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「天理のまちの誇り」 柔道メダリスト大野、正木両選手の祝賀会

 リオ五輪柔道男子73キロ級で金メダルを獲得した大野将平選手(24)=天理大大学院在籍=と、天理大柔道部出身でリオ・パラリンピック柔道男子100キロ超級で銅メダルの正木健人選手(29)=天理市在住=の祝賀会が19日、天理市内で開かれた。

メダル獲得について語る大野将平選手(左)と正木健人選手

メダル獲得について語る大野将平選手(左)と正木健人選手

 天理大学柔道部OBでつくる天理柔道会が主催し、関係者ら約900人が出席。初めに両選手の活躍が大型スクリーンで上映された後、2人が登場すると、会場は盛大な拍手に包まれた。

 登壇した大野選手は「すべての経験を糧に、無事、金メダルを獲得することができた。本当にありがとうございました」と優勝を報告。「メダルを生かすも殺すも自分次第。金メダルにふさわしい人間に成長できるよう日々精進し、4年後の東京五輪に向けて一つ一つの大会を勝ち続け、3連覇を果たした偉大な先輩である野村忠宏さんに少しでも近づきたい」と話した。

 正木選手は「金を目指すと話しながら結果的に負けてしまい、応援してくれた周りの人たちに申し訳ない気持ちでいっぱい」と悔しさをにじませつつも、「天理大柔道部で学んだ『天理柔道』のおかげで大舞台に立てた。今回の悔しさを4年間忘れず稽古に励み、死にものぐるいで頑張りたい」と決意を語った。

メダル獲得を祝い鏡開きをする両選手

メダル獲得を祝い鏡開きをする両選手

 天理市は両選手の活躍をたたえ、2人に市民栄誉賞を授与。並河健市長は「試合後も相手選手に敬意を尽くし、周囲への真摯な感謝の弁を表す姿が世界中に感動を与えた。2人はわがまち天理の誇り」と称賛した。

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【学童野球】9チームが熱戦繰り広げる 大和郡山ライオンズクラブ杯開幕

 大和郡山市内の9チームの少年野球チームが優勝を争う「第35回大和郡山ライオンズクラブ杯学童軟式野球大会」(県軟式野球連盟郡山支部主催)が19日、ならっきー球場(市営球場)で開幕、選手たちが熱い戦いを繰り広げた。

元気いっぱいに選手宣誓する小泉ファイターズの麝嶋淳人主将

元気いっぱいに選手宣誓する小泉ファイターズの麝嶋淳人主将

 この日は1、2回戦5試合が同球場などで行われた。準決勝、決勝は22日に同球場などで行われる予定。

 開会式では、矢田イーグルスの中川誠也選手(12)が開会を宣言。大会会長の福井一夫大和郡山ライオンズクラブ会長が「日頃の練習の成果をチーム一丸となって発揮してほしい」とあいさつした。

 その後、小泉ファイターズの麝嶋淳人主将(11)が「いつも支えてくださった全ての人に感謝し、一緒に頑張ってきた仲間とともに一球一球全力でプレーすることを誓います」と力強く選手宣誓した。

 この日の結果は次の通り。

 【1回戦】リトルジャイアンツ5―0小林ファイヤーズ

 【2回戦】郡山フレッシュ9―1城ケ丘エンゼルス▽リトルジャイアンツ3―2西方パワーズ▽小泉ファイターズ9―0矢田イーグルス▽小林ビートルズ3―1平和レッドスワローズ

元気いっぱいに選手宣誓する小泉ファイターズの麝嶋淳人主将

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音楽で式年造替祝う 春日野音楽祭開幕 奈良のまちが音楽で満たされる

 春日大社(奈良市)で行われている20年に1度の国宝・本殿修理「式年造替」を祝う「第1回春日野音楽祭」(同実行委員会、春日大社主催)が18日、奈良公園一帯で開かれ、多様な音楽に彩られた。19日も予定されている。

「奉納鍵盤ハーモニカ大合奏」に参加する親子ら

「奉納鍵盤ハーモニカ大合奏」に参加する親子ら

 芸能の聖地である奈良・春日から、新たな市民参加型の音楽イベントを根づかせようと開催。JR・近鉄奈良駅周辺から三条通り、奈良公園一帯に設けられた「まちなかステージ」やメインステージ計13カ所で2日間にわたり演奏や歌を披露する。

 初日は、まちなかステージで高校軽音楽部の生徒らが演奏を披露した。また、登大路園地のメインステージでは、オープニングイベント「奉納鍵盤ハーモニカ大合奏」があり、親子約150組計300人が参加。あいにくの雨となったが、子供たちは練習を繰り返した童謡や「北の国から」などの曲を披露した。

 母親と参加した奈良教育大付属小学校2年、井門史さん(7)は「20回ぐらい家で練習した。雨で残念だったけど、上手にできてよかった」と笑顔で話していた。

 19日はメインステージで午後4時から当日参加できる「奉納大合奏・合唱」を開くほか、一弦ギターやトランペットを手作りする「音楽ワークショップ」を予定。浮雲園地や飛火野では、地元の美食が集う「奈良うまいもんマルシェ」も。小雨決行。問い合わせは実行委事務局(☎0742・27・7755)。

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最古の市を再現 桜井で「大和さくらい万葉まつり」

 国内最古の市「海石榴市(つばいち)」が開設されたとされる桜井市の市民会館周辺で18日、恒例の「大和さくらい万葉まつり」が開かれ、雨模様にもかかわらず、多くの家族連れらでにぎわった。

雨にもかかわらず、多くの家族連れらでにぎわう現代版の市

雨にもかかわらず、多くの家族連れらでにぎわう現代版の市

 市の隆盛を復活させ地域活性化につなげようと毎年行われ、今年で42回目。

 現代版「海石榴市」の会場にはハンバーガーやみたらし団子、ゲームなどの約60店が並び、人気を集めた。また、市民会館ではロックバンドのライブや相撲甚句などが披露。橿原市を拠点に活動する「なら万葉プロレス」による試合もあり、歓声に包まれていた。

 奈良市内から祖父母と訪れた小学4年、上村蓮君(9)は「久しぶりにお祭りに来て、いろんなものを買ったり遊んだりして、とても楽しい」と話していた。

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100メートルの廊下で「ぞうきんがけダッシュ」 10月に御杖村の旧校舎でレース

 全長101メートルの木造校舎の廊下でぞうきんがけの速さを競い合う「ザ!雑巾DASH!2016inみつえ」が来月10日、御杖村の「みつえ体験交流館」で開催される。

大会では全長101メートルの板張り廊下をぞうきんがけする(御杖村提供)

大会では全長101メートルの板張り廊下をぞうきんがけする(御杖村提供)

 村が地域振興の一環として初企画。交流館は平成8年に閉校した旧村立菅野小学校の昭和初期の木造平屋建て校舎を利用しており、大会では全長101メートルの板張りの廊下をぞうきんがけしながら駆け抜ける。

 50メートルの距離を競う小学生以下(募集40人)▽50歳以上(同20人)▽長いぞうきんを使い2人1組で走るダブルス(同10組)と、100メートルを競う小学生以下(同40人)▽成人女子(同20人)▽成人男子(同20人)のほか、ぞうきんをバトンに4人1組で200メートルを走るリレー(同10組)も。参加者には「みつえ温泉姫石の湯」の入浴券と「マイ雑巾」がプレゼントされる。

 当日は館内で地元の飲食店などが出店する「御杖うまいもん市」も開催。参加費は1人、1組それぞれ500円。要上履き持参。同村のHPでダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、30日までにメール(thezoukindash@vill.mitsue.nara.jp)またはFAX(0745・95・6800)で申し込む。問い合わせは同村むらづくり振興課(☎0745・95・2001)。

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春日の杜に響き渡るさだまさしさんの歌声 「まほろば」など熱唱

 「第1回春日野音楽祭」では18日、特別プログラムとして春日大社式年造替を祝う奉納「さだまさし飛火野ライブ」が大社境内の飛火野で開かれ、さださんの澄んだ歌声に約4300人のファンらが聞き入った。

「春日野音楽祭」で開かれたさだまさしさんのライブ

「春日野音楽祭」で開かれたさだまさしさんのライブ

 雨が一時上がった飛火野にさださんが登場すると、会場は一気にヒートアップした。

 「奈良は私のもう一つの故郷」といい、春日大社とも縁が深いさださん。軽妙なトークでファンらを楽しませるとともに、飛火野が歌詞に織り込まれた「まほろば」などを次々に熱唱し、春日の杜に美しい歌声が響きわたった。

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日本の伝統文化を絵で表現 橿原の鎮守の森ホールでコンクール作品展

 子供に日本の伝統文化や神社に親しんでもらおうと、県鎮守の森フォーラムが主催する「第1回子供絵画コンクール」の絵画展が18日、橿原市の県神社庁内の鎮守の森ホールで始まった。22日まで。

神社などを描いた子供たちの力作が並んだ会場

神社などを描いた子供たちの力作が並んだ会場

 コンクールは県内の園児と小学生を対象に神社の風景や思い出、日本神話をテーマとした作品を募集し、979作品が寄せられた。

 会場には、花火大会や神社境内、日本神話の「八岐大蛇」などが描かれた優秀賞24作品と、佳作148作品を展示。訪れた入賞者は自分の作品を指さし、記念撮影するなどしていた。

 色鉛筆で小泉神社(大和郡山市)を描き、佳作に選ばれた大和郡山市の小学3年、藤田萌愛乃さん(9)は「自分の絵が飾られてうれしい。狛犬としめ縄がうまく描けた。来年は絵の具で挑戦したい」と話していた。22日は優秀賞受賞者の表彰式が行われる。

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【まちの近代化遺産】伝統の墨づくり支える近代和風建築 奈良市の「古梅園」

 店内に一歩入ると墨の香りが漂い、商品の一つ一つに職人技と歴史が感じられる。奈良市の奈良町の一角、天正7(1577)年創業の墨製造販売老舗「古梅園」はある。培われてきた墨づくりの伝統は、建物とともに長年守られてきた。

明治33年に掲げられた「古梅園」の看板が歴史を感じさせる

明治33年に掲げられた「古梅園」の看板が歴史を感じさせる

 「古梅園」の建物は、近世の町屋の面影を色濃く残しつつ、大正時代の意匠も取り入れた近代和風住宅として、国の登録有形文化財に登録されている。「建物に興味を持って、店をのぞくお客さんもいる。いつごろ建てられたのですか?と聞かれることはしょっちゅう。建物の魅力ってすごいですね」と同社の袋亜紀さん(44)は話す。

 東側の店舗や事務所、西側の工場などからなる建物は、明治から昭和期に建てられた。株式会社となった大正初期に現在の様式がほぼ整ったとされる。

 道路に面した2階建ての店舗でまず目につくのが、明治33年から掲げられている「古梅園」の看板だ。古都・奈良の景観に調和した屋外広告を表彰する県の「なら景観調和広告賞」の歴史的広告活用部門で、優秀賞にも選ばれた。

 格子窓や黒しっくいの壁なども特徴的で、落ち着いた雰囲気を醸し出し、奈良町の上質な近世商家の姿を今に伝える。袋さんは「墨はまるで生き物。変化に敏感だからこそ、建物とともにこの環境をずっと維持していきたい」と話す。

かつての台所の土間。職人らが食事をとっていたという

かつての台所の土間。職人らが食事をとっていたという

 一方、西側の墨づくりの工場には、脈々と受け続けられてきた伝統の職人の世界が広がる。

 今は30代半ばからもうすぐ退職を迎える5人の職人が墨づくりに携わっているが、その工程は昔から変わらない。墨を自然乾燥させる蔵には、天井からワラでつるされた約1万個の墨がずらり。ここで半月から3カ月ほどかけて乾燥させ、表面に付着している灰などを水で洗い落とした後、貝殻で磨いていく。「すべて自然の原料で、手作業でつくられていく。職人は体力勝負です」(袋さん)。

 敷地内にいると、時間が止まったかのような感覚に陥る。大正初期に建てられたかつての台所や、明治期に建てられた倉庫…。墨などを運ぶトロッコのレールも敷かれており、今でも運搬に使っている。建物には防虫や防水機能強化を目的に、墨が塗られているという。

 とはいえ、古い建物を維持するのは容易ではない。雨漏りや台風の修繕など、日ごろからこまめに手をかける必要があるが、「いい墨を生み出すためにも、伝統の建物も大切に守り続けていきたい」(袋さん)。400年以上変わらない墨づくりは、今も昔も伝統をつなげていく熱い思いによって受け継がれている。(有川真理)

今も墨の運搬に使われているトロッコのレール

今も墨の運搬に使われているトロッコのレール

 ■ひとくちメモ 古梅園(奈良市椿井町7番)は、近鉄奈良駅から徒歩約6分、JR奈良駅からは約10分。11月~4月末には、職人が練ったばかりの墨を手で握る「にぎり墨」の体験や製造過程の見学もできる。要予約で4千円(税抜き)から。営業時間は基本的に平日午前9時~午後5時。問い合わせは同社(☎0742・23・2965)。

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大物ニジマス、フナを狙え 10月2日に山添村・布目ダム湖で釣り大会

 フナやワカサギなどの釣りスポットとしても知られる山添村の布目ダムで10月2日、ニジマスやフナなどを釣り上げる「布目湖釣り大会」が開催される。

昨年行われたニジマスのつかみ取り体験の様子(山添村地域振興課提供)

昨年行われたニジマスのつかみ取り体験の様子(山添村地域振興課提供)

 漁業や地域振興を目的に布目川漁業協同組合などが毎年開催し、今回で37回目。大会は「マス」、「フナ」と「その他」の3部門で行われる。

 「フナ」と「その他」は午前6時~正午までダム湖で、「マス」は午前7時~正午までダム湖の上流と下流に放流された魚を釣り、大きさを競い合う。午後からはダム近くの「桐山さざなみ広場」で小学生以下が参加できるニジマスのつかみ取りや魚釣り体験(定員先着30人)などもあり、家族で楽しめる。

 各部門上位3人には賞状と副賞が贈られる。参加費千円で、釣り具は要持参。午前10時まで参加を受け付ける。小雨決行だが、荒天時は中止。問い合わせは山添村地域振興課(☎0743・85・0048)。

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更谷慈禧村長が5選出馬表明 来春の十津川村長選

 任期満了に伴い来春予定されている十津川村長選に現職の更谷慈禧氏(69)が17日、5選をめざして無所属で立候補することを明らかにした。同村長選での立候補表明は更谷氏が初めて。

更谷慈禧村長

更谷慈禧村長

 更谷氏は「水害からの復興をめざす新しい集落づくりや林業の6次産業化、『命の道』である国道168号五條新宮道路の十津川道路(Ⅱ期)の整備など課題は多いが、何をとっても道半ば。4期16年の総仕上げとしてもう1期村政を担当し、残された仕事をやり遂げたい」と語った。

 更谷氏は同村出身。大工大を卒業し、助役などを経て平成13年の村長選で初当選し、現在4期目。県町村会長で、全国町村会副会長を務めている。

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秋の奈良市内を1000人が歩く KANSAIウオーク2016開かれる

 関西の名所を歩いて訪ねる「KANSAIウオーク2016」(産経新聞社主催、ライオン特別協賛)の第2回大会が17日、奈良市の平城宮跡多目的広場を発着点に開かれ、好天の中、1003人が参加した。

平城宮跡周辺を散策する参加者

平城宮跡周辺を散策する参加者

 参加者はスペシャル(約18キロ)、ファミリー(約9キロ)の2コースに分かれて、広大な平城宮跡から唐招提寺や薬師寺などを巡り、奈良の世界遺産を堪能した。奈良を歩くのは初めてという和歌山市の畑野紹夫さん(67)は「蒸し暑かったが寺院もあり、良い景色の中を歩くことができた」と満足した表情。参加者にはライオン製品の詰め合わせなどが贈られた。

 第3回京都大会は11月5日、宇治市の宇治公園・塔の島を発着点に実施され、世界遺産の宇治上神社や平等院などを訪ねる。問い合わせは事務局(☎06・4707・0333、平日の午前11時~午後7時)。

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吉野山で寺宝めぐり 特別のご朱印帳も 近鉄「青の交響曲」運行記念

 近鉄南大阪線・吉野線の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の運行開始を記念し、吉野山(吉野町)で金峯山寺など9寺院の「吉野山 寺宝めぐり」が実施されている。「寺宝めぐり」の朱印帳も特別に用意され、各寺院をめぐって楽しめる。来年3月31日まで。

「吉野山 寺宝めぐり」の朱印帳。散華も集めることができる

「吉野山 寺宝めぐり」の朱印帳。散華も集めることができる

 寺宝めぐりは各寺院でつくる「吉野山寺宝めぐりの会」が主催。今月10日からの「青の交響曲」運行(大阪阿部野橋~吉野)と吉野町町制60周年を記念して実施。金峯山寺のほか喜蔵院、竹林院、櫻本坊、大日寺、東南院、善福寺、弘願寺、如意輪寺が参加している。

 朱印帳は青い表紙に「吉野山 寺宝めぐり 散華・朱印帳」と記載。各寺院の朱印とともに散華(ハスの花びらをかたどった紙)をはることができ、各寺院の解説も記されている。1冊300円で、各寺院で朱印(有料)を受け、散華(1枚100円)を購入する。

 期間中、金峯山寺では釈迦十大弟子の阿難・迦葉立像(鎌倉時代)、櫻本坊では役行者の母の像(鎌倉時代)を拝観できるなど、特別公開も行われている。

 寺宝めぐり全体の問い合わせは金峯山寺(☎0746・32・8371)。詳細は各寺院へ。

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【高校野球】大和広陵、智弁学園など3回戦へ 秋季近畿大会県予選

 秋季近畿地区高校野球大会県予選が17日、橿原市の佐藤薬品スタジアムなどで行われた。結果は次の通り。

 【2回戦】大和広陵8-3高田▽高田商業7-0生駒(八回コールド)▽奈良北12-1帝塚山(五回コールド)▽御所実10―3十津川(七回コールド)▽智弁学園29-0山辺(五回コールド)

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身体障害者らが運転技術競う 橿原で県安全運転フェスティバル

 身体障害者らが交通安全について学ぶ「県安全運転フェスティバル」が17日、橿原市の県運転免許センターで開かれた。県障害者運転者協会が、安全運転の意識を高め、無事故・無違反を呼びかけるため毎年開催し、今年で45回目。

県運転免許センターの技能試験コースで開かれた安全運転競技会

県運転免許センターの技能試験コースで開かれた安全運転競技会

 身障者らが安全運転の技術をセンターの技能試験コースで競い合う競技会や、日本自動車連盟の職員による危険予知の講習会、車椅子を積める福祉車両の展示などが開催された。

 奈良市の主婦、西川イサ子さん(69)は「8回目の参加ですが、競技を通じて運転に自信がつきました。これからも安全運転を心がけたい」。同協会の汐碇昭義事務局長(73)は「障害者の交通安全のためフェスティバルを今後も続けていきたい」と話した。

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運転技術を披露する参加者

運転技術を披露する参加者

河瀬直美監督、斎藤工さんらがレッドカーペット なら国際映画祭開幕

 奈良市内各地で6日間にわたって95作品の映画上映やイベントを行う「第4回なら国際映画祭2016」のオープニングセレモニーが17日、奈良公園の春日野園地で行われ、レッドカーペットの上を映画祭エグゼクティブディレクターの河瀬直美さんら関係者約千人が歩き、華やかに開幕した。

レッドカーペットを歩く河瀬直美さん(中央)ら

レッドカーペットを歩く河瀬直美さん(中央)ら

 セレモニーに参加したのは河瀬さんのほかに俳優の斎藤工さんや別所哲也さん、上映作品で主演を務めた藤竜也さんら。審査員や招待客らも加わり、詰めかけたファンらに笑顔で手を振って応えた。

 河瀬さんは「みなさんの支援でこれからも映画祭を作っていきたい」とあいさつ。昨年の映画祭で審査員特別賞を受賞したカルロス・M・キンテラ監督が、東吉野村を舞台に撮影した「東の狼」がプレミア上映された。

 22日までの期間中には若手監督作品のコンペなども行われる。

 なら国際映画祭の公式サイトはhttp://nara-iff.jp/2016/

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【訃報】森田紘司氏 74歳 元香芝市立香芝中学校長

 森田紘司氏(もりた・ひろじ=元香芝市立香芝中学校長)16日、左腎盂がんのため死去、74歳。告別式は18日正午、宇陀市大宇陀拾生546の1のあきのセレモニーで。喪主は妻、敏子(としこ)さん。

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かぐや姫デザインが最優秀 広陵町の靴下組合のコンテスト

 靴下の生産量日本一を誇る広陵町の靴下組合主催の「第3回靴下デザインコンテスト」の受賞作品が決まった。今回は全国から1765点の作品が寄せられ、最優秀賞の組合長賞には、大和高田市の主婦、須貝加奈子さん(36)の竹取物語をデザインした作品が選ばれた。

第3回靴下デザインコンテストの受賞作品

第3回靴下デザインコンテストの受賞作品

 須貝さんの作品は、雲の間からのぞく満月をかぐや姫が見上げる情景を描いたデザイン。同コンテストへの応募は初めてといい、「広陵町がかぐや姫の町だと知っていたので、かぐや姫をデザインした。選ばれてびっくりしています」と話した。

 受賞作品16点は、組合員がデザインをもとに実物の靴下に編み上げた。17、18日に町竹取公園で開かれる「広陵かぐや姫まつり」で、授賞式や、大学生が受賞作品の靴下を履くファッションショーが行われるほか、作品を展示する。

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「3位残念だけど、五輪目指しがんばる」 空手大会入賞の村井君が桜井市長に報告

 京都市で8月21日に開かれた全日本青少年空手道選手権大会で3位に入賞した桜井市立大福小学校6年、村井夏来君(12)が同市役所を訪れ、松井正剛市長に入賞を報告した。空手は東京五輪で正式種目になることが決まっており、村井君は将来五輪出場をめざすという。

松井市長(左)に空手道選手権3位入賞を報告する村井君

松井市長(左)に空手道選手権3位入賞を報告する村井君

 村井君は極真会館奈良支部の所属。5歳で空手を始め、昨年東京で開かれた第11回国際青少年空手道選手権大会で準優勝。今年6月の県下の交流試合では優勝し、全日本選手権の組手(小学6年の40キロ超級)に出場。全国から31人が出場する中、準決勝まで勝ち上がり、3位入賞を果たした。

 優勝を狙っていたという村井君は「3位は残念な結果」とし、「来年の国際大会を目標にこれからも練習にはげみ、五輪出場もめざしてがんばりたい」と語った。

 指導にあたる小西誠次さん(49)によれば、村井君はパワーとスピードが持ち味。「自分の気持ちを強くして、これまで以上に頑張ってくれたら、国際的に活躍できると思う」。松井市長は「目標を持って頑張ることをうれしく思う。日本を代表するすばらしい選手になってほしい」と激励した。

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名月はちょっぴりでしたが… 華麗な舞も添え 大神神社で観月祭

 「中秋の名月」の15日夜、桜井市の大神神社で観月祭が行われた。神職による雅楽と舞楽の演奏の中、神楽舞などが披露され、集まった約400人の市民らは幻想的な雰囲気の中で繰り広げられる祭典を堪能した。

大神神社で行われた観月祭

大神神社で行われた観月祭

 この日は境内各所に設けられた竹燈籠など約千基に灯りが点され、祈禱殿前には特設舞台を設置。宮司が祝詞を奏上したあと、巫女8人が神楽「幸魂の舞」と「奇魂の舞」を華麗に舞い、龍頭を模した舞楽面を付けて行う勇壮な一人舞「蘭陵王」も披露された。

 満月は祭典が始まる前に雲の切れ間に姿をみせただけだったが、訪れた人たちは名月の夜を満喫し、祭典の様子をカメラなどに収めていた。

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【「B」が始まる バンビシャス】3人目の外国籍はリバウンド王・ボイキン選手

 バンビシャスに3人目の外国籍選手として、ルーベン・ボイキン選手(身長201センチ、パワーフォワード)が加わった。アンディ・オガデ、ジョン・フワラーズ両選手とともにポイントゲッターとしての活躍が期待される。

ボイキン選手

ボイキン選手

 衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)が昨季の課題として挙げるのは「リバウンド」。ボイキン選手は、bjリーグ時代の東地区の強豪、秋田ノーザンハピネッツ(今季B1)に2013-15シーズンの2年間在籍、13-14シーズンには、リバウンド王(1試合平均13.5本)を獲得している。衛藤HCは「リバウンドに積極的に絡み、泥臭くプレーできる選手」とその力を評価する。

 外国籍選手3人を含め12人の選手がそろったバンビシャスだが、衛藤HCが「スモールラインアップ」と評するように、他チームに比べると決して身長が高いとはいえない。それだけに、リバウンドを確実に獲得してファストブレーク(速攻)でリズムをつくりたい。

 12人中7人が新加入となり、7月から始まった練習では、強豪チームでプレー経験を持つ小松秀平選手(キャプテン)と平尾充庸選手が積極的に声を出し、昨季とは違った「変化」がみられた2カ月だった。

 平尾選手と加藤竜太選手というタイプの異なる2枚のポイントガードが攻撃のバリエーションを増やし、3ポイントシューターの小松選手、リバウンドが獲得できる外国籍選手らチーム全員がそれぞれきちんとした〝仕事〟をこなせば、「B2優勝」という目標に確実に進めるだろう。いよいよ24日に、レギュラーシーズン開幕戦を迎える。

 ◇なら国際映画祭開会式に外国籍選手参加

 17日に開幕する「なら国際映画祭2016」で、奈良市の奈良公園・春日野園地で午後5時から行われるレッドカーペット、開会式のセレモニーに外国籍選手が参加する。詳しくは公式サイト(https://bambitious.jp/)で。

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自らも育った児童養護施設の現実を描く なら国際映画祭で上映 王寺の向井さん制作

 17日に開幕する「なら国際映画祭」で、児童養護施設出身の若者を描いた映画「チョコレートケーキと法隆寺」が上映される。制作したのは、自身も施設で育った向井啓太さん(24)=王寺町。退所後、自立して生きる仲間の姿を撮ることは、隠してきた自身の過去と向き合う作業でもあったという。向井さんは「映画を見て、何かを感じ取ってもらえたらうれしい」と話す。

 夕日に染まる法隆寺を背景に、鐘の音が鳴る場面から、映画は始まる。「古代から続く金属の響きは、全体を柔らかく包み込み、広がっては消えていく」

映画「チョコレートケーキと法隆寺」を制作した向井啓太さん

映画「チョコレートケーキと法隆寺」を制作した向井啓太さん

 作中でナレーションも務める向井さんは、寺に近い児童養護施設で5歳から12歳まで過ごした。母親が悪性リンパ腫で他界し、1歳下の弟と、生まれて間もない妹を育て切れなくなった父親が、3人を施設に預けた。

 仲間と過ごす施設はにぎやかな一方、当時は門限や外出制限が厳しく、力が強い上級生は「怖い存在だった」という。母親同然に慕う保育士がみな2~3年で辞めていき、別れの2次体験で泣く子供も多かった。

 向井さんは小学校卒業後、弟妹とともに父親に引き取られ、家族4人での生活が始まった。父親への反発から「家を出たかった」という向井さんは県立高校を卒業後、奨学金を受けて慶應義塾大に進学。同じ境遇の子供たちにかかわりたいとの思いから、児童養護施設への学習ボランティアに参加したことが、映画を撮るきっかけになった。

 撮影は、20歳を迎えた成人式から始まった。会場で10年ぶりに再会した施設の仲間に了承を得て、カメラを向けた。回を重ねるうちに距離は縮まり、入所当時は知らなかった貧困や、虐待を受けた過去を話してくれたという。

 映画は3人の仲間の「退所後」を描くとともに、父親とのぎこちない会話や、母親の出自を尋ねて故郷・長崎県五島列島へ赴く向井さん本人の姿も映す。自身の生い立ちに抱く劣等感や、施設の現状が世間に知られていない悔しさ、父親への怒り。胸に渦巻いていた感情は、撮影を通じた仲間との交流の中で徐々に整理され、「自分自身を客観的に見つめられるようになった」と向井さんは振り返る。

 「甘くて苦い過去」と、「生まれ育った故郷への愛着」を題名に表したという同作は、編集期間を入れて約3年で完成。今年2月に東京で開かれた「第7回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」で第2位(奨励賞)に選ばれるなど、高い評価を得た。「今は作品を完成させた充足感がある」と笑顔を見せる向井さんは、「これから5年、10年かけてでも、この作品をブラッシュアップしていきたい」という。そうすることが自分自身を内省し、将来への新たな歩みにつながると信じているからだ。

 映画「チョコレートケーキと法隆寺」は19日午後3時半と21日午前11時の2回上映。場所は奈良市のならまちセンター多目的ホール。前売り千円、当日1300円。問い合わせは、同映画祭実行委員会(☎0742・95・5780)。なら国際映画祭の公式サイトはhttp://nara-iff.jp/2016/

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【生け花】秋の足音(尚山御流) 秋を心待ちに…

 吉岡公園(尚山御流)%ef%bc%99%e6%9c%88%ef%bc%91%ef%bc%97%e6%97%a5%e6%8e%b2%e8%bc%89%e3%80%80%e5%b0%9a%e5%b1%b1%e5%be%a1%e6%b5%81

 【花材】風船唐綿、りんどう、小菊、ドラセナ

 【花器】信楽焼

 【作意】朝夕は秋の風を感じるようになった今日この頃。夕暮れに鳴く虫の声が秋の風情を感じさせてくれています。そんな秋の足音を聞くようなイメージで生けてみました。

 まだ熟していない青い実の前に秋の花々が咲き始めている。秋を心待ちにしているかのように感じていただけたら…と思います。

 秋色が始まる季節、自然の中をゆっくりと散策すれば、秋色の花々にも出合えることでしょう。

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公立校教員採用試験386人合格 県教委発表 倍率6・2倍、最高48歳

 県教委は16日、平成29年度の公立学校教員採用試験(第2次)の結果を発表した。小中学校・高校などの合格者総数は386人(前年度399人)で、全体の倍率は6・2倍(同6・4倍)だった。

 合格者の男女別割合は男性44・8%、女性55・2%。平均年齢は26・1歳で、最高齢は48歳だった。

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病院の壁を泳ぐ魚たち 奈良市の奈良医療センターで「ゆめ水族園」

 特殊なプロジェクターを使って天井や壁に魚や動物が泳ぐ姿を投影する「ゆめ水族園」が奈良市の奈良医療センターで開催され、入院患者らが熱帯魚やペンギンがゆったりと泳ぐ幻想的な空間を楽しんだ。

壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

 「ゆめ水族園」は、セイコーエプソン(長野県諏訪市)が開発した。全国の水族館や動物園などで撮影した映像を使い、社会貢献活動の一環として、昨年から全国の特別支援学校や病院を無償で巡回している。

 奈良医療センターの療育訓練室で9日開かれた「ゆめ水族園」では、穏やかな音楽が流れる中、天井や壁、薄く柔らかい布スクリーンなどにサンゴ礁や熱帯魚のほかペンギン、アザラシ、カバなどが水中を泳ぐ姿を投影。大勢の患者らがうっとりと見入っていた。

壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

 「ゆめ水族園」のアートディレクター、山本明彦さんは「入院中で外出の機会が少ない人に、これまでに体験したことのないような刺激を与えられる場を、これからも作っていきたい」。来場した大和郡山市の主婦(71)は「映像が自然のままを映していて、音楽も合っている。本当にきれいで癒やされます」と話していた。

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壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

壁や天井に魚や動物が投影された「ゆめ水族園」

「プリマドンナになりたい」 国際バレエコンクール3位、奈良市の中学2年・高橋さん

 今年3月末にイタリア南部のバーリで行われた「バーリ国際バレエコンクール」のジュニアクラシック部門で3位に入賞した奈良市の中学2年生、高橋美利阿さん(14)が15日、県庁を訪問。「初めての国際コンクールでまさか3位になるとは思わず、うれしいというよりもびっくりした」と話した。

バーリ国際バレエコンクールで3位に入賞した高橋美利阿さん(左)と荒井知事

バーリ国際バレエコンクールで3位に入賞した高橋美利阿さん(左)と荒井知事

 奈良市内でバレエ教室を運営する母、晃子さん(39)の下、2歳から本格的にバレエを始めたという高橋さん。中学入学からコンクール挑戦を始め、11月から2カ月間、ロシアのサンクトペテルブルクにある、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーで学ぶ予定という。

 目標は「マリインスキー・バレエかボリショイ・バレエのプリマドンナになること」とし、荒井正吾知事は「奈良で培った感受性がバレエにつながるといいですね。活躍を楽しみにしています」と激励した。

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特別賞55点など優秀作品決まる 吉野神宮書作展 22日に表彰式

 第38回吉野神宮書作展(吉野神宮文化協会主催)の優秀作品が決まった。学校や書道塾計237団体から小・中学生、高校生の作品計3840点が寄せられ、特別賞55点と特選500点、準特選2198点、佳作・入選1087点がそれぞれ選ばれた。

 表彰式は22日午後1時半から、吉野町の吉野神宮で行われ、特別賞と特選に選ばれた作品は、この日から30日まで同神宮廻廊で展示される。

 特別賞受賞者は次の通り。(敬称略、協会発表名簿)

 【神社本庁統理賞】中尾凛々子(畝傍東小3年)、尾上琴子(桜井南小5年)、平木幸々乃(桜井西中2年)、酒井華(高田高1年)

 【文部科学大臣賞】植木陽菜(金橋小6年)、折口華鈴(郡山西中3年)、藤井杏奈(榛生昇陽高3年)

 【知事賞】前川卓哉(斑鳩西小3年)、水野亜柚(大宇陀小5年)、高島夏実(斑鳩南中2年)、米田愛(平城高2年)

 【県議会議長賞】坂口日奈子(帝塚山小1年)、森田裕生(田原本東小4年)、高田愛果(斑鳩南中1年)、樫原志帆(奈良育英高1年)

 【県教委賞】佐野美空(斑鳩小3年)、山脇莉子(浮孔小6年)、川口乃愛(片塩中3年)、長岡花恋(二階堂高3年)

 【吉野町長賞】吉阪正悟(片塩小2年)、橋本彩桜(大福小5年)、山野和佳(帝塚山中2年)、山出瑞歩(奈良育英高2年)

 【吉野町議会議長賞】岩井田桃菜(伏見小1年)、勝村莉子(下田小4年)、石田愛華(八木中1年)、岸本佳野(香芝高1年)

 【吉野町教委賞】小野礼愛(斑鳩小2年)、山口潤李娃(上牧小6年)、馬出愛三(八木中3年)、嶌田実咲(香芝高3年)

 【近畿日本鉄道賞】前岡大誠(吉野北小1年)、平石愛果(斑鳩西小6年)、川畑陽衣菜(桜井西中1年)、辻幸奈(一条高1年)

 【吉野山観光協会賞】奥田明日香(纒向小5年)、松山愛純(田原本南小6年)、中尾将(桜井東中1年)、甲元芽衣(畝傍高1年)

 【県書道教育研究会賞】綛谷耕平(下田小3年)、松尾美咲(斑鳩小5年)、松下藍梨(高田中2年)、黒田澪(香芝高2年)

 【吉野町文化協会賞】木村心咲(桜井西小2年)、中山実果子(斑鳩西小4年)、宮井沙絵(智弁学園奈良カレッジ中1年)、植家留奈(榛生昇陽高3年)

 【吉野神宮文化協会賞】小野真愛(斑鳩小4年)、藤本雄太(広陵西小6年)、森川愛観(桜井西中2年)、阪口裕香(奈良文化高2年)

 【産経新聞社賞】岩田七星(片塩小3年)、福原雅也(帝塚山小4年)、増井愛美(新庄中3年)、宗圓文花(添上高2年)

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消火栓の水不正利用の市議 葛城市が刑事告訴

 葛城市議会の男性市議(69)が防火用の消火栓の水を不正利用した問題で市は15日、窃盗と消防法違反罪でこの市議に対する告訴状を高田署に提出した。

 告訴状によると市議は昨年8月22日午後3時すぎから同4時半ごろ、同市新村の市道に設置された市の消火栓から、水道水約300リットル(時価200円相当)を窃取したなどとしている。

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ブドウの王様味わう 明日香村のあすかぶどう園で巨峰狩り

 開園40周年を迎えた明日香村平田の「あすかぶどう園」で、〝ブドウの王様〟巨峰のブドウ狩りが始まった。

たわわに実ったブドウ

たわわに実ったブドウ

 園は丘陵地に広がり、広さ約4千平方メートル。園主の石田宗久さん(63)は20歳のときからブドウづくりを始め、40年前に園をオープン、有機肥料を使った自然農法で栽培している。

 6月に袋をかけて鳥や虫による被害からブドウを守り、大切に育ててきた。甘く大きな黒紫色に育ったブドウが、枝からいくつも垂れ下がっている。

 石田さんは「今年は7、8月に天候に恵まれ、糖度が高く、おいしくできた。自然に触れ、収穫体験を楽しみながら味わってほしい」と話している。

 ブドウ狩りは10月上旬まで。園では販売も行っており、ジュースやワインも買うことができる。問い合わせはあすかぶどう園(☎0744・54・2808)。

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高齢者福祉に貢献 県庁で「長寿と健康の祭典」表彰式

 高齢者福祉の向上に寄与した個人や団体を表彰する「長寿と健康の祭典」表彰式が15日、県庁で行われ、個人24人と2団体、45クラブが表彰状などを受け取った。

「老人福祉功労者」表彰を知事から受け取る受賞者(右)

「老人福祉功労者」表彰を知事から受け取る受賞者(右)

 高齢者福祉の推進を目指し、県などが毎年実施。知事表彰などを贈った荒井正吾知事は、「健康と長寿は県の目標。地域に貢献していただき感謝している。今後も地域での活動に尽力していただきたい」と述べた。

 老人クラブで長年、地域の清掃活動などに取り組んだとして、「老人福祉功労者」の表彰を受けた三宅町の東川善逸さん(85)は「身に余る光栄。今後も命の続くかぎり、活動を頑張っていきたい」と話していた。

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今中・上牧町長が3選目指し立候補表明 来年3月任期満了の町長選

 上牧町の今中富夫町長(65)は15日、任期満了(来年3月22日)に伴う同町長選挙に、3選を目指し無所属で立候補する意向を表明した。同町長選への出馬表明は初めて。

今中富夫上牧町長

今中富夫上牧町長

 今中町長はこの日の町議会の一般質問の答弁で、「気力体力も充実している。住民、議会、行政がともに力を合わせる和の町づくりを目指し、町長の職を継続してやりたい」と述べた。

 今中町長は同町職員を経て平成21年3月の町長選で初当選し、現在2期目。

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