国史跡・上牧久度古墳群の秘密がわかる 21日に講演会
上牧町の「上牧久渡古墳群」が10月7日付で国史跡に指定されたのを記念する記念講演会が21日午後2時から、町保健福祉センターで開催される。
この古墳群は、奈良盆地西部の馬見丘陵西側に位置し、7基の古墳で構成。町教委が平成24年度から行った調査では、3号墳から中国製の銅鏡「画文帯神獣鏡」が出土したほか、2号墳については敏達天皇系の皇子の墓の可能性も。町では初、県内123カ所目の国史跡に指定された。
講演会では、町教委の関川尚功発掘調査指導員が、これまでの調査結果を報告。橿原考古学研究所の卜部行弘さんが「上牧町のことはじめ―橿原考古学研究所の収蔵品から―」と題して講演。古墳群や出土品についてわかりやすく解説する。
会場では、町内遺跡出土品の展示も午後1時~4時半まで実施。入場無料。問い合わせは、町教委社会教育課(☎0745・76・1001)。
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おまわりさんありがとう 葛城の保育所の子供たちが手作りプレゼント
勤労感謝の日(23日)を前にした19日、葛城市立當麻第1保育所の子供たちが近くの高田署當麻交番と市相撲館「けはや座」を訪れ、手作りのプレゼントを署員や職員に贈った。
この日は0~5歳児約60人が、市相撲館と當麻交番を訪問。相撲館内で相撲をとったり、交番のパトカーを見学したりした。
子供たちは、ボール紙などを使って手作りしたティッシュペーパーケースやメモを、交番で勤務する署員にプレゼント。5歳の女児は「交番の中を初めて見てドキドキした」と話していた。
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「両国の良好な関係を」、橿原市が韓国・釜山経商大学校と協力
橿原市は韓国・釜山市の釜山経商大学校と、文化・人的交流を行うための連携協力の覚書を締結した。市が韓国の学生受け入れに協力するほか、大学校側が国際交流に協力するとしている。
釜山経商大学校は1980年に開校し、学生数約2700人。経済人らの育成をめざす実務型の大学校で毎年、1回生が中国や日本(九州)で研修旅行を実施。新たに大阪周辺での研修先を検討する中、外国人旅行客誘致をめざす橿原市と覚書を締結することになった。
覚書の調印式は橿原市の今井まちなみ交流センターで行われ、森下豊市長と韓百龍総長が覚書に調印。森下市長は「われわれの関係が、日韓両国の良好な関係につながるように望んでいます」、韓総長は「連携が長く、しっかりと発展するように願っています」と述べた。
釜山経商大学校の学生は10月からいくつかのグループに分かれて橿原市を訪れており、市内の観光地や公的施設、企業などを見学。計約千人が橿原市を訪問するという。
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焼損の法隆寺金堂壁画、最新科学で期待高まる新発見
当初はどんな美をたたえていたのか-。後世への継承のため昭和24年の焼損後初めて行われることになった法隆寺金堂壁画(重要文化財、7世紀末頃)の本格調査は、最新科学のメスが入ることによる新発見なども期待される。「東洋仏教画の白眉」とたたえられ、焼ける前から模写が試みられた金堂壁画。平成31年1月の焼損70年を前に始まる調査を機に今、再び脚光を浴びそうだ。

焼損した法隆寺金堂壁画の薬師浄土図
壁画が納められている収蔵庫には、今も火災の激しさを生々しく伝える黒く焦げた柱が並ぶ。その向こうに、仏の姿がほのかに浮かび上がる壁画。大小12面あるが、当初の色彩を失って姿も判別できない部分が多く、痛々しい。だが、「釈迦浄土図」や「薬師浄土図」「普賢菩薩像」「十一面観音菩薩像」などからはもとの荘厳さがうかがえる。
「重要文化財とはまた違う別の格。比べものがないほどの価値がある。より多くの人にも見てもらいたい」。金堂壁画について、12月に発足する保存活用委員会のメンバーとなる有賀祥隆・東京芸術大客員教授(美術史)はそう説明する。
金堂壁画はインド・アジャンタ石窟群や中国・敦煌莫高窟の壁画と並ぶ東洋絵画史上屈指の名品。焼損前から模写が行われ、昭和15年には荒井寛方や入江波光らをメンバーに進められたが、戦争や24年の火災によって未完のまま終わった。現在、金堂の壁にはめ込まれている再現壁画は昭和42年から翌年にかけて安田靫彦や前田青邨、平山郁夫ら日本画壇の精鋭14人をメンバーに制作。焼け残った部分や戦前の模写の際に撮影された写真などをもとに再現された。

十一面観音菩薩像
今回の調査では、文化庁や絵画、保存科学などの研究者らで委員会を構成。高松塚・キトラ両古墳(明日香村)の壁画保存のノウハウも生かしながら、劣化の有無や保存環境が調べられるとともに、将来的な公開の可能性も探られ、科学的調査で新たに判明することも期待されるという。
有賀教授は「火をかぶり変色しているかもしれないが、顔料などを調べることができればいい。今回を機に技法的なことも調査すべきだろう」と話している。
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7年ぶり復活!奈良ホテルXマスケーキ限定発売 限定のドイツ菓子も
奈良ホテル(奈良市)が7年ぶりにクリスマスケーキを限定100個販売する。同ホテルは通常、生ケーキのテークアウト販売を行っておらず、奈良ホテルの生ケーキが自宅で楽しめる唯一の機会となる。
常連客から「以前あったクリスマスケーキの販売はもうないのか」との要望を受け企画。県産イチゴ「あすかルビー」をふんだんに使い、しっとりきめの細かいスポンジに、なめらかなホイップクリームで飾った「奈良ホテルいちごファンタジー」(5号、税込み5400円)で、12月18日まで予約を受け付け、12月19~26日に本館1階ホテルショップで引き渡す。
また、ドイツのクリスマス用の伝統菓子「シュトーレン」も今回初めてオリジナルで製造し、12月1~27日までの間のみ、1日10本限定で販売(税込み1620円)。パティシエ歴33年の杉森勇さん(51)が厳選した高級ブランデーに3カ月漬け込んだドライフルーツ入りのぜいたくな味わいとなっている。
問い合わせはホテルショップ(☎0742・26・6109)。ケーキの予約は電話かFAX(0742・23・5252)、メール(n-shop@narahotel.co.jp)で。
奈良ホテルのホームページはhttp://www.narahotel.co.jp/
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売り切れ御免 「雪丸」年賀はがき、今年も販売 お早めに
王寺町が、公式マスコットキャラクター「雪丸」のイラストをあしらった年賀はがきを販売している。
町商工会が昨年初めて作成したところ即完売したことから、今年は昨年の倍に当たる2万枚を用意。表面に、首を少しかしげた愛らしい雪丸と、雪丸の横顔がデザインされている。
1枚55円で、同町商工会事務局(やわらぎ会館3階)と、地域交流センター(りーべる王寺東館5階)窓口で1人100枚まで購入できる。売り切れ次第終了。
担当者は「年賀状は地域の話題を日本中に届けられるツール。雪丸のさらなるPRにつながればうれしい」としている。問い合わせは、町地域交流課(☎0745・33・6668)。
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女子大生が考えた、女子中高受験生のための「ダルマもりソックス」発売
大阪樟蔭女子大(大阪府東大阪市)と香芝市の靴下メーカー「杉山ニット工業」(杉山浩之社長)が共同で、合格祈願の女性用靴下「ダルマもりソックス」を開発、商品化した。学生たちは「女子中高生にもかわいいと思ってもらえるデザインなので、学校にも履いていけると思う。受験生を応援したい」と話している。
香芝市の産学連携促進事業の一環で、同大でライフプランニングを学んでいる学生8人と、高級靴下で知られる杉山ニット工業の共同プロジェクトとして昨年9月から企画。学生が市場調査や企画、デザインなどに取り組み、製作を杉山ニットが手掛けた。
学生たちが考案した「ダルマもり」は、転ばない、忍耐強いダルマと「お守り」をかけたもので、受験生を応援する妖精。「二上山から受験生を応援するため、『ダルマもり』が渦巻き雲に乗って飛んでくる」というストーリーを考えた。
女子中高校生をターゲットにした靴下は22~24センチで、5本指のスクールソックス。普段学校にも履いていけるようにと、黒地に渦巻き雲に乗ったダルマもりマークが刺繍であしらわれている。
1足千円(税別)。杉山ニット工業のホームページ(http://www.miashi.jp/)から購入できる。問い合わせは同社(☎0745・76・5051)。
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気球に乗って空から町を眺めよう 23日から「いかるがWeeeeeK」 フリマなども
青色発光ダイオードの光でライトアップされた町中で、コンサートや気球の試乗が楽しめるイベント「いかるがWeeeeeK(ウイーク)」が23~29日、斑鳩町の法隆寺周辺など町内各所で開催される。

紅葉が見頃の竜田川沿いではフリーマーケットが開催される(斑鳩町提供)
観光客と住民が交流する場をつくり、町の新たな魅力発信につなげようと同町や商工会、観光協会などでつくる実行委員会が初めて企画。24日は午後4時~午後9時、気球の試乗体験(子供500円、大人千円、当日発売)を開催。上空30メートルから街並みを一望できる。
25日午後5時20分からはキャンドルの明かりに包まれた法輪寺で、奈良フィルハーモニーなどによるコンサートが開かれる(限定150枚、前売り千円、当日1500円)。
28、29日には紅葉が見頃の竜田川沿いに約70店が出店するフリーマーケットも開催。27日午後5時から点灯されるJR法隆寺駅前広場のライトアップは、イベント終了後も行われる。
主なイベントは次の通り。
23日=「常楽市2015~まちあるきマーケット」(午前10時~午後4時、法隆寺門前周辺)・・・飲食や雑貨などを販売する約80店が並ぶ
24日=「夜空から見る『いかるがの里』」(午後4時~9時、法隆寺観光自動車駐車場。午後3時半から整理券配布)

夜空から町を一望できる気球の試乗などイベントがもりだくさん(斑鳩町提供)
25日=「法輪寺ライトアップandコンサート」(午後5時20分~7時、法輪寺特設ステージ)・・・チケットの販売は斑鳩町商工会(☎0745・74・2500)
26日=「わっしょい!!!!!~音あり、食あり、遊びあり、なんでもありの秋まつり」(午後5時~8時、いかるがホール)・・・音楽と食のコラボイベント。入場無料。
27日=「光で繋ぐ法隆寺駅北口商店街」(午後5時から点灯式、JR法隆寺駅北口前)・・・駅前が光のイルミネーションで彩られる。
28、29日=「竜田川紅葉祭り」(午前10時~午後3時、竜田公園)・・・70店舗のフリーマーケットが並ぶ。
問い合わせは、町観光産業課(☎0745・74・1001)。
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「暮らしに満足」減少 心配は老後の生活と自分・家族の健康 県民アンケート
現在の生活に満足している県民はやや減少―。県の今年度のアンケート(速報値)で、現在の暮らし向きに満足していると答えた県民の割合が昨年比1・3ポイント減少したことが分かった。悩みや不安の内容は昨年同様「老後の生活設計」を挙げる人が最も多く、続いて「自分の健康」、「家族の健康」だった。
アンケートは平成20年度から毎年度1回実施。調査項目は生活や観光振興、雇用対策など50項目で、県内に住む20歳以上の男女5千人を無作為に抽出し、8月末にアンケート用紙を郵送して行った。有効回答数は2698人。
生活全般に関する質問では、現在の暮らし向きに「満足している」「十分とはいえないが満足している」と答えた割合は62・6%で、昨年(63・9%)からやや減少した。
1年前と比較した暮らし向きについて「変わらない」と答えたのは50・7%で昨年と同じ。「とても苦しくなった」「少し苦しくなった」と答えた割合は40・8%で昨年より0・5ポイント増加した。「苦しくなった」理由は、「給料や収益が増えない、または減少した」が60・0%で最も高く、「税金や保険料の支払いが増えた」、「毎日の生活費が増えた」と続いた。
将来県に住み続けたいかについては「ずっと住みたい」、「一度は県外へ出ても、戻って住みたい」が67・9%となり、昨年(66・2%)より1・7ポイント増加した。
「住みたくない」、「分からない」と答えたのは30・6%で、「買い物など日常の生活環境が整っていない」とした割合が41・6%で最も高く、次いで「医療が充実していない」、「通勤・通学に不便」だった。
一方、県の観光・レクリエーションに足りないと感じるものについては、「宿泊施設の充実」が54・2%で昨年より7・8ポイント増加。続いて「おいしい食べ物」、「魅力的なみやげ物」、「夜遅くまで営業している飲食店」だった。
県の担当者は「アンケート結果を各政策担当課で詳しく分析し、今後の施策に生かしたい」としている。
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認知症の理解深めて 28日に奈良でフォーラム 介護家族の座談会も
認知症への理解を深めてもらおうと、「認知症フォーラム2015奈良 認知症知ろう・語ろう・支え合おう!」が28日午後1時から、奈良市学園南の学園前ホールで開かれる。
県と公益社団法人「認知症の人と家族の会」県支部が、「世界アルツハイマーデー」(9月21日)を記念して主催。大阪市立弘済院付属病院認知症疾患医療センター長の中西亜紀さんが「認知症タイプによる理解と対応―前頭側頭型認知症(FTD)を中心にして」と題して基調講演するほか、中西さんや認知症患者を介護する家族、支援者による座談会が行われる。
FTDは、同じ時間帯に同じ言動を繰り返したり、感情の抑制が効きにくく、万引など〝反社会的な行動〟をとる傾向が強い場合があるが、正確に診断されないケースもあるという。担当者は「専門医療機関での受診や相談をしてほしい」としている。
参加無料、定員300人(先着順)。問い合わせ、申し込みは「認知症の人と家族の会奈良県支部」(☎0742・41・1026、FAX兼)に電話かFAXで。
認知症の人と家族の会のホームページはhttp://www.alzheimer.or.jp/
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川上村で土砂崩れ 国道169号通行止 復旧作業急ぐ
18日午後3時55分ごろ、川上村大迫の国道169号で、「土砂崩れで道がふさがれている」と通行人の男性から110番があった。けが人などはなかった。
吉野署によると、大迫トンネルから南約150メートルの国道西側の山肌が高15メートル、幅約25メートルにわたって崩れており、現場を通行止めにして県吉野土木事務所が復旧作業を進めている。
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【鹿角抄】近代宗祐寺の中興の祖・得善上人が残した大きな宝物
宇陀市の古刹・宗祐寺が寺の歴史を紹介する「宗祐寺史」を刊行した。46機関・寺院が協力、研究者ら計約70人が刊行にかかわり、約10年がかりで完成した858ページの大著だ。
刊行に伴う宝物調査では、明治時代の廃仏毀釈によって流出したとみられる他寺院の仏具などを収集していたことがわかった。それを行ったのは、廃仏毀釈による奈良仏教の疲弊を嘆いた当時の住職で、その後融通念佛宗総本山大念佛寺第56世法主(同宗管長)となる得善上人だった。
得善上人は近代宗祐寺の中興の祖。天保6(1835)年に河内国茨田郡今津村(現大阪市鶴見区付近)生まれで、明治18~30年に宗祐寺住職を務めた。就任の翌年、得善上人は檀家2人から「金四拾円」を借用。現在の価値で数十万円ともみられるが、この金は廃仏毀釈で流出した仏具などの購入費にあてられたとみられる。
なぜなら、当時、宗祐寺が県に提出した宝物類の報告書には、得善上人が寄贈した多くの寺宝が記録され、その中には今回注目された興福寺古物の「黒漆塗り磬架」も含まれているからだ。
さらに得善上人の大きな功績は、江戸時代末期に幕府の金属供出令によって失われたとされる梵鐘の鋳造。地元の人たちの寄進を受け、親交があったとされる有栖川宮らの協力で明治24年に完成させている。
得善上人は多くの日記を残し、それによって全国宝物調査の一環で岡倉天心やフェノロサらが同寺を訪れていたこともわかった。これまで、近くの長谷寺や室生寺を訪問したことは知られていたが、それほど有名ではない宗祐寺にまでフェノロサらが足をのばしていたことは研究者にとって驚きだった。この調査の結果、宗祐寺の多聞天立像などは当時の国宝になっている。
こうした得善上人の行動などを含め寺の詳しい歴史や宝物、建築などについてつづった宗祐寺史は、県立図書情報館(奈良市)にも所蔵され、館内で閲覧することができる。また、見つかった宝物類は今のところ一般公開の予定はないが、新たに文化財に指定される可能性もあり、中尾良彦住職は「文化財になれば一般公開することを検討したい」と話している。(野崎貴宮)
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ドリームランド跡地、正式売却決定 「開発何も決まっていない」
税金滞納による差し押さえ物件として奈良市による公売にかけられたテーマパーク「奈良ドリームランド」跡地(約30ヘクタール)は17日午前、落札した大阪市のビル賃貸業「SKハウジング」が買受代金7億3千万円を全額支払い、正式に売却が決定した。
SKハウジングは、10日の公売で最低入札価格の7億3千万円でドリームランド跡地を落札。所有者側が期限までに滞納した税金を納めなかったため、売却が決まった。市によると、跡地内には公売の対象となっていない食器や机などの備品が残されているといい、撤去や引き渡しについては今後、当事者間で話し合われる。
SKハウジングは今後の開発について、「まだ何も決まっていない」としている。
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【私の働き方】「好き」を仕事に ファッションスタイリスト 岩澤奈穂さん
自分に似合うスタイルや色を知ってほしい―。そんな思いから2年ほど前に自宅でファッションアドバイスを行うサロンを立ち上げた奈良市の主婦、岩澤奈穂さん(42)。もともとおしゃれや買い物が大好きで、〝好き〟を仕事にするため資格取得の勉強などに打ち込んできた。その人の魅力がアップするような色を見つけたり、骨格から似合う服のタイプを教えたり…。スタイリストとして「お客さまの役に立てることがなによりうれしい」と笑顔を見せる。
◆好きなことを模索
薄いブルーのシャツにストール、パンツスタイルがはつらつとした表情によく似合う。平成15年春、自宅サロン「Tasting Life」をスタートさせた岩澤さんは、「こうやって自分の好きなことをできるのは周囲の人や家族のおかげ」と話す。
生まれも育ちも奈良。高校卒業後に父親の海外赴任に伴い、米国のシカゴで4年間過ごした。帰国後は会社や研究機関の事務職として働き、結婚。平成14年の長女の出産を機に、仕事はやめた。
子育て中は自分のことはなかなかできないが、割り切って楽しんだ。なにより1日1日変わっていく子供の成長を見るのが「いとおしく、おもしろかった」という。
娘が幼稚園に入園すると空き時間が増え、「好きなことで人の役に立てる仕事ができないか」と模索するように。母が「色」の知識や効果について学ぶカラーコーディネートの資格を取得していたこともあり、やがて自分も取得を目指すようになった。
◆魅せる方法アドバイス
もともと、自身も大のおしゃれ好き。「好きなことを追求して人の役に立ちたい」という思いから、勉強にも熱が入った。色だけでなく、骨格を見て似合う服の素材やデザインを判断する「骨格診断」にも興味を持ち、講座を受けに行くなど積極的に行動。それぞれの資格を取り、自信をつけた。
自宅に開いたサロンでは、マンツーマンで骨格診断やその人に合う色を考える。似合う色や服、バッグ、ストールなどを活用し、その人の魅力を最大限に引き出すにはどうしたらいいかアドバイスしている。
一緒に店を訪れて服を選ぶ「同行ショッピング」も。「入学式の服装はどうすればいいか」「職場復帰するときの服装は」…。まずは話をよく聞き、目的やなりたいイメージ、着ていく場所や場面にあった服装をアドバイスしている。
「明日着ていく服がない、今着ている服が似合っているか分からない、と悩む人は多い。流行に関係なくおしゃれに魅せる方法を提案したい」
◆切り替え上手に
自宅サロンで使うのは、庭に面した明るく開放的なリビング。当初は家事がたまり、夫(44)に居心地の悪い思いをさせたこともある。だが、「『分かってくれない』と否定的に思うのではなく、本音で真剣に自分がしたいことを話すようにした」結果、理解し、応援してくれるように。次第に家事との両立もバランスを取れるようになった。
中学1年の長女はおしゃれに興味津々な年ごろ。「一緒に買い物に出かけると、『あれ、ママに似合う色だね』と見つけてくれるのがうれしい」と喜ぶ。
家事については「できないときはできないと家族には言っている」と笑い、「大事なのは切り替え力」と強調する。そのためにもスケジュールを詰め込むのではなく、1日は「家事をする日」を作るなど柔軟な働き方をしている。
来年に本格的な起業を目指している岩澤さん。「家族で休日に出かけるときは『服に紺色を取り入れよう』とか提案してそろえるんですよ」。生き生きとした笑顔が光っていた。(有川真理)
【プロフィル】 岩澤奈穂(いわさわ・なほ)さん。昭和48年生まれ。夫と長女の3人家族。おしゃれが大好きな母や祖母を見て育つ。事務職を経て平成12年に結婚、2年後に長女を出産。現在は自宅サロン「Tasting Life」のほか、県内の主婦らでつくる「奈良のママが仕事をつくる会」(ナラマーシカ)のメンバーとしても活動。イベントや講座などでおしゃれのアドバイスを送る。自宅サロンは奈良市の奈良公園近くで、完全予約制。問い合わせはメール(tastinglife21@gmail.com)で。
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裁判費用ムダ、オンブズが天理市監査委員の監査請求
天理市議に政活費の一部返還を求めた住民訴訟に費用がかかったのは市監査委員の職務怠慢が原因として、天理市民オンブズマンが17日、市監査委員2人に裁判費用21万6千円の弁済を求める住民監査請求を行った。
オンブズは昨年9月、天理市議1人が一眼レフカメラなどの購入に政活費13万4千円を支出したのは違法として住民監査請求を行ったが棄却され、奈良地裁に提訴。だが公判中、市議が市に全額返還を申し出たため、訴訟を取り下げた。
オンブズは「監査請求段階で正しい判断がされれば訴訟には至らず、裁判費用も発生しなかった」と指摘。「監査委員の姿勢は『棄却ありき』で市民の意見を無視している」とした。
市監査委員は18日に委員会を開き、請求を受理するかどうかを含めた対応を検討するという。
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町家に感動、フランスの高校生が高取の土佐街道散策
県立高取国際高校(高取町)と姉妹校協定を結んでいるフランスの高校生らが、江戸時代の町家が残る同町の土佐街道を散策。伝統的な日本の風景を楽しんだ。
同校は平成11年から、フランスのボワシ・ダングラ高校と隔年で相互に訪問団を約2週間派遣しており、13年には姉妹校協定を締結。今回はボワシ・ダングラ高校で日本語を学んでいる2、3年の生徒23人が来日し、高取町役場を表敬訪問した後、近鉄壺阪山駅から土佐街道を散策。石畳の街道に町家の残る風景などを見学した。
高取国際の東英樹校長(58)は「日本の文化に触れ、今後の人生の糧となるものを学んで帰国してほしい」。ボワシ・ダングラ高校3年のアルノー・ゲーズさん(17)は「町家の門構えなどがとてもきれいで感動しました」と話していた。
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「2度と起こしたらいかん」 楓ちゃん事件11年 地域巡回続ける元捜査1課長・葛本さん
「2度とあんな事件を起こしたらいかん」。平成16年に奈良市立富雄北小1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から17日で11年。当時、県警捜査1課長として捜査にあたった葛本英治さん(66)は、この誓いを胸に、退職した今も防犯活動を続けている。
11年前。平群町で見つかった楓ちゃんの変わり果てた姿は、今も忘れられない。それまでの刑事人生34年余りで、最も凄惨な事件だった。
「敵をとろう。自分の子や孫が被害者だと思ってやってくれ」
小林薫元死刑囚からは、捜査をあざ笑うかのようなメールが遺族に送り付けられた。懸命の捜査は44日間に及んだが、誰1人弱音は吐かなかった。
年末が近づいた12月27日。「この事件、できました!」。捜査員が自信に満ちた口調で語った言葉が、今も脳裏に焼き付いている。30日、小林元死刑囚を逮捕。葛本さんは「捜査員の執念だった」と振り返る。
事件翌年の17年3月。遺棄現場の平群町を管轄する西和署長に着任した。「あんな事件は2度とあったらいかん。ここの治安は絶対守る」と心に誓った。すぐ、県警で同年2月に導入した「青色防犯パトロール(青パト)」を、平群町を含む管内7町に導入するよう働きかけた。
「退職してもやりますので、みなさんお願いします」。熱意を受け、平群町は6月に町独自で1台購入。ほかの町でも導入が進み、葛本さんもできる限り「出発式」に参加した。
退職を控えた21年3月、自ら青パトの許可証を取得した。退職後はすぐ、県警OBと2人で月5回程度、青パトで地域を巡回。約15人でつくる「自主防犯ボランティア」メンバーで歩きながらの巡回にも取り組み始めた。「気をつけて帰りや」などと声をかけながら夕暮れ時、人目につきにくい公園などで見守り活動を続けている。
地道な活動は、少しずつだが広がっている。県内の青パト登録台数は17年末は289台だったが、26年末には約4倍の1176台にまで増加。防犯意識が着実に高まってきたと感じる一方、奪われた命の重さと無念さは、今も消えない。
「2度と犠牲は出したらいかん。少しでも役に立てたら」。静かな誓いは、今も固い。
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セクハラ、ストーカー…一人で悩まずに 法務局が無料電話相談
女性をめぐるさまざまな人権問題の解決を目指す「女性の人権ホットライン」強化週間に合わせ、奈良地方法務局は22日まで、夫やパートナーからの暴力や職場でのセクハラ、ストーカーなどに悩む女性からの電話相談を通常時間を延長して受け付けている。
受付時間は、20日までは午前8時半~午後7時。21、22日は午前10時~午後5時。無料。対象は県内在住の女性で、人権問題に詳しい人権擁護委員や、法務局の職員が相談に応じる。「女性の人権ホットライン」は、全国共通ナビダイヤル(☎0570・070・810)。
法務省は「秘密は守るので一人で悩まず、電話してほしい」と呼び掛けている。
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行方不明者捜索に役立て、救助犬訓練育成で五條市が2団体と協定
災害時などの行方不明者の早期発見を目指し、五條市は日本警察犬協会県支部、救助犬を訓練・育成する民間ボランティア団体「SAR-DOG CWC」(生駒市)の2団体と、行方不明者の捜索に協力する協定を締結した。
五條市は平成23年の紀伊半島豪雨災害で7人が死亡し、今も4人が行方不明のまま。市役所で行われた協定締結式で、「SAR-DOG CWC」の今西輝人代表は「犬と人が協力し、人命を救助する」とあいさつ。太田好紀市長は「協定を締結し心強い。災害だけでなく、高齢者の行方不明者捜索などで活躍を期待する」などと述べた。
締結式に先立ち、吉野川河川敷で行われた展示訓練には、訓練士14人と救助犬など犬14頭が参加。服従訓練や捜索訓練などを披露した。
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「事件伝えること使命」 楓ちゃん事件11年 校長らが現場に献花
平成16年に奈良市立富雄北小1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から17日で11年。楓ちゃんの遺体が発見された平群町の町道には花束などが供えられ、多くの人が手を合わせて冥福を祈った。
「親御さんの気持ちを考えると辛い。どうして防げなかったのかと、今でも思う」。近くに住む男性(76)はこう話した。
現場は雑木林に囲まれ、のどかな田園風景が広がる。周辺には空き地が点在し、人通りも少なく、ひっそりとした雰囲気だ。献花した西和署の川口洋一署長は「捜査に携わった1人として、若い警察官にも事件のことは語り継いでいく」と力を込めた。
富雄北小学校で行われた「命を考える集会」の終了後には、同校の田中恵治校長(58)と、見守り活動を続けている富雄地区自治連合会の飯塚晃弘会長(79)、残田征紀副会長(72)らも献花。田中校長は「事件を伝え続けることが私たちの使命と感じた」とし、「子供たちには、自分の命を自分で守れる力を身につけてほしい」と話した。
飯塚会長は「いつも『なぜ救えなかったのか』という思いで手を合わせている。今後もその思いを胸に子供たちを守っていきたい」と決意を新たにしていた。
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橿原の真菅北小で66人が下痢、嘔吐 ノロウイルス検出
県は17日、橿原市立真菅北小学校(同市大垣町)で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。1~6年の児童66人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、検査を実施した6人からノロウイルスを検出。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。
県によると5日から症状が出始め、13日までに全学年で38人が嘔吐などの症状を訴えた。発症者が多かった2年の1クラスが14~16日まで学級閉鎖となった。
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「まほろばの地にふさわしい街に」 桜井・松井市長が再選後初登庁
桜井市長選で再選をはたした松井正剛氏(62)が17日、初登庁。支持者や市職員らに出迎えられ、女性職員らから花束を贈られると笑顔を見せた。
松井氏は幹部職員らを集めて訓示。「市は厳しい財政状況にあるが、県との包括協定などで街づくりには明るい光が見えてきた。10年、20年先を見据え、歴史・文化発祥のまほろばの地にふさわしい街によみがえらせるため、一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。
松井氏は県議を経て、平成23年の市長選で初当選し、今月8日告示の市長選で無投票で再選を決めた。
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マックスバリュJR奈良店が「KOHYO」に、20日新装開店 生鮮食品など充実
京阪神を中心に、「KOHYO」「マックスバリュ」ブランドのスーパーマーケットを約60店舗展開しているイオングループの光洋(大阪市西区)は17日、奈良市のJR奈良駅ビル「ビエラ奈良」1階のマックスバリュJR奈良店について、KOHYOブランドで20日午前9時に新装開店することを明らかにした。新たな店舗では生鮮食品の品ぞろえを増やすほか、地元産野菜の販売やスイーツ売り場を新設するなどグレードアップを図るという。KOHYOブランドとしては県内初出店。この改装に伴い、マックスバリュJR奈良店は18日午後7時に閉店し19日は全面休業する。
同社の発表によると、農産物売り場では、「大和まな」や「結崎ネブカ」など大和野菜や地元産品を充実。水産物は鮮魚にこだわった魚介類をそろえ、店内焼きあげの「自家製焼き魚」も並べる。精肉売り場では国産黒毛和牛なども豊富に取りそろえ、豚肉や鶏肉も上質な商品を販売する。
新装を機に厨房機器を増設し、惣菜や弁当類はよりおいしさを求める消費者のニーズに応える品ぞろえを目指すという。また、ドーナツやワッフルなどのスイーツの売り場を新設する。
このほか、訪日外国人ら観光客が大勢訪れる立地を考慮し、店内表記は英語、中国語、韓国語も加え、これまで要望が寄せられていたキャラクターグッズなどを販売するコーナーを設ける。
21日以降の営業時間は午前7時から午前0時。
同店の周辺では「イズミヤ」や「関西スーパー」など食品を主力とした複数のスーパーが立地しており、奈良市内中心部での〝激戦区〟。周辺では居住人口が増えマンション計画もあり、良質な商品を求める消費者のニーズが高い。
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「楓ちゃん事件」から11年 奈良市立富雄北小で「命を考える集会」
奈良市で平成16年、市立富雄北小学校1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から11年を迎えた17日、同校で「命を考える集会」が開かれた。

奈良市立富雄北小学校で行われた「命を考える集会」
事件の記憶を受け継ぎ命の尊さを考えようと、同校が毎年開催。今年は初めて報道陣に公開された。全校児童681人のほか、登校時の見守り活動を続けている地域のボランティアらが出席した。
集会では冒頭、全員で楓ちゃんに黙禱。田中恵治校長(59)は「7歳で命を終えた有山楓さんのことを思うとき、皆さんには『自分の命を大切にして、正々堂々と夢に向かって生き抜いてほしい』と強く願います」と呼びかけた。
その後、児童らは各学年で考えた「富北子ども安全宣言」を発表。3年生は「出かけるときは誰とどこへ行くかをお家の人に伝えます」などと声をそろえて披露した。
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新進気鋭の芸術家が斬る 伝統×挑戦テーマに22日フォーラム 参加募集
「伝統」と「挑戦」をテーマに22日午後1時半から、奈良市登大路町の県文化会館国際ホールで、第3回文化セミナー「フォーラム・NARA-世界に通じる奈良の文化」が開催される。
奈良が取り組むべき文化戦略について、考えようと企画された。
新進気鋭の芸術家が出演。県出身の日本画家、三瀬夏之介さんが作品展示とともに「日本的なるもの」と題して講演。また、ステージパフォーマンスとして、詩作家で演出家の平田大一さんの「現代版組踊」、和太鼓奏者のレナード衛藤さんの演奏がある。
午後3時20分からは、この3人によるトークセッションがあり、「伝統×挑戦-新たな文化の発信」をテーマに思いを語る。聞き手はフリーアナウンサーの鳥居睦子さん。
入場無料だが、事前申し込みが必要。
奈良県大芸術祭公式ホームページ(http://www.nara-arts-festival.com/)内にある応募フォームからか、FAX(0742・27・8481)で。FAXの場合は第3回文化セミナー参加希望として住所、氏名、年齢、電話番号、参加人数を明記。問い合わせは県文化振興課内の事務局(☎0742・27・8478)。
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「海道東征」カレンダー発売! 産経新聞販売店で申し込めます
産経新聞1面で好評連載の「海道東征をゆく 神武さまの国造り」の平成28年版カレンダーが完成しました。
御船出の瀬戸(宮崎県日向市)、高千穂峰(宮崎、鹿児島県境)、宇佐神宮(大分県宇佐市)、家島神社(兵庫県姫路市)、楯ケ崎(三重県熊野市)、熊野本宮大社(和歌山県田辺市)、井氷鹿の里(奈良県川上村)、橿原神宮(橿原市)の神々しい風景を、本紙写真報道局の恵守乾カメラマンが渾身の力を込めて撮影した迫力の写真に、連載を担当した安本寿久編集委員が文を添えている。
縦59センチ、横42センチのオールカラー16ページ。1部価格は送料別で、税込み1300円です。
購入の申し込みは最寄りの産経新聞販売店か、産経新聞開発「海道東征カレンダー」係(☎06・6633・6062)平日の午前10時~午後5時半。
FAXは(06・6633・2709)へ。
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新超人は「ナラヅケマン」 県とキン肉マンのコラボで誕生 生駒の高谷さん発案
人気漫画「キン肉マン」と県がコラボし、全国から公募した奈良ゆかりの新「超人キャラ」に、生駒市の教員、高谷元基さん(35)が発案した「ナラヅケマン」が選ばれた。
200体の作品から「キン肉マン」作者の漫画家コンビ「ゆでたまご」の1人、嶋田隆司さんが選出。「油断させておいて豹変しそうな風貌がたまらなくいい」と絶賛された高谷さんは、「まさかという気持ち。物心ついたころからキン肉マンのファンで、これほどの喜びはない。キャラクターは奈良漬だけに、10年20年と寝かせた熟練の技が持ち味です」と笑顔で話した。
「キン肉マン」には「アシュラマン」など、奈良ゆかりの「超人キャラクター」が登場することから、「タッグを組んで奈良をPRしたい」と県が嶋田さんに打診し、「県大芸術祭」の一環として実施。14日に奈良市のなら100年会館で開かれたイベントには、全国からファン約250人がかけつけた。
嶋田さんは「仕事としての漫画家」をテーマに講演。かつて手塚治虫さんから言われた「漫画家は3つの武器を持て」という言葉を引き合いに、「誰にも負けない自分の専門分野を、流行ではなく自身で開拓してつかみ取ることが大事」などと話し、ファンらが熱心に聞き入っていた。
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702年10月14日は何の日? クイズで学ぶ飛鳥・奈良時代 県がパンフ作成
飛鳥・奈良時代に起こった出来事を知ってもらい、奈良へ親しみや興味を持ってもらおうと、県文化資源活用課がクイズ形式のパンフレット「知っとこ⁉奈良 何の日かな?~飛鳥・奈良時代編~」を作成した。
パンフレットでは飛鳥・奈良時代に起こった歴史上の出来事を日にち別にクイズ形式で紹介。表に「大宝2(702)年の10月14日は?」、「天智天皇8(669)年の10月16日は?」などの問題を4問掲載。裏には「10月14日は大宝律令を全国に広めた日です」、「10月16日は藤原(中臣)鎌足が亡くなった日です」といった解答と、その出来事にゆかりの寺社や場所を載せている。
ゆかりの場所へのアクセスやミニ情報もあり、同課は「実際に訪れるきっかけになれば」。A4判で全25ページ、クイズは各月4問で計48問。県の機関や観光施設、駅などで配布している。来年には、県のホームページ上でも掲載するという。
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「住民に信頼されることが基本」、近畿の警察官表彰の天理署・鎌塚警部補
「地域住民に信頼されることが警察官の基本。いろんなことを話してもらえる警察官を育てたい」。優秀な警察官を表彰する「近畿の警察官」(産経新聞社提唱・奈良県信用金庫協会協賛)を受賞した天理署地域課の鎌塚春隆警部補(55)はこう語り、決意を新たにした。36年余りの警察官人生の約20年間を地域警察部門で勤めてきた根っからの〝地域警察官〟。19日に大阪市の大阪国際交流センターで、ほかの近畿5府県の警察官とともに表彰される。

地域指導係として後進の育成に努める鎌塚春隆警部補
野迫川村出身。村をパトカーで巡回する警察官や、刑事ドラマを見て「かっこいい」と警察官を志望。昭和54年に拝命後は、交番勤務を経て機動捜査隊など、捜査部門に従事したが、父親の急死や母親の末期がん宣告などを機に、地域に密着した「地域警察」を志望。桜井署や十津川署の駐在所勤務を経て巡査部長に昇進した。
西和署の平群北駐在所に異動して約2年半がたった平成16年11月17日。奈良市立富雄北小1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害される事件が起きた。一報が入ったときは、署での当直勤務中。十分な情報もないままパトカーに飛び乗って現場へ。現場保存や警備に当たった。
事件が社会に与えた衝撃は大きかった。人通りが少なく、田んぼに囲まれた遺体遺棄現場には、発生直後から多くの人が花やお菓子を供えに訪れた。だが、花も時間がたてば枯れ、時には動物が食べ物を荒らすことも。現場を見回るとき、そんな〝変化〟が気になった。
「遺族が見ると嫌だろうし、お供えに対する周辺住民の感情が『疎ましい』に変わってはよくない」
そう思い、巡回勤務の度に必ず現場に足を運んできれいに整理した。お供え物の内容に応じて、県警被害者対策班を通じて遺族に届けてもらったり、近隣の寺でていねいに供養してもらうこともあった。
クリスマスにはサンタクロースのぬいぐるみ、ひなまつりには人形、夏休みにはメッセージが書かれた「日記帳」、文房具…。全国各地から届けられたもののほか、地元住民が散歩するたびに供えることも。「事件は風化していない」と感じる一方、「そうした思いを維持してもらうため、自分にはやるべきことがある」と、自治会や学校などで「地域の安全」についての講習も行った。

19日に表彰を受ける鎌塚警部補
6年余りになった西和署から異動することになった20年3月末。異動の前日に、楓ちゃんの遺族が平群北駐在所までお礼を言いに来てくれた。「見てくれていたのか」と、改めて「地域警察」の仕事にやりがいを感じた。自分が異動するまで、現場に絶えることがなかった供え物。後任には、自分が心を込めて取り組んできたことの大切さを懸命に伝えた。
22年からは地域指導係になり、若手の育成にも努めている。「いくら巡回して警戒しても、警察官の数には限りがある。警察が知らない事案を話してもらうことで、検挙につながることもある。いろんなことを話してもらえる警察官を育てたい」と力を込めた。
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自民県連、元総務官僚の36歳・佐藤氏擁立発表 来夏参院選
自民党県連は16日、来年夏の参院選奈良選挙区(改選数1)の候補者に、奈良市出身の元総務省選挙課課長補佐、佐藤啓(けい

佐藤啓氏
)氏(36)を擁立すると発表。同日付で党本部に公認申請した。
佐藤氏は平成15年に東大経済学部を卒業し、総務省に入省。自治財政局公営企業経営室課長補佐や内閣総理大臣補佐官の秘書官などを務めた。
参院選奈良選挙区には、民主党が現職の前川清成氏(52)を、共産党が新人の和泉信丈氏(32)をそれぞれ擁立している。
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