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生駒市の県道に倒木、県道ふさぐ 撤去に3時間

 24日午前10時15分ごろ、生駒市上町の県道で、倒木が道をふさいでいるのを通行人が発見、110番した。けが人や建物などへの被害はなかったが、県の土木事務所による撤去作業が終わるまで約3時間、付近で交通規制が行われた。

倒木を撤去する県土木事務所の職員

倒木を撤去する県土木事務所の職員

 生駒署によると、木は道路沿いの山林(私有地)に植えられていたもので、幹の直径約1メートル、高さ約30メートル。倒れた原因は不明という。

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倒木を撤去する県土木事務所の職員

倒木を撤去する県土木事務所の職員

近代和紙の恩人・吉井源太の偉業を知る 奈良国立博物館で特別陳列

 国内の紙が明治時代に高知県の吉井源太によって技術改良され、「近代和紙」に生まれ変わった道のりをたどる特別陳列「和紙-近代和紙の誕生」が奈良国立博物館(奈良市)で開かれている。源太が改良した製紙道具の簀桁など約20件を展示。7月3日まで。

吉井源太が改良した大型の「簀桁」

吉井源太が改良した大型の「簀桁」

 同館では昨年、和紙がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念し、特集展示を開催。今回は近代和紙の誕生をテーマとしている。

 国内では江戸時代まで伝統的手法で紙が漉かれていたが、明治時代に「洋紙」が輸入されると、生産効率が劣る「和紙」は危機的状況に。そんななか、現・高知県いの町の土佐藩御用紙漉きの家に生まれた吉井源太が技術改良に取り組み、全国にも普及。源太は「日本紙業界の恩人」と呼ばれた。

 特別陳列では、江戸時代に高知で手漉き和紙を作るのに使われた「御用手漉き桁」と、源太が生産を拡大するために改良した大型の「簀桁」を展示。「吉井源太日記」や初の手漉き和紙製作に関する本「日本製紙論」(以上、いの町教委蔵)などもある。また、安土桃山時代の「豊臣秀吉朱印状」(談山神社蔵)や鎌倉時代の「七大寺日記」(重文、奈良国立博物館蔵)など、さまざまな紙を使った資料も並んでいる。

製紙技術を集大成した「日本製紙論」

製紙技術を集大成した「日本製紙論」

 月曜休館。観覧料金は一般520円、大学生260円、高校生以下や満70歳以上、障害者手帳を持つ人らは無料。問い合わせは、ハローダイヤル(☎050・5542・8600)。

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【参院選】期日前投票時間延長できますが… 奈良県内はゼロ 効果薄い?

 改正公選法により、今回の参院選(7月10日投開票)では、期日前投票の投票時間の前倒しや延長が各自治体の判断で可能となる。有権者の利便性を向上させ、投票率をアップさせるのが目的だ。ただ、大阪府の自治体などでは実施されているが、県内で導入する自治体はゼロ。県選管は「住んでいる人の生活パターンなど、地域事情もある。費用対効果を考えて踏み込まない自治体が多かったのでは」としている。

 期日前投票は、投開票当日に仕事や旅行などの理由で投票できない有権者が対象。一部を除き、県内でも投開票日の前日(7月9日)まで実施される。設置される約60カ所の期日前投票所のうち、大半は市町村の役場だが、ショッピングセンターや大学、高校でも行われる。

 今月19日に施行された改正公選法では、原則午前8時半から午後8時までだった期日前投票の投票時間が、自治体の裁量で開始と終了の時間を最大2時間前倒しや延長ができるようになった。このため最長で「午前6時半~午後10時」という時間の設定が可能に。有権者にとっては、通勤・通学の時間帯に投票できるというメリットがある。

 一方、県内ではすべての自治体が導入を見送った。

 「今回は時間延長ではなく、会場を増やすことで投票率アップを目指したい」。橿原市選管の西村良輝事務局長はこう話す。前回の参院選では1カ所だった期日前投票所を、今回は6カ所と大幅に増加。前回の期日前投票で、午後7~8時台に投票した人は約6%にとどまったことから「時間延長はあまりメリットがないと考えた」という。

 同様に「費用対効果が薄い」「職員の人件費がかかる」など時間延長の効果への疑問や職員の人材不足がネックとなっている自治体は多い。

 今回6カ所の期日前投票所を設置する奈良市選管の担当者は「夜間にはあまり人がこないし、期日前投票所に長時間人員を割くのは難しい」と説明。今後は「期日前投票所の数を増やしたい」という。市役所に期日前投票所を設置している生駒市選管は「会場を増やそうと検討したが、対応できる職員が不足している」としている。

 有権者の反応はさまざまだ。奈良市役所で期日前投票を済ませた同市の女性会社員(33)は「仕事が終わるのが遅いので時間が延長になるのは便利だし、投票に行く人も増えると思う。導入してほしい」。自営業の女性(40)は「時間を延長すると税金もかかる。今のままで十分だ」と話した。

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おいしくできたよ 大和郡山・矢田南幼稚園でカレーパーティー

 大和郡山市立矢田南幼稚園(奥田光子園長)で、園児らが近くの畑で栽培、収穫した野菜を使用してカレーを作る「カレーパーティー」が開かれた。大鍋いっぱいに煮込まれたカレーに園児は大興奮だった。

手作りのカレーを食べ、笑顔の子供たち

手作りのカレーを食べ、笑顔の子供たち

 「食育」の一環として、収穫の喜びや感謝の気持ちを持ってもらおうと、同園が約6年前から毎年開催。近くに住む農家、東清子さん(67)から借りた畑を使い、野菜などを栽培している。東さんは「おいしいものを食べて、楽しい思い出をたくさん作ってほしい」と話した。

 3月に園児らで植え、今月収穫したジャガイモのほか、東さんから提供されたタマネギを使い調理。園児らは慣れない手つきながらも、教育ボランティアとして訪れていた地元中学生らの補助のもと、野菜たっぷりのおいしいカレーを完成させた。

 前田彩音ちゃん(5)は「包丁でタマネギを切るとき、目が痛くなって難しかったけど、おいしくできた」と笑顔。中島藍良ちゃん(5)は「とてもおいしかった。また食べたい」と満足の様子だった。

手作りのカレーを食べ、笑顔の子供たち

手作りのカレーを食べ、笑顔の子供たち

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大物主命の絵を大神神社に奉納 桜井市の画家・堀内亜紀さん

 「神々の世界」をテーマに創作活動を続けている桜井市在住の画家、堀内亜紀さんが、「大物主命(おおものぬしのみこと)」を描いた作品を大神神社(同市)に奉納した。

奉納された作品「大物主命」

奉納された作品「大物主命」

 大物主命は大神神社の祭神。堀内さんは奉納作品を東日本大震災が起きた平成23年3月11日の朝描き上げたといい、「思い出深い作品」という。大物主命が少女のように愛らしく表現されている。

 堀内さんはイラストレーターを経て約20年間、創作活動を続けている。三輪山の麓に住み、三輪山から幸福の卵が下りてくることをイメージした作品や八岐大蛇を描いた作品など、神々に関係した独創的な作品が多い。

 奉納は堀内さんの申し出で実現。堀内さんは「地元に住む者として、いつか大神神社に作品を奉納したいという思いがあったので、本当にうれしい」と話していた。

堀内亜紀さん

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【生け花】朱夏の風(翠華流) 穏やかな風に恵まれ無事に過ごせますように

 岡田大学(翠華流)SONY DSC

 【花材】旭葉蘭、フェルト生地

 【作意】家庭での「いけばな」の一番の飾り場所は、何と言っても玄関でしょう。さりげなく季節の花を生けられた空間は、捨てがたい趣があります。その目線を少し上げて空間(壁)に、掛花をしつらえてみました。

 厚みのあるフェルト地に鋏で切り込みを入れ、裏から表へ旭葉蘭の葉と茎を同じ角度、同じ方向へと並べてみました。この夏も穏やかな風に恵まれ無事に過ごせますように。

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【「B」が始まる バンビシャス】新潟からSGの小松選手が入団へ

 プロバスケットボールのバンビシャス奈良は24日、小松秀平選手(31)と契約の基本合意をしたと発表した。

 小松選手は北海道出身で身長184センチ、体重83キロ。国士舘大から新潟アルビレックスBBでプレーしていた。ポジションはシューティングガード(SG)。

 入団にあたり、小松選手は「早くチームに溶け込み、最高の状態で新シーズンを迎えられるよう日々努力していきます」とのコメントを出した。

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王寺町のマスコット「雪丸」のケーキに抹茶味登場 1日限定10個の販売

 王寺町の公式マスコット「雪丸」の顔をかたどった人気ケーキ「ゆきま~る」に、7月末までの期間限定商品「お抹茶ゆきま~る」が登場した。近鉄王寺駅改札横の「CAKE hinata 王寺店」と、リーベル王寺東館5階の「雪丸カフェ ポエム」の各店で1日限定10個(税込み400円)を販売している。

新登場の「お抹茶ゆきま~る」

新登場の「お抹茶ゆきま~る」

 昨年4月に登場した「ゆきま~る」は、マンゴー味や栗味などの季節限定商品が続々登場し、今作が第5弾。これまでと同様に、雪丸の好物「大福餅」のイメージを生かし、抹茶味のムースとスポンジ、五色豆を、もちもちの求肥で包んでいる。

 「梅雨のじめじめを吹き飛ばすようなさわやかな甘さ。五色豆で渋みを抑え、抹茶が苦手な人もおいしく食べられる」と担当者。電話予約も可能。問い合わせは、hinata(☎0745・54・0208)。

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【参院選】ショッピングセンターや大学、高校にも 期日前投票スタート

 22日公示された参院選の期日前投票が23日、県内でも始まった。7月10日の投票日当日に仕事や旅行などの理由で投票できない有権者が対象。県選管は「投票所入場券がなくても投票できるので、積極的に利用して」と呼びかけている。

奈良市役所北棟2階に設けられた期日前投票所

奈良市役所北棟2階に設けられた期日前投票所

 県選管によると、県内では、39市町村の役場などに約60カ所の期日前投票所が設けられる。一部を除き、投票日前日(7月9日)までの午前8時半から午後8時に投票できる。前回の参院選(平成25年)では、県内で約13万7千人が利用した。

 今回は投票率アップにつなげようとショッピングセンターのほか、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたのを受け、高校、大学に期日前投票所を設置する動きが広まっている。

 期日前投票所が設置されるショッピングセンターは、大和郡山市のイオンモール大和郡山と橿原市のイオンモール橿原。大学は天理市の天理大学と橿原市の県立医科大学、高校は同市の県立橿原高校で、担当者は「選挙を身近に感じてもらいたい」と話している。

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弥生時代の水田跡見つかる 奈良市内で初の大規模 石包丁や和同開珎も出土

 奈良市の奈良署跡地(ホテルなど建設計画地)で弥生時代前期(2400~2300年前)の広さ約5500平方メートルの水田跡が見つかり23日、橿原考古学研究所が発表した。県内で弥生前期の水田跡が確認されるのは5例目だが、奈良市内でこれほど広大な弥生前期の水田跡が見つかるのは初めてという。

水田跡の航空写真(橿原考古学研究所提供)

水田跡の航空写真(橿原考古学研究所提供)

 水田跡は東西約100メートル、南北約80メートルの調査区のほぼ全面で確認。東西にのびる幅約1メートルの1本の大きな畦と、幅約30センチの東西、南北方向の小さな畦で約500の圃場に「あみだくじ」状に区画され、圃場の平均面積は約7平方メートル。だが、稲を植える耕作土の厚さは1~3センチと非常に薄く、畦を修復した跡もないことから、利用期間の短い水田だったとみられる。

 県内では御所市や橿原市など12遺跡で弥生時代の水田跡が見つかっている。御所市の秋津・中西遺跡で確認された水田跡は3万平方メートル以上で、弥生前期では全国最大規模。それには及ばないものの、奈良市内で広大な水田跡が見つかったのは初めてで、橿考研は「奈良盆地北部にも大規模な弥生前期の水田があることがわかった。盆地全体における稲作の開始や、稲作が始まった時期の水田のあり方を考える上で重要な資料になる」としている。

奈良署跡で見つかった弥生時代前期の水田跡。畦で細かく区切られている

奈良署跡で見つかった弥生時代前期の水田跡。畦で細かく区切られている

 水田跡とともに稲穂を摘み取る道具の石包丁や、奈良時代の保存状態の良い和同開珎(29枚)も見つかった。現地説明会は25日午前10時~午後3時、1時間ごとに説明を行う。問い合わせは橿原考古学研究所(☎0744・24・1101)。

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奈良署跡で見つかった弥生時代前期の水田遺構。畔によって細かく区画されている=奈良市(橿原考古学研究所提供)

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稲穂を摘む石包丁

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竹に感謝し、がん封じ祈る 大安寺で「笹酒祭り」

 南都七大寺に数えられる大安寺(奈良市)で23日、健康長寿を祈願する「笹酒祭り」と、竹に感謝する竹供養が営まれた。参拝者には、がん封じの御利益があるとされる笹酒が振る舞われた。

笹娘が参拝者たちに笹酒や水を振る舞った

笹娘が参拝者たちに笹酒や水を振る舞った

 笹酒祭りは、光仁天皇が大安寺の竹に酒を注いで飲み、長寿を全うしたという同寺に伝わる話にちなみ、毎年1月と6月に開催。また、中国の言い伝えで6月23日ごろに竹を植えると良く育つとされていることから、竹供養の法要も営まれている。

 この日は、藤影きもの専門学校(同市)の学生16人が、涼しげな浴衣姿の「笹娘」となり、竹筒に入った笹酒や水を参拝客に振る舞った。笹娘を務めたインドネシアの留学生、シェリ・ナザリア・デビさん(19)は「初めての経験なので、とても新鮮で楽しい」と笑顔で話していた。

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聖徳太子と斑鳩三寺に迫る 千田稔さんの新著発刊

 千田稔・県立図書情報館長(歴史地理学)の新著「人をあるく 聖徳太子と斑鳩三寺」(吉川弘文館)が発刊された。斑鳩や飛鳥、桜井などにゆかりの地を訪ね、聖なる物語が語られてきた太子の実像に迫っている。

千田稔さんの新著「人を歩く 聖徳太子と斑鳩三寺」

千田稔さんの新著「人を歩く 聖徳太子と斑鳩三寺」

 同書では、「聖なるもの」のイメージがある聖徳太子について「虚と実が織りなした物語が語られた土地を訪ね歩きつつ、物語がうまれた事情に耳を傾けていきたい」と記載。そのうえで太子の足跡や太子信仰、ゆかりの地を紹介している。

 太子が少年時代に住んだという宮殿「上宮」についての解説では、桜井市上之宮の上之宮遺跡で同市教委が行った発掘調査で建物跡や苑地遺構が出土したことを紹介。太子の父、用明天皇の池辺双槻宮や履中天皇の磐余池との位置関係などからも、上之宮遺跡を太子の上宮と推測している。

 また、太子を支えたという秦氏についても詳しく紹介。上之宮遺跡のそばを流れ、田原本、三宅、川西町へと北流する寺川周辺に秦氏の痕跡が点在することを説明し、後世の能楽について「聖徳太子-秦氏と結びつく土地において成立したことが、推定できるであろう」と記している。

 このほか、「聖徳太子ゆかりの地を歩く」として橘寺(明日香村)や小墾田宮跡(同)、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺(以上、斑鳩町)、広隆寺(京都市)などを紹介。2千円(税別)。全国の主な書店で販売している。

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【参院選】18、19歳投票率どうなる? 住民票移さない若者も 啓発にも課題

 どうなる?若者の投票率―。選挙権年齢が「18歳以上」となって初の国政選挙の参院選(7月10日投開票)。県内では18、19歳の2万7967人が新たに有権者となった。ただ、進学や就職で県内の実家を離れた18、19歳も多いとみられ、投票率への影響は未知数だ。

「投票は18歳から」とかかれた県産木材でつくられた割り箸

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 「投票には行ってほしいが、新有権者のうち実際にどのぐらいの人が県内に住んでいるのか分からず、悩ましい」。県選管の担当者はこう話す。大学や就職先が少ない奈良では、高校を卒業すると同時に県内の実家を離れ、進学や就職のため県外で暮らす学生は少なくない。

 県内の実家から県外へ引っ越しした場合、住民票を移したとしても、公示前日までに県外の新住所地での居住歴が3カ月経過していないときは、3カ月以上住んでいた県内の市町村で投票しなければならない。

 とはいえ、投票のために実家に帰るのは時間や金銭面での負担にもつながり、二の足を踏む学生も多い。地元に帰省せずに投票用紙を郵送で取り寄せ、近くの市区町村の不在者投票所で投票できる「不在者投票制度」もあるが、あまり認知されていないのが現状だ。

 そもそも、大半の学生が住民票を移していない可能性があり、県選管は「個別の事情によるので、呼びかけ方も難しい」と話す。

 「明るい選挙推進協会」が昨年に実施した調査では、実家を離れて進学した大学生らのうち、住民票を移していたのは約26%にとどまっていた。

 公職選挙法では地元に生活実態がない場合、投票資格がないとみなす。そのため、県選管の担当者は「選管としては、県内に住んでおらず、住民票を移していない学生に帰省しての投票や『不在者投票』を呼びかけることはできない」とし、「選挙権を行使するためにも、引っ越したらまずは住民票を移してほしい」と話している。

選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことをアピールするポスター

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 県内の各選管は若者に投票を呼びかけようと、模擬選挙の実施やアニメ、漫画の制作など、啓発に力を入れている。

若者世代の低投票率深刻 前回参院選は全体55%に対し、33%

 県内でも「若い世代」の投票率の低下は深刻だ。「18歳選挙権」導入後初の国政選挙となる参院選では、若い有権者が関心を持つような論戦が期待されている。

 県選管によると、前回参院選(平成25年)の県内の投票率全体が55・54%だったのに対し、20~24歳の投票率はわずか33・71%。昨年春の県知事選でも全体が51・05%だったのに対し、20~24歳は28・50%と低迷している。

 今回、選挙権年齢が引き下げられるのにともない、県は18、19歳の投票率についても調査する予定。県選管は「若者が選挙に興味を持てるよう、PRを強化したい」としている。

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法制度に男女差ある? 6月30日に佐々木育子奈良弁護士会長が講演

 男女共同参画週間(23~29日)に合わせ、県女性センター(奈良市)は「あなたの居場所はありますか?~認めよう生き方の自由な選択~」をテーマにしたイベントを開催する。

 県内17団体が参加。30日午後2時からは、同センターの講座室で「法律と女性~法制度にも男女差はあるの?」と題し、奈良弁護士会の佐々木育子会長が講演。夫婦別姓や女性の再婚禁止期間など、暮らしにかかわる法律と性差の関係について、わかりやすく解説する。

 期間中は玄関ホールで、なら犯罪被害者支援センターが「犯罪被害者の苦悩を理解し、支える気運を高めよう」をテーマにセンターの活動内容などを、また「奈良いのちの電話協会」が相談の現状などをパネルで紹介。7月1~3日まで、計14のワークショップやトークディスカッションが実施される。

 参加無料。問い合わせは県女性センター(☎0742・27・2300)へ。

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【参院選】「18歳になったら、選挙に行こう」 橿原高校生の主張

 県立橿原高校(橿原市)で22日、生徒でつくる選挙管理委員会が「18歳になったら選挙に行こう」と呼びかけるイベントを開き、全校生徒に「もっと政治に関心を持とう」「社会の課題について話し合おう」と呼びかけた。

全校生徒に向け、3つのスローガンを掲げる奈良県立橿原高校の選挙管理委員の生徒

全校生徒に向け、3つのスローガンを掲げる奈良県立橿原高校の選挙管理委員の生徒

 同校は昭和50年の創立当初から、生徒会役員選挙などの事務作業を担う選挙管理委員を全学年全クラスで任命、生徒主体で選挙を実施している。今月2日に行われた生徒会役員選挙は、「私たちの一票が未来をつくる」をスローガンに、市選管から本物の記載台や投票箱を借りて実施した。

 この日は選挙管理委員長の3年、串領馬さん(17)らが体育館の舞台に立ち、「選挙に行こう」など3つのスローガンを書いた横断幕を掲げて「私たちの意見を一票という形で自ら示しましょう」などと呼びかけた。

 今回の参院選では、同校の3年生355人のうち101人が有権者。同校では27日午後4時から6時までの間、県内の高校で唯一の期日前投票所が開設される。

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【参院選】各党、「かく戦う」 公示迎え談話・コメント発表

 参院選公示に当たり、奈良選挙区に公認や推薦候補を擁立する県内の各党幹部は22日、それぞれ談話やコメントを発表した。

 自民党県連・奥野信亮会長「日本経済の成長と活性化には政治の安定とスピード感が必要であり、そのためにも議席の奪還を目指したい。政策の合意なき野党の選挙協力は野合であり、日本の将来を危うくする」

 民進党県連・藤野良次幹事長「アベノミクスからの転換が必要だ。この3年半、物価の上昇に賃金が追いつかず、格差と貧困が広がっている。正社員が当たり前の働き方を取り戻す。憲法9条改正は断固阻止する」

 公明党県本部・岡史朗代表「自公の安定政権のもと政策をさらに前進させるのか、経済政策から外交まで何ら一致しない民進・共産勢力による混乱政治に陥るのか。日本の針路を問う重要な選挙になる。全力で取り組みたい」

 共産党県委員会・細野歩委員長「歴史的な選挙。民意に背く『安倍暴走政治』の全体が問われている。日本の平和主義、民主主義、立憲主義を取り戻す選挙だ。野党共闘の勝利と共産党の躍進で安倍政治へ審判を下す」

 おおさか維新の会県総支部・川田裕代表代行「人口減少の下り坂に入る時代で無責任な政治は致命的な結果を生む。維新の会は自ら身を切り、約束を守る責任を果たす政党。古い政治を壊し、新しい政治をつくるときにきている」

 社民党県連・樹杉和彦代表「すべての国民の生活を根底からおびやかし続けてきた安倍政治の暴走を止める選挙。くらしに、政治に憲法を生かす。弱い立場の人々に寄りそう政治を目指して、厳しい選挙を勝ち抜く」

 幸福実現党県本部・中村恭代代表「この国を愛しているからこそ、言わなくてはいけない『正しさ』がある。選挙の度に血税をばらまき、コロコロと政策が変わる既成政党に未来はない。危機に立つ日本は『新しい選択』が必要」

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【参院選】1議席を争い、4人の舌戦スタート 県内各地で支持訴え 

 参院選が22日公示され、奈良選挙区(改選数1)には野党統一候補で民進党現職の前川清成氏(53)▽おおさか維新の会新人の吉野忠男氏(57)▽自民党新人の佐藤啓氏(37)▽幸福実現党新人の田中孝子氏(60)―の4氏が立候補を届け出た。7月10日の投開票に向け、県内でも18日間の熱い論戦が始まった。対決の構図

 安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」の是非などが争点。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことにより県内では2万7967人の18、19歳が有権者となり、「若い世代」の投票率も注目される。

 立候補した4氏は公示日の22日、支援者らを前に第一声をあげた後、支持を訴えながら選挙カーで各地をかけめぐり、街頭演説などを行った。

 安倍政権批判を前面に押し出して支持層拡大を図る民進現職の前川氏は午前9時半に奈良市の近鉄奈良駅前で第一声。その後、大和郡山市や生駒市内でも街頭演説を行った。

 教育無償化などの政策を訴えるおおさか維新新人の吉野氏は、大阪への通勤通学者が多い生駒市の近鉄生駒駅前で第一声。その後は近鉄奈良駅前などでも街頭演説を行った。

 37歳という若さを武器に、組織固めを図る自民新人の佐藤氏は、奈良市のJR奈良駅西口で第一声。香芝市の街頭演説には自民党の谷垣禎一幹事長も応援に駆けつけた。

候補者の演説を聞く支持者ら

候補者の演説を聞く支持者ら

 消費税の引き下げやマイナンバー制度の見直しなどを訴える幸福実現新人の田中氏は奈良市のJR奈良駅東口で第一声。その後は街頭演説で政策を訴えたり、選挙カーで回ったりした。

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「目標は決勝進出」 障害馬術の最年長・桝井選手、リオ五輪へ意気込み語る

 リオ五輪に出場する障害馬術の日本代表、桝井俊樹選手(46)=乗馬クラブクレイン=が広陵町を訪問、本番に向けた意気込みを語った。

広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」から花束を贈られる桝井俊樹選手

広陵町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」から花束を贈られる桝井俊樹選手

 桝井選手は中学までを新庄町(現葛城市)で過ごし、高校1年の頃から広陵町在住。高校時代には、山梨国体(昭和61年)で馬術の障害飛越の個人、団体で優勝するなど活躍。これまでも五輪出場を目指したが馬の故障などで果たせず、2年半前に出会った現在の愛馬、タルーベダルコKZで夢の切符をつかんだ。

 桝井選手は、すでに決まっている日本代表で最年長。リオにはドイツ合宿の後に現地入り予定といい、桝井選手は「これまで五輪には縁がないかと思っていたが、馬も頑張ってくれて代表になれた。馬術は欧州勢のレベルが高いが、団体では入賞、個人としては決勝進出を目標に頑張りたい」と力を込めた。

 山村吉由町長は「桝井選手が住む『馬見北』の地名は、聖徳太子が法隆寺を建立するため馬に乗って景観を眺めたのが由来ともいわれ、何か縁を感じる。ぜひメダルを取ってほしい」と激励。同町のイメージキャラクター「かぐやちゃん」が桝井選手に花束などを贈呈した。

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「精いっぱいの力で本番を」 リオ五輪・総合馬術の北島選手が決意

 総合馬術個人日本代表でリオ五輪に出場する北島隆三選手(30)=乗馬クラブクレイン=が県庁を訪問し、五輪での活躍を誓った。

県庁を訪問し、五輪での活躍を誓う北島隆三選手(中央)

県庁を訪問し、五輪での活躍を誓う北島隆三選手(中央)

 神戸市生まれの北島選手は、県立山辺高校(奈良市都祁友田町)出身。高校近くの「クレインオリンピックパーク」(天理市福住町)で馬術競技の研鑽を積み、明治大時代には初出場した総合馬術競技で2年連続1位に輝いた。

 北島選手は7月下旬、現在の活動拠点としている英国から飛行機で現地入りするといい、「世界のトップレベルの選手と比べると経験不足を実感するが、今できる範囲の力を精いっぱい出したい。自身と馬の体調管理をしっかり整え、本番を迎えたい」と意気込みを語った。

 浪越照雄副知事は「乗馬人口も近年増えていると聞く。初めての五輪出場は緊張すると思うが、悔いのないよう戦って」と激励した。

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無病息災祈る「茅の輪くぐり」 桜井の大神神社拝殿前で

 「夏越の大祓」(30日)を前にした21日、桜井市の大神神社拝殿前庭に茅の輪が設置され、参拝者らが無病息災を祈って輪をくぐった。

拝殿前に設置された茅の輪

拝殿前に設置された茅の輪

 大神神社の茅の輪は、三ツ鳥居にちなんでつくられた鳥居の中に、3つの茅の輪が並ぶ〝オリジナル〟。平安時代後期に藤原清輔が書いた歌の学問書「奥儀抄」には「三輪の明神は社もなく、祭の日は三つの茅の輪を作って岩の上におきてそれをまつる」とあり、当時から3つの茅の輪が作られていたらしい。

 中央の大きな茅の輪は縦横2・6メートル、重さ約70キロ。左右の2つは縦横2・1メートル、重さ約60キロ。茅は宇陀川周辺で採り、ひとつの茅の輪の製作には神社職員5人がかりで約2時間かかるという。

 3つの茅の輪は大きな茅の輪を最初にくぐり、「8」の字を描くようにくぐるのが正式なスタイル。茅の輪のそばにはくぐり方の説明板も設置されている。

 設置は7月10日まで。娘や孫と一緒に訪れた橿原市の山本里美さん(57)は「茅の輪が今日から設置されるというので参拝に来ました。茅がまだ緑色の初々しい姿で、その輪をくぐることができてよかった」と話していた。

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廃材でつくった小型家電回収ボックス設置 大和郡山市

 大和郡山市は、廃材を再利用した「使用済み小型家電回収ボックス」を製作した。7月1日から市役所正面玄関付近に設置し、資源の再利用に向け回収を始める。

市職員が製作した小型家電回収ボックス

市職員が製作した小型家電回収ボックス

 平成25年4月に施行された小型家電リサイクル法に伴い、市町村は住民からデジタルカメラやノートパソコン、携帯電話、ドライヤーなどの小型家電を分別回収し、認定事業者へ引き渡すことが義務づけられている。貴金属やレアメタルなどが取り出され、再資源化される。

 市では今回、再利用による環境保全をアピールしようと、市職員が廃材を利用した木製の回収ボックスを1台製作。高さ約1メートル、幅56センチ、奥行き40センチで、市のシンボルである金魚のイラストなどが描かれている。

 製作にたずさわった市清掃センター施設管理係の田中佳英さん(54)は「地球環境に優しい資源の再利用の重要性が伝わればうれしい」と話していた。

 市役所のほか、市清掃センターや中央公民館、やまと郡山城ホールなど12カ所の公共施設にはスチール製の回収ボックス(同サイズ、既製品)を設置、回収を進める。問い合わせは、市清掃センター(☎0743・53・3463)。

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【参院選】入念に手順チェック 県選管職員が公示届け出受け付けリハーサル

 県庁で21日、県選管の担当職員が、参院選の立候補届け出の受け付けリハーサルを、公示日に立候補の届け出受け付け会場となる5階の第1会議室で実施した。

届け出順を決めるためのくじを引く、立候補予定者役の職員

届け出順を決めるためのくじを引く、立候補予定者役の職員

 職員25人が、届け出順を決めるくじ引きの手順や当日の流れなどを入念に確認。腕章や選挙事務所の表示板など「七つ道具」と呼ばれる物品の受け渡し作業も、一つ一つ確かめた。

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【鹿角抄】チェック機能は働いていたか? 大和高田市の虚偽報告書問題

 「これまでは、(市側の説明を)ある程度信用していた部分もある。でも、そういうわけにいかない事態が起こった。これからはもっと細かく精査しなければならない」

 大和高田市が、国の交付金事業が未完了にもかかわらず、完了したとする虚偽の報告書を提出し、国に利息分を含む約3680万円を返還した問題を受け、市議会に設置された調査特別委員会で、委員が市の執行部に対し述べた言葉だ。

 問題が発覚したのは今年2月。報道がきっかけだった。市議会は昨年12月の定例会で、交付金返還に関する補正予算案を可決していたが、市側は議案説明では、虚偽報告書の提出について全く触れていなかった。

 予算案の内容を細かに精査すれば気づけた可能性はあったが、国に補助金適正化法違反として返還を命じられたことを議会に説明せず、工事が完了しなかったことだけを説明した対応には、議会から批判の声が上がった。調査特別委では「隠そうとしていたのでは」「ばれなかったら、言わないつもりだったのか」などの声が上がった。

 市側は「隠す意図はなかった」と謝罪する一方、「完了実績報告書は、全体の流れの中の1つの段階。未竣工で(交付金を受けることが)できない状態になったので、返還させていただくと説明した」などと答弁。虚偽報告書の提出という重大な問題が、まるで流れの中の行為の一つでしかないような言い方だ。

 市側が説明するように、事業が所定期間内に完了しなかったのは、努力を怠ったわけではなく、地元交渉の難航など、難しい課題がクリアできなかったという事情は理解できる。だが、だからといって虚偽報告書を提出し、交付金を受け取ってよいわけではないし、自治体が法に違反する行為を行った責任は重大だ。

 今回の問題で、市に対する市民の信頼は失墜した。取り戻すには、並大抵ではない努力が必要となるだろう。

 調査特別委は調査報告の最後に、「議会としては、今回の事案の発生を教訓に行政のチェック機能の強化に努め、議会の責務を果たしていく」と記した。今後は議会が市側をどれほど厳しく監視していけるか、議会のチェック機能も問われている。(山本岳夫)

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名前が「飛鳥宮跡」に変わります 明日香村の「伝飛鳥板蓋宮跡」 文化審議会答申

 国の文化審議会は、明日香村の史跡「伝飛鳥板蓋宮跡」を「飛鳥宮跡」に名称変更するよう答申した。長年の発掘調査に基づき、4つの宮殿が継続的に営まれたことが分かったためという。

「飛鳥宮跡」への名称変更が答申された史跡(明日香村教委提供)

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 4つの宮殿は舒明天皇の飛鳥岡本宮、皇極天皇の飛鳥板蓋宮、斉明天皇の後飛鳥岡本宮、天武・持統天皇の飛鳥浄御原宮。昭和47年に史跡指定されたが、4つの宮殿の総称として飛鳥宮跡に変更されることになったという。

 また、既に指定されている面積(3万3120平方メートル)に加え、新たに2807平方メートルの追加指定も答申された。

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【参院選】18、19歳は2万7967人 選挙人名簿登録者 総数は約116万5000人

 県選管は21日、選挙人名簿登録者数(同日付)を発表した。県内の登録者数(在外選挙人を除く)は、平成25年の前回参院選の公示前日(同年7月3日)より1万3121人多い116万5716人(男54万7210人、女61万8506人)だった。選挙人名簿

 改正公職選挙法により新たに有権者となった18、19歳の登録者数は2万7967人だった。

 登録者数が最も多かった自治体は奈良市で、橿原市、生駒市と続いた。また、18、19歳の登録者数が最も多かったのは奈良市で7077人。次に橿原市(2557人)、生駒市(2368人)だった。

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難病で長女亡くした元フリーアナの道志さんが講演 7月2日に天理で

 天理市民会館(やまのべホール)で7月2日、市主催の人権啓発イベント「人権ふれあい集会2016」が開催される。元フリーアナウンサーの道志真弓さんが「命の重さ~家族の絆を通して~」をテーマに記念講演する。

人権ふれあい集会で講演する道志真弓さん

人権ふれあい集会で講演する道志真弓さん

 道志さんは富山県出身。不妊治療の末、平成8年に長女の弓華さんを授かったが、世界で30数例しかない染色体異常と診断。弓華さんは8歳で他界した。道志さんはこの経験を通じて、5年前から講演活動に取り組んでおり、命の重さや感謝の心、生きることのすばらしさなどを全国各地で伝えている。

 入場無料。手話通訳と要約筆記がある。2歳~就学前の子供の託児も受け付ける(24日までに要予約)。記念講演のほか、市内の団体による和太鼓演奏や人権パネル展示なども行う。

 問い合わせ、託児予約は同市人権センター(☎0743・65・0130)。

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議長に川口氏、副議長に小泉氏選出 県議会

 県議会は21日、正副議長選を行い、議長に川口正志氏(82)=無所属、10期目=、副議長に小泉米造氏(73)=自民党、8期目=を選んだ。

 また、県立都市公園で小型無人機「ドローン」の飛行の事前届け出を定めた条例改正案など計41議案を可決し、6月定例会を閉会した。

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「他人ごとじゃない」、交通事故で長男失った母の思い語る 郡山中で講演

 犯罪被害者らが講師となり、命の大切さなどを訴える「命の大切さを学ぶ教室」が大和郡山市の市立郡山中学校で行われ、交通事故被害者遺族の児島早苗さん(66)が「生命を越すものはない」をテーマに講演。全校生徒約800人が真剣な表情で聞き入った。

市立郡山中学校で行われた「命の大切さを学ぶ教室」で講演する児島早苗さんと長男の健仁さんの遺影

市立郡山中学校で行われた「命の大切さを学ぶ教室」で講演する児島早苗さんと長男の健仁さんの遺影

 平成12年5月、奈良高専4年生だった早苗さんの長男、健仁さん=当時(18)=はバイクで登校中に運送会社のトラックと衝突し、2週間後に死亡。早苗さんは警察に事故に関する説明を求めたが、捜査中という理由で回答は得られず、同級生らと独自の現場検証を行って徹底捜査を求める署名活動などを実施。トラックの運転手は健仁さんに過失があると主張していたが、最高裁では運転手の有罪が確定した。

 16年、早苗さんは、交通事故防止や被害者支援に取り組むNPO法人「KENTO」を設立。自らの経験をもとにした交通事故対応マニュアルの冊子を作成し、無料で提供している。

 早苗さんは講演で、「愛する人が交通事故に遭遇してしまったらと想像してみてください。決して他人ごとではありません」と強調。「小さな小さな交通ルールも守るなど、自分のできることから行動に移してほしい」と訴えた。

 郡山中3年で生徒会長の前川直紀さん(14)は「命がどれほど大切かということを強く感じた」と話していた。

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奈良市の「菅原東遺跡埴輪窯跡群」出土の埴輪など展示 市埋文センター

 奈良市菅原東町の「菅原東遺跡埴輪窯跡群」で出土した古墳時代後期の埴輪などを展示した「土師氏と埴輪」展が、奈良市埋蔵文化財調査センターで開かれている。

奈良市菅原東町で発掘された古墳時代の豪族、土師氏が作ったとみられる埴輪が展示されている

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 現場周辺は古墳造営などにかかわっていた豪族「土師氏」の本拠地とみられており、登窯や円筒埴輪、陶棺などが出土した。展示では、カメの甲羅のような模様をもつ「亀甲形陶棺」の破片を初めて一般公開。従者が貴人にさしかける傘をかたどった「蓋形埴輪」、高さ80センチにもなる「円筒埴輪」など12点が並んでいる。

 6月30日まで。無料で、入館は午前9時~午後4時半。土日祝日は休館。7月4日から奈良大学博物館、8月2日から奈良市役所ロビーにも展示する。問い合わせは同センター(☎0742・33・1821)。

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【参院選】立候補予定の4氏、激しい前哨戦 いよいよ22日公示

 22日に公示される参院選。奈良選挙区(改選数1)には現時点で、自民党新人の佐藤啓氏(37)▽民進党現職で野党統一候補の前川清成氏(53)▽おおさか維新の会新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現党新人の田中孝子氏(60)―の4氏が立候補を予定している。4氏はそれぞれあいさつ回りや集会、街頭演説を行うなど、精力的に活動。選挙戦本番に向け熱を帯びている。投開票は7月10日。名鑑

 現職の前川氏は5月半ばに共産党との選挙協力が成立、野党統一候補として3選を目指す。2期12年の実績に加え、安倍晋三政権批判や改憲勢力の阻止をアピール。「野党の大きな塊を作り上げ、改憲を断じて阻止しなければならない」などと訴えている。共産党の演説会や市民団体主催の決起大会にも出席、共産の比例代表候補者らと支援を呼びかけている。

 19日には民進党の岡田克也代表が来県。「安倍政治の暴走を許してはならない。みなさん危機感を持ってください」と声を張り上げた。陣営幹部は「高い政権支持率は逆風だが、なんとしても議席を死守する」と力を込める。

 これに対し「風に乗って勝てるとは思っていない」と引き締めているのが佐藤氏陣営だ。こまめに駅に立ち、国会議員や県議らとも連動、党の支援団体へのあいさつ回りや会合に顔を出して組織固めを図ってきた。

 10日には自民党総裁の安倍晋三首相が来県。「ガッツとアイデアのある佐藤さんを、奈良や日本のために仕事をしていく一員に加えてほしい」と後押しした。

 19日夜の集会では「すべての世代が希望を持って暮らせる社会をつくりたい」と訴えた佐藤氏。37歳という若さも武器に知名度アップを図っている。

 一方、大学教授の吉野氏は、「経済的理由で大学を辞める学生は多い。このままでいいのか」と教育無償化などを訴えている。4日にはおおさか維新の会の松井一郎代表が来県し、大阪での行財政改革の実績を強調。「大阪でやれていることを全国に広げたい」と主張した。

 陣営幹部は「身を切る改革を県内でもしっかり実行するということを訴えたい」と話す。

 田中氏は4日、来県した釈量子党首と決起集会を開催し、支持を呼びかけた。消費税引き下げやマイナンバー制度の見直し、愛国心をはぐくむ歴史教育などを訴えている。

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