「急激かつ巨大な加重が短時間に石材群を揺するように加わった」とし、地震が原因の可能性が高いという。震度6弱以上の南海トラフで発生する南海地震、東南海地震によるとみられ、中でも江戸時代の「東海~南海地震」(1707年)や「安政東海地震」(1854年)が考えられるという。
都塚古墳では石材と同じ方向の亀裂が墳丘でも確認されている。また、巨大地震の亀裂は高松塚古墳でも見つかっている。
■赤い石棺の色素の成分
都塚古墳の石室には二上山の凝灰岩を使った家形石棺(長さ約2・4メートル、幅約1・6メートル、高さ約1・7メートル)が残され、内部には赤色顔料の痕跡が確認されている。今回はその一部を採取、奈良文化財研究所の協力で主成分を確認する蛍光X線分析などを行った。
古代の赤色顔料としては、水銀朱や酸化鉄を主成分とする鉄系赤色顔料があるが、元素分析によって鉄を確認。ベンガラ(赤鉄鉱)とは断定できないが、鉄系赤色顔料が塗られていることがわかった。
現在ははっきりわからないが、大正時代に石室内に入った人たちは「石棺内部は赤く塗られていた」と証言しており、多くの古墳でみられる赤く塗られた石棺が置かれていたようだ。
■延べ3万人で造営
表面を石で覆ったピラミッド状の古墳だったとされる都塚古墳。村教委は築造にかかった労働量の計算も行った。土による墳丘の築造には、人1人の1日の作業量を3・3立方メートルとして、延べ約1500人が工事にあたったと推測。
また、石室石材(約485トン)や墳丘石材(約64トン)の運搬には、1人が1日約20キロ運ぶとして、延べ約2万8千人が必要になるとし、石材の切り出しなどの人員を含めて、「築造には延べ約3万人が従事したと考えられる」としている。
墳丘の築造は5段階(9工程)で行われ、粘性度の高い土と砂質土を交互に盛る版築工法で強度を確保していることもわかった。
村教委では築造期間は不明としているが、少なくとも1日100人以上は動員したと推定。墳丘のルーツが高句麗の積み石塚と考えられることから、渡来系の人たちも築造にかかわったとみられている。
関西大学の米田文孝教授(考古学)は「調査を通じて飛鳥の後期古墳がこれまで想定されていた以上に多様性を持ち、東アジアの影響を受けた国づくりの中で、都塚古墳が築造されたことがわかった。(今後の研究の)基準資料になる」としている。
報告書は1冊5500円で計500部販売。購入申し込み・問い合わせは明日香村地域振興公社(☎0744・54・4577)。
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雪丸に会いに来たよ 王寺町で「Love Loveらんど」スタート
王寺町公式マスコット「雪丸」と触れ合えるイベント「Love Love 雪丸らんど」が6月、りーべる王寺東館5階のイベント広場(同町)で始まり、訪れた家族連れが記念撮影などを楽しんだ。
雪丸は町のイベントに参加してきたが、町民らから「どこに行けば会えるの」などとの声が多く寄せられ、定期的に触れ合う機会を作ろうと企画。今月から毎週土曜日の午後1時、2時半、4時の計3回開催する。
初日の4日、イベント広場に雪丸が登場すると、早速記念撮影する家族連れも。人型ロボット「ペッパー」も一緒に登場し、雪丸のテーマソング「Love Love ゆきまる!」に合わせてダンス。じゃんけん大会なども行われ、母親と訪れた王寺町立王寺幼稚園の藤沢ゆなさん(5)は「また会いに来たい」と笑顔で話した。
今後は近隣自治体の公式マスコットとの連携も検討しており、さまざまなイベントを用意するという。
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雨にも映える色とりどりの花 矢田寺のアジサイ見頃迎える 大和郡山
大和郡山市の矢田寺でアジサイが見頃を迎え、青や紫、ピンクの花が参拝客を楽しませている。
約2万5千平方メートルの境内には、約60種類1万株を植栽。今年は例年より5日ほど開花が早いといい、同寺の住職、前川真澄さん(72)は「さまざまな種類のアジサイを見ていただきたい」。すでに早咲きのガクアジサイやヤマアジサイが見頃を迎えており、今月中旬には遅咲きの品種も咲き始めるという。
大阪府和泉市から訪れた小椋勝さん(82)は「ガクアジサイが美しい。カメラで撮ると青のアジサイが映えますね」と熱心に写真撮影をしていた。
境内にある「アジサイ園」の開園は7月10日まで。入山料は大人500円、小学生200円。問い合わせは同寺寺務所(☎0743・53・1877)。
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火葬場移転の説明、75%は「理解」 奈良市長がアンケート結果公表
奈良市の仲川げん市長は8日、5月に市役所で開催した火葬場移転に関する市民説明会で行ったアンケートで、約75%から「理解できた」「まあ理解できた」との回答が得られたことを明らかにした。仲川市長は「今年度中の適切な時期に都市計画決定などに向けた予算を計上したい」と述べた。
6月定例市議会の代表質問で答えた。火葬場移転に関する市民説明会は5月22日に行われ、約350人が参加。仲川市長によると、アンケートはうち257人から回収したといい、「市民の関心の高さを感じた。今後も続け、地元の理解が得られるよう努力したい」とした。
市は老朽化が進む火葬場の移転候補地を同市横井町とし、約57億円と見込まれる建設費には合併特例債を充てる予定だが、平成32年度末までの工事完了が条件。逆算すれば今年度中の都市計画決定が必要で、仲川市長は「今年度中に都市計画決定や橋梁の予備設計、用地取得などを終えたい」と述べ、当初の計画通り進める考えを示した。
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ベルギーのビールと食を楽しんで 奈良市の「ワインの王子様」で12日イベント
ベルギービールとおいしい料理が奈良で楽しめる「ベルギー祭り2016」が12日、奈良市鍋屋町のワインとベルギービールの専門店「ワインの王子様」で午前11時~午後8時まで開催される。
今年は日本とベルギーが慶応2年(1866年)に外交関係を樹立して150周年となる記念の年。同店では昨年から、ビールや料理を通じてベルギー文化に触れてもらおうと祭りを開催している。
イベントでは、オーク樽で2年以上熟成され、深い赤色が特徴的なベルギー・フランダース地方生産の「ローデンバッハビンテージ2013」や、リンゴやチェリー、ピーチなど女性でも楽しめるフルーティーな味わいのビールなどを用意。他にも「牛肉のビール煮込み」や「ムール貝の白ワイン蒸し」など、ビールに合うベルギー料理も楽しめる。専用チップ(10枚組2500円)と専用グラス(保証金制500円)を購入すると、会場で全25種類のビールやベルギーの食が1日で堪能できる。
「ワインの王子様」オーナーの粂宏明さん(49)は、「奈良唯一のベルギービール専門店として、日本でも希少性の高い銘柄を提供したい。ビールだけでも千種類以上あるといわれるベルギーの多彩な文化に触れてほしい」と話している。問い合わせは同店(☎0742・25・3338)。ホームページはhttp://vin-prince.com/
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警察官かたる電話相次ぐ 葛城の男性が600万円だまし取られる
県警は、県内で警察官をかたる不審電話が相次ぎ、葛城市内の70代男性が現金600万円をだまし取られたと発表した。8日までに寄せられた同様の相談は計64件に上り、県警は「警察官が現金を引き出すよう指示をすることはない。不審電話はすぐに通報してほしい」と呼びかけている。
県警によると今月6日、葛城市内の男性宅に「県警捜査2課」を名乗る男から「詐欺グループの犯人を捕まえた。あなた名義の通帳があり、口座が使えるか確かめたいので金をおろしてほしい」などと電話。男性が指示を受け現金600万円を引き出したところ、同日正午ごろ、「日本銀行職員」を名乗る男2人が男性宅を訪れ、全額をだまし取ったという。
県警では、同様の不審電話が6~8日にかけて大和高田市や橿原市など7市で計64件あったことを確認。いずれも男とみられる声で「捜査2課」や「日本銀行職員」をかたり、現金を引き出させて通帳などだまし取ろうとしたという。
県警は「警察官や銀行職員が通帳を取りに来ることは絶対にない。ためらわずに通報してほしい」とし、留守番電話に設定して着信番号に心当たりがない場合は出ないことや、迷惑電話防止機器の活用などを呼びかけている。
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「すばらしい。できることたくさんある」 小泉進次郎氏が農林業の現場を見た
自民党の小泉進次郎農林部会長が来県し、県内のスイカ農場や川上村の山林などを視察した。小泉氏は「奈良にこれだけ農業の資産と魅力があるのは意外だった。林業の現場をみて、改めて活性化に向けた取り組みが大切だと思った」と話した。
小雨がちらつく7日午後。小泉氏は林業振興のため、川上村や林業団体らで昨年設立された「吉野かわかみ社中」について説明を受けた後、同村白川渡で約270年前に植林された杉の人工林を見学。「すばらしいですね。この景色をみたら、林業に興味を持つ人は絶対いると思う」と感嘆の声を上げた。
その後、林業に従事している22歳の男性らに「林業の魅力は何か」「政治に望むことは」などと質問。「人工林は観光資源になるのでは。木材を使った商品開発はどんどん広がっており、(PRなど)できることはたくさんある」と述べた。
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県議会6月定例会開会 ドローン事前届け出条例案など38議案提出
県議会の6月定例会が8日開会し、県立都市公園で小型無人機「ドローン」の飛行の事前届け出を定めた条例改正案など計38議案が提案された。荒井正吾知事は議案の提案説明の前に県の熊本地震への対応について報告。「幅広い専門職員を派遣してきた。引き続き、被災地の実情に即した支援を行いたい」と述べた。
6月定例会は13、14日が代表質問、15、16日が一般質問で、21日に閉会する。
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藤城清治さんにエールを! 6月11日に5回目のサイン会、県立美術館の「光のメルヘン展」
92歳の影絵作家、藤城清治さんの作品を集め、県立美術館(奈良市登大路町)で開催中の「藤城清治 光のメルヘン展」。7月3日の最終日が近づき、連日大勢のファンでにぎわっている。6月11日(土曜)には、期間中5回目となる藤城さんのサイン会が開かれる。
サイン会は午後1 時半開始の予定だが、参加には当日のチケットの半券を提示し特設ショップで版画額装品や展覧会図録、シルクスカーフなど対象商品を購入することが必要。そのうえで、午前10時半以降に先着順(100人)で整理券が配布される予定。ただ、藤城さんの体調や当日の交通事情などで中止や内容が変更される場合もあ る。
観覧料は一般1400円、高校・大学生千円、小・中学生500円。問い合わせは県立美術館(☎0742・23・3968)。
展覧会の公式ホームページ(http://www.ktv.jp/event/fujishiro_nara/index.html)ではサイン会の詳細や会場の混雑状況の情報を掲載している。
また、特設のミュージアムショップでは今回の展覧会のために藤城さんが手がけた奈良を題材にした作品のポストカードも加わり、好評発売中。
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生まれ変わった「あきののゆ」にいらっしゃーい♨ 宇陀の地域振興に4者がタッグ
宇陀市は市施設の「大宇陀温泉あきののゆ」の指定管理者に、地元企業など4者でつくる「宇陀ビジターセンター共同事業体」を初めて選定し、4月から共同事業体による運営が始まった。昨年度の年間利用者は約14万人で、ここ数年は減少傾向だが、4者は「宇陀の魅力を発信して利用者を増やし、地域振興につなげたい」と張り切っている。
あきののゆは合併前の旧大宇陀町が平成11年に開設。飛鳥時代、軽皇子と狩りに訪れた柿本人麻呂が、東の空を見ながら有名な「かぎろひ」(夜明け前の東の空が真っ赤に染まる光景)の歌を詠んだ「阿騎野」の地にあり、入浴施設のほか温泉プール、レストランなどを備える。
18年から10年間は大阪市内のレジャー施設運営会社などが指定管理者だったが23年度以降は年間利用者が減少し、今年3月の管理期間終了で撤退。公募で選ばれた地元4者による共同事業体が新たな管理者として運営を始めた。
共同事業体は、インターネット通販の「ハブアウトドアーズ」、パン製造販売の「ALU(アル)」、有機野菜を生産する「グリーンワーム21」の地元企業3社と、地域再生に取り組む住民団体「伊那佐郵人」で構成。アル社長の飯田尚呉さん(40)が呼びかけて昨年、設立した。
飯田さんは、10年間あきののゆを運営していた会社の元社員で、あきののゆの2代目支配人。すべすべした源泉の良さを知り、温泉関係の仕事を始めようと退職、宇陀市で起業した。天然酵母パンの製造販売事業も展開している。
共同事業体では4月から、「薬草の町」の復活をめざし市内で栽培が始まった大和トウキを使った「薬湯」をあきののゆに新設。レストランのメニューには有機栽培の野菜を取り入れ、アメリカンスタイルのバーベキューが行える設備も導入するなど、ソフト面の改革を進めている。「夢がかなった」と話す飯田さんは「これからが本当のチャレンジ。収益性があり、訪れるみなさんが満足して、スタッフが誇れる施設にしたい」と力をこめる。
グリーンワーム21の柏木英俊社長(44)は「いろんな食材や食文化など、食を通じて宇陀の魅力を発信し、地元を盛り上げていきたい」、ハブアウトドアーズの笹岡義史社長(46)は「周辺地域には多くの観光地があり、1日を通じて遊ぶことができるエリアの『プラットホーム』に育てていきたい」。また、伊那佐郵人代表の松田麻由子さん(34)は「うまく情報発信してたくさんの人に来てもらい、県東部地域の底上げにつなげることができれば」と話した。
運営には市も期待を寄せており、指定管理料を免除し支援。竹内幹郎市長は「大きな資産を、野心と希望を持ってしっかりと運営し、元気を取り戻す町づくりのために頑張ってほしい」としている。
問い合わせは、あきののゆ(☎0745・83・4126)。ホームページはhttp://akinonoyu.com/
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【鹿角抄】奈良少年刑務所建物を重要文化財に 町おこしに生かせるか
奈良市般若寺町にある奈良少年刑務所の重要文化財指定を求める要望書が、周辺自治会から提出された。刑務所という施設に住民が好意的な態度を示すのは珍しいが、同刑務所は築100年のれんが造りの建物で、観光スポットとしても人気。要望書が決議された自治会の総会では「刑務所を町興しに活用するためにも、文化財として保存してほしい」との意見が多数を占めたという。
保存の機運が高まったきっかけは、老朽化で建て替えの話が浮上したことだ。同刑務所は、日本が近代的な法治国家へと成長を遂げたことを示すための象徴として明治41年、政府が建設した5大監獄のひとつ。モダンなロマネスク様式で、一見とても刑務所には見えない。
そんな外観が人気を呼ぶ一方、職員からは「雨漏りがひどい」「設備が古くて使いにくい」「夏は暑く、冬は寒い」などの声が上がっている。同刑務所は5大監獄のうち唯一、建設当時の姿を残しており、だからこそ価値があるとされるが、施設内の多くの場所には冷暖房すらない。
住民らによると、同刑務所は平成26年には移転候補地の調査報告書などを作成。これを受け、同年10月には市民団体「近代の名建築 奈良少年刑務所を宝に思う会」が発足。同刑務所を設計した建築家、山下啓次郎氏の孫でジャズピアニストの山下洋輔氏が会長に就任した。会では勉強会などの活動を続けている。
地域では町興しの観光資源として期待されているが、刑務所である以上「誰でも気軽に訪れる」ことはできない。施設内を見られるのは矯正展などの限られた機会のみだ。
文化的価値を町興しにも生かし、刑務所としての機能を確保する-。難しい課題はどのように解決できるだろうか。地域一体で生み出される知恵に期待したい。(桑島浩任)
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現職陣営のみ出席 7月の川上村長選で立候補予定者説明会
任期満了に伴い7月5日に告示される川上村長選挙の立候補予定者説明会が7日、同村役場で行われ、すでに再選を目指し立候補する意向を表明している現職の栗山忠昭氏(65)の陣営の関係者が出席した。
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市町村指定文化財の1割がピンチ 倒壊・絶滅の恐れ 奈良まほろばソムリエの会調査
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は7日、県内の市町村指定文化財を調査した結果、約1割が破損による倒壊や絶滅が危惧される状態であることがわかったと発表した。
同会の「保存・継承グループ」が昨年から今年5月にかけ、市町村指定の「史跡・名勝」「天然記念物」「有形民俗文化財」の全116件のうち、非公開や個人所有のため確認が困難なものを除く99件について現地調査を実施。その結果、うち約1割で問題が見つかったという。
奈良市上深川にある「上深川のサクラの巨樹」は、樹齢300年のヤマザクラの古木。平成18年3月に同市の天然記念物に指定されたが、今年は開花せず、同会によると「枯死寸前の状態になっている」という。
ほかには、修復のため新建材やステンレスくぎを使っているケースや、自治体が文化財の場所を把握していないケースもあったという。同会は問題を確認した文化財の具体名や数については、「調査継続に支障が生じる可能性がある」として非公表としている。
今後は調査結果をホームページ(http://www.stomo.jp/)で公開するといい、同会の保存・継承グループの鈴木英一代表は「国の文化財を守るには、地域で文化財を守る基本を作ることが大事。市町村に保存や修復の働きかけを検討していきたい」と話した。
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「最悪なときこそあきらめないで」 五輪メダリスト有森さんが講演 奈良トヨタグループ
奈良トヨタグループの創業74周年記念講演会が奈良市のホテル日航奈良で開かれ、元女子マラソン選手で五輪メダリストの有森裕子さん(49)が「よろこびを力に…」をテーマに講演した。

自身の経験について話す元女子マラソン選手の有森裕子さん
同グループ5社の社員計約600人が参加。有森さんは、「オリンピアンは『生まれつき足が速く、すべてを持っているパーフェクトな人間』と思われがちだが、そうではない」とし、無名で記録も残せず、陸上をやめようと思ったこともあったという自身の高校、大学時代の経験を披露。「最悪な時こそあきらめず、最悪な中でのベストをめざすべきだ」と語った。
また、「良いイメージを頭に残すために、『頑張れ、よし!』など、良い言葉を発するよう心がけてほしい」と社員らにアドバイス。「気持ちや思い次第で、自分を変えることができる」と強調した。
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14日は世界献血デー 近鉄奈良駅前で協力呼びかけ
「世界献血者デー」(14日)を前に、県赤十字血液センターが献血を呼びかけるイベントを、奈良市の近鉄奈良駅前で行った。
「世界献血者デー」は、ABO式血液型を発見し、ノーベル賞を受賞したカール・ラントスタイナーの誕生日にちなみ、献血者や献血活動のボランティアに感謝や敬意を表す日。5日は近鉄奈良駅前の行基広場で奈良女子大の吹奏楽部員が演奏を披露、ボランティア学生が通行人に献血を呼びかけた。
駅ビル6階の「献血ルーム」(県赤十字血液センター奈良出張所)では、関西の写真愛好家による「ありがとう」をテーマにした写真展も開催中(26日まで)。中西秀行所長(61)は「10年後には約85万人の輸血用血液が不足すると予測されている。今後の医療のため、若い人に協力をお願いしたい」と話していた。
献血は毎日午前10時~午後6時に実施。問い合わせは、県赤十字血液センター奈良出張所(☎0742・22・2122)。
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18歳選挙権考えて 奈良市がアニメ制作、ホームページで公開
選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる参院選を前に、奈良市が「18歳選挙権」をテーマにしたオリジナルアニメを制作、市公式ホームページで公開を始めた。市は「若者が選挙に興味を持つきっかけになれば」と期待している。
手がけたのは、映像作家の井上涼さん。「エンジェルは選挙権がお好き」と題した5分間のアニメーションで、18歳になった仲良し3人組の女性が「興味がない」「関心はあるが何も知らない」とそれぞれ思いを持ちながら、与えられた権利をどう使うかを考える内容になっている。
市によると、同市の18~19歳の有権者数は約7千人で、市議会議員選挙なら最下位当選者の得票数を大きく上回る数。だが、平成26年の衆院選の投票率(抽出)は60~70代が60%超となっているのに対し、20代は40・89%と低迷が目立っている。全国の「新有権者」は約240万人とされ、参院選での投票率がどの程度になるか注目されている。
制作に当たった井上さんは「新しく選挙権を得る人の中にも、いろいろな考えがあると思います。頭ごなしに『とにかく選挙に行きなさい』という内容にならないよう、登場人物の設定を考えました」とコメント。奈良市の担当者は「選挙制度の説明に留まらない、リアリティーのある作品。奈良だけでなく、全国の若者に見てほしい」としている。
動画は市のホームページ(http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1464741353259/index.html)で閲覧できる。
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生駒市でも検証会議 子供守る対応協議 ケース閉じ込め死事件受け
生駒市で4月、2歳男児が父親にプラスチックの収納ケースに閉じ込められ死亡した事件を受け、市の要保護児童対策地域協議会(市要対協)は6日、第1回の検証会議を開催。今後月1回会議を開き、10月に最終提言を取りまとめることを決めた。
市要対協は、虐待の未然防止のため市や警察、学校、学識経験者などでつくる地域ネットワーク。今回の事件では、虐待の疑いがあると県から通報を受け、家庭訪問などの初期対応を行っていた。
検証会議は市要対協のメンバーに有識者を加えた4人で構成。冒頭、座長に選ばれたNPO法人「児童虐待防止協会」(大阪市)の津崎哲郎理事長が「県の検証と重複しないよう、市として今後どのような対応策を取ればいいかに重点を置き検証したい」と述べた。
その後の会議は非公開で行われ、市によると、県のヒアリング調査も活用し、市要対協の現状や課題を整理▽組織体制の見直し▽親を孤立から防ぐための子育て支援策―などを検討するとした。
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出生率1・35にやや上昇 それでも下から8番目 若者の雇用安定がカギ
県の平成27年の合計特殊出生率は1・35で、全国ワースト3位だった前年(1・27)より上昇したものの、同8位だったことが、厚生労働省が発表した人口動態統計(概数)で分かった。前年比0・08ポイントの上昇は、近畿の中では最も高く、荒井正吾知事は「この6年間で1番上がった。出生率を上げるには、若者の雇用安定が大切。この傾向が続くようになれば」と話している。
合計特殊出生率は、女性が生涯に産む子供の推定人数を示す。県の合計特殊出生率はここ数年ワースト3~5位が続くなど、全国的にも低い傾向となっていた。
出生率の上昇について、県女性活躍推進課は「市町村別の詳しい数字が出ていないので、まだ分析はできていない」とするが、「ワースト3位という数字に危機感を持ち、それぞれの自治体で子育て環境の整備に取り組んだ成果もあるのでは」と推測している。
県の低い出生率の要因としては、結婚しない若者の増加や、非正規雇用の若者の割合いが全国よりも高いことなどが指摘されている。
国の調査によると、22年の県の20代後半の未婚率は男性が72・7%で全国3位、女性が64・6%で全国トップの高さだった。県の担当者は「『自分の給料では結婚できない』という若者が多いことも、未婚率を押し上げている要因の一つ。雇用の確保や、結婚から子育てまで切れ目のない支援をしていかなければならない」と話す。
厚労省の統計によると、27年の合計特殊出生率の全国平均は1・46。都道府県別で最も低かったのは東京都の1・17で、京都府(1・26)が続いた。最も高かったのは沖縄県で1・94、次いで島根県の1・80だった。
一方、県と人口規模が同程度の滋賀県は1・57。非正規雇用者の割合や未婚率が奈良と比べて低いことが背景にあるとされている。
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市長給料の減額案市議会に提出へ 大和高田の虚偽報告書問題
大和高田市は6日、国の交付金事業で虚偽の完了実績報告書を提出、利息分を含む約3680万円を返還した問題で、吉田誠克市長が利息分のうち170万円を補填するため給料を減額する条例改正案を発表した。13日開会の6月定例市議会に提案する。
市側は問題を受け、吉田市長と松田秀雄副市長、当時の担当部長ら計6人が利息分470万円を補填する方針。ただ、吉田市長が私費で支払うと公職選挙法の寄付行為に該当するため、市長の給料から補填分を減額するという。
議案では、今年7~12月分の市長給料から計170万円減額。また、現在行っている月額給料20%カットを平成29年1月から2年間さらに10%減額し、計30%カットとする。
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裁判員選任手続き体験しよう 奈良地裁が18日にイベント 参加募集
裁判所を身近に感じてもらおうと、奈良地裁(奈良市)が18日午前10時から、模擬裁判員選任手続きを体験するイベント「裁判員選任手続体験~私、裁判員に選ばれるの?」を開催する。
裁判所の役割や裁判員裁判への理解を深めてもらおうと企画。裁判員候補者が裁判員に選ばれるまでの過程の体験や法廷見学、裁判官への質問などが行われる。
定員30人(先着順)、参加無料。申し込みは15日までに奈良地裁総務課文書係(☎0742・88・2606)へ。
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「緊急対策の必要性低い」 月ケ瀬の違法掘削で県 パトロールは継続
県は6日、業者による違法掘削が行われた奈良市月ケ瀬の山林について専門家2人による現地調査をふまえて安全性を考察した結果、「斜面に亀裂はみられず、今のところ緊急に対策を取る必要性は低い」と発表した。ただ、今後も週2回のパトロールを継続し、斜面崩壊の兆候がないか監視する方針。
県砂防・災害対策課によると、先月30日と今月3日に専門家がそれぞれ現場の地形や地質、亀裂の有無について詳しく調査したところ、斜面や隣接する茶畑側に亀裂はみられなかったほか、地層も雨水を通しにくい固さであることが判明。また、斜面には雨水によって削られた溝が複数できていたものの、大半は浅い浸食にとどまっていた。
このため、仮に崩壊が起きたとしても他の地域へ土砂が流れ出るような規模ではないと予想されるといい、担当者は「崩壊の危険性は低いが、引き続きパトロールは行っていく」と話している。
違法掘削をめぐっては先月末、県砂防条例違反罪などで業者が起訴されている。
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奈良の伝統工芸品製作体験を 7月に催し 参加者募集
奈良の伝統工芸品の技と美しさを体感してもらおうと県は7月26~28日、奈良市の県産業振興総合センターで伝統工芸品の製作を体験するイベントを開催する。今月30日まで、参加者を募集している。
体験できるのは7月26日が奈良団扇、同27日が高山茶道具、同28日が赤膚焼で、伝統工芸士が教える。いずれも午前と午後の2回で、各回20人を募集。材料費は奈良団扇、高山茶道具が千円、赤膚焼が2千円。
申し込みは往復はがきで同センターまで。30日必着。定員を上回った場合は抽選となる。担当者は「ぜひこの機会に奈良の伝統工芸にふれて、すばらしさや歴史を感じてほしい」としている。詳しくは同センター(☎0742・31・9084)。
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考古学や美術の今を伝え来月で800号 昭和24年創刊の「近畿文化」
考古学や美術史、建築史などの専門家らが執筆している月刊文化冊子「近畿文化」が7月号で、昭和24年10月の創刊から800号を迎える。近鉄グループホールディングス主宰の近畿文化会が発行しており、同会は大阪市内での記念講演会開催も予定している。
「近畿文化」は創刊の翌年3月から毎月発行。現在はA4判8~12ページで2700部を発行。近畿文化会会員のほか、図書館、美術館などに寄贈している。
毎号、専門家2人が執筆し、奈良の古墳や仏像などのテーマが多い。今月1日発行の799号では、県教委文化財保存課の神田雅章・主任調整員の「再興された大和の仏像」と、元興寺文化財研究所の佐藤亜聖・主任研究員の「大和における西大寺流律宗集団」を掲載。文化財や宗教に関心のある人から注目を集めそうな内容となっている。
800号の執筆は、猪熊兼勝・京都橘大学名誉教授ら2人が予定。「近畿文化」編集・発行人の武部宏明・同ホールディングス秘書広報部長は「地道に積み重ねてこられたのは、執筆された先生たちのおかげ。書きたいことを書いてもらうことが継続の力」と話している。
7月2日に記念講演会、参加者募集
記念講演会は7月2日午後1時半から、大阪市阿倍野区のあべのハルカス25階会議室で。県立橿原考古学研究所の菅谷文則所長と和歌山県文化財センターの櫻井敏雄理事長。一般参加費は500円で、定員100人。希望者は今月13日までに、はがきで〒543-0001大阪市天王寺区上本町6の5の13 上本町YUFURA7階近畿文化会「記念講演会」S係へ。問い合わせは近畿文化会事務局(☎06・6775・3686)。
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7月10日に定期演奏会 天理シティオーケストラ ソリストは吉田南さん
天理シティオーケストラの「第16回定期演奏会」が7月10日午後2時から、天理市民会館(やまのべホール)で開催される。

バイオリニストの吉田南さん(天理シティーオーケストラ事務局提供)
同オーケストラは平成13年、市を拠点とするアマチュアオーケストラとして創設。現在は関西一帯から約40人の団員が集まり、年1回の定期演奏会や年末の第九コンサートなど、幅広い活動を続けている。
今回の定期演奏会では、同市出身の若手バイオリニスト吉田南さんをソリストに迎え、チャイコフスキーの「交響曲第4番ヘ短調Op.36」や「バイオリン協奏曲ニ長調Op.35」など、全曲ロシアの楽曲を演奏する。
前売りは一般千円(当日1300円)、学生は500円(同800円)。市文化センターや市民会館で購入できる。申し込み、問い合わせは天理シティオーケストラ事務局(☎0743・63・5779)。
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マイナンバーカード使いコンビニで住民票 8月から天理市がサービス開始
天理市は、マイナンバーカードで住民票の写しと印鑑登録証明書を全国のコンビニで取得できるサービスを8月から始めると発表した。関連経費1580万円を含む総額5735万円の今年度一般会計補正予算案を、10日開会の6月定例市議会に提案する。
同市で住民登録をしている人が対象。交付手数料は1通250円で、市役所窓口よりも50円安いという。
公園フェンス不具合で4月に男児転落事故判明
また、今年4月に市内の公園で男児(8)がフェンスにもたれた際、支柱と固定するボルトが外れて1メートル下の畑に転落する事故があったことが判明。男児にけがはなく、市は修理を実施するとともに、市内約70カ所の公園を点検したという。
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「執念持って、泥臭く」 リオ五輪柔道、大野将平選手の壮行会開かれる
天理大出身でリオ五輪柔道男子代表の大野将平選手(24)=旭化成=を激励する壮行会が5日、天理大のある天理市内で開かれた。
壮行会は天理大柔道部OBなどでつくる天理柔道会が主催し、関係者ら約300人が出席。天理市の並河健市長が「今の大野選手には誰もかなわない。リオの地で思う存分戦ってほしい」とエールを送った。
壮行会には、大野選手とともに、全日本柔道男子の井上康生監督も出席。「大野選手は練習の質・量ともに非常にいい状態を作れている。天理柔道の魂を見せてくれると期待している」と激励した。
大野選手は「外国人選手は国を背負い、死にものぐるいで戦ってくるため、実力だけでは勝てない。強くて美しいだけでなく、執念を持って泥臭く勝負したい」と意気込みを語った。
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災害の備えに「畳」 田原本町と業界団体が提供協定
田原本町は、災害時に町内の避難所に畳を無償で提供してもらう協定を、全国の畳店でつくる「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会(事務局・神戸市)と締結した。同実行委と県内の自治体が協定を結ぶのは初めて。
同実行委は阪神大震災の被災者で、神戸市内で畳店を経営する前田敏康さんが、東日本大震災を契機に「避難所での厳しい生活を少しでもあたたかいものにしてもらおう」と全国の畳店に災害時の畳無償提供を呼びかけ、3年前に結成。全国47都道府県にある畳店が1都道府県あたり100枚の畳を作れば、約5千枚を被災地に少なくとも5日以内には届けられる-との思いをプロジェクト名にこめた。
現在は47都道府県の442店がプロジェクトに参加。熊本地震では40カ所の避難所に計約6200枚の畳を無償提供したという。
協定締結式は田原本町役場で行われ、森章浩町長と実行委の武内秀介・近畿地区委員長が協定書に署名。森町長は「あたたかく、リラックスできる畳は『日本人の心』であり、災害への備えとして協定を心強く感じている」、武内委員長は「地域に根ざした畳店として、これからも協定の輪を広げていきたい」とした。
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【月刊ならスポ】高校8冠・東京五輪へ 王寺工業高ボクシング部 荒本、今永選手
ボクシング強豪校の県立王寺工業高校(王寺町)で、ひときわ注目されているのが、ライトウエルター級の荒本一成選手(16)とバンタム級の今永虎雅選手(16)の2年生コンビだ。ともに1年生で高校総体、国体、選抜の3冠を制し、前人未到の高校8冠に向け、着実に歩を進めている。目標はいずれも、「東京五輪で金メダル」だ。
荒本選手がボクシングを始めたのは小学1年生のとき。県内の自宅から大阪市の「大阪帝拳ジム」まで通い、中学から王寺工高の練習に参加。「大きな世界の舞台で戦いたい」との夢を抱いて同校に入学した。
外国人選手にも負けないパワーとタフネスを持ちながら、相手の動きを見極めてパンチを打たせないクレバーな側面も持つアウトボクサー。「力だけで相手を倒すんじゃなくて、顔に触れさせないで勝つボクシングがしたい」と部活動の練習から帰宅後も、父親相手のミット打ち練習やプロ選手の研究など、レベルアップに余念がない。
ただ、「相手を見すぎて慎重になりすぎてしまうことがある」といい、5月にカザフスタンで行われたアジアユース選手権大会ではウズベキスタンの選手に敗れ、1回戦で敗退。「自分のボクシングができずに負けると本当に悔しいけど、その悔しさがモチベーションになる」と、話す。
一方の今永選手は、ボクシングを始めたのは中学1年生と遅め。5歳で始めた空手の突き強化が目的だったが、「頭で戦略を立てながら戦うのが楽しい」と、ボクシングにのめり込んでいった。
175センチの長身を生かしたアウトボクシングと、生来の気の強さでインファイトでも打ち負けないオールラウンダー。サウスポースタイルから放たれる左ストレートは確実にポイントを奪う力強さを持つ。
国内屈指の選手だが、「世界の舞台で戦う相手はパンチが固いし体も強い。相手を翻弄するボクシングに磨きをかけたい」と、部活の後も毎日ボクシングジムに通い、体幹トレーニングも取り入れてのフィジカル強化に取り組んでいる。
日ごろ60キロという体重を、試合に合わせてバンタム級の56キロに落とす減量は過酷で「減量終盤は足がふらつく」というが、「減量を乗り越えて勝つと最高に気持ちいい」と苦しいそぶりは見せない。
2人を指導するのは、ロサンゼルス五輪バンタム級代表の高見公明監督(55)。元WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの名城信男さん(34)の恩師で、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手(30)の最初の指導者でもある。
「走り込みがすべての基本」と、坂道を含む600メートルのコースを2分間で走る練習を全選手に徹底させている。荒本、今永両選手も「走り込みで自信と体力がつき、さらに強くなれた」といい、効果は抜群だ。
「互いの結果は意識している。負けたくないと思うとやる気がでる」と良きライバルの2人だが、目指すボクシング人生は異なる。荒本選手は「東京五輪で金メダルを取って、高見監督のように指導者になりたい。ボクシングの楽しさを伝えたいから」。一方、今永選手は「ボクシングが大好きなので、できる限り続けたい」とプロ転向を視野に入れている。(桑島浩任)
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教育に新聞を 担当教諭が取り組みの実践結果を報告
教育の場での新聞活用を考える県NIE推進協議会の平成27年度「NIE実践報告会」が5日、奈良教育大(奈良市)で開かれ、県内の実践指定校がそれぞれの取り組みを発表した。
報告会には教育関係者約30人が参加し、奈良市立済美南小学校など6校の担当教諭が取り組みを報告した。
済美南小は、タブレット端末を使った世界遺産学習新聞などの作成について発表し、「同じ場所を取り上げた新聞記事でも、テーマや書き手の意図によって内容がまったく違う。児童がそれに気づくことができたことが一番の成果」と報告した。
NIEアドバイザーを務めた担当者からは「インターネットの情報はコピーができてしまうので、著作権について指導が必要」などの意見が発表された。
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【訃報】當麻千秋氏 83歳 元大和高田市助役
當麻千秋氏(とうま・ちあき=元大和高田市助役)4日、呼吸不全のため死去、83歳。通夜は6日午後7時、葬儀・告別式は7日午前11時、大和高田市三和町13の40、セレモニーホール有宏社雅で。喪主は妻、タカ子(たかこ)さん。
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